2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 18:44:37.09 ID:EbnxbVKR0
億泰「はあぁ~~~・・・・・・」


康一「どうしたの?億泰くん?」


億泰「どうしたってことはねえんだがよぉー、もうすぐ『あの日』がやってくるだろぉ?」



仗助「こんな真っ昼間からそんなため息ついてんじゃあねーよ」

引用元: 仗助「バレンタインがやってきた」 


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4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 18:46:25.34 ID:EbnxbVKR0
康一「あの日?」


仗助「あの日・・・ってもうすぐテストだったっけか?」



億泰「そんなんじゃあなくてよぉ~」


康一「もうすぐ・・・ってもしかしてバレンタインデー?」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 18:48:30.34 ID:EbnxbVKR0
億泰「そーそー、その『バレンタインデー』だよ! ケッ!!」


康一「バレンタインデーがどうかしたの?」


億泰「・・・・・・お前らはもらえるのが決まってんだからぁイイよなぁー!!  バレンタインチョコってやつをよー!」

8: バレンタインデーにチョコがもらえる?そんなもの、>>1にはないよ 2013/02/11(月) 18:50:02.23 ID:EbnxbVKR0
康一「まあ、ぼくは由花子さんからもらえるかなぁ」エヘヘ


仗助「おれはもらえるってきまってるわけじゃあねーぜ?」


億泰「いつもあんだけ女に声かけられててよォー!、もらえねーワケがねーだろッ!!」


仗助「お、大声だしてんじゃあねーよ・・・」(タシカニマイトシ、イクツカモラウケド・・・)

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 18:51:55.71 ID:EbnxbVKR0
億泰「お前らと違ってサミシー独り身のおれとしては、『あの日』が近づいてくるのは憂鬱でしかたねーんだよッ!」



康一「でも、今年はもらえるかもしれないんじゃあない?」

億泰「それだよおーソレッ!」

仗助&康一「?」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 18:53:53.88 ID:EbnxbVKR0
億泰「毎年、もしかしたらもらえるかもしれない、ってゆー期待が裏切られるとよォー、余計カナシクなるんだよなぁー」


仗助「こ、今年はきっともらえるって! 元気出せよ、億泰ッ!」

億泰「根拠のねーはげましだなぁッ、おい」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 18:55:51.70 ID:EbnxbVKR0
仗助「アイスおごってやるから元気出せってよぉー」

億泰「マジかよッ!! ストロベリー&チョコチップにしてくれよなッ!!」

仗助「へいへい、現金なこって」


康一「アハハ」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 18:57:54.67 ID:EbnxbVKR0
アイスクリーム屋の前

噴上「うーん・・・どうすっかなー」

康一「あれ、裕也くんじゃあない?」

億泰「確かにそうだぜぇー」



仗助「おーい、裕也ァー、なにしてんだぁー!?」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:00:08.34 ID:EbnxbVKR0
噴上「!!  ああ、おまえらか」


康一「裕也くんもアイスを食べに来たの?」


噴上「いや、おれは違うんだけどよ・・・」


仗助「じゃあ何でアイス屋のメニューとにらめっこしてんだよォ~?」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:02:08.01 ID:EbnxbVKR0
噴上「いや、そこは人にはいえねー悩みっつーか・・・ん?」クンクン

億泰「ど、どうしたんだよッ! いきなり人の手を嗅ぎだしやがってよぉ!」

噴上「・・・焼けた肉や魚のにおい・・・それにオリーブオイルや調味料のニオイもプンプンする・・・」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:03:51.36 ID:EbnxbVKR0
噴上「億泰、おめーもしかして料理とか得意なの・・・か?」

億泰「ま、まあ自炊はしてるけどよぉー」


仗助「相変わらずスゲェ嗅覚してんなぁー」



噴上(それにこの『臭い』・・・)「億泰よぉー、ひとつたのまれちゃあくれねーかッ」

億泰「?  おれに出来ることならいーケドよぉ」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:06:05.20 ID:EbnxbVKR0
仗助「何か困ってんなら力かそーか?」

噴上「い、いや、億泰だけで大丈夫だぜッ」


康一「どういうこと?」

噴上「いや、さっきも言ったけどよ、あまり人に話すよーな事でもないっつーか・・・」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:07:57.31 ID:EbnxbVKR0
噴上「悪いけどよー、億泰と二人で話をさせてもらえねーか・・・」



仗助&康一「?」


億泰「まあ、おれはかまわねーけどよー」


仗助「じゃあ、億泰ぅー、また明日なぁー」


億泰「おう、またなー」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:10:05.78 ID:EbnxbVKR0
億泰「で、頼みってなんなんだァ~?  おれ頭ワリィからよぉー、難しくない事にしてくれよなッ」

噴上「まあ、そんな難しいことじゃあねーんだがよお・・・」



噴上「億泰・・・お前さっき料理するって言ってたけどよ・・・お菓子なんかの作り方しってるか?」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:12:17.45 ID:EbnxbVKR0
億泰「ん・・・ まあ少しくらいならしってるけどよォー、何でそんなこと聞くんだァ?」


噴上「いや何、お前の手からあまーい臭いがケッコウするからなぁー、もしかしたら、と思ってよ」クンクン


億泰「・・・全然わからねーけどなぁー」クンクン

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:14:18.36 ID:EbnxbVKR0
億泰「で、それと頼みってのとなんか関係あんのかよッ」

噴上「いや、もうすぐバレンタインデーだろ?」


億泰「・・・おめーはどーせとり巻きのオンナどもからしこたまもらうんだろなァー、ケッ、うらやましい事だぜッ!!」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:16:31.32 ID:EbnxbVKR0
噴上「いや、今年はおれの方からあいつらにくれてやろーかな、と思ってな・・・」


億泰「ハァ!?」


噴上「お前知らねーのか?今は逆チョコってのも流行ってんだぜ?


億泰「逆チョコだぁー?」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:18:30.37 ID:EbnxbVKR0
噴上「いつも世話になってるしな・・おれは、あいつらがいてこそのおれなんだ」


噴上「たまにはおれからも、何かしてやらねーとな」


億泰「なるほどなぁー・・・」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:20:22.01 ID:EbnxbVKR0
億泰「ソレとおれが何の関係があるってんだよォー」

噴上「だからよお~、お前にチョコかなんかの作り方を教えてもらおうとおもってよッ」


億泰「ケッ!! イヤだねッ!  何でおれがオメーの女のご機嫌取りに協力しなくちゃあーいけねーんだよッ!!」

噴上「おいおい、さっきは協力してくれるっていったじゃあねーかよ~、おれもこんなナリだからな・・・
   そうほいほい菓子作りなんか、人に聞けねーしよ・・・たのむぜ億泰ッ!」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:22:21.80 ID:EbnxbVKR0
億泰「コッチが毎年バレンタインにチョコをもらえなくて悲しんでるってのに、そんなキモチの余裕あるかよお~ッ!」


噴上「もし教えてくれたら、知り合いの女を紹介してやってもいいんだけどよお~!」


億泰「いやだっつったらいやなん・・・・・・・」ホジホジ



億泰「!!? な、何だとォ~~~!!!」ドタバタ

44: ローストビーフ チャーシュー 露伴VS億泰 私です 2013/02/11(月) 19:24:09.90 ID:EbnxbVKR0
億泰「こ、このおれに、お、女を紹介してくれるってのか!!?」


噴上「ああ、おれの知ってるヤツでもいいし、アケミ達の知り合いもいるから、ツッパった女から大和なでしこまで、よりどりみどりだぜ・・・」


億泰「ま、マジかよぉ~!!」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:26:31.13 ID:EbnxbVKR0
噴上「だからよ、億泰、菓子作りのほうは何とか頼むぜ」


億泰「この億泰サマにまっかせなさいッ!!!」ドン!

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:28:02.25 ID:EbnxbVKR0
噴上「でよ、億泰、おめーはどんなお菓子が作れんだ?」


億泰「いろいろあるけどよぉー、バレンタインってことで、『生チョコ』なんかどぉーだァ?」


噴上「そんな上等ォーなモン作れんのかよ、おめー」



億泰「意外とカンタンだぜぇ~」


噴上「フーン、そうかよお~」(ま、億泰の手からは確かにチョコの甘いにおいがプンプンするし、信じてみるとするかぁー)

50: 今回は・・・まあ・・・簡単かなあ・・・ 2013/02/11(月) 19:30:21.55 ID:EbnxbVKR0
億泰(用意する物はこれだぜッ」

板チョコ        4枚  (55g×4)
生クリーム      120cc       
(チョコ:生クリーム  2:1になるように)

ココアパウダー    適量


ダイスアーモンド
チョコスプレー  等々   お好みで
 
噴上「こんだけでできんのかよッ」

億泰「まあ、見てなって」 

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:33:00.28 ID:EbnxbVKR0
億泰「まずはチョコを包丁で削っていくぜッ!」



億泰「ちいさなカケラになるまでけずるんだよォー!」


噴上「よし、おれも手伝うぜッ!」


噴上「い、意外としんどいモンだなあ・・・コレ」ハァハァ


億泰「あるなら万能スライサーみてーなのを使ってもいいかもなあ~」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:35:51.27 ID:EbnxbVKR0
噴上「お、そうだ。スタンドにやらせりゃあいいんじゃあねーかッ!」
   「『ハイウェイ・スター』!」ブオン

億泰「ナイスアイディアだぜっ! 噴上裕也ッ!」
   「『ザ・ハンド』!」ブオン



噴上「おりゃおりゃおりゃ」ザクザクザク

億泰「うりゃうりゃうりゃ」ザクザクザク 

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:38:45.99 ID:EbnxbVKR0
億泰「チョコが全部削れたらよぉー、今度は生クリームを鍋で温めていくぜぇ~」


噴上「おいおい億泰、チョコ作りってのは、確か『湯煎』ってのをしなくちゃあいけねーんじゃあねーのかッ」


億泰「この方法なら、湯煎はいらねーんだって!ま、この億泰サマを信じなさァ~いッ!」 

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:41:10.67 ID:EbnxbVKR0
億泰「生クリームが沸騰しちまう直前に、コンロの日をとめてよォー」

噴上「だいぶ温まってんなァー」



(生クリームを鍋に入れて火にかけ、周りが軽くふつふつと泡立ってきたら止めてください。
たぶん時間的にはスグだよ)

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:43:14.99 ID:EbnxbVKR0
億泰「冷めないうちに、さっき削ったチョコを入れるんだよぉーん!」バサバサ

噴上「一気にいれちまってイイのかぁ~?」

億泰「たぶんダイジョーブだと思うけどよっ、まあ不安なら半分ずつ位にわけてくれよなっ!」 

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:45:48.84 ID:EbnxbVKR0
億泰「チョコを入れたら少しかき混ぜてやると・・・」


噴上「おお、ケッコウすぐ溶けちまうモンなんだなぁ・・・」


億泰「これを一晩冷やせば、一応『生チョコ』としては完成だぜッ!」


噴上「・・・・・おれが頼んでおいて文句言うのは悪いけどよお~、億泰ゥー、さすがにコレをあおのまま渡すってのはちょっとなぁー」
   「おめーはそれでもいいかもしんねーが、女がコレをかき込んで食えってぇーのか?」

75: >>73 まちがえちった・・・    さすがにコレをこのまま です 2013/02/11(月) 19:48:41.37 ID:EbnxbVKR0
億泰「おれだってそんな食い方するかよッ!!」

噴上「じゃあ、どーすんだよ」



億泰「だから一応って言ったろうがよぉ~!ソレをあとでちゃんと『生チョコ』らしい形にしていくぜェ~!!」

噴上「ホッ」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:51:39.59 ID:EbnxbVKR0
億泰「まずはタッパーとかおぼんとか、四角い容器にラップをしいて、ソコにチョコを流し込んでいくんだけどよぉ~」


噴上「ふんふん・・・」


億泰「後は一晩冷蔵庫で冷やして、固まってからしか何もできねーからよォ~、今日やることはコレでおわりだな!」 

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:54:06.88 ID:EbnxbVKR0
噴上「そうか、ありがとよ、億泰。また明日もきていいか?」


億泰「かまわねーぜぇ~」


噴上「ところでよぉー、億泰。おめーが(ほとんど)一人暮らしみてーなモンだから、料理すんのはわかるけどよ・・・
   何でお菓子まで作ってんだぁ~?」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:55:55.42 ID:EbnxbVKR0
億泰「ま、まあ料理してるうちに、つ、作って見たくなってな」アセアセ

噴上「?  まあいいか。明日もよろしくな・・・」

億泰「お、おう!」



噴上「あ、あと、おれがチョコなんか作ってんのは仗助たちにはナイショだぜッ!  笑われるに決まってんだからよぉー」

億泰「ああ、わかってんよぉ!」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 19:57:47.85 ID:EbnxbVKR0
次の日


噴上「さて、ホントにコレが美味い生チョコになってんのか?」


億泰「あたりめーだろッ!さ、まずはコレをタッパーから取り出して包丁できっていくぜ!」

噴上「これ、かなり切りにくいんじゃあねーのかよ・・・?」


億泰「だからよー、包丁を温めとくと、少しはましになるぜぇ~」 

83: 結構やわらかいので、べたつくけど、がんばって切ってね 2013/02/11(月) 20:01:02.44 ID:EbnxbVKR0
億泰「やっと切れたぜ」フゥー


噴上「おお、確かに四角い生チョコの形に近くなってるけどよ・・・切り口がキッタネーなあ・・・」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:02:56.07 ID:EbnxbVKR0
億泰「ヒヒ、確かにキレーには切れちゃあいねーがッ、ここでこの『粉』をかけるとよぉー」


噴上「ん、そりゃあなんだ?」


億泰「ココアパウダーだぜッ!」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:05:56.29 ID:EbnxbVKR0
億泰「コレを全面にまぶしていくとよお~」


噴上「おお、見た目がぐっとよくなったぜェーッ!!」


億泰「コレで『生チョコ』の完成、だぜッ!!」 

91: >>86 ミロなら全然OK  ちょっと甘いかも 2013/02/11(月) 20:09:33.73 ID:EbnxbVKR0
噴上「確かに俺たちみてーなナリの男が作ったにしちゃあ、上出来だな・・・」

噴上「どれ、ひとつ・・・」パク

噴上「!!」


億泰「へっへ、どうだ?ウメェーだろお~!」

92: >>89 そうか、やっぱり甘過ぎか・・・ごめんね 2013/02/11(月) 20:11:27.53 ID:EbnxbVKR0
噴上「た、確かにうめーなぁ・・・口の中でトロっととろけて、ほどよく甘い・・・こりゃあ味は紛れもなく『生チョコ』だな・・・!」


億泰「だっろぉ~?よし、おれも・・・」パク


億泰「・・・ンまァーい!!  噛まなくても舌の上でとろけるのがイイんだよなッ!!」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:13:00.14 ID:EbnxbVKR0
噴上「あ、ところでよ~、億泰。このチョコを切った時の『はしっこ』はどーすんだ?捨てるのももったいないよなぁ~」


億泰「モチロン捨てるワケねーぜッ、その『はしっこ』で、トリュフでも作ってみるかぁ~」


噴上「と、トリュフだあ~?」

95: >>93 OK >>1はミルクとビター半々にしました。ちょうどよい甘さでした 2013/02/11(月) 20:16:05.83 ID:EbnxbVKR0
億泰「ま、ここからは簡単なモンだぜ?  まず生チョコを手でコネコネ丸くしてよぉー」コネコネ

噴上「うげッ! 手に溶けたチョコがケッコ~つくじゃあねーか・・・」コネコネ

億泰「そのぐれ~がまんしろよォ~」コネコネ 

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:18:32.66 ID:EbnxbVKR0
億泰「それにさっきのココアパウダーとか、砕いたアーモンドなんかをまぶすとよぉ~」



億泰「『トリュフ』の完成だぜッ!」


噴上「こ、こりゃあすげーな・・・確かにトリュフだよ・・・これは」 

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:21:09.76 ID:EbnxbVKR0
億泰「さっきの生チョコと一緒に並べて・・・よしッ! コレでどーだぁ!?  お前のオンナたちも喜ぶんじゃあねーか!?」


噴上「・・・ありがとよ・・・億泰。おれは今までおめーのコトをただの(バカな)不良だと思っていたけどよォ~、こんな特技もあったんだなぁ・・・
   マジで尊敬するぜ~・・・・ま、なにしろ助かったよ」


億泰「そ、そんなにホメてんじゃあねーよッ!  じゃあ、おれは洗い物でもしとくから、まあ、くつろいでてくれや」テレテレ


噴上「おう、サンキューなッ」 

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:23:11.71 ID:EbnxbVKR0
噴上「さて、お言葉に甘えて・・・・ん?  なんだこの箱?」



噴上「メッセージカードがついてるじゃあねーか?なんだ?」チラッ


『がんばって作ったので、食べてくださいねっ  億泰クンへ』


噴上「おお、こりゃあバレンタインチョコじゃあねーか・・・? 億泰のやつ、毎年もらえねーなんていっときながら・・・」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:25:28.80 ID:EbnxbVKR0
噴上「おーい億泰ッ!  おめーこのチョコ誰にもらったんだよ~?  自分もしっかりもらってんじゃあねーか!」


億泰「何いって・・・・・・!!!!!!  噴上裕也ァ~~~~!!!  その箱にはさわるんじゃあねーぞッ!!!!」


噴上「別に食いやしねーよ・・・見るだけだからよ・・・・・」パカッ

億泰「ば、ばっかやろォ~!!」

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:27:31.18 ID:EbnxbVKR0
噴上「ん、なんだ、ちょっと不揃いだけどウマそーな生チョコじゃあねーか・・・・ってどっかでみたことあるなぁ~・・・」


億泰「早くふたをしめろってんだぁ~!!」

噴上「ん?コレ今俺たちが作ったのとそっくりじゃあ・・・・・はっ!!!!!」

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:30:00.92 ID:EbnxbVKR0
億泰「・・・・・・」


噴上(ま、まさか億泰のヤツ・・・!!!)

噴上(い、言えるワケがねー、『オメーこれ自分で作って自分にこんなカード書いたのか』なんてよー・・・!!)


億泰「・・・・・・」ゴゴゴゴゴ

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:31:57.94 ID:EbnxbVKR0
噴上(フツーのヤツなら・・・・・・『おめーそんなことして恥ずかしくねーのかよっ!ぎゃはははーっ!』と言って笑う所なんだろうけどよぉー・・・・・・)

億泰「・・・・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ


噴上(おれだってもしあの女どもがいなかったら・・・バレンタインにチョコがないってぇ悲しいキモチはわからねーわけじゃあねー・・・)

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:34:05.12 ID:EbnxbVKR0
噴上(だから、ソレをおれがバカにしちまったら、億泰は惨めすぎるだろうがよぉーッ!!)


億泰「・・・・・・・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


噴上(そ、そしてなによりッ!!!!!)

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:36:31.14 ID:EbnxbVKR0
ザ・ハンド『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!


噴上(もし言ってしまったら!あそこでやべーくれーの『凄み』を放ってる、『ザ・ハンド』の右腕が、確実におれの頭に振り下ろされるッ!!!)

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:37:51.08 ID:EbnxbVKR0
億泰「おめーは何も見なかった・・・・・・よなァ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

噴上「も、もちろんだぜッ!」フタ パコッ




噴上(た、助かった~!!)

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:41:04.24 ID:EbnxbVKR0
億泰「・・・・・・グスン・・・」トボトボ


噴上「お、億泰・・・泣くなって!!  ほら、今から約束通り、女を紹介してやるからよォー!!」スタスタ


億泰「・・・・・・そ、そうだったよなぁー!!忘れてたぜっ!!」


噴上「ちなみによ?どんな女がいいんだ?、おめーは」

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:44:00.34 ID:EbnxbVKR0
億泰「えーっとなぁー見た目はモチロンかわいい方がイイけどよぉーッ!!まずはやっぱり優しいヤツがいいなあーッ!」


噴上「ふんふん」


億泰「それで、暗いヤツより明るいヤツの方がいいなッ!
   一緒にアイスなんかを食べて、笑いながら楽しく話せる女がいいわけだよッ!おれは!」グッ

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:46:14.91 ID:EbnxbVKR0
上「優しくて明るい、そしてかわいい女・・・か」

億泰「おうっ!!」


噴上「そんなんでイイならたくさん見つかるとおもうぜ!!すぐ探してみるからよぉーッ!」


億泰「くうぅーーッ!!  裕也!!  ありがとよぉーっ!サイコーだぜお前はッ!」


噴上「ハハハ、礼をいうのはおれのほうだぜーッ!」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:49:26.69 ID:EbnxbVKR0
由花子「あら、いいところであったわね」




億泰「ん?  由花子じゃあねーか、いったいどうしたんだよッ!」

由花子「・・・康一くんに好きなチョコを聞こうと思っていたのだけれど、今日はみあたらないの」

由花子「あなたたち、康一くんがどこにいるかしらないかしら?」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:52:07.62 ID:EbnxbVKR0
噴上「いや・・・」

億泰「今日はまだあってねぇーからよぉー、わりぃーなッ!」


由花子「そう・・・もう、康一くんったら・・・せっかくおいしいベルギーチョコの材料を買ってきて、15種類くらいのチョコを作ったのに・・・
     康一くんには最高のチョコを食べてもらわないと・・・」ブツブツ

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:54:11.34 ID:EbnxbVKR0
億泰「じゃあなー、由花子ぉ!」フリフリ


由花子「あ・・・ちょっとまってもらえるかしら・・・ちょうどいいからあなた達には今渡しておくわ」


億泰「?  何を渡すってぇーんだぁ?」

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:57:00.94 ID:EbnxbVKR0
由花子「ちょっと材料が余ったから、スタンド使いのみんなに配ってるのよ・・・一応あなたたちにも・・・。ハイ、これ」スッ
     
噴上「おう、サンキューな」


億泰「え・・・・・・こ、これは・・・」


由花子「?どうしたの?いらないんなら・・・」

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 20:59:50.35 ID:EbnxbVKR0
億泰「ば、バレンタインチョコってヤツかぁ~~~!!」


由花子「そ、そうだけれど・・・ソレがどうかしたというの?」
    「ま、まさか変なカンチガイしてるんじゃあないでしょうね?私が本命を渡すのは康一くんだけよ!?」





億泰「~~~~~ッッッ!!」ブワワ~

由花子&噴上「!!!?」ビクッ!

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:02:57.64 ID:EbnxbVKR0
億泰「あ、ありがとよぉ~!! 由花子ぉ~!!!  お、おれなんかにチョコをくれるなんてよぉー!!!」オロローン

億泰「大事に、大事に食わせてもらうぜぇ~!!」オロローン


由花子「な、何いってんのよっ!!  たかが義理チョコじゃあないっ!  頭おかしいんじゃあないのっ!!」



噴上(・・・・・・よかったな・・・億泰!!!)

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:06:41.75 ID:EbnxbVKR0
億泰「お前みたいないい女が彼女でよぉー!! 康一は幸せモンだぜェ~!!」ウエェェ~ン
   「いや、ホントに似合いのカップルだなぁー!!」ポロポロ    


由花子「!  ま、まあそれだけ喜んでもらえるのは、わ、悪くないけれど」フ、フン


由花子「じゃ、じゃあ今日は失礼するわね。康一くんったらほんとうにどこにいるのかしら・・・」

142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:10:28.09 ID:EbnxbVKR0
5分後
億泰「・・・・・・・・ふう」グスン


噴上「じゃあよー億泰・・・そろそろ行くかぁー?」


億泰「いや、今日はもうおれ帰るぜぇー!  この大事な大事なバレンタインチョコを早く食ってやらなきゃあよぉー!!」

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:14:07.84 ID:EbnxbVKR0
噴上「おいおい、そんなもんあとでいいからよーはやく・・・」

億泰「じゃあなー裕也!!またあおーぜぇー!」スタコラサッサ


噴上「っておい! 女を紹介するって話ははいいのかよー・・・行っちまった・・・」

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:16:30.13 ID:EbnxbVKR0
億泰邸


億泰「こ、これがバレンタインチョコかよォー!!」

億泰「な、なんかかがやいてみえるぜぇー!!」


億泰「よしッ  さっそくッ!」パクッ

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:20:01.58 ID:EbnxbVKR0
億泰「・・・・・・」

億泰「う・・・・・・」



億泰「う、ウんまぁぁ~い!!  今まで食べた中でも一番うまいチョコだぜッ!!こ、これがバレンタインチョコかッ!!」

億泰「由花子はマジでいい女だなぁー!!こんなモンくれるなんてよぉー!!」ウヒョルン

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:22:02.66 ID:EbnxbVKR0
億泰「どれ、もう一つ・・・・・ンまあぁぁぁぁーーーーーーいぃぃぃぃぃ!!!!」


億泰「幸せだァーッ!幸せのくり返しだよぉぉぉぉー!!!」


億泰「さいっっこおーだぁぁぁーーー!!!!!」

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:25:16.59 ID:EbnxbVKR0
バレンタイン当日


アケミ「こ、これほんとうに裕ちゃんがつくったの!?」キャーキャー

レイコ「すごぉーい!さすが裕ちゃん!!」キャーキャー

噴上「ああ、おめーらにはいつも世話になってるからな」

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:27:53.06 ID:EbnxbVKR0
ヨシエ「キャアァー、とってもうれしいわっ!裕ちゃん!!」キャーキャー


噴上「喜んでもらってうれしいぜ・・・」


噴上(ホントにありがとよ、億泰・・・でもよー、女を紹介する件はどうすっかねー・・・
   おれから言い出すのも『おせっかい』みたいで嫌だしよー)


噴上(あいつが言い出すまでだまっとくか・・・)

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:32:00.93 ID:EbnxbVKR0
億泰「よう、康一ぃ!おめー由花子にチョコもらったのかぁー?」


康一「う、うん!おいしそーなガトーショコラをもらったよ」


億泰「最初はおっかねーヤツだとおもったがよぉー、おれにまでチョコをくれるなんて、由花子はすげぇイイヤツだったんだなぁー!」


康一「泣いて喜んだんだって?由花子さん驚いてたなぁー」

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:34:56.62 ID:EbnxbVKR0
仗助「でもよー、康一へのチョコが由花子の鞄から20コも30コも出てきた時はさすがに驚いたぜぇー!!」


康一「由花子さんはそういうときちょっとやりすぎるところがあるから・・・」


仗助「『ちょっと』かよぉー?」

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:37:36.31 ID:EbnxbVKR0
億泰「そんなところも由花子のいい所なんじゃあねーのか?ホントイイ女だぜぇあいつはよぉ!」


康一「ちょっともー、どうしたの億泰くん!」


億泰「あんな彼女がいてお前は幸せ物だよなァー!」

康一「も、もうやめてよッ!!」テレテレ

159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:40:03.21 ID:EbnxbVKR0
仗助「億泰も由花子のことが好きになっちまったのかぁー?」ニヤニヤ


億泰「そ、そんなんじゃあねーよっ!!」

康一「・・・億泰くぅーん、もしそうなら・・・・・・」

億泰「康一もマジにしてんじゃあねー!!」

ドッハハハ



億泰(ん?そういやよー、『なんか』忘れてる気がするんだよなァ~)

161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 21:42:02.43 ID:EbnxbVKR0
億泰(なんかキモチ悪いなぁー、歯に食べ物が挟まってる時みてーな気分でよー)

億泰(ま、いいかあ、忘れてるってコトは、どーでもいいコトだぜッきっとよぉー)



億泰(それよりもこのおれがチョコをもらえたッてコトの方が大事なことだぜっ!!)ルンルン


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