1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 00:51:23.794 ID:px3E3+uVK.net
-ラビットハウス

モカ「また来たよー」

チノ「あ モカさんです」

ココア「お姉ちゃん 久しぶりだね 連絡くらいくれたらよかったのに」

モカ「ふふん お姉ちゃん 実はバイクで来たんだよ」
バイク

ココア「バイク?!」

ココア「わーっ!!かっこいい!リゼちゃん これ運転して!」

リゼ「できるわけないだろ 単車だぞ」

チノ「リゼさんなら バイク運転できそうです」

リゼ「原付だったら誰でも運転できるけど 単車はコツがいるんだよ」

ココア「ふーん」

チノ「違いがよくわかりません」

ココア「あっ」

ココア(鍵さしっ放しだ)

引用元: ココア「私のせいでチノちゃんが半身不随になっちゃった!」 



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3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 00:53:20.887 ID:px3E3+uVK.net
ココア「ひゃっはー☆」
ブロロン ブローン

メグ「あっ ココアちゃんだ」

マヤ「バイクに乗ってる!!凄ェ!!」

ココア「気持ちいいー!すごーい!!」

チノ「ココアさーん!もうやめてください!返しましょう!」

メグ「チノちゃんもいるよ」

ココア「お姉ちゃんのだから大丈夫だよ あと10分!」

マヤ「そ…それ!2人乗りもできんの?!」

ココア「えっ?!2人乗り?!いいね!マヤちゃん乗って!」
ブロロンブローン

マヤ「もっと速く疾走れー!!」

メグ「楽しそう!次は私も乗せてもーらお!」

チノ「あ…あぶないですよ…帰りましょう…」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 00:55:01.708 ID:px3E3+uVK.net
メグ「自転車よりずっと速い!!」

ココア「でしょー?!お姉ちゃんからもらっちゃおっかなー」
キキッ

ココア「?」
キュッ

ココア(少しブレーキの効きが悪いかも…)

メグ「どうしたの?」

ココア「な…なんでもない!チノちゃん大丈夫だよ!チノちゃんもいっしょに2人乗りしようよ!」

チノ「えっ…は…はい…」

-ラビットハウス

リゼ「どうしてここへ?」

モカ「ココアたちに会いにきたんだけどね ついでにバイクの修理もしてもらおうと思って」

リゼ「あのバイクどこか悪いんですか?」

モカ「うん 最近ちょっとブレーキの効きが悪いんだー」

モカ「ってあれ?!バイクが盗まれてる?!」

リゼ「さてはココアだな」

モカ「えっ?!ココアが乗ってっちゃったの?!ダメだよ無免許は!」

リゼ「ちょっとココアに電話かけてみます …あいつ調子に乗って2人乗りなんかしてないといいけど…」

モカ「ココア…」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 00:57:09.004 ID:px3E3+uVK.net
-甘兎庵

シャロ「ふ…ふーっ!!」

その頃 甘兎庵では
シャロが吹き矢の練習をしていた

千夜「リゼちゃんが シャロちゃんなら吹き矢ができるって言ってたから期待してたのに…」

シャロ「も…もう無理…私 千夜の期待にもリゼ先輩の期待にも応えられない…」

千夜「まあ 素人の肺活量じゃこんなもんね コーヒーでも飲んでゆっくり体を休ませて」

シャロ「は…はひぃ…」
ゴクッ

シャロ「ファウ!ファウ!ファウ!ファウ!」

千夜「来たわね もう1度 吹き矢を持ってやってみて」

シャロ「フーーーッ!!」

キィィィィンッ

千夜「すごい!吹き矢がミサイルみたい!見えないところまで飛んでいっちゃった!」

千夜「シャロちゃんを甘兎庵の吹き矢兵として雇うのも悪くないわね…」

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 00:59:17.109 ID:px3E3+uVK.net
ブロロン ブローン

ココア「チノちゃん 楽しい?」

チノ「…」
ギュッ

ココア「ほら見てごらん 景色がきれいだね」

チノ「ぅっ…」

ココア「怖くて目が開けられないの?大丈夫だよ!ほら!」

チノ「っっ…」
パチッ

チノ「と…とってもきれいです…写真に撮ります…」
カシャッ

ココア「ねー!チノちゃん!スピードの中じゃないと見えない景色もあるんだよ!楽しいでしょ!」

チノ「は…はい…ですが…」

チノ「…次は免許を取ってからにしてくださいね…?」

ココア「うん!うん!」

チノ「ココアさんの背中あったかい…私…今日のこと一生忘れないと思います…」

ココア「私もだよー!」

チノ「ありがとうございます…」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:01:10.709 ID:px3E3+uVK.net
ココア「ああっ?!」

ココア「どうしよう!間違えて大通りに出ちゃった!!」

チノ「さっきの道を戻ったら…」

ココア「それだと逆走になっちゃうよ!」

後ろの車「早く進め!!バカ野郎!」
プップー

ココア「仕方ない Uターンできそうな場所を探そう…」
ブローン

心ぴょんぴょん~♪

ココア「あっ?!えっ?!電話?!こんなときに?!誰から?!ちょっと待って!」

シュッ

グサッ

ココア「あああああ?!」

ココアに謎の吹き矢が突き刺さった

くるま「邪魔だよー」
プップー

チノ「ココアさん!!ブレーキを!」

ココア「ブ…ブレーキ!ブレーキ!」
キュキュキュ

ココア「あっ………?!」

ココア(ブレーキのかかりが遅い………)

ガッシャーンッ

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:03:15.542 ID:px3E3+uVK.net
ドギャドギャドギャ

ココア「受け身!!」
ドサッ

ギャルギャルギャル

ココア「ブハッ!!」

ココア「うぅ…痛いよぉ…足から血が出てる…」
ピピルピピー

ココア「ハッ?!チノちゃんは?!」

ココア「!!」

チノ「い…いたい……いたい…あつい…あつ…」
プスプスプス

ココア「チノちゃ~~~ん!!」

ココア「ひどいよ…私たちがなにをしたっていうの…誰か救急車を呼んで…」

ココア「誰か…救急車を…」
ガクッ

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:05:49.971 ID:px3E3+uVK.net
-木組みの家と石畳の街病院

チノ「ハァハァハァ…」

チノ「あ…あの」

チノ「か…看護人 どうして返事をしないんですか?」

チノ「く…臭いです…臭ってる…私のです」

チノ「聞こえないんですか…」

チノ「臭ってるっていってるんですよ………」

チノ「…もらしています……私……」

お医者さん「全力を尽くしましたが…香風智乃さんは脊髄の損傷が激しく2度と歩くことができないでしょう」

タカヒロ「………!!」

お医者さん「あと 左半身…特に顔の左側と左腕に大きな火傷が残りましたが 命の別状はないのでご安心ください」

チノ「カフッ…カフッ…」

タカヒロ「チノ…」

タカヒロ「なぜ私のチノがこんな目に…」

ココア「ZZZ(ゼットゼットゼット)」

モカ「ごめんねココア!!お姉ちゃんが…お姉ちゃんがバイクなんて乗ってきたから!!」

モカ「お姉ちゃん ココアといろんなとこいきたかったから…でもまさか…」

モカ「こんなことになるなんて~~~!!」

タカヒロ「ココアくんが擦り傷ですんだのが せめてもの救いか…」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:07:31.942 ID:px3E3+uVK.net
-5日後

私はすぐに退院できたけど
チノちゃんは重傷みたいなので入院が長引きました
だから 今日はみんなでチノちゃんのお見舞いです!

リゼ「ココアが無免許で走るからいけないんだぞ」

千夜「足 大丈夫?」

ココア「ごめんごめん でももう平気だよ」

シャロ「バカココアよりチノちゃんが心配だわ」

ココア「炎上したバイクのすぐそばにいたから…血をたくさん流してたし…」

リゼ「後ろにいたから受け身をとり遅れたんだな…火傷が心配だ…」

シャロ「じゃーん 私 フルーツたくさん買ってきたのよ!」

シャロ「元気な友人やお祝いのときのプレゼントは この世に沢山あるけど…」

シャロ「不幸があったときや病人のためのときにも贈れるものは 花とフルーツだけ」

シャロ「果実(フルーツ)って特別なのよ」

ココア「ここがチノちゃんの病室だよ チーノちゃん!」
ガラガラガラッ

チノ「…」

そこにはベッドに寝たきりになって
顔の半分が醜く焼けただれた女の子がいました

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:15:23.585 ID:px3E3+uVK.net
チノ「…」

ココア「え…?」

千夜「う…ウソ…」

リゼ「チノ…?」

シャロ「い…嫌っ…」
ガクガク

チノ「チ………チノ…です…」

ココア「やっ…」

チノ「…ココアさんは…信じてくれますよね?」

ココア「…」
ガクガク

チノ「お千夜…」

千夜「ヒッ」

チノ「…おまえもココアと同じ気持ちか…」

チノ「リゼーン…」

リゼ「チッ…チノ…」

チノ「…おまえもココアと同じ気持ちか…」

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:16:17.889 ID:px3E3+uVK.net
シャロ「チ…チノちゃ…」

チノ「おまえは誰や」

シャロ「ご…ごめんなさい…」
ブルブル

チノ「…も…もうみなさんの顔なんか見たくありません…帰ってください…」

ココア「…」
ポロ

あの かわいかったチノちゃんが

-

リゼ「チノ…」

ココア「チノちゃん…」

シャロ「みんなひどいよ…変わり果ててもチノちゃんはチノちゃんよ…」

千夜「シャロちゃん それ…」

シャロ「あ…フ…フルーツ…チノちゃんにあげるの忘れてた…」

シャロ「あはは…は…」

ココア「なんで私たち こんなことになっちゃったんだろう…」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:17:11.068 ID:px3E3+uVK.net
-ラビットハウス

マヤ「それでチノは無事なのか?!LINEも既読つかねェし電話も…!!」

メグ「チノちゃぁぁん…」
ポロポロッ

ココア「無事っていうか…無事っていうのかな…あれ…」

リゼ「そんな言い方ひどいぞ!」

ココア「だって…」

リゼ「マヤ メグ マヤとメグはチノの友だちだよな?」

マヤ「当たり前だろ!!私たちはチマメ隊だーっ!!」

メグ「早くチノちゃんに会わせてよ!」

リゼ「…もしチノがどんな姿になっても受け入れられるか?」

マヤ「それって…」

メグ「い…嫌ぁ…」

リゼ「私とココアも 明日また チノのお見舞いにいく…シャロのやつがフルーツを渡し忘れたからな…」

マヤ「わ…私たちもいくよ…」

メグ「と…友だちだもんね…」
ガクガク

リゼ「えらいぞ じゃあ また明日な」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:18:24.360 ID:px3E3+uVK.net
-病院・チノの病室

チノ「…」

チノ「……」

チノ「………」

チノ「…ティッピー…」

ティッピー(チノ 大丈夫か?)

チノ「重いので乗らないでください」

ティッピー(チノ…)

ティッピー「おおぉぉおぉぉお!!」
ガンガンガンッ

チノ「…もう…」

チノ「…こんな顔と体ではバリスタになんかなれません…」

チノ「…私は生きがいを失いました…」

チノ「だからもういいんです…」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:19:36.227 ID:px3E3+uVK.net
コンコン

チノ「…」

ティッピー(医者か?ぬいぐるみのふりをしておかんとな…)
モサッ

ココア「チ…チノちゃん…」

チノ「ジッ…」

ココア「うっ」

ココアは チノの火傷を見て思わず目をそむけてしまった

マヤ「チノ!!チノいるか?!」

メグ「メグだよ!チノちゃん大丈夫?!」

チノ「…マヤさん…メグさん…」

マヤ・メグ「あっ!!」

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:21:01.894 ID:px3E3+uVK.net
チノ「だ…誰が…」

リゼ「私が連れてきた」

チノ「な…なんで連れてきたんです…か…」

チノ「2人にこんな気持ち悪い姿になった私を見せて…なにをする気ですか…?」

リゼ「そんなこと言うなチノ!!マヤとメグもチノに会いたがってたから…!!」

チノ「…見ないでください…ただでさえ体中 痛いのに…」

マヤ「…」

メグ「…」

チノ「帰ってください………早く帰って…」

チノ「帰れ!!帰れ!!帰れ!!」

ココア「チノちゃんっ…!!」

チノ「帰れっていってるんですよ!!」
ガンッ

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:22:32.103 ID:px3E3+uVK.net
メグ「チノちゃーん ガンバレ!!」

マヤ「チノ!みんな おまえが事故でやられた傷が重傷だと思ってるみたいだけど」

メグ「私たちが見たところでは 体の色つやもいいし 目の光もまだまだ生き生きしてるよ!!」
ポロポロッ…

マヤ「チノは大丈夫だよーーーっ!!」
ポロポロッ…

メグ「チノちゃんはかわいいんだし 火傷なんか気にならないよ…」

チノ「マヤさんっ…メグさんっ…」

マヤ「チノの手がなくなったら私たちが手の代わりに」

メグ「脚が動かないなら 脚の代わりになるからね!」

マヤ「チノが帰ってほしいなら 私たちは帰るよ」

メグ「また来るね 元気でね」

チノ「…」

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:25:08.140 ID:px3E3+uVK.net
チノ「それより何時ですか?」

ココア「3時だよ」

チノ「寝てる場合じゃ…今日の営業に間に合わなくなります!!」

ココア「チノちゃんは しばらく休んで ラビットハウスは私たちにまかせて」

チノ「私無しでは ラビットハウスは もちません」

チノ「ココアさん 体が痺れてます 足を揉んでください」

チノ「私は将来 バリスタになりたいんです 手を抜くわけにはいきません」

チノ「私が何とかしないと」

ココア「私たちがやるから チノちゃんはもう休んでて」

チノ「だから ココアさんに何ができるんですか!!!さっさと足を揉んでください!!」

ココア「…さっきから揉んでるよ………」

チノ「…!」

ココア「脊髄損傷で腰から下が動かないんだって…」

ココア「私たちがやるから チノちゃんの手足が動かなくても」

ココア「私たちが手足になって……やるから…」

ココア「ラビットハウスは守るよ」

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:28:41.697 ID:px3E3+uVK.net
この日からチノちゃんは車イスに乗って病院内を散歩するようになりました

キュルキュルキュル

マヤ「チーノ!おもしろいか?!」

チノ「…」

メグ「おもしろいわけないでしょ マヤちゃん 私に代わって」
キュルキュルキュル

チノ「…」
ポロポロッ…

メグ「どうしたの?まだどこか痛む?」

マヤ「ちょっと待ってろ!すぐ薬持ってきてやるからな!」

チノ「いえ…思い出したんです…」

チノ「マヤさんやメグさんといっしょに創作ダンスの練習をしたこと…」

マヤ「…」

メグ「…」

チノ「…結局 創作ダンスの発表はできませんでしたね…」

マヤ「…できるよ」

マヤ「できるよッ!!」

マヤ「チノはこんなに元気なんだから…またみんなでダンスしようよ…」

チノ「できませんよ…こんな体では…もう…」

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:31:35.835 ID:px3E3+uVK.net
そしてその1週間後 チノちゃんは退院して おうちに戻ってきました

-チノの家

チノ「…」

ココア「チノちゃんの部屋 場所変えたんだよ これで階段 上がらなくて済むよ」

チノ「それより…ラビットハウスは…?ラビットハウスは…」

ココア「昼 チノちゃんのお父さんが出れるときは 手伝ってもらってる…」

チノ「すぐにでも…すぐにでも開店しましょう…これ以上休むのはまずいです…」

リゼ「チノ やめろ…」

シャロ「チノちゃん…」

千夜「後のことは私の甘兎庵にまかせて…」

リゼ「言いにくいことだけど…その状態で お店をやるのは無理だ…」

リゼ「だから…ラビットハウスは しばらくバー専用になるらしい…」

チノ「!!」

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:34:30.748 ID:px3E3+uVK.net
チノ「そんな…そんなことないです…」

チノ「たしかに全身の左側は火傷をしていますが…」

チノ「アレ!」

ココア「えっ?」

チノ「サイフォン!」

ココア「ダメだよ…チノちゃん…」

チノ「早くとってください!!」

チノ「こんな状態でも入れられます 早くサイフォンとってください!」
ガッ

チノ「あつっ…!!」
ガッシャーンッ

チノ「そんな…そんな…そん…」

チノ「そうですか…コーヒーまで 私を気味悪がるんですね…わかりました…」

チノ「このっ!このっ!このっ!」
ガンガンガンッ

ココア「チノちゃん!!もうやめて!!」

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:37:28.970 ID:px3E3+uVK.net
ココア「チノちゃんはもうたくさんがんばったよ!」

シャロ「そうよ!だから もうがんばらなくてもいいの!」

チノ「がんばらなくてもいいって…」

チノ「私はバリスタになるために 今まで生きてきたんですよ…」

チノ「こんな火傷の醜い顔と ひとりでトイレもいけないような体で これからどうしろって言うんですか…」

チノ「もうなにもできません…こんな私 誰も愛してくれません…」
グブグブ

リゼ「チノッッッ」
ギュッ

千夜「…いつでも私たちを頼っていいからね…」

チノ「…じゃ…じゃあ…」

チノ「じゃあコーヒーを淹れてくださいよ!!私よりおいしいコーヒーを淹れてくださいよ!!」

チノ「できないくせに!!できないくせに!!」

48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:40:31.442 ID:px3E3+uVK.net
ココア「私が淹れる」
トクトクトク

ココア「はい!ココア特製だよ!」

チノ「ゴクッ」

チノ「ふんっ」
パリーン

ココア「ああっ…」

チノ「こんな泥水飲めませんよ」

チノ「火傷でひきつった腕では車イスが動かせません ココアさん お願いします」

ココア「う…うん…」
キュルキュルキュル

千夜「…チノちゃん…すっかり笑わない暗い子になってしまったわね…」

リゼ「ああ」

シャロ「…」

シャロ(普段とそんなに変わらない気がするけど…)

52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:43:35.754 ID:px3E3+uVK.net
ココア「チノちゃんは顔の火傷や車イスのことを気にしてるみたいだけど そんなの全然気にならないよ!」

チノ「…」

ココア「ハンディキャップバリスタなんてどうかな」

チノ「…」
ジッ

ココア「ご…ごめんね…ちょっと不謹慎だったね…」

チノ「…火傷や車イスは気になりませんか…では人通りの多いところにいってください…」

ココア「えっ」

チノ「うさぎのぬいぐるみが買いたいので 早く」

ココア「わ…わかったよ…」
キュルキュルキュル

『うわ…気味の悪い子が来たわ…』

『香風さんのとこの子よ…コーヒーに毒でも入ってるんじゃないの…』

『お化けーお化けー』

ココア「………!!」

54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:46:34.878 ID:px3E3+uVK.net
『気持ち悪い…化け物の子だわ…』

『Twitterにさらしてやろ』

チノ「…」

ココア「みんなやめてよーーーっ!!」

ココア「チノちゃんは好きでケガをしたわけじゃないんだよ!!なんでそんなひどいこと言うの?!」

チノ「…もういいです ココアさん…帰りましょう…」

ココア「チノちゃん…私 こんなの嫌だよ…悔しいよ…」

チノ「これでわかったでしょう…こんな私は 誰からも受け入れられません…」

ココア「そんなことないよっ…私やマヤちゃんとメグちゃん…リゼちゃんと千夜ちゃん…シャロちゃんと…あと青山さんとか…」

チノ「…」
ボトボトボトッ

ココア「!!」

チノ「…ほら 漏らしてしまいました…」

ココア「チノちゃん…」

チノ「こんな汚くて醜い私なんか…誰も愛してくれません…」

57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:50:23.319 ID:px3E3+uVK.net
-

ココア「チノちゃん おむつ取り替えるよ」
ベリベリッ

チノ「…」

ティッピー「チノ…」

チノ「すみません…こんな汚い仕事させてしまって…」

ココア「そんなこと全然気にしなくていいよ 私 チノちゃんのためならどんなことだってできるし」

チノ(バリスタ志望のこの私が 今ではココアさんに下の世話をされるなんて…)

リゼ「チノ 体拭くぞ」

チノ「あ…リゼさん…」

シャロ「かゆいところない?」

千夜「なにか食べたい物があったら言ってね」

チノ「…」
ポロポロッ

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:53:27.935 ID:px3E3+uVK.net
チノ「すみません…私…みなさんにひどいこといったのに…私…私…」

リゼ「だから気にしなくていいって」

シャロ「そうよ 私たちがついてるから」

千夜「また甘兎庵にきてね」

チノ「うっ…うっ…うっ…」

ココア(大丈夫だよチノちゃん 私たち チノちゃんがどんな姿になってもちゃんと受け入れるからね)

-チノの部屋

チノ「あれ…?」

ココア「おやすみチノちゃん」
ココアー

チノ「どうしてココアさんが私の布団にいるんですか?」

ココア「今日は いっしょに寝ようよ!」

チノ「え…い…いいですけど…」

60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:56:51.275 ID:px3E3+uVK.net
ココア「チーノちゃん♪」
ギュー

チノ「なんですか…ココアさんはいつまでたっても甘えん坊ですね」

ココア「ふふっ」

ココア「初めて会った日のこと覚えてる?」

ココア「私 チノちゃんが頭にティッピーに乗せてるの見てびっくりしちゃった」

チノ「ココアさん ティッピーの触りたくて コーヒー何杯もおかわりしてましたね」

ココア「あの頃のチノちゃんは今と違って目付きが怖かったなぁ」

チノ「それからリゼさんやシャロさん 千夜さんたちといろんなことをしましたね」

ココア「キャンプにいったり バレエしたり ゲームをしたり 絵を描いたりしたね…」

チノ「…まるで昨日の出来事のようですね…」

チノ「…私だけ…変わってしまいました…あの頃に…戻りたいです………」

ココア「そんなことないよ…チノちゃんは いつまでもかわいいよ」

チノ「ZZZ」

ココア「寝ちゃった」

62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 01:59:34.482 ID:px3E3+uVK.net
チノ「…」
パチッ

チノ(相変わらず足は動かない…やっぱり夢じゃない…)

ココア「チノちゃん おはよう」

チノ「!」

ココア「チノちゃんのためにコーヒーを淹れたんだよ 飲んでね」

チノ「ココアさん…」

チノ「ゴクッ」

チノ「なんですかこれは ただの色のついたお湯じゃないですか」

ココア「えー 自信作だったのにー」

チノ「ココアさんはもっとコーヒーを勉強してください」

ココア「はーい」

ココア「いつかおいしいコーヒーを チノちゃんに飲ませてあげるね」

チノ「はいはい」

63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:02:31.244 ID:px3E3+uVK.net
-次の日

ココア「はい!淹れたよー!」

チノ「…」
ゴクッ

-次の日

ココア「今日も淹れたよー」

チノ「…」
ゴクッ

-1ヶ月後

ココア「コーヒー淹れたよー!」

チノ「…」
ゴクッ

66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:05:46.415 ID:px3E3+uVK.net
チノ(ここ最近 毎日 ココアさんのコーヒーを飲まされてます…)

チノ(相変わらずおいしくはありませんが 味は確実に上達していってる…)

チノ(ココアさんなら本当に私を超えてしまうかもしれません…)

チノ(でもそれは喜ばしいことなんでしょうか…)

チノ(私の最大の特技であるコーヒーまで失ってしまったら…私は…)

-学校

ココア「…」
ポチポチ

千夜「またコーヒーのこと調べてるの?」

ココア「うん チノちゃんのお父さんから毎日 手とり足とり教えてもらってるよ!」

ココア「チノちゃんよりおいしいコーヒーを淹れられるようになって チノちゃんを安心させてあげるんだ!」

千夜「うふふ がんばってね」

68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:08:37.222 ID:px3E3+uVK.net
-チノが大ケガをして4ヶ月が過ぎた

タカヒロ「…」
ゴクッ

タカヒロ「このコーヒーを作ったのは誰だあっ!!」

ココア「わ…私ですけど…」

タカヒロ「これなら商品として出しても恥ずかしくないできだ」

ココア「本当ですか?!」

タカヒロ「ココアくん チノの分もがんばってくれたんだな…本当にありがとう…」

ココア「礼ならチノちゃんに言ってください」

ココア「よーし!私 チノちゃんの夢もいっしょに継いで 街のバリスタ国際弁護士になって見せるよー!」

69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:11:26.827 ID:px3E3+uVK.net
チノ「…」

私は生きている…

チノ「…」

何のために…

もう…夢はないのに
何を目的に生きている…

命を賭けてバリスタになりたいと思っていた
コーヒーはもう淹れられないのに

何を目的に生きている…

空気を吸って飯を食って○をして寝る
病室だろうが家だろうが
私の一生は それを繰り返すだけ

私はただ生きている

78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:27:08.559 ID:px3E3+uVK.net
チノ「!」

チノ(これは ココアさんが淹れたコーヒー…)

『チノちゃん』

コーヒーにはココアが得意なラテアートでそう書かれていた

チノ(チノちゃん…)

チノ(きっと『チノちゃん大好き』や『チノちゃんがんばれ』と書こうとしたけど 『チノちゃん』の文字を大きくしすぎて入らなかったのでしょう…)

チノ(先のことを考えずに行動したがるココアさんらしいというか…)

チノ(先のことを考えずに行動したがる………)

チノ(そのせいで私は…)
グググッ

チノ「このっ!!」
パリーンッ

チノ「はぁはぁはぁ…」

ティッピー「チノ…」

81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:30:21.873 ID:px3E3+uVK.net
ココア「チーノちゃん!私が淹れたコーヒー飲んでくれた?」

チノ「…」

ココア「あれ?マグカップが割れてる…チノちゃん 落としちゃったのかな…?」

チノ「…あまりにもまずかったから叩き割ったんです」

ココア「え?」

チノ「だいたいココアさんは ろくにコーヒーの勉強もしないのに毎日毎日…」

ココア「任されたんだ」

ココア「チノちゃんのお父さんから ラビットハウス」

チノ「!」

ココア「チノちゃんのお父さんがお客さんに出しても恥ずかしくない味って認めてくれたんだ」

チノ「そ…そんな…」

ココア「でもチノちゃんはきびしいね でも大丈夫だよ!近いうちに絶対 チノちゃんが納得するようなコーヒーを淹れてみせるからね!」

ココア「待っててね!!」

チノ「そんなっ…!!」

83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:33:12.730 ID:px3E3+uVK.net
歩く コーヒーを淹れる お母さん譲りの私の顔

チノ(失うものが増えていく…)

ラビットハウス バリスタの夢 お父さん

チノ(ココアさんにとられていく…)

チノ「うあああああっ!!」
ガンガンガンッ

チノ(ココアさんも…)

チノ(ココアさんも同じ目に遭わせてやる………)

チノ(私と同じ絶望と屈辱を味わってもらいます…)

チノ(大丈夫ですよね…ココアさんはお姉さんなんですから…)

86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:36:51.410 ID:px3E3+uVK.net
-

チノ(ココアさんの顔面に熱湯をかけて 高いところから突き落としたいところですが…)

チノ(私は半身不随と火傷のせいで歩けないし手も器用に動かせません)

チノ(あまり動かずに ココアさんを傷つける方法…)
ポチポチ

千夜「なんだかチノちゃん真剣ね」

リゼ「あれはなにかに燃えてる顔だな」

ココア「事故以来 チノちゃんがあんな顔することなかったから うれしいよ」

89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:40:10.418 ID:px3E3+uVK.net
-チノの部屋

シャロ「チノちゃん 頼まれた物買ってきたわよ」

チノ「ありがとうございます すみません おつかいなんかいかせてしまって」

シャロ「全然いいのよ こんな私でも役に立てることがあるなら なんでも言って!」

シャロ「それにしてもニッパーやバーナーなんてなんに使うの?」

チノ「今 プラモデルを作ってるんです」

シャロ「なるほど 完成が楽しみだわ」

シャロ「こんなふうに楽しそうなチノちゃん見るの久しぶり…」

チノ「えっ そうですかね?」

シャロ「プラモ作りがんばってね!」

91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:43:31.541 ID:px3E3+uVK.net
チノ「これでよしと…!」

チノ「決行は今日の深夜 ココアさんといっしょに寝るふりをして…」

チノ「まず寝ているココアさんの足のアキレス腱をニッパーで切断」

チノ「そして叫び狂ってるココアさんの顔をバーナーであぶれば完璧です」

チノ「木組みの家と石畳の街には少年法がないので長い間 塀の中でしょうけどね…」

チノ「ココアさんに復讐したら 誰も私に優しくしてくれませんよね…マヤさんも…メグさんも…」

チノ「リゼさんも…シャロさんも…千夜さんも青山さんも…」

ココア「チーノちゃん♪」

チノ「ドキッ!!」

ココア「?」

92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:46:38.738 ID:px3E3+uVK.net
チノ「な…なんですかいきなり?ココアさん…?」

ココア「ドアの前で30回くらい小声で呼んだんだけど 出なかったから…」

チノ「そんなにすぐに出られるわけがないじゃないですか」

チノ「車イスなんですから」
ジッ

ココア「ご…ごめんね…」

チノ「それで?なんの用です?」

ココア「いっしょに散歩しながら お星様でも見ようよ」

チノ(ココアさんがきれいな顔で歩けるのも今日で最後です)

チノ「いいですね いきましょう」

ココア「わーい!」

ココア「チノちゃん マフラー巻いてあげるね」
グググッ

チノ「ひ…ひとりでできます…!」

93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:49:25.588 ID:px3E3+uVK.net
-外

ココア「きれいだねー チノちゃん」

チノ「はい そうですね」

チノ「ほら見てください リハビリでひとりでも 車イスを動かせるようになったんですよ」

ココア「…」
ブルブル

チノ「ココアさん…?震えてるんですか?」

チノ「まったく厚着してこないからですよ…」

ココア「ごめんね………」
ポロッポロッ

チノ(泣いている…?)

ココア「本当にごめんね…チノちゃん…」

ココア「周りのみんなは気を使って言わないけど…チノちゃんがこんなことになったのは…」

ココア「全部 私のせいなんだッ!!」

チノ「………!!」

ココア「私がお姉ちゃんのバイクを勝手に乗り回したりしなかったら…」

94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:52:08.376 ID:px3E3+uVK.net
ココア「本当は私がそうなるべきだったんだよ…ごめんね…ごめんね…チノちゃん…」

チノ「…」

チノ「そうですよ…全てはココアさんのせい…」

チノ「全部ココアさんのせいです!!」
ガッ

チノがココアの手をつかんだ

チノ「!」

チノ「なんですか この手…」

ココア「えへへ…」

ココアの手は大量の水ぶくれができていた

96: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:55:35.848 ID:px3E3+uVK.net
ココア「少しでもチノちゃんの気持ちをわかってあげるために…」

ココア「熱湯に手を入れたんだ」

ココア「そしたら熱くて熱くて…」

チノ「ココアさん…」

チノ「バカ…」

ココア「ふふっ…バカだよね…私…」

ココア「でもそのせいでチノちゃんを こんな目に遭わせちゃった」

ココア「ごめんなさい」

チノ「はいはい」

ココア「知ってるよ チノちゃんが私に復讐しようとしてること」

チノ「!」

98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 02:58:30.497 ID:px3E3+uVK.net
チノ「どうやって…」

ココア「わかるよ チノちゃんのお姉ちゃんなんだもん」

ココア「いいよ ここなら誰もいないし」

ココア「チノちゃんの好きなようにやって」

チノ「…」

チノ「………」
ポロッポロッ

チノ「ココアさんは 本当におバカさんですね…」

チノ「私がそんなこと考えてるわけないじゃないですか」

ココア「えっ?!そうなの?!」

チノ「さっさと帰りますよ 寒いです」

ココア「チノちゃんは優しい子だね」

チノ「そんなことないです」

99: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 03:01:24.868 ID:px3E3+uVK.net
チノ「…」

チノ(思えば私が歩けなくなってから ココアさんはずっと そばにいてくれました)

チノ(私はそんなココアさんに…なんてひどいことを…)

チノ(もう私は脚や顔…コーヒーの技術だけでなく…)

チノ(人間性まで失ってしまったんですね)

チノ(優しい子に育ちなさいと言われてきたのに…)
グッ

次の日の朝 チノちゃんは手紙を1枚だけ残して私たちの前から いなくなりました

109: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 03:08:12.611 ID:px3E3+uVK.net
お父さん おじいちゃん こんな娘ですみません
マヤさん メグさん 私が歩けなくなってからも変わらずに接してくれてありがとうございます
リゼさん ココアさんを任せました
千夜さん 体に気をつけてください
シャロさん 自分を大切に
ココアさん 今までありがとう 大好きです

みなさん さようなら 楽しかったです

114: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 03:18:36.432 ID:px3E3+uVK.net
-それから数年後

-甘兎庵ユグドラシル

ココア「あーっ!!甘兎庵 こんなにおっきくなってるー!」

あんこ「ンオオッ」

ココア「あんこだー!久しぶりー!」

千夜「こらあんこ!知らない娘に飛びついちゃいけないって何度も…」

千夜「えっ………?」

千夜「………ココアちゃん?」

ココア「久しぶり 千夜ちゃん」

千夜「うそっ…?!本当にココアちゃんなの?!」

千夜「ココアちゃーん!!」
ギューッ

ココア「千夜ちゃん苦しいよ」

千夜「…大丈夫?ココアちゃん?あんまりいい噂聞かないけど」

ココア「連続殺人犯の弁護してるからね」

千夜「とりあえず中で話しましょ」

122: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 03:23:37.440 ID:px3E3+uVK.net
ココア「へー!シャロちゃんは リゼちゃんのおうちでメイドさんやってるんだー!!」

千夜「ええ リゼちゃんたちもここを離れて なかなか会えないのよ」

千夜「だからココアちゃんに会えてうれしかったわ」

ココア「うん みんな元気そうでよかったよ」

千夜「それだけじゃないでしょ」

ココア「!」

千夜「ただ思い出に浸りにきたわけじゃないわよね」

千夜「チノちゃんに会いにきたんでしょ?」

ココア「えへへ そうだよ 久しぶりだから緊張しちゃうな」

ココア「いっしょにいこっか」

千夜「ええ チノちゃんもきっと待ってると思うわ」

129: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/14(木) 03:38:45.066 ID:px3E3+uVK.net
-病院

チノ「…」

ティッピー「チノ ココアが戻ってきておるらしいぞ」

チノ「…」

ココア「チーノちゃん♪」

千夜「ココアちゃんがきてくれたのよ」

チノ「…」

あの後 チノちゃんは近所の川に浮かんでいるのを発見されました

一命はとりとめたものの 残念ながらチノちゃんは植物状態になってしまいました

私たちはチノちゃんの意識が戻るのを何年も待っています

ココア「それにしてもティッピーもまだ生きてたんだね」

千夜「すっかり老兎ね」

ティッピー(な…なんじゃと…!!)

チノ「…」
ニコ…

ココア「あれ?」

千夜「どうしたの?」

ココア「いや なんだかチノちゃんが」

ココア「チノちゃんが笑った気がしたんだ」