2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 21:49:39.85 ID:taf6Qsm30
?「・・・なみさん。南さん!」

ことり「ふぇっ?」

先生「もう、また居眠りですか?」

先生「初めてならまだしも、今日だけでもう3回目ですよ!」

ことり「あっ、その・・・ごめんなさい・・・」

先生「あんまりひどいと平常点から抜いていきますからね!」

ことり「はい・・・すみません・・・」

最近、全然眠れてない・・・

いくらベッド寝ようとしてもなかなか寝付くことができない

それなのに授業中にはすぐに寝てしまう、休み時間に寝ようとしても眠れないのに・・・

普段怒られるのに慣れてないせいか、一度怒られると引きずってしまいまた失敗してしまう

引用元: 真姫「頑張っていることは知ってるから」 

 

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 21:51:53.53 ID:taf6Qsm30
先生「この問題を・・・南さん!」

ことり「えっ?は、はい!・・・えっとぉ・・・」

穂乃果「3だよ」ボソッ

ことり「3です!」

先生「違いますよ!今説明したばっかりじゃないですか!」

先生「最近の貴方は授業態度も悪いし、私の話も聞いてないみたいですね!」

先生「授業はというのはなんちゃらかんちゃら」ベラベラ

ことり「・・・・・・」ウルウル

穂乃果(やっちゃったー!)

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 21:53:30.45 ID:taf6Qsm30
穂乃果「あ、あの・・・ごめんねことりちゃん・・・」

ことり「ううん。気にしてないよ」

海未「穂乃果、間違った答え教えたんですか?」

穂乃果「だって3だと思ったんだもん!」

何事もうまくいかない

最近は歌詞を頼まれているわけでも、新しい衣装を悩んでいるわけでもない

悩み事なんか無いはずなのになぜうまくいかないのか

ことり「・・・・・・」

海未「ことり・・・何か悩み事でもあるんですか?」

ことり「ううん、無いよ・・・」

海未(何かありそうですね)

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 21:54:50.72 ID:taf6Qsm30
放課後

海未「いち!に!さん!し!」

海未「ことり!振り付けと違いますよ!」

ことり「ごめんなさい!」

海未「今度はずれてます!」

ことり「きゃっ!」ドテッ

海未「ことり!」

穂乃果「大丈夫?」

ことり「う、うん・・・いたっ!」

真姫「ちょっと捻ってるみたいね。休んでおいたほうがいいわよ」

ことり「うん・・・そうする・・・」

絵里「何かあったの?」

ことり「なんでもないよ・・・」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 21:57:27.51 ID:taf6Qsm30
絵里「本当になんでもないの?」

にこ「何も隠すんじゃないわよ。あんたはもうすでに留学の件で私達を騒がせたんだからね」

ことり「ほ、ホントに!ホントになんでもないの!」

ことり「でも・・・最近、何事もうまくいかなくって・・・」

ことり「夜、眠れないし・・・体が重い気がして・・・」

絵里「原因はことり本人もわからないわけね」

絵里「とにかく、今日はゆっくり休みなさい。安静にしていれば直るかもしれないわ」

ことり「うん・・・ごめんね・・・そうさせてもらう・・・」

真姫「・・・・・・」

またみんなに迷惑を掛けてしまった

自分のせいでμ'sの活動が遅れてしまう

自分のせいで・・・自分のせいで・・・

この日もろくに寝れなかった

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 21:58:58.09 ID:taf6Qsm30
次の日もダメだった

10時間ほどベッドに横になっていたのに実質5時間ほどしか眠れてない

ママがいなきゃ絶対に遅刻していた

また授業中に怒られる。立たされて説教を受けた

穂乃果ちゃんと海未ちゃんに気を使わせてしまった

保険委員の仕事中にもミスをしてしまった

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:02:00.94 ID:taf6Qsm30
ことり「よいしょ・・・よいしょ・・・」

全校生徒分の保険の紙を各クラスに配っている途中、

ツルッ

ことり「うわっ!」ドテーン

バラバラ

ことり「あぁ~・・・やっちゃったぁ~・・・」

ことり「はぁ・・・」

真姫「ことり、なにしてんの?」

ことり「真姫ちゃん・・・」

真姫「マッタクー、ほら、手伝ってあげるから」

ことり「うん・・・ごめんね・・・」

真姫「・・・・・・」

自分の後輩にも気を使わせてしまった

私って・・・ホントダメだなぁ・・・

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:04:23.58 ID:taf6Qsm30
真姫「・・・・・・」

真姫「深刻そうね」

ことり「えっ?」

真姫「目を見ればわかる。なんか生気がないわよ」

ことり「えっ・・・そ、そっか・・・」

真姫「・・・・・・」

真姫「今日、練習終わったら私の家に来て」

ことり「えっ・・・?なんで・・・?」

真姫「いいから」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:07:35.38 ID:taf6Qsm30
相変わらず練習は散々だった

真面目にやっているつもりなのにずれてしまう、次の動きを忘れてしまう

絵里ちゃんが元気が出る飲み物をくれたり

希ちゃんが希パワーを注入してくれたりしたけどあんまり変わったような気はしない

みんなの励ましの言葉を聞きながら、今日の活動は終了した

真姫ちゃんに言われたとおり、帰りは真姫ちゃんに着いていった

真姫ちゃんの家に着いた。すごく大きくてびっくりした

真姫ちゃんにとりあえず風呂に入るよう言われた

お風呂は広く、全身を伸ばして気持ちよく入ることができた

お風呂から上がり、真姫ちゃんの部屋に通された

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:10:36.14 ID:taf6Qsm30
ことり「うわぁ~~・・・可愛い~~・・・」

真姫「あ、あんまり見ないでよ~///」

ことり「すごいな~、広いし可愛いし~♪」

真姫「・・・・・・」

真姫「ちょっと元気そうね」

ことり「えっ?そ、そうかな?」

真姫「本題に入りましょう」

真姫「ことり、ベッドに横になってくれる?」

ことり「えっ・・・な、何で・・・?///」

真姫「何で赤くなんのよ!」

真姫(前から思ってたけど、ことりってちょっとムッツリ?)

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:13:24.96 ID:taf6Qsm30
真姫「ほら、いいからベッドにうつ伏せになって」

ことり「な、なにするの・・・?///」

真姫「何も考えずに横になりなさい!///」

ことり「う、うん・・・///」モフッ

ことり(真姫ちゃんのベッド・・・いい匂い・・・///)

ことり「あの・・・優しくしてね・・・?///」

真姫「う、うん・・・」

真姫(変なこと考えてるんじゃないかしら)

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:15:45.20 ID:taf6Qsm30
真姫「寝る前は暗くしたほうが良いみたいだから電気弱くするわね」パチッ

照明を豆電球にして、ベッドに横になっていることりの足元に向かう

真姫「じゃあ、やるわよ」

ことり「///」

真姫(耳が赤い)

ことりの綺麗な右足を掴む

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:18:51.86 ID:taf6Qsm30
あ、足・・・?そんなところから始めるの?

グイッグイッ

足の裏を押される。くすぐりは弱いはずなのに全然くすぐったくない

疲労が溜まっていたのだろうか、重い鎖が外れたかのように足の裏が軽くなっていく

すごく・・・気持ちいい・・・

ことり「あぁ・・・」

真姫「気持ちいい?足は疲労が溜まるっていうから・・・」

思わず声が出てしまった。それほど気持ちいい

真姫ちゃんは親指でことりの右足の裏をグイッと押していく

なにか、右足だけ開放されたような気がした

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:20:28.91 ID:taf6Qsm30
真姫「次はふくらはぎね」

スーッスーッ

真姫ちゃんは右手の親指と人差し指の間で私のふくらはぎを伸ばしていく

下から上に、下から上に

気持ちがいい上下運動をしていく

ギュッギュッ

次は下から上にかけて揉まれる

ことり「んんんん・・・・・・」

恥ずかしい声を出しているのに、そんなことどうでもよくなるほど気持ちいい

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:24:38.41 ID:taf6Qsm30
今度は太もも。全体を両手でギュッギュッと押される

右足だけ気持ちよくて、他全体が重い。気持ち悪くなるくらい真姫ちゃんのマッサージは気持ちよかった

真姫「ちなみに私、別にマッサージのこととかよくわかんないから、揉むだけね」

ことり「ぅん・・・・・・」

自分でもしっかり返事できているかわからなかった

正直エッチなことをされると思っていた。でも、このマッサージの快感はそれ以上な気がする

ギュッギュッ・・・ギュッギュッ・・・

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:27:11.62 ID:taf6Qsm30
真姫「今度は左足ね」

左足も、足の裏から太ももまで、右足と同じようにほぐされていく

体の、足だけ感覚が違う。何か今は空も飛べそうなくらい足が軽い

真姫「失礼するわね」

真姫ちゃんが私のお尻に乗る。適度な体重が乗っかって気持ちいい

右手を優しく掴まれる。私の手のひらを真姫ちゃんは親指でボタンを押すように押していく

次は手のひらからひじにかけてグイーっと伸ばされる。ふくらはぎのときと似た感覚

グイッグイーッグイッグイーッ

ことり「ぁぁ・・・んんん・・・」

真姫「変な声、出てるわよ」

だって我慢できないんだもん、と言おうとしたけどできなかった

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:29:14.44 ID:taf6Qsm30
次はひじから肩にかけて、ギュッギュッグイーッとやられる

とても気持ちよく、寝てしまいそうになる

真姫「眠たかったら寝てもいいわよ?」

ことり「ぅん・・・・・・」

今はまだ8時前。まだ眠くないが、意識がぼんやりしている・・・

今度は左手。右手と同じように揉まれる

筋肉痛だったこともあって、特に気持ちよく感じられた

真姫「さてっ・・・」

次は背中。まずは全体を手のひらでスーッスーッと擦られる

腰の辺りを親指を使って力強くギュッギュッとされる

ことり「ああ・・・・・・」

自然と顔が上に向いてしまうような気持ちよさがある

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:35:17.58 ID:taf6Qsm30
今度は真姫ちゃんは背中に乗り、肩まで手を伸ばす

うつ伏せの状態で肩を揉まれる

真姫「うわっ・・・凝ってるわね~・・・相当溜め込んでたんでしょ?」

ことり「・・・ん・・・・・・」

もうまともに返事なんてできなかった

肩をギュッギュッと揉まれる。かたい所があると力を入れてグイッと押してくれる

肩が、いや、身体全体が軽くなっていく。私の肩は身体全体を重くするほど凝っていたのか

グイッグイッギューッギューッ

次は首。真姫ちゃんの右手が私の首をギュッと掴む

痛いという感覚はない。優しく揉まれて、とても気持ちいい

もう意識が飛んでしまいそう・・・

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:39:36.75 ID:taf6Qsm30
真姫「ことりが頑張っていること、私は知ってるから」

ことり「ぇっ・・・・・・」

真姫ちゃんが私の耳元で優しく囁く。無くなりそうな意識の中、真姫ちゃんの話を聞く

真姫「留学のこととか、衣装のこととか、いろいろ悩んだのも知ってる」

真姫「ことりはいろんなものを一人で抱え込んじゃうから」

真姫「辛かったらもっとみんなを頼っていいのよ?」

真姫ちゃんの声を聞くだけで、とても安心する

自分の悩みが全部飛んで行きそう・・・

真姫「ことりは十分頑張っているわ」

真姫「疲れた身体に癒しを与えようと思って、ことりにマッサージしようと思ったの」

真姫「たぶん、明日から他の人からいろいろ癒されると思う」

真姫「頑張ったことりへ、みんなからのご褒美よ」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:41:59.23 ID:taf6Qsm30
最後は頭をマッサージされる

美容院でシャンプーをされているような感覚、

いや、小さい頃、悩みなんてなんにもなかった頃、

パパやママと一緒にお風呂に入ったとき、

髪の毛を洗ってくれたときのような・・・

人生で一番安心できるときような・・・

優しい・・・・・・優しい・・・・・・

私は眠りについた

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:44:54.15 ID:taf6Qsm30
ことり「う、うぅぅぅぅぅんんんん・・・・・・」

いつもと違うベッドで目を覚ました

ここ最近で一番いい目覚め

伸びをしてみる。身体が軽い。空も飛べそうな気分

昨日は夢を見ることもなく、ぐっすり眠ることができた

昨日までの不安がなく、今ではどんなことでもできそうな気がする

真姫「スー・・・・・・スー・・・・・・」

ことり「あっ・・・」

真姫ちゃんが私の隣で寝ている。とても気持ちよさそう

私はこの子に救われた。今、何も不安がないのはこの子のおかげ

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 22:46:45.09 ID:taf6Qsm30
ことり「ありがと・・・真姫ちゃん・・・」ナデナデ

真姫ちゃんの頭を優しく撫でる。真姫ちゃんは気持ちよさそうな顔をする

今はまだ朝の6時。学校は8時半から。時間は全然余裕

ベッドの端で枕も布団も無しに眠っていた真姫ちゃんの頬にそっと口付けをする

真姫ちゃんをベッドの真ん中に、枕と布団をかけてあげる

真姫ちゃんが起きたらすぐにありがとうって言おう

そう思いながら、ベッドの横で真姫ちゃんの顔を見つめながら、真姫ちゃんの目覚めを待った

ことり(今日はいい一日になりそう♪)

それから数日間、私は人生で一番幸せだったかも知れない

おわり


次回 ことり「幸せな毎日」