1: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:01:41.39 ID:dWfrjt3I0

やよい「(ぐでー)」

P「おい春香、あそこのソファでぐでーってなってるの、やよい、だよな?」

春香「はい。いつもは美希の特等席なんですけど」

P「当の美希もどうして良いか分かってないようで、困惑してるぞ」

美希「ハ、ハニー。やよいどうしちゃったの?」オロオロ

美希「お、おかしいの。いつもだったらソファに座ってても『美希さん、はいどーぞっ』て譲ってくれるのに」

春香「おまけにいつも事務所の掃除してくれてるからこの辺何時も綺麗なのに!」

美希「いつも率先してお茶やお菓子持ってきてくれて!」

春香「率先して肩とか揉んでくれるやよいじゃなくなってます!!」

P「よし分かった。お前らの怠惰ぶりがな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374393701

引用元: P「やよいが事務所のソファで、ぐでーってしてる」 


 

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2: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:03:14.01 ID:dWfrjt3I0
P「……とにかく未知なる遭遇とは、ファーストコンタクトが大切だ! 行ってくるぜ!!」

P「やぁやよい! おはよう!!」

やよい「あ……おはようございますー」

はるみき(挨拶にも、いつもの元気がない……)

P「た、体調でも悪いのか? そんな所で横になって……」

やよい「違いますーただ……うー、なんでもありませんー」

P「そ、そうか。最近暑いからな。体調管理には気をつけてくれよ?」

やよい「はーい……」

P「じゃ、じゃあ……」

4: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:06:09.55 ID:dWfrjt3I0
P「助けて! やよいから覇気がなくなっちゃったの!!」

美希「どどどどど、どうしちゃったんだろうやよい!!

 このままじゃ事務所唯一のセイリョー剤がいなくなっちゃう!!」

春香「でもあのやよいも、昔流行った『たれぱんだ』みたいでかわいい!!」

P「ああ、やよいは可愛い!!」

美希「可愛いの!!」

春香「可愛い!!」


 カワイイ! カワイイ! カワイイノ! カワイイ!

5: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:07:13.04 ID:dWfrjt3I0
P「可愛いコールしてたらだいぶ時間が経ってしまった」

春香「それも全てやよいが可愛いのがいけないんですね」

美希「でもそろそろ真面目に原因をタンキューするの」

P「体調不良かと思ったんだが、違うって言ってたし」

春香「夏バテじゃないですか?」

美希「いつも健康に気を使ってる、エアコンを好まないやよいが夏バテするとは思えないの」

春香「って、これからわたし達三人でお仕事ですよね?」

P「あ、ああ。ラジオの収録だ。メインパーソナリティは……」

P「……やよいだ」

やよい「(ぐでー)」

6: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:08:26.91 ID:dWfrjt3I0
P「ラジオの収録まであと三時間。それまでにやよいを何とか何時も通りにしなければならない!」

春香「責任重大ですね!」

美希「美希的にはラジオはどうでもいいけど、やよいがこのままなのはヤなの!」

春香「でも、どうするんですか?」

P「安心しろ。こう言う時の為に俺の人脈が生かされるわけだ!」

P「つい先ほどCGプロダクションのプロデューサーさんに相談したら、一人のアイドルからヒントを頂いた!!」

8: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:11:30.86 ID:dWfrjt3I0
一人のアイドル『その動物さんのキグルミを着て、動物さんの気持ちになるですよー』

春香「なんて相談したんですか……」

P「ウチの可愛い子が元気がないって」

美希「その説明じゃ、ペットの元気がないみたいなの」



P「というわけでやよいの格好をしてみた」

春香「ウォエ……オロロロロッ」

美希「ハニー……さすがに美希も吐き気を抑えてはいられなオロロロロロッ」

P「事務所が阿鼻叫喚な状態に」

9: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:13:40.66 ID:dWfrjt3I0
P「やよいの気持ちになるですよー……うむむー……」

春香「すね毛たっぷりのやよいコスなんて見とぉなかった……」

美希「ヘタに背が高いから余計に醜くてタチ悪いの……」

P「やよいの気持ちに……なる、です、よ……」

P「……はぁ(ぐでー)」

春香「ちょ、プロデューサーさん!?」

10: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:14:52.64 ID:dWfrjt3I0
P「あ、おはようございまーす……わたし、ちょっと仮眠室で休んできまーす」

美希「ハ、ハニーッ!?」

春香「……やよいの気持ちになったプロデューサーさんまで、たれぱんだPになった……」

美希「でもたれぱんだのハニーは可愛くないの」

春香「当然かなーって」




P「すまん、あまりにやよいの気持ちになり過ぎたら、なんかもう疲れちゃって……」

春香「と言う事は……」

P「ああ。やよいの症状は――」

11: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:16:42.09 ID:dWfrjt3I0
P「あー、春香。そこの掃除は俺がやるから、給湯室の方を頼む。

 美希はお茶菓子をやよいにあげてくれ。音無さんが昨日良いのを買ってたから」

美希「はいなのー!」

春香「プロデューサーさん! 雑巾ってどこですかー!?」

P「給湯室にあるだろー?」

春香「あ、ありました! ごめんなさいー!」

美希「やーよい! お菓子なのー!」

やよい「あ……美希さん……ありがとうございまーす」

12: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:18:17.05 ID:dWfrjt3I0
P「んしょ、んしょ……こうして見ると、事務所って埃とか溜まるんだな……」

P「普段使わない筋肉も使うし、何より面倒くさい!!」

P「ちょっと掃除やりだすと細かいところまで見えてくるから余計に時間かかるし!!」

P「……こんなこと、やよいは毎日やりながら、レッスンや仕事やって、しかもそれで家事までこなしてるんだ」

P「世の中の鬼嫁も真っ青な位、主婦やってる女の子だよなぁ」

P「そりゃ……疲れちゃうよな」

13: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:21:14.71 ID:dWfrjt3I0
P「はぁ……はぁ……綺麗に、なったな」

美希「美希、何かちょっと気持ちいいのー!」

春香「わたしも、いつもやよいにやって貰ってるから良いやって思ってたけど……

 自分でやると、気持ちの良いものですね!」

やよい「(ぐだー)」

やよい「……あ、事務所のお掃除、忘れてました……」

春香「やよい! 事務所の掃除はもう大丈夫!」

やよい「……え?」

美希「美希達でやっちゃったの!」

14: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:22:38.01 ID:dWfrjt3I0
P「いつもゴメンな、やよい。面倒なことばっかりやらせちゃって……疲れたよな?」

P「でも大丈夫だ! これからは事務所の掃除は俺達でもやるし!」

春香「美希とわたしで、やよいのお茶菓子も面倒見るよ!!」

美希「だから、いつものやよいに戻って! 元気になって、美希達を安心させてほしいのー!」

やよい「え、えーっと……」

やよい「わたし別に、疲れてませんよー?」

P「へ?」

春香「へ?」

美希「へ?」

やよい「へ?」

16: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:27:00.82 ID:dWfrjt3I0
春香「……よし、プロデューサーさん。もう一度やよいの気持ちになるですよー!」

美希「ハニー早くするの! じゃないとやよいの気持ちがわからないのですよー!」

P「お、落ち着けお前ら!!

 やよい、いつも家事や事務所の掃除とかやってて、疲れたもんだと思ったんだが……違うのか?」

やよい「うー、そういうのは、もう慣れたから全然疲れないかな―って」

17: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:27:29.32 ID:dWfrjt3I0
P「じゃ、じゃあ何で、あんなにぐでーってたれぱんだみたいになってたんだ!? 可愛い!」

春香「そうだよ! 疲れたんでもなければ、あんな風にぐでーってならないよ! 可愛い!!」

美希「そうなの! 美希は何時もぐでーってしてるけど、

 今日のやよいはそれを凌ぐぐでーっぷりだったの! 可愛いの!!!」

やよい「うー……言わなきゃ、ダメですか……?」

P(やよいは、少しだけ困惑した様子で、数十秒ほど悩んだ後……原因を言った)

やよい「………………生理、です」

19: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:30:44.29 ID:dWfrjt3I0
やよい「じゃあ、両手を合わせて、いただきまーすっ!」

P春香美希高槻家『いただきまーすっ!!』

やよい「赤飯美味しいですー♪」

長介「でも兄ちゃん達、どうして赤飯なんか買ってきてくれたの?」

春香「女の子にはね、色々記念日があるんだよ、長介くん」

美希「かすみちゃんの記念日にも、買ってあげるの!」

かすみ「あ、その……ありがとう、ございます……?」

20: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:31:53.42 ID:dWfrjt3I0
浩太郎「ボク達には!?」

浩二「ぼくたちに、記念日、ないの!?」

P「男にはないんだ。世知辛い世の中だよな」

春香「プロデューサーさんはあの経験を知らないからそんなことが言えるんです!!

 赤飯でも食べないとやっていけないですよ、ホント!」

美希「そうなの! デキる男はその辺のフォローも上手いものなの!!」

P「へいへーい」

P(結局、春香の痛み止めをあげて、美希がダルさに効く色々を試してあげた結果、

 症状が軽減したので、ラジオ収録は無事に完了)

P(俺はラジオ収録中に、赤飯用の材料を買ってきて、こうして高槻家にお邪魔してるわけだ)

21: ◆sIwGJs3.BM 2013/07/21(日) 17:32:24.67 ID:dWfrjt3I0
P(初経で祝ってやれなかったのは残念だが、まあ男の俺が「生理はまだか!?」と言えるわけもないし、うん。ちかたないね)

長介「兄ちゃん、遠い目してどうしたんだ?」

P「まあ……女の子は成長するもんだなぁ、と思ってさ。お前も気をつけろよ。お兄ちゃんなんだから」

長介「よくわかんないけど……頑張る」

P(俺は「次は亜美真美かなぁ……」と考えながら、赤飯を頬張った)

おわり