1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 20:28:00.60 ID:u90skoD60
ほむら「嫌」

まどか「風邪のときにはこれが一番いいんだよ? パパの受け売りだけど……」

ほむら「絶対に嫌よ」

まどか「鼻も通るし、喉も良くなるんだよ? ね? 風邪こじらせちゃったら大変だよ」

ほむら「まどか、いくらあなたの頼みでも……それだけは……」

まどか「えぇー……お塩入れたお湯を鼻から入れるだけだよ? 全然怖くないのに」

ほむら「それよ! 何!? 鼻から入れて口から出すって! しかも塩水!?」

まどか「大丈夫だよ。私、風邪ひいちゃったときはいっつもやってるし、すっごく簡単だから」

ほむら「無理……私には無理よ……怖すぎる……」

まどか「んもう……」

引用元: まどか「ほむらちゃん、鼻うがいしようよ、ね?」 



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 20:36:52.82 ID:u90skoD60
まどか「……じゃあね、ほむらちゃん。ちょっと聞いていい?」

ほむら「…………」

まどか「鼻うがいの、どのへんがそんなに怖いの?」

ほむら「……全部よ。話を聞く限り全部」

まどか「えぇー……いや、うーん……もっと具体的な方が……」

ほむら「……じゃあ、1つずつね」

まどか「え? そんなにたくさん?」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 20:46:00.56 ID:u90skoD60
ほむら「まず……何? 鼻から入れるって。この時点で既に恐怖感MAXなのだけど」

まどか「あー……やっぱりまずはそこかぁ」

ほむら「鼻に水って……プールで溺れた時のあの状態でしょう? 冷たいのが鼻の奥にツーンと……
     駄目だわ、考えただけでもう……」

まどか「いやその、えっとね? それはたぶん、冷たい真水だからだよ」

ほむら「水だろうとお湯だろうと似たようなものじゃない!」

まどか「あのね? 私もいまいちよく分かんないんだけど……
     水をお湯にして、そこにさらにお塩を入れるとね、人間の体液? とおんなじような状態になるんだって」

ほむら「……? た……体液? 下の?」

まどか「下も上もだよ……多分。……で、それでね。そういう状態のお湯だったら、
     鼻に入れても粘膜? がびっくりしないんだって。だから苦しくない……らしいよ?」

ほむら「え……何で?」

まどか「……体液と勘違いしちゃう、とか?」

ほむら「……意外と間抜けね、鼻」

まどか「え? あ、うん。そだね」

18: >>15 多分良くなるがまず病院池 2013/11/17(日) 20:53:50.55 ID:u90skoD60
ほむら「……まあ、確かに……筋は通ってるように思えるわ」

まどか「ね?」

ほむら「……でもね、まどか。百歩譲って、鼻に入れても痛くないのだとしましょう」

まどか「うん?」

ほむら「……何? 鼻から入れて口から出すって。え? というか繋がってたの?
     そういう感じでもう通じ合っていたの? あのふたつ」

まどか「もう、っていうか、たぶん石器時代からそういう構造だったと思うよ」

ほむら「でも……」モゴモゴ

まどか「……?」

ほむら「……いや……本当に? 本当に繋がってるのかしら? 
     もしそうなら、口の中にそれっぽい穴の一つや二つ……でも全然……」モゴモゴ

まどか「……喉の奥とかじゃないかな、たぶん。その辺から出てくるし」

ほむら「え? 何が?」

まどか「何って……お湯と鼻水が」

ほむら「……え?」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 20:59:24.91 ID:u90skoD60
ほむら「いやあの……ちょっと、ちょっと待って。整理させて」

まどか「え、あ、うん」

ほむら「……まず、あっためた塩水を鼻から吸い込む」

まどか「そうだよ?」

ほむら「で、なんやかんやで喉のあたりから出てくる」

まどか「うんうん」

ほむら「……ねえ、まどか。そもそも……なんでこれが風邪に効くというの?」

まどか「え? それは、その……ほら、鼻と喉の消毒になる、のかな。塩水で……
     それに、詰まった鼻水も洗い流せるし……」

ほむら「……鼻水が?」

まどか「鼻水が」

ほむら「……どこから流れ出ると言うの」

まどか「鼻から喉を通って……口から?」

ほむら「ごめんなさい。やっぱり無理だわ」

まどか「ええぇぇ……?」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 21:06:38.15 ID:u90skoD60
ほむら「無理! 無理よ! 私には絶対に無理!」

まどか「いやいや、大丈夫! 絶対大丈夫だよ」

ほむら「だって鼻水よ!? 小学生男子の放出する汚物ランキング堂々の3位よ!?
     それが何? 口から垂れ流し!? 口の中バイキンだらけになっちゃうじゃない!」

まどか「だ、だから……そのバイキンをやっつけるための塩水で……」

ほむら「いやでも……そんな……そんなヌルっとしたものが私の口から……」

まどか「お、お湯と一緒に出てくるから! ね、大丈夫だよ、サラッサラ!
     ほむらちゃんの髪とおんなじくらいサラッサラだから!」

ほむら「嫌……怖い……やだぁ……」

まどか(……さらっと酷い例え言っちゃった)

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 21:15:18.30 ID:u90skoD60
ほむら「……うぅ……無理……無理なのよ……私なんか……」

まどか「……ええと……」

まどか(どうしよう……ほむらちゃん、すっかり弱気になっちゃった)

まどか「……でも、ほむらちゃん。風邪ひいたままなのは……絶対によくないよ」

ほむら「…………」

まどか「風邪って、放っておくとどんな風にこじれるか分かんないんだよ?
     この前だって、キュゥべえが風邪引いたあとに未知のウィルスにかかって、グジャグジャになっちゃったじゃない」

ほむら「……でも……」

まどか「すぐにガスバーナーで殺菌したからよかったけど……やっぱり、風邪は怖いんだよ?
     私、ほむらちゃんにグジャグジャになってほしくないもん」

ほむら「……え、何? 鼻うがいしないと死んじゃうの……?」

まどか(……ほむらちゃん、鼻が詰まってて酸素が足りてないのかな。
     ……あ、でも……これは逆に……)

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 21:24:35.41 ID:u90skoD60
まどか「……そうだよ。風邪は万病の元なんだから。
     風邪にかかったら、すぐに鼻うがいをしないと……」

ほむら「……し、しないと……」

まどか「……大変なことになりますよ」(CV:来宮良子)

ほむら「……!!?」

まどか(来た……ここで一気に!)

まどか「……ねえ、ほむらちゃん。私は知ってるよ? ほむらちゃんが、私の為にどれだけがんばってくれてたか。
     クールキャラを辞めて、土下座してまでマミさんと杏子ちゃんを仲間にしたり、さやかちゃんを病院送りにして上条君に近づかせたり……」

ほむら「…………」


まどか「『願いは私が何でも叶えるから』とか言って私の家に居候したり……
     あ、あとワルなんちゃらってのも倒してたね。マミさんたちといっしょに」

ほむら(……そう。本当に……私、約束を果たせたのよね……)

まどか「……だから、ほむらちゃんがやっと掴んだ未来が、風邪なんかで邪魔されていいはずないよ。
     ほむらちゃんの幸せを邪魔するバイキンなんて、滅してみせなきゃ……! ね!」

ほむら「……ま、まどか……!」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 21:33:54.59 ID:u90skoD60
まどか「……だから、ほむらちゃん。……ね?」

ほむら「え……ええと……」

まどか「大丈夫。私が……ずっと見ててあげるから」

ほむら「え――」

まどか「怖がらなくてもいいんだよ。ほむらちゃんは強い子だもん。
     自分の弱さを知って、それでもまだ強くあろうとしてる……私、ほむらちゃんのこと、すっごくカッコいいなって思うんだ」

ほむら「! あ、え? いや、そのえっと……」

まどか「……どんな辛い事があっても、ほむらちゃんは乗り越えてきた。
     だからね、ほむらちゃんは絶対に大丈夫。鼻うがいなんかには負けないよ」

ほむら「あ、う……」

まどか「……ね、ほむらちゃん。…………鼻うがい、しよ?」

ほむら「…………う、ん……」


まどか(――勝った)

ほむら(負けた……)

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 21:41:08.17 ID:u90skoD60
―しばらくして―


まどか「はい、じゃあまずは用意する物だね」

ほむら(……熱と鼻詰まりで……つい……ああぁ……)

まどか「まずはお湯! 電気ポットでもヤカンでも、好きなので沸かそうね。
     ……あ、ほむらちゃん象印の持ってるんだ。じゃ、これ使おっか」

ほむら「……お湯はどのくらい用意すればいいの?」

まどか「コップ一杯分だから、そんなにたくさんはいらないよ」

ほむら「そうなの? ……まあ、このポットなら0,5リットルでも2分無いから……」ポチッ

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 21:46:43.72 ID:u90skoD60
まどか「じゃあ次はコップの準備をしようね」

ほむら「コップも、基本的に何でもいいのかしら」

まどか「うーん……ウチはね、鼻うがい専用のマグカップを用意してるけど」

ほむら「……確かに……普段の飲み物用とか、うがい用のとかじゃ出来ないわよね……」

まどか「うん。……まあでも、気にならないなら何でもいいんじゃないかな?
     あ、あと熱いお湯を入れるから、マグカップみたいに持ち手が付いてた方がやりやすいかも」

ほむら「ガラス製とか絶対熱いわね」

まどか「熱いよ」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 21:55:59.86 ID:u90skoD60
ほむら「……じゃあ、普段使ってないマグカップは……」ゴソゴソ

まどか「……ほむらちゃんって1人暮らしなのに、けっこう食器持ってるんだね」

ほむら「……そうね。みんなとも随分、仲良くなったから……たまに一緒に食事もするし」

まどか「てぃひひ。……よかったね、ほむらちゃん」

ほむら「ええ。……それに、いつまでもまどかの家に置いてもらうわけにもいかないし。
     こっちの家での生活にも、だんだん戻って行かないと」

まどか「まあほむらちゃんの方から押しかけて来たんだけどね」

ほむら「……あ、これでいいかしら」

まどか「わ、結構かわいいね。いいの?」

ほむら「前に巴マミから貰った奴よ。全然使って無かったけど、ようやく日の目を見るわけね」

まどか「…………」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 22:04:24.14 ID:u90skoD60
 ピーッ

ほむら「……さて、コップもお湯も、これでいいのかしら」

まどか「うんうん。じゃあ次はまず、お湯をコップの半分ぐらいまで入れてみて」

ほむら「え? 半分?」コポコポ

まどか「水を入れて冷まして、だいたい40度ぐらいにするんだよ。さすがに熱湯じゃできないもん」

ほむら「ああ、なるほど……」コポコポ

まどか「冷まった?」

ほむら「そうね……」チャポ

ほむら「――ひぁっ!?」

まどか「あ、ちょっと熱かった?」

ほむら「ふー、ふー!」

まどか「……お湯にフーフーするより、もう少しお水入れたら?」

ほむら「…………」

ほむら「…………」ジャー コポコポ

まどか(……真っ赤になってるのは、熱のせいってことにしてあげよう)

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 22:13:40.67 ID:u90skoD60
ほむら「……40度……このぐらいかしら」

まどか「いっつも入ってるお風呂の温度ぐらいになったら、そのあたりがちょうどいいかな」

ほむら「……そうね、この温度だわ」

まどか「じゃあ、最後に塩を入れようね。……塩分が足りないと、鼻に入れた時にすごく痛いから、
     『これぐらいなら溶けきるかなー』ってぐらいに、気持ち多めに入れるといいかも」

ほむら「ええと……じゃあ、このくらい」サッ

まどか「……うーん、もう少し多くてもいいんじゃないかな」

ほむら「そう、ね……」

まどか「塩分が高くても、悪い事は無いから。
     むしろ、コップの底にちょっと塩が残るぐらいの方が痛くないと思うよ」

ほむら「じゃあ、もうちょっと」ササッ

まどか「入れたら、適当にかき混ぜてね。割り箸でもマドラーでも、何でもいいよ」

ほむら「……『マドラー』って、なんかまどかについてのプロフェッショナルみたいな響きよね」

まどか「へ? あ、うん」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 22:21:52.95 ID:u90skoD60
ほむら「……出来た……のかしら」

まどか「うんうん、お塩も少しだけ溶け残ってるし、ばっちりだよ」

ほむら「…………」グッ

まどか「じゃ、洗面所に行こっか」

ほむら「そうね。……流石に、キッチンの流しでするのには抵抗あるし」


まどか「ちなみに、『アパートだから流し台がキッチンにしか無い』っていう人は……」

まどか「ちょっとやりにくいけどお風呂場でやるか、もう開き直ってキッチンの流し台でやるといいかも」

まどか「キッチンの流しでやるなら、終わった後にお湯をばーってかけて消毒しようね」

まどか「沸かしたけど使わなかったお湯も有効活用できて、一石二鳥だよ!」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 22:28:41.87 ID:u90skoD60
―洗面所―

ほむら「…………」

まどか「大丈夫、大丈夫だからね、ほむらちゃん」

ほむら「ええ……分かってる……分かってるわ……」

まどか「あ、上着とか眼鏡は外しておこうね。汚れちゃうかもしれないから」

ほむら「あ、そ、そうね。じゃあセーターを……」ゴソゴソ

まどか「…………」

ほむら「…………」ゴクッ

まどか「大丈夫。ゆっくり、ゆっくりでいいんだよ。……まずは、コップを持って」

ほむら「…………」カタカタ

まどか「そう……そのまま、コップのフチを鼻の下に……」

ほむら「……! ……!!」

まどか「そう、そう……! その調子……!」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 22:35:55.15 ID:u90skoD60
ほむら(私は出来る、私は出来る、私は出来る、私は――)

ほむら「う……」ピタッ

まどか「やった! ぴったりセットできてるよ、ほむらちゃん!」

ほむら「そ、そう……?」ピチャッピチャッ

ほむら「――!?」
     (く……口の動きで……お湯が!)

まどか「あ、喋らないで! 大丈夫だよ、大丈夫だから。そのままゆっくり、鼻をお湯に……」

ほむら「う……うぅ……」ポチャン

まどか「凄い凄い! ここまで来たら、もう楽勝だよ! ゆっくり、ゆっくりでいいからね。
     少しずつ、そのまま吸い込んで……」

ほむら「……う……うぁあぁ……」

ほむら(怖い……怖いよ……私、これからどうなって……ああぁぁ……っ)

まどか「……ほむらちゃん……ほむらちゃん……!」

ほむら(……ま……どか……まどか…………まどかぁぁぁぁっ……!!)

 ズズズゥ―――ッ

まどか「や……やったッ!!」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 22:44:10.24 ID:u90skoD60
ほむら(……あ……ああ……)

ほむら(……暖かい……すごく暖かいものが……私の……鼻を……)

ほむら(……本当ね……少しも痛くない…………それどころか……あぁ……)

まどか「やった! やったねほむらちゃん! そのままゆっくり、ずーっと吸い込んで!」

ほむら(まどか……私……やった……よね……)ズズーッ

 ズッ…ピタッ

ほむら(……あら?)

ほむら(……変ね……まどかの話じゃ、ここから喉に……)ズッ ズッ

ほむら(!? ちょ、ちょっと……何で動かないの? 何でこれ以上……)

ほむら(いや、それに……何? 何か……くる……し……)

ほむら「ぅぼらァっ!」ブバッ

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 22:53:01.58 ID:u90skoD60
ほむら「えほっ! げほっ! ……うぇっ……」

まどか「ほ、ほむらちゃん!」

ほむら「ひぇひぃー、ひぇひぃー……」

まどか「……! も、もしかして……鼻の奥で止まっちゃった?」

ほむら「……」コクコクコク

まどか「あぁー……そっか……ゴメンね、言っておけばよかったね……。
     そういう時はね、息が苦しくなる前にいったん出して、通るまで地道に繰り返すんだよ……ごめんね……」

ほむら「だ……大丈夫……大丈夫だから……
     そ、それより……鼻に、鼻にまだお湯が……!」

まどか「い、一回鼻をチーンして! 中身出して!」

ほむら「んん……」チーン ペショッペショッ

120: >>108 正直殺菌よりは鼻通す方がメインかも 2013/11/17(日) 23:01:18.74 ID:u90skoD60
まどか「……でも、すごいよ。ほむらちゃん、初めてなのにすっごく上手だもん」

ほむら「え……」

まどか「……私なんか、最初は鼻にちょっと入っただけで出しちゃってたし。
     やっぱりほむらちゃんは、すっごく強い子だったんだね」

ほむら「! ……ま……まど……」

まどか「……じゃ、続き、いってみよっか」

ほむら「……えっ」

まどか「やり方は、さっきと同じだよ。……あとは、コップのお湯が無くなるまで、何度でも繰り返すだけ。
     ね、簡単でしょ? 鼻うがい」

ほむら「ううぅ……あぁ……」

まどか「……風邪、治さなきゃ。……みんなと、わたしと……ほむらちゃんのために。……ね?」

ほむら「……ぬ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!」

 ズズズーッ ベッ チーン
 ズズズーッ ベッ チーン
 ズズズーッ ベッ チーン
 ズズズーッ ベッ チーン……

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 23:08:47.20 ID:u90skoD60
―数分後―

ほむら「……お……終わっ……た……」

まどか「やった……やったね、ほむらちゃん! 鼻詰まりの魔女を倒したんだよ、凄いよほむらちゃん!」

ほむら「ふ……ふふ……」

まどか「じゃあ、最後に鼻周りを水で洗って……」

ほむら「ん……」ジャバジャバ

まどか「ティッシュで拭いて、最後に念入りに鼻をかんで……はい、終わりっ!」

ほむら「! ……ああ……鼻が……3日前から詰まりに詰まっていた鼻が……!」スーハースーハー

まどか「……あ、そうだ。最後に鼻かむときはね、しっかりやっておかないと……」

ほむら「これでもう風邪も怖く――」

 タラーッ ポタッ

まどか「…………残ってたお湯が垂れてきちゃう……から……」

ほむら「…………」

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 23:18:14.13 ID:u90skoD60
―そして数日後―

さやか「いやぁー、よかったねぇほむら! ちゃーんと風邪が治ってさ」

マミ「本当……こうやって、またみんなで遊びに行けるんだもの。
   これからはバランス良く食べなきゃダメよ?」

杏子「身体もあんまし丈夫そうじゃねーもんな。ま、あたしぐらいタフになれば風邪なんてヘッチャラさ」

さやか「あんたは単にバの字なだけでしょーが」

杏子「お? 何だ、ここでおっぱじめるかい?」

まどか「もう、2人ともー」

ほむら「……そうね。健康って大事だわ……本当に」

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 23:22:38.77 ID:u90skoD60
さやか「でも、風邪って流行ってるよねー。恭介も最近、調子悪いらしくてさ」

杏子「ふーん……」

さやか「何か、鼻詰まりが特に酷いらしくて。
     鼻うがいとか薦めてるんだけど、怖がってやってくれないんだー」

まどか「――!」

ほむら「――!」

マミ「そうなの…… あら? どうしたの、2人とも」

まどか「……いえいえ、何でも……ねぇ?」ニヤッ

ほむら「ええ、別に……ね?」ニヤッ

マミ「……?」

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 23:28:42.04 ID:u90skoD60
―上条家―

恭介「……あ゛ー……駄目だ、頭がボーッと……」

恭介「もうすぐコンクールなのに……不味いなぁ、せめて鼻だけでも……」

恭介「そうだ、薬……あんまり効いてる気がしないけど……でも……」

  「……そんなものより、もっと手っ取り早い方法があるわよ」

恭介「……!? え……!?」

  「大丈夫大丈夫。上条君みたいに真面目な人なら、きっとすぐに虜になっちゃうよ」

恭介「だ、誰……い、いやでも、この声……!」


ほむら「怖がらないで……さぁ、上条恭介!」ガラッ

まどか「鼻うがい……しようよぉぉ……!!」ガチャッ

恭介「うわあああああああああっ!!」

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/17(日) 23:31:17.28 ID:u90skoD60
   Don't forget.
   
   Always,somewhere,
   
   someone is blowning her nose.
   
   As long as you remember her,
   
   you're not be sick.


   ―FIN―