1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:32:29 ID:B4YfX5E6
勇者「俺は今までの勇者とは違う!」ジャキッ 

魔王「ぁー……ぃ?」

側近「えっと!いままでの!ゆうしゃとは!ちがうって!いってます!」

魔王「ぁー……」

魔王「わしの晩ご飯はカレーがいいです!」

女剣士「………」

女僧侶「………」

銃士「………」

勇者「………」 



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2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:33:41 ID:B4YfX5E6
勇者「あの」

側近「なんだ」

勇者「……ホントに、これが魔王?」

側近「そうですよ」

側近「ね!まおうさま!」

魔王「はい!わしが魔王、です!」 

勇者一同(ボケてんじゃん…………) 

3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:34:07 ID:B4YfX5E6
勇者「し、しかしだな!お前が今までやってきたことを、俺が許すわけにはいかない!」

勇者「勇者を……俺の父親を殺した罪は大きい!」

僧侶「そうよね……今まで30人もの勇者が帰らなかったんだものね……」

剣士「案外えげつないのよね、おじいさん」

側近「まおうさま!えげつないですねって!」

魔王「はい!エッチは30年しておりません!」

勇者一同「…………」 


4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:34:30 ID:B4YfX5E6
銃士「……帰らないか?」

勇者「なんで!」

剣士「だって……なんかさ、魔王とは言えこんなボケた老人を痛めつけるのはちょっと………」

勇者「ふざけるなよ!!こいつに俺のパパは殺されたんだよ!!」

僧侶「………でも、お父様は死ぬのを覚悟されていたんでしょう?それにおじいさんもまだ元気でしたでしょうし」

勇者「………そうだけど」 

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:34:54 ID:B4YfX5E6
僧侶「じゃあお互いさまじゃないですか………」

勇者「………」

勇者「ダメだ!ダメだ!ダメだ!絶対ダメだよ!ふざけるなよ!」 

銃士・剣士・僧侶「………チッ」

勇者「なんだよお前ら!人の父親の命なんだと思ってるんだよ!!」 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:35:18 ID:B4YfX5E6
勇者「いいよ!こんなヨボヨボ俺ひとりでヤれるよ!!」

勇者「魔王!覚悟しろ!ぶっ殺してやる!!!!」

勇者「うおおおおおおおぉおおおおぉおおおおぉおお!!!!!!!!!!」



側近「すいません、ちょっとタンマ」



勇者「なんだよ!なんなんだよ今度は!」

魔王「………zzz」


側近「お昼寝です」 

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:39:39 ID:B4YfX5E6
勇者「ふざけるなああああああああああああああああああああああああ!!」

剣士「ちょっと!うるさい!」

僧侶「おじいさんが寝ているんです!」


勇者「なんだよ!俺が悪いのかよ!」


勇者「それなさ!なんで今のタイミングで昼寝なんかするんだよ!!不謹慎だよ!!!」

側近「ボケ防止に15分のお昼寝が効果的なんです」

勇者「もうボケてるよ!!!!!!」

側近・剣士・僧侶・銃士「うるさい!!」 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:40:05 ID:B4YfX5E6
勇者「…………」

魔王「なんじゃあ………」

側近・剣士・僧侶・剣士「ほらぁ」

勇者「………だから……なんなんだよぅ……」


魔王「もう……わし寝れない……」

勇者「ほら!じゃあいいよな!ぶっ殺すぞ!いいよな!」

側近「……まあ起きたからいいですけど」

勇者「よーし!覚悟しろ魔王!」ジャキッ 

勇者「うおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおお!!!!!!!!!!!!」

勇者「死ねえええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!」 


9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:40:24 ID:B4YfX5E6
魔王「………」ジーッ 

勇者「………」ピタッ 

魔王「…………」ジーッ 

勇者「………」

魔王「………」ジーッ 

勇者「…なんだよ」

魔王「………」ジーッ 

勇者「殺しにくいんだよ!!!!!!!!」ドンッ! 

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:40:46 ID:B4YfX5E6
勇者「なんだよ!なにがいいたいんだよ!言えよ!」

魔王「………」

魔王「あんただれ」

勇者「ゆ・う・しゃ!アンタのカタキだよ!」

魔王「………」

魔王「あんただれ」

勇者「だからぁ!!勇者だって!!」

側近「ゆうしゃ!ゆうしゃですって!まおうさま!」

魔王「はぁ~……勇者……勇者ね………」こくこく

勇者「………」

魔王「………」 

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:41:17 ID:B4YfX5E6
勇者「あの……もう倒していい?」

側近「どうぞ」

勇者「うおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおおおぉおお!!!!!!」ジャキッ

魔王「………」ガタッ!!!! 

勇者「なんだよおぉおおおぉおお!!!!!!!!」バンバンバンバン! 

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:41:38 ID:B4YfX5E6
魔王「………」

勇者「…………」

魔王「勇者じゃとおぉおおおぉおお!!!!」ジョボボボボボ!!!! 

勇者「!?」

側近「あーあー……興奮するとすぐ漏らしちゃうんですから………」 

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:41:57 ID:B4YfX5E6
勇者「もう知らん!もう倒す!絶対倒す!!」ジャキッ

剣士「……ねぇ、勇者さぁ。そう言うことして恥ずかしくないわけ?」

勇者「なんで俺が恥ずかしいんだよ!恥ずかしいのは魔王だろ!」

僧侶「……ではお聞きしますが、尿を垂れ流している姿があなたの最期だとしたら……いかがです?」

勇者「いやだよ!」

ドゴォ!! 

勇者「!?」

銃士「貴様は勇者なのに人が嫌がる事をするのか!!!」

勇者「………えっ、今俺殴られた?」

側近・僧侶・剣士「………」パチパチパチパチパチパチ 

勇者「えっ………」 

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:42:25 ID:B4YfX5E6
側近「………」ふきふき 

魔王「……すまんのぅ」しょんぼり 

勇者「………」

側近「おわりましたよ」

勇者「………そうか」

側近「どうぞ、お殺めになってください」

勇者「………」ジャキッ 

僧侶・剣士・銃士「………」ギロッ 

勇者「………」 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:42:42 ID:B4YfX5E6
勇者(俺は仲間に睨まれても恨まれても、こいつを倒さなきゃいけないんだ……)

勇者(だから………)

勇者「うおぉおおおぉおおおぉおお!!!!!!!!!!!!!!」

魔王「………なぁなぁ」

勇者(もう………俺は!!!!)

魔王「お前の大好きなアルファベットチョコレート、たくさん買っといたよ」にこにこ

勇者(やれなかったーーーーー!!!!) 

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:43:07 ID:B4YfX5E6
勇者「何故だ……何でなんだよ………クソッ……」

ポンッ 

剣士「もう、いいじゃないのよ」

勇者「………剣士」

僧侶「憎しみなんて、その程度のものだったんですよ……」

銃士「いいじゃねぇか。今の魔王に何の力もないんだよ。誰も…誰も傷つかないじゃないか」

勇者「……みんな」


魔王「………ね」

側近「………魔王様?」

魔王「ごめん、ね」

勇者「!」

側近「………もう許して差し上げてください」

側近「多分……これがあの方の……精一杯なんです」

勇者「………」 

17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:43:32 ID:B4YfX5E6
魔王「あんただれ」

勇者「勇者だ」

勇者「アンタのカタキだ。だけど」

勇者「今は……もうちがう」

剣士・僧侶・銃士「勇者(さん)………!」

魔王「そうですか………」

魔王「あんただれ」

勇者「 」

側近「ですから!ゆうしゃ!ゆうしゃです!」

魔王「そうか………」

魔王「なんだとおぉおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ブリブリブリ!!!!!!!! 

一同「 」 


18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/10/30(火) 17:43:51 ID:B4YfX5E6
その後、魔王の大便処理を縁に人間国に戻りにくくなった勇者達はヘルパー兼召使いとして魔王城で働くことになった 


勇者「ったく……なんで……」

剣士「良かったじゃない。安定した仕事が見つかって」

僧侶「あれ……あれって27人目の勇者さんじゃ」

銃士「本当だ。あ!28人目も………」


勇者「……まさか……あっ」

勇者「パパ……」





側近「魔王様またまた作戦成功ですなwwwwwwwwwwww」

魔王「人間はちょろいのうwwwwwwwwwwwwwwwwww」

おわり