1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 01:22:25 ID:HKLUlxKc
提督「電と吹雪が怒鳴りあったり」

提督「金剛が笑顔で紅茶を鳳翔さんに叩きつけたり」

提督「俺用の机に花瓶おいてあったり」

提督「食堂に何十人もいて一言も無いし」

提督「ホント笑える」










呉提督「いや、笑えねぇよ」

引用元: 提督「俺の鎮守府が雰囲気悪くて笑える」 


 

2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 01:32:36 ID:HKLUlxKc
呉金剛「私 そんな事しまセーン!!」

提督「いや、わかってますよ。うちの鎮守府の話です」

呉提督「なんでそんなに雰囲気悪いんだよ」

提督「ほら、うちの鎮守府 昔、ブラック鎮守府でしょう?」

提督「たぶんそのせい」

呉提督「ああ…」

提督「最初は死ぬかと思ったなー、一日に何回銃口向けられたか」

提督「多い時には8回だったな」

呉提督「…よく生きてられたな、お前」

提督「運だけはいいもので」

呉金剛「クレイジーネ…」

提督「それに よく口は回るものでね」

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 01:45:08 ID:HKLUlxKc
呉提督「電と吹雪が怒鳴り合うってどういう状況だ」

提督「ああ…それはですね」

ーーーーーーーー

吹雪「ねえ、ちょっと電ちゃん」

電「なんなのです?」

吹雪「さっきの出撃さー私にぶつかってきたじゃん?」

吹雪「あれ、わざとでしょ」

電「…」

提督「急にどうした?出撃の報告の途中だぞ…」

吹雪「いやいや聞いてくださいよ司令官」

吹雪「電ちゃんね?敵を沈めようとした私にぶつかってきたんですよ」

吹雪「あれなかったら私がMVPだったのに」

電「わざとではないのです」

提督(またか~~)ハハッ

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 01:59:15 ID:HKLUlxKc
吹雪「なに 笑ってんですか」

提督「あ、いやなんでもない」

電「あれは事故なのです」

吹雪「いや絶対にわざとだよね」

電「余所見をしてる方にも問題はあるのです」

吹雪「はあ!?私も悪いって言うの!?」

電「なのです」

提督「おい、出撃の報告…」

吹雪「MVP取りたくて私にぶつかってきたんでしょう!」

電「はあ……うるさいのです」

電「MVPは電のもの、吹雪ちゃんは部屋で寝るのです」

吹雪「ですですうるさいっ!わざとなんでしょ!!」

電「あーもう…しつこいのです!!!!」

電「芋顔!!!」
ワーワーギャーギャー

提督「…微笑ましいなあー」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 02:13:06 ID:HKLUlxKc
ーーーーーーーー

提督「みたいな感じですね」

呉提督「微笑ましいのか、それ」

呉金剛「最後はどうなったデース?」

提督「ひとしきり怒鳴りあって疲れたのか出撃の報告して部屋に戻りました」

呉提督「仲直りできてないと?」

提督「元々仲良くないのに仲直りはおかしいでしょう?」

ガチャ

呉吹雪「お飲み物、持ってきました呉司令官」

呉吹雪「はい、司令官さんのです」

提督「えっ?君、吹雪?」

呉吹雪「はい?そうですけど…」

提督「吹雪の顔で笑顔って初めて見た」

呉吹雪「えぇっ!?そっちの私、笑わないんですか?」

提督「うん、いつも不満げな顔してる」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 02:24:36 ID:HKLUlxKc
提督「ふーん…笑うとそんな顔になるんだ…」

呉吹雪「な…なんだか恥ずかしいです……」

提督「ああ、笑うといえば…」

ーーーーーーーー

提督「はーーーっ…書類終わったァ」

金剛「テイトク、仕事終わりに紅茶いかがデース?」

提督「ああ、貰おうか」
ガチャ

鳳翔「失礼します、提督 お茶を持ってきました」

提督「おっナイスタイミング」

金剛「オウ、せっかくで悪いのデスがお茶はいらないデース」

鳳翔「はい?」

金剛「テイトクは紅茶を飲むからいらないデース」

提督「別にどっちでもいいよ、俺は」

金剛「いらないデス」

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 02:39:13 ID:HKLUlxKc
鳳翔「提督はお茶の方が良いと仰ってますが」

提督「いや、別にどっちでも…」

金剛「紅茶の方が良いっていってるネ」

提督「ねぇ聞いて、俺の話聞いて」

鳳翔「お茶の方が美味しく健康的です」

提督「なんだったらお水でもいいよ?」

金剛「紅茶の方が美味しいネ」

鳳翔「紅茶なんて…ふふっ」

金剛「飲んだこと無いから紅茶の良さがわからないネ、飲んでみるデス」

鳳翔「飲みませんよ、そんなもの」

金剛「飲んでみるデス」

鳳翔「いやです」

金剛「飲むデス」

鳳翔「いやです」

金剛「飲め」

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 02:50:52 ID:HKLUlxKc
鳳翔「いやですよ」

バシャッ

提督「わお」

鳳翔「…」ポタポタ…

金剛「ネっ?美味しいでショ?」ニコッ

鳳翔「…」

バシャッ

金剛「…」ポタポタ…

金剛「うんっ!やっぱりお茶は不味いデスよ テイトク!」ニコッ

提督(いい笑顔だな~~)

ーーーーーーーー
提督「笑顔で紅茶浴びせた金剛と、無表情でお茶浴びせた鳳翔さんが対象的でした。」

呉提督「うわぁ」

呉金剛「うわぁ」

呉吹雪「金剛さん酷い」

呉金剛「私じゃないネーー!!」

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 03:08:03 ID:HKLUlxKc
提督「水も滴るいい女ってね 。 色っぽかったな…」

呉吹雪「言ってる場合ですか」

呉金剛「その後、どうなったデス?」

提督「数十分突っ立ったままで睨み合い」

提督「鳳翔さんが退室して結局金剛が紅茶出してくれました」

提督「それがこちらのスマホに録画されてます」

呉金剛「ワオ!ホーショーの無表情 怖すぎネ!!」

呉吹雪「金剛さんこっち見たままずっと笑顔だ……」

呉提督「っていうか、これどうやって撮ったんだ?」

提督「普通にハイ、チーズ!って言って撮りました」

提督「盗撮とかいけないと思うし、ちゃんと本人達の許可取りましたよ」

提督「数十分撮り続けるのは疲れましたね」

呉提督「うわぁ」

呉金剛「クレイジーネ」

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 03:25:25 ID:HKLUlxKc
呉吹雪「ていうか妙に花が多いくないですか?」

提督「俺の執務室?」

呉金剛「確かに、この執務室と比べて多いデスね」

提督「まあ、送られたものですから、綺麗に飾らないと」

呉提督「誰から?」

提督「さぁ?毎朝俺の机に置いてあるんですよ、おかげで執務室が華やかに」

呉吹雪「そ…それって…」

呉金剛「このフラワーたぶん、ガマズミデース」

呉提督「わかるのか?金剛」

呉金剛「花言葉は…






【無視したら私は死にます】」

「「「………」」」

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 03:48:34 ID:HKLUlxKc
呉提督「……送り主はわかるか?」

提督「いえ…執務室は出入り自由なので」

呉吹雪「心当たりは?」

呉金剛「最近あまり会ってない娘いるデスか?」

提督「………そういえば…」

呉提督「誰かいるのか?」

ピリリリリリッ!!ピリリリリリリリッ!!

「「「ビクッ」」」

呉提督「お前のスマホか………加賀からだぞ…」

提督「はい、どうも」ピッ

提督「はい、もしもし加賀さん?」

呉吹雪「呉司令官…これ、どうします?」

呉提督「どうするも何も……下手に首突っ込むと首だけになるぞ、これ」

呉金剛「……クレイジー、ネ」

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 13:32:27 ID:HKLUlxKc
提督「なに?俺?先輩の呉提督の鎮守府だよ」

提督「えっ聞いてない?ちゃんと大淀さんに伝えて出たんだけど…」

提督「うん、うん、大した用事じゃないって………話をしてただけ」

提督「えっ!摩耶と天龍が殴り合い!!?」

「「「!!!」」」

提督「何それ面白そう!加賀さん動画撮っといて!!!」

「「「!!!?」」」

提督「うん、うん、すぐ戻る…じゃあね」プツッ

提督「と言うわけで先輩、俺はこれで失礼します」

呉提督「お、おぅ」

提督「いやー殴り合いとか……青春だなー」

呉吹雪「えぇ…」

呉提督「んなこと言ってないで早く行ってあげなさい」

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 13:48:58 ID:HKLUlxKc
~30分後~

提督「ただいま」


大淀「提督、お帰りなさい」

加賀「大淀…なぜ提督の外出を伝えなかったの?」

大淀「すみません、伝え忘れていました」

加賀「嘘つきね……」

提督「それで?摩耶と天龍は?」

大淀「嘘つきじゃないですよ…少なくとも提督に対しては」

提督「摩耶と天龍は?」

加賀「あなたのせいで皆、提督が家出したと不安になっていたわ………私だって…」

提督「摩耶と!天龍!!」

大淀「あら、意外ですね…加賀さん、貴女は提督を嫌っているものと…」

加賀「…」

提督「Hello~俺の声、届いてる~?」

18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 14:12:29 ID:HKLUlxKc
加賀「提督、摩耶と天龍は執務室にいるわ…行きましょう」

大淀「加賀さん、毎朝執務室に入って何をしているんですか?」ボソッ

加賀「…!!」

大淀「嘘というのは、自分のためにあるものですよ」

大淀「提督、私はこれで失礼します」

提督「うん、加賀さん執務室へ向かう間 経緯を詳しく」

~執務室~

武蔵「ふむ…どうやら提督が帰って来たようだぞ」

摩耶「…ほらな、あたしの言った通りだろ?」

摩耶「提督はあたし達を置いて家でなんかしねーって」

天龍「…ちっ、わかってるよ…ちょっと口が滑っただけだ…提督の事は信じてる」

摩耶「提督との時間が短いから口が滑るんだよ」

天龍「んだと!!まだ言うか!!」

19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 14:27:24 ID:HKLUlxKc
提督「ただいま帰りました」

摩耶「提督っ!」

天龍「おい提督聞いてくれよ!」

提督「大体の喧嘩の理由は加賀さんに聞いたよ」

摩耶「こいつが提督が家出なんて言うから!!」

天龍「こいつが提督の事何もわかってないとか言うからよ!!」

提督「うんうん、一旦落ち着こうか」

武蔵「処罰はどうする、提督…この2人食堂の椅子やら机を壊しているが」

提督「いや、処罰はしない」

武蔵「なに?」

提督「口喧嘩 結構」

提督「殴り合い上等」

提督「ここは自由を大切にしてる鎮守府だ」

提督「溜め込んで潰れるくらいなら存分に暴れなさい」

提督「俺が許す」

20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 14:40:40 ID:HKLUlxKc
提督「喧嘩を止めてくれたのは武蔵だって?」

武蔵「ああ、加賀に頼まれてな」

提督「ナイス判断、加賀さん」

加賀「どうも」

提督「2人共喧嘩を途中で止められてむしゃくしゃするだろ?」

提督「道場で続きをしてきなさい」

摩耶・天龍「は?」

提督「こんな機会は滅多に無いし足腰立たなくなるまで殴り合ってきなさい」

提督「入渠してもいいけどバケツは使わないようにね」

提督「あと食堂の椅子と机は摩耶と天龍が共同で作りなさい」

摩耶・天龍「はぁ!?」

提督「加賀さん、道場での殴り合い 俺のスマホで撮っといて」

加賀「はい、こちらが食堂での殴り合いです」

21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 14:49:25 ID:HKLUlxKc
加賀「ではいってきます」

摩耶「おい、ちょっと待て!もう充分…」

天龍「加賀、離せよ……力強え!!」

バタン

武蔵「…」

提督「んー、よく撮れてる」

武蔵「…」

提督「完璧なボディブローだな天龍」

武蔵「なぁ」

提督「ん?」

武蔵「その」

武蔵「失礼な事を言うが…」

武蔵「提督は頭のネジが外れているように思える」

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 16:31:48 ID:HKLUlxKc
武蔵「私は着任してまだ一週間程だが、どうもこの鎮守府は雰囲気が悪い」

提督「あはははっ」

武蔵「笑うところじゃないが」

武蔵「この前提督の事を聞いたんだ」

ーーーーーーーー

加賀「そうね、提督には感謝してるわ」

金剛「イエス、私達をブラック提督から救ってくれたデース」

武蔵「そうなのか…優秀な提督なのだな」

曙「優秀?はっ、馬鹿言わないで」

曙「あのクソ提督が優秀な訳がないじゃない」



加賀「…」

金剛「…」

25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 16:47:55 ID:HKLUlxKc
ガンッ!

武蔵「加賀…コップは丁寧に置け……割れるぞ」

加賀「曙…何度も言うけれど」

加賀「提督にクソをつけるのはやめなさい」

曙「何度も言うけど」

曙「クソ提督は「好きに呼んでいい」と言ってたわ」

金剛「上司にクソつけるのはどうかと思いマース」

曙「上司に抱きつく痴女よりはマシと思うわ」

金剛「…誰の事デス?」

曙「どっかの似非外人の事よ」

ガンッ!

武蔵「金剛…コップは丁寧に置け…割れ…割れてるぞ」

ーーーーーーーー
提督「それ、動画に残してる?」

武蔵「残すか」

26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 17:00:18 ID:HKLUlxKc
武蔵「あの状況で動画なんて撮れる訳が無いだろう」

提督「ハイ!チーズって言えばいいよ」

武蔵「あの状況でそれは命取りだが」

提督「あはははっ」

武蔵「笑うところじゃないが」

武蔵「どうにかならないのか」

提督「逆にどうにかなると思ってるの?」

武蔵「…」

武蔵「…」

武蔵「…はぁ」

提督「人間、慣れだよ 武蔵」

武蔵「大和もいないし…胃薬でも買おうか」

提督「ははははっ!!戦艦武蔵が胃薬て!!」

武蔵「笑うところじゃない、殴るぞ」

提督「やめて 死んじゃう」

27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 17:15:31 ID:HKLUlxKc
武蔵「それと…加賀が毎朝執務室に来ているらしいぞ」





武蔵「花を持って」

提督「あははっ、マジで? 笑える」

武蔵「 私は花言葉に詳しく無いので静観してるが」

武蔵「この執務室いっぱいの花はどうなんだ」

武蔵「悪い意味の花言葉でないことを祈るが…」

提督「ははっ、加賀さんがねぇ…可愛いとこあるな」

武蔵「………まぁ…提督が気にしてなければ問題は無いのだろう」

武蔵「何かあった時、この武蔵に頼ってくれ……殴り合い限定だが…」

武蔵「ちょっと薬局に行ってくる」

提督「頼りねぇー」

武蔵「うるさいっ!」

バタン…

28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 17:31:19 ID:HKLUlxKc
提督「…さて、腹減ったし食堂行くか」

・・・・・
提督「間宮さん」

間宮「あっ提督、無事だったんですね」

提督「無事?」

間宮「鎮守府内に姿が見えないので攫われたのかと…」

提督「大淀さんに伝えたけど 全員に伝わってなかったの?」

間宮「大淀さんは知っていたんですか?」

提督「うん。」

間宮「…」

提督(間宮さんから表情が………消えた…?)

提督「日替わり定食で」

間宮「…」

間宮「…はいっ!日替わり定食ですねっ!!」

提督「表情豊かだなー」

北上「おー…イカれ提督じゃん」

29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 17:44:08 ID:HKLUlxKc
提督「北上か、お前も飯か?」

北上「うん、イカれ提督も?」

提督「一緒に食うか?」

北上「いいねぇ あっち座ろうか」

提督「ダンボールの椅子と机か…」

北上「喧嘩で壊しちゃったからね、提督は嫌?」

提督「ううん、面白い。記念に一枚」パシャ

提督「これ加賀さんのスマホだし 俺のスマホに送るか…」

提督「画像画像…………ん?」

北上「どったの?」

提督「なんでもない」

北上「ふーん」

提督「…」

提督「加賀さんのスマホ俺の寝顔の画像が大量にある、ウケる」

30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 18:01:34 ID:HKLUlxKc
間宮「お待たせしました提督、北上さん」

提督「はーい」

北上「待ってたよー」

北上「それで?」

提督「ん?」

北上「最近の大井っちはどう?銃口向けなくなった?」

提督「一週間に一回くらいになった」

提督「最近銃口向けてくれなくなって寂しいのよね」

北上「はーっ相変わらずイカれてるねぇ」

提督「銃口向けられて説得するスリルは最近覚えた」

提督「大井も本気で撃つ気はないよ」

北上「ふーん、よくご存知で」

提督「本当に撃つ気なら着任当時に撃たれてるって」

32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 18:17:17 ID:HKLUlxKc
提督「あれは大井なりのスキンシップだろう」

北上「まぁそうなるよねー」

北上「……っと」

北上「大井っち」

大井「…」

提督「…」

提督「食事中に銃口向けられるのは初めてだ」

大井「北上さんと食事とは羨ましいですね、提督」

提督「食事が上手く喉を通らないっ!新感覚!!」

提督「記念にお写真」パシャパシャ

北上「提督ってさーいつも酔ってんの?まともじゃなくない?」

提督「強いていえば、お前たちに酔ってるさ」

大井「この拳銃で撃ってもいいですか、提督」

33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 18:34:31 ID:HKLUlxKc
提督「まぁ待て大井、お前も一緒に食事しないか?」

大井「しません、くたばれ」

提督「今ここで撃ったら北上の料理に俺の血が飛び散るぞ」

大井「…」

提督「そのせいで北上がひもじい思いしたらどうするんだ」

大井「…」

大井「そうですね…では私も…」

ジャキッ

大井「…」

神通「そのまま 両手を上げてください」

大井「…」

大井「誰に砲を向けてるのよ」

神通「こちらの台詞です、なぜ提督に銃口を?」

神通「返答によっては…処分します」

大井「…」

34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 18:52:16 ID:HKLUlxKc
提督「神通、お前も一緒に食べないか?」

神通「答えなさい」

大井「関係ないでしょう」

提督「神通、飯はまだだろ?一緒に食べないか」

神通「関係ない?私の提督に銃口を向けておいて…」

大井「特に理由なんてないわよ」

提督「俺は~大井と神通と仲良くご飯が食べたいんだな」

神通「理由がないのに、私の提督に銃口を向けたんですか」

大井「“私の提督”って言うのやめてくれない?」

提督「大井!お前の好きだったチョコレートだ!!」

神通「提督は、私の提督です。何か間違いが?」

大井「妄想と現実の区別がついてないの?鬼教官」

提督「駄目みたいですね」

36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 20:40:45 ID:HKLUlxKc
北上「こうなったら ここの子らは聞く耳を持たないよ」

提督「知ってる。でも挑むの、提督だもの。」

提督「チー~~~スッ提督で~~~~~~~~す!!!!」

大井・神通「うるさい」

提督「はい、すみません黙っときます」

北上「提督って馬鹿だよね」

提督「馬鹿めと言って、差し上げますわ」

北上「はぁ…」

バァン!!

ビクッ
北上「な、なに?」

大井「ほら、見ての通り空砲よ 実弾じゃないわ」

神通「………提督…この者の処罰を……」

提督「はい!チーズ!!」パシャ

37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 20:50:11 ID:HKLUlxKc
提督「え?何か言った?」

大井「…」

神通「…」

提督「おい、何か空気重くね?」

北上「主に提督のせいじゃん…」

提督「俺?ははっ、笑える」

神通「……………………提督、この者の処罰を決めてください」

神通「提督へ銃口を向けるのです 解体をおすすめします」

大井「……はぁ?」

神通「提督、解体の許可を」

提督「別にそこまでしなくても」

神通「わかりました。大井を解体してきますね」ニコッ

提督「ねぇ 俺の話聞いて」

38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 21:15:47 ID:HKLUlxKc
提督「北上からも言ってやれ」

北上「へっ?あたし?えと…」

北上「人付き合いって何気にわびさびよね~」

北上「たはは~」

北上「…」

大井「…」

神通「…」

提督「はい!チーズ!!」パシャ

北上「撮るな!!」

神通「…………今回は見逃してあげます、もう私の提督に近づかないでくださいね」

大井「さよなら、妄想女」

提督「北上いい表情してるな、ナイス苦笑い」



北上「提督、ウザイ」げっそり…

40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 21:37:36 ID:HKLUlxKc
~道場~
摩耶・天龍「だああああああ!!!!」
ドコッ!!

ドサッ!!

加賀「両者、立ちなさい。」

加賀「まだ立てるでしょう?」

摩耶「はぁっはぁっ、くそがっ!!」

天龍「うおおおお!だらああああ!」

加賀「…暑苦しいわね」

ブーッブーッ
加賀「…?」

加賀「私のスマホから…?ああ、提督に預けていましたね」

加賀「写真……………」

加賀「…!?」

加賀「大井が提督に銃口を……!」

41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 21:48:18 ID:HKLUlxKc
北上「はぁ…今日も散々だったね~」

北上「…うげ……胃薬ないじゃん」

北上「はぁ…厄日だね」

武蔵「…胃薬 いるか?」

北上「武蔵さん」

武蔵「念のため大量に胃薬を買っておいたんだ」

北上「おお、助かるよ~」

北上・武蔵「…」ゴクゴク…

北上・武蔵「…」





北上・武蔵「…………はぁ」

42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 22:03:44 ID:HKLUlxKc
加賀「提督!!!」

北上「うおっ!!……加賀さん?」

武蔵「…どうした、急に」

武蔵「弓矢を持って物騒な…」

加賀「今、提督に危機が迫っているの、提督はどこ!?」

北上「執務室だと思うけど……」

加賀「間に合って…!!」ダッ

北上「…」

武蔵「…」

北上「ねぇ、どうすんの?」

武蔵「…行くしかないだろう…」

43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 22:36:02 ID:HKLUlxKc
~執務室~
提督「…」カリカリ

加賀「提督!!!」バアン!!

提督「ドア壊れるて」

提督「どうしたの?」

加賀「大井はどこです!?」

加賀「何か脅されているんですか!?」

提督「どしたの急に」

北上「落ち着きなよ加賀さん」

武蔵「なぜ提督が危険だと思ったんだ」

加賀「…この写真よ………」

武蔵「大井が提督に拳銃を向けているな」

武蔵(緊張感ないな…提督がカメラ目線でピースしてるせいで…)

北上「ああ、さっきのやつか」

提督「よく撮れてるだろう?」

44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 22:56:07 ID:HKLUlxKc
北上「大丈夫だよ加賀さん、いつもの事だから」

武蔵「いつもの事?」

北上「大井っちはいつも提督に銃口を向けるの」

武蔵「初耳だな、大丈夫なのか…それ」

北上「大丈夫、撃たないし」

加賀「撃たないからって、提督に銃口を向けていい訳ではないわ」

加賀「解体ね」

提督「またこの展開か~」

提督「解体はしないからね、落ち着いてね」

加賀「大体提督に無礼な娘が多過ぎるわ」

加賀「解体ね」

提督「いや~そこまでしなくても…俺は別に迷惑してないし」

加賀「早速 大淀に伝えるわ」

提督「ねぇ俺の話聞いて」

45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 23:12:49 ID:HKLUlxKc
加賀「提督、待っていてくださいね」

バタン

提督「あっちゃあ 行っちゃった」

武蔵「提督はここで大人しくしていろ」

武蔵「どうせ、動画に残すだけだろう?」

提督「無論」

北上「それ本気でやめた方がいいよ」

北上「提督がケータイで撮るたびにピリピリ度が増すんだから」

提督「だって誰も俺の言う事聞かないんだもん」

提督「その間すっごい暇で…つい」

北上「確かに喧嘩し始めたら何十分も続くけどさぁ」

武蔵「その話は後だ、加賀を追うぞ…あいつ本気かもしれん」

北上「そうだね……提督、そこから動かないでよ」

提督「まぁ武蔵っちと組めば最強よねー」キタカミノポーズ!

北上「……………ウザイわぁ…」

46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 23:25:02 ID:HKLUlxKc
加賀「………!」

加賀「…」

加賀「ちょうど、貴女を探していたところよ」





加賀「大井」

大井「今日は機嫌が悪いんです、明日にしてくれませんか?」

加賀「そう言うわけにはいかないわ」

加賀「提督に銃口を向ける頭のおかしい女をどうにかしないと いけないもの」

大井「そうですか」

大井「私は毎朝提督の机に花を置いているメルヘン女を」

大井「どうにかしないと、って考えていたところです」

加賀「…!」

大井「みんな知っているんですよ、あの花の送り主」

47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/26(土) 23:50:41 ID:HKLUlxKc
大井「【無視したら私は死にます】なんて」

大井「どっちが頭おかしいんだか」

ガンッ!!!

大井「…」

大井「壁の修理費…結構しますよ」

加賀「…………」

武蔵「加賀!」

北上「大井っち!」

加賀「…」

大井「ああ、北上さん聞いてくださいこのメルヘン女がですね…」

北上「や…やめなよ 大井っち…」

武蔵「加賀……解体なんてうちの提督は望んでいない」

武蔵「提督から信用を失うぞ」

加賀「…ッ」

48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 00:05:23 ID:QLMBoRPI
加賀「…」

武蔵「なぜそんなに皆を敵視する」

武蔵「我々は仲間だぞ」

加賀「私が…」

武蔵「?」

加賀「私がいないと…提督は駄目だから……」

加賀「私が支えないと、提督は…」

大井「びっくりしました…妄想女が2人もいたなんて」

北上「お…大井っち!!」

加賀「」ギロッ

武蔵「加賀…続けろ…」

加賀「…」

加賀「あの人は、小心者だし……」

北上・武蔵(それは無い)

49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 00:31:18 ID:QLMBoRPI
加賀「最初にこの鎮守府にきた時は私がいないとダメだったのに」

加賀「段々と、会話が減っていって…」

加賀「会うことも、なくなっていって」

北上「だから毎朝花を提督の机に?」

加賀「ええ」

大井「ふんっ」

武蔵「大井は…なぜ提督に拳銃を?」

大井「…」

北上「大井っち」

大井「…」

大井「…あの人は、そうしないと私を見てくれないから」

北上「え?」

大井「銃口を向けている間は、私だけを見て、私の事を考えてくれるから。」

50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 00:51:50 ID:QLMBoRPI
武蔵「撃う気はないんだな?」

大井「…」コクッ

武蔵「絶対だな」

大井「絶対に、撃たないわ」

武蔵「と言う事だ加賀…」

加賀「…」

北上「この件は見逃して…もらえない……?」

加賀「…」

加賀「わかったわ…だけど提督に危害を加えるのなら……その時は」

加賀「その頭蓋、割ってあげる」

武蔵「…」

北上「…」

武蔵「互いに損な役回りだな、北上」

北上「ストレスで白髪になりそう………はぁ…提督がハゲればいいのにね~」

51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 01:34:55 ID:QLMBoRPI
提督「はっくしょん!!」

提督「風邪かな……」

提督「風邪薬…風邪薬…」

提督「貴方の風邪はどこから?」

提督「わかれば風邪にはならない!!」

提督「…………あれ?風邪薬無いな」

提督「買いに行くか」

・・・・・

北上「提督~いい子にして待ってた~?……………あれっ?」

武蔵「…いないな」

北上「…………はぁ」

武蔵「まぁ、待とうじゃないか」

北上「………他の鎮守府に引っ越そうかな…」

52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 01:57:47 ID:QLMBoRPI
・・・・・
提督「いやー余計なもん買い過ぎたな」

提督「もう夕方じゃん」

提督「あっ、あそこの堤防からの夕陽めっちゃ綺麗なんだよな」

提督「あそこでアイスを食おう」

~堤防~

提督「あっ、スマホ忘れてたよ…撮れないじゃん」

提督「目に焼きつけておくか、たまには」

提督「…」

バシャッ

提督「ん?」

ヲ級「………ヲッ」

提督「」

提督「なにそれ、笑える」

53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 02:20:25 ID:QLMBoRPI
・・・・・
呉提督「行方不明!!?」

呉吹雪「?」

呉提督「いや、こちらにはいない、昨日来たっきりだ」

呉提督「ああ、ああ、こちらでも捜索をしてみる」ガチャン

呉吹雪「どうしたんですか?」

呉提督「例の鎮守府の提督が昨日の昼から行方不明らしい」

呉金剛「ホワイッ!?」

呉吹雪「彼が?」

呉提督「無事だといいが…」

呉提督「心配だ…彼も」





呉提督「彼がいなくなった鎮守府も」

54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 02:51:15 ID:QLMBoRPI
~食堂~
吹雪「これ、どうするんですか?」

電「どうせまた、家出なのです」

摩耶「だから前のは家出じゃねーって」

金剛「オーウ!テイトクはお茶が嫌になって逃げ出したに決まってマース!!」

鳳翔「なにを言っているんですか?紅茶のせいでしょう?」

神通「誰かが銃を向けたり花を送り続けたりしたせいじゃないですか?」

大井「ちっ」

曙「………クソ提督、なんでよ…」

天龍「まだ見つかんねーのかよ!!」

間宮「大淀さん、貴女何か知っているんじゃないですか?」

「「「………………」」」

間宮「昨日も提督が外出した時に、黙っていました」

大淀「……………バカな事言わないでください」

55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 03:02:33 ID:QLMBoRPI
大淀「今回は違います」

加賀「それを証明するものはあるの?」

加賀「貴女は嘘つきだわ」

天龍「大淀…お前まさか…」

神通「私の提督を返して」

摩耶「おい、誰の提督だって?」

金剛「正直に話すデース!!」

大淀「私じゃない」

加賀「提督に危害を加えるなら…」

大淀「私が提督に…?そんなことする訳ないでしょう!!!!」





武蔵「静粛に!!!!」

56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 03:16:10 ID:QLMBoRPI
加賀「武蔵…」

鳳翔「武蔵さん…」

武蔵「お前達が今する事はなんだ?」

武蔵「慌てる事か?」

武蔵「後悔する事か?」

武蔵「仲間を疑う事か?」

武蔵「違うだろう」

武蔵「仲間を信じる事だ!!」

「「「……………」」」

武蔵「私は一週間そこらの新人だがな、不思議に思うんだ」

武蔵「ここの者達は提督への想いが強く、実力があるのに」

武蔵「なぜ、信じるべき仲間同士で争いをしているのかと」

武蔵「なぜ、提督のために協力をしないのかと」

57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 03:25:44 ID:QLMBoRPI
武蔵「お前達が手を取りあえば」

武蔵「何物にも負けないというのに」

武蔵「…」チラッ

北上「…」コクッ

北上「ここはさぁ~1回皆で協力しない?」

北上「提督のためにさ」

吹雪「…」

吹雪「電ちゃん」

電「なんです?」

吹雪「この前は、ごめん」

電「………別に、気にしてないのです」

吹雪「司令官を探す方法を一緒に考えよう」

北上「…!」

58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 03:35:42 ID:QLMBoRPI
金剛「……むー…ホーショー」

鳳翔「金剛さん」

金剛・鳳翔「…」コクッ

摩耶「おい天龍…やるぞ」

天龍「ああ、神通、協力してくれ」

神通「…」

神通「ええ、いいでしょう」

神通「大井さんもどうですか?」

大井「えっ?私?………私は…」チラッ

加賀「…ええ、やりますか」

加賀「昨日は、悪かったわね」ボソッ

大井「…!!」

間宮「大淀さん…信じてみます、貴女の事」

大淀「…ありがとうございます」

59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 03:46:58 ID:QLMBoRPI
曙「…」

加賀「曙」

金剛「ヘイ!貴女もくるデース!!作戦会議ネ」

曙「……前の事 謝るわ」



武蔵「何とか…上手くまとまりそうだな」

北上「そうだね、提督が帰るまで…だけど…」

武蔵「その間は、胃薬は棚の中で眠れるな」

北上「あはは~そうなるといいけど…」

北上「提督が無事じゃなかったらどうすんの?」

武蔵・北上「…………」

武蔵「やめよう、そんな事を考えるのは…」

北上「…そーだねぇ」

61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/27(日) 04:03:07 ID:QLMBoRPI
~1ヶ月後~
提督「深海でね」

提督「レ級とほっぽちゃんが怒鳴り合ったり」

提督「港湾棲姫が笑顔でイ級をヲ級に叩きつけたり」

提督「ツ級の机に花瓶置いてあったり」

提督「食堂らしき所に何十人もいて一言も無いし」

提督「俺の鎮守府と似すぎて」

提督「ホント笑える」





呉提督「いや、笑えねぇよ、帰れ。」

~艦~