7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/19(水) 23:08:26 ID:nb5lTV/U
クリスタ「……え?」

エレン「だから、クリスタにいちゃいちゃしたい」

クリスタ「え、えっと……色々聞きたいけど、私に? 私と、じゃなくて?」

エレン「クリスタに」

クリスタ「あっ、そこはやっぱり聞き間違えじゃなかったんだね」

エレン「ダメか?」

クリスタ「ダメって言うより……エレンはどうやって私にいちゃいちゃするつもりなの?」

エレン「そう言えば、どうやるんだろうな。そもそも、いちゃいちゃする基準が良くわかんねぇや」

クリスタ「だよね」 




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8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/19(水) 23:10:40 ID:nb5lTV/U
エレン「クリスタは、どうすればいちゃいちゃ出来ると思う?」

クリスタ「うーん……抱き合う、とか?」

エレン「抱き合うのか……それがいちゃいちゃだと仮定すると、クリスタも俺にいちゃいちゃしてる事にならないか?」

クリスタ「合ってるわけだからね」

エレン「なら、俺が一方的にいちゃいちゃする事にはならないよな?」

クリスタ「じゃあ、私が抱っこされればいいのかな?」

エレン「なるほどな。俺が抱っこするだけなら一方的だ」 


9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/19(水) 23:13:19 ID:nb5lTV/U
クリスタ「でも、どうして急に、私にいちゃいちゃしたくなったの?」

エレン「別にいちゃいちゃしたくなったわけじゃねぇんだ」

クリスタ「? なにか理由でもあるの?」

エレン「今日発表があった立体機動の成績で、ジャンに負けたんだ」

エレン「で、負けた方は、出来る事なら何でもやるって勝負をしててな」

クリスタ「それで、私にいちゃいちゃして来いってジャンが言ったんだね」

エレン「そうなんだよ。あいつ、なに考えてるんだろうな」

クリスタ(きっとジャンは、エレンからミカサを離したかったんだろうなぁ) 

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/19(水) 23:14:39 ID:nb5lTV/U
エレン「そんなわけで、抱っこしていいか?」

クリスタ「その……私からの提案だけど、ごめんなさい。やっぱり、そういう事は好きな人同士でしないと」

エレン「そっか。気にしなくていいぞ。クリスタの嫌がる事はしたくないし」

エレン「でも、他の方法を考えないとな」

クリスタ「……」 


12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/19(水) 23:19:29 ID:nb5lTV/U
クリスタ「……頭」

エレン「頭?」

クリスタ「頭撫でるくらいならいいよ」

エレン「それって、いちゃいちゃしてるのか?」

クリスタ「私からすれば充分そう思うけど、実際はどうなのかな?」

エレン「クリスタが充分って思うんなら、間違いねぇよ。けど、いいのか?」

クリスタ「エレンならいいよ。むしろ、撫でてあげたいかも」

エレン「子供扱いすんな」

クリスタ「そういう事を言うから、私が撫でてあげたい気分になるんだよ」 

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/19(水) 23:20:49 ID:nb5lTV/U
エレン「クリスタまで、ミカサみたいな事言いやがって……」

クリスタ「ふふっ、ごめんなさい。でも今は、ミカサの気持ち、少しはわかるかも」

エレン「そうかよ」

クリスタ「いじけちゃった?」

エレン「……いじけてねぇし」

クリスタ「そうだよね。エレンは男の子だから」 

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/19(水) 23:25:14 ID:nb5lTV/U
エレン「頭ポンポンすんな。爪先立ちしてる足がプルプル震えてるぞ」

クリスタ「だって、エレンの方が私より背が高いんだもん」

エレン「はいはい」

クリスタ「わわっ! 急に頭をわしゃわしゃ撫でないで!」

エレン「仕返しだ」

クリスタ「もう。そういうところを直さないと、いつまでもミカサに子供扱いされるよ?」

エレン「なら止める」

クリスタ「素直でよろしい」 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/19(水) 23:26:45 ID:nb5lTV/U
エレン「さて、クリスタの頭撫でていちゃいちゃしたし、兵舎に戻るかな。ジャンにも報告しねぇと」

クリスタ「じゃあ、私も戻るね」

エレン「おう、お休み」

クリスタ「お休みなさい」


エレン「……あっ、俺も頭ポンポンされたから、一方的じゃなかったな」

エレン「黙ってればわかんねぇし、いっか」 


21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:16:50 ID:0A66gYgQ
翌日


エレン「……なぁ」

クリスタ「なに?」

エレン「呼び出されたと思えば、なんで俺は地面に座らせられてるんだ?」

クリスタ「そっちの方が都合がいいからね」

エレン「それと、なんで座ってる俺は、クリスタに頭を撫でられてるんだ?」

クリスタ「頭を撫でたいから座って貰ってる、が正解だね」

エレン「いや、撫でてる理由を教えて欲しいんだけど」 

22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:18:47 ID:0A66gYgQ
クリスタ「昨日はエレンのお願いを聞いてあげたでしょ? だから、そのお返しをして貰ってるの」

エレン「頭ポンポンしただろ?」

クリスタ「それはそれ、これはこれ」

エレン「大体、俺の頭なんか撫でて、楽しいのかよ」

クリスタ「楽しいよ」

エレン「コニーの頭の方が気持ち良いぞ」

クリスタ「そうなの?」

エレン「あのショリショリとジョリジョリの境目のような感触は、かなり病みつきになる」

クリスタ「それは魅力的だね。でも、今はエレンの頭で満足」 

23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:21:25 ID:0A66gYgQ
エレン「ユミルにしたら、心底喜ぶと思うけどな」

クリスタ「むぅ。さっきから、撫でられるのがいやみたいな言い方だね」

エレン「普通にいやだろ。なんで同い年の女の子に、頭撫でられなきゃいけねぇんだよ」

クリスタ「ふーんだ。そこまで言うなら、就寝時間いっぱいまで撫でちゃうもんね」

エレン「……良い子はおねむの時間だ。そんなわけで、俺は戻るからな」

クリスタ「子供じゃないって昨日言ってたのに!」

エレン「それはそれ、これはこれ」

クリスタ「真似しないでよ!」

エレン「じゃ、お休み」

クリスタ「お休みなさい!」 

24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:22:31 ID:0A66gYgQ
翌日


エレン「気持ちいいだろ、クリスタ」

クリスタ「これ、本当にいい……」

コニー「……おい」

エレン「ん?」

コニー「無理やり連れて来られたと思ったら、なんで二人は俺の頭撫でてんだよ」

エレン「撫でたいから」

クリスタ「気持ちいいから」 

25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:24:15 ID:0A66gYgQ
コニー「俺はあれか? あれだろ。えーと……あれ扱いか!」

エレン「いい例えが思い浮かばなかったら、無理して言う事もないぞ」

クリスタ「コニーは今、私たちに頭を使わせてるもんね」

コニー「俺の頭をエレンとクリスタがどう使うんだ? 脳みそは一個しかねぇけど」

クリスタ「撫でてるって意味で」

コニー「そっちの意味か」

エレン「お前の脳みそを俺らが弄って使えたら怖ぇよ」

コニー「それもそっか」 

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:26:00 ID:0A66gYgQ
クリスタ「それにしても、本当にいい頭だね」

コニー「クリスタも坊主にしてみれば、自分で毎日味わえるぞ。頭洗うのも楽だしな」

クリスタ「それはちょっと……」

エレン「女の子が坊主ってのは、流石にきついと思うぞ」

コニー「わからねぇぞ。探せば一人くらい、いるんじゃねぇか?」

エレン「まぁ、物好きなのは、一人か二人いるだろうな」

クリスタ「女の子が坊主にするって、相当な覚悟が必要なんだよ。物好きなんて言い方は好きじゃないなぁ」 

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:27:45 ID:0A66gYgQ
エレン「悪かったよ」

クリスタ「ちゃんと謝れてエレンは偉いね」

エレン「コニーと一緒に俺も撫でるなよ」

クリスタ「そういうところも素直になって欲しいなぁ」

エレン「充分素直な感想だ」

コニー「ところで、俺はいつまで撫でられてなきゃいけねぇんだ?」

エレン「俺が満足するまで」

クリスタ「私がホクホクするまで」

コニー「じゃあ寝るから、その時になったら起こしてくれ」

エレン「わかった」

クリスタ「うん」 

28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:29:44 ID:0A66gYgQ
翌日


エレン「ミカサが付いて来た」

クリスタ「ユミルが付いて来ちゃった」

ユミル「……」

ミカサ「……」

ユミル「……おい、死に急ぎ野郎の保護者。どうして私のクリスタを、こんなところで、こんなやつと二人っきりにさせてんだよ」

ミカサ「言われるまでもない。二度とクリスタとは二人っきりにさせない」

ユミル「……」

ミカサ「……」 

29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:32:25 ID:0A66gYgQ
エレン「額擦り合わせてる二人を今は放置して、今日はどうすんだ?」

クリスタ「折角だから、ミカサの頭を撫でてみたい。エレンはユミルの頭を撫でてみる?」

エレン「俺はいいや。ミカサ、ちょっとここに座ってくれ」

ミカサ「わかった」

クリスタ「あっ、ちょっと待って。今日は敷き物を持って来たの。よいしょ。はい、この上にどうぞ」

ミカサ「ありがとう、クリスタ。エレン、これでいいの?」

エレン「いいと思うぞ」 

30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:34:10 ID:0A66gYgQ
ミカサ「でも、なんで私だけ座るの? エレンも隣に座ればいい」

エレン「クリスタがお前の頭を撫でたいんだと」

ミカサ「私の?」

クリスタ「ダメ、かな?」

ユミル「クリスタ、こんなやつの頭なんか、なんで撫でるんだよ。私の頭ならいつでも貸すぞ」

クリスタ「私が撫でたいの。ユミルのは、もう何回か撫でちゃってるから後回し」

ユミル「……」

エレン「ハンカチ貸してやるよ。これで涙を拭いてろ」

ユミル「……礼なんて言わねぇからな」

エレン「はいはい」 

31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:35:21 ID:0A66gYgQ
ミカサ「……条件がある」

クリスタ「条件?」

ミカサ「そう、条件。エレンが頭を撫でさせてくれるなら、やってもいい」

エレン「なんで俺が巻き込まれてるんだよ」

クリスタ「エレン、お願い。今日だけはミカサの言う通りにして。あとでちゃんとお礼をするから」

エレン「礼なんていらねぇけど……はぁ、仕方ねぇか」

クリスタ「ありがとう!」 

32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:36:56 ID:0A66gYgQ
ミカサ「エレン、私の前に座って」

エレン「はいはい……ったく、なんで俺がミカサに撫でられねぇといけないんだよ」

ミカサ「ん。やっぱり、エレンの頭は気持ちいい」

クリスタ「あ、あの、私もミカサの頭、撫でていい?」

ミカサ「約束は守られた。好きにしていい」

クリスタ「わぁい! あっ、ミカサの髪って見た目通りサラサラ」

ミカサ「どうも」 

33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:38:29 ID:0A66gYgQ
ユミル「私はハブられるのかよ」

エレン「暇ならクリスタの頭を撫でてろよ」

ユミル「そうする」

エレン「……」

ミカサ「……」

クリスタ「ミカサの髪は、艶もあって綺麗な黒だから羨ましいなぁ」

ユミル「クリスタの髪の方が綺麗だけどな」

クリスタ「ありがとう、ユミル」

エレン(……なんで俺らは、一列になって頭を撫で合ってるんだ?) 


34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:39:29 ID:0A66gYgQ
翌日


エレン「昨日はミカサが来たから、アルミンを連れて来た」

クリスタ「いらっしゃい、アルミン」

アルミン「呼ばれた理由をまだ教えて貰ってないけど、なにをするのかな?」

エレン「クリスタがアルミンの頭を撫でる」

アルミン「えっ? ぼ、僕の頭を?」 

35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:40:44 ID:0A66gYgQ
クリスタ「さっ、こっちの敷物の上に座って」

アルミン「……なにかの罰ゲーム?」

エレン「そんなんじゃねぇよ」

クリスタ「私に撫でられるのはいや?」

アルミン「そ、そんなわけないよ! えっと……はい、座ったよ」

クリスタ「ありがとう。じゃあ失礼して……」

アルミン「う、うん」 

36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:42:04 ID:0A66gYgQ
クリスタ「うわぁ、アルミンの髪って柔らかい。女の子みたいだね」

エレン「アルミンは立派な男だぞ。見た目はちょっと中性的かもしれねぇけど、中身はかっこいいんだからな」

クリスタ「あっ、ごめんねアルミン。女の子みたいなんて言っちゃって」

アルミン「気にしてないよ。よく言われてるから。それに、エレンみたいにちゃんと僕を見てくれる人がいるしね」

エレン「親友なんだから当たり前だろ」

アルミン「うん、そうだね。でも、ありがとう」

クリスタ「二人みたいな関係っていいなぁ」

エレン「なに言ってんだよ。クリスタにはユミルがいるだろ?」

アルミン「そうだよね。傍から見て微笑ましいくらいだよ」 

37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:43:13 ID:0A66gYgQ
クリスタ「えへへ。そう言われるとちょっと恥ずかしいかな」

アルミン「ところで、僕はいつまで撫でられ続けるの?」

クリスタ「もうちょっと我慢しててね」

エレン「クリスタが満足するまでだな」

アルミン(すごい得をしてるなぁ、僕。このままずっと、クリスタの小さな手で撫でられ続けたい……) 

38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:44:57 ID:0A66gYgQ
翌日


エレン「今日はライナーがついて来た」

ライナー「クリスタに撫でて貰えると聞いて」

クリスタ「私も一人連れて来たよ」

アニ「……」

エレン「珍しいな、アニ。お前は誘われても断りそうだと思ってた」

アニ「断ったよ。けど、無理やり連れて来られた」

クリスタ(エレンに撫でて貰えるよって言ったら、頬を緩めたのに……アニったら、素直じゃないんだから)

エレン「じゃあ、俺と一緒に見てるか?」

アニ「……うん」 

39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:46:13 ID:0A66gYgQ
クリスタ「ライナーはこっちの敷物の上に座ってね」

ライナー「お、おう!」

ライナー(いざその時になると、緊張する……いかんいかん、俺は戦士だ。こんな事でうろたえるな)

ライナー「い、いつでもいいぞ」

クリスタ「では、失礼して……」

ライナー(ふぉ~……なんだこれ、なんだこれ!? クリスタの手、気持ち良過ぎるだろ!)

ライナー(あっ、もう俺は戦士じゃなくていいや。一生兵士として、クリスタを守ろう)

クリスタ「ライナーはちょっと固めで、男の子って感じだね」 

40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:47:46 ID:0A66gYgQ
エレン「いつも通り、楽しんでるなぁ、クリスタ。ライナーも嬉しそうだし、良い事した気分だ」

アニ「……ねぇ」

エレン「ん?」

アニ「あんたは撫でないの?」

エレン「別に誰かの頭を撫でる趣味はねぇからな」

アニ「そう……」

エレン「なんで落ち込んでるんだよ。実はアニも撫でて欲しいのか?」

アニ「……そんな事、ない」

エレン「表情で丸わかりだぞ。ちょっと待ってろ」 

41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:49:25 ID:0A66gYgQ
エレン「クリスタ、アニの頭も撫でてやってくれ」

クリスタ「今はライナーの頭を満喫してるから、エレンがしてあげて」

エレン「俺が?」

クリスタ「うん」

エレン「俺かぁ……アニ、俺でいいか?」

アニ「勝手にどうぞ」

エレン「なら、クリスタが来るまでの繋ぎとでも思って、我慢しろよ」

アニ「ん」

アニ(……エレンの手、ゴツゴツしてる。でも、嫌じゃない……かも)

クリスタ(良かったね、アニ) 

42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:51:18 ID:0A66gYgQ
翌日


エレン「今日はジャンがついて来た」

クリスタ「いらっしゃい」

ジャン「あ、あぁ……」

ジャン(俺はミカサ一筋だ。だがしかし、女の子に触れた事もない俺が、一歩成長できるチャンス!)

ジャン(絶対に逃すわけにはいかねぇ) 

43 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:53:23 ID:0A66gYgQ
エレン「そこが撫でられる場所な。座ってくれ」

ジャン「お、おう……」

ジャン(お、落ち着け愚息! まだ触れられてもいないんだ!)

クリスタ「じゃあ、始めるね」

ジャン「お、おう」

ジャン(や、柔らかい……! 訓練で手の肉刺が潰れて、タコだらけになってるはずなのに……ッ!) 

44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 15:59:03 ID:0A66gYgQ
クリスタ「ジャンって、上は少し伸びてて横は短いから、一粒で二度お得って感じがするね」

エレン「横はショリショリ? ジョリジョリ?」

クリスタ「うーん……短いと言ってもコニーより長いから、ショリショリと普通の間くらいだね」

ジャン(あっ、ダメだ。もうダメだ。暴発する……)

ジャン(……ふぅ)

エレン「……? なんか変な臭いがしないか?」

クリスタ「本当だね。なんだろう? 生臭いって言うか、嗅いだ事がない臭い」

ジャン「……」 

45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:00:21 ID:0A66gYgQ
翌日


エレン「今日はベルトルトを連れて来た」

クリスタ「いらっしゃい」

ベルトルト「あの……僕は別に撫でて欲しくはないんだけど」

エレン「撫でられるより、撫でる方がいいのか?」

ベルトルト「そういうわけじゃなくて……」

クリスタ「それなら、私とエレンが撫でられるね」

エレン「また俺もかよ」

クリスタ「いいからいいから。はい、座ったよ、ベルトルト」

ベルトルト(人の話を聞いて欲しいなぁ……はぁ) 

46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:01:20 ID:0A66gYgQ
ベルトルト「じゃあ、少しだけ」

エレン「……」

クリスタ「……」

ベルトルト「どう、かな?」

エレン「……ベルトルトの手、でけぇ。父さんに撫でられてるような気がする」

クリスタ「うん、なんかすごく安心できるね」 

47 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:03:10 ID:0A66gYgQ
ベルトルト「そ、そう?」

エレン「悪いけど、もうちょっと続けてくれ」

クリスタ「私もお願い」

ベルトルト「うん。いいよ」

ベルトルト(なんだろ、この気持ち。僕に子供がいれば、こんな気分になるのかな?)

ベルトルト(……今だけは、全て忘れられる気がするよ。ありがとう、エレン、クリスタ) 

48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:05:07 ID:0A66gYgQ
翌日


クリスタ「今日はミーナを連れて来たよ」

ミーナ「やっほー、エレン」

エレン「いらっしゃい」

クリスタ「じゃあ、エレン、そこに座って」

エレン「ミーナが座るんじゃねぇのかよ」

ミーナ「私は撫でる側。エレンは撫でられる側。オッケー?」

エレン「もういいや。好きにしてくれ」

ミーナ「やったー! ではでは、早速ナデナデ」

クリスタ「私も混ざってナデナデ」

エレン(二人に撫でられるとくすぐったさが倍になるな。……当たり前か) 

49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:07:49 ID:0A66gYgQ
ミーナ「へぇ。男の子の髪ってこんな感触なんだね」

クリスタ「エレンは柔らかい猫の毛みたいだけど、みんな結構違ってたよ」

ミーナ「例えば?」

クリスタ「アルミンは凄く柔らかくてね、ライナーはちょっと固め」

ミーナ「ふむふむ。それで、クリスタのお気に入りは?」

クリスタ「うーん、やっぱりエレンかな。一番手に馴染むって言うか……。コニーも捨て難いけど」 

50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:11:09 ID:0A66gYgQ
ミーナ「良かったね、エレン。クリスタは一番エレンが好きだって」

クリスタ「か、髪の話だよ? それ以外は違うもん!」

ミーナ「残念だったね、エレン。クリスタは、髪以外、エレンの事はどうでもいいって」

クリスタ「そ、そんな事言ってないよ! エレンは好きだよ! あっ、いや、んと、友達としてだからね!」

ミーナ(慌てるクリスタ可愛い)

クリスタ「ミーナが意地悪だよぉ……」

ミーナ「ごめんごめん」

エレン(頭の上がうるせぇ。女二人でも姦しいって言うんだな)

エレン(……あれ? そういう意味じゃ、普段静かなミカサとアニは女じゃないのか?)

エレン(まっ、どっちでもいいか) 

51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:12:20 ID:0A66gYgQ
翌日


クリスタ「サシャを連れて来たよ」

サシャ「一緒に食糧庫を荒らす仲間と聞いて」

エレン「仲間にすんな」

サシャ「冗談です。さっ、思う存分私の頭を撫でて下さい」

エレン「その前に、あの敷物の上に座れ」

サシャ「はい」 

52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:16:36 ID:0A66gYgQ
クリスタ「じゃあ、撫でさせて貰うね」

サシャ「んふふ。クリスタの手つきは、柔らかくて温かいので、気持ちいいです」

クリスタ「そう言って貰えて嬉しい」

サシャ「あれ? エレンは撫でてくれないんですか?」

エレン「ん? 俺も撫でた方がいいのか?」

サシャ「はい! なぜか私は叱られるばかりで、あまり褒められませんから、こういう時間は貴重なんですよ」

エレン「訓練中、コニーと一緒にふざけたりしてるからだろ」

サシャ「おかしいですね。私は常に真剣なんですけど」

エレン「……今度、真面目なやり方を教えてやるよ」 

53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:18:35 ID:0A66gYgQ
サシャ「その時はお願いします。それはそれとして、エレンも撫でて下さい」

エレン「はいはい」

クリスタ「サシャの髪って、エレンに近いね。長さのせいで、少し感触が違うけど」

サシャ「それは褒められてるんでしょうか?」

エレン「貶されてないと俺は思いたい」

クリスタ「褒めてるんだよ。二人共、撫で心地がすごくいいから」

サシャ「えへへ。ありがとうございます!」

クリスタ(サシャは素直で可愛い。一つ年上なはずなのに、妹が出来たみたい) 

54 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:20:34 ID:0A66gYgQ
翌日


エレン「あれ? 今日は誰も連れて来てないのか?」

クリスタ「エレンも?」

エレン「マルコを誘ったけど、用事があるみたいでな」

クリスタ「私も似たような感じだったよ」

エレン「じゃあ、集まったばっかりだけど、解散するか」

クリスタ「どうして?」

エレン「どうしてって、撫でる相手がいないだろ?」

クリスタ「エレンがいるじゃない」

エレン「いい加減、俺には飽きてくれよ……」 

55 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:22:11 ID:0A66gYgQ
クリスタ「そういいながらも、エレンは大人しく座ってくれるんだよね」

エレン「慣れた」

クリスタ「じゃあ、私に撫でられるのも慣れようね」

エレン「気が向いたらな」

クリスタ「うん」 

56 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:23:29 ID:0A66gYgQ
十数分後


エレン「ふぁ~……」

クリスタ「眠たくなっちゃった?」

エレン「うん……」

クリスタ「寝ちゃってもいいよ。少ししたら、起こしてあげる」

エレン「うん……」 

57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:27:11 ID:0A66gYgQ
クリスタ「ふふっ、寝ちゃった。エレンはいつも頑張ってるもんね」

クリスタ「みんなより早起きして、自主訓練してるの、知ってるよ」

クリスタ「訓練が終わっても、みんなが兵舎に戻る中、夕食ギリギリまで残ってる事も」

クリスタ「エレンは頑張り屋さんだもんね。だから今だけでも、ゆっくりお休み」

クリスタ「私の手に、ほんの少しでも癒す力がある事を祈って……」 

58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/20(木) 16:28:48 ID:0A66gYgQ
本当に終わり

いちゃいちゃ関係なくなったけど仕方ないね
お疲れ様