1: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 18:21:26.16 ID:5C+aAXgfO

―――


がちゃ


P「お疲れさまでーす……あれ? 誰もいないのか? おーい」


しーん……


P「……珍しいな。まぁいいか、寒い寒い……へへ、こたつ大きいのに新調してよかった」

こたつ(でかいよ!)

P「前のは小さすぎてみんな一緒に入れなかったもんな……ん?」


メモ書き『御用の方はテーブルをノックしてください』


P「は?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1448875286

引用元: モバP「だりやすかれんとこたつむり」 

 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 18:25:24.60 ID:5C+aAXgfO
P「…………」

こたつ「…………」


P「…………」


こんこんっ


P「…………」


こたつ「……はいはーい」モゾモゾ

P「……!?」


李衣菜「んしょ。……あ、Pさんだ」ヒョコ

P「お前か!」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 18:30:19.61 ID:5C+aAXgfO
李衣菜「おかえりなさいPさん。外、寒かったでしょ?」

P「お、おお……まぁな。もうすぐ12月だし。……李衣菜はあったかそうだな?」

李衣菜「えへへ、こたつ最高です!」

P「まさか中に潜ってるとは思わなかったけど」

李衣菜「だってこんなに大きいんですよ? そりゃ中に入って丸くなりたいじゃないですかっ」

P「あはは、気持ちは分かる……って、もしかして」


ばさっ!


加蓮「あ、バレた」

泰葉「あ。……お疲れさまです」

P「だと思ったよ」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 18:33:28.83 ID:5C+aAXgfO
加蓮「やー、新しいこたつほんと大っきいね。三人入ってもまだ余裕あるもん」モゾモゾ…

泰葉「ね。電源入れなくてもくっついていればあったかいし……経済的」モゾモゾ…


「「それじゃ、おやすみなさい」」ポフン


P「待て待て待て戻るな出てこい」

李衣菜「あはは♪」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 18:35:53.14 ID:5C+aAXgfO
こたつ「んもー、なによPさん」

こたつ「寒いんですから要件は簡潔にお願いします」

P「せめて顔出してくれよ……」

加蓮「ん」ニュッ

泰葉「よいしょ」ニュ

李衣菜「お、出てきた。……頭だけ」

P「生首が三つ並んでるようにしか見えない」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 18:39:26.98 ID:5C+aAXgfO
泰葉「Pさん、これは仕方ないんです。こたつには誰も抗えない……」

加蓮「そう。こたつの魔翌力は強力で、私たちにはどうすることもできなかったの……」

李衣菜「こたつと一体化しなければ、自我を保つことすら難しかったんですよ」


P「ようするに出たくないんだな」

李衣菜「へへへ」

加蓮「無理無理、寒すぎ。泰葉、もっとこっち来てくっついて~」

泰葉「ふふ、はいはい」

8: ミスった 2015/11/30(月) 18:45:01.53 ID:5C+aAXgfO
泰葉「Pさん、これは仕方ないんです。こたつには誰も抗えない……」

加蓮「そう。こたつの魔力は強力で、私たちにはどうすることもできなかったの……」

李衣菜「こたつと一体化しなければ、自我を保つことすら難しかったんですよ」


P「ようするに出たくないんだな」

李衣菜「へへへ」

加蓮「無理無理、寒すぎ。泰葉、もっとこっち来てくっついて~」

泰葉「ふふ、はいはい」

9: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 18:47:02.86 ID:5C+aAXgfO
李衣菜「あ、ずるいっ。私もくっつくー」モフッ

加蓮「だめー、泰葉は私のなんだから!」ギュッ

泰葉「やんっ。加蓮、足絡ませないでっ」

加蓮「ふふふっ、スキンシップスキンシップ♪」スリスリ

李衣菜「むむむ……じゃ乗っかっちゃう!」ノシッ

泰葉「ちょ……! 重いから李衣菜っ、もう……ふふっ♪」


P(楽しそうでなにより)

10: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 18:49:31.22 ID:5C+aAXgfO
加蓮「……あっ。二人とも、Pさんが仲間に入りたそうにこっち見てるよ」

P「見てないけどな」

泰葉「どうぞ、Pさん。まだ入れますよ?」

李衣菜「一緒にあったまりましょうよ!」

P「……いやぁ、いいよ。もう充分あったまった」

11: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 18:51:27.54 ID:5C+aAXgfO
李衣菜「へっ?」

P「お前たちを見てたら寒さとかどうでもよくなったしな」

李衣菜「はぁ」


加蓮「……Pさんが変になった」ヒソヒソ

泰葉「きっとお仕事で疲れが……」ヒソヒソ

P「うおい、聞こえてるぞ」

12: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 18:56:38.31 ID:5C+aAXgfO
P「ほらほら、ストーブ点けてやるからいい加減出てきな~」

李衣菜「はーい」

加蓮「うわ、さむっ……戻るー」モゾモゾ

李衣菜「――あっ! これはっ、たい焼き!」

P「ああ、さっき買ってきたんだ」

加蓮「クリーム入りある!?」バサッ

P「わっ。はは、ちゃんとあるよ」

泰葉「もう、現金なんだから」クスッ

13: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 18:59:27.04 ID:5C+aAXgfO

―――


李衣菜「はぐはぐ……Pさんはこしあん派ですか?」

P「むぐ……つぶあんかな」

泰葉「もきゅもきゅ……私もです」

P「お、ほんとか。お揃いだな」

泰葉「えへ、お揃い……♪」


加蓮「つぶあんはどれだっ」

李衣菜「お腹から真っ二つにしてやるっ」

P「やめい」

14: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 19:02:18.14 ID:5C+aAXgfO
李衣菜「Pさん! こしあんもロックですよ!」

加蓮「クリーム! クリームも美味しいよ!」

P「ふふ、分かった分かった……じゃあ一口くれ」

「「!!!」」


加蓮「ここ! ここ私食べたからPさんもここ!」

李衣菜「いやいや私のから!」

加蓮「なに言ってんの私から!」

泰葉「Pさん、あーん」

P「あーん」

「「ああああああ!?」」

15: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 19:03:48.21 ID:5C+aAXgfO
P「うめぇ」モグモグ


李衣菜「泰葉ぁ! 泰葉あああ!」ポカポカポカッ

泰葉「いたいいたい。ふふふ♪」

加蓮「なんでアンタは! 意味ないでしょ同じつぶあんなのにっ!」

泰葉「だって二人が喧嘩してるから――」

李衣菜「加蓮っ、フォーメーションβ!」

加蓮「おっけー任せて! 泰葉、覚悟ーっ!」

泰葉「えっなにそr――きゃああああ!?」

16: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 19:04:58.02 ID:5C+aAXgfO
泰葉「あは、あははははっ! や、やめっやめてえええ!」ジタバタ

加蓮「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ」

李衣菜「さぁ加蓮、泰葉の弱いとこ全部くすぐってやれっ!」ガシィ

泰葉「はっ離して李衣菜っ、お願いごめんなさいごめんなsんぁあんっ!」

李衣菜「あ、今の声セクシー」

加蓮「弱点はっけーん♪ それそれっ!」コチョコチョコチョ

泰葉「やっ、やぁぁぁん!」

17: ◆5F5enKB7wjS6 2015/11/30(月) 19:07:28.16 ID:5C+aAXgfO
李衣菜「まだまだ終わらないからね!」

加蓮「Pさんを誑かそうとした罪は重いっ!」

泰葉「あはっ、そんなの二人もっふふふふっ同じぃっ! やめっ、やめて死んじゃうぅぅ!」


P「もぐもぐ」

P「ほんと楽しそうだなぁ」モグモグ

P「李衣菜、加蓮~。一口もらうぞー」

P「……うん、こしあんもクリームも美味いな」モッキュモッキュ


泰葉「たす、助けてPさーんっ!」

「「逃げるなーっ!」」



おわり