1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:25:53.98 ID:4gYabyH80




――――――――――――――サーモン海域北方――――――――――――――




金剛「第一艦隊、出撃デース!」

霧島「姉妹全員でなんて、久しぶりね」

比叡「戦艦4隻が出撃するなんて、そうそうないもんね」

翔鶴「皆さん、よろしくお願いしますね」

榛名「こちらこそ、頼りにしています。翔鶴さん、瑞鶴さん」

瑞鶴「……! 敵艦隊を発見したわ!」

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引用元: 霧島「これが極大消滅砲撃です!」 

 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:26:55.25 ID:4gYabyH80
金剛「Oh、編成はどんな感じですカー!」

瑞鶴「軽母ヌ級flagship1隻、重巡リ級elite1隻、軽巡ヘ級flagship1隻、駆逐イ級flagship2隻」

瑞鶴「それと……戦艦レ級が1隻!」

榛名「戦艦レ級……」

霧島「……来たわね」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:28:11.77 ID:4gYabyH80
比叡「一体何度やられたことか、戦艦レ級……」

榛名「私も何回も大破させられました……」

金剛「私もデース……」

翔鶴「私も……でも、今度こそは負けません!」

瑞鶴「先制攻撃よ! いっけぇー、妖精さん!」



レ級「レッ」



ドカーンドカーン
バシューン

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:29:17.64 ID:4gYabyH80
金剛「状況はどうデース!?」

瑞鶴「艦載機攻撃でイ級一隻撃破! でも……」

霧島「レ級の雷撃で、翔鶴さんが中破です」

翔鶴「うぅ……またやられました……」

比叡「さすがに手ごわいですね……初戦ですし、戦闘後に帰港しましょう、お姉様」

金剛「ムー……残念ネー」

霧島「フフフ、その必要はありませんよ、金剛お姉様」

榛名「霧島?」

霧島「ようは、これから出会う全ての敵を、一撃で完璧に倒し続ければいいのでしょう?」

瑞鶴「何言ってるの。そんなこと、できるわけが……」

霧島「それが、できるのですよ。この新装備さえあればね」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:31:29.35 ID:4gYabyH80
比叡「新装備って……?」

霧島「比叡お姉様、出撃前にどのような装備を積みましたか?」

比叡「そりゃ皆と同じように、主砲2つに偵察機、それと私は一式徹甲弾を……」

霧島「申し訳ありませんが、勝手ながら、装備を少し変えさせていただきました」

比叡「え? どういう風に……」


・試製35.6cm三連装砲
・試製35.6cm三連装砲
・零式水上観測機
・間宮式徹甲弾


比叡「って、間宮式徹甲弾って何じゃあ!」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:32:56.87 ID:4gYabyH80
金剛「What!? 私も間宮式徹甲弾が積まれてマース!」

榛名「わ、私もです!」

霧島「これこそが、間宮さんにお願いして作ってもらった、我が艦隊の必勝装備です!」

翔鶴「間宮さんに……ですか?」

瑞鶴「……で、何なのコレ」

霧島「私たちの攻撃方法は、砲撃にしろ艦載機にしろ、相手を破壊し燃やす……いわば炎の攻撃ですよね」

瑞鶴「え、あー……まぁ、そう言えなくもないかもだけど……」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:34:14.75 ID:4gYabyH80
霧島「炎は正のエネルギー、すなわち物質の構成分子の運動をプラス方向に高めたもの」

霧島「そして冷気はその逆で負のエネルギー、マイナス方向に下げたものです」

瑞鶴「はぁ」

霧島「では、そのプラスとマイナスの力をスパークさせると、どうなると思いますか?」

翔鶴「……! まさか!?」

比叡「すべての物質を消滅させる、最強の力に!?」

榛名「なるほど! さすが霧島ね!」

金剛「そういうことデスカー! 優秀な妹を持って、私は幸せデース!」

瑞鶴「えぇ!? ちょっとちょっと、今の説明で納得しちゃうの!?」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:35:48.21 ID:4gYabyH80
榛名「でも、炎は普通の砲撃でいいけど、冷気なんてどうやって作れば……」

翔鶴「確かに、冷気攻撃なんて聞いたこともありません」

霧島「そうでしょう。そこで、あの新装備が出てくるわけです」

金剛「間宮式徹甲弾……デスカ?」

霧島「比叡お姉様。間宮さんといえば、真っ先に思い浮かぶのは?」

比叡「そりゃあ何といっても、アイス……あっ!」

霧島「お気づきになられましたね。そう、間宮式徹甲弾とは、徹甲弾をかたどった巨大なアイスなのです!」

瑞鶴「間宮さんに何てモノ作らせてんの!」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:37:07.14 ID:4gYabyH80
霧島「主砲にこの間宮式徹甲弾を込め、打ち出せば、全てを消し去る最強の砲撃になります」

霧島「これを私は、間宮と霧島という名前から『極大消滅砲撃(マミヤーマ)』と名付けました」

翔鶴「センス溢れるネーミングですね!」

瑞鶴「そうなの!?」

霧島「さて……残りは5隻ですね。瑞鶴さん、駆逐イ級flagshipはお任せしてもよろしいですか?」

瑞鶴「え、あ、うん、いいけど……」

霧島「お姉様方は軽母ヌ級、重巡リ級、軽巡ヘ級をお願いします」

霧島「そして……私はあの、レ級を吹き飛ばします! このマミヤーマで!」



レ級「レッ?」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:38:24.75 ID:4gYabyH80
霧島「さぁ、行くわよ! 砲撃準備!」

バチバチバチ

金剛「Wow! 霧島の主砲から、光の矢が飛び出して見えマス!」

榛名「何だか、綺麗……」

霧島「いくらレ級の装甲が鉄だろうと! 鋼だろうと! オリハルコンだろうと!」

霧島「この最強の技の前に、貫けぬものは無い!」




霧島「 極 大 消 滅 砲 撃 ( マ ミ ヤ ー マ ) ! ! ! 」

レ級「レーーーーーーーッ!」




ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァン

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:39:54.75 ID:4gYabyH80
プスプス・・

榛名「あ、あのレ級が……消滅したわ」

翔鶴「なんという威力なの……」

瑞鶴「まさか本当にやるとは……」

比叡「凄いじゃん霧島! こんな大技を編み出すなんて!」

金剛「まさに鎮守府の賢者デース!」

霧島「フフフ、私を呼ぶなら大戦艦とでもお呼び下さい」

霧島「さて、まだ敵は残っています。お願いします、お姉様方!」

榛名「了解!」




金剛・比叡・榛名「「「 極 大 消 滅 砲 撃 ( マ ミ ヤ ー マ ) ! ! ! 」」」




ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァン

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:41:17.14 ID:4gYabyH80
霧島「……勝った」

比叡「これがマミヤーマの力……」

榛名「いかに優れた装甲だろうと、かなわぬ砲撃があったのですね」

翔鶴「私たちも間宮さんに、アイス爆撃機とか作ってもらおうかしら。ねぇ瑞鶴?」

瑞鶴「う、うーん……」

金剛「さぁ、敵艦隊も殲滅したし、進撃デース!」

瑞鶴「……! また敵艦隊を発見したわ!」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:42:21.40 ID:4gYabyH80
比叡「編成は!?」

瑞鶴「空母ヲ級改flagship1隻、軽母ヌ級flagship3隻、戦艦タ級elite1隻、駆逐イ級flagship1隻」

金剛「ヲ級改flagship……強敵デスネ」

翔鶴「ごめんなさい、私はもう戦えそうにないです……」

榛名「大丈夫ですよ! マミヤーマさえあれば、どんな敵だろうと……」

霧島「……実は、マミヤーマには二つだけ、弱点があるのです」

瑞鶴「え?」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:43:23.16 ID:4gYabyH80
霧島「マミヤーマを打つ前と比べ、私に少し変化したところがあること、お気づきですか?」

瑞鶴「え? 変化って……」

翔鶴「あら……? 霧島さん、主砲はどうしたんですか?」

金剛「Oh、霧島の主砲が見当たりませんネ……って、私もデス!」

榛名「私も……霧島、どういうこと?」

霧島「マミヤーマは全てを消滅させる究極の砲撃を、主砲内部から打ち出す技……」

霧島「すなわち、打ち出すための主砲も同時に消し去ってしまうのです」

瑞鶴「は?」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:44:45.30 ID:4gYabyH80
比叡「……ということは……」

霧島「一度打ったが最後、マミヤーマはおろか、普通の砲撃すら出来なくなるのです!」

金剛「ナルホド、まるで蜜蜂の針デスネー。HAHAHA」

瑞鶴「って、笑いごとじゃないでしょ!」

翔鶴「……ちなみに、もう一つの弱点というのは?」

霧島「普通に避けられます。さっきはたまたま全員当たりましたが」

瑞鶴「全っ然ダメじゃないのおおおおおおおおおおおおお!」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 15:46:15.32 ID:4gYabyH80
比叡「あー……試製35.6cm砲を2つも失っちゃったけど、提督許してくれるかな?」

榛名「私は、最高値まで改修した35.6cm砲を……」

金剛「ダズル砲も失いマシタ。こりゃ参りましたネ」

瑞鶴「参りましたネ、じゃないでしょ! どうすんのよこの状況!」

榛名「私たちは置き物同然、翔鶴さんは中破……つまり……」

霧島「瑞鶴さん、ここはお任せします!」

比叡「がんばってください、瑞鶴さん!」

金剛「ガンバレ、ガンバレ!」

瑞鶴「ふざけんなあああああああああああああああ!」



その後、瑞鶴の奮闘むなしく、一同はボコボコにされて帰港した。
そして提督は、貴重な砲を8つも失ったショックで泡を吹いて倒れたそうな。



END