前回 P「廃村で眠る」


1: ◆5foxAIkVmM 2014/02/28(金) 23:04:13.06 ID:lFCT9U9P0
P「今は……もう4時を越えたか。夜が明けるまで2時間ほど。このままここで朝を待ってもいいが――」

響「でも……。ここが安全って決まったわけじゃないんだろ?」

P「だな。一箇所でじっとしてるより、できるだけ動き回ったほうがいいかもしれん」

響「……戻るのか?」

P「さぁ。相手は刃物を持ってるんだし、正直迷ってはいる」

響「うー……。でもこのまま知らん振りして帰っても、目覚めが悪いぞー」

P「だなぁ。せめて、自分の考えがどこまで合ってて、どこまで違うのかは知りたい」

響「ん。自分も、そうかも。オバケなら成仏させてあげたいし……」

P「ん? あんな怖い目に合わされたのにか?」

響「うん。プロデューサーと逸れて、一人で廃校を歩いてたとき、思ったんだ」

響「あの学校は暗くて、冷たくて、寂しい。ずっとあの場所を彷徨っているなんて、可哀相だぞ……」

P「ふぅん……。いい子だな、響は」 ナデナデ

響「ちゃ、茶化さないで欲しいぞ!」

行動安価>>15

 

THE IDOLM@STER PLATINUM MASTER ENCORE 紅白応援V
歌:天海春香、星井美希、如月千早、高槻やよい、萩原雪歩、菊地真、双海亜美/真美、水瀬伊織、三浦あずさ、四条貴音、我那覇響、秋月律子
日本コロムビア (2017-03-29)
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15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:07:18.33 ID:/6ygn63j0
>>8

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:06:25.28 ID:hcY0PjJY0
持っている小さな鍵で
引き出しが開くか確認しておこう

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:15:48.64 ID:lFCT9U9P0
響「……そうだ。ここから出るにしろ出ないにしろ、ちょっと試したいことがあったぞ」

P「? 何かあったか?」

響「さっきプロデューサー、引き出しが開かないって言ってたでしょ? ほら、これ……」 チャリ...

P「あぁ。中庭の慰霊碑の下に挟んであった箱の中の……」

響「ちょっとこの鍵を試してみてほしいさ」

P「んー。どうなるのかな――っと、お? 鍵が嵌った……。もしかしてビンゴか?」 ガチャ ガラッ

響「おぉ。やっぱり当たってたか。よかったぞー! で、中身は――」 ドレドレ

P「紙の束と……また別の鍵か? 今度の鍵はやたらずっしりしてるなぁ」

響「鍵を鍵のかかった引き出しに入れるなんて……。そんなに重要な鍵なのかなぁ。それで、紙は何か?」

P「ん。今見てるとこだ……。えーっと、なになに?」

『この度の騒動について、私が全ての黒幕であると――』

『――しかし、やはり私には耐えられなかった。隙を見て助け出した――』

『もはや何も語ることはありません。私もあの子たちの元へ向かうことにします』

響「これは――」

P「……遺書か?」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:21:05.68 ID:lFCT9U9P0
響「い、遺書!? もしかして寮母さんって自殺しちゃったのか?」

P「さぁ、分からん。でも……ここにある分は、遺書とはちょっと違うかもしれん」

響「? どういうことだ?」

P「書き損じだよ、遺書の。同じような文を書いた紙がいくつも重なってる。遺書の下書きってとこか?」

響「遺書の下書き……?」

P「ん。それにこれが寮母さんの遺書と決まったわけじゃない。名前までは書かれてないしな」

響「でも……。なんでこんなものを机の引き出しの中に?」

P「さてなぁ。もしかしたら随分と前々から遺書を書く準備してたのかもしれないな」

響「前々から……」

P「ま、正直よく分からないって話だ。本物の遺書ではなさそうなんだし。成果があったといえば、むしろこっちだな」 チャリ...

響「鍵……。これは一体なんの鍵なんだろうなー」

行動安価>>41

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:21:43.46 ID:Np6tdKaH0
注意して保健室GO

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:31:11.95 ID:lFCT9U9P0
響「じゃあ、そろそろ学校に行ってみるぞ」

P「ん? 学校に戻るのか? いいのか、本当に」

響「うぅ……。そこまで言われると、ちょっと怖いけれど――」

響「でも、やっぱり過去の事件のことは気になるし、プロデューサーも調べたいこともあるみたいだし、それに――」

P「それに?」

響「……あ、危なくなっても、プロデューサーが助けてくれる、んだよね?」 チラッ

P「……はははは。そうだな。おうともさ! 刃物程度でこの俺が止められると思うなよ!」 シュッシュッ

響「えへへ。すごい自信だなー。何か格闘技とかやってたのか?」

P「おう。荒っぽいファンに備えてやってて良かったぜ。で、学校のどこに行くんだ?」

響「保健室。プロデューサー、調べてみたいんでしょ?」

P「そうだな。そこへ行ってもらえるのなら助かるよ」

響「うん。それじゃあれっつごーだぞ!」 スタスタ

P「おう! 響は絶対に俺が守るから、安心して探索しろよ!」 スタスタ

響「えへへ、頼もしいぞー。ところで格闘技は何をやってたんだ?」

P「ん? 通信空手だよ」 シュッシュッ

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:32:28.75 ID:UAtYI7ON0
このPは雑魚だwwwwwww

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:32:39.07 ID:+LASsZpT0
上田次郎かよ

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:32:41.69 ID:gE3ZXxYy0
通信空手ってどうなんだ・・・回し受けとか習うのか?wwww

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:44:31.72 ID:lFCT9U9P0
-保健室前 廊下-

P「ふぅ、やっとついた……。おーい響、なんでそんなに引っ付いてるんだ。俺を信頼してくれたんじゃなかったのかよー」

響「プロデューサーを信じた自分が馬鹿だったさー! まさか通信空手だなんて……」 ブルブル

P「通信空手舐めんなよー。極めれば波動拳とか撃てる様になるってパンフ書いてあったし……。お、開いたぞ」 ガチャ

響「頼もしいのか頼もしくないのか、分かんなくなってきたぞー……」 ソロソロ

P「中は……うん。思ったより普通だな。カーテンはもうボロボロみたいだけど」

響「特に何かあるわけでも……。お? これは?」

P「絵の具……か? それに粘土、糊……」

響「なんでこんなものが保健室に? もしかしてここ、本当は図工室なんじゃ……」

P「それはないだろ。ほら、そこの棚見てみろ。薬品棚だ。ここは保健室で合ってるだろうよ」

響「むぅ……。治療第一の保健室でこんなものが見つかるなんて、ちょっと不思議だぞー」

P「ま、そうかもしれないが……。廃校になった後、誰かがここに捨てていったって可能性もあるし――おっ!」

響「? 何か見つけたのか?」

P「いや……。古くなってはいるけど、薬品の領収書か? それっぽい紙を見つけた。もうほとんど読めないけどな」

響「ふぅん……?」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:46:46.34 ID:pAUoy5an0
このP、弱い(確信)

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:48:06.82 ID:eJ7qsJ7C0
けどこんなPの方が割と頼もしい

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:55:48.11 ID:lFCT9U9P0
P「他は――特に無いな。水道はあるようだけど、思ってたのとは違う――って、ん?」 ピクッ

響「どうしたのか? 何かあったの――」

P「しっ! ……響、懐中電灯の明かりを落として、静かにしてるんだ」 スッ

響「?」

P「……音が聞こえる。光が漏れていなければいいが……」

響「お、音? そ、それって」

                    カラカラカラ.....  ギュッ... ギュッ...

響「!!!」

P(近いな……。カラカラいう音は、金属製の何かを引き摺ってるのか?)

           ブツブツ....        カラン   カラカラ...    ギュッ... ギュッ...

響「……」 ブルブル

P「……」 ...ゴクッ

             ギュッ...    ギュッ...   ザリュッ!    カラン

P(止まった……?)

響「……」 ガタガタガタガタ

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:56:25.46 ID:VAq9UK1S0
ガタガガタガタガタ

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28(金) 23:56:59.09 ID:Ecane6B10
あわわ

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:02:41.11 ID:v+hB/WWY0
響「……ッ」 ダギッ

P「!!」

響「~っ」 ギュウゥゥゥッ

P「……」 ナデナデ

             ザリュッ   ギュッ... ギュッ...  カラカラ....

P(い、行ったか……。体育館の方向か? とりあえず助かったか……) ホーッ

響「~~ッ」 ブルブル  ギュウ

P「……大丈夫だ響。もう、あいつは行ったよ」 ボソボソ

響「ほ、ほんとうか?」 ブルブル

P「あぁ。……でも、よく気付かれなかったな。運が良かったのか、それとも――」

響「それで……ど、どうするの?」

P「そうだな……」


行動安価>>111

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:03:14.92 ID:CyIM+TLyI
撃退を試みる
不意打ちで

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:13:48.78 ID:v+hB/WWY0
P「今なら……。もしかして、やれるか?」 ザリッ

響「ぷ、プロデューサー? な、何を馬鹿なこと言ってるんだ?」 グイッ

P「あいつが来た方向は、多分この校舎の西方向……。ここに来るまで鉢合わせなかったことを考えれば上の階か」

P「そうだとしたら、ライトの明かりは少なからず扉の窓から漏れていたはずなんだ」

P「それでも見えなかったってことは……。或いは、奴は目が悪いのか、見えないのかもしれない」

P「正直、目が悪いのならこんな学校、明かりもなしに徘徊しないとは思ったが――」

P「或いは不意打ちならチャンスがあるのかもしれない……。今ならやれるかも」

響「だ、だめだぞ! もしオバケなら、不意打ちなんて通じないし、それにあの金属音、多分武器だぞ!」

P「わかってる。でもこの学校を安全に探索するにはアイツをどうにかするしかない……」

響「だからって……! だめ、だめだぞ! プロデューサー!」 ダキッ

P「大丈夫だって。言ったろ? これでも格闘技習ってるって。面向かってなら分からんが、不意打ちならなんとかなる」

響「な、なんで言うこと聞いてくれないんだ? 怖いぞ、戦っちゃだめだぞ!」 ギュウウッ

P「……」

189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:14:24.85 ID:M7Js5DeTI
頑張れ響!Pを引き止めるんだ!

193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:14:57.82 ID:lSCPH/4f0
更衣室を思い出すな...

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:16:22.25 ID:TzYqnGRj0
勝てる可能性がまだある?

233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:28:16.02 ID:v+hB/WWY0
P「……響。もし俺が1分経っても戻らなければ、或いは悲鳴が聞こえたら。急いで一人で村の方まで逃げ――」

響「……っ!!」 ポカッ!

P「痛っ! な、何をするんだ。ひび――き?」

響「た、例え今のがッ……じょ、冗談で、でも……っ! じっ……グスッ……自分、は。ゆ、許さないぞ!」 ポロポロ

P「響……」

響「絶対……っ! 一人にし、しないって約束し、したぞっ! ぜっだい、護ってくれるって約束したぞ!」 ポロポロ

響「死ぬ気だとかっ! 一か八かだ、とか! そ、そんなの……ッ……ック……うぅ……」 グスッ ヒック

P「……そうだったな。ついさっき約束したばかりだったのに、もう破ってしまうところだったよ」

響「グスッ……ッ……」 ポロポロ

P「ごめんな、響。あんなどこぞの馬の骨のケツを追っかけるより、お前の傍にいるべきだよな」 ナデナデ

響「ぷ……プロデュ-サー……」 ダキッ

P「ん?」

響「もう、絶対に……グスッ……死ぬとか、言わないで……欲しいぞ」 グスグス

P「分かった。ちょっと俺もええかっこしいだったかな」

行動安価>>240

240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:29:13.17 ID:1iY7aP/w0
時計を調べる

274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:38:51.40 ID:v+hB/WWY0
-数分後-

P「……落ち着いたか?」

響「うん。殴っちゃってごめんさ……」

P「別にいいよ。お陰で目が覚めた」

響「なんだかあの時、すごく悲しい気分になって、プロデューサーがもう戻らなくなっちゃうんじゃないかって……」

響「いつかの怖い夢で見たような、そんな気になっちゃって。そしたら頭が真っ白になって……」 クスン

P「そうか……。ま、俺も格好つけすぎた感はあったよ。これからは慎重に行動しよう」

響「うん……。それで、次行く目星はどこかあるのか?」

P「とりあえず北校舎屋上まで行ってみよう。あそこなら今のヤツに会わずにすむし」

響「うん……。わかったぞ」

P「じゃ、慎重にいこうか……。それと、今回からできるだけライトは使わないように移動しよう」

響「わかった。もう暗闇にはすでに目が慣れてるし、月明かりもあるから大丈夫だぞ」

P「ん。それは良かった。じゃあ行こう」 スタスタ

響「ん」 テクテク

P(しかし……ここじゃなかったな。やっぱ俺の考えは外れてるのか……?)

276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:39:30.36 ID:irCSvUkV0
保健室ヒントじゃないのかよwwwwwwww

281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:42:05.27 ID:mDA8xdYZ0
更衣室はどのタイミングで行けるようになるのか
やっぱりしっかり安全確保しないと今行ってもダメなのかな

284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:44:31.57 ID:v+hB/WWY0
-北校舎屋上前-

P「ふぅ……ふぅ……。ここが時計の裏の操作室か……」

響「……とくに気になることはないな。他の校舎の屋上前の踊場より少し広い程度かな」

P「正面には屋上への扉、後ろは階段。右手には立ち入り禁止の文字が書かれた部屋……。多分時計関連の部屋か」

響「それと物置っぽいスペースもここにあるぞ。あとは……特に何も無いね」

P「だな。今は時計も動いてないし、何があるでもないか」

行動安価>>290

290: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:45:21.83 ID:CYhI7Duc0
手に入れた鍵は使えないか

312: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:50:28.23 ID:v+hB/WWY0
響「そうだ。あの扉って、開けられないかな?」

P「ん? それは分からないけど……気になることでも?」

響「いや、何も無いぞ。でも、どうせここまで来たんだし、調べてみたいから……」

P「ん。それもそうだな。じゃあちょっと調べてみるか……って、鍵かかってる」 ガチャ

響「やっぱ鍵かかってたかー。はい、鍵」

P「おう、サンキュ…………」 ガチャガチャ カチャリ

響「お。開いたのか?」

P「みたいだな。どれ……」 ギィィィッ

響「……真っ暗だな。それにへんな機械だらけだぞ」

P「んー。昔の時計だからな。やっぱ歯車で動いてたのか……」 キョロキョロ

響「なにもないね」

P「みたいだな。そもそもあまり人が立ち寄らない部屋だったのかもしれない」

響「じゃあ次は……」

行動安価>>317

317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:51:09.53 ID:GujOAUQ70
明かりをつけて詳しく調べる

341: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:57:04.29 ID:v+hB/WWY0
P「やっぱ暗いから、明かりをつけなきゃ探索もなにもないな」 カチッ

響「うーん。見事なまでにがらんどうだぞー」

P「廃校になるまで、休まず動いてきただろうからな。労いも込めて誰かが掃除をしたのかもしれないな」

響「この学校、すごく黒そうな歴史があると思ってたのに、以外に暖かい一面もあるのかな?」

P「そもそも黒いと決まったわけじゃないけどな。まぁ死人は出てるから白くもないんだろうけど」

響「それもそうだなー。思えば寮母さんとの写真だって、みんな笑顔だったんだし」

P「少なくとも楽しい学校生活を送れてた面はあるってことかな……ふぅ。何も無いな。そっちは?」

響「こっちもなにもないぞー」

P「無駄足だったかな……」

行動安価>>350

350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 00:57:42.70 ID:ZuXPJR9T0
職員舎二階を調べる

379: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:05:38.98 ID:v+hB/WWY0
P「とりあえず教員舎の2階に行ってみるか。あそこまだ調べてなかったろ?」

響「そういえば、1度偽者の放送室に行った時以来かも……。屋上に行くときに通りはしたけど」

P「何かあるかもしれない。ちょっと調べてみるか」

響「わかったぞ。とりあえず2階廊下まで行ってみるぞ。でもその後は?」

P「んー……、とりあえず行ってから考えよう。あそこは部屋も多いし、まずは様子を見てみないとな」

響「了解だぞ」

383: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:10:00.89 ID:DyGDH1Je0
あぁ…やばい、気づいてしまった…寝れねぇ

389: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:12:26.62 ID:v+hB/WWY0
-教員舎 2F 廊下-

P「とりあえずここまで来たな……。おーおー、いろいろあるな」

響「……」 キョロキョロ

P「響、どうした?」

響「いや、確かここで人体模型に会ったんだけど……やっぱなくなってるぞ」

P「まぁ……。必要あって移動させてたのなら、持って行くのが普通だろうなぁ」

響「でも……ならどこに持っていったんだろう? それにあの時は物音がして飛び出たときには人体模型があったし――」

響「とてもじゃないけど放送室まで行って、放送をかけている暇なんてなかったはずだぞー」

P「動かしたやつが複数いるならわからんでもないが……。うぅんでも協力し合ってるとも思えないしなぁ」

響「や、やっぱ人体模型が動いていて……!」

P「そりゃないだろ。その時は――あれだ。その時聞いた音は本物だったかってことだ」

響「あの時の音は本物だったかもしれない……」

P「それで、これからどうするんだ?」

行動安価>>396

396: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:13:01.08 ID:DPfFth+L0
家庭科室

414: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:21:16.32 ID:v+hB/WWY0
響「んー……。とりあえず、家庭科室を見てみるぞ」

P「家庭科室、か。何か武器でも……そう、包丁とかあればいいけど」

響「流石に刃物とかは置いていくはずないと思うぞー……」

P「それもそうか……っと、ここか。家庭科室。鍵は――あぁ、やっぱかかってるな」 ガチャガチャ

響「そだな。とりあえず職員室の鍵を使って――お。1発で当たったぞ」 ガチャ ガラガラガラ

P「中は……。ん、少しごちゃごちゃしてるな。壁にミシンっぽいのが置いてある」

響「他は小さな机がいくつかと……。わぁ、水道がついてるぞ」

P「だが、料理用の水道だろうな。ここも違う」

響「違うって……どうかしたのか?」

P「あぁ、いや。こっちの話。思ってるようなのが見つからないからさ。まぁこの学校にはないのかもしれないけど」

響「? よくわかんないぞー」

P「分からなくていいんだよ。それに見つからないのなら、そっちの方がいい」 ポンポン

響「?」

行動安価>>420

420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:21:53.80 ID:tN89nB/f0
りかしつへ

435: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:27:57.99 ID:v+hB/WWY0
P「じゃあ……次は理科室に行くか」

響「り、理科室か? うぅ。そこは怖いぞー……。人体模型が襲ってきたら……」 ブルブル

P「あぁ、そういえばお前はまだ幽霊の仕業だと思ってたんだっけか」 カツコツ

響「だって……。もしあれが人体模型が動いてなかったのなら、あそこに模型を放置して、3階に言ったって事になるぞ」

P「んー……。そこらへんはちょっと詳しく話を聞いてみないと分からないけど……。ま、そこはおいおい」 スタスタ

響「や、やっぱ理科室に行くのかー?」 ガタガタ

P「おう。やっぱ一番調べなきゃいけない場所……だと思うしな。ついた、ここか」

響「中の様子は――うーん、見えないぞ……」

P「扉も鍵がかかってるな。えーっと鍵鍵……」 ガチャガチャ

響「うぅ……。何も出ませんように」

441: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:35:34.99 ID:v+hB/WWY0
- 理科室 -

P「どっこいしょっと……。おわー、暗いなー」 ガラガラ

響「でも中は思ったより荒れてないね。……ビーカーやフラスコがある。割れたのもいくつか」

P「うげっ。このフラスコ、水入ったままじゃん。すげー……中の水がすごい色になってる」

響「水道もあるけど……そういえばここまだ水がてるのかな」 キュッキュッ

                      ジャバーッ!!

響「うぎゃーっ! すごい勢いで水が出てきたぞ……って、うわぁっ! 血、血がっ!」

P「あ? 血? ……あぁ。違う違う。これ赤錆か、或いは鉄分を含んでるから赤く見えるだけだよ。普通の水だ」

響「え? そ、そうなのか。……ほっ」

P「しかしまだ水道が生きてるのか……。地下水でもくみ上げているのか? でもポンプは……あぁ、電気はあるのか」

響「うぅん。でもそれ以外は特に……何か特別なものはないっぽいぞ」 キョロキョロ

P「ま、生徒の使う教室にあるわけないか……。お、あれは理科準備室への扉か」

響「んー。思った以上に成果が見つかってないぞー……」

行動安価>>445

445: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:36:13.80 ID:GujOAUQ70
準備室を調べる

456: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:42:06.17 ID:v+hB/WWY0
P「……っと、これでもだめか」 ガチャガチャ

響「扉、開かないのかー?」

P「うーん。それ以前に随分と厳重に締められてるな。廊下のドアノブなんか針金でぐるぐる巻きにされてたぞ」

響「そんな厳重に、なのかー……。でも古くなってるし、体当たりでもして壊せば――」

P「うーん。中に何かあったら危ないし避けたいところではあるけれど――おっ! 開いた」 カチャリ

響「おぉ。開いたのか……。じゃあプロデューサー、先に頼むぞ」

P「まったく、やっぱ人体模型が怖いのか」

響「い、いいじゃんか! そんなことより早く!」 グイグイ

P「わかったわかった。どれ、中はどうなってんのかなっと」 ガチャッ

458: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:42:29.86 ID:q2MmN4dt0
こわい

462: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:45:22.42 ID:mDA8xdYZ0
ホルマリン漬けの何かだったりして……

477: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:53:30.54 ID:v+hB/WWY0
- 理科準備室 -

P「さて中身は……!!!!」 ガタッ

響「? プロデューサー、いったいどうかしたの――わっ!」 ビクーン

P「な、なんだここ。臓物だらけじゃないか。ホルマリン……いや、これは骨格標本か? でもこの数……」

響「な、なんでこんなに一杯……。ま、まさかここが例の人体模型を作ったって男の!」

P「そう……かもしれんな。なんだこれ、本まで残ってるが――エンバーミング? プラスティネーション?」

響「? なにそれ。ちょっと格好いいかも」

P「どっちも死体処理に関する言葉だよ。前者は死体保存処理、後者は死体保存加工ってところか」

響「な、なんだそれ。それじゃあここって本当に――」

P「あぁ。ここが、例の樋村って男の根城だった場所なんだろうな。……しかしこの数、ちょっと妙だな」

響「妙でもなんでもいいぞー! こ、こんな場所にいたら頭がおかしくなっちゃいそう」 フラフラ

P「おい響、そっち危ないぞ」

響「えっ? ……うわっ!」 ガシャーン

P「言わんこっちゃない……。おい響、大丈夫か?」

479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 01:53:42.87 ID:q2MmN4dt0
ひええ

508: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:04:33.27 ID:oiRzJ4300
樋村
Himura
ハイムラ
廃村
今更樋口にはできないというわけか

524: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:10:12.94 ID:v+hB/WWY0
響「けほっ……! だ、大丈夫だぞ。うぅ……いろいろ崩れちゃったぞ……あれ?」

P「どうかしたのか?」

響「いや。この手帳……。普通の本に混じってたんだけど、なんか個人のものっぽいぞ」 ペラペラ

P「個人の手帳? おぉ、やったじゃないか。何があるんだ? ちょっと見せてくれ」

響「わかったぞ。はい」 ペラッ

『××の××××の×を使った。だ××陰で心臓のス×ックが切×てしまった。また×こ××ら×さねば』

『忌々×い。あれじゃあ××すぎて××に使えない! もう時××少ない××うのに。……仕×ない、母×××を×用』

『骨は×ても貴重×。×か不×か、×ょ×ど中学×の死×がある。腐ら××ば少し××てもバレや×ない』

P「……日記、というより手記だな。そして内容からしても、これは樋村とかいうやつので間違いないだろうな」

響「うぅ……。で、でもこの内容って……」

P「あまり考えるな。犯人はもう捕まっているんだ」

響「う、うん……」

行動安価>>533

533: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:11:18.27 ID:GujOAUQ70
よく調べる

537: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:17:56.38 ID:v+hB/WWY0
P「でも、これはある意味収穫だ。もう少し何かないか調べてみよう」

響「うぅ、気味が悪いけどわかったぞー……」 ゴソゴソ

P「……」 ガサガサ

響「そういえば、さ」 パラパラ

P「ん、なんだ?」 カシャカシャ

響「ここの準備室の扉って、全部閉まってたんだよね?」 カチャ ガサガサ

P「そうだな。どっちも鍵がかかってたし、窓も閉まってるしな」

響「じゃあ……自分が見つけた人体模型って、一体どこから出てきたんだろう」

P「……確かに。見間違いとかじゃあ――ないんだよな」

響「うん。確かにこの目でハッキリ見たし、実際殴り倒しちゃったし……」

P「実は人間で、不審者と間違えたとかは?」

響「それは――ない、と思う。確かに人間そっくりだったけど、顔半分筋肉とかいろいろむき出しだったし……」

P「ふぅん……まぁ、それもそうか。おっ!」

響「? 何か見つけたのか?」

P「樋村の手記と思わしき手帳、第二段だ。やったぜ」

539: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:19:15.55 ID:irCSvUkV0
やったぜ。

547: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:25:22.42 ID:v+hB/WWY0
P「さーて、さっそく中身をチェックして――」

            ジャー ゴボゴボゴボ...

P「!」

響「!!」 ビクッ

P「今の音……上の階から聞こえたよな。水音? まさか放送室?」

響「い、いや。自分もこの音を聞いたことがあるぞ。それに放送室は使っても――」

P「そうだな。俺たちにすでに見つけられた可能性があるなら、こんなチープな脅しは意味が無いか……じゃあ」

響「誰かが……上の階にいる? で、でも3階や屋上には水道っぽいのは無かったし……。図工室?」

P「しっ! ……足音がする。静かにしてろ」

              カツ コツ       タン      カツコツカツコツ...

響「……」

P「……行ったみたいだな。階段を下りて行っただけか。こっちには気付かなかったみたいだな」

響「あの様子だと……別に逃げている風でもなかった。3階のどこかに用事でもあったのか?」

P「さあな。わからない」

行動安価>>555

555: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:26:12.34 ID:Ajkitq0g0
プールへ

571: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:32:13.81 ID:v+hB/WWY0
P「……今は無視しよう。もしかしたら戻ってくる可能性もあるしな」

響「じゃあどこへ? それともここでまだ篭城を――」

P「いや、とりあえずプールに行ってみよう。というか一旦外に出よう。今気付いたが、ここじゃあ袋小路だ」

響「プール……わかったぞ。行ってみる」

P「そこに……確か倉庫もあったな。俺は見てないけど、何か見つかるかもしれん」 テクテク

響「いや、自分倉庫の中を確認したぞ。何も無かった」

P「あ、あれ。そうなのか? ……うぅん。じゃあ違うのかな……」 ブツブツ

響「行くの止めとく?」

P「……いや。さっきも言ったが、外に一度出たいし、とりあえずプールには向かおう」

響「わかった。じゃあ電気を消して、ゆっくりと……」 ソロソロ

P「ま、倉庫に何も無いんじゃ、何が見つかるというわけでもなさそうだけどな……」 スタスタ

574: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:36:36.81 ID:v+hB/WWY0
- 外 プール -

P「変質者は……よし、いないな」 キョロキョロ タタタッ

響「ここだぞ、プール。今はもう変な植物に覆われてて、なんとも言えないんだけども」

P「プール内部に入ることは……。まぁ不可能ではないか。でも荒れ放題でちと危険だな」

響「校舎内と違って、ずっと野ざらしだったんだから仕方ないぞー」

P「ま、それもそうだが――さて、どうしようか」

行動安価>>585

585: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:37:39.59 ID:GujOAUQ70
手帳読む

592: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:40:30.55 ID:v+hB/WWY0
響「……ここで手帳を読むのか?」

P「月明かりもあるし、よくないか?」

響「……せめて安全な場所でやるべきだぞ。なんか体育館の近くにいると、少し心が落ち着かないさ」

P「……それももうだな。ここに来てまでやることじゃないか」

響「ここらへん死角も多いし……。腰を据えて情報整理できる場所があればいいんだけどな」

P「じゃ、とりあえず移動するか、何かするかを決めようか。考察やメモの確認は後回しだ」

行動安価>>600

600: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:41:43.25 ID:T9Uvkr5R0
一回職員室いこうか

606: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:46:24.94 ID:1LgzEop+0
職員室はいいでないか?
鍵を使える場所がないかチェックもしたいし、教員棟からもはなれられるし

608: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:47:35.71 ID:GujOAUQ70
>>606
no title

613: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:51:51.03 ID:v+hB/WWY0
P「ま、ここでブラブラしても仕方ない。とりあえず職員室行ってみるか」

響「まぁ、外の様子が見れただけでもよしとするぞ」

P「外か。そういえばちょっと明るくなってきた感じか。えーっと……お、そろそろ5時になるのか」

響「随分長い時間、ここにいたように感じたぞ……。でももうすぐ朝なのか」

P「あぁ。朝が来ればすぐにでも人が探しに来るだろうしな。もうすぐ終わりだ」

響「うぅーん。あと少しでこことオサラバできるのなら、それはそれで嬉しいぞー」

P「ま、あと何回か探索やら何かをすれば朝が来て帰れるだろうし、ここで変質者とバッタリなんてしないようにしよう」

響「だな。……っと、職員室だぞ。って――ん?」

P「? どうした響」

響「……部屋の様子が違う。多分、あの後誰かがここに入ったんだぞ」

P「……そうか。なおさら気をつけて探索しないとな」

行動安価>>620

620: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:53:07.63 ID:8ko8OCa40
安全を確認し手記チェック

625: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:55:26.46 ID:v+hB/WWY0
P「よし。じゃあさっそく手帳を……」

響「……今、プロデューサー、なおさら警戒しないとなって言ってなかったか?」

P「はは、冗談だよ。流石に誰か入った形跡のある部屋で悠長に手帳は見られないな」

響「せめて部屋を探索して、安全チェックが終わってからだぞ……」

P「それもそうだな」

行動安価>>630

630: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:56:20.34 ID:zDTPt18f0
樋口の机探し

633: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 02:56:40.48 ID:T9Uvkr5R0
樋口ワロタ

646: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 03:01:28.28 ID:v+hB/WWY0
P「とりあえず樋村の机でも探すか」

響「ん。あの写真が入ってた机か? それなら確かここらへんだったような……」

P「あぁここだここ。まぁ、写真があっただけで樋村の机とは限らないんだが――どれどれ?」 ガチャガチャ

響「テスト用紙とかが入ってるな……。お? これって」

P「理科のテスト……。樋村は理科の教員だったのか。まぁ、理科準備室で大体の見当はついてたけど」

響「他には――あれ? これは――」

P「これ? ……これは集合写真だな。恐らく生徒の写真だ。だが……」

響「特定の生徒の顔に赤いマルがついてる……。なにかの印?」

P「わからん。他に何か見つかればいいんだが――」 ガサゴソ

653: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 03:12:50.76 ID:v+hB/WWY0
響「……ん? これ、なんだろう」 ガサッ

P「どうした。何か見つかったのか?」

響「いや、机の下の……ここ。引き出しの裏らへんにひっかかってた。隠してあったというより、落ちてた感じだな」 ガサッ

P「紙か? えーっと、なになに……」

『最近の君の行動は目に余る。ど××て流した身体を掘り起×したり×るのだ』

『いや、掘り起こす×はまだ××。しかしあ×異様××で身体を×置していくのは×めてくれ』

『警察には×薬を嗅が×てあるが、あまりに生×の目に付××ぎると庇えるも×も庇えなくなる』

『最近では学級×カル×とかいう壁新聞が、周りを嗅ぎま×るくらいだ。もう少し穏便に×とを運んで×れることを祈る』

響「……」

P「真っ黒だなこれ。真っ黒すぎる」

響「でも……。これを書いたのって一体誰だろう? というか樋村以外にも人体模型のことを知ってた人がいるのか?」

P「『君』って書いてあるくらいだから目上の人だろうな。学内の人間なら――まぁ容易に想像はつくんだが」 チラッ

響「教頭……」

P「あるいは校長……。ま、今となっては調べようもないんだけどな」

654: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 03:14:19.38 ID:v+hB/WWY0
あ、安価忘れてた
行動安価>>660

660: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 03:15:10.80 ID:GujOAUQ70
Pが響に推理を打ち明ける

臓器売買の事実について話す
今廃校には二人以上いてそのうち一人は比較的友好的である なぜなら放送室で音を鳴らしたりして脅かして返そうとしてるから

もう一人は今だに臓器を収集するような危ない人物である
自分が殴られたのは上記二人と他にいるかもしれない

87年3月に卒業して失踪したのは4代目新聞記者で家畜小屋に監禁されてた噂は彼女のことでは更に更衣室にメモを残したのは彼女では?彼女は事件の真相を知った可能性が高い

現在も2人以上廃校に残ってる理由がよくわからない


697: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 03:29:24.58 ID:v+hB/WWY0
P「とりあえず……樋村の机はこれくらいしか見つからなかったな」

響「うん……。でもこれって学校からの手紙なら――」

P「殺人を学校側が容認してた可能性が高いな。しかし『流す』、『掘り起こす』ときたか……」

響「『流す』って、確か寮母さんの日記にも書かれていたよね。それってやっぱ……『殺す』って、ことなのかな?」

P「かもな。掘り起こす、身体って続いてるし、まぁ息のある生き物を指す言葉ではないだろ」

響「……プロデューサーはさ。どう考えてるの?」

P「ん? どう考えている、とは?」

響「過去の事件の真相。さっき聞いたときはぐらかされたけど、あるんでしょ?」

P「んー……。まぁ、な。ただ肝心の場所が見つかってないから自信をもって言えないんだが……」

響「それって……臓器売買とか、のこと?」

P「……響もそう思ってたか」

707: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 03:42:19.22 ID:v+hB/WWY0
P「そう。それ以前にこの村、鉱山が閉鎖して、ずっと存続してる理由について考えたよな」

響「そうだな。どこからかお金が出てきて、何故かそれを学校の増築やらに費やしてるって」

P「あれって要は投資……。というか、金を生み出す装置を握ってたのが学校側だったんじゃないかって思うんだ」

響「学校側がお金を……」

P「最初は荒唐無稽だとは思った。けど、そう考えるとしっくりする場面がいくつか出てくるんだ」

P「一つは寮母の日記。『足りない分を私で代用』『老いすぎて使えない』。老いすぎてってことは身体のことだよな」

P「それを『代用』、とあれば考えられるのは一つ。臓器の代用だ」

響「……」

P「最初は樋村が一人暴走して、その暴走を止めるために母親が身代わりになろうとしたと思ってたが――」

P「この手紙を見てハッキリした。学校が容認してるんじゃなく、学校の『流した身体』をお零れとして樋村が貰ってるんだ」

P「詰まる話、この事件の引率役は学校側。樋村はそのおこぼれに預かったついでの狂人」

P「そうなると学校が『流す』、つまり殺しているのは、寮母の日記から推察するに子供……ようは生徒」

P「そして学校が生徒を殺すことによって金を生み出せる仕組み。とくればもう臓器の売買しかないだろ」

響「……」

741: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 03:57:06.35 ID:v+hB/WWY0
P「そして2つ目は、九つの悲劇で挙げた被害者の共通項」

P「あれ……。全部身体の一部が欠損したり、もしくは死体自体が見つかっていないんだ」

響「欠損かぁ……。エレベーターは圧縮、ミキサー事故はミンチ、プールは腐乱してどろどろ……」

P「そ。加えてタイムカプセルは状況からして骨だけ。もう一つのタイムカプセルは死体自体が見つかってない」

響「九番目の悲劇も思えばそうだぞ。全部伝聞で『あったらしい』だけで、死者は土に返ったとかいう表現だけ……」

P「理科室のは言うまでもなく、狂った女性教員……多分寮母さんのことなんだろうな。あの人だってそうだった」

P「そしてこれら事件って初期のタイムカプセルと、年代不明の女性教諭の事件を除けば、80年代に集中してるんだな」

P「これは偶然か? 或いはそれ以前にも事件があったとしても、異常すぎる」

P「この手紙によれば、『埋めていた』との台詞があるし、もしかしたらそれ以前にも事件があったのかもしれない」

P「だが、これが事件の一部であろうとも、こうも身体が欠損した遺体しか出てこないのは不自然だ」

響「不自然……。まぁ、偶然にしてはできすぎてるかも」

P「まぁこれが2つ目の理由だ」

749: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:05:36.13 ID:v+hB/WWY0
P「3つ目は……。親の反応だな」

響「親? 保護者のことか」

P「あぁ。いくら警察に袖の下を握らせても、保護者からの声を無視することはできない」

P「今までの資料を見た感じ、相当な人数がこの学校で消えているはずだ。それなのに保護者からの反発がない……」

P「詰まる話、親も承認してこのビジネスに乗った可能性があるってことだ」

響「親も承知で……。そ、そんなのあんまりだぞ。それに普通に卒業した子だっているじゃないか」

P「それはそうだが――もしかしたら買い手がついた子から売られるシステムだったのかもな」

響「か、買い手?」

P「当時、子供の臓器がいくらで捌けたかは知らないが、決して安くはなかったろう」

P「だが小学校は成長期の子供の宝庫だ。様々なタイプの血液から、大から小までのいろんな臓器が手に入る」

P「もし重要な顧客がいれば、その中から必要な臓器を、必要なときに必要なだけ買い付けるシステムだったのかも」

響「うっ……。そんな酷いこと……」

P「あくまで想像だ。流石にそこまでのことはなかったのかもしれないがな」

770: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:16:24.52 ID:v+hB/WWY0
P「そして4つ目。これは別に確定要素じゃないんだが――お前、各学年のクラスを数えたか?」

響「学年のクラス? いや。だって3階のクラスプレートは全部外されてたし――」

P「うん。だから確定要素じゃないんだが――。じゃあ2年と4年のクラス数は?」

響「え? えっと、2年は4組まであって、4年は3組……あれ?」

P「そう。そして20年前、今で言うと40年以上前の学校は6-4まであった。そうだろ?」

響「う、うん」

P「当然年々入学者数が増えていった可能性はある。あるが……もし違うのなら」

P「減ってきてるんだ。人数が上の学年になる度に。もしこれで6年の教室数が2つだけとかなら完璧だったんだが」

響「で、でも今プロデューサーが言ったように、単に上の学年の人数が少ないだけなのかも」

P「そ。だから画定要素じゃない。あくまで俺の想像……。高学年のクラス数はわかんなかったしな」

響「……それで、臓器売買説、を考えたのか。プロデューサーは」

P「そうだな。まぁもちろん、確定してるわけじゃないが――」

P「少なくともこの学校では、学校主導の殺人があった可能性が高いんだ」

P「例え臓器売買でなくても、悪どいことはしてたと思うぜ」

772: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:20:15.06 ID:ZXwSsJxO0
寝ることにするよおやすみ
更衣室の水音とメモは任せた

778: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:28:11.94 ID:v+hB/WWY0
P「まぁ、これが今俺が考えている事件の内容だ」

響「……それじゃあ、それじゃあ今この学校を彷徨ってるのって」

P「ん? あぁ、それはない。樋村は捕まったってあるし、あれだけ事件を起こして懲役25年以下はないだろ」

響「で、でも無期懲役なら10年くらいで出られるし、精神異常を理由に精神病院に行った可能性も……」

P「何のドラマの影響だよ。どんな聖人でも無期懲役食らえば最低35年以上は出られないぞ」

響「で、でも出所の平均は15~20年だとかどこかで見たような」

P「そりゃあ、死体で出てくる奴含めたらそれくらいになるわな」

響「し、死体? 獄中死ってことか?」

P「そ。精神病院も同じだな。むしろ監獄より酷いかも知れんってあったな」

P「精神が正常になっても、誰も信じてくれなくて、無理やり精神病棟の奥に叩き込まれるとか」

P「で、治療の名の元にベッドに縛り付けて、何年もその状態で暮らさせるとか。まぁどこまで本当か分からんが」

響「うげぇ……。でもちょっと最後の方はうそ臭いぞ」

P「俺もそう思う。でも、少なくとも樋村が生きているとして、ここを徘徊している可能性はほぼゼロってことさ」

780: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:29:10.42 ID:RCtF2rLcO
壊れるほどに愛したいんだよ、きっと

785: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:33:02.67 ID:v+hB/WWY0
P「まぁ、そもそも今の起こっていることと、過去の事件が関係してるかはなんて不明なんだけどな」

響「確かにそうだけど……。でもやっぱ自分はどこかで過去の事件とリンクしていると思ってるぞ」

P「まぁ、過去に大きな事件があった場所でこれだもんな。それも仕方ないか」

響「でも何か違和感があるんだよな。なんだろう……」

P「ま、そういうのは無事帰れたら考えればいいさ。さ、次はどうするかな」

行動安価>>790

790: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:34:13.44 ID:7C+607ys0
3Fの更衣室を調べる

798: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:35:32.80 ID:M7Js5DeTI
更衣室きたか

802: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:37:56.88 ID:v+hB/WWY0
響「それじゃあ……更衣室、行ってみるか?」

P「更衣室? 体育館のか? 確かにあの変なヤツが調べてたのは気になるけど――」

響「違うぞ! 3Fにある更衣室だぞ! 水音、気になるんじゃ無かったのか?」

P「水音? ……あぁ、確かにさっき聞こえたな」

響「今まで廊下の気配を探ってたけど誰も通った様子はないし……。多分もう誰もいないと思う」

P「戻ってこないなら好都合だな。じゃあ、今の内に調べてくるか」

響「うん。でも……慎重にだぞ」 ガラッ

P「分かってる。じゃあゆっくり行くか」 テクテクテク...









                                           ガタッ   ギィィッ...

803: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:38:29.65 ID:T+4cjuvS0
あちゃー

804: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:38:31.70 ID:DPfFth+L0
ふええ…

808: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:38:38.61 ID:+Zico8A70
アカン

813: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:39:47.46 ID:+Z3A3s3e0
心配だな・・・

815: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:40:42.52 ID:4oNTXj590
大丈夫Pは通信空手してるから(震え声)

822: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:52:41.16 ID:aaZNm8+O0
そういや3階か…。

823: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:52:57.67 ID:v+hB/WWY0
- 3F 更衣室前 -

P「ここか……。端のほうにあるんだな」

響「うん。前、ここの屋上に行ってみたら、ここから人が出てくる気配があって……。うぅ、怖かったぞ」 ブルブル

P「図工室、女性教員用更衣室、男性教員用更衣室……。随分と部屋数が少ないな」

響「……本当だ。よく考えてみれば1階、2階と比べてかなり少ないぞ」

P「デッドスペース……。明らかに間取りに遊びがある。これはやはり……」 ガチャッ

響「ちょっ! 急に開けちゃって大丈夫なのか?」 テクテク

P「戻ってこない限り平気だろ。……ん、中は結構荒れてるな」

響「人が通れる程度の道はあるけど――ん? わっ! ひ、人!?」 ビクッ

P「どうした響。誰かいたのか?」 ダッ

響「あ、あそこ。ロッカーの中から誰かこっち見つめてる……」

P「どのロッカーだ?」 ザリッ

響「あ、あそこのロッカー。ライト照らしたら目があっちゃった……」

P「くそ……。響、俺の後ろに隠れてろ。見つかった以上戦うしか……」 ゴクッ

P「らぁっ!」 ガチャリ

834: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 04:57:18.48 ID:b78QDKsH0
いかん! P! それは 死ぬフラグだ!

839: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:02:27.17 ID:v+hB/WWY0
        ゴロッ           ガシャン!!

P「!!!」

響「うぎゃーっ!」 ギュウッ

P「これは、し、死体か? いや。それにしては血が出てないし、もしかしてこれ……」

響「……? あれ? こ、これって……」 チラッ

P「人体模型? 何でこんな場所に……」

響「でもこ、この人体模型。首が取れてるぞ。それにおなかも切られてる……」

P「誰かに斬られた? いや、だとしても何でこんな場所に隠す必要が……」 ブツブツ

響「……あれ? この人体模型の入ってたロッカー、中が抜け道になってるぞ?」

P「なに? ……どれ、ちょっと見せてくれ」 カチッ

響「奥に部屋が見える……。何の部屋だろう。タイル?」

P「ちょっと、見てくるよ。もしかしたらここが……」 ガチャッ カツ コツ

響「あっ! プロデューサー! ……入って行っちゃった」

852: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:07:42.40 ID:4e2hYP5y0
ドキがムネムネ

854: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:08:18.89 ID:v+hB/WWY0
-???-

P「……」

響「うーっ! うーっ! ……ぷは、抜けた。ちょっとプロデューサー! 置いていくなんて酷いぞー!」 プンスカ

P「ここか……。やっぱこの学校は――」

響「プロデューサー? 一体何を見て――!?」 ビクンッ

P「血のこびり付いたタイル床。防音壁。水道設備。そして刃物の並んだ棚。窓の無い小部屋」

響「こ、ここってもしかして……」

P「シャワー室じゃないことは確かだな。多分ここで、子供を解体したんだ……」

響「解体……。じゃ、じゃあさっきのプロデューサーの推理ってもしかして」

P「半分以上の確率でビンゴだ。……しかしこんな部屋、こんなところに隠してあるなんてな……」

868: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:20:23.83 ID:v+hB/WWY0
響「うぅ……。何だか、心なしか空気が重いぞ。気持ちが悪い……」 フラフラ

P「しかしさっきの水音の発生源がここだとして……一体ここで何をしてたんだ?」

響「う……う? あれ、これなんだろ」 ヒョイッ

P「? どうした響。何か見つけたのか?」

響「えっと……。ほら、こんなの落ちてたぞ」 パッ

P「なんだ、手紙? 見た感じ、かなり新しいな。でも、うぅん。ほとんど濡れてて読めないな……。なになに?」

『×××生へ。×××××年卒×××窓会のお知らせ。×××××』

『××××××××××××にて食××××××××××××す××××』

『×の××××××××ベント××××××プセルを掘り起こ××××××××』

『××××××参加××××××さい。 ××××卒×生×同』

響「……全然読めないぞ。ぐしょぐしょだ」

P「ここに来た変質者が落としたのか? 何かの招待状みたいだが……」

響「そんなことより、早くここから出たいぞ……」 フラフラ

P「お、おう。悪いな。すぐここを出よう。もう何も得るものはなさそうだ」

875: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:27:15.93 ID:v+hB/WWY0
P「よいしょっと……」 ガシャッ

響「……プロデューサー。それ、何を持っているんだ?」

P「あ? 武器だよ。あそこにあった刃物を少し拝借した。錆びてはいるけど、まぁ無いよりかはマシだろう」

響「重りになるものはあまり持っていかないほうがいい気もするけどなぁ」

P「だな……。ん?」

響「どうしたのか?」

P「いま窓から……。もしかして」 ガラッ

響「お? おー! やったぞ、朝陽だ!」

P「もう朝か……。これは本当に帰れるまで秒読みになったな」

響「うぅ。こんなに朝陽がありがたい日が来るだなんて」 ウルウル

P「ま、ここで油断しないように頑張らなきゃな」

響「もう、いくつか移動すれば完全に朝陽が上りそうだぞ」

行動安価>>880

880: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:28:29.76 ID:alypmX2r0
kskst

881: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:28:31.00 ID:C7l0uQWz0
慎重に現在地から離脱

890: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:34:12.70 ID:v+hB/WWY0
P「とりあえず過去の事件に対する結論が出たんだ。もうここの探索に拘る必要はない」

P「それ以上にここで変質者と出会わないことに専念すべきだ。急いでここを離れて安全な場所へ行こう」

響「そうだな。自分もなにか武器を持ってたほうがいいのかな」 キョロキョロ

P「別に構わないだろ。さ、移動するぞ。俺の後を慎重についてこい」

響「わかったぞ。でも、とりあえずどこに行くんだ?」

P「校庭だ。あそこまで出ればもう大丈夫だろう。そこから道路に出て、できるだけ早くここを抜けよう」

響「了解だぞ。よーし、あとちょっとだ!」

P「……よし、誰もいないな」 キョロキョロ

響「急いでGoだぞ!」 タッタッタ...

900: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:45:14.83 ID:v+hB/WWY0
- 教員舎 1F 廊下 -

P「よし、ここまで来ればあと一息だ!」 タッタッタッ

響「外……光だ! もうすぐ、もうすぐ帰れるんだ……!」 タッタッタッ

P「後少し、あと――」

                   ガシャンッ      ....ァァァァァ

響「!?」

P「な、なんだ今の音は。それに……声?」

           ...ァァァァアアアアアアアア!!!             グシャッ

響「ヒッ!」 ビクッ

P「な、なんだ急に……。人? 人が落ちてきたのか?!」 ガタッ

響「な、中庭の方で誰かが倒れてる……。お、お爺さん?」

P「……首が折れてるのか、頭が不自然に曲がってる。あの様子じゃあ、もう……」

響「うっ……」

P「響、あれを見るな! 足を止めるな! 今は走ることだけを考えろ!」 タッタッタ

響「う、うん。わかったぞ……」 タッタッタ

912: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 05:57:18.90 ID:v+hB/WWY0
- 外 校庭 -

P「ふぅ……。ここまで来れば、もう……」.

響「ハァ……ハァ……。だ、誰も追ってきてないか?」

P「あぁ。もう大丈夫みたいだ……。しかしさっきの爺さん、一体――」

      ブォン!.         ブォオォォォォォォォォ.....

響「! エンジン音!」

P「思ったより近い。もしかして救援がもう……!?」 キョロキョロ

                        ブオオオォォォォォォォォォン.....!

響「……違う。違うぞ。この音は遠ざかっていく音……」

P「な、なんだ? つまり誰かがここから車だかバイクに乗って?」

響「やっぱ2人以上、この廃校に……いた?」

P「わからん……。もう、どうしようもない。真相はつかめないんだから」

響「あ、朝陽が完全に昇って……」

P「うん。空が、青いな……。今日はいい天気になりそうだ」

921: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 06:02:55.56 ID:4oNTXj590
みんな…空を見てみろよ…夜明けだ

926: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 06:07:53.65 ID:v+hB/WWY0
響「はぁ……。なんだか今日だけで随分と密度の濃い日を過ごした気がするぞ」

P「俺も。多分、家に帰って鏡見たら、白髪とか増えてそうだな」 ヤレヤレ

響「でも、もう危険は去ったんだよね。もう、大丈夫なんだよね」

P「そうだな。……響、よく今まで頑張ったな。えらいぞ」 ナデナデ

響「うん。……えへ、何だか目が熱いぞ」 グスッ

P「今回の件で一回りは成長できたんじゃないか? ま、もうこんな経験。二度とこりごりだけどな」

響「自分もだぞ。こんなの定期的に続けてたら、1ヶ月でお婆さんになっちゃう自身があるぞ」

          ブオォォォォォ....           オーイ オーイ!

P「おぉ! 車だ。それにあの声、ホテルで待機してたスタッフの人か。思ったより早く来たな」

響「でもこれで、ゆっくり眠れるぞ。もう、怖い思いなんてしなくて済むんだ……」

P「そうだな。はぁ……っ。肩の荷が下りた。あ、その前に警察に連絡してもらうよう言わなきゃだめか……」 ハァ...

    オーイ コッチダー!      ドウシタンデスカー! クルマ ノ コショウ デスカ-?!     ソンナトコロ   ミンナ シンパイ シテ...



――……

――――…………

933: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 06:15:51.64 ID:v+hB/WWY0
- 事務所 -

P「……――と、いう訳なんですよ。本当に死ぬかと思いました」

高木「なるほど……。それは非常に災難だったね。だが、よく無事で帰ってきてくれた。本当に嬉しいよ」

P「ははは。本当、よく帰ってこれたなぁって思います。何より響が無事でよかった……」

高木「うむ。我那覇くんは今、病院で休養を取らせてある。キミはこの後警察の事情聴取もあるから、大変だろうが……」

P「ま、頑張りますよ。それにそれさえ終わったら思いっきり休んでやりますから」

高木「ははは。じゃあ、それまで休暇の過ごし方を考えながら、もう少し頑張ってくれたまえ」

P「ありがとうございます。多分休暇は小説でも書こうかなって思います」

高木「ほ? 小説かね」

P「えぇ。実は今話したこととは別に、こんな過去の事件について調べる機会がありましてね――」

945: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 06:24:52.26 ID:v+hB/WWY0
P「……――とまぁ、こういうことでしてね。話のタネにはなりそうかと」

高木「ふぅむ……。臓器の売買、ねぇ……」 ウウム

P「えぇ。私はそう結論付けましたが――社長、何か気になることでも?」

高木「ん。まぁ、いちゃもんのような意見ではあるんだがね。少し気になる点はあるね」

P「……例えば、それは?」

高木「まず1つ目が親御さんへの対応だ。何故親御さんはそんな危険な学校へ子供を送り込んだのか」

P「いえ、ですから子供を売り、その臓器で儲かるためじゃ……」

高木「それだと入学金や生活費で全て飛んでしまうよ。私立だったんだろう? それにもし売れなかったら大赤字だ」

P「いえ、でも……。もしかしたら入学段階で子供をお金で売り買いしてた可能性も――」

高木「それだと学校側が大赤字だ。卒業生がちゃんと出ている分、考えられにくい」

P「そ、そうですか? でもお金儲けって点なら……」

高木「それにキミは一つ忘れている。大事な要素だ」

P「忘れている? ……な、何をですか?」

高木「時代背景だよ。80年代、特に半ばから後期。この時代を人々はなんと読んでいたか、キミは知っているだろう?」

P「80年代半ばから後期……あ」

961: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 06:41:06.13 ID:v+hB/WWY0
高木「そう、バブル時代だ。日本中が好景気に沸きあがり、バイト一つで遊んで暮らせた時代」

高木「そんな時代に、黒字になるかも変わらない、下手すれば赤字覚悟の危険なビジネス」

高木「……金銭目的とは、とてもじゃないが思えないね」

P「ですが……。ですがあの学校で学校主導の殺人が行われてた可能性は高いんです。臓器売買じゃなければ――」

高木「……考えたくもないが、売春、スナッフビデオ、キッズポルノ。その後に口封じで殺されたとも言えなくもない」

P「キッズポルノ……。うっ……」

高木「それに臓器ってのは、デリケートなものなんだ。素人が腕を突っ込んで取れるようなものじゃない」

P「つまり、清潔な環境と腕のいい医者が必要、と……」

高木「そう。キミが見つけた部屋は、血まみれで清潔感も何も無い部屋だったんだろう?」

P「確かに……あの部屋でオペなんてできるとは思えない。それに医者も……」

高木「別に100%不可能なわけじゃない。だが考えればいろいろ無理が出てくる」

高木「もしその廃村の危機を臓器売買で持ちこたえたとして、じゃあ資金が調うまで誰がオペをしたのだ?」

高木「金さえあれば、確かに闇医者として雇えるかもしれない。だが最初は70年代の寂れた鉱山の村」

高木「ここに臓器を摘出できる環境も、それができる医師もいたとは……とても思えないんだがね」

P「……」

965: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 06:52:51.97 ID:v+hB/WWY0
P「……何か、見落としていたんでしょうか」

高木「さあなぁ。私は現場を見てないし、そもそも過去の出来事だ。私たちは妄想を語ることしかできんよ」

P「何か、足りなかったのか? それとも視点が――」 ブツブツ

高木「そうさなぁ。だが――」

P「?」

高木「物事は思っている以上に単純だ。こんなもの商売にならない! と思ってるものがわりと当たる場合もある」

P「商売……?」

高木「そう。学校が行っていたことがビジネスで、保護者もグルであるのなら、当然関係はwin-winじゃなくてはならない」

高木「高い月謝を払ってまであそこに親が送り出す。詰まる話、あそこに子供を入れることが親の目的なんだろう」

高木「後は、そこで子供がどういう基準で殺されたのか。どういう基準で卒業できたのか」

高木「そこらへんを、よく考えていくのも悪くはないだろう」

P「社長……もしかしてアドバイスを?」

高木「いや、独り言だ。聞こえてたのなら『小説』の参考にしてくれればいいさ」 ハッハッハッ... ガチャン

P「ビジネス、か……」

969: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 07:02:21.16 ID:v+hB/WWY0
-病院-

響「うー……。う? ここは――」

春香「あれ、響ちゃん。もう大丈夫なの?」

響「あれ、春香? ……もしかして自分寝ちゃってたのか?」

春香「うん。随分と疲れてたみたいだね。もう15時だよ」

響「うー、そんなに……。あ、そういえばプロデューサーは?」

春香「えっとね、今警察から事情聴取を受けてるみたい。例の廃校、大変だったんでしょ?」

響「……そうだぞ。もう思い出したくないくらいさー」

春香「そっか……。あっ。じゃあ、もししんどくなったらいつでも呼んでよ! いつでも駆けつけるからさ!」

響「はは、ありがとうだぞ春香。……ところでさ、春香」

春香「なぁに? 響ちゃん」

響「春香はあの夜……自分たちが廃校に迷い込んだ夜に、自分に電話をかけてきたか?」

春香「電話? ううん。その時はまったく事情は知らなかったから……」

響「そっか……。わかったぞ。ありがと」

976: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 07:10:09.95 ID:v+hB/WWY0
春香「どういたしまして……。あ、そうだ。忘れるところだった。はい、コレ」 スッ

響「? なんだ? これ。メモ?」

春香「えっとね。なんかさっき女の人がこれを響ちゃんって。ファンの人だったのかな? どこから病室聞いたんだろ」

響「えっと……。と、とりあえずありがとうだぞ」

春香「どういたしまして。それじゃあ、私行くね。後から千早ちゃんたちもお見舞い来るから」

響「分かったぞ。わざわざありがとうー」

春香「じゃあね。ゆっくり休んでね」 バイバイ

響「春香も帰り道に転ばないよう気をつけるんだぞー」 バイバイ

響「……」

響「行っちゃったぞ……。さて、このメモ……」

響「普通の便箋かな。応援メッセージだったら嬉しいんだけど、えーっと」 ピリピリ

986: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01(土) 07:17:15.89 ID:v+hB/WWY0
響「えーっと何々?」

響「……」 ジーッ

響「……!!!」

響「こ、この手紙、差出人ってまさか……」

響「いや……でも……」

響「どこかで勘違いしていた……のか? 自分たちは……」 ポロッ...

          フワッ....          パサッ...

『今も昔も、ずっとあの人は優しかった。私たちを救ってくれた』

『あの時の推理を聞いて、我慢できなくなったので、この手紙を残しました』

『もう会うことはないでしょう。ですがどうか覚えていて下さい』

『樋村先生は、なにも悪くない。天に誓って何ひとつ』

Normal End