1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:39:23 ID:NT6U5eUo
男「だから俺は一生懸命幼馴染のために」

男「できることをしてやりたいと思う」

幼「・・・・それどこ情報?」

男「お前の弟からだ」

幼「え?そうなの?後で言っておくよ~」

幼(あの弟マジゆるさん・・・・・)メラメラ

男「冗談だったらよろしく頼みたいところだ」

幼「そ、そうだね・・・・。」アセアセ 


転載元:男「幼馴染の余命があと一週間・・・だそうだ・・・」
 

「余命3カ月」のウソ (ベスト新書)
近藤 誠
ベストセラーズ
売り上げランキング: 12,694
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:41:03 ID:NT6U5eUo
男「で、だ」

幼「うん?」

男「一週間ってのは本当か?」

幼「一週間ではないよ」

男「一週間では・・・・って、おい」

幼「うん・・・・あたし後1か月で死ぬって言われてて」

男「なんでもっと早く言わなかったんだよ!」

幼「男はあたしのこと心配すると思って・・・」グスン

男「言わないほうが心配するに決まってんだろ!」

幼「ごめんね・・・・」

男「1か月なら、できるな」

幼「何を・・・?」

男(まずニートを脱出するぞ・・・・)メラメラ

幼「変なことたくらんでなければいいけど・・・」 


5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:43:10 ID:NT6U5eUo
~一日後~

男「・・・・はい、よろしくお願いします」

男(やっと仕事の糸口をつかめた)

幼「で、何をするつもりでいるの?」

男「お楽しみ」

幼「えー!教えてくれてもいいのに・・・」

男「知らないほうがいいことってもんもあるんだよ」

幼「それはそうだけど・・・」 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:44:49 ID:NT6U5eUo

~数日後~

上司「男、この書類まとめとけよ」 男「はい」

女上司「もうすぐ会議だから出席してね」 男「はい」

課長「えー、これがこうであると思うのだが・・・」 男「ふわぁ・・・」

課長「男君、ぴしっとしてもらえないかね」 男「すみません」

課長「会議は終わりだ、それじゃ皆仕事に戻るように」

男「はぁ・・・どうすっかな幼のプレゼント・・・」

男「ちょっと探しに町に行くか・・・・」

男「とりあえず明日は休みだし明日にしよう」 

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:45:26 ID:NT6U5eUo
~1日後の町のデパート~

男「あいつどんなん好きだったっけかな」

・・・幼(クマさんかわいー、ぎゅーってしたくなっちゃう!)

男「クマにするか・・・ちょっと幼いけど・・・」

男「これお取り置きしてもらえますか?」

店員「わかりましたー ありがとうございやしたー」

男「ふぅ・・・家に帰るか」

幼「おー、脱ニートの男、こんばんわ!」

男「おー、幼。こんばんわー。」

幼「どーしたー?元気ないぞー?」

男「そうかー?ちょっと疲れてるんだ・・・」

幼「そっか。」グスン 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:45:48 ID:NT6U5eUo

・・・・・それから俺は、せっせと汗水たらして働いた

幼のために、1か月しかない幼のために。

まさかこんなことになるなんて思ってもみなかった。

上司・課長「男君、今月の給料だ」

男「ありがとうございます!」

男(ひーふーみー、こんなにあるのか・・・)

男(買いに行くか・・・・。)

・・・母(今日は少し早く帰ってきなさいね)

男「あー・・・でも、少しぐらい大丈夫だろ」 

9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:55:30 ID:NT6U5eUo
~町のデパート~

男「ふー、クマの売り場のカウンターってどこだっけ」スタスタ

女性「コレヨロシクオネガイシマスー」スッ

男「・・・・・」キャッチ

男(・・・急ぐか)

店員「イラッシャイマセー オトリオキデスネ?」

男「はい、お願いしていたものをお願いします」

店員「ワカリマシターシバラクオマチクダサイ」

男「・・・・はい」

男(・・・・なんだこいつ) 


10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:55:56 ID:NT6U5eUo
男「・・・ちょこっと足りないか・・・・」

店員「ソウデスカー」

男(うぜぇ・・・・)

男「すみません」

店員「アリガトウゴザイマシター」

男「バイトもやって残りを貯めようかなぁ」

チラシ(バイト募集!コンビニ深夜)

男「お、いーね」 

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:56:12 ID:NT6U5eUo
・・・・プルルルルル

男「バイトの、はい、そうです」

バイト店員「そうですね」

男「はい、わかりました」

男「あと少し頑張れば買えるぞ!」 

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:56:43 ID:NT6U5eUo
~7日後~

バ店員「はい、男君、1週間分の給料ね」

男「ありがとうございます!」

男(4000円・・・ぐらいか?)

男「お疲れ様でしたー」

ウィーン

男「ふぅ・・・疲れた」 

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:56:58 ID:NT6U5eUo
幼「よっ、ほっ」パコン

男「なにしてんの?」

幼「気分直しにひとりでバドミントン」

男「あぶねーなー」

幼「男もやろーよ!」

男「元気そうだなー」

幼「うひひ、それだけが取り柄だし」 

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:57:36 ID:NT6U5eUo
~町のデパート~

男「さーて買うぞ」

店員「イラッシャイマセ、アレデスネ?」 男「はい。」

店員「\\円ニナリマス」 男「現金で」

店員「コノクマハイイクマデスヨー、プレゼントデスカ?」

男「はい」

男(なんだこいつ) 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:57:56 ID:NT6U5eUo
店員「メッセージカードカキマスカ?」スッ

男「ありがとうございます」

-幼馴染へ-
お前が後1か月の命だってことが分かってたから
俺は一生懸命お前のために働けた。
俺を変えてくれたのはお前だ。本当にありがとう。
だから、俺はお前を変えてあげたい。
お前の病気を治してやりたい。
だから、一緒にがんばろう。
これはささやかなお礼のプレゼントだ
あんまりいいものじゃないけど、好きなクマだよ。
                      -男より-

男「これでよしっと」

店員「アリガトウゴザイマシター」 

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:58:24 ID:NT6U5eUo
・・・・・ピルルルルル

男「おっと」

男「もしもし?」

母「もしもし!?男!?」

男「なんだ母さんか、どうした?」

母「どうしたもないわよ!」 男「え?」

母「落ち着いて聞いて・・・・幼ちゃんの・・・・」

男「幼が・・・・?」 

17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:58:43 ID:NT6U5eUo
母「・・・・容体が悪化したの・・・・」

男「え・・・?」

母「急に倒れて、救急車に乗って病院に行ったの・・・」

男「いますぐ向かう!!どの病院!?」

母「深夜SS病院よ!場所はわかるわね?」

男「いますぐ行く!!!」 

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/22(木) 23:59:24 ID:NT6U5eUo
・・・・・・・・・・バタバタズダダダ

男「・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ」

幼母「っ! 幼、男君が来てくれたわよ!」

幼「・・・・男・・・?」

男「幼!大丈夫か!?」

男「見てくれ、お前のためにがんばって買ったんだ、大きなクマなんだ・・・」 

19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/23(金) 00:00:06 ID:guQ22GOM
幼「うわぁ・・・・おおきい・・・・ありがとう・・・男・・・」

男「なぁ・・・・だから、生きよう・・・・がんばろう・・・・」

幼「はは・・・・ごめんね・・・・もうムリかも・・・・」

男「あきらめられるわけないだろ・・・・」 

20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/23(金) 00:01:04 ID:guQ22GOM
医者「もう喋らないほうが」 幼母「いいです。先生。幼が望んだことだから・・・」

幼「・・・ありがとう・・・」

男「お前は俺を変えてくれた!だから・・・」

幼「そうだね・・・・ありがとう・・・・」ピッ、ピーー

男「幼・・・・?おい、おい・・・・おい・・・?」

医者「残念です・・・・」 

21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/23(金) 00:01:17 ID:guQ22GOM
これ読んでくれてる人はいるのかな・・・? 

22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/23(金) 00:02:12 ID:guQ22GOM
男「嘘・・・・・だろ・・・・」

男「幼・・・・?しんだふりなんて似合わないぞ・・・」

男「嘘だ・・・・・あんなに元気だった幼が・・・」

男「嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」 

24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/23(金) 00:03:09 ID:guQ22GOM
・・・・・俺を変えてくれるまでは

・・・幼は死ななかったかもしれない

男「幼・・・お前は天国で元気で笑ってるんだろうな・・・」

男「お前のことが好きだったよ・・・・。伝えるの遅くなってごめんな」

・・・・幼(わたしもだよ・・・・)

男「幼!?」キョロキョロ 


25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/23(金) 00:03:31 ID:guQ22GOM

・・・・・どこを見回しても誰もいない

男「天国からいってくれたのかな・・・・」

息子「おとーさーん!!」

男「おー、息子。よく来たな」

妻「あなた。ここにいたのね・・・。」 

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/03/23(金) 00:04:06 ID:guQ22GOM
男「・・・・ああ・・・・なあ妻・・・」

妻「はい?」

男「俺はお前たちに言っておかなきゃいけないことがある。」

男「俺の余命はあと一週間だ」 妻「えっ・・・・?」

END