1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/17(土) 22:15:40.16 ID:dozNRd/sO
シャル「ねえ一夏、クリスマスの予定ってある?」

一夏「クリスマス?特にないけど」

セシリア「わたくしたちとパーティーをしませんこと?」

一夏「いいなパーティー」

シャル「みんなで朝まで騒いだりしちゃって」

一夏「それはダメだろ」

セシリア「たまにはいいじゃありませんか。クリスマスなんですから」

一夏「そんなことしてサンタさんにプレゼントもらえなくなってもしらないぞ?」

セシリア「はい?」

シャル「ん?」

一夏「なんだ?」

引用元: 一夏「クリスマスは早く寝ないといけないだろ?」 


 

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/17(土) 22:21:51.92 ID:dozNRd/sO
セシリア「まあまあ一夏さんったら、母親みたいなことを言いますのね」

シャル「ねー。今時小学生だってそんなこと言わないよ」

一夏「知らないのか?ちゃんと寝てないとサンタさんは来てくれないんだぞ」

セシリア「はいはい、わかりましたから」

シャル「真面目なのもいいけどたまにははめを外したっていいと思うな」

一夏「朝まで騒ぎたいならみんなでやってくれ。俺はちゃんと寝てサンタさんを待つから」

セシリア「ですから一夏さん、そんな言い訳・・・まさか」

シャル「・・・誰かと約束でもあるの?」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/17(土) 22:25:58.26 ID:dozNRd/sO
一夏「約束なんかして・・・あぁ約束と言えば約束か」

セシリア「なんですって・・・?」

シャル「誰と?」

一夏「サンタさんに手紙を送ったんだ。いつもありがとう今年も待ってますって。だから約束みたいなもんだな」

セシリア「・・・」

シャル「・・・」

一夏「フィンランドにいるなんてな、一回会ってみたいもんだ」

セシリア「・・・馬鹿にしているんですの?」

シャル「いい加減にしないと怒るよ?」

一夏「な、なんだよ二人とも怖い顔して」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/17(土) 22:31:12.03 ID:dozNRd/sO
シャル「サンタを待つからなんて・・・ちゃんと用事があるならあるって言ってよ」

セシリア「そうですわ!失礼ですの!」

一夏「そんなこと言われても・・・二人はサンタさん待たないのか?」

セシリア「一夏さん!!」

シャル「サンタなんて信じるのはせめて小学s・・・ひっ」

セシリア「どうしたんですのしゃるr・・・ひぃっ!?」


千冬「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/17(土) 22:38:04.16 ID:dozNRd/sO
シャル「・・・か・・・かひっ・・・」ガクガク

セシリア「・・・っ・・・ひぐっ・・・」ブルブル

一夏「ど、どうしたんだよ二人とも急に」

千冬「・・・・・・」ドドドドドドドドドドドド

一夏「後ろになんかいるのか?」クルッ

シーン……

一夏「なんだよなにもいないじゃないか」

セシリア「あ、あわ・・・わ・・・」パクパク

シャル「・・・か・・・かぺっ・・・」ブルブル

千冬「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

一夏「なんだよ・・・?」クルッ

シーン……

一夏「わかった、二人で俺を引っかけようってんだな?やられたー」

セシリア「・・・ち、ちが・・・」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/17(土) 22:45:20.94 ID:dozNRd/sO
千冬「・・・」スッ

『そのまま黙ってわたしの部屋に来い』

セシリア「・・・」ガクガク

シャル「・・・」ブルブル

一夏「もーわかったわかった俺の負けだ。もう普通に喋ってくれよ」

千冬「・・・」ペラッ

『声を出したら殺す。逃げても殺す。アイコンタクトをしても殺す』

千冬「・・・」ペラッ

『死にたくなければなにも言わずにわたしの部屋に来い』

セシリア「・・・」コクコク

シャル「・・・」コクコク

一夏「・・・?」クルッ

一夏「・・・なにもいないじゃないか。二人ともなにをそんなにビクビクしてるんだ?」

セシリア「な、なんでもはりませんふぁ」

シャル「ぼぼぼぼくたち用事をおもおも、またねっ」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/17(土) 22:50:19.17 ID:dozNRd/sO



セシリア「・・・・・・死ぬかと思いました」

シャル「僕も・・・花畑が見えたもん」

鈴「なに二人してうなだれてんの?」

セシリア「鈴さん・・・」

シャル「・・・」

鈴「ど、どうしたの?」



鈴「あー、やっちゃったのね・・・」

シャル「鈴は知ってたの?」

セシリア「どうして教えてくれなかったんですの!」

鈴「教えるもなにもあんたらが抜け駆けして誘いにいったんでしょーが」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/17(土) 22:58:11.60 ID:dozNRd/sO
セシリア「ちゃ、ちゃんと鈴さんも誘うつもりでしたわ!」

鈴「どーだか」


鈴「とにかく一夏は本気でサンタを信じてるわけ。それに対してなにか言おうもんなら千冬さんのあれよ」

セシリア「・・・部屋に呼ばれて・・・ただ、見つめられているだけでしたのに」

シャル「背骨に氷柱を突っ込まれたような・・・」

セシリア「ずっと眉間に銃を突き付けられているかのような・・・とにかく恐ろしかったですわ」

鈴「だから一夏の周りにサンタがいないなんて言う奴はいないし、毎年千冬さんがプレゼントを置いてるから一夏はいまだに信じてるってわけ」

セシリア「なんてはた迷惑な・・・」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/17(土) 23:09:09.97 ID:dozNRd/sO
箒「みんな集まって、なんの話だ?」

セシリア「箒さん・・・」

鈴「一夏のサンタ話よ。箒も知ってるでしょ?」

箒「サンタ話?」

鈴「サンタはいないって一夏に言ってはいけないってあれ」

箒「サンタはいるだろう」

シャル「えっ」

セシリア「えっ?」

箒「なんだ、みんなのところには来ないのか?いい子にしてないからだぞ」

鈴「嘘でしょ・・・」

セシリア「日本ではこれが普通なんですの・・・?」

シャル「アンビリーバブルや」

箒「な、なんだ?みんなため息なんかついて」

箒「お、おい!なんだっていうんだ!?」


終わり

194: ありがとうございます 2011/12/18(日) 05:00:23.86 ID:HzR1sBRp0
箒「みんな集まって、なんの話だ?」

セシリア「箒さん・・・」

鈴「一夏のサンタ話よ。箒も知ってるでしょ?」

箒「サンタ話?」

195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:08:42.95 ID:HzR1sBRp0
鈴「サンタはいないって一夏に言ってはいけないってあれ」

箒「・・・・・・サンタはいるだろう」

シャル「えっ」

セシリア「えっ?」

196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:12:39.50 ID:HzR1sBRp0
箒「なんだ、皆のところには来ないのか?いい子にしてないからだぞ」

鈴「嘘でしょ・・・」ハァ・・・

セシリア「日本ではこれが普通なんですの・・・?」 ハァ・・・

シャル「アンビリーバブルだ・・・」ハァ・・・

箒「なんだ?みんなため息なんかついて」

197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:18:46.83 ID:HzR1sBRp0
箒「・・・・・・っぷ・・・」










箒「ふははは、なーんてな」

セシ・鈴・シャル「えっ?」

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:22:57.34 ID:HzR1sBRp0

箒「さすがに高校生になってサンタはないだろう。普通それ相応の年齢になれば気付くさ。まして私は実家が神社だったしな」

箒「でも一夏はまだ信じていたとは・・・・・・まあ、私も未だに”送り主不明”のプレゼントが毎年枕元に置いてあるが・・・」

199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:28:57.70 ID:HzR1sBRp0

ラウラ「ほう・・・サンタクロースの話か・・・」

シャル「あ、ラウラ!もしかして、ラウラも信じてるの?」

ラウラ「いや、私はサンタクロースの存在そのものを知らずに育ってきたからな。サンタはクラリッサに聞いた。だが、私も毎年朝起きたら枕元に置かれていたぞ」

200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:35:30.82 ID:HzR1sBRp0

セシリア「あら、軍人さんでもプレゼントはもらえますの?」

ラウラ「まぁな!私の場合は新型の武器の納品書だ。その早朝には物が倉庫にぎっちり積み込まれていた。あれのおかげで年末年始の軍事演習に一層身が入ったといっても過言ではない!」フンス

鈴「全く夢の欠片もない話ね・・・」

204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:42:30.16 ID:HzR1sBRp0

一夏「よぉ!みんな集まって何の話してるんだ?」

ラウラ「おお嫁。今、皆でサンt・・・
鈴「サンドイッチ!」

一夏「・・・へ?」

セシリア「そっ、そうですわ!サンドイッチのお話をしていましたの!一夏さん、また今度わたくしのサンドイッチを食べていただけます?」

一夏「え!!あ、あぁ・・・またー・・・今度な・・・」

205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:49:54.18 ID:HzR1sBRp0

ラウラ「?」

シャル(あのねラウラ、一夏はサンタが・・・)ヒソヒソ

ラウラ(ふむ、そういうことか・・・了解した・・・)ヒソヒソ

一夏「ところで、みんなはサンタクロースにどんなお願いをしたんだ?」

5人「!」

206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:54:52.13 ID:HzR1sBRp0

シャル「・・・まっ、まだみんな決めてないんだよねー?あははは・・・」

セシリア「そっ、そーなんですの、おほほほほ・・・」

一夏「そうなのか!早く決めちまわないとサンタさん持ってきてくれないぜ?」

鈴「そっ、そーよねー・・・」

207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 05:59:46.14 ID:HzR1sBRp0

一夏「いやー、それにしてもサンタクロースってスゲーよな!世界中にプレゼント届けてるんだぜ!俺の推測だけど、本物は女の人だと思うんだ!もし本物に遭遇したら俺、惚れちまうかも!」

5人「!!!」

208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 06:03:10.17 ID:HzR1sBRp0

箒「いっ、一夏~!今何と?」

一夏「えっ!俺なんか変なこと言ったか?サンタクロースって世界中にプレゼント届けててスゲーよなーって・・・」

鈴「その次よ!!!」

209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 06:12:34.80 ID:HzR1sBRp0

一夏「いや、サンタさんいい人すぎて本物会ったら惚れちまいそうだなーって・・・それに絶対女性だと思うんだよ!どんな人なんだろうなー・・・まぁ、本物見たら翌年から来てくれなくなるらしいからしないけどな!」

211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 06:24:45.15 ID:HzR1sBRp0

セシリア(一夏さんはサンタクロースの存在を信じている・・・)

シャル(しかも、その存在を女性だと思っていて・・・)

ラウラ(遭遇すれば確実に惚れる・・・)

箒(つまり、これは・・・)

鈴(サンタの格好をして枕元にプレゼントを置くところを一夏に目撃されれば・・・)

214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 06:31:00.82 ID:HzR1sBRp0

箒(一夏は私に・・・)
セシリア(一夏さんはわたくしに・・・)
鈴(一夏が私に・・・)
シャル(一夏が僕に・・・)
ラウラ(嫁は私に・・・)






5人(惚れる!!!!!)

215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 06:41:56.48 ID:HzR1sBRp0

セシリア(こっ、こうしてはいられませんわ!)

鈴(まずはサンタの衣装を用意して・・・それから・・・)

シャル(一夏のほしいものを聞きださないと!)

ラウラ(ふむ、ソリとトナカイが必要だな)

箒(だが、最も大事なのは・・・)



5人(他の4人に先を越されないこと!!!!!)

216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 06:49:00.66 ID:HzR1sBRp0

セシリア「それでは一夏さん?わたくし用事を思い出しましたのでちょっと失礼させていただきますわね」アセアセ

シャル「ぼっ、僕も職員室に用事があったんだ!またあとでね、一夏!」アセアセ

217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 06:53:10.00 ID:HzR1sBRp0

箒「これは一夏の夢を壊さないようにプレゼントをあげるだけであって、故に正当・・・」ブツブツ

ラウラ「クラリッサ、私だ!ソリとトナカイの手配を頼む!トナカイは赤っ鼻のやつだ!」デンワ中

220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 06:59:01.02 ID:HzR1sBRp0

鈴「ねー、一夏。セシリアたちが言ってたクリスマスイブのパーティーの件なんだけど、夜遅くならない程度までやることにしない?そうしないとサンタさんにプレゼントもらえなくなっちゃうし」

一夏「そうだな。日付変わるまでには寝とかないといけないもんな!」

221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 07:01:12.92 ID:HzR1sBRp0

鈴「じゃあ、セシリアたちには私から伝えておくわね!」ニコニコ









千冬「・・・」


こうして、5人の『サンタdeプレゼント大作戦』は始まった

224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 07:10:14.67 ID:HzR1sBRp0

翌日・・・

一夏「う~ん・・・どーしようかなー?」

シャル「いーちか!おはよう!」

一夏「おう、シャル!おはよう」

シャル「何か考え事?もしかしてクリスマスのこと・・・とかかな?」

一夏「あぁ、まぁな」

226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 07:20:44.36 ID:HzR1sBRp0

シャル「ふ~ん・・・ねぇ、一夏は今『これが買いたいなぁ~』ってものある?」

一夏「そ~だなぁ・・・今は・・・」







一夏「エプロンを買いに行きたいな!」

228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 07:31:44.27 ID:HzR1sBRp0


シャル(え、エプロン!そっ、それってもしかして、僕と一緒に料理を作りたいとか!!)

シャル「ねぇ、一夏。ちなみにだけど・・・どんなエプロンが欲しいの・・・?」

一夏「シャルが着るような可愛いのがいいかな!」

シャル(まっ、まさか一夏!ぼっ、僕に・・・はっ、裸エプロンをさせる気じゃ////)ボンッ

229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 07:41:54.02 ID:HzR1sBRp0

シャル「一夏のエッチ・・・///」ボソ・・・

一夏「うん?今、なんか言ったか?」

シャル「ううん、なんでもない!なんでもない!あははは・・・」アセアセ

231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 07:48:03.27 ID:HzR1sBRp0

ャル「エっ、エプロン、手に入るといいね。あっ、でもクリスマ

ス当日までは買いに行っちゃダメだよ!」

一夏「?」

シャル「///さぁ、さぁ、朝ご飯食べに行かないと遅れちゃうよ!」

一夏「おお、そうだな!」

その日、シャルはいかにも・・・なフリフリのエプロンを買いに行った

のであった

233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 07:52:56.25 ID:HzR1sBRp0

シャルがエプロンを買いに行った翌日、昼の学食・・・

一夏「う~ん・・・」

鈴「いーちか!何ボケ~っとしてんのよ!列進んでるわよ!」

一夏「おぉ、鈴か!サンキュー」

235: >>234お褒めの言葉ありがとう、今すごく後悔してる 2011/12/18(日) 08:06:50.94 ID:HzR1sBRp0

鈴「ねっ、ねぇ・・・一夏・・・今一番欲しいものって・・・何?」

一夏「一番か・・・一番じゃなきゃだめか?」Bテイショクヒトツ

鈴(!!そっか!一番はもうサンタに頼んじゃってるのか!)

鈴「ううん!2番でも構わないわ!」チュウカランチヒトツ

ラウラ「嫁よ。向こうの席を取っておくぞ。」

一夏「あぁ、サンキュー!ラウラ!」

237: >>236ありがとう 2011/12/18(日) 08:13:46.56 ID:HzR1sBRp0

鈴「でっ!どうなのよ!」

一夏「そうだな~・・・・・・うさぎのぬいぐるみ・・・かな!」

鈴「ぬい・・・ぐるみ?」

一夏「あぁ!色は黒、デカければデカいほど愛が愛がある気がする

よな!うん!」

鈴(ぬいぐるみなんて、一夏も可愛い趣味してるわね///デカいほど

愛が・・・///)ナルホド///

238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 08:23:36.42 ID:HzR1sBRp0

鈴「そっ、そう!ふ~ん、てっ、手に入ればいいわね!でも、クリ

スマス当日までは絶対、ぜーーーったい買っちゃダメなんだからね!

!」

一夏「おっ、おう・・・」

鈴「~♪」

その日の放課後、鈴は自身の身長にも及ぶほどの大きなぬいぐるみ

を買いに行ったのであった

240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 08:31:30.37 ID:HzR1sBRp0

また翌日・・・

一夏「う~ん・・・う~ん・・・」

セシリア「い~ち~かさん!どーなさいましたか?」

一夏「おぉ、セシリアか!ちょっと考え事をな・・・」

242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 08:41:19.27 ID:HzR1sBRp0

セシリア「何かお悩みがあれば、このセシリア・オルコットめになん

なりとご相談くださいませ!一夏さん!」

一夏「あぁ、ありがとう」

セシリア「いえいえ///一夏さんのためなら当然ですわ///」

一夏「それで、セシリアは俺に何か用か?」

243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 08:48:19.50 ID:HzR1sBRp0

セシリア「はっ、はい、そっその~一夏さんは~今現在お探しのも

のなどはございませんか?」モジモジ

一夏「探しているものか・・・・・・そ~だな~」

一夏「あ!あれ!ロシアの帽子!耳あてが付いてなくて、尻尾がつ

いてるやつ!」

セシリア「それは、パパーハのことでよろしくてですか、一夏さん

?」

244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 08:51:50.25 ID:HzR1sBRp0

一夏「パパーハ?ああ!たぶんそれだ!」

セシリア「パパーハは一般的に尻尾がついてる物は女性用、ついて

ないものは男性用とみなされるらしいですわ。一夏さんがご使用に

なられるのでしたら、尻尾がないものがよろしいかと・・・」

一夏「そうなのか!?う~ん・・・尻尾が取り外しできるものがあればベス

トなんだがなぁ・・・」

247: 書いてて恥ずかしくなってきた・・・ 2011/12/18(日) 08:58:17.53 ID:HzR1sBRp0

セシリア(もしや、一夏さん!

   ・・・・・・・・・・・・・

   一夏『セシリア、寒くないかい?俺のパパーハを貸してあげ

よう!』パサッ
   
   一夏『おっと!レディーに男用のパパーハを被せるなんてレデ

ィーを辱めるマネできねーぜ』

   一夏『この尻尾をつけて、さぁセシリア』

248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:01:36.65 ID:HzR1sBRp0

  一夏『セシリア、暖かいかい?』

   セシリア『えぇ・・・とっても暖かいですわ、一夏さん///』

   一夏『セシリア・・・次は俺をキミで温めてくれ』

   セシリア『はい、一夏さん////』

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   イヤァーーーーーン//////ダメですわ、一夏さん/////)

249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:04:11.71 ID:HzR1sBRp0

一夏「お~い、セシリア~?」

セシリア「っは!わたくしとしたことが・・・」

セシリア「一夏さん!クリスマス当日まで絶対にパパーハを入手して

はなりませんわよ!当日までは何があってもです!お約束いただけ

ますか?」

251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:07:58.76 ID:HzR1sBRp0

一夏「え!あぁ・・・セシリアがそこまで言うなら・・・約束するよ!」

セシリア「ありがとうございますですわ」ニコッ

セシリア「それではわたくしは失礼しますわね」~♪

その夜、セシリアは最高級のパパーハを発注したのであった

252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:14:33.10 ID:HzR1sBRp0

後日の昼・・・

鈴「・・・っとまぁ、イブのパーティーは一夏の部屋でこんな感じでやりましょう!」

一夏「決まりだな!」

セシリア「それでは、当日のサンドイッチはわたくしg・・・
シャル「りっ、料理の準備は僕と箒でやっておくよ!」

シャル「ねっ、箒?」

箒「あぁ、そうしよう・・・」

セシリア(ム~~~~)

253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:21:30.18 ID:HzR1sBRp0

ラウラ「では、私が味見をs・・・・
シャル「ダーメ!ラウラはすぐパクパク食べちゃうんだもん!」

ラウラ(ム~~~~)

鈴「ところで一夏~、この前確か『サンタは絶対女だ~』とか言ってたけど、なんか根拠があって言ってるの?」

一夏「もちろん!」

5人「「「「「どんな??」」」」」

255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:25:36.66 ID:HzR1sBRp0

一夏「何年かに一回、包装用紙と箱の間に一本だけ髪の毛が挟まってるんだ!長い髪の毛!あれは絶対女性のもの、しかも同一人物だ!」

箒「えっ、それだけか・・・?」

一夏「後は男の感だ!」フンス

鈴(ここは下手に色々突っ込まず・・・)

シャル(一夏の夢を壊さないほうが・・・)

セシリア(賢明ですわね・・・)

256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:30:55.57 ID:HzR1sBRp0

ラウラ「嫁の感なら、確実だろうな!」フンス

一夏「1つ言えるのは、千冬姉の髪じゃないことはたしかってことなんだよなぁ・・・」




千冬「織斑!ちょっといいか?」

一夏「千冬n・・・
千冬「織斑先生だ」ゴンッ

一夏「っい!何か用ですか?織斑先生?」

257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:38:41.71 ID:HzR1sBRp0

千冬「あぁ・・・その、だな・・・今年の・・・24日のことなのだが・・・」

一夏「あ、そのことか!もちろん今年もお願いしてるんだぜ?」

千冬「・・・!そうか、邪魔したな・・・」

一夏「また後でな、千冬n・・・」
千冬「織斑先生だ!」

シャル「いったい何の話?」

4人「「「「さぁ?」」」」

258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:42:56.00 ID:HzR1sBRp0

一夏「・・・!そうだ!俺、ちょっと用事思い出したから先行ってるよ」

5人「「「「「いってらっしゃい」」」」」

鈴「そういえば、一夏が今までサンタに何もらったか一度も聞いたことなかったわ!」

箒「そういえば、私もだ・・・それだけは頑なに教えなかった・・・」

セシリア「サンタが織斑先生じゃなければ、いったい誰が・・・?」


259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:50:34.54 ID:HzR1sBRp0

その日の放課後・・・

ラウラ「嫁よ、何が欲しい?」

一夏「とっ、唐突だな・・・」

ラウラ「わっ、私が、ほっ、欲しいというなら・・・その、クリスマスとは言わず、今夜にもくれてやるが////」モジモジ

一夏「…お断りします…」

ラウラ「・・・」シュン…

一夏「いや・・・ラウラが嫌いとかじゃないからな・・・!!」ヨシヨシ

260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 09:57:28.54 ID:HzR1sBRp0

一夏「そうだ!下駄を探しているんだ!鼻緒が紅色のかっこいいやつ!」

ラウラ「下駄?鼻緒?まあ、クラリッサに確認するとしよう」

ラウラ「では、嫁よ。クリスマスまで楽しみにしておくのだな!決してクリスマス当日までに手に入れてはならないぞ。夫婦の契りだ!」

一夏「あぁ、分かった・・・」(またこのパターンか・・・)

262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 10:09:52.04 ID:HzR1sBRp0

その夜…

箒「なぁ一夏…今欲s…
一夏「茶道のセットが欲しいんだ!…初心者用の簡単なやつ」(考えといて正解だった…)

箒「そうか!……まぁ…そのなんだ・・・それはクリスマスまで待ったほうがいいと思うぞ!うん!」

一夏「箒が言うならそうするよ!」

箒「私が言うならか///そうか!そうか!ではな一夏!」

一夏(なんなんだ一体…?)

264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 10:20:28.60 ID:HzR1sBRp0

翌日のSHR

千冬「年末に近づくにつれて校内の風紀が乱れつつある!正確にいうならクリスマスが原因だろうな!」

千冬「今年のクリスマスは休日だ・・・羽目を外したい気持ちもわからなくm・・・ゲフンゲフン・・・休日であっても寮内での集団生活を送る以上、消灯時間のルールはきっちり守ってもらう!」

267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 10:25:15.30 ID:HzR1sBRp0

千冬「24日の夜は通常以上に見回りを厳しく行っていく!捕まったら、そうだな25日はグラウンド1日中走ってもらおう!いいな!特に、専用機持ち諸君・・・」


5人「「「「コク、コク」」」」ガクブルガクブル・・・

・・・・・・・・・・・

268: ID変わったしまった・・・ 2011/12/18(日) 10:33:37.33 ID:/g6cpLXZ0

なんやかんやでイブ当日・・・

一夏「いや~!楽しかったなぁ~!もうこんな時間か~!」

一夏「そろそろお開きにするか!」

セシリア「そうですわね!サンタさんが来る前に寝なくてはならないですわよね!」

4人「「「「ピクッ!」」」」

270: もうメンドクサクなってきた… 2011/12/18(日) 10:42:26.95 ID:/g6cpLXZ0

一夏「そうだよな!じゃあ、後の片づけは俺がやっとくから,
みんなは戻って貰っても大丈夫だぞ!」

シャル「ほんとに~!じゃぁ、そーさせてもらおうかな?」チラッ

箒&セシリア&鈴「「「!!!」」」

セシリア「それでは、わたくしたちも…」

鈴「一夏がそういうんだったら…」

箒「…お言葉に甘えて、お暇させていただこう!」

272: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 10:50:09.37 ID:/g6cpLXZ0

シャル「ほら!ラウラも行くよ!」

ラウラ「ウム」ポッキーポリポリ

一夏「じゃあ、おやすみ~」

5人「「「「「おやすみ~」」」」」

273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 10:57:29.97 ID:/g6cpLXZ0

・・・・バタンッ

ドアが閉まった瞬間、5人は走り出した!
目的は1つ!自分の部屋に戻り、サンタに着替え、一夏の枕元に
プレゼントを置き、その瞬間を一夏に見てもらう!それがすべて
だった!

275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 11:05:57.71 ID:/g6cpLXZ0

彼女たちが着替えて各々の部屋から出た時には既に消灯時間は過ぎていた…だが彼女たちそれさえも気付かなかった。必至だった。それ故に、気付かなかった・・・千冬があんなに脅しを掛けたにも関わらず、見回りが少ない、この寮内に・・・!

277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 11:15:39.74 ID:/g6cpLXZ0

一夏の部屋のカギは開いていた。おそらく、サンタが入って来やすいようにとの一夏なりの配慮なのだろう・・・この寒さの中、ベランダの窓も開いていた。

278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 11:21:14.68 ID:/g6cpLXZ0

この5人が暗い部屋のなか、大小さまざまなプレゼントを持って枕元に近寄る・・・当然すんなり済むわけはない!

一夏が目を覚ます!電気を付ける!時計の針は・・・0時を1分24秒過ぎていた・・・つまりこれは・・・


ーーーミッションコンプリート!!!

279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 11:25:37.78 ID:/g6cpLXZ0

一夏「…何やってんだ、お前ら?」

セシリア「メリークリスマスですわ、一夏さん!わたくしたち…!」ハァ…ハァ・・・

シャル「実はサンタクロースだったんだ・・・!」ハァ…ハァ・・・

鈴「どう?…見直したでしょ…?」ハァ…ハァ・・・

一夏「あぁ・・・、凄い頑張ったんだなぁ・・・ってのはわかるよ・・・」アハハ…

280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 11:33:15.47 ID:/g6cpLXZ0

ラウラ「どうだ…?私のサンタ姿に惚れ惚れしただろう…?」ハァ…ハァ…

一夏(ラウラのはトナカイがサンタになってるのか、サンタがトナカイのフリをしてるのかわかんねぇ…たぶんトナカイは、赤鼻なんだろうな…)

ラウラ(さすがクラリッサ…!トナカイのコスプレもいけるというのは正解だったな!私なりにサンタコスをさらに加えたのがより功を奏したのだろう!)フンス

281: もう見てる人いないかな? 2011/12/18(日) 11:46:44.97 ID:/g6cpLXZ0

箒「それより私たちのプレゼントを受け取ってくれ・・・!」ハァ…ハァ・・・

全員の視線が、枕元に向けられる。・・・そこにはプレゼントが6つ、置かれていた…

5人「「「「「「むっ、6つ?!!!!!」」」」」」

285: マジか!ありがとう、もう少し頑張る 2011/12/18(日) 11:52:24.64 ID:/g6cpLXZ0

一夏「すげ~なぁ!この5つ、俺が買おうと思ってたものじゃん!本当は今日買いに行く予定だったのに!」

箒「とっ、当然だ…!一夏の欲しいと言ってたものだからな!」

一夏「えっ……!これ、俺が欲しいものじゃなくて、







俺が5人のプレゼントにと思ってたものなんだけど…」

287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 11:57:27.62 ID:/g6cpLXZ0

5人「「「「「………………」」」」」





一夏「えっと…じゃあまず、このエプロン!」

シャル(あっ!僕が買ったやつフリフリ!!)

一夏「これは…鈴の分!中華料理ってすっげ~油飛びそうだから、エプロンにしようと思ったんだ。酢豚よく作ってもらうしな!」

289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:02:39.39 ID:/g6cpLXZ0

鈴「ありがとう、一夏…それと、ありがとう、誰・か・さ・ん…」

シャル(ビクッ……!)

一夏「次は…ぬいぐるみ!」

鈴(!)

290: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:13:25.46 ID:/g6cpLXZ0

一夏「これはラウラ!俺の布団に忍び込んでくるのは、寝るとき寂しいのかなって思ってさ…この大きさなら抱きつくには十分だろ?」

ラウラ「巨大な黒うさぎ!デザインもなかなか良いではないか!!気に入ったぞ、一夏!」

一夏「そうか!よかったな”サンタさん”!」

鈴(///)

一夏「次は…?帽子か!」

セシリア(そっ、それはわたくしの…!)

292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:25:51.06 ID:/g6cpLXZ0

一夏「これはシャルだ」

シャル「わー、すご~い!綺麗な毛並み!」

一夏「シャルは冬物は男物しかないと思ってさ!あと、これ男性用と女性用で使い分けできるみたいだから、いざというときも…なっ!”サンタさん”」

セシリア(ホントは一夏さんにお召いただきたかったですわ・・・)ブツブツ…

一夏「次は下駄だな!これは…箒だ!!!」

294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:38:21.93 ID:/g6cpLXZ0

ラウラ(フム…私のプレゼントか…)

箒「わっ、私か…!」

一夏「そっ!箒は普段から袴なんかが多いからな!それに正月もそれなりに使うだろうし!」

箒「うむ、なかなかよいものではないか!少し大きめだが、まぁ大丈夫だろう…誰か分からんがありがとう!」

ラウラ(うむ…)

一夏「そして、最後はセシリアへの茶道用具!」

295: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:49:05.96 ID:/g6cpLXZ0

セシリア「日本のティーセットですの?」

一夏「あぁ、高貴なセシリアには、ぜひ日本の茶も嗜んでもらおうと思ってな!」

セシリア「そうですわね!わたくしほど高貴な身分ですと多文化のお茶を嗜むことも必要ですわよね!」

鈴(考えが甘かったわね、一夏…激マズレパートリーに抹茶フレーバーが加わることに気付かないとは…)

箒(まぁ、よかろう…)

298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:57:00.57 ID:/g6cpLXZ0

一夏「そして、これが俺の大本命…!」

セシリア「一体、何なんですの?」

鈴「いい加減教えなさいよ!」

一夏「そっか!箒にも鈴にも教えてなかったんだっけな!」

一夏「実はこれ、毎年同じ中身なんだ…それっていうのが…………」

300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:15:46.12 ID:/g6cpLXZ0

その間、千冬は…

千冬「ふふふ…あれだけ脅せば専用機たちも一夏にそう容易くちょっかいは出せまい…!」

千冬「仮に…だ…例えどんなプレゼントやサンタコスであいつを惹きつけようとも…

束「あの『バナナケーキ』の力には敵わない…そ~だよね!ち~ちゃん!」

302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:18:14.00 ID:/g6cpLXZ0

千冬「来たか…不法侵入者め!」

束「ち~ちゃ~ん!毎年プレゼント運びさせておいてその言い方はヒドイよ~~それにー天才束さんはいっくんの部屋に入らずに、かつ誰にも気付かれづにプレゼントを置くっていうエレガントな手法を使ってるんだよ~ん?」

303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:25:09.25 ID:/g6cpLXZ0

千冬(あのバナナケーキは私が一夏に作ってやれて、かつ一夏がお気に入りの唯一のケーキ…一夏にはもうレシピを忘れて作れないと言って決して普段は作らないのだが…毎年クリスマスの日だけには、あいつのために焼いてやっている…無論、私が作っている点は伏せてな…)

束「もぉ~!!ち~ちゃん、聞~てる~?」

千冬「あぁ…、すまない!毎年感謝している」

304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:30:11.45 ID:/g6cpLXZ0

束「天才束さんの力にかかれば、あのケーキいつでもすぐ作れる機械作ってあげるのに~!!」

千冬「ばっ、ばかもの…そんな頻繁に作って、あいつがあのケーキに飽きてしまったら、どっ、どうする…クリスマスだけにしている意味がないだろ…!」

束「あれ、あれ~?ち~ちゃん、もしかしてビビってる~?」

千冬「うっ、うるさい…」

305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:39:01.66 ID:/g6cpLXZ0

束「だ~いじょ~ぶ、だ~いじょ~ぶ!そんなことしないから!それに、ち~ちゃんといっくんの絆はケーキだけじゃないでしょ~?」ニヤニヤ

千冬「……そっ、そんなことより、ちゃんと毎年私だとばれないような、本物のサンタクロースからのような小細工はしてるんだろうな?」

307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:43:46.32 ID:/g6cpLXZ0

束「ホントは存在しない人物の髪の毛作って、それを箱と包装紙の間に挟む予定だったんだよね~だけどそれじゃ束さんの溢れんばかりの好奇心は収まらなかったのだ~!昔から箒ちゃんの髪の毛をつかってるんだよ~ん」イエ~イ!

千冬「………まぁ、普通の人間でもわからないだろうからな…特にあのバカな弟なら、それが篠ノ之箒のものだとは気付かないだろう…」

309: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:46:51.15 ID:/g6cpLXZ0

束「でも何か奇跡が起こるっちゃうかもしれないよ~?科学者も神頼みは必要なんだぞ~!!それに~姉としても箒ちゃんに少しでもアドバンテージをあげたいしね~」

千冬「ふん…!まぁ、いい…」

束「それでは、束さんはここいらでおいとまするよ~ん!バイバ~イ、ち~ちゃ~ん!!」バイバイキ~ン☆

310: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:52:35.52 ID:/g6cpLXZ0

千冬「さて、そろそろ一夏はケーキに気付いているころかな…?専用機持ちを泳がせておいたおかげで、今年は一夏もサンタのフリをして私のところにプレゼントを持ってくるだろう…」

313: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:58:08.32 ID:/g6cpLXZ0

千冬「まぁ、あいつのことだ…プレゼントはマッサージ券とかそんなもんだろうな…ふふふ…」

千冬(ミニスカサンタコス+布団の中であいつを待って、来たところを引きづり込んで、朝までっていうのも……フフフフフフ…///)

314: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:02:59.78 ID:/g6cpLXZ0

再び戻って、一夏たち…


一夏「……という訳なんだよ!千冬姉を問い詰めても『私は知らない!』の一点張りだし…何より今までもアリバイがあって枕元に置くことが不可能!」

一夏「そうなると作れるのも届けれるのも、やっぱサンタクロースしかいないんだよ!なぁ!サンタはいるんだよ!しかも、女性!今回もほら!!」カミノケイッポン

315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:06:44.97 ID:/g6cpLXZ0

シャル「確かにそこまで来ると…」

セシリア「サンタクロースだとしてもおかしくないと言えば、おかしくないですわね…」

シャル&セシ((でも、あの時の殺気を考えると…))

シャル&セシ((絶対、嘘ついてる……でも、言えない…))ガクブルガクブル…

317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:11:40.77 ID:/g6cpLXZ0

一夏「どうしたんだ、二人とも?急に顔色が…?サンタはオバケじゃないから安心しろよ」

セシリア「そうですわね…オホホホホ…」

シャル「あはははは…」

シャル&セシ((オバケよりも恐ろしいものを敵にしてしまった…))

318: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:15:27.93 ID:/g6cpLXZ0

鈴「それにしても、千冬さんが”昔”作れたケーキがバナナケーキだなんて、千冬さんらしいわね!」

ラウラ「そうだな!見た目は焼きすぎた、ただのスポンジだが、デコレーションなどの外見にとらわれず、味と香りの真向勝負…素晴らしいな!」

シャル(単にめんどくさがりなだけな気もするけど、黙っとこう…)

一夏(やっぱり千冬姉のケーキの味だ…)サクッ…モグモグ

320: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:21:47.71 ID:/g6cpLXZ0

一夏「よし!俺も皆みたいにサンタになって、千冬姉の枕元にプレゼント置いてみようかな!朝になってから手渡しするつもりだったけどこっちのほうが面白そうだ!」

セシリア「一夏さんは何をプレゼントされますの?」


一夏「全身マッサージ<織斑一夏スペシャル>3hコース」

5人(((((…………!!!!!)))))

322: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:28:50.41 ID:/g6cpLXZ0

セシリア「一夏さん!わたくしにもこの券一枚、プレゼントとしてくださいまし!!!」

一夏「えっ、おぉ…」

鈴「抜け駆けは卑怯よ!私には2枚よこしなさいよ!!」

一夏「りっ、鈴…何言ってんだよ…!」

シャル「僕たち、5人でプレゼント交換しただけで、まだ一夏からプレゼントもらってないよ!」

324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:35:55.76 ID:/g6cpLXZ0

一夏「俺もサンタさんからしかプレゼントもらってないんだけど…」

6人「「「「「「ワ~ワ~ギャ~ギャ~」」」」」」





千冬がスタンバってから1時間…

千冬「一夏が来ない…」

327: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:43:22.30 ID:/g6cpLXZ0

千冬(まさか…専用機持ちがヒヨったか…?)

千冬(そんなことがあるだろうか…)


ドアドンッ!ドンッ!
山田「織斑先生!夜分遅くにすいません!織斑くんの部屋から…!」

千冬「…!まさかあいつら…!あれほど釘を刺しておいたのに…」

331: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:50:59.56 ID:/g6cpLXZ0

ドアガチャッ
千冬「すぐ向かいます!」タッタッタッタ…


山田「…!!!織斑先生その恰好…!…行っちゃった…」


一夏の部屋のドア解放バンッッッッ!!!

千冬「コラッー!!お前たちー!!!」ドンッ!

333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:55:39.98 ID:/g6cpLXZ0

静まり返る6人…玄関口に集まる視線の先にはミニスカサンタコスで仁王立ちしている千冬の姿があった!ご丁寧にも帽子まで被って…

千冬「正座…早くしろ…!」

6人「「「「「「はい…」」」」」」

334: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:58:12.81 ID:/g6cpLXZ0

千冬(しまった…!勢いで飛び出してきたせいで、着替えるのを忘れた…////っく!…やむおえまい…このまま説教するしか…////)

千冬「織斑!まず鼻血を拭け…」

一夏「ふぁい…」ティッシュツメツメ

無理もない…正面上手もギリギリのアングル…正座から見える角度は年頃の少年にとっては絶景だろう…これがご褒美といういうやつか…

335: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 15:00:32.82 ID:/g6cpLXZ0

千冬「事の発端はなんだ…?言え、織斑!」

一夏「こえてふ…(これです…)」

一夏から千冬に『全身マッサージ<織斑一夏スペシャル>3hコース』のチケットが手渡された…

千冬(キター!!しかも3h、全身だと…///)

千冬「っゲフン…!…いっ、以前のSHRの時の私の話を覚えているな…?」

6人「「「「「「はい…」」」」」」

336: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 15:03:36.19 ID:/g6cpLXZ0

千冬「では、今から5分後、各自準備を済ませてグラウンド集合!1秒たりとも遅刻は認めん!解散!!!」

6人「「「「「「はい!」」」」」」

一夏「千冬n…じゃなくて、織斑先生!」ハナセンフンッ!

千冬「なんだ!織斑!」

339: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 15:06:09.15 ID:/g6cpLXZ0

一夏「メリークリスマス!」

千冬「……ッフ!早く行け、馬鹿者が…」

千冬「~♪」

ミニスカサンタコス千冬が鼻歌を歌いながら廊下を陽気に歩く姿、それを盗撮した写真は、IS学園学生間での裏ルートで高値で売買されたのであった…

341: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 15:08:29.81 ID:/g6cpLXZ0

一方の一夏たちはというと、千冬のお許しにより24hランニングは約15hランニングで終わりを迎えた…クリスマスの夜、学内で開かれたクリスマスパーティーに参加する6人を見たものは誰一人いなかった…

345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 15:12:42.49 ID:/g6cpLXZ0

ランニングを終え、部屋に戻った一夏はベットの上に倒れこんだ…もう動けない…そして、彼は一言呟いて目を閉じ、深い眠りについたのであった…

一夏「やっぱ、クリスマスは早く寝ないとだめだわ…」

その次の週、年末にかけて毎晩のように専用機持ちと千冬のマッサージを行う一夏の姿が目撃されたとかなかったとか…でもそれはまた別のお話…

………Happy End? FIN