1: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:08:59 ID:NDHl79eo

【10cm】


ハンジ「リヴァイ」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「……」ジー

リヴァイ「……?」

ハンジ「10cmって以外と差があるよね? ちっせ」

リヴァイ「あぁ?」ゲシッ

ハンジ「いてっ! 蹴らないでよ!」

リヴァイ「無駄に縦に伸びたって仕方ねぇだろ。独活(うど)じゃあるまいし」

ハンジ「ふっ、負け惜しみ」

リヴァイ「そうか、わかった削いでやろう。じっとしてろ」シャッ

ハンジ「じっとするか! 刃抜くなよっ!!」ダッ!



引用元: リヴァイ「ひたすらに」ハンジ「戯れる」





 

BRAVEACT 1/8 リヴァイ -ver.2B- 1/8スケール PVC&ABS製 塗装済み 完成品フィギュア
千値練(Sentinel) (2020-01-30)
売り上げランキング: 72,673
3: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:15:08 ID:NDHl79eo

【何故】


リヴァイ「暇だ……」ボー

ハンジ「よっ! リヴァイ! 今暇?」

リヴァイ「……忙しい」ボー

ハンジ「嘘つけ。可愛い子の話聞かない?」

リヴァイ「聞かねぇ」

ハンジ「えー? 可愛い子だよ?」

リヴァイ「どうせ巨人だろうが」

ハンジ「何故分かった!?」キョウガク!

リヴァイ「誰でも分かんだろ」



4: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:18:24 ID:NDHl79eo

【食堂にて】


――ワイワイガヤガヤ……


ハンジ「む! リヴァイ」スッ

リヴァイ「あ?」

ハンジ「コレ食べて」ズイッ

リヴァイ「またか」パクッ

ハンジ「なんでコレ入れるかなぁ」

リヴァイ「人参くらい食べろよ」モグモグ

ハンジ「野菜のくせに甘いって意味わかんなくない?」

リヴァイ「お前が意味わかんねぇよ。人参食べねぇから胸が育たねぇんだ」

ハンジ「それとこれとは全くと言っていいほど関係無いよね?」ギリギリ

5: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:21:05 ID:NDHl79eo

リヴァイ「首を絞めんじゃねぇ。食えねぇだろうが」

ハンジ「変な事言い出す奴が悪い」モグモグ

リヴァイ「うるせぇな……む……ハンジ」ズイッ

ハンジ「んー? ああ」パクッ

リヴァイ「何でこんなもん入ってんだ」

ハンジ「グリンピースくらい食べなよ」モグモグ

リヴァイ「こんな緑の物体なんざ食いもんじゃねぇ」モグモグ

ハンジ「それを食べさせられてんだけど? 好き嫌いするから縦に伸びなかったんだよ」モグモグ

リヴァイ「うるせぇな、それとこれとは関係ねぇだろうが」モグモグ

ハンジ「……そうかなぁ?」



6: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:24:22 ID:NDHl79eo

【お誘い】


ハンジ「リヴァイー! 明日暇?」

リヴァイ「……部屋の掃j」
ハンジ「よし! 暇だね!! 買い物付き合ってよ! 荷物多くなりそうでさ」

リヴァイ「毎回俺を荷物運びに使うな」

ハンジ「いーじゃん。力持て余してるでしょ? 人類最強さん」

リヴァイ「余してた所でお前に使う義理はねぇよ」

ハンジ「では今から巨人談義を始めます」

リヴァイ「……分かった。行く」

ハンジ「よっしゃ! 食事くらい奢るからさ!」

リヴァイ「……あの店な」

ハンジ「あーあそこお気に入りなんだねぇ。了ー解!」



7: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:27:31 ID:NDHl79eo

【街に出掛ける】


ハンジ「はい、これ持って」ドサッ

リヴァイ「……」ズンッ

ハンジ「おぉ、これはいいね……これも貰うねー! はい、リヴァイ」

リヴァイ「……」ズシッ!

ハンジ「研究に没頭したいから買い溜めしとかないとねー」キョロキョロ

リヴァイ「……ん? あれは……」

ハンジ「うーん……悩むな……」

リヴァイ「ハンジ、ちょっとあっちに行ってる」

ハンジ「あ、はいはーい。じゃあ、後でいつもの所ね」

リヴァイ「ああ」スタスタ



8: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:30:59 ID:NDHl79eo

【空を見る】


ハンジ「リヴァイ、リーヴァイ!」

リヴァイ「街中ででけぇ声で呼ぶな。なんだ?」

ハンジ「あれあれ! 凄くない?」

リヴァイ「雲が虹色だな……」

ハンジ「あれ彩雲って言うんだよ! 見ることが出来たら良いことあるらしいよ!!」

リヴァイ「ほぅ」

9: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:33:50 ID:NDHl79eo

ハンジ「良いことあるかなぁ?」

リヴァイ「んなもんで良いことあんなら楽でいいけどな」

ハンジ「リヴァイは夢をぶち壊すなぁ」

リヴァイ「とにかく今はこの山盛りの荷物をどうにかしろ。これがある限り良いことなんざあるかっ」ズッシリ

ハンジ「いっぱい本とか買ったからねぇ。あ、私にはもう良いことあってたわ」

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「探してた本が見つかったんだよー!! はい、これも持ってー」キラキラ

リヴァイ「……」ズシッ

ハンジ「おっ! あれ何だ?」

リヴァイ「……これ以上荷物増やしたら全部巨人に喰わせるぞ」



10: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:37:23 ID:NDHl79eo

【外食する】


リヴァイ「……」モグモグ

ハンジ「あそこの本屋良かったわー。中々の品揃え!」ヒョイヒョイ

リヴァイ「……人参いれんな」モグモグ

ハンジ「そうそう眼鏡も調節してもらったよ! ネジが弛かったからねぇ」

リヴァイ「……」モグモグ

ハンジ「そういや、リヴァイ、なんか買い物してたけど何買ったの?」

リヴァイ「食事時に言うもんじゃねぇ」

ハンジ「食事時に言えないってどんなもん買ったんだ」

リヴァイ「別に変なもんじゃねぇよ」

11: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:40:11 ID:NDHl79eo

ハンジ「じゃ、何よ?」

リヴァイ「……トイレ用のタワシと、ラバーカップ」

ハンジ「……私の食べてるもの何だか知ってる?」

リヴァイ「知ってる。カレー」

ハンジ「ならなんで言うんだよ!?」

リヴァイ「だから今言うもんじゃねぇっつったろ?」

ハンジ「あ、ラバーカップって何?」

リヴァイ「トイレのスッポン」

ハンジ「……ああ。あれラバーカップって言うんだ」モグモグ

リヴァイ「普通に食ってんじゃねぇか」



12: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:44:59 ID:NDHl79eo

【帰宅】


ハンジ「ふぃー! 疲れた疲れたー」ドサッ

リヴァイ「殆どの荷物を俺に持たせておいてか?」ドサッ

ハンジ「色々見て回って疲れた」フー

リヴァイ「いいご身分だな」

ハンジ「奢ったじゃん」

リヴァイ「あんなもんで釣り合うとは思えねぇんだが」

ハンジ「じゃあ、肩でも揉む? 足? 腰? おっさんだからあちこちこってんじゃない?」

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「しっかし人類最強さんとあろうものがあの程度で疲れたとか、弱っちぃなぁ」ケラケラ

13: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:48:48 ID:NDHl79eo

リヴァイ「殺ぐぞ」

ハンジ「リヴァイ、いつもと字が違う!」

リヴァイ「意味は同じだ」

ハンジ「何が逆鱗に触れたんだよ」

リヴァイ「おっさんじゃねぇ」

ハンジ「そこかよ。あ、そうだ、はい」ポンッ

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「今日付き合ってくれたお礼」

リヴァイ「……」ガサガサ

ハンジ「リヴァイに似合うかなーって」

リヴァイ「黒の上着か」

ハンジ「そうー。下になに着ててもまあまあ合うから楽だよー」

14: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:51:56 ID:NDHl79eo

リヴァイ「……む」シュッ

ハンジ「ありゃ? ちょっと大きかったかな? 大丈夫背が伸びれば……ってもう無理だったわ」ケラケラ

リヴァイ「背骨引っこ抜いて背ぇ縮めてやろうか? クソメガネ」

ハンジ「何怖いこと言ってんだよ!」

リヴァイ「どうすんだ」

ハンジ「まー大は小を兼ねるっつーからさ。いいじゃん」

リヴァイ「適当だな」

ハンジ「ちょっと大きいだけだからいいでしょー」

リヴァイ「……まあ、貰っておく」

ハンジ「うんうん。貰っとけー」



15: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/22(日) 23:56:49 ID:NDHl79eo

【壁外調査出発】


リヴァイヘイチョウ-!!

エルヴィンダンチョウ-!!

ヘイチョウ-!!

ハンジ「おーおー人気者だね、リヴァイ」

リヴァイヘイチョウ-!!

リヴァイ「チッ……うるせぇな」

ハンジ「みんなの羨望の眼差しも、貴方の潔癖過ぎる性格を知れば幻滅するだろうね」

リヴァイ「はっ……お前の奇行種過ぎる性格も、知られたら奇異な目で見られんだろうな」

ハンジ「やだねぇ、リヴァイ。ただひたすら純然たる思いで研究に没頭しているだけじゃないか、私は」

リヴァイ「自覚のねぇ奴程始末に終えねぇモンはねぇな」



16: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:01:32 ID:0DMrHfC6

【壁外調査】


ハンジ「奇行種奇行種いっないっかなー」

リヴァイ「常に一匹いんだろが」

ハンジ「失礼な!」

リヴァイ「……何に対して失礼なんだ?」

ハンジ「奇行種に対してに決まってるじゃん。私ごときが奇行種だなんて」

リヴァイ「……お前の頭が湧いてんのはよくわかった」

ハンジ「今更じゃん」ケラケラ



17: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:06:14 ID:0DMrHfC6

【壁外調査戦闘中】


ハンジ「よいっしょー!!」ザシュッ

調査兵1「おぉ、今日も絶好調だな、ハンジ分隊長」

リヴァイ「……」ザシュッザシュッ

調査兵2「すげぇ! 2体いっぺんに!! さすがリヴァイ兵士長!!」

ハンジ「うっは!! 奇行種発見!!」

リヴァイ「……」

ハンジ「行っくぜぇー!!」ギュイィィ

リヴァイ「……」パシュッ

巨人「あ……ぁ……」ピョーン

ハンジ「うを! 跳びやがった!!」パシュッギュイィィ

調査兵1「おぉ!! 避けた!」

18: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:09:58 ID:0DMrHfC6

リヴァイ「……」ギュルル!ザシュッ!

ハンジ「あ!! こら! リヴァイ!! なに、人の獲物奪ってんだよ!!」スタッ

リヴァイ「喰われかけてたじゃねぇかよ」スタッ

ハンジ「ちゃんと避けてたでしょ! 全くもう! 」

リヴァイ「お前がトロ癖ぇのが悪い」フキフキ

ハンジ「また巨人の血拭いてる。ほっときゃ蒸発するでしょ?」

リヴァイ「別にいいだろ」フキフキ

ハンジ「そんな気になるなら川で洗ってくりゃいいのに」ケラケラ

リヴァイ「馬鹿か、この辺りに川はねぇんだよ」

ハンジ「……あったら行くのかよ」



19: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:13:24 ID:0DMrHfC6

【帰還】


ザワザワ……


リヴァイ「……」

ハンジ「……」


アレヲミテミロ

シタイガ…


リヴァイ「……チッ」

ハンジ「……どうしようも無い事だってあるさ」

リヴァイ「……知ってる」

ハンジ「……そうだね」



20: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:15:49 ID:0DMrHfC6

【巨人研究の報告】


ハンジ「エルヴィーン!!」バタンッ!!

エルヴィン「ハンジ……」

リヴァイ「てめぇはノックも知らねぇのか」

ハンジ「巨人がだね!?」キラキラ+

リヴァイ「……」

エルヴィン「先に報告書を貰おうか、ハンジ」ニッコリ

ハンジ「ああ! はい!!」サッ

エルヴィン「うむ、隅々まで読むよ。その間リヴァイに口頭で報告してあげてくれ」

リヴァイ「!?」

ハンジ「了解だよ!! エルヴィン!! ――リヴァイ!!」グルンッ

リヴァイ「エルヴィン、てめぇ、あとで殺す」ギロッ

エルヴィン「いやー私は忙しくてな」ハッハッハッ



21: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:18:25 ID:0DMrHfC6

【巨人研究の報告2】


ハンジ「~~で、ーーなんだよ!」

リヴァイ「……」

ハンジ「それから……で、~~だと思うんだ!!」

リヴァイ「……」コックリコックリ

ハンジ「でさ、ーーって事じゃないかと~~という訳で……」

リヴァイ「」スースー

ハンジ「ちょっと!! 聞いてる!?」バンッ

リヴァイ「……ああ」ボー

ハンジ「ならいいんだよ。でね~~」

リヴァイ「……朝か……」



22: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:21:57 ID:0DMrHfC6

【その後】


リヴァイ「……」ボー

ハンジ「いやー楽しかったー!!」ツヤツヤ+

調査兵3「おはようございます!」ザッ

ハンジ「おっはよー」+ツヤツヤ

リヴァイ「……ああ」ボー

調査兵3「……今同じ部屋から出てきたよな?」

調査兵4「ああ、そうだな」

調査兵3「リヴァイ兵士長はいつも以上に目に隈が出来てお疲れみたいだったし、
ハンジ分隊長はお疲れのようではあったけど楽しそうでツヤツヤしてたような……」

23: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:23:13 ID:0DMrHfC6

調査兵4「まぁ、たまにあるんだよ」

調査兵3「えぇ!?」

調査兵4「巨人談義朝までコース」

調査兵3「……え?」

調査兵4「時々エルヴィン団長がリヴァイ兵士長に矛先を向けさせるんだよ」

調査兵3「……てっきり」

調査兵4「なんだと思ってんだよ! あのお二方に限ってありえねぇよ!」ゲラゲラ



リヴァイ&ハンジ「「ぶぇっくしょん!!」」



24: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:26:31 ID:0DMrHfC6

【猫】


リヴァイ「……」スタスタ

ソッチイッタゾ!

ツカマエロ!!

リヴァイ「?」

ハンジ「あ! リヴァイ!!」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「野良猫がそっち行った! 捕まえて!!」

リヴァイ「ああ?」

野良猫「ニャアァァ!!」ダダダ!!

リヴァイ「!?」サッ

25: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 00:28:17 ID:0DMrHfC6

ハンジ「あ」

野良猫「ニャアァァァァァ」ドドド…

リヴァイ「汚ねぇな……」

ハンジ「避けんなよ!! 捕まえてっつったろ!?」

リヴァイ「ドア開けときゃ出てくだろ」

ハンジ「馬鹿だなリヴァイ! リヴァイ馬鹿だな!!」

リヴァイ「あ゙あ゙?」

ハンジ「ちゃんとあの長毛もふもふ具合を見たの!?」

リヴァイ「……あ?」

ハンジ「みんなもふりたくて捕まえようとしてたのに!! リヴァイの馬鹿ぁー!!」

リヴァイ「馬鹿はお前らだ」



31: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:02:20 ID:0DMrHfC6

【居眠り】


ハンジ「リヴァイー」

ガチャッ

リヴァイ「」スースー

ハンジ「……頬杖ついて居眠りしとる」

リヴァイ「」スースー

ハンジ「あー書類まだ終わってないじゃん」

ハンジ「仕方ないなぁ」ゴソッ

リヴァイ「」スースー

32: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:04:12 ID:0DMrHfC6

――スッパァン!

リヴァイ「!?」ビクッ!

ハンジ「起きれ、リヴァイ!」ハリセン

リヴァイ「いってぇな……ハンジ……?」ボー

ハンジ「書類の処理、途中じゃん! さっさと終わらせてよ!」ハリセンビシッ!

リヴァイ「ああ? 何か急ぎの仕事あったか?」

ハンジ「あるよ! ある!! 私の巨人の話を聞くという大っ事な仕事が!!」

リヴァイ「…………」

ハンジ「ほれほれ、手伝うから終わらせて!」

リヴァイ「……」スッ…ハリセン

33: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:07:10 ID:0DMrHfC6

――スッパァン!!

ハンジ「いってぇ!! 今のマジ叩きじゃね!?」

リヴァイ「……死ね」ゴゴゴゴ

ハンジ「え、ちょ、リヴァイ、待っ……」

――スッパァン!!パァン!!パァン!!!

リヴァイ「……」ポイッ→ハリセン

リヴァイ「チッ……片付けるか」カリカリ

ハンジ「」シュゥゥ



34: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:12:15 ID:0DMrHfC6

【メガネ】


ハンジ「ーーでだね、……なんだよ!!」

リヴァイ(毎回毎回巨人の話ばっかでよく飽きねぇな)

ハンジ「と、すると~~ということもーー」キラリッ+

リヴァイ(……メガネか……)

ハンジ「でね、その時の反応がーーで、それから……」

リヴァイ「……」ヒョイッ

ハンジ「うぉ!?」

リヴァイ「……」つメガネ

ハンジ「ちょっと、リヴァイ! 何のマネ!? メガネ返してよ!!」バッ

35: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:15:53 ID:0DMrHfC6

リヴァイ「……」ヒョイッ

ハンジ「ちょっ、リヴァイ!!」バッ

リヴァイ「……」ヒョイッスタスタ…

ハンジ「あ、こら! 待て!!」

――ガンッ!

リヴァイ「?」

ハンジ「あいてて、足ぶつけた……リヴァイ、どこ?」ホソメ

リヴァイ(目付き悪ぃな)

ハンジ「全く、子供みたいな事しな……」

――ゴッ

リヴァイ「!」

ハンジ「あったー……頭打った……」スクッ! スタスタ…

36: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:18:27 ID:0DMrHfC6

――ガンッ! ドンガラガッシャーン!!

リヴァイ「……」…スタスタ

ハンジ「うー……」イタタ…

リヴァイ「……ハンジ……」つメガネ

ハンジ「あ! もう!!」スチャッ

リヴァイ「その、なんだ……悪かった」

ハンジ「……悪いと思ってんなら朝まで付き合ってもらおうか?」ニヤァ

リヴァイ(しまった……)



37: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:23:16 ID:0DMrHfC6

【廊下で話す】


ハンジ「いやぁやっぱり~~でさ……」

リヴァイ(くそっ、捕まった)

ハンジ「ーーじゃない? そんで~~」

リヴァイ(ん? ここ汚れてるな……)フキフキ

ハンジ「ーーだと思うんだよ!! で~~」

リヴァイ(む、ここも汚れてやがる)キュッキュッ


ペトラ「あれ? リヴァイ兵長にハンジ分隊長。何して……」


ハンジ「ペラペラペラ」ンフー

リヴァイ「……」ゴシゴシゴシゴシ


ペトラ「えっ? 何、この状況?」



38: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:28:49 ID:0DMrHfC6

【酒盛り】


ワイワイガヤガヤ……

リヴァイ「?」スタスタ…

ハンジ「あ、リヴァイ!!」

リヴァイ「騒がしいな」

ハンジ「今から飲み会なんだよ。リヴァイ参加ね」

リヴァイ「待ちやがれ、俺は通り掛かっただけだ」

ハンジ「いーじゃん、リヴァイざるでしょ? 飲んできなよ! タダ酒だよ!?」

39: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:32:02 ID:0DMrHfC6

リヴァイ「お前の部下との飲み会だろ? 邪魔だろうが」

ハンジ「いいっていいって。来い来い」グイッ

リヴァイ「おい!」

ハンジ「みんなー!! リヴァイ参加するってー!!」

エエ!?リヴァイヘイチョウトノメル!?
マジカヨ!!
ダイカンゲイデス!!ヘイチョウ!!

ハンジ「うんうん、みんな嬉しそうだ。もう逃げらんないからね」ニヒッ

リヴァイ「はぁ……」←諦めた



40: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:38:05 ID:0DMrHfC6

【潰れる】


モブリット「ハンジ分隊長! ハンジ分隊長!!」ユサユサ

ハンジ「うーん……///」

モブリット「ダメだ。完全に酔い潰れてる……」

リヴァイ「潰れたか」

モブリット「ええ……いつもだと潰れるまで飲まないんですけど……」

リヴァイ「俺がいると大概潰れやがんだ」

モブリット「え?」

リヴァイ「一度、潰れたこいつを部屋まで運んだら、それから毎回潰れる度に運べと言いやがる」

モブリット「そ、そうなんですか……」

リヴァイ「荷物運びといい、こいつは俺を便利屋か何かと勘違いしてんじゃねぇか?」

モブリット「はは。リヴァイ兵長を信頼されてるんだと思いますよ?」

リヴァイ「……どうだかな」グイッ



41: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:43:15 ID:0DMrHfC6

【運ぶ】


リヴァイ「おい! 起きろ、クソメガネ!!」ペシペシ

ハンジ「うー……リヴァイー?」シパシパ

リヴァイ「部屋で寝ろ」

ハンジ「リヴァイ、運んでー」ヒック

リヴァイ「やっぱりか。仕方ねぇな」ヒョイッ

ハンジ「ちょー、肩に乗せる荷運び持ちやめてよー。頭に血がのぼるー吐くー」ジタバタ

リヴァイ「荷物がしゃべんじゃねぇ」

ハンジ「おんぶおんぶおんぶー!!」ジタバタ

リヴァイ「うるせぇな。ガキか」ストッ

42: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/23(月) 23:46:19 ID:0DMrHfC6

ハンジ「うむ、それでいい」ガシッ

リヴァイ「ゴミに捨てるぞ、クソメガネ」ヒョイッ

ハンジ「あははは! ひっくーい」ゲラゲラ

リヴァイ「捨てる」グイッ

ハンジ「うわっ! ちょっ……あぶあぶっ!!」ガシッ

リヴァイ「おとなしく乗ってろ、ゴミ」

ハンジ「ゴミになったー」アハハハハ-!!

リヴァイ「じゃあな、こいつは部屋に捨てておく」

モブリット「すみません、兵長……」

リヴァイ「いい。いつもの事だからな」ハァー

スタスタスタスタ……


モブリット(お疲れ様です……リヴァイ兵長)ペコリ



50: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:25:26 ID:qsRZmTTA

【クリスマス】


ハンジ「リヴァイー、今日ってクリスマスだね」

リヴァイ「なんだクリスマスって。知らねぇな」

ハンジ「街が飾付けられてるのに」

リヴァイ「俺達には関係ねぇ行事だろ」

ハンジ「まぁ、忙しいしね」ポスッ

リヴァイ「……何を被せた?」

ハンジ「サンタ帽子」

リヴァイ「ふざけんな」スポッベシッ!

ハンジ「なんの!」パシッ

リヴァイ「チッ」

ハンジ「気分だけでもいいじゃんよー」スポッ

リヴァイ「今度は自分が被んのかよ」

51: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:26:14 ID:qsRZmTTA

ハンジ「実はここに飴ちゃんがあります」

リヴァイ「貴重だな」

ハンジ「そうなのです。とりあえず配ろうかと」

リヴァイ「……で?」

ハンジ「付き合え」

リヴァイ「断る」

ハンジ「えー? エルヴィンとミケは手伝ってくれてるよ。サンタ帽子被って」

リヴァイ「何やってんだ、あいつら」

ハンジ「年に一回の事だしさ、いいじゃん。会った人に渡すだけだよ」

リヴァイ「忙しいんじゃねぇのかよ」

ハンジ「合間の息抜きだよ。はい、サンタ帽子」スッ

リヴァイ「……チッ」スポッ



52: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:28:16 ID:qsRZmTTA

【クリスマス:配ってる】


エルヴィン「はい」ニコッ

アルミン「ありがとうございます!」

ミカサ「ありがとうございます」

ミケ「ん」スッ

ナナバ「ありがとう……って何やってんの?」

ミケ「飴配り。ハンジに頼まれてな」

ナナバ「クリスマスだから?」

ミケ「多分な」

ナナバ「それ被らされたの?」

53: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:29:53 ID:qsRZmTTA

ミケ「ああ」サンタボウシ

ナナバ「ははっ! 似合ってるよ、私も手伝おうかな」

エルヴィン「手伝ってくれるか、ほらこれ」スッ

ナナバ「飴と……帽子」

エルヴィン「幾つかあるぞ」

ナナバ「ハンジ……どんだけ用意してんの」

ハンジ「それなりに」

ナナバ「わっ! びっくりした」ビクッ

リヴァイ「……」サンタボウシ

ナナバ「リヴァイ……」

54: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:31:27 ID:qsRZmTTA

ハンジ「私らはあっちで配ろうぜ!」

リヴァイ「ああ」スタスタ

ナナバ「……リヴァイまで」

エルヴィン「これではまるで幹部が暇みたいだな」ハハハ

ミケ「あとで地獄を見ることになりそうだな」

ナナバ「私は今手が空いてるからあとで仕事手伝うよ」

エルヴィン「助かるよ。ああ、ジャン、飴だぞ」

ジャン「あ、ありがとうございます! だ、団長自ら……?」

エルヴィン「結構楽しいもんだぞ?」ニコッ



55: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:32:20 ID:qsRZmTTA

【クリスマス:配る】


コニー「リヴァイ兵長! 飴ください!」

リヴァイ「ああ? ほら」スッ

コニー「ありがとうございます!」ヒャッホー!!

リヴァイ「……」

サシャ「リヴァイ兵長!! 飴配ってるって聞きました! ください!!」ハァハァ

リヴァイ「涎をくうんじゃねぇ」スッ

サシャ「ありがとうございます!!!」イヤッホー!!!

リヴァイ「……いやに新兵が来るな……」

ハンジ「気のせいじゃない? あ、ラシャド、飴だよー」

ラシャド「ありがとうございます!」

ペトラ「兵長! 飴ください」ニコッ

リヴァイ「ああ」スッ

56: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:33:25 ID:qsRZmTTA

オルオ「俺にもください!!」

リヴァイ「……ああ」スッ

ペトラ&オルオ「「ありがとうございます!」」

リヴァイ「やたら人が来るな……」

ペトラ「え? だってここで兵長が飴配ってるってこんなチラシが」ペラッ



*サンタ兵長に飴を貰おう!*

○○にて飴を配ってるよ!
なんとあのリヴァイ兵長から直接受け取れる!
特に新兵は大歓迎だよ!!

みんなでおいで!!

ハンジ・ゾエ



リヴァイ「……」

57: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:34:27 ID:qsRZmTTA

ハンジ「なんだぁ? そのチラシ。初めて見たなぁー」

リヴァイ「てめぇの名前が載ってんぞクソメガネ」

ハンジ「誰かが私を騙ったんだな」ウンウン

リヴァイ「何のために騙んだクソメガネ」

ハンジ「あ、シス、飴ちゃんだよ」

シス「ありがとうございます」

リヴァイ「あとでしばく。覚えとけ」

ハンジ「もう記憶にないね。イライラするなら飴でも食べなーほい」カサカサ…ポイッ

リヴァイ「飴ごときで許すと思うなよ」パクッコロコロ

ハンジ「やだねぇ、短気なおっさんは」パクッコロコロ



58: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:37:47 ID:qsRZmTTA

【クリスマス:ほっこり】


エレン「兵長、飴ください!」

リヴァイ「ああ」スッ

エルド「良かったな、間に合って」

グンタ「兵長から貰いたいって言ってたもんな」

エレン「ちょっ! 言わないでくださいよ!!」

リヴァイ「……」

ハンジ「良かったねぇー憎まれてなくて」

リヴァイ「……」フンッ



ミカサ「……チビ」ゴゴゴゴ

アルミン「ミ、ミカサ」


エレン「あいつら……すいません、ちょっと行ってきてもいいですか?」

59: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:38:53 ID:qsRZmTTA

エルド「ああ、ここで見てるよ」

グンタ「行ってこい」

ハンジ「そんな二人にも進呈ー」

エルド&グンタ「「ありがとうございます」」


エレン「ミカサ、アルミン」

ミカサ「エレン」

エレン「お前らも飴貰いに来たのか?」

アルミン「貰ったあとだよ。団長から貰ったんだ」

エレン「団長から? 団長も配ってんのか……」

ミカサ「ミケ分隊長も配ってた」

エレン「……今忙しい筈だよな……」

60: uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 12:39:37 ID:qsRZmTTA

アルミン「今日は特別にやってくれてるんじゃないかなぁ。食べようよ」カサカサ…パクッ

エレン「そうだな」パクッ

ミカサ「うん」パクッ

コロコロ

エレン「甘いな」

ミカサ「うん、美味しい」

アルミン「何だかホッとするね」ニコニコ


ハンジ「あの三人ほっこりしてんねー」ニコニコ

リヴァイ「……まぁ、少しは息抜きになるな」



63: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 21:57:49 ID:qsRZmTTA

【12月25日】


ハンジ「ハッピーバースデイ! リヴァイ!!」

リヴァイ「何がハッピーなんだ。ひとつ年取って死に近づいただけじゃねぇか」

ハンジ「リヴァイ、暗い。暗いなぁ」フルフル

リヴァイ「ああ? 身体も衰えるしイイとこ無しじゃねぇか」

ハンジ「何言ってんの。この年まで生きてこれたって事じゃん。祝わないと!」

リヴァイ「……」

ハンジ「ね?」ニコッ

64: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 22:00:06 ID:qsRZmTTA

リヴァイ「……そうだな」

ハンジ「そうそう、みんなの分もきちんと背負ってこれたって事なんだし。生きれるだけ生きてかないとね」

リヴァイ「……ああ」

ハンジ「私もちゃんと背負ってるからね」ニコッ

リヴァイ「……なら、お前の時も祝わねぇとな」

ハンジ「リヴァイ、祝ってくれんの? 楽しみだなぁ! まだまだ先だけどね!」

リヴァイ「ああ、楽しみにしとけ」

ハンジ「うん、しとく。誕生日おめでとう、リヴァイ」

リヴァイ「……ああ」



65: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 22:03:06 ID:qsRZmTTA

【贈り物】


ハンジ「やっべ、忘れてた。はいこれ」スッ

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「誕生日プレゼント」

リヴァイ「……」ゴソゴソ

ハンジ「いやー何買っていいか迷うよねープレゼントって」

リヴァイ「……」

*栄養剤*

ハンジ「疲れが2日後にきたりしない? おっさんだし」ニヒッ

リヴァイ「お前の誕生日はもう祝えねぇかもしれねぇな」スラッ

ハンジ「刃物抜くなよ! どこに持ってたんだ! 冗談だっての!!」

リヴァイ「まぁ、実用的ではある」カチンッ

66: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/25(水) 22:06:12 ID:qsRZmTTA

ハンジ「まだあるから、はいこれがちゃんとしたプレゼント」スッ

リヴァイ「……変なもんじゃねぇだろうな」ゴソゴソ

ハンジ「ちゃんとしたって言ったでしょ?」

*スカーフ*

リヴァイ「……」

ハンジ「それ、いっぱいあってもいいかなと思って」

リヴァイ「そうだな。ありがとな」

ハンジ「……」ビックリ!

リヴァイ「……なんだ?」

ハンジ「いや、なんかリヴァイのお礼とか珍しいというか変というか」

リヴァイ「礼も言えねぇ人間だと思われてんのか俺は」

ハンジ「いやいや、別にそういう訳じゃないけどさ。あ、そうだ、栄養剤も飲んでねー」

リヴァイ「ああ」



69: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:22:47 ID:FxxG.GjI

【暇で寒い】


ハンジ「うっはーさみぃー」スルッピト

リヴァイ「!?」ゾクッ

ハンジ「うーあったけぇー」ホクホク

リヴァイ「首から手を離せ、クソメガネ」ゾクゾク

ハンジ「いーじゃん、ちょっとくらいー。リヴァイ体温高いんだからさー」ホー

リヴァイ「体温が高かろうと寒ぃ事に変わりはねぇんだよ。離せ」ゾワゾワ

70: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:24:22 ID:FxxG.GjI

ハンジ「体温高いとか子供みたいだよね」ケラケラ

リヴァイ「喧嘩なら買うぞ」イラッ

ハンジ「すぐ喧嘩したがるー。子供だ子供ー! おっさんなのにー」ヒャヒャヒャ

リヴァイ「表出ろ」

ハンジ「やなこったー!」タタタタ…

リヴァイ「待ちやがれ!」タタタタ…


ミケ「……リヴァイはいいように遊ばれているな」

エルヴィン「遊んでやってるんじゃないか?」



71: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:27:17 ID:FxxG.GjI

【―10分後―暖まった】


ハンジ「ぜぇぜぇ……リヴァイは撒けたかな?」

ハンジ「はぁー……あはははは! すっげぇ暖まった!!」ポカポカ

――ガシッ!

ハンジ「!?」

リヴァイ「クソメガネが。ちょこまか逃げ回りやがって」ゴゴゴゴ

ハンジ「あはは……ど、どうする気なのかな?」ダラダラ

リヴァイ「そうだな……窓全開の部屋に30分だな」

ハンジ「!?」

リヴァイ「行くぞ」ズルズル…

ハンジ「いやぁぁ!! せっかく暖まったのにぃー!!」ジタバタ



72: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:31:10 ID:FxxG.GjI

【―更に10分後―冷えきった】


ハンジ「リヴァイーもう出してー。凍え死ぬー」バンバン

リヴァイ「まあ……もういいだろう」

ガチャッ

ハンジ「ほどいてー椅子から解放してー」ガタガタ

リヴァイ「暴れんな」シュルシュル

ハンジ「あばばばばば。寒い寒い!」ピトッ

リヴァイ「!?」ゾクッ!!

ハンジ「あ゙あ゙ー暖かいー」ブルブル

リヴァイ「やめろ、顔から手を離せっ」ガタガタ

ハンジ「ふははは。誰が離すか」ガタガタ

リヴァイ「クソメガネ!」バッ

73: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:33:13 ID:FxxG.GjI

ハンジ「ふふふふ……」ジリッ

リヴァイ「てめぇ……」ジリッ

ハンジ「ふはははははははは!!」ダッ!!

リヴァイ「チッ……」ダッ!!

――ズダダダダダダダ!!!


ミケ「あいつら……戻ってきたな」

エルヴィン「いくら暇でも走り回るのは感心しないな」

ミケ「言っても聞かないだろ」


ハンジ「ふはははははは!!!」ダダダダ…



74: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:36:27 ID:FxxG.GjI

【落ち着く】


ハンジ「ほい」コトッ

リヴァイ「ん?」

ハンジ「ココアだよ。暖まるし落ち着くよ」

リヴァイ「始めからこれで暖まれよ。人の体温奪ってねぇで」ズズ…

ハンジ「いやさ、作るにしても手が悴(かじか)んじゃって」

リヴァイ「あちっ」

ハンジ「あははは! 気をつけなよー」

リヴァイ「チッ」



75: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:39:07 ID:FxxG.GjI

【落ち込む】


ハンジ「……」

リヴァイ「なんだ、暗ぇな」ガタンッ

ハンジ「ああ、リヴァイ。ちょっと叱られちゃった」ヘヘ

リヴァイ「まあ、そうだろうな」

ハンジ「慰めてよー」

リヴァイ「自業自得だろうが」ガタッ

ハンジ「ちぇっ」

リヴァイ「……」スタスタスタ…

ハンジ(行っちゃった……)

ハンジ(そりゃねぇー巨人実験で弄くり過ぎたちゃったもんなぁ)

ハンジ(捕獲した巨人殺っちゃったのは本当にまずかった……手違いだったんだけどさ)ハァー

76: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:40:21 ID:FxxG.GjI

――コトッ

ハンジ「えっ?」

リヴァイ「飲め」ガタンッ

ハンジ「リヴァイ……ココア?」

リヴァイ「ああ、落ち着くだろ」ズズズ…

ハンジ「……うん」ゴクッ

リヴァイ「……」

ハンジ「あちっ」

リヴァイ「気をつけろ」

ハンジ「んー」

77: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:41:45 ID:FxxG.GjI

リヴァイ「お前が暗ぇのは気持ち悪ぃんだよ」

ハンジ「あはは、酷いなぁ」

リヴァイ「どうせまた捕獲して実験やるんだろ」

ハンジ「うん、やるよ。頑張る」

リヴァイ「さすが変態メガネだな」

ハンジ「リヴァイ」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「……ありがとう」

リヴァイ「……ああ」



78: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:45:45 ID:FxxG.GjI

【巻き添え】


ハンジ「――でっさー……で~~」

ミケ「……」


リヴァイ「!」

リヴァイ(ミケ、捕まったのか……見つかる前に去るか)スタスタスタ…


ミケ「! ……リヴァイ」
ハンジ「!」

リヴァイ「チッ……」

ハンジ「リヴァイ! 丁度良いところに!」

リヴァイ「悪いが急いでるんでな」スタスタスタ…

79: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:47:57 ID:FxxG.GjI

ガシッ

ミケ「いや、急いでないだろ?」

リヴァイ「離せ、ミケ」グイッ

ミケ「ハンジが話があると」グッ

リヴァイ「俺にはない」グググ…

ミケ「聞いてやってもいいんじゃないか?」ギリギリ

リヴァイ「お前が聞いてやれ」ギリギリ

ミケ「俺は十分聞いた」ギリギリ

リヴァイ「いやいや、まだまだだろ」アサマデキケ

ミケ「十分だ」オコトワリダ

80: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/26(木) 22:49:21 ID:FxxG.GjI

ハンジ「じゃあ、二人とも聞いてよ」ガッシィ!!

ミケ「……」
リヴァイ「……」

ハンジ「ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ……」

リヴァイ「てめぇ……巻き込みやがって……」ギロッ

ミケ「一人で聞くよりかは幾分ましか……」スンッ



83: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:24:00 ID:pxObwg8c

【忙しい】


ハンジ「あの準備は出来た?」

モブリット「まだです」

ハンジ「ならあっちはもう終わりそうだから手伝わせて。急がないと壁外調査まで日にちないからね」

モブリット「はっ」

リヴァイ「……」

ハンジ「次はなんだったか……あ、馬! チェックさせとかないと」ブツブツ

リヴァイ「……」

ハンジ「あ、リヴァイ。書類? そこに置いといてー」

リヴァイ「ああ」

84: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:25:11 ID:pxObwg8c

ハンジ「そうだ、エルヴィンどこか知らない? なんか捕まんないんだけど」

リヴァイ「ミケと話し込んでる」

ハンジ「あーそっかぁ」ガシガシ

リヴァイ「この辺の書類片付けておく」

ハンジ「マジで!? ありがとう! 助かる!!」

リヴァイ「忙しそうだからな」

ハンジ「でもいいの? リヴァイも忙しいでしょ?」

リヴァイ「お前程じゃねぇ」

ハンジ「あははー、風邪で何人かやられちゃったからねー」

リヴァイ「終わったら持ってくる」

ハンジ「うん、ありがとう!」



85: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:28:10 ID:pxObwg8c

【休日:ハンジの場合】


ハンジ「うーん……巨人の資料も読み終えた。まだまだあるけど……」

ハンジ「……気分転換に模様替えでもやるかなー」

ハンジ「よっこらせっ」ガタッ

ハンジ「これはこっちかなぁ」ゴトンッ

ハンジ「この本棚あっちに持ってくか」

ハンジ「よいっせ……」ガッ

ハンジ「むむ……」ググッ

ハンジ「重い」フゥー

ハンジ「こりゃ、1人じゃ無理だな」

ハンジ「……」

ハンジ「確かリヴァイも休みだったな……」



86: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:31:20 ID:pxObwg8c

【休日:リヴァイの場合】


リヴァイ「今日はあのクソメガネに用事を押し付けられてもいねぇ」

リヴァイ「……」ツー

リヴァイ「埃が……」

リヴァイ「今日は一日掃除だな」

リヴァイ「まずは窓を全開」ガラッ

リヴァイ「風上から風下にはたきをかける」シャキーンつハタキ

パタパタパタパタパタパタ

リヴァイ「埃は上から落とす。常識だな」

パタパタパタパタパタパタ

リヴァイ「掃除をする順番も上からだ」

リヴァイ「埃も毎日はたいてたら積もってこびりつく事もないんだが……」ゴシゴシ

87: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:32:54 ID:pxObwg8c

リヴァイ「そんな暇はねぇし、毎日大掃除するわけにもいかねぇしな」ゴシゴシ

リヴァイ「ふぅー」

ピカピカ

リヴァイ「スッキリしたな」

ハンジ「リッヴァーイ!!」

バターン!!

リヴァイ「……」

*舞うほこり*

ハンジ「ちょっと模様替えしようと思ったら物が重くて動かないんだよ! 手伝って!」

リヴァイ「クソが」

ハンジ「いきなり何さ!?」



88: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:35:22 ID:pxObwg8c

【休日:結局2人で】


リヴァイ「どれだクソメガネ」

ハンジ「これこれ」ペシペシ

リヴァイ「でけぇな」

ハンジ「まぁ、沢山本があるからね」

リヴァイ「なんでこれを1人で動かせると思ったんだ」

ハンジ「いや、いけるかなって。分隊長を任せられている私なら」

リヴァイ「それ関係ねぇだろ」

ハンジ「そいじゃ、そっち持ってー。あっちに移動させるから」

リヴァイ「ああ」

89: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:36:39 ID:pxObwg8c

ハンジ「よいせっと。おんもいなぁ」

リヴァイ「……」

ゴトンッ

ハンジ「よしよし。移動出来た。ありがとうね」

リヴァイ「……思ったんだがな」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「本を一旦本棚から出せばよかったんじゃねぇか?」

ハンジ「……」

リヴァイ「……」

ハンジ「ほら、また直すの面倒臭いじゃん? だから敢えてだね」

リヴァイ「今思いついたろ、それ」



90: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:39:14 ID:pxObwg8c

【旧調査兵団本部にて】


ハンジ「もーうるさいな、リヴァイは」ブーブー

リヴァイ「うるさいじゃねぇよ、エレンに纏(まつ)わりつくな。ビビってんじゃねぇか」

ハンジ「何言ってるの、あなたに対しての方がビビってるでしょ?」アハハ

リヴァイ「エレン、そうなのか?」クルッ


エレン「は!?」ビクッ!


ハンジ「ほら、ビビってんじゃん」ニヤニヤ

リヴァイ「……いきなりで驚いたんだろ。どうなんだ?」


エレン「は、いえ、そんなビビってるなんて事は……」

91: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:42:02 ID:pxObwg8c


リヴァイ「ほら見ろ」

ハンジ「いや、どう見てもビビってんだけど」

リヴァイ「ビビってねぇっつってんじゃねぇか。部下を信じてやんねぇのか?」

ハンジ「言葉をそのまま鵜呑みにするのはよくないよ」

リヴァイ「うるせぇな。いつまでここにいやがるんだ。兵団に帰れ」

ハンジ「寒くて外出たくない」

リヴァイ「蹴り出すぞ」

ハンジ「リヴァイのサディスト!」

リヴァイ「いきなりなんだ。……人をいたぶって喜ぶ趣味はねぇよ」

ハンジ「えーほら、審議所で――」

リヴァイ「ありゃ計画の内だろうが。好きで蹴りたくったわけじゃねぇ」

92: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:43:13 ID:pxObwg8c



エレン「あ、えと……」オロオロ

エルド「エレン、気にすんな。いつもの事だから」

グンタ「ハンジさんはなー、真面目な時は本当に真面目なんだけどなー」

ペトラ「まぁ、ハンジさんはああじゃないとハンジさんじゃない気がするし」

オルオ「ああしてて怒ると怖ぇんだよなぁ……」

エレン「はぁ……」

93: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/28(土) 01:44:34 ID:pxObwg8c


ハンジ「何事にも加減というものがだね」

リヴァイ「お前に一番言われたくねぇ言葉だな」

ハンジ「何言ってるんだ。加減してるじゃないか」

リヴァイ「どこがだ」

ハンジ「どこが……どこもかしこも」

リヴァイ「加減してないんだろ」

ハンジ「巨人に対する実験に加減してはいけないんと思うんだ」

リヴァイ「もういい、やめろ」

ハンジ「これからが本番なのに!!」

ペトラ「はい、どうぞ」カチャ

ハンジ「あ、紅茶。ありがとー」コクッ

リヴァイ「ん……」ズズズズ



96: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:13:20 ID:iFClzKwY

【誰に嫉妬?】


リヴァイ「ん?」


ハンジ「~~で、……だと思うんだ」

アルミン「なるほど、だとすれば~~ということも……」


リヴァイ「……アルミンか」

97: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:14:17 ID:iFClzKwY

――回想――


リヴァイ『おい、アルミン』

アルミン『はい!』ビクッ!
リヴァイ『……』

アルミン『あの……何か……?』オズオズ

リヴァイ『……ゴミがついてる』

アルミン『あ、ありがとうございます』


――回想終了――

.

98: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:15:28 ID:iFClzKwY

ハンジ「だよねー!」アハハ

アルミン「あははは!」

リヴァイ「……」

ハンジ「おや、リヴァイ」

アルミン「リヴァイ兵長」ザッ

リヴァイ「ああ」

ハンジ「何か用?」

リヴァイ「……あまり新兵を巨人談義の餌食にするな」

ハンジ「えぇ? アルミンから聞いてきたんだよ! 餌食とは失礼な」

アルミン「そ、そうなんです……」オズオズ

99: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:16:22 ID:iFClzKwY

リヴァイ「……程々にしとかねぇと朝まで喋るぞコイツは」

アルミン「朝まで……」

ハンジ「夢中になると朝になってる事ない?」

アルミン「そういえばたまに本を読んでいるといつの間にか朝になってる事がありますね……」

ハンジ「アルミンとは有意義な時間が過ごせそうだね!」

リヴァイ「……」

エレン「あ、アルミン」

リヴァイ「!」

エレン「リヴァイ兵長にハンジ分隊長」ザッ

リヴァイ「敬礼はいい。それより……」

100: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:17:30 ID:iFClzKwY

エレン「はい?」

リヴァイ「……ハンジと朝まで話したいと思うか?」

エレン「……出来ればご遠慮願いたいです」

リヴァイ「……」ポンッ

エレン「?」

リヴァイ「……じゃあな」

スタスタスタ……

エレン「な……何なんでしょう?」

ハンジ「んー? 何だろうねぇ?」ニヤニヤ



101: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:19:18 ID:iFClzKwY

【さっきのは?】


ハンジ「リヴァーイ!」

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「何? 不機嫌なの?」ニヤニヤ

リヴァイ「何ニヤけてやがる」

ハンジ「アルミンが私になついてたのが気に入らないんでしょぉー?」ニヤァ

リヴァイ「ああ?」

102: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:20:29 ID:iFClzKwY

ハンジ「なになにー? アルミンに怖がられてるのー?」ニヨニヨ

リヴァイ「がられてねぇよ」

ハンジ「そんな風体だからねー。初見じゃ怖がられるよね」

リヴァイ「うるせぇな」

ハンジ「その点、私は穏和な風体! 新兵に気を許されやすい! 素晴らしい!」

リヴァイ「すぐにドン引かれて距離を置かれるがな」



103: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:22:07 ID:iFClzKwY

【鼻メガネ】


ハンジ「新兵に避けられるほど目付きの悪いリヴァイの為にこんなの作ってみた」

*鼻メガネ*

リヴァイ「……」

ハンジ「今ならなんとヒゲ付き!!」つハ

ガッ! ベシッ!!

ハンジ「ぁいて!! ああぁ!! 渾身の鼻メガネヒゲ付きが!!」

リヴァイ「部下になつかれようとなつかれまいと仕事が出来りゃあいい」

ハンジ「ああぁ……」

リヴァイ「だからどうでも……おい?」

ハンジ「渾身の鼻メガネヒゲ付きが……」ズーンlll

リヴァイ「んなもんにどんだけ力注いでんだ」



104: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:23:21 ID:iFClzKwY

【リベンジ】


エルヴィン「――それでだな……」

リヴァイ「ああ……」

ハンジ「……」ソロー

エルヴィン「だから――」チラッ

ハンジ「てい」スチャッ

リヴァイ「!?」

エルヴィン「ぶふっ!?」

ハンジ「ぶ! ぅわはははははは!!」

リヴァイ「……」←鼻メガネ

105: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:24:15 ID:iFClzKwY

ハンジ「あははは! やべっ! ヒゲ忘れた」スッつハ

ガシッ! グルンッ

ハンジ「ぬぁ!!」ドサッ

リヴァイ「てめぇで付けろ」スッ…スチャッ

エルヴィン「ぶふー! ごほっごほっ!」

リヴァイ「見ろ、調査兵団団長がむせる程似合ってるみてぇだぞ」

ハンジ「うるさい! 背中からどけ! 腕を解放しろリヴァイー!!」←鼻メガネヒゲ付き

リヴァイ「暫く間抜けヅラ晒してろ」

106: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:26:29 ID:iFClzKwY

ハンジ「……ヅラ」

リヴァイ「やめろ」

エルヴィン「地毛だ」

リヴァイ「せっかくやめさせたのにてめぇで……」

エルヴィン「自信があるから言えるんだ」

ハンジ「エルヴィン失敗したよー! ヒゲ忘れちゃってた」ガッカリ

エルヴィン「仕方ない、また次だな、ハンジ」

リヴァイ「グルか!?」



107: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:29:49 ID:iFClzKwY

【再度鼻メガネヒゲ付き】


ハンジ「……」ソー

エルヴィン「ーーでな……」

リヴァイ「ああ……」チラッ
ハンジ「てい!」スチャッ

エルヴィン「!」

リヴァイ「ぶふっ」

ハンジ「あっはははは! うまくいった! 鼻メガネヒゲ付き!!」

108: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:31:45 ID:iFClzKwY

エルヴィン「……ふむ」←鼻メガネヒゲ付き

リヴァイ「落ち着いてやがるな……」

エルヴィン「似合うか?」フッ←カッコつけ

ハンジ「あっはははは!! ゴホッゲホッ!! ……あははは!」ゲラゲラ

リヴァイ「分隊長がむせるくらいには似合ってるみてぇだな」

エルヴィン「ふむ、それは何より」フンゾリ

リヴァイ「……なんで得意気なんだ」

エルヴィン「笑いが取れたのであれば無駄ではないからな」スッ

リヴァイ「俺にはお前の考えがわからねぇ」

109: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 00:33:56 ID:iFClzKwY

エルヴィン「なら試すといい」スチャッ

リヴァイ「!?」←鼻メガネヒゲ付き

ハンジ「!! ぶひっ! ぶひゃひゃひゃひゃ!!」ゲラゲラ

リヴァイ「……分隊長がブタになったぞ」スッ

エルヴィン「人は笑い過ぎるとブタになるのだな。これは一つ知識が増えたな」

リヴァイ「……本気で言ってねぇだろうな」

ハンジ「はぁはぁ……あんたら! ブタブタ失礼だろうが!!」

エルヴィン「今度は成功したぞ、ハンジブタ隊長」

ハンジ「ブタじゃねぇ!!」

リヴァイ「……ハンジお前、どっちとグルだったんだ?」



114: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:29:47 ID:iFClzKwY

【懇願】


ハンジ「やあ、元気? 変わりない?」

巨人「あー……」

ハンジ「そっかそっか、変わりないかぁ」ニコニコ


リヴァイ「……」

モブリット「……」

リヴァイ「何を手伝えってんだ?」

モブリット「危なくなったらハンジ分隊長を止めてほしいんです」

リヴァイ「それはお前の役目だろうが」

115: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:32:27 ID:iFClzKwY

モブリット「私は少し外さないといけないんですよ、別の仕事で」

リヴァイ「他にも部下がいんだろが、ラシャドとかラウダとか」

モブリット「不安です」

リヴァイ「……」


ハンジ「ねぇー私とはお話したくないの? あ、シャイなのかなぁ?」フフフー

巨人「……」


リヴァイ「……俺じゃなくてもいいだろ、ミケとかエルヴィンとか」

モブリット「ミケ分隊長にはすぐに気づかれて即刻断られました。言い終わらないうちに」

リヴァイ(そうすりゃ良かった)

モブリット「さすがに団長には頼めません」

リヴァイ「……」

116: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:34:16 ID:iFClzKwY

モブリット「リヴァイ兵長!! お願い致します! 兵長しかいないんです!」ザッ

リヴァイ「頭を上げろ」

モブリット「お願い致します! 放っておくとあの人喰われちゃいます!」ガシッ

リヴァイ「縋(すが)り付くな」

ハンジ「何してんのー? 愛の告白ー?」ケラケラ

リヴァイ「……この変態クソメガネ奇行種が」

ハンジ「何故いきなり酷い罵倒を!?」



117: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:37:55 ID:iFClzKwY

【嫌々手伝う】


ハンジ「んー? どうしたのかな? 俯いちゃって……」スタスタ

巨人「……」

リヴァイ「おい! 近すぎだ! ハンジ!!」

ハンジ「平気平気! いつもこれくらいは近づいてるよ!」ヒラヒラ

巨人「うぁー……」グワァー

調査兵5「ハンジ分隊長、危ない!!」

ハンジ「へ?」クルッ

リヴァイ「チッ!」ダッ

巨人「あー」ゴゥッ

118: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:39:48 ID:iFClzKwY

――ガシッ

ハンジ「ぬぁ!!」ドサッ

巨人「あー……」パクパク

リヴァイ「喰われてぇのか!? クソメガネ!!」

ハンジ「あいたたた! 乱暴だなぁ、リヴァイは」

リヴァイ「近すぎだと言っただろうが!」

ハンジ「モブリットだったらもっと優しくだね」

リヴァイ「俺はモブリットじゃねぇ」

巨人「あ……」

ハンジ「おっ? ねぇねぇ、私を食べたいの? 食べたいって言ってごらん?」ジリジリ

リヴァイ「……」

巨人「うあー」ゴゥッ!

ハンジ「うっひょー!!」ヒョイッ!

119: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:42:03 ID:iFClzKwY

巨人「うぅ……」

ハンジ「あっはははは!! おっしいなぁ!! ざーんねん!」アハハ!

リヴァイ「……いつもこうか……」

調査兵5「……はい」

エルヴィン「やってるな」

調査兵5「エルヴィン団長!」

エルヴィン「少々手が空いたのでね。様子を見に来た」

リヴァイ「……エルヴィン」

エルヴィン「おや、リヴァイ、珍しいな。何をしているんだ?」

リヴァイ「モブリットには特別手当を出すべきだ」

エルヴィン「は?」



120: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:46:37 ID:iFClzKwY

【演習:立体機動】


――ギュルル! ザシュッ!

スゲェ! ナンテハヤサダ!!

リヴァイ「……次はあれか」ギュィィィ

――ザシュッ

リヴァイ「!?」

ハンジ「はっはー! とったー!!」ギュィィィ

ミケ「むぅ……」ギュィィィ

リヴァイ「何してんだ、お前ら」スタッ

ハンジ「リヴァイからどれだけ奪えるか競争中なんだよ」スタッ

121: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:48:07 ID:iFClzKwY

ミケ「次は負けん」スタッ

ハンジ「次だって負けないよ!」

リヴァイ「……馬鹿か」パシュッ

ハンジ「あ! 待て!!」パシュッ

ミケ「逃がさん」パシュッ

リヴァイ「奪えるもんなら奪ってみやがれ」ギュィィィ

ギュルル! ザシュッ
ザシュッ! ザシュッ!


エルド「なんか今日の幹部の方達気合いが入ってんな」

グンタ「壁外調査が近いからなぁ」

オルオ「さすが兵長。演習でも気を抜かねぇんだな!」



122: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:52:56 ID:iFClzKwY

【大掃除】


ハンジ「ねーってば!」

リヴァイ「嫌だっつってんだろうが」

ハンジ「このままじゃ大掃除終わんないんだよ」

リヴァイ「知るか」

ハンジ「リヴァイはもう終らせたんでしょう?」

リヴァイ「とっくの昔にな」

ハンジ「なら暇じゃん! 手伝ってよ」

リヴァイ「だから嫌だっつってんだろうが」

ハンジ「いいじゃん! リヴァイのケチー!

リヴァイ「ケチじゃねぇよ」

123: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:54:27 ID:iFClzKwY

ハンジ「もう年の瀬だし、今日までに大掃除終わらせないといけないじゃん!!」

リヴァイ「……知ってるか? 大掃除ってのは元は煤払いっつってな」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「12月13日にやるもんなんだ」

ハンジ「12月13日……」

リヴァイ「とっくに過ぎてんだ、慌てずゆっくりやりゃあいいだろ。1人でな」

ハンジ「もう過ぎてる……」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「そっか……じゃあ、もういいや!」

リヴァイ「!?」

124: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 22:55:48 ID:iFClzKwY

ハンジ「面倒だし」

リヴァイ「待て、お前、あの魔窟のまま年を越す気か?」

ハンジ「いーじゃん。どうせ綺麗にしても元に戻るし」

リヴァイ「何を言ってやがる」

ハンジ「迷惑掛けたね、戻るわー」

リヴァイ「待て! クソメガネ! 手伝ってやるから掃除しやがれ!!」



125: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 23:00:29 ID:iFClzKwY

【大掃除:手伝う】


リヴァイ「……」

ハンジ「……」

*ハンジの部屋*~ヌーン~

リヴァイ「どうしたらここまで散らかせるんだ、てめぇは」

ハンジ「うん、それはだね、リヴァイ。まずは資料を手にします」サッ

ハンジ「そうすると、別の資料が気になってきます。ので、また別の資料を手にします」サッ

ハンジ「そうすると元々持っていた資料が邪魔になります。ので、とりあえずその辺に置きます」スッ

126: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 23:02:16 ID:iFClzKwY

ハンジ「あとはそれを止めどなく繰り返すだけであら不思議! このような魔窟の出来上がり!」

リヴァイ「くだらねぇ説明は求めてねぇよ。というかなんだ“ので”ってのは。使い方間違ってんだろうが」

ハンジ「いや、新兵の一人であるミカサがね。不思議な話し方をするもんだからさ」

リヴァイ「真似してんじゃねぇよ。あと認めたな? 魔窟だと」

ハンジ「さあ! 共に探検をしようじゃないか!」ビッシィ!!

リヴァイ「お前の部屋は未知の領域か?」



127: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 23:07:45 ID:iFClzKwY

【大掃除:掃除中】


ハンジ「あ、コレこんな所にあったんだ」ヒョイッ

リヴァイ「……」パタパタ

ハンジ「あー、コレ探してたんだー」ゴソッ

リヴァイ「……」ザッザッ

ハンジ「うっわ! コレ懐かしっ!」ズルッ

リヴァイ「……」ゴシゴシ

ハンジ「あ、コレは……」ジー

リヴァイ「ちっとも進んでねぇ!!」バンッ!

ハンジ「へ?」

128: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 23:09:31 ID:iFClzKwY

リヴァイ「へ?、じゃねぇよ! てめぇ、むしろ散らかしてんじゃねぇか!!」

ハンジ「掃除してるとありがちじゃね?」

リヴァイ「ありがちだと分かってんなら自制しろ!」

ハンジ「根付いちゃうのはどうかなぁー」アハハ

リヴァイ「自生じゃねぇ! 言葉遊びしてんじゃねぇんだよ!」

ハンジ「怒りっぽいなぁ、リヴァイは」

リヴァイ「誰の所為だ!」

ハンジ「はて?」スットボケ

リヴァイ「……」イラッ

ハンジ「あれ? リヴァイ?」

129: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 23:11:05 ID:iFClzKwY

リヴァイ「……」ポイッポイッ

ハンジ「あ! ちょっと! それいるヤツ!!」

リヴァイ「俺にはどれが必要か分からねぇからな。お前がやらねぇなら全部捨てる」ポイッポイッ

ハンジ「いやぁぁ!! それは捨てちゃダメぇー!!」

リヴァイ「俺にとっちゃゴミだ」ポイッポイッ

ハンジ「だぁぁぁ!! 巨人ちゃんぬいぐるみがぁぁ!!」

リヴァイ「気色悪いもん作りやがって」ツマミ

ハンジ「ぬいぐるみとか女らしいでしょ?」

リヴァイ「きしょい」ポイッ

ハンジ「巨人ちゃんぬいぐるみぃぃーー!!!」イヤァァ!!



130: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/29(日) 23:14:28 ID:iFClzKwY

【大掃除:やっと】


ハンジ「ふぃー。やっと終わった」

リヴァイ「ほとんど俺がやったがな」ミケンニシワー

ハンジ「あはははは! 助かったよ、ありがとう」

リヴァイ「笑い事じゃねぇよ」チッ

ハンジ「ほれほれ、いつもの店で奢ったげるから、機嫌直して!」

リヴァイ「一番高ぇヤツ頼んでやる」

ハンジ「ならばグリンピースを沢山入れてもらおう」

リヴァイ「お前は人参だな」



133: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 21:39:27 ID:p4RRAThs

【晦日】


ハンジ「あーあと2日だね」

リヴァイ「何がだ」

ハンジ「いい加減、知らぬふり飽きない?」

リヴァイ「別に」

ハンジ「私は飽きたわ。あと1日何すっかなぁ……大掃除は終わらせたしぃ」

リヴァイ「俺がな」

ハンジ「しつけぇー。潔癖で無愛想で目付き悪くてガラも悪い。おまけにしつこいとかぜってぇモテねぇな」

リヴァイ「不潔な上に巨人狂いの変態のお前に言われたくねぇな」

ハンジ「私の方が悪口多かった! 勝っちぃー!」イェー!!

リヴァイ「何の勝負だ」



134: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 21:44:12 ID:p4RRAThs

【晦日:明日は?】


ハンジ「リヴァイ、明日はどうしてるの?」

リヴァイ「部屋で寝てる」

ハンジ「そいじゃ宴会参加ねー」カキカキ

リヴァイ「おい!」

ハンジ「家にも帰らず寂しい独り身の連中で宴会する予定なんだよ」

リヴァイ「静かに寝かせろ」

ハンジ「いやいやー、年越す時に1人は寂しいでしょ?」

リヴァイ「今、お前は出稼ぎに出ている一人暮らしの連中を敵に回しやがったぞ?」

ハンジ「そやつらも参加させられんならしてやるんだけどね?」

リヴァイ「で、それ誰が来んだ」

ハンジ「幹部勢揃い」

リヴァイ「……他の兵士は楽しめんのか?」



135: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 21:49:39 ID:p4RRAThs

【雪】


ハンジ「ああーさむー」ブルブル

リヴァイ「近寄るなよ」

ハンジ「冷たいなぁ。この寒い時に冷たいなぁ」

リヴァイ「お前が悪い」

ハンジ「ちょっと冷えた手を首筋にあてたくらいで……背だけじゃなく器もちっちぇな」

リヴァイ「てめぇ、吊るすぞ」

ハンジ「あ!! リヴァイ見て!!」

136: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 21:51:06 ID:p4RRAThs

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「雪だよ! 雪!!」

リヴァイ「ああ……どうりで冷え込む筈だな」ブルッ

ハンジ「ちょっと外に行ってくる!!」

リヴァイ「はぁ? 寒いんじゃねぇのかよ?」

ハンジ「雪だよ!? 関係無いね!!」

バーン!!

リヴァイ「扉は閉めてけ、クソメガネ」



137: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 21:56:05 ID:p4RRAThs

【雪2】


ハンジ「おお……積もるかなぁ。いやぁ、いつ見ても綺麗だね、雪って」

リヴァイ「寒ぃだけだ」

ハンジ「ロマンの欠片もないな」

リヴァイ「そんなもん腹の足しにもなんねぇよ」

ハンジ「心の栄養にはなったりするんだよ。ダメだな、リヴァイは」フゥー

リヴァイ「だったらまた外で見てこいよ。窓越しじゃねぇ方が心の栄養になんじゃねぇのか?」

ハンジ「ふふふ……外は予想外の寒さだったよ、リヴァイ……ふぁ……ぶぇっくしょい!」



138: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 22:01:17 ID:p4RRAThs

【雪だるま】


ハンジ「あははははは!」ボフーン!

リヴァイ「積もったな」

ハンジ「雪だるま作ろう! 雪だるま!!」ガバッ

リヴァイ「勝手に作れ」

ハンジ「一人じゃでかい雪玉上に乗っけらんないよ」

リヴァイ「寝かせとけ」

ハンジ「そんな怠惰な雪だるま嫌だわ!」

139: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 22:03:05 ID:p4RRAThs

エルヴィン「やぁ、寒いな」

ハンジ「エルヴィン! 雪だるま作ろう!!」

エルヴィン「巨人じゃなくていいのか?」

ハンジ「!!」

リヴァイ「何余計な事言ってんだ」

ハンジ「でけぇの作んなきゃ!! エルヴィン! 立体機動使っていい!?」キラキラ+

エルヴィン「はっはっは、駄目に決まってるだろう」ニッコリ

リヴァイ「悪魔だな」



140: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 22:08:24 ID:p4RRAThs

【雪だるま団体】


ハンジ「ふぃー! 沢山作れたね!」

エルヴィン「うむ、いい運動になったな」キラッ+

リヴァイ「何で俺が……汚ぇな」チッ

ミケ「……俺の方が言いたいんだが」

リヴァイ「ああ……来ていきなりだったな。同情はする」

ミケ「上に乗せる係はほぼ俺だったぞ」

リヴァイ「適材適所だろ」

ミケ「……」ジッ

リヴァイ「……なんだ」

ミケ「確かにな」フッ

リヴァイ「てめぇを吊るすには骨が折れそうだな……よし、削ごう」スチャッ

ミケ「刃物をどこに持ってたんだ」



141: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 22:13:07 ID:p4RRAThs

【雪だるま兵団】


リヴァイ「これどうすんだ」

*雪だるま群*

ミケ「このままだと調査兵団の沽券に関わりそうだな」

ハンジ「えー、いいじゃないか」

リヴァイ「よくねぇだろ。崩すか」

エルヴィン「それは勿体ないな……」

リヴァイ「言ってる場合か」スッ

ハンジ「あー! ダメだよダメ!! それエルヴィンだから!」

リヴァイ「ああ?」

142: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/30(月) 22:15:14 ID:p4RRAThs

ハンジ「これがモブリットで、これがナナバね」

エルヴィン「ああ、道理で細かい所を拘(こだわ)っていた訳だ」

ミケ「これ全部決まってるのか……」

リヴァイ「……」

ハンジ「この一番大きいやつはミケだよ。で、」

リヴァイ「……」ピクッ

ハンジ「この一番小さいのがリヴァイね」ケラケラ

リヴァイ「ふんっ!」グシャッ!!

ハンジ「うわぁぁぁぁ!! リヴァイーー!!!」


144: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:35:04 ID:XfchYakU

【嘆く】


ハンジ「あぁぁ……何て事するんだよ、リヴァイ」ペタンッ

リヴァイ「座り込むな、冷えんぞ」

ハンジ「うっうっ……酷いよぅ」

リヴァイ「泣く程かよ」

ハンジ「リヴァイ(の雪だるま)がぐちゃぐちゃに潰れたよぅー!!」

リヴァイ「……言葉に出すと縁起でもねぇな」



145: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:38:07 ID:XfchYakU

【開戦】


エルヴィン「本当に酷いな、リヴァイ」ガチャッ

ハンジ「エルヴィーン!」

ミケ「ふむ」ガチャッ

リヴァイ「お前らも敵か。つーか……いい加減立体機動ははずさねぇのか?」

ハンジ「極悪非道とはこの事だよね!」ギュッギュッ

リヴァイ「極……酷ぇのはどっちだ」

ハンジ「リヴァイだよ!」ヒュンッ

リヴァイ「!?」サッ

ハンジ「くっそ! 避けやがった!」チッ

リヴァイ「何しやがる」

146: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:39:16 ID:XfchYakU

エルヴィン「まぁ、そういうことだ」ヒュンッ

――ベシャッ!

リヴァイ「――っ!? エルヴィン、てめぇ!!」

――ベシャッ!

リヴァイ「!?」

ハンジ「あったりぃー♪」

リヴァイ「……ハンジ」ジロッ

――ベシャッ

リヴァイ「!?」

ミケ「隙だらけだ、リヴァイ。壁外ならば死んでいたぞ」フッ

リヴァイ「お前ら……」イラッ

ハンジ「宣戦布告だ!」ビシィ!

リヴァイ「既に攻撃を受けてんだが」



147: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:42:18 ID:XfchYakU

【卑怯】


エルヴィン「どこまで持ち堪えられるだろうな? リヴァイ」ヒュンッ

リヴァイ「チッ!」サッ

ミケ「なかなかうまく避けるな、リヴァイ」ヒュンッ

リヴァイ「くっ!」ササッ

ハンジ「ふふふ、観念するんだね、リヴァイ」ヒュンッ

リヴァイ「てめぇら! 3対1は卑怯だろうが!!」ザッ

ハンジ「聞っこえなーい♪」

148: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:43:29 ID:XfchYakU

リヴァイ「クソがっ! 潰すっ!!」ヒュンッ!

ハンジ「うおっと!」サッ!

リヴァイ「チッ!」

ハンジ「うはは! あっぶねぇー」ケラケラ

エルヴィン「相手は人類最強だからな。3対1で丁度いいくらいだろ」ヒュンッ

リヴァイ「その3人が調査兵団団長と分隊長でなければな!!」サッ

ミケ「ほぅ、では他の3人であれば勝てると。すごい自信だな」ヒュンッ

リヴァイ「ちげぇよ!!」タッ! サッ!

ハンジ「雪だるまに隠れた!! 逃すか!」ダッ!

エルヴィン「!? 待て! ハンジ! 深追いするな!!」

149: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:44:23 ID:XfchYakU

ハンジ「へ?」

リヴァイ「――――」ヒュンッ

ハンジ「反対側から!? しまっ……」

――ベシャッ!

ハンジ「」

リヴァイ「……まず1人」サッ

エルヴィン「くっ! ハンジ……仇はとるぞ……」ニギニギギュッギュッ

リヴァイ「……やれるものならな」



150: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:47:59 ID:XfchYakU

【実況】


――ヒュヒュンッ

エルヴィン「くっ!!」ダッ

リヴァイ「……チッ」スゥ…

ミケ「うまく雪だるまを使っているな……」

エルヴィン「うむ、さすがはリヴァイだ。雪だるまの裏に雪玉をストックしているようだな」

ハンジ「果たしてリヴァイはエルヴィン団長、ミケ分隊長の2人を倒す事が出来るのでしょうか!?」

ハンジ「実況はわたくし、既に戦線離脱をしたハンジ・ゾエが務めさせて頂きます!」

151: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:51:11 ID:XfchYakU

エルヴィン「……行くぞ、ミケ」

ミケ「ああ」

ハンジ「さあ、どうやらエルヴィン、ミケコンビが動くようです!」

リヴァイ「ふんっ、返り討ちにしてやる」

ハンジ「それを冷静に見極めようとするリヴァイ! 2対1、状況は未だ不利です!」

――ヒュッ

ハンジ「おおっと! なんと先に仕掛けたのはリヴァイだった! エルヴィン、ミケは動くようで動かない! 様子を窺っているのか!?」

エルヴィン&ミケ「「――――」」ササッ!

ハンジ「2人が雪だるまに隠れたー! しかもその雪だるまは巨人ー!!」

ハンジ「やはりでかい2人には巨人雪だるまでなくては隠れられないかー!?」

ハンジ「これはリヴァイ、有利か!?」

リヴァイ「……」イラッ

ミケ「これ巨人なのか……」

152: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:52:12 ID:XfchYakU

ハンジ「巨人の雪だるま……今は亡きチカチローニ、アルベルト……」

ハンジ「ありったけの気持ちを込めて作ったよ……」

ハンジ「私はあなた達の事を忘れない! 君達から得た情報は次へと受け継がれる! そう、そしてまた捕まえられたら次はああしてこうして……ふひひっ! ああ! そうするのもいいなぁ!! そしたら次は――」ムフー!!

リヴァイ「うるせぇ!!」ヒュンッ!!

――ベシャッ!

ハンジ「」



153: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:57:46 ID:XfchYakU

【決着】


――ベシャッ!

ミケ「くっ! エルヴィン……あとは頼んだ……」パタリ

ミケ「」

エルヴィン「ミケ……」

エルヴィン「……やはり、と言うべきか……2人になったなリヴァイ」

リヴァイ「エルヴィン、後はてめぇだけだ」

エルヴィン「うむ、なるべくならば優しく仕留めたかったが……」

リヴァイ「はっ! くだらねぇ。そんなつもりなんざはなからねぇくせに」

エルヴィン「さぁ? どうだろうな……」スゥ…

リヴァイ「チッ……でけぇ図体のくせにうまく雪だるまに隠れやがって……」

154: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 13:59:01 ID:XfchYakU

――ヒュヒュン!

リヴァイ「チッ!」ザッ

――ヒュッ!

リヴァイ「何!?」

――ベシャッ!

リヴァイ「」

ハンジ「なんとーー! 1人誘導攻撃ぃーー!! 始めの攻撃とは反対方向から雪玉がぁー!! リヴァイの動きを読んでいたぁー!!」

ハンジ「しかしどれだけの速さで移動したのか!! 侮りがたしエルヴィン!!」

155: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 14:00:23 ID:XfchYakU

エルヴィン「大した事ではない」ガチャッ

リヴァイ「てめぇ……立体機動を……!!」

ハンジ「なんとぉー!! そういや立体機動を着けていたぁ!! なんたる卑怯! 巨人雪だるまを作る際、私には許可しやがらなかったくせにぃー!!」

エルヴィン「立体機動演習の帰りだったのでね」

リヴァイ「卑怯者が!」

エルヴィン「失礼な。立体機動を禁止しなかったのはお前だろう? 俺は使える物を使っただけだ」

リヴァイ「チッ!」

ハンジ「これはやはりと言うべきか! 勝者はエルヴィン・スミス! 調査兵団団長だぁーー!!」

156: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 14:01:13 ID:XfchYakU

ミケ「……そろそろ戻ろう」スクッ

エルヴィン「ああ、そうだな。汗をかいた。このままでは冷えてしまう」

リヴァイ「チッ……くだらねぇ事をした」パンパン

ハンジ「あ、ちょっと待ってー」ペタペタ

リヴァイ「何してんだ」

ハンジ「んー? リヴァイ作ってる」

リヴァイ「せっかく潰したのに、お前」

ハンジ「いいでしょ。みんないるのにリヴァイだけいないのは嫌だし」

リヴァイ「……」

157: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 14:02:37 ID:XfchYakU

ハンジ「あ、雪また降ってきたね」

リヴァイ「行くぞ、早くしろ」

ハンジ「待って待って! ……よっしゃ! 行こうか!」パンパン

リヴァイ「……」スタスタ…チラッ


*4人の雪だるま*


。  ゚ 。 ゚ ゚ 。  ゚  。
  。 ゚ □ ▲  ■。 ゚ 
 ゚ △゚。(‥)(‥)゚。(‥) ゚ 
⌒⌒(‥)( ) )( ) ⌒
⌒。( )  ) )  )⌒。
⌒ ⌒⌒⌒ ⌒⌒⌒⌒ ⌒⌒ 


リヴァイ「……チッ」



161: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:05:37 ID:XfchYakU

【連れ出し】


リヴァイ「……さて、逃げるか」

ハンジ「逃がすか!」

リヴァイ「!?」

ハンジ「オルオ! ペトラ! 退路を断て!!」

オルオペトラ「「ハッ!!」」ザザッ!

リヴァイ「……お前ら」ギロッ

オルオ「す、すみません、リヴァイ兵長……ですが……」

ペトラ「宴会に参加してほしいんです!」

リヴァイ「……脅されたのか?」

162: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:07:38 ID:XfchYakU

ハンジ「酷いね、私がそんな事をするとでも?」

リヴァイ「するだろ」

ハンジ「まぁ、するけどさ。今回はしてないよ」

リヴァイ「……」ジロッ

オルオ「うぅ……お、俺達は」ダラダラ

ペトラ「くぅ……リヴァイ兵長と過ごしたくて……」ダラダラ

リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイ、可愛い部下達がこんなに参加して欲しがっているんだよ?」

リヴァイ「……」ジロッ

ハンジ「それを無視するなんて酷いと思わないかい?」ニヤッ

163: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:09:17 ID:XfchYakU

リヴァイ「……お前ら、家に帰んなくていいのか?」

オルオ「元々当直なんです。明日は帰ります」

ペトラ「同じく、です」

オルオペトラ「「なのでせめて!!」」

リヴァイ「……」

ハンジ「さぁ、おとなしく来るんだ、リヴァイ」

リヴァイ「お前ら……」

オルオペトラ「「はい?」」

164: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:11:38 ID:XfchYakU

リヴァイ「悪いな」タンッ! ヒョイッ

オルオ「なっ!?」

ペトラ「窓から!?」

ハンジ「全く、ここ2階だよ? 行儀が悪いね」ハァー

オルオ「逃げられちゃいましたよ!?」

ペトラ「どうするんです!?」

ハンジ「……抜かりはないよ」ニヤリ



165: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:16:29 ID:XfchYakU

【大捕物】


リヴァイ「チッ、年末に面倒臭ぇマネを……」スタスタ

ミケ「リヴァイ」

リヴァイ「ああ、ミケ……」ピクッ

ミケ「すまん」グワッ!

リヴァイ「――――」タンッ!

ミケ「なっ!?」

リヴァイ「見くびるなよ。怪しげな気配ぐらいわかる……」

エルヴィン「――――」シュルシュル!

リヴァイ「!?」

166: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:18:16 ID:XfchYakU

エルヴィン「ふむ、曲者を捕らえた」ギュッ

リヴァイ「エルヴィン! てめぇ!!」

ハンジ「やっほーい! うまくいったー!!」

リヴァイ「ハンジ!」

ハンジ「いやーありがとうねぇ、エルヴィン、ミケ」

ミケ「いや……」

エルヴィン「どういたしまして」

ハンジ「どうかね、リヴァイ。縛られている気分は」フフ

リヴァイ「最悪最っ低な気分だな!」ギロリ

オルオ「だ、団長……」

ペトラ「ミケ分隊長まで……」



167: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:23:22 ID:XfchYakU

【宴会】


――ワイワイガヤガヤ……

リヴァイ「チッ」グイッ

ハンジ「素直に来てたらよかったのに」

リヴァイ「てめぇ潰れる気満々だろうが」

ハンジ「リヴァイがいないとねぇ。誰が部屋に運んでくれるんだか」

リヴァイ「誰でも運ぶだろ」グビッ

ハンジ「……まぁ、多分運んでくれるだろうけどね……」

リヴァイ「それにこの状況を見るにどうせ雑魚寝になんだろ」

168: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:24:53 ID:XfchYakU



――ワハハハハ!

――キャー!脱がないでよ!!

――ピクシス司令のモノマネ!!

――お前ボウル被っただけじゃねぇか!!



ハンジ「あはは! 楽しそうだね」

リヴァイ「大した酒もつまみもねぇのにな」

ハンジ「雰囲気が大事なんだよ」

リヴァイ「……そんなもんか」

ハンジ「そんなもんだよ」フフ



169: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:29:36 ID:XfchYakU

【年明け】


リヴァイ「おい、ハンジ」

ハンジ「んー?///」ボー

リヴァイ「もう限界だろ」

ハンジ「そだねぇー///」ヒック

リヴァイ「寝ろ。落ち組はあっちで寝てる」

ハンジ「んー……もちっとねぇ」

170: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:32:01 ID:XfchYakU

リヴァイ「ああ?」


――3、2、1!

――A HAPPY NEW YEARー!!


リヴァイ「ああ……なるほどな」

ハンジ「リヴァイーあけおめー……」パタンッ

リヴァイ「……」

ハンジ「」スースー

リヴァイ「人の膝の上で寝んじゃねぇよ」ナデ…

171: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:34:01 ID:XfchYakU

エルヴィン「潰れたか」

リヴァイ「ああ……連れ出し方といい迷惑な奴だ」ハァー

エルヴィン「ははっ、まあいいじゃないか。ばか騒ぎなんて滅多に出来ないしな」

リヴァイ「お前らもノるんじゃねぇよ」

エルヴィン「まあ、たまにはな」

リヴァイ「……チッ」

エルヴィン「今年始めの舌打ちだな」ハハッ

リヴァイ「何も目出たくねぇな」

エルヴィン「じゃ、そろそろ寝るよ。俺は明日から仕事だからな」

172: ◆uSEt4QqJNo 2013/12/31(火) 17:36:07 ID:XfchYakU

リヴァイ「年始早々大変なこったな」

エルヴィン「リヴァイは明後日……明日からだろ? 似たようなもんだ」

リヴァイ「まぁな……」

エルヴィン「じゃあ、来年も宜しくなリヴァイ」

リヴァイ「ああ……」

スタスタスタスタ……

リヴァイ「……」グビッ

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……」

リヴァイ「……コレどうすりゃいいんだ?」



176: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:15:52 ID:hJl/G4vI

【明けました】


ハンジ「改めてー、あけおめ! ことよろ!」

リヴァイ「略すな」

ハンジ「明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「リヴァイも略すなよ!」

リヴァイ「今年もお前と宜しくするつもりはない」

177: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:16:51 ID:hJl/G4vI

ハンジ「年始からひでぇな!」

リヴァイ「迷惑しか掛けられてねぇからな」

ハンジ「何言ってんだよ、ほら…………」

リヴァイ「……」

ハンジ「………………」

リヴァイ「ねぇだろ」

ハンジ「いや、あるさ! ありすぎて出てこないだけだよ!!」



178: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:19:13 ID:hJl/G4vI

【新年早々……】


リヴァイ「二日酔いはしてねぇのか?」

ハンジ「実はしている。頭痛い」ズキズキ

リヴァイ「おとなしくしてろよ」

ハンジ「こんな時は鬱金(うこん)だよ! ターメリックだよ!!」

リヴァイ「うんk……」
ハンジ「やめろ!! 子供か!!」



179: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:22:26 ID:hJl/G4vI

【まったり】


ハンジ「暇だねぇ」

リヴァイ「俺らの仕事は明日からだからな」

ハンジ「一日早々お仕事の方達には頭が下がるね。マジお疲れ」

リヴァイ「兵団本部を空にするわけにはいかねぇからな」

ハンジ「私らは明日だねぇー」ヌクヌク

リヴァイ「座ったまま寝るなよ」

ハンジ「何て言うかさぁ」

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「年始早々兵団の食堂でまったりとか些(いささ)か侘しさを感じる……」

リヴァイ「……深く考えねぇのが秘訣だ」



180: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:25:15 ID:hJl/G4vI

【挨拶】


ペトラ「リヴァイ兵長、ハンジ分隊長、明けましておめでとうございます 」

オルオ「おめでとうございます」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「あけおめーことよろー」

リヴァイ「今から帰んのか」

ペトラ「はい、父が待ってますので」

オルオ「家族が騒がしく待ってます……」ハァー

ハンジ「オルオ、いつにもまして疲れ顔だね」

181: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:26:06 ID:hJl/G4vI

オルオ「弟共に無茶苦茶にされるのが毎年の事なので……」フゥ-

ハンジ「あはは! でも久しぶりの実家でしょ? 楽しんでおいで」ヒラヒラ

オルオペトラ「「はい」」

ペトラ「御二人共、今年も宜しくお願い致します」ペコリ

オルオ「宜しくお願い致します」ペコッ

ハンジ「うん、宜しくね」

リヴァイ「ああ」

182: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:27:07 ID:hJl/G4vI


――ガチャッ

ペトラ「私の後を付いて言うのやめてよ」

オルオ「ああ? 別に付いてねぇよ。お前が先に言っちまうからだろうが。チッ」

ペトラ「……」イラッ

オルオ「お、なんだ? 俺に見惚れているのか」フッ

ペトラ「ふんっ!」ゲシッ

オルオ「ぐへっ!」ドシャッ

――パタンッ

.

183: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:28:06 ID:hJl/G4vI

ハンジ「あははは! 相変わらずだね、あの2人は」

リヴァイ「……お前は帰らなくていいのか?」

ハンジ「ん? いいんだよ。どうせ明日から仕事だし」フフ

リヴァイ「そうか」

ハンジ「そうだよ」ニコッ



184: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:32:06 ID:hJl/G4vI

【お腹減った】


ハンジ「お腹減ったねー。リヴァイなんか食べるー?」

リヴァイ「お前が作んのか?」

ハンジ「明後日までみんな各自で作ったりなんだりなんだよ」

リヴァイ「そりゃ知ってるが」

ハンジ「何食べたい?」

リヴァイ「緑の豆が入ってなきゃなんでもいい」

ハンジ「好き嫌いはよくないよ」

リヴァイ「お前に言われたくない」



185: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:35:17 ID:hJl/G4vI

【お知らせ】


ハンジ「フンフーン♪」トントン

リヴァイ「……」バサッ

ハンジ「それ回紙?」ジュー

リヴァイ「いや……“調査兵団新年のお知らせ”だと」

ハンジ「……何それ」

リヴァイ「“新年明けましておめでとう! 本年も宜しく ”
……あとはごちゃごちゃと報告やらなんやらだな。さすがに巨人の事を書くのはやめたらしい」

ハンジ「……」

リヴァイ「最後に“心臓を捧げよ!”と書いてある」

ハンジ「もう一度言うけど何それ」

リヴァイ「……エルヴィンの野郎新年早々滑ってやがるな」



186: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:38:24 ID:hJl/G4vI

【すべった】


エルヴィン「いい匂いだな」

ハンジ「エルヴィン、あけおめー」

エルヴィン「ああ、今年も宜しくな」

リヴァイ「休憩か?」

エルヴィン「ああ、しかしお前らはせっかくの休みを兵団内で過ごすのか?」

リヴァイ「別にやることねぇからな。外は寒ぃし」

エルヴィン「寂しい限りだな」

187: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:39:43 ID:hJl/G4vI

ハンジ「はい、エルヴィンどうぞー」カチャッ

エルヴィン「おお、すまないな」

ハンジ「いいんだよ、沢山作っちゃったからね」

エルヴィン「そうだ。“調査兵団新年のお知らせ”はどうだった?」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

エルヴィン「なかなか良く出来たと思うんだがな」モグモグ

リヴァイ「良い出来だと思ってやがるみてぇだぞ?」ヒソッ

ハンジ「正直に言った方がいいのかな?」ヒソッ

188: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:41:45 ID:hJl/G4vI

エルヴィン「どうした?」

リヴァイ「……正直、滑ってた感が否めねぇ」

エルヴィン「……そうか」

ハンジ「そうだよ……巨人に関する私の見解やらなんやら載せなきゃ手落ちじゃないか!!
あれじゃ良い出来とは言えないねっ!!」

エルヴィン「そうか。新年早々巨人の文字を目にするのは如何なものかと思っていたが……」

リヴァイ「“何それ”ってそっちの意味でか」



189: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/01(水) 18:44:31 ID:hJl/G4vI

【あれ、それ】


リヴァイ「ハンジ、あれ取ってくれ」

ハンジ「はいはい」スッ

リヴァイ「ん」

エルヴィン「……」

リヴァイ「ハンジ、それを」

ハンジ「あーこれね」スッ

エルヴィン「……」

リヴァイ「……あれどこやった?」

ハンジ「ここだよ。全く、少しは自分で動きなよ」スッ

リヴァイ「お前が物に近い所にいるからな」

エルヴィン「……お前らは熟年夫婦か」



194: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:04:13 ID:tnsl8Efc

【餅つき】


――ザワザワ

リヴァイ「?」

ハンジ「んでー、コレで突くの」

エルヴィン「なるほど」

ミケ「要は麺棒のでかいやつだな」

ハンジ「みたいなもんだね」

リヴァイ「何やってんだ?」

ハンジ「お! リヴァイ、良いところに。餅つきだよ」

195: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:05:09 ID:tnsl8Efc

リヴァイ「?」

ハンジ「お餅作るの。なんか古い文献に載ってたんだ。少ないけど餅米も手に入ったし」

リヴァイ「これで作るのか」

ハンジ「普段はねー麺棒で潰して作るんだけど、これだと一気に沢山作れるね!」

リヴァイ「どうやるんだ?」

ハンジ「蒸した餅米をこの“臼”にいれて、こっちの“杵”で突くの」

ハンジ「そのままだと餅米が寄っちゃったりするから、時々手をいれてひっくり返したりすんの」

リヴァイ「……手を突いたりしねぇのか?」

ハンジ「いや、一回止まろうよ。突きながらとか素人がやっちゃいけない事だと思うよ?」



196: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:10:12 ID:tnsl8Efc

【ぺったんぺったん】


ハンジ「そーれ! ぺったんぺったん!」

エルヴィン「ぺったんぺったん」ドスッ

ミケ「……ぺったんぺったん」ドスッ

リヴァイ「……」

ハンジ「ひっくり返すねー、ちょっと待って」

エルヴィン「ああ」

ミケ「良い香りだな」スンッ
リヴァイ「……」

197: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:11:06 ID:tnsl8Efc

ハンジ「いいよー。あ、そーれ」

エルヴィンミケハンジ「「「ぺったんぺったん」」」ドスッ

リヴァイ「……なぁ」

ハンジ「何? リヴァイ。餅つきしたい?」

リヴァイ「別にしたくねぇ。それよりその掛け声……」

エルヴィンミケ「「ぺったんぺったん!」」ドスッ

ハンジ「ぺったんぺったん!!」

リヴァイ「……必要なのか?」

ハンジ「いや、別に」

エルヴィンミケ「「えっ」」



199: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:17:01 ID:tnsl8Efc

【出来立て】


ハンジ「いんやー美味しいね! 突きたてのお餅!!」ムフー

エルヴィン「うむ、自分で突いたから尚更だな」

ミケ「美味い」

リヴァイ「……」モクモク

ハンジ「おぉ!? 見て見て!! 超伸びる!!」ビローン

リヴァイ「……」モクモク

200: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:18:16 ID:tnsl8Efc

エルヴィン「凄いな。俺も負けていられないな」ノビーン

ミケ「なんの」ビヨーン

リヴァイ「……」モクモク

ハンジ「私のが一番伸びたー!」ヘヘン

エルヴィン「むむぅ……途中で切れてしまった」

ミケ「顔に付いた……」ベトー

リヴァイ「……」モクモク

ハンジ「……リヴァイ、黙々と食い過ぎじゃね?」



201: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:23:48 ID:tnsl8Efc

【炬燵(こたつ)】


ハンジ「ねぇねぇ! また古い文献から起こしてみたよ!」

エルヴィン「なんだ、これは?」

ハンジ「“こたつ”って言うんだって!」

ミケ「どんな物なんだ?」

ハンジ「暖房器具だよ」

リヴァイ「ほぅ」

ハンジ「えっとね、まずは床を掘ってそこに炭、もしくは練炭を置いてその上に櫓(やぐら)を組んで布団を……」

リヴァイ「解説はいい。どうすんだ?」

ハンジ「説明させてくれよ! もう! 中に足入れるだけだよ。真ん中に熱源があるから気をつけてね」

202: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:24:57 ID:tnsl8Efc

エルヴィン「座れるのか」

ハンジ「掘り炬燵って言うんだよ」

ミケ「早速試してみるか」

ハンジ「そだね。とりあえず楽しもうか」

リヴァイ「……」ゴソゴソ

エルヴィン「暖かいな」ヌクヌク

ハンジ「あー良いねーコレ」ヌクヌク

リヴァイ「悪くない」ヌクヌク

ミケ「うむ」ヌクヌク



203: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:29:40 ID:tnsl8Efc

【魔力】


ハンジ「実は文献に“不思議な魔力が宿っている”とか“呪いが”とか書かれててちょっと気が引けたんだけどね」

リヴァイ「おい」

ハンジ「えー? 作り方を見るに別に変な物なかったし。大丈夫でしょ」

エルヴィン「まあ、特段おかしな感じは見受けられないな」

ハンジ「多分だけどさ、潜っちゃいけないんだよ。一酸化炭素中毒になっちゃうから」

ミケ「このちょっとした隙間はその為か」

ハンジ「密閉しちゃうと熱源も消えちゃうしね。リヴァイー潜っちゃダメだよ」

リヴァイ「なんで俺だけに言うんだ」スッポリ

ハンジ「すでに首まで入ってる奴は言われて当然だろ」



204: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:34:53 ID:tnsl8Efc

【ぬくぬく】


ハンジ「あー暖かいー」ヌクヌク

エルヴィン「うむ」ヌクヌク

ミケ「……」ヌクヌク

リヴァイ「……」ヌクヌク

ハンジ「あ、さっきのお餅まだ残ってるから食べよー」スッ

リヴァイ「……」スサッ! …モクモク

ハンジ「速いな!!」

205: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:36:14 ID:tnsl8Efc

エルヴィン「うーむ、まったりだな」ヌクヌク

ミケ「ああ。そう言えば部下からミカンを貰っていた。取ってくる」スクッ

リヴァイ「待ってる」モクモク

ハンジ「私も待ってるー」ヌクヌク

ミケ「ううむ……名残惜しいな……」スタスタ

ハンジ(あれ? そういや炬燵と何かを同時に置いちゃダメとかなんとか書いてあったような……)ヌクヌク

ハンジ(ま、いっか)マ-ッタリ



206: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:42:20 ID:tnsl8Efc

【ミカン】


ミケ「持ってきたぞ」スッ

ハンジ「ミケー! 待ってたよー!!」

エルヴィン「美味しそうだな」ニコニコ

リヴァイ「……」ヌクヌク

ミケ「また首まで入ってるのか、リヴァイ」

リヴァイ「お前らにはなかなか出来ないだろう?」フフン

ハンジ「自慢なのか自虐自慢なのか」

207: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:43:08 ID:tnsl8Efc

エルヴィン「うーん……炬燵でミカンとは乙なものだな」モグモグ

ミケ「これは良いな」モグモグ

リヴァイ「寄越せ」ムクッ

ハンジ「ほい」スッ

リヴァイ「ん」

ハンジ「甘ーい。美味しいね」モグモグ

リヴァイ「美味い」モグモグ



208: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:48:08 ID:tnsl8Efc

【雪より炬燵】


エルヴィン「ん? 雪が降ってきたみたいだな」

ハンジ「マジで!? 見てくる」スクッ…スタタ

リヴァイ「またか」ヌクヌク

ミケ「雪なんぞこの時期珍しくもないだろうに」ヌクヌク

エルヴィン「そうだな」ヌクヌク

ハンジ「やっぱ、外寒い!!」スッポーン

リヴァイ「バタバタすんな寒いだろうが」

ハンジ「ああぁ、暖けぇー」ヌクヌク

エルヴィン「ミカン食べるか?」スッ

ハンジ「あ、エルヴィンありがとうー」



209: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:53:38 ID:tnsl8Efc

【魔力の正体】


リヴァイ「エルヴィン、そろそろ仕事じゃねぇか?」

エルヴィン「うむ、そうなのだが炬燵とミカンが俺を離してくれない」ヌクヌク

リヴァイ「何を馬鹿な事言ってやがんだ」ヌクヌク

ハンジ「ミケもじゃなかった?」

ミケ「部下に言って明日にした」ヌクヌク

エルヴィン「狡いぞミケ。俺もそうしよう」ヌクヌク

ハンジ「2人とも何言ってんの」モグモグ

リヴァイ「まぁ、気持ちは分かる」ヌクヌク

ハンジ「まぁねートイレに立つのも躊躇しちゃうくらいだしねぇ……ハッ!!」

エルヴィン「どうしたハンジ」

210: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 21:55:17 ID:tnsl8Efc

ハンジ「これだ!!」

ミケ「何がだ?」

ハンジ「魔力だよ!! 呪いだよ! ミカンだよ!!」

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「あまりの気持ち良さに脱け出せなくなるんだよ! 後ミカンやべぇ! 最強の炬燵の友だ! 囚われる!!」

エルヴィン「今日くらいいいんじゃないか」マッタリ

ミケ「もう仕事は明日に回したしな」マッタリ

リヴァイ「俺は今日の分は終わった」スッポリ

ハンジ「……すっかりコタツムリになってんなリヴァイ。私も今日の分は終わってる」ヌクヌク

エルヴィン「ならいいんじゃないか?」

ハンジ「……そうだねぇ。そうかもね」ムフー



211: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 22:00:10 ID:tnsl8Efc

【炬燵禁止】


リヴァイ「ん?」ヒョイ

ハンジ「あ、おはよ、リヴァイ」

リヴァイ「炬燵は無くしたのか?」

ハンジ「うん。あれはヤバイ事がわかったし」

エルヴィン「……無くしてしまったのか……」ヒョイ

ミケ「またミカンを貰ったのだが……」ヒョイ

ハンジ「ダメだよ」

212: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 22:01:10 ID:tnsl8Efc

リヴァイ「あと1日くらい」

ハンジ「ダメ」

ミケ「いやしかしミカン……」

ハンジ「それは後で食べる」

エルヴィン「……どうしてもか?」

ハンジ「団長命令は及ぶところじゃないからね?」

リヴァイ「頑なだな」

ハンジ「だって! 気づかないの? みんなこんなに囚われちゃってるんだよ?」

213: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/02(木) 22:02:33 ID:tnsl8Efc

エルヴィン「……たまにならいいだろう?」

ミケ「ミカンもある事だし」

ハンジ「ミケ、すげぇミカン押し!」

リヴァイ「ハンジ」ジッ

ハンジ「……はぁー。わかったよ。後1回だけね」

エルヴィンリヴァイミケ「「「!!」」」

ハンジ「ただし! 休みの日だよ!! 今日はダメだからね!」

エルヴィンリヴァイミケ「「「……」」」ガッカリ

ハンジ「……仕事しろよ」



216: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:17:07 ID:WKCBBebc

【○○専用炬燵】


――コンコンッ

ハンジ「エルヴィーン! 休みの所悪いんだけどちょっといいー?」

エルヴィン「アア、アイテルゾ」

――ガチャッ

ハンジ「あのさ、この書類……」

エルヴィン「ああ、それか」ヌクヌク

リヴァイ「……」ヌクヌク

ミケ「……」モグモグ

ハンジ「…………」パサッ

エルヴィン「書類が落ちたぞ?」←でも動かない

217: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:18:14 ID:WKCBBebc

ハンジ「あ……あんたら何してんだぁぁーー!!?」

リヴァイ「炬燵中だ」ヌクヌク

ミケ「同じく」ヌクヌク

ハンジ「あんたらがうるさいから休みの日だけ解禁にしたけど、エルヴィン以外の奴、仕事は!?」

ミケ「終わらせた」

リヴァイ「同じく」

ハンジ「エルヴィンも! いつの間に自室に作ったの!?」

エルヴィン「団長特権だ」

ハンジ「そんな特権ねぇよ!」

218: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:19:23 ID:WKCBBebc

リヴァイ「俺の部屋にも欲しいな」

ミケ「俺も欲しい」

ハンジ「みんな欲しいに決まってんだろ! そんなに作れないよ! 炭だってタダじゃないんだよ!?」

エルヴィン「今、炭は消えてる」

ハンジ「は?」

ミケ「始めだけ火を入れて、あとは人の体温だ。また寒くなったらつける」

エルヴィン「そこそこ暖かい」

ハンジ「……」

リヴァイ「仕事まだあんのか? ねぇなら入れ。人が多い方がいい」

ハンジ「侘しいわっ!!」



219: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:24:43 ID:WKCBBebc

【ダメ男共】


ハンジ「せめて温石(おんじゃく)使いなよ」

エルヴィン「なるほど。それならば床を掘ったり上げたりしなくても済むかもな」

リヴァイ「温石作らねぇとな」

ミケ「誰が作る?」

エルヴィンリヴァイミケ「「「……」」」ジッ

ハンジ「仕事中だっての!! 動け! 怠け者共!!」



220: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:30:10 ID:WKCBBebc

【1月】


ハンジ「12月を師走、まぁ忙しい月だと言うけれど1月もかなり師走だよね」

リヴァイ「いきなりなんだ」

ハンジ「いや、世間の慌ただしさを見てなんとなくね」

リヴァイ「確かにな」

ハンジ「年初めくらいのんびりしたいもんだけどね」

リヴァイ「色々付き合いがあんだろ」

221: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:31:07 ID:WKCBBebc

ハンジ「まぁね。エルヴィンも忙しそうだ」

リヴァイ「炬燵でだいぶ癒されただろ」

ハンジ「あんだけおかしい3人は初めて見たかもね」ケラケラ

リヴァイ「言いふらすなよ」

ハンジ「さて、どうしようかな?」ニヤニヤ

リヴァイ「……」チッ



222: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:36:11 ID:WKCBBebc

【流れ星】


ハンジ「うー寒さむ……」

リヴァイ「口に出すな。余計に寒ぃ」

☆ミキラッ+

ハンジ「あ!!」

リヴァイ「どうした?」

ハンジ「流れ星!! 見て見て!」

リヴァイ「ああ? もう遅ぇだろ」

ハンジ「また流れるかもじゃん! それに空気が澄んでるから星綺麗だよ」

リヴァイ「……ああ、そうだな」

223: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:37:25 ID:WKCBBebc

☆ミキラッ+

リヴァイ「おっ」

ハンジ「また流れた! リヴァイ見た!?」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「良かった!」

リヴァイ「何がだ」

ハンジ「ん? 一緒に見れて良かったなって」

リヴァイ「なんだそりゃ」

ハンジ「1人で見るより誰かと見れた方が幸せが増える気がするんだよ。私は」

リヴァイ「なら良かったな。一緒に見たのは俺1人だが」

ハンジ「リヴァイが一緒で良かったよ」

リヴァイ「……そうか」



224: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:42:13 ID:WKCBBebc

【願い事】


ハンジ「しまった!! 願い事忘れた!」

リヴァイ「ああ、消える前に3回願い事を唱えるってヤツか」

ハンジ「そう! 次は唱える!!」

リヴァイ「あれ無理あるだろ。速すぎて3回も言えねぇ」

ハンジ「大抵はね。でも極たまに数秒間流れるモノもあるんだよ」

リヴァイ「ほぅ」

225: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:45:43 ID:WKCBBebc

☆ミキラッ+

ハンジ「巨人と更に戯れられますように巨人と更に戯れられますように巨人と更に戯れられましゅりょうに」

リヴァイ「……噛んだな」

ハンジ「くっそう!!」

リヴァイ「どのみち間に合ってねぇし、その願い事は不安でいっぱいだ」

ハンジ「次は巨人が私と仲良しになりますように、だ!!」

リヴァイ「なれねぇよ。つーか巨人の秘密がわかりますようにじゃねぇのかよ」

☆ミキラッ+

ハンジ「巨人が私と仲良しになりますように巨人が私と仲良しになりますように巨人が私になりますように」

リヴァイ「最後願い事変わってんぞ」



226: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:50:40 ID:WKCBBebc

【叶うか?】


ハンジ「リヴァイ、願い事はないの?」

リヴァイ「こんなくだらねぇ言い伝えに唱える願い事なんざねぇよ」

ハンジ「さっきまでの私、全否定!?」

リヴァイ「また流れるかどうかもわかんねぇしな」

ハンジ「次流れたらやってみ。気持ちの問題だし!」

リヴァイ「いい」

ハンジ「えぇー? やんなよー」

227: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/03(金) 22:51:57 ID:WKCBBebc

リヴァイ「うるせぇな。……1回だけな」

ハンジ「よっしゃ!」

☆ミキラ-ッ+

リヴァイ「さっきのハンジの願いが叶いませんようにさっきのハンジの願いが叶いませんようにさっきのハンジの願いが叶いませんように」

ハンジ「!?」

リヴァイ「今の間に合ったな……」

ハンジ「何て事を!!」

リヴァイ「どのみちお前言えてねぇし間に合ってねぇだろ」



230: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 00:42:43 ID:S92E/9V6

【作って】


リヴァイ「腹減ったな」ガチャッ

ハンジ「あ、リヴァイー」ペチョッ

リヴァイ「……随分机と仲良しだな」

ハンジ「うん。お腹減った」グー

リヴァイ「だから?」

ハンジ「今誰もいないんだー夜中だし」グーキュルキュル
リヴァイ「それで?」

ハンジ「なんか作って」キュルキュルグー

リヴァイ「てめぇで作れ」

231: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 00:43:53 ID:S92E/9V6

ハンジ「最早そんな気力も残されていないのだよ」ペチョ-

リヴァイ「溶けかけてんな」

ハンジ「本当にマジヤバイ。朝から何も食べてない。死ぬ」

リヴァイ「モブリットはどうした」

ハンジ「休暇中。あと、研究室に一人で黙々と閉じ籠ってたから誰も気づいてくんなかった……死ぬ」キュルキュルグー

リヴァイ「はぁー……仕方ねぇな」

ハンジ「やった! リヴァイ! 愛してるー!!」

リヴァイ「薄気味悪ぃ事言うんじゃねぇ。毒盛るぞ」



232: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 00:48:15 ID:S92E/9V6

【エプロン】


ハンジ「んじゃ、これどうぞー」つエプロン

リヴァイ「あ?」

ハンジ「服汚れちゃうでしょ?」

リヴァイ「……そうだな」スッ

ハンジ(あり?)

リヴァイ「始めるか」キュッ

233: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 00:49:17 ID:S92E/9V6

ハンジ「おかしいな」

リヴァイ「ん?」

ハンジ「いや、別に」

リヴァイ「何なんだ」スタスタ

ハンジ(もっと嫌がると思ったんだけどな……ひよこちゃん柄のエプロン……)

リヴァイ「?」←ひよこエプロン



234: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 00:54:28 ID:S92E/9V6

【料理】


リヴァイ「……」トントントン

ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「……」ジュー

ハンジ「いい匂ーい」ジュル

リヴァイ「涎はくうな」ジャッジャッ

ハンジ「いい手つきだね」

リヴァイ「普通だろ」ジュー

235: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 00:55:57 ID:S92E/9V6

ハンジ「いやいや、上手いと思うよ」

リヴァイ「そうか?」

ハンジ「あれだねー、掃除は完璧だし料理も出来るし、リヴァイは立派なお嫁さんになれるね」

リヴァイ「炒め物だが砂糖を投入するか。大量に」

ハンジ「やめてくださいごめんなさい」



236: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 01:00:14 ID:S92E/9V6

【誉め言葉のつもり】


リヴァイ「ほら」コトッ

ハンジ「うわー美味しそう! いっただきまーす!」モグモグ

リヴァイ「俺も食うか」カタンッ

ハンジ「美味しい! 美味しいよ、リヴァイ!」モグモグ

リヴァイ「そりゃ良かったな」モグモグ

ハンジ「いつでも嫁にいけるね!」

リヴァイ「ここに激辛唐辛子がある」スッ

ハンジ「ごめんなさい」



237: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 01:05:14 ID:S92E/9V6

【いつまで】


ハンジ「はぁー美味しかったー。生き返ったー」

リヴァイ「そうか」

ハンジ「マジ感謝、ありがとうー」

リヴァイ「いや、いつもは作ってもらってるからな」

ハンジ「あー、あれは自分が食べるついでだからね。気にしないで」

リヴァイ「だとしてもな」

238: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 01:06:06 ID:S92E/9V6

ハンジ「ははっ! 律儀だね」クスクス

リヴァイ「普通だろ」

ハンジ「そうかなぁ」

リヴァイ「そうだ。納得しろ」

ハンジ「……ところでさー」

リヴァイ「ん?」

ハンジ「いつまでエプロンしてんの?」

リヴァイ「おっ」←ひよこエプロン



239: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 01:11:18 ID:S92E/9V6

【皿洗い】


リヴァイ「これは皿洗いする為にだな」

ハンジ「素直にエプロンはずし忘れたって言いなよ」

リヴァイ「違う」

ハンジ「変なとこ意地っ張りだな。お皿は私が洗うよ」

リヴァイ「いい、やる」

ハンジ「作ってもらったんだからそれくらいやるよ」

リヴァイ「いいから座ってろ」

240: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/05(日) 01:12:17 ID:S92E/9V6

ハンジ「なんで頑ななんだよ。それくらいやらせてよ」

リヴァイ「料理は後片付けも含めて料理だ」

ハンジ「何だそれ」

リヴァイ「どうせエプロンつけっぱにしちまってるからやるっつってんだよ」

ハンジ「やっぱりはずし忘れてんじゃん」ケラケラ

リヴァイ「チッ……」

エルヴィン「……お前ら新婚夫婦か」

リヴァイハンジ「「エルヴィン!?」」



242: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:08:12 ID:WreQBvjM

【ぼんやり】


ハンジ「……」ボー

リヴァイ「何窓際でボーッとしてんだ?」

ハンジ「んー? 雪降ってんの見てる」

リヴァイ「よく飽きねぇな」

ハンジ「仕事中は見てないよ」ボー

リヴァイ「今日は外に見に行かねぇのか」

ハンジ「さっきちょっと出た」

リヴァイ「飽きねぇな」

ハンジ「いーじゃん」ボー

243: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:09:05 ID:WreQBvjM

リヴァイ「……窓際寒くねぇのか?」

ハンジ「うん……寒いけどちょっと気持ちいいかも?」ボー

リヴァイ「?」スタスタ

ハンジ「んー? 何? リヴァイ」

リヴァイ「……」ピトッ

ハンジ「あー、リヴァイ手ぇ冷たくて気持ちいいー」ボー

リヴァイ「……熱あんぞ」

ハンジ「あそー……ぶぇっくしょい!!」

リヴァイ「……」ベッチョリ

ハンジ「あ」



244: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:14:43 ID:WreQBvjM

【風邪:ハンジ】


リヴァイ「馬鹿が」ペチョッ

ハンジ「風邪ひいたから馬鹿じゃないよー」ズズッ

リヴァイ「雪が降る度に外に出るからだ。犬か、お前は」

ハンジ「リヴァイはどちらかと言えば猫っぽいね」ハァー

リヴァイ「……何で俺がお前の面倒を見なきゃならねぇんだ」

ハンジ「あーみんな忙しいからさー。今リヴァイくらいしか空いてなくて」ブルブル

リヴァイ「寒ぃのか?」

ハンジ「少し」ズズッ

リヴァイ「もう少し被っとけ」バサッ

245: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:15:31 ID:WreQBvjM

ハンジ「んー。……ごめんリヴァイ、喉乾いた」

リヴァイ「待ってろ」ガタッ

ハンジ「ありがとー」

リヴァイ「ほら」

ハンジ「んー」ゴクッ

リヴァイ「タオル温くなってんな」ヒョイッ…パシャ

ハンジ「あー、ぼーっとするー」

リヴァイ「あとで胃に優しいもん持ってくる」ペショッ

ハンジ「すまないねぇ、お前さん」

リヴァイ「桶の水ぶっかけんぞ」



246: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:20:12 ID:WreQBvjM

【風邪:リヴァイ看病中】


ハンジ「」ハァハァ

リヴァイ(やっと寝たか……苦しそうだな)

ハンジ「う……ん……」ビショッ

リヴァイ(汗でぐっしょりだな……)

リヴァイ「……」

リヴァイ(誰か女兵士はいないか……)スタスタ…

ガチャッ

リヴァイ「……」キョロッ

シーン

リヴァイ(みんな出払っちまってんのか……)

247: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:21:05 ID:WreQBvjM

パタンッ

リヴァイ「……」

ハンジ「」ハァハァ

リヴァイ(漸く寝入ったものを起こすわけにもいかねぇし……誰か戻るまで待つか……)

ハンジ「うぅ……」グッショリ

リヴァイ「…………」

リヴァイ(……放っておくと悪化しそうだな……だが……)

ハンジ「うーん……」ゼェゼェ

リヴァイ「………………………………」

リヴァイ「………………………………」

リヴァイ「………………………………」

リヴァイ「……チッ」ガタッ



248: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:26:14 ID:WreQBvjM

【風邪:ビクつく】


ハンジ「」スースー

リヴァイ(寝息は楽になったな)パサッ

リヴァイ「はぁ……」カタンッ

リヴァイ(……疲れる)

リヴァイ「……なんで誰もいねぇんだよ」チッ

ハンジ「う……」ゴソッ

リヴァイ「!」ビクッ

249: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:27:05 ID:WreQBvjM

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……」ホッ

リヴァイ(……なんでビクつかなきゃならねぇんだ)チッ

リヴァイ(俺は看病してるだけだ。何も悪い事はしてねぇ)

リヴァイ「……」

リヴァイ(……パジャマとか洗っとかねぇとな)



250: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:32:11 ID:WreQBvjM

【風邪:起きた】


ハンジ「う……」ゴソッ

ハンジ「……暗い……夜? よく寝てたな……喉渇いた、水……」ムクッ

パサッ

ハンジ「あ、濡れタオル……」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「!?」ビクッ!

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……リヴァイ?」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「椅子に座ったまま寝てら」クスッ

251: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:33:05 ID:WreQBvjM

ハンジ「ずっと看病してくれてたんだね……」

ハンジ「途中で他の人に代わってもらえばよかったのに……忙しくて無理だったのかな?」

ハンジ「……」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……このままだとリヴァイが風邪ひきそうだね」ストッ

ハンジ「これでも被ってて」パサッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……だいぶ楽になったよ。ありがとね、リヴァイ」



252: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:38:33 ID:WreQBvjM

【風邪:気づいた】


ハンジ「水分も補給したし、もうすぐ朝だけどもう一眠りするか」クルッ

ハンジ「……ん? あれ?」

ハンジ「私のパジャマ換わってる……」

ハンジ「着替えた覚えない」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「…………」

ハンジ「汗とかすごくかいてた筈だよね? ……でもさっぱりしてる」

ハンジ「…………」

ハンジ「…………リヴァイが?」

253: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:39:27 ID:WreQBvjM

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「んん? ……いやいや、女性兵士呼んだよね、きっと」

ハンジ「だって下着も……上とか中はTシャツに変わってるし……」

ハンジ「あ、でも今日結構忙しくてみんな出払ってて……だからリヴァイが看病に……」

ハンジ「………………」

ハンジ「えぇ!?///」

ハンジ「いやいやいやいや、まさかね?」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」

254: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/06(月) 01:40:17 ID:WreQBvjM

ハンジ「いや、うん、汗かきっぱなしだったら悪化してただろうけど……」

ハンジ「でも!」

リヴァイ「う……?」ピクッ

ハンジ「!」

リヴァイ「」…スゥスゥ

ハンジ「……」ホッ

ハンジ(……これは追及すべきだろうか?)ウーン

ハンジ(多分、他の人がやったよね? きっとそう)ウンウン

ハンジ(……明日聞いてみるか)



258: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:22:31 ID:o1DkWjT6

【風邪:追及しちゃった】


リヴァイ「ん……朝か……」ボンヤリ

リヴァイ「ハンジは……」パサッ

リヴァイ「?」

*毛布*

リヴァイ「……夜中に起きたのか?」

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……」スッ…サラッ

ハンジ「」スースー

リヴァイ(熱は下がったか)ホッ

259: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:23:25 ID:o1DkWjT6

リヴァイ(だがまだ休んだ方がいいな。食いもんでも持ってきてやるか)スッ

ガシッ!

リヴァイ「!?」

ハンジ「おはよう、リヴァイ」

リヴァイ「……起きたのか。何なんだ、この手は?」グイッ

ハンジ「ちょっと聞きたいことがだね」ガッシリ

リヴァイ「……あとでいいだろ。飲み物と食いもん持ってきてやるから」

ハンジ「いや、今聞きたい」

リヴァイ「チッ……なんだ?」

ハンジ「着替えさせたのはリヴァイ?」

リヴァイ「…………」

260: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:24:34 ID:o1DkWjT6

ハンジ「無言は肯定って事でいいのかな?」

リヴァイ「……そうだ」

ハンジ「――っ!///」

ハンジ「……し、下着まで?」

リヴァイ「…………でなきゃ着替える意味ねぇだろ」

ハンジ「~~っ!!///」

ハンジ「くっ……か、身体を拭いたのも?」

リヴァイ「……他に誰がいんだ」

ハンジ「――――っ!」プルプル

261: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:25:33 ID:o1DkWjT6

リヴァイ「……ハンジ?」

ハンジ「――っに゙ゃあーー!!!///」ボフンッ!!

リヴァイ「!!」ビクッ!!

ハンジ「あーっ!! あーっ!! だぁーっ!!///」ガバッ

リヴァイ「……いきなり布団に潜り込むな……どうした?」

ハンジ「どうしたもこうしたもないでしょ!! 恥ずかしさの許容を激しく越えたーーっ!!!///」ジタバタ

リヴァイ「……そうか」



262: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:30:11 ID:o1DkWjT6

【風邪:見た触った】


ハンジ「あー! あー!! 見ーらーれーたー!!///」

リヴァイ「……」

ハンジ「さーわーらーれーたー!!///」

リヴァイ「……一応だな、目隠ししたり、身体を布で隠したり、見ないよう努力はした」

ハンジ「……でも結局は見たんでしょ?」グスンッ

リヴァイ「……」

263: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:31:18 ID:o1DkWjT6

ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「……少しな」フイッ

ハンジ「あ゙ーー!!///」ガバッ!

リヴァイ「いや、暗かったしほんの少しだ。事故だ」

ハンジ「あ゙ーー!!!///」ジタバタ

リヴァイ(聞いてねぇ)

リヴァイ(……目隠しの所為で余計なとこ触っちまった事は言わねぇ方がいいだろうな……)



264: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:36:25 ID:o1DkWjT6

【風邪:落ち着いた】


リヴァイ「……食え」カチャッ

ハンジ「……うん」モグモグ

リヴァイ「……」

ハンジ(やばい。リヴァイの顔直視できない。こっ恥ずかしい!!)ダラダラ

ハンジ(身体を拭いた事はもう、細かく追及しなかった)モグモグ

ハンジ(できよう筈もない!! 愧死(きし)する絶対の自信がある!!)

ハンジ(くっそぅ! なんでリヴァイくらいしか手が空いてない時に風邪なんか……!!)

ハンジ「……」モグモグ

ハンジ(……でも夜通し看病してくれたんだよなー)モグ…

265: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:37:56 ID:o1DkWjT6

ハンジ(着替えも清拭も看病の内だし……)

ハンジ(でなきゃ悪化しちゃってたかもしれないし……)

ハンジ(しかも看病頼んだのは私だし……)

ハンジ(……予測出来た事なんだから寝る前に着替えも身体拭くのもやっときゃ良かった!!)

ハンジ(……それにリヴァイだって暇な訳じゃないのにやってくれたんだし)モグモグ

ハンジ(そこは感謝しないとだよなぁ)チラッ

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「――っ!?」サッ

266: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:39:10 ID:o1DkWjT6

ハンジ(何じっと見てんだ!? あいつ!!)

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ(あーもーなんだよぅ)ダラダラ

リヴァイ「……もう大丈夫そうだな」

ハンジ「へ?」

リヴァイ「一応大事をとって今日一日安静にしてろ。食事なんかは持ってくる」スクッ

ハンジ「あ、うん」

リヴァイ「じゃあ、俺は一旦戻る」

ハンジ「あ! リヴァイ!!」

267: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:40:13 ID:o1DkWjT6

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「えーっと……ありがとう……看病してくれて」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「まぁ、それだけだよ」

リヴァイ「……悪かったな」

ハンジ「うっ……それは忘れて///」

リヴァイ「……努力はする」

ハンジ「そこは忘れるって言えよ!! 馬鹿リヴァイ!!///」



268: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:45:15 ID:o1DkWjT6

【治ったと思ったら】


ハンジ「はー! 全快したー!!」

リヴァイ「……そりゃ良かったな」

ハンジ「……まぁ……色々……あったけど助かったよ、うん」ソワソワ

リヴァイ「ああ」ブルッ

ハンジ「あー……あのあと結構忙しかったみたいだねー」ポリポリ

リヴァイ「まぁな」ズズッ

ハンジ「えーっと、なんかあったら言ってよ? 手伝うから」チラッ

269: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/07(火) 00:46:10 ID:o1DkWjT6

リヴァイ「今のところは何もねぇな」フラッ…

ハンジ「……なんかフラフラしてない?」

リヴァイ「……別に」ハァハァ

ハンジ「いや、なんか息荒いし」

リヴァイ「なんでもねぇよ」///

ハンジ「……顔赤いよ?」

リヴァイ「血色がいいだけじゃねぇか?」ハーハー

ハンジ「息が深刻そうなんだけど……」

リヴァイ「別になんでも……ぶぇっくしょい!!」

ハンジ「……決定だね」



271: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 01:48:41 ID:hpln2sRg

【風邪:リヴァイ】


ハンジ「人に移すと治りが早いとは言いますが」

リヴァイ「責任持て」ハァハァ

ハンジ「だから看病買って出たじゃない」パチャッ…ジャー

リヴァイ「あ゙ー久しぶりに風邪ひいたな」チッ

ハンジ「馬鹿は風邪ひかないって言うのにね」ピトッ

リヴァイ「誰が馬鹿だ」

ハンジ「リヴァイが」

リヴァイ「てめぇ……」ムクッ…フラッ

ハンジ「おっと、大丈夫?」サッ

リヴァイ「口論する気力もねぇ……」ポスッ

272: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 01:49:26 ID:hpln2sRg

ハンジ「寝てなよ」

リヴァイ「口論させようとしたのはお前だろうが」

ハンジ「黙って聞いてりゃいいんだよ」

リヴァイ「聞けるか」

ハンジ「はいはい、水飲む?」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「はい、どうぞー」スッ

リヴァイ「……自分で飲める」

ハンジ「いいからいいから」

リヴァイ「……チッ」ゴクッ

ハンジ「……介護ってこんな感じかな?」

リヴァイ「桶の水ぶっかけんぞ」



273: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 01:52:54 ID:hpln2sRg

【風邪:仕返し】


ハンジ「ではー、汗もかいている事ですし、お着替えと清拭のお時間ですよー」

リヴァイ「自分でやる。やれる」ゴホッ

ハンジ「ご遠慮なさらずにー」

リヴァイ「遠慮じゃねぇ。拒絶だ」

ハンジ「またまたー」

リヴァイ「何なんだ、クソメガネ」ハーハー

274: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 01:53:34 ID:hpln2sRg

ハンジ「ヤらせろ」

リヴァイ「字面がやべぇぞ」ゼェゼェ

ハンジ「いやいや、真面目に言うけど1人じゃキツいでしょ?」

リヴァイ「……大丈夫だ」ハァ-

ハンジ「私はリヴァイと違って紳士だから上半身だけ手伝うよ?」

リヴァイ「そうか、お前は男だったか」ハーハー

ハンジ「……淑女ね」



275: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 01:59:56 ID:hpln2sRg

【風邪:うなされる】


リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「やっと寝たね」

ハンジ(さすがに上半身しか手伝えなかったわ)

ハンジ(私の方が恥ずかしい)

ハンジ(しかし相変わらず筋肉バッキバキだったなぁ。小さいのにね)

ハンジ(なんか今すぐにでも治りそうな気がする)

リヴァイ「」ハァハァ

ハンジ(……なわけないか。苦しそうだな。濡れタオル換えるか)スッ…パシャッ

リヴァイ「う……」

ハンジ「リヴァイ?」

276: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:01:14 ID:hpln2sRg

リヴァイ「」ハァハァ

ハンジ「……うなされてるのかな」ペショ

リヴァイ「くっ……う……」ハァハァ

ハンジ「……」ナデ…

リヴァイ「」ハァハァ

ハンジ「……」ナデナデ

リヴァイ「」…スゥスゥ

ハンジ(少し落ち着いたかな?)ベショッ

ハンジ(ん? すごい汗だな……)

ハンジ「…………」

ハンジ「……んん?」



277: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:06:44 ID:hpln2sRg

【風邪:悩む】


ガチャッ

ハンジ「……」

シーン

ハンジ「……」

パタンッ

ハンジ(しまった。深夜だ。誰か起こすって訳にもいかないよね)

ハンジ「……」チラッ

リヴァイ「」ハーハー

ハンジ(着替えさせなきゃ……だよね?)

ハンジ(くっそ! そりゃそうだ! 寝る前にやったって結局汗かいちゃったら着替えさせなきゃだろ!)

278: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:07:45 ID:hpln2sRg

ハンジ(起こすか? いやでも、よく寝てるしやっとうなされなくなったのに……)

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」

ハンジ(上だけ、とか)

ハンジ(……ダメだよね……リヴァイ潔癖だし、現時点ですごく気持ち悪そうだし)

ハンジ(このままだとまたうなされて……)

リヴァイ「うぅ……」

ハンジ「…………………………」

ハンジ「…………………………」

ハンジ(くそっ! やりゃいいんでしょ! やりゃ!!)ガタッ!



279: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:10:16 ID:hpln2sRg

【風邪:考える】


ハンジ(つ、疲れた……)グッタリ

ハンジ「……」チラッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ(楽になったみたいで何より)

ハンジ(こっちは体力的にも精神的にも疲れたけども)

ハンジ「はぁー……」

ハンジ(リヴァイもこんな感じだったのかね?)

280: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:11:25 ID:hpln2sRg

ハンジ「………………」

ハンジ「……///」ボフッ!

ハンジ(ダメだ! 考えるな! どっちも忘れろ、私!!)ブンブンッ

ハンジ(覚えてて、良いことなんかひとっつも無いわっ!!)

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……気持ちよさげに寝ちゃって……」

ハンジ「明日起きて恥じるがいいわっ!」

リヴァイ「」スゥスゥ



281: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:14:22 ID:hpln2sRg

【風邪:起きる】


リヴァイ「……っ」ムクッ

リヴァイ「喉渇いた……。!?」ビクッ!

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……ベッドに突っ伏して寝てやがる」

リヴァイ「また風邪ひくぞ」パサッ

リヴァイ「……水……」ストッ

282: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:14:54 ID:hpln2sRg

リヴァイ「……」カチャン

リヴァイ「……」ゴクッ…

リヴァイ「………………」

リヴァイ「着てるものが寝る前と違う」

リヴァイ「……」チラッ

ハンジ「」スースー

リヴァイ「チッ……寝汗かいてたか……」ハァー



283: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:17:40 ID:hpln2sRg

【風邪:ツラい】


ハンジ「……ん?」ゴソッ

ハンジ「あれ? ここどこだっけ?」ボー

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「あ……そっかリヴァイの看病してて――ソファだ」ポフッ

ハンジ「何故ソファで寝てんだ私」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……ああ」

284: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:18:54 ID:hpln2sRg

ハンジ「……余計な体力使うなよ……馬鹿だね」フッ

ハンジ「熱はどうかな?」スタスタ…ピトッ

ハンジ「よしよし、下がったみたいだね。良かった」

リヴァイ「……」スゥスゥ

ハンジ「でもまぁ、今日もお休みだね」

ハンジ「桶の水、代えてくるか。顔洗うだろうし」スタスタ

パタンッ

リヴァイ「……」

リヴァイ(……顔……合わせ辛ぇな)チッ



285: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:23:22 ID:hpln2sRg

【風邪:気づいてる?】


ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「……」モグモグ

ハンジ「……」ジー

リヴァイ「……なんだ? 食いてぇのか?」

ハンジ「いやいや、私は後で食べるし」

リヴァイ「……そうか」モグモグ

ハンジ(何も言ってこないな……気づいてないとか?)

286: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:24:29 ID:hpln2sRg

ハンジ(なら、言う? “私が夜中こっそり着替えさせたぜー、下着もな!!”ってか?)

ハンジ(変態じゃん。それ変態じゃん)

リヴァイ「……」モグモグ

ハンジ(おかしいなぁー。リヴァイが恥じるとこ見れるかと思ったんだけどなぁ)ジー

ハンジ(男って見られても平気なのかなぁ? 私はものっそい恥ずかしかったんだけど……)ジー

ハンジ(……未だに微妙な気持ちなんだけどなぁ)ジー

ハンジ(あ、その前に気づいてるかどうかか)ジー

リヴァイ「……ハンジ」

287: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:25:21 ID:hpln2sRg

ハンジ「えっ? 何?」

リヴァイ「見過ぎだ。食い辛ぇ」

ハンジ「ああ、ごめんごめん。着替え、気づいてないのかなぁって考えてたらつい」

リヴァイ「――っ」ビクッ

ハンジ(あ、言っちゃった。……でも今、ビクついたよね?)

リヴァイ「……」モグモグ

ハンジ(なんか気まずそう……これは)ニヤリッ+

リヴァイ(悪寒がする)ゾクッ



288: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/08(水) 02:26:37 ID:hpln2sRg

【まだ治ってないから】


リヴァイ「……」モグモグ

ハンジ「……」ニヤニヤ

リヴァイ「……」

ハンジ「……」ニヤニヤ

リヴァイ「……なんだ?」

ハンジ「んー? 別に?」ニヨニヨ

リヴァイ(……こいつ全快したらからかう気満々だな)チッ

ハンジ(今は我慢……今は我慢……)ニヨニヨ



291: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:41:13 ID:qlc33OYo

【病み上がり】


リヴァイ「身体が鈍ってんな……」コキコキ

ハンジ「立体機動の演習でもする?」

リヴァイ「いや、まずは筋肉ほぐさねぇとな」

ハンジ「あー腹筋やら走り込みとか?」

リヴァイ「そうだな」

ハンジ「てことはもう全快だねぇ……ところで」ニヤッ

リヴァイ「……あ?」

ハンジ「リヴァイー、気づいてた?」ニヤニヤ

リヴァイ「……何がだ」

292: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:42:13 ID:qlc33OYo

ハンジ「着替え。あの時の朝、着てるもの換わってたでしょ?」

リヴァイ「そうだな」フイッ

ハンジ「なんであっち向いちゃうのかなぁー」ニヤニヤ

リヴァイ「てめぇのその気持ち悪ぃツラを見たくねぇからだ」チッ

ハンジ「おやぁー照れているのかなぁ?」ニヨニヨ

リヴァイ「うぜぇ」イラッ

ハンジ「照れなくとも良いのだよ? 看病の内だからね、着替えも清拭も」ニヨニヨ

リヴァイ「……」イラッ

ハンジ「事故でちょっとは見ちゃったけど……事故だしね。だからこっち向いてごらん」ニヤニヤ

リヴァイ(……調子に乗りやがって……)イッラァッ

リヴァイ「……ハンジ」

ハンジ「ん?」

293: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:43:35 ID:qlc33OYo

リヴァイ「抵抗も出来ねぇくらい弱った俺をマッパにひん剥いたあげく、
ガン見して至るところを触りまくって拭きあげてくれたんだな、どうもな」

ハンジ「ちょっ!? 言い方!!///」

リヴァイ「何か間違ってるか?」

ハンジ「言い方が間違ってる! 看病の内でしょ! 着替えも清拭も!
あとガン見じゃねぇ! 見たのは事故だから!」

リヴァイ「じゃあ、俺がやったのもそうだな。
お前に配慮して目隠しした所為で余計な所触っちまったがそれも事故だしな」

294: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:44:31 ID:qlc33OYo

ハンジ「なっ!?///」

リヴァイ「看病の内だろ」

ハンジ「リヴァイの変態! 変質者! ●●魔神ーー!!///」ギャー!!

リヴァイ「じゃあお前もだな」

ハンジ「看病した人間に対して失礼だぁぁー!!」

リヴァイ「だからお前もだろうが。しかも病み上がりの人間をからかおうとする奴に言われたくねぇ」

ハンジ「もう全快してんじゃんか!!」



295: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:47:50 ID:qlc33OYo

【仕返しのつもり】


ハンジ「――ったく! 変な言い方して!」

リヴァイ「お前が悪い」

ハンジ「だってちょっとはからかいたいじゃん」

リヴァイ「なんだそりゃ」

ハンジ「その……恥じ入るリヴァイなんてもう見れないかもだし……」

リヴァイ「自分に返ってくる可能性を考えなかったのか?」

ハンジ「危ない橋も一度は渡れと言うじゃない?」

リヴァイ「こんな事で渡んじゃねぇよ」

296: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:48:52 ID:qlc33OYo

ハンジ「……まぁリヴァイこそ、無抵抗の私を裸にひん剥いたあげく、
身体をまんべんなく触りまくって拭きあげてくれたようでどうもー」

リヴァイ「――っ! てめぇ……」

ハンジ「リヴァイのマネしただけでしょ?///」

リヴァイ「……顔赤ぇぞ」

ハンジ「……これ自分にも結構なダメージくるね……よく言ったね、リヴァイ」ウゥ…

リヴァイ「……半分やけくそだ」



297: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:51:51 ID:qlc33OYo

【言い方】


ハンジ「うん、もういい……もうやめよう。お互いに傷を抉(えぐ)るだけだわ……」グッタリ

リヴァイ「お前が始めたんだろうが」

ハンジ「そうだけど」

リヴァイ「大体、別に初めてじゃねぇだろ」

ハンジ「その物言いは誤解を招じる!!」

リヴァイ「間違ってるか?」

ハンジ「壁外とか演習の時の応急手当の事でしょ! それ!」

リヴァイ「そうだが」

ハンジ「言葉を選べ! ●●リヴァイ!!」



298: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:54:22 ID:qlc33OYo

【●●●●うるさい】


リヴァイ「誰が●●だ」

ハンジ「リヴァイが。●●リヴァイ略して●●イ」

リヴァイ「略し方おかしいだろ。それ発音だけじゃねぇか」

ハンジ「気に入らないのなら●●リで。なんか別の要素が含まれてるみたいになるけど」

リヴァイ「……じゃあお前は●●ハンジだな。それとも●●メガネか?」

ハンジ「名前が入ってない!?」

リヴァイ「もう行くぞ、●●・ゾエ」

ハンジ「もうそれ名前が●●じゃん!!」

リヴァイ「だな、行くぞ●●」

ハンジ「やめろ!!」



299: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:58:08 ID:qlc33OYo

【気になる】


スタスタスタスタ……

ハンジ「……」ムゥ

ハンジ(……あんまり気にしてないのかな?)チラッ

リヴァイ「……」スタスタ

ハンジ(……こっちは結構気にしてるんだけど……)

ハンジ(……全部見///……といて……平気とかちょっとムカつく)

ハンジ「……」

300: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 01:59:20 ID:qlc33OYo

ハンジ(……まぁ……私だもんね……女として見られてないか)ハァー

ハンジ(……いや、いいんだ。それで。兵士なんだから! ……だけど何故か虚しい)ションボリ

ドンッ

リヴァイ「!?」

ハンジ「あいたたた! 胸打った。ごめんリヴァイ、ちょっと考え事してた」

リヴァイ「……気をつけろ」フイッ

ハンジ(……あれ? 今ちょっと顔赤くなかった?)ヒョイ

リヴァイ「……」フイッ

301: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 02:00:46 ID:qlc33OYo

ハンジ(やっぱりちょっとは気にしてる?)ジー

リヴァイ「……」チッ

ハンジ(気にしてるんだ……)

ハンジ「……ふふ」

リヴァイ「?」

ハンジ「あっははははは!」バンバン!

リヴァイ「いってぇな。なんだ? とうとう頭がイッちまったか?」

ハンジ「いやいや、リヴァイもやっぱり人間だよね、って」ガシッ!

302: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/09(木) 02:01:49 ID:qlc33OYo

リヴァイ「はぁ? 当たり前だろうが。巨人にでも見えんのか?」

ハンジ「それはない」キッパリ

リヴァイ「出した例が悪いとは思うが少しイラつくな。あと肩を組むな離せ」

ハンジ「あれー? 照れちゃいますかーリヴァイさーん?」ニヤニヤ

リヴァイ「お前、もうそれやめるんじゃねぇのかよ。また言うぞ」

ハンジ「やめよう。互いに何も良いことはない」パッ

リヴァイ「何なんだよ、お前は」

ハンジ「んー? まぁ少しは女として見られてて良かったかなって。じゃ、私はあっちだから!」

スタスタスタスタ……

リヴァイ「……なんだそりゃ」



305: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:00:32 ID:EwodDRgM

【居眠りハンジ】


――ガチャッ

リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「」スヤスヤ

リヴァイ「……また机に突っ伏して寝てやがる」

リヴァイ「徹夜でもしたか」

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……馬鹿が」ワシャッ

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……」ナデナデ

ハンジ「」スヤスヤ

リヴァイ「……ソファに移すか……」ナデナデ

ハンジ「」スースー

306: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:01:23 ID:EwodDRgM

リヴァイ「いつも寝てりゃいいのに」グイッ

ドサッ

リヴァイ「……そしたらコイツじゃねぇか」

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……コイツ何日風呂入ってないんだ?」ベットシ

リヴァイ「寝かす前に風呂だな。飯も食わせとくか」フキフキ

リヴァイ「おい! クソメガネ起きろ!!」ペシッ

ハンジ「んあー?」

リヴァイ「てめぇ、まず風呂入れ!」

ハンジ「いきなり何さー」

リヴァイ「汚ねぇんだよ! 来い」ズルズル

ハンジ「また寝起きで風呂に叩き込まれるのかぁ」フワァー



307: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:04:49 ID:EwodDRgM

【耐えられない】


リヴァイ「食え」コトッ

ハンジ「いただきまーす」

ハンジ「おいしいー」モグモグ

リヴァイ「食ったら少し起きとけ。すぐ寝るなよ、消化に悪ぃからな」

ハンジ「んー」モグモグ

リヴァイ「先に洗いモン洗っとくか」ガタッ

308: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:05:36 ID:EwodDRgM

ジャー……バシャバシャ

リヴァイ「おい、食い終わったら皿……」

ハンジ「」スヤスヤ

リヴァイ「……寝るなっつっただろうが」

ハンジ「」スヨスヨ

リヴァイ「幸せそうなツラしやがって」グイッ

リヴァイ「部屋に運ぶか」ヒョイッ

ハンジ「」スースー



309: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:08:17 ID:EwodDRgM

【2月3日】


ハンジ「鬼はー外ー」バシッ

リヴァイ「……何のマネだ」パラパラ

ハンジ「“節分”ってやつだよ」

リヴァイ「なんだそれ」

ハンジ「文献によりますとー」サッ

リヴァイ「文献掘り出すのはやめろ」

310: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:09:34 ID:EwodDRgM

ハンジ「炒り豆をまいて悪鬼を払うんだって。“鬼は外”で鬼払い、“福は内”で福が家に!!」

リヴァイ「……今お前、俺にまいたよな?」

ハンジ「福はー内ー!!」パラッ

リヴァイ「……貸せ」ガシッ

ハンジ「!?」

リヴァイ「鬼行種はー」ゴゴゴゴ…

ハンジ「待て! 待って!!」

リヴァイ「外!!」ビュッ!!

バシバシバシ!!!

ハンジ「」チーン



311: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:13:07 ID:EwodDRgM

【あだ名】


ハンジ「あいたたた……酷いね、全く」

リヴァイ「お前がな。人を鬼扱いしやがって」

ハンジ「似たようなもんだよね。人類最強だよ?」

リヴァイ「その二つ名、好きじゃねぇんだがな」

ハンジ「いいじゃん。分かりやすくて」

リヴァイ「お前も分かりやすいよな。奇行種ハンジ」

ハンジ「そう呼ぶのリヴァイくらいでしょ」

リヴァイ「多分エルヴィンやミケも呼ぶだろ。俺だけっつーならクソメガネだな」

ハンジ「改めて聞くとすげぇ失礼なあだ名だね」



312: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:17:59 ID:EwodDRgM

【危険な街】


ハンジ「久しぶりの街だなぁ」

リヴァイ「あんまりうろちょろするなよ。この辺りの路地は治安がよくない」

ハンジ「大丈夫大丈夫。私を誰だと心得る!」

リヴァイ「奇行種クソメガネ」

ハンジ「悪口はよせ!」

リヴァイ「いくらお前でも数人に囲まれたら危ねぇだろ」

ハンジ「おっ!? あれなんだ?」

リヴァイ「聞け、クソメガネ」



313: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:20:40 ID:EwodDRgM

【忠告】


リヴァイ「兵服なら近づく奴もそうはいねぇが私服だと分からねぇからな」

ハンジ「はーい」

リヴァイ「本当に分かってんのか? てめぇは」

ハンジ「大丈夫大丈夫。そんじょそこいらの奴に負けたりしないし……」

リヴァイ「……分かってねぇな」クルッ

ハンジ「?」

――ドンッ

ハンジ「なっ!?」

リヴァイ「俺から逃げられるか?」

ハンジ「リヴァイからは無理だよ! 他の奴なら……」

314: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:22:04 ID:EwodDRgM

リヴァイ「他に数人いてもか?」

ハンジ「そ、それは……」

リヴァイ「こうやって刃物を首に突きつけられたら?」スッ

ハンジ「――っ」

リヴァイ「……こんな街中でもやるヤツはやる。気をつけろ」スッ

ハンジ「……っ……」ドッドッドッ

リヴァイ「……行くぞ」

ハンジ「……うん」

リヴァイ(……怯えさせちまったか……? だが……)

ハンジ「ねぇ……リヴァイ」

リヴァイ「……なんだ?」

315: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:23:25 ID:EwodDRgM

ハンジ「いつも思うんだけど、どこに刃物持ってんの?」

リヴァイ「……」

ハンジ「あと壁ドンとか初めてされたわー。ちょっとドキドキしちゃった」ケラケラ

リヴァイ「……」

ハンジ「でもいかんせん、背丈がなぁ」フー

リヴァイ「……あのまま刃物で削いでやりゃよかったな」

ハンジ「あっはっは! 突きつけたの刃の方じゃなかったのに?」

316: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:24:29 ID:EwodDRgM

リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイは私を傷つけたりしないからねー」

リヴァイ「……」

ハンジ「心配してくれたんだね。ごめん。この辺りではリヴァイから離れないから大丈夫だよ」カタガシッ

リヴァイ「……そうしろ」

ハンジ「ふふ。了解しました、リヴァイ兵長殿」

リヴァイ「……気色悪ぃ」



317: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:27:55 ID:EwodDRgM

【危険区域】


リヴァイ「粗方揃ったか?」

ハンジ「そだねー。もう暗くなるしここから出ようか」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「また裏路地通るのかぁ」

リヴァイ「いくら必要な物がこの辺りにしかねぇとは言え、お前連れてくるんじゃなかったな……」チッ

ハンジ「大丈夫だって、もう帰るだけだし。それに物は私じゃないと分かんないし」

リヴァイ「……日が傾いてる、離れるなよ」

ハンジ「はーい」

スタスタスタスタ……

318: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:29:02 ID:EwodDRgM



「……あの二人連れ」

「男ちっせぇな」ケラケラ

「女はなかなかじゃねぇか?」ニヤァ

「……やるぞ」


.

319: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/10(金) 02:30:17 ID:EwodDRgM

リヴァイ「帰ったらすぐ飯だな……」

――グイッ

ハンジ「!?」

リヴァイ「それとも食って帰るか、どうするハンジ」

――シン

リヴァイ「……ハンジ?」クルッ

ザァ……

リヴァイ「――っ!?」



322: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 01:50:27 ID:otZpKOh6

【下衆】


ハンジ「……いきなり口塞ぐなんて無作法だね」

男1「騒がれると困るんでな」チャキッ

男2「おっと、さっきの男呼ぶなよ? 大声出したら喉元から血が噴き出すぜ?」ヘラヘラ

男1「そう、静かにな」グッ

ハンジ「……つっ!」

ハンジ(参ったね、まさか本当に絡まれるとは)チッ

ハンジ(でもまぁ、すぐ来てくれるだろうし……時間稼ぎするか)

男3「だが、呼ばれた所で役に立つかわかんねぇけどな、あのチビが」ケラケラ

ハンジ「暗いからって気づかないものかね?」イラッ

男4「ああ? 何がだよ」

323: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 01:51:55 ID:otZpKOh6

ハンジ「……あんたらみたいな下衆じゃ歯が立たないよ、アイツには」

男1「下衆とは言ってくれるじゃねぇか……」

ハンジ「大体すぐ後ろにいる人間を引きずり込むなんて呼ばなくても気づくでしょ」

男1「はっ、この俺が気づかれる様な下手なマネしねぇよ」

ハンジ「?」

男1「音や気配を絶つ事に関しちゃ俺の前に出るものなんざいねぇよ」

ハンジ「……こそ泥の言う事だねぇ。頭も弱そうだ。右って知ってる?」

男1「あ゙あ゙?」

ハンジ「で、何の用? 金なら持ってないよ」

男2「ちっ、あっちが持ってんのか」

324: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 01:52:49 ID:otZpKOh6

ハンジ「そうだよ、残念だったね。行ってもいいかな?」

男3「いやいや、ねぇちゃん。少しくらい楽しんでいけや」ヘラヘラ

ハンジ「……」ジロッ

ハンジ(……マジか。女としてもロックオンされてるのか)

男4「さっさとやっちまおうぜ」

男1「……おとなしくしてりゃ大した怪我しねぇからな?」ツー…ピッ

ハンジ「――っ! やめてよね、服だって安いもんじゃないんだよ」

男2「だったら自分で脱いでくれんのか?」ニヤニヤ

ハンジ「……クズが」ギロッ



325: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 01:57:22 ID:otZpKOh6

【腐る】


男1「下衆だのクズだのと口が悪いな、ねぇちゃん」

ハンジ「誰かの口悪さが移っててね。それより解放してくんない? 後悔するよ?」

男2「おめぇこそ、そろそろ口閉じろよ。ああ、くわえる時は大きく開けろよ?」ゲヒャヒャ

ハンジ「……耳が腐りそうだね。そっちこそ、その薄汚い口閉じたら? ついでに人生も閉じちゃえば?」

男3「ねぇちゃん、あんなちっせぇ男のモンじゃ満足してねぇだろ? なぁ、わりぃ様にはしねぇからよ」

ハンジ「はぁー……生憎だけど、私の周りにはイイ男だらけでさ。
お前らみたいな下衆なんてお呼びじゃないんだよね」

男4「あぁ? あんなチビがか」

326: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 01:58:45 ID:otZpKOh6

ハンジ「あんなイイ男そうそういないと思うけど?
ねぇ、そろそろ黙ってくんない? 耳も口もついでに鼻も腐りそうなんだけど、下衆共」

男1「下衆下衆うるせぇな……まどろっこしい、ひっぺがすか」ガシッ

ハンジ「はっ……油断大敵……」ニヤッ

男1「はぁ?」

ガシッ! グルンッ!
ドサッ! ゴスッ!!

男1「ぐぇっ!!」

男2「なっ!?」

男1「」グッタリ

ハンジ「刃物を少しでも相手からはずしちゃいけないよー?」クスクス



327: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:02:26 ID:otZpKOh6

【キレる】


男3「このアマ……囲め!」

ザザッ!

ハンジ「……3人かぁ……」ポンポンチャキッ

ハンジ(刃物を奪ったとは言え多勢に無勢……どうやって逃げるか……。そろそろ叫ぶかな――と?)


――ドサッ

男2「!?」

男4「」グッタリ

男3「いつの間に!?」

ハンジ「ありゃ、リヴァイ。今呼ぼうかと」

リヴァイ「……何拐(さら)われてやがんだクソメガネ」

328: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:03:48 ID:otZpKOh6

ハンジ「ごめん。いきなり過ぎて回避出来なかった。……まさか本当に絡まれるとは」

男2「リヴァイ!?」

男3「リヴァイって……あの!?」

リヴァイ「……」ギロッ

男2・3「「ひっ」」ビクッ

リヴァイ「……」チラッ

ハンジ「?」

リヴァイ「……服」

ハンジ「ん? ああ、大丈夫。一番上のボタンがとんだだけ」

リヴァイ「……」ギロッ

男2「あ……その……」タジッ

329: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:05:26 ID:otZpKOh6

――ドガッ!

ハンジ(うわーリヴァイの蹴り痛そー)

男2「」グッタリ

――ガッ!

リヴァイ「……」ゲシッ! ゴッ!

ハンジ(……ちょいやり過ぎじゃね?)

男3「ひっ……あ……」ガクガクブルブル

リヴァイ「……」ユラッ

男3「ひぃっ!!」

リヴァイ「……」チャキッ

ハンジ「!!」

330: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:06:36 ID:otZpKOh6

男3「あ、あああんたの女だとは知らなかったんだ!!
まだ何もしてねぇ! 頼む! 許してくれ!!」

リヴァイ「……うるせぇ……死ね」

男3「ひっ! ひぃぃぁぁ!!!」

ハンジ「リヴァイ!!」ガシッ!
リヴァイ「!?」

ハンジ「もういいよ、気絶してる」

男3「」ブクブク

リヴァイ「……」

ハンジ「刃物しまいなよ」

リヴァイ「……」スッ

ハンジ「……あとは憲兵団の仕事だね」



331: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:11:08 ID:otZpKOh6

【油断】


ハンジ「……いきなり後ろから口塞がれて、刃物突きつけられたから助け呼べなくてさー」

リヴァイ「……」

ハンジ「まぁ、絶対リヴァイが来るって分かってたからね」

リヴァイ「……」

ハンジ「アイツらも無事憲兵に引き取られた訳だし」

リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイ……私が捕まったの気にしてんの?」

リヴァイ「……もう路地を抜けると思って油断した」

ハンジ「あの下衆、この辺でそこそこ有名だったらしいよ?
つまんない奴だけど気配を絶つのだけはうまいって。だからしゃーないよ」

332: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:12:37 ID:otZpKOh6

リヴァイ「……」

ハンジ「まぁ、その所為でなかなか捕まらなかったらしいけど……私、超お手柄!
アイツ倒したの私だからねー」ヘヘーン!

リヴァイ「……ハンジ」スッ

ハンジ「ん?」

リヴァイ「……」ツー

ハンジ「わっ」ビクッ

リヴァイ「首、血が出てるぞ」

ハンジ「ああ……刃の方あてられたからね。かすり傷だよ」

リヴァイ「……」

ハンジ「……リヴァイ?」

333: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:14:09 ID:otZpKOh6

リヴァイ「……」

ハンジ「……はぁー、リヴァイ」

リヴァイ「?」

ドスッ!

リヴァイ「――っ!?」ゴホッ

ハンジ「お腹がら空きだよ。油断大敵ー」アハハ

リヴァイ「何しやがる」

ハンジ「私が拐われたのは私の所為だよ。リヴァイに忠告されてたのに警戒を怠った」

リヴァイ「……」

ハンジ「1人じゃ逃げるのも難しそうだったけど……リヴァイはすぐ来てくれたしね」

リヴァイ「……」

334: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:15:27 ID:otZpKOh6

ハンジ「……リヴァイ、ありがとう。助かった」

リヴァイ「……」

ハンジ「……ごめん。多分、何か嫌なこと思い出させちゃったね?」

リヴァイ「……いや。……前を歩かせておけばよかったな」

ハンジ「まぁ、まさか本当に狙われるとは思わなかったしね。しかも私を」ケラケラ

リヴァイ「……」

ハンジ「そこ無言かよ。なんか反応返せよ!」

リヴァイ「女なら何でもいいんだろ」

ハンジ「うん、すげぇ失礼な反応だね」



335: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:20:08 ID:otZpKOh6

【帰る】


ハンジ「しかし物好きもいたもんだー」

リヴァイ「蓼(たで)食う虫も好き好きと言うからな」

ハンジ「ひでぇな!」

リヴァイ「俺なら頼まれてもごめんだがな」

ハンジ「リヴァイ、ちょっと殺していい?」

リヴァイ「ちょっと所の騒ぎじゃねぇな、それ。
返り討ちにしてもいいなら好きにしろ」

ハンジ「……ふっ、あははは!」

336: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/11(土) 02:21:11 ID:otZpKOh6

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「んー? ちゃんとした軽口戻ってきたなって」アハハ

リヴァイ「……ちゃんとしたってなんだ」チッ

ハンジ「帰ろっか?」

リヴァイ「ああ」グイッ

ハンジ「!?」

リヴァイ「放っておくとまた拐われそうだからな」グッ

ハンジ「あはは。そうだね」ギュッ

ハンジ(この年で手を繋ぐとかちょっと恥ずかしいけどね)フフッ



339: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:12:16 ID:id3HsqiM

【後日談】


リヴァイ「……そうだ」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「あん時なんで腹殴った?」

ハンジ「今だ! と思ったから!!」キラーン+←超イイ笑顔

リヴァイ「……」ゲシッ!

ハンジ「いてっ! なんで蹴るんだよ」

340: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:13:00 ID:id3HsqiM

リヴァイ「今だと思ったからだが?」ギロッ←威圧的表情

ハンジ「ほほぅ……」ザッ!

リヴァイ「……」ヒョイッ

ハンジ「てりゃ!」ヒュッ

リヴァイ「……」ヒョイッゲシッ!

ハンジ「ぁいて! リヴァイばっかズルいだろ! 殴らせろ!!」

リヴァイ「ズルいってなんだ」



341: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:18:24 ID:id3HsqiM

【真剣】


ハンジ「……」
リヴァイ「……」


エルド「お二人、真剣に話していらっしゃるな」

グンタ「何かあったのか……?」



ハンジ「やっぱりアレって必要?」

リヴァイ「必要だろ」

ハンジ「無くてもよくね?」

342: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:19:09 ID:id3HsqiM

リヴァイ「彩りもあんだろ」

ハンジ「味関係ないならいらなくね?」

リヴァイ「あんだろ。いいから黙って作れよ、カレー」

ハンジ「えぇー」

リヴァイ「注ぐときに人参どかせばいいだろ」

ハンジ「そうだけどさー」



オルオ「きっと俺達にはわからねぇような話をしてんだろうな!」

ペトラ「きっとそうだね!」



343: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:24:37 ID:id3HsqiM

【慰め】


ハンジ(喉……渇いた……)スタスタ

キィ……

リヴァイ「……」

ハンジ「あれ……リヴァイ。どしたの? 灯りも点けずにぼんやりして……」

リヴァイ「……」チラッ…フイッ

ハンジ「……」カタンッ

リヴァイ「……」

ハンジ「……今回の壁外調査は……ちょっと犠牲が多かったね」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

リヴァイ「……」

ハンジ「ごめん」ガタッ

344: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:25:51 ID:id3HsqiM

ガシッ

ハンジ「!?」

リヴァイ「……」グッ

ハンジ「……手首握って何を……ああ」

リヴァイ「……」

グイッ

リヴァイ「!?」

ハンジ「こっちの方が分かりやすいでしょ」ギュッ

リヴァイ「……」

ハンジ「ちゃんと聞こえる? 心臓の音……」ギュゥ

リヴァイ「……」

――トクンットクンッ

リヴァイ「……ああ」

345: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:26:45 ID:id3HsqiM

ハンジ「私は生きてるからね」

リヴァイ「……知ってる」

ハンジ「ふふ……そうだね」

リヴァイ「……」

――トクンットクンッ

リヴァイ「……ハンジ」

ハンジ「何?」

リヴァイ「お前やっぱり胸無ぇな」

ハンジ「!?」バッ

リヴァイ「おっ」

ハンジ「ひ、人がせっかく慰めてやってんのに/// この馬鹿は!!」

リヴァイ「別に頼んでねぇよ」

346: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:28:01 ID:id3HsqiM

ハンジ「うわっ! ムカつく! もうリヴァイなんか知らねっ!!」フイッ

リヴァイ「……」

グイッ

ハンジ「うわっ!?」

リヴァイ「ついでだ、俺の心臓の音も聞いていけ」ギュッ

ハンジ「…………」

ハンジ「……うん」

――トクンットクンッ

ハンジ「……落ち着くね」

リヴァイ「……そうだな」

347: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:28:43 ID:id3HsqiM

ハンジ「……」

――トクンットクンッ

ハンジ「……生きてる」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「……」

リヴァイ「……目は冷やしとけよ。でねぇと明日腫れるぞ」

ハンジ「うん……後でね。もう少しこのままで……」

リヴァイ「……ああ」



348: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:34:33 ID:id3HsqiM

【声】


「……」

ペトラ(ん? ハンジさんの声?)

ハンジ「ん……は……」

ペトラ「!?」

ペトラ(え? え? こ、こんな所で? 扉少し開いてるのに……///)

ハンジ「リヴァイ……もっと強く……」

ペトラ「!!?!?」

ペトラ(え? あ? えぇ? リヴァイ兵長!?)

ペトラ(ほ、本当に?)ソッ

壁|ペトラ「!?」

349: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:35:17 ID:id3HsqiM

壁|ペトラ「……」ポカーン



ハンジ「ふ……あ……」

リヴァイ「……」ギシギシ

ハンジ「ん……リヴァイ……」

リヴァイ「……」ギシギシ

ハンジ「あっ……そこ……気持ちい……んっ」

リヴァイ「……変な声出すんじゃねぇよ」

350: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:36:01 ID:id3HsqiM

ハンジ「だって、リヴァイ上手いからさー。マッサージ」

リヴァイ「次は俺の番だからな」

ハンジ「分かってるよー、あ! そこそこー」

リヴァイ「……チッ」ギシギシ



――壁裏――

ペトラ(びっくりしたびっくりした! びっくりしたー!!)ドキドキ

オルオ「……覗きはよくねぇな」

ペトラ「オルオ!? 何で!?」

オルオ「……」←同じ穴のムジナ



351: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:41:30 ID:id3HsqiM

【鬼ごっこ】


ハンジ「リヴァイ!!」

リヴァイ「ハンジ?」

グイッ

リヴァイ「おい?」

ハンジ「しっ! 匿って!!」

リヴァイ「何があった?」

ハンジ「いいから!――来た!!」ササッ

リヴァイ「?」

モブリット「リヴァイ兵長! ハンジ分隊長が来ませんでしたか!?」

リヴァイ「……向こうに行ったが……」

モブリット「ありがとうございます! みんな! 向こうだ!!」

352: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/12(日) 01:42:36 ID:id3HsqiM

ズダダダダダ……

ハンジ「ふぃー、行ったか」

リヴァイ「何なんだ」

ハンジ「捕まっちゃいけないんだ……大変な事になる……」ギリッ

リヴァイ「何があった?」

ハンジ「休暇争奪戦」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「時間内に私を捕まえられたら、好きな日に休暇をもらえると言うレクリエーションを」キリッ

リヴァイ「……」

ハンジ「悪いけどリヴァイ、暫く匿って……」

スタスタスタスタ……

ハンジ「あ! ちょっ! 待って!!」



355: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:05:31 ID:6mkqhnUQ

【頭痛の日】


ハンジ「そういやさー。2月2日って何の日か知ってる?」

リヴァイ「いや」

ハンジ「頭痛の日だって」

リヴァイ「?」

ハンジ「ず(2)つう(2)の日」

リヴァイ「……」

ハンジ「他にも夫婦の日、おじいさんの日、おんぶの日、ツインテールの日だったりする」

リヴァイ「……ちなめばなんでもいいのかよ」

ハンジ「いいらしいね……他にも――」

リヴァイ「もういい」



356: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:08:41 ID:6mkqhnUQ

【2月14日】


ペトラ「リヴァイ兵長ー!」

リヴァイ「?」

ペトラ「はい、どうぞー」スッつチョコレート

リヴァイ「……」つチョコレート

ペトラ「ハッピーバレンタインです!」

リヴァイ「……ああ」

ハンジ「あー!!」

ペトラ「ハンジさん」

357: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:09:33 ID:6mkqhnUQ

ハンジ「いーなーいーなー!! ペトラ、私にはー?」

ペトラ「ハンジさんはあげる側じゃないですか」

ハンジ「えー? いいじゃん。なんなら男装するけど?」

ペトラ「それはとても似合いそうですが……」

ハンジ「みんなにもあげてるの?」

ペトラ「はい、エルドとグンタとエレンとか……」

ハンジ「あれ? 一人足りない気が?」

ペトラ「ああ……一応あげましたよ。うるさかったので」

ハンジ「……なんか可哀想に」

358: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:10:31 ID:6mkqhnUQ

ペトラ「ハンジさんは差し上げないんですか?」

リヴァイ「……」

ハンジ「んー……私からの欲しい? リヴァイ」

リヴァイ「いらん」

ハンジ「だってー」ケラケラ

ペトラ「えー? でも……」

ハンジ「いらんと言う奴にはやらん。今からいるという奴を探してくるぜ!」ダッ!

ペトラ「あ! ハンジさん! 今からって、用意してなかったんですか!?」

リヴァイ「……」



359: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:14:11 ID:6mkqhnUQ

【配る】


ハンジ「はいな」

エレン「ありがとうございます」

ハンジ「はいなー」

アルミン「ありがとうございます」

ハンジ「ミカサは二人には?」

360: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:15:26 ID:6mkqhnUQ

ミカサ「もうあげました」

ハンジ「そっかそっかー」


リヴァイ「……」


ハンジ「あ、ケイジ、はいチョコレート」

ケイジ「ありがとうございます」

ハンジ「あとは誰だっけ?」ウーン


リヴァイ「……」フイッスタスタスタ…



361: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:18:13 ID:6mkqhnUQ

【違い】


――ガチャッ

ハンジ「あー疲れた。や、リヴァイ」

リヴァイ「……何してたんだ?」

ハンジ「いるかを聞いた後にチョコ用意してたからさー」グッタリ

リヴァイ「適当に幾つか買って配りゃよかったろ」

ハンジ「余らしたら勿体ないかなって。まぁ結局みんな欲しがってくれたけど」

リヴァイ「……」

ハンジ「あー喉乾いた。リヴァイも飲むー?」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「ちょっと待っててねー」カチャカチャ

リヴァイ「……」

362: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:19:10 ID:6mkqhnUQ

――コトッ

ハンジ「どうぞー」

リヴァイ「……ああ」ズズズズ

ハンジ「……」ニコニコ

リヴァイ「なぁ、ハンジ」

ハンジ「んー?」

リヴァイ「ホットチョコとココアの違いってなんだ?」

ハンジ「なんだろうねぇ?」

リヴァイ「……で、これはどっちだ?」

ハンジ「ホットチョコかな?」

リヴァイ「そうか」ズズズズ

ハンジ「ふふ」ニコニコ



363: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:23:06 ID:6mkqhnUQ

【細氷】


ハンジ「あ゙ー今日すげぇ寒い」ガタガタ

リヴァイ「なのに外に出なきゃならねぇとか最悪だな」ブルブル

ハンジ「だよねー……あっ!!」

リヴァイ「なんだ……おぉ……」

+.・`*キラキラ+.・`*`+

ハンジ「細氷だよ!! 滅多に見られない現象だよ!!」ワッヒャー!!

リヴァイ「きらきらしてんな」

364: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:24:25 ID:6mkqhnUQ

ハンジ「別名ダイヤモンドダスト。きらきらきらきら光ってるところから付けられた名前だね」

リヴァイ「ダイヤモンドダスト……な」

ハンジ「他にもね、“天使のささやき”なんて言われてるんだよ」

リヴァイ「ほぅ」

ハンジ「誰が言ったかは知らないけど詩的な表現だね。しかし綺麗だねぇ……」

リヴァイ「……悪くない光景だな」

ハンジ「ぶぇっくしょい!」

リヴァイ「……台無しだな」



365: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/13(月) 01:35:23 ID:6mkqhnUQ
レスありがとうごぜぇます。

頭痛の日はなんじゃこの日?と思って勢いで書いた。

*ホットチョコとココア。長くなるので簡単に言うと油分の違い。チョコの方がカロリー高い。


次はまたちょっと長いかと。
ではまたーノシ

366: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:14:18 ID:6Nwla0OA

【結婚:招待】


エルド「あの……リヴァイ兵長……」

リヴァイ「なんだ?」

エルド「その……俺、今度結婚する事になりまして……」

リヴァイ「ほぅ、めでてぇじゃねぇか」

エルド「あの! それで、リヴァイ兵長に……」

ハンジ「エルドー! 結婚するんだってー!? おめでとう!!」

エルド「ハンジ分隊長! ありがとうございます」

ハンジ「リヴァイに出席希望?」

367: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:15:15 ID:6Nwla0OA

エルド「あ、はい」

ハンジ「行きなよ?」

リヴァイ「……」

ハンジ「行くってー」

リヴァイ「おい」

エルド「ありがとうございます!」

リヴァイ「…………ああ」

エルド(助かりました、ハンジ分隊長)グッ

エルド「是非、ハンジ分隊長もお願い致します」

ハンジ「勿論だよ!」

368: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:16:06 ID:6Nwla0OA

エルド「ありがとうございます!」

リヴァイ「……」

エルド「あの……もうひとつ……」

ハンジ「ん?」

エルド「その……リヴァイ兵長に見届け人になって欲しいんです!」

リヴァイ「……」

ハンジ「わぉ。重大なお役目だねぇ」

リヴァイ「……」

エルド「お願い……できませんか?」

ハンジ「……引き受けてあげたら? 大体は2人がサインするのを見てるだけって感じだよ」

369: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:16:49 ID:6Nwla0OA

リヴァイ「……」

エルド「……」ゴクリ

ハンジ「……リヴァイ、私が補佐するからさ」

リヴァイ「……わかった」

エルド「本当ですか!? ありがとうございます!!!」

ハンジ「ふふ……」

エルド(……ハンジ分隊長、本当にありがとうございます!!)ペコッ

ハンジ「……」ニコッ

リヴァイ「……」



370: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:19:13 ID:6Nwla0OA

【結婚:誉める】


ハンジ「リヴァイ!」

リヴァイ「……!」

ハンジ「ど?」

リヴァイ「……何がだ?」

ハンジ「普通、女が着飾ったら誉めとくもんだよ?」

リヴァイ「女に見える」

ハンジ「それ誉めてねぇよ」ブー

リヴァイ「お前に対しちゃ立派な誉め言葉だ」

371: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:20:28 ID:6Nwla0OA

ハンジ「もっとなんかあるっしょ! ほれ、背中あいてるんだよ! せくすぃー!」ケラケラ

リヴァイ「馬鹿か」

ハンジ「首の後ろの紐の頼りなげなこと! ここはずしたからって大変な事になるわけじゃないけどさ」

リヴァイ「なんの話だ」

ハンジ「はずしたくなる?」ニヤニヤ

リヴァイ「ならねぇよ」

ハンジ「つまんない反応だなぁ。もっと誉めてくれてもいいのにー」

リヴァイ「……まぁ、悪くねぇな」フイッ

ハンジ「全くリヴァイは……え?」

ハンジ「……」

ハンジ「……え?///」



372: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:23:11 ID:6Nwla0OA

【結婚:結婚式】


リヴァイ「……では契約の印をここに」

エルド「……」サラサラ

彼女「……」サラサラ

ハンジ「……サインの確認をお願い致します」スッ

リヴァイ「……ここに2人が夫婦である事を認める」

ハンジ「それでは誓いの義を」ニッコリ

373: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:24:08 ID:6Nwla0OA



エルド「……」チュッ
彼女「……」



――ワァ!! パチパチパチ……!!

ペトラ「おめでとう!!」

グンタ「おめでとう!」

オルオ「ふんっ、悪くない」ダパー

ペトラ「こんな時まで……ってスゴい号泣」スッつハンカチ

オルオ「すま……うっぐすっ」エグエグ



374: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:28:08 ID:6Nwla0OA

【結婚:眺める】


リヴァイ「……」



グンタ「おめでとう!」

オルオ「……おめでとう……うぅ」ダパー

エルド「うぉっ! オルオ……ありがとう。みんなもありがとうな」

ペトラ「すごくいいお式でした!!」

彼女「ありがとう……」ニコッ



リヴァイ「……」

ハンジ「受けて良かったでしょ?」

リヴァイ「……さぁな」

ハンジ「素直じゃないね」クスッ



375: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:31:27 ID:6Nwla0OA

【結婚:誘われる】


――立食パーティー――


ハンジ「ちょっと飲み物取ってくるね」スタスタ

リヴァイ「ああ」

リヴァイ(……帰りてぇ)

招待客女「……あの」

リヴァイ「?」

招待客女「リヴァイ兵士長さん……ですよね?」

リヴァイ「……そうだが」

招待客女「あ、あの! 私あなたのファンで!」

リヴァイ(ファン?)ミケンニシワー

376: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:32:15 ID:6Nwla0OA



ハンジ「……おや? リヴァイ、なんか声掛けられてら。……勇気あるな、あの人」

招待客男「あ、あの……」

ハンジ「ん?」

招待客男「良かったら……その……あちらで2人で飲みませんか?」



招待客女「あの……それで……」

リヴァイ(……ハンジはまだ戻らねぇのか?)チラッ

377: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:33:40 ID:6Nwla0OA



ハンジ「え? 私?」

招待客男「はい」

ハンジ「あー……えーっと……」ビックリ

招待客男「あちらの方とは関係ないんですよね……?」

ハンジ「へ?」



378: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:36:32 ID:6Nwla0OA

【連れ】


招待客女「よかったら一緒に……」

リヴァイ「……」



ハンジ「あ、えと……」オロオロ

招待客男「ずっと見ていて綺麗な方だなって……」

ハンジ「ふぇ?」

招待客男「おひとりでしたら是非」ズイッ

ハンジ「いや! その!!」ズザッ

ハンジ(リヴァイ、助けてー!!)チラッ



リヴァイ「……悪いが連れがいる」スッ

招待客女「あ……そう……ですか……」

379: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:37:50 ID:6Nwla0OA



招待客男「あちらが空いてますから……」

ハンジ「いやいやいや!」アセッ

リヴァイ「……嫌がってんのもわからねぇのか?」

招待客男「!」

ハンジ(リヴァイー!! 助かるー!!)

招待客男「あ、貴方は関係ないんでしょう?」

リヴァイ「……俺の連れだが?」ギロッ

ハンジ「!?」

招待客男「……そう……ですか」ビクッ

ハンジ「ご、ごめんなさい。驚いてすぐに言えなくて」

招待客男「いえ、こちらこそ……」

スタスタスタスタ……

380: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:38:52 ID:6Nwla0OA

ハンジ「ふぃー……焦った」

リヴァイ「自分で断りやがれ。面倒くせぇ」

ハンジ「いや、慣れてなくてね。どうしたらいいやら頭真っ白になっちゃって」フー

リヴァイ「……」ハァー

ハンジ「リヴァイも声掛けられてたねー」

リヴァイ「名指しだった。ファンとか言われた」

ハンジ「あっははははは!!」

リヴァイ「笑うよな」

ハンジ「あー……人類最強って大変だね……顔売れてるし」

リヴァイ「あの男は知らねぇみてぇだったけどな。はぁ……面倒くせぇ」

ハンジ「あはは、もうちょっと我慢してね」

ハンジ(……連れ、かぁ)



381: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/14(火) 01:41:23 ID:6Nwla0OA

【結婚:いつもは?】


ハンジ「あーもう、今日はリヴァイから離れないようにしとこ」ガシッ

リヴァイ「……腕組むな」

ハンジ「今日だけだから!」

リヴァイ「……チッ」

ハンジ「本当、マジびっくりした」

リヴァイ「……今日のお前は女だからな」

ハンジ「いつもは何なんだよ」

リヴァイ「いつも…………ハンジ?」

ハンジ「ハンジは名前だ。しかも何故疑問系?」



384: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 00:35:46 ID:TUVJE4tQ

【結婚:夫婦】


ペトラ「兵長!」

リヴァイ「なんだ」

ペトラ「兵長とハンジさんが夫婦って聞いたんですが!!?」

リヴァイハンジ「「はぁ!?」」

グンタ「いや、参列者の勘違いなんですが……」

ハンジ「あぁ……多分さっきの人だ」

リヴァイ「あぁ……」

ペトラ「夫婦なんですか!?」

リヴァイ「お前はなんで信じてんだ」

385: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 00:37:05 ID:TUVJE4tQ

オルオ「勢いで飲み過ぎてるんです」

リヴァイ「酔っ払いか」

ハンジ「あははは! ペトラ、違うって知ってるでしょ?」

ペトラ「でも、ずっと腕組んでますし……今も」ヒック

ハンジ「!?」

リヴァイ「……」

ハンジ「あ、いや、これは、ちょっとさっきなんか知らない人に誘われたから……」ワタワタ

オルオ「ああ、寄ってこられないようにっすか?」

ハンジ「う、うん。断るの面倒臭いしね」

グンタ「今日のハンジさん、凄く綺麗ですからねぇ」アハハ

ハンジ「あはは、ありがとう」



386: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 00:42:07 ID:TUVJE4tQ

【結婚:虫除け】


リヴァイ「そんなわけで虫除け替わりにされてるだけだ」チッ

ペトラ「そうなんですかぁ」ヒック

グンタ「お前もちらほら声掛けられてるな」

オルオ「ふっ、ペトラ。なんなら俺がお前の」

ペトラ「グンタ、虫除けになってー」

オルオ「」

グンタ「オルオにしてやれよ」

オルオ「!!」

387: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 00:43:12 ID:TUVJE4tQ

ペトラ「えぇー?」

グンタ「たまにはいいだろ」

ペトラ「むぅー……まぁいいかぁ。オルオ、行こ」グイッ

オルオ「お、おぅ!」

オルオ「グンタ、今度なんか奢る!」

グンタ「ははっ! 楽しみにしとく」

グンタ「それでは、俺も行きますね」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「またね」



388: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 00:48:46 ID:TUVJE4tQ

【害虫】


リヴァイ「……」

ハンジ「……」チラッ

リヴァイ「……なんだ」

ハンジ「虫除けなんだ?」

リヴァイ「……虫除けだろ」

ハンジ「さっきの人、害虫扱いだ」アハハ

リヴァイ「……害虫だからコレ(腕組み)なんだろ」

389: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 00:49:39 ID:TUVJE4tQ

ハンジ「……まぁ……ねぇ」

リヴァイ「面倒くせぇ限りだな」

ハンジ「リヴァイの為にもなってんでしょ?」

リヴァイ「俺には寄ってこねぇよ」

ハンジ「えーでもさっき……ファンが」ブフッ

リヴァイ「壁外調査に出る時と同じだ。物珍しいだけだろ。鬱陶しい」

ハンジ「……なんかさっきの子にちょっと同情するわ」

リヴァイ「?」



390: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 00:54:25 ID:TUVJE4tQ

【結婚:幸せ】


「オメデトー」
「キレイダヨ!」

エルド「アア、アリガトウ」
カノジョ「ウフフ、アリガトウ」


ハンジ「……花嫁さん綺麗だね」

リヴァイ「……」

ハンジ「何より幸せそうで……ちょっと羨ましいな」

リヴァイ「……さっきの男捕まえとくか?」

ハンジ「あはは! あの人じゃあ……ダメだなぁ」

リヴァイ「……」

ハンジ「兵団を知らないからね」

391: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 00:56:03 ID:TUVJE4tQ

リヴァイ「お前の奇行種ぶりもな」

ハンジ「あはは! 確かに。あれ見て動じないのってリヴァイくらいだよ」

リヴァイ「……エルヴィンやミケもだろ」

ハンジ「そうだね。そうだった」

リヴァイ「……」

ハンジ「……まぁ、研究が第一優先だからね。私は」

リヴァイ「……そうだな」

ハンジ「みんなの幸せを守る為、自由の為……なーんてね」

リヴァイ「……」

ハンジ「…………ちょっと……飲み過ぎちゃったかな……」

リヴァイ「……かもな」



392: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 01:01:08 ID:TUVJE4tQ

【結婚:酔い】


ハンジ「あー」ドサッ←うつ伏せ

リヴァイ「人の結婚式で本当に飲み過ぎんじゃねぇ」

ハンジ「あはは! 2人見てたらなんか嬉しくなっちゃって。幸せ分けてもらったー」フフフ

リヴァイ「……ドレス脱いで寝ろよ。シワになるぞ」

ハンジ「んー動きたくないなぁー。リヴァイ、脱がせて?」

リヴァイ「……」

ハンジ「あはは! なーんて――」

――シュルッ

ハンジ「!?」

393: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 01:02:16 ID:TUVJE4tQ

ハンジ「ちょっ!?」ガバッ

リヴァイ「……少しは酔いが醒めたか?」

ハンジ「――」コクコク

リヴァイ「……首の後ろの紐を少し緩めただけだ。水を持ってきてやる。それまでに着替えておけ」

ハンジ「……うん」

パタンッ

ハンジ「……びっくりした……」ドキドキ

ハンジ「……あんな冗談やるとは……」

ハンジ「……リヴァイも酔ってんのかな……?」

ハンジ「……さっさと着替えとこう……本当に酔い醒めたわ」シュルシュル



扉|リヴァイ「……」

リヴァイ「……俺も酔ってんな……」ハァー



394: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 01:07:13 ID:TUVJE4tQ

【結婚:酔っているから】


――コンコン

リヴァイ「ハンジ」

――シーン

リヴァイ「……」

リヴァイ「ハンジ、開けるぞ?」

キィー

リヴァイ「おいハンジ、水……」

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……」コト…

リヴァイ「ちゃんと掛け布団を被れ。風邪引くぞ」パサッ

ハンジ「」スースー

395: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 01:08:23 ID:TUVJE4tQ

リヴァイ「……」チラッ

*脱ぎっぱなしドレス*

リヴァイ「着替えただけじゃダメだろうが」ハァー

リヴァイ「チッ……」ゴソゴソ

リヴァイ「ここに掛けておくか」カチャッ

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……」

リヴァイ「……」サラッ…ナデ

ハンジ「……」スースー

リヴァイ「……酔ってる時に誘うようなマネをするな」

396: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/15(水) 01:09:29 ID:TUVJE4tQ

リヴァイ「……理性が曖昧だ」

ハンジ「……」スースー

リヴァイ「……」ナデ…

リヴァイ「……やっぱり俺も酔ってんな……」チッ

リヴァイ「……戻るか」スタスタ…

パタンッ

ハンジ「……」スースー…パチッ

ハンジ「……」

ハンジ「――っ///」ギュッ


402: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:24:01 ID:1E3BUNwE

【結婚:後日】


エルド「リヴァイ兵長、先日はありがとうございました!」

リヴァイ「ああ」

エルド「無理を言ってすみませんでした」

リヴァイ「別に無理はしてねぇ」

エルド「ありがとうございます……!」

ハンジ「おや、新婚エルド。新婚してるー?」

エルド「ハンジ分隊長! ハンジ分隊長もありがとうございました!」

ハンジ「いいんだよ。ていうか私は大したことしてないしねー」

エルド「いえ! 本当にありがとうございました!」

403: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:24:47 ID:1E3BUNwE

ハンジ「どういたしまして。幸せそうだね」

エルド「はい! もちろんですよ。
それにリヴァイ兵長に見届け人になって頂きましたし! これ以上の幸せはないですね!」

リヴァイ「……」

ハンジ「あはは! 良かったね」

エルド「はい! 感謝してもしきれません!」

グンタ「おい、エルド!」

エルド「あ、今行く! では、失礼致します」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「じゃあね」

タタタタタ……

404: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:25:33 ID:1E3BUNwE

ハンジ「また聞くけど、引き受けて良かったでしょ?」

リヴァイ「……」

ハンジ「幸せな人をより幸せにしたんだよ? 凄いことじゃん?」

リヴァイ「……」

ハンジ「エルド、本当に嬉しそうだったっしょ?」

リヴァイ「……まぁ……な」

ハンジ「リヴァイを素直にさせんのは大変だねぇー」

リヴァイ「いつもひねくれてる訳じゃねぇ」

ハンジ「自覚あったんだ」ケラケラ

リヴァイ「……チッ」



405: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:30:43 ID:1E3BUNwE

【仔猫達】


白猫「ミー」

ハンジ「おっ! 仔猫だ」

リヴァイ「汚ぇ」

ハンジ「あはは! でも可愛いよ」


ゴソゴソゴソ……

長毛猫「ミュー」
茶猫「ミィ」
灰猫「ミュゥ」

ハンジ「わっ! なんかぞろぞろ出てきた」

406: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:31:20 ID:1E3BUNwE

仔猫達「「「「ミュー」」」」

リヴァイ「なんでこっちにくんだ、お前ら」

ハンジ「気に入られちゃったみたいだね」ケラケラ

白猫「ミー」ゴロゴロ

ハンジ「なーんか、この猫ペトラみたい」ナデナデ

リヴァイ「どこがだ」

ハンジ「雰囲気雰囲気。この仔がペトラだとすると……」

407: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:32:09 ID:1E3BUNwE

茶猫「ミィ」

ハンジ「このアビシニアンっぽい仔はエルド」

灰猫「ミュゥ」

ハンジ「この黒っぽい灰色猫がグンタ」

長毛猫「ミュー」

ハンジ「……君がオルオ、は納得がいかないなぁ」

長毛猫「ミューミュー」グイグイ

白猫「ミー!」ペシッ!

ハンジ「ぶっ! あっはははは! 君はオルオだ! 中身がオルオだ!!」ゲラゲラ

リヴァイ「部下を汚ぇ猫に例えんじゃねぇ」



408: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:37:29 ID:1E3BUNwE

【見事な選択】


ペトラ「何してるんですかー? あ! 仔猫!!」

エルド「おぉ、いっぱいいますね」

グンタ「こいついい色してるな」ヒョイッ
灰猫「ミュゥ」

オルオ「おぉ! 長毛だ長毛!!」ヒョイッ
長毛猫「ミュー」

ペトラ「真っ白仔猫ー!」ヒョイッ
白猫「ミー」

エルド「アビシニアンってやつみたいだな」ヒョイッ
茶猫「ミィ」

リヴァイ「……」

ハンジ「あははははははは!!!」ゲラゲラ

リヴァイ班「「「「?」」」」



409: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:42:41 ID:1E3BUNwE

【似てる】


エルド「似てますかねぇ……」
茶猫「ミィ」

ペトラ「オルオに納得がいきません」
白猫「ミー!」

オルオ「何を言ってやがる! 俺の高貴さが現れてるじゃねぇか」フンッ
長毛猫「ミュー!」

グンタ「かわいけりゃなんでもいいです」ナデナデ
灰猫「ミュゥ」ゴロゴロ

ハンジ「あはっ! げほっ! ごほっ! ……あははははは!!」

リヴァイ「笑い過ぎだ」

ハンジ「だって見事にチョイスし過ぎ!!」ゲラゲラ

410: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:43:52 ID:1E3BUNwE

ペトラ「なんであの長毛がオルオなんですか?」

ハンジ「あはは! その白猫と長毛猫置いてみて」ククク

オルオペトラ「「はい……」」スッ


長毛猫「ミュー!」フンッ

白猫「ミー!!」ベシッ!

長毛猫「ミュッ!」ベシャッ

グンタ「ぶふー!!」

エルド「あははは! いつものお前らだ!!」ケラケラ

ペトラ「えぇー!? どこがぁー!?」

オルオ「俺は弱くない! 行け! 長毛!!」

ペトラ「ちょっと! 何焚き付けてんの!!」



411: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:48:32 ID:1E3BUNwE

【納得がいかない】


ペトラ「この仔達だけしかいないんですかね?」

ハンジ「うーん……周りにはいなさそうだけど……」


「ニャー!」


仔猫達「「「「!!」」」」

タタタタタ……

ハンジ「あ! 行っちゃった」

エルド「あそこに大人の猫が2匹いますね」

グンタ「黒猫と茶トラかな?」

412: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:49:51 ID:1E3BUNwE

ペトラ「なんか兵長とハンジさんみたいですね」

オルオ「黒猫が兵長ですね」

ハンジ「私、茶トラ?」

リヴァイ「……」


茶トラ猫「ニャー」

黒猫「……」

仔猫達「「「「ミー」」」」


ペトラ「親子……?」

エルド「いやーあの2匹から長毛は無理じゃないか?」

グンタ「白も難しそうだが」

オルオ「仲はいいみたいだけどな」

ガサガサガサ……

413: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/16(木) 01:51:27 ID:1E3BUNwE

ハンジ「あらら、奥に行っちゃったね」

リヴァイ「……納得いかねぇな」

ハンジ「うーん、私も同意かな」

ペトラ「え? 何がですか?」

リヴァイ「黒猫がメスだった」

ハンジ「茶トラがオスだった」

リヴァイ班「「「「ぶふー!!」」」」

――あはははははは!!

リヴァイハンジ「「納得いかねぇ!!」」



416: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/17(金) 01:08:38 ID:4GwECSQs

【鬱陶しい】


ハンジ「ねーねーリヴァイー」

リヴァイ「うるせぇな」

ハンジ「聞いてよー」

リヴァイ「どうせ巨人の話だろうが。断る」

ハンジ「じゃあ、実験の話を!」

リヴァイ「それも巨人だろうが」

ハンジ「では説話を」

リヴァイ「巨人の、だろ」

ハンジ「ならば逸話を」

リヴァイ「だから巨人のだろうが。言い方をあれこれ変えようが聞かねぇよ」



417: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/17(金) 01:13:11 ID:4GwECSQs

【寂しい?】


――ある日――

ハンジ「アルミン!」

アルミン「ハンジ分隊長」


リヴァイ「……」


ハンジ「巨人のだね!?」

アルミン「えぇ!? そんな話も……」

418: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/17(金) 01:13:55 ID:4GwECSQs



――またある日――

ハンジ「でさー」

アルミン「なるほど」


リヴァイ「……」



――またまたある日――

ハンジ「アールミン!」

アルミン「ハンジさん!」


リヴァイ「……」

419: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/17(金) 01:15:37 ID:4GwECSQs



――更にある日――

アルミン「……」スタスタ…

ハンジ「あ! アル……」

リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「おや、リヴァイ」

リヴァイ「あー……」

ハンジ「?」

420: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/17(金) 01:16:50 ID:4GwECSQs

リヴァイ「……毎回アルミンを犠牲にするな」

ハンジ「??」

リヴァイ「チッ……今日は暇だ。仕方ないから聞いてやってもいい」

ハンジ「マジで!? どういう風の……いや、そんな事はどうでもいい! 気が変わる前に行くよ!!」ガシッ

リヴァイ「……」ズルズル



――次の日の朝――


ハンジ「――っでさ、ここまでは前にも話したよね!?」ゼェゼェ

リヴァイ「お前はなんで最初に同じ話を繰り返すんだ……!?」グッタリ



421: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/17(金) 01:21:28 ID:4GwECSQs

【3月】


ハンジ「暦の上では春。だがまだ肌寒い」

リヴァイ「着るものに困る時期だな」

ハンジ「そだねー」ピットリ

リヴァイ「後ろから抱きつくな。鬱陶しいんだが」

ハンジ「寒い」

リヴァイ「コートでも着てろ」

ハンジ「人間コート」

リヴァイ「お前がな」

ハンジ「リヴァイは人間カイロ。あったけぇ」

リヴァイ「そんな訳わかんねぇモンになった覚えはねぇ」



422: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/17(金) 01:26:17 ID:4GwECSQs

【3月3日】


ハンジ「灯りをつけましょ爆弾にー♪」

リヴァイ「……」

ハンジ「どかんと一発ハゲ頭ー♪」

リヴァイ「……なんだ? その歌」

ハンジ「ん? なんかね女の子のお祭りの歌だって。この文献に……」

リヴァイ「だから文献を掘り起こすな。しかもそれは確実に間違ってるだろ」

ハンジ「五ぉー人男子のハゲ晒しー、きょーおは眩しいハゲ祭りー♪」

リヴァイ「……ネスがこっち見てるぞ」


ネス「……」<●><●>ジッ

ハンジ「怖っ!」



423: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/17(金) 01:31:29 ID:4GwECSQs

【3月9日】


ハンジ「今日はありがとうの日です」

リヴァイ「?」

ハンジ「サン(3)キュー(9)」

リヴァイ「くだらねぇ」

ハンジ「うん、私も実にそう思うよ。でもいいじゃん、そんな日があっても」

リヴァイ「そうか?」

ハンジ「リヴァイ、いつもお世話になっております。ありがとう」

リヴァイ「きしょい」

ハンジ「おい、こら、素直に受け入れなよ」



424: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/17(金) 01:38:23 ID:4GwECSQs
レスありがとうございます。

実は2/17は天使のささやきの日。前の細氷ネタはここからww
あと一応、ありがとうの日はくだらなくはない。大事大事。

今日は少ないがここまでで。
ではまたーノシ

426: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/18(土) 01:19:23 ID:zsLVRUR2

【用意】


ハンジ「リヴァイ、ちゃんと用意したの?」

リヴァイ「した」

ハンジ「本当に?」

リヴァイ「ああ」

ミケ「……」

ハンジ「忘れずにあげなよ?」

リヴァイ「分かってる」

ハンジ「当日、部屋に忘れたりしないようにね」

リヴァイ「チッ、うるせぇな」

ハンジ「リヴァイこういうの忘れそうだからさ」

ミケ「……お前ら親子か」



427: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/18(土) 01:24:25 ID:zsLVRUR2

【3月14日】


リヴァイ「ペトラ」スッ

ペトラ「わぁ! ありがとうございます!!」

エルヴィン「リヴァイ、珍しいな。そういったものは忘れていそうなのに」

ペトラ「あ、エルヴィン団長」

エルヴィン「これは私からだ、ペトラ。ありがとうな」スッ

ペトラ「ありがとうございます! エルヴィン団長!」

428: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/18(土) 01:25:52 ID:zsLVRUR2

リヴァイ「……メガネが最近毎日のように言ってきてた」

エルヴィン「ああ、成る程な」

ハンジ「エールヴィン! 私にはー?」

エルヴィン「ちゃんと用意してあるよ。ほら」スッ

ハンジ「わーい! やったね!」ヒャッホー

リヴァイ「……」



429: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/18(土) 01:30:07 ID:zsLVRUR2

【お返し】


ペトラ「そういえば兵長は結局ハンジさんから頂いたんですか?」

リヴァイ「……一応な」

ハンジ「なら寄越せぃ」

リヴァイ「身体で返す約束だろうが」

ペトラ「はい!?」

エルヴィン「大胆だな」

ハンジ「ちょ、ちがっ!! だから言葉を選べよ、リヴァイ!!」

リヴァイ「間違ってるとは思わねぇが?」

ハンジ「労働だ! 荷物持ちとして買い物に付き合う約束だろうが!!」

リヴァイ「そうとも言う」

ハンジ「そうとしか言わねぇよ!!」



430: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/18(土) 01:35:09 ID:zsLVRUR2

【からかう】


ペトラ「な、なんだ、そう言う事ですか……」

エルヴィン「なんだと思ったんだろうな」

ペトラ「へ!?」

ハンジ「はいそこ!! それ以上はセクハラだからね!!」

エルヴィン「なんの事だかさっぱりだな、ハンジ」

ハンジ「私に対してならまだしも、ペトラに絡まないの!」

エルヴィン「いやいや、ペトラに絡んだ覚えはないぞ?」

ハンジ「現に今……」

エルヴィン「私は何かしらの手伝いだと分かっていたんだ」

431: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/18(土) 01:36:57 ID:zsLVRUR2

エルヴィン「なのに何故ハンジが必死に弁明しているのか分からなくてな。
だからハンジは“なんだと思った”のかと」ニッコリ

ハンジ「ぬぅぅ。じゃ、“大胆だな”ってのは!?」

エルヴィン「ん? 人類最強のリヴァイを顎で使う気でいるとは“大胆だな”と」

ハンジ「くわぁぁー!! ああ言えばこう言う!! なんだコイツー!!」ウガァー!!

リヴァイ「上官にコイツとか言うんじゃねぇよ。不敬だな」

エルヴィン「いいんだ、リヴァイ。俺はハンジに見下げられているようだ……」フゥー

リヴァイ「エルヴィン……。ハンジ、お前は酷ぇヤツだな」ジロリ

ハンジ「なんで私が悪者になってんだ!?」

432: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/18(土) 01:37:57 ID:zsLVRUR2

リヴァイ「お前が悪ぃからだろ。団長をこんなに落ち込ませやがって」

エルヴィン「……はぁ……」

ハンジ「見え透いた嘘はやめろ!」

エルヴィン「嘘呼ばわりされてしまった」ハァァ-

リヴァイ「可哀想にな、エルヴィン」

ハンジ「ぬぁあぁぁぁ!!!」ガシガシ

ペトラ「……」プルプル



433: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/18(土) 01:42:05 ID:zsLVRUR2

【ペトラの災難】


ハンジ「あんたらいい加減にしろー!!」

ペトラ「ぷー! あははははは!!!」

エルヴィン「!」

ペトラ「あ、す、すみません! おかしくて、つい……ふっ、あはは!」

エルヴィン「いいんだよ。君の笑顔が見れたのならハンジをからかったかいがあると言うものだ」

ハンジ「今認めたな!? からかったって!!」

リヴァイ「口を滑らせたな。エルヴィン、お前らしくもない」

エルヴィン「むぅ……これはペトラにしてやられたな」

434: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/18(土) 01:43:30 ID:zsLVRUR2

ペトラ「えっ? 私!?」

ハンジ「ペトラのお陰だよ! さぁ、2人であいつらをやっつけるよ!」ガシッ

ペトラ「へ? ちょ、何故です? というかあちら最強過ぎませんか!?」

リヴァイ「ほほぅ。敵に回るか、ペトラ」

エルヴィン「2人の女性を相手にするのは心が痛むが……」

ハンジ「ふふふ……なめてもらっちゃ困るね……」

ペトラ「今、何が起きてるのかさっぱりなんですがー!!!?」

ミケ「巻き込まれたな、可哀想に」

ペトラ「ミケ分隊長!? いつの間に!?」



 

436: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/19(日) 00:53:47 ID:3Vn1V0Is

【3月14日:お買い物】


――街――

ハンジ「おっ買い物ーおっ買い物ー」

リヴァイ「……」ズッシリ

ハンジ「あとはなんだっけ……」

リヴァイ「割に合わねぇ気がする」

ハンジ「男らしくないね、リヴァイ。言った言葉を取り消しちゃダメだよ」

リヴァイ「うるせぇな。ちゃんと荷物持ちやってんだろ」

437: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/19(日) 00:55:02 ID:3Vn1V0Is

ハンジ「はいはーい。あ、これいいな」

リヴァイ「また増えるのか……」

ハンジ「えーっと」

リヴァイ「! ……」ソッ

ハンジ「これかなー……あれかなー」

リヴァイ「……これを」

店員「ありがとうございます」

リヴァイ「……」チラッ

ハンジ「うーん……どうしようかな?」

リヴァイ「……」



438: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/19(日) 01:00:10 ID:3Vn1V0Is

【3月14日:再び外食する】


ハンジ「でさー、持ってた書類ぶちまけてくれちゃってさー」ヒョイヒョイ

リヴァイ「……」モグモグ

ハンジ「片付けるの大変だったんだよー」ヒョイヒョイ

リヴァイ「人参いれるな」

ハンジ「いーじゃない。食べてー」

リヴァイ「なんで人参入ってるものを頼むんだ」

ハンジ「人参さえなければ好きなんだよ」モグモグ

リヴァイ「注文時に抜いてもらえ」モグモグ

ハンジ「リヴァイ天才!」

リヴァイ「馬鹿か」



439: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/19(日) 01:05:24 ID:3Vn1V0Is

【ホワイトデー】


ハンジ「ふー、買い物終了っと」ドサッ

リヴァイ「……何か飲むか」

ハンジ「うん!」

リヴァイ「……」カチャカチャ

ハンジ「あー満足したー」

リヴァイ「ほら」

コトッ

ハンジ「ありがとう!」コクンッ

リヴァイ「……」

440: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/19(日) 01:06:44 ID:3Vn1V0Is

ハンジ「……ホワイトチョコのホットなんてあるんだねー」

リヴァイ「みたいだな」

ハンジ「荷物持ち手伝ってくれたのに」

リヴァイ「あれはいつもの事だろうが」

ハンジ「あはは、いつもの事でいいんだ」

リヴァイ「……さっさと飲め」

ハンジ「いやいや、味わって飲むよ」コクンッ

リヴァイ「……好きにしろ」

ハンジ「うん。今日は大満足だなぁ」フフ

リヴァイ「……そりゃ良かったな」



441: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/19(日) 01:11:09 ID:3Vn1V0Is

【花見】


ハンジ「ひゃっほーい! 咲いてる咲いてるー」

リヴァイ「はしゃぐなメガネ」

エルヴィン「見事に咲いてるな」

ミケ「いい香りだ」スンッ

ハンジ「ここここ! ここがいいよ!」

エルヴィン「ああ、いいな。そこにしよう」

ハンジ「暖かいし綺麗だし言うこと無しだね」

リヴァイ「どうでもいい。とりあえず酒とツマミがあれば」

ハンジ「すんげぇおっさん発言」



442: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/19(日) 01:16:25 ID:3Vn1V0Is

【花見:準備】


ハンジ「リヴァイもちゃんと花見なよ? 花見なんだから」

リヴァイ「……」ジッ

リヴァイ「よし、見た。酒」

ハンジ「あのね」

エルヴィン「まぁまぁ、とにかく準備しようか」

ミケ「準備出来たぞ」スンッ

エルヴィンリヴァイハンジ「「「早っ!!」」」



446: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:11:59 ID:EFakm4z.

【花見:いちゃいちゃ】


ハンジ「ほー……みやび、みやび」フハー

リヴァイ「お前に雅がわかんのか」

ハンジ「少なくともリヴァイよりかは」

エルヴィン「せっかくの花見なんだから喧嘩するなよ?」

ハンジ「リヴァイが吹っ掛けてくるんだよ」

447: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:12:53 ID:EFakm4z.

リヴァイ「吹っ掛けてねぇよ。口が悪ぃだけだ」

ハンジ「口の悪さは分かってる。その所為で無駄に怖がられてたりするよね」ケラケラ

リヴァイ「お前の方が喧嘩吹っ掛けてるよな?」

ハンジ「リヴァイが悪い」

リヴァイ「お前だろ」

ミケ「……いちゃいちゃするな」

リヴァイハンジ「「いちゃいちゃじゃねぇ!!」」



448: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:17:09 ID:EFakm4z.

【花見:仔犬の様】


――ザザァァー

ハンジ「おお!!」

エルヴィン「花びらが散って綺麗だな」

ミケ「すごいな」

リヴァイ「ふむ、悪くない」

ハンジ「うっひょー! すげぇー」タタタ

449: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:18:21 ID:EFakm4z.

リヴァイ「はしゃぐなメガネ」

ハンジ「花吹雪ー!!」クルクル

エルヴィン「ははは、可愛いじゃないか」

リヴァイ「ミケ、大変だ。エルヴィンの脳がやられた」

エルヴィン「楽しそうな仔犬みたいで」

リヴァイ「すまん、正常だった」

ミケ「お前ら酷いな」



450: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:23:18 ID:EFakm4z.

【花見:矛先】


ハンジ「犬とは失礼な!」

リヴァイ「なんで言うんだ、ミケ」

ミケ「可愛いと誉められていたぞと伝えただけだ」

ハンジ「犬みたいにね」ケッ

リヴァイ「言ったのは俺じゃねぇ。エルヴィンだ」

エルヴィン「可愛いかったぞ、ハンジ」

ハンジ「犬」

エルヴィン「仔犬は可愛いぞ?」ニッコリ

451: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:24:14 ID:EFakm4z.

ハンジ「……」

エルヴィン「……」ニコニコ

ハンジ「ダメだ。何言った所で丸め込まれそう……」ガックリ

リヴァイ「丸め込まれるだろうな」

ハンジ「リヴァイになら勝てるのに」

リヴァイ「負けた覚えがないんだが?」

ハンジ「やだな、ボケが始まったの?」

リヴァイ「お前こそ妄想癖でもあんのか?」

ハンジ「やんの?」ゴゴゴ…

リヴァイ「吹っ掛けたのお前だ」ゴゴゴ…

エルヴィン「いちゃいちゃするな」

リヴァイハンジ「「だからいちゃいちゃじゃねぇ!!」」



452: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:29:15 ID:EFakm4z.

【花見:はしゃぐ】


ハンジ「リヴァイリヴァイ!!」

リヴァイ「なんだ、うるせぇな」

ハンジ「ここすごいよ!」

リヴァイ「ああ……こっちも満開だな」

ハンジ「花吹雪ー!!」ワッヒョーイ!!

リヴァイ「走るな、転ぶぞ」

ハンジ「大丈夫大丈……」

――ガッ!

ハンジ「ぶっ!?」

――ベシャッ!

453: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:30:27 ID:EFakm4z.

リヴァイ「言わんこっちゃねぇ」

ハンジ「いったー……木の根に躓(つまず)いたー」

リヴァイ「立て」スッ

ハンジ「うー……ありがとう」グッ

リヴァイ「だから言っただろうが」グイッ

ハンジ「次は気を付けるよ」パンパン

リヴァイ「怪我は?」

ハンジ「大丈夫」



エルヴィン「あいつら親子か……」

ミケ「前はリヴァイが子だったな」



454: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:35:29 ID:EFakm4z.

【○○喧嘩】


エルヴィン「そろそろいつもの所に行くか」

ミケ「そうだな」

リヴァイ「酒は?」

ハンジ「こっち。はい」スッ

リヴァイ「ああ」パシッ

エルヴィン「皆、足下に気を付けろよ?」

リヴァイ「どっかの馬鹿犬じゃねぇんだから大丈夫だ」

ハンジ「それ馬なの? 鹿なの? 犬なの?」

リヴァイ「ハンジだ」

455: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 01:36:42 ID:EFakm4z.

ハンジ「リヴァイは馬、鹿、猫だね」

リヴァイ「毛むくじゃらになった覚えはねぇ」

ミケ「お前ら痴話喧嘩はやめろ」

リヴァイハンジ「「痴話じゃねぇ!!」」

エルヴィン「もう着くぞ。夫婦喧嘩も程々にな」

リヴァイ「レベルをあげんじゃねぇ!」

ハンジ「夫婦だったら翌日に離婚してるわっ!」

ミケ「短い結婚生活だな」

エルヴィン「1日も経っていないとは……リヴァイ、我慢というのは大切でな」

リヴァイ「……もういい。疲れる」

ハンジ「どうしようもないね」ハァー



 

457: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 23:35:57 ID:EFakm4z.

【景色の良い場所】


エルヴィン「着いたぞ」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

ミケ「……」

エルヴィン「……」

スタスタスタ……

ハンジ「リヴァイ……」

リヴァイ「……」トポトポ…

ハンジ「……飲めない調査兵もいるんじゃないかなぁ?」

458: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 23:37:57 ID:EFakm4z.

リヴァイ「飲める奴だけ飲みゃいいだろ」

エルヴィン「酒で慰霊碑を洗うのもなかなかいいかもな」

ミケ「……酒臭くなるな。何が書いてある訳ではない慰霊碑だがこんな所でよかったんだろうか」

ハンジ「……いいんじゃない? ここ春になったら花が満開で綺麗だし、それだけでも」

リヴァイ「他の季節はどうすんだ」

ハンジ「……見晴らしいいじゃない、ここ」

エルヴィン「……せめて美しい景色の場所で、な」

ミケ「そうだな……」

――ザザアァァァ……

459: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 23:38:54 ID:EFakm4z.

ハンジ「淡い薄紅色の花吹雪、綺麗だね……」

リヴァイ「……ああ」

エルヴィン「……」

ミケ「……」

エルヴィン「……行こうか」

ハンジ「うん」

リヴァイ「ああ」

ミケ「帰ろう」

スタスタスタ……

エルヴィン「……」クルッ…

エルヴィン「……またな」

――ザザアァァァ……



460: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 23:43:06 ID:EFakm4z.

【甘い香り】


ハンジ「花、強くはないけど良い香りだね」

ミケ「……甘い香りだな」スンッ

リヴァイ「染み付かなきゃいいけどな」

エルヴィン「つかないだろ」ハハッ

ハンジ「ぶふっ!!」

リヴァイ「何いきなり吹き出してんだ」

ハンジ「あ、甘い香りの、ぶふっ、するおっさん3人!」アハハハ!!

エルヴィンリヴァイミケ「「「……」」」

ハンジ「あはははははは!!」ゲラゲラ

リヴァイ「甘い香りがするハンジも微妙だから安心しろ」

ハンジ「何故名指し!?」

461: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 23:44:34 ID:EFakm4z.

リヴァイ「ああ、悪い。クソメガネ犬だった」

ハンジ「それは眼鏡を掛けた犬なのか、そんな模様の犬なのか」

リヴァイ「どちらかと言えば後者だ」

ハンジ「模様!?」

エルヴィン「おっさん呼ばわりされてしまった……」ガーン

ミケ「ハンジ、エルヴィンが傷付いてるぞ」

ハンジ「エルヴィンは甘い香りしても違和感ないかも知れない」

ミケ「……今度は俺がなんとなく傷付いた」

リヴァイ「甘い香りなんぞさせたくねぇだろ」

エルヴィン「ふむ、ならば良い。帰るか」

リヴァイ「立ち直り早ぇな」



462: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 23:49:08 ID:EFakm4z.

【凹んでる?】


――旧調査兵団本部――


ハンジ「ねぇ、ペトラ、リヴァイ知らない?」

ペトラ「リヴァイ兵長でしたらあちらの木陰で休んでらっしゃいますよ」

ハンジ「あーいたいた。ありがとう、ペトラ」スタスタ



リヴァイ「……」

――ドンッ

リヴァイ「……勝手に寄っ掛かんな、クソメガネ」

463: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 23:50:06 ID:EFakm4z.

ハンジ「細かいこと気にしない気にしない」ヒラヒラ

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「んー……エレンはどう?」

リヴァイ「どうもねぇよ」

ハンジ「うまくやってる?」

リヴァイ「班の連中とはうまくやってるみてぇだな」

ハンジ「あなたの班の人達はいい人ばかりだもんね」

リヴァイ「まぁな」

ハンジ「そう、うまくやってるか……」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

464: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 23:51:09 ID:EFakm4z.

リヴァイ「……エレンの実験はもう、今はやらねぇんだろ」

ハンジ「うん。時間がないし」

リヴァイ「……まだ凹んでんのか?」

ハンジ「……あの子達(ソニー・ビーン)が殺されて、出来た筈の実験が出来なくなった……」クッ

リヴァイ「……」

ハンジ「この……」ウゥ…

リヴァイ「……」

ハンジ「この半端に滾った血をどうしてくれよう!!!」ギリッ

リヴァイ「知らねぇよ」



465: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/20(月) 23:56:09 ID:EFakm4z.

【何故か罵倒】


ハンジ「リヴァイつれないなぁー。構ってよ」

リヴァイ「お前に構ってる暇なんざねぇよ」

ハンジ「つれない、冷たい、すげない、愛想なしの薄情者、冷淡、冷酷、冷血漢ー!!」

リヴァイ「おそらくだが、全部同じ意味だろ、ソレ」

ハンジ「構ってよー」

リヴァイ「人を罵倒しておきながら厚かましいな」



466: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/21(火) 00:00:21 ID:CMA6zhIw

【休む】


ハンジ「あーもう! せっかく捕獲出来たのにさ……」ハァー

リヴァイ「過ぎた事をいつまでもうだうだ言ったって仕様がねぇだろ」

ハンジ「そうだけどさ……」

リヴァイ「愚痴を言いに来たのか?」

ハンジ「様子見のついでにね。みんな元気そうで何より」

リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイ、こっちの足伸ばしてー」グイー

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「よいしょっとー」コロン

467: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/21(火) 00:01:56 ID:CMA6zhIw

リヴァイ「何してんだ」

ハンジ「膝枕。ちょっとお昼寝する」

リヴァイ「勝手に人を枕にするな」

ハンジ「いいじゃん。細かい事は気にしない。休憩終わったら起こしてー」キュッ

リヴァイ「おい……」

ハンジ「」スースー

リヴァイ「早ぇな。……疲れてんのか?」ナデ…

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……」ナデナデ

リヴァイ(コイツまだ落ち込んでんのか……)

ペトラ「兵長……あ」

468: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/21(火) 00:03:08 ID:CMA6zhIw

リヴァイ「なんだ」

ペトラ「寝ちゃったんですか? ハンジさん」

リヴァイ「人を無理矢理枕にしてな」

ペトラ「あはは、ハンジさんらしいですが。……やっぱりまだ立ち直れてらっしゃらないんですかね?」

リヴァイ「さぁな」

ハンジ「」スヤスヤ

ペトラ「……私達は暫くあちらで訓練してますので」

リヴァイ「……ああ、もう少ししたら行く」

ペトラ「ゆっくりされてて大丈夫ですよ。では」

スタスタスタ……

リヴァイ「……」サラッ

ハンジ「」スースー

リヴァイ「まぁ……今は休んでろ……」ナデ…



471: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:23:47 ID:aZPFosEg

【ゴミ】


ハンジ「あ」


ペトラ「ではこれとこれで」

リヴァイ「ああ」

ペトラ「オルオも一緒なんですよね?」

リヴァイ「ああ。荷物持つ奴が必要だからな」

ペトラ「荷物持ち」クスッ



壁|ハンジ(リヴァイとペトラか……)

472: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:25:12 ID:aZPFosEg



ペトラ「じゃあ、オルオにも――」

リヴァイ「……? ペトラ、じっとしてろ」スッ

ペトラ「え?」

リヴァイ「横、髪に何かついてる」サラッ

ペトラ「!?///」

ペトラ(へ、兵長、近っ……!)

リヴァイ「……ゴミだな。取れたぞ」

ペトラ「あ、あり、ありがとうございましゅ///」

473: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:26:28 ID:aZPFosEg

リヴァイ「? どうかしたか?」

ペトラ「い、いえ! ちょっとびっくりして噛んだだけで……」

リヴァイ「オルオみてぇだな」

ペトラ「一緒にしないでくださいよ! ではオルオにも伝えておきますね。買い出しの事」

リヴァイ「ああ」

ペトラ「失礼致します」タタタ…

ペトラ(ふひぁぁ! ヤバかったー!! 近かったー!!)///

リヴァイ「……急ぎじゃねぇんだがな?」



壁|ハンジ「……」



474: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:31:09 ID:aZPFosEg

【いいな】


ハンジ「……」

ハンジ(……ペトラって背ぇ低いねー。リヴァイより低いかな?)

ハンジ(さっきの……私の髪についてたらリヴァイ背伸びしなきゃだね)クスッ

ハンジ「……」

ハンジ「なんか……いいなぁ」ポソッ

リヴァイ「何がだ?」

ハンジ「ぬぉ!?」ビックゥ!!

リヴァイ「こんなとこに突っ立って何してんだ」

ハンジ「いや、通り掛かっただけだよ?」アセッ

リヴァイ「そうか? まぁいい、丁度よかった。これを渡せと頼まれてた」スッ

475: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:32:16 ID:aZPFosEg

ハンジ「ああ、提出しなきゃいけない書類だね。ありがとう」

リヴァイ「エルヴィンの野郎、人をパシリにしやがって」

ハンジ「ついでに頼んだだけでしょー」

リヴァイ「じゃあな」

ハンジ「あ、今からお昼でしょ? 一緒に行こう」

リヴァイ「なんでお前と食べなきゃならねぇんだよ」

ハンジ「別にいいじゃんよー!」

リヴァイ「てめぇ、また嫌いなもん俺に食わす気だな?」

ハンジ「素直に食べてくれるんだもんなー」

リヴァイ「今度無理矢理口開けて食わせてやろうか?」

ハンジ「お断りだ」



476: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:37:27 ID:aZPFosEg

【背丈の差】


ハンジ「……そういや、ペトラってリヴァイより低いのかな?」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「背」

リヴァイ「知らねぇよ。多分そうなんじゃねぇか」

ハンジ「数少ない、リヴァイより低い人だから貴重だね」

リヴァイ「喧嘩売ってんのか? なんならこのまま表出るか?」

ハンジ「ご遠慮させて頂きます」

リヴァイ「遠慮はいらん」

477: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:40:17 ID:aZPFosEg

ハンジ「丁重にお断りさせて頂きます」

リヴァイ「なら売るな」

ハンジ「売った覚えはないんだけどね。でもさ」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「背の低い方がなんかいいよね」

リヴァイ「別に良くも悪くもあんだろ」

ハンジ「まぁそっか。しかしリヴァイは自分より低い相手探すの大変そうだねー」ケラケラ

リヴァイ「何の話だ?」

ハンジ「もし相手をつくるとしたら」

478: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:41:30 ID:aZPFosEg

リヴァイ「どうでもいい話題だな」

ハンジ「もしもだよ。気にする?」

リヴァイ「あ? 別に気にしねぇよ」

ハンジ「……そうなんだ」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「気にするかな、と思ってた」

リヴァイ「しねぇよ。背の差なんざ横になりゃ関係ねぇだろ」

ハンジ「ぬなっ!!?!?」



479: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:46:10 ID:aZPFosEg

【爆弾】


ハンジ「……とんだ爆弾発言聞いたわ」モグモグ

リヴァイ「そうでもねぇだろ」モグモグ

ハンジ「他の人には言わないようにね」

リヴァイ「言う機会なんざねぇよ」

ハンジ「そりゃそうか?」

リヴァイ「……で、何が“いいな”なんだ?」

ハンジ「へ?」ドキッ

リヴァイ「言ってただろ。さっき“立ったまま通り掛かった”時に」

ハンジ「……いたこと知ってたの?」

リヴァイ「ペトラが行ってからな。壁からはみ出してるメガネが見えた」

ハンジ「メガネかよ。なんかそれすごいな」



480: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:51:06 ID:aZPFosEg

【気が晴れる】


ハンジ「なんで今更聞くの」

リヴァイ「なんとなく」

ハンジ「まぁ……別になんでもないよ」

リヴァイ「気になるじゃねぇか」

ハンジ「……背が低い方が立体機動使いやすいかなと思って。小回り利きそうだし」

リヴァイ「今更だな。どっちもどっちだ。利益不利益あんだろ」

ハンジ「まぁねぇ」

481: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/22(水) 00:52:20 ID:aZPFosEg

リヴァイ「食い終わったから先行くぞ」ガタッ

ハンジ「あ、待って。もうすぐ食べ終わるから」モグモグ

リヴァイ「……茶ぁ飲むからそれに付き合え。待ってろ」ポフッ

ハンジ「!」

スタスタスタ……

ハンジ「……リヴァイって私の頭、勝手に触るよね……」

ハンジ「……早く食べよっと」フフ



486: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:13:16 ID:yQVH6cek

【4月1日:ハンジ】


ハンジ「リヴァイー!」

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「愛してるー!」

リヴァイ「……」ミケンニシワー

ハンジ「うっわ! すんげー嫌そう!!」ケラケラ

リヴァイ「……」ヌーン

ハンジ「うわっ! すんげー飽きれ顔! 珍しっ!!」ゲラゲラ

リヴァイ「とうとうダメになったか。牢に入れ」

ハンジ「入院とかじゃねぇのかよ!」

リヴァイ「決して外に出しちゃなんねぇからな」

ハンジ「ひでぇ!!」

487: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:14:09 ID:yQVH6cek

リヴァイ「で、何なんだ」

ハンジ「えー? 知らないの? 4月1日だよ! エイプリルフール」

リヴァイ「知らねぇよ」

ハンジ「リヴァイ、おっくれってるぅー! 嘘ついてもいい日なんだよ!」

リヴァイ「誰が決めた。王か? 巨人か?」

ハンジ「何故その2択!?」

リヴァイ「くだらねぇ真似すんな」

ハンジ「あれれー? 期待しちゃった?」ニヤニヤ

リヴァイ「恐怖と絶望が襲ってきたな」

ハンジ「どういうことだ!!」



488: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:19:07 ID:yQVH6cek

【4月1日:リヴァイ】


リヴァイ(嘘か……)フム

ハンジ「あと誰に仕掛けようかなぁー」ケラケラ

リヴァイ「……話は変わるが」

ハンジ「ん、何?」

リヴァイ「この間の壁外調査で、ある巨人が少し不可解な行動をしていた」

ハンジ「え? 何それ? 報告書とかには何もなかったけど……」

489: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:20:18 ID:yQVH6cek

リヴァイ「聞き間違いかと報告にはあげなかったんだが……」

ハンジ「聞き間違いって……もしかして話したの!?」

リヴァイ「ああ、確かこう言ってた……」

ハンジ「なんてなんて!?」ワクワク

リヴァイ「クソメガネ」

ハンジ「嘘かよ!!」バンッ!

リヴァイ「途中まで信じたな」

ハンジ「それは卑怯だ!!」

リヴァイ「嘘に卑怯も何もねぇだろ」

ハンジ「巨人はダメだよ!! 私の乙女心を傷つけた!!」

リヴァイ「巨人で乙女心かよ。乙女自体が嘘だな」

ハンジ「失礼な!」



491: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:25:44 ID:yQVH6cek

【4月1日:言いそうにない】


ハンジ「新しい情報だって期待したのに」ブー

リヴァイ「こんなもん信じるな」

ハンジ「もうちょっと分かりやすいのにしてよー」ブーブー

リヴァイ「十分、分かりやすいだろうが」

ハンジ「巨人の事はダメだよ。期待させやがってー」ブー

リヴァイ「……ハンジ」

ハンジ「なにー」ブスー

リヴァイ「愛してる……」

ハンジ「!?!!?」

リヴァイ「の方が良かったか?」

492: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:26:59 ID:yQVH6cek

ハンジ「あ、え? ほぇ?」

リヴァイ「はっ、なんだその顔。いい間抜けヅラだな。分かりやすい嘘ついてやっただろうが」

ハンジ「は? いや、うん。分かってるけど、うん///」オロオロ

リヴァイ「……なんでうろたえんだ」

ハンジ「いや、リヴァイの口から嘘とは言え、そんな言葉が出るとは……///」

リヴァイ「……無駄に照れてんじゃねぇよ」

ハンジ「て、照れてないよ!!」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

リヴァイ「チッ……妙な空気になったじゃねぇか。どうしてくれんだ」

ハンジ「あなたの所為でしょうが!!///」



493: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:31:15 ID:yQVH6cek

【4月1日:モブリット】


ハンジ「モブリットー!」

モブリット「はい?」

ハンジ「あい……もがっ」
リヴァイ「やめろ」ガシッ

モブリット「あいもが??」

ハンジ「びっくりした!! 何すんだ!!」

494: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:32:14 ID:yQVH6cek

リヴァイ「被害者を増やすな」

ハンジ「被害者て!!」

モブリット「どうしたんです?」

リヴァイ「ハンジの頭がおかしいだけだ」

モブリット「ああ、通常運行ですね」

リヴァイ「まぁそうだな」

ハンジ「お前ら!!」



495: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:37:21 ID:yQVH6cek

【4月1日:何か良い事】


ハンジ「仕切り直して、あいらびゅーん!」

リヴァイ「今更なんの意味があんだ」

モブリット「はは…… 何だか楽しそうですね、ハンジ分隊長」

リヴァイ「いつもおかしいだろうが、こいつは」

ハンジ「失礼な男だな」

リヴァイ「女に見えんのか」

ハンジ「化粧したら見えるかも」ウーン

リヴァイ「見えねぇよ」

496: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 00:38:41 ID:yQVH6cek

モブリット「あはは……ハンジ分隊長、本当に楽しそうですね。何か良い事でもありましたか?」

ハンジ「!」

リヴァイ「……」

ハンジ「……べっつにぃー?」

モブリット「?」

ハンジ「さって! 次は我らが調査兵団団長だ!!」ダッ!

リヴァイ「なっ!? 待ちやがれ!!」ダッ!

モブリット「……リヴァイ兵長……巨人の研究以外はお任せ致します……」ペコリ ←追いかける気もない



498: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:21:58 ID:yQVH6cek

【エイプリルフール:団長】


ハンジ「エルヴィーン!!」

リヴァイ「待て! クソメガネ!!」

エルヴィン「?」

ハンジ「あいらびゅーん!!」

ガッ!

ハンジ「ぬぁ!!」ドサッ

リヴァイ「チッ、間に合わなかった」

エルヴィン「何事だ?」

リヴァイ「エイプリルフールだと」

ハンジ「即ばらしかよ!!」ガバッ

499: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:22:53 ID:yQVH6cek

エルヴィン「ふむ、つまり今のは嘘だと」

リヴァイ「ああ」

エルヴィン「そうか……俺はハンジに嫌われていたのか……」ションボリ

ハンジ「!?」

リヴァイ「何故そうなる」

エルヴィン「好きだというのが嘘なのだろう? ならばその反対で嫌いだということじゃないか」ションボリ

ハンジ「え? ち、違うよ!?」オロオロ

エルヴィン「いいんだ、ハンジ。上に立つものは時には嫌われるものだ。覚悟はしている」ズーン

リヴァイ「……」

500: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:24:01 ID:yQVH6cek

ハンジ「は? いや、エルヴィン……?」ワタワタ

エルヴィン「はぁー……しかしこのような嫌がらせをされる程嫌われていようとは……」ドヨーン

ハンジ「違っ! 違うよ、エルヴィン!! ごめん! ごめんよ、嫌ってないから!! 好きだから!!」アタフタ

エルヴィン「……嘘だよ」ニッコリ

ハンジ「はい?」

エルヴィン「君から嫌われているとは微塵も思っちゃいないよ」クスッ

ハンジ「へ?」

エルヴィン「いやしかし、そんなに好かれていたとは思わなかった……照れるな」ハッハッハ

ハンジ「エ……エルヴィンには勝てない気がする」

リヴァイ「気がする、じゃなくて勝てねぇよ」



501: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:31:48 ID:yQVH6cek

【エイプリルフール:真に受ける】


ハンジ「はー、もう一生分の嘘吐ききった気がする」

リヴァイ「少ねぇな」

ハンジ「少ないかね?」

リヴァイ「人はもっと嘘をつくだろ」

ハンジ「まぁそうかもねぇ。じゃあもうちょっと嘘つくか!」

リヴァイ「迷惑だからやめろ」

ハンジ「なかなかいい嘘って難しいんだよねぇ」ウーン

リヴァイ「考えるな」

502: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:32:53 ID:yQVH6cek

ハンジ「やっぱこれしかないんだよ。リヴァイ」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「愛してるよリヴァイ! 私の愛を受け取れー!!」ヒャッハー!

リヴァイ「……分かった。寄越せ」

ハンジ「……はい?」

リヴァイ「くれるんだろ? 早く寄越せ」

ハンジ「は? いやあの……」ワタワタ

リヴァイ「そっちから来ねぇならこっちから貰ってやろうか?」ガシッ!

503: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:34:12 ID:yQVH6cek

ハンジ「ちょっ、近っ! 何を!?」

リヴァイ「……」グイッ

ハンジ「リ――」



――ゴンッ!!

ハンジ「――っいってぇー!!?」ズキズキ

リヴァイ「……嘘に決まってんだろうが、馬鹿か」

ハンジ「だからって頭突きする事ないじゃんよー!!」ズキズキ

リヴァイ「懲りねぇ馬鹿には丁度いい仕置きだろ」

ハンジ「ぬあぁぁ!! ムカつく!」

リヴァイ「ついさっき似たような事やられといて騙されんな、阿呆」



504: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:39:34 ID:yQVH6cek

【エイプリルフール:何がどれが?】


リヴァイ「お前の嘘は捻りがないな」

ハンジ「どうせならすぐ分かる嘘の方が実害ないかなって」

リヴァイ「結構実害あるだろ。精神的に」

ハンジ「どういう意味だ!」

リヴァイ「まんまの意味だろ」

ハンジ「失礼な!」

リヴァイ「……なんで愛の告白なんだ?」

ハンジ「言われてそこまで嫌じゃないでしょ? 好かれてる訳だし」

リヴァイ「嫌だろ。気持ち悪ぃ」

505: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:40:49 ID:yQVH6cek

ハンジ「酷ぇ!!」

リヴァイ「素直な気持ちだ」

ハンジ「そんなところで素直さ発揮しなくていいんだよ」

リヴァイ「……」

ハンジ「何? どうしたの?」

リヴァイ「……さっきのは全部嘘だと言ったらどうする?」

ハンジ「は?」

リヴァイ「……なんてな。じゃあな」

スタスタスタスタ……

ハンジ「……え? さっきってどれ? 何? どっからどこまでが?」

ハンジ「え? 嘘ってのが嘘? どれが本当? ちょっ、リヴァイ? せ、説明を求む!!」



506: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:45:06 ID:yQVH6cek

【寝たふり】


リヴァイ「おい、ハンジ……」

ハンジ「」スースー

リヴァイ「また机に突っ伏して寝てんのか」ハァー

ハンジ(……ん? リヴァイ?)ピクッ

リヴァイ「眠くなったら部屋に戻れクソメガネ」

ハンジ「……」スースー

ハンジ(……このままなら運んでくれるかな? 寝たふりしとこっ)

リヴァイ「運ぶこっちの身にもなりやがれ」ポフッ…ナデ

ハンジ(……リヴァイに撫でられんのってなんか気持ちいいんだよなぁ)ピクッ…スースー

507: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:46:10 ID:yQVH6cek

リヴァイ「……」ナデ…

ハンジ「……」スースー

リヴァイ「ほぅ」

ハンジ(ん? 何が“ほぅ”なの?)

リヴァイ「……」スッ

ハンジ(んん? なんか近い気が……)

リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「……」ビクッ

ハンジ(み、耳傍っ!?)

リヴァイ「お前、起きてんだろ?」

ハンジ(くっ! バレてる!? だが続行!)

ハンジ「……」スースー

508: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:47:05 ID:yQVH6cek

リヴァイ「飽くまで寝たふりか……」

ハンジ(ふりじゃなく、私は寝てますー。だから部屋まで運べー)スースー

リヴァイ「……」スゥー

ハンジ(んー?)

――フゥー……

ハンジ「に゙ゃあぁぁぁ!!!?///」ガバッ!!

リヴァイ「起きてんじゃねぇか」

ハンジ「み、み、耳に息吹き掛けるとか!!///」

リヴァイ「寝たふりするからだ」

ハンジ「ぬぅぅぅ///」

509: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:48:00 ID:yQVH6cek

リヴァイ「部屋に戻って寝ろ」

ハンジ「運んでくれたっていいじゃんかー」

リヴァイ「毎回運んでられるか」

ハンジ「ちぇー」ブー

リヴァイ「また耳に息吹き掛けんぞ」

ハンジ「!?」ササッ

リヴァイ「はっ、耳弱ぇのか」

ハンジ「う、うっさいな! 変態!!」

リヴァイ「お前には負ける」



510: ◆uSEt4QqJNo 2014/01/23(木) 23:53:28 ID:yQVH6cek

【変態】


リヴァイ「……寝てる時も耳に息を吹き掛けても起きんのか?」

ハンジ「知らないよ」ブッスー

リヴァイ「今度試してみるか」フム

ハンジ「試さなくていい!!」

リヴァイ「実験は好きだろ?」

ハンジ「されんのは好きじゃねぇ!」

リヴァイ「ヤる方が好きなのか。変態め」

ハンジ「人聞き悪い言い方すんな!!」

リヴァイ「まぁ、今度してやるから楽しみにしてろ」

ハンジ「しなくていいっつってんでしょうが! この変態リヴァイ!!」

リヴァイ「お前には負けると言ってる」

ハンジ「変態は認めるんだ……」



リヴァイ「ひたすらに」ハンジ「戯れる」 後編