提督「艦娘とスイーツと」前編 

392: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/11(金) 00:56:16.47 ID:YNzQYBlto

吹雪「どうしたんですか提督?何か言いたいことがありそうですが?」

提督「いや、あくまでこれは俺の考え、というか想像なんだが…」

吹雪「はい」

提督「こういっちゃ何だが、ショートケーキってもはや完成されてるよな」

吹雪「確かに、中身のフルーツが変わることがありますが基本的には完成されてますね」

提督「そう、完成されてるものが目標って言うのもな」

吹雪「え?それの何処が問題…!!」ハッ!

提督「改二」

吹雪「」

提督「ここでそれを宣言すると、後々妖精さん達の気分次第では改二の順番が」

吹雪「撤回します」キリッ

提督「早いなおい!!」

引用元: 提督「艦娘とスイーツと」 

 

艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編 (5) (電撃コミックスNEXT)
さめだ小判 チャーリーにしなか ビリー
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409: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/11(金) 23:32:55.38 ID:YNzQYBlto

~ピーチパイ~


提督「相談?」

浜風「ええ。食べながらで大変申し訳ないのですが」パクッ

提督「そんなこと気にしなくていいさ。それにピーチパイは冷めたら美味しくなくなるしな」

浜風「ありがとうございます」モグモグ

提督「それにしても相談だったら陽炎型の誰かに相談すればいいんじゃないか?」

浜風「あの、ちょっと言うのが恥ずかしいんですが」

提督「ん?」

浜風「相談内容というのが、ちょっと…オカルトっぽいことでして」

提督「オカルト?」

浜風「はい。なのでみんなに話すと笑われそうで、それで提督にと」

提督「いや、別に笑いはしないけどさぁ…で、どんな事があったんだ?」

410: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/11(金) 23:42:56.34 ID:YNzQYBlto

浜風「はい、といっても私自身最近になって気づいたんですが、誰かから見られてるような気がするんです」

浜風「それも四六時中ではなく、決まって私が入渠中の時や大破して帰還したときに特に視線が感じられて」

浜風「けど、辺りを見回しても誰もいなくて…あるのは警備中の艦載機があるだけで」

浜風「すべてを深海棲艦のせいにするのはどうかとは思いますが、やはりこれも」

提督「あー、大体原因が分かったわ」

浜風「本当ですか!?それじゃあ、何か対策は」

提督「なーに、もし今度から視線を感じたらあえて胸を張ってみたらいい。感じ的には見せつけるような感じで」

浜風「…はい?」

提督「そうすれば自然と視線を感じることはなくなるはずだ、間違いない」

浜風「はぁ、分かりました…で、原因については」

提督「悪いが答えられないな。あえて言うなら…察してやれ、か」

浜風「?」

411: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/11(金) 23:49:04.72 ID:YNzQYBlto
~赤福~


伊勢「いやぁ、提督に無理いって作ってもらったけどやっぱり美味しいねぇ~」モグモグ

提督「期限の問題もあるから本場のというわけにはいかないがな、日向も美味しいって言ってくれたんだぞ」

伊勢「へぇ、あの日向がねぇ。まーったく、何か感想があっても私にはそんな素直に言ってくれないのにさ」ズズズッ

提督「っていうかさ、伊勢があんまりにもしつこく聞いたりするから素直に答えてくれなくなったんじゃないのか?」

伊勢「ひどっ!?」

提督「いやー、日向の態度を見てるとそんな風に思えるんだよ。だからちょっと日向に対して距離を置いてみたらいいんじゃないか?」

伊勢「はっはぁ~?そうして私と日向を離してその隙に日向といちゃいちゃする気でしょ?そうは問屋がおろさないんだからね!!」

提督「なわけねーだろ!!」

412: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/11(金) 23:56:29.40 ID:YNzQYBlto

伊勢「いやいや、提督とはいえ男の子だからね。あの日向の魅力にやられたとしても無理はないからね」

伊勢「けど残念、日向は絶対に渡さないよ!!どうしてもっていうならせめて素手で空母ぐらい沈められるようになってから出直してきなさい」

提督「それもう人間やめてるじゃねーか」

伊勢「確かに人間は辞めてるかもしれないけど、それぐらいの人じゃないと日向は任せられないよ」

伊勢「後の条件としては私とも対等に砲撃戦を繰り広げられる人かな?それが最低ラインだね

提督「お前は小姑か何かか!!」

伊勢「失礼な!大事な妹を思う優しいお姉さんだよ!」

提督「度を越しているわ!!」

提督「…はぁ、日向が苦労するわけが分かったよ」

418: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/13(日) 00:48:54.78 ID:rpFdLw41o

~森の動物ケーキ~


摩耶「まったく、わざわざ菓子を食うのに用意も何もないと思うんだけどなー」

摩耶「まっ、鳥海が言ったとおり少しは身だしなみは整えたけど…相手は提督だろ、なーんでこんなにかしこまるんだか」

摩耶「ちーっす、提督。お邪魔するぜー」バターン!!



執事(提督)「いらっしゃいませ、お嬢様」ペコッ

摩耶「       」

執事「さあ、こちらにどうぞ。すでに準備はできていますのでどうぞお掛けになってください」

摩耶「て、提督!何馬鹿みたいなことやってんだよ!っていうかこれなんだよ!マジで意味わかんねーし!!」

執事「さあさあ、まずはお掛けになって」

摩耶「ちょっ、しっ、仕方ねーな」スッ

執事「お待たせいたしました。摩耶様ご注文の『森の動物ケーキ~キツネ、クマ、ウサギ三種』でございます」

摩耶「       」

419: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/13(日) 00:55:10.63 ID:rpFdLw41o

摩耶「かっ、可愛い…じゃねぇ!!」

摩耶「提督!!アタシが頼んだのはシンプルなケーキだったはずだぜ!それが何でこんなかわ…じゃなくってガキ臭いケーキになってんだよ!!」バン!!

執事「いえ、これは妹様からの要望もありまして、それらを踏まえて作ったものです」

摩耶「鳥海!?」

執事「それでは、ゆっくりとお楽しみくださいませ」

摩耶「くそっ!まあ食わないわけにいかないし、仕方ねーか」

摩耶「アタシは別にこんな執事がいるようなこんな空間とか、ウサギややクマの形をしたケーキなんて別に」

摩耶「べっ、別に…好きなわけじゃ///」

執事「(・∀・)ニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤ」

摩耶「!!うっ、ウザッ!ウザッ!!!」シッシッ!

執事「失礼いたしました」

摩耶「っ!た、ったく…なんだよこれ、マジで」パクッ

摩耶「けどまあ、悪くは…ねーかな」ニコッ

420: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/13(日) 00:58:43.39 ID:rpFdLw41o

~マンゴープリン~


夕雲「はい提督。あーんしてください」

提督「大丈夫、一人でも食べれるよ」

夕雲「もうっ、つれないですね」パクッ

夕雲「そうだ、お菓子作りでお疲れではないでしょうか?よろしければこの後膝枕でも…」モグモグ

提督「だから大丈夫だって。っていうか夕雲、こう言ってしまうと夕雲にも悪い気がするが…」

提督「お前、そこまでして天津風の制服が欲しいのか?」

夕雲「はい、すっごく欲しいです!!」

提督「で、仮に手に入れたとしたら」

夕雲「寸法を直して巻雲ちゃんに着せますが何か?」

提督「はい却下ー」

421: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/13(日) 01:03:39.46 ID:rpFdLw41o

夕雲「ひどいです!いいじゃないですか制服の一枚ぐらいいただいても」

提督「いやぁ、完全に不純な目的だしなぁ…」

夕雲「不純じゃありませんよ!可愛い可愛い巻雲ちゃんの新たな可能性を探ることが何の問題があるんですか」

提督「むしろ問題しかないんですが」

夕雲「本当は天津風ちゃんに直接制服を借りようかと思ったんですが、先に巻き雲ちゃんに先手を打たれたみたいで…最終手段として提督にお願いしたんですよ?それでも駄目なんですか」

提督「駄目だな、ってか巻雲も必死で阻止しようとしてるじゃないか」

夕雲「まあ必死で阻止しようとしてる巻雲ちゃんも可愛いんですがね」

提督「しまいにゃ巻雲も泣くぞ?」

夕雲「泣き顔…可愛そうですがそれもアリかと」キラッ

提督「だめだこの一番艦」

422: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/13(日) 01:06:17.72 ID:rpFdLw41o

~ヌードル寿司~


大潮「では提督、お願いします!!」

提督「あまり気は進まないが…やってみるか」

提督「まずカップ○ードルに溶き卵、食パンをちぎったものを入れて後は普通にお湯を入れて2分47秒待つ」

大潮「思ったんですがやけに細かい時間ですけど何か理由があるんですかね?」ジリリリリ!!!

提督「知らん、で、時間になったら具と汁をざるで分けて汁は器に入れる」サバァッ

提督「後は具のほうを用意していた海苔とご飯で海苔巻きにして、食べやすい大きさに着れば…」クルクル

提督「ヌードル寿司のできあがりーっ」

大潮「おおーっ、って言っても見た目は普通の海苔巻きと変わりませんね」

提督「そりゃまあ基本海苔巻きだからな。っていうか何でこんな昔の漫画に載ってたやつを知ってるんだ?」

大潮「前に比叡さんからこれが出てた漫画を借りて読んだことがあって、その時から一度やってみたかったやつなんです」

提督「比叡…なんちゅう文献をを参考にしてるんや」

424: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/13(日) 01:10:43.41 ID:rpFdLw41o

大潮「じゃあ提督、いただいちゃってもいいでしょうか?」

提督「いいよー。さて、試しに俺も食べてみるか」

大潮「それじゃあ海苔巻きを漬け汁につけてっと、いっただきまーす」パクッ

提督「そこは普通に言うんだな」

大潮「おお…うん、ああ」モグモグ

提督「で、何か感想はあるか?」

大潮「感想といいますか…ラーメンを海苔巻きにしたらまあこんな味になるかなって感じですね」

大潮「正直美味しくも不味くもなくて反応に困る味です」

提督「漫画補正って恐ろしいな」

大潮「もう少し美味しいものを期待していたんですが…」

提督「まあ、材料が材料だからこれが限度だろ」


430: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 00:31:26.87 ID:kXdy9pyGo

~カキ氷~


矢矧「ねえ提督、カキ氷とアイスクリームってどっちが美味しいかしら?」

提督「カキ氷を食べながらそれを聞くか?」

矢矧「いや、食べながらふと思ったのよ、で、どうかしら?」

提督「難しい質問だな…まあどちらも美味しいとは思うけど」

提督「答えになってないかもしれないけどその時の食べるときの気分だよな。そりゃあアイスクリームは美味しいけど、喉が渇いたときとか、さっぱりしたのが食べたいときはカキ氷がいいし」

提督「…とはいってみたけど、最終的には食べる人の好みになるとは思うぞ」

矢矧「そっか、ありがとう。やっぱ好みって重要よねー」

提督「で、そんな矢矧はどっちが好きなんだ?」

矢矧「私はどちらかといえばカキ氷ね。けど大和が作ってくれたアイスも大好きだけど」

提督「あれはもう別次元の物だから」

431: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 00:37:45.84 ID:kXdy9pyGo

矢矧「あー、私もあんな風に上手にアイスを作れるようになれればな」

提督「で、阿賀野たちに振舞いたいってか?」

矢矧「えっ、よく分かったわね」

提督「矢矧は優しいからな。さっきの質問といいたぶんそんなことだろうと思ったんだよ」

矢矧「できればみんなが美味しいっていってくれるのをを振舞いたかったから提督の意見を聞いてみたかったのよ」

提督「なに、矢矧が一生懸命作ったんだったらみんな喜んでくれるさ、それは矢矧が一番よく知っているんじゃあないか?」

矢矧「…確かにそうかもね」

提督「ああ、なんだったら時間があるときに作り方を教えてようか?流石に大和ほど上手くは作れないけど」

矢矧「教えてくれるなら嬉しいけど…いいの?提督」

提督「もちろん!みんなに喜んでもらいたいって気持ちは俺にも分かるからな」

矢矧「…ありがと、提督」

432: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 00:40:22.29 ID:kXdy9pyGo

比叡「みんなのために一生懸命作ってもあまり喜ばれないのは何ででしょか?」

提督「よーし比叡、まずはその鍋に投入しようとしてるスイカとメロンの角切りを降ろせ、話はそれからだ」

比叡「いや、ちょっと夏らしさをですね…」

提督「いいから降ろせ。オーケー?」

比叡「ぶーぶー!」


434: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 00:44:53.49 ID:kXdy9pyGo

~北上さんクッキー~


大井「ありがとうございます!ありがとうございます提督!!」

提督「悪いがこれっきりだからな、これ以上なんか言われてももう二度と作らないからな」

大井「分かっています。それにしても…なんて愛らしいのでしょう、このクッキーは」

提督「大井がデフォルメした北上のイラストを持ってきて『これと同じようなクッキーを作ってください』って言われたときはどうしたもんかと思ったが…」

大井「それでも作ってくれたじゃないですか!なんだかんだいっても優しいですよね」

提督「…笑顔の横で酸素魚雷をちらつかせていたやつが言う台詞じゃないよな」

大井「ハテ、ナンノコトデショウカ」

提督「…北上、姉妹艦とはいえ哀れな…」ハァッ

大井「何かいいましたか?」

提督「な、なんでもないです」

435: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 00:50:52.12 ID:kXdy9pyGo

大井「嗚呼、北上さんが私の中に入ってくる…幸せ!!」サクサク

提督「ただクッキーを食べるだけだろ!気持ち悪い言い方すんな!」

大井「もう、提督ってデリカシーがないんですね」サクサクサクサク

提督「そんなデリカシーなら投げ捨ててやりたいわ、で、残りはどうすんだ?」

大井「ああ、残りは後でいただきますので持って帰ります。大丈夫ですか?」

提督「持ち帰るのはかまわないが北上にそれを見られたら確実にドン引きされるぞ?」

大井「大丈夫です。ちゃんと防腐処理を施して厳重に…おっといけない。気にしないでください」

提督「…もう好きにしろや」

大井「うふふ、北上さん。ずーっとずっと大事にしますからね…」ウットリ

提督『うわー、今までで見た中で一番いい笑顔してやがるわ』

436: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 00:57:05.98 ID:kXdy9pyGo

~チーズタルト~


飛龍「ねえねえ提督、大食いになるのってどうやればなれるもんなのかな?」

提督「お前は何をいっているんだ」

飛龍「あのね、私も多聞丸みたいにたくさん食べれる人、まあ艦娘だけど、になりたいのよ」

飛龍「けどどうしてもあまり量が食べれなくて…今だってチーズタルト一切れで満足しちゃうの」

飛龍「だからなにかいい方法があれば聞きたいんだけど」

提督「これ以上鎮守府の家計を圧迫させてたまるか!」

飛龍「えー、だってー」

提督「…とまあそれは冗談としても、無理して食べれるようにならなくていいだろ」

提督「多く食べれるようになったからってそれが結果に繋がるって訳じゃないんだし、そもそも食いすぎで気分悪くなったなんてなったら元も子もないぞ」

437: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 01:01:05.18 ID:kXdy9pyGo

飛龍「うーん、やっぱそんなもんかな」

提督「まあ山口提督にあこがれる気持ちも分からんでもないがな」

提督「っていうか大食いについてならあのコンビに聞いたほうがいいだろ」

飛龍「えっと、一応聞いては見たんだけどね…」

 ~ ~ ~

赤城「大食い?無理してしないほうがいいですよ」パクパクモグモグ

加賀「大事なのは己の程を知ること。限度を超えると碌な事にならないわ」モグモグムシャムシャ

 ~ ~ ~

飛龍「っていいながらハイペースで食べ続けるのをみたら、参考にはねぇ…」

提督「むしろあの二人にこそ小食になってもらいたいんだがな」

438: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 01:04:21.53 ID:kXdy9pyGo


~おはぎ~


あきつ丸「む、むぅ…」

提督「どうした?おはぎを睨み付けながら難しい顔をして?あれ、リクエスト間違っていたっけ?」

あきつ丸「い、いえっ!間違っていないであります!しかし、そうではなくて…」

提督「うん?」

あきつ丸「正直、自分がこんな贅沢をしていいものかと思いまして」

あきつ丸「さらにいえば上官である提督殿にこんなことをしてもらうとは…」

提督「これについては俺が好きでやってることだ、気にすることもないよ。それにあきつ丸だけを特別扱いしてる訳じゃないんだ、そこまで難しい顔をするなって」

あきつ丸「…分かりました。では、提督殿に感謝していただきます!」パクッ

提督「おう、どうぞ召し上がれ」

439: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/16(水) 01:09:42.79 ID:kXdy9pyGo

あきつ丸「…しかし、これは困ったことになったのであります」モグモグ

提督「だから気にしなくてもいいと」

あきつ丸「いえ、提督殿のことではなくてこれからの事を心配したのであります」

提督「これからの事?」

あきつ丸「はい、正直こんな美味しいものを知ってしまった以上、また陸軍の管轄に戻るのは…」

提督「嫌だと?」

あきつ丸「…その通りであります」

提督「これが甘みの魔力か」

あきつ丸「くっ、まさかこんな形でこの艦隊に篭絡されるとは自分でも思ってもいなかったであります!」

提督「食べるもんは重要だからなぁ」

454: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/22(火) 23:05:17.29 ID:2N2kCumqo

~桃~


榛名「さて、それでは比叡姉さま対策会議を始めたいと思います」

提督「いや、その前に桃を食べちゃえよ。剥きたてだから変色しちゃうぞ?」

榛名「それもそうですね、それでは…」パクッ

榛名「あ、甘っ!とっても甘いです!!」パァァァァ!!!

提督「だろ?今日取れたばかりの桃だからな。いやー、取れたてが手に入ってよかったよかった」

榛名「はぁ…けど、こんな美味しいものを食べるとこの後の会議が憂鬱です」

提督「まあ…あれだよな、比叡の料理下手についてだよな」

榛名「はい、どうにかならないでしょうか?」

455: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/22(火) 23:11:32.86 ID:2N2kCumqo

提督「といっても対策なんてなぁ。確実なのは榛名と霧島がつきっきりで見張るしかないんじゃないか?」

榛名「もちろん試しました、けど最終的には比叡姉さまが私たちが気になって集中できないからと追い払うんです」

榛名「で、私たちが見てたときには大丈夫だったものがあっという間に変化するんですよ、不思議です」

提督「あいつは黒魔術でも使ってんのか」

榛名「分かりません。ただ調味料を入れてるだけだとは思うんですが」

榛名「けど正直な所比叡お姉さまが料理が下手なのはいいんです、ただ問題なのは…」

榛名「比叡お姉さまが声をかけてきた駆逐艦の子達が比叡お姉さまの作った料理をなんともいえない顔で食べて、そしてお礼を言っていくのを見るのがとっても辛いんですよ」

提督「うわぁ」

榛名「駆逐艦の子達をこれ以上涙目にしないために、何かいい案をお願いします!」

提督「…もう料理じゃなくて、ゆで卵を作るぐらいのところからやり直させてみるか」

457: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/22(火) 23:19:35.60 ID:2N2kCumqo

~フレンチトースト~


島風「おっそーい!遅いよ提督ーーー!!」バンバンバンバン

提督「待て待て、後もう少し…」ジュー

島風「もー!戦闘だったらもうやられちゃってるよ」

提督「分かったよ…ほらっ、完成だ」ドン

島風「わーい!!それじゃあいっただk」ヒョイッ!

提督「あれ、トッピングはなしでいいのか?俺は別にかまわないが」

島風「うー!なんでそんなに遅いのさーーー!」

提督「トッピングしようとしようとしたのを取ってった島風が悪い」

458: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/22(火) 23:28:38.46 ID:2N2kCumqo

島風「うん!遅いのが気になったけどとっても美味しいよっ」モグモグ

提督「あのな、フレンチトーストってのは弱火でじっくり焼いてこそふんわりと焼きあがるn」

島風「ダメダメ!弱火とかじゃなくて強い火でパパパっと焼いてよ!そうすれば早く焼きあがるでしょ」

提督「………」

 ~ ~ ~

提督「で、どうだ。強火でパパパっと焼き上げたフレンチトーストの味は?」

島風「…美味しくない、さっきのがいい」

提督「だったら少し我慢できるようになろうな」

島風「はーい…」

459: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/22(火) 23:37:47.75 ID:2N2kCumqo

~クリームあんみつ~


提督「………」

祥鳳「うん、餡の甘さも程よく寒天もフルフルしてて、そして何といってもこのアイスがそれらを調和させる!素敵ですよねか」パクッ

提督「あ、ああ…美味しいのはわかる。分かるんだが、その…意外だな」

祥鳳「意外?何がですか?」

提督「いや、てっきり瑞鳳と同じようにそういうのを嫌っているもんだと思ったんだが」

祥鳳「いえ、嫌いでしたら提督に直接リクエストなんてしませんよ。まあ確かに瑞鳳とは好みは違っていますけど」

祥鳳「全く、瑞鳳って変な所頑固なんですよね」

提督「ハハハ、まあ、頑固だったな」

祥鳳「あー、提督も瑞鳳に説教されたんですか?」

提督「まあその…うん」

祥鳳「確かに瑞鳳のいうようにアイスが邪道という意見も分からなくはないですよ?けどそれに囚われていたら何もできないと思いませんか?」

460: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/22(火) 23:43:13.55 ID:2N2kCumqo

祥鳳「今まで誰も思いつかなかったような発想をして成功を収めたお菓子はそれこそたくさんあります、大事なのは挑戦精神です」

祥鳳「それなのに瑞鳳ったら邪道は邪道とまったくこっちの話も聞かないで…」

祥鳳「そもそもあんみつというのは明治時代の文明開化の時代に新しく作られた歴史があるというのにそこを無視しているというのは」

提督「あのー、もうその辺で大丈夫d」

祥鳳「はい!?」ギロッ

提督「いや、それに似た話はまえ瑞鳳からも聞いたし改めて聞く必要はないかなーって」

祥鳳「…攻撃隊、発艦はじめt」ゴォッ!!

提督「いやー、祥鳳の話はためになるなー。で、続きは?」

祥鳳「ふふっ、分かりました。いいですか?あんみつというのはまずは…」

提督『うん、二人とも間違いなく姉妹艦だな』

461: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/22(火) 23:48:16.87 ID:2N2kCumqo

~ポッキー~


朝潮「提督、お願いがあるのですが」

提督「ん、どうした?そんな真剣な顔して」

朝潮「私とポッキーゲームをしていただけないでしょうか」

提督「ぶふぉぁっ!?」

朝潮「てっ、提督!?大丈夫ですか」

提督「だ、大丈夫だ…で、今何と」

朝潮「?ですから、私とポッキーゲームをして欲しいのですが」

提督「…朝潮、お前それが何か知ってるのか?」

朝潮「いえ、詳しくは知りません。ただ荒潮が『提督とコミュニケーションをとるにはこれが一番よ~』と教えてくれたので」

提督「あいつか。通りでポッキーなんて買って来れるものをあえて注文されたわけか」

462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/22(火) 23:59:32.65 ID:2N2kCumqo

朝潮「しかし、提督がそこまで動揺するとは…それほど効果があるものですか」

提督「あー、そうだな、いや、そういう意味じゃあないが…」

朝潮「もしかして私にはできないことでしたか?そうだとしたら失礼しました」

提督「んー、じゃあ実際にやってみるか。とりあえずポッキーを咥えれくれるか?」

朝潮「?こうでひょうか」パクッ

提督「オッケー、それじゃあ…」サクッ

朝潮「!!!」

提督「………」サクサクサクサク

朝潮「て、提督の…///」

朝潮「提督の助平ーーー!!!」バチーン!

提督「ぐふぉぁ!?」

463: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 00:03:16.83 ID:11njQpm6o

~生チョコ~


荒潮「ふふふ、チョコっていうと基本的には硬いけど、生チョコは別なのよね~」

荒潮「この口の中に入れたときのとろける感じ、やっぱりたまらないわ~」

荒潮「もちろん普通のチョコも美味しいのだけれども、私はやっぱり」

提督「よーし堪能したな。さあ、話を聞かせてもらおうか。荒潮」

荒潮「あらあら?提督さんそんなに怖い顔してどうしたの~」

提督「しらばっくれるな。この前朝潮に教えたポッキーゲームのことだ」

荒潮「あら、そんなことあったかしら」

提督「っていうかお前の所に朝潮が直接行っただろ」

荒潮「ええ、顔を真っ赤にして怒ってたわね~『なんて破廉恥なことを教えるんですか!!』って」

提督「そりゃそうだ。あんだけ怒ってたからな」

464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 00:08:48.20 ID:11njQpm6o

荒潮「けど提督とのお菓子を使ったスキンシップには一番いいと思ったのよ~」

提督「うちは合コン会場じゃないんだぞ」

荒潮「まあ提督に迷惑をかけたことは謝るわ。朝潮ちゃんちょっと真面目すぎるからついつい意地悪したくなっちゃうの」

荒潮「だけど~、いくら教えるといっても実際にやってみるのはいかがなものかと思うわ~?」

提督「あ、あれは実際に体験させないと納得しない感じだったから」

荒潮「本当に~、嘘はいけないわよ?」

提督「け、けっして嘘をついてるわけじゃあ」

荒潮「提督~?」

提督「…朝潮の困った顔を見てみたくなってついやっちゃいました」

荒潮「あらあら、じゃあ提督も反省しなくちゃね」

提督「…なんか納得いかん」

465: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 00:13:50.76 ID:11njQpm6o

~キッシュクーヘン~


Z1「ゴメンね提督、難しい注文言っちゃって」

提督「いや、ハチに聞いてみたらちょうどレシピが載っている本を持っていてな、何とか再現できたぞ」

提督「とはいえ用意できない材料もあったから出来栄えのほうはなんともいえないが…喜んでくれると嬉しい」

提督「とまあんな話は後でいいな。それじゃあ、リクエストのキッシュクーヘンだよ」

Z1「うわぁ…いい香り」

提督「ジャムとチェリーの香りだな」

Z1「それじゃあ、Mahlzeit」パクッ

提督「じゃあ俺も失礼して…うん、自分で作っといてなんだが結構美味いな」モグモグ

Z1「Lecker!」

提督「ドイツ語で美味しいだったっけ、それ」

466: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 00:16:57.98 ID:11njQpm6o

Z1「うん、そうだよ!けど…やっぱり向こうとは違うかな」

提督「あー、まあ材料も違ってるし代用したのもあるかならー」

Z1「けど違っていてもこっちのほうが美味しいかも」

提督「いや、本場のほうが美味しいと思うぞ」

Z1「…ううん、提督がボクのために一生懸命作ってくれたのが大きいのかも知れないね」

提督「ったく、よくそんな恥ずかしいことを平気でいえるな」

Z1「仕方ないよ、だって事実なんだもん」

Z1「けど、提督に会えなかったらこれも食べれなかったんだよね。じゃあ改めて…ありがと、提督」

提督「…Bitte schon.」



467: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 00:19:53.72 ID:11njQpm6o

~水あめ~


提督「軽巡洋艦のなかでも古株であり、この鎮守府内でもさまざまな任務をこなす」

提督「時に演習に、時に遠征に、時に戦闘にとさまざまな活躍を見せ、駆逐艦たちからの信頼も厚い」

提督「決め台詞は『フフッ、怖いか?』…とまあ色々と頼りにされてる天龍だが…」

天龍「ふふっ、ようやく白くなってきやがったぜ」ネリネリ

提督「一心不乱で水あめを練ってる姿を誰が想像できようか」

天龍「提督、何さっきから一人でブツブツ言ってんだ?少し不気味だぞ」

提督「いやいや、ちょっとな。にしても何で水あめなんかリクエストしたんだ?こっちは準備があまりないから楽だけど」

天龍「まあ俺も別のお菓子でもよかったんだけどよー、ちょっと練習したくてな」

468: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 00:21:21.20 ID:11njQpm6o

提督「練習?」

天龍「ああ、前駆逐艦のやつらと駄菓子屋に行ったときに水あめを買って誰が一番早く練れるか競争したんだよ」

提督「お前ほんと面倒見が良いな」

天龍「で、まあ俺が一番になったんだけど話の流れで今度全員分の水あめを練ることになっちまって…」

提督「また地味に辛いことを」

天龍「まあ今回はその練習って事で、しっかしなかなか白くならねーもんだな」ネリネリ

提督「というか天龍もそんなところで張り合わなくていいだろうに」

天龍「だって悔しいじゃんか!駆逐艦に負けたなんてプライドが許さないぜ」

提督「…まだまだでかい子供だな」ハァッ

天龍「んだと!?」

479: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 00:59:31.78 ID:11njQpm6o

~ヨーグルトゼリー~


叢雲「ふぅん…正直ここまで作れるとは思ってなかったわ」

提督「それは褒められてると受け取って良いのか?」

叢雲「何いってるの、すごく褒めてあげてるじゃないの」

提督「どう聞いても褒められてるようには聞こえないんですが」

叢雲「情けないわね、感謝も素直に受け取れないなんて」

叢雲「まっ、私たちを指揮するぐらいの提督ならこれぐらいできて当然よね」

提督「やたら提督に求めるハードルが高いなおい」

叢雲「あら、そうかしら?」

480: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 01:05:24.10 ID:11njQpm6o

提督「ったく…好き放題いいやがって」

叢雲「まっ、こんな軽口を叩けるのもアンタだけなのよ」

叢雲「…こんなこというと誤解されるかもしれないけど、私たちはアンタが提督だからこそここまで頑張れるし、期待に答えたいと思ってるわ」

叢雲「他の提督じゃあ私たちをただのモノとしかみないから…だけどアンタは私たち一人一人を見てくれてるから」

叢雲「アンタが提督じゃなかったら、きっと私たちは…って違う!違うの!!」

叢雲「だから、こんな軽口を聞けることに…そう、感謝しなさい!!いいわね」

提督「叢雲…」

叢雲「!!ちょ、だらだら話ししてたからゼリーがぬるくなっちゃったじゃないの!全く」

提督「…素直じゃないな。まあ、俺もだけどな」


481: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 01:09:11.53 ID:11njQpm6o

~柿の種~


提督「ええ、正直覚悟していたさ」

提督「那智はまともだったが飛鷹、隼鷹があれだったから恐らく用意してくるとは思っていた」

提督「というかリクエストが柿の種ということでもう確実に持ち込むだろうとは思っていたさ」

提督「けど、いくら覚悟していてもなぁ…」

千歳「提督~おいしいですよぉ~これ///」ポリポリ

提督「誰が先に酒を飲んでくる自体を想定できるんじゃーい!!」

千歳「あれれ~何でそんなに怒ってるんですか?あっ、一杯飲みますか?」

提督「いらん!!ってかどんだけ飲んできたんだよ、もうグテングテンじゃん!」

千歳「え~一本だけですよ、一本だけ」

提督「それはひょっとして大瓶ですか?」

千歳「そんなことはどうでもいいんだ。重要なことじゃない」キリッ

提督「ミストさんネタじゃねーか」

482: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 01:15:19.88 ID:11njQpm6o

千歳「だってー、隼鷹か酒を飲もうとしたら怒られたっていうから~」

提督「そりゃあ怒りますわ」

千歳「というわけで考えたんです。逆に考えるんだ。先に飲んどけばいいやって」

提督「なんと言うダメな意味でのすばらしい発想」

千歳「えへっ、褒めてもいいですよ」

提督「あー、そういえばお酒は何処から調達を」

千歳「えっ、そ、それはその…まあ気にしなくてもいいんじゃないですか」

提督「そうだね、別にいいね」

千歳「そ、そうですよ。ほら、お酒は楽しむものですからね」

提督「…後で空母寮ならびに千代田に報告っと」

千歳「ちょっ、そ、それだけはやめてーーー!!!」

491: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 23:26:03.77 ID:11njQpm6o

~こんにゃくゼリー~


由良「なんていうか…提督って本当にいろんなものが作れるんですね」ムニュムニュ

提督「まあな。というかこれを作るときは料理というより実験をしているような感じだったけどな」

由良「あはは、ご苦労様です」

提督「あーそうだ、言う必要もないとは思うけど食べるときはよく噛んで食べろよ。のどに詰まらせたなんてなったら笑い話にもならないぞ」

由良「大丈夫ですよ。私もそこまでうっかりではないです」

提督「うーん、それにしてもちょっと食感が硬かったかな?販売してるやつはもう少し軟らかかったような」ムニュッ!

由良「いいじゃないですか、そっちのほうが手作りって感じがして良いですよ」

提督「うーん、まあ由良が満足してるのならいいけどさ」

492: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/23(水) 23:36:31.54 ID:11njQpm6o

由良「というより私は硬いこんにゃくゼリーのほうが好きなんです。よく噛んだ方が満足感も出ますし満腹になりやすいですし」

提督「ん、由良ってそういうの気にしていたりしたのか?別にダイエットしてるって訳じゃないんだろ?」

由良「それはまあそうですが、私だって少しは体型を気にしてるんですよ」

提督「乙女だなぁ、由良は」

由良「むー、どういう意味ですか?」

提督「いや、みんな戦闘ばかりの日々だからあまりそういうところに気が使えないんじゃないかと思っていてな」

由良「提督さんが気づかないだけですよ。見えないところでみんな努力しているんですからねっ」

提督「はぁ、そんなもんなのか」

由良「提督さんも少しは乙女心を勉強したほうがいいんじゃないですか」

493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/24(木) 00:07:34.87 ID:EbDg710Do
ということで、中途半端ではあるんですが、リクエストがそろそろかぶってきたので分かりづらいかも知れませんが今までやった艦娘一覧表を作成しました。

よろしければ参考にどうぞ



494: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/24(木) 00:10:31.62 ID:EbDg710Do

スイーツを食べた艦娘一覧(重複含め)


 1 長門  アイスクリーム   2 若葉  ベルギーワッフル   3 赤城  カツ丼          4 潮   ミルクプリン     5 響   シベリア

 6 長良  あんぱん      7 Z3  バウムクーヘン      8 曙   チョコチップクッキー   9 五月雨 ソフトクリーム   10 羽黒  パウンドケーキ

11 鳳翔  みたらし団子   12 イムヤ フルーツポンチ    13 電   くまさんホットケーキ  14 愛宕  ティラミス     15 龍田  ドラ焼き

16 夕張  メロンパン    17 大鳳  スイートポテト     18 加賀  論外プリン       19 蒼龍  フルーツサンド   20 如月  バナナケーキ

21 漣   いちご大福    22 木曾  チョコレートパフェ   23 間宮  最中          24 大和  桃まん       25 ゴーヤ ゴーヤチャンプルー

26 瑞鳳  あんみつ     27 龍驤  カステラ      28 日向  あんころもち      29 卯月  キャロットケーキ  30 雪風  ショートブレット

31 まるゆ①芋ようかん    32 陽炎  チョコクレープ   33 まるゆ②おしるこ        34 弥生  ラスク       35 鈴谷  ハニートースト

36 長波  ドラ焼き     37 不知火 カロリーメイト   38 大鯨  じゃがいものパンケーキ 39 暁   フレンチトースト  40 青葉  甘口抹茶小倉スパ

41 飛鷹  ところてん    42 加古  磯部巻き      43 古鷹  杏仁豆腐        44 鳥海  アップルパイ    45 比叡  カレー

46 時雨  シャーベット   47 朧   かにぱん      48 隼鷹  ウイスキーボンボン   49 利根  フルーチェ     50 川内  笹だんご

51 秋雲  ブラウニー    52 那智  クラッカー     53 雷   クリームソーダ     54 那珂  黒こしょうせんべい 55 吹雪  ショートケーキ

56 浜風  ピーチパイ    57 伊勢  赤福        58 摩耶  森の動物ケーキ     59 夕雲  マンゴープリン   60 大潮  ヌードル寿司

61 矢矧  カキ氷      62 大井  北上さんクッキー  63 飛龍  チーズタルト      64 あきつ丸 おはぎ      65 榛名  桃

66 島風  フレンチトースト 67 祥鳳  クリームあんみつ  68 朝潮  ポッキー        69 荒潮  生チョコ      70 Z1  キッシュクーヘン

71 天龍  水あめ      72 叢雲  ヨーグルトゼリー  73 千歳  柿の種         74 由良  こんにゃくゼリー


…なんか歪んでしまいました


502: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/24(木) 00:56:18.80 ID:EbDg710Do

~ミニクロワッサン~


提督「知ってるか?クロワッサンのサクサク感ってバターの層が重なってできているんだぞ」

提督「そのために多量のバターを使うわけだが、食感がかるいからついつい食べ過ぎちゃうんだ」

提督「それがミニクロワッサンとなると小さい分さらに食べやすくなってそうすると」

三日月「もうっ!人が美味しく食べてる横で聞きたくない話をしないでください!!」パクパク

提督「ははは、冗談だよ冗談」

三日月「私は紅茶を飲みながら静かに食べたいんです、そんな話題はいりません」ズズズッ

三日月「…で、これって本当にかなりの量のバターを使ってるんですか?」

提督「うーん、まあ、そうなるかな。少なくとも普通のパンの倍ぐらいは入っているぞ」

三日月「うぐっ、それじゃあまり食べられないじゃないですかー!」

503: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/24(木) 01:04:23.69 ID:EbDg710Do

提督「大丈夫だろ、夜中に食べるって訳じゃないんだし食べ過ぎたとしたら夕食を控えればいいじゃないか」

三日月「それはそうなんですが…」

提督「どうした?何か不満そうだが」

三日月「このクロワッサンが美味しすぎるから手が止まらないじゃないですか!!!」

提督「おーおー、よく食べることで」

三日月「これじゃあ夕飯抜いたぐらいじゃどうにもなりませんよ」

提督「そうだ、なんだったら長良あたりに三日月のことを頼んでおこうか?たぶん付き合ってるだけでもカロリーを消費すると思うが」

三日月「こんなに食べた後じゃ動けないですよー!」

三日月「はぁ、体重計が怖いです…」

504: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/24(木) 01:16:18.21 ID:EbDg710Do

~ポルボロン~


提督「うーん、何というか…作っておいてなんだが随分変わったお菓子を知ってるんだな」

舞風「何をいってるんですか?スペインでは有名なお菓子なんですよ」

提督「それを何で舞風が知っているのかがすっごい疑問なんだけど…」

舞風「まあまあ、細かいことは良いじゃないですかー。それより食べることを優先しましょう!!」

提督「…まあ、そうだな。それじゃあいただk」

舞風「はいストーーーップ!!」

提督「なっ、ど、どうした」

舞風「提督、ポルボロンにはちょっとしたおまじないがあるんですよ。どうせだったらそれをやりながら食べましょうよ」

提督「へぇ、そんなのがあるんだ。作り方は調べたがそれは知らなかったな」

505: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/24(木) 01:20:27.89 ID:EbDg710Do

舞風「といってもやり方は簡単です。ポルボロン、ポルボロン、ポルボロンって三回唱えると幸せが訪れるというものなんですけどね」

舞風「それでは提督ご一緒に」

提督「おお」

二人「「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」」

舞風「どうか野分ちゃんが帰ってきますように…」

提督「…うん?」

舞風「もうっ、提督も一緒に言ってくださいよー、ハイもう一度!」

二人「「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」」

二人「「どうか野分(ちゃん)が帰ってきますように…」」

舞風「まだまだ、足りない…まだっ!!もういちどっ」

提督『陽炎…助けてくれ』

512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 22:54:10.54 ID:lG/goqOTo

~オレオ~


睦月「むぅ、まさか手作りのオレオを食べれる日が来るとは…睦月、感激です!!」

提督「いや、なかなか作りがいがあったぞ。あのほろ苦い生地を作るのが逆に難しくて」

睦月「そうですよねー、けどこの苦いクッキー部分がオレオのいいところですからねー」パカッ

提督「ん、何をやっているんだ?」

睦月「何って、分解して中のクリームを先に食べてるんですが」ペロペロ

提督「また奇妙な食べ方を…」

睦月「で、残ったクッキー部分をこうしてミルクにどぼーんっと」

睦月「うんうん!このやわらかくなったクッキーがたまんなく美味しいんですよ!!」モクモク

513: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:02:50.13 ID:lG/goqOTo

提督「まあ睦月がやりたいことはわかる。分かるけど…だったら最初からカカオクッキーだけでよかったんじゃないのか?」

睦月「なに言ってるんですか?私はオレオが食べたかったんですよ」

提督「いや、だからなぁ」

睦月「いいですか。まず始めにオレオの中のクリーム部分を味わい、最後にクッキー部分をミルクにつけてほろ苦さを楽しむ…」

睦月「一つのお菓子で二つの味を楽しめる!!まさに一挙両得です!!」

提督「いや、オレオはその二つの味を同時に楽しむもんだろ」

睦月「楽しみ方は人それぞれですよ、提督!!」

提督「そんなもんか」

睦月「そんなもん、です!要は楽しんだもの勝ちですって」

514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:08:57.59 ID:lG/goqOTo

~雪見だいふく~


北上「いやー、外が暑い中でこうして食べるアイスって、やっぱたまらないよねー」

提督「だったらもう少しこうアイスらしいものを注文したらよかったんじゃないか?なにもこれを頼まなくても」

北上「あー、提督には分からないかなー、雪見だいふくの素晴らしさが」

提督「いや、分かるけどゆっくりと食べるんだったら普通のアイスとかでも良かっただろ」

北上「チッチッチッ、こんな暑さだからこそ雪見だいふくがいいんだよ」

北上「ほら、こうやって暑さでおもちの中のアイスがとろけていくじゃん」

北上「で、とろけたところをこうやって被り付く…!!」

北上「~!!うーん、たまらないね~この一体感」

北上「これは夏じゃないと出来ないんだよ。冬に食べようとしてもカチンカチンだからね」

515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:15:27.69 ID:lG/goqOTo

提督「…おう、確かにこの溶けたアイスと餅の組み合わせはいいもんだな」

北上「でしょー?あー良かった。提督が作ってくれて」

提督「時期的にあまり売ってないしな。まあ手作りなら簡単に作れちゃうんだが」

大井「それより雪見だいふくのいいところは二人で分け合えるところですよね!」

北上「………」

提督「………」

大井「さあ北上さん。残ってる雪見だいふくを私とふたりで分け合いm」

北上「え、ヤだけど」

大井「    」

大井「じゃあ、この際提督でも」

提督「我慢しろ」

大井「            」

516: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:22:19.99 ID:lG/goqOTo

~葛きり~


ビスマルク「へぇ、これが葛きり…初めて見るけど半透明で綺麗なのね」ビローン

提督「そういえばここに来て初めて食べるのか。にしても意外だな」

ビスマルク「あら、何が意外なの」

提督「いや、Z1やZ3がドイツ菓子をリクエストしたからてっきりビスマルクもドイツ菓子をリクエストするかと思っていたんだがまさか葛きりを頼むとは…」

ビスマルク「んー、確かに向こうが懐かしくなるって事はあるけど、私はそれよりもこっちの文化を知りたいのよね」

提督「文化?」

ビスマルク「そう、特に文化として和菓子はとても素晴らしいものだと思うの」

ビスマルク「形一つとっても面白いし甘みがとても穏やか。更に日本の長い歴史の中で洗礼されてきたわけでしょ。ドイツ生まれとしてはとっても珍しいものよ」

提督「んー、だったら葛きりとかじゃなくても他にも色々用意できたんだが」

517: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:32:03.13 ID:lG/goqOTo

ビスマルク「そ、それはその…」

提督「あれ、何かあるのか」

ビスマルク「わ、わたし、あまり餡子とかがあまり得意じゃなくて…」

ビスマルク「で、季節的にも暑いから何かいいのがありますかって鳳翔さんに相談したら、それだったら葛きりがって進められて…」

提督「ああ、まあ餡子とかは外国から見れば変わった食べ物だろうな」

ビスマルク「もちろんこれから慣れていこうとは思っているわよ、けど、まあ今回はこれで…」パクッ

提督「はいはい、で、味のほうはどうだ」

ビスマルク「… wunderbar」パァァァァ!!!

提督「まあなんにせよ、喜んでもらえて何よりだな」




518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:39:13.22 ID:lG/goqOTo

~生クリーム~


初雪「………」モクモク

提督「………」

初雪「………♪」モクモクモクモク

提督「………」

初雪「………?どうしたの、こっちばっかり見て」

提督「いや、なんというかその…気持ち悪くはならないのか?生クリームだけ食べて」

初雪「余裕、それより提督は食べないの」

提督「食べてはいるよ、進んでいないだけだ」

初雪「変なの、こんなに美味しいのに」

提督「いや旨いのはわかる、分かるんだけどなぁ…」

519: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:44:50.81 ID:lG/goqOTo

初雪「…うん、だけどこうしてゆっくり食べれるのって、やっぱりいい」

提督「っていうか前もやったことがあったんかい」

初雪「…うん、休みの日に生クリームを買い込んできて砂糖を入れてホイップしたの」

初雪「けど、出来上がったと思ったらちょうど吹雪ちゃんたちが来て、説明したらものすごく怒られた」

初雪「食べたいのだったあげたのに逆に怒られるのって理不尽じゃない?」

提督「そりゃ怒るだろ。まあ初雪の体のことを心配してだろうからあまり根に持ってやるなよ」

初雪「…だからこうして優雅に食べられてとても幸せ、ねえ提督また今度」

提督「残念ながらこのリクエストは今後受け付けん」

初雪「…ケチ」

520: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:46:36.14 ID:lG/goqOTo

※ 次のネタはニコニコ動画の某艦娘動画からネタを借りています

521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:48:16.70 ID:lG/goqOTo

~ココア~


提督「…はいよ、にしても良かったのか?リクエストがココアだけで」コトッ

敷波「あ、うん。ありがとう」

提督「そうだ、良かったら何か茶菓子でも出そうか?確かこの前の出張で買ってきた…」ゴソゴソ

敷波「あ、あの!て、提督!!」

提督「ん、何だ?」

敷波「よ、良かったら…これ、食べてみてくれないかな!!」スッ

提督「これは…クッキーか?」

敷波「い、いつものお礼って訳じゃないんだけど…そ、その」

提督「成程、だから飲み物だけリクエストしたって事か。それじゃあ早速いただこうか」

522: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:53:29.15 ID:lG/goqOTo

提督「…うん、確かに味は悪くない」パクッ

提督「ただ生地をちょっと練りすぎたみたいだな、ちょっと硬い」ポリポリ

敷波「!!!そ、そんな…」ポリポリ

提督「まあ初めて作ったんだったらこんなこともあるさ、気を落とすなって」

敷波「ご、ゴメンな。こんな失敗作を作っちゃって…もういいよ、無理してたべなくt」ウルッ

提督「ありがとう、敷波」

敷波「!!!」

提督「いやぁ、正直こんなサプライズがあるなんて思ってもいなかったからつい毒づいちゃったけど、すっごく嬉しいぞ」

提督「俺も気持ちを込めてお菓子を作ってるつもりなんだが、なかなかこのクッキーみたいには上手く作れないな」

提督「…本当に、すごく美味しいよ。改めて、ありがとう」

敷波「ど、どう、いたしまして…」グスッ



527: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/01(金) 00:33:35.80 ID:T3Sn03Dho

~コーヒーゼリー~


高雄「提督、ご馳走してもらってなんですが、提督も私たちが暑苦しいように見えますか?」

提督「いきなり一体何を言い出すんだ」

高雄「いえ、周りのみんなが言うのですが、私たちの服はどうやらこの季節には合っていないとの事で見てるだけで暑くなると言われてしまいまして」

提督「っていうか実際暑くないのか?俺も見る限り暑そうに見えるが」

高雄「そこまで暑くはないですよ。通気性の良い素材で出来ていますから。まあ欠点として敗れやすいですが」

提督「あー、あれはそれが原因か」

高雄「?何の話ですか」

提督「いや、こちらの話だ、気にしなくていいぞ」

高雄「???」

528: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/01(金) 00:42:05.38 ID:T3Sn03Dho

提督「ただまあ周りからそんな意見が出ているなら夏の間だけでも衣装チェンジしたらどうだ?装備が変わらない範囲でだが」

高雄「いや、それも考えたんですが…装備が変わらないとなると他の重巡のこの服を借りるのが一番よさそうなんですけど」

○古鷹型及び青葉型→ただのコスプレにみえる
○妙高型→キャラが被る
○最上型→青葉型同様
○利根型→論外

高雄「…まあ色々と問題があるんですよね」

提督「ち、ちなみにだが摩耶や鳥海の服を借りるってのは」

高雄「本気で言っているんですか?提督。私たちにあの露出の高い服を着ろと」

提督「デスヨネー」

529: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/01(金) 00:51:33.39 ID:T3Sn03Dho

~たい焼き~


多摩「むぅ、頭から食べるか、尻尾から食べるか…提督はどっち派にゃ?」

提督「どちらかといわれると尻尾からかな?」

多摩「よしっ、じゃあ多摩も今回はしっぽから食べるにゃ!!」

提督「おいおい、あんまり慌てて食べると喉に詰まらせるぞ?」

多摩「大丈夫にゃ!多摩はこう見えても慎重n!!」ムー!

提督「あーあ、言わんこっちゃない。ほら、水」サッ

多摩「~!!!っはぁっ、このまま轟沈するかと思ったにゃ」ハァハァ

提督「轟沈理由がたい焼きなんて悲しむにも悲しめないからやめてくれよ」

530: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/01(金) 01:02:11.99 ID:T3Sn03Dho

多摩「うう、多摩一生の不覚…」

提督「全く、慌てて食べるからこうなる。もう少し落ち着いて食べるようにしろよ」

多摩「分かってるにゃ、ただ、どうしても魚型のフォルムを見ると」

多摩「疼くんだにゃ、多摩の中のゴーストが…」

提督「ゴースト?化け猫の間違いだろ」

多摩「~!!!もう、何度も言っているけど多摩は猫じゃなくて」

提督「ほらほら、新しいたい焼きだぞ~」フリフリ

多摩「にゃにゃっ!!じゃなくって、じゃらすなってばぁ!!!」

提督「お前本当に猫か何かに取り付かれているんじゃないか?」

多摩「むぅ、多摩も自信がなくなってきたにゃぁ…」

531: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/01(金) 01:06:18.65 ID:T3Sn03Dho

~りんごのコンポート~


翔鶴「はぁっ…」

提督「ほら、用意できたぞ。加賀たちのことで悩むのもいいがまずは甘いものを食べて落ち着いたらどうだ」コトッ

翔鶴「えっ、私ったら態度に表れていましたか!?」

提督「いや、俺にそんなのを読み取る力はない。ただ翔鶴がため息をついて悩んでいるとなるとまあ加賀たちのことだろうと思っただけさ」

翔鶴「…お恥ずかしいところをお見せして申し訳ございませんでした」

提督「いいってことよ。それより早く食べたらどうだ。お腹も空いているんだろ?」

翔鶴「…///。それではお言葉に甘えていただきます」

提督「どうぞ、召し上がれ」

532: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/01(金) 01:09:34.47 ID:T3Sn03Dho

提督「加賀たちのことは何とかしてやりたいとは思ってはいるが、なにせ昔からの因縁みたいなものだしなぁ」モグモグ

翔鶴「こういうと誤解されるかもしれませんが演習や戦闘のときの加賀さんはとても心強い方なんです。ただ、どうしても普段は…」モグモグ

提督「溝があるか。そうだな…あいつらのことだし、あまりにも安直過ぎるかもしれないがお菓子とかで釣れるんじゃないか?」

翔鶴「………」

提督「あ、いや、悪かった。ちょっとしたジョークのつもりだったんだが、その…」

翔鶴「いえ、そうではなくて一度それを試したことだあったんです」

提督「マジで?で、結果は」

翔鶴「お菓子のほうに集中されて会話どころではありませんでした」

提督「…効果がありすぎたわけか」

545: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/13(水) 00:12:35.65 ID:8IYyBIgJo

~あんどーなつ~


睦月「あぁぁ、この油で揚げたから出るコク、そして周りを大げさに覆う砂糖、それらに負けず劣らず主役を張るあんこ」パクパク

睦月「食べだしたら止まらない、しかしそれを許さないカロリーの嵐。あぁ、なんて恐ろしいお菓子なんでしょう!!」モグモグ

提督「といいつつパクパク食べてるな」

睦月「だってせっかくリクエストしたんですよ!食べなきゃ損じゃないですか」パクッ

提督「だったらカロリー云々は気にするなよ、ただ気分が沈むだけだろうが」

睦月「それが出来たら苦労しません!!提督は乙女心が分からないんですか!!」モグモグ

提督「とりあえず話す時は食べるのをやめろ」

睦月「むぅ…けど、これってそこまでカロリー高くないですよね?提督」

546: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/13(水) 00:16:48.43 ID:8IYyBIgJo

提督「カロリーか、うーん。作ってるときはそんなことを気にしたことはないからなぁ」

睦月「だ、だったらもう少し食べてもたぶん大丈b」

提督「そうだ、乙女心の参考になるかは分からないが今計算してやろう」

睦月「    」

提督「えーっと、たしか砂糖をこれだけ使って、で餡子にあれだけ使ったから…」

睦月「にゃぁぁぁぁぁあ!ストップ、ストーップ!!!」

提督「なんなんだ急に」

睦月「そ、そういう現実を突きつけようとするところが駄目なんですよ!!!」

547: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/13(水) 00:23:48.84 ID:8IYyBIgJo

~ごま団子~


長月「提督、一つ尋ねたいことがあるんだが」パクッ

提督「長月が何か聞いてくるなんて珍しいな、で、なんだ?」

長月「提督のことだからないとは思うんだが…もしかしたらだが艦娘差別していないか?」モグモグ

提督「…はぁっ?」

長月「いや、どうも駆逐艦が多く後回しになってる気がしてな」

提督「いや、差別しているつもりは全くないぞ?っていうかくじで決めたんだら不正の入りようもないだろうが」

長月「だから、提督がなにかしらの裏工作を」

提督「ないない、仮にそんなことしたとしたらばれた時に袋叩きにあうじゃないか」

長月「まあ…そうだな」

548: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/13(水) 00:27:35.57 ID:8IYyBIgJo

提督「ただまあ少し言わせてもらえるんだとしたら、駆逐艦は数が多いからどうしてもムラが出ちゃうんだろ」

長月「ふぅん、そんなものか」

提督「そんなもんだよ。ちなみにまだ内緒にしているんだが…」

長月「ん、何かあるのか?」

提督「…この後、五連続で駆逐艦が入ってるぞ。名前は教えられないけどな」

長月「それはまぁ…本当に偏ったもんだな」

提督「俺もビックリしたよ、ま、差別とかんな事はないからその点だけは安心してくれ」

長月「いや、こちらも悪かった。気分を悪くさせてすまない」

提督「ま、確かにあの順番じゃそう思っても仕方ないわなー」

549: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/13(水) 00:30:37.07 ID:8IYyBIgJo

~さくらもち~


綾波「はぁ、季節はずれだとは思いますが、やっぱり美味しいです」

綾波「それにしてもありがとうございます。関西式と関東式を両方用意してくるなんて…感激です!!」モグモグ

提督「………」

綾波「お茶も美味しいですし、さくらもちに良くあって本当に…提督?」ズズッ

提督「………」

綾波「提督?どうしたんですか?さっきからずっと黙っていますがもしかしたら具合が悪いですか?」

提督「………!!」モミッ!

綾波「ひゃぁ、ふ、ふぇいふぉう!!みゃみしゅるんでしゅひゃっ!!」

提督「すまない綾波、けど…」モミモミモミモミ

綾波「ひょ、ひょっぺをもみゃないでくだひゃいーーー!!!」

550: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/13(水) 00:35:58.68 ID:8IYyBIgJo

 ~ ~ ~ 

綾波「もうっ、ちょっと赤くなっちゃったじゃないですか」

提督「すいません、本当に申し訳ございません」orz

綾波「それにしても、どうしていきなりほっぺたを揉んだりしたんですか?」

提督「いや、出来心というか何というか…さくらもちを幸せそうに食べてる綾波を見てたらな、急にほっぺたを揉みたくなったんだ」

綾波「………」

提督「ああっ、そんな白い目で見ないで!!ただ、どうしても今揉んでおかないと後悔するような気がして!!主に改二関連で」

綾波「…はぁっ、提督が何を言ってるのか分かりませんがデリカシーがなさすぎです。反省してください!!」

提督「返す言葉もアリマセン」

綾波『はぁっ、せめて一声かけてくれば許したのに…提督のばかっ』

552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/13(水) 00:39:11.30 ID:8IYyBIgJo

~ワッフル~


磯波「てっ、提督…。私はどうしたら目立てるでしょうか?」

提督「なんだ、吹雪みたいな質問だが?」

磯波「いえ、あの…私って駆逐艦の中だと地味って言うか、あんまり目立ってないって言う気がして」

磯風「別に派手な舞台に立ちたいとかじゃないんですが、せめてもう少し自分をアピールするのにはどうすればいいかと思ったんです」

提督「うーん、目立つねぇ…」

磯風「や、やっぱり難しいですよね?ゴメンなさい、無理難題を言っちゃって」

提督「…いや、方法はあるぞ」

磯風「えっ」

553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/13(水) 00:42:36.15 ID:8IYyBIgJo

提督「はいもう一度!大きな声で」

磯風「し、静かにしてくださーい!!!」

提督「よーし、だいぶ大きな声が出せるようになってきたな、いいぞ」

磯風「で、ですがこれと目立つことの何の関係が…?」ゼェゼェ

提督「いや、確か磯波って川内と同じ部隊に所属していたんだろ?」

磯風「は、はぁ…まあそうですが」

提督「つまり、頑張れば川内の突っ込み役になれるはずだ!!」

磯風「    」

提督「今この鎮守府で川内の暴走を止められるのは神通ぐらいだ。そこに磯風が加入したとなればすごい事になるぞ」

磯風「む、無理ですよぉ!!川内さんを止めるなんて私には」

提督「諦めたら何も始まらないぞ、ほらっ、もう一度!」

磯風「ふぇぇっ、とんでもないことになっちゃいましたぁぁぁ」

564: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 23:49:13.80 ID:Mruihxc6o

~雷おこし~


谷風「いやー、古臭いかもしれないけどいいねぇ。この食感、この歯ごたえ」ガリッ!

提督「なーに年寄り臭いこといってんだ」

谷風「だってさー、自分で言うのもなんだけど珍しいと思うよ?こんなのが好きって娘も」バリバリ

提督「んな事ないぞ?和菓子好きは鎮守府の中でも結構いるし」

谷風「へぇ、そいつは驚いた」

提督「そんなに驚くことでもないだろうが」

谷風「いや、だって普通若い娘ってのは洋菓子とかを好むんじゃないの?生クリームとかスポンジとかさ」

提督「全員が全員そうじゃないだろ。食べるもんの好みなんてそれこそ十人十色なんだし」

谷風「そんなもんなんだ」

565: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 23:53:56.21 ID:Mruihxc6o

提督「割合としては洋菓子が多いのは否定できないがな…中には論外なものを注文するやつもいるが」

谷風「論外ねー、まあ大体想像は付くけど」

提督「…とはいっても、雷おこしをリクエストしそうなやつはいないかもしれないがな」

谷風「だよねー」

谷風「けどね、この雷おこしをこう遠慮なくバリバリ食べるのって結構快感なんだよ」バリッ

提督「遠慮なくって…一応上官である俺がいるんだが」

谷風「まあまあ、提督は特別って事で!」

提督「調子がいいやつめ。ほら、茶」

谷風「ありがとーっ」ズズズッ

谷風「まっ、一人ぐらいこんな艦娘がいてもいいよね、提督!」

提督「…だな」

566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 23:58:30.36 ID:Mruihxc6o

~じゃがりこ~


望月「………」カチカチ

提督「………」カチカチ

望月「………提督、そっちお願い」ガチャッ

提督「おう……」ガチャガチャガチャガチャ

望月「…よしっ、クリア」テレーン!

提督「はぁぁぁ…疲れたぁぁぁぁぁぁ」

望月「なにいってんの提督、まだ三十分ぐらいしかやってないじゃん」ポリッ

提督「細かい画面見続けてると疲れるんだよ」ポリポリ

望月「提督、もう年なんじゃないの?」

提督「なんだとこんにゃろう」

568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 00:05:31.94 ID:aFrV9Q6Eo

望月「それにしても、提督もモン○ンやっているなんて思ってなかったよ」

提督「夕張たちに進められてな、といってもあまり進んでないが」

望月「どうりでヨタヨタした動きな訳だ」

提督「お前達と違ってやりこんでないからな。っていうかじゃがりこ作って更にモ○ハンにまで付き合わせられるとは…」

望月「まあゲームしてるときはは私にとって最高のリラックスタイムだし」

提督「こんな目が疲れるのにリラックスもあったもんじゃないだろ」

望月「いいの!それじゃあ、少し補給したらまたやろうか」

提督「あぁぁ…この作業が地味に辛い」

望月「いいじゃんいいじゃん、仕事じゃないんだしさー」

569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 00:12:47.98 ID:aFrV9Q6Eo

~トリュフ~


能代「………」モグモグ

提督「………ほい」カチャッ

能代「……ふぅ、静かな時間って、本当に尊いものですね、提督」ゴクゴク

提督「なんというか、まぁ…いつもお疲れさま」

能代「ありがとうございます。トリュフをいただいて少しリラックスできました」

提督「疲れをとれやすくする為にちょっと甘めに仕上げてみたんだ、気に入ってくれたのなら何よりだ」

提督「にしても、能代っていつも苦労しているよな。まあ、阿賀野たちを悪く言うつもりはないが…」

能代「苦労というか…みんな天然なんですよ、矢矧もしっかりしてるように見えて案外ずれているところもありますし」

能代「阿賀野姉と酒匂は目を離せないし、離したら何をするか分からないし…いえ、指揮するときとか戦闘とかでは頼りになるんですけど」

提督「それ以外の部分がポンコツな訳か」

能代「ポンコツ言わないでください」

571: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 00:20:00.15 ID:aFrV9Q6Eo

能代「とりあえずここに来る前に身の回りの事はある程度の事はしてきたので問題はないと思うんですけど、正直心配で」ハァッ

提督「なんというか、能代っておかんみたいだな」

能代「誰がおかんですか」

提督「けどたまには自分達で出来ることはやらせたほうがいいんじゃないか?逆に能代がやっちゃうから自立できない部分もあるかと思うんだが」

能代「………ええ、一回やってみましたよ。それも」

提督「へぇ、で、結果は」

能代「大 惨 事 」

提督「     」

能代「…後は察してください」

提督「…頑張れ、能代」

能代「…はい」

572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 00:25:48.28 ID:aFrV9Q6Eo

~肉まん~


最上「ねぇ提督、一つ相談があるんだけど」モグモグ

提督「おっ、最上がお願いなんて珍しいな。で、なんだ?」

最上「いや、ボクの制服なんだけど変更できないかな?」パクッ

提督「できないな」キッパリ

最上「即答!?」

提督「いや、だってズボンのほうが動きやすいし色々といいだろ」

最上「そりゃあ動きやすいですけど他のみんなから浮いているような気がして」

最上「それにズボンだとどちらかというと男の子に見られるような気がするんだよ」

提督「けど、それがいいじゃないか」

最上「いや、提督に肯定されてもね…そういえばくまり、じゃなくて三隅もなんか反対していたけど」

573: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 00:32:48.10 ID:aFrV9Q6Eo

提督「とまあそれは冗談として最上がズボンなのは一応理由があるぞ」

最上「えっ、何か理由があったの!?これって」

提督「さっきも言ったが主な理由としては動きやすさだな。動きやすいということはとっさに時にすばやく対応できる。ここはわかるか」

最上「まあそれは分かるけど、それは他の娘達も同じじゃないの?」

提督「…最上に限っていえば色々と前歴があるからな」

最上「前歴…あっ」

提督「つまりはそういうことだ。悪いな、期待に答えられなくて」

最上「…いえ、ありがとうございます。今度はそんな心配をかけないように頑張りますね」

提督『…もがみん半ズボン死守同盟なるものが鎮守府内の一部でできていることも理由の一つなんだが…反応に困るだろうから黙っておこうっと』

574: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 00:37:40.77 ID:aFrV9Q6Eo

~ランドグシャ~


衣笠「いやー、自業自得だとは思うけど、あの時の青葉は正直笑えたわね」ケラケラ

提督「性格悪いなー、俺もあの時は辛かったんだぞ」

衣笠「それは提督が作りすぎたのが悪いんでしょ。いや、あれは流石に私も食べる気はしないけど」サクッ

提督「ん、なんだったら今から作ろうか?頑張ればすぐに出来るぞ」

衣笠「そんなところを頑張らなくていいから、むしろこれで十分だから」サクサク

衣笠「まあ流石にあの後介抱してあげたけどね、見ててあまりにも辛そうだったから」

衣笠「だけど実際あそこまで辛いもんなの?ただ量があっただけなんじゃ」

提督「…悪いが冗談抜きで辛いぞ、登山は」

衣笠「…体験者言うと言葉の重みが違うわね」

575: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 00:44:07.56 ID:aFrV9Q6Eo

衣笠「にしても本当にあのメニューを用意できるなんて、流石の私でもそこまでは想定していなかったわ」

提督「ってあれの元凶はお前なんかい!!」

衣笠「元凶って…まあ、青葉に聞かれたときにあれを答えたのは事実だけど」

衣笠「私も始めは冗談のつもりで言ったのよ。けど青葉が登山について調べていくうちに『これでいこう!』なんて言い出しちゃったから止められなくて…」

提督「他に何か思いつかなかったんかい」

衣笠「だって青葉が『提督でも作れそうにないインパクトのあるお菓子』なんて聞いてくるからつい」

提督「お菓子…とよんでいいか分からないがな。あれは」

衣笠「それにしても提督もよく作ったわよね」

提督「…俺もああいうのを一度作ってみたくてな」

衣笠「悪乗りって怖いわねー」

576: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 00:49:47.11 ID:aFrV9Q6Eo

~きな粉棒~


扶桑「…ああっ、見て提督!ほらっ、赤よ赤!」

提督「ああ、赤いな。ほらっ、もう一本だ」

扶桑「ありがとうございます…やった!また赤よ」

提督「ほらっ、大丈夫。在庫切れって事はないからまだまだあるぞ」

扶桑「ああ、夢みたい…一度体験してみたかったの。きなこ棒であたりを引き続けるということを」

提督『爪楊枝に細工させてもらったからな』

扶桑「ガリガリ君とかヤッターメンとか、一度こういう体験をしてみたかったんだけど全部縁がなくて…けど、今すっごく楽しいわ!!」

提督「きなこ棒って結構当たり引く確立が高いような気がするんだが」

扶桑「…私と山城で一度箱買いしたことがあったんだけど、不良品だったみたいでみんな色が付いてなくて」

提督「そこまで言ったら逆に幸運だろ、それ」

577: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/09(火) 00:55:57.60 ID:aFrV9Q6Eo

~数十分後~


提督「悪かった!俺が悪かった、だからもうやめておけ、扶桑!!」

扶桑「だ、大丈夫よ。これは提督が私のためにやってくれたんですもの、だったら私も提督の気持ちに答えないと…」

提督「だからといって一人で一箱食べきるなんて無茶だ!また明日にでも取っておけばいいじゃないか!!」

扶桑「駄目よ…明日になんて取っておいたらどうなるか分からないわ。鼠に食べられたりとか虫が入り込んだとかで食べられなくなることが容易に想像できるのよ」

提督「そんなこと…いや、ありそうだな」

扶桑「大丈夫、あと五本、あとごh」ゴフオッ

提督「おいっ、しっかりしろ扶桑」

扶桑「あぁ…幸せなのに、幸せのはずなのに…不幸、だ、わ…」ガクッ

提督「扶桑、扶桑ーーー!!!」



※もちろん胃袋以外無事です

583: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 01:27:11.84 ID:oRVyFkyxo

~ モンブラン ~


提督「お待たせいたしました。どうぞ」カチャッ

妙高「ありがとうございます…あら、提督。この栗は」

提督「ええ、今回はちょうど良く取れたてのものが手に入りましたので今回はそれを使ってみました」

妙高「初物ですか、しかし、季節の移り変わりというのは早いものですね」

提督「今年は特に季節があっさり変わりましたからね、去年なんて残暑がひどかったというのに…」

妙高「季節までは私たちが支配できるのもではありませんからね」パクッ

妙高「…うん、甘すぎず、ちょうどいい塩梅です」モグモグ

提督「お粗末さまです」

584: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 01:32:30.81 ID:oRVyFkyxo

妙高「しかし、私だけが初物をいただくというのもなんだか悪い気がしますわ」

提督「ああ、その点ならご安心ください」

妙高「というと?」

提督「いえ、栗のほうなんですが思いのほか多く手に入りましてね、鳳翔さんに頼んで今日の夕食は栗づくしにしてもらう予定なんです」

妙高「まぁ、それは素敵ですね」

提督「いや、後の恨みを買わないようにしているだけですよ。特にここでは食べ物に執着するやつらが多いですから」

妙高「…提督も色々と苦労しますね」

提督「いやぁ、もう慣れましたよ」

妙高「けど、栗づくくしの夕食があるのならあまり量は食べれませんね」

提督「甘いものは別腹では?」

妙高「何事も楽しむのには程々が一番なんですよ」ニコッ

提督「…その言葉、一部のやつらに聞かせてやりたいですよ」ハァ

585: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 01:37:03.46 ID:oRVyFkyxo

~ スワンシュー ~


瑞鶴「提督。提督までも私をいじめて楽しいの?そうなの?」

提督「藪から棒に何を言い出すんだお前は」

瑞鶴「これよこれ!!どう見ても間接的ないやみにしか見えないんですけど!!」

提督「これ?シュークリームがか?」

瑞鶴「シュークリームだけならいいの!問題は何で鳥の形をしているのかってことよ」

提督「鳥って…これは白鳥をかたどったものでな、ヨーロッパでは高級菓子として有名なんだぞ」

瑞鶴「ってそんな説明はいいわよ!可愛いってのは見て分かるわ」

瑞鶴「そりゃあ毎度のごとく七面鳥七面鳥言っている私も悪いけど…」

提督「あー、やっぱり駄目だったのか」

瑞鶴「ちょっと待って、なにそのやっぱりって」

586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 01:43:31.48 ID:oRVyFkyxo

提督「いや、もともと瑞鶴からはシュークリームのリクエストを受けたじゃないか」

瑞鶴「ええ、間違いないわ」

提督「で、作ろうとしたら鳥型のシューのほうが絶対喜ぶって」

瑞鶴「誰が言ったの?」

提督「………加賀さんが」

瑞鶴「もうその時点でおかしいって気づいてよーーー!!!」ウガーーー!

提督「いや、加賀も熱心に説明してくるから俺もてっきりトラウマ克服のために挑むのかと」

瑞鶴「ちくしょう…加賀さんめ。絶対仕返ししてやる…」モグモグ

提督「といいつつしっかり食べるんだな」

瑞鶴「残したらそれこそ加賀さんの思う壺じゃない。それに美味しいし」

提督「まあ、仕返しも程々にして置けよ」

587: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 01:46:23.70 ID:oRVyFkyxo

~ 酒まんじゅう ~


初春「うむ、やはり餡子の甘さというのは気持ちを落ち着かせてくれるのう」

提督「まだまだあるから遠慮なく食べていいぞ」

初春「ありがたい、が、わらわはゆっくりと少しずつ味わいたいのでな」

提督「そうか、それにしても…」

初春「なんじゃ?なにやら腑に落ちないことでもありそうじゃが」

提督「いや、なんていうか…初春って駆逐艦だよな」

初春「何を急に改まって、駆逐艦以外になんの艦種があるというのじゃ」

提督「いや、なんか喋り方にしても好みのものにしてもどう見ても」

初春「年寄り臭い、とでも言いたいのか?」

588: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 01:51:43.76 ID:oRVyFkyxo

提督「い、いや、そこまで言いたいわけじゃないんだがその」

初春「まっ、別にそう思っても良いぞ?わらわもそう思うからの」

初春「しかしどうもわらわは洋菓子のあの砂糖とクリームの強烈な甘みが好きになれなくてな」

初春「いや、少し食べる分にはいいんじゃがどうも続けて食べたいかといわれるときついものがある」

初春「やはりわらわはこのまんじゅうのようにほどほどの甘さの菓子が好きなんじゃよ」

提督「成程な」

初春「しかし、こちらから言ったらまだいいががたとえそうだとしてもレディーに向かって年寄り臭いなんて思わないほうがよいぞ?」

初春「提督殿はすぐに顔に出るからのう、すぐにばれてしまうぞ」

提督「…善処します」

初春「うむ、いい心がけじゃ」

589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 01:53:22.04 ID:oRVyFkyxo

~ たこ焼き ~


提督「さて、実際やってみたがいいがこれは果たしてお菓子なのだろうか」

提督「確かにおやつとして出されることもあるがぶっちゃけこれって食事じゃないか?」

提督「タコも入るしその他の薬味もお菓子とは遠く離れているし…まあカツ丼よりはましだが」

黒潮「提督、さっきから何を一人でブツブツ言うてるんや」

提督「いや、ちょっとした自問自答だ」

黒潮「まああまりウチは気にせんへんけど、あんまりブツブツ言うてると早くに禿げてしまうで?」

提督「ほっとけ!」

黒潮「にしても提督たこ焼き焼くの上手いな~、うちの出番がないやんか」

提督「おっ、なら変わってくれるか?」

黒潮「いやいや、待ってるほうが気楽やから提督にお願いするわ。あまりにも提督がぶきっちょやったら変わろうかとも思ったんやけどなー」ニヤニヤ

提督「あー、だったらわざと失敗すればよかったか」

黒潮「はいはい、ふざけたこといっとらんと手を動かす!!せっかくのたこ焼きが焦げてしまうで」

提督「おおっと!危ない」クルッ

590: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 01:56:14.92 ID:oRVyFkyxo

黒潮「う~ん!中はトロッと、周りはカリッ。やっぱりこれが正統派のたこ焼きやな!」パクッ

提督「焼きたてはものすごく熱いのが難点だがな」

黒潮「何言うてるんや!!熱いうちに食うから旨いんやんか、冷めたらそれこそ食えたもんやなくなるで」

提督「ま、そりゃそうか。けどカリッとさせるだけなら○だこみたいに油を多量に使うって方法もあったな」

黒潮「うーん、確かにあれはあれで旨いんやがあれやとたこ焼きというよりあれだとたこ揚げみたいな感じやからなぁ」

提督「色々注文が多いな」

黒潮「これも好物やからやで、で、あれは?」キョロキョロ

提督「あれ?」

黒潮「鈍いなぁ~あれといえばご飯にきまっとるやないか」

提督「そこまで想定してるわけないだろ!ないわ!」

黒潮「え~?ま、仕方ないか。たこ焼きだけで我慢しよか」

提督「どうやったらたこ焼きがおかずになるんだよ…」

591: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 01:57:37.26 ID:oRVyFkyxo

~ ポテトチップス ~


千代田「て、い、と、く。本当にあの時お姉に何もしてないよね?」パリッ!

提督「だからあの後千代田の部屋に届けただけだって」

千代田「まあ、それならいいんだけど…」ポリポリ

提督「少しは俺を信用しろよ」

千代田「提督はもちろん信用しているよ。けど酔ったときのお姉ってとっても魅力的っていうかフェロモンバリバリだから万が一って事も」バリパリ

提督「そんな事より運ぶことで精一杯だったわ。っていうかせめて話す時は食べるのをやめないか。ポテチの音がやかましいわ」

千代田「…提督ってもしかして◯◯?」

提督「なんでそんな結論になるんだ」

千代田「だってあのお姉の魅力に耐えられたなんてそれぐらいしかないかなーって」

提督「お前は姉が襲われたほうが良かったのかそうじゃないほうが良かったのかどっちなんだよ」

592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/18(木) 02:00:22.70 ID:oRVyFkyxo

千代田「けど、提督がそこまで言うなら千代田も一安心かな」

提督「前伊勢にも言ったんだけどさぁ…お前も姉離れしたらどうだ?いい加減過剰すぎるんじゃないか?」

千代田「駄目だよ!普段ならともかくお姉は酔うと色々と無防備になるんだから」

提督「まああの脱ぎ癖だけは何とかしたほうがいいだろうな」

千代田「それだけじゃないんだよ!!何かにつけて甘えてくるし一人じゃ起き上がれなくなるしそのまま床にゴロンって寝ちゃうし…」

千代田「けどそんな無防備なところもお姉の魅力の一つだと思うし…///」

提督「あー、こりゃ改善できないわ」

千代田「もうっ、姉妹愛って言ってほしいな~」

提督「…なんで姉妹艦ってこう手遅れなのが多いかなぁ」


609: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:02:37.50 ID:fGK5DPIro

~ 焼きマシュマロ ~


文月「ねえ司令官、本当に大丈夫なの~?」

提督「妖精さんのお墨付きだから大丈夫だとは思うが…万が一のために消火準備もしたし」

文月「うぅっ、ちょっと怖いよ~」

提督「しかし怖がっているわけにもいかないしな…それじゃあ、点火ー!!!」カチッ

ゴオォォォォォォォ!!

文月「うわぁぁ~!!!」

提督「高速建造財を応用した調理用バーナー。にしてはえらい火力だなぁ」

文月「ば、爆発とかはしないよね」

提督「まあ大丈夫だろ。はい、マシュマロ。近くでやってみたかったんだろ?」スッ

文月「う、うん!」

610: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:08:26.60 ID:fGK5DPIro

プク~!

文月「おぉぉ~本当にぷっくり膨らんでいくんだ~」

提督「スヌー○ーの漫画で見たまんまになるんだな、俺も始めてだわ」

文月「それじゃあいい感じに焼けたところで、いっただきまーす!」

文月「うーん、ふわっとさくっとでなんか不思議~」

文月「けど、とっても美味しいね~」

提督「…しかし、今思ったんだが」

文月「ん~?」

提督「いや、妖精さんに頼まなくても暖炉を出せばそれで済んだんじゃないのかなーって思って」

文月「あー、確かにそっちのほうが良かったかも」

文月「それじゃあさ、また寒くなったら今度はみんなでやろう!司令官!!」

提督「そうだな。けどみんなの事まで考えられるなんて文月は優しいな」

文月「えへへっ」

613: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:14:11.59 ID:fGK5DPIro

~ アメリカのケーキ ~


鬼怒「おぉう、パないい…マジパないわ」

提督「作った俺が言うのもどうかと思うんだけど、全く食欲が湧かないな」

鬼怒「うん、っていうかこれはないよ」

提督「いや、注文したのはお前なんだから責任もって食べろよ、まあ俺も食べるけどさ」

鬼怒「だけどケーキに青や緑はないよー」

提督「お前が参考資料に持ってきた写真通りに作ったんだろうが!!っていうか微妙そうなら何で頼んだんだよ!!」

鬼怒「ほら、百聞は一見にしかずっていうじゃん。だから写真で見るだけじゃなくて実際に見てみたかったから…」

提督「そうか、ならなおさら良かったな。一見どころか風味や食感まで体験できるぞ」

鬼怒「トホホ…やっぱり頼まなきゃ良かった」

鬼怒「………」

614: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:18:27.93 ID:fGK5DPIro

鬼怒「………」パクパク

提督「………」ムシャムシャ

鬼怒「………」モグモグ

提督「………」ゴックン

鬼怒「…うん、見た目の割りに普通に食べれられるね」

提督「そりゃあやばいのは見た目だけだからな。中身は普通のケーキとさほど変わらんさ」

鬼怒「…そういえば、これって甘さ控えめなんだよね」

提督「本当はそこも再現するべきだったんだろうがおれが止めた。あの量は無理だ」

鬼怒「ありがと提督。これで一つ確信が持てたよ」

提督「なんだ?」

鬼怒「奇を衒うのもいいけれど、ケーキだけはシンプルなほうがいい!!」

提督「まさに真理だな」

615: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:23:10.44 ID:fGK5DPIro

~フォンダンショコラ~


提督「お待たせ。はいよ」

満潮「………」カチャッ

提督「そうそう、焼き立てで中はまだ熱いから気をつけて食べろよ」

満潮「…分かったわ」パクッ

提督「…うーん、なんていうかさぁ」

満潮「なに、何か文句でもあるの?」

提督「いや、文句って言うほどじゃないけどさ、もう少し楽しそうに食べてもいいんじゃないかって」

満潮「はいはいごめんなさいね!あたしは荒潮とかみたいに笑い方が上手くないからね」

提督「…満潮、一つ言わせてもらっていいか?」

満潮「なによ?せっかく食べてるときにお説教はやめて欲しいんだけど」

616: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:26:21.14 ID:fGK5DPIro

提督「お前達も分かってるとは思うが俺は鈍感だ」

提督「だからって訳じゃないが、お前達が喜んで食べてる姿を見るとほっとするんだよ」

提督「ああ、喜んでくれてよかったって」

満潮「………」

提督「俺は別に小難しい感想を求めてるわけじゃない」

提督「ただ、少しだけでも笑ってくれるとほっとするんだよ」

満潮「…女々しいわね、男の癖に」

提督「仕方ないだろ。こればっかりは性格だ」

満潮「まあ、私も人の事は言えないけど」ボソッ

提督「満潮?」

満潮「…美味しいわよ。ありがと、提督///」ニコッ

提督「……!!どう、いたしまして」

617: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:28:55.63 ID:fGK5DPIro

~ シュークリーム ~


提督「………」

深雪「ムシャムシャパクパク!」

提督「深雪ー、おーい、深雪さーん」

深雪「パクパクムグッ!?」ドンドンッ!

提督「!!ほらっ、水だ水!!」

深雪「~!ぷはぁ、轟沈するかと思ったぜ」

提督「轟沈理由(シュークリーム)なんて洒落にならんぞ、深雪の場合いろんな意味で」

深雪「いやぁーそれでもたくさん食べておきたくてさ」

提督「見てるほうとするとすごくいい食べっぷりなんだけど、なんでそんな必死になって食べてるんだ?」

深雪「んー、まあ食い溜めかな?」

提督「食い溜め?」

618: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:30:41.79 ID:fGK5DPIro

深雪「そうそう、この前間宮で初雪にシュークリームを食べてるところを見せつけられてさー」

深雪「んであの時思ったわけよ。一度いやというほど食べておけばあそこまで辛くならないんじゃないかって」

提督「で、いやになるぐらい食い溜めをしていると」

深雪「そーそー、そういう事!」

提督「…深雪にしかできない発想だな」

深雪「いやー、そんな褒めないでよ。ただ、ちょっと問題点だあるんだ」

提督「いや、別に褒めたわけじゃ…で、問題点?」

深雪「いや、結構食べたけど思いのほかいやになってないんだよ」

提督「あれだけ食べてか!?」

深雪「というわけでおかわりお願いしまーす!」

提督「…くれぐれも吐いたりするなよ?」

深雪「大丈夫大丈夫!それじゃ、いっただきまーす」パクパク

提督「…逆に禁断症状を引き起こさなきゃいいけどな」

620: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:32:27.15 ID:fGK5DPIro

~ ミニシュトーレン ~


提督「いやー、本場の味を知っているハチが気に入るかどうか分からんが…とりあえずどうぞ」

ハチ「、大丈夫、提督のお菓子はとっても美味しいからはっちゃんも安心してるの」

提督「にしても変わった注文だな。あえて小型のシュトーレンを作って欲しいなんて」

提督「シュトーレンって普通大型のやつを薄く切って食べていくやつだろ?なんであえて小さいのなんて」

ハチ「提督、はっちゃんがここの鎮守府に来たときみんなにシュトーレンを配ったでしょ?」

提督「そういえばそうだったな」

ハチ「で、はっちゃんもみんなが喜んでくれて嬉しいって思ってたんだけど。駆逐艦の子達がシュトーレンの食べ方に苦戦してるのをみたの」

ハチ「日持ちさせるためとはいえ、シュトーレンってちょっと硬めだから」

622: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/19(金) 01:36:19.34 ID:fGK5DPIro

ハチ「それではっちゃん考えたの、やはり日本には日本にあったシュトーレンがいいんじゃないかって」

提督「それで小さいのを試したって訳か。確かにこれぐらいの大きさなら簡単につまめるし食べやすいし結構いいんじゃないか」

ハチ「うん、今度また贈り物をする機会があったらみんなにこれぐらいのを用意しようと思うの」

提督「いいんじゃないか?大きいの一つ渡すより小さいのを何個も渡したほうが駆逐艦達は喜ぶと思うぞ」

ハチ「うん、そうする!」

ハチ「それにしても…やっぱりドイツと日本とでは違うところもあるんだね」

ハチ「まさかシュトーレンをそのまま切らずに食べるとはハッちゃんも驚いたの」

提督「安心しろ。そんなのはここのさらに一部の連中だけだから」

ハチ「もっと驚いたのはそれをそのまま間食しちゃうところなんだけど…みんな沿うじゃないの?」

提督「そんな連中がそんなにたくさんいてたまるか」

631: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:01:01.61 ID:jgIfOcnjo

~ ポン菓子 ~


提督「いいか、近づくなよ。絶対に近づくなよっ!!!」

陸奥「もう大げさねぇ、妖精さんが作った道具なら大丈夫でしょ」

提督「そっちじゃなくて陸奥のほうが心配なんだよ!主にフラグ的な意味で!!!」

陸奥「ひどいわね~、ちょっと童心に帰って懐かしいお菓子をリクエストしただけなのに」

提督「その中から何でよりによってポン菓子をリクエストするんだよ」

陸奥「うーん、あえて言うなら…シンパシー?」

提督「自虐にも程があるだろ」

陸奥「さぁさぁ、私は平気だから景気よくやっちゃてよ」

提督「あいよ、それじゃぁ…ナムサン!!!」カチッ


バァァァァァァン!!!


陸奥「~!!うーん、これこれ!この爆発音がいいのよね」

提督「鎮守府の中でもポン菓子を執務室で作るところなんさウチだけだろうな」

632: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:06:14.75 ID:jgIfOcnjo

陸奥「けどなんでこんな風にお米がパンパンに膨れるのかしら?にんじんのお菓子とかではよくみるけど」

提督「圧力が色々と関係しているみたいだが…説明しようか?」

陸奥「うーん、つまり『そのとき不思議なことがおこった!』的な感じなのよね」

提督「いや、面倒なのは分かるがブン投げるのにも程があるだろ」

陸奥「まあいいじゃないの、それじゃあ出来立てのところをいただきましょうよ」

提督「…だな、ん?」ドタドタドタ!

大和「て、提督!ご無事ですか!!」ガチャッ!

武蔵「今ここからすごい爆発音がしたんだが、陸奥もいるようだしまさか…!!」

陸奥「     」

提督「     」

陸奥「ねえ提督」

提督「…なんだ?」

陸奥「私ちょっと泣いていいかな?」ウルッ

提督「…思いっきり泣いてもいいぞ」

633: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:11:16.50 ID:jgIfOcnjo

~ 広島焼き ~



浦風「いい、提督。よーく見といてや」

提督「おう、浦風の実力、見せてもらおうじゃないか」

浦風「へへへっ、それじゃあまずは薄く生地を引いて、上にキャベツ天カス豚肉等を乗っけてほいっ!」パパパッ

浦風「で、その間に焼きそばをちゃちゃっと用意して、さっきのをこうドッキングっと」ジュワーッ

浦風「最後に横で卵を割って、伸ばしてまたまた乗っけて仕上げに…うりゃぁぁぁぁ!!」クルクルッ!

提督「おおっ、綺麗にひっくり返った!」

浦風「へへっ、んでもって最後にソース青のりカツオ節等でトッピングして…ほい、浦風特製広島焼きの完成っちゃ!!」

提督「お見事っ!っていうか手際がいいな~」

浦風「そりゃあウチがやったんだもん。当然じゃ!!」

634: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:15:00.23 ID:jgIfOcnjo

提督「…うん、旨いっ!!」モグモグ

浦風「うーん、自分で言うのもなんじゃがやっぱり旨いのぅ」

提督「…にしても、何で急に自分で作りたいなんて言い出したんだ?」

浦風「うーん、提督にはちぃと悪いんじゃが」

提督「なんだ?遠慮なく言ってもらっていいぞ」

浦風「いやぁ、たぶん提督が作ってるのを見てると間違いなく口を出しちゃうから、ならはじめから自分で作ったほうがいいと思ってのぅ」

提督「あー、鍋奉行みたいな感じか?物は違うけど」

浦風「まあそんなもんじゃな」

提督「そうか…ところで浦風。まだ食べれるか?」

浦風「ん?まだ大丈夫じゃが…」

提督「浦風に言われてちょっと挑戦してみたくなった。っていうか俺が作るから食べてくれ。もちろん何かあれば口出しオッケーだ」ジャキッ

浦風「ほぅ、随分挑戦的じゃのう」

提督「悪いな、負けず嫌いなもんで」

浦風「あははっ、それじゃあその挑戦、浦風が受け取ったよ!!」

635: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:18:28.21 ID:jgIfOcnjo

~ ガレット・デ・ロワ ~


提督「しっかし、舞風といいお前といいどっからこんなお菓子の情報を調べて来るんだよ」

山城「色々とあるのよ、それよりもそれを作ってしまう提督も大概だと思うんだけど」

提督「こっちもリクエストに答えられないのは嫌だからな。それなり調べるさ」

山城「で、提督。あれは使ってくれた?」

提督「ああ、人形代わりの扶桑写真入のペンダント…いや、使っておいてなんだけどあれ入れちゃって大丈夫だったのか?」

山城「大丈夫よ。耐熱、抗菌仕様だし渡す前にしっかりと消毒もしておいたわ」

提督「いや、そういうことじゃないんだが…」

山城「さあ、後はこれを私が食べて私が姉さまと再開を果たすだけ…山城、いきます!!」

提督「なんでそんなに気合入ってんだよ」

山城「いいじゃないですか。あっ、提督の分は私が確認したものを渡しますのでそれでいいですか?この流れだと提督に当たりそうな気もするので」

提督「…好きにしろ」

636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:25:10.12 ID:jgIfOcnjo

 ~ ~ ~ 

提督「話をしよう」

提督「このガレット・デ・ロワというのは元々フランスなどでお祝いの際に食べられたケーキだ」

提督「その際に余興としてケーキの中に人形とかが入れられて、それで運勢を占うというものである」

提督「だからケーキはそれなりに大きくなるということだ」

提督「さて、俺はこのケーキを大きめに8等分に切り分けて、1つは俺がいただいた」

提督「で、俺が言いたいのはなぁ…」

山城「うっぷ…き、きつい…」

提督「そんなもんを一人で無理して食べるんじゃねーって事だよ」

山城「あ、後二つ…後二つで終わっ、ぐふっ!」

提督「言わんこっちゃない、って言うか食べるのはもう無理だろう。休んでおけって」

山城「い、いやよ…ここまできたらねぇさまに会うまでは…会うまではっつ!?」ガクッ

提督「あーあ、倒れたどころが当たり所が悪くて気絶しちゃったか」

提督「仕方ない、扶桑をよんでやるか」

山城「姉さま!?」ムクッ!

提督「黙って寝てろ」

637: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:31:21.91 ID:jgIfOcnjo

~ もんじゃ焼き ~


提督「涼風、一応言われたとおり用意はしたが、本当に入れるのか?」

涼風「なに言ってんだい提督。当たり前じゃんか」

提督「いや、級グルメとかで見たことはあるけど、実際やるとなると躊躇するもんだぞ」

涼風「まっ、あたいも始めて聞いたときはなんじゃそりゃって思ったけど、食べてみるとなかなかいけるんだよ」

涼風「とりあえず論より証拠、ちゃっちゃっとやっちゃうね」

涼風「てな訳でこのキャベツの入ったもんじゃ焼きの生地の中に…」

涼風「いちごシロップとカレー粉を投入ー!」ダバダバダバー!

提督「おおう、生地の色にピンク色が溶け込んで…うわぁ」

涼風「ちょっと気持ち悪いよね、こうもピンクっぽいとさー」

提督「問題は他にも色々とあるけどな」

638: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:34:56.91 ID:jgIfOcnjo

ジュワァァァァッ

涼風「ささっ、提督、そろそろ食べごろだよ」

提督「…思ったより色は付かないんだな。てっきり焼き色までピンクっぽくなるかと思ったんだが」

涼風「んー、まあ細かいことは分からないけどなんか色々とあるんじゃないの?知らないけど」

提督「それじゃあ、へらで削り取って…いただきますっ」パクッ

涼風「どうどう、感想は?」

提督「……甘みが若干強いぐらいで、後は普通のもんじゃだな。うん、悪くない」モグモグ

涼風「でもってこの甘みがまた癖になるんだよ。不思議だよねー」

提督「誰が考えたか知らんが、もんじゃ焼きにも色々な食べ方があるんだな」

涼風「だねー。けどこれ、黒潮とか浦風とかには不評なんだよね。こんなん認められへん!!ってなんか怒られるし」

提督「まあなんていうか…相手が悪すぎるわ」

639: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:41:14.95 ID:jgIfOcnjo

~懐中汁粉~


明石「申し訳ございません提督。約束の遅れてしまいまして」ガチャッ!

提督「いや、別に気にしなくていいよ。それに遅れたのも艤装の修理が長引いたからなんだろ?」

明石「はい、いえ、適当なところで切り上げようとはしたんですがついつい手が進んじゃいまして、その…」

提督「だったらなおさらだよ。明石がいるおかげでこっちは万全の状態で出撃できるんだ。責める理由なんてないさ」

明石「…申し訳ございません」

提督「だから謝らなくていいってのに…はいっ、艤装の整備で疲れてるんだからまずは甘いものをとって疲れを取る!」カタッ

明石「あっ、ありがとうございまs…あら、これって」

提督「まだ最中だな。だけどこれにお湯をかけると」コポコポコポ…

明石「…!!懐中汁粉ですか!」

提督「ご名答。明石からのリクエストがお汁粉だったからちょっと変わったのを用意してみたんだ」

640: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/30(火) 01:43:49.93 ID:jgIfOcnjo

明石「うーん、聞いたことはありましたがこうして食べるのは初めてですね…美味しいです」ズズズ

提督「最中の皮がふにゃふにゃになるのが気になるが、まあ仕方ないか」ゴクゴク

明石「そうですか?私はそこまで気になりませんが」

提督「そこは人それぞれか」

明石「けど提督。またなんで懐中汁粉なんて変わったものを用意してくださったんですか?他にもいろいろとお汁粉にも種類があると思うんですが」

提督「理由。理由としては…これが大きいかなっと」ゴトッ

明石「こ、これって!!」

提督「手作りだからそこまで日持ちはしないとは思うけど、今明石が食べたやつのと同じものをいくつか用意させてもらった。整備の合間にでも食べてくれ」

明石「だ、駄目ですよ!!他のみんなを差し置いて私だけ贔屓してもらうわけにはいきません!」

提督「いいんだ。いつも遅くまで整備作業をしてもらってる俺からの御礼だよ」

明石「け、けど…」

提督「じゃあ前金ってことで。…これからも明石には迷惑をかけるだろうからな、」

明石「………分かりました。ただ、一つお願いがあります」

提督「お願い?」


明石「…前金以上の仕事を作らないように、しっかりとみんなを導いてくださいね。提督」ニコッ

651: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:08:55.79 ID:bQ0C2yhpo

~ ブラックチョコレート ~


磯風「~♪」モグモグ

提督「う、うぐっ…」

磯風「♪♪~、ん、どうした提督。あまり手が進んでいないようだが」モグッ?

磯風「遠慮ならすることはないぞ。私としてはこうしてゆっくりチョコを食べられるだけで幸せだからな」

提督「い、いや、遠慮とかじゃなくてだな…ってかさ、作っておいてなんだけどよくこんなもん食べれるな」

磯風「こんなもんとは失礼だな。この辺では手に入らないからせっかく調べて提督にレシピを渡したというのに」

提督「そりゃあ手に入らないだろうな…カカオ99%のブラックチョコレートなんてなぁ!!」

磯風「ふむ、そこまで大声を出すことではないのでは?チョコ自体はこんなに美味しいのに実に不思議だ」

提督「俺は磯風の味覚のほうが不思議だよ」

652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:13:27.70 ID:bQ0C2yhpo

磯風「味覚が不思議?まあ確かに他の陽炎型と比べると好みは違うかもしれないが」

提督「陽炎型に限らず全艦種の中でも特殊の部類に入るわ」

磯風「むぅ、不思議なことだ。このチョコにしても苦味とコクが後を引くというのに何故理解されないのだろう」

提督「普通のやつならまず先にくる苦味でダウンするからだよ」

磯風「ふふっ、つまりはみんな味覚がお子様ということだな」

提督「なんでお前はそんなにプラス思考に捉えられるんだよ」

磯風「そこが自分の長所と理解している」

提督「お前ってやつは…って言うか普通のチョコじゃ駄目だったのか?」

磯風「普通のミルクチョコはなぁ…どうも甘みの自己主張が感じられて好きになれないんだ。やはり食べるならこれぐらい苦くないとな」

提督「…浦風たちが苦労するわけだな」

653: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:16:41.45 ID:bQ0C2yhpo

~ わたがし ~


提督「さて、例によって妖精さんに作ってもらったこの機械にザラメを入れて…」ザラザラ

提督「そんでもって…スイッチオン!!」カチッ

ウィィィィィィン!!

提督「よしよし、無事に動き出したな。準備はいいぞー。子日ー!!」

子日「待ってました!!それではこの手の主砲を外してー」キュポッ

子日「よしっ。子日、戦闘体制整いましたー」

提督「お前はわたがしにどれだけ全力をつぎ込むつもりだよ」

子日「だってわたがしを自分で巻いて作っていくんだよ。それってとっても楽しいじゃん!!」

提督「まあ気持ちはわかる」

子日「それにね、主砲を外した子日は一味違うんだから」

654: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:22:06.54 ID:bQ0C2yhpo

提督「違う、負荷が減ったからか?」

子日「そう、この拘束を外すとね…うぉりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」グルグルグルーーー!!

提督「おおおおうっ!!」

子日「へへっ、三倍のスピードでわたがしを巻き取ることが出来るんだよ」グルグルグルー

提督「すごい、すごいけどさぁ…子日」

子日「なに?提督。って…きゃぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」ボワーン!

提督「自分の腕にまでわたがしを巻き上げてるじゃねーか」

子日「どどどどうしよう提督!!もったいないから食べちゃったほうがいいかな?」

提督「…そうするしかないんじゃないか?」

子日「うわーん、せっかくのわたがしが台無しだよー」ペロッ

子日「…!あ、甘―い」モフモフッ!

提督「全く、現金なやつだ]

655: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:28:18.01 ID:bQ0C2yhpo

~ チョコパイ ~


村雨「はいはーい提督さーん。お茶の準備はオッケーよ!」

提督「おお、悪いな村雨」

村雨「いいのいいの!さぁ、待ちに待ったおやつタイムよ」

提督「あいよ、それじゃ、市販のとはちょっと違うかもしれないが…ほらっ」ドサッ

村雨「わぁ、チョコパイが山盛り!!」

提督「小さめに作ったから何個でも食べていいぞー」

村雨「うぅ、なんていう悪魔の誘惑…」

提督「お菓子を食べるときにカロリーを気にするのは愚策だぞ。お菓子って言うのは元々そういうものだからな」

村雨「…よしっ、村雨、覚悟を決めました」

村雨「こうなったら轟沈するまで食べてやるんだからー!!」パクパクパクー!!

提督「何赤城みたいな事言い出してんだよ」

656: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:34:17.32 ID:bQ0C2yhpo

村雨「…ひどい、提督さんって本当にひどい!!」パクパク

提督「そして何で俺が責められるんだ?」

村雨「何でこんな美味しく作っちゃうのよ!これじゃあ手が止まらないじゃないの!!」パクパクパクパク

提督「…まあ、褒め言葉として受け取っておこう」

村雨「これじゃあ本当に轟沈しちゃうよ~」

提督「主に体重が、か?」

村雨「シャラップ!!けど、本当にどうしよう」

提督「…なあ、村雨」

提督「ダイエットも、運動も、あるんだよ」ニッコリ

村雨「私の台詞とらないで!ってその前にその満面の笑みで言うのやめてよー!!」

657: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:39:37.68 ID:bQ0C2yhpo

~ ラ・フランス ~


筑摩「フフッ、提督さんって悪い人ですね」

提督「藪から棒に何の話だ」

筑摩「姉さんの事ですよ。この前のスイーツのときの」

提督「利根…ああ、フルーチェのときか」

筑摩「姉さんの希望だかといって本当にボール一杯のフルーチェを用意するなんて、無理だろって止めなかったんですか?」

提督「こっちの都合で止めたら利根が怒るだろ?だからあえて用意してあげたんじゃないか」

筑摩「あの後しばらくうなされていたんですよ。『もうフルーチェはコリゴリじゃ…』ってつぶやきながら」

提督「いい経験になったじゃないか」

筑摩「まあ、そうなんですけどね」

658: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:43:58.77 ID:bQ0C2yhpo

提督「で、筑摩のリクエストは洋ナシとはな…特に何か作らなくて良かったのか」

筑摩「はい、私はお菓子も好きなんですどうせなら旬の物を味わいたかったので」

提督「成程、確かに直物の果物はお菓子よりも美味しいものもあるしな」

筑摩「申し訳ございません、せっかくの機会なのに」

提督「まあ、たまにはこういうのもいいんじゃないかな?っとそうだ」

筑摩「はい?」

提督「いや、さっきの話だが筑摩は利根に忠告しなかったのか?というより筑摩のほうが言いやすかっただろ」

筑摩「…提督、フルーチェを食べる前の姉さんは、それはもうものすごくウキウキしていたんですよ」

筑摩「本当に童心に帰ったような感じで…そんな姉さんを目の前にしてそんなことを入れると思いますか?」

提督「あー…無理だな」

筑摩「そういうことですよ」

659: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:46:41.18 ID:bQ0C2yhpo

~ チェロス ~


阿武隈「提督さん!!提督さんからも言ってくださいよ!」バァン!

提督「な、一体どうした阿武隈」

阿武隈「北上さんのことですよ!もう本当にどうにかしてほしいんですけど」ウガー!!

提督「ま、まあ思い当たることはいくつかあるがまずはほら、これを食べて落ち着け」

阿武隈「もう、こんなときにチェロスなんて…」パクッ

阿武隈「………♪」モグモグ

提督「落ち着いたか?」

阿武隈「…!!ってそうそう、北上さんったらひどいんですよ!?」

提督「よし、さっきよりはまともの話しができそうだな」

阿武隈「もう何かにつけて私の前髪をくしゃくしゃにしてくるんです」

阿武隈「そりゃあ昔は色々ありましたよ、けどそれにしても酷すぎですよ!!」

阿武隈「おかげで何度も髪型をセットしなくちゃいけないし、何故か大井さんからの視線は痛いしで散々なんです」

660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:52:39.42 ID:bQ0C2yhpo

提督「………」

阿武隈「提督、聞いています。ねぇっ!!」バンバン!

提督「…!!ああ、すまない。ちょっとな」

阿武隈「ひどいですよ、提督なら真面目に相談に乗ってくれると思ったのにー」

提督「いや、そこの事なんだが…一つ確認しておきたいんだが、髪をいじられる以外のことはされていないのか?」

阿武隈「えーと、確かに…ってまさかそれぐらいなら我慢しろと!?」

提督「いや、そうじゃない。話だけ聞くとさぁ」

提督「北上、阿武隈の事が好きなんじゃないか?」

阿武隈「………」

阿武隈「…え、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!?」

提督「いや、状況的に男子が好きな女子にちょっかいをかける行動にしか思えなくて、しかもやっているのが阿武隈だけとなるとなぁ」

阿武隈「そ、そんな、けけけ、どきたかみさんは同じ軽巡だしそもそも私はそんなんじゃないしっていうかわたしはそんなきは、、きははははははは!!!!」

阿武隈「~///!!」バタッ!

提督「全く、どんだけ北上の事を意識したんだか」

661: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:55:47.55 ID:bQ0C2yhpo

提督「しっかし、どうしたもんかな…このまま寝かせておくわけにはいかないし」

???「あら、それなら私のほうでsy、じゃなくて運んでおきますよ」

提督「…大井、手に持ってるその魚雷は何だ?」

大井「こ、これは泥棒猫しょr、じゃなくて護身用です。護身用」

提督「とりあえず出てけ」

662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 00:58:08.82 ID:bQ0C2yhpo

~ 豚まん ~


熊野「提督、誤解されないように言っておきますけど私はこういうものはあまり好きではないのですよ」

提督「はいはい」

熊野「ただ、鈴谷が一度食べてみたらって言っていたから所望しただけであって決して自分の意思ではないことをですね」

提督「はいはい、御託はいいからさっさと食べような」

熊野「もうっ!ちゃんと話を聞いてくださいまし!」

提督「だって話を聞いていたら冷めちまうからな。豚まんは熱いうちに食べるのに限る!」

熊野「もう、仕方ないですわね…で、箸か何かは?」キョロキョロ

提督「んなもんあるかい!!そのまんまかぶり付け」

熊野「そ、そんな!レディーの嗜みに反しますわ!?」

提督「お前はベルサイユのバラの登場人物か何かか!!」

663: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 01:02:10.93 ID:bQ0C2yhpo

熊野「むぅ、かぶりつくなんてなんて下品な…」

提督「気にするな、ここは日本だ。誰も咎めはしたいぞ」

熊野「それはそうですが…もういいです。いただきますわ」カプッ

提督「あっ、けど蒸したてだから気をつけて食べないと」

熊野「あっ、あつぅぅぅぅぅぅぅ!!」ジュワァァァァッ!!

提督「熱いぞ…って、遅かったな」

熊野「もう、中がこんなにも熱いのなら先に行ってくださいまし!!おかげで口の中が火傷するところでしたわ」

提督「悪い悪い、で、どうだ。初めて食べる豚まんの味は?」

熊野「………食べ方については思うところもありますが」

熊野「とっても美味です。鈴谷が言った意味がわかりましたわ」

提督「それは何よりだ」

熊野「そうだ、また何か鈴谷に教えてもらいましょう。確かすたーばっくすという所に素敵なメニューがあるといっていましたし」

提督「あー、忠告だがドリンクだったら止めとけよ?特に呪文みたいなやつだったらな」

熊野「??」

664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 01:03:46.98 ID:bQ0C2yhpo

~ 大学芋 ~


提督「ほい、お待たせ」

皐月「ありがとっ。へへっそれじゃあいっただきまーす!!」

皐月「うんっ、ホクホクしててとっても美味しいよ、司令官!!」モグモグ

提督「にしても皐月も随分渋いものが好きだなー」

皐月「ん?ボク何かおかしなものを注文しちゃったかな?」パクッ

提督「いや、別におかしくはないぞ。ただ大学芋なんてどこで知ったんだ?」

皐月「んーとね、ちょっと前に鳳翔さんが作ってくれたんだよ」

提督「鳳翔さんが?」

皐月「うん!この前ご飯のときにサツマイモ翌料理が出たんだけどね。その時鳳翔さんのお手伝いをしたら作ってくれたんだ」

提督「ほぉ、優しいなぁ鳳翔さんは」

皐月「その時作ってくれたのもとっても美味しかったんだけど…」

提督「だけど?」

皐月「ボク以外にも他のみんなも手伝ったからみんなで分けたら一口しか食べれなかったんだ」

皐月「だからもう一度食べたいなーって思ってそれで司令官にお願いしたんだよ」

665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/08(水) 01:06:12.02 ID:bQ0C2yhpo

提督「成程、姉妹艦が多い故の悩みだな」

皐月「だからこうして食べれるのはとっても嬉しいんだけど…」

皐月「やっぱり、みんなで食べたほうが美味しかったなー、なんてね」

提督「………」

皐月「あっ、ごめんね。せっかく作ってくれたのに」

提督「そうだ、皐月。ちょっと待っててくれないか?」

皐月「どうしたの?」

提督「いや、今日は珍しく材料が余っていてな。今からその余った分でまた大学芋を作るからさ」

提督「…みんなのところに持っていって食べてもらってきてくれ」

皐月「えっ、本当にいいの!?」

提督「たまたまだ。今日は材料が余っていたからたまたまだからな」

皐月「…!!ありがとう!!大好きだよ、司令官!!!」ギュウウウウウウ

提督「こらこら、せめてお礼は作り終わってからにしてくれ」

674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 00:40:37.37 ID:mBzzGad3o

~ おからクッキー ~


阿賀野「ねえ提督さん、一つ質問していい?」パクッ

提督「ん、どうした」

阿賀野「あのね、阿賀野はクッキーをリクエストしたよね」モグモグ

提督「リクエストしたというか今食べてるだろ」

阿賀野「うん、確かにクッキーだけど。だけどさ、なんでおからクッキーになってるの」

阿賀野「それに提督さんの入れてくれた紅茶もちっとも甘くないの。オマケにシロップにミルクもないし」

提督「その事か。それについては能代にいってくれ」

阿賀野「能代に?」

提督「『阿賀野姉のためにもお菓子もなるべくヘルシーなのを用意してください』って頼まれてな」

阿賀野「ひどい!!阿賀野は一言も聞いてないよ」

提督「そりゃそうだ。この話をしたのは阿賀野は食事後の休息、もとい昼寝をしているときだったから」

675: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 00:46:25.18 ID:mBzzGad3o

阿賀野「それでもひどいの!!っていうよりなんで提督さんは能代の意見に従ってるの!阿賀野はこれでも阿賀野型の一番艦なんだよ」

提督「あー、それについても能代、というか他の三人からも伝言があるんだ」

阿賀野「えっ?みんなから???」

提督「『姉さんはまずそのたゆたゆのおなかをどうにかしてください』…だってさ」

阿賀野「     」

提督「まあこれを食べたからといって痩せるわけじゃないが、少しは自分の生活を見直してみるのもいいんじゃないか?」

阿賀野「………提督さんも、阿賀野はおなかがたゆたゆと思う?」

提督「えーっと、いや、そうだな…」

提督「まあ、阿賀野型の中では…一番、かもな」

阿賀野「       」ガーン!!

676: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 00:50:49.83 ID:mBzzGad3o

~ チーズスフレ ~


提督「悪い、ほんっとうに悪い!!」

雲龍「そ、そんなに謝らないでください。私は別に気にしていませんので」

提督「け、けど設計図が用意できなかったばっかりに雲龍の改造計画が遅れているのは俺のせいだからな…」

雲龍「確かに私自身が強化できないのは問題かもしれませんが、提督も設計図を無計画に使用したわけではないのでしょう?」

雲龍「自虐というわけではありませんが、昔と比べると赤城さんや加賀さん方がいる今、急いで改装されなくても大丈夫ですよ」

雲龍「むしろ他の艦種の皆さんの強化に繋がるのでしたら、そちらに優先的に使用するのは当然ですから」

提督「………本当に悪い。今度設計図が手に入ったら優先的に回すからそれまで辛抱してくれ」

雲龍「ふふっ、期待してお待ちしていますね」

677: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 00:55:32.31 ID:mBzzGad3o

雲龍「ところで、このケーキなんですか、表面のコーティングにお酒をつかっていたりしますか?」モグッ

提督「おお、気づいたか?そこまでつかってなかったんだがな」

雲龍「私自身はあまりお酒を嗜みませんのでお酒に対しては少し敏感でして。しかし、これは日本酒?ではないですよね」

提督「ラム酒って言うさとうきびから作る洋酒だよ」

雲龍「成程…しかし、この風味がまたいいものですね。このお酒の風味がチーズの風味を引き出していて、とても美味です」

提督「チーズとお酒はつまみとしても合うからな」

隼鷹「酒と聞いて!!」バァン!!

千歳「チーズとくれば!!」

二人「「宴会でしょーーー!!!」」

提督「やはりきたk」

雲龍「お茶中は静かに。流星、烈風!!」


ズガガガガガ!!!ギャーー!!タイヒ、タイヒーーー


雲龍「ふぅ、これで静かになりましたね、提督」

提督「…お、おう」

678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 00:59:44.12 ID:mBzzGad3o

~ あられ ~


霰「………」ポリポリ

提督「………」ポリポリ

霰「………」ポリポリ

提督「………」ポリポリ

霰「………」ポリポリ

提督「………」ポリポリ

霰「…霰だけに」ボソッ

提督「!!」ビクッ

霰「霰だけに、あられ…なんちゃって」

提督「ってそのためだけにあられをリクエストしたんかい!!」

霰「…うん、司令官のその反応が見たかったから。そして、大成功」ニコッ

679: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:06:40.81 ID:mBzzGad3o

提督「正直どう突っ込んでいいか分からなかったわ!?マジなのか冗談なのか分かりづらいっての!!」

霰「ふふふ…ぶいっ!」

霰「とまあ冗談はここまでにしといて…霰は普通に食べたかったの」

提督「あ、冗談抜きでか」

霞「うん、けど、みんなの前で食べると…」

霞「『あっ、霰があられを食べてるー』とか『霰、それはもしかしたら霰とあられをかけた洒落なんですか?』とか色々といわれて」

霰「名前だけで自分の好きなものにちゃちゃを入れられるって…ちょっと辛いよね」

提督「辛いな…って言うか霰ってモノマネ上手いな」

霰「霰隠し芸の一つ。もちろんアラレちゃんのモノマネもあるよ。後は秘密」

提督「まだネタがあるのかよ…」

680: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:09:59.62 ID:mBzzGad3o

~ スムージー ~


五十鈴「提督、いきなりで悪いんだけど制服の変更ってできないかしら」

提督「制服?基本的には艦種ごとに固定だから変更は難しいが…ってどうした。何か不具合でもあったのか?」

五十鈴「不具合はないわよ。中破した際に破けたりはするけどそれはどの制服も同じだからね。ただ…」

五十鈴「……目線がね、すっごく痛いのよ」

提督「目線、ってあー」チラッ

五十鈴「!!どっ、どこ見てるのよ!このスケベー!!」バチーン!

提督「ゴフォっ!?」

五十鈴「全く…まあ、基本的には大体今の提督と同じ反応よ」

提督「そ、そりゃあ目線がいくのは自然なことだろ」

五十鈴「今みたいのならまだいいんだけど、たまーに殺気のこもった視線が飛んできて怖いのよね」

提督「そりゃあ…そんなもん目立つようにぶら下げてればそうなるわな」

五十鈴「だから制服の変更がきかないか聞いたのよ。少しでも隠せれば多少は違うだろうし」

681: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:12:55.76 ID:mBzzGad3o

提督「うーん、こればっかりは俺の独断で変える訳にもいかないしなぁ、どちらかといえば妖精さんの管轄になりそうだし」

五十鈴「そう…ごめんなさいね、こんな質問に答えてもらって」チューッ

提督「にしても改二になってからずいぶん成長したよな。何かあったのか」

五十鈴「そういうのってセクハラになるわよ…って言うより何もしてないわよ」ゴクゴク

五十鈴「っていうより胸なんて勝手に成長するもんじゃないの?それに大きいだけでも不便なだけだs」ゴトッ

提督「バカッ!?それ以上は…!!」バァン!

五十鈴「…えっ」


ブォォォォォォ!!!バババババ!!!チュドーーン!!


五十鈴「……な、なに、今の」ガタガタガタガタ

提督「五十鈴、それ以上何も言うな。地雷原でタップダンスするようなもんだ」

五十鈴「わ、分かったわ」

682: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:17:20.07 ID:mBzzGad3o

~ クリームブリュレ ~


春雨「司令官さん。では、お願いします!」

提督「いいけど気をつけろよ、間近で見るのはかまわないが春雨は髪が長いんだからな、バーナーの火に巻き込まれたら洒落にならんぞ」

春雨「大丈夫です。ゴムで縛って万全ですので」

提督「それじゃあ…いくぞー!!」

ゴォォォォォォオォォォォォォ!!!!!!

春雨「バーナーの火で焦げ目が…き、綺麗!!」

提督「…よしっ、これぐらいでいいか」

春雨「出来立てのクリームブリュレ…感激です!!」

提督「まっ、この砂糖が焦げたこの香ばしさは間近にいなくちゃ感じられないわな」

683: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:21:28.63 ID:mBzzGad3o

春雨「…うん、表面がサクサクで、中からクリームがトロッと出てきてとっても美味しいです!!」パクッ

提督「バーナーにさえ気をつければ結構簡単なんだよな。これ。といってもその作業が大変なんだがな」

春雨「司令官さん、今度自分でもやってみたいんですけど、何かコツとかってありますか?」

提督「コツっていってもなー、クリームのレシピはそこまで難しくないけど焦げ目の感覚は回数をやってみないと覚えられないぞ」

春雨「見てる分には簡単そうだったんですが…」

提督「やってみるとなかなか加減が難しいんだ。これが…あっ、けどコツが一つあるな」

春雨「えっ!?どんなのですか!」

提督「作るときに雪風に傍にいてもらえ。最悪やってもらうのもありかも」

春雨「えーっと、それってコツ、ですか?」

提督「コツというかなんというか…ただ、たぶん悪い結果にはならないと思うぞ」

春雨「…確かに」

684: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:23:44.94 ID:mBzzGad3o

~ 白くま ~


球磨「ふぅん、これが白くまというやつかクマ」

提督「何だ球磨。実物を見たことがなかったのか?」

球磨「話しには聞いていたけど実物を見るのはこれが始めてだクマ。けど、トッピングが白くまに見えるから白くまってなんて安直なネーミングセンスだクマ」

提督「九州では定番なんだぞ。まあ最近ではこの辺でもアイスで見かける事も多いけどな」

球磨「ふぅん、それではいただきます、だクマ」

提督「多摩もそうだが語尾に『クマ』って付けるんだな」

球磨「もはや一種のポリシーみたいなもんだクマ」パクパク

球磨「…!!!あっ、頭が…!!」キィィィーン!

提督「一気に食いすぎたか。かき氷ではよくあることだな」

685: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:35:23.27 ID:mBzzGad3o

球磨「くっ…油断していたらこんなことになるとは…球磨、一生の不覚だクマ」

提督「大げさすぎだろ。で、実際に食べてみた感想としてはどうだ?」

球磨「むぅ、球磨としては少し気になる点もあるけど、とっても美味しかったクマ」

球磨「けど、一つ思ったことがあったクマ」

提督「ん、どうしたんだ?」

球磨「もしかしたら白くまが全国的に定番になった裏にはくまもんの力が働いていたんじゃないかという大胆な仮説なんだクマ」

提督「いや、確かに両方とも九州が発祥だけど流石にそれは…」

球磨「もしかしたら、くまもんの力を借りれば球磨も改二になれるんじゃないかとも思ったんだクマ」

提督「そしたら艦娘から完全に艦熊になるぞ?オマケに体系がクマモンと同じに、あっ耐久はありそうだけど」

球磨「………」

球磨「…うーん、ないわー、だクマ」

686: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:40:44.46 ID:mBzzGad3o

~ 蒸しパン ~


霞「…それで、遠征計画なんだけど資材的には鋼材には余裕があるからまずは弾薬と燃料を集中的に獲得できる遠征ローテーションを組むこと」モグモグ

霞「戦闘は極力被弾を避けるような陣形を選択しなさい。あんたはやられる前にやれって言うのが好きみたいだけど、こっちからしたら被弾率も増えるから止めて欲しいんだけど」

提督「…善処します」

霞「はぁ、せっかくのお茶の時間だって言うのに何で私がこんな説教をしなくちゃいけないのかしら…」ズズズッ

提督「いや、俺は別に頼んでないんだが」

霞「アンタの立案した計画を見たら口出ししたくなったのよ!!なによこの穴だらけの計画は!」

提督「いや、まあ、その…すまん」

霞「全く、アンタの無謀な計画に付き合わされるこっちの身にもなってほしいものね」

霞「ただまぁ…轟沈、大破前提の計画がないのだけは評価してあげるわ」

提督「?当たり前だろ。なんでそんなアホらしい計画を立てる必要があるんだ」

霞「そんなあほな計画を立てる奴らがたくさん見てきたからよ。あの戦争でね」

687: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/15(水) 01:45:00.92 ID:mBzzGad3o

提督「あっ…」

霞「…艦娘とはいっても私たちは所詮兵器よ。だから最悪の事態は覚悟しているわ」

霞「だけどね、その最悪の事態を招いた原因が、あの戦争のときのような下らない理由だったとしたら…少なくとも私は恨み続ける」

霞「たとえ深海棲艦になったとしても…絶対に」ゴォッ!

提督「霞!!」ギュッ!

霞「…!悪かったわね。ちょっと昔の記憶が頭によぎっただけよ。まあ、だからこそそんな計画を立てないあんたの事を、その…」

霞「…信頼、してるんだからね」ボソッ

提督「…霞」

霞「…!!ちょ、調子にのるんじゃないわよ!私はまだあんたのことを信用してなんていないんだからっ」

提督「…大丈夫、俺はお前達を裏切ったりしないよ」



提督『もっとも、俺が上から裏切られるかもしれないがな…』

692: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:36:16.75 ID:gUCApMino

~ ぜんざい ~


神通「…ふぅ、訓練の後の甘いものというのはいいものですね、提督」パクッ

神通「特に小豆の自然の甘さというのは心が休まります」ズズズ…

提督「あー、気に入ってくれたか。そっか。うん」

神通「?どうしました。なにか歯切れが悪いみたいですが何かあったんですか?」

提督「い、いや、本人にこういうのもどうかと思うんだが、一部の艦娘から要望というか懇願が出ていてな」

神通「懇願、ですか?」

提督「ああ、『何とか神通さんに訓練量を減らすように伝えてください!!マジでやばいですって!』って」

神通「…そうですか、そんな意見が」

提督「確かに錬度を高めるのはいいことだとは思う。とはいえこんな要望が出るぐらいの訓練をしなくてもいい、と俺が言うのもどうかと思うんだが、少しは手心を加えてやっても」

神通「……」

神通「…提督は、私の最後を知っていますよね」

693: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:40:48.69 ID:gUCApMino

提督「…まあな、といっても資料で見ただけだか」

神通「私は、あんな思いを他の娘達に味合わせたくないんです。とっても辛くて、とっても苦しいですからね」

神通「だからこそのあの訓練です。私は別にみんなが憎くて訓練を増やしているわけではないんです。それだけは理解していただけますか」

提督「もちろん、それは分かってるさ。しかし、はたから見ていてもあの訓練量はなぁ…」

神通「しかしそういう意見が出ているのでしたら分かりました。それでしたら私も訓練時間を減らす努力をしましょう」

提督「おおっ、それならよろこb…時間?」

神通「要は束縛される時間を少なくするために更に濃密な訓練を行えばいいんですよね。了解です」

提督「いや、たぶんそうじゃないt」

神通「ふふっ、訓練とはいえ少しは楽しくなりそうです」ニコォッ

提督「    」

提督『みんなすまん。なんか…地雷踏んだみたいだ』

694: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:47:08.24 ID:gUCApMino

~ シャンパンタワー ~


足柄「それじゃあ提督、派手にやっちゃってー!!」

提督「全く。どうなっても知らんぞ」

提督「それじゃあ…そらっ!!」

シュワァァァァァァ!!!

足柄「ヒューヒュー!提督カッコいいー!!」パチパチ

提督「訳の分からない茶々入れるな!ったく…」

足柄「いやー、実物を一度は見てみたかったのよねー。どんな風になるかドラマぐらいでしか見たことないし」

提督「だからといってここでシャンパンタワーをリクエストすんな!!」

足柄「いいじゃない。リクエストには答えてくれるって言ったのは提督でしょ?」

提督「シャンパンタワーのどこがスイーツなのか言ってみろや」

足柄「だーかーらー、シャンパンジュースにしたんでしょ。これならギリギリでしょ?」

提督「…ま、他のやつから比べればマシといえばマシだがな」

695: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:52:34.95 ID:gUCApMino

足柄「…にしても、これって見てるときは楽しいけど終わってみると虚しいものねー」グフビッ

提督「正直グラスの片付けだけで一苦労だしな」

足柄「味にしても普通に飲んだときと変わらないし、やっぱりあの雰囲気が大事なのよね」ゴクゴク

提督「あの酒の回った勢いか?」

足柄「そうそう。あの勢いが強力なのよね。今日やってみてわかったわ」

提督「まあ普通シラフの時にやろうと思う人間はいないだろ」

足柄「と、い、う、わ、け、で、提督~」

提督「却下だ」

足柄「ひどいっ!まだ私何も言っていないのに」

提督「言わなくても分かるわ。どうしてもやりたんだったら妙高を説得してから言え」

足柄「…無理です」

提督「だったらこのジュースで満足しとけ。おかわりはいくらでもあるぞ」

足柄「うーんなんだか煮え切らないわねー」

696: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/20(月) 23:57:08.81 ID:gUCApMino

~ チョココルネ ~


初霜「提督、提督はチョココルネってどう食べますか?」

提督「食べ方?そりゃあ頭からかぶりついてだな…」

初霜「頭からですか!?」

提督「いや、ここを頭といっていいか分からないが少なくとも俺はそう食べるが」

初霜「嬉しい!提督も私と一緒の食べ方なんです」

提督「そりゃあ良かったなぁ。っていうかチョココルネの食べ方にそんなバリエーションあるか?」

初霜「あるんですよ!!私たちの間でも食べ方はバラバラなんですから!」

提督「初春型の中でもか?また奇妙な」

初霜「不思議ですよね。それにみんなの食べ方もまた変わってるんですよ」

697: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:02:18.55 ID:RELsbqExo

~ ~ ~

Q あなたはチョココルネを食べるときは、どう食べてますか


初春『チョココルネか?わらわはあまり菓子パンは好まぬが…先の鋭い方から食べるものではないのか?』

若葉『食べ方?口を潰してチョコが出ないようにしてかぶり付くが?え、手を汚さないためだが』

子日『チョココルネ?あれはチョコだけを先に食べて後は遊びにも使えるオマケみたいなものだよ!』

~ ~ ~

提督「…まあ、なんというか食べ方については性格が出たりするからなぁ」

初霜「ちなみに全部いっぺんに口に入れるって食べ方もあるみたいです」

提督「そんなんできるのはごく一部だけだろうが」

初霜「…姉妹艦とはいえ、色々と個性が出るものなんですね」

提督「そうだな。それと後で子日には注意しておかないと」

698: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:09:21.32 ID:RELsbqExo

~ フルーツゼリー ~


早霜「…ねえ司令官。正直に答えてくれる?」チュルチュル

提督「ど、どうした。そんな思いつめた顔をして」

早霜「…司令官。司令官もこの髪、邪魔だと思う?」ファサッ

提督「な、なんだその質問は!?」

早霜「気にしなくていいから。とりあえずパッと見ての感想は?」

提督「そ、そうだな。うーん…」

提督「…前、ちゃんと見えるか?」

早霜「やっぱり、そう見えるのね…」

提督「ま、まあ見たままの感想としてはそうだが早霜が大丈夫ならいいんじゃないか?にしてもその反応を見ると他の誰かにも言われたのか?」

早霜「…結構みんなに言われてる」

提督「あー、まあその髪型は気になるわな」

699: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:16:42.73 ID:RELsbqExo

早霜「…けど、どういわれても髪の毛だけは切れないわ」

提督「まあ髪は女の命というだけはあるからな」

早霜「…それもあるけど、一応理由はあるの」

早霜「清霜じゃないけど、私もいつか那智さんみたいになりたいから…そのために」

提督「成程、確かに那智は髪が長いからな」

早霜「…笑う?別に笑ってもいいよ」

提督「馬鹿いえ、理由はどうあれ目標があるやつを笑うほど俺は下種じゃないさ」

早霜「…フフフ、ありがとう、司令官」

早霜「…いつか、那智さんみたいに活躍して司令官を守れるぐらいに強くなるからね…」


700: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:21:29.63 ID:RELsbqExo

~ 芋長の芋羊羹 ~


清霜「えーっ!どこにもなかったのーーー?」

提督「いや、これはあるない以前の問題だろ…とりあえず普通の芋羊羹は用意したから」

清霜「もー、せっかく強くなれると思ったのに」

提督「ってかどこから仕入れたんだよそんな情報。カー○ンジャーなんて普通知らないだろ」

清霜「えっと、夕張さんに戦艦になる方法を聞いたときに教えてもらったの。『芋長の芋羊羹を食べれば戦艦にはなれないかもしれないけど強くなるかもねー』って」

提督「あの特撮オタクが…」

清霜「で、提督も詳しいよって聞いてだったら提督なら用意できるかなーって期待したんだけど」

提督「あれは番組だけだから。現実で芋羊羹を食べただけで強くなったら色々と苦労しないからな」

701: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:26:00.19 ID:RELsbqExo

清霜「ちぇー、これで清霜戦艦化計画は白紙かー、やっぱり駄目なんかな」モグモグ

提督「というよりなんでそんなに戦艦にこだわるんだ?駆逐艦には駆逐艦にしかできない役目もちゃんとあるだろ」

清霜「だってさ、戦艦ってカッコいいじゃん!!」

清霜「砲撃、突撃、敵陣突破!!うーん、いいよね~」

提督「そのかっこよさの影で燃費や修理等が偉いことになってるんだがな…」

清霜「けどまあ…今のままでもいいかな」

清霜「こうして姉妹がたくさんいるのは駆逐艦の特権だし、やっぱり寂しくないのはいいよね」ボソッ

提督「なんだ、清霜は案外寂しがりやなのか」

清霜「やばっ!?…提督、今のは秘密でおねがいね」

提督「はいはいっ、寂しがり屋の清霜さん」

清霜「!!!もっ、もーーー。提督のばかーっ!!」

702: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:31:39.95 ID:RELsbqExo

~ ミルク寒天 ~


イク「~♪うーん、この食感、たまらなのね~」

イク「寒天のざっくりした食感の中にあるミルクの甘み、それを調和するフルーツが合わさるともう、なんていうか」

提督「あーっと、楽しんでるところ一ついいかイク」

イク「もうっ、せっかくイクが自分の世界に入って楽しんでるところなのになんなの!提督!?」

提督「そうか、それは悪かった。それじゃあ用件だけを簡潔に伝えるぞ」

提督「水着の上でもいいから服を着ろ」

イク「だが断るの!」キリッ

提督「ことわんな!!!」

イク「大体服装をしていたのは提督なの。それなのに今更なんなの!」

提督「いや、服装を決めたのは俺じゃなくて上だから…じゃなくって、色々と誤解を生むから上着ぐらいは着てくれって言ってんだよ」

イク「碁会?」

提督「誤解だ誤解。そんなボケはいらんわ」

703: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:36:40.60 ID:RELsbqExo

提督「ったく、お前が『提督指定の水着なの!』なんていいながらいつも服を着てないから俺がそんな趣味があるんだと誤解されてんだよ」

イク「へー、じゃあ提督にはそんな趣味はないって言い切れるの?」

提督「…それはそれ、これはこれだ」

イク「あっ、お茶を濁したの」

提督「と、とにかく、鎮守府にいるときぐらいは誤解を生まないようにせめて上着ぐらいは羽織ってくれ」

イク「えーっ、けどイクはこっちのほうが楽なのー」

提督「っていうかお前は恥ずかしくないのか?ほとんど地肌を出してるんだか」

イク「うーん、イク的には水着でいることよりも」

イク「過激水着っぽいのをはいてたり裸ワイシャツみたいな姿だったり胸ばかり強調された服装のほうが恥ずかしいと思うんだけどそれについては提督はどう思うの?」

提督「………」

提督「…服装ってさ、一体何が正しいのかな…」

イク「イクに聞かれても知る訳ないの」

704: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:43:55.80 ID:RELsbqExo

~ ホットミルク ~


提督「ほら、言われたとおり用意したぞ、ホットミルクと布団セット」

初風「ありがとう。ごめんなさいね。せっかくお菓子を用意してくれてるって言ったのにこんなことをお願いして」ゴクゴク

提督「にしても寝るんだったら自室のほうが良くないか?わざわざここで寝なくても」

初風「…ちょっと、色々とあってね。それじゃあ…おやすみなさい」

提督「お、おう…おやすみ」

初風「Zzz…」

提督「…だいぶ疲れてたんだな。初風」

提督「とりあえず今日は任務もないし、初風が関わるような戦闘もなさそうだし、俺は静かに執務をこなしてるか」

初風「………」

提督「………」カリカリ

初風「……良かった」ムニャ

提督「?寝言か」

初風「沈まない…今日は沈まないわ!……」ムニャムニャ

提督「…一体どんな夢見てんだよ」

705: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:50:05.68 ID:RELsbqExo

~  ~  ~

初風「………っ、ふぅわぁぁぁぁぁ」

提督「よく寝れたか?はいっ、ホットミルク」

初風「あ、ありがとう…提督」

提督「よく寝ていたみたいだが…いい夢でも見れたのか?」

初風「ええ、とってもいい夢が見れたわ」

提督「そうか…」

初風「ところで提督さん。私なんか変なこと言ってなかったかしら?」

提督「えっ、べ、別に…」

初風「そう、それなら良かったわ…あー、気持ちよかった」

提督『寝言の件は気になるが…そっとしておくか』

706: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 00:57:23.82 ID:RELsbqExo

~ ブラックサンダー ~


巻雲「はぁ、修羅場明けのチョコ菓子って、なんだかとっても癒されます…」ゲッソリ

提督「…またか」

巻雲「…またなんです」

提督「そこまでボロボロになるぐらいなら断ってもいいんじゃないか?秋雲の手伝い」

巻雲「断りたいですよ。けど私が断ると他の艦娘のみんなにも被害が及んじゃうし…」

提督「そういえばこないだ時雨と五月雨が巻き込まれたと言っていたな」

巻雲「…確かに秋雲のどうj、じゃなかった漫画はとても面白いですし好きな人も多いんですけどね」

提督「あいつあれに関してだけは全力を出し切るからな。俺も巻き込まれたし」

巻雲「はぁ…今はこの静かな時間を堪能したいです」

提督「おう、そうしとけ」

707: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 01:01:39.59 ID:RELsbqExo

提督「それにしても巻雲も大変だなぁ、末っ子って言うわけでもないのにいじられキャラが定着したというか」

巻雲「いじられキャラ言わないでください」

提督「けどまあそれもいいんじゃないか?それだけ可愛がられているって事だろうし、長波や夕雲も大事にしてくれてるじゃないか」

巻雲「長波はそうですけど夕雲姉さんは…まあ、そうですね」ピクッ

提督「…おい、まさか何かあるのか?」

巻雲「いえ、そこまで心配される事ではないですよ。ただまあ、一ついえるのが」

巻雲「……着せ替え遊びは、やめてほしいかなぁって」

提督「あっ」

巻雲「まあ、もう慣れましたよ。アハハハハ」

提督「…巻雲、頑張れ。超頑張れ」

巻雲「…ありがとうございます」

708: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 01:06:49.25 ID:RELsbqExo

~ イギリス式ショートケーキ ~


霧島「へぇ、これがイギリスのショートケーキですか…なんと言うか日本のとはまるで違いますね」

提督「日本のはスポンジ生地だが、イギリスだとクッキー生地みたいにサクサクしたものになるからな」

霧島「成程、これなら金剛姉さまの言っていたことも分かります。確かに別物ですね」

提督「ああ、やっぱりこれは金剛から聞いたのか」

霧島「はい『日本に来て驚いたのはショートケーキねー!?まるで別物ダヨー』って言っていたのでそれなら向こうのはどういうものだったのか気になりまして」

提督「といってもこれが不味いって訳じゃないぞ。日本のショートケーキをイメージして食べると面食らうが」

霧島「それでは早速いただきますね…!?ほぅ、これはまた不思議な感じです。」サクサクッ

提督「基本的にクッキーの上に生クリームを乗っけるなんて事はしないからな。トッピングがあったとしてももう生地に練りこんであるか上に載ってるぐらいだし」

霧島「それにしても、イギリスという国は不思議な国ですね。料理についてはあまりいい話は聞かないのにスイーツ関連になると独特の文化を持っているといいますか」

709: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 01:10:54.52 ID:RELsbqExo

提督「菓子っつーか料理に関して言えば日本ほど不思議な国はないと思うが…まあ、お菓子自体は長い期間、貴族の間で食べられてきたものだし色々と洗礼されたんだろ」

霧島「では何故料理だけはあんな無残な風になってしまったのでしょうか?」

提督「理由は色々とあるぞ、宗教戦争による大陸との料理文化の断絶、産業革命時代の料理軽視文化、その他もろもろ…確実な理由というのはないがな」

霧島「金剛お姉さまが持ってきてくれたウナギぜリーなるものはもう、なんといいますか…言葉にできない物でした」

提督「ウナギゼリーはなぁ…どうして生まれたんだが」

霧島「あの比叡姉さまが泣いていましたからね」

提督「榛名はどうしたんだ」

霧島「『榛名は大丈夫です』と壊れたテープレコーダーみたいに繰り返しながら食べていましたよ」

提督「霧島は?」

霧島「かまずに飲み揉みました」

提督「ま、あれは例外中の例外と思っておいたほうがいいぞ。流石にあれ以上のはないはずだからな」

710: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 01:13:40.92 ID:RELsbqExo

~ スイカバー ~


シオイ「うーん、時期的にはこれが食べられるのは今年最後かー」シャクシャク

提督「冬にスイカバーは売ってないしな。まあ当り前っちゃぁ当たり前だが」

シオイ「むー、時期関係なく美味しいのになー。っとそうそう、提督に一つ聴きたいことがあったんだよねー」

提督「俺にか?」

シオイ「そうそう、ほら、春の作戦の時に私にだけものすごくおもてなしされたじゃない。それの理由が知りたいんだけどー」

提督「あ、あれはその、なんていうか、そう。お、思いつきでなー。ってか覚えていたんだーハハハ」

シオイ「てーいーとーくー」ジトーッ

提督「ハハハ…駄目?」

シオイ「駄目ー!もうっ、嘘はつかないでほしいなー嘘は」

提督「嘘か…まあ、嘘っていうか、夢でよかったんだけどな」

シオイ「夢?」

提督「…まあいいか。気分悪くしたらゴメン。実はあの時…」

711: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 01:17:24.10 ID:RELsbqExo
 ~  ~  ~

シオイ「ふーん、私が幽霊になった夢をねー」

提督「あの後、作戦自体は無事に成功したが、どうしてもその夢が生々しくてな、実際今でも思い出したくないぐらいなんだが」

シオイ「だからといってあの対応はないと思うよ。こっちからしてみたらなにがなんだか分からなかったんだからさ」

提督「正直口にも出したくなかったんだ。口に出したらそれこそ現実になりそうな気がして…」

シオイ「もーっ、ほらっ」ギュッ

提督「シ、シオイ!?」

シオイ「ほら、ちゃんと私はここにいるでしょ」

シオイ「大丈夫。私は幽霊なんかじゃない。ちゃんとここにいるからさ」

シオイ「だからさ、提督もそんな夢の事なんて忘れちゃおうよ」

シオイ「私だって、提督の苦しむ姿なんて見たくないし…ねっ」

提督「シオイっ…あ、ありがとう!」グスッ

シオイ「よしよし、もう、提督ったら泣き虫なんだからー」


シオイ『けどね、そこまで思ってくれるなんて…とっても嬉しいよ、提督』


718: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:00:52.30 ID:RELsbqExo

~ ドーナツ ~ 


夕立「ドーナツドーナツドーナッツ!」

提督「本当に夕立はドーナツが好きだなー」

夕立「当然!甘くてやわらかくてさっくりしていて、こんないろんな食感を楽しめるんだもん」

夕立「もしかして提督さんはドーナツ嫌いっぽい?」

提督「いや、大好きだぞ。特にこれがな」

夕立「あっ、ポン○リング!」

提督「商品名を出すなって。まあこのモチモチってした食感がたまんないんだよな」

夕立「ふーん、提督さんって地味なのが好きなのね」

提督「地味言うな。スタンダードって言え。それなら夕立が好きなのはなんなんだ」

夕立「ふふーん、夕立が一番すきなのは…これっ!円ゼルフレンチー!」

提督「微妙に言い方を変えればいいってもんじゃないんだが」

719: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:03:42.82 ID:RELsbqExo

夕立「この生地、そして中の生クリーム、さらに周りについたチョコ!!まさに攻守最強っぽい!!」

提督「ふーん…お子ちゃまだな」

夕立「提督さん、今何か言った?」ピクッ

提督「いや、確かに円ゼルフレンチは美味いさ。ただそれはあくまで組み合わせの美味しさであってシンプル勝負のぽんでリングから比べるとなぁ」

夕立「ふーん…提督さんに喧嘩を売られるとは思っていなかったよ」ゴゴゴゴゴコ

提督「地味といったお返しだ、それと戦闘は断るぞ。一応提督だから怪我をするわけにはいかないからな」

夕立「…なら、夕立とドーナツ早食い競争で勝負しましょう!!」ガタッ

提督「よっしゃぁー!」ガタッ


~ 結果 ~

提督、夕立ともに大破(食べすぎ)
なお食べ物で遊ぶなと赤城たちにこっぴどく怒られたとさ

720: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:09:10.18 ID:RELsbqExo

~ やきまんじゅう ~


大淀「すいません提督、無理なお願いをしてしまいまして…」

提督「いえ、こっちとしても食べてみたかったものですし。まあ美味くできているかは分かりませんが」

大淀「それでは…って、これはどう食べればいいんでしょうか?お皿に取り分けたりとかですかね?」

提督「そのまま串をもってかぶりつけばいいみたいですよ」

大淀「では失礼して…はむっ」

大淀「~!!これ、味噌の味が濃いですね。けどそれが香ばしくて甘くて食欲をそそります!」モグモグ

提督「いやぁ、美味くできてよかったですよ。それにしてもやきまんじゅうなんてどこで知ったんですか?」

大淀「えーっと、提督さんはゆるきゃらグランプリというのはご存知ですか」

提督「確かくまモンが一気に有名になったやつですよね」

大淀「はい、それの今年版なんですが、トップが『ぐんまちゃん』というキャラなんです」

721: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:14:41.43 ID:RELsbqExo

提督「ぐんまちゃん…ああ、だからですか」

大淀「はい、私もぐんまちゃんを応援しているんですがあるイラストにぐんまちゃんが持っていたのがやきまんじゅうだったんですよ」

大淀「とはいえ実際に食べてみたくてもこの辺りでは販売はおろか知ってる人も少ないということで駄目元で提督にお願いをしたんです」

提督「まあ群馬の名物お菓子らしいですからね、確かにこのあたりでは見かけませんね」

大淀「…ふぅ、だけどこれで満足できました。後はぐんまちゃんの優勝を祈るだけです!!」

提督「優勝、できるといいですねぇ」

大淀「そうですね、最古のゆるきゃらの実力を見せつけてあげてほしいです」

提督「どんだけぐんまちゃんに入れ込んでるんですか…」



※ちなみに、ぐんまちゃん=ゆうまちゃん自体は1994年からいます
 なんだかんだで20年の歴史あるすごいキャラなのです

 

722: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:18:55.57 ID:RELsbqExo

~ アイス(長門と同じもの) ~


酒匂「あー良かった。今回は忘れられてなかったよ~」

提督「忘れるか、万が一忘れた日には矢矧辺りにドツキ回されるわ」

酒匂「かもねー、で、司令、用意してくれた?」

提督「あいよ、長門が食べたのと同じアイスだ。中身は変更してないぞ」

酒匂「やったー、それじゃあいっただきまーす!」

酒匂「もぐもぐ、うーん、甘くて冷たくてとっても美味しい~」

提督「にしてもなんでまた長門と同じアイスを?」

酒匂「うーん、ちょっと思い出を忘れたいな~って思ったの」

提督「思い出?」

酒匂「そうそう、最後まで酒匂に付き合ってくれた長門さんと同じものを食べれば、少しは気がまぎれるかな~ってね」

723: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:24:30.07 ID:RELsbqExo

提督「酒匂、お前…?」

酒匂「アハハ、おかしいよね。今では阿賀野姉とかもいてこうして他のみんなもいるのにさ、どうしても、時々振るえちゃって…」ガタッ

酒匂「忘れたいのに、甘いものでごまかしたいのに、何でだろ。あの光がずっと酒匂を包んで…」ガタガタ

酒匂「…怖い、怖いよ、司令。やっぱり誤魔化せな、忘れられないよ…」ガタガタガタガタ

提督「…!!酒匂!!」ギュッ!

酒匂「!!ぴ、ぴやぁぁぁぁぁっぁぁ!??」

提督「あんな記憶だ、忘れられないのも当然だろ。だから、どんどんみんなに甘えてやれ」

提督「阿賀野達だって酒匂のそんな我慢してる顔なんて見たくないはずだ。だから…一人で抱え込むな」

酒匂「し、司令…///」ギューッ

提督「…!!おわっ、わ、悪い。つい熱がこもっちゃって、その…」パッ

酒匂「…ありがとう」ボソッ

酒匂「さーってと、今の事はみんなに報告だよね。矢矧ねぇどんな顔するかな~」

提督「ちょ、そ、それは勘弁してくれー!!」

724: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:29:54.18 ID:RELsbqExo

~ サーターアンダギー ~


三隅「むぅ、どうしたものでしょうか…」

提督「ほら、考え事もいいが冷めないうちに食べてくれよ」

三隅「あっ、失礼いたしました…それでは、いただきますね」

三隅「…うんうん、このこっくりとした味、いいですわ…けど」

提督「おいおい、そんなに重要な悩みでもあるのか。なんだったら相談に乗るぞ」

三隅「…そうですね、ここは提督の意見を尊重するべきですわね」

提督「で、どんな悩みなんだ。装備か改装の件か」

三隅「いえ、提督の事です」

提督「俺の事?」

三隅「はい。提督の呼び名を『ていとくん』と呼ぶか『テットクー』と呼ぶかを悩んでいまして、提督としてはどちらがいいですか?」

提督「どっちでもええわ!ってかそんなことで悩んでいたんかーい!!!」

725: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:33:50.19 ID:RELsbqExo

三隅「ど、どうでもいいって失礼です!!一生懸命提督の事を考えていたのにーーー」

提督「んな呼び名なんてどうでもええわ!ってかそのまま提督でいいだろうが!」

三隅「駄目です!それではこのくまりんこの名が泣きます!この名付けのカリスマといわれた私が提督にあったニックネームをですね」

提督「そうだとしても『ていとくん』はないわ!おれは奈良県の(一応)公式のゆるキャラかい」

提督「『テットクー』にいたっては無理矢理すぎんだろーが!逆に呼びづらいわ!!」

三隅「そ、そんな…正面からこんなに否定されるなんて」ガクッ

提督「…なぁ三隈、親しみをもちたいって言う気持ちは分かる。分かるけどな、そんな無理に悩まなくても」

三隈「…分かりました。今回は私の負けを認めましょう」

提督「いや、負けって別に勝負をしていたわけじゃないだろ」

三隈「覚えておいてください。今度は提督を唸らせるような呼び名を考えてきますからね!!」

提督「…俺は唸る前にうなされそうだけどな」

726: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:38:35.68 ID:RELsbqExo

~ ハンバーガー ~


武蔵「ふむ、やはりハンバーガーはシンプルに限る」パクパクパクパク

武蔵「パンと肉とレタスとチーズとピクルス、これ以上他のものを入れたら味が壊れてしまうからな…おかわり」

提督「はいはい、っていうか、武蔵もよく食べるよなー」

武蔵「ああ、ある程度食べないと調子が出ないからな。燃費が悪いのは謝るぞ」

提督「そこは戦艦だから仕方ないだろ、にしてもいい食べっぷりだよ」

武蔵「悪かったな。私は大和みたいにおしとやかに振舞うなんてのは柄じゃないんだ」

提督「いや、そういう意味じゃないぞ。ここまでたくさん食べてくれるとこっちまで気持ちがいいもんだよ」

武蔵「ふーん、その割には赤城と加賀には冷たいようだが」

提督「…物には限度ってものがあってな」

武蔵「成程、理解した」

727: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:41:50.79 ID:RELsbqExo

武蔵「しかし、こうも料理や菓子作りが美味いと提督にしておくのがもったいないな。どうだ、いっそ間宮辺りにでも転職してみたらどうだ。もちろんうちに鎮守府で働くの前提だが」

提督「おいおい、趣味と仕事じゃ内容が違うっての。それに間宮さんと俺じゃ格が違うって」

武蔵「そうか?結構いい線までいけると思うんだが」

提督「お世辞として受け取っておくよ」

武蔵「決して世辞ではないんだがな。しかし残念だ。いつでもこのハンバーガーが食べれると思ったんだが…」

提督「仮にそうなったとしたら他の艦娘たちもあれしてこれして言ってきて過労でぶっ倒れる未来しか思いつかんわ」

武蔵「むぅ、ライバルは多し、か」

提督「何をいっているんだか、で、まだ食うか?」

武蔵「当然だ。よろしく頼む」

728: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:45:37.19 ID:RELsbqExo

~ 天津甘栗 ~


天津風「………」パキパキ

提督「………ほらっ」ヒョイッ

天津風「ありがとっ」パクッ

天津風「………」モグモグ

提督「…………」パキパキ

天津風「…ふぅ、どうして甘栗ってこんな美味しいのかしら?」

提督「なんか中毒性があるよな。作業的にはとても地味だけど」

天津風「けどいい時期になったわよねー。秋って私大好きよ」

提督「甘栗がたくさん食べれるからか?」

天津風「ま、まぁそれもあるわね」

730: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:50:23.95 ID:RELsbqExo

提督「そうそう、もう遅いかも知れないけど食べすぎには注意しろよ」

天津風「あら、何か有害な成分でもあるの?」

提督「いやいや、有害成分は特にないぞ。ただ、天津風は大丈夫かもしれないがカロリーがな」

天津風「か、カロリー?」ギクッ

提督「そう。栗ってあんな殻に包まれてるだけあってかなりのカロリーがあるんだぞ」

提督「一粒大体30calぐらいかそこらだった気がするぞ」

天津風「       」

提督「けどこの中毒性があるからついつい食べ過ぎると」

提督「まあ食べた後にこんなこと言うのもどうかと思ったんだがついn」

天津風「ちょ、ちょっと島風誘ってダッシュで鎮守府警備してきまーす!!」ズダダダダー!!!

提督「あ、天津風ー!?」

731: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 22:55:55.63 ID:RELsbqExo

~ アップルパイ ~


白雪「………」

提督「…王子様のキスで目を覚ました白雪姫は、その後王子様のお姫様になって、二人で幸せに暮らしたとさ」

白雪「あ、あのー提督?」

提督「ん、どうした?先に食べていてくれても良かったんだが」

白雪「い、いえ。なんで急に白雪姫を読み出したのかなーと思いまして」

提督「んー、まあノリ?」

白雪「ノリですか!?」

提督「だって白雪と来てリクエストがアップルパイとくれば、なぁ」

白雪「もう、なんで私とりんごとなるとみんなすぐに白雪姫を連想するんですかー」

提督「仕方ないよ、白雪だもん」

732: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:00:04.21 ID:RELsbqExo

白雪「もうっ…けど美味しいです、これ」モグモグ

提督「そうか………」ジーッ

白雪「………」

白雪「眠りませんよ」

提督「ちぇっ、ノってくれなかったか」

白雪「ノリませんよ!ってノってたら提督がき、き、キスしてくれたんですか!?」

提督「もちろん、力不足かも知れないが」

白雪「     」

白雪「えっ、えっ…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ///!!!!嘘嘘嘘!嘘ですよね!?」

提督「うん、嘘だよ」

白雪「     」

白雪「てっ、提督の…」

白雪「提督のばかぁぁぁぁぁぁ!!!」

733: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:04:56.82 ID:RELsbqExo

~ かぼちゃプリン ~


長月「提督、トリック、オア トリート?」

提督「…うーん、ちょっと早くないか?」

長月「トリック、オア、トリート?」

提督「はいはい、ほら、長月のかぼちゃプリンだぞ」スッ

長月「ありがとう。けど、反応がちょっと遅かったな。というわけで…」

長月「いたずら、させてもらおうか…」ニヤァッ

提督「んな理不尽な」

長月「問答無用!!というわけで覚悟ーーー!!」ガバッ

提督「うぉっ!」バターンッ

長月「ふふふ…いたずら、完了」スッ

提督「イテテ、全く…ってあれ、このお守りは?」

長月「………」

734: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:08:16.88 ID:RELsbqExo

長月「………この前の」

長月「この前の、大学芋のお礼」

提督「この前…ああ、皐月に渡したやつのか」

長月「お守り、睦月型みんなで買いにいったんだ。だから私だけじゃなくてみんなからという事で」

提督「…いや、嬉しいけどさぁ、もう少しいい渡し方は思いつかなかったのか」

長月「し、仕方ないだろ!?その…面と向かって渡すのも恥ずかしいし」

提督「よしよし、大事に身につけさせていただくよ。ありがとう」ワシワシ

長月「あっ、頭をなでるなーーー!!子供じゃないんだぞっ」

提督「はいはい。そうそう、他のみんなにも伝えておいてくれよ」

長月「わ、分かってる!」

提督「全く、これじゃあどっちがいたずらしたかわかりゃしないな」

735: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:12:36.35 ID:RELsbqExo

~ あんまん ~


名取「て、提督さん。あの、一つお聞きしたいことが」

提督「いや、別にそれはかまわないからそんなに怯えなくてもいいぞ?」

名取「ご、ゴメンなさい!!あのっ…どうやったら前向きになれますか?」

提督「…ごめん、カウンセリング関連だったら流石に専門外なんだが」

名取「そ、そうじゃなくってですね。私ってどうも弱気というかなんていうか…こんな性格なんでちょっと直したいというか…」

提督「うーん、確かに名取は引っ込み思案なところがあるよなー。まあそれが癒しともいえるが」パクッ

名取「な、なにかいい改善方法ってないでしょうか?」

提督「うーん、そうだなぁ…」モグモグ

提督「……ここは俺よりも他のみんなを参考にしたらどうだ?」

736: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:15:11.64 ID:RELsbqExo

名取「他のみんなですか?」

提督「そうそう、たとえば…川内とか」


名取『夜戦ですぅぅぅl!夜戦はどこですかぁぁぁ!!!』


提督「後は、那珂とかもいいんじゃないか?飛びぬけて明るいし」


名取『やっほー!長良型のアイドル、なっとりーんだよー♪よっろしくー』


提督「あいつらを真似るだけでもそれなりに性格も変わるかも…って、名取?」

名取「ごっ、ゴメンなさい提督。わ、私…」

名取「それは真似できませーーーーん!!」バターン!

提督「………」

提督「いや、キャラじゃなくてプラス思考を真似したらというつもりでいったんだが、何を想像したんだ、名取は……」

737: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:19:39.08 ID:RELsbqExo

~ エクレア ~


白露「もうっ、本当に信じられないっ!!提督もそう思うでしょ!!」

提督「いや、俺は全く関与してないからなんともいえないんだが」

白露「だってくじとはいえみんなの中で一番最後なんだよ!?信じられない!!」

提督「良かったじゃないか、意味は違うが一番で」

白露「良くないっ、ぜっんぜん良くないよ!」

提督「はいはい、とりあえずこれ食べて落ち着いて。少しはリラックスしとけって」

白露「むぅー、美味しいけど、どうせなら一番に自慢したかったよー」

提督「はいはい、お姉さんなら我慢する」

白露「うーん、今度こそは一番になるんだからー」モグモグ

738: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:22:14.28 ID:RELsbqExo

白露「そういえば提督、提督が作ったことのないお菓子って何かあるの?」

提督「そうだな、まあ一通り作ったとは思うが外国のお菓子とかは作ったことのないのがあるかもしれないな」

提督「っていうかお菓子なんてそれこそ星の数ほどあるんだ。そこまでは分からないさ」

白露「へー」

提督「それ以前に俺は専門家でもなんでのない、ただの趣味の延長でやってるようなもんだ。お菓子作りを極めようとは思ってもいないよ」

白露「へー、その割にはすっごく努力してるんじゃないの?」

提督「まあ、そうだな…みんなのためを思えばこそ、か?」

白露「うわー、なにそのカッコいい台詞。全然似合ってなーい」

提督「ほっとけ!」


白露「けど提督が努力してる姿、みんなちゃーんと見てるんだからね」

740: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:25:35.94 ID:RELsbqExo








~ 艦娘とスイーツと ~





741: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:30:17.00 ID:RELsbqExo

~ 執務室横 厨房 ~


提督「さーて、今日は金剛のリクエストっと…イギリス式ティータイムセットか」

提督「なんとも漠然としたリクエストだが、まあやれるだけやってみるか」

???「いいですかー、チャンスは一回限りデスよー?」ヒソヒソ

???「任せておけ、このビックセブン、しくじる事はあんまりないっ!」グッ

???「いや、それフラグですよ…」ヒソ

???「っていうか何気にみんなノリノリだよね」

???「まあ、たまにはいいんじゃないの、こんなお祭り騒ぎも」

???「わ、私たちも頑張りますっ」

???「頑張るのです!!」

提督「さーてと、まずは材料の準備をっと」

???「それじゃあ、ミッション、スターーート!!!」

742: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:33:55.48 ID:RELsbqExo

バターン!!ドダダダダダダ!!!」

提督「なっ何だ!?」ガシッツ

長門「すまない提督。少し我慢しててくれ」グルグル

提督「長門!?ってなに紐でぐるぐる巻きにしてるんだっ…っていたいいたい!!」ギューッツ!

大和「長門さん、強く締めすぎです。もう少しゆとりを持たせたほうが…ああ、、逃げられない程度にですが」

提督「大和も何いってんの!?ってマジでなんだこれは」

飛龍「はいはーい、じゃあちょっとの間大人しくしててねー」ガバッ

提督「アイマスク?ってなにこれ、拉致?拉致か!?俺なんか拉致しても何もないぞー」

蒼龍「はいはい、それじゃあ後はお願いねー」

吹雪「分かりました!」グイグイ

電「提督さん、こっちなのです」グイーッ

提督「いや、お前らまでなにしてんの!?いや、た、たすけてーーー!!」



金剛「さーて、それじゃー提督もいなくなったし、セカンドミッション、スタートねー!」

743: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:40:46.11 ID:RELsbqExo

 ~   ~   ~

提督『…提督です。あの後どこかに連れて行かれたと思ったらヘッドホンまでされて他の情報を全て遮断されました』

提督『ヘッドホンからは那珂ちゃんのニューシングルが延々と流れています。これが洗脳というものでしょうか』

提督『というより、みんながグルということはこれはもうクーデターか何かなんでしょうか?教えてください。いやマジで』

金剛「はーい提督、お待たせー」

提督「!!こ、金剛か?!一体どういうことか説明してくれ!」

金剛「うーん、説明よりもまずは見てもらったほうが早いネー」

提督「…?どういうことだ」

金剛「フフフ、それじゃあ…オープン!!!」ガバァッ!

提督「…!?こ、これは…?」

744: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:43:35.85 ID:RELsbqExo

金剛「ふふーん、私のリクエストのイギリス式ティータイムだヨー!」

提督「おぉ…確かにそうだな。お茶とお茶菓子と…ってこのために?」

金剛「そうそう、提督にはシークレットにしたかったからこうしたの。驚いたー?」

提督「おっ、驚くわぁぁぁぁl!!クーデターでも起こったかと思ったじゃねーか!!」

金剛「オーウ、サプライズが過ぎましたー」

提督「はぁっ、なんだ、安心したら喉が渇いたな…」

金剛「じゃあちょっと待っててねー、今入れたてを用意するよー」パタパタ

提督「あ、ありがとう」

提督「…全く、まあ、あいつらが裏切る分けないか」

745: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:47:22.20 ID:RELsbqExo

金剛「ハーイ、お待たせ。本格的なアッサムネー」カチャリ

提督「…?これ、何か入れたか?ほのかに甘いにおいがするんだが」

金剛「ノー、それがいい紅茶の香りだヨー」

提督「成程…うん、美味い」ゴクッ

金剛「良かった、とっておきの茶葉を出した甲斐があったねー、それじゃあティータイムを楽しみまショー」

提督「にしても…ワゴンにお菓子を載せるのは知っていたがこりゃまた随分作ったもんだな。大変だっただろう?」

金剛「うーん、提督、チョーっと説明するとねー」

金剛「確かに私も作ったけど、作ったのは一つだけだよー?」

提督「えっ?」

746: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:49:16.67 ID:RELsbqExo

金剛「後はみんな…鎮守部のみんなで手分けして作ったんだよー。だからみんなの力の集大成なんだよー」

金剛「提督ほど美味しく出来てないかもしれないけど、まあその辺はご愛嬌ってことでお願いしまーす」

提督「………っ!!」

提督「…ばかっ、不満なんてあるわけないだろーが!!」ジワッ

提督「ありがとう、みんな…こんな、俺なんかのためにっ…」

金剛「ヘーイ提督、感動するのもいいけど、まずは食べちゃおうよー」

提督「そうだな…いただきますっ」

金剛「ハーイ、どうぞ召し上がれー」

提督「…うん、美味しいっ」

747: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:52:24.74 ID:RELsbqExo

金剛「いやー良かった、みんながんばった甲斐があったねー」

提督「美味しい、いや、美味しいんだが…」

金剛「どしたの提督、何か心配事ー?」

提督「いや、これ…量多くないか」

金剛「それがイギリス式ネー。お茶を飲みながらお菓子をつまみつつゆっくりと食べていく…心が癒されますよー」

提督「っていってもまだ執務が残っているから、そこまでのんびりしてられないんだが」

金剛「それならノープログレム!」

提督「…へ?」

金剛「提督の執務のほうもみんなが手分けして終わらせてまーす」

金剛「まあ何かあっても大淀さんが手をうってくれますし、それに今日は何故か深海棲艦も大人しいんだよー?偶然ってすごいねー」ニヤァッ

提督「…はぁ。とんだドッキリだ事で」

748: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/21(火) 23:58:56.46 ID:RELsbqExo

金剛「提督も一生懸命なのはいいけどさー、見てるとちょっと心配になるんだよ」

金剛「だから執務もいいけど、たまにはゆっくり時間を楽しむのも大切よー」

提督「…そうだな」

金剛「ところで提督、これからもスイーツ作りは続けていくんですかー?」

提督「何だ、やめてほしいならそうするが」

金剛「そっ、そんなことないよーーー!!提督のお菓子は大好きだよー」

提督「冗談だ。続けていくさ。みんなからこんなに大切なものをもらっちゃったしな」

金剛「ふっふっふっ、それじゃあ、また期待して待ってイマース!!」

提督「おうっ、期待しとけよなー!」






END     ?

768: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/17(水) 01:52:27.39 ID:vjBylnuyo

~ スコーン ~


秋月「~♪」パクパク

提督「…なぁ秋月、こう聞くのもなんだけどそれで美味いか?」

秋月「へっ?い、いや、とっても美味しいです!!不満なんてどこにもありません!!」

提督「いやぁ、まあ秋月がそれならいいんだけどさぁ。せっかくクリームとかジャムも用意したからそれを使わないのかなーって思ったんだけど」

秋月「…えっ?それは提督専用だったのでは?」

提督「なわけないだろ。秋月も自由に使ってくれていいんだぞ」

秋月「えっ、えーっと、じゃあ失礼して…」チマチマ

提督「んな遠慮しなくていいって。ほら、こうしてたっぷりつけたほうが」ドパーッ

秋月「きゃぁぁぁぁ!!そ、そんなにですか!?」

提督「そこまで大声を出して驚く事かいな」

769: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/17(水) 01:56:24.40 ID:vjBylnuyo

秋月「し、失礼しました。けどこんなにたっぷり着けたら提督の分が」

提督「なくならないから心配しなくていいぞ。最悪なくなったとしてもまた持ってくればいいだけの事だし」

秋月「で、では、いただきます…」パクッ

提督「まあスコーン自体も甘みがほんのりとあるからそれだけ味わうのも悪くはないが、やっぱりジャムをつけたほうが」

秋月「!!お、美味しいです!!」パァァァァァ!!

提督「だろ。ほら紅茶。スコーンだけ食べてると喉に詰まるからな」

秋月「しかし、こんな贅沢を覚えてしまったらこの後が大変かも知れません、それが心配なのですが…」ゴクゴク

提督「確かにここは色々と財政難なところもあるけど、秋月たちを飢えさせることはまずないから気にしなくてもいいぞ。むしろ遠慮し過ぎてストレスでも溜まったほうが心配だよ」

秋月「…食べ物に困らないって、いい時代になりましたね」

提督「これも全部みんなのおかげだよ。だから秋月も遠慮しないでどんどん食べてくれよな」

秋月「……はいっ!」

770: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/17(水) 02:00:20.61 ID:vjBylnuyo

~ ザッハトルテ ~


朝雲「う~ん、このチョコの濃厚な味とそれを引き立てるほのかなジャムの酸味。なかなか美味しいじゃないの」ハムッ!

提督「お口にあったようで何よりで」

朝雲「それにしても、まさかここにきて司令からこんな振舞いを受けるとは思わなかったわ。まっ、嬉しい誤算だけど」モグモグ

提督「おいおい、どんだけ過酷な状況を想像していたんだよ」

朝雲「そりゃあ深海棲艦との戦闘の最前線ともなればねぇ…少なくともこんな風にお菓子をのんびりと食べてる時間なんてないと思っていたわよ」

提督「これでも戦闘やそれに伴う任務は正確にこなしているぞ。もっともそれが出来るのもみんなのおかげだがな」

朝雲「けどそれを正確にこなせるのは流石司令といったところね」

提督「おいおい、褒めても何も出ないぞ」

朝雲「…でも、司令はなんでそれ以上を望まないの?」

771: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/17(水) 02:05:44.30 ID:vjBylnuyo

提督「望む?一体何をだ」

朝雲「なんで…まあ、全部が全部じゃいけど他のところのように艦娘を酷使しないのかって事よ。できるでしょ?司令なら」

朝雲「そうすれば今以上の大戦果をあげることも出来るし、うまくいけば上の方に入り込むことが出来るかもしれないわ。そうすればこんな危険な所じゃなくて安全なところで」

提督「…で、その俺の安全のためにお前達を犠牲にしろと?」

朝雲「私たちは艦娘。いわば兵器よ。兵器は使うために…」

提督「だが、俺の部下で、そして大切な仲間だ」

朝雲「!!」

提督「確かにそうすれば俺は安全な所で指揮できるかもしれない。ただ、そんなもんのためにお前達を犠牲にするんだったらそんなもんお断りだ」

提督「それに悪いが今の状況もそれなりに気に入っているんだぞ?仕事以外はかなり自由に出来るし」

提督「…まあなんだ。ほどほどが一番ってやつさ。俺からしたらそんなことして戦果をあげるんだったら何もしない方がマシだわ」

朝雲「………」

朝雲「……よかった。この司令なら…」ボソッ

提督「ん?何か言ったか?」

朝雲「なっ、なんでもないわよ!!ふんっ!!」


朝雲『…山雲、ここならきっと大丈夫よ…』

772: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/17(水) 02:09:12.40 ID:vjBylnuyo

~ みかん ~


プリンツ「むむむ…これ噂だけは聞いていた『こたつ』というものですか…」

提督「日本人からしてみたら冬の定番みたいなもんだな。にしてもなんでまたコタツにみかんなんてえらく限定的なものをリクエストをしたんだ?」

プリンツ「いえ、あくまで噂ですが、冬の日本にはどんな人をも堕落の沼底に引きずり込んでしまう悪魔的なものがあると聞きまして…」

提督「…で、それがコタツだと。まああながち間違ってはいないが」

プリンツ「ここに着てから是非一度試してみたくて、で、そのことを利根さんとかに話したら『だったらみかんは外せんぞ』といわれたんです」

提督「あいつらは一体何を教えているんだ」

プリンツ「さぁ、それじゃあこたつというものを調査するとしましょう!!」

提督「といっても入ってみかんを食べるだけだがな。悪いが下手したら本当に抜け出せんぞ」

プリンツ「ふふん!!これでも私はドイツの幸運艦と呼ばれたこともあるんです。そんな日本のコタツなんかには負けませんよー!!」フフン!

提督『あっ、これフラグだわ』

774: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/17(水) 02:13:38.02 ID:vjBylnuyo

~ 一時間後 ~


プリンツ「ほぉ、ほぉほぉ、なるほどねぇ…」グデー

提督「ほら、みかんがむけたぞ」ムキムキ

プリンツ「だーんけ、提督…うーん、美味しい」パクッ

提督「完全にコタツに敗北してるじゃねーか」

プリンツ「しかたないですよー。というよりこんなん反則です。こんなぬくぬくにみかんの組み合わせなんて勝てるわけないじゃないですかー」ウガー

提督「みかんを食べながら喋るなっての」

プリンツ「あー、もういいです。というより眠くなってきたんでもうここで寝ていいですよね」

提督「いや、寝るのは勝手だが寝るんだった自分の部屋に戻って」

プリンツ「それじゃぁ…Gute Nacht」

提督「寝るなって言ってんだろーが!!」

775: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/17(水) 02:16:17.45 ID:vjBylnuyo

~ カップルジュース ~


野分「…司令。まずはリクエストどおり一口ケーキを用意してくれたことは感謝します」

提督「…ああ、どうも」

野分「ですが、これは一体どういう事ですか?」

提督「…飲み物の事だろ?これもリクエストで、その…」

舞風「~♪」ニコニコ

提督「…舞風から、どうしてもって言われてな」

野分「…そうですか」ハァッ

舞風「ねぇねぇ野分ちゃん。早く食べちゃおうよ!提督の作ってくれるお菓子ってとっても美味しいんだよー」

野分「…ええ、そうね。じゃあ私は先にケーキをいただくから舞風は先にジュースを飲んでて」

舞風「えーっ!野分ちゃんも一緒に飲もうよー!!」

野分「いや、さすがにこれを一緒に飲むのは、その…」

舞風「…野分ちゃん。舞風の事嫌い?」ウルッ

野分「!!い、いえっ、そんな事は」

776: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/17(水) 02:19:43.10 ID:vjBylnuyo

提督「…なあ野分、俺が言うのもなんなんだが舞風は本当に野分の事をずっと待っててな。本当に野分が来たことが嬉しいんだよ」

提督『正直怖いところもあったけど』

提督「まあ、だからというわけじゃないけどさ。今日ぐらいは舞風の頼みを聞いてやってくれないか?」

野分「うっ」

舞風「野分ちゃん…」ウルウル

野分「…!!わ、分かったわ。飲みましょう、舞風!!」

舞風「うん!!」

野分「~~~///」チュー

舞風「~~~♪」チューッ

提督「……俺、ちょっと出てようか?」ガタッ

野分「お願いですから出ていかないでください、いや、本当にお願いします」

提督「いや、正直ものすごく気まずいんだが」

野分「私もものすごく気まずいんです…色々な意味で」

788: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 22:47:28.00 ID:QvBJ5Ut7o

~プチシュー~


菊月「ああ、分かっているよ。なんていっても睦月型は人数が多いからな」パクッ

菊月「それに提督も疲れているしな。たとえ誰かがダブってたとしても文句は言わないさ」パクパク

菊月「そう、文句なんか無い。文句なんか無いぞ…」ウルッ 

提督「いや、ほんっとーにゴメン!!だからそんな涙目になりながらシューを頬張らないでくれって」

菊月「な、涙目なんかにはなってないぞ!!そうだ、なってないんだ…」グスッ

提督「いや、本当に悪かった。お詫びにもならないがなにか要望でもないか?答えられる範囲ならなんでもするが」

菊月「…何でもか?」ジロッ

提督「あ、ああ…まあ、無理のない程度でな」

菊月「…じゃあ」

789: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 22:49:55.88 ID:QvBJ5Ut7o

菊月「………」パクパク

提督「あのー、菊月。本当にこんなのでいいのか」

菊月「ああ、これでいい。これ以上は望まないさ」パクパク

提督「いや、しかし抱っこされながらお菓子を食べたいって、なんていうか、その…」ギュー

菊月「私らしくないか?」

菊月「いや、実際私自身も自分らしくないとは思う。けど…」

提督「けど?」

菊月「……こうすれば、もう二度と忘れられる事はないだろうなって思ってな…」

提督「…本当にゴメン。菊月」ナデナデ

菊月「もうそれも聞き飽きた。そこまで謝るのなら…もう忘れないでくれよ」

790: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 22:50:39.10 ID:QvBJ5Ut7o
というわけで菊月編でした。

この後は時期がおかしいですがクリスマス編を投下いたします

791: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 22:57:13.42 ID:QvBJ5Ut7o

~ 鎮守府のクリスマス ~


那珂「えへへっ、那珂ちゃん今年もバッチリ!」クルクルッ

時雨「いやぁ、まさか僕もこんな格好をするとは思わなかったよ」

漣「いいじゃないですか!!こんなコスプレを合法的にできる機会なんて一年に一度しかないんですから」

時雨「うーん、コスプレって言われるとなんだかなぁ…」

龍驤「っていうか時雨のはまだ帽子だけやからええやんか!ウチなんてネコ耳に尻尾やで!」ウガー!

時雨「い、いや…似合ってると思いますよ」

那珂「まあ、可愛さは那珂ちゃんには勝てないけどねっ」

龍驤「んなんどーでもええわ!!」

漣「って怒鳴ってる割には素直に着てますよね?」

龍驤「…仕方ないやろ、鳳翔さんが夜なべで仕立ててくれたんやから」

792: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:02:37.51 ID:QvBJ5Ut7o

那珂「へぇー、そうなんだーって、もしかして那珂ちゃんとかの衣装も鳳翔さんが?」

鳳翔「ええ、みなさんに似合うのを考えてみたんですが、いかがでしょうか」

漣「漣的にはバッチリです!!」

那珂「那珂ちゃんもすっごく気に入りました。こんな素敵な衣装を用意してくれてありがとうございます!!」

時雨「僕も気に入りました。そういえば、何で僕だけ帽子だけなんですか?」

鳳翔「そうですね、時雨さんのも色々と考えたのですが時雨さんにはシンプルな方が逆にいいかなって思いまして」

時雨「そうだったんですか」

鳳翔「あら、時雨さんも龍驤さんと同じようなのが良かったですか?」

時雨「いや、流石にそれは…」

龍驤「うちのこれはそれ扱いかい!!そりゃぁ、まあ、うちも恥ずかしいけど…衣装自体はいいと思うで」

提督「いやいや、みんなが気に入ってくれてよかったですね。鳳翔さん」

鳳翔「ええ、そうですね」

793: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:08:04.29 ID:QvBJ5Ut7o

提督「しかし鳳翔さん。衣装以外にも自分のプレゼント作りまで手伝わせていただいて本当にありがとうございました。だいぶ疲れたんじゃないですか?」

鳳翔「まあ疲れていないといえば嘘になりますが、みなさんの喜ぶ顔が見れると思ったら平気ですよ」

提督「本当に申し訳ございません。けど鳳翔さんのおかげでなんとか間に合いましたよ」

那珂「で、後は那珂ちゃん達がみんなにプレゼントを配り歩けばいいんだね」

漣「トリック、オア、トリートとでも言いますか?」

龍驤「もうそれはとっくに過ぎたわ!っていうか立場が逆やろ!!」

時雨「けどさ、ここまでしたのならどうして提督がプレゼントを配らないの?」

提督「理由か?そうだな、何ていうか…華かな?」

龍驤「華?」

提督「そう、俺が配っても華がない。やっぱりこういうのを配るのは女の子じゃなくちゃな。それに俺は裏方の方が好きだし」

時雨「うーん、分かったような分からないような…」

794: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:11:24.31 ID:QvBJ5Ut7o

漣「まあウチの場合は人数も多いですしこうやってみんなで配るって言うのはいいと思いますよ」

那珂「よーし、そうとなったら那珂ちゃん頑張ってくばっちゃうぞー」

漣「この時は、まだ私たちはあんな惨劇が起こるとは思いもしなかったのでした…」

時雨「変なフラグを建てるのはやめようよ」

龍驤「所で提督、プレゼントの方が見あたらないんやがどこにあるんや?」キョロキョロ

提督「ああ、プレゼント自体はちょっと作業内容的に広いスペースが必要だったから間宮さんの厨房を借りて作ったんだ。で、さっき利根と筑摩に持ってきてもらうように頼んだんだが…」バタバタバタ

利根「て、提督ー!!、大変じゃ!!」バターン!!

提督「どうした利根?そんなに慌てて」

那珂「まさかプレゼントがなくなってたとか?」

漣「っていくらなんでもそんなべたべたなネタがあるわけが」

筑摩「残念ですが、そのまさかです」

795: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:13:55.98 ID:QvBJ5Ut7o

時雨「…えっ、本当かい?」

利根「本当じゃーーー!!」

提督「ま、待て。えーっと、間宮さんには聞いたのか?」

筑摩「ええ。そしたら間宮さんも今朝方まではあったのを見たらしいんですが、気づいたら無くなっていたのでてっきり提督たちがもう持っていったのだと思ったらしいのですが…」

提督「俺達はこっちで準備していたから持っていってない、と」

龍驤「って事はあれか!?誰かがプレゼントを丸ごとギンバエしたって事かいな」

提督「…俺としては、そう決め付けたくはないが…」

時雨「目撃者がいない以上、その可能性も捨てきれないね」

鳳翔「困りましたね…どうしましょうか?」

796: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:16:21.16 ID:QvBJ5Ut7o

提督「まあ、どこかで見つかってくれればそれに越したことは無いのですが…流石にみんなの私室とかを探索したくも無いですから」

那珂「そういえば提督。プレゼントの中身は一体なんなの?」

提督「一応少しは長く食べられるように焼き菓子と間宮券の詰め合わせだったんだが…」

龍驤「間宮券…焼き菓子…まさかなぁ」

時雨「いや、いくらなんでもそれは…」

提督「なんだ、何か心当たりでも…あっ」

漣「とりあえず重要人物になりそうな人たちを連れてきましたー」ガチャッ


赤城「漣さんに言われてきましたが、一体何の騒ぎですか?」

加賀「何か緊急の作戦でも入りましたか、提督」


提督「…んー、まあ、気持ちは分からなくはないけどさぁ…」

797: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:20:32.46 ID:QvBJ5Ut7o

 ~ ~ ~ 

赤城「いやいやいや!!いくら私たちでもプレゼントをネコババしたりしませんって!!」

加賀「流石にそこまで堕ちてはいません」

提督「だよなー」

龍驤「まあ流石にそれは無いかー。いやー悪かったな。疑ったりして」

赤城「本当ですよ!!まあ、確かにつまみ食いとかはよくしていますが…」

鳳翔「こういう時に日頃の行いというのが響いてくるのですよ。これからは二人とも注意してくださいね」

加賀「わ、分かりました」

利根「しかし、そうなると一体どこに行ったことやら…」

筑摩「もう一度間宮さんのところに戻って探してみますか?」

798: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:25:05.90 ID:QvBJ5Ut7o

提督「そうだな…じゃあ今度は俺も行こう。まあそれで何が変わるって訳じゃないが」

長門「失礼する。ん、何の騒ぎだこれは?」ガチャッ!

提督「長門か。あー、実はな」

陸奥「あらあら、もしかしたらこのことじゃないの?」ドサッ

鳳翔「まあ、プレゼントじゃないですか!!一体これをどこで?」

大和「やっぱりその件でしたか。色々とありまして…後、この子についてなんですが」クイッ



北方棲姫「ハナセ、ハナセー!!!」ジタバタジタバタ!



龍驤「ほ、北方棲姫やないか!!なんでこんなところにおるねん!!」

提督「おいおい、一体どういうことなんだ?」

武蔵「さて、どこから説明したらいいやら…」

799: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:28:36.28 ID:QvBJ5Ut7o

 ~ 少し前 ~ 


陸奥「うーん、最近戦闘ばっかりで忘れてたけど今日はクリスマスなのよね」

長門「そうだな。それにしてもこうしてみると一年というのは早いものだな。まあ、未だ戦いに終わりは見えんが…」

陸奥「もうっ、そう言うのは無しにしましょうよ!!確か今日は提督が何かイベントを用意しているらしいわよ?」

長門「本当か?ふふっ、それは楽しみだな」

陸奥「あらあら、長門でもやっぱりプレゼントは嬉しいの?」

長門「ああ、特に提督のなら手作りの何かだろうからな。嬉しくないわけないだろう」

陸奥「そうね、それにやっぱり甘いものは…あら?」


サンタ?「………」トテトテトテトテ


長門「ふむ、サンタの格好。で、あのプレゼントが入ってると思われる袋。成程。ああやってみんなに配ってるのか」

800: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:35:38.98 ID:QvBJ5Ut7o

陸奥「…ねぇ、変じゃない?あんな色白な子、ウチの鎮守府ににいたっけ?」

長門「言われて見れば…そういえば身長もずいぶん低いな」

陸奥「もしかしたら駆逐艦の子のコスプレ?なのかもしれないけどそれしても色々とおかしいわよ」

長門「ふむ、それにあの量。一人で配るには多すぎるな」

陸奥「それに、あれってプレゼントを配りに行くというよりはどこかに逃げるような…」

長門「…!!よしっ、確かめに行くぞ」ダッ

陸奥「了解!!」ダダッ!!



サンタ?「…ヨシッ、ココマデクレバアトハ…」

陸奥「はいはいストーップ!!」

サンタ?「!!!」ビクッ"

801: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:39:19.05 ID:QvBJ5Ut7o

長門「プレゼント配りご苦労様だな。ただ、ちょっと確認させてもらえるか」

???「カ、カクニン…?」ビクビク

陸奥「そうそう、大丈夫よー。ちょっと帽子を取るだけだからね…っと!!」スポッ

サンタ?「!?」

長門「……なっ!!」

陸奥「あらっ…!?」



北方棲姫「アッ!!!」



長門「……」

陸奥「……」

二人『『北方棲姫!?』』

北方棲姫?「カ、カエシテ!!」ガシッ

802: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:43:35.44 ID:QvBJ5Ut7o

陸奥「あっ、あらあらゴメンなさいねー。ところで…あなた誰だったかしら?」

北方棲姫「エッ!?」

長門「いや、失礼。ただその格好のおかげでちょっと見分けがつかなくてな」ニコニコ

陸奥「そうなの。だからちょっと教えてくれると嬉しいんだけどなーってね」ニコニコ

北方棲姫?「エーット、ソノ…」

北方棲姫?「リ、リュウジョウ!!ケイクウボリュウジョウヤ!!」

長門「龍、驤…?」

北方棲姫?「ソウ!!イマプレゼントクバリチュウナンヤネン」

長門「まぁ、似てないことは無いが…なぁ」

陸奥「そう、じゃあ龍驤ちゃん。ゴメンなさいね。プレゼントを配る邪魔しちゃって」

北方棲姫?「ダ、ダイジョウブ。ヘイキヤデ」

804: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:49:24.47 ID:QvBJ5Ut7o

陸奥「じゃあそんな龍驤ちゃんにお姉さんからプレゼントをあげるわね」

北方棲姫「プレゼント!?」パァァッ!

陸奥「ええ、それじゃあ後ろを見てもらえるかしら」

北方棲姫?「ウシロ!?」クルッ

大和「はいっ、確保完了です!!」ガシッ

北方棲姫「!!!」

武蔵「プレゼントはこれか…よしっ、こっちも無事に回収完了っと」

北方棲姫「ウソ、ウソツキ!ハナセー!!!!」バタバタ

大和「はいはい、大人しくしてくださいねー」ギューッ

長門「しかし、二人が通りかかってくれて助かったぞ」

武蔵「まあ、なにかややこしいことになってそうな雰囲気だったからな」

大和「それで、この子どうします?そのまま離すわけにはいきませんし…」

陸奥「うーん、やっぱりこのプレゼントの事もあるし提督に報告に行くのが無難じゃない?」

武蔵「そうだな…ふぅ、これ以上ややこしくならなければいいんだが…」

805: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:54:31.63 ID:QvBJ5Ut7o

 ~   ~   ~ 


提督「…成程、そんなことがあったのか」

陸奥「まあ、いいタイミングだったのかしらね」

龍驤「っていうか何でうちの名前を騙ったんや!あれか、やっぱりこいつもあれなんか!!」

筑摩「いえ、ただ単に空母つながりだからだと思うんですが」

時雨「まあまあ、そのことは今は置いておこうよ。とりあえず今はこの子から話を聞くべきだと思うんだけど…」

北方棲姫「………」プイッ!

利根「肝心なこやつは黙秘か、面倒じゃの」

那珂「うーん、北方棲姫ちゃん。何でこんなことしたのかお話ししてくれないかなー?」

北方棲姫「イーッダ!!」

806: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/30(火) 23:57:28.04 ID:QvBJ5Ut7o

武蔵「まるで子供だな…いや、子供なのかもしれないが」

鳳翔「それにしても一人でここに来たということはそれなりの理由があると思いますよ」

大和「そうですね。流石にリスクが大きすぎますし」

漣「けどこのままじゃ埒が明かないよねー。どうするの、ご主人様?」

提督「ふむ…どうしても話してくれないのか?」

北方棲姫「モクヒケン!!」プイッ!

長門「どこで覚えてくるんだそんな言葉」

提督「仕方ない。君がそういうのなら…」

提督「こちらとしては、拷問をしなくてはいけないようだな」ニヤァッ

北方棲姫「!!!」ビクッ!!

808: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:02:06.17 ID:1plG7wago

時雨「ちょ、ちょっと。本気なの提督!?」

赤城「そ、そうですよ。そんな小さい子に拷問だなんて…」

提督「小さくても深海棲艦であることに変わりは無い。違うか?」

加賀「い、いえ…違いありませんが…」

北方棲姫「…フ、フン。ゴウモンナンテコワクナイ!!」ウガーッ

陸奥「この状況でもまだ言うのね…けど提督、流石に拷問はどうかと思うんだけど」

提督「ん?流石に傷つくようなことはしないぞ。傷が残ったら大変だしな」ガサガサ

武蔵「じゃあ自白剤とかそういう系統か?」

提督「そんなことして何かあったら大変じゃないか」ガチャガチャ

加賀「えーっと、じゃあ提督は一体何を?」

提督「これだ」シャラン!

809: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:05:30.57 ID:1plG7wago

大和「これは…鈴?」

提督「そう、演奏とかで使う小さな鈴がいくつもついた楽器だ」シャラシャラ

提督「さて、君は今身動きは出来ない状態にある。その君の耳元でこれを一定間隔で鳴らす」

赤城「それって洗脳とかで使う手段ですよね。けど時間がかなりかかると思いますが」

提督「そして、だ。その間君にはこれを見てもらうことになる」ガサッ

北方棲姫「!!!」ビクゥッ!!!

提督「ほう、君も知っているか。それは好都合だな」

漣「そ、それは…もうネタを超えて見るだけでも拷問とまで言われてる実写映画『デビルマン』!!」

那珂「うわぁ…確かにこれは拷問だね」

提督「たとえ君が目を閉じたとしても耳から音は入ってくる。そう、あの棒読みが、鈴の音に合わせてだ」

提督「さぁ、このままだと君は鈴の音を聞くだけでデビルマンを思い出すことになる。これはとても辛いことだと思うが…まだ話す気にはならないか?」

北方棲姫「ハ、ハナス!!ハナスカラソレダケハユルシテーーー!!」

提督「そうか。それはよかった。こちらとしてもこれだけは使いたくなかったからな」

時雨「それより拷問の代わりにもなるあの映画って一体…」

漣「見れば分かりますよ。まあ見た後、後悔すると思いますけど」

810: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:14:03.28 ID:1plG7wago

   ~   ~   ~


イ級「知ってる?今日ってクリスマスなんだって (´・ω・`)」

ロ級「知ってるー。けど僕たちには意味ないよねー (´・ω・`)」

二級「こんなところまではサンタさんもきてくれないしね(・ω・、))」

ハ級「けどさー、プレゼントがもらえるんだったらもらいたいよねー (´・ω・`)」

ロ級「そうだねー(・ε・`*)」

北方棲姫「…?ミンナ、ナンノハナシヲシテルノ?」

ハ級「あっ、北方棲姫ちゃん、実は…カクカクしかじか(/・ω・)」

ロ級「これこれうまうまで(/・ω・)」

北方棲姫「サンタサンノプレゼント…」

イ級「ここにも来てくれたら嬉しいなって言ってたんだー(´‐ω‐)=з」

811: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:19:45.21 ID:1plG7wago

北方棲姫「………」ポクポクポク…

北方棲姫「…!!!」チーン!

北方棲姫「…!!ワカッタ、イマカラサンタサンノトコロニイッテクル!!」

北方棲姫「ソシテプレゼントヲモラッテクルノ!!」

二級「本当に!!ワーイ!!ヾ(*・ω・)ノ」

ハ級「けど北方棲姫ちゃん。サンタさんのいる場所はわかるの?」

北方棲姫「ダイジョウブ!!キットアエル!!」

北方棲姫「コノキモチガアレバ、ゼッタイニダイジョウブ!!」

北方棲姫「ジャア、サッソクイッテクルネー!!」スタタタター!!

ロ級「あっ、気をつけてねーヾ(´・ω・`)」

イ級「プレゼントが無くてもガッカリしないから気にしないでいいよー(*´・ω・)ノシ」

812: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:23:03.15 ID:1plG7wago

  ~  ~  ~


提督「……で、格好つけて出て来たけど、サンタさんのいる場所が分からずとりあえずここに着てみたらちょうどプレゼントがあったからこれを持って帰ろうとしていた…と」

北方棲姫「……」コクッ

利根「なんというか、理由を知るとアホらしいのぉ」

那珂「けど優しくて那珂ちゃんはいいと思うけどなー?」

長門「確かにそこは認める。が、やった手段を考えると褒められたものではないな」

龍驤「…で、提督、どないすんねん?」

提督そうだな「………よしっ」

北方棲姫「!!!」ビクッ!


ゴチーーーン!!!


漣「うわー、絵に描いたようなゲンコツだー」

陸奥「けど深海棲艦にゲンコツって通用するのかしら?逆に提督の手を傷めそうだけど」

北方棲姫「…イターイ!!!」ビエーッ!!

時雨「効果はあったみたいだね」

813: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:30:30.59 ID:1plG7wago

提督「全く…どんな理由があったにしても盗みは重罪だ。このゲンコツはその分だ。反省しなさい」

北方棲姫「ウゥ…」ジワッ

提督「…さてと、鳳翔さん。まだお菓子の材料って残ってましたっけ?」

鳳翔「ええ、確かまだあったはずですが」

加賀「…提督、一体何を?」

提督「さて、北方棲姫。君がもう二度とこんな事をしないと約束するのなら今から君たちの分のプレゼントを用意するが…?」

北方棲姫「!!!ホ、ホント!?」パァァッ!

提督「ああ、約束するよ。で、どうする?」

北方棲姫「ウン、ヤクソクスル!!ダカラオネガイ!!」

提督「うん、いい返事だ。それじゃあ、もう一仕事と行きますかね」

鳳翔「あら、それなら私もお手伝いしますよ」

提督「いや、これは自分の我侭でやることですから鳳翔さんは別に…」

鳳翔「あら、私も提督と同じですよ。私の我侭でやるんですから」ニコッ

提督「……ありがとうございます」

814: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:33:55.01 ID:1plG7wago

大和「て、提督。けどそれじゃあ結果的に敵に塩を送るようなものでは…?」

提督「お菓子じゃ戦闘もできないだろ。それに…」

筑摩「それに?」

提督「深海棲艦たちにも、クリスマスプレゼントがあってもいいよなーって思っただけだ」

武蔵「…はぁっ、やはり提督はとことん甘いな」

漣「そこがご主人様のいいところなんですけどねー」

赤城「ちなみに私たちの分は…」

提督「後でみんなが配ってくれるからそれで我慢しなさい」

赤城「(´ω`。)グスン」

陸奥「あらあら、赤城はこういう所は相変わらずねー」

北方棲姫「アリガトウ!ホントウニアリガトウ!!!」

815: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:41:18.93 ID:1plG7wago

  ~  ~  ~ 



イ級「わーい!!お菓子の詰め合わせだー!!ヾ(*・∀・)/」

ロ級「北方棲姫ちゃん、本当にサンタさんのところに行ってきたの?Σ(・ω・ノ)ノ」

北方棲姫「ウ、ウン!ガンバッタ」

二級「ありがとう、北方棲姫ちゃんのおかげで最高のクリスマスになったよ.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.」

ハ級「あっ、食べるときは濡れないように食べないと(・∀´・+)」

北方棲姫「ジャア、ホカノミンナニモクバッテクルネ」トテトテトテトテ

ロ級「分かった、それと本当にありがとーヽ(´∀`。ヽ)」

北方棲姫「ウン、ドウイタシマシテ」



北方棲姫「アリガトウ…サンタサン!!」

北方棲姫「ウウン…アリガトウ、テイトク!!!」


816: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:47:36.44 ID:1plG7wago

ソ級「…というのが、今回の事の顛末です。報告は以上ですね」

中間棲姫「そう。ソ級、偵察と監視ご苦労様」

戦艦棲姫「成程ね、あそこの提督がそんな事をしてくれたの」

飛行場姫「変わっているというか…まあ、北方棲姫ちゃんが無事で何よりですが」

装甲空母姫「それにしても私たちの分まであるとは思わなかったわね。オマケにこれ、ちゃんと防水仕様になってるし」

中間棲姫「私達、基本的に海上にいますし気を使ってくれたのでしょうか?」

駆逐棲姫「といってもすぐに食べちゃうんですけど」ガサガサ

レ級「…うんっ、とっても美味しいです!!」モグモグ

飛行場姫「まあ、結果的にはみんなも喜んでますし良かったんじゃないですか?」

戦艦棲姫「全く、敵からこんな情けを受けるとはねぇ」

ソ級「何かこちらからも送りますか?クリスマスプレゼントとして」

戦艦棲姫「送るっていっても何を送れって言うのよ…」

817: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:49:04.03 ID:1plG7wago





レ級「!!!」ピコーン!





818: ◆KObYJPvVwhMN 2014/12/31(水) 00:50:36.23 ID:1plG7wago

 ~  後日  ~ 


提督「……なぁ、長門。どういうことか説明をしてくれ」

長門「いや、いつもどおり海域を巡回警備していたら、何故か海上に大きなプレゼント箱があってな、放置するのもどうかと思って持ってきたんだ」

陸奥「ええ、間違いないわ。もしかしたら北方棲姫ちゃんからのお礼かなーって思ったのだけど…」

大和「まあ、ちょっと重かったりしたのですけど、どうせなら提督の前で開封しようということになりまして」

武蔵「悪いがドッキリじゃないぞ、っていうか私たちも驚いてるんだかな」

赤城「…で、どうします。提督」

提督「どうしますって言われてもなぁ…」

加賀「プレゼント…って言っていいのでしょうか。これは」




レ級「戦艦レ級です!よろしくお願いします!!!」ニコニコ



提督「すいません、ややこしくなりそうなのでお帰りください」




end