2: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 14:59:29.64 ID:WeYTTYpOo

ジリジリ…


P「…」

P「…今日もいい天気だな…」ウン

P「…暑い」

P「早く、事務所に戻ろう」

引用元: モバP「普通の日常」 

 

アイドルマスターシンデレラガールズ 8  (完全生産限定版) [Blu-ray]
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3: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:00:07.36 ID:UkqbHRfDO

パコン


P「?」

P「…はは、この暑いのに…元気だな」



喜多見柚「?」パコッ


柚「Pサンだ! おっはよ!」ニパッ

P「うん」

柚「…」エヘヘ…

P「…」

P「危ないぞー」

柚「え?」


パコッ


柚「わぎゃっ!」バタンッ

P「あー」

4: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:00:40.60 ID:WeYTTYpOo

P「大丈夫か?」

柚「…う、うん、平気ー…」イテテ…

P「ほら、手」

柚「あ、…うん。アリガト」パシ


グイ


柚「っと」

P「まあ、そんなに強くぶつかったわけじゃなさそうだし…」ナデナデ

柚「…」

P「柚?」

柚「あ、うん、なんでもないよっ」

柚「…へへっ。Pサンの手、ひんやりしてて、気持ちいいね!」

P「そうか?」

柚「うんっ。ちゃんとご飯食べてるー?」

P(ご飯は関係があるのか?)


5: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:01:21.11 ID:UkqbHRfDO

P「…」キョロ…

P「で、えっと――小梅も近くにいるんだよな?」

柚「うん。小梅チャンなら…」

P「?」


ガシッ


P「! ひぃっ」

白坂小梅「…」


小梅「……え、へへ…。お、驚き、ましたか…?」

P「……」ドキドキ

P「そ、そりゃもう。心臓が止まるかと」

小梅「……、それは、ホラー映画っぽくて、素敵かも…です」

P(勘弁してください!)

6: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:01:58.44 ID:WeYTTYpOo

小梅「…」エヘヘヘヘ…

P「…」ハハ…

P「…で…、小梅はどうして、地面に這いつくばってるんだ?」

小梅「……あっ…、あの、土は、ひんやりしてて…気持ちいいので……はい」

P「はい」

柚「Pサンもどうカナ?」ノソ

P「…、また今度な」

柚「そかー」

小梅「……ゾンビになった、気分です…」エヘ

P「よかったな」

小梅「…は、はい…♪」

柚「あっ」ピコーン

P「どうした?」

柚「うん。これでさらに、ひんやりなPサンの手を握ってると最高かもって! アタシってば天才かも!?」テヘテヘー

P「また今度な」

柚「えいっ」ギュ

P「のわ」ポスン

柚「ふふふー。まあまあ、ちょっと一緒に日陰で涼んで行こうよー♪」

小梅「…、え、えい」ギュ…

小梅「……あ、ホントだ…気持ちいい……」

柚「ねー」

小梅「…はい…」ニコ…


ギュウ


P「…」ハア

7: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:02:33.69 ID:UkqbHRfDO

小梅「…プロデューサーさんには、……ぞ、ゾンビの才能を、感じます」

P(嬉しくない)

柚「運動不足じゃないカナ? ねね、ついでに一緒に、バドミントンもどうかなー♪?」

P「また今度な」

柚「むー。Pサンってばノリが悪いなー。夏だし、もっと気合入れてこーよ!」オー

小梅「おー」

P「寝転がったままじゃ説得力がないぞ」

柚「てへ?」

小梅「て、てへ…」

P「…」ハア…



P「それにしても…暑いな」

柚「暑いねー」

小梅「あつはなつい……ですね」

P(あ、楓さんが喜びそう…)ハハ…

8: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:02:59.40 ID:WeYTTYpOo

P「じゃあ、気をつけてな」

柚「へへっ、ありがとー」ニパー

小梅「は、はい」



柚「行くよー! えいっ」パコ


パコンッ


小梅「……えへ、あ、あの子も、だいぶ上手になって……よかった」エヘヘ…



P「…」

P(まだ怪談の季節には早いと思うんだ)

9: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:03:39.29 ID:UkqbHRfDO





ウィーン…


「いらっしゃいませー」


P「…」

P(冷麺とか。あ、でも、事務所はエアコン効いてるか…)

P「…カップ麺でいいか」

早坂美玲「体に悪いぞ」


P「…」

美玲「…な、なんだよ」

P「びっくりさせるなよ」

美玲「いやびっくりしてないだろ」

P「おはよう。今日も美玲は可愛いな」

美玲「…っ…、か、カワイイって言えば喜ぶと思うなよ!」ガオー

P(可愛い)

10: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:04:17.07 ID:WeYTTYpOo

モフン


P「おっと」

市原仁奈「Pじゃないですか! おはようごぜーます!」ニパッ


P「うん。仁奈は今日ももふもふだな」ナデナデ

仁奈「えっへへー、はい!」モフモフ

P「うん」ナデナデ…

美玲「…」

P「…」

P「美玲も撫でようか」

美玲「…ばっ…、バカかオマエ。こ、こんな人目のある場所じゃ、は、恥ずかしいだろ」

P「そっか」

美玲「そうだよ」

P「じゃあ、また事務所に着いたら撫でてやろう」

美玲「! そ、そういう問題じゃなッ…あ、揚げ足取るな! バカ!」ブンッ

P「あぶねっ」

仁奈「…」エヘヘ

仁奈「Pと美玲おねーさんはとっても仲良しでやがりますねー」モフモフ

11: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:04:53.96 ID:UkqbHRfDO

P「二人は事務所に行くところか?」

仁奈「いえ。これから一緒にお仕事なので…。そのまえに、お菓子の補充でごぜーます」

P「そっか。頑張ってな」

仁奈「はい! 仁奈たちも頑張るので、Pもお仕事、頑張ってくだせー!」

P「おう」

美玲「がんばれ」

P「棒読みだな」

美玲「心が篭ってないからな」

P「辛辣だな」

美玲「暑いからな」

P「えい」バッ

美玲「!? ちょ、急になにするんだよッ」

P「いや、暑いって言うから、フードとった方が涼しいんじゃないかなって」

美玲「余計なお世話だッ!」ブン

P「おっと」ヒョイ

美玲「避けんなッ!」ガー!

仁奈(Pも美玲おねーさんも、楽しそうでやがります)ニヘヘ

12: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:05:25.43 ID:WeYTTYpOo

ポン


仁奈「?」

P「暑いから、気をつけてな。頑張れ。仁奈はきぐるみアイドルだもんな」ナデナデ

仁奈「…」

仁奈「えへへ」

仁奈「はい! その通りです、仁奈はこのくらいの暑さじゃへこたれねーですよ!」フンス

P「その意気だ」

P「美玲も、頑張ってな」

美玲「…、ついでかよ」

P「拗ねるなって」

美玲「拗ねてない」

P「拗ねるなって」

美玲「話聞けよ!?」

P「ほら仁奈、なにか好きな飲み物を買ってやろう。ちゃんと水分摂らないとなー」

美玲「いや聞けよ」

P「同じことを二度もくり返さなくても……。聞こえてるぞ?」

美玲「!? い、いや、そもそもオマエがっ…!! …うぅぅぅ……!」モー!

P(楽しい)

仁奈「あんまりおねーさんをいじめちゃだめですよー」ペチ

P「つい」イテ

14: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:06:29.49 ID:UkqbHRfDO

ウィーン


「ありがとうございましたー」


P「じゃ。またあとでな」

仁奈「はい! 買ってくれたジュース、大切に飲むですよ!」

P「…、う、うん。まあ、熱中症になる前に、ちゃんと飲んでくれ」

仁奈「はい!」ニパッ

美玲「……サンキュー」プイ

P「おう」クス

美玲「…、ま、またあとでなッ」タタッ…

仁奈「頑張って来やがります!」オネエサン、マッテクダセー!

P「うん」

15: >>13 ありがとう ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:07:20.16 ID:WeYTTYpOo





カンカンカン…


P「…」

P(…エレベーターが欲しい)

P「…、なんて言ってると、また柚にからかわれちゃうか」ハハ


ガチャ


P「…、おお…涼しい…。ここが天国か…」ハー

荒木比奈「?」


比奈「なにだらしないこと言ってるんスか」クス

P「う、うるさいなあ」

P「…………。あの、比奈さん」

比奈「はい?」

P「…いまどちらに?」

比奈「…? あっ、ここっスー」ニュ

P「!?」ヒィッ

17: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:08:38.54 ID:UkqbHRfDO

P「…ど、どうして机の下にいるんだ…?」

比奈「ジメジメで快適ッスからー」ニヘラ

P(それは快適なのか?)

P「そ、そっか。まあ、いいけどさ…」キィ


フミ


「ノォー!?」

P「!?」

18: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:09:08.66 ID:WeYTTYpOo

星輝子「いっ…いくらプロデューサーでも、マイフレンズを踏んじゃダメ……」フヒ


P「お、おう。悪いな」

輝子「…」フヒヒ

輝子「トモダチ同士、な、仲良くしてね……うん」

P「…」

P(なんだか凄く釈然としない)

輝子「♪」フヒヒ

P「…」

P(まあ、いいか)

19: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:09:56.66 ID:UkqbHRfDO

P「…」

P「で、俺が仕事をする間もそこにいるのか?」

輝子「フヒ…う、うん。…プロデューサーの足が邪魔だけど、が、我慢する…」

P「…」フミフミ

輝子「あっ…足、足、あたってる……ちょ」

P「机の下だと退屈じゃないか?」

比奈「いやー。案外涼しくて過ごしやすいんで、原稿も捗るッス! 多少の狭さも気になんないでス!」

P「そっか」フミフミ

輝子「…ん…、ひ、ひょっとして、これがいまどきのトモダチ同士のスキンシップ…? な、なら、仕方ないな…」フヒヒ

P「妙な勘違いはやめなさい」

20: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:10:31.22 ID:WeYTTYpOo

ポーン


輝子「あ…ひ、比奈さん、そっちにキノコが行った……あ、相手してあげて」

比奈「お、了解っス。お顔を書いてあげたら喜びまスかねー」

輝子「…フヒ…そ、それはいいかも…」フヒヒ…


ポーン


P「…」

P(まあ、仲がよさそうでなによりだ)ポコポコ

P「…」ポコポコ

P「……、ええい仕事に集中できんな!」ベチ

輝子「ノォー!?」

比奈「♪」ジメジメ

21: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:11:12.45 ID:UkqbHRfDO





カタカタ…


P「…っと、そう言えば…昼飯買って来てたんだったな」ガサ

P「お湯沸かすか」ガタ



P「…」

高垣楓「? あ…プロデューサーさん。どうもこんにちは」ニコ

http://i.imgur.com/PglGTZp.jpg


P「はい。えっと…楓さんは、どうして給湯室に?」

楓「…」フフ

楓「お茶、飲みますか?」

P「あ、ども」

P「…」ズズ…

楓「実は人を待っているんです」

P「?」ング

22: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:11:51.90 ID:WeYTTYpOo

ガチャ


輿水幸子「おや、…プロデューサーさんじゃないですか」


P「おう。お疲れさま」

P「…あ、楓さんが待ってたのって…」

楓「はい。キュートな幸子ちゃんです」

P「…」

幸子「急にどうしたんです楓さん! ボクのカワイさの再確認ですか!」フフーン

P「…?」

P「! ングッ」ブホォッ

幸子「プロデューサーさん!?」

楓「!」キラキラ

23: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:12:38.77 ID:UkqbHRfDO

P「…けほっ…、か、楓さん…時間差はずるいです」

楓「ご、ごめんなさい。…でもまさか、噴き出すほど笑ってくださるとは思わなくて…」テヘ

P「…」

楓「…」エヘヘ…ヤッター…

P(…、喜んでもらえてなによりです)ボタボタ

幸子「だ、大丈夫ですか? ボクのカワイさに見惚れるにもほどがありますよ」フキフキ

P「……、ありがとう。幸子は優しいな」

幸子「当然です! ボクはカワイイですから!」

P「幸子は優しいな」

幸子「ど、どうしてくり返したんです? あと素直にカワイイって褒めてくれていいんですよ?」

24: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:13:35.85 ID:WeYTTYpOo

P「二人はこのあと…」

楓「一緒にレッスンです」ハイ

幸子「そんな感じです。まだしばらく時間はありますが」

P「そっか。暑いので気をつけて」

楓「はい。…プロデューサーさんは、これからお昼ですか?」

P「はい」ガサ

楓(…カップ麺…)

楓「…よかったら私のお弁当、少し食べますか?」

P「え? いや、それは――」

楓「ふふっ。いつもつい作りすぎちゃうんです。よかったら、もらってください」

P「そうですか? …じゃあ、その、ありがたく…」

楓「はい。どうぞ」

幸子(…、プロデューサーさんは鈍感ですね)

楓「…」ニコニコ

幸子(まあ、楓さんが嬉しそうなので…よしとしましょう。ふふーん、ボクってば気遣いの女ですね!)

幸子「では三人でお昼を食べるとしましょう。お茶も改めて淹れましょうか」

P「ありがとう」

幸子「いえいえ! ボクはカワイイですから! お気になさらず!」フフーン

25: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:14:08.81 ID:UkqbHRfDO







26: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:14:42.57 ID:WeYTTYpOo





P「…ふう」

P(疲れた…。今日も一日、…まあ、ほとんどデスクワークだけど…)

P「…暑い中、外に出てるみんなの方が偉いよなー……」

P「……俺には無理だな」ウン



P「…」ギシ

P「?」


コト


千川ちひろ「…」ニコ


ちひろ「お疲れさまです。お茶をどうぞ」

P「ちひろさん。ありがとうございます」

ちひろ「いえ」

ちひろ「あの、どら焼き買ってあるんですけど…食べます?」

P「お、いいですね。じゃあ…ちょっと休憩にします」

ちひろ「はい」ニコ

27: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:15:23.41 ID:UkqbHRfDO

P「…」モグモグ

ちひろ「なにかお悩みですか?」

P「……、」ゴクン

P「そう見えますか?」

ちひろ「はい。なんだかこう、いーって」イー

P「…い、いー…ですか」

ちひろ「いー、です。難しい顔してるなって」

P「…………」ズズ…

P「そうですかね」

ちひろ「そうですね」

28: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:15:47.14 ID:WeYTTYpOo

P「…」

P「……」モグモグ

P「…、どら焼き、おいしいですね」

ちひろ「ですねぇ」モグモグ

ちひろ「ふふ。甘いものを食べると、なんだか嬉しくなりますよね」モグモグ

P「ですね」

29: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:17:30.44 ID:UkqbHRfDO

ズズ…


P「ごちそうさまでした」コト

ちひろ「はい」

P「……」

P「まあ、あまり難しく考えないのが一番ですかね」

ちひろ「そう思いますよー」コクコク

P「…そうですよね」クス

ちひろ「はい」ニコ

P「…あの、ありがとうございます。ちひろさん」

ちひろ「いえいえ。お気になさらず」

P「はい」

P「…えっと、…これまでもけっこう適当にやって来ましたし、――」

30: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:18:05.54 ID:WeYTTYpOo

ガチャ


比奈「んー、やっぱ事務所は涼しいッスね!」ハフー

柚「ホントだねー。…う、でもちょっと寒いカモ…」ブル

仁奈「そんなときは仁奈をモフるといいですよ!」ニパッ

楓「あ、プロデューサーさん。ただいまです」ニコ

P「おかえり」



P「……これからも、ぼちぼち頑張ってみます」

ちひろ「はい。頑張りましょう」ニコ

P「はい」

31: ◆qEJgO2U6bM 2013/07/18(木) 15:18:39.79 ID:UkqbHRfDO

P「みんなお疲れさま。晩ご飯でも食べに行くか」

比奈「お、さすがプロデューサー、気が効くっスねー」

仁奈「みんなでご飯わーいです!」

楓「わーい」

柚「へへっ。今日もお仕事終わったし、みんなでのんびりしよっか!」

P「そうだな」



・・・・おしまい