1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 01:44:52 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「おい」ニヤニヤ

男「……なに?」

DQN美少年「パン買ってこいよ、ダッシュでな」

男(いつもいつも僕をパシリにしやがって……!)

男(たまには反抗しないと、卒業するまでずっとこのままだ!)

男「い、いやだ!」

引用元: DQN美少年「おい、パン買ってこいよ」男「い、いやだ!」 


 

2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 01:48:00 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「なんだと!? 俺に逆らうのか!?」

男「僕は……いつまでも君のパシリじゃない!」

DQN美少年「ふうん、いい度胸してんじゃねえか」

DQN美少年「ちょっと校舎裏来いよ」クイッ

男「う、うう……分かったよ……」

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 01:52:12 ID:yf5aSdsE
校舎裏にて――

DQN美少年「謝れよ」

DQN美少年「謝ってパン買ってきたら許してやるよ」

男「……」

男「や、やだっ! 僕はもう君の言いなりにはならない!」

DQN美少年「あっそ」

DQN美少年「だったらボコボコにしてやるよ!」

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 01:55:30 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「でやぁっ!」シュッ

男「うわっ!」

ポカッ

男(ん……?)

DQN美少年「ふっ、どうだ俺のパンチは?」

男「え、と……あまり痛くなかった」

DQN美少年「なんだとぉ!?」

男「ひっ!(余計なこと言わなきゃよかった!)」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 01:59:51 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「だあっ!」パコッ

DQN美少年「えいっ!」ペチッ

DQN美少年「でいやっ!」ポコッ

男「……」

DQN美少年「ハァ、ハァ、ハァ、ど、どうだ!?」

男(やっぱり、あんまり痛くない……)

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:03:16 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「おい、痛かったろ!?」

男(もしかして……)

DQN美少年「おい、聞いてんのか!」

男(こいつ……)

DQN美少年「シカトしてんじゃねーぞ!」

男(ものすごく弱いんじゃ……)

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:06:32 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「この野郎――」

男「だっ!」シュッ

バチッ!

DQN美少年「ぐふぇ……!」ドサッ…

男(や、やっぱりだ……! こいつ弱い!)

DQN美少年「あうっ、痛い、痛いよぉ……」ウルッ…

DQN美少年「よくもやりやがったなぁぁぁ!」ブンブン

男(うわっ、腕を振り回してきやがった!)

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:10:02 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「だっ、でいっ、うらっ!」ポコッ ペチッ ベチッ

男「あ~……もう、うっとうしいなぁ!」

ガシッ!

DQN美少年「わっ!?」

男(こいつの胴体ほっそ! ひょろひょろじゃんか!)ギュッ…

DQN美少年「な、なにすんだよ!」

男「これでもうちょこまか動けないだろ」ギュゥゥ…

DQN美少年「うぁぁっ! 痛っ! 痛いっ!」ミシミシ…

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:13:53 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「や、やめ……ろ……! はなせよぉっ!」ミシミシ…

男「両手は空いてるんだから、外してみろよ」ギュゥゥ…

DQN美少年「ううっ……! はなせぇっ! はなせよぉ!」グッ グッ

男「なにそれ、そんなんじゃ外せないよ」ギュゥゥ…

DQN美少年「あぅ……ぐぐぅ……ほ、骨が折れちゃうよぉ……」ミシミシ…

男(僕より腕力がない奴なんていたんだな……)ギュゥゥ…

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:17:01 ID:yf5aSdsE
男「まさか君……いやお前がこんなに弱いなんてな」ギュゥゥ…

DQN美少年「うぁ……あ……あぁ……ぁ……!」ミシミシ…

男「今までの恨みを晴らさせてもらう。しばらくこうさせてもらうよ」ギュゥゥ…

DQN美少年「ひ、ぃ……っ!」ミシミシ…

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:21:15 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「ゆ、許して……」ミシミシ…

男「!」ギュゥ…

DQN美少年「ご、ごめんよぉ……」ミシミシ…

DQN美少年「今までごめん……許してよぉ……」ミシミシ…

男「……!」ギュゥゥ…

男(今までずっと怖いイメージしかなかったけど……)ギュゥ…

男(落ちついてよく見ると、こいつこんな可愛い顔してたのか……!)キュンッ

男(――って、なにキュンとしてるんだ、僕は!)ギュゥ…

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:25:44 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「ご、ごめん……なさい……」ミシミシ…

DQN美少年「許して……くだ、さいぃ……」ポロッ

男(ゲッ、泣き出しちゃった!)ギュゥ…

男(泣いたらますます可愛いな……ってなに考えてんだ僕は!)

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:29:03 ID:yf5aSdsE
男「わ、分かったよ! 放すよっ!」パッ

DQN美少年「!」

男(なんでドキドキしてんだ、僕は!)ドキドキドキドキ

DQN美少年「うぅ……痛かった……」

男「ご、ごめん。やりすぎたよ」

DQN美少年「ううん……放してくれてありがとう」

男「いや、お礼いわれるような場面じゃないし……」

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:35:24 ID:yf5aSdsE
DQN美少年「それに……たしかに痛かったけど、実はちょっと気持ちよかったんだ」

男「え」

DQN美少年「俺、親には甘やかされて、友達にもチヤホヤされて育ってきたから……」

DQN美少年「今みたいに自分よりすごい力でおしおきされるのって初めてで……」

DQN美少年「だから……痛かったけど、なんだか心地よかった……」

DQN美少年「ありがとう」ニコッ

男「!」キュンッ

男「ど、どういたしましてっ!」

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/13(土) 02:40:19 ID:yf5aSdsE
男「ぼ、僕でよかったら、いつでもギュッとしてあげるよ!」

DQN美少年「ホント!? だけど次からはもっと優しくしてね。俺、壊れちゃうから」

男「もちろん!」

男「あっ、そうだ! 僕でよかったら、これからも力になるからっ!」

男「なんでもいってよ!」

DQN美少年「じゃあ……俺、お腹が空いたから、パンが食べたいな~……ダメ?」チラッ

男「すぐ買ってくるよっ!」スタタタタッ





おわり