4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:04:40.41 ID:EZabPwQi0
奉太郎「神山市で殺人事件?」

里志「そ、ここら辺では知らない人は居ないと思っていたけど……」

里志「省エネ主義の奉太郎は知らなくて当然だったかもね」

確かに、ニュース等はほぼ見ていない。

だが、朝の新聞くらいには眼を通している。

単純に見逃していたのか……

摩耶花「それにしても限度って物があるでしょ」

摩耶花「毎日テレビでもやってるって言うのに……」

摩耶花「ましてや殺人事件よ? 身の回りの情報を集めるくらいにはエネルギー使いなさいよ」

伊原が呆れた様な顔をしてこちらを見る。

奉太郎「しかしだな……いきなりそんな話をされても現実味が無いと言うか」

奉太郎「第一、もう犯人の目星は警察も付いているんじゃ無いのか?」

える「それが犯人に繋がる証拠はゼロなんです!」

と、扉を開け勢いよく入ってきたのは古典部部長のお嬢様。

える「警察も犯人の影すら掴めていないようです……」

引用元: 奉太郎「神山市で殺人事件?」 


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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:09:23.09 ID:EZabPwQi0
里志「そうそう、僕のデータベースから引き出した情報によるとね」

里志「被害者の数は5人、全員が刃物によって殺されたみたいだね」

里志「そして被害者は全員女性、件数は5件……つまりどの事件も別の犯行って事だよ」

里志「更に付け加えるとね、被害者は全員高校生なんだ。 神山市内のね」

摩耶花「それって、テレビではやってない情報も入ってるけど……一体どこから仕入れたのよ?」

なんと、まさか一般に公開されてない情報まで持っているとは……

犯人はこいつなんじゃないか?と失礼な事を思いながら口を開く。

奉太郎「お前は一体どこからそんな情報を……」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:12:57.23 ID:EZabPwQi0
里志「データーベースを侮ってもらっちゃ困るよ」

自分が容疑者になっているとも知らずに、満足気な顔をこちらに向ける。

そして、何か嫌な視線を感じる。

える「折木さん!」

奉太郎(まずい……千反田が……)

える「私、どうしてそんな酷い事をする人が居るのか……どうして被害者の方が女性ばかりなのか……どうして高校生なのか……」

える「気になります!」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:16:06.72 ID:EZabPwQi0
全くどうしたものか……

いくら千反田の頼みだからと言って、今回は少し荷が重過ぎる

第一に、これは刑事等がすることであって俺が考える事ではない

仮に俺が考えたとしても、何も変わりはしない……恐らく

一体どうしたものか……

A 考える

B 考えない

C 私、気になりませんと言って部屋を飛び出す


>>10

この過疎で安価が辛いでござる……

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:17:12.92 ID:OdX+lf6d0
c

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:18:52.54 ID:EZabPwQi0
C 私、気になりません!

奉太郎「私、気になりません!」

と言い、席を立つ。

3人共ポカンとしているが、構うものか。

走るのは省エネに反するが、仕方あるまい。

える「え……え?」

里志「今のは……奉太郎なのか……?」

摩耶花「いや、あいつ逃げただけよ!」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:22:14.24 ID:EZabPwQi0

里志「そ、そうだね! 幸い奉太郎は走るのになれてないから遅いはずだよ!」

里志「追いかけよう!」

える「ワタ……ワタワタシ……キニナ……」

摩耶花「ち、ちーちゃん!? どうしたの!?」

里志「これは……気になる度がオーバーヒートを起こしているんだ……!」

里志「このままだと奉太郎は……殺される!!」

える「キニキニニニニニキニナナナナナナナ」

摩耶花「壊れたファービーみたいになってきたわよ! どうにかできないの!?」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:27:48.39 ID:EZabPwQi0
里志「解決方法は只ひとつだ……千反田さんの疑問を、奉太郎が解決するしかない!」

える「ナナナリマッスキニナリマッス」ドゴォン……

里志「まずい! 壁を破壊して追い掛けに行ったよ!」

摩耶花「ど、どうすればいいの!?」

里志「千反田さんより早く……! 奉太郎を見つけるんだ!」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:32:33.46 ID:EZabPwQi0
翌日から、千反田さんと奉太郎は学校に来なくなった。

捕まったのか、あるいは未だに逃げているのか……

今の僕にとってはどうでもよかった。

あの日、奉太郎と千反田さんを探して居た時に-----

陽が沈み、辺りは暗闇に包まれて------

あの時、一緒に探していれば-----------

だが、それはもう過ぎた事

今の僕にとっては、どうでもよかったんだ。

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:38:08.36 ID:EZabPwQi0
あれはもう10年も前の事。

もう流す涙も流し尽くした。

どうでもいい、と言ったが

奉太郎にはいくつか告げたかった。

というよりは、答えが欲しかったのだろう。

奉太郎、君の推理力があれば……

僕が今抱えている疑問……それに答えを出せたんじゃないか?

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:42:16.84 ID:EZabPwQi0
何故、あの日、君は逃げたのか。

何故、千反田さんに答えてあげなかったのか。

何故、今も僕と一度も会ってくれないのか。

何故------------------







摩耶花は、連続殺人の被害者にならなくちゃいけなかったのか。

badend No1 .....

continue?

→yes

no

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