1: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:36:06.59 ID:9cTdijBw0

周子「んー、甘味が足りないかったるーい」

ありす「またごろごろしてお菓子食べてるんですか? 太りますよ?」

周子「ん? ああ、これ? だいじょーぶ、消費してるのあたしのカロリーだしプラマイ0、むしろマイナス。ほら」

ありす「……手品ですか? いきなり手のひらに和菓子が……」

周子「魔法だよまほー。ま・ほ・う」

ありす「信じられません。非科学的です」

周子「いや、魔法が科学なわけないっしょ」


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引用元: D.C.しゅーこ 



 

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2: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:36:52.22 ID:9cTdijBw0

ありす「それはそうですけど……じゃなくて、本当に魔法なんですかそれ?」

周子「タネも仕掛けもないよ? ほらほらー」

ありす「本当になんにもないところから出てきてる……認めるしか、ないみたいですね」

周子「わかったかーしゅーこちゃんは正義の魔法使いなのだー」

ありす「正義のって、戦ったりでもするんですか? 手のひらから炎を出せたり」

周子「全然。魔法なんてこれしか使えないし」

ありす「微妙に役に立たない……」

周子「言ったなー」

ありす「ちょっと無理矢理口に入れないでむぐっ」

3: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:37:28.89 ID:9cTdijBw0

周子「どう? これでも和菓子屋の娘だから自信あるよ」

ありす「おいしいです」

周子「たくさん出したらお腹すいたーん♪」

ありす「そういえばカロリー消費って言ってましたね。ダイエットになるじゃないですか」

周子「でも空腹がねー、つらたん。ということでじゃーん、十秒チャージー」

ありす「それでいいんですか。最初から無駄に出さなきゃいいんじゃ」

周子「あ、お一つどうぞ」

ありす「んむっ…………ありがとうございます」

4: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:37:56.62 ID:9cTdijBw0

周子「ありすちゃんにはこれ言ってなかったっけ?」

ありす「初めて聞きましたよ。これって知られても大丈夫なんですか?」

周子「んーあんまりよくないねー」

ありす「ああもう、駄目じゃないですか」

周子「お、そーだ。バレてしまっては仕方ない……かくなる上は魔法で記憶を――」

ありす「そんな魔法使えないってさっき言ってましたよね」

周子「お、ありすちゃんよく気づいたねー。ご褒美にこれあげる♪」

ありす「はむっ……」

6: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:38:28.17 ID:9cTdijBw0

周子「でもね、ホントはあんまり言っちゃいけないから秘密にしててね?」

ありす「いいですよ。周子さんの魔法って生まれつきなんですか?」

周子「そうみたい? お父さんも使えるし……あっ」

ありす「どうかしたんですか?」

周子「これもあんまり言ったらいけないんだった」

ありす「今までなんでバレなかったのか不思議です」

周子「だからさ、これも秘密ね?」

ありす「わかってます。何度も言われなくても誰にも言いませんから」

周子「ホントに?」

ありす「本当です」

周子「ホントのホントに?」

ありす「言いませんってば!」

周子「おお、いい子いい子。というわけで追加ー」

ありす「ちゃんと、手で、受け取れますから!」

7: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:38:55.37 ID:9cTdijBw0

周子「むー、あーんできないのつまんなーい」

ありす「そのくらいで拗ねるなんて子供ですか」

周子「子供でいいもーん」

ありす「これで六歳差ですか……」

周子「なになに? あたしって六歳だったの?」

ありす「ありえません寝言は寝て言ってください」

周子「ありすお姉ちゃんつめたーい」

ありす「誰が姉ですか誰が」

周子「あれー? こんなとこにちょっと地雷? まぁまぁ、これで機嫌直して」

ありす「……和菓子なんかで誤魔化されると思わないでください」

8: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:39:21.48 ID:9cTdijBw0

ありす「そういえば、和菓子以外って出せないんですか? ケーキとか」

周子「……けーき? …………けーき……?」

ありす「……ケーキになにがあったんですか」

周子「なーんにも。洋菓子とかはなぜか失敗するんだよねー」

ありす「ああ、そういうことですか」

周子「実家的に洋菓子は敵だし? 和菓子の正義の魔法使いだし?」

ありす「魔法って慣れ親しんだものの影響が出るものなんでしょうか?」

周子「さぁ? でもつくり方とか知ってるのは和菓子だし、意外と種類多いんだぞー。飽きないくらいには」

ありす「そうですね。お店に行くと食べきれないくらいありますし」

周子「あ、これウチの新作でーす」

ありす「ありがとうございます。でもそろそろお腹がいっぱいになってきました」

9: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:39:55.41 ID:9cTdijBw0

周子「むーむーむー」

ありす「どうしたんですか唸って」

周子「ありすちゃんさっきまでレッスンだったよね?」

ありす「そうですけど、それがなにか?」

周子「頑張ったー?」

ありす「手を抜くことはしません」

周子「よしよしー、あと、はいっ」

ありす「もう食べあむっ……だんだん理由が適当で無理矢理になって来てませんか?」

周子「あはは、あんまりやりすぎると嫌われそうだね。じゃあこれでやーめた」

ありす「そうしてください。おやつにしては少し食べ過ぎました」

10: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:40:23.66 ID:9cTdijBw0

周子「で、どうだった? しゅーこちゃんの和菓子は」

ありす「……本当においしかったです。全部苺が入ってて……あの、またくれますか?」

周子「いいよー修行しとくね♪」

11: ◆8dLnQgHb2qlg 2016/03/10(木) 12:41:44.22 ID:9cTdijBw0
以上です。短いですがお付き合いいただきありがとうございました。
ありすは由夢くらいちょろそう。