1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 02:30:53.46 ID:A4PhoFtB0
男「ああ、うん……」

幼馴染「ヤンデレとか、どんだけ依存してるのっていうwwwww」

男「うん……」

女「あの、幼馴染さん……?」

幼馴染「えっ、何かな?」ギロッ

女「い、いえっ、何でもないです……!」

幼馴染「そっかー」

男(……女と一緒に帰りたかったのに)

引用元: 幼馴染「ヤンデレとかwwwwバカみたいだよねwwwww」 


 

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19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 02:54:32.34 ID:CUptsEJn0
   帰り道
幼馴染「ねえねえ、コンビニ寄ろう!」ギュ

男「はあ? 今俺金がないんだけど」

幼馴染「大丈夫大丈夫。私が一つ買ってあげるから」

男(なんでこんなにも積極的になっているんだ? まるで俺に依存しているみたいじゃないか)

幼馴染「ん? どうかした?」

男「いや、なんでもない」
 (きっと、気のせいだよな)

幼馴染「それじゃ、入ろう!」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:01:11.31 ID:CUptsEJn0

  コンビニ店内にて

幼馴染「ねえ、何欲しい?」

男「んー、寒いから肉まんでいい」

幼馴染「オッケー。店員さん、肉まんとあんまん1つずつください」

男「お前も肉まん系を食うのか」

幼馴染「うん。あんまん好きだし」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:03:34.14 ID:CUptsEJn0
 帰り道にて

幼馴染「ねえ男」ハムハム

男「なんだよ」ガツガツ

幼馴染「あんまん食べたい?」

男「別に。なんだよいきなり」

幼馴染「いやさ、急に肉まんが食べたくなってさ」

男「……お前が買ってくれたんだ。ほら、食えよ」

幼馴染「うん!」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:05:51.62 ID:CUptsEJn0
幼馴染「いただきまーす」パクッ

男「ちょ、俺の手ごと食うつもりか!」

幼馴染「う~ん。おいひ~」ハフハフ

男「て、聞く気なしか」

幼馴染「ん~」スッ

男「ん? あんまん? いや、俺はいい。これで十分だ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:07:38.47 ID:CUptsEJn0
幼馴染「ん~!」

男「な、無理やりすんな! むがっ!」

幼馴染(私と間接キス間接キス)

男「むがむが!」ポンポン

幼馴染「あ、ギブアップ? ごめんごめん」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:09:57.92 ID:CUptsEJn0
男「ったく、いらないって言ったのによ」

幼馴染「えへへ~。別にいいじゃん。肉まんのお礼」

男「お礼にしては無理やりだった?」

幼馴染「気にしない、気にしない。さ、帰ろ」ダッ

男「あ、待てよ」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:11:50.73 ID:CUptsEJn0
幼馴染「それじゃ、また明日。お隣さん」

男「ああ、じゃあな」

男「はぁ。今日は一段と疲れたな」

男「ただいまー」

男「おー、自分の部屋って落ち着くなぁ」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:13:46.36 ID:CUptsEJn0
ピリリリリ
男「あ、電話だ。相手は……女?」
ピッ
男「もしもし、俺だけど」

女『あ、俺君? 女だけど』

男「いや分かってるって。……もしかして幼馴染の事か?」

女『……うん。ちょっと相談したくて』

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:18:20.31 ID:CUptsEJn0
女『最近の幼馴染さん、少し変だと思うの』

男「ああ、それは俺も薄々感じていた」

女『なんだか、私に対してどんどん冷たくなっていってるし』

男「俺に対してはどんどん積極的になってきてる」

女『ねえ男君。幼馴染さんが変化した原因となったものとか、何か心当たりはない?』

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:21:32.36 ID:CUptsEJn0
男「心当たり……」

幼馴染『ヤンデレとかwwwwバカみたいだよねwwwww』

男「あ」

女『何か心当たりがあるの?』

男「ああ。あいつ、女が来る前に俺にヤンデレについて話していたんだ」

女『……やんでれ?』

男「そうヤンデレ。相手の事が好きすぎて心が病んでしまう、っていう属性」

女『ぞくせい?』

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:24:45.80 ID:CUptsEJn0
男「あ、女って、ヤンデレのこと知らない?」

女『……ごめんなさい』

男「いや、謝るな。俺の方がダメだった。すまん」

女『いえ。それより、なんで幼馴染さんとヤンデレが関係あるんですか?』


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:29:17.55 ID:CUptsEJn0
男「あくまで俺の予想だから絶対にあるとは言えないけど……多分」

女『もしかして、幼馴染さんは病んでいるんじゃないでしょうか?』

男「あいつが? それは多分、無いんじゃないか?」

女『そうでしょうか? 私と話すとき、何か危ない物を感じますよ?』

男「俺もそう思う。けど、まだ確定しているわけじゃない」

女『そ、そうですよね。あ、そろそろ用事があるので』

男「分かった。それじゃあな」ピッ

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:32:08.83 ID:CUptsEJn0
あれ? 女の口調が分からなくなってきたぞ? 許してくれ

男「……ヤンデレ、か」

男「まあ、あいつがそんな簡単に心が病むワケないよな」

母「ちょっとー、お風呂入りなさーい!」

男「へいへーい!」

男「……明日幼馴染と会って判断するか」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:36:08.62 ID:CUptsEJn0
 翌日

?「おーい、男」

男「う~。なんだよ、まだ眠いんだけど」

?「眠ったら遅刻するよ~」

男「遅刻!?」ガバッ

?「おっと、危ない危ない、ぶつかるところだった」

男「…………幼馴染、なんで俺の部屋に入ってきてるんだ?」

幼馴染「なんでって言われましても。おばさんに頼まれたんだよ」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:39:28.89 ID:CUptsEJn0
男「……母さんか」

幼馴染「さ、早く着替えて、顔洗って、準備をする! 私、下で待ってるから!」

男「先に行っとけよ」

幼馴染「ダメ、下で待ってる」

男「お前まで遅刻するぞ! さっさと行ってお」

幼馴染「待ってる」

男「……幼馴染?」

幼馴染「下で、待ってるから」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:43:35.86 ID:CUptsEJn0
男「……あ、ああ。分かった。待っててくれ」

幼馴染「うん! ぱぱっと準部して降りて来てね!」ガチャッ

男「…………幼馴染」

男「なんなんだ、さっきの違和感。それにあいつの声、変だったよな?」

幼馴染「男―! 早くー!」

男「ハッ、そうだ、学校学校!」

男「幼馴染の事、女に話しておこう」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:47:11.85 ID:CUptsEJn0
幼馴染「遅いよ男! 遅刻しちゃうよ!」

男「すまん。よし、行ってきます!」ダッ

幼馴染「行ってきまーす!」ダッ

男「……なあ、幼馴染」

幼馴染「うん? どうしたの? もっと早く行く?」

男「いや、そうじゃないんだ」

男「お前さ、体に異常はないか?」

幼馴染「……ん~。特にないよ?」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:50:45.41 ID:CUptsEJn0
男「そ、そうか」

幼馴染「なんで聞いたの? あ、もしかして心配してくれてるの?」

男「ま、まあそういう所だ」

幼馴染「大丈夫だよ! この通りピンピン! ね?」

男「そうか、ならいいんだ」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:53:12.74 ID:CUptsEJn0
幼馴染「でも嬉しいな~。男が私の心配をしてくれるなんて」

男「え?」

幼馴染「最近の男、私に対して冷たいんだから」

男「……俺が冷たい?」

幼馴染「そう! まったく、そんなんじゃ私泣いちゃうよ?」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:56:07.61 ID:CUptsEJn0
男(俺が冷たい? 全く心当たりがないぞ? 俺がいつあいつに冷たくしたんだ?)

幼馴染「男ー! もう学校だよ」

男「え、ああ、そうだったな」

幼馴染「それじゃ、クラスの違うから、一時さよなら」

男「そうだな。んじゃ」

幼馴染「放課後! 待ってるからねー!」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 03:58:30.00 ID:CUptsEJn0
男「あ、ああ!」

幼馴染「約束だからねー!」ダッ

男「……約束、か」

女「あれ? 男君」

男「あ、女」

女「どうしたんですか、そんな顔して。なにかあったんですか?」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:01:20.63 ID:CUptsEJn0
男「実は、幼馴染の事なんだが」

女「……その話は教室に入ってからにしましょう。今はHRに」

キーン コーン カーン コーン

女「……なってしまいましたね」クス

男「そうだな。よし、先生が教室に入るまで走るか!」ギュ

女「ちょっと、男君!?」ダッ






幼馴染「…………はぁ」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:04:10.49 ID:CUptsEJn0
男「よし! セーフだ」

先生「アウトだ馬鹿者」バン

男「いでっ!」

クラスのみんな『アハハハハ!!』

先生「さっさと席に着け。特別に今日は大目に見てやる」

男「ありがとう先生! だてに女に甘いって噂されている事はある!」

先生「成績下げるぞ」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:06:38.64 ID:CUptsEJn0
 HR終了
先生「と言うわけで、授業に専念しろよ」


男「……ふー、やっと居なくなった」

女「男君、結構叩かれてましたね」クス

男「まあ、あの先生は容赦ないからな」

男「ま、それよりもだ」

女「幼馴染さんのことですね」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:09:01.60 ID:CUptsEJn0
男「ああ。……昨日電話で言ってたこと、覚えているよな?」

女「はい。幼馴染さんがやんでれの可能性があると」

男「無理してヤンデレって言わないでいいぞ?」

女「……すみません」

男「いや、謝るなって。……話し戻すぞ」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:10:57.55 ID:CUptsEJn0
男「もしかしたらだが、あいつは病んでいるのかもしれない」

女「心当たりがあったんですか!?」

男「いや、今日の朝にな、あいつに起こされたんだ」

女「確か、お隣さんでしたっけ?」

男「ああ。その時だったんだ、あいつに違和感を感じたのは」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:13:19.26 ID:CUptsEJn0
男「あいつの声や雰囲気が一瞬だけだが変わったんだ」

女「声と雰囲気が、ですか?」

男「ああ。あんな幼馴染、今まで見た事がなかった……」

女「……私、見た事あります」

男「え!?」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:17:28.90 ID:CUptsEJn0
女「前に、幼馴染さんに呼び出されたんです」

男「呼び出し? あいつが……」

女「男さんの事で話があるって」

男「俺の事? 一体どんなことを話していたんだ?」

女「クリスマスに男さんと過ごそうと思う。って話でした」

男「クリスマスか。で、どうしてあいつの雰囲気が一変したんだ?

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:20:46.25 ID:CUptsEJn0
女「私の何気ない一言で……」

男「何気ない一言? いったいなんなんだ?」

女「その……、私も男さんや幼馴染さんと過ごしたいな、って」

男「そんな事でか!?」

女「はい」

男「……やっぱりあいつはおかしい」

女「……元の幼馴染さんに戻すことはできないんでしょうか?」

男「それは、分からないな」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:23:27.51 ID:CUptsEJn0
男「とりあえず、放課後あいつと一緒に帰る事になってるから、女も一緒に来てくれ」

女「えっ、大丈夫なんですか? 私も一緒で」

男「もしなにか起こるなら、俺が何とかする。だから来てくれ」

女「……分かりました」

男「ありがとう。それじゃ……放課後まで授業受けますか」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:27:44.98 ID:CUptsEJn0
 放課後

男「おーい! 待たせたな幼馴染!」

幼馴染「あ! 男! ……なんで?」

男「へ? あ、女も一緒にどうかなって」

女「あの、幼馴染さ」

幼馴染「ダメ! そんなの絶対にダメだよ!」

男「幼馴染!?」

幼馴染「女さん! 悪いけど、私と男で帰る約束なの!」

女「お、幼馴染さん……」

男「おい! いくらなんでもそんな言い方」

幼馴染「男はどっちの味方なの!」

男「はあ!?」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:30:53.96 ID:CUptsEJn0
幼馴染「私にも女さんにも同じように接して!」

男「そ、そりゃ、どっちの味方」

幼馴染「それじゃあ良くないの!」

男「え……」

幼馴染「私は男の幼馴染なの! 男は私の幼馴染! いつだって一緒にいた!」

幼馴染「なのに……なのに……なんで私に冷たくするの!?」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:33:48.44 ID:CUptsEJn0
男「おい落ち着くんだ幼馴染!」

女「幼馴染さん! 落ち着いてください!」

幼馴染「女さんは黙って! 今は私と男が話してるの!」

女「わ、私はただ……」

男「いい加減にしろよ!」

幼馴染「男……」ビクッ

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:36:32.90 ID:CUptsEJn0
男「……今日はお前と帰らない」

幼馴染「え……」

女「男さん……」

男「女、帰るぞ」ギュ

女「……はい」ギュ

幼馴染「…………男」グス

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:39:55.13 ID:CUptsEJn0
女「あの、男さん。本当にいいんですか?」

男「気にするな。あとで俺が幼馴染と二人で対話する」

女「……すみません。力になれなくて」

男「別にいいさ。それより、女の家ってどこだ?」

女「あ、先の十字路を右に曲がってすぐです」

男「そうか、よし。家まで付き添うよ」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:42:37.12 ID:CUptsEJn0
女「え! そんな悪いです!」

男「いいや悪くない。だから、付き添わせてくれ」

女「……はい。こちらこそ、お願いします」

男「ああ」

女「あの……手、握ったままでいいですか?」

男「……ああ」

女「フフ、ありがとうございます」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:45:01.59 ID:CUptsEJn0

女「送ってくれてありがとうございます」

男「礼はいいって。それよりも、ちゃんと戸締りして寝ろよ。一人暮らしなんだろ」

女「分かってますよ」

男「それじゃ」

女「はい。気を付けて帰ってくださいね」バタン

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:48:58.25 ID:CUptsEJn0
男「さて、無事に送り届けれたことだし……幼馴染に連絡するか」

幼馴染『ただいま留守にしてます。用があるなら、ピーッとなった後に言ってね』
 ピーッ

男「幼馴染、俺だけど。……その、家帰ったら俺の家に来てくれ。話したい事がある」
 ピッ

男「……きっと来るよな」


>>1は! >>1はまだか!!

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:52:33.93 ID:CUptsEJn0
 女の家

女「男さんの手、暖かかった……」

女「あんなに優しくしてくれた人、初めてでした」

女「……もしかしたら私、男さんの事」
 ピンポーン
女「誰でしょうか?」
 ピンポーン
女「はーい。ちょっと待っててください!」
 ピンポーン
女「……待ってくださ」
 ピンポーン ガチャ!

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:56:24.03 ID:CUptsEJn0
女「えっ!?」
 ガチャ! ガチャ!
幼馴染「女さーん。幼馴染ですけど、開けてくださーい」
 ガチャガチャ! ドン! ドン!
女「お、幼馴染さん? どうして私の家が」

幼馴染「……見えたから」

女「え?」

幼馴染「あんたと男が手を繋いでいる所よ!!」
 ガン ガン ガン!

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 04:59:24.34 ID:CUptsEJn0
女「ヒッ!」

幼馴染「なんで男と手を繋いでいるの? 私以外の人と……ねぇ?」

女「お、幼馴染さん。落ち着いてください!」

幼馴染「うるさい!」
 ガン!
女「っ」ビクッ

幼馴染「女さんはなんで男によって来るの? ねえ、答えてよ」

女「わ、私は……」

幼馴染「わたしは? なに?」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:04:37.91 ID:CUptsEJn0
女「私は、男さんが好きだからです」

幼馴染「……」

女「たった数十分前に気付きました。私は男さんが好きだったから話しかけていたんです」

幼馴染「…………へぇ」
 ガチャ ガン
女「……それが、あなたの言う男さんにすり寄ってくる私の理由です」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:07:55.17 ID:CUptsEJn0
幼馴染「女さんも好きだったんだ。男の事」

女「……も、という事はやっぱり幼馴染さんも」

幼馴染「そうだよ。私も好きだよ。でも、男は気づいていないみたい」

女「…………」

幼馴染「まったく、鈍感な幼馴染を持つと困るよ」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:11:32.24 ID:CUptsEJn0
幼馴染「でもね、男に気付かせる方法を思いついたの」
 
女「え?」

幼馴染「簡単だったよ。私以外の女が男に構わなければいいんだよ」
 ドン!
女「……」

幼馴染「そうすれば、男は私しか構ってくれる人はいないって気づくから」

女「そんなの……許されるはずがありません!」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:14:20.82 ID:CUptsEJn0
幼馴染「別に許されなくてもいいよ」
 ガチャ ガチャ ガチャ 
幼馴染「許さない人がいたんなら」
 ドン ドン ドン ドン
幼馴染「男を好きになった人がいたんなら」
 ドン!!!
幼馴染「殺せばいいんだよ」

女「ドアが!」
 
幼馴染「ね? 女さん」

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:17:14.09 ID:CUptsEJn0
 男の家

男「もう夜になったっていうのに……幼馴染の奴、こないな」

男「……ちゃんと話し合って、幼馴染には元の幼馴染に戻ってもらわなとな」
 プルルルル
男「ん? 電話? ……幼馴染からだ」
 ピッ
男「もしもし、幼馴染か? 今どこに」

幼馴染『外』

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:21:15.10 ID:CUptsEJn0
男「外?」

幼馴染『うん。早く来て』

男「なんで中に入らないんだ?」

幼馴染『いいから、早く来て』

男「……分かった」

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:24:40.71 ID:CUptsEJn0
男「……どうしたんだ、そんなぶ厚いジャンパー着て」

幼馴染「うん、実はね、女さんとお話をしていたんだよ」

男「答えになってないぞ」

幼馴染「そうだね。アハハ」

男「……まあいい。で、女と何を話していたんだ?」

幼馴染「それはね、男の事だよ」

男「俺か……で、どんな話をしたんだ?」

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:29:24.49 ID:CUptsEJn0
幼馴染「これ着けて、聞いて」スッ

男「イヤホンか……まあ分かった」

幼馴染『ねえ、女さん。男の事好き?』
   ズチャ
幼馴染『私はね、女さん以上に大好きだよ』
   ズチャ
幼馴染『小さい頃からずっと気持ちは変わらない』
   ズチャ
幼馴染『ずっと、ずっと、ずーっと、好き』
   ズチャ
男「……おい、なんだよこれ」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:32:07.87 ID:CUptsEJn0
幼馴染「これは、女さんのところで録画したものだよ」スッ

男「女の家で!? ……お前! まさか!」

幼馴染「そんな怖い顔しないで」

男「女に何をした!」

幼馴染「ただのお話だよ。だからそんな顔しないで」

男「ちゃんと答えろよ! 女に何をした!」

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:35:09.68 ID:CUptsEJn0
幼馴染「…………質問」

男「え?」

幼馴染「どうしてジャンパーを着ているか、って質問。答えるよ」
 ジャー
男「なんで今になって! それよりも女を、っ!?」

幼馴染「これが、答えだよ」

男「……女? なんで?」


119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:37:33.18 ID:CUptsEJn0
幼馴染「アハ、面白い顔。そんな顔も好きだよ」

男「……なんで、なんでこんなことをしたんだ」

幼馴染「ほんとは全部持ってきたかったんだけど、都合で頭だけ持ってきちゃった」

男「どうして……どうしてだよ」

幼馴染「好きだから」

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:42:27.55 ID:CUptsEJn0
幼馴染「女さん男が好きだから」

男「だから殺したのか!」

幼馴染「うん。フフ、やっと真剣に見てくれた。男」

男「お前は自分の犯した罪を分かっているのか!!」

幼馴染「もちろんだよ。でも、男を守るためなら……これくらい大丈夫だよ」

男「これくらい……つ! お前!」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:47:48.05 ID:CUptsEJn0
幼馴染「ねえ、男。もうすぐクリスマスだよ」

男「…………」

幼馴染「そんなに下を向いて泣かないで。ほら、私が付いているよ」スッ

男「さ、触るな人殺しが!」バシッ!

幼馴染「え。どうしたの? 私、男の怒るような事した?」

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:51:05.94 ID:CUptsEJn0
男「もうお前は……俺の知っている幼馴染じゃない」

幼馴染「え、え、どういう事? 男? ねえ」

男「黙れ! お前は幼馴染じゃない! 返せよ! 二人を返せ!」

幼馴染「男どうしてそんなこと言うの? 私は私だよ」

男「違う! お前は幼馴染じゃない! 俺に近付くな!」

幼馴染「どうして、どうしてそんなひどい事言うの」グス

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:54:31.75 ID:CUptsEJn0
男「幼馴染の真似はやめろ!」

幼馴染「ねえ、男! 私、謝るから、謝るから」

男「黙れ! お前は幼馴染と女を殺した!」ドン!

幼馴染「キャッ!」

男「警察に、連絡を!」

幼馴染「…………そっか」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 05:57:55.32 ID:CUptsEJn0
幼馴染「男じゃない」

男「もしもし、警察ですか! 早く来てください!」

幼馴染「私を本物って信じないのは、あなたが男じゃないから」スッ

男「殺人です! 今犯人がいます!」

幼馴染「男を……出して!」
 ザシュ

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 06:01:10.69 ID:CUptsEJn0
男「があああああ!!」

幼馴染「アハハ、アハハハハ。やったよ男! 偽物殺したよ!」

男「ぐっ、幼馴染……女……」

幼馴染「あれ? まだ生きてる。……死んでよ」
 ザシュ
男「ぐがあああああああ!!!!」

幼馴染「……今度こそ、死んだね」

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/23(金) 06:04:08.33 ID:CUptsEJn0
幼馴染「ねえ男、どこにいるの?」

幼馴染「私はここにいるよ?」

幼馴染「子供のころからずっと、お隣さんだから分かるよね」

幼馴染「だから、来てよ」

警官A「そこの君! 君が通報を、なっ!

警官B「大変だ! 救急車を!」

幼馴染「ねえ、男」






幼馴染「男」


 終わり