1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 11:08:38.10 ID:6qs6aj2k0
まどか「ほむらちゃんを十分に表現できてないかなぁ……」

天井裏ほむら(そんなことないわまどか、そのぬいぐるみと変わりたいぐらいよ)

まどか「ほむらちゃんともっと仲良くなりたいな……」

天井裏ほむら(あなたとならどの線だって超えてもいいわ!)

裏声まどか「鹿目まどか、あなたのことが好きなの」

まどか「ほ、ほむらちゃん///」

裏声まどか「まどかって呼んでもいいかしら?」

まどか「うん!……なんちゃって……」

天井裏ほむら(抱きしめたいまどかを抱きしめたい!)

まどか「ほむらちゃんみたいにかっこ良くなりたいな……」

まどか「少しでも近づけるようにほむらちゃんぬいぐるみ抱いて寝ようっと」

天井裏ほむら(まどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどか)

引用元: まどか「ほむらちゃんのぬいぐるみつくっちゃった」 

 

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4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 11:17:09.54 ID:6qs6aj2k0
―翌日 屋上―

まどか「どうしたのほむらちゃん」

ほむら「その……ま、まどかって呼んでもいいかしら?」

まどか「え?」

ほむら「い、いや……かしら……」

まどか「ううん、ほむらちゃんにそんな事言ってもらえるなんてとっても嬉しいよ!」

ほむら「そ、そう……ありがとうまどか」

まどか「う、うん///」

ほむら(残念だけど……告白する勇気はないのよね……)

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 11:29:27.00 ID:6qs6aj2k0
―まどホーム―

まどか「えへへ、ほむらちゃんにまどかってよばれちゃた///」

裏声まどか「まどかって呼んでいいかしら?」

まどか「顔がにやけちゃうよ」

天井裏ほむら(ああまどかかわいいまどかかわいいまどかかわいいまどかかわいい)

まどか「でも……どうして突然そんな事を?」

天井裏ほむら(ここにいるからなんて言えない……)

裏声まどか「あなたのことが好きだからよ!」

まどか「なんて言ってくれたらなぁ……同性だからやっぱりおかしいよね……はぁ……」

天井裏ほむら(いますぐ抱きしめてそんな事ないって言いたい……)

まどか「おっきなほむらちゃんぬいぐるみ作って抱き枕にしちゃおっかな……」

まどか「でももしもほむらちゃんが家にきたときに見られたら引かれるよね……」

天井裏ほむら(そんな事ないわ、私の家にまどかの抱きまくらやぬいぐるみ以下略は完備よ!)

まどか「ほむらちゃんとどこか出かけたりしてみたいなぁ……魔女退治忙しいのかなぁ……」

天井裏ほむら(明日誘うわ!任せてまどか!)

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 11:37:03.77 ID:6qs6aj2k0
―翌日―

ほむら「あ、明日は休日ね」

まどか「?そうだね、ゆっくりできるね」

ほむら「よ、予定がなければ……一緒にどこかに出かけない?」

まどか「え?」

ほむら「あ、その……無理にとは言わないわ……」

ほむら「まだこっちに来てまもないからいろいろとおすすめの場所とか教えてほしいって思って……」

ほむら(おおよそ場所は掴んでいるけど……ばれなければ問題ないわ)

まどか「い、いくよ!ま、待ち合わせとかどうしよっか!」

ほむら「え、じゃ、じゃあ午前10時にあなたの家に迎えに行ってもいいかしら?」

まどか「じゃあ帰りに私の家の場所教えるから一緒に帰ろ!」

ほむら「えぇ、是非お願いするわ」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 11:42:22.67 ID:6qs6aj2k0
―まどホーム―

まどか「このほむらちゃんぬいぐるみに言った事が本当になってる気がする……」

天井裏ほむら(そりゃあまぁ、話を聞いてるもの……)

まどか「幸せのほむらちゃん人形?」

天井裏ほむら(まどかかわいい……)

まどか「えへへ、ほむらちゃんとおでかけ楽しみだなぁ」

天井裏ほむら(私も楽しみよまどか……)

まどか「この子に言ったことが本当になってるなら……」

天井裏ほむら(?)

裏声まどか「まどか、その、明日も休みだし、私の家かあなたの家でお泊り会とかしてみない?」

裏声まどか「まどか、クリームがついているわよ、チュゥ」

まどか「なんて起こるわけないよね……たまたまだもん……でも楽しみだなぁ」

天井裏ほむら(必ず成し遂げてみせるわ!)

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 19:51:13.66 ID:6qs6aj2k0
―まどホーム―

まどか「えっと……や、やっぱりこっちの服のほうがいいかな?」

まどか「でも昨日あれだけ迷ってこっちにするって決めたし……」

まどか「で、でも……あーもうすぐ10時になっちゃうよぉ」

天井裏ほむら(どっちも最高よまどか、まどかの準備ができたらすぐにインターホンを鳴らすから焦らなくていいのよ)

まどか「うーん……こっちにしよ!」

天井裏ほむら(決まったみたいね、インターホンを……)

まどか「あ!そ、そういえばほむらちゃんをどこに案内するか順番とか考えてなかったよ!」

天井裏ほむら(遅れるとでも連絡をしたほうがいいかしら……でも早くまどかと会話したいし)

まどか「もう5分もないよー、えっとええっと……」

天井裏ほむら(あなたと一緒なら下水道でもパラダイスよ)

まどか「あそこの喫茶店でお昼を食べるとして……」

天井裏ほむら(10時ちょうどにインターホンを鳴らしましょう……)

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 19:58:16.85 ID:6qs6aj2k0
―喫茶店―

まどか「ごめんねほむらちゃん……どたばたしちゃって……」

ほむら「私にいろんないい場所を教えてくれようとしてくれたあなたが謝ることなんて何も無いわ」

まどか「ほむらちゃんはやさしいね」

ほむら「それで、このお店は何がオススメなのかしら?」

まどか「えっとね!ここはいちごパフェとバナナパフェがとっても美味しいんだよ!」

ほむら「そう、じゃあ頼みましょう」

まどか「うん!」

ほむら「まどかはいちごとバナナ、どっちを食べるの?」

まどか「うーん……じゃあ今日はいちごかな?」

ほむら「そう、じゃあ私はバナナにするから交換しましょう?」

まどか「あ、う、うん///」

ほむら(まどかがほっぺにクリームをつけてくれれば……)

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 20:09:41.93 ID:6qs6aj2k0
ほむら「とても美味しいわ」

まどか「よかったー」

ほむら「じゃあいちごパフェもすこしもらってもいいかしら?」

まどか「うん!はい、ほむらちゃん!あーん」

ほむら「……あ、あーん///」

まどか「美味しい?」

ほむら「ええ、こっちも美味しいわ」

ほむら「ま、まどか……あ、あーん」

まどか「あーん……美味しいねほむらちゃん」

ほむら「ふふっ食べさせあったり恋人みたいね」

まどか「え、ほ、ほむらちゃん何を言ってるの///」

ほむら(チャンス!まどかが焦ってほっぺにクリームが!)

ほむら「ま、ままどか、ほ、ほっぺにクリームがつ、ついてるわよ」

ペロ

まどか「!!!!!」ガタン

151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 20:21:12.95 ID:6qs6aj2k0
ほむら「ご、ごめんなさい、そんなに驚くなんて思わなくて」

ほむら(もしかして駄目だったの?やるべきじゃなかったの?)

まどか「え、あ、う、ううん、あ、ありがとうほむらひゃん」

ほむら(ど、どうしよう、まどかの中でクールで通ってる私がやるような行為じゃなかったってこと?)

ほむら(あれはまどかの願望であって本当にやるべきじゃなかったの?)

まどか「あ、あははは」

まどか(顔真っ赤になってないかな?変な子って思われてないかな?どうしよう、どうしようどうしよう)

ほむら「気を悪くさせてしまったわね……ごめんなさい……」

まどか「ち、ちがうよそんな事ないよ!」

ほむら(少しでもフォローを……)

ほむら「その……あまり人と遊びに行ったりする事がなかったから、どうするのが普通なのかわからないの……」

ほむら(嘘は言ってないわ、嘘は……)

ほむら「本当にごめんなさいまどか……」

まどか「そ、そうなんだ……」

まどか(そうだよね、ほむらちゃんがそんな事考えてるわけないよね……ちょっと期待しちゃったな……)

159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 20:32:24.63 ID:6qs6aj2k0
―夕方―

ほむら(あとはお泊りだけど……私の方を見ようとしないし……)

ほむら(あれからずっと気まずい空気が……この状況で切り出す勇気はないわ……)

ほむら「……今日は色々とありがとう、まどか」

まどか「う、うん、ほむらちゃんの気に入る場所があったらとっても嬉しいなって」

ほむら「どこもとってもよかったわ」

まどか「そ、そっかよかったよ」

ほむら「じゃ、じゃあそろそろいい時間だしあなたの家まで送って行くわね」

まどか「あ、うん……」

まどか(昼以降ほむらちゃんの顔をまともに見れてないよ……)

―まどホーム前―

ほむら「今日は変なことをして本当にごめんなさい……じゃあね、まどか」

まどか「あ、うん……ばいばいほむらちゃん」

まどか(ほむらちゃんに気を使わせちゃった……)

168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 20:41:52.94 ID:6qs6aj2k0
―まどホーム―

まどか「うーどうしてあんな態度とっちゃたんだろう……」

まどか「絶対ほむらちゃんに気を使われちゃったよ……」

まどか「……ほむらちゃんのばーか……」

裏声まどか「馬鹿はあなたよまどか」

まどか「はぁ……」

天井裏ほむら(怒ってなかった……よかった……)

まどか「ちゃんとほむらちゃんを案内できなかったし……」

まどか「あーもうやり直したいよ……」

裏声まどか「そんな事言う前に私に言うべきことがあるでしょう」

まどか「……ほむらちゃん……許してくれるかな……電話しても大丈夫かな……」

天井裏ほむら(怒ってないとわかれば……)

185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 20:54:37.11 ID:6qs6aj2k0
ピンポーン

まどか「あれ?誰かきた……私が出るよー」

ガチャ

まどか「あれ、ほむらちゃん……」

ほむら「その……家の鍵をなくしてしまったみたいで……よかったら泊めてもらえないかしら……」

ほむら(本当はなくしてないけど……)

まどか「え?」

ほむら「他に頼る人もいないし……無理にとは言わないんだけど……」

まどか「も、もしかして……ほむらちゃん、あれからずっと外にいたの?」

ほむら(鍵を探していたことにしたほうが自然ね)

ほむら「えぇ、どこでなくしたのかわからないから今日の道を回っていたのだけど見つからなかったのよ」

まどか「ほむらちゃん……あがって!疲れてるでしょ、パパとママには言っておくから!」

ほむら「いえ、いきなり押しかける以上挨拶はさせてもらわないと……」

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 21:12:14.93 ID:6qs6aj2k0
まどか「えっと、私の部屋がここだから入って入って」

ほむら「えぇ」

ガチャ

まどか「」

ほむら(人形を隠し忘れてたのね、まどかったら、でも気がつかないふりができる位置ってこともないし……)

ほむら「あら、この人形……私かしら?」

まどか「あ、あのね、えっと……うん……」

ほむら「ふふっかわいいわね」

まどか「あ、あのね……」

まどか(どうしよう、絶対変な子っておもわれちゃったよ……)

ほむら「……よかったら今度ぬいぐるみの作り方を教えてもらえないかしら?」

まどか「え?」

ほむら「私もまどかのぬいぐるみを作って部屋に飾りたいって思ったのだけど……駄目だったかしら?」

まどか「あ///えっと///す、すぐに用意するね!」

ほむら(今度っていったのだけど……布とか残ってるのかしら?)

216: まどかちゃんも白にきまってんだろ!人形じゃないならバックプリントや! 2011/08/09(火) 21:27:19.85 ID:6qs6aj2k0
まどか「……ごめんねほむらちゃん」

ほむら「そんな、今度でいいわよ」

まどか「今日はほむらちゃんの案内もちゃんとできないし……」

ほむら「そんな事ないわまどかはちゃんと案内してくれたもの」

ほむら「まどかが教えてくれた場所を順番に言えるわよ?」

まどか「でも……」

ほむら「……まどかは明日は予定があるかしら?」

まどか「え?」

ほむら「もしよかったら、まどかが納得の行く案内をしてもらってもいいかしら?」

まどか「う、うん!」

ほむら(この笑顔を眼に焼き付けたい)

まどか(色々考えとかないと!)

ほむら(それにしても、まどかが好意をよせてくれてるのはクールで少し世間知らずな私なのよね……はぁ……)

225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 21:42:19.04 ID:6qs6aj2k0
まどか「ほむらちゃんはお風呂……」

まどか「結局私が願ったこと本当に起こっちゃった……」

まどか「……」

裏声まどか「まどか、実は私、あなたのことが……」

まどか「あはは、ないない……」

裏声まどか「まどかは私の一番の友だちよ」

まどか「えへへー」

ガチャ

ほむら「お風呂までいただいてしまって……色々とお世話になってしまったわ……」

まどか「わわ!ほむらちゃん!」

ほむら「あ、ノックをすべきだったわね、ごめんなさい」

まどか「え?あ、ううん、いいよ気にしないで」

ほむら「何かしていたの?」

まどか「う、ううん何もしてないよ」

ほむら(多分いつものように人形で遊んでいたんでしょうけど……お風呂にいたから何をいったかわからないわ……)

232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 21:59:43.93 ID:6qs6aj2k0
まどか「えっと……大丈夫ほむらちゃん、ベッド狭くない?」

ほむら「……そんなベッドの端っこによったらまどかが落ちるわよ?」

まどか「あ、えっと……」

ほむら「……まどかは私が嫌い?」

まどか「え?そ、そんなわけないよ!」

ほむら「じゃあ近づいても平気よね、真ん中でひっつきましょう」

まどか「……うん///」

ほむら「ふふっいつも一人で寝ているのがあたりまえだからかしら、人肌って温かいのね」

まどか(お、お風呂入ったから変な匂いしてないよね?大丈夫だよね?)

ほむら「まどかを抱きまくらにしてしまいたいわ……」ギュウ

まどか「え、あ///」

ほむら「あ、ごめんなさい……寝苦しいわよね」パッ

まどか(あ……)

ほむら「おやすみなさい、まどか」

まどか「うん、おやすみほむらちゃん」

249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 22:17:28.19 ID:6qs6aj2k0
ほむら(もっとまどかと触れ合いたい……抱きしめたい)

ほむら(でも告白する勇気はないし、告白したとしてもまどかが好きなのは変態の私じゃない……)

ほむら(演技して勇気を出して告白すれば付き合ってラブラブできるかもしれない、でもまどかを騙したりしたくない……)

ほむら「……はぁ……」

まどか「ほむらちゃん、何か悩み?」

ほむら「え?あ、えっと……寝てなかったのね」

まどか「えへへ、なんだか目が冴えちゃって……私で力になれるなら力になるよ」

ほむら「……ある少女がMさんを好きになったらしいんだけど、その少女は普段ネコをかぶっているの」

まどか「え?」

ほむら「その後、少女は好きになったMさんが自分に好意を寄せてくれてることを知るんだけど」

ほむら「Mさんの前でもネコをかぶっていた少女は、Mさんは本当の自分が好きなわけじゃないって考えちゃったのよ……この時のある少女はどうしたらいいと思う?」

まどか「えっと……やっぱりそのMさんに話をしてあげるのがいいんじゃないかな?」

ほむら「少女の本当の性格は、とんでもない変態だったとしたらどう思う?」

まどか「そうだとしても、やっぱり自分を偽って付き合っても後悔するだけじゃないかな……」

ほむら「……そうね、そう伝えておくわ」

259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 22:44:26.50 ID:6qs6aj2k0
ほむら「おはようまどか」

まどか「おはようほむらちゃん」

ほむら「起きるのが早いのね、それとも私がいたからよく眠れなかったかしら?」

まどか「ち、違うよ!今度こそちゃんとほむらちゃんをちゃんと案内できるように計画を立ててたの」

ほむら「まどか……」

まどか(本当は服選びの方が時間長かったけど……)

まどか「あとね、帰りにほむらちゃんの家によってもいいかな?」

ほむら(まぁ、家に入れる前にまどかのグッズは時を止めて片付ければいいわね)

ほむら「えぇ、かまわないわ」

264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 22:52:09.10 ID:6qs6aj2k0
まどか「……」

ほむら「どうしたのまどか?」

まどか「ううん、なんでもないよほむらちゃん、パパが朝ごはんもうできるから降りておいでって」

ほむら「そう」

まどか「朝ごはん食べて準備できたらすぐ出発しよ!」

ほむら「えぇ、楽しみにしているわ」

まどか「あ、あとパパに頼んで二人分のお昼ごはんも用意してもらったからお昼はどこかで一緒に食べよ!」

ほむら「昨日も食事をいただいて思ったけど、まどかのお父さんは料理上手ね」

まどか「優しくて自慢のパパだよ!」

268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 23:03:58.94 ID:6qs6aj2k0
―ほむホーム前―

ほむら「楽しかったわ、ところで私の家で何かするの?」

まどか「ちょっとね……」

ほむら「?まぁいいわ」

ガチャ

ほむら(今だ!時を止めて!)

まどか「ほむらちゃん」ギュ

ほむら「え?ど、どうしたのまどか」

まどか「ほむらちゃんの部屋まで手を繋ぎたいなって」

ほむら「あ、あの……」

まどか「ほら、はいろ?」

ほむら「……」

280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 23:35:24.84 ID:6qs6aj2k0
―ほむホーム―

ほむら(終わった……まどか抱きまくら、まどかぬいぐるみ、まどかクッション、まどか盗撮アルバム以下略が……)

まどか「……ほむらちゃん」

ほむら「……」

まどか「昨日の話を聞いて、もしかしたらって思ってたけど……」

まどか「本当は鍵をなくしてないから、ぱっと言われて気がつかなかったんだねほむらちゃん……」

ほむら「……」

まどか「それにしても本当に私ばっかり……どうして?」

ほむら「それは……その……」

まどか「私はほむらちゃんに好きになってもらえるような事した記憶はないんだ……」

まどか「どうしてほむらちゃんは私が好きなの?」

ほむら「……」

まどか「……全部話してほしいな」

281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 23:37:00.25 ID:6qs6aj2k0
まどか「そっか……」

ほむら「これが私があなたを好きな理由……」

まどか「そして契約をさせないためって言い訳を作って私の部屋を覗いてたんだね」

ほむら「……えぇ……」

まどか「がっかりだなぁ……」

ほむら「幻滅するのは当然よ……でも契約だけは……」

まどか「ほむらちゃんが好きなのは私じゃなくてほむらちゃんが今まで出会った私なんだね……」

ほむら「……」

まどか「私はほむらちゃんの猫を被った性格を、ほむらちゃんは違う世界の私を好きになってる……」

まどか「私達って似てるねほむらちゃん」

ほむら「何を言って……」

まどか「だからさ、これからお互いにお互いを知っていこうよ」

まどか「私はほむらちゃんが好き、でもほむらちゃんは本当は変態さんだった」

まどか「ほむらちゃんは私が好き、でも私は今までの世界の私とは何か違うかもしれない」

283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 23:38:20.44 ID:6qs6aj2k0
まどか「付き合うかどうかとか、嫌いになるかどうかなんて、ちゃんとお互いを知ってからでも遅くないよ」

ほむら「まどか……」

まどか「……私の気持ちは変わらないと思うけど……」ボソ

ほむら「え?」

まどか「そうだ、私のぬいぐるみとかってあるかな?」

ほむら「えぇ……そこに……」

まどか「あ、本当だ、うーんと……この大きさがいいや」

ほむら「何をするつもりなの?」

まどか「実は私のほむらちゃんのぬいぐるみ持ってきたんだ」

ほむら「?」

まどか「すぐ終わるよ、ちょっとまってね」

まどか「ふたつのぬいぐるみの手を縫い合わせて……できた!」

ほむら「それは……」

まどか「ほむらちゃんと私のぬいぐるみが手をつないでるの、かわいいでしょ?」

289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/09(火) 23:46:51.88 ID:6qs6aj2k0
ほむら「そうね……」

まどか「ね、ほむらちゃん、このぬいぐるみのほむらちゃんと私みたいに手をつなご?」

ほむら「えぇ」ギュ

まどか「ほむらちゃんの手、温かい……」

ほむら「……まどかは……こんな私を軽蔑しないの?」

まどか「好きな人の事を想う気持ちはわかるもん」

まどか「ほむらちゃんにとって、どの世界の私よりもこの世界の私が一番好きって思えるようになっちゃうから……」ボソ

ほむら「まどか?」

まどか「なんでもないよーだ」

まどか「結局ほむらちゃんの家の鍵が見つからなかったからほむらちゃんは今日も私の家にお泊り!」

ほむら「え?え?」

まどか「鍵が見つかるまでずーっとお泊りだよ!」

ほむら「え?そんなのあなたの家に迷惑が、ちょっとまどか、引っ張らないで」

まどか「行くよ、ほむらちゃん!」ニコ

ほむら「もう……わかったわ」ニコ
オワレ

465: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:41:00.40 ID:Bd378oj30
まどか「ほむらちゃんのぬいぐるみつくっちゃった」

まどか「……」

まどか「…だめだめ、こんなんじゃだめ…」ポイッ

まどか「これじゃあほむらちゃんじゃなくて日本人形だよ…」

まどか「はぁ、ほむらちゃんぬいぐるみ作り始めたはいいけど」

まどか「全部失敗してるからもう30体目」

まどか「…でも…あきらめちゃだめ」

まどか「もっとほむらちゃんに忠実なぬいぐるみを作らないと…」

470: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:46:44.65 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…まどかのぬいぐるみを作ってしまったわ」

ほむら「……」

ほむら「…だめね、こんなのまどかじゃないわ…」バシッ

ほむら「これじゃあまどかじゃなくて化け物よ…」

ほむら「はぁ、まどかぬいぐるみ作り始めたはいいけど」

ほむら「ことごとく失敗してもう30000体目」

ほむら「…なんで数えてるのかしら」

ほむら「…ともかく、もっとまどかに忠実なぬいぐるみを…」

473: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:50:24.37 ID:Bd378oj30
―――

まどか「…いたっ!」プスッ

まどか「…また間違えて縫い針指にさしちゃった…」チュゥーーッ

まどか「指が傷だらけ…でもあきらめない」

まどか「今日は徹夜で作るって決めたんだから!」

まどか「……えっと、ここをこうやって…」

まどか「ここに糸を通せば…」

まどか「…あっ…間違えた」

まどか「うー…」

474: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:53:50.52 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「……」

ほむら「…部屋がまどかだらけ…になるはずが」

ほむら「部屋が化け物だらけだわ…一回捨ててきましょう」ドシャッ

ほむら「…これでいいわ」

ほむら「…まどかを作ろうとしても化け物しか生み出せない…」

ほむら「これじゃストレスがたまる一方ね」

ほむら「少し気分転換でもして」ゴソゴソ

ほむら「昔の気分に戻ってみるのもいいかもしれないわね…」スチャッ

475: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:57:29.18 ID:Bd378oj30
―――

まどか「……」ウトウト

まどか「…はっ、あやうく寝るところだった…」

まどか「コーヒーでも飲もうかな…甘めにして」ガチャッ

まどか「…えっと、こうしてこうやって淹れれば…」ジャーッ

まどか「よし、できた」

まどか「…まだ砂糖入れてないけど…ちょっと飲んでみようかな…」ズズッ

まどか「…にがっ…」

477: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:01:03.76 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…三つ編みにして…」

ほむら「……」

ほむら「…あ、あの…あ、暁美…ほ、ほむらです…」

ほむら「その、ええと…どうか、よろしく、お願いします…」

ほむら「…一番最初のループで転校してきたときはこんな感じだったわね」

ほむら「思い出しただけでも恥ずかしい…」

ほむら「…っていうかなにをやってるのかしらわたしは…」

ほむら「…こほん…気を取り直してまどか作りを再開しましょう…」

478: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:03:24.66 ID:Bd378oj30
―――

まどか「やっぱりまだ苦くて飲めないや…」

まどか「これじゃまたさやかちゃんにからかわれちゃうよ」

まどか「…しかたない、砂糖入れて飲もう…」ザーッ

まどか「…って、入れ過ぎちゃった…」ズズーッ

まどか「…あまっ…」

480: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:06:50.32 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「眼鏡と三つ編みは…」

ほむら「…このままでもいっか」

ほむら「さて…まどかぬいぐるみを…っと」

ほむら「~♪」ブスッザクッザクッ

ほむら「…できたわ…」

ほむら「……」

ほむら「…仮面ライダー真が」

482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:16:01.62 ID:Bd378oj30
―――

まどか「…一応目は覚めた」

まどか「頑張らなきゃ…」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「…ふわぁ~…」

まどか「…トイレ行ってこよう…」ガチャッ

484: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:19:33.10 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…どうしてここまでひどいものばかり出来上がるのかしら…」

ほむら「仮面もベルトもバイクも序章の次もないライダーを作った覚えはないわ」

ほむら「…あっ、そうだ」

ほむら「わたしのこのひどすぎる才能を逆にいかせばいいんだわ…」

ほむら「美樹さやかを作りましょう」

486: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:23:16.44 ID:Bd378oj30
―――

まどか「すっきりしたー…それじゃあ続きを…」

まどか「……」チクチク

まどか「…いたっ」プスッ

まどか「…うぅー…」チュゥーッ

まどか「…もう手刺すとこ無いよぉ…」ヒリヒリ

まどか「…もしかして気を張りすぎてるのかも」

まどか「音楽でも聞きながらやろう」

487: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:29:59.83 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…できたわ、美樹さやか」

ほむら「…うん、すごくそっくり…」

ほむら「…なんてね、本物の美樹さやかより憎らしいわ…」

ほむら「…どうしてできないのかしら…」

ほむら「向いてないのかな、わたしには…」

491: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:46:17.77 ID:Bd378oj30
―――

まどか「~♪」チクチク

まどか「…ふぅ、思ったよりはかどるなぁ」

まどか「針を指に刺すこともなくなったし」

まどか「やってるうちに上達もしてきたし」

まどか「この調子でいけば納得のいくほむらちゃんぬいぐるみができそう!」

まどか「…よーし、もう少し頑張ろうっと!」

492: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:54:43.59 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…はぁ…そうよね、やっぱりわたしには向いてないのよね…」

ほむら「そもそも30000体も作ったのになんで気付かなかったのか不思議なくらいだわ…」

ほむら「まどかに喜んでほしくて作っていたのに…」

ほむら「…やっぱり無理なのかな…」

ほむら「……」

496: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:01:30.10 ID:Bd378oj30
―――

まどか「……」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「…よしっ、できた!」

まどか「最初よりずいぶんマシになった…けど」

まどか「もう少し…もう少し上手に…!」

498: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:11:54.52 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…はぁ」

ほむら「…あら…?気が付いたら外が明るく…」

ほむら「…わたし、知らないうちに徹夜してたのね…」

ほむら「…今日は学校に行きたくないわ」

ほむら「まどかの顔は見たいけれど…」

ほむら「…今になって眠気が…」

499: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:13:43.33 ID:Bd378oj30
―――

まどか「…よし、できた」

まどか「うーん…すっごく惜しいけど…」

まどか「まだダメ、あとほんの少しでできそうなんだけど…」

まどか「…どこがダメなんだろう…?」

まどか「…あ…外が明るい…本当に徹夜しちゃった…」

まどか「…学校どうしよ」

502: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:21:08.99 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…はい、すみません…今日は学校お休みします…はい、それでは…失礼します」ブツッ

ほむら「……」

ほむら「なんだかもう何もする気が起きないわ…」

ほむら「今日は一日中寝ていましょう…」

504: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:23:50.22 ID:Bd378oj30
―――

まどか「…具合悪いことにして休んじゃった」

まどか「まあ…徹夜明けで眠くてつらいのは本当だし」

まどか「…でも…ほむらちゃんには会いたいなぁ…」

まどか「そうだ、こっそり電話しちゃおう」ピポパ

まどか「…もし学校にいたら迷惑かなぁ…」プルルルル

507: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:30:20.13 ID:Bd378oj30
―――

「…ほむらちゃん…ねぇ…」

「なにこれ…ひどいよ…こんなのってないよ…」

「これがわたしだっていうの…?こんな見るに耐えない化け物が…?」

「魔女でももうちょっとマシだよ…」

「…もういい、ほむらちゃんなんか嫌い!」

「…ほむらちゃんだって…わたしが嫌いだから…こんなの作ったんでしょ…?」

「絶交しよ、ほむらちゃん…さよなら」

ほむら「…うーん…」

ほむら「だめ…まどかぁ…!」

ほむら「まどかあああああああああ!!!!!!」ガバッ

ほむら「…夢…?」

509: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:37:49.88 ID:Bd378oj30
―――

まどか「……」プルルル

まどか「…出ないなぁほむらちゃん…」プルルル

まどか「……」プルルル

まどか「…やっぱり学校にいるのかなぁ」プルルル

まどか「…仕方ない、あとでかけ直してみよう」ブツッ

まどか「…眠い…寝よう…」ドサッ

510: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:40:01.97 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…ひどい寝汗…」

ほむら「…っていうか寝てからまだ三十分も経ってないのに…」

ほむら「…うぅ…瞼が重くて起きてられない…」

ほむら「でも寝ようとすると悪夢にうなされる…」

ほむら「どうすればいいのよ…」

ほむら「…もうやだ…」

511: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:48:22.81 ID:Bd378oj30
―――

「まどか…」

「すごいわまどか…」

「これ…わたし…?すごい再現度よ…」

「すごく素敵だわ…」

「まどか…ありがとう」

「大好きよ、まどか」

「今度からは一緒に作りましょう?」

まどか「えへへ…」

まどか「ほむらちゃん…わたしも大好きだよぉ…?」

まどか「ほむらちゃん…」パチッ

まどか「…あれ…なんだ…夢かぁ…」

512: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:53:39.45 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…つらい…」

ほむら「…眠い…」

ほむら「…寝たい…」

ほむら「…頭痛い…」

ほむら「でも悪夢怖い…」

ほむら「うう…気持ち悪い…」

ほむら「…あら…ソウルジェムに…」

ほむら「魔女の反応が…?」

514: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:02:59.72 ID:Bd378oj30
―――

まどか「…夢だけどほむらちゃんに褒められちゃったなぁ…」

まどか「…あれ、もうお昼…?早いなぁ」

まどか「…そういえばほむらちゃん、夢の中で」

「今度からは一緒に作りましょう?」

まどか「って言ってくれてたなぁ…」

まどか「もしかしてほむらちゃんもぬいぐるみとか作ってるのかな…?」

まどか「夢の事だから信じるのもあれだけど…」

まどか「…ダメもとでほむらちゃんの家行ってみようかな…」

516: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:08:02.99 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「うぅ…どうしてこんな時に…」

ほむら「巴マミと美樹さやかは普通に考えれば学校にいるでしょうし」

ほむら「佐倉杏子は居場所が不特定だから任せておけないし…」

ほむら「今から連絡しようにもあまり時間がない…」

ほむら「うっ…気分はすぐれないけどわたしが行くしかないわね…」

ほむら「…ソウルジェムが濁ってる…」

518: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:15:29.97 ID:Bd378oj30
―――

まどか「…ほむらちゃんの家…ここだ」

まどか「ほむらちゃーん?」ピンポーン

まどか「…いないのかなぁ…?もう一回」

まどか「ほむらちゃーん、わたしだよー?まどかだよっ」ピンポーン

まどか「…やっぱり学校かなぁ…」ガチャガチャ

まどか「開いてない…普通はそうだよね、何考えてんだろわたし」

まどか「こっそり抜けてきたから早く戻らないとママたちに怒られちゃう…」

まどか「…ほむらちゃんと一緒にぬいぐるみ作りたかったんだけどなぁ…」

519: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:19:25.97 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「はあ…はぁ…頭痛い…」

ほむら「…着いたわね…魔女の結界に…」

ほむら「こいつを倒さないとわたしのジェムもまずいわね…」

ほむら「手早く倒して家に帰りましょう」

ほむら「…それまで…持てばいいけど…」

520: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:23:29.98 ID:Bd378oj30
―――

まどか「…もうそろそろ夕方かぁ…」

まどか「もうすぐ学校も終わる時間だよね」

まどか「それまでほむらちゃんぬいぐるみに挑んでよう…」

まどか「あと少しでほむらちゃんに…ふふ、がんばろっ!!」チクチク

521: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:27:45.97 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…今回は時間停止は乱発できないわね…武器のみで戦うしか…」ドドドドド

ほむら「…くっ、かわされた…!」

ほむら「なら爆弾で…!」ポイッ ドカーン

ほむら「…当たっていない…?…どうして…」

ドドドドドド

ほむら(…反撃が…!これじゃあかわしきれない…)

ほむら「うああっ!!」ドガッ

ほむら「…この魔女、強い部類ではないはずなのに…」

ほむら「どうして…?」

523: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:32:24.09 ID:Bd378oj30
―――

まどか「……」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「……」チクチク

まどか「…よし、完成」

まどか「…今まで一番よくできた気がする…」

まどか「うん、他のと見比べてみても断然いい!」

まどか「…ほむらちゃん、もう帰ってきてる時間だよね」

まどか「これ見たら喜んでくれるかなぁ…?」

526: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:38:07.15 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「…もしかして…」

ほむら「自分で自分を追いつめてソウルジェムを濁らせたせいかしら…」

ほむら「…なんにしてももう…わたしではこの魔女に勝ち目は…」

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ほむら「うぐっ…!」ドサッ

ほむら「…このままでは…やられて…!」

ほむら「…ごめんね…まどか…貴女を、守れなくて…」

ほむら「どうか…貴女は魔法少女にならずに――」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

528: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:47:35.52 ID:Bd378oj30
―――

まどか「ほむらちゃーん」ピンポーン

まどか「…あれ?まだ帰ってないのかなぁ…」

まどか「もう一回!」ピンポーン

まどか「…鍵は…」ガチャガチャ

まどか「…開いてない…」

まどか「念のためほむらちゃんに連絡入れてみよう…」ピポパ

529: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 15:49:27.24 ID:Bd378oj30
まどか「……」プルルルル

まどか「…ほむらちゃん…」プルルルル

まどか「…出ない…」プルルル

まどか「……」ブツッ

まどか「…もしかしてほむらちゃんに何かあったんじゃ…!?」

まどか「マミさんたちなら何か知ってるかも…」

まどか「聞きに行ってみよう」

533: バイさるくらった 2011/08/10(水) 16:04:08.72 ID:Bd378oj30
まどか「…はい、有難う御座いました…」

まどか「今日学校休んでたんだ…ほむらちゃん…」

まどか「一日中家に居たんだ…だったら…なんで」

まどか「なんで朝…電話に出てくれなかったんだろう…」

まどか「家にも行ったのに…どうして出てくれなかったの…?」

まどか「…ほむらちゃん…わたし避けられてるのかな…」

まどか「…今どこにいるの?…ほむらちゃん」

まどか「わたし…どうしたらいいんだろ…」

535: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 16:08:26.51 ID:Bd378oj30
まどか「……」

まどか「…探しに行こう」

まどか「なんで電話出てくれなかったのか」

まどか「なんで家にいても反応してくれなかったのか」

まどか「理由を聞かなきゃ」

まどか「…そうじゃなきゃ…わたしの気が済まないよ」

まどか「ほむらちゃん…待ってて」

まどか「このぬいぐるみを見てもらうまで…」

まどか「諦めないから!」

538: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 16:14:05.04 ID:Bd378oj30
まどか「ほむらちゃーん!!」

まどか「ほむらちゃん、どこにいるの?」

まどか「ほむらちゃん!ほむらちゃーん!!」

まどか「いるなら返事してよー!」

まどか「いなくても返事して!」

まどか「ほーむーらーちゃーんー!!!」

まどか「どこー!!」

まどか「…はぁっ…はぁ…」

まどか「…まだまだ、声が出なくなるまでいろんなところで呼び続けなきゃ!」

まどか「ほむらちゃーん!!!」

539: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 16:19:24.35 ID:Bd378oj30
―――

まどか「…はぁ、はぁ…もう夜だ…」

まどか「手当たり次第探し回ったのにどこにもいないなんて…」

まどか「こんなの絶対おかしいよ…」ギュッ

まどか「…このほむらちゃんぬいぐるみ…」

まどか「一生懸命作ったから…ほむらちゃんに見せたかったのに…」

まどか「何も言わずにどこかに行っちゃうなんて…」

まどか「ひどいよ…こんなのってないよ…」ポロポロ

まどか「ほむらちゃんの…ばか…!」ポロポロ

まどか「ぐすっ…ひっく…」

まどか「どこにいるの…ほむらちゃん…」

540: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 16:23:50.29 ID:Bd378oj30
ほむら「…まどか?」

まどか「…ほ…ほむら…ちゃん…?」

ほむら「…こんなところで…どうかしたの?」

まどか「どうかしたの…って…」

まどか「そんな他人事みたいに…!」

まどか「どこ行ってたのほむらちゃん…わたし…ずっとずーっと探してたのに…」

まどか「ううっ…ぐすっ…!」

ほむら「…よくわからないけど…心配かけてしまったみたいね…」

ほむら「ごめんなさい…まどか…」

542: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 16:29:33.66 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「強引にまどかの家に連れてこられてしまったわ」

まどか「…ねえほむらちゃん、聞きたいことがあるんだけど」

ほむら「なにかしら」

まどか「朝電話かけたのに出てくれなかったのはなんで?」

ほむら「…ごめんなさい、その時間は寝ていたわ…」

まどか「…じゃあ、お昼頃ほむらちゃんのうちに行ったのに出てくれなかったのはどうして?」

ほむら「そのころは魔女退治に……時間が重なってしまったようね…」

まどか「…それじゃあ最後!わたしがどれだけ呼んでも返事してくれなかったのはなんで?」

ほむら「魔女にてこずっていたのよ…」

まどか「ほむらちゃん強いのに?」

ほむら「ええ…ちょっと事情があってね…」

544: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 16:33:32.80 ID:Bd378oj30
まどか「事情ってどんな?」

ほむら「っ!」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「あっ…あなたには…かか関係ないわ…」

まどか「えー?知りたいのにー」

ほむら「いいの!知ったほうがいいことと知らないほうがいいことが世の中にはあるのよ」

まどか「うーん…そんなに言うなら仕方ないね…」

ほむら「…ごめんなさいね…」

546: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 16:41:06.20 ID:Bd378oj30
ほむら(自分で作った人形がクリーチャーすぎて凹んでジェムが濁ったからピンチになったなんて言えるわけないじゃない…)

まどか「でもほむらちゃんが手こずったって言うくらいなら相当危なかったんだろうなぁ…」

まどか「どうやってその魔女やっつけたの?」

ほむら「…さっき言ったとおり事情があってね…ジェムが濁っていたのよ」

ほむら「だから時間停止は使わずに武器だけで戦っていたの」

ほむら「でも…今朝からの体調不良と相まってこちらがピンチになってしまったわ」

ほむら「そこで魔女化覚悟で一度時間停止をして」

ほむら「ありったけの武器を使って魔女を攻撃して難をしのいだのよ」

まどか「……」

ほむら「…あれは危なかったわ…巴マミが発狂したときとおなじくらい…」

547: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 16:45:30.32 ID:Bd378oj30
まどか「…それって」

ほむら「?」

まどか「それってさ…もう少しでほむらちゃんは…ほむらちゃんじゃなくなってた…ってこと?」

ほむら「……そうね…」

まどか「…ばか…ほむらちゃんのばか!!」

ほむら「まどか…」

まどか「うう…わたしにはほむらちゃんに向かって怒る資格なんてないけどさ…」

まどか「それでも…勝手に危ないことしちゃダメ」

まどか「ほむらちゃんがいなくなったら…わたし…悲しいよ…すっごく」

ほむら「まどか…」

ほむら「…そうね…ごめんなさい、まどか」

548: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 16:49:44.15 ID:Bd378oj30
まどか「…ううん、わたしこそ勝手なこと言ってごめんね…」

ほむら「…ねぇ、まどか」

まどか「?」

ほむら「さっきから手に持っているそれは…」

まどか「あっ…これ…」

ほむら「それって…わたし…?」

まどか「うっ…うん…」

ほむら「……」

まどか「に…似てない…よね…ごめんね…」

ほむら「そんなこと言うはずないじゃない…もっとよく見せてくれる?」

まどか「えっ…うん」

551: またさるくらった 2011/08/10(水) 17:01:18.38 ID:Bd378oj30
まどか「えへへ…ほむらちゃんに見せるつもりで作ってたんだけど…」

ほむら「…すっごく素敵よ…わたしの30000倍は上手いわ」

まどか「そ…そうなの…?」

ほむら「まさかまどかがわたしと同じことをしていたなんて…」

まどか「えっ…?っていうことは…」

まどか「ほむらちゃんも…わたしのぬいぐるみを…?」

ほむら「……」

553: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 17:06:05.34 ID:Bd378oj30
ほむら「ええ…まぁね…」

まどか「ねぇ、それって今ある?」

ほむら「い、いえ、残念だけど…」

まどか「じゃあ今度見せてもらってもいい?」

ほむら「い、いやよ…へたくそだもの…」

まどか「へたでもいいよ、わたしだって最初から上手じゃなかったんだし」

ほむら「あのね…何度も挑戦したから言えるのよ、これは…」

ほむら「貴女に見せられるような出来じゃないもの…」

まどか「…そ…そんなに…?」

ほむら「そうよ!たぶんあなたの想像を絶するほどひどいわ!だから見せられないの…」

まどか「…じゃあさ」

ほむら「?」

まどか「ここで作ってみてよ、材料ならあるから」

ほむら「」

555: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 17:11:14.77 ID:Bd378oj30
ほむら「さ…さっきまでの話聞いてなかったの…?」

まどか「う、ううん、そうじゃなくて!」

まどか「たとえどんなぬいぐるみができたとしても…ほむらちゃんが作ってくれたものならわたしは嬉しいし」

まどか「それに何度も挑戦すれば絶対上手になるよ!」

ほむら「…もう30000回は挑戦したのよ…?それでも上達しなかったのに…」

まどか「これからのほむらちゃんは一人じゃないよ」

ほむら「…!」

まどか「わたしと一緒に作ろうよ、ほむらちゃん」

まどか「わからないところがあったらわたしが教えてあげるから」

まどか「ね?」

ほむら「まどか…」

558: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 17:17:33.37 ID:Bd378oj30
ほむら「……」ブスッ ザクッザクッ

まどか(それは物を縫う時の音じゃないよほむらちゃん…)

ほむら「……」ドスドス ザシュッ

ほむら「……」ザシザシ ガスッ

まどか(あーあー…)

ほむら「……」ブスッ ベスッ ビシバシ

ほむら「…できたわ…」

まどか「…これで?」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「だから言ったでしょう…」

562: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 17:25:50.35 ID:Bd378oj30
まどか「…これ…わたし?」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「…魔女のほうがもうちょっとかわいいと思うんだけど…」

ほむら「まどか…その先は言わないで…お願い…」

まどか「……」

ほむら「……」

564: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 17:29:45.52 ID:Bd378oj30
まどか「…でも」

ほむら「まど――」

まどか「ほむらちゃんが頑張ってくれたのは確かだもんね」

ほむら「――か…?」

まどか「とりあえずほむらちゃんは基礎がダメダメだから…玉結びの練習から始めよっか」

ほむら「…絶交…しないの…?」

まどか「…どうして?」

ほむら「…いえ…なんでもないわ…」

567: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 17:35:10.92 ID:Bd378oj30
―――

ほむら「……」チクチク

ほむら「……」チクチク

ほむら「…あっ」チクチク

まどか「もうほむらちゃんってば、また間違えちゃったの?」

ほむら「ご…ごめんなさい」

まどか「別に怒ってるわけじゃないよ、それに…最初よりだいぶ見られる形になったもん」

ほむら「そうかしら…」

まどか「そうだよ!それに段々人の形に近づいてきてるし」

ほむら「…褒められた気にならないわ…」

571: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 17:38:26.94 ID:Bd378oj30
まどか「大丈夫だって!まだまだ時間はあるんだから」

まどか「一緒に上達していこうよ、ね?」

ほむら「…ふふっ」

ほむら「…ええ、そうね…」


ほむら「ありがとう、まどか」

―終―