1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 14:49:14.14 ID:AL1y7Nf5O
結衣(私の名前は船見結衣)

結衣(しがない普通の女子中学生だ)

結衣(特別な事情も無く、1人暮らしをしている)

京子「すーっ…すーっ…」

結衣「……」

結衣(そこで寝ているのは歳納京子、私と同じ女子中学生だ)

結衣(幼なじみで、よく私の家に泊まりに来る)

結衣(ゆうべはお楽しみでしたね、なんて言う事は無く)

結衣(単に友達の家に泊まってるだけ、といった感じである)

京子「すーっ…すーっ…」

結衣「……」

結衣「…はぁ」

引用元: 結衣「ゆるゆりメモリアル」 


 

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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 14:59:16.54 ID:AL1y7Nf5O
結衣「おい、起きろよ京子!」

結衣「早くしないと、学校遅刻しちゃうよ!」

京子「ん~もう少しだけ~」

結衣「お前さぁ…」

結衣「普通、幼なじみが主人公を起こしに来るものだろ?」

結衣「なんで、私がお前を起こさなきゃいけないんだよ!」

京子「それは、私が主人公だからに他ならない!!」ガバッ

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣「もうお前が主人公でいいから、早く支度しろよな」

京子「へいへ~い」タッタッタ

バタン

結衣(…いきなり主人公の座を奪いに来るとは、恐ろしい奴)

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 15:07:12.97 ID:AL1y7Nf5O
登校中

タッタッタ

結衣「ほら、急げよ京子!」

京子「え~のんびり歩いて行こうよ~」

結衣「誰のせいで、遅れたと思ってんだよ!」

京子「別に走らなくても、間に合うじゃ~ん」

結衣「私達だけなら、そうだけど…」

結衣「これから、あかりの迎えもあるんだからな!」

結衣「あかりの足に合わせられるよう、今の内に走らないと」

京子「じゃあ、あかり置いてっちゃおうよ~」

結衣「京~子~?」

京子「冗談、冗談だよぉ!怒らないでぇ!」

結衣「…はぁ」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 15:16:18.12 ID:AL1y7Nf5O
あかり宅

ピンポーン

ガチャ

あかり「あっ、おはよう!京子ちゃん、結衣ちゃん!」

京子「よう、あかり!」

結衣「あかり!遅れて、ごめんね!」

あかり「わわっ!そんな、謝らなくていいよぉ~!」

あかり「あかりはね、結衣ちゃん達が迎えに来てくれて…」

あかり「とっても嬉しいよぉ~!!」

結衣「あかり…」

結衣(この子は赤座あかり、私達より一個下の中学の後輩だ)

結衣(京子と同じく私の幼なじみで、凄くいい子なんだけど…)

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 15:23:25.94 ID:AL1y7Nf5O
京子「あかり、そのズボンは何?」

あかり「えっ……きゃあ!?」

あかり「パジャマの上から制服着ちゃったよぉ~!」アタフタ

結衣「いいから、早くズボン脱げよ!」

あかり「…上着も」

結衣「えぇ!?」

あかり「2人共ごめんね、すぐ脱いでくるよぉ~!!」タッタッタ

バタン

結衣「…こりゃ、遅刻確定だな」

京子「これで、ゆっくり歩いて行けるね!結衣!」

結衣「…はぁ」

結衣(あかりは、少し抜けている…)

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 15:32:00.25 ID:AL1y7Nf5O
再び登校中

あかり「2人共、あかりのせいで本当にごめんね!」

京子「ちゃんと反省しろよ、あかり!」

結衣「お前が寝坊してなければ、間にあったんだよ!!」

京子「あっ……そうでした!テヘ」ペロ

結衣「…はぁ」

結衣「そういう事だから、あかりは気にしなくていいよ」

あかり「結衣ちゃん…」

京子「ど~んまいっ!」

結衣「お前は気にしろよな!!」

ワンワン

結衣「んっ?」

結衣「…野良犬?」

あかり「わぁ~お散歩わんわんだぁ~!」

あかり「あかり、わんちゃん大好きぃ!」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 15:41:24.07 ID:AL1y7Nf5O
あかり「よしよ~し」ナデナデ

ワンワン

結衣「あかりは昔っから、犬が好きだよな」

あかり「えへへ~♪」

ワンワン

…ハムッ

3人「「「!!!」」」

あかり「あぁっ!あかりの鞄がぁ~!」

タッタッタ

あかり「わんちゃん待ってぇ~!あかりの鞄返してよぉ~!」トテトテ

あかり「うわっ!?」ステン

結衣「あかり、大丈夫!?」

あかり「痛いよぉ、結衣ちゃ~ん!」

結衣「…膝を少し擦りむいてるけど、大きな怪我は無いみたい」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 15:50:23.07 ID:AL1y7Nf5O
あかり「うわ~ん!あかりの鞄がぁ~!」

結衣「くっ…」

結衣「京子!!」

京子「ふぇぇ!?」

京子「な、何ですか……結衣さん?」

結衣「あかりの面倒、見ててくれる?」

あかり「…結衣ちゃん?」

京子「結衣はどうするんだよ!まさか…」

結衣「あの野良犬を追いかける!」

京子「追いかけるったって、もう見えないじゃん!」

京子「それに、学校は!?」

結衣「学校なんか、どうでもいいよ!!」

あかり「結衣ちゃん、もういいよぉ!」

結衣「駄目だ!あかりの鞄は、私が絶対に取り返す!!」

あかり「結衣ちゃん…」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 16:01:00.61 ID:AL1y7Nf5O
京子「しゃ~ないなぁ…」

京子「結衣、鞄よこせよ!」

結衣「京子…」

京子「机に鞄を置いて、それで先生を誤魔化すからさ!」

結衣「…期待はしてないけど、ありがとな!」

京子「一言余計なんだよ、馬鹿///」プイ

結衣「それじゃ、私行ってくるね!」

あかり「結衣ちゃん…」

結衣「…あかり?」

あかり「結衣ちゃん……ありがとう!」

あかり「あかり、結衣ちゃんの事だぁい好き!!」

結衣「…それは、どうも///」テレ

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 16:08:36.09 ID:AL1y7Nf5O
数時間後

結衣「はぁ…はぁ……」

結衣「やっと…捕まえた……」

クーンクーン

結衣「鞄を返せば、何もしないから安心しなよ」

結衣「…よしよし」ナデナデ

ワンワン

タッタッタ

結衣「ふぅ…」

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣「走り疲れて…体がダルいけど……」

結衣「…学校、行かなきゃな」

???「……」

???「…ふむ」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 16:19:05.03 ID:AL1y7Nf5O
廊下

ワイワイ

結衣「……」

結衣(学校に着いた時間が、ちょうど休み時間で良かった)

結衣(…早く、あかりに鞄を返さないと!)

ガミガミ

結衣「んっ?」

結衣「…あれは?」

先生「吉川!何なんだ、その髪型は!?」

先生「そんな変な髪型をした生徒、お前の他には居ないぞ!!」

ちなつ「す…すみません……」シュン

結衣(…ちなつちゃん?)

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 16:29:09.38 ID:AL1y7Nf5O
先生「罰として、明日までに髪をバッサリ切ってくるんだ!!」

ちなつ「えっ!?」

ちなつ「い、嫌ですよ!そんなの!!」

先生「吉川!お前、先生に逆らう気か!?」

先生「先生の間で回ってるブラックリストに、お前の名前を載せるぞ!?」

ちなつ「そ…そんなぁ……」ポロポロ

結衣「ぐっ…」

結衣「先生!!」

先生「おぉぅ?なんだ、船見か?」

先生「お前、二年生だろ?何で、一年の教室の前に居るんだ!?」

先生「さっさと、二年の教室に戻れ!!」

結衣「…弱い生徒を虐めて、楽しいですか?」

先生「な、何ぃぃ!?」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 16:40:23.93 ID:AL1y7Nf5O
先生「いい加減な事言うな!先生はただ、風紀の乱れをだな…」

結衣「それなら、この事を生徒会に話しても問題ありませんよね?」

先生「ちっ…」

先生「先生は次の教室へ行くから、お前もさっさと二年の教室に戻れ!!」

タッタッタ

結衣「…はぁ」

ちなつ「結衣先輩~!!」ダキ

結衣「うわぁ!?ちなつちゃん!?」

ちなつ「先輩、ありがとうございました!!凄くカッコ良かったです!!」

ちなつ「私、ますます先輩の事を好きになっちゃいましたよ!!」

結衣「あはははは…大袈裟だなぁ」

結衣(この子は吉川ちなつちゃん、あかりと同じ一年生)

結衣(私なんかを慕ってくれる、可愛い後輩だ)

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 16:55:12.62 ID:AL1y7Nf5O
結衣「あっ…そうだ!」

結衣「ちなつちゃん、あかりはどこに居るの?」

ちなつ「結衣先輩!?」

ちなつ「まさか…先輩…あかりちゃんに会いに?」

結衣「そうだけど…」

ちなつ「そ、そんなぁぁぁ!!」ガガーン

ちなつ「結衣先輩、あかりちゃんといつの間にそんな仲になったんですか!?」

結衣「そんな仲って…」

ちなつ「あかりちゃん、絶対に許さない!学校の裏の森に埋めてやるんだから!!」

結衣「ち、ちなつちゃん落ち着いて!!」

結衣「鞄!あかりに鞄を渡しに来ただけだから!!」

ちなつ「えっ…そうなんですか?」

ちなつ「な~んだ、それならそうと初めから言って下さいよぉ~」ホッ

結衣「…はぁ」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 17:12:31.18 ID:AL1y7Nf5O
教室

ガラ

結衣「あかり!」

あかり「あっ、結衣ちゃん!」パァー

向日葵「噂をしていれば、来ましたわね…」

櫻子「あかりちゃん、ファイト!」

あかり「ちょ、ちょっと櫻子ちゃぁん///」アセアセ

結衣「あかり、はい鞄」

あかり「あかりの鞄…本当に取り返して来てくれたんだぁ……」

結衣「一時限目に間に合わなくて、ごめんね」

あかり「あかりはそんな事、全然気にして…」

結衣「それじゃあ、私は自分の教室に戻るから」

あかり「ちょっと、結衣ちゃん!?」

ピシャ

結衣「…さて、教室に急ぐか」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 17:35:14.88 ID:AL1y7Nf5O
二年の教室

ガラ

結衣「京子!」

京子「おかえりんこ!」

結衣「…ただいま」

京子「ただいまぁ?ここ、結衣の家だっけぇ~?」

ゴッ

京子「うぐぉ、いったいなぁ!何すんだよぉ~!!」

結衣「疲れてんのに、京子がくだらない事言うからだよ」

京子「ちぇっ…それで、鞄は取り返せたの?」

結衣「取り返したけど…」

京子「おぉ!やるじゃん!!」

京子「そんじゃ、ご褒美に今日も結衣の家に止まってやろう!!」

結衣「ご褒美なら、泊まらないでくれた方が嬉しいんだけど?」

京子「もう、結衣の馬鹿ぁ!!」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 17:58:46.01 ID:AL1y7Nf5O
放課後

ガラ

京子「ありゃ、誰も居ない」

結衣「私達の方が、早かったみたいだね…」

結衣(ここは娯楽部、と言っても正式な部活では無く)

結衣(廃部になった茶道部を、私達が勝手に使ってるだけだけど)

ガラ

あかり「京子ちゃん、結衣ちゃん!」

ちなつ「結衣先輩~!!」

結衣(メンバーは京子と私、あかりとちなつちゃんの4人だ)

京子「よっしゃ~!みんな揃った所で、さっそく何もしないぞぉ~!!」

結衣「何もしないのかよ!?」

結衣「…はぁ」

結衣(こうして、いつも通りみんなで集まってダラダラと暇を潰した)

結衣(この後、私の人生を大きく変える事になる大事件が起こるとも知らずに)

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 18:13:12.40 ID:AL1y7Nf5O
結衣宅

ガチャ

結衣「……」

結衣「…ふぅ」

結衣(京子は本当に真っ直ぐ家に帰ったし、今日はゆっくり出来るな)

結衣(1人暮らしのハズなのに、1人きりなのが新鮮だ)

結衣「……」

結衣(しかし一人きりになったところで、特にやりたい事も無いんだよな)

結衣(京子が居ると鬱陶しくてたまらないのに、居ないと急に寂しくなる)

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣「とりあえず、夕ご飯作ろうかな」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 18:26:20.50 ID:AL1y7Nf5O
ドッカアァァァアンッ!!

結衣「うわぁ!?」ビク

結衣「何だ、今の爆発音は!?」

結衣(少し揺れたし、近所だよな?)

ヒューーーッ

ストン!!

結衣「えぇ!?」

結衣「ベランダ!今度はベランダに何か降って来た!!」

結衣(カーテン越しに、手すりに何かが引っかかってるのが見える)

ブラブラ

結衣「……」

結衣「…もしかして、アレ」

結衣「人!?」

結衣「まさか、さっきの爆発で飛んで来たとか…」

結衣(ねぇーよ!!)

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 18:40:34.85 ID:AL1y7Nf5O
結衣「とにかく、確かめてみない事には始まらないよな!」

結衣「…でも」

結衣(死体だったら嫌だ!!)

結衣「……」

結衣「…見なかった事に」

ピクピク

結衣(人影が動いた!?)

結衣「生きてる!そして、このままだと落ちる!!」

ブラブラ

結衣「待ってて下さい、今助けますから!!」ダッ

シャッ…ガララ

結衣「大丈夫ですか!?」

りせ「……」

結衣「……」

結衣「…会長?」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 18:51:04.66 ID:AL1y7Nf5O
結衣「なんで、生徒会長がこんな所に!?」

りせ「……」プスプス

結衣(凄い焦げてる…)

結衣(これはもう、西垣先生の実験の爆発のせいとしか)

ブラブラ

結衣「ハッ!!」

結衣「と、とにかく!引き上げますから!!」

ズリズリ

りせ「……」

結衣「はぁ…はぁ……」

結衣「…はぁ」

結衣「とりあえず、会長が無事で良かったです」

りせ「……」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 19:01:55.78 ID:AL1y7Nf5O
結衣「…えっと、会長」

結衣「やっぱり、さっきの爆発でここまで飛んで来たんですか?」

りせ「……」

結衣「うっ…」

結衣(この人は私の中学校の生徒会長、松本りせさん)

結衣(非常に無口で、表情もあまり変わらない)

結衣(何を考えているかは、西垣先生にしか分からないそうだ)

結衣「……」

結衣「…困ったなぁ」

結衣(私も会長も振り回される側だから、どうしていいか分からない)

りせ「……」プスプス

結衣「……」

結衣「…お風呂、入りますか?」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 19:18:43.04 ID:AL1y7Nf5O
シャー

結衣「洗濯機は回したし、着替えも私の服を用意してっと」

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣(1人で孤独に黄昏るハズが、どうしてこうなったんだ?)

結衣(正直、無口な会長と2人だけで居るのは非常に気まずいぞ)

結衣「でも、まあ会長も来たくて来た訳じゃないんだろうしな…」

結衣「とりあえず、今日は私の家に泊まってもらって」

結衣「明日、学校で西垣先生に引き渡そう」

結衣「……」

結衣「…夕ご飯」

結衣「そうだ、いつも通り2人分作らないと」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 19:39:50.47 ID:AL1y7Nf5O
数分後

ヒタ…ヒタ…

結衣「…会長?」

結衣「夕ご飯、出来ましたので食べて下さい…」クル

結衣「って、うわぁ!?」

結衣「会長!何て格好で出てきてるんですか!?///」

りせ「///」カァー

結衣(バスタオル一枚で出て来るなんて、私の事を誘ってるの!?)

結衣(私の事を男だと勘違いして?いや、そっち側の人なのかも…)

結衣「会長、早まらないで下さい!」

結衣「会長にはその…西垣先生が居るじゃないですか!!」

りせ「///」モジモジ

結衣「とにかく、服を着て…」

結衣「あっ」

結衣「…服の用意、忘れてた」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 19:53:51.27 ID:AL1y7Nf5O
パクパク…モグモグ…

結衣「会長、美味しいですか?」

りせ「……」

結衣「…はぁ」

結衣(返事が返って来ないのが寂しい…)

結衣(さっきの服の件もそうだけど、言葉にしてくれなきゃ分からないよ)

りせ「……」

結衣(きっと会長も、私と居てつまらないだろうな)

結衣(最低限、西垣先生みたいに言葉が分からないと)

結衣「……」

結衣(…まぁ、今日1日の辛抱だ)

結衣(明日には、京子の馬鹿に付き合う毎日に戻れるハズだから)

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 20:04:08.55 ID:AL1y7Nf5O
結衣「ご飯も食べ終わったし、眠くなるまで何かしますか?」

りせ「」ウトウト

結衣「えっ!?」

結衣「…会長、もう眠いんですか?」

りせ「……」

結衣(あかり並にいい子だなぁ…)

結衣「それじゃあ、もう寝ましょう」

結衣「布団、私の隣でも平気ですか?」

りせ「……」

結衣「…はぁ」

結衣(いつも京子に夜遅くまで付き合わされるから、眠れるか不安だな)

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 20:24:31.29 ID:AL1y7Nf5O
深夜

結衣「ん…」パチ

ムク

結衣「……」

結衣「…まだ、真っ暗」

結衣(寝る時間が変わると、なかなか朝までとは行かないよな)

結衣「…はぁ」バフ

りせ「すーっ…すーっ…」

結衣「……」

結衣(微かに、会長の寝息が聞こえる)

結衣(声だけじゃなくて、寝息まで小さいな…)

りせ「すーっ…すーっ…」

結衣「……」

結衣「ハッ!!」

結衣(何、一生懸命会長の寝息を聞き取ろうとしてるんだよ私!?)

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 20:36:53.49 ID:AL1y7Nf5O
翌朝

ユサユサ

結衣「んんっ…」

ユサユサ

結衣「やめろよ…京子……」

ユサユサ

結衣「おいコラ…やめろって……」

ユサユサ

結衣「」イラ

結衣「いい加減にしろよ、しつこいなぁ!!」ガバッ

りせ「」ビク

結衣「えっ、会長!?」

結衣「……」

結衣「…そうだ」

結衣「私、昨日は会長と一緒に寝たんだった」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 20:56:30.31 ID:AL1y7Nf5O
りせ「」ビクビク

結衣「ハッ!!」

結衣「すみません、会長!」

結衣「人違いと言いますか、その…寝ぼけてまして……」

結衣「ところで、一体何の用で私を起こしたんですか?」

りせ「……」

結衣「まさか…」

バッ

結衣「……」

結衣「…学校へ行く準備を始めるには、いい時間」

結衣(これは、私の憧れていたシチュエーション!?)

結衣「ありがとうございます、会長!」

りせ「///」テレ

結衣(でも、京子に見つかると厄介だから早く家を出よう)

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 21:08:41.90 ID:AL1y7Nf5O
登校中

りせ「……」

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣(会話が無い上に、会長の歩幅に合わせて歩くから時間が長く感じる)

りせ「……」

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣(京子と思いっきり走りたい)

結衣「……」

結衣「…そうだ」

結衣(せっかく早く登校したんだから、朝の内に会長を西垣先生に引き渡そう)

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 21:24:37.46 ID:AL1y7Nf5O
理科室

西垣「おぉ、松本!お互い生きて再会出来て嬉しいよ!!」

りせ「……」

結衣「…お互いって、西垣先生も会長と一緒に爆発したんですか?」

西垣「なんだ、船見!松本から事情を聞いているか?」

結衣「…いえ、会長が何を言ってるのか私には分かりませんし」

西垣「そうか、いやぁ~昨日の爆発は凄くてなぁ~」

結衣(この人は西垣先生、担当は理科だ)

結衣(爆発が好きでどんな実験でも、最終的には何かしらが爆発する)

西垣「どれだけ凄かったか、聞いて驚くなよ?」

結衣「…はぁ」

西垣「なんと、松本の家が全壊した!」

結衣「……」

結衣「…はぁ?」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 21:37:32.37 ID:AL1y7Nf5O
結衣「会長の家が全壊ーっ!?」

西垣「あぁ、それはもうド派手に吹き飛んだぞ!」

結衣「何やってんですか、先生!?」

結衣「と言うか、そんな事して捕まらないんですか!?」

西垣「…えっ?私、捕まるの?」

結衣(駄目だ、この人本物だ!!)

りせ「TT」ジト

結衣(流石の会長も呆れてる…)

西垣「それは大変だな、今すぐ海外逃亡しないと!」

結衣「えぇ!?」

結衣「ちょ、ちょっと待って下さいよ!」

結衣「西垣先生が行っちゃったら、会長はどうなるんですか?」

西垣「…船見、松本の事を幸せにしてやってくれ!」

結衣「おいコラ!!」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 22:01:33.13 ID:AL1y7Nf5O
結衣「なんで、私なんですか!?」

西垣「船見は1人暮らしだろう?」

西垣「よく歳納を家に泊めているとも聞くしな!」

結衣「ぐっ…」

結衣「でも、会長は私と一緒に居たってきっと退屈しますよ」

西垣「…松本は昨日、船見によくしてもらったと言ってるぞ?」

結衣「えっ!?」ドキ

結衣「そうなんですか、会長?」

りせ「///」モジモジ

結衣(会長、あれで楽しんでたんだ…)

西垣「…それとな、船見」

西垣「私は昨日、お前が悪さした犬を許して逃がしたところを見ていたんだよ」

結衣「…見られてたのか、アレ///」カァー

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 22:14:56.91 ID:AL1y7Nf5O
ガララ

西垣「…それでは、話のついたところで」

西垣「私はこのよく分からない機械で窓から飛んで逃げるから、後は宜しくな!」

シュバッ

結衣「西垣先生!!」

西垣「あっはっはっはっは~~!!」

ゴゴゴゴゴ…

結衣「……」

結衣「…会長、アレ絶対途中で爆発しますよね?」

りせ「……」

結衣「…はぁ」

結衣(会長と一緒に暮らす事になってしまった…)

結衣(これじゃあ、京子を家に呼べないじゃないか)

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 22:35:22.64 ID:AL1y7Nf5O
教室

京子「おい、結衣!」

結衣「京子…」

京子「何で今日迎えに行ったのに、家に居ないんだよ!」

結衣「…ごめん」

京子「ごめんっじゃ、ねーよ!あかりも心配してたぞ!」

結衣「…あかり」

京子「こういう事にならない為にも、今日からまた結衣んちに泊まるからな!」

結衣「…悪いんだけど、それは無理だよ」

京子「はい!?」

結衣「しばらく京子は泊められない」

京子「どうして!?」

結衣「どうしても」

京子「答えになってないし!」

京子「もう、結衣の馬鹿ぁ~!!」

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 22:52:04.43 ID:AL1y7Nf5O
放課後

京子「そういや、もうすぐテストだね~」

結衣「…そうだね」

京子「この時期になると、部室には必ず…」

ガラ

綾乃「としのぉ~きょーこぉーーっ!!」

京子「ほい来た」

綾乃「ほい来たって何よ!?」

結衣(この人は生徒会副会長の杉浦綾乃、京子のライバルだ)

京子「どうせ、また勝負でしょ?」

綾乃「そうよ、悪い!?」

結衣(テストで一夜漬けの京子に勝てない事がコンプレックスらしい)

京子「飽きないねぇ~」

綾乃「歳納京子!あなたに勝つまで、諦めないんだからね!!」

結衣(いつもは、親友の千歳が一緒に居るハズなんだけど…)

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 23:09:17.25 ID:AL1y7Nf5O
ヒョコ

りせ「……」

結衣「会長!?」

結衣「綾乃、どうして会長がここに居るの?」

綾乃「それが、私にも理由は分からないんだけどね…」

綾乃「私が歳納京子に宣戦布告に行くって話したら、着いて来たのよ」

りせ「……」

結衣「!!」

結衣(鞄を持ってる…って、事はつまり!)

結衣「京子!私はテスト勉強しなくちゃだから、そろそろ帰るね!」スク

京子「まだみんな揃って無いのに、もう帰っちゃうのかよ?」

京子「テスト勉強なんて、ここでやって行けばいいじゃ~ん!」

結衣「…お前が騒がしいから集中出来ないんだよ」

京子「もう、結衣の馬鹿ぁ~!!」

結衣(本日2回目の『結衣の馬鹿』を頂いた)

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 23:22:27.75 ID:AL1y7Nf5O
帰り道

結衣「……」

りせ「……」

結衣「…会長」

結衣「お仕事とか、残ってたんじゃ無いですか?」

りせ「……」

結衣「…はぁ」

結衣(まぁ、綾乃が宣戦布告に来るくらいだし忙しくは無いのかも)

りせ「……」

結衣「……」

結衣(会長は私と居るのが退屈じゃないと知って、少し気が楽だ)

りせ「……」

結衣「……」

結衣(依然、会話は無く気まずさは残っているけど…)

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 23:36:16.23 ID:AL1y7Nf5O
結衣宅

結衣「テスト期間に京子から解放されたのは、少しありがたいかも…」

りせ「……」

結衣「それじゃあ、えっと……私は勉強始めますけど」

りせ「……」

結衣「会長は好きにしてて下さい、ゲームとか自由にやっていいですからね」

りせ「……」

りせ「」ピト

結衣「えっ、会長!?」ドキ

りせ「……」

結衣(参考書の方をじっと見てる)

結衣「…もしかして、私の勉強を見てくれるんですか?」

りせ「……」

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 23:52:49.11 ID:AL1y7Nf5O
結衣(鶴の恩返しってやつかな?)

結衣(考えてみれば死にかけてたとこ助けて、宿まで貸してんだもんな)

りせ「……」

結衣(会長は3年生だし、2年の範囲なんて余裕なハズ)

結衣(どう教えてくれるかは分からないけど、とりあえず…)

結衣「ありがとうございます、会長!助かりますよ!」

りせ「///」テレ

ーーーーー

りせ「」カリカリカリカリ

結衣「会長…少し…休憩を……」

りせ「」ゴゴゴゴゴ

結衣「ひぃぃ!?」

結衣(無言の圧力!?)

結衣「…はぁ」

結衣(『生徒会長』を甘く見ていた…)

156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 00:15:33.30 ID:VlPKjoyGO
一週間後

綾乃「あ…あ……あ…ありえないわ!!」

綾乃「歳納京子に負けたのなら、まだ分かるけど…」

綾乃「今まで、10位内に一度も入った事の無い船見さんに…」

綾乃「この私が、あの船見さんにまで負けるなんてぇ~!」

結衣「…綾乃、意外と私への印象悪かったんだな」

綾乃「船見さん、後ろに居たの!?」

結衣「まぁ、こうして悔しがってくれる人が居ると…」

結衣「私も頑張ったんだなって実感が沸いて嬉しくなるよ」ニヤ

綾乃「むきぃ~~!!」

綾乃「船見さん、あなたは今日から生徒会に入りなさいよ!!」

結衣「……」

結衣「…えっ?」

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 00:32:26.55 ID:VlPKjoyGO
結衣「いや、何でそうなるんだよ?」

綾乃「…いいわよ、説明してあげる」

綾乃「あなたは歳納京子と違って、天才じゃないわ!」

綾乃「だとしたら、私は努力の差で負けた事になるじゃない!!」

綾乃「私は、そんな真面目で努力家の船見さんを評価して勧誘してるのよ!!」

結衣「…熱くなってるところ悪いけど、私は娯楽部の部員だから」

綾乃「その娯楽部を私に守られてて、船見さんは悔しくないの?」

結衣「えっ…」

綾乃「いいわ、船見さんが生徒会に入れる実力がある以上」

綾乃「私は娯楽部を庇うの、もうやめるから!」

結衣「分かった、入る!入るよ、綾乃!」

結衣「…はぁ」

結衣(どんどん面倒な事になっていくなぁ…)

186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 01:41:29.13 ID:VlPKjoyGO
娯楽部

結衣「生徒会に入る事になりました」

3人「「「!!!」」」

京子「え~と、冷やし中華?冷やし中華に入りました?」

結衣「…私は食い物か?」

ちなつ「結衣先輩、娯楽部をやめちゃうんですか!?」

結衣「まぁ、そうなるね…」

あかり「結衣ちゃん、あかり達の事嫌いになっちゃったの?」ウルウル

結衣「そんな事無いよ、あかり!」

結衣「私は、娯楽部を存続させる為に生徒会に入るんだよ!!」

結衣「みんなの居場所を守る為なんだ、分かってくれよ…」

京子「結衣…」

ちなつ「結衣先輩…」

あかり「結衣ちゃん…」

結衣(…嘘は言ってないよな)

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 01:56:48.29 ID:VlPKjoyGO
生徒会

綾乃「生徒会にようこそ!」

3人「「「ようこそ~」」」

結衣「…脅しに近い勧誘しておいて、手厚い歓迎だね」

結衣「正直、家畜のような扱いを受けると思ってたよ」

向日葵「そんな、船見さんは期待されてますのよ!」

向日葵「家畜は、櫻子だけで十分ですわ!」

櫻子「はぁぁ!?家畜は向日葵の方だろ!」

櫻子「牧場で乳搾られてよ、この牛おっぱい!!」

向日葵「何ですってぇ~!?」

櫻子「やるかぁ~!?」

結衣「…はぁ」

結衣(胸が大きい方が古谷向日葵ちゃんで、小さい方が大室櫻子ちゃんだ)

結衣(次期生徒会副会長の座をかけて、2人はいつも喧嘩ばかりしている)

197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 02:16:46.15 ID:VlPKjoyGO
千歳「2人共、仲がええなぁ~」

櫻子「よくない!!」
向日葵「ですわ!!」

千歳「あはぁ、息ぴったりやねぇ~」

結衣(この人が綾乃の親友の、池田千歳)

結衣(一見温厚に見えるけど、酷い妄想癖で頻繁に鼻血を吹き出している)

千歳「船見さん、綾乃ちゃんのワガママに付き合ってくれてありがとうなぁ」

綾乃「ち、千歳!!」

結衣「ワガママだなんて、今まで娯楽部が存続出来てたのは綾乃のお陰だし」

結衣「…今までありがとな、綾乃」

綾乃「べ、別に!船見さんの為にやってた訳じゃないんだからね!!///」

千歳「ハッ!!ウチの鼻から鼻血が出とる!?」

千歳「綾乃ちゃん、まさか…」

綾乃「うん、船見さんの事ちょっぴり少し気になってる…」

綾乃「とか、そんな事全然考えて無いんだからね!?///」

結衣「…はぁ」

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 02:38:01.10 ID:VlPKjoyGO
りせ「……」

結衣「…会長」

結衣(今日から学校でも、一緒ですね)

りせ「///」テレ

結衣(…通じたようだ)

綾乃「それじゃあ、生徒会の仕事内容を説明するわね!」

向日葵「櫻子、ちゃんと聞いてなさいよ?」

櫻子「船見先輩の為の説明だろぅ、何で私に振るんだよぅ!?」

向日葵「そういえば、そうでしたわね…」

向日葵「櫻子があまりに使えないので、勘違いしてしまいましたわ」

櫻子「そんな事、勘違いするとか馬鹿じゃねぇ~の?」

櫻子「おっぱいばかりに栄養回してるから頭が弱くなるんだよ、馬鹿っぱい!!」

向日葵「皮肉ですわよ、そんな事も分かりませんの!?」

結衣「…はぁ」

204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 03:01:46.92 ID:VlPKjoyGO
結衣宅

りせ「」トントントントン

結衣「」グツグツグツ

結衣「…会長、野菜は切れましたか?」

りせ「……」

結衣(会長との暮らしには慣れ、今では一緒に台所に立っている)

りせ「」ザッザッザッ

結衣「後は煮込むだけなので、会長はお風呂にでも入ってて下さい」

りせ「……」

結衣「…会長?」

りせ「///」ピト

結衣「えっ、今日も一緒に入るんですか?」

結衣「…もう、仕方ありませんねぇ」

結衣(会長は結構甘えん坊なようで、すっかり私に懐いてしまった)

208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 03:15:07.88 ID:VlPKjoyGO
深夜

りせ「すーっ…すーっ…」

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣(何で、私には会長の声が聞こえないんだろう)

結衣(会話が出来たなら、もっと楽しいハズなのに)

結衣「……」

結衣(正直、私は物足りなくなっている)

結衣(会長の事をもっとよく知りたい…)

りせ「すーっ…すーっ…」

結衣「……」

結衣(会長の声が全部聞こえるなんて、西垣先生はズルいよな)

結衣(私は寝息だけなのに…)

211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 03:40:22.94 ID:VlPKjoyGO
翌朝

りせ「~~っ」ノビ

りせ「……」

テトテト

モソモソ

りせ「///」ピト

結衣「…会長、学校遅れますよ?」

りせ「!!」ビク

バサッ

結衣「最近、本当に起こしてくれなくなりましたね」

りせ「///」カァー

結衣「…はぁ」

結衣(実際は、早起きして余った時間くっつこうとしてるだけなのだが)

結衣(意地悪でそう言っている、会長が私に声を聞かせてくれないから…)

結衣「せっかく早起きしたんだし、今日は一からパンを作りましょうか」

213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 03:53:22.42 ID:VlPKjoyGO
登校中

りせ「……」

結衣「……」

ギュッ

結衣(会長の手、ちっちゃくて可愛いな)

結衣(とても、私より年上だとは思えないよ)

りせ「……」

結衣「……」

ギュッ

結衣(相変わらず、会話は無いけど)

結衣(会長の手の温もりだけで、学校までは保ちそうだ)

りせ「///」テレ

結衣「……」

結衣「…おや?」

結衣(私の考え事を感じとったのかな)

218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 04:33:24.20 ID:VlPKjoyGO
教室

綾乃「船見さん!」

結衣「…綾乃?」

結衣(綾乃が教室で私に声をかけるなんて、珍しいな)

綾乃「…こ…だけど……」ボソ

結衣「何?」

綾乃「…この…もん…ない…だけど……」ボソボソ

結衣「悪いんだけど、もう一回言ってくれる?」

綾乃「ここの問題が分からないんだけど///」カァー

結衣「えっ!?」

結衣「綾乃、どうして私に聞くの?」

綾乃「そ、そんな事はどうでもいいでしょ!?///」

綾乃「教えてくれるの?くれないの?どっち!?」

結衣「い、一応見てみるよ…」

結衣「…はぁ」

268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 12:54:48.23 ID:VlPKjoyGO
放課後

向日葵「櫻子、さっそく書類整理を始めますわよ!」

櫻子「えぇ~、先輩達が来てからでいいじゃ~ん!」

向日葵「あなた、生徒会のお仕事を何だと思っていますの?」

櫻子「だってぇ~!」

ガラ

結衣「…どうも」

向日葵「あら、船見先輩!ナイスタイミングですわね!」

櫻子「うわぁ~!何てタイミングで来ちゃうんだよぉ~!」

向日葵「こら、櫻子!船見先輩に失礼でしょ!?」

結衣「…私、お邪魔だったかな?」

向日葵「そ、そんな事ありませんわよ!ほら、謝りなさい櫻子!」

櫻子「ちぇっ…自分だけ、いい子ぶりやがって……」

結衣「…はぁ」

273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 13:23:12.23 ID:VlPKjoyGO
数十分後

向日葵「はぁぁ…素晴らしい作業速度……」ウットリ

向日葵「船見先輩!わたくし、先輩の事を尊敬いたしますわ!」

結衣「…えっ、これで早いの?」

向日葵「まだ本気を出していらっしゃらないと!?」

結衣「…いや、そう言う意味では」

向日葵「船見先輩…」キラキラ

結衣「…はぁ」

結衣(向日葵ちゃんが几帳面過ぎで、私が大ざっぱなだけだと思うけど)

櫻子「向日葵~!私、お腹すいたぁ~!」ジタバタ

向日葵「櫻子!お仕事の邪魔をするんじゃありませんわよ!」

櫻子「空いちゃったもんはしょうがないだろぉ~!」

結衣「…今日の朝焼いたパンの残り持ってきたんだけど、食べる?」

櫻子「うぉ~食べる食べるぅ~!船見先輩さっいこぉ~!!」

結衣「…はぁ」

277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 13:53:04.94 ID:VlPKjoyGO
結衣宅

ピコピコ

結衣「……」

りせ「///」チョコン

結衣(ゲームをしている私の膝の上に、会長が乗っている)

結衣「……」

りせ「///」スリスリ

結衣(こんなに警戒心無くて、もし体触られたりしたらどうするんだろう?)

結衣「……」

サワサワ

りせ「!!」ビクン

バッ

りせ「」フルフル

結衣「…可愛い」

結衣(それから1時間くらい、会長は私にピトらなかった)

281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 14:14:11.49 ID:VlPKjoyGO


結衣「…会長、電気消しますよ」

りせ「……」

カチ

結衣「…会長、明日は学校お休みですね」

結衣「もし宜しければ、私とデートしませんか?」

結衣(これは、会長が断るハズが無いという前提の基)

結衣(暗闇で聞く事によって、言葉で返事をさせる作戦だ)

結衣「…会長、私とデートするのは嫌ですか?」

結衣「嫌ならいいです、このまま寝て下さい…」

モソモソ

結衣「えっ?会長!?」

りせ「///」ピト

結衣「…はぁ」

結衣(まぁ、いいか)

289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 15:15:05.74 ID:VlPKjoyGO
翌日

ゴーユルリットニャニャニャニャ~ン♪

りせ「」ビク

結衣「あっすみません、それ私の携帯の着信音ですよ」

りせ「TT」ジト

結衣「うっ…」

ピッ

結衣「…もしもし、まりちゃん?」

結衣「えっ、これから私の家に行きたいって!?」

結衣「お姉ちゃん、今日はちょっと用事があるんだけど…」チラ

りせ「」ヘーキヘーキ

結衣(会長、それどんな効果音ですか!?)

結衣「やっぱりヘーキみたい、まりちゃんが来るの楽しみに待ってるよ!」


ピッ

294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 15:45:42.23 ID:VlPKjoyGO
数分後

まり「」アセアセ

結衣「こんにちは、まりちゃん」

りせ「……」

まり「…はぅ!!」

まり「おねーちゃん、このおねーちゃんはだぁれ?」グイグイ

結衣「このお姉ちゃんはね、会長さん…」

まり「ふぅ~ん、りせって言うんだぁ~!」

結衣「えっ!?」ドキ

まり「よろしくねぇ~!りせおねーちゃん!!」ガー

りせ「///」テレ

結衣「まりちゃん…まさか……」

299: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 16:00:32.04 ID:VlPKjoyGO
結衣「ま、まりちゃん!!」ガシ

まり「!?」ビク

結衣「…りせお姉ちゃんの言ってる事、分かるの?」

まり「わかるよぉ~!」ホワワ

りせ「……」

結衣「ハッ!!今、今なんて言ったの!?」

まり「初めて『りせ』と呼んでくれたわね、って言ってるよぉ~!」

結衣「!!」ドキ

結衣「会ちょ……りせさん!」

りせ「///」テレ

まり「は、恥ずかしいわよ…結衣……って言って…」

りせ「!!」ビク

まり「むぐっ!?」

結衣「りせさん、私の事呼び捨てで呼んでたんですね…」

りせ「///」ポシュー

304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 16:19:37.52 ID:VlPKjoyGO
結衣「お願い、まりちゃん」

結衣「今日1日、りせお姉ちゃんの言葉を繰り返して」

まり「うにぃー!」

結衣「ありがとう、まりちゃん!」

結衣「じゃあ、りせさんに口塞がれ無いように抱っこするね」

ヒョイ

まり「うおー!たけぇーー!!」キラキラ

りせ「……」

まり「そ、そこは私の席なのにぃ…って言ってるよぉ~!」

りせ「///」ドキ

りせ「」アタフタ

まり「まりちゃんお願い、恥ずかしいから結衣に伝えないで…だってぇ~!」

りせ「///」プシュー

結衣「…あぁ、幸せだ」

311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 16:51:23.89 ID:VlPKjoyGO
夕方

結衣「またね、まりちゃん!」

りせ「……」

まり「うにぃー!」

バタン

結衣「…ふぅ」

りせ「……」

結衣「りせさん…」

結衣「今日は、りせさんの言葉がいっぱい聞けて嬉しかったです!」

りせ「///」テレ

結衣「……」

結衣(…今、何て言ったんだろう?)

結衣(あぁ、一度会話してしまうと今まで通りが歯痒い!)

結衣「…はぁ」

りせ「……」

315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 17:02:58.80 ID:VlPKjoyGO
ダキ

結衣「えっ!?」ドキ

結衣「…りせさん?」

りせ「///」ギュー

結衣「……」

結衣「…そうか」

結衣(言葉じゃなくても、気持ちを伝える方法はあるんだ)

結衣「りせさん…」ギュッ

ドッドッドッドッドッ…

結衣(りせさんの鼓動は、言葉や寝息と違い大きな音を立てていた)

結衣「…明日も休日です、今度こそデートしましょうね」

りせ「///」グリグリ

結衣(…だけど、私はりせさんの声を聞くのを諦めない)

結衣(私と同じ血の流れている、まりちゃんに聞こえた事で自信がついた)

結衣(明日のデートで、何としてでも聞こえるようになってやる)

329: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 17:53:47.47 ID:VlPKjoyGO
翌日

ガチャ

結衣「…いい天気」

結衣「りせさん、支度は出来ましたか?」

りせ「……」

結衣「それじゃあ、出かけましょうか」

ギュッ

結衣「……」

結衣「…りせさん」

結衣「まずは、服を買いに行きましょう」

りせ「……」

結衣「今まで、私の素朴な服で我慢してもらってましたし」

結衣「私は早く可愛い服を着た、りせさんが見たいです!」

りせ「……」

りせ「///」ポッ

335: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 18:19:38.66 ID:VlPKjoyGO
洋品店

シャッ

結衣「……」

結衣「…可愛い」

結衣「凄く可愛いですよ、りせさん」

りせ「///」カァー

結衣「あと、この帽子も被ってみて下さい!」

りせ「」アセアセ





ちなつ「あそこに居るのは……ゆ、結衣先輩!?」

ちなつ「隣に居るのは、生徒会長よね?」

ちなつ「まさか…結衣先輩……」

339: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 18:33:55.66 ID:VlPKjoyGO
ゲーセン

ジュウレンコンボー♪

りせ「……」

結衣「りせさん、このゲームに興味があるんですか?」

結衣「…これは、タイ語の達人と言って」

結衣「下の画面に出て来る文字を、このバチで叩くんですよ」

りせ「……」

結衣「2人プレイも出来ますから、一緒にやりましょうよ!」

りせ「///」コクン





京子「…えっ!?あそこに居んの、結衣と会長!?」

京子「2人でタイ語の達人なんて、まるでカップルじゃん!」

京子「最近、私を家に泊めてくん無かったのはそういう訳だったのか!!」

京子「くぅ~結衣の馬鹿ぁ~~!!」

345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 18:58:15.93 ID:VlPKjoyGO
公園

結衣「りせさん、飲み物買って来ましたよ!」タッタッタ

結衣「おしることプカリ、どっちにしますか?」

りせ「……」ヒョイ

結衣(おしるこの方を取った…)

コクコク

りせ「!!」ビク

結衣「りせさん!?」

りせ「><」

結衣「ぶふっ!熱いのに…急いで…飲むから…ですよ」プルプル




あかり「あれ?あかりのいつもの場所に誰か座ってる…」

あかり「って、結衣ちゃん!?誰かと一緒に座ってるよぉ~!」

あかり「隣にいる人、誰だか分かんないけど物凄く可愛いし…」

あかり「もしかして、あかり……結衣ちゃんに振られちゃったのかなぁ?」グスン

354: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 19:17:08.91 ID:VlPKjoyGO
帰り道

結衣「りせさん、今日のデート楽しかったですね」

りせ「///」ポッ

結衣「宜しければ、りせさんの感想を教えてくれませんか?」

りせ「……」

りせ「///」ピト

ドッドッドッドッドッ…

結衣(おぉ、これはこれで嬉しい……けど)

結衣「出来れば、言葉で伝えて欲しいかな…」

りせ「」オロオロ

結衣「…はぁ」

結衣「あっ、りせさん!向こう側に可愛い子犬が居ますよ!」

りせ「」クル




チュッ

360: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 19:33:19.02 ID:VlPKjoyGO
りせ「……」

結衣「……」

りせ「……!!」ハッ

結衣「りせさん…」

りせ「」フルフル

結衣「頬に小豆、ついてましたよ」ニコ

りせ「///」ボヒュー

りせ「」コテン

結衣「り、りせさん!?」バッ

りせ「」

結衣「…軽っ!」

結衣(喋らせるどころか、気絶させてしまった)

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣「このまま、りせさんを抱っこして帰るかな」

364: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 19:53:11.67 ID:VlPKjoyGO
結衣宅

りせ「」

結衣「…はぁ」

結衣(やっぱり、口と口じゃなきゃ駄目なのかな)

りせ「」

結衣(今なら、簡単に奪えそうだけど)

結衣「……」

結衣「ハッ!!」

結衣(って、おいコラ!これは、心の繋がりの問題だ)

結衣(気絶してるりせさんにキスしたって意味無いだろ!?)

りせ「」

結衣「……」

結衣「…りせさん」

結衣(このどうしても、りせさんの言葉を聞きたいって気持ち…)

結衣(やっぱり…私は…りせさんの事を……)

371: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 20:22:21.72 ID:VlPKjoyGO
ドッカアァァァアンッ!!

結衣「うわぁ!?」ビク

結衣「この爆発音、また西垣先生か!?」

ドッカアァァァアンッ!!

結衣「えぇぇ!?」ビク

結衣「さっきので、終わりじゃないの!?」

ドッカアァァァアンッ!!

結衣「さ、3連発ぅぅ!?」ビク

結衣「どうなってんだよ、大事件じゃないか!!」

シーン

結衣「…止まった」

結衣(今回は誰も飛んで来なかったみたい)

結衣「…あれ?」

結衣(西垣先生、海外逃亡してるハズじゃないのか!?)

結衣(それじゃあ、一体誰の爆弾が爆発したんだろう…)

381: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 20:51:13.86 ID:VlPKjoyGO
翌朝

綾乃「ちょっと、船見さん!!」

結衣「…綾乃?」

結衣「玄関まで出迎えてくれるなんて、何かあったの?」

綾乃「何かあったの?じゃ、ないわよ!!」

綾乃「あなた、歳納京子に酷い事したでしょう!?」

結衣「…京子に酷い事?」

綾乃「とぼけても無駄よ!私、歳納京子に直接相談されたんだからね!!」

結衣「ごめん、私には本当に何の事なのか分からないんだよ」

結衣「とにかく、教室で京子と直接話すから綾乃は落ち着いて…」

綾乃「これは伝言だけど、結衣とは二度と口聞かない!!だそうよ」

結衣「そんな…」

綾乃「私は言う事、言ったから教室に戻るわね!」タッタッタ

結衣「ちょっと、綾乃!?」

結衣(私が京子に酷い事をしただって?一体どうなっているんだ!?)

385: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 21:05:24.47 ID:VlPKjoyGO
向日葵「船見先輩!」

結衣「…今度は向日葵ちゃん?」

向日葵「わたくし、船見先輩の事を尊敬してましたのに…」

向日葵「吉川さんを傷付けるなんて、許せませんわ!!」

結衣「私が…ちなつちゃんを…傷付けた?」

向日葵「とぼけても無駄ですわ!吉川さんから直接相談されましたの!!」

結衣「…それって、京子と同じ理由なのかな?」

向日葵「まぁ!!吉川さんだけで無く、歳納先輩まで!?」

結衣「えっ…とりあえず落ち着いてよ、向日葵ちゃん!」

向日葵「私の白馬の王子様は結衣先輩ではありませんでした!」

向日葵「二度と私に話しかけないで下さいね、結衣先輩!!」

結衣「…それは、ちなつちゃんからの伝言?」

向日葵「言う事は言いましたから、わたくしは教室に戻りますわね!」タッタッタ

結衣「ちょっと待ってよ、向日葵ちゃん!?」

結衣(京子だけで無く、ちなつちゃんまで!?)

389: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 21:17:42.71 ID:VlPKjoyGO
櫻子「船見先輩!!」

結衣「櫻子ちゃんまで!?」

櫻子「船見先輩、あかりちゃんに何したんだよぅ!?」

結衣「あかりに…何って…何も……」

櫻子「とぼけんなよぉ!私はあかりちゃんから直接相談されたんだからなぁ!!」

結衣「…それで、あかりは何て?」

櫻子「結衣ちゃんの顔見ると泣いちゃうから、もう会うの止めよって言ってた!!」

結衣「あかり…」

櫻子「あかりちゃんはなぁ…あかりちゃんは……」

櫻子「あかりちゃんは船見先輩の事、好きだったんだぞぉ!!」

結衣「えっ……あかりが、私の事を?」

櫻子「もう船見先輩の事なんか知るかよぉ~!!ばぁ~かばぁ~か!!」タッタッタ

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣(頭痛い…今日は学校休もう……)

419: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 23:03:46.24 ID:VlPKjoyGO
結衣宅

ガチャ

結衣「はぁ…はぁ……」

結衣「…はぁ」ドサ

結衣(久しぶりに本気で走って、家に帰ってきた)

結衣「一体、どういう事なんだよ…」

結衣(私の偽物かそっくりさんが、悪事を働いてるのか?)

結衣「京子…」

結衣「ちなつちゃん」

結衣「…あかり」

結衣(娯楽部のみんなにも、生徒会のみんなにも嫌われてしまった)

結衣「あはははは…」

結衣「…はぁ」

結衣(そう言えば、家に1人きりなんていつ以来だろうか?)

結衣(私は何もかもを忘れたい一心で、眠りについた…)

425: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/16(水) 23:23:34.28 ID:VlPKjoyGO
夕方

結衣「んっ…」パチ

ムク

結衣「…夕焼けで、空が真っ赤だ」

結衣(今頃、みんなは娯楽部で遊んだり…)

結衣(生徒会で仕事をしたり、してるんだろうか)

結衣「…生徒会?」

結衣「ハッ!!」

結衣「りせさん!!」スク

結衣(私を嫌いになったみんなは、元は私を慕ってくれていた子ばかり…)

結衣(だとすると、りせさんも例外ではない?)

結衣「……」

結衣「…もう、これ以上ショックを受けるのは嫌だ」

結衣「りせさんが家に帰って来る前に、ここを離れないと!」ダッ

結衣(何の解決にもならない事は分かっているが、それでも私は逃げた)

436: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 00:00:54.68 ID:8zuIniz9O
ゲーセン

ビシベシ

結衣「……」

結衣「…はぁ」

結衣(格ゲーの1人プレイで虚しく時間を潰してみる)

ヒャクレンコンボー♪

結衣「…タイ語の達人か」

結衣(昨日のりせさんとのデートが蘇る)

結衣(あの時はあんなに幸せだったのに…)

ガー

京子「お~い、結衣~居るかぁ~~!!」

結衣(…京子!?)ドキ

綾乃「船見さ~ん、出て来ないと罰金バッキンガムよぉ~~!!」

結衣「ぶふっ!!」

結衣(綾乃まで…)

443: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 00:25:01.58 ID:8zuIniz9O
結衣(2人が私の事を探してる?何で、どうして!?)

結衣「…まさか」

結衣(2人して、私の事をボコりに来たのか!?)

結衣「」ダクダク

結衣(2人の死角をついて、逃げよう!)ダッ

ガー

京子「…おっかしいなぁ」

京子「昨日は確かにここで見かけたんだけど」

綾乃「他に船見さんの行きそうな場所に、心当たり無いの?」

京子「う~~ん…」

綾乃「…私のせいで、船見さんが行方不明になるなんて」

京子「綾乃のせいじゃないよ!結衣に辛く当たったのは私、私のせいなんだよ!!」

綾乃「歳納京子…」

綾乃「いいわ、早く船見さんを見つけ出して2人で一緒に謝りましょう!」

京子「…うん!」

448: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 00:48:59.77 ID:8zuIniz9O
公園

結衣「はぁ…はぁ……ここで…休憩…しよう……」

結衣(まさか、2人にあれほど恨まれてるとは思わなかったよ)

結衣「喉が渇いた…飲み物、買おう……」

結衣(昨日のおしるこを飲んだりせさんの反応、面白かったなぁ…)

ガササ

結衣「んっ?」

結衣「…野良犬?」

ガサッ

あかり「結衣ちゃ~~ん!!」

櫻子「船見せんぱぁ~~い!!」

結衣「うわぁ!?」サッ

結衣(あかりと櫻子ちゃん!?どっから出て来てるんだよ!!)

あかり「あれ?今、結衣ちゃんの声が聞こえたような…」

結衣(…マズいっ!!)

455: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 01:07:42.80 ID:8zuIniz9O
結衣「ウー…ワンワン///」

櫻子「なんだよ、犬じゃん!」

あかり「えぇぇ!?」

結衣「ワンワン、ワンワン///」

結衣(死にたい)

櫻子「あかりちゃん、先輩に会いた過ぎて耳おかしくなっちゃったんじゃない?」

あかり「もう酷いよ、櫻子ちゃ~ん!」

結衣(どうやら2人も私を殺る気満々のようだ…)

結衣「ワンワン…ワンワン……」

ソロリソロリ…

あかり「あっ…わんちゃん行っちゃったみたい……」

櫻子「もぉ~!私達が探してるのは、犬じゃなくて先輩でしょ~~!!」

あかり「そ…そうだけどぉ……」

櫻子「船見先輩と再会出来たら、やっぱり告白しちゃうのぉ?」ニヤニヤ

あかり「そんな事する訳ないでしょう!!///」カァー

464: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 01:49:31.36 ID:8zuIniz9O
帰り道

結衣「……」

結衣(これ以上、外を歩くのは危険だ)

結衣(もう、私の家に帰るしかないのかな)

結衣「…はぁ」

結衣(りせさんが私の事を嫌って居ない事を祈ろう)

ーーーーー

結衣「…私の家の前に、人がいる?」

ちなつ「結衣先輩~!居ますか~~!!」

向日葵「船見先輩!返事をなさってぇ!!」

結衣(ちなつちゃんと向日葵ちゃん!?何で、私の家の前に!?)

結衣(…って、よく考えてみれば私の家を囲むのが一番合理的だよな)

ちなつ「ハッ!!結衣先輩の気配がする!?」キョロキョロ

結衣(冷静に分析してないで、早くここから離れないと!!)ダッ

結衣(結果的に家を出て正解だったのか…)

470: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 02:10:05.24 ID:8zuIniz9O
結衣「…はぁ」

結衣(もう、私の逃げ場所は残されていないのか?)

結衣「……」

結衣「…いや」

結衣(1つだけ、私が隠れるのに絶好な場所がある)

結衣「学校だ!」

結衣(京子達は、私が学校に居なかったから外へ探しに来たんだ)

結衣(それなら、裏をかいて学校へ行ってやろうじゃないか)

結衣「場所は…」

結衣(娯楽部がいいかな、鍵はまだ持ってるし)

結衣(娯楽部の誰かが戻って来ない限り安心だ!)

結衣「それに…」

結衣(討伐隊のメンバーに、私が学校へ隠れると予測出来る子は居ないだろう)

472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 02:20:47.31 ID:8zuIniz9O
部室

ガラ

結衣「……」

結衣「ふぅ…」

結衣(私はやっとゴールにたどり着いたようだ)

結衣「…真っ暗」

結衣(このまま電気をつけずに、眠りたいところだけど)

結衣「昼間あれだけ寝たんだ、寝れる訳ないよな」

結衣(仕方無く、手探りでスイッチを探す)

結衣「確か、スイッチはこの辺に…」

サワサワ…サワサワ…

フニ

???「にゃあ!?」

結衣「うわぁぁ!?」ビク


カチ

477: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 02:50:36.44 ID:8zuIniz9O
千歳「船見さん、2人きりだからってお触りはアカンよぉ~」

結衣「ち、千歳!?」

結衣「何で、千歳がここに!?」

千歳「船見さんは賢いからな、必ずここへ来る思もうて張っとったんや」

結衣「…やられた」

結衣(朝の宣戦布告に、千歳が参加していなかったから油断したけど)

結衣(私の事を嫌いになったのは、私の事を慕ってくれていた子達なのだから)

結衣(その対象に千歳が含まれていてもおかしくは無いよな)

結衣(そして、千歳がそうなら当然りせさんも…)

結衣「…はぁ」

千歳「さぁ、船見さん!観念して大人しく捕まりや~!」ワキワキ

結衣「こうなったら…」


スウ

536: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 13:37:09.86 ID:8zuIniz9O
結衣「例え、捕まってボコボコにされるのだとしても…」

結衣「綾乃にだったら…いいかも……」

千歳「なんやて!?」スチャ

結衣「こんな気持ちになるなんて…」

結衣「私は綾乃の事を…その……」

結衣「好き…なのかもしれないな……」

千歳「ぶほぉ!!」タパパパ

ドサ

結衣「…よし!」グッ

千歳「船見さん…」ピクピク

結衣「……」

結衣「…悪いな、千歳」

結衣「私は、こんな所で捕まる訳にはいかないんだ」ダッ


ガラピシャ

539: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 13:52:32.29 ID:8zuIniz9O
廊下

結衣「…はぁ」

結衣(最後の砦、娯楽部も駄目だった)

結衣(適当な教室に潜り込んで、やり過ごすしか無いかな)

結衣「……」

結衣「あれ?」

結衣(教室を選んでいたハズが、いつの間にか生徒会室の前に立っていた)

結衣「電気、ついてる…」

結衣(すると、中にはりせさんが)

結衣「…はは、何だこれ?」

結衣(りせさんから逃げる為に家を飛び出したのに)

結衣(結局、りせさんに会いたがってるのかよ)

結衣「もう、いいや…入ろう……」

結衣(りせさん…)


ガラ

543: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 14:12:56.97 ID:8zuIniz9O
生徒会室

りせ「……」

結衣「…りせさん」

結衣(向こうが喋らない以上、私が切り出さなくては)

結衣「あの…理由は分からないんですけど……」

結衣「私、娯楽部や生徒会のみんなから嫌われてしまったみたいで…」

結衣「りせさんも、私の事を…その……」

結衣「嫌いになってしまわれましたか?」

りせ「……」

りせ「」スク

トテトテ

結衣(りせさんが近付いて来る…)

りせ「……」

りせ「」キッ

結衣(怒ってる!?こんな表情、初めて見た…)

545: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 14:21:43.42 ID:8zuIniz9O
結衣「……」

結衣(やっぱり、りせさんも私の事を嫌いに…)

ドッドッドッドッドッ…

りせ「……」

結衣「……」

りせ「……」

りせ「」スッ

結衣「!!」ビク

結衣(ぶたれる!?)



『結衣の事、嫌いになる訳ないじゃない』

結衣(えっ…)





チュッ

548: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 14:42:48.89 ID:8zuIniz9O
結衣「……」

結衣「…口と口のキス?」

結衣「それに、今…りせさん……喋って!?」

クル

りせ「……」

結衣「りせさん…」

結衣「さっきは、変な事を言ってごめんなさい」

結衣「…私も、りせさんの事が好きです」

りせ「……」

結衣「他の子に嫌われたって、そんなの関係無かったんです!」

結衣「りせさんさえ側に居てくれれば、それでいい!!」

結衣「だからっ!!」

クル

りせ「///」ピト

結衣「…りせさん!」パァー

550: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 14:55:12.24 ID:8zuIniz9O
ギュー

結衣「りせさん…暖かい……」

りせ「///」グリグリ

結衣「くすぐったいですよ」

りせ「///」ポロポロ

結衣「りせさん!?」

りせ「!!」ハッ

りせ「///」ボフ

結衣「…私の服で、涙を拭かないで下さいよ」

りせ「///」ピットリ

結衣(結局、りせさんは喋ってくれない訳だけど)

結衣「……」

結衣(もう、そんな事どうでもいいか)

結衣「…はぁ」

結衣(幸せなため息が出た)

560: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 16:08:08.15 ID:8zuIniz9O
ガラ

綾乃「探したわよ、船見さん!!」

結衣「綾乃!?」

りせ「///」ピト

綾乃「って、会長!?あなた達、一体何やってるのよぉ~!!」

結衣「…綾乃、どうしてここに居るの?」

綾乃「千歳が船見さんが学校に来たって連絡くれたのよ!」

結衣(意外としぶといな…千歳……)

綾乃「ほら、船見さん居たわよ!みんな入ってきて!!」

結衣「みんなって…」

京子「結衣ーっ!!」
あかり「結衣ちゃ~ん!!」
ちなつ「結衣先輩~!!」
向日葵「船見先輩!!」
櫻子「船見せんぱぁ~い!!」

結衣「うわぁ!?」ビク

562: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 16:21:49.54 ID:8zuIniz9O
結衣「ははは…りせさんと結ばれたところで、ゲームオーバーか……」

結衣「…いいよ、もう人生に悔いはないから好きにしてくれて」

京子「好きにしていい……とな?」

京子「そんじゃ、私から行くぞぉ~!歯食いしばれ~~!!」

結衣「ぐっ…」ツムリ




チュッ

京子「……」

結衣「……」

結衣「…えっ?」

京子「今まで仲良くしてやったんだから、これくらいいいだろ!?///」カァー

結衣「京子…」

結衣「ごめん、私はりせさんの事が…」

京子「はい、知ってま~す!」

結衣「えぇぇ!?」

568: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 16:34:15.58 ID:8zuIniz9O
京子「次、行け!あかり!!」

あかり「結衣ちゃん!!」グイ

結衣「おいコラ!待てって、あか…」




チュッ


あかり「……」

結衣「……」

あかり「…えへへ」

あかり「結衣ちゃんにキス、しちゃったぁ///」ポッ

結衣「あかり…」

あかり「結衣ちゃん、これはね」

あかり「あかり達から結衣ちゃんへのごめんなさい、なんだよぉ!」

結衣「…どこの風習だよ」

572: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 16:46:46.84 ID:8zuIniz9O
ちなつ「あかりちゃん、いつまで結衣先輩と話してるの?」

ちなつ「ほら、早くどきなさいよ!」ドン

あかり「わわっ…」

ちなつ「結衣先輩~!!」ドーン

結衣「うわっ……ちなつちゃん!?」ドサ

ノシ

ちなつ「結衣先輩、捕まえた~♪」

結衣「あわわわわ…」



チュッ

チュッ…チュッ…チュッ…チュッ…

チュ~~~~ッ

ちなつ「きゃあ~!!結衣先輩に唇奪われちゃったぁ~~!!///」ツヤツヤ

結衣「」

576: >>1 2011/11/17(木) 17:00:29.28 ID:A9CN/VdP0
グサッ

ちなつ「え・・・」

あかり「キャアア!」

結衣「ちなつちゃん!」

京子「ごめん・・・」

ちなつ「そんな・・・酷いよ・・・京子先輩・・・」

584: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 17:16:22.66 ID:8zuIniz9O
京子「ほら、綾乃も綾乃も!」グイグイ

綾乃「ちょ、ちょっとぉ!私はキスなんて…」

結衣「」

綾乃「……」ゴク

綾乃「…ま、まぁ?気を失ってるのなら、してあげても」

綾乃「勘違いしないでよ、あくまで謝罪なんだからね!?」





チュッ

綾乃「///」ウットリ

結衣「…あれ、綾乃?」ムク

綾乃「!!」ビク

綾乃「何キスで起きるとか、そんなロマンチックな演出してくれてんのよ!!///」

結衣「えっ……綾乃もキスしたの?」

綾乃「~~~っ///」フルフル

590: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 17:33:22.05 ID:8zuIniz9O
櫻子「はいはぁ~い!私もするぅ~~!!」

向日葵「ちょっと、櫻子!次はわたくしの番ですわよ!!」

櫻子「何だよ、向日葵も船見先輩にキスすんのかよぉ~?」

向日葵「当然でしょ、わたくしは船見先輩を尊敬してますのよ!」

櫻子「えぇ~!向日葵のキスした後には、したくない~~!!」

向日葵「それじゃあ、諦めなさいな!」

櫻子「もう向日葵なんて無視して、キスしちゃうもんねぇ~!!」

向日葵「あっコラ、待ちなさい……わ、わたくしも!!」





チュチュッ

結衣(両頬に…サンドイッチ状態だ……)

2人「「船見先輩、どっちのキスが良かったですか!?」」

結衣「…はぁ」

599: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 17:57:41.86 ID:8zuIniz9O
京子「ほんじゃ、結衣へのごめキスが終わったところで…」

京子「今日はみんなで娯楽部に泊まるぞぉ~!!」

綾乃「待ちなさいよ、歳納京子!そんな事、許される訳…」

京子「まぁまぁ、みんなで結衣を囲んで寝よう……ぜっ!!」

全員「「「!!!」」」

結衣「おいコラ!何、勝手に決めて…」

綾乃「こ…今晩だけなんだからね!!///」

結衣「綾乃!?」

京子「よっしゃ~!みんな、私に着いて来~~い!!」ドタドタドタ

結衣「…はぁ」

結衣「りせさん」

りせ「……」

結衣「私も、りせさんにごめんなさいのキス……していいですか?」

りせ「……」

りせ「///」コクン

606: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 18:28:03.66 ID:8zuIniz9O
それから

結衣「この度、生徒会長に就任しました船見結衣です!」

結衣「この学校がより良くなるよう、皆さんの為に頑張って行きたいと思います」

キャーキャーキャーキャー!!

キャーキャーキャーキャー!!

綾乃「みんな静かにしなさいよ!まだ会長の挨拶は終わって無いわよ!!」

京子「結衣の奴、凄い人気だな…」

ちなつ「仕方ありませんよ!結衣先輩カッコ良すぎですからね!!」

あかり「それに、凄く優しくて一緒に居るだけで心がポカポカするだよぉ!」

りせ「……」

結衣(りせさん、私はりせさんの後を継ぐ為に死ぬ気で頑張りました)

結衣(後の事は全部私に任せて、安心して引退して下さいね)

りせ「///」ポッ

結衣(…通じたようだ)


お わ り !

614: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 18:35:06.17 ID:8zuIniz9O
赤座あかり

京子が娯楽部を引退した為
現在は娯楽部の部長になった


歳納京子

コミック百合姫に投稿した漫画が編集の目に止まり
中学生にしてプロ漫画家になり連載を始めている


吉川ちなつ

私のファンクラブを立ち上げ、リーダーとして頑張っている
熱狂的な子に対する、制止力になっているのでありがたい

618: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 18:44:24.69 ID:8zuIniz9O
杉浦綾乃

生徒会副会長として私の事をサポートしてくれている
時々、京子のアシスタントとして漫画の手伝いをしているようだ


池田千歳

あの後、娯楽部で瀕死の状態で発見されたが
幸い命に別状は無く、今も生徒会で元気に働いてくれている


古谷向日葵

尊敬する私に少しでも近付く為、1人暮らしを始めたようだ

大室櫻子

向日葵ちゃんの家に入り浸り、そのまま泊まっていく事が多いらしい

622: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/17(木) 18:58:55.52 ID:8zuIniz9O
西垣奈々

海外にラボを立ち上げ世紀の大発明をし
この間、テレビでナーべル賞を受賞していた


松本りせ

ーーーーー

結衣「りせさん!?」

りせ「」フルフル

結衣「私の仕事が終わるのを待っててくれたんですか?」

りせ「……」

結衣「りせさん…」

ギュッ

結衣「…こんなに手が冷たくなって」

結衣「早く帰って、暖まりましょう!」

りせ「///」コクン

『私達の家へ』