3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:06:34.88 ID:cBGhh9J90
ギルフォード「えっ」

ダールトン「はい。姫様もそろそろご結婚を考える頃だと思いまして」

コーネリア「私にそのような暇は無い。そもそも、女の幸せが必ずしも結婚することでは無いだろう」

引用元: コーネリア「何?結婚だと?」 

 

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:08:58.89 ID:cBGhh9J90
ギルフォード「ひ、姫様の言うとおりです、将軍。何も無理に勧めることはないのでは?」

ダールトン「ですが、皇族である以上は何時までも伴侶が居ないというわけにはいかないでしょう」

コーネリア「しかしだな、こういった話を出すと政略に利用しようとする者も出てくる」

ダールトン「ではお聞きしますが、姫様に恋人はいらっしゃいますか?」

コーネリア「何!?そ、それは……」アセアセ

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:10:32.87 ID:cBGhh9J90
ダールトン「私としても無理に結婚を勧める気は毛頭ありません。が、恋人の一人は居てしかるべきでしょう。

      無論、スキャンダルにはなりますが、恋人がいるという事はそれ自体が話題となり、エリア内の活気にも繋がります。

      姫様のイメージアップにもなります」

コーネリア「私は別に自分のイメージなど気にはしていないのだがな」

ダールトン「実の所、行政特区日本の開設以降、エリア11におけるユフェーミア殿下の支持率が上がっておりまして、

      是非、ユーフェミア様を総督にという声もあります」

コーネリア「確かにエリア11はいずれはユフィに任せるつもりだが……」

ダールトン「それは姫様がこのエリア11においてやるべき事をやった後の話。

      今はまだそうでは無い以上、自らの支持・発言力のためにも民衆からの人気はあるに越したことはありません」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:14:23.19 ID:cBGhh9J90
コーネリア「なるほど。しかしだ、気にしてくれるのは有難いが、居ないものは居ないのだ。仕方ないだろう」

ダールトン「そんなこともあろうかと、姫様の婚約者に相応しい人物を、大変勝手ながら何人かこちらで選出させていただきました」

ギルフォード「ええっ!?」ガーン

ダールトン「どうしたギルフォード卿。先ほどから様子が変だが」

ギルフォード「いえ、何でもありません!」アセアセ

コーネリア(ダールトンによる選出……もしや、グラストンナイツからか?

      グラストンナイツならば騎士としての腕も立ち、性格も悪くはないだろう。何よりイケメン揃いだし……

      グラストンナイツの誰かと結婚か……ダールトンが義父というのも悪くはないな)

コーネリア「お義父様っ」

ダールトン「えっ」

ギルフォード「えっ」

コーネリア「あら?」


コーネリア「コホン。婚約者候補か……まあいい。一応会うだけは会ってみよう」

ダールトン「はっ。では明日紹介致しましょう」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:17:00.25 ID:cBGhh9J90
翌日


ダールトン「では、一人ずつ入っていただきます。おい、入れ!」

コーネリア(ドキドキ///)


ゼロ「呼んだか、コーネリア」

コーネリア「……」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:20:29.77 ID:cBGhh9J90
ゼロ「何だ?早く用件を言え!」

コーネリア「ダールトン、これはどういう事だ」

ダールトン「正直に用件を言っては来ないだろうと思い『姫様から直接お話したいことがあるそうだ』と言って呼び出しました」

ゼロ「直接伝えなければならないほどの事だ。一体何があった?」

コーネリア「帰って貰え」

ダールトン「はっ。ゼロ、お前は不合格だ。もう帰って構わん」

ゼロ「一方的に呼びつけておいてそれはないだろう!」

ダールトン「忙しいところ済まなかったな」

ゼロ「……いずれ話してもらうぞ、今日呼びつけた理由をな」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:22:43.62 ID:cBGhh9J90
コーネリア「確かに今の奴の地位を考えれば不適切な人材とは思わんが、

      どこの馬の骨かもわからん仮面の男を婚約者候補に選ぶのはどうなんだ?」

ダールトン「一理ありますな。申し訳ありません」

コーネリア「わかれば良い」

ダールトン「では、次の者を。入れ!」

コーネリア(何か不安になってきた)

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:26:52.89 ID:cBGhh9J90
藤堂「何の用か、コーネリア総督」

コーネリア「……」

ダールトン「藤堂鏡志朗は枢木スザクの推薦によるものです。彼の様なサムライが殿下には相応しいのではないかと言っていましたが」

コーネリア「わかった。枢木スザクを後で呼びつけろ。文句を言う」

ダールトン「はっ。藤堂、もう帰っていいぞ」

藤堂「なんなんだ一体……」

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:31:34.69 ID:cBGhh9J90
コーネリア「ダールトン、貴様はイロモノしか呼べないのか?」

ダールトン「まだ二人目ですが」

コーネリア「……」

ダールトン「次、入れ!」

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:34:08.56 ID:cBGhh9J90
ノネット「やあコーネリア、私の領地に嫁に来ないか?(キリッ」

コーネリア「もはや男ですら無いな」イラッ

ダールトン「エニアグラム卿、勝手に入ってこないで頂きたい」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:38:17.87 ID:cBGhh9J90
ノネット「何、コーネリア殿下が婿探しをしていると聞いてな、是非私も手伝おうと思ってな」

コーネリア「いえ、私は全く気にしていないのでさっさとお引取りください」

ノネット「甘い!」

コーネリア「!?」ビクッ

ノネット「そうやって問題を置き去りにするから手遅れになるのです!

     いいですか!殿下はもう27歳なのです!アラサーではありませんか!このままでは独身のまま40、50と歳を迎えるかもしれないのですよ!

     男と違い女は若い内が華なのです!歳を重ねる毎に結婚の機会は減ってゆくでしょう」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:42:08.38 ID:cBGhh9J90
コーネリア「いや、でも、ほら少しくらいは話が舞い込んで来るでしょうし」アセアセ

ノネット「何を言うのです。殿下には、生まれてから一度も縁談が持ち上がったことはないのですよ?」

コーネリア「え?私が聞いていなかっただけではなくて?」

ノネット「はい。全く上がっておりません。あのナナリー殿下ですらあったというのに……」

コーネリア「え?え?本当に、一回もなかったの?」

ダールトン「……」メヲソラス

ギルフォード「……」メヲソラス

コーネリア「何か言って!」バンッ!

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:46:15.32 ID:cBGhh9J90
ノネット「ですから、コーネリア殿下の婚約者探しは早急に行わなければなりません」

コーネリア「しかし、エニアグラム卿。私には皇族としての公務や軍務もありますのでそのような暇は……」

ノネット「そんなものはダールトン将軍とギルフォード卿に任せて置けば良いでしょう。今のエリア11は平和なので暇だし。

     というわけだ。しばらく殿下を借りて行くぞ!あ、ユーフェミア殿下には許可を頂いているからな。では、後を頼むぞ」

ギルフォード「え、あの」

ダールトン「大丈夫なのだろうか……」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:51:26.08 ID:cBGhh9J90
ノネット「というわけで街に出たぞ」

コーネリア「護衛も無しに街へ出るのは流石に私の命が危ないとは思わないのか」

ノネット「何を言うかコーネリア。私はラウンズだからな、安心してもいいのだぞ」

コーネリア「そういえばそうでしたね」

ノネット「頼れる先輩を持って殿下は幸せですな!」ハッハッハ

コーネリア「聞き分けの無い先輩がいて私は大変迷惑しております」

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 00:57:20.95 ID:cBGhh9J90
コーネリア「そもそも、何故街へと出る必要が?私の婚約者探しでは?」

ノネット「探せばよいという問題ではありません。相手が殿下と結婚したい、と思わせる魅力を身につけなければなりません。

     つまりは女子力です。殿下にはそれが欠けているように思えてなりません」

コーネリア「随分ハッキリと言う……」



ギルフォード「エニアグラム卿め、いくらラウンズとはいえ、姫様にあのような無礼な発言を!」カクレテル


シャーリー「ねえ、ルル。あの人……」

ルル「やめろよシャーリー。ああいう怪しい人に関わっても碌な目に遭わないぞ」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 01:00:43.32 ID:cBGhh9J90
ノネット「先ずは服装です。

     殿下はアニメ本編どころか漫画においてすら常に同じ服装です」

コーネリア「私服を着る機会は無かったからな」

ノネット「だからと言ってあのクローゼットは無いでしょう。

     まさかクローゼットにジャージしか入っていないとは思いもしなかった……

     せめてドレスの一着くらいあっても良いのではないかと」

コーネリア「やめて!その話はやめて!」

ノネット「思えば殿下は軍服以外を着るのを渋っていたようにも思えるな。

     就任歓迎パーティーの開催を拒んだのはもしやそういう理由では……?」

コーネリア「な、なななななな何を言っているのですかエニアグラム卿!」

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 01:06:48.98 ID:cBGhh9J90
ノネット「まあ良いでしょう」

コーネリア「ふう……」

ノネット「そういうわけで、今日はユーフェミア様の服をお借りしました。サイズが合っていないように思えますね」

コーネリア「時々ユフィのファッションセンスが心配になるのだ。

      先日、アッシュフォード学園の学園祭に行った時の服はどうかと思ったのだが」

ノネット「クローゼットにジャージしかない人には言われたくは無いでしょう」

コーネリア「もう許して……」

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 01:12:16.66 ID:cBGhh9J90
ノネット「ショッピングモールに来ました」

コーネリア「はい」ソワソワ

ノネット「どうしましたか?」

コーネリア「こういった場所に来るのは何分久しぶりで、落ち着かないのです」ソワソワ

ノネット「田舎娘かっ!」

コーネリア「皇族ともなるとなかなか自由な時間は取れないので、人ごみには慣れませんし、少し怖くもなります」

ノネット「なるほど」

コーネリア「ですが、こういった所もたまには悪くはありませんね」

ノネット「そうだろうそうだろう。さあ、存分に羽を伸ばすが良い」

コーネリア「折角なのでそうさせて貰います。

      ふむ……なるほど、こういった服が今流行っているのか」

ノネット「皇族たるもの、庶民の流行には敏感でなければいけませんぞ。

     万が一マスコミに何か聞かれて答えられなかったら大恥をかくことになるかもしれませんからな」

コーネリア「……ん?あれは?」

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 01:29:29.11 ID:cBGhh9J90
千草「~♪」


ノネット「ヴィレッタ卿だな。先日黒の騎士団の副指令と結婚しましてね」

コーネリア「珍しいな、ブリタニア人と日本人が結婚とは」

ノネット「新婚旅行のお土産にオレンジマーマレードを貰いました」

コーネリア「お土産にオレンジマーマレード?」

ノネット「知らないのですか?これも庶民の間で流行っているのですがね。

     ゴットバルト農園のオレンジマーマレードが絶品だと評判ですよ」

コーネリア「何!?あのゴットバルト農園のオレンジマーマレードを貰ったのか!ずるい!」   

ノネット「ふっふっふ。希少品ですからな。

     普段から交友関係を大事にしていればこうして旅行土産を貰うこともできるでしょう」

コーネリア「ぐぬぬ」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 01:32:25.23 ID:cBGhh9J90
千草「あら、エニアグラム卿と……」

ノネット「やあ、ヴィレッタ卿。今日は一人?」

千草「ええ。エニアグラム卿は、そちらの方と買い物ですか?」

ノネット「うむ。このズボラな女がどうすれば女らしくなるのかと、私がコーディネートしているところだ。

     もし、時間があったら付き合ってくれないか?」

千草「わかりました。少し楽しそうですしね」

コーネリア「今さらっと失礼なこと言われた気がする」


23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 01:35:49.97 ID:cBGhh9J90
~買い物後~

コーネリア「随分買い込みましたね。」

ノネット「ヴィレッタ卿の見立てが良くてな。ついあれもこれもとなってしまった」

千草「恐れ入ります。ですが、コーネリア殿下はお美しいのですから、もっと服装を選んでみても良いのではないでしょうか?」

コーネリア「ううむ……」

千草「私はこれで失礼します」

ノネット「すまない。手間をかけさせたな」

26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 01:43:10.16 ID:cBGhh9J90
コーネリア「……これだけ買うと金額も相当なものではありませんか?」

ノネット「問題ありません。請求書は対策本部送りにしておきましたので」

コーネリア「え、対策本部って何?」

ノネット「殿下の結婚対策本部です。因みに責任者は私」

コーネリア「何時の間にそんな恥ずかしい部署を作ったのですか!?」

ノネット「さあ、買い物が終わったので食事にしましょう」

コーネリア「おい、話を聞け」

27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 01:51:41.64 ID:cBGhh9J90
ノネット「牛丼大盛り。ネギダクで」

コーネリア「何故牛丼屋なのです?」

ノネット「先ほど対策本部から連絡がありまして。ダールトン将軍から『経費がヤバい』と」

コーネリア「やっぱり買いすぎたんじゃないですか!」

ノネット「まあ、いいではないですか。ほら、殿下も早く頼んで」

コーネリア「……カレーライスで。

      しかし、エニアグラム卿、注文が手馴れてますね」

ノネット「ここは私の行き着けなんだ」

コーネリア「チェーンの牛丼屋が行き着けとか言う人に女子力とか言われたくない」

28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 02:01:28.75 ID:cBGhh9J90
ノネット「さて、腹ごしらえも終わり、次に参りましょうか」

コーネリア「そういえば、荷物はどうしたのです?」

ノネット「『偶然』近くに居たギルフォードに持って帰って貰いました」

コーネリア「奴も災難だな」





ギルフォード「この重さ……姫様に対する私の愛の重さに比べればなんと言うことはない……!」ズッシリ


カレン「何あれ、あんなにいっぱい女物の服買って……」

C.C.「女装癖でもあるんじゃないか?」

カレン「えぇっ!?何それ!気持ち悪い!」

29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 02:06:24.73 ID:cBGhh9J90
ノネット「次はお見合い対策です」

コーネリア「お見合いって……」

ノネット「お見合いのプロフェッショナルに時間を取って貰いましたので今から行きましょうか」

30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 02:11:27.12 ID:cBGhh9J90
ミレイ「はじめまして殿下。ミレイ・アッシュフォードです」

ノネット「彼女は見合いを自ら破談にしていくことで、貴族の間で有名でして……」

コーネリア「それって全然ダメじゃん!」

ノネット「先日、ついに観念してロイド伯爵と婚約したそうですよ」

ミレイ「エニグラム卿、私にお任せください。殿下を見事、女の中の女にして見せます!(なんか楽しそうだし)」

コーネリア「もう嫌な予感しかしない!」

ノネット「彼女にはアッシュフォード家の再興を盾に、礼節など気にせず思い切りやれと言ってあります」

コーネリア「ちょっと何言ってるのかわかりませんね!」

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 02:16:47.57 ID:cBGhh9J90
ナナリー「なんだか、生徒会室の方が騒がしいですね」

咲世子「ミレイお嬢様にお客様だとか」


ルル「どうしたんだ?」

ナナリー「あ、お帰りなさいお兄様。早かったですね」

ルル「何か胸騒ぎがしてね。シャーリーには悪いけど、早く切り上げさせて貰ったんだ」

ナナリー「そうなんですか。お兄様、あんまりシャーリーさんを困らせてはいけませんよ。ついこの間まで他人ごっこしてたじゃありませんか」

ルル「そうだな。埋め合わせ、もっといっぱいしないとな。

   そういえば、生徒会室が騒がしくなかったか?」

咲世子「ミレイお嬢様にお客様がいらっしゃっているようで」

ルル「ああ。気になるから、ちょっと見てくるよ」

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 02:25:08.05 ID:cBGhh9J90
ワーワーギャーギャー


ルル「失礼しまs……って、コーネリア!?」

コーネリア「お前は、ルルーシュか!丁度いい、助けてくれ!」

ミレイ「ダメよルルーシュ、家の再興がかかってるんだから!」

ルル(興味ないくせに)

ルル「すみません会長、コーネリア殿下に少しお話があるので」

コーネリア「おお、行くぞルルーシュ。今すぐ行くぞ!」ソソクサ



ノネット「逃げたな」

ミレイ「逃げましたね」

33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 02:34:05.42 ID:cBGhh9J90
ルル「まったく、こんなところで何をしているのです」

コーネリア「う、うむ。実は、もういい歳なんだから結婚したらどうだとダールトンとエニアグラム卿に言われてな、

      それで、女らしさを身に着けろって、今日は色々歩きまわされているんだ……」

ルル「もしかして、今朝呼び出されたのはそんな事で?」

コーネリア「すまんなルルーシュ。下らないことで呼び出してしまって」

34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 02:42:22.66 ID:cBGhh9J90
ナナリー「けど、ちょっと失礼ではありませんか?コーネリアお姉様は、女性として十分魅力的だと思いますけど」

コーネリア「そ、そうか?///

      ……実はな、私は女性としての自分に自身が無いんだ。

      小さい頃から、どちらかというと歌やダンスよりも剣に興味があって、けど、普通に女の子やっているお前やユフィを羨ましく思ってて……」

ナナリー「私はコーネリアお姉様とは疎遠だったのでよくは分かりませんが、お姉様をずっと見てきた人しか知らない、お姉様の魅力はあると思います。

     お姉様を想ってくれる人はきっといますよ。それも、思ったよりも近くに」

コーネリア「そうかな……」

ナナリー「今日は一度政庁にお戻りになってはどうでしょうか?」

コーネリア「そうだな……今日は疲れた」

ナナリー「では、お姉様。また今度。今日はお話できて楽しかったです」

コーネリア「そうか。機会があったらまた来るよ」

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 02:48:56.36 ID:cBGhh9J90
ナナリー「……これでよかったのでしょうか?ユフィお姉様」

ユフィ「ええ。ごめんねナナリー、ルルーシュ。こんなこと頼んでしまって」

ルルーシュ「突然電話が来たときは何事かと思ったけどな」

ユフィ「お姉様を想ってくれる人は居るんです。いつも、ずっと近くに」

36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 02:56:12.86 ID:cBGhh9J90
ギルフォード「お帰りなさいませ、姫様。今日はいかがでしたか?」

コーネリア「ああ、疲れたよ。散々振り回されて……」

ギルフォード「そうですか……」

コーネリア「なあギルフォード」

ギルフォード「はい」

コーネリア「私の事、どう思う」

ギルフォード「え、それは一体どういう」

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 03:00:19.41 ID:cBGhh9J90
コーネリア「今日、街へ出て少し思ったよ。私には女性として、欠けているものが多いのではないかとな」

ギルフォード「!」キィーン

ギルフォード「そんなことありません!」

コーネリア「!?」

ギルフォード「私は知っております!姫様は魅力的な女性だと!」

コーネリア「な、突然何を!?」ドキドキ

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 03:05:48.20 ID:cBGhh9J90
ギルフォード「私は姫様の選任騎士です。ですが、選任騎士だからお慕いしているわけではありません!

       私は……姫様の事を愛しております!」

コーネリア「バ、バカ!お前何を言っているのか分かっているのか///」

ギルフォード「私は、姫様の事を愛しております!ですから……その……姫様も私の事を大好きになっていただきたいのです!」

コーネリア「え!?あ、その、え?///」


39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 03:11:33.10 ID:cBGhh9J90
ギルフォード「…………はっ!私は一体!」

コーネリア「ギルフォード……その、お前の気持ち、よくわかった///」ドキドキ

ギルフォード「え?」

コーネリア「ええと……こ、こんな私でよければ、お前には私の恋人になって欲しい///」ドキドキ

ギルフォード「は、はい!喜んで!」

ギルフォード(私の気持ち……?私が何か言ったのか?確かに私は姫様の事をお慕いしているが、

       叶わない恋だとずっと秘めていたのに……一体私は何を言った!?)

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 03:16:26.26 ID:cBGhh9J90
ルル「しかし、ユフィ。ギアスを使うのはやりすぎじゃないか?」

ユフィ「それくらいで丁度いいのよ」





おわり

47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 22:43:47.93 ID:cBGhh9J90
蛇足


ギルフォード「~♪」


スザク「最近、ギルフォード卿の機嫌が凄く良いんだけど、カレン何か知ってるかい?」

カレン「え、そうなの?(もしかして、この前の買い物かしら……)」

ギルフォード「やあ、諸君お疲れ!」

カレン「ひゃあっ!?お疲れ様です!」

スザク「お疲れ様です」

ギルフォード「特区日本は大分捗っている様だね。その調子で頑張るといい」


ギルフォード「~♪」

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 22:52:35.92 ID:cBGhh9J90
カレン「何よあれ!まるで別人じゃない!」

スザク「もしかしてコーネリア殿下の結婚が決まったのかな?」

カレン「結婚て……そんな話あったの?」

スザク「うん。この前、ダールトン将軍に相談されてね。誰か相応しい人が居ないかって。」

カレン「へえ」

スザク「それで、僕は藤堂さんが似合ってるんじゃないかって思って言ってみたんだけど」

カレン「はぁ!?(後で千葉さんにチクっておこう)」

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/29(木) 23:10:06.76 ID:cBGhh9J90
コーネリア「~♪」


カレン「あ、コーネリア総督だ」

スザク「コーネリア殿下もなんか機嫌が良さそうだね。やっぱり結婚が決まったのが嬉しいのかな?」


コーネリア(遂に手に入れた、ゴットバルト農園のオレンジマーマレード!

      この前ナナリーに会ったときにこっそり頼んでおいて正解だった。

      流石は咲世子。篠崎流当主だけあって、どっかのラウンズと違って良い仕事をするなあ!)

コーネリア「くふふふふ」


カレン「わあ……あの人が笑ってるの初めて見た……」

50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/30(金) 00:18:26.80 ID:KEUXd2qK0
スザク「殿下、おめでとうございます!」

コーネリア「ほあっ!?って枢木スザクか!ふっふっふ、念願叶って手に入れることができたのだ」

スザク「ではやはり!で、お相手は?」

コーネリア「相手?そんなものは決まっているだろう!」

スザク「では、藤堂さんと結婚されるんですか!?」

コーネリア「…………え?」

スザク「あれ?」

カレン「……」

コーネリア「……そういえばエニアグラム卿に振り回されてすっかり忘れていたが、貴様に話があったのを思い出した。

      枢木スザク、後で私の元へ来い」

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/03/30(金) 00:21:48.98 ID:KEUXd2qK0
スザク「カレン、僕はどうしたらいいのかな?」

カレン「何をどうするのよ」

スザク「だって、僕にはユフィが居るじゃないか!」

カレン「…………」





おしまい




C.C.「で、結局大量の服はなんだったんだ?」

カレン「コーネリアの荷物持ちだってさ」

C.C.「なんだ、つまらないな」