1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 00:53:43.82 ID:TA98PU2b0
【一歩さがる】


あるお休みの日、ココアとチノちゃんはお出かけしていました。

チノ「いされのぼくぞおよせねほほえたつさぬ」

ココア「え?」キョトン

チノが突然わけのわからないことを言いだして、ココアはキョトンとしてしまいました。


ココア「チノちゃん、一体何を言ってる?」

チノ「一歩さがればわかりますよ」

ココア「一歩さがる?」


ココアはチノの言われた通りその場から一歩さがってみました。








ココアは死んでしまいました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1487606023

引用元: ココア「ごちうさで」チノ「意味がわかると怖い話」 


 

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 00:54:40.98 ID:TA98PU2b0
【天井裏】


シャロ「ただいま……って、うわ!?」


シャロはフルールからのバイトを終えて自宅へ帰ってきました。
しかし、部屋の中の異変に気が付い驚きの声を上げました。

シャロ「何よこれ!?」


シャロは、天井の板が一枚外れているのに気がつきました。

シャロ「この家こんなにボロボロなのかしら……。もう最悪!」


板を直す気力もわかず、取り敢えずシャロはテレビをつけてニュースを見ることにしました。

ポチッ

アナウンサー『続いてのニュースです。最近、この街で空き巣被害が頻発しています。みなさん空き巣にはくれぐれも気をつけてください』

シャロ「空き巣だなんて物騒ね……はっ、まさかこの天井も空き巣の仕業じゃ!」


怖くなったシャロはすぐにリゼに連絡しました。

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 00:55:22.36 ID:TA98PU2b0
そして次の日、


リゼ「よし、これで天井板の補強はバッチリだな」

シャロ「わざわざ休日にすいません、リゼ先輩」

リゼ「いいって別に。最近空き巣被害が多いみたいだし、用心しておかないとな」


シャロはリゼに頼んで、家の天井板の補強作業をしてもらいました。
さすがはお金持ちのリゼだけあって、シャロの家の天井板は以前とは比べものにならないほど頑丈なものになりました。


シャロ「これで一安心です」

リゼ「ああ、ネズミ一匹入ってこられないな。むしろ天井裏にネズミがいても部屋には出てこられないだろう」


シャロは、改めてリゼに感謝しましたとさ。


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 00:55:59.56 ID:TA98PU2b0
【強盗】


ある日、ラビットハウスに強盗が入りました。
その時店にはココアとチノとティッピーとタカヒロがいました。

強盗は金を出せとココアたちに持っていた拳銃で脅かしましたが、ラビットハウスにあまりお金がないとわかると怒って発砲し、ココアとティッピーとタカヒロが撃たれて殺されてしまいました。


チノ「い、いやぁぁ……」


恐怖のあまりその場に腰を落とし震えるチノに、強盗は言いました。


強盗「他の店員は殺した。残りはお前だけだ。だがお前は見たところこの中で一番幼い。だから情けをかけてやろう。一つだけお前の願いを聞いてやってもいいぞ」

チノ「お願い……」

強盗「ああ、そうさ。お前が殺して欲しくないと言えばこのまま生かしてやろう。だがそう言わなければ、お前も他のやつと同じように殺害してやるけどな」

チノ「殺害……さつがい……い、いやぁ……さつがい、いや……わたし……ぼく、いやぁぉ」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 00:56:50.49 ID:TA98PU2b0
目の前でココアたちを殺され銃を向けられている恐怖はまだ中学生のチノにはあまりにも酷なものであり、チノは思考がおかしくなってしまったのか言葉がおぼつかず自分のことをわたしではなくぼくというほどになってしまっていました。


強盗「へっ、恐怖のあまりおかしくなっちまったようだな。さあ、言え! お前の願いは何だ?」

強盗の問いにチノは必死になって言葉を絞り出しました。

チノ「ぼく、さつがい……いや。ぼく、さつがいいや……」

強盗「それがお前の願いか?」


チノは小さくこくっと頷きました。

そして……







チノは強盗に殺されてしまいました。

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 00:57:24.35 ID:TA98PU2b0
【無人島での事件】


ある日、ココアたちはみんなで集まっておしゃべりを楽しんでいました。

千夜が突然言いました。


千夜「そういえばみんな、ちょっと面白い話があるんだけど」


ココア「え、面白い話? なになに」

シャロ「またおかしな話じゃないでしょうね」

千夜「数年前、この街の大学に通う仲の良かったグループが無人島へ行って全員その無人島で死んだって事件があったのよ」

ココア「え、そんなことがあったの!?」

リゼ「そういえば、そんな話を聞いたことがあったような」

チノ「こ、怖いです……」ブルブル

シャロ「なんて気味の悪い話をしてるのよ!!」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 00:58:23.70 ID:TA98PU2b0
チノやシャロの反応などかまうことなく千夜は続けまし。


千夜「実はね、その次元の模様を撮影したビデオテープがここにあるのよ」っ

リゼ「なんでそんな物を千夜が持ってるんだ!?」

千夜「お婆ちゃんが押入れの奥から見つけたのよ」


気味の悪いテープですが、せっかくなのでみんなでその映像を見ることにしました。
再生すると、そこには無人島で楽しくキャンプをする大学生たちの様子が映っていました。
最初は楽しそうなキャンプの映像なのでしたが、そこに映る一人が島の奥地で白骨化した遺体を見つけてからはまるでホラー映画のような内容へと変貌し、千夜以外はみんな顔色を変えて震えてしまいました。

そして映像の終盤、キャンプメンバーが次々と倒れる中残ったのはこの映像を撮影したと思われるカメラマンと少女の姿でした。


カメラマン『残ったのは俺とお前だけだな』

少女『あんたが犯人なんでしょ! あんたがキャンプに参加したみんなを殺したんでしょ!!』

カメラマン『そんなわけあるか!』

少女『だってあんた怪しいもの。それにこんな状況でビデオを撮影して、わたしのことも殺そうとしてるんでしょ』

カメラマン『違う。これは警察に証拠として渡すために撮影をしているんだ』


少女はその場から逃げるように走り去り、カメラマンの男はそれを追いかけるように撮影をしながら少女の後を追いました。

しかし、そこで画面が真っ黒になり、そして切り替わると、なんとそこには無残に変わり果てた少女の死体とカメラマンと思われる男性が首を吊って死んでいる様子が映っついたのでした。

四人「「「「きゃぁぁぁぁぁーーーー!!!!」」」」



千夜以外の余人は恐怖のあまり悲鳴をあげました。


千夜「この映像はここでお終い。どう?なかなかスリルのある映像だったでしょ」

シャロ「なんてものを見してくれたのよ!!」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 00:59:15.95 ID:TA98PU2b0
【食べ物】


ある日、お腹を空かせていたシャロは公園のベンチに座りお昼ご飯を食べていました。
すると、そこに小学生くらいの小さな女の子が近いつきてシャロに声をかけました。


女の子「ねえねえお姉ちゃん? 一体何を食べてるの?」

シャロは答えました。

シャロ「18よ」

女の子「18?」

女の子はシャロが言う18が何のことかわかりませんでした。気になってシャロの手元を見てみると、そこには美味しそうなフライドチキンがありました。


女の子「あ、わかった。18はお肉のことだね!」


そして次の日、またシャロはその公園のベンチでお昼を食べていました。
すると、昨日の女の子がたまたま通りかかり、シャロに声をかけました。

女の子「お姉ちゃん、今日は何を食べてるの?」

シャロ「今日は24よ」

女の子「24?」


女の子はシャロの手元を確認しました。
するとシャロはコンビニで買ったサラダを持っていました。

女の子「サラダだ。24はサラダ、つまり野菜のことなの?」

シャロ「ええ、そうよ」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 01:00:01.85 ID:TA98PU2b0
そして次の日です。

またシャロはベンチでお昼ご飯を食べていまし。
すると女の子が現れてシャロに声をかけました。


女の子「お姉ちゃん、今日は何を食べてるの?」

シャロ「今日は64よ」

女の子「64?」


女の子はワクワクしながら今日は何だろうとシャロの手元を確認しました。
しかし、確認した途端女の子の表情が強張ってしまいました。

シャロ「この公園には64がたくさんあって助かるわ。あ、よかったら一つどう?」っ

女の子「ううん、いらない」


女の子はその場から立ち去りました。

そしてその日以降、女の子は公園でシャロを見かけても声をかけなくなりました。

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 01:00:57.56 ID:TA98PU2b0
【てるてる坊主】


その日、街には雨が降っていました。


チノ「今日は朝から雨ですね」

マヤ「明日はピクニックなのにな」

メグ「これじゃピクニックは中止かな」


チマメ隊の三人は明日ピクニックに行く予定を立てていたのですが、この雨では明日の予定が台無しになりそうだと落胆していました。

それを見かねたのか、ココアが言いました。

ココア「お姉ちゃんにまかせなさい!」


ココアは三人のためにてるてる坊主を作りました。
作ったてるてる坊主を三人に見せびらかすと、ココアはそれを自慢げに窓にぶら下げました。

マヤ「てるてる坊主だ!」

メグ「これで明日晴れるかな」

チノ「てるてる坊主一つで雨はやみませんよ」

ココア「なら、もっと作るよ!」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 01:01:32.88 ID:TA98PU2b0
ココアは気合を入れて大きなてるてる坊主を作ろうと、その場にいたティッピーと古いタオルを使ってさっきよりも大きなてるてる坊主を作りぶら下げました。


ココア「ジャーーン! ティッピーで作ったてるてる坊主だよ」

ティッピー「た、助けてぇぇーーー!」ジタバタ

チノ「ティッピーを出してください!!」

マヤ「あはは、さっきのより大きい!」

メグ「もっと大きなてるてる坊主なら今すぐにでも雨が止むかもね!」

ココア「もっと大きな……そうだ!!」


ココアはもっと大きなてるてる坊主を作ろうと、今部屋の中にある素材に出来そうなものを使ってとても大きなてるてる坊主を三つも作りました。

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/21(火) 01:02:02.78 ID:TA98PU2b0

ココア「ジャッジャシャーーーン!! 特大サイズのてるてる坊主だよ!!」


ココアはそのてるてる坊主を窓にぶら下げることにしました。


ココア「うんしょっと、特大サイズだけあって重たいな」


なかなか重たいてるてる坊主でしたが、何とか三つともぶら下げることに成功しました。


この三つのてるてる坊主に関して、チノはココアに対し何一つ文句を言いませんでした。

そして、マヤとメグも何も言いませんでした____。




終わり