1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 06:45:02.52 ID:pN87C9TQO
マミ「一番そそる組み合わせじゃないのかしら?」

さやか「だよね、マミさんとあたしがツートップだもんね」

さやか「男はこういうの好きじゃないんですかね…?」

マミ「私に聞かれても…」

マミ「もっといちゃいちゃすればいいのかしら……」

さやか「でもあたし、レズにはちょっと抵抗あるな」

マミ「私はあんまりないかな」

さやか「マジっすか!?」

マミ「ええ、みんな食べれる自信あるかな」

さやか「ちょっマミさん……」

マミ「冗談よ」

さやか「……どこまで?」

マミ「……」

さやか「……」

引用元: さやか「マミさやって流行らないのかな?」マミ「う~ん」 

 

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 06:51:22.93 ID:pN87C9TQO
マミ「マミまどは美樹さん的にどうかしら?」

さやか(流したな……)

さやか「そうですね……」

さやか「姉妹っぽいかな、雰囲気が」

マミ「ふ~ん、どっちが姉でどっちが妹?」

さやか「そりゃマミさんがお姉さんでしょ、普通に考えて」

さやか「まどかはおどおどしてるから姉ってイメージは難しいよ」

マミ「そう?最初の頃の元気な鹿目さんならアリじゃないかしら?」

さやか「……妹がいいんすか?」

マミ「少し」

さやか「ビジュアル的にも不自然な気が……」

マミ「そっか……」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 07:00:55.15 ID:pN87C9TQO
マミ「私もたまには甘えたいわ、お姉さん役も疲れるわ」

さやか「それならほむらじゃないですか?」

さやか「ほむマミで」

マミ「暁美さんか……」

マミ「でも暁美さんの本質って昔のまんまだから、
寄りかかるには向いてないんじゃないかしら」

マミ「貴女じゃダメなの?」

さやか「別にいいですけど」

さやか「マミさんは重いからな……」

マミ「失礼な人ね、それぐらいの分別は持ってるのに」

さやか「体重の話ですよ?」

マミ「最低……」プイッ

さやか「冗談なのに……案外大人気ないな」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 07:11:37.02 ID:pN87C9TQO
マミ「女の子に言う事じゃないわ」ムスッ

さやか「あはは」

さやか「……マミさんは話易いからあたしは好きですよ」

さやか「今みたいな冗談言っても、気づかない振りしてのってくれるしさ」

マミ「なんだ、気づいてたの」

さやか「いや~、なんて言うのかな?なんとなくわかっちゃうんだよね」

さやか「演技か本気かってさ」

マミ「心の動きに敏感なのね、その割には成就しないみたいだけど」

さやか「……マミさんって後輩弄り好きでしょ?」

マミ「嫌いじゃないわね」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 07:26:50.97 ID:pN87C9TQO
さやか「やっぱ好きな人がいるといけないのかな?」

マミ「そうかしら?一番女の子してていいんじゃない」

さやか「カップリングには不向きって意味ですよ」

マミ「寧ろ上条君を忘れさせてあげるって感じは燃えるとおもうけど?」

さやか「いや、?って言われても困るわ……」

マミ「一途は魅力だと思うけど」

さやか「無視されちゃ滑稽なだけだよマミさん」

マミ「自分を卑下しないの」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 07:35:11.54 ID:pN87C9TQO
マミ「大人になれれば笑い話になって話よ」

さやか「大人か……なりたかったのかな?あたし……」

さやか「将来なんてあったのかな……」

マミ「上条君で先走らなければあったんじゃない?」

さやか「……キツいなこの人は」

マミ「ふふ」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 07:42:30.12 ID:pN87C9TQO
さやか「将来といえば杏子の奴はどうすんだろ……?」

マミ「佐倉さん?……えっと」

さやか「だってあいつ、学校に行ってないし、住所不定で親戚とも連絡とってないでしょう?」

マミ「多分ね」

さやか「ヤバくない?」

マミ「……ないとは言えないわね」

さやか「……」

マミ「……」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 07:56:15.30 ID:pN87C9TQO
マミ「今度からは作ってあげるだけじゃなくて、佐倉さんには花嫁修行をさせようかしら?」

さやか「あー…なるほど、結婚すれば問題ないもんね」

さやか「リボン付けたりしてるし、悪くないね」

マミ「お父さんが牧師さんだから、行儀もすんなり受け入れてくれるわね」

さやか「杏子がお嫁にね……」

マミ「昔の佐倉さんならわかるけど、今の佐倉さんか……」

さやか「……」

さやか「ぷっ」クスッ

マミ「ふふ、ちょっと可笑しい感があるわね」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 08:02:15.07 ID:pN87C9TQO
マミ「ふふ」クスリ

さやか「……ねぇマミさん?」

マミ「ん?」

さやか「今もキャラ作ってたりするの?」

マミ「……作るっていうのかな?もう私の一部だから何とも言えないわね」

さやか「魔法少女じゃなかったら普通の中学生してた?」

マミ「……どうかな」

マミ「ならなかったら先なんてないって、考えるのを止めてから……」

マミ「うふふ、わからないな」ニコッ

さやか「そうっすか」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 08:17:06.44 ID:pN87C9TQO
マミ「あら、冷たい反応ね」

さやか「空気読んだんっすよ……続けた方がよかった?」

マミ「……美樹さんはいいお嫁さんになれるわね」ニコッ

さやか「誰がもらってくれるんだか……」

マミ「私でもよかったらいつでも来てね」

さやか「ちょっと、冗談なのか本気なのかわかりませんよ……」

マミ「私、甘えたいけど、甘えられのも好きよ」

さやか「……参っちゃうな……まったく」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 08:26:16.91 ID:pN87C9TQO
さやか「恭介で悩んでる時に居て欲しかったすよ……」

マミ「たいして変わらないわ、期待されても……」

さやか「まどかに八つ当たりしたのとか叱れるのはマミさんぐらいじゃん」

さやか「まどかは優し過ぎて強く言わないからさ、言いたい放題しちっゃてたよ」

さやか「マミさんも優しいけどさ?厳しい事を言ってくれるから居て欲しかったですよ」

マミ「頼られると困っちゃうわ」

さやか「……顔がにやけてますよ?」

マミ「あら」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 08:33:29.15 ID:pN87C9TQO
マミ「先輩をからかうなんていけない後輩ね、美樹さんは」

さやか「一方的に弄るだけはズルいよマミさん」

さやか「さやかちゃんは弄る側ですから!」

マミ「……じゃあ、弄くり倒してくれる?私の事……///」

さやか「……そういうのは男に言いなさい」

マミ「……流石に無理だわ、美樹さんは意地悪ね」ニコリ

さやか「どっちがですか……」

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 16:46:45.91 ID:pN87C9TQO
マミ「意地悪ついでに聞くけど」

マミ「なんでもっと素直にならなかったの?」

さやか「ちょっと意味が……」

マミ「彼が好きだったんでしょ?」

さやか「……ホント勘弁して」

マミ「砕けるのが怖かった?」

さやか「ちょっマミさん!」

マミ「奥に閉まっておかないで愚痴っていいのよ?
どうせもう叶わないんだから」

さやか「きっつ……ドSじゃないっすか」

マミ「もう終わった事なんだから割り切る為にもどう?」

マミ「無理やりな自己完結よりはスッキリするんじゃない?」

さやか「……なんで知ってんのさ」

マミ「勘は美樹さん程良くはないけど、態度からならだいたいわかるかな」

さやか「ははは……はぁ……」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 17:01:02.53 ID:pN87C9TQO
マミ「鹿目さんに気を遣うのはいい事だと思うわ」

マミ「最後ぐらいは心配させたくないものね?」

さやか「見透かされてる様で気持ち悪いわ!」

マミ「なら、もうちょっと器用にならないとね」ニコッ

マミ「ふふ、貴女も鹿目さんに劣らないくらい素直な子だわ」

さやか「マミさんにはまいるな」

さやか「……素直なつもりだったんだ」

さやか「あたしなりにマミさんみたいになりたくて、真っ直ぐ走ってたつもりだったんだけどな」

さやか「まどかが休んだら?って声を掛けてくれたんだけどな……」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 17:18:03.51 ID:pN87C9TQO
さやか「マミさんなら力ずくで止める?」

マミ「どうかな……お説教はしたでしょうけど」

さやか「……マミさんも甘いんだね」

マミ「貴女は否定されても聞くの?自分を見つめ直す余裕なんてあった?」

マミ「甘やかされてるのに良く言うわね」

さやか「……」

さやか「なんだよ……」

マミ「……ごめんなさい、ついキツく言っちゃったね」

マミ「美樹さんの辛さはわからない癖に無神経ね」

さやか「いいよ、別に……」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 17:34:26.62 ID:pN87C9TQO
さやか「……親友みたいに仲良かった友達にさ、恭介の事がずっと前から好きだって言われたんだ」

さやか「ほら、あたしはその時魔法少女だったから普通の人間じゃないでしょ?」

さやか「だから、言えなくて」

マミ「……本当は言いたかった?上条君に好きだって」

さやか「ハッキリしないんだよね……普通でも言わなかった気もするの」

さやか「単に言い訳にしてたのかも、とか考えちゃうんだ」

さやか「なんかさ、図々しくない…?あたしは恭介の恩人で、だからあたしがってみたいで」

さやか「これも言い訳なのかな……?」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 17:50:24.10 ID:pN87C9TQO
マミ「美樹さんは上条君の恩人になりたくはなかったの?
本当に腕を治してはい終わり、っでそんな世界に入って納得できた?」

さやか「……ぶっちゃけ見返りは欲しかったんだと思うんだ」

さやか「だって期待しちゃうよ……恭介の為に願ったあたし健気とか」

さやか「自分より恭介、なんて一途なのっとか」

さやか「あたしはマミさんみたいに無理やりじゃないもん、自分で……自分で願ったんだもん……」

さやか「期待したっていいよね……?おかしくなんてないよね?」

さやか「だってこんなに頑張ってるのに!仁美の方に行くなんておかしいよっ!」

マミ「頑張った分だけ報われたい……とっても真っ直ぐね」

マミ「今の貴女が一番可愛いわ」ニコッ

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 18:03:01.90 ID:pN87C9TQO
さやか「どこが……自分でも醜いってわかるのに何言ってんの?」

さやか「そういう優しさって違うんじゃない?」

マミ「別に肯定なんてしてないけど?感じた事を言っただけ……」

マミ「私、美樹さんに忠告したわよね?他人の為に願うならハッキリさせてって?」

マミ「何も聞いていなかったの?」

さやか「聞いてたよ……それでも叶えたかったんだ」

さやか「マミさんみたいに見返りなんて要らない、って言えると思ってたんだもん……」

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 18:15:07.70 ID:pN87C9TQO
さやか「あたしはマミさんじゃないのに、マミさんみたいに成れるって思いこんでた」

さやか「それで後悔して、絶望してまどかに……みんなに迷惑かけて……」

さやか「ほんと、笑えないくらい馬鹿だわ」

さやか「でもねマミさん……それでも、それでも恭介に振り向いて欲しかったの」

さやか「あたしから行けばよかったのに、あたし臆病者だから、臆病だから……」グスッ

さやか「自分から何て言えないよ、恭介が仁美となんて嫌なのに言えないよ……」

さやか「最後も恭介は仁美と一緒だった、けど救いをくれたまどかに嫌だって言えない……」

さやか「本当は納得なんてしてないのに!」

マミ「そう……」

148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 18:31:07.53 ID:pN87C9TQO
さやか「まどかは大切……仁美だって大切な友達……」

さやか「けど、恭介を取られたくなんてなかったの……!」

さやか「なんで……?こんなに好きなのに」

さやか「恭介の為ならなんだってしてもよかったのに……」

マミ「羨ましいわね、こんなに思ってくれてる人がいるなんて」ニコリ

マミ「……美樹さんは気持ちを押し付けなかった……それだけで誰よりも立派よ」゙

マミ「でも、鹿目さんは可哀想だったね?あの子に辛く当たるのはダメよ」

さやか「……ごめんなさい」

マミ「……もう心の中に溜めとく必要はないの、私は誰にも伝える事はしない」

マミ「……もっと可愛い貴女を見せて」ナデナデ

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 18:47:51.08 ID:pN87C9TQO
マミ「飾った私は貴女の理想、飾らない貴女は私の理想」

マミ「ダメなところが愛おしい、頑張ってるのが堪らなく可愛い」

マミ「……一途なところがとても好き」

さやか「……勘弁してよマミさん」

マミ「うふふ、ただ優しくするだけよ、私も押し付けないわ」ニコッ

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 18:58:12.18 ID:pN87C9TQO
マミ「あら、鹿目さん?」

まどか「マミさん、どうするの……?望むんだったら」

マミ「……大丈夫、美樹さんと分かり合えたわ」

マミ「それなりに、ね?」

さやか「……うん」

まどか「わたしは、マミさんが残ってくれるんならとっても嬉しいです……」

さやか「あ、あたしも……」

マミ「ありがとう、でも、私も普通になってみたいの」

マミ「生まれ変わって、会えたらまた話そう」

まどか「……マミさんがそう言うなら何も言わないよ」

マミ「……あんまり話せなかった美樹さんとも話せたし、もう大丈夫」

マミ「佐倉さんと暁美さんが来る時になったら、よろしく言っておいて」

164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 19:05:32.83 ID:pN87C9TQO
さやか「……待ってて言ったらダメ?」

さやか「もっと、もっともっとマミさんと話したいよ……」

マミ「……美樹さんがどうしてもって言うんなら構わないけど」

まどか「さやかちゃん……」

さやか「……」

さやか「やっぱいいよマミさん、うん、もうマミさんに吐き出したからもう大丈夫」

さやか「マミさんは本当にあたしの理想だってわかったから大丈夫……」

マミ「うふふ、弱いところも見てね」

さやか「当たり前っすよ!含めてマミさんが好きだよあたし!」

さやか「生きてる時に知りたかったけどね」ニコッ

マミ「そうね」ニコッ

167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 19:11:56.51 ID:pN87C9TQO
マミ「鹿目さんと二人だからって調子に乗りすぎちゃダメよ?」

さやか「はい」

マミ「暁美さんが来ても喧嘩しちゃダメよ?」

さやか「わかってます、ほむらとも仲良くできるに決まってるよ」

マミ「佐倉さんの気持ちは無駄にしちゃダメだからね……」

さやか「もう、そんなに心配されると困るよマミさん」

マミ「お節介は性分だから……」

169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 19:20:43.85 ID:pN87C9TQO
まどか「……行こうマミさん」ニギッ

マミ「ええ、また会いましょう」

さやか「はい!」

マミ「今度は後輩キャラだったら面白そうね」

さやか「手の掛かる先輩?」

マミ「うふふ、どうかな?」

マミ「……」

マミ「鹿目さん、美樹さん」

マミ「沢山の楽しい時間と世界をくれてありがとう」

マミ「あなた達に会えた事がとても嬉しかったよ」ニコリッ

まどか「うん、わたしも楽しかったよマミさん」

さやか「また会おうね、マミさん」

さやか「さよなら……マミ…さん…」

マミ「……さようなら」

マミ「二人ともがんばってね」ニコッ

174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 19:28:00.31 ID:pN87C9TQO



さやか「……なんだ、あたしだけの一方通行じゃなかったんだね?」

さやか「マミさんはちゃんとあたしも見ててくれたんだ……」

さやか「ホントに馬鹿だな……馬鹿だよ私」



さやか「マミさん、普通の先輩後輩、姉妹、友達、なんでもいいよ」

さやか「また、絶対に会おうね……マミさん」

178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/15(火) 19:40:18.66 ID:pN87C9TQO
―調理室―

校庭側の窓から青い髪が見える。

マミ「誰かと思えば……」

さやか「いや~、いい匂いがしてたんで」

さやか「体育マラソンだったから疲れたよ~」

マミ「……はい、水」スッ

さやか「さっすがマミさん!」

マミ「まったく……はい」スッ

マミ「これが目当てなんでしょ?」ニコッ

さやか「ケーキだ!もう、マミさん大好き!」

マミ「うふふ、可愛い事するんだから」

さやか「旨い!」ムシャムシャ


  いつかの二人


―『マミさや』終わり―