1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 21:12:51.19 ID:Zx4cxSTF0
ゴン「こう撒き餌みたいに念を飛ばして敵をおびき寄せて、寄って来たのをビューンと捕まえてこっちに引っ張りこんでから、竿に念を込めて全力で殴る、ってとこまでは考えたんだけど……具体的にどういう風に念を込めたらいいのかわからないんだ」


ビスケ「あんた……それ自分で考えのかい?」

ゴン「当たり前だよ!!」

キルア「うん、攻撃パターンは限定されそうだけどなかなかいいんじゃないか」

ゴン「ほんと!? 必殺技を何にしようかいろいろ迷ってたんだけど、結局これにしたんだ」

キルア「何だかんだ言ってハンター試験の時も天空闘技場の時も使ってたもんな」

ゴン「それに、蜘蛛の二人を尾行する時にも言ったけど、ハンター試験でヒソカのナンバープレートを盗ったのにもこの釣竿を使ったんだ。だから格上にも通用するんじゃないかなと思って」

キルア「それでか、敵を捕まえる能力ってヒソカの念能力そのものだもんな」

ゴン「えっ、バレたぁ? 確かにキルアの言う通りヒソカのバンジーガムを参考にしたんだ」

キルア「でも良かったのか、よりにもよってヒソカの能力のマネで」

ゴン「マネじゃないよ! 参考にしただけだよ!」

キルア「わかったわかった。っで良かったのか」

ゴン「ヒソカは嫌いだ。でも強いのも確かだから。特に闘技場で使われた能力は本当に強かった……。あっ、強かったからってだけじゃないよ。釣竿とも相性がいいと思ったんだよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443010370

引用元: キルア「ゴン、念能力を何にするか決めたか?」ゴン「うん、釣竿にするよ」 

 

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 21:17:21.53 ID:Zx4cxSTF0
キルア「ふーん、ゴンがそれでもいいならいいけどさ」

ビスケ「聞いてた感じだと、そのヒソカっていう奴は変化形ね。ゴン、あんたは強化系だからヒソカほどは使いこなせないだわさ」

ビスケ「あと、撒き餌みたいにするのは放出系。バランスがいいって言ったらいいけど相当修練が必要だわさ。覚悟はあるかい」

ゴン「押忍!」

ビスケ「よし、それじゃあ早速特訓といきましょうか。まず念能力の修行に入る前に注意しとくけど、これから釣竿は片時も肌身離さず持っておくこと。生活のことも全部釣竿でやりなさい」

ビスケ「慣れてきたら利き手と反対の方でもやるわさ。それも慣れてきたら両手に竿を握って生活するんだわさよ。自分の体以上に釣竿を使いこなせなければ問題外よ」

ゴン「押忍!」

ビスケ「釣竿を常に《周》の状態に保つのも絶対よ」

ゴン「お、押忍!」

キルア「ご愁傷様」ケラケラ

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 21:19:51.74 ID:Zx4cxSTF0
ゴン「笑ってるけどキルアはどんな能力にするか決めたの」

キルア「まーお前と違ってとっくの昔にな」

ゴン「ホントかなー、見せてよ」

キルア「しょうがねぇな、少しだけだぞ」ヌルヌル

ゴン「何それ……」

ビスケ「何かヌルヌルしてるわさ」ハァハァ

キルア「これはローションさ」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 21:25:54.85 ID:Zx4cxSTF0
ゴン「ローションって?」

ビスケ「化粧水のことだわさ」

キルア「それ以外にもな、セックs……痛っ」

ビスケ「ゴンにその情報は早すぎるわさよ」ヒソヒソ

キルア「ゴン、ローションってのは化粧水のことだぜ」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 21:27:04.39 ID:Zx4cxSTF0
ゴン「ふーん、それにしても変な能力だね。あんまり強くなさそう」

キルア「バーカ、ローションの恐ろしさを知らないからンなこと言えんだよ」

ゴン「どこが恐ろしいんだよー、ただヌルヌルするだけじゃん」

キルア「じゃあ試しに俺を殴ってみろよ、ヌルヌルしてるから満足n……グゥボホォ」

ゴン「キルア? キルア!?」

キルア「なぁ。満足に殴れなかっただろ」

ゴン「キルア……」

ビスケ(練度が足りないからダメージを受けたけど、極まればなかなかのモノになる

わさ。しかしながらこの歳でローションを念に込められるなんて恐ろしい子……そしてなんて哀しい子なのかしら)

ビスケ「二人ともおふざけはそこまでよ。そろそろゲームを攻略しながら修行の方も進めていくわさ」ピッ

ゴンキルア「数字の7!!」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 21:32:27.41 ID:Zx4cxSTF0
場面はレイザーのドッヂボール対決まで進む

ヒソカ「相手にはレイザーと2。ゴンどうする?」

ゴン「いい考えがあるんだ。キルアそこにボールを持って立ってて」

キルア「こうか」

ゴン「うん。なるべく動かないでね。レイザー、武器は使ってもいいの?」

レイザー「直接相手プレイヤーに攻撃をしない限り、核弾頭であろうが何だろうが使ってもらってかわまない」

ゴン「よかった。じゃあキルアいくよ」

ゴォォォオォォォ

キルア(なるほどね)

ヒソカ(いいよぉいいよぉ)ゾクゾク

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 21:33:06.85 ID:Zx4cxSTF0
両手で握った釣竿の先端に体中の念をすべて込めた

ビスケ「かっ飛ばしなさいゴン!」

振りぬいた釣竿がボールの中心を捉えると、レイザー目掛けて一直線に猛進していった

ビスケ(遠心力が加わることで普通に殴る以上のパワーが出てるのね)

レイザー「残念だったな。受けると避けるだけじゃないのさ」

レイザーは受けるわけでもなく、避けるわけでもなくレシーブするように受け流した

クルクルクルクル

釣竿の糸がボールをキャッチする

ゴン「ダメだよ。ボールはちゃんとキャッチしなくちゃ」

ヒソカ(それ僕が言おうと思ったのに)

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 21:34:21.13 ID:Zx4cxSTF0
キルア「あとはレイザー残り一人だぜ」

ゴン「うん、もう一度いくよ」

キルア「おう。全力でこいよ」

ゴォォォオオオオオォォォオオォオォオオ

レイザー(さっきより凄まじいオーラだ。ジン……こいつは確かにお前の息子だ。だからこそ負ける訳にいかねぇよな)

大気が歪む程のボールがレイザーを襲う

レイザー(いい球だ。このまま返してやるよ)

レイザーがゴンに返すようにレシーブしようとボールに触れた瞬間、予想外の感触が

手首にきた

ヌルッ

そのままボールは地面に落ちた。

審判「勝者ゴンチーム!」

キルア(俺の《ローションプレイ》の能力はやっぱり最強だぜ)


キルアはこの後、能力を究め、物理攻撃という物理攻撃はヌルッと受け流せられるほ

どになり蟻の王討伐に大きく貢献するのはまだ誰も知らない。