1: 1 2013/06/15(土) 20:17:15.94 ID:UT2DOCsi0
アイマス×ACfAのSSです。

初投稿になるので細かいところはお察しを。

書き溜め完結してるのでのんびり投下します。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371295035

引用元: 春香「765旅団」 

 

アイドルマスター ワンフォーオール PlayStation3 the Best
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2: 1 2013/06/15(土) 20:20:16.72 ID:UT2DOCsi0
7月、多くにとって突然にそれは起こった。

正体不明の複数のアイドルによるアルテリア施設の同時襲撃。
その殆どは成功し、クレイドルは拠って立つエネルギー基盤を大きく揺るがされた。

そして、765旅団と旅団長マクシミリアン・ハルカドールの名でごく短い声明が世界に発信される。


To Ibol. Welcome to the E@rth.


それは、全ての空に住むアイドルへの明確な宣戦であった。

プロダクションは、安全な経済戦争を放り出し、狂気の反動勢力に対することを余儀なくされ、人々は、覚束ない足元にはじめて気づいたかのようにそれを恐怖するしかなかった。

3: 1 2013/06/15(土) 20:25:26.39 ID:UT2DOCsi0
────
───
──

~アルテリア・ウルナ~

春香「ふぅ、これであらかた片付いたかな。そっちの施設のほうはどう?」

千早『えぇ、こっちも終わったわ春香』

春香「えへへ、案外上手くいくものなんだねー」

千早『今や企業の連中も大慌てでしょうね。正体不明のアイドルによるアルテリア同時襲撃なんて』

千早『これで…よかったのよね?春香』

春香「うん。このまま地球の中でゆっくり荒廃しながら生きていくなんて嫌だよ」

春香「アイドルは先に進まなきゃいけない。私たちがその先駆けにならないとね」

4: 1 2013/06/15(土) 20:27:09.10 ID:UT2DOCsi0
一応キャストを…


首輪付きP
小鳥スミカ

カラード
・ジェラルド・ガルウィング
・ウィン・D・ミウラ
・ユキリウム
・王菊池

765旅団
・マクシミリアン・ハルカドール
・月律子(がちりつこ)
・凸リアス・エメリー
・壁ルツェル
・オールド美希ング
・ヴァイサーイ(ヴァオー)

5: 1 2013/06/15(土) 20:32:31.48 ID:UT2DOCsi0
~アルテリア・カーパルス~

P「──っと、クレイドルの命綱なだけあって防衛設備はしっかりしてるんだな」

小鳥「感心してる場合じゃないですよプロデューサーさん。
やよいちゃんが到着するまでにできる限りの損壊を与えてくださいね」

P「わかってますよ。横水差されちゃたまったもんじゃないですからね」

伊織「ほら、さっさとやるわよプロデューサー」

P「ここは俺だけでもよかったんじゃないか?伊織の担当、本来ここじゃないだろ?」

伊織「千早の命令でここに当てられたの。アンタの協働兼監視役としてね。いつまた向こう側に寝返るかわからないし」

P「俺がここを襲撃するのは多分向こうは把握済みだと思うぞ?こんな大犯罪起こしてる時点で今さら向こうに戻れないよ」

伊織「それもそうね」

6: 1 2013/06/15(土) 20:40:51.87 ID:UT2DOCsi0
小鳥「アイドル急速接近。きたようね」

やよい「はわっ!防衛部隊が全滅…しかも20秒足らずでなんて、きっとすごい人なんですねー」

P「よう、やよい」

やよい「あ、プロデューサー!お手伝いしにきてくれたんですか?」

P「いや、その逆だ。邪魔しにきた」

やよい「あー…やっぱり本当なんですね…。カラードを離反したって」

伊織「そういうこと。悪いわねやよい」

P「俺は少しでも未来のあるほうに賭けてみただけだよ。
連合の思想も一理ある。けど、やはり俺たちはこのまま衰退するわけにはいかない」

やよい「で、でも たくさんのアイドルが死ぬんですよ…?」

P「春香も言ってたな、人類の飛躍のための犠牲なら、私たちはそれを甘んじて受け入れないといけないって」

P「みんな救われる方法なんてない。だから俺たちは模索しつつも、こうやって前に進もうとしている」

7: 1 2013/06/15(土) 20:48:17.26 ID:UT2DOCsi0
やよい「…あの、プロデューサー」

P「なんだ?」

やよい「後悔は…してないんですか?」

P「んー、そうだな。強いて言うなら、仲のいい人を何人か切り捨てなければならなかったことかな」

やよい「…!」

P「流石に一緒に離反しないか、なんて言えたもんじゃないしな」

やよい「…プロデューサー!」

P「うぉ、なんだ?」

やよい「わたしも、連れてってください!なんだか、カラードにいるのも飽きちゃったかなーって」

P「んー…いいんじゃないか?」

伊織「ちょっと!」

P「まぁまぁ、やよいも悪気はないし、こう言ってるわけだから」

やよい「いいんですか…?」

P「やよいが自分で決めたことなら、誰も口出しはできないよ」

伊織「はぁ…アンタって人は…」

8: 1 2013/06/15(土) 20:57:40.16 ID:UT2DOCsi0
やよい「うっうー!これからもよろしくお願いしますね!プロデューサー!」

P「でも、いいのか?企業連が黙っちゃいないだろ」

伊織「やよりよりアンタ抜けたほうが黙っちゃいないわよ」

P「そうかな?」

やよい「伊織ちゃんも、また一緒に任務できるね!」

伊織「はぁ……。まぁ、こういうのも悪くはないかもね…ニヒヒ!」

伊織「あ、でも一応拘束はさせてもらうわね。大丈夫よ、ひどい目にはあわせないから」

P「いいよなぁ。俺なんかこの任務受けるまで四六時中監視されたってのに」

伊織「アンタは色々とイレギュラーなのよ。あれでも足りないくらいだったわ」

小鳥「おかげでプロデューサーさんの秘蔵映像が増えて…フフ…」

P「なにか言いました?音無さん」

小鳥「いえ、私も監視がきつかったなーって」

9: 1 2013/06/15(土) 21:07:14.80 ID:UT2DOCsi0
~765お茶会~

春香「それで、やよいちゃんもこっち側にくることにしたんだ?」

やよい「はい!こっちのほうが楽しいですし、精一杯がんばります!」ガルーン

美希「やよいもハニーに魅せられちゃったの?」

やよい「んー、プロデューサーといるほうが楽しいかなーって」

美希「油断ならないの。ハニーはミキのものなの!」

伊織「はいはい、アンタは黙っておにぎり食べときなさい」

美希「デコちゃんは黙ってて。これはミキの死活問題なの!」

伊織「デコちゃん言うな!」

やよい「でも、まさかあのカッカダルヴァさんがハルカd

春香「わー!わー!それ言っちゃだめだから!」

千早「でも、高槻さんならきっときてくれると思ってたわ。」bグッ

P「そこまで読んでたのかよ…。でもこれでいよいよ向こうも本気になるんじゃないか?」

律子「起業連の原動力がなに言ってるんですか。あなたがいることで成り立ってたような組織ですよ?」

P「俺ってそんなすごかったのか…。」

小鳥「ラインアークの一件から、一目置かれるどころじゃなくなりましたからねー」

P「俺が離反しただけで瓦解する組織もどうかと思いますよ?」

春香「あの時はプロデューサーさんに一発入れるどころか、メインブースターを的確に狙われて…怖かったなぁ…」

美希「あはっ!ハニーったら容赦ないの」

P「あはは、ごめんな?春香」ナデナデ

春香「えへへー///」

美希「あーずるい!ミキもなでなでしてもらうの!」

P「美希はなにもしてないだろー」

美希「こんなのってないの!」

10: 1 2013/06/15(土) 21:18:16.98 ID:UT2DOCsi0
pppppp…

千早「なにか動きがあったようね」

P「そろそろくるか」

やよい「うー…、やっぱり離反すると怖いです…」

P「じゃあ次の任務は俺と行くか?」

やよい「いいんですか?」

P「あぁいいぞ。千早の許可がおりたらな」


千早「確認がとれました」

千早「エーレンベルクの場所が特定され、間もなく向こうの戦力が投入されるだろうとのことです」

千早「それに加え、こちらの蒔いたエサにかかってくれたようですね。
765旅団本隊を攻撃するべく、別働隊がビッグボックスに向かっているとのことです」

千早「エーレンベルクは私たちの未来の懸け橋でもあります。おそらく、そちらには最精鋭戦力が投入されるかと」

伊織「案外早く嗅ぎつけたものね」

美希「あんなに大きな砲身してたら、気付かれるのも無理はないって思うな」

春香「分担はどうしよっか?」

千早「ビッグボックスでは私と響が迎えるわ。相手は多分……くっ」

春香「うん、あずささんね」

P「あれ、そういや響が見当たらないな」

千早「響なら今制圧中ですよ」

P「どこを?」

千早「ビッグボックスをです。エサを蒔くのが少し早かったかしら…」

P「さいですか…」

11: 1 2013/06/15(土) 21:27:42.57 ID:UT2DOCsi0
春香「それじゃあエーレンベルクのほうはどうしましょうか?」

P「そっちは俺が行くよ。あぁあと、やよいも連れて行っていいかな?」

千早「えぇ、いいですよ。戦力が足りないことはあっても有り余ることに困ることはありませんから」

P「しかし、2人だけなのはちと心もとないな」

律子「その実力でよく言えますね」

やよい「うー…私頑張りますよ?」

P「やよいが一生懸命頑張ってるのは俺がよく知ってるよ」ナデナデ

やよい「あの…えと…///、ありがとうございます!」

律子「それじゃあ私も行きましょうかね」

P「お、ついてきてくれるか」

律子「一応、あなたたちは元カラードですからね。監視です、監視。」

P「まだ続いてるのか…」

伊織「素直になりなさいよね律子」

律子「う、うるさいわね!///そういう伊織こそ!」

伊織「なによー!」

春香「はいはい、どーどー」

P、小鳥(ゆるいなー)

美希「……」

P「ん?どうした美希?」

美希「なんでもないの。ミキ、ちょっと外出てくるね」

P「おぅ、あんまり目立つ行動はするなよー」





律子「それじゃあ行ってきますね」

P「そっちは任せたぞー」

やよい「いってきまーす!」

12: 1 2013/06/15(土) 21:37:27.16 ID:UT2DOCsi0
……

春香「大丈夫?今回の任務」

千早「問題ないわ。相手が誰であろうと私は行かないといけない」

春香「でも…相手はあのあずささんだよ?千早ちゃんにもしなにかあったら私…」

千早「それでも、よ」

千早「春香はこのクローズ・プランを成功させないといけない。春香ならそれができると私は信じてるわ」

千早「みんなのために、人類のために[ピーーー]るなら、本望よ」

春香「だめだよ…そんなに簡単に死ぬなんて言っちゃ…」

千早「ふふ…そうね。じゃあ、生きて戻ってくるわ」

春香「…絶対だよ?」

千早「えぇ、絶対」

春香「絶対に絶対だからね?」

千早「約束するわ」

春香「えへへ…グス…絶対、戻ってきてね!」

千早「いってきます」ニコ


千早「…」

13: 1 2013/06/15(土) 21:41:17.40 ID:UT2DOCsi0
千早(これも全てシナリオ通り、あとは私が死力を尽くすだけ。)

千早(勝っても負けても、そろそろ幕引きね。)

千早(でも…心なんてないはずなのに…なんでこんなに寂しいのかしら…)

千早(死ぬのがわかっているから? …違う)

千早(私は、あの人のことを…)

14: 1 2013/06/15(土) 21:51:48.11 ID:UT2DOCsi0
~衛星軌道掃射砲・エーレンベルク周辺~

小鳥「敵ノーマル、サイレントアバランチにアームズフォート、イクリプスを確認」

P「芸がないなー」

小鳥「ECM対策とってなくてハチの巣にされたの忘れたんですか」

P「いや、今回はあの二人が…」


律子「やよい!そっちに2機行ったわ!2時の方向!」

やよい「うっうー!一掃ですぅ!」


P「ちゃんと律子のアサルトキャノンの射線上に入らないように動いてるし…初めて組むんですよね?」

小鳥「息ぴったりですね…」

P「やよいもやよいで、あんなに天使砲ぶっぱしてるのに全然止まらないし…」

小鳥「なんというEN管理…」

律子「プロデューサー殿もちゃんと参加してくださいよー!」

やよい「ここは任せてくださーい!」

P「あ、あぁ 今行く」

小鳥「イクリプス、間もなく作戦領域に入りますよ」

P「了解、それじゃあノーマル部隊はあの二人に任せてそっち叩くか」

15: 1 2013/06/15(土) 22:00:11.17 ID:UT2DOCsi0
小鳥「瞬殺ですね」

P「オーメルパルス様様ですね」

小鳥「でも、離反するときってそんな武器持ってませんでしたよね?」

P「765旅団はオーメルの後ろ盾もあって発足したものですから、そこらへんは融通が利くんですよ」

小鳥「なるほど…」


小鳥「…!敵増援を確認 アイドルが1人…いや、2人?」

真「なるほど、そちらのオペレータはいい目をしてますね」

P「真か」

真「ボクだけじゃありませんよ!」

P「っ!」ザシュ

雪歩「プロデューサー…どうして裏切ったんですか…!」

P「雪歩…」

16: 1 2013/06/15(土) 22:06:56.06 ID:UT2DOCsi0
────

P「ふぅ…また腕が上がったな?」

雪歩「うぐ…」

P「でも、俺の勝ちだ」

雪歩「答えてください…どうして裏切ったのかを…」

雪歩「プロデューサーがいないと…私……!」


真「もはや弁明の余地はありませんよ。許されないことをしたんですから」

P「あぁ、確かに許されないことをしでかした。でもな、俺はこれが正解だと思っている」

真「やよいまで引き込んでおいて、よく言えますね!」

やよい「違います真さん!」

真「えっ?」

やよい「たしかに、いけないことをしちゃったかもしれません…」

やよい「でも!確かにそれは人類が前に進むために必要なことなんだって、わかるんです!」

やよい「なんて言ったらわからないけど…でも、これは間違ってることじゃなくて…あの…」

P「いいんだ、やよい。俺たちがしていることは、誰もが賛同できたものじゃない」

やよい「うー…」グスッ

やよい「雪歩さんも、真さんも知ってるはずです!プロデューサーはいい人だっていうこと!」

やよい「悪事を働く人じゃないってことを!」

真、雪歩「っ!」

P「やよい…」

やよい「最後の最後までやってみないと、正しかったことかなんてわからないんです…だから」

やよい「退いてください…」

17: 1 2013/06/15(土) 22:08:53.64 ID:UT2DOCsi0
小鳥「真ちゃん、雪歩ちゃん 私からも言わせてもらうわ」

小鳥「プロデューサーさんとカラードを離反してから、私たちは違う世界を見てきたわ」

小鳥「そこは今の現状のあらゆる側面、いいところも悪いところも全部見れた」

小鳥「真ちゃん、あなたならわかるはずよ。今のこの現状とその先の未来が」

真「……っ」

P「こっちに降れなんて言わない ただ、考え方を改めてほしい」

18: 1 2013/06/15(土) 22:17:00.75 ID:UT2DOCsi0
真「少し…時間をください」

雪歩「真ちゃん…」

真「雪歩は、もう決めてるんだね」

雪歩「うん… 私はプロデューサーといたいよ。誰がなんと言おうと」

真「雪歩は強情だなぁ…まぁ、ボクも答えは出てるようなものだけど」

真「今回のところはここで退きます。いろいろと始末しないといけないことがあるので」

P「ありがとう…真、それに雪歩」

雪歩「いいんです…私がしたいことですから」

真「カラードのブレインを動かしたんですから、ちゃんと責任とってくださいね!」

律子(自分でブレインなんて言っちゃってるわ…)

P「お、おぅ 俺にできることならな」

真「約束ですよ!」


雪歩「あ、あの!プロデューサー!」

P「どうした?」

雪歩「ずっと…一緒ですからね…?」

P「あぁ、雪歩が望む限り ずっとな」

雪歩「はい…///」


小鳥(この人全員にフラグ立てるつもりかしら…いつか刺されるわね…)チラ

律子(……)ギリギリ







真「あ、でも 一人気を付けてくださいね」

P「あずささんか…」

真「えぇ、少なくとも話は通じないと思うので…」

19: 1 2013/06/15(土) 22:30:15.35 ID:UT2DOCsi0
~ビッグボックス~

響「うぅ……」

千早「くっ…」

あずさ「あらあら~、もう終わりかしら?」

あずさ「これだけ大きな墓標ですもの、あなた達二人でも不足はないわよねぇ?」

響「千早…早く逃げるさー」

千早「そういうわけにもいかないわ。なんとしてでも食い止めないと」

あずさ「自動人形は少し黙ってましょうね~」

あずさ「でも、私をメインの戦線からはずしておびきだしたことには感心するわぁ」

あずさ「もっとも、私をおびき出したんだからそれなりの覚悟はあったと思うけど?」

あずさ「でもそれもこれでおしまい。こんなところで時間を潰してる暇はありませんから」


ザシュッ

響「──っ」

あずさ「あらあら、手元が狂っちゃいましたぁ」


千早「…あなたには、なにを言っても無駄なようね」

あずさ「わかりたくないわよ、あなたたちの思想なんて」

あずさ「必ず成功するわけじゃない、失敗をすればそれこそ歴史に名を残す人になるわよ?ある意味でね」

あずさ「それに、私の運命の人まで奪うんだから… この程度じゃ生ぬるいわよぉ」

千早「あの人は自らの意思で私たちのもとに来てくれました。誰に諭されるわけでもなく」

あずさ「その御託ももう聞き飽きました。そろそろ終わらせちゃいましょうか」

千早「……」

20: 1 2013/06/15(土) 22:45:46.35 ID:UT2DOCsi0
────

千早「行ってしまったようね…結局止められなかった」

千早「もう体の殆どの感覚がない…完敗ね」

千早「でも、全てはシナリオ通り…」

千早「春香…必ずやり遂げてね…」



千早(せめて、最期にあの人に伝えておけばよかったかしら…。それが心残りね)

千早(でも、もう…)

千早(少し、休憩しようかしら)

千早(いろんなことを考えすぎて、疲れたわ)


千早(……)














「人類に…黄金の時代を……」


21: 1 2013/06/15(土) 23:11:08.61 ID:UT2DOCsi0
P「ふぅ…どこに移っても事務仕事は付き物なんだなぁ…」カタカタ

伊織「今日はなにやってんの?」ヒョコッ

P「戦果報告の整理だな」

伊織「へぇ。って、やよいの戦況すごいことになってるわね」

P「カラードにいたときよりあらぶってるな」

伊織「そうなの?」

P「あぁ、カラードの時より伸び率が250%も上がってる」

伊織「うわぁ…」

雪歩「プロデューサー、お茶が入りましたよぉ」コト

P「お、ありがとう。雪歩はいつも気が利くなぁ」

雪歩「い、いえ そんなこと///」

伊織「鼻の下伸ばしてんじゃないわよバカ」

P「うぐ… そういや、春香の奴は大丈夫なのか?」ズズ…

伊織「えぇ…今は少し精神的に参ってる状態ってとこね」

P「そうか…」

伊織「でも心配いらないわ。私たちが付きっきりで看てるし、なによりこんなことで折れるほどヤワじゃないわよ」

P(俺に会わせないでほしいという春香からの通達らしく、俺は病室を閉め出されてしまっている…)

ガチャ

真「ただいま戻りましたー!」

P「おかえりー」

真「あ、プロデューサーおつかれ様です!」

P「雪歩も真もつい最近こっちにきたと思いきやすっかり馴染んでるなぁ」

真「そうですか?多分、プロデューサーや小鳥さんがいるからだと思いますよ」

伊織「そういえば小鳥は?」

P「仮眠室。昨日飲みすぎたんだと」

伊織「はぁ……。よくオペレータが務まるわね」

P「あれで腕は確かだからな」

伊織「私もオペレータの勉強してみようかしら…」ボソッ

P「なんか言ったか?」

伊織「な、なんでもないわよ!」

22: 1 2013/06/15(土) 23:11:36.91 ID:UT2DOCsi0
P「ふぅ…どこに移っても事務仕事は付き物なんだなぁ…」カタカタ

伊織「今日はなにやってんの?」ヒョコッ

P「戦果報告の整理だな」

伊織「へぇ。って、やよいの戦況すごいことになってるわね」

P「カラードにいたときよりあらぶってるな」

伊織「そうなの?」

P「あぁ、カラードの時より伸び率が250%も上がってる」

伊織「うわぁ…」

雪歩「プロデューサー、お茶が入りましたよぉ」コト

P「お、ありがとう。雪歩はいつも気が利くなぁ」

雪歩「い、いえ そんなこと///」

伊織「鼻の下伸ばしてんじゃないわよバカ」

P「うぐ… そういや、春香の奴は大丈夫なのか?」ズズ…

伊織「えぇ…今は少し精神的に参ってる状態ってとこね」

P「そうか…」

伊織「でも心配いらないわ。私たちが付きっきりで看てるし、なによりこんなことで折れるほどヤワじゃないわよ」

P(俺に会わせないでほしいという春香からの通達らしく、俺は病室を閉め出されてしまっている…)

ガチャ

真「ただいま戻りましたー!」

P「おかえりー」

真「あ、プロデューサーおつかれ様です!」

P「雪歩も真もつい最近こっちにきたと思いきやすっかり馴染んでるなぁ」

真「そうですか?多分、プロデューサーや小鳥さんがいるからだと思いますよ」

伊織「そういえば小鳥は?」

P「仮眠室。昨日飲みすぎたんだと」

伊織「はぁ……。よくオペレータが務まるわね」

P「あれで腕は確かだからな」

伊織「私もオペレータの勉強してみようかしら…」ボソッ

P「なんか言ったか?」

伊織「な、なんでもないわよ!」

23: 1 2013/06/15(土) 23:18:17.76 ID:UT2DOCsi0
P「…ん? 依頼メール?」

ピッ

============

あはっ!ハニー元気してる?
ミキだよー。
クレイドル03を襲撃しようかなって思ってるんだけど
付き合わない?
ミキ的には、765のみんなは温すぎだと思うな。
革命なんて、結局は[ピーーー]しかないの。
でしょ?

============

P「……」

小鳥「美希ちゃん…」

P「うわっ!起きてたんですか音無さん」

小鳥「なんだか癪に障る驚き方ですね…」

小鳥「これ、まさか受けようなんてことは」

P「えぇ、受けますよ」

小鳥「えっ」

P「ほら早く行きますよ。準備してください」ガタッ

小鳥「ちょ、ちょっとプロデューサーさん!」

24: 1 2013/06/15(土) 23:24:06.20 ID:UT2DOCsi0
~クレイドル空域~

小鳥「……」ムスー

P「機嫌直してくださいよ音無さん」

小鳥「見損ないました。直接命を奪うなんて…」

P「はぁ…そんなことするわけないじゃないですか」

小鳥「え?」



美希「あ、きたの! もうハニー遅いよー」

P「すまんすまん」

美希「所詮は大量殺人 派手にいくの!」

P「それのことについてなんだがな美希」

美希「なに?」

P「俺がここにきたのは、クレイドルを襲撃しにきたわけじゃない」

美希「?」

P「お前を説得しにきたんだ」

25: 1 2013/06/15(土) 23:48:51.67 ID:UT2DOCsi0
美希「…やっぱり、ハニーは優しいんだね」

P「どういたしまして」

美希「でもね、ミキもいつまでもこうやって足踏みしてる場合じゃないの」

美希「みんなにミキがキラキラしてるところを見せて、知らしめる必要があるの」

美希「一番手っ取り早い方法があるよ。殺して、知らしめてやればいいの」

美希「ミキはハニーとだったらななんだってできるよ。だからね?ハニー」

美希「一緒にキラキラしよう?」

P「…そういう願いなら、お断りだ」

美希「どうして?ミキ、ハニーのためならなんだってできるよ?」

P「ならこんなバカなことはやめて、戻ってきてくれ」

美希「それはヤなの!ミキ、言ったよね?いつまでも足踏みしてる場合じゃないって」

P「……」

美希「ハニー?」

26: 1 2013/06/16(日) 00:14:28.01 ID:c/Vn/D6D0
P「…千早と響が、死んだ」

美希「っ!!」

P「俺たちが作戦から帰還したときに伝えられたよ」

P「あいつらは、俺たちの一つの目標のために志半ばで死んでいった」

P「千早と響は、そんな俺たちの背中を押してくれた」

P「それのおかげもあって、俺たちは微力ながらも確実に前に進んでいる」

P「違うか?」

美希「でも…それでも…!」

P「それでも足りないっていうのなら、こんな卑怯な手を使わずとも、もっと前に進めるはずだ」

P「人類に、黄金の時代を」

P「俺のログに残された千早の言葉だ」

P「お前の夢見る黄金の時代、キラキラした世界はこんな改革をしなくてもできるはずだ」

P「俺の知ってる美希は、そんなことも容易くできてしまうアイドルのはずだけどな?」

27: 1 2013/06/16(日) 00:43:02.81 ID:c/Vn/D6D0
美希「ハニーはズルいよ…」

P「こればっかりはズルしなくちゃな」

美希「そんなだから、いろんな子が勘違いするんだよ?」

P「それはわかりかねるが」

美希「もう!ハニーは鈍ちんなの!」

美希「でも…やっぱりハニーには勝てないの」

美希「ミキのこと、ミキ以上に知ってるんだから…」

P「そうでなきゃプロデューサーやってられないよ」

美希「あはっ!それもそうなの」

小鳥「プロデューサーさんね、あぁは言ってるけどこの依頼受けてからずっと取り乱してるのよ?」

P「そんなことありませんよ」

小鳥「雪歩ちゃんが淹れたお茶が震えてこぼれるくらい取り乱してたくせに」

P「あーきこえなーい」

美希「ハニー…そこまでミキのこと心配してくれたんだ…」

P「当たり前だろう。俺たちの大切な仲間なんだから」

美希「む-!そこは『俺の愛する人だから』って言うんだよ?」

P「はいはい、愛する人なー」

美希「心がこもってないの!」

P「どうすりゃいいんだよ」

美希「じゃあ、クローズ・プランが終わったらご褒美ちょうだい?」

P「おぅ、なんでもいいぞ。俺の叶えられる範囲でな」

美希「っ!約束なの!」

28: 1 2013/06/16(日) 00:53:31.39 ID:c/Vn/D6D0
ppppppp

P「っと、悪い。通信だ」ピッ

律子『プロデューサー殿。今、大丈夫ですか?』

P「律子か、どうした?」

律子『どうしたじゃありませんよ!旧ピースシティにてアームズフォートを確認しました』

律子『おそらく、企業連の差し金でしょうけど、こっちは春香の件で手が離せなくて…』

P「春香は、大丈夫なのか?」

律子『えぇ…今はだいぶ精神状態が安定してますけど、まだ誰かついてやらないと…』

P「わかった、アームズフォートはこっちに任せてくれ」

律子『わかりました。くれぐれも、無理はしないでくださいね』

P「あぁわかってる。ありがとう」ピッ


美希「春香になにかあったの?それにアームズフォートって…」

P「あぁ、春香は千早の件でちょっとな。それと、旧ピースシティ付近にアームズフォートを確認したそうだ」

小鳥「旧ピースシティならここから近いですね」

P「そういうこと。美希、いけるか?」

美希「バッチリなの!」

29: 1 2013/06/16(日) 01:07:23.72 ID:c/Vn/D6D0
~医務室前~

P(あれから鬼のようなスピード撃破をかまして戻ってきたわけだが…)

P「…どうしたものか…」

P「えぇい、悩んでても仕方ない。」

コンコン

P「春香、今大丈夫か?」

春香『…プロデューサーさん、ですか?』

P「あぁ、閉め出されちゃって様子が確認できなくてな。無理なようなら後にするけど」

春香『……』

P「……」

P「春香、聞いてくれ。春香のやろうとしていることは決して間違っていることじゃない。俺が保証する」

P「それだけは、わかってほしい」

P「……」

P「それじゃあ、向こうに戻っとくな」

ガラッ

P「!」

30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/16(日) 01:28:12.26 ID:c/Vn/D6D0
P「もう、大丈夫なのか…?」

春香「私…わかんなくなっちゃいました」

春香「千早ちゃんを送り出したあと、何度も何度も後悔して ちゃんと引き留めておけばよかったって…」

春香「何度も…何度も…」

春香「ほんとに、これでよかったのかなって」

P「春香…」

春香「私ったら…だめですよね。こんな」

春香「みんな一緒にトップアイドルにって思って…千早ちゃんに計画まで立ててもらって…」

春香「仲間一人守れなくて…こんな……」


P「……」ギュッ

31: 1 2013/06/16(日) 01:39:04.94 ID:c/Vn/D6D0
春香「プロ…デュ…」

P「千早は、春香にそんな顔をしてほしくて犠牲になったんじゃないぞ」

P「この計画のために、千早は自ら望んで命を投げた」

P「春香を、みんなを信頼しているからこそ身を投じたんだ」

P「それは千早や響に限ったことじゃない」

P「最初の五人、美希だって、俺だって、進んで身を捧げられる」

P「春香の部下は、みな優秀だ」

春香「うぁ…ぁ……」ポロポロ

P「だからこそ、一人で抱えきれない悲しみや怒りは俺たちに分けてほしい」

P「耐え切れなくなったときは、もっと頼ってほしい」

P「俺たちは、いつもお前のそばにいるから」

春香「プロ…デュ……さぁ……ぅ…グス…」ボロボロ

春香「うあああああああああああ!!!」

32: 1 2013/06/16(日) 01:51:38.24 ID:c/Vn/D6D0
────

P「落ち着いたか?」

春香「はい。…ごめんなさい、こんな恥ずかしい姿見せちゃって」

P「そんなことはない。春香の泣き顔は貴重だからな」

春香「もう!そんなの見なくていいです!」

P「ならそろそろ離れていいよな?」

春香「だめです」ギュ

P「かれこれ2時間ほど抱き合ってるけど、そろそろ俺もたまった事務片付けたいかなーって」

春香「だめです。まだこのままでいてください」ギュゥゥ

P「外からみんな見てるんだけどなぁ…」

春香「見せつけてるんです」

「「「「「「「…………」」」」」」」

33: 1 2013/06/16(日) 01:52:45.61 ID:c/Vn/D6D0
美希「…ハニー!浮気はだめなのっ!」ダダッ

やよい「私も抱きつきますー!」

真「ボクだって!」

雪歩「はぅぅ…わ、私もですー!」

伊織「この伊織ちゃんを差し置いてよくそんな熱く抱き合えるわね!」

小鳥「ここはオペレータである私に任せるべきよ!」ピヨー

律子「こ、こらあんた達!」


P「アッー!」

34: 1 2013/06/16(日) 02:07:43.93 ID:c/Vn/D6D0
~ミーティングルーム~

P「痛い。体中が」

美希「当然の報いなの」

小鳥「天然たらし…」ボソッ

P「うぐっ、心も痛い」

やよい「はわっ!大丈夫ですか?」

P「ええ子や…」

伊織「もう一発入れとこうかしら」

P「ごめんなさい」

律子「はぁ…。さて、気を取り直して。アルテリア・クラニアムを襲撃するわ。みんなで」

春香「え?」

35: 1 2013/06/16(日) 02:12:17.24 ID:c/Vn/D6D0
律子「いやだから、クラニアムを襲撃するって」

春香「いえ、そのあと」

律子「みんなで?」

春香「なんでみんなで?」

律子「そりゃあ、クローズ・プラン最終段階だし」

美希「仲間の仇は」

真「みんなでとらないとね!」

やよい「うっうー!この日の為にレッスン頑張ってきたんです!」

雪歩「腕がなりますぅ!」

P「あれ、知らなかったのか?」

春香「は、はい。てっきり私だけかと」

伊織「なぁに水臭いこと言ってんのよ。私たちは、仲間でしょう?」

春香「みんな……」グス

美希「またハニーが泣かせたの」

P「俺のせいかよ!」

36: 1 2013/06/16(日) 02:15:46.26 ID:c/Vn/D6D0
~アルテリア・クラニアム中枢~

あずさ「それで…みんなできたんですねぇ」

P「えぇ、負けるわけにはいきませんよ」

ロイ「」






あずさ(一つの生命を想う…それを愚かと呼ぶか…)



(歪んでいるよ…貴様も…この世界も…)

37: 1 2013/06/16(日) 02:17:43.14 ID:c/Vn/D6D0
765旅団は、クラニアムを制し支えを失ったクレイドルは、地上に降りた。

荒廃した芸能界に絶望する母親の腕の中で幼子が、汚れた大気に激しく咳き込み
衛星軌道掃射砲が、ゆっくりと充填されていく。

やがてその砲火が企業の罪、地球を覆うアサルト・セルの網を払い除けるだろう。
人類は、その数を大きく減らしながら宇宙というフロンティアを手に入れる。

正のエネルギー、成長と野心と、新しい戦争の時代だ。





このあと、P争奪戦が開戦されたことは言うまでもない








おわり