1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:03:42.17 ID:HuIVjRmNo
P「段ボールが山積みで、ゴミゴミしてますね」

ちひろ「どれもまだ開発、試験段階ですし」

P「……それで、俺にモニターをしてほしいと?」

ちひろ「やっぱり最終的な判断をですね、プロデューサーさんにしていただこうかなと」

ちひろ「アイドルの皆さんの事を一番分かってるのは、プロデューサーさんだと思いますから」

ちひろ「お忙しいと思って、ちょっと頼みづらかったんですけど……」

P「いやーこの位別に全然構いませんけどねハッハッハ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367327021

引用元: モバP「アイドル達の公式グッズですか」ちひろ「はい♪」 

 

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:06:24.93 ID:HuIVjRmNo
P「で、どんなグッズがあるんです?」

ちひろ「まずは一般向けの商品で、携帯ゲーム機ですね」ゴソゴソ

P「ゲーム機ですか」

ちひろ「そうです。ジャンルはアイドルプロデュース体験ゲーム!」

P「ほほう」

ちひろ「その名も……」





ちひろ「街で発見!モバゲっち!」ジャァァアン

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:09:37.36 ID:HuIVjRmNo
P「も、モバゲっち……?」

ちひろ「今日からあなたもアイドルのプロデューサーさんに!」

ちひろ「使うのは手前三つのボタンだけ!簡単操作でお手軽コミュニケーション!」

P「……て言うかこれ、たまg」

ちひろ「ささ、どうぞプロデューサーさん」スッ



菜々『ナナはウサミン星からやってきたナナっちー!』ピロピロリーン

P「おお、フルカラードットな菜々さん」

菜々『ナナとビビッとあそんでー、あそんでー』ピコピコピコ

P「よしよし、メニューから遊びを……ん?どれだ?」カチカチ

ちひろ「あ、遊ばせたい時はこのマイクのアイコンを選んで下さい」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:15:00.92 ID:HuIVjRmNo
菜々『とまーらーないー♪みらいをー♪めざーしてー♪』

P「……遊ぶって一人カラオケっすか」

ちひろ「育てるアイドルによって遊びが違うんですよ~」

P「へぇ~」


プリッ


P「ん?このピンクの物体は何です?」

ちひろ「あ、それ○○○です」

P「え?」

菜々『てへっ』

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:20:24.33 ID:HuIVjRmNo
P「いや、○○○って……」

ちひろ「アイドルだって生きてるんですから。○○○くらいしますよ」

P「そ、そりゃそうでしょうけど……っと、掃除しないと」カチカチ

菜々『すっきりー♪』ピロリーン


プリッ


P「あれ?掃除したばっかりなのに、また……」

ちひろ「実はモバゲっち最大の問題点なんですよね~、これが」

P「どういうことです?」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:26:12.42 ID:HuIVjRmNo
ちひろ「ちょっとしたバグなんですけど、○○○の増えるスピードが尋常じゃないんです」

P「えっ」

ちひろ「約1分に1糞位ですね……なんちゃって」


プリッ


ちひろ「ちなみに増える○○○を放置すると最悪、引退しちゃいます」

菜々『ウサミン星に帰りたい……』

P「致命的じゃないですか!1分1秒も目を離すなってか!」カチカチ

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:30:34.82 ID:HuIVjRmNo
ちひろ「安心して下さい、バグは直せませんでしたがちゃんと対策は取ってあります」

P「はぁ」

ちひろ「DLCで購入できるトイレットペーパー!コレさえあれば大丈夫!」

ちひろ「アイドルに持たせて計60回オートで使用するアイテムが、1個100モバコイン!非常にお買い得ですよ!」

P「金取るんですか!?」

ちひろ「モバゲっちと携帯電話を別売りの専用コードで繋いで入金するだけの、簡単なお仕事です」

P「……金掛ける所、間違ってませんか」


プリッ


菜々『てへっ』

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:35:04.55 ID:HuIVjRmNo
ちひろ「――で、どうです?モバゲっちは」

P「全然ダメですね。かれこれ30分やりましたが、クソゲーにも程があります」

ちひろ「あ、そんなバッサリ行きますか」

P「まずプロデュース体験が成立してませんから。下の世話ばっかりじゃないですかこれ」

P「とてもじゃないですけど、これを一般向けとは口が裂けても言えませんよ」

ちひろ「……やっぱり不良在庫品を魔改造した位じゃ、売りものになりませんか」

P「えっ?」

ちひろ「あ、いえ、何でもありませんよ。何でも」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:39:04.22 ID:HuIVjRmNo
P「もっとこう、まともなグッズは無いんですかね?」

ちひろ「うーん、それなら……目覚まし時計はどうです?」ゴソゴソ

P「目覚まし時計ですか」

ちひろ「アイドルの生音声が目覚ましになってるんですよ~」

P「ほほう」

ちひろ「そこに布団を用意してありますので、どうぞ寝っ転がって下さい」

P「……何でこの部屋に布団が敷いてあるのか気になってましたが、そういう事でしたか」

ちひろ「雰囲気って大事だと思いません?」ニコニコ

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:42:02.01 ID:HuIVjRmNo
ゴンッ

P「いてっ!」

ちひろ「もう準備OKですか?」

P「……ちょっとこれ、寝るには狭くないですか?」

ちひろ「ガマンしてください。ちゃんと子守唄歌ってあげますから」

P「子守唄?」

ちひろ「起~きて~りゃ~、払え~よ~、もばこ~い~ん~♪」

P「………」Zzzz

ちひろ「では、1分後にセットしますね」カチカチ

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:45:20.75 ID:HuIVjRmNo
P「………」


カッチカッチカッチ…ピピッ


朋『藤居朋と!』

ほたる『し、白菊ほたるの』

『『開運!ウェイクアップ占いー!』』ドンドンパフパフ

P「(ほう……)」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:48:10.78 ID:HuIVjRmNo
朋『えーっと、今のアナウンスの時点で起きない人……』

朋『及びスーツ姿で布団に入ってる、だらしないそこのアナタ』

P「(えっ)」

朋『女難の相が出てます。このままだと、死――』

P「!?」

朋『……ぬ程、辛い目に遭うかも。主に気分的な問題で』

朋『ま、占いに出ちゃったものは仕方ないよね。ハイ次、ほたるちゃん』

P「(打開策くれねーのかよ!)」

ほたる『そ、それじゃ私、くじを引きますね……』ガサガサ

朋『何が出るかな♪何が出るかな♪』

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:52:48.71 ID:HuIVjRmNo
ほたる『読みます。えっと……頭上に金ダライが、落ち……は、はわわ……!』

P「……は?」


ガンッ


P「ぶっ!」

朋『ではでは、今日も一日元気に頑張りましょー』

ほたる『す、すみません……すみません……!』

P「ってぇ~……ち、ちひろさん!ちょっと!」ガバッ

ちひろ「あ、おはようございます」ニコッ

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:55:48.11 ID:HuIVjRmNo
P「おはようございます、じゃなくてですね……何なんですかこれ」

ちひろ「身に降りかかる不幸で起こされる。すごく実用的ですよね~」

P「いや、目覚め悪すぎでしょう?つーかどっから出てきたんです、この金ダライ」

ちひろ「さぁ?」

P「えっ」

ちひろ「とりあえず、パターンは複数収録してますから。色々と楽しめますよ」

P「どう楽しめってんです?ちひろさんもしかしてSですか?」

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 22:59:45.73 ID:HuIVjRmNo
P「そもそもファン向けに作ってるのなら、これはちょっと看過できませんよ……」

ちひろ「じゃあ次は……このタイプの目覚ましなんかは、どうでしょうか」ゴソゴソ

P「……今度は大丈夫なんでしょうね」

ちひろ「大丈夫大丈夫。ちひろさん、ウソ付かない」

P「………」

ちひろ「少し長いですけど、ちゃんと作ってはありますから」

ちひろ「それではまた1分後にセットしておきますね~」カチカチ

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:03:59.75 ID:HuIVjRmNo
P「………」


カッチカッチカッチ…ピピッ


『……おはヨー?こんにちワー?こんばんワー?とにかくナターリアだヨー』

P「(お、おう)」

ナターリア『えっと……ママがショーガツに来た時のお話、するネ』

P「(……ん?)」

ナターリア『ママ、リオから日本まで飛んできたナ。ナターリア、びっくりしたネ』

ナターリア『でも久しぶり会えて、とっても嬉しかったヨ』

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:06:32.06 ID:HuIVjRmNo
ナターリア『ママ、日本のショーガツ料理をゴチソーするって、来る前にオセチ頼んでたノ』

ナターリア『ナターリア、またビックリ。日本のオセチ、とっても高いカラ』

ナターリア『ホントは二万円したケド、一万円で買ったっテ。ママすごいネ』



ナターリア『……オセチは朝、ちゃんと届いたヨ。ウン』

ナターリア『インターネットで見たオセチ、チョー・ゴーカだっタ』

ナターリア『でもフタ開けたら、そのオセチじゃなかったんダ』

ナターリア『ゴハン、ちょっぴりしかなかったヨ。誰かが先に食べちゃったみタイ』

ナターリア『これ、ママも知らなかったネ。とてもビックリしてたヨ』

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:12:50.06 ID:HuIVjRmNo
ナターリア『頼むオセチ間違えてごめんネって、ママはナターリアにあやまりやがったデス』

ナターリア『でもそのオセチは、ママが頼んだオセチだかラ』

ナターリア『ナターリア、ちゃんとゼンブ食べたヨ。ちょっとしょっぱかったネ』

ナターリア『でもママ、泣いて喜んでくれたんダ。大げさだよナー』

P「………」

ナターリア『……ママはリオに帰っちゃったケド、ナターリアは日本でアイドル、もっと頑張るヨ』

ナターリア『いっぱい頑張っテ、今度はママにスシ、いっぱい食べてもらいたいからネ』



P「………」プルプル

ちひろ「早く目覚まし止めて下さいよ」

P「止められるかぁぁぁぁぁ!!」ガバッ

26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:16:21.68 ID:HuIVjRmNo
P「この応援したくなる目覚ましは何なんですか、一体」

ちひろ「普通に起こしたのではつまらないと思いまして」

ちひろ「アイドルのちょっと深イイ的な話を吹きこんでみたんですけど……どうです?」

P「悪くはありませんけど、目覚まし時計なのに起こす気ゼロなのはちょっと」

ちひろ「もう、プロデューサーさんったら文句ばっかりですね」

P「……何と言うか、バッチリ起きられるような目覚ましって無いんですか?」

ちひろ「あるにはありますけど。結構ハードですよ?」

P「目覚ましにハードもクソも無い気がしますけど……」

27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:19:46.74 ID:HuIVjRmNo
ちひろ「次は緒方智絵里ちゃんです。また1分後にセットしますね~」カチカチ

P「………」


カッチカッチカッチ……ピピッ


『……ん……ぅ……』

P「(おっ)」



智絵里『……あっ……んんっ……』

P「(……?)」

智絵里『ぃ……んぅ……あ、やっ……』クチュ

P「(……これは……!)」ティン

28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:25:34.75 ID:HuIVjRmNo
智絵里『ぁ……は、ち、ちょっと……ん……』

智絵里『だ、ダメですって……ぁ……んぅ……』クチュクチュ

P「(一体ナニをやっているんだ、智絵里は……)」ドキドキ



智絵里『……も、もぉ……ダメっ……あっ!』

智絵里『やっ……これ、以上、は……んっ……』クチュ





智絵里『……か、彼っ……起き、ちゃうぅ……ひぅっ!』



P「」ガバッ

ガチャンッ

30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:30:19.00 ID:HuIVjRmNo
ちひろ「あ、おはようございますプロデューサーさん」

P「ちひろさん、このシチュエーションについて説明して下さい」

ちひろ「横で○○声を出していたアイドルが、実は別の男に○○○」

P「俺の智絵里になんて事させてるんですか!?」

ちひろ「それは脚本と演技指導担当の礼子さんに言って下さい」

P「あ、あんの雌豹ォォ……!」

ちひろ「でもほら、ちゃーんとバッチリ起きられましたよね?」

P「どこがバッチリなんですか、どこが!」

ちひろ「いや、だって……プロデューサーさんの下の方、正直みたいですし」クスクス

P「クソァァァ!……鎮まれっ……鎮まれ、俺の聖剣っ……!!」ビンビン

33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:34:06.09 ID:HuIVjRmNo
P「他に、他にもっとまともな目覚ましは無いんですか!?」

ちひろ「うーん……あと残ってるのは、収録段階でボツにしたもの位ですね」

P「ボツ?」

ちひろ「えぇ。例えばこの、まゆちゃんの目覚ましとか」

P「まゆのもあったんですか!?」

ちひろ「はい」

P「それ!それ使いましょうよ!何でボツにしたんですか!」

ちひろ「それは聞いてみたら分かりますけど……じゃあ、セットしますね」カチカチ

34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:36:54.54 ID:HuIVjRmNo
P「(普段度を越したレベルで俺に接してくるまゆの事だ、きっと凄いのが……)」


カッチカッチカッチ……ピピッ


『………』

P「………」

まゆ『うふふ、時間ですよ~』

P「(おっ)」ワクワク

まゆ『………』

P「………」

まゆ『………』

P「……ん?」ガバッ

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:41:23.56 ID:HuIVjRmNo
P「ちょっとちひろさん」

ちひろ「何でしょう」

P「この目覚まし、壊れてませんか?」

ちひろ「いいえ、全く」

P「いや、おかしいじゃないですか。まだ一言しか喋ってませんよ、まゆの奴」

ちひろ「だってまゆちゃんのコメント、それだけですもの」

P「えっ」

ちひろ「一言喋った後、プロデューサーさんの所へ早々に引き上げちゃいましたから」

ちひろ「どうもプロデューサーさん経由じゃないお仕事だと、最低限の事しかしてくれないみたいですね」

P「そ、そうだったんですか……」

36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:44:29.26 ID:HuIVjRmNo
P「しかし意外ですね、LIVEとかじゃあんな一生懸命なのに」

ちひろ「それはそうですよ。プロデューサーさんも見てる前ですから」

ちひろ「良くも悪くも、プロデューサーさん一筋と言う事なんでしょうね」

P「………」



ちひろ「そうそう、まだ見てもらいたいものが……よっと」ゴソゴソ

P「今度は何です?」

ちひろ「じゃーん!男子垂涎、○○○○マウスパッド~」

P「……来たか」ガタッ

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:49:27.04 ID:HuIVjRmNo
ちひろ「キャラがプリントされた、巷によくあるマウスパッドですね」

ちひろ「しかし、うちの○○○○マウスパッドはそこらとは比較になりません」

ちひろ「質感、大きさ。全てがトレースされた、完璧なマウスパッドです」

P「た、ただのマウスパッドにそこまでするとは……」

ちひろ「で、何かご希望のマウスパッドは」

P「雫で」



ちひろ「えっ?」

P「雫で」

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:52:38.97 ID:HuIVjRmNo
ちひろ「雫ちゃんでいいんですか?」

P「雫をオーダーせずに誰をオーダーするんです」

ちひろ「……えぇ、何となく分かってましたよ。雫ちゃんがオーダーされるであろう事は」ゴソゴソ

P「おぉっ!」



ちひろ「――それではたっぷりとその使い心地、確かめてあげて下さい」


ドタプルンッ


P「す、すっげぇ……何だこれ、何だこれ……!」サワサワ

39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:55:13.35 ID:HuIVjRmNo
P「この、本物と見紛うまでの手触り……!」ムニムニ

P「おぉぉ……両手では収まりきらない、この豊満な○○○○!」モニュモニュ

P「うっひょー!顔なんか余裕で埋まっちま……う?」





P「……んんん?」

ちひろ「?」

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/30(火) 23:57:56.43 ID:HuIVjRmNo
P「あの、ちひろさん」

ちひろ「何でしょう」

P「このマウスパッド、ちょっとデカくないですか」

ちひろ「はい。アイドルの上半身を元に、等身大サイズで作りましたから」

P「……マウスパッドですよね?ちゃんと使えるんですかこれ?」

ちひろ「………」



ちひろ「使おうと思えば、使えるんじゃないでしょうか」

P「えぇー……」

41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:01:07.70 ID:ZLefMqX1o
P「まず○○○○に、手を乗せて……」ボイン

P「マウスを握って……マウスを……」



P「っ……!!」

ちひろ「どうしました?」

P「だ、ダメだっ!」

ちひろ「何がダメなんです?」



P「……○○○○が、デカすぎて……マウスが地に付かない……!」プルプル

43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:05:33.71 ID:ZLefMqX1o
ちひろ「えっと……」

P「これは致命的な欠陥ですよ、ちひろさん!」

ちひろ「では、○○○○の部分に肘を乗せたらどうです?」

P「肘の面積分しか触感を楽しめないじゃないですか!」

ちひろ「……あ、だったら○○○○に手を乗せて使わなければいいんですよ」

P「それだと○○○○マウスパッドを使う意味がありませんよ!本末転倒です!!」

ちひろ「じゃあお手上げですね」

P「く、クッソォォォ!……畜生ォォウ……!!」

44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:08:38.20 ID:ZLefMqX1o
P「……そ、そうだ……他の子は!他の子のマウスパッドは、無いんですか!?」

ちひろ「……確かに、千枝ちゃんやメアリーちゃんのとかもありますけど」

P「ヒャッハァー!是非そいつらをお願いします!」


ドタプルンッ


P「!?」

ちひろ「製作時に聞いたバストサイズ、自己申告なのが仇になったみたいで……」

ちひろ「皆ふざけたか見栄を張りたいのか、どの子もGカップクラスに」

P「Noooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!」ガクガク

46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:13:14.47 ID:ZLefMqX1o
P「完璧と言った割に仕事が雑すぎんだろぉ、ちひろさん……!」

P「あぁしかし……なんてこったい!もっと、もっと俺の腕が長ければ……」

P「いや、人類がこれに適応して進化していれば……こんな事には……!」

ちひろ「ちょっと何言ってるのか分かりませんね……あっ」ゴソゴソ

ちひろ「プロデューサーさん、一つだけ皆とまったく違うサイズがありました」

P「えっ!」



ちひろ「藍子ちゃんのマウスパッドです」ペラーン

P「お、おぉぉぉぉ……!」

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:17:48.86 ID:ZLefMqX1o
スススーッ

P「素晴らしい……こんなにマウスを動かしやすいマウスパッドは初めてだ!」

ちひろ「正直に答えてくれたのは雫ちゃんと藍子ちゃんくらいですね、恐らく」

P「……しかし皆、よくこんなもの作らせてくれましたね」

ちひろ「そりゃマウスパッド作るからバストサイズ教えてくれ、なんて聞けませんよ」

P「えっ」

ちひろ「他社のスポーツブラの企画にかこつけて、聞き取り調査をしただけですから」

ちひろ「ちゃんとした採寸をしてないのはその為です」

P「……それじゃ、コレを作ったことをウチのアイドル達が知ったら……」

ちひろ「まず売れませんね。まだ誰にも了承を得てませんし」

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:23:54.81 ID:ZLefMqX1o
P「……ちゃんと合法的に商品売りましょうよ。公式グッズにしたいなら」

ちひろ「プロデューサーさんに再評価してもらいたかったんです。色々と惜しかったものですから」

ちひろ「っと、忘れるところでした。最後にもう一つ、見てもらいたい目玉商品があるんですよね~」

P「まだあるんですか?」

ちひろ「今度はちゃんとしてますよ~、何しろ商品化目前ですし」



ちひろ「よいしょっと……」ボフッ

P「こ、これは……!」

ちひろ「フッフッフ……等身大アイドル、特注抱き枕(島村卯月ver.)です!」

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:27:06.32 ID:ZLefMqX1o
P「抱き枕!?……抱き枕カバー、でなく?これ丸ごと?」

ちひろ「はい、さっきのマウスパッドとはワケが違います」

ちひろ「アイドル側も了承済みで、使われた素材全てが最高品質、ブリリアントな……まさに希代の一品です」

P「ほう……」

ちひろ「ただ、アイドル一人に付き一品しか作れないのが難点なんですけど」



P「……しかし、この卯月……何故にポーズがうつ伏せなんです?」

ちひろ「この子の場合、お尻がチャームポイントだと思いまして」

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:30:16.32 ID:ZLefMqX1o
P「どれどれ」ムニュムニュ


ビクッ


P「ん?」

ちひろ「どうしました?」

P「いや、何か……柔らかいのは柔らかいんだけど」

P「ちょっと温い?というか……」

ちひろ「多分、本物に近づける為の材質のせいですね。稀に良くある事です」

55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:32:55.06 ID:ZLefMqX1o
P「……さて、抱き心地はどんな感じかなっと」ギュッ


ブルブルッ


P「!?」

ちひろ「どうしました?」

P「こ、この抱き枕、何か震えて……と言うか、汗ばんでるんだけど!?」

ちひろ「多分、本物に近づける為の材質のせいですね。稀に良くある事です」

P「いやいやいや、稀に良くあってたまるかっての!心霊現象かよ!」

56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:37:40.26 ID:ZLefMqX1o
P「……中身、あらためさせてもらいますよ。チャックはどこです?」

ちひろ「えっと……プリントの、裏?」

P「………」ジジーッ


ゴロン


卯月「ぷはぁ……」ホカホカ

P「う、卯月……!?」

ちひろ「……チッ」

57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:41:26.43 ID:ZLefMqX1o
卯月「プロデューサーさん……わ、私……」ハァハァ

P「大丈夫か!?」

ちひろ「ちゃんと空気穴は空いてますから。大丈夫ですよ」

P「……どういうことなんですかね、これは」

ちひろ「ほら、最近のプロデューサーさんのフリトレ、全然掃けてませんよね?」

ちひろ「ですから、ちょっと効率化させようと思いまして」

P「それ普通横流しって言いますよね、というかどこにトレードする気だったんですか!?」

59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:45:04.47 ID:ZLefMqX1o
ちひろ「もちろんファンの人達に、ですよ」ニコッ

ちひろ「基本、プロデューサーさんより莫大なマニーを持ってますから。実に有益なトレードです」

P「ぐっ……し、しかし、このまま黙って見過ごす訳には」

ちひろ「卯月ちゃんを手持ちに戻したいんですか?……もう所属人数、パンパンですよ?」

P「あ、そうだった」

ちひろ「そもそもこの卯月ちゃん、出品取り下げた後放置されてましたからね」

卯月「プロデューサーさん……」グスッ

P「(く、クソッ!……どうしたら卯月を助けられ……ハッ!)」



P「そ、そうか……分かったぞ!」ピキーン

60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:48:50.35 ID:ZLefMqX1o
ちひろ「何が分かったんです?この状況に打開策なんて、あるはず……」

P「レア以上のウチのアイドルを三人、特別移籍だ!」



みく「えっ、ちょ……プロデューサーチャン!?決断早す―――」チャリーン

幸子「まさかボクの出番がたったこれだけとかそ―――」チャリーン

菲菲「み、みんな~!ふぇいふぇいだy―――」チャリーン



ちひろ「……レアメダル、ですって……!?」

P「あぁ。このレアメダル三枚を使用し、俺は……女子寮を作る!」ゴゴゴゴゴ

61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:52:44.27 ID:ZLefMqX1o
ちひろ「で、でも……たかだか10人じゃないですか。そんな寮、すぐに埋まっちゃいますよ?」

P「……フッ」

ちひろ「!?……ま、まさか」

P「これが俺の答えです、ちひろさん」


ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…


ちひろ「そんなっ……レア以上確定のプラチナガチャを、あんなに……!」

ちひろ「きゃああああああああ~っ!」パタリ

63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 00:58:05.57 ID:ZLefMqX1o
ちひろ「あぁ、ダメですプロデューサーさん……そんなに、回しちゃ……」

P「もう横流ししたりしませんね?」

ちひろ「も、もちろんです……♪」ニヘラ



卯月「……プロデューサーさん!」ギュッ

P「今まですまなかったな、卯月」

卯月「私、頑張ります!これからもっともっと、頑張りますから!」

P「……あぁ。期待してるぞ」

65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 01:01:21.87 ID:ZLefMqX1o
ちひろ「――さて、と」ムクリ

ちひろ「遊びも入って最後には小芝居と、随分と寄り道してしまいましたね」

ちひろ「まぁこれで本来の目的も達成しましたし、とっとと片付け……」



P「あ、ちひろさん。ちょっと」

ちひろ「っ!?な、何でしょうプロデューサーさん」

P「この不採用にしたグッズ、いくつかもらっていいですかね」

ちひろ「え、えぇ。別に構いませんけど……」

P「ありがとうございます」

66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 01:06:36.75 ID:ZLefMqX1o
~翌日~

卯月「念願の女子寮建設、そして増築……」

卯月「特別移籍に巻き込まれて、ライバルは一掃されちゃいました」

卯月「SRなみくさんまで巻き込んだのには少し驚きましたけど……とにかく、今度こそチャンスです」

卯月「今なら、今ならプロデューサーさんにノーマルな私の姿だけを見t」



まゆ「お願いします……」

P「ダメだ」

まゆ「……どうしても、ですかぁ?」

P「あぁ。どうしてもだ」



卯月「」

67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 01:15:37.94 ID:ZLefMqX1o
まゆ「うぅぅ……ひ、酷いです……あんまりですよぉ」

P「これもまゆを思っての事なんだ」

まゆ「その気持ちは、痛いほど分かります……で、ですけどぉ」

P「………」カチカチ


ピピッ


『うふふ、時間ですよ~』

まゆ「ふあぁ!……や、やめ……やめてぇ!」ガタガタ

まゆ「そんなっ……そんな、心のこもってないまゆの声を……毎朝、プロデューサーさんの耳にぃ……!」プルプル

まゆ「……まゆにはこんな自分、許せません……!」

卯月「」

68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 01:20:48.79 ID:ZLefMqX1o
P「いいじゃないか、中々新鮮だし」

まゆ「で、でも……こんなの、まゆの本当の気持ち、なんかじゃ……!」

P「そうだな」

まゆ「……プロデューサー、さん」

P「君が俺のことを見ているように、俺も君のことはちゃんと見ているつもりだ」

P「それを……ゆめゆめ忘れないようにな」



まゆ「……はい……まゆはこの戒め、絶対……絶対に、忘れませんからぁ……」ポワワワ

卯月「(なにこれ……何なんですかこれ……どういう展開ですかこれ!?)」ワナワナ

69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 01:24:43.61 ID:ZLefMqX1o
藍子「……あの、プロデューサーさん?」

P「はい何でしょう」

藍子「さっきも、その……マウスパッド、人前で使わないようにって、言いましたよね」

P「いいじゃないか別に」

藍子「よ、良くありません!大体何でこれ、私の顔が……!」



P「藍子だから、使いたいんだよ」

藍子「……えっ、あ……ぷ、プロデューサーさん?な、何を、言って……」

卯月「」

70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 01:27:43.34 ID:ZLefMqX1o
P「藍子に似て、つるつる、すべすべしたマウスパッドなんだ」

P「使わない訳にはいかないじゃないか」

藍子「そ、そうなんですか?それだったら、使っても……」

藍子「ううん、ダメ!……や、やっぱりこれ、恥ずかしいですしっ」

P「しかしなぁ」

藍子「事務所じゃなくて、その……ぷ、プロデューサーさんの家で、使ってください!」

P「分かった、分かったよ。仕方ないなぁ」ニヤニヤ



卯月「……………」

71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/01(水) 01:31:35.71 ID:ZLefMqX1o
卯月「プロデューサーさんっ!」

P「ん?どうした卯月」

卯月「私、プロデューサーさん専用の抱き枕になりますから!私もお持ち帰りして下さい!」

P「えっ」

卯月「頑張りますから!プロデューサーさんの家でも、頑張りますから!!」

P「いや、その、それはちょっと……」

藍子「う、卯月ちゃん……!?」

まゆ「………」



ちひろ「さーて、お次はどの手でプロデューサーさんを嵌めましょうかね~♪」ルンルン



おわり