前回 ちひろ「私の誕生日はとっくに終わったわけですが?」 前編

347: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:46:13.08 ID:WwLEOWj40
完成

小梅「ふふ、できた…」

輝子「…フヒフヒヒ、キノコハンバーグの完成だ…ヒャッはモググ」

アーニャ「寮では静かにです♪」ガシッ

輝子「モゴモゴ」

蘭子「音速の如し…(口抑えるの速いですね)」

武内P「とてもおいしそうなハンバーグです」

小梅「なかなかの、自信作…」

蘭子「うむ!」

アーニャ「さあ、食べましょう」

輝子「フヒ…キノコを見ても、騒がないようにしないと…」

武内P「では、いただきます」


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348: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:49:42.02 ID:WwLEOWj40
武内P「…とても、おいしいです」

蘭子「よ、よかったぁ…」

アーニャ「ふふ、蘭子頑張ってた甲斐がありましたね」

小梅「プロデューサーさんのこと…考えながら作ってたもんね…」

蘭子「な、ななななにを言う!」

小梅「私も…プロデューサーさんのこと考えながら作ってたよ…?」

武内P「あ、ありがとうございます…」

蘭子「む、むぅ…我が友ともあろうものが…(プロデューサー、デレデレしてる…)」

349: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:50:33.17 ID:WwLEOWj40
蘭子「むっ…我が友、頬に聖痕が…(プロデューサー、ほっぺにソースが…)」

輝子「あ、ほんとだ…」

小梅「ふふ、ゾンビみたい…」

アーニャ「…えいっ」チュっペロ

蘭子「なな、なななにを!?」

武内P「!?」

小梅「!?」

輝子「フヒ」

武内P「ア、アナスタシアさん…?」

アーニャ「食べなきゃ勿体無いです♪」

蘭子「むぅ~」

蘭子(私だって…うぅ…)

350: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:51:09.50 ID:WwLEOWj40
食後

武内P「ご馳走様でした。とてもおいしかったです」

アーニャ「では、片付けします」

蘭子「うむ…」

武内P「片付けくらい私も…」

小梅「お客さんだから…大丈夫」

武内P「そ、そうでしょうか」クビサワ

輝子「キノコを食べても…静かにしてた…偉いな私…」

351: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:51:48.50 ID:WwLEOWj40
武内P「すみません何から何まで…では、私はこれで」

アーニャ「もう帰っちゃうんですか?」

武内P「やはり女子寮ですので…長居するわけにも」

小梅「…そっか、また来てね」

武内P「…機会があれば…ですかね」クビサワリ

輝子「フヒ…次来た時は、自慢のキノコたち…見せてあげるよ…」

アーニャ「ふふっ」ギュッ

武内P「!?」

武内P「な、なにを…」

アーニャ「さよならのハグ、です♪」

小梅「もう…アーニャちゃん…ベタベタしすぎ…ずるい」

蘭子「我が友…」

蘭子(さびしい…アーニャちゃんばっかりずるいよ…)

武内P「え、ええと…ではこれで。本日はありがとうございました」ガチャッ

352: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:53:28.13 ID:WwLEOWj40
アーニャ「では、私たちも部屋に戻りましょう」

輝子「フヒ」

小梅「そうだね…お風呂だれはいる?」

輝子「私は最後でもいい…」

アーニャ「ダー…私はいります」

小梅「…あれ?蘭子ちゃんは…?」

輝子「…トイレかな?」

353: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:54:31.90 ID:WwLEOWj40
武内P(さて、帰りますか)

「プ、プロデューサー!」スタタタタタ

武内P(?…誰か走ってきますね)

蘭子「~~っ!」ギュー

武内P「!?か、神崎さん?」

蘭子「プロデューサーっ…!」ギューー

武内P(抱きつかれながら涙目で見つめられます)

武内P「ど、どうしましたか?」

蘭子「うぅ…」ギュー

武内P「これは…一体どうすれば」クビサワリ

蘭子「うぅぅ…うぇーーん」ギューー

武内P「!?」

武内P(なぜか泣いてしまいました)

354: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:55:07.00 ID:WwLEOWj40
武内P(と、とりあえず落ち着いてもらいましょう…)ナデナデ

蘭子「!…グスッ」ギュー

武内P「お、落ち着いてください」ナデナデ

蘭子「…ぅぅ…」ギュー

武内P「い、一体なぜこんなことを…」ナデナデ

蘭子「だって…だってぇ…アーニャちゃんばっかり…ずるいよぉ」グスグス

武内P「…わ、私は…そんなつもりでは…」

蘭子「…ヒッグ…ぅぅぅ」ギュー

武内P(こ、困りました…)なでなで

355: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:57:59.28 ID:WwLEOWj40
遠くで見てる人たち

小梅「蘭子ちゃん…」

アーニャ「…ちょっと、ベタベタしすぎ、でしたね…」

小梅「…まあ、アーニャちゃんの…ベタベタしたい気持ちも…蘭子ちゃんの気持ちも…わかるよ…」

アーニャ「…イズヴィニーチェ、ごめんなさい」

小梅「…ううん、大丈夫だよ…私も…ベタベタするし」ナデナデ

「ヒャッハーーーーー!!風呂だァァ!!!」

アーニャ「…ふふ、輝子、また叫んでます」

小梅「…あれ、アーニャちゃんが入るんじゃなかったっけ」

アーニャ「なんとなくです」

357: ◆d0hZ1USyYNJW 2015/12/31(木) 23:59:36.06 ID:WwLEOWj40
蘭子「…ふう」ギュー

武内P「…落ち着きましたか?」ナデ

蘭子「…ぅん」

武内P(まだ元気がないですね)

武内P「…もし良ければすこし、ドライブでも…しますか?」

蘭子「…!いいんですか?」

武内P「ええ、いきましょう」

蘭子「…やった」パァァァ

武内P「では、車に」ガチャ

蘭子「うむっ」

358: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 00:05:17.50 ID:Qa2tebNp0
ブーン

武内P「…クリスマスが終わっても、まだイルミネーションは残ってますね」

蘭子「うむ。ペルセウス星雲の如し(キラキラしてて眩しい…)」

武内P(ドライブ…とはいったものの…普段しないものでとこに行けばいいのか)

武内P(…無難なのは海、とかでしょうか?)

359: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 00:07:15.02 ID:Qa2tebNp0


武内P「…夜の海、です」

蘭子「おお…静寂なる闇が時を刻む…(静かで真っ暗だー)」

武内P「ええ、暗いのでより星空が映えて見えませんか?」

蘭子「…わあ…」

武内P「…どう、でしょうか」

蘭子「とっても、綺麗…」

蘭子「そ、その…我が友…」モジモジ

武内P「…はい、なんでしょう」

蘭子「…新たなる、契りを…交わしても良いか?」

武内P(…契り…交わす…どういう意味でしょう…?)

361: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 00:08:31.59 ID:Qa2tebNp0
武内P(…契り…約束、でしょうか)

武内P「ええ、構いませんよ」

蘭子「で、では…」スッ

神坂さんは目を閉じ、両手を私の頬へ当てると

蘭子「…ちゅぅ」

唇を重ねました

武内P「…!」

蘭子「…」スッ

蘭子「これが…契り。契りは、一定期間で更新しなければならないの…だから、また…///」

武内P「…神崎、さん」

蘭子「…さあ、約束の地へ参らん(さー帰りましょう)」

武内P「え、ええ…」

武内P(神崎さんは帰りの車の中、顔を真っ赤にしてずっと俯いておりました)

362: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 00:12:27.76 ID:Qa2tebNp0
第1部完

373: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:10:59.86 ID:Qa2tebNp0
第2部始めます
安部菜々SSR当たりません

375: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:13:31.36 ID:Qa2tebNp0
この日の昼

「…プロデューサー、なんかあった?」

杏がそう言うと、目の前にいる巨大な彼はすこし困ったように眉を動かして答えた。

武内P「私ですか?……とくにない、と思います…」

プロデューサーは自覚してないのかな?
それとも…妙に間が空いてたし、心当たりはあるのかも。

376: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:18:16.46 ID:Qa2tebNp0
ご飯を食べたあとも杏はそのことばっかり考えてた。

「…きらり、最近のプロデューサー、なんか変だと思わない?」

きらり「Pちゃん?変ってどういう意味だにぃ?」

「いやほらさー、前まで極端にスキンシップ避けてたのにさー。最近はみんなとベッタベタな感じじゃん?」

「プロデューサーが変わるきっかけとなる何かがあったと思うんだよね」

きらり「…杏ちゃんPちゃんのことよく見てるにぃ☆」

「よ、よせよ~そんなんじゃないから」

きらり「ふふ…とりあえず、みんなにも聞いてみゆ?」

「そうしよっか」

377: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:18:51.41 ID:Qa2tebNp0
後日
武内Pの家

武内P(…今日はオフです)

武内P(…特に予定はありませんが、そろそろ…)

電話「プルルルル」

ガチャ

武内P「もしもし、はい…はい、ええ、家にいますので。はい、わかりました」ガチャ

武内P(さて、準備を済ませましょう)

378: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:19:45.10 ID:Qa2tebNp0
ピンポーン

武内P「!」

武内P(思ったより早く来ましたね)

ガチャ

武内P「どうぞ」

「ふふ…おはようございます」

武内P「おはようございます、白坂さん」

小梅「えへへ…今日もおすすめのホラー映画…もってきたよ…」

武内P「では、見ましょうか」

小梅「…まって…また、部屋散らかしてる…掃除しよ…?」

武内P「ま、またですか…」

小梅「プロデューサー、私がいないと掃除しないんだもん…」

武内P「い、家にいる時間が短いものでして…」

小梅「ほら、いいからやろ…?」

379: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:20:17.95 ID:Qa2tebNp0
そうじおわり

小梅「…これで…いいかな」

武内P「ええ、ありがとうございました」

小梅「…わたしがいないとだめだね…えへ」

武内P「そう、ですね」ニコ

小梅「じゃあ、見よっか…」

380: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:20:53.55 ID:Qa2tebNp0
小梅「…どきどき、するね…」

武内P「あの、白坂さん…その、なぜ私の膝の上に…」

小梅「…今日は…こういう気分…」

武内P「…なるほど」クビサワリ

小梅「…強かったら…ぎゅってしても…いいよ?」

武内P(上目遣いでそう言われましたが…)

武内P「…怖いのはそこまで苦手ではないので」

小梅「…そっか…」

381: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:21:48.72 ID:Qa2tebNp0
テレビ「ギェアアアアアア」

小梅「…きゃー…こわーい…」ぎゅっ

武内P(白坂さんが振り向いて抱きついてきました)

武内P「…普段は、そんなに怖がってないですよね」

小梅「…きょうは…こわーい…」ギュー

武内P「…」クビサワリ

382: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:23:01.48 ID:Qa2tebNp0
テレビ「ピニャァァァァァァエエエェァ」

武内P「…」

ヒンヤリ

武内P「!?」

武内P(首筋に何か触れたような…)ギュー

小梅「…ふふ、抱きしめてくるなんて、珍しいね…」

武内P「あっ…すみません」

武内P(驚いて抱きしめてしまいました)

小梅(…あの子…ありがと…)

小梅「ふふ…怖かったら…いつでも抱きしめていいよ…?」

武内P「い、いえ」

ヒンヤリ

武内P「!?」ギュッ

小梅「あっ…もう…//」

武内P「す、すみません」

武内P(お、おばけでしょうか)

383: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:23:46.84 ID:Qa2tebNp0
テレビ「oh...カマン!イェスシーハーシーハ」スパンスパーン

武内P「」

武内P(な、なぜこのようなシーンが…濡れ場、というやつですか…?)

小梅「わ…わぁ…///」モゾモゾ

武内P(上に座られた状態でモゾモゾされます…)

小梅「…///」チラッチラッ

武内P(私とテレビをちらちら見ていますが…)

武内P(無心だ…無心になれ)

テレビ「oh~」スパンスパーン

小梅「…は、恥ずかしい…///」ギュッ

武内P(…こちらに振り向いて私の胸に顔をうずめてしまいました)

ヒヤァ

武内P「!」ギュゥ

武内P(ま、また首筋にひんやりとした感覚が…)

小梅「…えへ」

384: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:24:56.61 ID:Qa2tebNp0
武内P(ようやくホラー映画は終わりましたが…なんども首筋にひんやりした感覚がありました…)

武内P「さて、そろそろお昼にしますか」

小梅「…うん…いつもみたいに、一緒につくる…?それともプロデューサーさんは見てる…?」

武内P「いえ、私も一緒に作りましょう」

小梅「ふふ…そういうとおもった…」

385: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:25:30.35 ID:Qa2tebNp0
食後

武内P小梅「ごちそうさまでした」

武内P「とてもおいしかったですね」

小梅「うん、プロデューサーさん…相変わらず手際がよかった…」

武内P「一人暮らしですから、慣れてしまったもので」

小梅「…一人暮らし…さびしくないの?」

武内P「…そうですね、最近事務所がますます賑やかになってきたので、家に着くと余計に寂しさを感じてしまいますね」

小梅「…じゃあ、私がここに住んであげよっか…?」

武内P「い、いえ…さすがにそれは…」

小梅「…冗談、だよ…」ニコ

武内「…そうですよね」クビサワリ

小梅(…今は、ね)

386: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/01(金) 23:26:11.98 ID:Qa2tebNp0
小梅「…じゃあ…そろそろ帰るね」

武内P「では、寮まで送ります」

小梅「ううん、大丈夫だよ…みんなに見られても…大変でしょ?」

武内P「…たしかに、それもそうですね」

小梅「…でも…ちょっと寂しい…」

武内P「…また、これますよ」

小梅「…うん」

小梅「…」ピョンピョン

武内P「?」

武内P(なぜ私の前で跳んでいるのでしょう)

小梅(唇…うまくとどかない…)

小梅「ちょっと…しゃがんで…」

武内P「こ、こうですか…?」スッ

小梅「…えい」チュッ

小梅「…またくるね…///」ガチャ

武内P「」

400: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/04(月) 23:50:26.56 ID:HdkKFB520
きらり「みーんなに話聞いてみたけど、Pちゃんと色んなことしてるみたいにぃ☆」

「…まあ、いつの日だかプロデューサー自身もそんなようなこと言ってたっけ」

杏ときらりでCPのアイドルたちに話を聞いたけどいつの日か私を家まで送った時話したように、色んな子とあんなことやこんなことをしているらしい。
…まあ杏には関係ないけどね。

「…でもさ、なんでいきなりそんなふうになったのか気にならない?」

きらり「杏ちゃんが珍しく積極的だにぃ」

「…そんなことは、ないけど…」

きらり「ふふ☆…でも、なんでかにぃー」

「みんなの話を聞くとここ1~2ヶ月でベタベタし始めたみたいだけど…」

プロデューサーはきっとみんな平等に接しようとしてるんだろうけど、きっとなにかそうなった原因があるはず…
ここ1~2ヶ月であった何かのイベントが原因…かな?
クリスマスよりも前…
それに凛ちゃんの話からするとやっぱりあの人が始まりだし…

「…きらり、あの人に話を聞きに行こう」

401: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/04(月) 23:55:39.16 ID:HdkKFB520
後日
ライブ会場

凛「みんな、今日はきてくれてありがとう」

加蓮「私たちのライブ、最後まで楽しんでね!」

奈緒「1曲目はもちろん、あの曲だー!」

ウオオオオオオォ

武内P「…3人とも、流石のライブパフォーマンスですね」

武内P(…しかしまさか美城専務にトライアドプリムスの付き添いを頼まれるとは思いませんでした)

武内P「…渋谷さんも、NGのときとはまた違った顔をしていますね」

402: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/04(月) 23:58:44.20 ID:HdkKFB520
「ありがとうございましたー!!」

凛「ふうっ…あ、プロデューサー。ちゃんと見てた?」

武内P「勿論です。素敵なステージでした」

凛「ふふ、ありがと」

奈緒「い、いやぁ緊張した…」

武内P「神谷さんも、とても可愛らしくていい笑顔でした」

奈緒「ななななに言ってんだ!?かっ…かわいいって…///」

凛「…」ビシ

武内P「…なぜ私は叩かれたのでしょう」

凛「さあね」

奈緒「うう…///」

加蓮「…ふぅっ……」

凛「…加蓮?大丈夫?」

加蓮「…う、うん、大丈夫。ちょっと激しく動きすぎちゃったから…」

凛「顔、蒼くなってるよ。肩貸す?」

加蓮「ううん、大丈夫だから…凛も疲れてるでしょ?平気だよ」

403: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:00:05.81 ID:3MDEJ97Y0
加蓮「…あれ?」フラッ

奈緒「!?加蓮っ!」

凛「嘘っ!?」

武内P「っ…!」ダッ

武内P「北条さんっ」ガシ

加蓮「う…ご、ごめんなさいっ…ちょっと、貧血が…」

武内P「じっとしていてください。私が運びますから」

加蓮(か、顔…近い//)

奈緒「は、はやく医務室へ行こう!」

凛「うんっ」

加蓮「や、やだなぁ二人共…貧血くらいで大袈裟だって」

武内P「とにかく、医務室へ向かいましょう」ガシッ

加蓮「って、お姫様抱っこ!?」

武内P「これが運びやすいので」

加蓮「は、恥ずかしいから…///」

奈緒「う、うわぁ///」

凛「ふーん…まあ今は許してあげる」

404: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:01:24.42 ID:3MDEJ97Y0
医務室

武内P「…おろしますね」スッ

加蓮「う、うん」

凛「加蓮、大丈夫?」

加蓮「もう、だから大丈夫だって。ただの貧血なんだから…」

奈緒「で、でも心配しちまうだろ」

加蓮「…ありがとね」

奈緒「や、やめろよ恥ずかしいから」

凛「ふふ、なに照れてんの?」

奈緒「て、照れてない!///」

405: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:02:35.52 ID:3MDEJ97Y0
武内P「とりあえず、お二人は先に戻って着替えなどを済ませておいてください」

凛「え?」

奈緒「わかった!加蓮を頼んだぞ」

武内P「ええ、まかせてください」

凛「え?」

凛「いやいや」

奈緒「ほら、行くぞー」

406: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:03:14.74 ID:3MDEJ97Y0
加蓮「…えっと、ありがとう」

武内P「いえ、私は当然のことをしたまでですから」

加蓮「ふふ、格好いいこと言うじゃん」

武内P「…い、いえ」

加蓮「それに、お姫様抱っこだなんて…そんなことする人だと思わなかったよ」

武内P「す、すみません」

加蓮「ああ、もちろん悪い意味じゃないよ」

加蓮「見た目からして堅物~って感じだからさ」

武内P「そう、でしょうか」

407: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:04:12.16 ID:3MDEJ97Y0
加蓮「…よし、もう大丈夫。じゃあ、控え室にもどらないと…うわっ」フラッギュッ

武内P「!?」

加蓮(や、やだ、バランス崩して抱きついちゃった…///)

武内P「…その、本当に無理はしないでください。あなたが倒れてしまったら私は…」

加蓮(わ、私は…なに?)ギュ

武内P「…もう少し休んでからにしましょうか」

加蓮「…そう、だね」ギュ

武内P「…北条さん?」

加蓮「…なんか、こうしてると安心する」ギュ

武内P「し、しかし…」

408: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:05:07.94 ID:3MDEJ97Y0
ちょっと休んだ後

加蓮「そうだ、またお姫様抱っこで控え室まで運んでよ」

武内P「また、ですか?」

加蓮「うん、まだちょっとふらつくから」

武内P「それならまだ横になっていた方が良いのでは…?」

加蓮「…いいから、ほら」ギュッ

武内P「…わ、わかりました」

加蓮「ふふ」

409: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:05:53.22 ID:3MDEJ97Y0
奈緒「うう…加蓮のやつ、大丈夫かな?」

凛「心配だし、はやく着替えて医務室いこう」

奈緒「お、おう!」

凛「私もう着替え終わったよ」

奈緒「は、早いな」

トントンガチャ

武内P「し、失礼しま」

加蓮「あ、奈緒が着替えてる」ギュ

奈緒「う、うわああああああ///」

武内P「す、すみません!」バタン

410: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:06:33.01 ID:3MDEJ97Y0
凛「ねえ、なんでまたお姫様抱っこしてるの?」ガチャ

加蓮「あ、凛は着替え終わってるんだ」

凛「着替え終わってるんだ、じゃないよ。なんでまたお姫様抱っこしてるの」

加蓮「まだ貧血でフラフラしちゃうからさ、運んでもらっちゃった」

凛「…もう着いたんだし降りなよ」

加蓮「ついでだし中まで運んでもらうよ」

凛「…ふーん」ツネリ

武内P「…何故私の耳をつねるのでしょうか」

凛「…自分で考えなよ」

411: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:07:22.16 ID:3MDEJ97Y0


武内P「では、みなさんをご自宅まで送ります」

凛「ありがと」

412: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:08:02.67 ID:3MDEJ97Y0
加蓮と奈緒を家に送った後

凛「…」

武内P「…」

凛「ねえ、アンタさ。ここ最近どうしちゃったの」

武内P「…と、言いますと」

凛「色んな人とベタベタしてるじゃん」

武内P「…同じことを、他の方からも聞かれました」

凛「……私は別にいいんだけどさ、あんまりいい事じゃないんじゃないの」

武内P「…そう、ですよね」

凛「まあアンタのことだから強く押されたら断れないんだろうね」

武内P「否定はできません…」

凛「しっかり断らなきゃダメだよ」

413: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:08:39.30 ID:3MDEJ97Y0
凛「例えば、こんなことされた時とかさ」ギュッ

武内P「…!?あ、あの、運転中ですので…腕に抱きつかないでください」

凛「やだ」ギュー

武内P「…」

凛「ふふ、やっぱ断れないじゃん」ギュー

武内P「…私は断ったつもりなのですが」

凛「相手を止めさせないと断ったことにはならないでしょ」ギュー

武内P「…」

414: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/05(火) 00:09:26.63 ID:3MDEJ97Y0
武内P「…」

武内P(赤信号です)

凛「…まあ、アンタが断れないのは仕方ないのかもね。詳しく知らないけど、CPを担当する前に色々あったらしいし」

武内P「…ええ、まあ」

凛「でも、これだけは言っとくよ」

武内P「…なんでしょうか」

凛「…」スッ

武内P(両手で頬を抑えられて、彼女の方を向かされました)

凛「…」チュー

武内P「!?」

凛「…たとえ、プロデューサーに色んな女の子が寄ってきても、私は負けないよ」

武内P「し、渋谷さん…?」

凛「ほら、蒼になったよ」

武内P(…そういう渋谷さんの頬は赤く染まっていました)

429: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:07:44.85 ID:HE/o6SqL0
とある運動場

武内P「今日はこの大きな運動場で撮影です」

卯月「わあー広いですね!」

美穂「うう、ブルマなんて恥ずかしい…」

武内P「それから、今日は初めてお仕事がご一緒になるかたもいるので、お互い協力してください」

ほたる「よ、よろしくおねがいします」

柚「よろしくおねがいしまーす」

穂乃香「…」ボー

柚「…ホノカちゃん?」

穂乃香「あっ、すみません。よろしくお願いします」

卯月「みなさんかわいいですね!よろしくおねがいします!」

美穂「みんなよろしくねっ」

武内P「では、行きましょう」

430: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:09:43.11 ID:HE/o6SqL0
穂乃香「…」ジー

柚「…ねーホノカちゃん。なんでそんなに熱心にプロデューサーを見てるの?」

穂乃香「ぴにゃこら太に似てて…かっこいい…」キュン

柚「えっ」

柚「…まあ、身長もでかいしかっこいいっちゃかっこいい…のかな」

穂乃香「…///」

ほたる「きゃあ!」ズルッドン

美穂「うわわ!」ズテーン

武内P「っ!?」バタ

武内P(白菊さんが足を滑らせて小日向さんを押し、転んだ小日向さんが私を押し倒してしまいました)

431: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:12:04.57 ID:HE/o6SqL0
美穂「うう…」ギュー

武内P「その、怪我はありませんか?」

美穂「ってプロデューサーさん!?ご、ごめんなさい~///」バッ

卯月「美穂ちゃん、大胆ですねー」

美穂「そ、そんなんじゃないから!」

ほたる「わ、私のせいで…すみません…!」

卯月「ふふ、えーい!」ドン

ほたる「きゃっ」ギュツ

武内P(次は白菊さんに抱きつかれました)

ほたる「す、すみません…///」バッ

卯月「これでおあいこですね!」

ほたる「う、卯月さんっ…」

武内P「その、怪我したら大変ですから、気をつけてください」

卯月「えへへ、すみません」

432: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:17:25.38 ID:HE/o6SqL0
柚「おーっ、ホノカちゃん、これはぼーっとしてると取られちゃいそうだよ?」

穂乃香「と、取られちゃうって…わ、私はそんなんじゃないですからっ」

柚「でもカッコいいとか言ってたじゃん?」

穂乃香「そ、そうですけど…」

柚「それともアタシがとっちゃおうかな~♪」

穂乃香「だ、ダメ!」

柚「じゃーガンバってねーっ」

穂乃香「う、うう…///」

433: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:19:54.64 ID:HE/o6SqL0
その後

武内P(…みなさん仲良くできているようですね)

穂乃香「…プ、プロデューサー!」

武内P「はい。なんでしょうか」

穂乃香「え、えっと…その…」

穂乃香(い、勢いできちゃったけど…何話せばいいんだろう…)

武内P「…?」

穂乃香「…うう」

武内P「…体調でも、優れませんか?」

穂乃香「い、いえ、そういうわけでは…」

穂乃香「…お、お話、したいです」

武内P「…」

穂乃香「だ、ダメですか…?」

武内P「構いませんよ」ニコ

穂乃香「やった…」パアア

柚(おー、あんなにしおらしいホノカちゃん初めて見たかも)

434: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:22:43.99 ID:HE/o6SqL0
武内P「…」

穂乃香「…」

穂乃香(は、話が思いつかない…)

柚(もう、見てらんないなー)

柚「二人ともー何話してるのかなー?」

武内P「喜多見さん」

穂乃香「柚ちゃん…」

柚「ほらほらちゃんと話しなよ~♪」コソコソ

穂乃香「そ、その、話が思いつかなくて」コソコソ

武内P(…目の前で内緒話をされていますが…なにを話しているのでしょうか)

435: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:23:45.03 ID:HE/o6SqL0
柚「こういうのは勢いで行くんだよー」コソコソ

穂乃香「いっ勢いって…?」コソコソ

柚「こういうことだー!」ドーン

穂乃香「きゃっ」ムギュ

武内P(またですか)

穂乃香「す、すみませんっ!もう、柚ちゃん///」

柚「これでみんなに並んだねー」

436: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:24:49.37 ID:HE/o6SqL0
「おい近くの球場から球が飛んできたぞ!!あぶねえ!」

武内P「!?」

柚「え?球って野球の?」

ほたる「え?」

ほたる(こ、こっちに向かってきてる…)

卯月「ほたるちゃんっ!」

武内P「危ない!」ズダダダダ

ほたる(これ、きっと私に当たるんだろうな…)

ほたる「…っ!」

武内P「ふっ!」パシィ

美穂「プ、プロデューサーさんが片手で受け止めた!」

武内P「…危ない、ところでしたね」

ほたる「プ、プロデューサーさん…!」

ほたる(やだ…かっこいい…///)

437: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:25:29.02 ID:HE/o6SqL0
近くの球場

未央「ユッキー場外ホームランじゃん!すごいすごーい!」

友紀「ふっふっふ。まああたしにかかればこんなもんだよねー!」

未央「じゃあ次は未央ちゃんが打つぞー!」


438: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:26:35.79 ID:HE/o6SqL0
「おい次はバットが飛んできたぞ!!!」

柚「いやなんで?」

ほたる(ま、またこっちにきてるー!)

武内P「ふん!」ガシッ

卯月「プロデューサーさん、またとりました!凄いです!」

穂乃香「…手、いたくないのかな?」

武内P「ふう…」

ほたる「ご、ごめんなさい…私が不幸なせいで…!」

武内P「いえ」

439: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:27:16.36 ID:HE/o6SqL0
近くの球場

友紀「ちょっと!バットぶん投げてどうすんの!」

未央「いやーごめんごめん、手が滑っちったー」

友紀「逆にあそこまで投げれるってすごいよ」

440: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:29:36.34 ID:HE/o6SqL0
「い、隕石が降ってきた!!」

武内P「ぬっ!」カキーーン

卯月「う、打ち返した!!」

美穂「プロデューサーさん、凄すぎです!」

柚「もはや人間の域を超えている」

穂乃香「…かっこよすぎです///」キュンキュン

ほたる「…ご、ごめんなさい…も、もう私から離れたたほうがいいですよ…!私が不幸なせいであなたに迷惑がっ」

武内P「いえ、私は大丈夫です。(危ないので)私の側にいてください。私が守ります」

ほたる「えっ…///」

ほたる(そ、側にいろって…///)

ほたる(…この人なら、私が不幸だったしても…大丈夫なのかな)

ほたる「は、はいっ//」

441: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:30:21.05 ID:HE/o6SqL0
近くの球場

友紀「ちょっと!隕石振らせてどうすんのさ!」

未央「いや、それは私じゃないよ!そんなことできるのよんのんくらいじゃないの」

友紀「それもそっか」

442: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:30:59.68 ID:HE/o6SqL0
穂乃香「き、聞きました…側にいろって…言ってましたよね?」

柚「…………いやいや、あれはそういうんじゃないよきっと」

穂乃香「じゃ、じゃあどういう…」

柚「危ないから離れないでってことだよきっと!まだ諦めちゃだめだよ!」

穂乃香「で、でも…」

柚「もう、取られそうなら奪っちゃいなよ!」

穂乃香「う、奪うだなんてそんな!」

柚「でも、もうガンガン攻めてくしかないと思うよ?」

穂乃香「そ、そうなのかな…」

穂乃香「よ、よし!私やります!」

柚「おー」

柚(…アタシもちょっとプロデューサーに興味もっちゃったかも)

443: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:32:01.99 ID:HE/o6SqL0
撮影おわり

武内P「ふぅ…」

武内P(今日は一段と疲れました)

ほたる「…」チョコン

武内P「…どうしました?」

武内P(白菊さんにスーツの袖を指で引かれています)

ほたる「い、いえ…その、側にいろと言われたので…///」

武内P「…」クビサワリ

武内P「し、しかし撮影も終わりましたので、着替えたほうが良いのでは…?冬に体操着姿は寒いでしょう」

ほたる「あ、そ、それもそうですね…」

武内P「…というより上に切るジャージやウインドブレーカーも用意されていたはずでは…?」

ほたる「そ、その…撮影中地面に置いていたら鳥のふんが…」

444: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:32:41.70 ID:HE/o6SqL0
武内P(…風邪を引いてしまいそうで少し心配ですね)

武内P「でしたらこれを…どうぞ」ヌギヌギスッ

ほたる「いいんですか?プロデューサーさんの上着…借りてしまっても…」

武内P「ええ、貴方に風邪を引かれてしまっては困りますので…」

ほたる「あ、あったかい…ありがとうございます…!」ニコッ

ほたる(なんだろう…この人といると、不幸が逆に幸せになるみたい…)

ほたる「着替え、終わったら返しますね…!」スタタタ

武内P(…彼女も、いい笑顔ですね)

445: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/08(金) 00:33:27.02 ID:HE/o6SqL0
穂乃香「プ、プロデューサー!!」

武内P「は、はいっ」

穂乃香「あ、ああの…その…」

武内P「…?」

穂乃香「もし、よければ…連絡先を教えていただいても、よろしいですか?」

武内P「…連絡先、ですか?」

穂乃香「ダメ、ですか…?」

穂乃香(やっぱり、いきなりで変に思われてるかな?)

武内P「いえ、構いませんよ。何か聞きたいことなどがありましたらぜひ連絡してください」

穂乃香「やった…!」

458: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:03:45.56 ID:axGoKHJy0
帰り

武内P「では、島村さんはお家に、小日向さんは寮まで送りますね」

卯月「おねがいします!」

美穂「お、おねがいします」

武内P「では、向かいますね」

459: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:07:21.75 ID:axGoKHJy0
卯月「なんだかお腹が減ってきました~」

美穂「私もー」

武内P「もう、夜ですからね」

卯月「3人でご飯食べに行きませんか?」

武内P「…構いませんが」

美穂「私も平気だよ」

卯月「えへへ、じゃあいきましょう!」

武内P「どこへ行きますか?」

卯月「あ、私が案内しますね!まずはそこを右に曲がってください」

武内P「はい」

美穂(卯月ちゃん、どこかオススメがあるのかな?)

460: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:10:26.71 ID:axGoKHJy0
卯月「つきました!ここです!」

武内P「…あの」

美穂「う、卯月ちゃん…?」

卯月「どうかしましたか?」

武内P「ここは島村さんのお家ですよね」

美穂「卯月ちゃんちで食べるの?」

卯月「はい!」

武内P「し、しかし…」

卯月「さあ、あがってください♪」グイグイ

461: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:13:38.01 ID:axGoKHJy0
美穂「お、お邪魔しますっ」

武内P「お邪魔します…」

卯月「ただいまー。あ、あれーままとぱぱがいないぞー(棒読み)」

卯月「あっ、そういえばふたりともきょうはでかけてるんでしたー(棒読み)」

武内P「…」

武内P(ご両親不在の中女子高生の家にあがる…これは、大丈夫なのでしょうか…)

美穂(卯月ちゃんのご両親いまいないんだ…な、なんだか余計に緊張しちゃうな…)

462: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:14:33.13 ID:axGoKHJy0
食後

卯月「プロデューサーさんお料理上手でしたね!」

美穂「うん、テキパキ動いててすごかったね」

武内P「一人暮らしで、慣れていますので」

卯月「私はあんまり得意じゃないので羨ましいです!」

武内P「練習すればきっとすぐに上達しますよ」

卯月「あ、じゃあ今度教えてください!」

武内P「ええ、かまいませんが」

美穂(…なんかこのジュース変わった味するなー)ゴクゴク

卯月「えへへ、じゃあ今度はプロデューサーさんのおうちにいきましょう!」

武内P「そ、それはまずいのでは…?」

卯月「でも楓さんがプロデューサーさんのおうちに行ったことあるって言ってましたよ?」

武内P(高垣さん…なぜ話してしまったのでしょうか…)

463: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:17:01.77 ID:axGoKHJy0
美穂「うふふわたひもいきたいれす~」ギュー

武内P「こ、小日向さん!?」

卯月「み、美穂ちゃんっ?てあれ、これパパのお酒だった!」

美穂「ぷろりゅーさーはん~えへへ~」ギュー

卯月「よ、酔っ払っちゃってる…」

武内P「し、島村さんは大丈夫ですか?」

卯月「私はほとんど飲んでなかったので大丈夫だとは思いますけど…」

美穂「むー、こっち向いてください~」グィー

武内P「こ、小日向さん、離れてください」

美穂「いやれすっ」ギュー

卯月「え、えっと、とりあえずお水持ってきますねっ」

464: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:18:04.11 ID:axGoKHJy0
美穂「ぷろりゅーさーさんは、くまさんみたいでかっこいいです」ギュー

武内P「そ、そうですか」

美穂「きょう、だきついちゃったときからずっとどきろきしちゃっれました~」ギュー

武内P「…」

美穂「これっれしゅきってことなのかな?」

武内P「ち、違うとおもいます」

美穂「…なんでそんなこというんれすか」

武内P「す、すいません」

美穂「そんなことするひとは、こうです」ブチュウーーーー

武内P「っ!」

武内P(…また、アイドルとしてしまった)

美穂「…れろれろ」ブチュウ

武内P「!?!?」

465: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:18:46.44 ID:axGoKHJy0
武内P(し、舌が入ってきてっ…)

卯月「…美穂ちゃんお水っ…わ、わぁ///」

武内P「…」

美穂「う、うぅ…」ガクッ

美穂「スヤ…スヤ…」

武内P(…ね、寝てしまいました)

卯月「えっと…と、とりあえず美穂ちゃんを私の部屋のベッドまで運びますか?」

武内P「そ、そうですね…」

466: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:19:22.81 ID:axGoKHJy0
卯月部屋

武内P「…」ソッ

美穂「ぅぅ…」クタァ

卯月「お、おつかれさまです」

武内P「い、いえ」

卯月「なんだか、お姫様抱っこも慣れた雰囲気でしたね!」

武内P「そ、そんなことはないです」

467: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:20:14.35 ID:axGoKHJy0
卯月「…」

武内P「…どうかしましたか?」

卯月「プロデューサーさん、最近いろんなひとと、その…いろんなことしているじゃないですか」

武内P「…そう、ですね」

卯月「そのことについて、プロデューサーさんはどう考えているんですか?」

武内P「私は…」

武内P「……やはり、アイドルですから、断らなければと思うんですが…どうしても強く断れず…」

卯月「……断らなくても、いいんじゃないですか?」

武内P「…え?」

卯月「断らないで、今まで通りいろんなことをしていく方ががきっと、みんなが幸せでいられるんじゃないかって、私思うんです」

武内P「…そう、でしょうか」

卯月「きっと、誰かを断ったりとか、誰か1人を受け入れたりとかすると、みんな悲しんだりしちゃうんじゃないかなって」

武内P「…」

468: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:21:27.44 ID:axGoKHJy0
武内P「しかし、それは…果たして正しいのでしょうか?」

卯月「みんなならきっとわかってくれますよ!プロデューサーさんのこと好きな人、たくさんいますから!」

卯月「だからプロデューサーさん、みんなで幸せになりましょう?」ギュッ

武内P(…私は……)

卯月「えへへ、私もしちゃいます♪」

卯月「ん~」チュッ

武内P「っ!」

卯月「ん…」チュッチュッ

卯月「えへへ…」ムチュー

武内P「っ…」

武内P(…)

卯月「プロデューサーさぁん…」ギュゥ

武内P(そ、そんな潤んだ瞳を向けられてしまうと…)

469: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:22:25.79 ID:axGoKHJy0
卯月「んむ…んぅ…///」チュウ

武内P「し、まむらさん…」

卯月「プロデューサーさん…!」ギュー

武内P(全身を押し当てるように抱擁されてます)

卯月「…ん」ドサッ

武内P「…!」

武内P(べ、ベッドに押し倒されてしまいました)

470: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:23:18.22 ID:axGoKHJy0
武内P「し、島村さん…さすがにこれは…」

卯月「…だめ、ですか…?」

武内P(私の胸元で瞳を潤ませながら悲しそうにこちらへ視線を向けてきました…)

武内P「…その……」

武内P(また彼女の笑顔が失われるんじゃないか、と考えると、断ることができません…)

卯月「…」ギュッ

武内P(でもさすがにこれは…し、しかし断ったとしてそのあとどうすれば…?わ、わからない…)

卯月「…プロデューサーさん…私…私…!」ギュー

卯月「あなたのことがっ…」

武内P「…っ」

卯月「…すき、です……///」ギュウ

武内P「…」

武内P(このとき私は、私の中の何かが壊れてしまったような感覚を味わいました)

471: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:24:04.47 ID:axGoKHJy0
武内P「…わたしは…むぐっ」

卯月「…」チュー

卯月「…ぷはっ…その、今は答えないで、いいです」

武内P「…」

卯月「私が気持ちを伝えたかっただけですからっ」

武内P「…」

卯月「その、自分勝手ですみません…」

472: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:24:45.37 ID:axGoKHJy0
美穂「あれ…ぷろりゅーさーさん…?」

武内P「!」

卯月「み、美穂ちゃん!お、起きたんだ」ガバッ

美穂「おきました~。なんだかあたまがくらくら…」

武内P「ま、まだ酔っているんでしょうか」

卯月「みたいですね…」

美穂「うーん…なんで二人ともべたべたしてるんれすか…」

卯月「さっきよりは酔いがさめたのかな…?」

武内P「…どう、でしょう」

473: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/10(日) 23:25:25.60 ID:axGoKHJy0
武内P「…も、もう夜も遅いですし、小日向さんを寮まで送って帰りますね」

卯月「…あっ、はい…美穂ちゃんをよろしくお願いします」

武内P「で、では、おつかれさまでした」アタフタ

卯月(プロデューサーさんの慌てた姿、なんだかかわいいな)

卯月(…もうちょっとだったのに)

武内P「小日向さん、歩けますか」

美穂「うーん…うーん…むりです~」フラ

武内P「…失礼します」ガシッ

美穂「お姫様抱っこだ~」ギュー

480: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/13(水) 23:53:50.63 ID:Xp7QghKO0
事務所にあるかふぇ

奈緒「…うう///」

加蓮「どうしたの?顔真っ赤にして唸っちゃって」

奈緒「いや…この前ライブの後着替えてるとき…絶対プロデューサーに見られたよなっ//」

加蓮「…そんなこと気にしたって仕方ないでしょ」

奈緒「いやだって…うう…///」

加蓮「じゃあ直接聞きに行けば?私の下着見ましたかーってさ」

奈緒「そ、そんなこと聞けるわけないだろ!ていうか聞いて『はい、見ました』って言われたらどうすんだよ!」

加蓮「じゃあもう考えても仕方ないよ。終わったことじゃん?」

奈緒「でも…なんかプロデューサーを見ると思い出して恥ずかしくなってくるんだよ…///」

481: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/13(水) 23:54:31.10 ID:Xp7QghKO0
加蓮「…ていうか奈緒、最近CPのプロデューサーの話ばっかりだよねー」

奈緒「え…いやっ!そ、そんなことないからなっ!」

加蓮「はぁ…わかりやすいなー奈緒は~」

奈緒「な、なにがだよ!」

奈緒(まあ、たしかに前にフェスでトラブル起きたときテキパキと解決したとことか、すごい落ち着いてるところとか、たまに帰りに会うと家まで送ってってくれたりするのとかかっこいいなとは思うっちゃ思うけど…)

奈緒「でも好きとかじゃないから!」

加蓮「だれも好きとか言ってないよ」ニヤニヤ

奈緒「…なっ!?…くそぅ///」

482: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/13(水) 23:55:10.48 ID:Xp7QghKO0
加蓮「まーたしかにかっこいいもんねー。この前私が貧血になったときもさ、とっさに支えてくれたり、医務室で側にいてくれたりね」

奈緒「へ、へー」

加蓮「なに、その顔。嫉妬?」

奈緒「ち、ちげーよ!!///」

加蓮(…奈緒と凛には悪いけど、私も気になっちゃったなー)

483: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/13(水) 23:55:51.89 ID:Xp7QghKO0
加蓮「おっ、噂をすればあそこに…」

武内P「…」スタスタ

奈緒「あっ、プロデューサー…どっかいくのかな?」

加蓮「気になるの?」

奈緒「べ、別に…」

加蓮「ふーん」ニヤニヤ

奈緒「な、なんだよっ!」

484: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/13(水) 23:56:39.91 ID:Xp7QghKO0
武内P「おや」

幸子「あ、プロデューサーさん、おはようございます!」

武内P「おはようございます、輿水さん」

幸子「…」

武内P「…?」

幸子「…」ジー

武内P(…?ああ、いつものですか)

武内P「今日も一段とカワイイですね」

幸子「フフーン!わかってますねプロデューサーさんは!今日もボクが可愛すぎて太陽が霞まないか心配でしたよ!」

武内P「素晴らしい可愛らしさですね」

幸子「プロデューサーさんはボクにメロメロ見たいですね!期せずして人をメロメロにしてしまうなんて、ボクはなんて罪深いんでしょう!」

武内P「その通りですね」

幸子「フフーン!じゃあ、お仕事頑張ってください!」

武内P「ありがとうございます、輿水さんもがんばってください」

485: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/13(水) 23:57:16.58 ID:Xp7QghKO0
奈緒「なんだよ…かわいいって誰にでも言ってんのかよ…」

加蓮(あれはまた別な気が…)

加蓮「この前かわいいって言われて嬉しかったんだね」

奈緒「別にそういうんじゃねーから///」

加蓮「あ、凛こっちこっちー」

486: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/13(水) 23:58:03.85 ID:Xp7QghKO0

後日廊下

奈緒「あ、プロデューサーだ…」

武内P「…」スタスタ

奈緒「よ、よし…」

奈緒(な、なんて話しかけよう…)

武内P「…!し、島村さん」

卯月「あ、プロデューサーさん!おはようございます♪」

武内P「お、おはようございます」

卯月「…」スタスタ

武内P(近寄ってきました)

卯月「ネクタイ、曲がってますよ?」スッ

武内P「その…誰が見ているのかわかりませんしこういったことは…」

卯月「ふふ、すみません!」

奈緒(…)

奈緒「な、なんだよあれ!」

487: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/13(水) 23:58:41.85 ID:Xp7QghKO0
後日

武内P「…」スタスタ

奈緒「あ、プロデューサー…こ、今度こそ…」

幸子「プロデューサーさん、おはようございます!」

武内P「おはようございます、本日もかわいいですね」

幸子「知ってます!…プロデューサーさん、ネクタイ曲がってますよ…まったくだらしないですねえ」スッ

武内P「す、すみません…」

幸子「…直しにくいのでしゃがんでください!」スッスッ

奈緒(…)

488: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/13(水) 23:59:30.37 ID:Xp7QghKO0
後日

武内P「…」スタスタ

奈緒「あ、今日もいた…よ、よし本当にに今日こそは…」

アーニャ「プロデューサー、煩わしい太陽、ですね」

武内P「おはようございます、アナスタシアさん」

アーニャ「プロデューサー、ネクタイ曲がってます」クイクイ

武内P「す、すみません…」

奈緒「どんだけネクタイ曲がってんだよっ!!」

武内P「!?」

アーニャ「?」

武内P「どこからか叫び声が…?」

489: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/14(木) 00:00:27.90 ID:yUPg8vqz0
噴水

奈緒「はあ…あたしなにやってんだろ」

奈緒(…プロデューサー、いろんな人が狙ってんのかな…)

奈緒(…いやいや、あたしはそういうんじゃないよなっ…なんて…)

武内P「神谷さん…?こんなところで、どうかされましたか」

奈緒「う、うわっ!プロデューサー!?び、びっくりさせんなよっ」

武内P「す、すみません」

武内P「その、島村さんが…神谷さんがなにか一人で悩んでるらしいとおっしゃっていたので、気になりまして」

奈緒(…卯月が?)

奈緒「あたしは別に悩んでなんか…」

武内P「…私でよければ、相談に乗ります」

奈緒「…///」

奈緒(や、やっぱやさしいな)

490: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/14(木) 00:01:08.21 ID:yUPg8vqz0
奈緒「…そ、その…」

武内P「…」

奈緒「…ど、どうやったらさ…素直になれんだ…?//」

武内P「素直に、ですか…?」

奈緒「う、うん…」

武内P「…自分の感情に、ゆだねれば良いのではないかと」

奈緒「そ、それができねーから聞いてんだよっ」

武内P「す、すみません…私もこういう話には疎いので」

奈緒「まあ確かにそんな感じはするな」

491: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/14(木) 00:01:53.47 ID:yUPg8vqz0
奈緒「…じゃ、じゃあさ…プロデューサー。素直になる練習、させてくれよ…///」

武内P「素直になる練習…ですか?」

奈緒「あ、あたしがしたいことをいまからするってこと!」

武内P「は、はい…」

奈緒「よ、よし…」

奈緒(ここでしっかりやらなきゃ…)

奈緒「え、えい!」ギュ

武内P「…」

武内P(袖をつままれました)

奈緒「…えへへ」

奈緒(やった!)

卯月「…ふふ」コソコソ

492: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/14(木) 00:02:39.27 ID:yUPg8vqz0
武内P「おや、神谷さん、紙くずがついてますよ」

奈緒「…えっ、ど、どこだ?」

武内P「髪のほうに…」

奈緒「…わかんねーからとってくれよっ//」

武内P「し、失礼します…」スッ

奈緒(か、かおちかい…!)ピトッ

奈緒「ひゃんっ…//」ビクッ

武内P「?」

奈緒(み、耳に手が当たったっ…)

奈緒「と、とれたか?//」

武内P「いえ、まだですが」

奈緒「は、早くとってくれよっ!//」

493: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/14(木) 00:03:17.69 ID:yUPg8vqz0
武内P「す、すみません」ススッ

奈緒「んん…っ…///」ビクビク

奈緒(だから耳に当たって…///)

武内P「だ、大丈夫ですか?」スス

奈緒「は、はやくぅ…///」

武内P「と、とれました」

494: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/14(木) 00:03:59.13 ID:yUPg8vqz0
奈緒「…これからもさ、たまに練習付き合ってくれよ…///」

武内P「…え、ええ、私でよければ」

奈緒「へへっ、じゃあまたなっ」

495: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/14(木) 00:04:51.93 ID:yUPg8vqz0
プルルルルル

武内P「…」

武内P(知らない番号からですね)ピッ

武内P「はい」

???「綾瀬穂乃香を誘拐した。返してほしくば指定の場所に来い」

武内P「!?」

つづく

504: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/16(土) 23:34:32.40 ID:lZ4KnbjJ0
武内P(ど、どうすれば…)

???「いいか、決して警察には連絡せず、だれにも言わずに指定する場所へこい」

武内P「し、指定する場所とは…」

???「ちかくにでかい公園があるだろう、そこへ一人でこい。なるべく急いできてね。さもなくばいけないことをするぞ」

武内P(い、急がねば…)

???「おっと、電話は繋いだままにしておけ」

武内P(…この声どこかで聞いたような…女の子の声ですが…)

武内P(とにかく急ぎましょう)ズダダダダダ

505: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/16(土) 23:36:23.79 ID:lZ4KnbjJ0
公園

武内P「っ…」ズダタダ

幼女「おかあさん!暗殺者みたいなのがはしってる!」

おかあさん「こら、みちゃいけません!」

武内P(ここのはずですが…それらしき人は見当たりませんね…)ゼエゼエ

???「おー、はやい!普通なら事務所から走っても10分はかかるのに2分できちゃった!」

武内P「あ、あなたは…」

柚「そんなに心配だったんだー?」

506: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/16(土) 23:42:00.62 ID:lZ4KnbjJ0
武内P「き、喜多見さん…その、綾瀬さんが…」ハアハア

柚「誘拐されたって?」

武内P「な、なぜ知って…」

柚「それアタシだよー」

武内P「」

柚「いやー心配して飛んでくるのかなーって気になって」

武内P「」

柚「プロデューサー…?」

武内P「」

柚「し、死んでる…」

武内P「死んでません」

507: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/16(土) 23:42:47.47 ID:lZ4KnbjJ0
武内P「なぜこんなことを」

柚「その、おもしろそうだったし…プロデューサーに会いたかったし?」

武内P「…二度とこんなことしないでください、心配しました」

柚「…ご、ごめんね?」

武内P「それにまだ夜の7時とはいえ十分暗いですから、危ないのでやめてださい」

柚「イタズラしたのに心配してれるの?」

武内P「当たり前です」

柚「…そっか」

508: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/16(土) 23:44:02.70 ID:lZ4KnbjJ0
武内P「寮まで送りますよ」

柚「え、いいの?」

武内P「一人では危ないですから」

柚「…ありがと」

柚(なんか罪悪感が…)

武内P「ではこちらへ…っ」ガッフラッ

武内P(大きな石に足が引っかかって…)ズルッ

柚「わっ!」ズターン

武内P(転んでしまいました)モミ

柚「…いてて…って、プロデューサーがいきなり大胆になっちゃった…」

武内P「」

武内P(…押したおしてしまいました。そして右手には柔らかい感触が…)モミ

武内P(82が私の右手に…!)

柚「んっ…も、もうっ…アタシへの仕返しかな?///」

509: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/16(土) 23:44:51.35 ID:lZ4KnbjJ0
幼女「アサシンが女の子を押し倒している」

おかあさん「だ、大胆ね…///」

幼女「つうほーしたほうがいいんじゃない?」

おかあさん「そ、そうね…」プルルルルル

おかあさん「アサシンクリード!じゃなかった、アサシンみたいな人がが栗色の髪の毛の女の子を襲ってます!」

柚「うわ、通報されてるよ!はやく逃げよ?」

武内P「は、はい…」スッ

柚「こっち!」ギュッ

武内P(手を握られました)


510: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/16(土) 23:45:42.16 ID:lZ4KnbjJ0
柚「ふぅ…ここまでくればいいかなー」

武内P(きょうは走ってばかりです…)

柚「いやー危なかったねー!」

武内P「い、いえ…」

武内P(手を握ったままですが…)

柚「ん?どうかした?」

武内P「その、手が…」

柚「あ、ああーごめんね///わすれてた///」

柚「…ね、手、繋いでドキドキした?…アタシみたいに」

武内P「え、ええ」

柚「ふふ、ちょっと顔赤いよっ♪」

武内P(喜多見さんも赤いですが…)

柚「じゃー帰ろっかー」

武内P「ええ、では送ります」

柚「ありがとっ!」

511: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/16(土) 23:47:04.17 ID:lZ4KnbjJ0
武内P「そういえば、私の電場番号はどこで手に入れたのですか?」

柚「えーっとねー、ホノカちゃんの携帯からこっそーりとねー」

武内P「そういうことでしたか」

柚「アタシが電話番号持ってるのイヤ?」

武内P「いえ、構いませんよ」

柚「えへへ、そう言うと思った!」

柚「やっぱり優しいね!プロデューサー」

524: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/18(月) 23:56:22.41 ID:DpeFsxyf0

事務所の屋上

ちひろ「…」

「探したよ。ちひろさん」

ちひろ「あなたは…杏ちゃん…?」

ちひろさんは少し驚いた表情でこちらを向いた。
杏の考えが正しければ…この人がきっと、プロデューサーが変わってしまった原因のはず…

「単刀直入に聞くよ。プロデューサーをあんな風にしてどうするつもり?」

ちひろ「…」

525: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/18(月) 23:57:18.20 ID:DpeFsxyf0
ちひろ「えっ」

ちひろ「…えっ」

526: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/18(月) 23:58:09.04 ID:DpeFsxyf0
「とぼけても無駄だよ。凛ちゃんから聞いたよ、膝枕してるところを見せつけてみんなが積極的になるように焚きつけたんだよね」

ちひろ「え、ちがいます」

ちひろ(一体なにを聞いたらそうなるのか)

あれ?

「え、ちがうの?」

ちひろ「いやなんでそんなことするんすか」

「いやほら、そうやってアイドルたちといちゃついてることをゆすってプロデューサーから大金を巻き上げるとか…」

ちひろ「私そんな極悪非道なことしませんよ!」

おかしいな、ちひろさんが黒幕だと思ってたのに。
やっぱりプロデューサーが一人で勝手に変わってったのかな?

でもなんか腑に落ちないんだよなぁ。

527: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/18(月) 23:59:10.95 ID:DpeFsxyf0
ちひろ「ていうかいきなりどうしたんですか?そんなこと聞いてきて」

「いやほら、プロデューサーこのままだとそのうち刺されそうじゃん。だからなんとかしなきゃなーと」

ちひろ「珍しく杏ちゃんが積極的だと思ったらプロデューサーさんのことだからか」

…別にそういうわけじゃないし。
プロデューサーが刺されたら杏の印税生活への道に多大な影響があるからだよ。

「…ちひろさんは黒幕じゃなかったのかー。じゃあいったいだれが黒幕なんだろう」

ちひろ「普通にみんなが寄ってたかってベタベタするからプロデューサーさん変に断れなくなっただけじゃないですかね?」

「…でも、なんか腑に落ちないというか…なにか作為的なものを感じる気がする」

ちひろ「作為的って…みんながベタベタする状態がですか?」

「うん。だれかが仕組んだんじゃないかって」

ちひろ「…そのこころは?」

「なんか大人組の間でいまならプロデューサーに好き放題できるって噂がここ最近くらいから出回ってるらしいよ」

ちひろ「」

「その噂をあえて広めた人がいる気がして」

ちひろ(いつのまにそんな噂が…)

528: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:00:13.55 ID:45IjzHwJ0
事務所

ちひろ(非常にまずい事態になってしまったわ…)

ちひろ(杏ちゃんは、大人組アイドルの間に『プロデューサーさんに好き放題できる』っていう噂が流れてるといっていた)

ちひろ(それが本当なら非常に非常に非常にまずい…)

ちひろ(かわいいJKだとかJCだとかJSだとかの皆様はまだまだお子ちゃまだからどーせキスとかでとろけちゃうんでしょうけど…大人組はきっとキスどころかプロデューサーさんが食われる可能性も…)

ちひろ「…私も頑張らないとまずいですね」

武内P「なにを…頑張るんですか?」

ちひろ「あ、おはようございます。ちょっと色々ありまして…」

武内P「おはようございます…なにか手伝えることがあれば、教えてください」

ちひろ(これは…チャンス!)

529: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:00:48.91 ID:45IjzHwJ0
ちひろ「…その、相談したいことがあって…誰にも知られたくないことなので、今夜私の家に来てくれませんか?」

武内P「…千川さんのお家ですか?」

ちひろ「…ええ…すみません…本当に知られたくないので…」

ちひろ(ここでため息とかついて深刻さをアピールすればプロデューサーさんなら…)

武内P「…わかりました」

ちひろ(だめだ…まだ笑うな…堪えるんだ)

ちひろ「…ありがとうございます」

ちひろ(ここまで深刻そうな雰囲気を醸し出せば大丈夫ね)

武内P(なにかあったのでしょうか…心配ですね)

530: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:01:35.48 ID:45IjzHwJ0


ちひろ「ここが私のお家です」

武内P「お邪魔します」

武内P「綺麗に整頓されていますね」

ちひろ「ふふ、そうですか?」

武内P「ええ、素敵なお部屋ですね」

ちひろ「ありがとうございます♪」

ちひろ「お茶持ってきますね」

武内P「私も手伝います」

ちひろ「プロデューサーさんはお客さんですから、休んでいてくださいっ」

武内P「…ありがとうございます」

ちひろ「いえいえ♪」

武内P(…元気そうではありますね)

531: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:02:50.58 ID:45IjzHwJ0
ちひろ「お待たせしましたー」スタスタ

ちひろ「…きゃあー(棒読み)」ガッ

武内P「千川さっ…」ビチャァ

武内P「お、お茶が…」ビチャビチャ

ちひろ「す、すみません~大丈夫ですか?冷たいお茶でよかった…」

武内P「い、いえ…大丈夫です」

ちひろ「その、風邪引いたら大変ですし、お風呂はいりますか?」

武内P「いえ、そこまでしていただくわけには…」

ちひろ「大丈夫です、すぐに用意してきますね!」

ちひろ「あ、あと濡れたスーツは脱いで乾かしましょう。タオルと洋服持ってきますね」

武内P「あ、ありがとうございます…」

武内P(洋服…きれるものあるのだろうか)

532: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:03:21.18 ID:45IjzHwJ0
ちひろ「はい、タオルとジャージです」

武内P「ありがとうございます」ヌギヌギ

ちひろ「…///」

武内P「…千川さん?」

ちひろ「あっ、お風呂用意してきます~」

武内P「え、ええ」

533: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:03:53.42 ID:45IjzHwJ0
武内P「…」

武内P(やはり、ジャージはかなり小さいですね…)

武内P(…とても、いい匂いがします)クンクン

ちひろ「変な匂いしますか?」

武内P「!?い、いえとんでもないです。とてもいい香りです」アセアセ

ちひろ「な、なんだか恥ずかしいですね///」

武内P「…///」

武内P(私はなにをしているんだ…)

ちひろ「うーんやっぱり小さすぎますね。うちにあるので一番大きい服を選んだんですけど…」

武内P「そう、ですね…」

ちひろ(7部丈どころか5部丈くらい…?)

534: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:04:19.26 ID:45IjzHwJ0
「ピーー、お湯はりが終わりました」

ちひろ「あ、お風呂入っちゃってください」

武内P「ありがとうございます」

武内P(着た意味なかったような)

536: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:04:50.39 ID:45IjzHwJ0

武内P「ふう…」チャポン

武内P(あったかいです)

武内P(…そういえば千川さんの相談をまだ聴けてないですね)

武内P(先ほどは元気そうでしたし、そこまで深刻な話でもないのかもしれません)

武内P(…)

ガチャ

ちひろ「お、おじゃましまーす…///」

武内P「せ、千川さん!?」

ちひろ「わ、私もちょっと濡れちゃったから…///」

武内P「す、すみません、出ます!」ジャバン

武内PのP「いい笑顔です」

ちひろ「わっ…///」

武内P「」

537: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:06:29.72 ID:45IjzHwJ0
ちひろ「と、とりあえず座ってください」

武内P「」チャポン

ちひろ「し、失礼します~//」チャポン

武内P「!?」

武内P(千川さんが私と面会する形で入ってきました)

ちひろ「…///」

武内P(タオルで隠してはいますが、肌が見える面積が広すぎて…)

ちひろ「う、うーん…この向きだと狭いですね//」

武内P「え、ええ…」

ちひろ「じゃあ、こうしましょう」チャポン

武内P「!」

武内P(千川さんが身体を向き直して、背中を私に預けてきました…!)

武内P(綺麗な首筋がとても近くに…)

ちひろ「ぷ、プロデューサーさんの背中…大きくて安心しますね…///」

武内P(顔だけ軽くこちらに向けて言ってきました)

武内P(その顔はかなり真っ赤になっています)

538: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:06:58.65 ID:45IjzHwJ0
ちひろ(うう…恥ずかしいけど、頑張らなきゃっ…)

ちひろ(…なんかおしりに当たってる…?これ、なんだろう)ギュ

武内P「!?!?」ビクッ

武内P「せ、千川さんっ…」

ちひろ(こ、これって…)

ちひろ「きゃっ、す、すいませんっ…///」パッ

539: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:07:26.75 ID:45IjzHwJ0
ちひろ「…///」

武内P「」

武内P(もうお婿にいけません…)

ちひろ「えと…と、とりあえず身体洗いますか?」

武内P「え、ええ…千川さん、先にどうぞ」

ちひろ「い、いえ、プロデューサーさんが先に湯船に使ったわけですし…お先にどうぞ」

武内P「で、では私が先に…」チャポン

ちひろ(プロデューサーさん、手で隠してる…//)

540: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:08:09.70 ID:45IjzHwJ0
武内P「ボディソープはこれですか?」

ちひろ「あ、ちょっと待ってくださいっ」チャポン

武内P「?」

武内P(千川さんも湯船から出てきました)

ちひろ「その、私がお身体、洗いますねっ」

武内P「」

541: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:08:46.20 ID:45IjzHwJ0
武内P(背中を洗われています)

ちひろ「よいしょ…んしょ…///」ゴシゴシ

武内P「その…せ、千川さんは素手で洗うのですね」

ちひろ「ええ、その方がお肌にいいかな、と思いまして…///」ゴジゴシ

武内P「そうですか…」

ちひろ「よし…ま、まえも洗いますね///」ギュ

武内P(う、後ろから腕を回して私の胸あたりを洗い始めました)

武内P(腕を回すために身体を密着させているので…その、柔らかいものが…)

542: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:09:22.45 ID:45IjzHwJ0
ちひろ「ど、どう…ですか?」

武内P「い、いいと思います…?」

ちひろ「その…下も…洗いますっ///」ギュッ

武内P「!?」

ちひろ「~~っ///」

ちひろ(は、恥ずかしい~///でも、ここで頑張らなきゃきっとみんなに…)

ちひろ「…///」ゴシゴシ

武内P(こ、これはっ…)

武内P「じ、自分で洗いますから!!」ガバッ

543: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:09:54.55 ID:45IjzHwJ0
ちひろ「キャッ」ズルリ

武内P「危ない!」ガシッ

ちひろ「あ、ありがとうございます…」ギュッ

ちひろ(ぷ、プロデューサーさんに抱きかかえられちゃった…裸だから、肌の感触が…///)

武内P「その…すいません、慌ててしまいました…//」

ちひろ「い、いえ…大丈夫ですから…///」

544: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/19(火) 00:10:23.29 ID:45IjzHwJ0
風呂上がり

ちひろ(結局あやふやになってアレからなにもできなかったわ…)

ちひろ(…やっぱり私、どこかでびびってるのかな…)

武内P「そういえば夜ご飯がまだでしたね」

ちひろ「あ、私作りますよ」

武内P「私もお手伝いします」

551: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/23(土) 23:04:55.55 ID:9MkcwSth0
翌日CP事務所

武内P「…」

ちひろ「…//」

ちひろ(どうしよう…昨日あんなことしたせいかなんだか恥ずかしい…)

ちひろ(誰もいないしチャンスなのに…)

幸子「フフーン、プロデューサーさん!おはようございます!」ガチャ

武内P「おや、輿水さん。おはようございます」

ちひろ「おはようございます。幸子ちゃんがくるなんて珍しいですね」

ちひろ(二人きりだったのに…)

幸子「少し用がありまして…」ジー

武内P(…私のことを見つめていますが)

552: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/23(土) 23:05:27.15 ID:9MkcwSth0
武内P「私になにか用でしょうか?」

幸子「…今日は言ってくれないんですか?」

武内P「…!輿水さんは今日もまた一段と可愛らしくて素敵です」

幸子「フフーン!お二人とも、朝からボクという天使を目にできるなんて今日は幸せな1日ですね!」ニコニコ

ちひろ(幸子ちゃん嬉しそう…ていうか『今日は』っていつもプロデューサーさんはこんなこと言ってるのかしら?)

553: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/23(土) 23:06:02.63 ID:9MkcwSth0
武内P「それで、なにかご用ですか?」

幸子「卯月さんに聞きましたが、何やらプロデューサーさんを好きにできるらしいですね!」

武内P「えっ」

ちひろ「…!」

ちひろ(…卯月ちゃん?…まさか)

幸子「まあカワイイボクからお願いされたら何でも聞いてしまうのは当然だとは思いますけど」

武内P「…」クビサワリ

武内P「それで…なにかしてほしいことがある、ということですか?」

幸子「そうです!」

武内P「そのお願いというのは…」

幸子「…えっと、その…ボクとデートに行きましょう!」

武内P「デート…ですか?」

ちひろ「デート…!」

554: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/23(土) 23:06:44.11 ID:9MkcwSth0
幸子「ええ、今週の土曜日とかでもいいですから!」

ちひろ「だだ、だめですよプロデューサーさん!幸子ちゃんはアイドルですから!」

武内P「し、しかし…」

武内P「今までのことを考えると輿水さんだけ断るわけにも…」

ちひろ「…た、たしかに…で、でも」

幸子「…だったらちひろさんも今度行ったらどうですか?」

ちひろ「え、い、いいの?」

幸子「まあプロデューサーさん次第ですが」

ちひろ「い、いいですか…?」

武内P「…私はかまいませんが」

ちひろ「…プロデューサーさんとデート」

ちひろ(やった!)

555: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/23(土) 23:07:39.69 ID:9MkcwSth0
幸子「ではプロデューサーさん、今日の夜はよろしくおねがいしますね!」

武内P「ええ…」

幸子「失礼します」ガチャ

ちひろ「…」

ちひろ(さっきの話…卯月ちゃんが例の噂を流したってことなのかな…?)

556: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:06:19.04 ID:dHeUSwXs0
蘭子「煩わしい太陽ね(おはようございます)」ガチャ

武内P「神崎さん、おはようございます」

ちひろ「おはようございます」

蘭子「むっ、我が友。契りの期限切れは近い…今こそ改める時ではない…?(…プロデューサーさん、その…また、キスしたいな…)」

ちひろ「契り?改める?なんの話ですか?」

武内P「い、いえその…」

蘭子「偉大なる天使も翼を休める時…バベルの上から辺りを眺めようではないか(…だから、休憩しましょう。屋上で一緒に)」

武内P「…」

蘭子「…だめ?」ウルウル

武内P「…わ、わかりました」

ちひろ(蚊帳の外だわ…)

557: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:07:27.91 ID:dHeUSwXs0
屋上

蘭子「…プロデューサー……」ギュッ

武内P「…」ギュッ

蘭子「えへへ…///」

蘭子「…ん」

武内P(私の身体を抱きしめながら支えにして背伸びをし、目を閉じながらこちらに唇を差し出してきました)

武内P「…」

蘭子「…んー」

武内P(私が見惚れていると右眼だけすこし開けてこちらを確認して、もう一度唇を差し出しました)

武内P「…」チュ

蘭子「…んっ」

武内P「…」サッ

蘭子「…まだっ」ガシッ

武内P「!?」

武内P(両頬を抑えられました)

蘭子「んーっ」チュゥー

武内P「…むっ」

蘭子「…んー」スッ

武内P「…ふぅ」

蘭子「えへへ、またしようね」

武内P「…」クビサワリ


558: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:08:16.55 ID:dHeUSwXs0
後日


幸子「…」

幸子「まったく遅いですねえ…カワイイボクを待たせるなんて…」

幸子「…」

10分後

幸子「…まだ来ないんですか…?」

15分後

幸子「…うう」

幸子「まさか…忘れてませんよね、ボクのこと…」

武内P「…」ダダダダダ

武内P「輿水さん!遅くなってすみません!」

幸子「…プロデューサーさん!」パァァ

幸子「…ま、まったくもう、カワイイボクをこんな寒いところで一人待たせるなんてとんでもなく罪な人ですね!」

武内P「す、すみません…仕事が長引いてしまいまして」

559: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:08:47.42 ID:dHeUSwXs0
幸子「しかたないですねぇ!でもボクは優しいので許してあげます!」

武内P「ありがとうございます」

幸子「さあ早くデートに行きましょう!」

武内P「え、ええ」

幸子「…なにしてるんですか?」

武内P「?」

幸子「もう、デートなんですから手くらいプロデューサーさんから繋いでください」

武内P「は、はい」ギュッ

幸子「フフーン、ボクがいないとダメですねぇプロデューサーさんは!」

武内P「…おっしゃる通りです」

560: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:09:14.71 ID:dHeUSwXs0
幸子「ところでプロデューサーさん!どこに行くか決めてるんですか?」

武内P「ええ、買い物に行きましょう」

幸子「お買い物ですか?いいですね!じゃあ早速行きましょう!」グイグイ

武内P「え、ええ」

561: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:10:08.42 ID:dHeUSwXs0
ショッピングモール

幸子「ここは初めて来ました!大きなところですね」

武内P「ええ、私もあまり来たことはありませんが今日のために調べておきました」

幸子「ボクのためにそこまでしてくれるなんて…ボクの魅力によっぽどメロメロなんですね!」

武内P「そう…ですね」

幸子「フフーン!プロデューサーさんさえも魅了してしまうなんてボクはなんてカワイイんでしょう!」

武内P「ええ、とても可愛いですね」

幸子「ボクの可愛さでこのショッピングモールが崩れてしまうんじゃないかと心配です!」

武内P「そ、それはさすがにないかと…」クビサワリ

武内P「とりあえず…あちらの洋服屋に行きましょう」

幸子「ええ!」

563: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:11:31.02 ID:dHeUSwXs0
幸子「どうですかこの服?似合いますか?」

武内P「そうですね…こちらを合わせて着るともっといいのではないでしょうか?」

幸子「たしかにそうですねぇ。さすがプロデューサーさんです!」

武内P「い、いえ」

幸子「ではどちらも買ってきますね」

武内P「いえ、私が買ってきます」ガシッ

幸子「あっ…あ、ありがとうございます」

564: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:12:06.40 ID:dHeUSwXs0
武内P「どうぞ」

幸子「わざわざありがとうございます。この服もボクに着てもらえると喜んでるに違いありません!」

武内P「そうですね」

幸子「あ、あそこにソフトクリーム屋さんがありますよ!今度はボクが買ってあげます!」

武内P「い、いえ。そんな…私が買います」

幸子「いいんですよ!そっきのお礼です!」

武内P「も、申し訳ないので…」

幸子「もう、カワイイボクが買ってあげるって言ってるんだから黙って買って貰えばいいんです!」

武内P「…あ、ありがとうございます」

幸子「さあ、向こうまで早く行きましょう!」

武内P(14歳の女の子におごってもらうなんて…情けないのでは)

565: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:13:10.23 ID:dHeUSwXs0
幸子「はい、どうぞ!」

武内P「ありがとう…ございます」

幸子「プロデューサーさんはチョコ味です。ボクのはバニラですけど」

武内P「とても美味しいです」

幸子「バニラも美味しいですよ?」

武内P「それはよかったです」

幸子「…バニラも、美味しいですよ」ジー

武内P「…?」

幸子「…食べたいですか?」

武内P「い、いえそれは…」

幸子「…むー…じゃあ、プロデューサーさんのを一口ください!」ペロッ

武内P「あっ」

幸子「…ち、チョコ味もなかなか美味しいですね///」

武内P「え、ええ…そうですね…」

566: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:13:54.37 ID:dHeUSwXs0
幸子「ほら、プロデューサーさんも!」

武内P「…わ、私は大丈夫ですので…」

幸子「いいから食べてください!ほら!」

武内P「…し、失礼します」ペロ

武内P「こ、輿水さんのもおいしい…ですね」

幸子「…フフーン、そうでしょう?///」

567: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/24(日) 00:14:39.94 ID:dHeUSwXs0
武内P「今日はありがとうございました」

幸子「カワイイボクとデートできて幸せでしたでしょう?」

武内P「ええ、そうですね」

幸子「でも、デートで一番大事なことをできてないんですよ!」

武内P「…と、いうと?」

幸子「とりあえず目を瞑ってください!」

武内P「?瞑りました」

幸子「…ん~…ちょ、ちょっとしゃがんでください!」

武内P「こ、こうですか?」

幸子「…ん」チュッ

武内P「!」

武内P(こ、この感触は…)

幸子「…次はプロデューサーさんからするんですよ?」

武内P「えっ」

幸子「…ほら、どうぞ」

武内P「い、いえ…その…」

幸子「…ボクがかわいすぎて緊張しちゃいますか?」

武内P「え、ええ…そうですね…」

幸子「もう、そういうのは勢いですよ!」チュッ

武内P「っ!」

幸子「フフーン、さあ帰りましょう!」

武内P「え、ええ…」

573: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:22:50.54 ID:j/2zDdPm0
ちひろ「…」

杏「ちひろさん…?杏を呼び出すなんて珍しいねえ」

ちひろ「ええ…そうね」

杏「…なにかあったの?」

ちひろ「…この前の話ですけど…あの噂を広めた人の正体、わかったかもしれません」

杏「…ほんと?」

ちひろ「ええ…」

杏「誰だったの?」

ちひろ「それは…卯月ちゃん」

杏「卯月ちゃん…」

574: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:26:07.78 ID:j/2zDdPm0
卯月「…へ…へっ…へごちん!」クシュン

武内P「」ビチャ

卯月「うわわわすみませんプロデューサーさん!くしゃみがプロデューサーさんのお顔にっ!」

武内P「い、いえ…大丈夫です」

卯月「い、今ふきますね」フキフキ

武内P「あ、ありがとうございます…風邪ですか?」

卯月「い、いえ…風邪じゃないと思いますけど…なんでしょう、誰が噂してたかな?なんて」

575: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:29:37.62 ID:j/2zDdPm0
武内P「ところで、島村さん。相談というのはいったい…」

卯月「あ、はい。その、今日のお仕事で仁奈ちゃんと一緒になったんですけど…仁奈ちゃんのご両親が2日くらいお仕事でお家に帰れないみたいで」

卯月「それで、誰か預かってほしいって言ってて…私、勢いで預かりますって言ったんですけどお母さんに言ったら急には無理だって言われて」

卯月「それでそのー…プロデューサーさんにお願いできますか?」

武内P「わ、私がですか」

卯月「だめ、ですか?」

武内P「…市原さんが構わないのなら、大丈夫です」

卯月「じゃあ、確認してみますね!」

武内P「しかし…私で大丈夫なのでしょうか」

卯月「うーん…仁奈ちゃんも懐いてると思いますし、大丈夫だと思います!」

576: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:30:32.42 ID:j/2zDdPm0
卯月「仁奈ちゃんに電話してきましたー!もう少ししたらここに来てくれるみたいですよっ」

武内P「わかりました。ありがとうございます」

卯月「いえいえ、こちらこそです!あ、それと一応助っ人も呼んでおきましたから、なにか困ったことがあったら頼ってみてください!」

武内P「助っ人…ですか」

577: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:32:07.85 ID:j/2zDdPm0
仁奈「プロデューサー!お待たせです!」

武内P「市原さん、お疲れ様です」

菜々「ナナもいますよー!」

武内P「安部さん…?どうなさいましたか?」

菜々「卯月ちゃんが、プロデューサーさん1人だと大変かもって言ってたので、助っ人に来ちゃいました!」

武内P「あ、ありがとうございます」

仁奈「さあさあ早く出発しやがりましょー!」

菜々「はーい♪」

武内P「…私の家で預かるという話なのですが…安部さんは構わないのですか?」

菜々「ナナのことはお気になさらず!」

武内P「そ、そうですか…」

578: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:33:06.47 ID:j/2zDdPm0
武内P宅

武内P「では、どうぞ」ガチャ

菜々「お、おじゃまします…」

仁奈「菜々おねーさん、緊張してやがりますか?」

菜々「い、いえそんなことないですよ!」

579: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:34:01.49 ID:j/2zDdPm0
武内P「その…とくに面白いものはない部屋ですが」

菜々「わぁ…結構片付いてますねぇー。男の人って意外と皆こんな感じの部屋なんですかね?」

武内P「さ、さあ」

仁奈「わー、怖えDVDがいっぱい置いてやがりますよ!」

武内P「ああ、それは…」

武内P(白坂さんが置いていったやつです)

菜々「仁奈ちゃんはホラーとか平気なんですか?」

仁奈「うーん…あんまり見ねーからわかんねーです」

580: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:35:20.95 ID:j/2zDdPm0
菜々「ナナもあんまりみないんですよねー。どうせですし見てみますか?」

武内P「その前に…夕飯を食べませんか?」

仁奈「プロデューサー、お腹すいたでごぜーますか?」

武内P「ええ…」

菜々「あ、じゃあナナが作っちゃいますねー!」

武内P「いえ、私も手伝います」

菜々「プロデューサーさんは仁奈ちゃんの相手してあげてください!」

武内P「…それもそうですね」

581: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:36:12.25 ID:j/2zDdPm0
仁奈「プロデューサーは着ぐるみとか着ねーですか?」

武内P「私が着れるサイズの着ぐるみは…あまり無いかと」

仁奈「でもこの前きらりおねーさんが着ぐるみ着てたですよ!」

武内P「ああ…あの怪獣の…」

仁奈「怪獣の気持ちになるですよー!」

武内P「怪獣の気持ち…ですか」

仁奈「着ぐるみはねーですけど…がおーって言ってみるです!」

仁奈「がおー!」

武内P「…が、がおー」

菜々(あ、あのプロデューサーさんが…き、貴重なものを見ました…)

582: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:40:21.32 ID:j/2zDdPm0
菜々「よーし、完成でーす!」

武内P「早いですね」

菜々「まあ、簡単なものですから!」

仁奈「いい匂いです!」

菜々「じゃあ冷めないうちにパパッと食べましょう!」

武内P「ええ」

583: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:47:16.07 ID:j/2zDdPm0
食後

武内P「ごちそうさまでした」

仁奈「ごちそうさまでごぜーましたー」

菜々「お粗末様でしたー」

武内P「では、食器は私が洗いますね」

菜々「いえいえナナがやりますから!」

武内P「し、しかし…」

仁奈「じゃー仁奈がやります!」

菜々「え、ええっ危ないですよ!」

仁奈「大丈夫です!家でたまにやりやがりますから!」

菜々「う、うーん…大丈夫ですかね?」

武内P「私たちでしっかり見守っておきましょう。ケガのないように」

菜々「そうですね!」


584: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:47:46.33 ID:j/2zDdPm0
仁奈「がんばりまーす」ジャーゴシゴシ

菜々「あっ、仁奈ちゃん。水出しっぱだともったい無いですよ~。全部洗ってから一気に流しましょうね」

仁奈「す、すみませんでごぜーます」

菜々「いえいえ!さーやっちゃいましょー」

武内P(…大丈夫そうですね)

585: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:49:19.28 ID:j/2zDdPm0
仁奈「終わりでごぜーます!」

菜々「よく頑張りました!」

武内P「とても、偉いです」

仁奈「えへへ」

菜々「じゃあ3人でお話でもしましょう!お茶いれてきますねー」

武内P「ありがとうございます」

586: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:49:59.09 ID:j/2zDdPm0
菜々「お待たせしましたー」

武内P「安部さんは17歳なのに、いろんなことができて素晴らしいですね」

菜々「グフッ…い、いやーそんなことないですよー!!ぜんっぜんできないこととかたくさんあります!JKですから!」

武内P「そ、そうですか…?」

仁奈「うう…眠くなってきやがりました…」

菜々「あー…もう8時ですからねー」

仁奈「うーん…」ウトウト

菜々「じゃあ寝る前にお風呂入りますか!」

仁奈「はーい」

菜々「プロデューサーさん、お風呂借りますねー」

武内P「ええ、そちらにありますので」

菜々「はーい!」

587: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:51:41.47 ID:j/2zDdPm0
武内P「…お二人はパジャマを持ってきてないようですが…ジャージを貸せば大丈夫ですかね」

「プロデューサーさーん」

武内P「は、はい」

「タオルどこですかー」

武内P「洗面台の近くの棚にあります」

「はーい」

588: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:52:13.09 ID:j/2zDdPm0
武内P「安部さん、市原さん。一応パジャマとしてジャージを置いておきますね」

「ありがとうございまーす」

589: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:52:41.81 ID:j/2zDdPm0
菜々「ふーさっぱりしましたー」

仁奈「プロデューサーのジャージ、着ぐるみみてーにぶかぶかでごぜーます!」

菜々「ですねー!」

菜々(プロデューサーさんに包まれてる気分ですー)

菜々「プロデューサーさんの気分になるですよー!」

仁奈「ですよー!」

武内P「わ、私も風呂に入ってきますね」

590: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:53:19.75 ID:j/2zDdPm0
武内P「ふう…」

菜々「あ、おかえりなさーい。仁奈ちゃんはもう寝ちゃいましたよー」

仁奈「すぅ…すぅ…」

武内P「そうですか」

菜々「プロデューサーさんのベッドに寝かせておきましたー」

武内P「ありがとうございます」

菜々「…ナナたちも寝る前に、ちょっとお話しません?」

武内P「構いませんよ」

591: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:53:47.18 ID:j/2zDdPm0
菜々「ふと、舞踏会とか常務のこととかについてのお礼をまだ言えてなかったなと思いまして」

武内P「…」

菜々「その、ありがとうございました。あなたのお陰でナナは自分のアイドル像を見失わずにここまでやってこれました」

武内P「いえ…私はそんな大それたことはしていません」

菜々「ふふ、ナナにとっては大きなことでしたよ!」

武内P「…それに、お礼なら前川さんに」

菜々「みくちゃんには前にちゃんとお礼しておきましたから!」

菜々「ということで、プロデューサーさんにお礼という形で、何かご奉仕しましょう!」

武内P「ご奉仕…ですか?」

菜々「ええ!こう見えて元メイドですから!」

武内P「と、言いましても…」

菜々「命令があればなんでも聞きますよ?ご主人様!」


592: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:55:11.77 ID:j/2zDdPm0
武内P「いえ、命令なんてないのですが…」

菜々「えー、ナナにしてほしいこととかないんですか!?」

武内P「ええ、まあ…」

菜々「よーし、じゃあナナから勝手にご奉仕しちゃいます!」

武内P「は、はぁ…」

菜々「んー…じゃあまずはマッサージからですかね!」

武内P「…」

菜々「じゃあ肩揉みまーす」モミモミ

武内P「…むっ…」

菜々「どーですか?」モミモミ

武内P「…大変っ…気持ちいいですね…」

菜々「ふふ、プロデューサーさん、顔がとろけてます!」

武内P「…//」

593: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:57:06.72 ID:j/2zDdPm0
菜々「ご主人様っ///」ギュッ

武内P「こ、これは…」

武内P(あすなろ抱き、というやつでは)

菜々「…///」ギュー

武内P「あ、あの…」

菜々(な、なな、ナナは勢いでなんてことを…!で、でももうこうなったら後には退けません!)

菜々「え、えいっ」チュー

武内P「」

武内P(首筋にキスを…)

菜々「べろべろべろ」

武内P「ぐわーっ!」ドタッ

菜々「きゃっ…」

武内P「はっ!」

594: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:58:01.76 ID:j/2zDdPm0
武内P(驚きのあまり押し倒してしまった!)

菜々「大胆ですね…プ、プロデューサーさん…いいよ…?///」ギュッ

武内P「」

武内P「」

武内P「」

595: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/01/29(金) 22:58:44.68 ID:j/2zDdPm0
武内P(わわわわたしは…)

武内P「安部さん…」

菜々「…///」

菜々「…まって…先にキス、してください///」

武内P「…」チュ

菜々「…ん///」

仁奈「むにゃむにゃ…なにしてるですか…?」

武内P「いいいい市原さん!?」ガバッ

菜々「に、仁奈ちゃん!!起きちゃったんですね~~~!?」

武内P(私はなんてことをしていたんだ!)

仁奈「うーん…二人とも一緒に寝やがりましょー…」

菜々「そ、そうですねー!3人で寝ましょう!」

武内P「え、ええ!私のベッドは大きいので!」

606: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:15:47.94 ID:Ips5XI+60
翌日

武内P(昨日は安部さんに襲われかけて大変でした…)

菜々「いやーしかしたまたま3人とも今日は休みって凄い奇跡ですね!」

武内P「ええ、そうですね」

菜々「ということで3人でショッピングに来てます!」

仁奈「ごぜーます!」

武内P「お二人は何か買いたいものがあるんですか?」

仁奈「仁奈は着ぐるみを見てーです!」

武内P(着ぐるみ売ってる店なんてあるのだろうか)

菜々「ナナは特にないですね」

武内P「では着ぐるみを売ってる店を探しましょう」


607: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:26:32.97 ID:Ips5XI+60
武内P(一応お店は見つけたのですが…)

菜々「なんかピンクピンクしていて男の人はちょっと入りにくそうですね…」

武内P「そ、そうですね」

菜々「うーん、一旦別れてあとで合流しましょうか?」

武内P「よろしいのですか?」

菜々「大丈夫です!仁奈ちゃんはナナに任せてください!」

仁奈「あとでたっぷりかまってくだせー!」

武内P「はい」ニコ

武内P「安部さん、これで市原さんに何か買ってあげてください」コソコソ

菜々「いえいえ、ナナが買いますから!」

武内P「いえ…私は皆さんのプロデューサーですから、あとお釣りで安部さんの好きなものを買ってください」

菜々「…あ、ありがとうございますっ」

武内P「それと、あとで合流するなら連絡が取れるように電話番号を交換しましょう」

菜々「!」

菜々(こんな形で電話番号をゲットできるなんて…ラッキーですね!)

608: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:27:45.79 ID:Ips5XI+60
武内P(安部さん達と別れたはいいが…どこへ行きましょうか)

「…新作グッズ、お一人様ひとつまでって…せっかく来たのに全然買えないじゃないか」

武内P(あれは…)

武内P「早坂さん」

美玲「あっオマエは!…相変わらずでっかいやつだな」

武内P「ええ…まあ…」

美玲「ウチになにか用か?」

武内P「いえ、なにか悩んでいる様子でしたので…なにかあったのかと」

美玲「…ここのブランドの新作買いにきたんだけど、一人一つしか買えないんだってさ。これじゃせっかく来たのに全然買えないぞ」

武内P「…よかったら私も一緒に並びましょうか?」

美玲「…いいのか!」

武内P「ええ」

美玲「オマエやっぱりいい奴だな!」

609: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:30:10.09 ID:Ips5XI+60
美玲「ていうかこの店おかしいだろ…カラーが三色あるのに一人ひとつまでって、絶対おかしい!」

武内P「…まあ、そうですが…お店の中であまりそういうことは言わないほうがよろしいかと…」

美玲「だっておかしいんだモン!」

武内P「…」クビサワリ

美玲「…ん?…あれ、カップルにオススメのペアルックだってさ」

武内P「ペアルック、ですか」

美玲「うーん…デザインはいいけどカップル用か…」

武内P(カップル以外も買っていいものだと思いますが)

美玲「うーん…うーん…あ、今だけはウチとオマエでカップルのフリをするんだ!」

武内P「…え?」

美玲「だ、だって!そうしないと買えないじゃん!」

武内P「い、いえ…たぶん買えると思いますが」

美玲「わ、わかんないだろ、なんか言われるかもしれないじゃん!」

武内P「…そう、でしょうか?」

美玲「う、ウチだってやだしっ!でもあの服のために我慢するの!」

610: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:32:05.69 ID:Ips5XI+60
武内P「嫌なんですか…」

美玲「あっ…べ、別にめちゃくちゃイヤってわけじゃ…その…///」

武内P「…」クビサワリ

美玲「…もうっ、全然嫌じゃないっ…///」

武内P「…///」クビサワリ

美玲「なんか言えよっ///恥ずかしいだろ!」

武内P「す、すみません」

美玲「…逆にオマエは…嫌じゃないの?」

武内P「私は…早坂さんのような素敵な方となら、むしろ喜ばしいことだと…思います」

美玲「…///」

武内P「…何か…言ってください…恥ずかしいので」

美玲「う、うるさいっ///」

611: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:32:36.38 ID:Ips5XI+60
美玲「ふー…やっと買えたなー」

武内P「ええ」

美玲「そ、その…買ってくれて、ありがと」

武内P「いえ、構いません」

美玲「…///」

武内P「おや…」

武内P(早坂さんのフードに埃がついてますね)

612: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:33:17.49 ID:Ips5XI+60
武内P「すこし動かないでください」ナデッ

美玲「ふぁっ…い、いきなり撫でるなっ//」

武内P「い、いえ…その、埃がついてましたので」

美玲「な、なんだよっ…でも…も、いきなりじゃなかったら…いいぞっ」

武内P「?」

美玲「だ、だから!ほら、撫でていいからもう一回撫でろっ///」

武内P「…」クビサワリ

美玲「首じゃなくてウチの頭だよ」

615: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:34:49.85 ID:Ips5XI+60
武内P「…では」ナデナデ

美玲「んんっ…へへっ…」ニコニコ

武内P(…嬉しそう、ですね)

美玲「その…今後も撫でたくなったら、撫でていいからなっ」

武内P「あ、ありがとうございます」ナデナデ

美玲「んっ…」

616: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:35:35.00 ID:Ips5XI+60
美玲「そうだ、ほらっこれ…」

武内P「これは先ほどのペアルックの服ですか」

美玲「ウン。オマエのサイズでバカでかいからウチが持ってても仕方ないからな」

武内P(このデザイン…私が着たらおかしいのでは?)

武内P「あ、ありがとうございます」

美玲「じ、事務所にきてくるなよ?被ったら恥ずかしいから」

武内P「い、いえ…」

617: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:36:06.81 ID:Ips5XI+60
プルルルルル

武内P(安部さんから電話ですね)

武内P「…でてもよろしいですか?」

美玲「うん、いいぞ」

武内P「もしもし」

菜々『もしもーし、今買い終わりましたよー』

武内P「わかりました、では店の入り口で待っていてください」

菜々『あー…もう店をでてしまっているので、カフェの前で集合しましょう』

武内P「わかりました、では今から向かいますね」

菜々『はーい!』プチ


618: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:36:40.59 ID:Ips5XI+60
武内P「…今安部さんと市原さんとお買いものをしているのですが、早坂さんも一緒に行きますか?」

美玲「んー…今日はもう帰るよ」

武内P「そう、ですか?」

美玲「うん、じゃーなー。服、ありがと!」タタタッ

武内P「…」

619: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:37:15.21 ID:Ips5XI+60
菜々「あ、プロデューサーさーん!」

武内P「お待たせしました。市原さんの服は買えましたか?」

仁奈「買えたでごぜーます!プロデューサー、ありがとうごぜーます!」

菜々「プロデューサーさんにお金出してもらったってちゃんと言っておきましたから!」

武内P「は、はい」

仁奈「早く着てーです!」

武内P「安部さんは何か買われたのですか?」

菜々「ナナは、これです!」

武内P「ネクタイ…ですか?珍しいですね」

菜々「これは、プロデューサーさんにです!」

武内P「え?」

菜々「仁奈ちゃんと一緒に選んだんです!ナナたち2人からのプレゼント!」

仁奈「貰ってくだせー!」

武内P「よ、よろしいのですか?」

菜々「ええ、もちろんです!」

武内P「ありがとうございます」

620: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:38:16.75 ID:Ips5XI+60
武内P「そろそろ帰りましょうか」

菜々「そうですね!」

仁奈「うう…疲れてねみーです…プロデューサー、抱っこしてくだせー…」

武内P「わ、私ですか…」

菜々「ふふ、してあげてください♪」

武内P「…わかりました、では失礼します」ギュッ

仁奈「うわぁ、たけーですっ」

菜々「おー、さすがプロデューサーさん、軽々と抱き上げましたね!」

武内P「ええ」

仁奈「…あったけー…安心します」ギュッ

武内P「眠かったら寝ても構いませんよ」

仁奈「…うん…」ムニャムニャ

621: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:39:00.24 ID:Ips5XI+60
菜々「もし疲れたら変わりますからねー」

武内P「いえ、このくらい大丈夫です」

仁奈「プロデューサー、つええです」ギュー

武内P「プロデューサーですから」

菜々「ナナもこのままおんぶできるんじゃないですか?」

武内P「できると思いますが…してみますか?」

菜々「う、うーん…え、遠慮しときますね!周りの目があるのでちょっと…」

武内P「それもそうですね」

622: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/10(水) 00:39:36.38 ID:Ips5XI+60
仁奈「…すや…すや」ギュ

菜々「…ふふ、寝ちゃいましたね」

武内P「そう、ですね」

菜々「よっぽどプロデューサーさんの抱っこが気持ちよかったんでしょうね」

武内P「プロデューサーとして、光栄です」

菜々「今度ナナもしてください…なんちゃって♪」

武内P「…こ、困ります」

菜々(セクハラされた女部下みたいなリアクションですね)

628: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 22:43:48.92 ID:XKuFvV4V0
事務所

武内P(この前は楽しかったです…お二人にとってもいいリフレッシュになっていたなら良いのですが)

凛「おはよう、プロデューサー」

未央「おっはよー!」

武内P「おはようございます」

凛「…あ、ネクタイ新しいの買ったんだ」

武内P「えっ…はい、よく気づきましたね」

未央「おーさっすがしぶりん!プロデューサーをよく見てるね!」

凛「もう、そんなんじゃないから」


凛「ていうか、もしかしてそれプレゼント?」

武内P「えっ」

629: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 22:46:40.13 ID:XKuFvV4V0
武内P「ええ、まあ」

凛「ふーん」

未央「しぶりんの目が変わった!」

凛「誰に貰ったの?」

武内P「安部さんと、市原さんから…」

未央「プロデューサー、そういうのしぶりんに教えちゃだめだよ」

凛「ふーん、あの二人か」

未央「し、しぶりんの正妻モードが制裁モードになった!」

凛「いやモードとかないから」

卯月「おはようございます!」ガチャ

武内P「おはようございます」

凛「おはよ」

未央「おっはよー!いいタイミングだねしまむー!」

卯月「なにか話してたんですか?」

未央「しまむーはプロデューサーの変化に気付くかな~?」

卯月「あ、ネクタイ変えたんですね、似合ってます!」

武内P「ありがとうございます」

未央「二人ともなんでそんなすぐにわかるのか」


630: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 22:49:45.82 ID:XKuFvV4V0
凛「ていうかさ、ネクタイ貰ったってことはその2人とどっか行ったわけ?」

武内P「…まあ…一応」

未央「プロデューサー!あんまり曖昧な反応するとしぶりんの伝家の宝刀がでちゃうよ!」

凛「伝家の宝刀って…」

卯月「せーのっ!」

卯月・未央「誤魔化さないでよ!」

未央「イエイッ!」

卯月「えへへ、やりました~」

凛「バカにしてる?」

631: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 22:57:37.30 ID:XKuFvV4V0
武内P「…本題に入ってもよろしいですか」

卯月「あっはい!」

武内P「その、今日はニュージェネレーションズでラジオですので…もうすぐスタジオへ向かいますので準備をお願いします」

凛「まあ、準備っていっても特にすることないよね」

未央「いやいや、気持ちの準備だよ!」

凛「それこそもうできてるから」

未央「さすがしぶりんかっこいい!」

卯月「わ、私はまだできてないです」

未央「しまむー結構緊張しいだもんね!」

卯月「は、はいっ…えへへ」

凛「まあ、でも本番になるとしっかりやるよね」

卯月「そうですか?」

632: ラジオの部分書いたのに丸々消しちゃったなんて言えない… ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:00:27.26 ID:XKuFvV4V0
収録後

未央「いやーラジオでたのも久々な気がするけど、楽しかったなー」

卯月「はい!いっぱい話せました!」

凛「ツッコミとしては大変だったけどね」

未央「おっ!しぶりんにもとうとうツッコミ担当の自覚が!」

凛「い、今のは言葉の綾っていうか…」

未央「あ、プロデューサー!」

武内P「お疲れ様です」

未央「お疲れ様♪」ガシッ

凛(未央、自然にプロデューサーの腰に手を回した…)

凛「…お疲れ様」

卯月「お疲れ様です!」

凛(卯月もなんだか顔の距離が近い…)

凛「二人とも、ベタベタしすぎじゃない?」

未央「おやおや~しぶりん、嫉妬かね?」

凛「…」

卯月「やきもちやいてる凛ちゃんもかわいいです!」

未央「さあしぶりんもこっちへおいで…」

武内P「あの…」

633: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:02:23.40 ID:XKuFvV4V0
凛「…///」キュッ

卯月「袖をつかみましたね!凛ちゃんかわいいです!」

未央「しぶりんが素直にそんなことするなんて珍しいじゃん?」

凛「…今日はそういう気分なだけ」

武内P「…」

卯月「プロデューサーさん、大丈夫ですか?」

武内P「え、ええ…」

武内P(3人にこんなに密着されるとは…)


634: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:02:55.93 ID:XKuFvV4V0
武内P「次は事務所へ戻ってインタビューのお仕事です。移動するので準備をお願いします」

卯月「はい!」

未央「はいはーい」

凛「ま、準備っていってもすることないけどね」

卯月「凛ちゃん、事務所出るときも同じようなこと言ってましたよ」

凛「そうだっけ?」

635: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:03:27.52 ID:XKuFvV4V0
事務所

武内P「では、しばらくしたら記者の方がいらっしゃると思うので、それまでは体を休めておいてください」

凛「わかった」

未央「プロデューサーはなにするのー?」

武内P「私は皆さんのスケジュール調整などを」

未央「そっかー頑張ってねー」

武内P「ありがとうございます」ガチャ

未央「ちぇー。プロデューサーともうちょっと喋ってたかったなー」

凛「ふーん」

卯月「最近忙しくなっちゃって、喋る機会もちょっと減っちゃいましたからね」

凛「なんかこんな話、いっつもしてる気がする」

卯月「そうでしょうか?」

未央「まあそれだけ忙しさを感じるってことじゃない?」

636: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:04:03.79 ID:XKuFvV4V0
ちひろ「…プロデューサーさん、おつかれさまです」

杏「…おつかれ、よくそんなに働くね」

武内P「おつかれさまです。プロデューサーですから」

きらり「おっつおっつ!」

武内P「…3人で何か話されていたんですか?」

ちひろ「ええ、ちょっと…」

武内P「……何かありましたら、聞きますが」

きらり「んーん、大丈夫だにぃ☆だからPちゃんは仕事がんばるにぃ!」ガチャ

杏「杏の分まで頑張ってねー」ガチャ

武内P「…」

ちひろ「…」

637: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:04:37.72 ID:XKuFvV4V0
未央「あれ?二人ともいたんだ」

きらり「オッスオーッス!」

杏「おはよー」

卯月「おはようございます!」

凛「おはよう」

杏「…卯月ちゃん、ちょっといい?」

卯月「私ですか?いいですけど…」

凛「?」

未央「なんかあったの?」

杏「まあちょっとねー。2人は気にしなくていいから」

きらり「ごめんね?すぐ終わるから待っててにぃ」

638: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:06:17.83 ID:XKuFvV4V0
卯月「…なにかあったんですか?」

杏「まあ…」

きらり「…うーんとね、卯月ちゃんにちょこーっとだけ聞きたいことがあゆの」

卯月「聞きたいこと、ですか?」

杏「…卯月ちゃんさ、プロデューサーに好き放題できるって噂流した?」

卯月「…」ドキ

639: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:07:39.38 ID:XKuFvV4V0
卯月「…私…噂、流しました」

杏「…そっか」

きらり「でも、なんでそんなことしたの?」

卯月「…それは、プロデューサーさんを好きな人がたくさんいるから…です」

杏「…?」

卯月「…もし仮に誰かがプロデューサーさんと結ばれたとしたら…きっと、それ以外の色んな関係が崩れちゃうんじゃないかって思って…」

杏「…まあ、確かに嫉妬に狂いそうな人はたくさんいるけど」

卯月「…だから、私はプロデューサーさんの壁をむりやり壊そうと思ったんです。過剰なスキンシップを色んな人から同時に行うことで」

卯月「そうしていつかはプロデューサーさんもみんなに心を開いて、みんなで結ばれて…みんなで幸せになれるんじゃないかなって…」

卯月「私も…プロデューサーさんを好きな人の、1人ですし」

杏「…でもさ、本当に好きなんだったら独り占めしたいんじゃないの?」

卯月「…独り占めしたいっていう気持ちはあります」

卯月「でも、楓さんとか、凛ちゃんも、菜々ちゃんも、みんなみんな素敵で可愛くて…私じゃきっと…私なんかじゃみんなの輝きに、霞んじゃって…プロデューサーさんに届かないきがするんです」

杏「そんなことないでしょ」

きらり「…っ」

杏「きらり?」

きらり「…んーん、なんでもないにぃ」


640: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:08:11.16 ID:XKuFvV4V0
杏「卯月ちゃんは、もっと自信もっていいんじゃない?十分かわいいと思うよ。だってそうじゃなきゃここまで人気だってでないだろうしさー」

卯月「…でも、仮に私が一番だったとしても…私1人がプロデューサーさんと結ばれると…みんなの関係を壊しちゃうと思うし…だったらやっぱりこれが一番なんじゃないかなって…」

杏「…それは…まあ仕方ないことじゃん?それに時間がたてばなんとかなると思うよー」

卯月「私は…それでも怖いです、みんなと一時的にでも関係が壊れるんじゃないかって思うと」

杏「…そっか…きらりはどう思う?」

きらり「きらりはね…卯月ちゃんの気持ち、わかるにぃ」

杏「…まあ、そうだろうと思ったよ」

641: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:08:57.56 ID:XKuFvV4V0
きらり「きらりは、みんなよりちょーっとだけおっきーから…Pちゃんがきらりのこと、好きになってくれないかもって…思ゆの」

きらり「…だから、その…卯月ちゃんの、不安な気持ちすっごくわかるよ?」

杏「…」

卯月「きらりちゃん…」

きらり「そのね、だからね?…きらりとか、卯月ちゃんとかがどうこうするんじゃなくて、これからのこと、Pちゃんに決めて貰お?」

杏「えっ…?」

きらり「…卯月ちゃんの考えをPちゃんがいいよーって言ったらそうすゆ!だめーって言ったらそうすゆ!それが一番だと、きらりは思うにぃ」

杏「…まあ、一概に卯月ちゃんが間違ってるとは言えない…かな?それに、普段間違った生活した杏が言えた口じゃないしね~。プロデューサーに決めてもらうのが楽でいいかもね」

卯月「ふたりとも…」

杏「…いい?それで」

卯月「…私の計画は最終的にはプロデューサーさんから歩み寄って貰わなきゃならないものですし…それでいいですよ」

きらり「…きらりも、頑張らないと!」

杏「えー、なにを?」

きらり「んー…わかんない☆」

杏「なんだよそれー」

杏(…まあ、プロデューサー次第ってことか…ちひろさんもいるし平気かな?)

642: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:10:03.80 ID:XKuFvV4V0

武内P「…千川さん、先ほどから様子が変に見えますが…どうかしましたか?」

ちひろ「…ええ、その…プロデューサーさん、少しだけ話、してもいいですか?」

武内P「…構いませんが」

ちひろ「その…最近、アイドルとの距離が近すぎるんじゃないかなって」

ちひろ(私が言えたことではないのですか…すみません)

武内P「…」

ちひろ「も、もちろん、色々あって後に引けないとか、私とかにも原因はあるとは思うんですけど…やっぱりスキャンダルとかも怖いわけですから…その…」

武内P「…そう、ですね」

ちひろ「だからその…」

ちひろ(もしここで、『私が彼女になればアイドルたちのアプローチを避けれます』なんて言えば…私がプロデューサーさんを独り占めできる…)

ちひろ「…私は…」

ちひろ(────私は)

643: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:10:39.30 ID:XKuFvV4V0
ちひろ「もし…プロデューサーさんが、今の状況…アイドルのみんなとの超密着関係から脱却したいなら…一つ、考えがあります」

武内P「と、いいますと?」

ちひろ「その…」

ちひろ(私と…)

ちひろ「いえ…誰か一人、お付き合いする方を決めるのです」

武内P「…それはつまり」

ちひろ「そう、だれか一人と恋人関係になればいいのです。それで他の方からは干渉を受けないようにすればいいのです」

武内P「な、なるほど…」

ちひろ(…一部それでも干渉してきそうな蒼い気配はありますが)

ちひろ「どう…ですか?」

武内P「し、しかし…仮にもアイドルとそういう関係になるのは…良くないのでは?」

ちひろ「今更なにを言っているのか」

武内P「…すみません」

ちひろ「これ以上悪化しないためにも、そして彼女たちを納得させるためにも、誰か一人と結ばれるのがいいと思うんです!」

武内P「…」

ちひろ「…大丈夫です、彼女たちならきっと、受け入れてくれます」

武内P「…そう、ですね」

ちひろ(私に…独り占めする勇気があったらな…)

644: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:11:10.14 ID:XKuFvV4V0
コンコンガチャ

杏「入るよ?」

武内P「ええ…」

ちひろ「あ、杏ちゃん…卯月ちゃんのほうは…」

卯月「…」

きらり「こっちは終わったにぃ」

ちひろ「…どうなったんですか?」

きらり「Pちゃんに任せるって」

ちひろ「…なるほど」

武内P「…一体何を話されているんですか?」

645: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:11:46.04 ID:XKuFvV4V0
卯月「その…私がアイドルのみんながプロデューサーさんにアピールできるように…色々してたんです」

武内P「…!」

卯月「…だから、そのことについて話してました」

杏「それでプロデューサーには決めてもらいたいんだ。これから先、色んなアイドルと結ばれるのか、1人と結ばれてこの状況を変えるのか」

武内P「…」

武内P(先ほど千川さんがおっしゃっていたことと同じ…)

武内P「私は…」

武内P「…今の状況は、やはり良くないかと。ですから、一人と結ばれて…終わらせなくてはならないと思います」

646: ◆d0hZ1USyYNJW 2016/02/13(土) 23:13:02.80 ID:XKuFvV4V0
ちひろ「じゃあ、奪い合いになりますね!」

きらり「Pちゃんを振り向かせた者の勝利!」

杏「敗者はプロデューサーを諦める…」

かな子「もしかしたら…喧嘩になったり、仲が悪くなっちゃうかもしれない」

卯月「でも、大丈夫です」

凛「だって」

未央「私たち!」

卯月「仲間だもんげ!」