2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 00:55:03 ID:d85rgP4w

シンジ「………」


シンジ「………」ゴロゴロ




シンジ「ダメだ…全裸でアスファルトの上で寝てみたけど暑いだけだ」ムクッ




3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 00:56:09 ID:d85rgP4w

シンジ「こんなんじゃダメだ、こんなんじゃダメだこんなんじゃダメだこんなんじゃダメだ」


シンジ「こんなんじゃ、ダメだ!!!」



4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:02:53 ID:d85rgP4w

シンジ「大体全裸ってなんだよ!意味わかんないし、寒いよ!」

シンジ「街中でとりあえず全裸になっとけばフルスロットルになれるかなって思った僕はバカかよ!」ブンッ

ガッシャーン!

シンジ「…ダメだ。ショーウインドーに学生鞄投げつけて割ってみたけどつまんないや…」

シンジ「素直にシェルター行こう…」ペタペタペタペタ…


『緊急警報。緊急警報をお知らせします。』


『第三新東京市全域に特別非常事態宣言が発令されました。繰り返します―――』



5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:03:56 ID:d85rgP4w



使徒、
  襲
  来



6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:06:50 ID:d85rgP4w

~某所~


青葉「正体不明の物体、海面に姿を現しました!」

日向「物体を映像で確認!!主モニターに回します!」


冬月「……15年ぶりだな」

ゲンドウ「ああ…間違いない。」


ゲンドウ「―――"使徒"だ」



7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:12:09 ID:d85rgP4w

シンジ「はぁ…暑いな…日焼け止め塗らないと……って」ペタペタ

シンジ「しまったな、さっき投げつけた学生鞄の中だっけ?」ペタペタ

シンジ「近くに薬局かコンビニはっと…」キョロキョロ


シンジ「あ、あった!」ペタペタペタペタ…


シンジ「3!!!2!!1!」


シンジ「ヒァウィーゴォォッッ!!」ガッシャーン!!!



シンジ「ふーっ…」ペタペタ…


シンジ「……非常事態だし、少しくらい勝手に貰っていってもいいよね?」ヒョイ


8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:21:54 ID:d85rgP4w

軍曹「撃て!出し惜しみをするなッッ!!撃て撃て撃て撃てーッッ!!!

バシュッッバシュッッバシュッッ!!!

ヒュルルル……

サキエル「……」クリ?


ズドォォオンンンン!!!


軍の偉い人「…バカなっ!直撃のはずだッッ!!!」ダンッ!

サキエル「……」カッ!!!


ズドォォオオオンンンンンンンン!!!


青葉「戦略自衛隊より通電!湾岸戦車部隊が全滅!」



冬月「…やはり、"A.Tフィールド"かね?」

ゲンドウ「ああ、"使徒"に対して通常兵器では役に立たんよ」


9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:23:25 ID:d85rgP4w

シンジ「冷えピタと、○○を隠す絆創膏と……」ヒョイヒョイ


シンジ「熱中症で倒れないために水分補給のポカリ」ヒョイ

シンジ「あ、カロリーメイト」ビリッ、モグモグ


シンジ「…全裸でうろつくのも飽きたしオムツしとこ」ベリッ


10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:32:03 ID:d85rgP4w

青葉「! 防衛ライン、突破されました!」

青葉「使徒、第三新東京市に侵攻開始!」

偉い人「ええい!このままじゃ拉致があかん!N2地雷を使え!!」

『了解』



冬月「…無駄弾と犬死、そして無意味な自爆だな」

ゲンドウ「ああ。ここまで頭が悪いと哀れみを越えて呆れる」


11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:37:58 ID:d85rgP4w

シンジ「そういえばどんな非常事態なんだろ」ペタペタ

シンジ「…裸足だから足の裏熱い」ペタペタ

シンジ「そういえば僕何しにここに来たんだっけ」ペタペタ 

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:39:49 ID:d85rgP4w

~そのころ~


ミサト「ちょっちマズイわねー…」ブゥゥン

ミサト「シンジくん迷子になったのかしら?待ち合わせのとこに居ないし…」ブゥゥン

ミサト「はやいとこ保護しないと…?」

シンジ「とう!」バッ

ミサト「飛び出し?!」

シンジ「あ」

ミサト「は?!イヤぁあああああぁああ?!」



キキーッ、ガッシャーン。



13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:44:21 ID:d85rgP4w

ミサト「……」ブゥゥン

シンジ「…げんこつしなくてもいいじゃないですか」

ミサト「黙ってて」ブゥゥン

シンジ「……」

ミサト「……」

シンジ「あの、お名前…なんておっしゃるんですか?」

ミサト「…葛城よ。葛城ミサト」

シンジ「…じゃあミサりんって呼びますね」

ミサト「絶対やめて」ブゥゥン


14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:47:46 ID:d85rgP4w

スーッ。


葛城「自衛隊が使徒から離れていく…?」

葛城「…?!まさか、N2地雷を使うわけッッ?!シンジくん伏せて!!」バッ

シンジ「ハイッ!」ガチャ、ピョーン!

葛城「は?!何で外に―――――



ズドォォオンンンン



16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:51:37 ID:d85rgP4w


シュー……

ミサト「い、生きて……る。」ムクッ

ミサト「! シンジくん…!」バッ



シンジ「いってー…アゴ擦りむいた」イタタ

ミサト「」


シンジ「ミサりん、絆創膏ない?」

葛城「…その○○に貼ってる奴剥がして使ったら?」


17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:51:45 ID:/HiCNPjw
期待 

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 01:58:02 ID:d85rgP4w

葛城「……」ブゥゥン

シンジ「…二度もげんこつしないでくださいよ。育ての親にだってぶたれた事ないのに」

葛城「むしろなんで今までぶたれなかったのか私不思議」ブゥゥン

シンジ「……」

葛城「……」


シンジ「…殴ったねッッ?!父さんにだってぶたれた事ないのにッッ!」クワッ


葛城「嬉しそうね」ブゥゥン

シンジ「はい!一度言ってみたかったんです!」ニコッ!


19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:04:18 ID:d85rgP4w

偉い人「うははは!見たかね?!!」ドヤアッ!

偉い人「これが我々のN2地雷の威力だよ!」

偉い人「これで君の玩具の出番はないというわけだ!」

ゲンドウ「……」

日向「電波障害のため、目標確認が遅れます!しばらくお待ちください!」カタカタ!

偉い人「はンッ!街一つ犠牲にした爆発だ、ケリはついてる!」

ビュワン!

日向「! 爆心地に高エネルギー反応!!」

偉い人「なんだとぉッッ?!」


サキエル「………」ボコンッ



20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:09:44 ID:d85rgP4w

偉い人「我々の、切り札が……」



冬月「…自己修復機能か」

ゲンドウ「ああ」



21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:10:22 ID:d85rgP4w




偉い人「……はっ、わかっております!はい、では失礼致します…」ガチャ

偉い人「……碇くん。本部から通達だ」

ゲンドウ「…」ガタッ…

偉い人「今から本作戦の指揮権は君に移った」

偉い人「お手並みを拝見させてもらうぞ」

ゲンドウ「…」


冬月「…」ジー

リツコ「…」ジー

青葉「…」ジー

日向「…」ジー

伊吹「…」ジー


22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:12:33 ID:d85rgP4w

偉い人「…我々国連軍の所有兵器が目標に対し無効であった事は素直に認めよう」


偉い人「だが碇くん!!君なら勝てるのかね?」

偉い人「あの"バケモノ"に」


ゲンドウ「…ご心配なく。」



23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:13:12 ID:d85rgP4w



碇司令「そのためのネルフです」



24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:18:25 ID:d85rgP4w

ガコー……ン。ウィーム



シンジ「特務機関…………ねーぶ?」

葛城「ネ、ル、フ、よ。ドイツ語。国連直属の非公開組織」


ミサト「私もそこに所属してるのよ。ま、国際公務員って奴ね」

ミサト「あなたのお父さんと同じよ」クス

シンジ「……」

ミサト「?」

シンジ「お腹すいたなー…ミサりん着いたらカツ丼奢ってよ」

葛城「ゴメンシンジくん3回目のげんこつするわね?」ゴキゴキ


25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:21:48 ID:d85rgP4w

シンジ「いったー……バカになったらどうしてくれるんですか」サスサス

ミサト「額に冷えピタ、片○○に絆創膏。全裸にオムツの中学生が何言ってんのよ」

シンジ「ほら言うじゃないですか」

ミサト「?」

シンジ「バカと天才はなんとかかんとか忘れたなって」ニヤリ

ミサト「安心しなさい?あなたは間違いなくバカの方だから」


26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:27:20 ID:d85rgP4w



伊吹「パイロット、脈拍と血圧が低下ッッ!!」

伊吹「A10神経、シンクロ値5%!」

伊吹「…っ、胸の縫合部より出血!」


冬月「…一方的にやられているな」

碇司令「ああ。今のレイには荷が重いだろう」

冬月「…足止めか?お前の息子が来るまでの」

碇司令「ああ。もうすぐ…」

    ・・
碇司令「予備が届く」



27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:31:34 ID:d85rgP4w

ミサト「シンジくんやめてお願いだからやめて!!危ないからッ!!」

シンジ「放せミサりんッッ!今この瞬間に車の窓からピラミッド横の湖に飛び込めば絶対気持ちイイはずなんだ!!!」ガタガタ

ミサト「バカなの?120%死ぬだけよ!」

シンジ「アイキャンフライ!アイキャンフラーーイッッ!湖が僕を呼んでいるんだ!今行かずしていつイっクぅの!?」バタバタバタバタ

ミサト「もうイヤっ…!」グスッ



28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:36:55 ID:d85rgP4w




ミサト「ゼェ、ゼェ……いい? 大 人 し く し て て ? 」

シンジ「ゼェ、ゼェ…、やるな、ミサりん」

ミサト「ミサりんはやめろっつったでしょ…あぁ、もういいわ…」グダッ…


シンジ「そんなに疲れて…国際公務員って大変なんだね?」ポン

ミサト「ええそうよ!?主にあなたのせいでね!?」


29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:49:51 ID:d85rgP4w



伊吹「パイロット、意識不明!もうこれ以上はっ!」

碇司令「…ルート192で高速回収しろ。急げ」

日向「はっ!」カタカタ



ガコォン…!

初号機「…」



冬月「…パイロットは」

日向「現在メディカルチェック中です!」


30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:53:20 ID:d85rgP4w

青葉「エヴァ初号機、回収完了!ケージへ移送!」

伊吹「パイロットは重傷!脾臓破裂の可能性有り!」



冬月「UNもご退散、か…」

赤城博士「…碇司令、どうするおつもりですか」

碇司令「…」

碇司令「初号機をすぐに使えるようにしろ。」

赤城博士「しかし、パイロットが」

碇司令「問題ない」


31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 02:58:31 ID:d85rgP4w

ブゥンッ…

碇司令「たった今予備が届、」


シンジ『オムツ蒸れたから脱ご』ヌギヌギ

ミサト『お願いもう私の予備の○○○貸すから全裸はだけはやめてちょうだい!』グイグイ

ミサト『っていうか服用意させるからそれを着てっ…?!』

シンジ『どっせーい!オムツをビリビリに破いてオムツからの脱却ッッ!!ヒーーハーーッ!!!』

ミサト『……お願いだから私の話聞いてよ…』グスッグスッ


碇司令「」ピシッ…



32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 03:07:43 ID:d85rgP4w

~ネルフのどっか~


シンジ「ミサりん、全裸って何で気持ちイイんでしょうかね?」ペタペタ

ミサト「シンジくんが変態だからじゃないかしら」スタスタ

シンジ「…」ペタペタ

ミサト「はー……」スタスタ

ミサト(こーりゃ問題児だわ。全く、碇司令も酔狂よね?こんなん呼ぶなんて…)ハフゥ
ミサト(…あり?こっちでいいはずよね?)スタスタ

シンジ「あれ?ここさっき通ったけどひょっとして迷った?ねぇねぇミサりん迷った?フゥー↑?!」

ミサト(うぜぇ)スタスタ


33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 03:14:05 ID:d85rgP4w

シンジ「…」ススス…

ミサト「えーっと…確か、」ブツブツ

シンジ「引率からの解脱ッッ!!」ダッ!

ミサト「?!ちょ、どこ行く気?!」

シンジ「コンビニコンビニ!ミサりんにもなんか買ってこようか?」ペタペタペタペタペタペタ!

ミサト「ネルフにコンビニはないし!勝手にどっかいかないで!!」ダダダダ!

シンジ「ワガハイ自由!!!ワガハイは風!だーれにもっ!僕は止められなーいッッ!!」ペタペタペタペタペタペタペタペタ!

ウィム。

リツコ「…」

シンジ「?!」キキーッ

リツコ「捕まえた」ガシッ


34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 03:18:14 ID:d85rgP4w

リツコ「ミサト!何をしていたの!今どれだけ切迫してると思ってるのよ!」キッ

ミサト(理不尽だわ)

リツコ「中学生の子供一人くらいなんとかしなさい!大人でしょあなた!」

シンジ「…」ジー

リツコ「ほら、早く…ん?」

シンジ「…」ジー

リツコ「…何かしら?用がないなら早く、」

シンジ「えい」モニ

リツコ「?!」

シンジ「ほほう、中々の○○○○…」

リツコ「や、やめなさい!」ブンッ

シンジ「おっとゥ」ヒラリ


35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 03:26:29 ID:d85rgP4w

リツコ「シンジくん!?今全人類の滅亡の危機が訪れているの!皆大変なの!!バカな事してないで早く来なさい!」

リツコ「あなたのお父さんは立派にやってるっていうのに…」

シンジ「……」ショボン

リツコ「…ほら、早くケイジに」グイッ

シンジ「!」キュピン!

シンジ「ふんっ!」ズリッ

リツコ「?!やだ、私のスカートが!?」

シンジ「ふんッッ!」ポーイッ!

リツコ「私のスカートぉお?!」

ミサト「中学生の子供一人くらいなんとかしなさいよ、大人でしょリツコ」


36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 03:31:40 ID:d85rgP4w



碇司令「……」

碇司令「…総員、第一種戦闘配置」

碇司令「冬月、あとを頼む」スタスタ

冬月「あ、ああ…」


ウィーム…


冬月「…大変だな、碇」



37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 03:44:12 ID:6fC7PupM
見てるぞ支援 

38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 03:55:07 ID:d85rgP4w

『総員第一種戦闘配置!繰り返す!総員第一種戦闘配置!』

ビーッ、ビーッ、ビーッ!

『対地迎撃戦、初号機起動用意!』

ビーッ、ビーッ、ビーッ!


ミサト「…ちょっと、どーいうこと?」

リツコ(パンいち)「初号機はB型装備のまま現在冷却中。いつでも再起動可能って事よ」

ミサト「…まさか、あの状態のレイを出撃させる気なの?!」

リツコ「…言っとくけど。あなたが知る状態からレイは一回既に出撃したから。」

ミサト「な、なんですって!?何を考えてんのよ司令は!」

リツコ「あなたこそ。他に初号機を起動させられるチルドレンは居ないのよ?」

ミサト「だからって…!」

リツコ「はあ。情に流されるなんて、あなた本当に軍人?」


39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 04:45:48 ID:d85rgP4w

ミサト「ところで…」チラッ

シンジ「」グッタリ




ミサト「生きてるわよね?」

リツコ「恐らくね」



40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 04:48:59 ID:d85rgP4w




リツコ「さて、着いたわ」ヨイショ

シンジ「ってー…リっちゃんの脳天踵落としでポックリいくかと思ったわ…」サスサス

リツミサ((あわよくばそのまま死ねばよかったのに))

シンジ「――で、ここは?」キョロキョロ

リツコ「今ライトを点けるわ」スタスタ


41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 04:52:35 ID:d85rgP4w



カシャン。



バンッ!



初号機「……」


シンジ「趣味わっる」



42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 04:58:52 ID:d85rgP4w

ミサト「…そこは普通、『わーなんだこれはー』とか『ロボット?!』とかじゃない?」

シンジ「えー?ミサりんまだ僕が普通の感性してると思ってたの?」ハッ

ミサト「そうね、一縷の望みだったんだけど」

シンジ「ところでこれのディテール誰が決めたんだよ趣味悪すぎだろ!」ビシッ

リツコ「一応言うと有名なデザイナーの山下いくとさんよ」


シンジ「………ああ、あの!あの山下さんね!」

リツコ「知らないなら知らないと言いなさい」


43 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 04:59:49 ID:d85rgP4w


ゲンドウ「…久しぶりだな」



44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 05:04:17 ID:d85rgP4w

リツコ「司令!」

シンジ「いやでもツノとかは好きだよ?甲冑っぽいとことか、意表をついたカラーリングとかはさ?」

ミサト「シンジくん?今お父さん来たからお喋りやめようねー」

シンジ「いかつい感じとかゴッシリした感じとか僕大好きだなこれーあーなんかだんだん好意もててきたわこれ」

ミサト「ねぇシンジくん?」

シンジ「好意の意味?好きってことさ!」ビシッ


45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 05:08:10 ID:d85rgP4w

ゲンドウ「…出撃だ」

ミサト「…え?」

リツコ「……」


シンジ「ハイッ!そして僕はワインレッドなプールにドパーン!」ピョイーン!


バッシャーン!


シンジ「ひょー!冷てぇなコイツぁ!僕すげー!紫ロボと同じ風呂に入ってるぅう!」バッチャバッチャ!


ゲンドウ「…」クイッ

リツコ「…」コクッ



46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 05:11:02 ID:d85rgP4w

シンジ「」グッタリ←げんこつくらった

ゲンドウ「シンジ、お前がこれに乗るのだ」

シンジ「」グッタリ

ゲンドウ「…シンジ、私の話を聞いているのか」

シンジ「」グッタリ



ミサト「…ちょっと!強くやり過ぎたんじゃないでしょうね?!」ヒソヒソ

リツコ「…」プイッ


47 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 05:13:28 ID:d85rgP4w

ゲンドウ「シンジ」

シンジ「なんちゃって!ハイッ!実は最初から起きてたぜい!」シュタッ!

ゲンドウ「これに乗って戦え!」

シンジ「………」



48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 05:20:22 ID:d85rgP4w

シンジ「これに乗って戦えって…どないせー言うのよ!動かしかたわかんないわよ!」

ゲンドウ「説明を受けろ。」

シンジ「いやいやいやいや…こんなアホな中二より絶対他の奴のがいいって!」

ミサリツ((同感だわ))

ゲンドウ「他の人間では無理なのだ」

シンジ「え、なんで?」

ゲンドウ「…噛み砕いて言うと、その紫はお前以外生理的に受け付けない」

シンジ「それ色んな意味ですごいねパピー」


49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 05:25:21 ID:d85rgP4w

冬月『碇!まだか!?使徒が間もなくネルフ直上地点に到達するぞ?!』

ゲンドウ「ああ…もう少しだ」


シンジ「……」

ゲンドウ「今お前がやらねば全員死ぬぞ」



50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 05:34:13 ID:d85rgP4w

シンジ「………」ホジホジ

ゲンドウ「……」

シンジ「……」ピンッ!

ゲンドウ「……」

シンジ「帰ったら…」

ゲンドウ「……」


シンジ「勝って、帰ってきたら。全部ちゃんと話してよ。父さんの口から…」

ゲンドウ「…ああ」


シンジ「僕を○○○○して家に置いてった理由を」

ゲンドウ「そんな事はしていない」


51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 05:44:10 ID:d85rgP4w

     次回予告


ミサト「終始全裸だった少年は紫の巨人、"エヴァンゲリオン"に搭乗し、戦場へと向かう」

ミサト「そしてその戦いの場所はいきなりネルフ本部だった!」

ミサト「最初から背水の陣で挑む少年は戦いはおろか、歩き方すら知らない」

ミサト「そんな状態で少年は勝てるのか。」


ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『ゴメンやっぱ無理だわ』」


ミサト「さーって!この次もっ?サービスサービスぅっ♪」



53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 13:33:07 ID:d85rgP4w



   ゴ    無
   メ    理
   ンやっぱ だ
        わ





55 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:10:10 ID:d85rgP4w

『冷却終了!!ケイジ内全てドッキング位置!』

『パイロット…エントリープラグ内のコックピット位置に着きました!』


『了解!エントリープラグ、挿入!』

ガゴゴン!バシュッッ!


伊吹「プラグ固定終了!第一次接続開始!」


伊吹『エントリープラグ、注水!』



56 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:10:53 ID:d85rgP4w

シンジ「すごい!すげーなすごいです!」キャッキャッ!

ゴポゴポゴポゴポ…

シンジ「テンション上がってキタ!上がってキタ――――(゚∀゚)――――!!!」

シンジ「あっ!リっちゃんからもらった説明書読まなきゃ!」ペラペラペラペラ

ゴポゴポゴポゴポ

シンジ「えーっと…何々?」

ゴポゴポゴポゴポゴポゴポ。

シンジ「『イメージした通りに動くから』」

シンジ「きょうびここまで説明不足な組織も超珍しいな!!!」

シンジ「…ていうかなにこの黄色い水。誰かのしょんべ ゴポゴポゴポゴポゴポゴポ


57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:16:43 ID:d85rgP4w

リツコ「心配しないでシンジくん。肺がLCLで満たされれば直接酸素を取り込んでくれます!」

シンジ「ごぽぱごぷごぺっぽ(いやそもそもLCLってなんだっつーの)」

ミサト「我慢しなさい!おっとこのこでしょ!」

シンジ「すげーやシンちゃんここに来るまでどんだけ無茶ぶりされんだよ」

シンジ「あり得なくね?あり得ないよね?最初から最後までノンストップで僕に無茶オーダーだよ?」

シンジ「中二男子に過度の期待かけすぎじゃない?僕そんな有能ちゃうやん?」

シンジ「ミサりん!リっちゃん!もう無茶オーダーは打ち止め《ラストオーダー》にしてもらえませんか!!!?」くわっ!


58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:20:13 ID:d85rgP4w

シンジ『あれ?!なんかいつの間にか普通に喋れてる!やべえ!ねぇ聞いて聞いて!僕水中で生きられるようになったっぽいよ父さん!』

シンジ『ほっほーい!コックピット内を泳ぎまくってやっぺ!』

シンジ『金魚!さながら僕金魚!!!』スイスイスイスイスイスイ!


リツコ「…元気そうね」

ミサト「あの環境適応力は見習うべきかしら」


59 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:23:53 ID:d85rgP4w

伊吹「シンジくん!ちゃんと座ってくれないとモニターできないしシンクロできないから!お願い座って?!」

シンジ『……』


シンジ『お姉さん、お名前は?』

伊吹「え?!えーっと…ひ、日向!日向シゲコよ!」

日向「?!」バッ
青葉「?!」バッ


ミサト「…マヤちゃん?」

伊吹「いや、なんか名前教えたくなくて…つい…」メソラシ


60 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:28:49 ID:d85rgP4w

シンジ『シゲコさんシゲコさん』

伊吹「…何?お願いだから早く座って?」

シンジ『僕が帰ったら…一緒に熱いコーヒーで乾杯しようね!』ニコッ

伊吹「わかったから本当お願いあなたのお父さんが後ろからすごい顔で睨んでるから本当お願い」

碇司令「……」ギヌロ


61 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:33:29 ID:d85rgP4w

『主電源接続!全回路動力伝達!起動スタート!!』

ビュィイイイイン!

『A10神経接続異常なし!初期コンタクト全て問題なし!』

ブワワン!

『双方向回線、開きます!』

『シンクロ誤差、0.3%以内!』

『システムオールグリーン!シンクロ率…!?』

リツコ「どうしたのマヤ?」

伊吹「す、すみません!」


伊吹「し、シンクロ率、2%!」


リツコ「」

ミサト「」


62 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:40:38 ID:d85rgP4w

ミサト「…まあ、そうよね。レイですらシンクロするだけで7ヶ月かかったんだもの」

ミサト「今日来たばかりのあの子には無理に決まってるわ?」チラッ

碇司令「……」

ミサト「で、どうするの?赤城博士」

リツコ「……このまま出すわ」

ミサト「ちょっと!?」バッ

リツコ「レイは意識不明。シンクロ不可。シンジくん以外は初号機とシンクロできないもの」

ミサト「動かなかったら同じでしょ?!」


碇司令「…かまわん、やれ。一刻も早く出撃させろ」

ミサト「?!」


63 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:46:51 ID:d85rgP4w

ミサト「しかし!」

碇司令「大局を見たまえ、葛城一尉」

碇司令「座っているだけでいい。それ以上は望まん」


シンジ『やべ、なんかトイレ行きたくなってきたわ』スイスイスイスイスイスイ

シンジ『あれ?ちょっとー!ここトイレついてないのー!?』


碇司令「…本当に、座っているだけでいい。座っていれば他には望まん…」プルプル

冬月「お前がもっとちゃんと教育していればな……」


64 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:56:52 ID:d85rgP4w

ミサト「…エヴァンゲリオン初号機、発進準備!」

ガコォン!ガララララ!

『第一ロックボルト解除!』

ズバンッ!バチッ!

『解除確認!アンビリカルブリッジ移動!』

ウィーム…!

『第一、第二拘束具除去!』

ゴン、ガコーン…!

『1番から15番までの安全装置解除!』

『内部電源充電完了!外部電源コンセント、異常なし!』


65 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:57:17 ID:d85rgP4w

伊吹『エヴァ初号機、射出口へ!』

ゴグゥウウン…!

『5番ゲート、スタンバイ!』

ガシャン!

『進路クリア!オールグリーン!』

『発進準備完了!!!』


66 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 14:57:55 ID:d85rgP4w


葛城「了解」

葛城「…構いませんね?」チラッ


碇司令「もちろんだ。使徒を倒さぬ限り、我々に未来はない」


葛城「…」コクッ


葛城「 発 進 ! 」



67 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:01:24 ID:d85rgP4w

バチッッッ!

バシュッッッッ!!!





~第三新東京市地下:ジオフロント~


ボゴォオオオオンンンン!!!


サキエル「…」ズシッ…ズシッ…!



68 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:05:02 ID:d85rgP4w

青葉「まずい…!使徒、ジオフロント内に侵入ですッッ!」

日向「天井都市、崩れ始めました!!」



初号機「…」ガコォン、ヴヴヴ……

初号機「…」ガシャン!


伊吹「エヴァ初号機、ジオフロント内、ネルフ本部前に配置完了しました!」



69 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:13:43 ID:d85rgP4w

シンジ「うっひょー!すごいすごいすごい!何あれ黒っ!胸?にある玉赤っ!」キャッキャッ!


ミサト『いいわね?シンジくん!』

シンジ「アレ佃煮とかにしたら美味しそうじゃないですかね?ねぇ?」

ミサト『最終安全装置解除!!!』


ミサト『エヴァンゲリオン初号機!リフト・オフ!!!』

初号機「…」バキョン、バキョン!

がゴン…!

ミサト『…ゴメンなさい。こんな事しか言えないけど…頑張って。シンジくん』

シンジ「…」


70 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:17:35 ID:d85rgP4w

サキエル「…」ジー

シンジ「頑張ってって言われてもなあ……」


ミサト『シンジくん!無茶ばかり言って悪いんだけど、とりあえず歩いてみて!』

ミサト『強くイメージすれば、エヴァはあなたの思い通りに動くから!』

ミサト『考えるだけ!考えるだけでいいのよ!』

シンジ「考える……考える」ブツブツ


シンジ「そういえば昔、こどもチャレンジでカンがえるってキャラいましたよね」

ミサト『そういう事は考えなくていいの!』イライラ


71 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:22:24 ID:d85rgP4w

シンジ「くっ、ダメだ!僕にはできないよ!」

ミサト『頑張ってシンジくん!』

シンジ「…ミサりんが上を向いて歩こうとか歌ってくれたらイケる気がする」

ミサト『…本当ね?』

シンジ「お願いします!」

ミサト『…わかったわ』


ミサト『うっえをむぅういてっ♪あーるこぉおぅおぅお♪』


初号機「…」ググッ

初号機「…」ズシィイイン…

リツコ「本当に歩いた……」


72 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:27:21 ID:d85rgP4w

リツコ「って、どうして動くのよ?!」

リツコ「よく考えたらシンクロ率2%じゃ起動指数にすら足りてないじゃない!何故動くの!」


伊吹「赤城博士!シンクロ率が!」

リツコ「?」


シンクロ率:2%


シンクロ率:6%


シンクロ率:18%


シンクロ率:25%

シンクロ率:37%

シンクロ率:―――


リツコ「ミサトの歌でシンクロ率急上昇?!あり得ないわ!」


73 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:31:52 ID:ZTMG0kU6
ミサトさん強いww 

74 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:42:33 ID:d85rgP4w

シンジ「歌はいいね!歌は心を潤してくれる!人類の産み出した文化の極みだよ!」

初号機「…」ズシン、ズシン…

シンジ「いや…そうでもないかな?ぶっちゃけそれを言うなら文字とかじゃないかな?」ウーム

初号機「…」ズシンズシンズシン

シンジ「そう思わねーか!?ミサりん?!」

初号機「…」ズシンズシンズシンズシンズシンッッ!


ミサト『おもいっだすぅ♪はーるーのひー♪』

シンジ「聞いちゃいねえ」


75 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:45:37 ID:d85rgP4w

サキエル「…」カッ


シンジ「え―――――


ズドォォオンンンン!!!!


青葉「使徒からの加粒子砲!初号機に直撃ですッッ!!!」


76 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:50:59 ID:m9q1C8ig
支援 

77 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 15:57:56 ID:d85rgP4w

ミサト「シンジくん!!!」


初号機「…」ブシュウウウ…

シンジ「」

日向「脳波異常!心音微弱!…いえ、停止しましたッッ!」

リツコ「ッ、生命維持システムを最大にして!心臓マッサージを!」

日向「はい!」

シンジ「」バシュッ!

リツコ「もう一度!」

日向「! パルス確認!」

葛城「初号機の被害は?!」

日向「胸部第二装甲まで融解!機能中枢、稼働には支障をきたしません!」


78 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 16:00:34 ID:d85rgP4w

サキエル「…」ガシッ

青葉「使徒、初号機の頭部を掴み持ち上げています!」


葛城(…もう、これまでなのかしら)




79 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 16:12:52 ID:d85rgP4w

シンジ「う……あ……?」パチ


サキエル「…」メリメリ

シンジ「あ、どうもこんにちわ」ペコ

――――ズガン!

シンジ「いっだぁああああ?!」


青葉「頭蓋前部に亀裂発生!!」

サキエル「…」ガシッ

シンジ「は?ちょっ……何で腕を」

サキエル「…」グチャッ

シンジ「ぁあ゙ああ゙あぁあ゙ああ゙あああぁぁ!?!」

伊吹「左腕損傷!回路断線です!」


シンジ「いったー…なにこれ」


80 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 16:34:06 ID:d85rgP4w

シンジ「くそっ、動け!『やられたらやり返す―――」

シンジ「――の俳優さんって名前なんだったっけ?」

シンジ「まあいいや!みやむーでいこうみやむーで!」パンパン!


シンジ「"傷つけられたプライドは――」


シンジ「――百倍にして返してやるのよ!"」


シンジ「くらえ!目パーーンチッッ!」


初号機「!」ビカッ!

初号機「っ」ブンッ

サキエル「?!」ボグシャッ!!!


青葉「初号機の右ストレートが使徒の顔に直撃!」


81 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 16:35:52 ID:OJ71O7ng
みやむーwwwww 

82 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 16:44:07 ID:d85rgP4w

シンジ「どっせいどっせいどっせいどっせいどっせい!土星!」

初号機「ッ、ッ、ッ!」ブンッブンッブンッブンッブンッ

サキエル「?! ?!」スパーン!スパーンスパーンスパーンスパーン!

青葉「初号機、張り手で使徒を押しています!」

ミサト「イケるわ!」


シンジ「どすこ――――い!!!」

初号機「っ」ダンッ

初号機「!」ブンッ

サキエル「!?」ゴスッ!!

日向「初号機、飛び蹴り!」


83 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 16:48:08 ID:d85rgP4w

冬月「―――勝ったな」

碇司令「ああ」




85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 17:07:30 ID:d85rgP4w

シンジ「ほぉおお…わたぁ――!!!」

初号機「ッ!」ブンッ

サキエル「!」ATフィールド

パキィイイイインンン!!!


日向『使徒、A.Tフィールドを展開!』

シンジ「はあっ?!何それインチキッ!」

シンジ「どうするばい!どないすればええのんや!!」

リツコ『シンジくん!シンジくんもA.Tフィールドを出すのよ!』

シンジ「あんたらどんだけ無茶ぶれば気が済むんですか」


86 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 17:12:49 ID:d85rgP4w

シンジ「ちなみにどんなイメージしたら出るんですか?その…えーてーフィールドって」

リツコ『えっ、えーっと…』

シンジ「はよ」

リツコ『こう、バリヤー!みたいな?』

シンジ「…あ、はい」


シンジ「んんぬぬぬぬっふ……」

シンジ「いや無理無理。無理だって」ナイナイ

シンジ「そんなあんた、中学生の休み時間じゃないんだからそんなんで出るわけが」

初号機「」カッ!


日向「初号機もA.Tフィールドを展開!!」

リツコ「ふっ」ドヤッ


87 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 17:16:42 ID:d85rgP4w

シンジ「えー……超絶納得いかないよ…母さんが父さんを選んだ時の回りの人達の心境並みに納得できないよ…」

シンジ「…待てよ?バリヤーがイケるならさ…」

初号機「ッ」カッ!

ビャウウッ!

日向「初号機、A.Tフィールドの形状を剣に変えました!」

リツコ「あり得ないわッ?!」



88 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 17:29:04 ID:d85rgP4w

シンジ「ぅうおおおぉおぉおぉおおおおおオオオオオオッッッッ!!!」
初号機「ぅうおおおぉおぉおぉおおおおおオオオオオオッッッッ!!!」


シンジ「敵を!闇を!全てを斬り裂け!」


シンジ初号機「「A.Tブレェードぉおおおぉおぉおおおお!!!」」

サキエル「」


カッ


ズドォォオンンンン!!!!



89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 17:29:59 ID:d85rgP4w



冬月「……厨二だな」

碇司令「ああ」



90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 17:33:29 ID:d85rgP4w


初号機『…』ズシン、ズシン…



青葉「使徒、殲滅を確認!!」


「「「わああああああ!!!」」」


ミサト「…やったわね」

リツコ「そうね。お疲れ様」



91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 17:40:18 ID:d85rgP4w

青葉「ほら、日向シゲコちゃん?シンジくん帰ってきたら熱いコーヒー一緒に飲むんだろ?早く淹れときなよ」ニヤニヤ

マヤ「もう!やめてくださいよ!」プンプン!

日向「でも本当によかったな。こんなバカ話がまたできるなんて」

わいのわいの


ピッ、ピッ……


シンクロ率:――% カシャカシャ…

ピッ。


碇シンジ、最終シンクロ率:99.89% 




92 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 17:42:31 ID:d85rgP4w



~数日後、病室~


シンジ「――――っ、」ハッ



93 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 17:58:49 ID:d85rgP4w

シンジ「……」

シンジ「そうか、僕はあの後シゲコとコーヒー飲んだ後にお腹壊して……」

シンジ「……」

シンジ「……そうだ、朝マック行こう」ヨイショ

シンジ「そうとなればこんな患者服は脱ぎ捨てないと」ヌギヌギ




シンジ(全裸)「やっぱこれが一番だよね」ペタペタ



95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:08:41 ID:d85rgP4w

シンジ「そういえば昔、母さんも『家では全裸でいるのが一番』って言ってたっけ」ペタペタ

シンジ「今思えば母さんおかしかったよなぁ」ペタペタ



シンジ「外でも家でも全裸が一番だよ」ペタペタ



98 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:17:06 ID:d85rgP4w

シンジ「でも何で父さんは拒んでたんだろ」ペタペタ

シンジ「『せめて、人間らしく』ってずっと言ってたし」ペタペタ

シンジ「母さんがどんだけ言ってもかたくなに○○○履いてたしなー」ペタペタ


シンジ「ん?」


ゲンドウ「~~」

綾波「~~」

シンジ「ストレッチャーに寝てるあの娘と父さんが話してる…?」


99 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:19:08 ID:d85rgP4w

シンジ「あ、こっち見た」

シンジ「おーい!」ペタペタペタペタペタペタ




ゲンドウ「レイ、あれは見てはいけないモノだ。目を閉じなさい」

綾波「はい」メカクシ


100 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:20:04 ID:/HiCNPjw
これは面白い 

101 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:26:49 ID:d85rgP4w

ゲンドウ「…シンジ、着せられていたものはどうした」

シンジ「僕を縛る鎖の事?ベッドにはずしてきたよ」

医者「…」クス

ゲンドウ「…」ジロッ

医者「スイマセン」


ゲンドウ「シンジ。私に恥をかかすな。お前がまともに生きなければ私も信頼を失うんだ」

ゲンドウ「わかったらさっさと何でもいいから服を着てこい」

シンジ「絶対イヤだ」


102 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:29:24 ID:mIp.Fl8M
漢らしいシンジさん 

103 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:31:23 ID:d85rgP4w

ゲンドウ「命令だ。今すぐ服を着てくるか私達の前から居なくなれ」

シンジ「知るか後退型ハゲ」カーッペッ


ゲンドウ「…もういい。なら私が居なくなる」クルッ

ゲンドウ「レイ、シンジとは作戦に必要な時以外は会話をするな。そいつは頭がおかしい」スタスタ

綾波「はい」



シンジ「…んだよアイツ。頑張った僕にお小遣いとか『偉いぞ♪』とかあってもいいと思うんだけどな」ぶすー

シンジ「いつかあのグラサンを鼻眼鏡に変えてやる」メラメラ


104 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:40:10 ID:d85rgP4w

シンジ「さて…」チラッ

綾波「…」メカクシ

シンジ「あ、よいしょっとぉ!」ピョイッ

ガシャン!

綾波「?!」

医者「君!綾波ちゃんのベッドの上に乗って何する気だ!彼女は重傷なんだぞ!?」

シンジ「無視されたまんま、父さんの思い通りになるのなんか死んでもイヤです」フリフリ

シンジ「だから、綾波には是が非でも僕と話し込んでもらうんです!」フリフリフリフリ

シンジ「あんな理不尽な意地悪命令なんてクソ食らえですよ!話すくらいいいじゃないですか!」フリフリフリフリ

医者「何故腰を横に振りまくって…ああ、もう!ちょっちだけですからね?」

シンジ「恩にきるッッ!!!」


105 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:45:34 ID:d85rgP4w

シンジ「ゲッヘッヘッヘ…さ~~あ綾波ちゃん?僕と会話しまちょうね~?」

綾波「…」プルプル…

シンジ「恐いのかい?大丈夫。僕を最初に見た人達は皆そうなるからさ」ニコッ

綾波「…」プルプルプルプル

シンジ「…おーけい、わかった。僕の一発芸で綾波の心を開闢してみせるぜよ!」バッ!


シンジ「『○○○プター』。」

シンジ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラぁああああ!」クルクルクルクルクルクル!

シンジ「いつもより多目に回してるよ!竿とタマタマをね!」クルクルクルクルクルクル

綾波「」


106 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:48:14 ID:d85rgP4w

シンジ「ちなみにこの一発芸は碇家に伝わる一子相伝の秘技なんだ!父さんも出来るんだよ!」

綾波「……」


綾波「…いかり、司令も?」

シンジ「! そうだよ!僕が小さい頃はもう、父さん毎晩やってたよ!!」


107 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:57:32 ID:d85rgP4w

~しばらくご~

ウィム。

ゲンドウ「…レイ、いるか」

綾波「はい」

ゲンドウ「重傷のお前に無理をさせて、すまなかった」

綾波「いえ。平気です」

ゲンドウ「…そうだ、何か欲しいモノはないか?侘びの証に何か好きなモノを用意させよう」

綾波「…」ウーン

綾波「司令に何かしてもらう、というのは…ダメですか?」

ゲンドウ「? 私に出来る範囲でなら何でも構わないが」

綾波「でしたら」


108 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 18:59:18 ID:d85rgP4w


綾波「碇家一子相伝の一発芸。碇司令が昔は毎晩おやりになってたという…」


綾波「碇司令の『○○○プター』が見てみたい、です」

ゲンドウ「レイ、誰にその嘘八百を吹き込まれた?怒らないから言ってみろ」



109 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 19:03:33 ID:G0uJhyl6
クッソwwwwwwwww 

110 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/23(土) 19:07:59 ID:d85rgP4w

       次回予告


ミサト「スルーされた綾波イベントと初号機にいる母親との邂逅イベント。」

ミサト「しかしスルーされたイベントはそれだけに留まらなかった」

ミサト「下ネタに次ぐ下ネタにより、碇シンジの周囲からの目は冷たくなる」

ミサト「それに比例し、碇ゲンドウも周囲から冷めた目で見られるようになる。」


ミサト「そして、碇シンジは誰の家で暮らす事になるのか。それとも一人暮らしか。」

ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」

ミサト「『僕の回りのストレスがマッハ』」

ミサト「さぁーって!この次もっ♪サァービスサービスぅっ!」


115 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 08:15:05 ID:Eyj1dVAI




   僕
   の  マッハ
   回
   りのストレスが




116 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 08:23:58 ID:Eyj1dVAI

~病院のロビー~

シンジ「綾波…ちゃんと父さんに話したかな、『○○○プター』」ペタペタ

オペレーター「うわっ、全裸?!」
オペレーター「あれが噂のサードチルドレンか…」


シンジ「きっと怒るぞぉー♪父さん人間としての器がちっちゃいから。僕のティンポコと同じサイズだから」ペタペタ

ミサト「…シンジくん、相変わらず全裸なのね…」

シンジ「あーらミっちゃん、お元気ー?」クルクルクルクルクルクル

ミサト「…○○○○を振り回すのはやめてくれないかしら……」

シンジ「またまた。昔は恋人の○○○を乗り回してたくせに」


    げ こ
    ん つ!


ミサト「全く…そんな風だからお父さんもシンジくんに冷たいんじゃないかしら」ハフゥ


117 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 08:27:23 ID:Eyj1dVAI

ミサト「まあ、それにしたって。あんな目にあった、逢わせた実子にあの態度はね」

シンジ「ね。48にもなってどんだけ常識ないんだっての」ハッ

ミサト「……」

シンジ「なんだよ」



118 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 08:33:51 ID:Eyj1dVAI

ミサト「まいいわ。それよりシンジくん。迎えに来たわよん♪」ニコッ

シンジ「迎え?」


シンジ「なるほど、これからミサりんの自宅に連れ込まれて29才と14才のイケナイ関係が始まるというわけですか!」


  ゴッス。


シンジ「」ピクピク

ミサト「あー、あとね?言いづらいんだけど…これからも私達に協力してくれないかしら」

シンジ「……」

シンジ「…また、あのエバーに乗れって事ですか?」チラッ

ミサト「…そうよ」

シンジ(ちっ。発音ネタ皮肉に気づいてねーな)


119 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 09:32:55 ID:Eyj1dVAI

シンジ「10年も会ってない父さんから手紙が来て…」

シンジ「何かと思えば『このイカすロボに乗れ』」

シンジ「死ぬ思いして価値のある勝ちをもぎ取ってきても『お疲れ様』の一言もなし」

シンジ「そして他所のおうちの綾波ちゃんにご執心…」

シンジ「そんなロリコンクソグラサンのためにまた死ぬ思いして働けと?」

シンジ「ふざけんのも大概にしやがれってんだ!」ケツパァン!

ミサト(碇司令?私に説得任せずにあなたが直接説得しなさいよマジで)



120 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 09:42:57 ID:Eyj1dVAI

シンジ「何よりも許せないのは…!」ギリッ


シンジ「事あるごとに!皆が僕に『服を着ろ』って言う事ですよ!」くわっ!

ミサト「それ普通よ?」


シンジ「この国では『幸福追求権』って権利があるんじゃねーのかよ!」ダンッ

ミサト「シンジくん?この国には『猥褻物陳列罪』って言葉もあるのよ?」

シンジ「前に住んでた叔父の家では僕がどんだけ全裸でいても何も言われませんでしたよ!」

ミサト「えっ?」


121 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 09:58:44 ID:Eyj1dVAI

シンジ「僕が最初叔父さんちに来た時から僕は全裸だったんですけど」

ミサト「お父さんなんで服を着させてあげなかったの…」

シンジ「僕がどっかに脱ぎ捨てるからですね。着させられる度に」

ミサト「シンジくんってその時からシンジくんだったのね」

シンジ「僕がこの世でもっとも憎いのは衣服ですから」キリッ


122 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 10:24:46 ID:Eyj1dVAI

シンジ「僕を見た叔父さん夫婦は事前に知ってたらしくて」

シンジ「何にも言わずに庭の小屋を指差しましたよ」

シンジ「基本的には外歩きさせてもらえませんでしたし」

シンジ「まあ何か言うっていうか、『頼むから関わらないでくれ』スタンスだったってだけなんですけどね」

ミサト「そ、そう…」

シンジ「わかっていただけたかな?」ン?


123 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 10:49:49 ID:Eyj1dVAI

シンジ「あー…でもアレだ、うん、アレですね」

シンジ「父さんあたりが第三新東京市では僕は全裸でいてもいいって法律とかを変えてくれた上で父さんよりも高い給料払ってもらえるなら」

シンジ「やります!僕が乗ります!」

ミサト「…じゃあ一応お父さんに言ってみるわね?」

ミサト(私、何でこんなバカな話をあの碇司令にしなきゃならないのかしら…)ズーン


125 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 12:07:26 ID:Eyj1dVAI



ミサト「…はい、はい。畏まりました。失礼します」ピッ

ミサト「シンジくん?お父さんに掛け合ってみたんだけど…」

シンジ(ゲンドウポーズ)「言ってみたまえ。葛城一尉」

ミサト「…『給料については一考しよう。だが法律までは不可能だ』」

ミサト「『お前の○○を常識として許容できるほどに世界は進んではいない』」

ミサト「『ネルフに迷惑をかけない範囲で露出していろ』…だってさ」

シンジ「あいっかわらずつまんねー上に厨二まっさかりだなあのヒゲ」チッ

シンジ「ミサりんちょっち返答を伝えて欲しいんですが」

ミサト「あらなに?」

シンジ「『うんわかったありがとう。それでいいよ。僕頑張るね』って」ニコッ

ミサト「…あら、えらく素直ね?わかった。ばっちし伝えておくわ」フフ


126 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 12:43:20 ID:Eyj1dVAI

ミサト「…ねぇ」

シンジ「はい?」

ミサト「ひょっとしてー、なんだけどー」

ミサト「何か企んでない?」

シンジ「え?いやだなぁそんなわけナイジャナイカ」ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

ミサト(絶対何かたくらんでる―――!!?)


127 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 13:22:44 ID:Eyj1dVAI

シンジ「あ、ところで僕はどこで寝泊まりする事になってんの?」

ミサト「ん?えーっとね、ネルフ本部の住居スペースが空いてるからそこで」

シンジ「絶対イヤだ」

ミサト「えっと」

シンジ「絶対イヤだ」

ミサト「命令y シンジ「絶対イヤだ」

ミサト「…」

シンジ「…」

ミサト「わ シンジ「絶対イヤだ」


128 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 13:28:55 ID:Eyj1dVAI

シンジ「絶対イヤだー!イヤだったらイヤなんでぃ!!」スリスリスリスリ

ミサト「…わかったから。わかったからしがみついてスリスリしないでくれる?」ペチ

シンジ「おぶ」

ミサト「じゃあシンジくんはどこに住みたいの?このご時世、一番安全なのはたぶんここよ?」

ミサト「上の街は使徒との戦いでいつどこが壊れたりなくなるかわかんないし」

ミサト「それに訓練とかもしやすいわよー?」

シンジ「それプラス『管理がしやすいから』って本音を言ってもいいですよ?」ニコッ

ミサト(イヤな子ね)


129 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 13:38:31 ID:Eyj1dVAI

ミサト「あ、でもホラ!ネルフに住んでたらどんだけ露出してても許してくれるんじゃないかしら?」

ミサト「そしたらシンジくんも…」

シンジ「それでも僕は街に住みたいんです!」

シンジ「シティーボーイに憧れてるんす!都会っ子がいいんです!もう田舎暮らしはイヤだ!」ズンチャ♪ズンズンチャ♪

ミサト「踊らないで。というかネルフ本部ほど田舎とは程遠いとこもないと…」

シンジ「『楽しめるものが何もない』って点は同じだと思う」

ミサト「そういうとこに住んでる人に謝りなさい」


130 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 13:43:04 ID:Eyj1dVAI

シンジ「僕は街でミサりんちよりも豪華なホテルで暮らそうと思うんだ」

ミサト「あら優雅ねー#」ホホホ

シンジ「…まさか、自分ちに僕を引き取りたいと?」

ミサト「何で突然そんな事を思いついたかは知らないけどそれはちょっちね」


シンジ「いいよ?僕は」

ミサト「あたしがイヤなのよ」


131 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 13:57:10 ID:Eyj1dVAI

シンジ「やはり僕を受け入れてくれるのは初号機だけか…」チッ

ミサト「あらいいんじゃない?いっそ初号機に住んだら?」

シンジ「……」

ミサト「ねぇ、なんで『それだ!』って顔してるの」



132 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 14:12:21 ID:Eyj1dVAI

~しばらく後~


リツコ「…それで?」

マヤ「サードチルドレンは初号機に乗り込んだまま。
   プラグ側からロックされているために射出信号を受信しません」カタカタ

リツコ「あなたが余計な事を言うから…」ハァ

ミサト「ごみん」

日向「どうしますか?」

リツコ「L.C.L.の圧縮濃度を限界まで上げなさい」キリッ

青葉(容赦ねぇな赤城博士)カタカタ


リツコ(…ロクにプラグ内の操作方法を教えてないのに何故知ってるのかしらね)


133 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 14:17:47 ID:Eyj1dVAI

~司令室~

シンジ「…」

碇司令「さて…と」キィ


碇司令「命令違反、エヴァの私的占有、これらは全て犯罪行為だ」

碇司令「何か言いたい事はあるか」

シンジ「……」


134 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 14:38:35 ID:Eyj1dVAI


シンジ「問題起こしまくれば父さんが僕を見てくれると思ったんだ」



135 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 14:50:16 ID:Eyj1dVAI

ゲンドウ「…そんな子供みたいな理由が許されると思っているのか」


シンジ「僕は子供だよッッ!!!」ダンッ!!


シンジ「父さんこそ!!僕をなんだと思ってるんだよ!!」

シンジ「10年も!放置してッ!会うのは3年ぶり!!」

シンジ「突然『来い』って言うから会いに来てみればこの扱い!!」

シンジ「それでも頑張って命賭けて戦ったのに!!」

シンジ「父さんは綾波って子ばっかり気にしてる!!」

シンジ「父さんこそ僕に何か言いたい事ないのかよッ!!!」


ゲンドウ「」ポカーン


136 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 15:10:42 ID:Eyj1dVAI

シンジ「何とか言えよ!ウジ虫野郎がぁあ!!」ベチーン!!

ゲンドウ「ぽまッッ?!」ビターン!

シンジ「僕を大事にしてよ!僕を見てよ!!僕に優しくしてよッッ!!!」ベチーン!ベチーン!ベチーン!!

ゲンドウ「ぐはっ?!あ゙あ゙ッ?!なぶぅっ?!」

シンジ「自分のせいだけど!!僕はここでも一人ぼっちなんだ!!」

シンジ「もう僕には父さんしか居ないんだよ!?」ガックンガックンガックン!

ゲンドウ「うばばばっ…、シンジ、ちょっと待」

シンジ「僕と暮らしてよ!!ちゃんと父親らしい事してよ!!!」ペチン!ペチン!ペチン!

ゲンドウ「だから、ちょっと話を」

シンジ「何とか言えよグラサン野郎ぉおおおお!!」ガシッ、ポーイ!

\ガッシャーン/

ゲンドウ(お気にのサングラスが)


138 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 15:46:17 ID:Eyj1dVAI



シンジ「こうして。なんやかんやで僕は父さんと暮らす事になったのだった」

シンジ「というか僕の保護者役をネルフ職員が全員嫌がったので責任を取る形になったようだ」

シンジ(ゲンドウポーズ)「問題ない。全てシナリオ通りだ」フッ


ゲンドウ「シンジ、早くお前の荷物を運べ。私にばかりやらせるな」プルプル

シンジ「オーケー、じゃすとあもーめんとぷりーずだ父さん」


ゲンドウ「…外に出るならば服を着ろ」

シンジ(全裸)「ゴメン、こればっかりは譲れない!」フルフル



139 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 17:28:11 ID:Eyj1dVAI

シンジ「これからよろしくね父さん!」ニコニコ

ゲンドウ「…」無視


シンジ「こ・れ・か・ら・よ・ろ・し・く・ね・? 父・さ・ん・?」グギグギグギグギ…

ゲンドウ「むぐぉおおお!!!」ボキボキッ

シンジ「四十肩なのに腕を肩以上の位置に上げられると痛かろう痛かろう」グギグギグギグギ


ゲンドウ「もううんざりだ!出ていけ!シンジ!!」ビシッ

シンジ「まだ初日だよ父さん」


140 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 17:36:05 ID:Eyj1dVAI

ゲンドウ「…」スタスタ

シンジ「どこ行くの父さん。また僕を置いていくの」

ゲンドウ「…食事をしに行くだけだ」

シンジ「僕が作るから」

ゲンドウ「いらん」

シンジ「…」スッ

ゲンドウ「ファイティングポーズを取るんじゃない」


141 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 18:02:18 ID:3HvuPQrM
見てるよ 

142 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 19:07:09 ID:Eyj1dVAI


シンジ「~♪」トントン

ゲンドウ(何故私はあの時コイツを引き取る事を了承したのだ)

シンジ「僕流アレンジ」つ

ゲンドウ(ゲンドウポーズ)「金や代償を払ってでも誰かに押し付けるべきだったな」ブツブツ

シンジ「はい出来た」


コト。


ゲンドウ「……」


日清カップヌード●

ゲンドウ「……」



143 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 19:12:19 ID:Eyj1dVAI

シンジ「3分待ってね!」ニコニコ

ゲンドウ「……」

ゲンドウ(少しだけ期待した私がバカだった)

シンジ「冗談だよ」ヒョイ

ゲンドウ「…」

シンジ「はい、父さん」コト、コト


煮物、サラダ、カボチャスープ、ごはん、味噌汁、麦茶

ゲンドウ「……」

シンジ「さあ召し上がりまくれ!」

ゲンドウ「…」ホッ


144 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 19:18:01 ID:Eyj1dVAI

ゲンドウ「…」カチャ、

ゲンドウ「……」モグ

ゲンドウ「……」モグモグ

シンジ「…」カチャ、パク。

シンジ「僕のごはんってマジで美味いよね」モグモグモグモグ


ゲンドウ「……ああ」

ゲンドウ(腹が立つくらいに美味い)モグモグ

ゲンドウ(ああ…この味噌汁はユイの味だ…)ズズ…

ゲンドウ「…シンジ」モグモグ

シンジ「何?」モグモグ

ゲンドウ「この味噌汁は毎日頼む」

シンジ「任せな」モグモグ


149 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 20:46:35 ID:Eyj1dVAI


~食後~

シンジ「はい父さん。お茶」つ旦

ゲンドウ「…ああ」

シンジ「ふー」ズズー

ゲンドウ「…」ズズ…

シンジ「ところでさぁ」

ゲンドウ「……」

シンジ「綾波って子は父さんとどういう関係なのさ?」

ゲンドウ「……」

ゲンドウ「…」つ新聞⊂

シンジ「何誤魔化してんだよコノヤロー」


150 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 20:53:07 ID:Eyj1dVAI

シンジ「せいっ」ズボッ

ゲンドウ「…人が読んでる新聞に穴を空けるな」

シンジ「いや質問に答えろや!答えろやいやいややいやいや!!」

ゲンドウ「お前は知らなくて良いことだ」メソラシ

シンジ「知りたいんだよ知りたい年ごろなんだよ!だよだよだyo!」キュバッ☆

ゲンドウ「……NERVの最高ランクの機密だ。信用できて使える人間以外には話せん」つ旦

シンジ「僕が信用できないってのか!」フリフリフリフリ

ゲンドウ「何故腰を振る」


151 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 21:09:00 ID:Eyj1dVAI

シンジ「……」

ゲンドウ「…」

シンジ「でもさ、今父さん『世界レベルでマジめちゃんこ大事な子』って情報漏らしちゃったよね」

ゲンドウ「……」

ゲンドウ「…///」プイッ…

シンジ(照れる父さんキメェ)ズズー…



152 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 21:44:51 ID:Eyj1dVAI

~朝~

ゲンドウ「……」ウィム

シンジ「いってらっしゃい」フリフリ

ゲンドウ「…せめて尻ではなく手を振れ」

ウィム。

シンジ「…っふー……」




シンジ「さて、父さんの部屋物色すっか」スタスタ



153 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 21:51:56 ID:Eyj1dVAI

シンジ「機密の一つや二つ、3つやよっつくらいあるはずだ!!!」ゴソゴソゴソゴソ

シンジ「母さんの写真の一枚や二枚……」シャカシャカ

シンジ「趣味の一つや二つくらいあるはずさ!」ゴソゴソゴソゴソ


シンジ「む?ゴミ箱に……」

   ○○○


シンジ「…女性用下着(下)……だと……?」



154 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 21:54:04 ID:Eyj1dVAI

シンジ「……」


シンジ「………これ、リツコさんのじゃね?」



155 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/24(日) 21:59:51 ID:Eyj1dVAI

シンジ「いやだってさ、初めてエヴァに乗った時に見た○○○と系統とか色とか同じだし…」

シンジ「ふんわり香る香水の匂いがリツコさんの臭いと同じだし、」

シンジ「えっ、つまりリツコさん…」

シンジ「…」察し


シンジ「男の趣味悪すぎるだろ…絶対利用されるタイプの女性だよね」ポイッ


157 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 00:03:54 ID:Rp9SUOa6

シンジ「他には……っと」ゴソゴソ

シンジ「……」


シンジ「…やめとこう。なんか『これ以上探したらヤバイものが出てくるでやんす』って僕の第六感がemergencyを掻き鳴らしてるから」スタスタ


パタン…


ゴミ箱に仕込まれた隠しスペース< パカッ。

ヒラッ…


在りし日のユイ(マッパ)のセクシーポーズ写真


158 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 00:12:14 ID:Rp9SUOa6

シンジ「さて…」


シンジ「ワックスをつけて無造作ショートウルフヘアに!」シュバッ

シンジ「睫毛と眉毛も整えて!」シャキーン!

シンジ「日焼け止めは全身に!」ビャバーン!
シンジ「爪はきちんと全部切り!」パチーン!
シンジ「身分証明書とおサイフ、ケータイ、充電器!ティッシュとハンカチ等々を入れたウエストポーチ!」シュバッ!

シンジ「エヴァ缶コーヒーも持った!」


シンジ「完璧だな。よし!」


シンジ「街へとくりだすか…」スタスタ


※でも全裸


159 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 00:16:39 ID:Rp9SUOa6

近所の委員長「あ、こんにち…うわ゙っ?!」

シンジ「あ、どうも!こんちわー」スタスタ




シンジ「どこ行こっかなー」スタスタ

シンジ(適当にブラブラして夕飯買って帰ろっと)スタスタ



近所の委員長「も、もしもし警察ですか?!裸の男の子がうろついてたんです!本当ですってば!」


160 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 01:00:16 ID:f5vyy0r.
見てるから続きはよっ 

161 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 02:20:24 ID:Rp9SUOa6

シンジ「へー…こんなとこに映画館とかあるんだな」

シンジ「何か見ようかな」チラッ


~第三新東京市シネマズ~

店員「いらっしゃいま゙っ?!」

シンジ「子供一人お願いします」つネルフIDカード

店員(この映画館が始まって以来のトラブルに我遭遇――――!!!?)

店員(しかも14才?!中坊で目覚めちゃってるの?!いやでも身分証明書は本物っぽいし…)

シンジ「ポップコーンとコーラ。どっちもMで」


162 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 02:22:30 ID:f5vyy0r.
見てるよ 

163 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 02:25:06 ID:Rp9SUOa6



シンジ「~♪」モキュモキュ。

『待て!やめるのだ人間達よ!私はオートボットだ!味方だ!』

『オプティマスからメッセージが届いたのだ!』

『いくぞ!伝説の戦士達よ!』

シンジ(最近のCGスゴいなぁ)

シンジ(この映画結構当たりかな。変形するとことかかっこいいし…)

シンジ(エヴァもあんな風に変形したらいいのになー)モキュモキュ


165 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 02:33:10 ID:Rp9SUOa6



シンジ「さて次はっと」スタスタ

シンジ(水族館とか…CDとかゲーム、ゲーセン、食べ物類が買えるとことかも抑えとかないと)スタスタ


シンジ(それにしても道行く人達からの視線が突き刺さるな)スタスタ

「」ジー
「」ジー
「」ジー


シンジ「…何か御用ですか?」ニッコリ

「「「…」」」サッ


シンジ(日本人の悪いとこは思った事を言わない事だよね)

シンジ(僕もそうだから人の事言えないけどさ)



166 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 02:43:11 ID:Rp9SUOa6

シンジ「……」

シンジ「ダメだな」


シンジ「落ち着いちゃってるよ…落ち着いちゃってるよ僕」フーヤレヤレ…

シンジ「僕が今しなければならない事はなんだ?」

シンジ「そう、ロックンロールだ。ハジケろシナプス、青春ファイヤー」


シンジ「迸る熱いパトスで思い出を裏切らなければならないんだッッッッ!!!!」


シンジ「僕は今まさに大人になったら取り返せない甘く切なく苦々しい青春の真っ只中なんだ!」


シンジ「僕の魂に聞くんだ。僕は何をしたいのかを、僕が僕である事をここで証明する事とは何か」


シンジ「それは――――」



167 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 02:51:41 ID:Rp9SUOa6

シンジ「…よっと」ブリッジ

シンジ「はぁああああああ!!!」シャカシャカシャカシャカ

シンジ「シックスセンス(だっけ?)のブリッジ階段降りだ―――ッッッッ!!!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカ!

シンジ「yes!歩道橋へこのまま登り!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカ


シンジ「 駆 け 降 り る !!!!」キリッ



168 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 02:53:45 ID:Rp9SUOa6

シンジ「とぅッッ!!!」ピョイン!

シンジ「ミサトさん!ミサトさぁああああん!!葛城ミサトさぁああああん!!」シャカシャカシャカシャカ

シンジ「どこかできっと聞くだろう!!父さんもだ!!」シャカシャカ

シンジ「嘆くだろう!呆れるだろう!!無関心をよそおい関わる事を避けるだろう!!!」シャカシャカシャカシャカ

シンジ「でもそんな事は許されない!!!僕という名のハリケーンは全てを巻き込むんDA☆」シャカシャカシャカシャカ


たまたま階段を登ろうとしてた近所の委員長「へっ?!」

シンジ「あ、どうも!!!また会ったなガール!!!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ


委員長「イヤァぁああああぁああああぁああああ?!!!!」



170 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 03:00:06 ID:Rp9SUOa6

がしっ。

シンジ「へ?」


ネルフ保安諜報部の人「そこまでだ」

シンジ「」

ネルフ保安諜報部の人「落ち着くんだ、とりあえず人の居ないところへ――」

シンジ「…諦めたら、」

シンジ「諦めたら!そこで全部終わっちゃうんだよ!!!」

シンジ「僕のタミャスィーは!!!云っているッッッッ!!!」

シンジ「『ここで死ぬ定めではないと』と!!!」


シンジ「秘技、間接外し」ポキョッ

ネルフ保安諜報部の人「な?!」スルッ


171 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 03:04:46 ID:Rp9SUOa6

シンジ「わしゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃ!!!バカめ!僕を舐めるんじゃない!!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ

ネルフ保安諜報部の人「クソっ、なんであんなに速いんだよ!」ダダダダ!


シンジ「さっきは油断しただけだ!僕の本来のスピード甘く見てんじゃねーぜ!!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ

がしっ

ネルフ保安諜報部の人2「悪いな、ここまでだよ」

シンジ「shitッ!」


172 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 03:16:28 ID:Rp9SUOa6

~ネルフ独房~


ゲンドウ「…お前には失望した」

シンジ「…だろうね」

ゲンドウ「同居は解消させてもらう」クルッ

ゲンドウ「…親子の縁もだ」

ゲンドウ「叔父さんの所へ帰れ。そこで好きなだけ裸でいろ」スタスタ




シンジ「…父さん。父さんの部屋のゴミ箱の話なんだけど」

ゲンドウ「…」


173 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 03:17:49 ID:Rp9SUOa6

シンジ「あの事をリツコさんが知ったら…」

ゲンドウ「ふん、今度は脅しか?随分腐った根性だ」

シンジ「確かこの部屋での会話って録音されて諜報部で保管されるんだったよね」

シンジ「おーいリツコさーん!聞いてよ、コイツさぁー」


ゲンドウ「すまなかったなシンジ。今のは全部嘘だ。充分反省しただろうしさあ家へ帰るぞ」


174 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/25(月) 03:30:29 ID:Rp9SUOa6


      次回予告


ミサト「ついに引っ越しからの初学校デビューを迎える碇シンジ」

ミサト「しかし、彼は既に色々な意味で有名人すぎだったために自己紹介は必要なかった」

ミサト「そしてまさか過ぎる恋の予感と、」

ミサト「逆恨みジャージとそれに付属するミリオタ眼鏡からの妖しいお誘い」


ミサト「果たして、碇シンジの選択は」



ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『○○○覗き魔』」


ミサト「さぁ~って♪この次もっ?サァービスサービスぅっ☆」



177 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 17:52:31 ID:FDB41G/A




      ○○○覗
       き魔 



179 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 18:00:27 ID:FDB41G/A

~碇宅前~


リツコ「………」ドキドキ

リツコ「…」ポチ


ディムドゥーン♪

リツコ(今日はあの人に会う日。あの人に抱かれる日。)

リツコ(この日のために何度徹夜してスケジュール調整をしたか…)ホロリ

リツコ(…?出るの遅いわね?何かあったのかしら?)

ウィム。

リツコ「あ…」



シンジ「あれリっさんどうしたんですか?」

リツコ(ああ…そういえば、コイツがいたわ……)ズーン…



180 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 18:05:21 ID:FDB41G/A

シンジ「あ、僕に何か用事が?」

リツコ(あるわけないでしょ?!)

リツコ「ああ、違うのよ。碇司令に個人的に用があって来たのだけど…司令はいるかしら?」

シンジ「居ますけど……」チラッ

リツコ「…?」

シンジ「昨日珍しくやけ酒してぐったりしてます」

リツコ「」


181 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 18:11:32 ID:FDB41G/A

シンジ「そんな今だにリバースしまくりのヒゲおやじでよければ…」アハハ

リツコ(くっ、あなた弱いってわかってるでしょ!何故そんなになるまで飲んだのよ!)

リツコ(一体昨日何があったというの!)クゥッ

リツコ「かまわないわ」ニッコリ



ゲンドウ「ああ、君かオゥエッ……おぼろろろろろ…!」

シンジ「あーまた?よく胃の中身からっぽにならないね。はい、ゲロ袋」つ

ゲンドウ「…問題なぼろろろろろ…!」

リツコ(むしろ問題しかないわ!)ズーン



182 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 18:15:33 ID:FDB41G/A

シンジ「リツコさんの顔を見た途端にリバースが酷くなった…?つまり、リツコさんの顔が吐くほどに」

リツコ「しばくわよ?」

ゲンドウ「オゥぇぅエエエエッ!」

シンジ「ああもう…だからあんなに飲むなって言ったのに」背中サスサス

ゲンドウ「…すまん」

リツコ「私も何か…司令?お水どうかしら?」

ゲンドウ「うむ……」


184 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 18:37:24 ID:FDB41G/A



ゲンドウ「ふー…。少し、横になる…」ゴロ

リツコ「わかったわ」

シンジ「父さん、ゲロ袋新しいのここに置いとくね」

ゲンドウ「うむ…」




シンジ「どうぞ、紅茶です。銘柄はテキトーに買ったからわかりますぇん」つ⊂□

リツコ「ありがとう。それで…昨日あの人に何があったのかしら?」

リツコ「彼、あまり強くないのよ?元々飲まない方だったし」

リツコ「それなのにあそこまで飲むなんて…気になるわ」

シンジ「えっとですね…」




185 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 18:43:53 ID:FDB41G/A


~回想~


シンジ「はい父さん」つ

ゲンドウ「…酒?何故未成年のお前が購入できた」

シンジ「店員さんが僕と目を合わせなかったからじゃないかな」

ゲンドウ「店員を責められんな。むしろ全裸の少年相手によく業務を全うしたと褒めたいくらいだ」

シンジ「だよねー」アハハハ!

ゲンドウ「…で、何故買ってきた」

シンジ「今日も僕のせいで父さんの心労がマッパ、じゃないやマッハだったからさ、」

シンジ「たまにはお酒の力を借りて精神的に楽になってくれたらなって思って」

ゲンドウ「自覚があるならば行動を改めろ、諸悪の根元」



186 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 18:50:39 ID:FDB41G/A

ゲンドウ「だが生憎だな、私は酒は飲まん」

シンジ「えー!なんでさ!」カシュッ

ゲンドウ「飲まんと言ったのに何故開封した」

シンジ「気にすんなよ。細かいとハゲるぞ」

ゲンドウ「…私は酒に強い方ではない」

ゲンドウ「普段も飲まん。味も好きではない」

ゲンドウ「だから、」

シンジ「わかってるわかってる。まあ飲めよ」つ トクトク

ゲンドウ「話を聞け」



187 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 18:53:01 ID:FDB41G/A

シンジ「まあまあ。いいじゃんついじゃったしさ」トクトク…

ゲンドウ「貴様」

シンジ「僕は強いんだけどね」

ゲンドウ「…飲んだのか」

シンジ「注意してくれる家族が居なかったもので」コト



188 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 18:56:24 ID:FDB41G/A

ゲンドウ「………」

シンジ「ほら、あの…使徒?だっけ?とこれから僕は命賭けて戦わなきゃいけないんでしょ?」

ゲンドウ「…ああ」

シンジ「だから…父さんとこうやって酒飲む機会なんてさ、いつなくなるかわかんないじゃないか」

ゲンドウ「……」

シンジ「…ダメ?」

ゲンドウ「……一杯だけだ」つ

シンジ「ありが父さん」チンッ☆


189 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:03:53 ID:FDB41G/A

~数時間後~

シンジ「っあい!父さんの!ちょっといーとこ見てみたい!」

ゲンドウ「ま、待て」

シンジ「っエイ!っエイ!っエイ!」パンパン☆

ゲンドウ「くっ、」グビ、グビ…

ゲンドウ「ぷは…どうだ」ゴトン!

シンジ「あるぇー?あるぇーあるぇー?ちょっち残っちゃってるゾー?」

シンジ「あ、ちょい?ちょい?ちょい残し!」つ追加

ゲンドウ「」


190 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:05:28 ID:FDB41G/A


ゲンドウ「く…飲んだぞ」ゴトン

シンジ「おいおい待てよ父さん…」ハァーヤレヤレ…


シンジ「御馳走様が!言えてない!」つ追加

ゲンドウ「」



191 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:06:37 ID:FDB41G/A

ゲンドウ「……御馳走様でした」ゴトン

シンジ「ふー…」ヤレヤレ


シンジ「御馳走様が!可愛くねぇ!」つ 追加

ゲンドウ「」シクシク


192 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:08:16 ID:FDB41G/A




シンジ「―――――とまあ、」


シンジ「そんな事を朝の8:00までやってたら今に至るという…」

リツコ「120%あなたが悪いじゃないの!」バンッ



193 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:13:08 ID:FDB41G/A

リツコ「やけ酒じゃなくて!あなたのアルハラのせいじゃない!」

シンジ「はい」

リツコ「え、えっと、急性アル中で死んだかもしれないのよ!?」

シンジ「そのへんは見極めて臨界点ギリギリまでにしました」

リツコ「何バカなこと言ってるの!見極められるわけないでしょ!」

シンジ「でも、父さんも僕も、楽しかったです!まる!」

リツコ「作文?!」


194 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:17:09 ID:FDB41G/A

リツコ「はあ…もういいわ。私があとやっておくからあなたは外で遊んできなさい」

シンジ「なるほど、僕を追い出して父さんとちょめちょめしたいわけですか」

リツコ「あなた何歳なのよ」

シンジ「今をトキメクピチピチ14才に決まっておろう!?」ハァーン?!

リツコ「14才はちょめちょめとかピチピチ言わないと思うわ?」フルフル


195 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:23:43 ID:FDB41G/A

シンジ「あー、でも僕まだ給料振り込まれてないしー?手持ちのお小遣いは底をついたしー?」チラッチラッ

リツコ「……」ハァ

リツコ「…ほら、これで遊んできなさい」つ1万円

シンジ「あざーす!リツコ様あざーす!」

シンジ「あ、リっちゃん今日何時までいる予定?」

リツコ「え?えーっと…」

シンジ「晩御飯食べていきます?あ、社交辞令じゃなくて」

リツコ「あら、ご一緒していいのかしら?」

シンジ「ええ」

リツコ「…じゃあ、そうさせてもらうわ?」ニコッ


196 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:26:28 ID:FDB41G/A

シンジ「うむうむ。じゃあ僕19:00くらいに帰ってきますんで。父さんとアンアンする時間帯はご計画的におなしゃーす」スタスタ

リツコ「しないわよ!」

ウィム。


リツコ「…するつもりだったけど」チラッ

ゲンドウ「ZZZ」


197 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:32:12 ID:FDB41G/A


ゲンドウ「ZZZ」

リツコ「…」ソッ

リツコ(添い寝くらい、はいいわよね?)ゴロ

リツコ「////」ギュ

ゲンドウ「ZZZ…」


198 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:36:56 ID:FDB41G/A


~夕食~

リツコ「……」

ゲンドウ「…」モグモグ

シンジ「じゃんじゃん喰ってください」


焼きそば、焼きクルミパン、焼きうどん、焼き鮭、味噌汁、ごはん、サラダ、スペアリブ


リツコ「…」

リツコ(でもどれも美味しいわね…)モグモグ


199 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:47:36 ID:FDB41G/A

リツコ「そういえば…シンジくんは学校はどこに?」

シンジ「へ?」モキュモキュ

リツコ「ほら、シンジくんはこれからこの街で暮らすのでしょう?どこの中学に通うのか気になったのよ」

シンジ「いえ、中学とかめんどいんでネルフ一本で行こっかなーって」モキュモキュ

リツコ「感心しないわね」

リツコ「シンジくん。学校だけは行った方がいいわ」

リツコ「勉強だけじゃなくて。学校というコミュニティでは人間関係や処世術なんかの基礎理論構築が出来たりするの」

リツコ「将来、高校への進学を考えてるなら尚更ね」

シンジ「……」


200 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:55:46 ID:FDB41G/A

シンジ「どこがいいですかね」モキュモキュ

リツコ「そうね…シンジくんの学力だと少し上のランクも目指せるのではないかしら」

ゲンドウ「……」

リツコ「司令も何かありませんか?」

ゲンドウ「…予定通り、第一中学でいいだろう。その方が管理はしやすい」

リツコ「それは…そうですが」

シンジ「…」

リツコ(確かに。シンジくんとパイロット候補者達とは交友関係にあった方が後々やりやすいものね…)モグモグ

リツコ(零号機、弐号機以外の機体を運用する時にはあそこから徴兵するでしょうし)

リツコ(その時シンジくんと仲が良ければ作戦行動もしやすくなる)


シンジ(全裸)「~♪」モキュモキュ


リツコ(…やっぱりやめた方がいいのではないかしら)ハァ


202 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 19:59:31 ID:FDB41G/A

~数日後~


ゲンドウ「…いい加減にしろ」

シンジ「父さんこそ」


ゲンドウ「中学に行くならば制服を着ろと言っているだけだろう!」

シンジ「服を着るなんて絶対イヤだ!」


ゲンドウ「頑固だな」

シンジ「父さんに似たんでね」


203 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 20:06:02 ID:FDB41G/A

ゲンドウ「いい加減にしろ!お前だけではなく私も笑われるんだぞ!」ジリジリ

シンジ「それでもこれだけは譲らない!」ジリ、ジリ

ゲンドウ「制服の下は○○○○、ノーシャツ…ではダメか?」

シンジ「全裸以外認める気はない」ジリ、ジリ…

バッ!

ゲンドウ「! 待て!」

シンジ「あ~ばよっ!とっつぁ~ん!」ダダダダ!

ウィム。


ゲンドウ「はぁ…」ガシガシ


ゲンドウ「…君の遺伝子強すぎるだろう、ユイ」


204 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 20:26:47 ID:FDB41G/A



近所の委員長「いってきまーす」

近所の委員長「ん?」

シンジ「~♪」ペタペタ

シンジ「あ、おはよう」ニコッ

近所の委員長「おはよう」ニコッ←慣れた


206 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 20:50:37 ID:FDB41G/A

近所の委員長「あれ?その鞄…」

シンジ「ん?ああ僕今日から第一中学の2―Aに通うんだ」ニコッ

近所の委員長「…裸で?」

シンジ「裸で!」コクン!

近所の委員長(マジか)

近所の委員長「えっと、その…せめて靴とか○○○くらいは」

シンジ「それがダメなんだよ。僕は何か着ると体調不良起こしちゃうんだ」フルフル

近所の委員長「ええ!?」

シンジ「見苦しいとは思うけど…ゴメン。慣れて?」

シンジ「あ、君も制服からしてたぶん第一中学の子だよね」

近所の委員長「え、ええ。」


207 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 20:54:37 ID:FDB41G/A

シンジ「そっか。なるべく関わらないようにして、君には迷惑をかけないように努めるよ」

シンジ「僕みたいな異端児のせいで君の評判まで落としたくないし」

シンジ「じゃあね!」ニコッ

シンジ「…」スタスタ

近所の委員長(そ、そんな事言われたら…)フルフル…

近所の委員長(同じクラス、2―Aの委員長として、)フルフル…

近所の委員長(色々なんとかしてあげなくちゃ!!!って!思うじゃない!!!)カッ!

近所の委員長「待って!一緒に登校しましょう!」 ド ン ! 

シンジ「」


シンジ(バカな、この子は正気か!?)ガーン!


208 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 21:00:27 ID:FDB41G/A

シンジ「気持ちは嬉しいけど…君、大丈夫?」ペタペタ

近所の委員長「ええ!」テクテク

シンジ「その、どうして?普通こんな変態とは関わり合おうとは思わないよ」

シンジ「今ならまだ引き返せるよ?ほら、僕に一方的に絡まれたんだーとか言えるし…」

シンジ「君なら――」

近所の委員長「ヒカリ」

シンジ「へ?」

ヒカリ「私。洞木ヒカリよ。ヒカリって呼んで」ニコッ

シンジ「」ぽかーん


209 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 21:02:03 ID:jYa76zwA
狂人に正気を疑われるって・・・ 

210 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 21:08:55 ID:FDB41G/A

ヒカリ「あっ、そういえば名前…なんていうの?」

シンジ「えっ、えーっとね、ポカホンタス。ポカホンタス・ジャーニー」

ヒカリ「へー……」



ヒカリ「表札には"碇"って書いてあったけど…」

シンジ「知ってるなら言ってよ!」


211 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 21:13:21 ID:FDB41G/A

ヒカリ「あっ、違うの!表札には名字だけだったから、下の名前を聞きたいなって!」ブンブン

シンジ「……」

シンジ「…シンジ。碇、シンジ」

ヒカリ「へぇ、いい名前ね!」

シンジ「…そうかな」エヘヘ



ヒカリ「ところで碇くん」

シンジ「聞いといて結局名字呼びかよ!」


213 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 21:23:16 ID:FDB41G/A

シンジ「自分の事を下で呼べって言うから!そのあとわざわざ下の名前聞いといて!」

シンジ「そりゃ期待するよ!ヒカリ♪シンジ♪呼びの甘酸っぱい関係を期待しちゃうよ中二だもの!!」

ヒカリ「碇くんって面白い」クス

シンジ「やめてよ!僕をその笑顔に引き込まないでよ!」




ジャージ「…なんや?委員長が最近噂の変態と…?」

メガネ「あれ?ホントだ。なんか仲良さそうだね」

ジャージ「なんやエライ気に食わんな!」ハンッ

メガネ「嫉妬?」

ジャージ「ちゃうわボケッ!///」


214 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 21:47:54 ID:FDB41G/A
~2―A~

根府川「え~~…では今日は転校生を紹介します」

根府川「入ってきなさい」


ガラッ。


       ざわっ。


シンジ「初めまして!僕は―――」ペタペタ


「「「「あー!!噂の変態少年!!」」」」

シンジ「…」


シンジ「僕は――」

シンジ「僕は、エヴァンゲリオン初号機パイロット!!碇シンジですッッ!!!」 どーん!!!


「「「「え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙ッッ?!」」」」



215 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 21:53:27 ID:FDB41G/A

根府川「えー、碇は シンジ「好きな食べ物は肉じゃが!!」

根府川「…彼が何故裸かというと― シンジ「好きな言葉は『平常心』!!」

シンジ「他にも『マジキチ』『エキセントリック』なんかも大好きです!!」

根府川「……」

シンジ「……」

根府川「ネルフ シンジ「趣味はチェロ!!」

シンジ「あと父さんとかをおちょくるのが大好きです!!」


216 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 21:56:43 ID:FDB41G/A

根府川「……」

シンジ「……」

根府川「セカ シンジ「何か僕に、ネルフとかエヴァ、裸の理由以外で質問は?!」


       シーーン………


シンジ「これだから最近の若い子は」プヒー



217 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 22:20:12 ID:FDB41G/A

~授業~


根府川「えー…『セカンドインパクト』。略して『セカパク』」

根府川「我々人類は発達した科学万能の世界でウハウハなウキウキライフをエンジョイしていたわけですが」

根府川「全てはパーンとなったのです」

根府川「20thセンチュリーのラストに起きた超悲劇」

根府川「巨大隕石が衝突し、異常気象、経済恐慌、民族紛争、内戦…」

根府川「僅か半年の間に世界の半分がdieしたのであります」


「ねえ、ホントかな」ヒソヒソ
「あの変態が例のロボのーってやつ?」ヒソヒソ
「そう!眉唾物よね」ヒソヒソ
「でも、確かそのパイロットが人類滅亡を食い止めたんだろ?」ヒソヒソ


218 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 22:35:04 ID:FDB41G/A
「嘘クセー」ヒソヒソ
「あむ、あむ…早弁美味し!」モグモグ
「確かめてみる?」ヒソヒソ
「どーやってさ?」ヒソヒソ
「メールで聞いてみればいいだろ」ヒソヒソ
「今日帰りカラオケ行かない?」ヒソヒソ
「行くー」ヒソヒソ


根府川「だが!我々は騙されている!!嘘!欺瞞なのね!」

根府川「セカパクの原因は隕石衝突なんかじゃない!!」

根府川「あれは人為的に起こされたんだ!」

根府川「この間私達の街を襲ったバケモノ――"使徒"。その内の"アダム"と呼ばれるモノ」

根府川「それを復元しようとし、失敗!それを卵にまで還元する事で儀式《インパクト》の延期を図ったから起きたんだ!」

根府川「そして!!使徒がこの街にやってくるのはネルフ本部地下に安置されている"リリス"と融合を果たし!」

根府川「人類を滅ぼして新たなる種としてこの地球に―――」


219 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 22:40:55 ID:FDB41G/A

ピロン♪

シンジ「?」

『本当にロボットのパイロットなら証拠を見せろよ』

シンジ「……」

シンジ「…」カタカタ

シンジ「…」ピロリン♪

シンジ「…」カタカタ

『ネルフのIDカードでよければ』(写メ添付)


「「「「「うおおおおお!!!」」」」」


根府川「『人類補完計画』を知っていますか?ネルフとゼーレ、委員会が極秘に進める神への道だ」

根府川「それは恐ろしい計画で――」


220 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 22:50:43 ID:FDB41G/A

「マジか!マジで!ヒーローだったんだなお前!」
「すげー!」
「どうやって!どうやって選ばれたの!?」

シンジ「いや機密だから話せないよ」

「いいじゃん!ちょっとだけ!」
「ねえ、アドレス交換しようよ!」

ヒカリ(そ、そうだったんだ…)

ヒカリ(! ひょっとして、裸でいるのは…パイロットだから?)

ヒカリ(何かそういう条件があるからなのね!)


根府川「皆さん!ネルフの人には気をつけるんだ!」

根府川「実はこのクラスはエヴァンゲリオンの操縦者候補ばかりが集められていて――」


221 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 22:51:25 ID:FDB41G/A



「まーた根府川先生がセカパクの話してるよ」
「誰も聞いてないっての」
「くどいよなー」
「あら?ちゃんと聞いてみると面白いわよ?」
「へー?どのへんが?」



「意外と大事な事を話してたんだってわかるとことか。」

「ふーん」



223 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 23:10:12 ID:FDB41G/A

~昼~

「へー!碇くんってお弁当自分で作るんだ!」
「しかも可っ愛い!私にも後で作り方教えてよー」

シンジ「はは…うんいいよ」

「じゃね!」ヒラヒラ
「また!」ヒラヒラ

シンジ「うん」フリフリ



ヒカリ「碇くん」

シンジ「ん?」

ヒカリ「私もお弁当なの。一緒に食べない?」ヒラヒラ

シンジ「喜んで」ニコッ


224 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 23:13:47 ID:FDB41G/A


ヒカリ「碇くん人気者ね?」クス

シンジ「よしてよ。転校生は一日、長くて2、3日ちやほやされるだけってのは知ってるよ」モグモグ

ヒカリ「そう?」モグモグ

シンジ「ミーハーな子が多いのもあるしね」モグモグ

ヒカリ「それはそうかも」モグモグ

シンジ「それに…たぶん皆すぐ離れるよ」モグ…

ヒカリ「どうして?」

シンジ「ステータスでしか人を見ない人とは、僕は付き合わない」モグモグ

ヒカリ「そ、そう…」


225 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 23:17:36 ID:FDB41G/A

ヒカリ「私は!私は、碇くんをステータスで見てないからね?」

シンジ「ありがとう」ニコッ




ジャージ「……」イライライライライライラ

メガネ「あれ?トウジ、委員長といつもの……って、ああ、」


メガネ「取られちゃったわけね」ニヤ

トウジ「ちゃうわ!とられるもクソも元々ワシのもんちゃうわ!アホ!」


226 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 23:22:47 ID:FDB41G/A

トウジ「…よし、そろそろ一発ゆったるわ」ガタッ

メガネ「え、アレ言うの?止めときなよ」

トウジ「じゃあかしい!ワシはこのままじゃ引き下がれんのや!」ズンズン!

メガネ「…俺、知ーらないっと」

トウジ「ケンスケ!お前も来いや!」

ケンスケ「えーなんでさ」

トウジ「ダチがこれから糾弾しにいくんや!ダチならフォロったり見守りとかするもんやろ!」

ケンスケ「へいへい…」


227 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 23:31:43 ID:FDB41G/A

シンジ「それで彼はこう言ったのさ」

シンジ「『明日の先発はお前だ』ってね☆」

ヒカリシンジ「「HAHAHA!」」


トウジ「よぉ、転校生」

シンジ「え?」

ヒカリ「?」


トウジ「ちょっとツラ貸せや」アァン?



228 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 23:33:07 ID:FDB41G/A



シンジ「え、普通にイヤですけど」

トウジ「えぇっ?!」ガビーン!




229 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 23:36:59 ID:FDB41G/A

トウジ「おまっ…話あるゆーとるんじゃ!」

シンジ「いや君の都合なんて知らないよ。僕今ごはん中だし」モグモグ

ヒカリ「そうよー?せめてあとにしなさいよ鈴原」モグモグ

トウジ「なんでや!なんで委員長が転校生の肩持つんや!こっちは重大な事なんやぞ!?」


ヒカリ「だって鈴原の重大な事って大体野球かゲーセンの話じゃない」

トウジ「……そうやけど!」


230 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 23:43:15 ID:FDB41G/A

トウジ「ちゃうんや!いつものワシのくだらんやつやない!」

トウジ「ワシの妹の怪我の事じゃ!」

ヒカリ「?!」

シンジ「へー大変だねー」モグモグ

ケンスケ「えっと…碇。ちょっとでいいからさ、トウジの話を聞いてやってくんないかな」

シンジ「……」モグモグ

ケンスケ「君にも『譲れないモノ』があるように、トウジにもどうしても『譲れないモノ』があるんだよ」

シンジ「……」

ケンスケ「メシ、終わってからでいいからさ」

シンジ「…わかったよ」


231 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/26(火) 23:53:46 ID:FDB41G/A

~屋上~


トウジ「よぉし、ちゃんと逃げずに来たな!」フンス!

ケンスケ「バカ。来てくれた、んだよ」

シンジ「はよしてね」ファ~…

トウジ「えーか!さっきもゆうたけどな、今ワシの妹入院しとんねや!」

トウジ「誰の、何のせいやと思う……?」ギロ

シンジ「日本の政治が悪いせいか?!」ハッ、

トウジ「話の流れ考えろや」


232 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 00:02:01 ID:i7byFxgg

トウジ「オマエのせいや!!」

トウジ「オマエがちっとも出撃せんかったから、バケモノが暴れて壊れたビルの破片の下敷きになったんや!!」

シンジ「………」

トウジ「ケンスケがケンスケの親父から聞いたらしいんやけどな…」

トウジ「お前、非常時なのに奇行に走りまくって、ちっともロボットに乗らんかったそうやないか」

シンジ「…否定はしないよ」


233 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 00:09:02 ID:i7byFxgg

トウジ「お前がもっとはよう乗っとったら!ウチの妹は怪我せんで済んだかもしれん!」

トウジ「人類を守る奴がアホやっとって沢山の人間死なせたとか怪我させたとか…ありえへんわ!!」

トウジ「なんか言いたい事あんなら言えや!!」

シンジ「………」

シンジ「…色々言いたい事はあるし、申し訳ないなとは思うけどさ、」


シンジ「君だって、僕と同じ状況だったら絶対同じ事言えないよ」

トウジ「なんやとぉ!?」


235 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 00:22:12 ID:i7byFxgg

シンジ「だったらさあ!十年前に君だけ親戚の家に預けられてみろよ!」

シンジ「そこで腫れ物扱いされながら生きてみろよ!」

シンジ「そんで、そんな状況を作り出した父親が『来い』ってだけしか書かれてない手紙だけ受け取って、
    全く召喚理由も事情も状況も知らない状態で知らない街に来てみろよ!」

シンジ「そんで街一個消し飛ぶ爆弾の爆発に晒されたりしながら辿り着いて!」

シンジ「何の説明もなしにいきなり『今すぐロボットに乗って命賭けてバケモノを殺せ』!!」

シンジ「『乗らなきゃ皆死ぬ』!!」

シンジ「乗ったら乗ったでムチャクチャな無茶ぶりばかり!!」

シンジ「動かし方も戦い方もロクに知らないのに要求される!」

シンジ「なのにバケモノは容赦なく僕を殺そうする!!」

シンジ「必死で、必死で戦って!全部ギリギリだったんだ!!」


236 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 00:28:03 ID:i7byFxgg

シンジ「僕が個人的に戦う理由なんて耳クソほどもないのに!『戦う事になる』って事前伝えられもせず!!」

シンジ「騙されて連れてこられたようなもんなんだぞ!?遅れるもクソも知るかよ!!!」

シンジ「トウジくんだっけ?そんなにいうならさあ!君ならできるんだよな!?」

シンジ「今すぐ『全人類の存亡』を肩に担いで!!」

シンジ「理不尽と半強制、無茶ぶりの嵐の中で絶対の結果を残さなきゃいけない役目をホイホイ引き受けて!!」

シンジ「僕よりスマートにやれるんだよなあッッ!?」


トウジ「」

ケンスケ「」


237 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 00:33:10 ID:i7byFxgg

トウジ「や、やかましいわ!お前がなんと言おうと、結果は結果じゃ!そんなん言い訳や!」

トウジ「お前の事情なんて知るかッ!それでもお前がちゃんとやらんかったから妹は怪我したんや!!」

シンジ「僕がやったワケじゃないだろッッ!!使徒に言えよそんなの!!」

シンジ「君は単に怒りをぶつける先がないから僕に八つ当たりしてるだけじゃないか!!」

トウジ「なんやとぉ!」

トウジ「もう許さん!ボッコボコにしたるッッ!!」

シンジ「ひっ、おいやめ―――


バキッ!ボコッ!グシャッ!!ゴスゴスッッ!!ゴキッッッ!!!



238 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 00:35:13 ID:i7byFxgg







シンジ「ほら、立てやオラ」

トウジ「痛い……痛い……」ボッコボコ


ケンスケ「強ぇ」


241 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 00:39:24 ID:i7byFxgg

トウジ「…はん、言葉で勝てへんからって暴力か?まるで猿やな」ヘッ

シンジ「その言葉はバットで打ち返してあげるよ」

トウジ「…せやけど……」

シンジ「?」

トウジ「…確かに、お前の事情とか…ワシ、何も知らんかったわ…」

シンジ「……」

トウジ「せやな、お前の言うことも一理あるわ」

トウジ「しゃーないから…妹の事は、水にながしたる」


244 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 00:48:18 ID:i7byFxgg

トウジ「碇!ワイを殴れ!」

シンジ「えっ、もう散々殴ったけど更に?」

トウジ「……軽くや!軽くやで!?」

ケンスケ「トウジ、ビビってんなら無理すんなよ」

トウジ「やかましいわ!ワシは碇の気持ちを何もわかっとらんかった!せやから碇に殴られてチャラに」

シンジ(しないからなって言ったらどうなるかな)ワクワク


トウジ「…おら、来いや」

シンジ「わかったーー!!!!」ダダダダダダダダ!!!


トウジ「ええか、軽ーぅくやで?女の子を扱うが如くや。そんな助走しとるけど止まってくれるとワシ信じとるからな?ワイかよわいで?ホンマホンマだからちょっとそんな振りかぶらんと」



シンジ「どっせ――――――――ぃいいいッッッッ!!!!」

鈴原「やめっ―――――――――




245 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 00:56:17 ID:i7byFxgg


\ピーポーピーポー……/


シンジ「はい、鈴原くんがいきなり殴りかかってきて…はい、因縁つけられたんです」

シンジ「僕も暴力は振るいたくなかったんですが…はい、聞く耳もってくれなくて」

シンジ「な、ケンスケ!」ガシッ

ケンスケ「はい!シンジの言う通りです!ぼく見てました!!」

ヒカリ「やーね、鈴原ったら。ゴメンね碇くん大丈夫だった?」

シンジ「うん、全然大丈夫だったよ。でもさ、」

シンジ「鈴原くん…トウジの言う事、間違ってばかりじゃなかったんだ」

シンジ「僕が、もっと上手くやれていれば、妹さんは…」くっ

ヒカリ「そんな、碇くんはよくやってくれたわよ…」

ヒカリ「私達が今生きてるのは碇くんのお陰だし…鈴原がめちゃくちゃなだけよ」

ケンスケ「なんだろ、釈然とはしないけど嘘は言ってないんだよなこれ」


247 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:10:08 ID:i7byFxgg

~5時間目終了後、校舎の物陰~



ケンスケ「~♪」コソコソ

ケンスケ「…」キョロキョロ

ケンスケ「さて…」ゴトン

ケンスケ「お楽しみタ~イム…!」ニヤリ

シンジ「何してるの?」ガッシ

ケンスケ「ほわっぷ?!」ドッキンコ!


248 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:14:30 ID:i7byFxgg

ケンスケ「な、なんだ碇さんか…」ドキドキ

シンジ「いやシンジでいいよ…何してるの?そんなコソコソしてさ」

ケンスケ「え、えーっとね…その、シンジさんはあんまり興味ないかもしれないんですが」

シンジ「いやタメ口でシンジでいいって」

ケンスケ「いやそんな」

シンジ「めんどくせっ!このメガネめんどくせっ!」


249 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:18:30 ID:i7byFxgg





シンジ「体育後の女子更衣室覗きぃ?」

ケンスケ「はい…」セイザ


シンジ「…いや正座はしなくていいから」

ケンスケ「はい…すみません」クズシ

シンジ「なんかゴメンね?トラウマ与えちゃったみたいで…」



250 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:27:29 ID:i7byFxgg

シンジ「あのさー?言わなくてもわかると思うけどさー…普通に犯罪だよ?これ…」

シンジ「グレーゾーンでもないからね?ふっつーにギンギンのブラックゾーンだからね?」

ケンスケ「はい…じゃあやめます…」

シンジ「まあ待てよ」

シンジ「僕の○○を見てくれ。コイツをどう思う…?」

ケンスケ「すごく、○○してます…」

シンジ「そうだね。ちょっと今君にそれ言わせたらキモくてちょっと萎えたけど」


251 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:31:38 ID:i7byFxgg

シンジ「…僕が何言いたいか…わかるだろ?」

ケンスケ「はい…」ヌギ

シンジ「いや全然わかってねーだろ」ペチン!

ケンスケ「あいだっ!」

シンジ「僕はそんな展開は鼻くそほども求めてないよ」

シンジ「僕はまだまだ未熟なレモン、女子中学生のあられもない姿が見たいんだよッッ!!」

ケンスケ「ふっつーにアウトっすね」

シンジ「※せがらしか!」ズビシッ

※方言。うるせぇー!の意。


253 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:39:27 ID:i7byFxgg

シンジ「でもな…ヒカリもいるよなー…」

ケンスケ「そーですね」

シンジ「こんな僕に初めて声をかけてくれたいい子を裏切るのはなー…僕的にはアウトだなー」

ケンスケ「そーですね」

シンジ「森田一義アワーでもないんだけど」

ケンスケ「サーセンス」

シンジ「なんか…こう、ビデオでさ?ヒカリ以外を撮ったのを見せてくれない?」

ケンスケ「あ、いっすよ」

シンジ「マジで?サンキュー!貴様には期待しているぞ!相田通信兵!」(^-^ゞビシッ

ケンスケ「!!」キラキラ…!

ケンスケ「ハッ!相田通信兵、必ずやこの任務を完遂してみせますッッ!!」(^-^ゞビシッ!

シンジ(あれ?なんか変なスイッチ押したっぽい…?)


254 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:44:13 ID:i7byFxgg

シンジ「じゃ、僕は教室戻るから」スタスタ

ケンスケ「ハッ!お疲れ様です!」ビシッ!


ケンスケ「やり遂げてみせる!これは僕に、いや、俺に!」


ケンスケ「初めて"軍隊ごっこ"を一緒にやってくれる友達ができるかもしれないんだ!!!」つ●REC


ケンスケ「任せてくれ、碇シンジ司令!相田通信兵はやるぜ!」ウォオ!


255 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:48:16 ID:i7byFxgg

~教室~

綾波(ズダボロ)「…はい。わかりました」

綾波(非常召集。サードチルドレンも呼ばないと…)

綾波「…洞木さん」

ヒカリ「ふぇ?!な、何!?」

ヒカリ(綾波さんが初めてシャベッタァアア!!)
綾波「碇くん知らない?」

ヒカリ「え?うーん…男子更衣室じゃないかしら」

綾波「そう。ありがとう」スタスタ



257 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:53:37 ID:i7byFxgg

綾波「…」スタスタ

綾波「窓の下から何か…」



シンジ「~~」

ケンスケ「~~」

綾波「見つけた」スタスタ


~下駄箱~

綾波「うっ、く…怪我が」ガクンッ!

シンジ「~♪」スタスタ

綾波「………ふぅ。治まった…」


綾波「?今うしろを誰か…?まあいいわ」スタスタ



258 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 01:59:46 ID:i7byFxgg

綾波「?」

ケンスケ「うっひょー…マジで?紐?!かー…中学生だろ?まだ…いやでも」ブツブツ

綾波「……相田くん」

ケンスケ「ぼまっさったらばッッ?!」ビククーン!

綾波「碇くん、知らない?」

ケンスケ「なんだ…綾波か。碇なら教室行くってさ。女子が着替え終わるの待ってるんじゃない?」

綾波「そう。ありがとう」

ケンスケ「んー。」



綾波「でも。着替えを盗撮するのを見逃す理由にはならないわ」ガシッ

ケンスケ「」


259 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 02:08:14 ID:i7byFxgg

\ウーゥウ!ウーゥウ!/

綾波「はい。彼が○○○覗き魔です」

ケンスケ「違う!僕は違うんDA!離せ!」ジタバタ

シンジ「……」

ケンスケ「ハッ、碇司令!」

シンジ「…君には失望した」

ケンスケ「…………」

ケンスケ「碇司令。"形見として"僕の上履きを差し上げます」つ

シンジ「…! そうか。わかった…」

警察「おら、早く乗るんだ!」グイッ

ケンスケ「………」ビシッ!

―――以後、二人の間には言葉はなく。ただ任務をやり遂げた男の敬礼と

シンジ「…………」ビシッ!

―――その結果を受け取った男の感謝と敬意の敬礼があった。


260 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 02:09:12 ID:i7byFxgg


リポーター「といいますと?」

ヒカリ「ええ、いつかやると思ってましたよ!」



261 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/27(水) 02:19:32 ID:i7byFxgg


       次回予告


ミサト「インダクションモードによる練習もシンクロテストも全くなしで使徒に挑む事になった碇シンジ」

ミサト「常に土壇場瀬戸際崖っぷちでありながらも、彼は世界と守りたい人と盗撮ビデオを守るため戦う。」

ミサト「しかし、必死に守る碇シンジの手から、守りたいモノは手から零れ落ちていく」

ミサト「そんな彼を癒すのは。」


ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『怪物の心は誰にもワカラナイ』」

ミサト「さぁ~って?この次も?サァービスサァービスぅっ!」



271 :シンジ「お前らそんなに僕が好きか」:2014/08/28(木) 16:40:18 ID:Hv3ScHIU




    怪   の
      物 心
    誰   は
    に
    もワカラナイ




272 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 16:45:04 ID:zHyJaF6A
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 

273 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 16:49:06 ID:Hv3ScHIU

綾波「碇君」クルッ

シンジ「ッエ↑ーイ?」キョトン

綾波「非常召集。たぶん、使徒だわ」

シンジ「なるほどなるほどつまり?」

綾波「…急いでネルフ本部へ行かなくてはいけないわ」

シンジ「それは知ってるよ。僕が聞きたいのはさ、」

綾波「何」


274 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 16:50:05 ID:Hv3ScHIU

シンジ「…………」

綾波「……………」

シンジ「…………」

綾波「……………」

シンジ「…………」

綾波「……………」

シンジ「…………」

綾波「……………」


シンジ「僕ちょっと教室に忘れ物取りに行ってくるね」スタスタ

綾波「えっ」



綾波「…えっ?」オロオロ


275 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 16:54:46 ID:Hv3ScHIU

綾波「待って。」

シンジ「なに?急いでるから早くしろよ」

綾波「何か私に聞きたい事があったのではないの」

シンジ「ああ、それ?」

綾波「そう」

シンジ「………」

綾波「…………」


シンジ「………」スタスタ

綾波「」


276 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 16:59:58 ID:Hv3ScHIU

綾波「……」

綾波「…先、行ってるから」スタスタ

シンジ「待てよ!僕まだルネフーの行き方わかんないんだよ!?」

シンジ「今現時点で初号機を満足に動かせない綾波に今できる最善の事は僕を案内する事なんじゃないかにゃーん?」

綾波「…」ムッ

シンジ「だから待っててよ。一緒に行こうぜっ!」ミ☆

綾波「…わかったわ。待ってるから早くして」

シンジ「急かすな!」ペチン!

綾波「?!」


277 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 17:05:34 ID:Hv3ScHIU

シンジ「へへへーーーーイ!ッッッエーイ!!」ピョインッピョインッ!

綾波(どうして…?どうして私は今叩かれたの…?)ジンジン

綾波「……」

綾波「私が何か、」


シンジ「と―――――うッッ!!!」ガッシャーン!!


「せんせー、碇くんが4階の窓を蹴破りましたー!」

綾波「えっ」


278 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 17:11:27 ID:Hv3ScHIU

シンジ「はあっ!っしゃらオイッ!!」ビターン!

「せんせー、碇くんが綺麗に受け身をとりましたー」

シンジ「ふー…お待たせ綾波。じゃ、いこっか」ニコッ

綾波「…どうして4階から飛び降りて無傷なの」

シンジ「そりゃ受け身を綺麗に取ったからだよ」

綾波「落ちた時に砂とか石とか、痛くないの?裸だったら、特に。」

シンジ「痛いけどデコピンされた時よりは痛くない」

綾波「……そう」


279 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 17:25:14 ID:Hv3ScHIU

ジンシ「ほら早く行こうぜ!」シュタタタタ!

綾波「…ええ」タッタッタ

ジンシ「ねえ綾波」シュタタタタ

綾波「なに」タッタッタ

ジンシ「さっき僕が取りにいった忘れ物が何かわかる?」シュタタタタ

綾波「興味ない」タッタッタ

ジンシ「なんと!なんとね!」シュタタタタ

綾波「……」タッタッタ

ジンシ「じゃじゃーん!授業中に作った、ねーりーけーしー!」

綾波「……」タッタッタ


280 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 17:30:31 ID:Hv3ScHIU

ジンシ「反応薄いね」シュタタタタ

綾波「興味、ないもの」タッタッタ

ジンシ「えー。綾波って何になら興味あるのさ」シュタタタタ

綾波「……碇君」タッタッタ

ジンシ「えっ」シュタタタタ

綾波「…碇君が何故逆立ちで走ってるのかとか」

ジンシ「道行く人の唖然とした顔をみるのがたのすぃからだね」シュタタタタ

綾波「…そう」

ジンシ(…ダメだ。綾波だと奇行に走っても反応薄くてつまんないや)シュタタタタ


281 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 17:32:47 ID:Hv3ScHIU



『只今、東海地方を中心とした関東中部全域に特別非常事態宣言が発令されました。』


『速やかに指定のシェルターへ避難してください。繰り返します―――』



282 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 17:36:23 ID:Hv3ScHIU

根府川「えー、では今からシェルターへ避難します!皆はぐれないように!」

「「へーい」」

根府川「くれぐれも!くれぐれも碇のような行動をしないでください!」


「いやするわけないだろ…」
「頼まれたってやだし」
「っていうか無理だし」


ヒカリ「…碇くん……」

ヒカリ(『頑張って』って言い損ねちゃったな)

ヒカリ(―――碇くんも私達も。怪我しないで事件が終わりますように)人


283 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 17:37:37 ID:Hv3ScHIU




ゴウンゴウン……


ゴウンゴウンゴウン…


ゴウンゴウンゴウンゴウンゴウン


シャムシエル「…………」



284 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 17:48:54 ID:Hv3ScHIU

~ネルフ、第一発令所~

日向「目標を光学で捕捉!領海内へ侵入しました!」


ミサト「…来たわね。」


葛城「総員、第一種戦闘配置っ!」


「「「了解!」」」



285 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 17:53:39 ID:Hv3ScHIU

『第3新東京市、戦闘形態に移行します』

『兵装ビル現在対空迎撃システム稼働率10%!』


葛城「…前回の使徒の襲来で大分壊されちゃったものね」


葛城「それにしても…碇司令の留守中に第4の使徒襲来、か」

葛城「予想よりずっと早かったわね」

日向「前回は15年のブランク。今回はたったの4日ですからね」

葛城「こっちの都合はお構い無し…女性に嫌われるタイプね」



シャムシエル「……」ゴウンゴウンゴウンゴウン…



286 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 18:03:41 ID:Hv3ScHIU

葛城「初号機は?」

伊吹「現在第7ケイジにてB型装備で冷却中!いつでも出せます!」

赤城博士「そう、初号機"には"問題はないわ。整備は完璧よ?前回の破損部も換装済み」

赤城博士「問題は…」チラッ



MENTAL TOXICITY LEVEL

01  :∥
THIRD.c:∥


赤城博士「…シンクロ率、1%。前より酷いじゃない」



287 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 18:13:37 ID:Hv3ScHIU

葛城「…シンジくん?気分はどうかしら?」ピッ

シンジ『さいッッッッあくッッ!!!だよッッ!!!』


葛城「そう、でも我慢してちょうだい。その『プラグスーツ』は予想されうる危険から身を守り、生命維持を手助けしてくれるの」

葛城「死ぬよりは――― シンジ『服を着ないと死ぬなら死んだ方がマシだよッッ!!』


葛城「…麻酔銃で眠らせて無理矢理着せたんだけど不味かったかしら」

赤城博士「知ってはいたけど、彼の露出症も筋金入りね」


288 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/28(木) 18:17:53 ID:Hv3ScHIU

シンジ『こんなものぉおおお!!!』

ビリビリバリーン!


マヤ「サードチルドレン、プラグスーツを自力で引き裂きましたっ!」



MENTAL TOXICITY LEVEL

01  :∥∥∥
THIRD.c:∥∥∥


リツコ「…シンクロ率、3%に上がったわね」


ミサト「…全裸状態を維持したまま生命維持する策が今後必要ね」

リツコ「私達が今回生き延びられればね」


298 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 00:24:10 ID:PPaZG85w

ミサト「にしても。こーりゃちょっち深刻ね」

リツコ「ええ。だから予定通り歌ってちょうだい」

リツコ「先回のようにミサトの歌でシンジくんのシンクロ率を上げるのよ」

ミサト「オッケー!任しといてん♪」

ミサト「あたしアレからカラオケ通って歌の練習したのよー?」

シンジ『あ、その件なんですけど』

ミサト「?」

リツコ「?」


299 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 00:27:44 ID:PPaZG85w

シンジ『今回はミサりんの歌はいいです』

ミサト「」ピシッ

シンジ『たぶん、聞いてもあがんないと思うわ』

リツコ「…どうしてかしら?」

シンジ『そんな気分じゃないから』

リツコ「そ、そう」


ミサト「けっ!けっ!」グスッ


300 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 00:37:52 ID:PPaZG85w

シンジ『さて!では今回のボーカルを発表するぜぃ!』

シンジ『でけでけでけでけ………てーーん!!』


シンジ『綾波・レイちゃんでーーーす!』パチパチパチパチパチパチ!



綾波「?!」ガタッ



301 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 00:49:51 ID:PPaZG85w

シンジ『あ、曲は林原めぐみさんの集結の園でオナシャス!』

綾波「…でも私、歌は下手だわ」

シンジ『関係ナッスィン!ナナナナッスイン!はやなみぃっ!頼む!世界と人類のために歌ってくれ!』

シンジ『主に僕のために歌っておくれオパトラ!』

シンジ『ヘイヘイ!ヘイヘーイ!』

シンジ『お願いベイビー頼むぜメイビー』

シンジ『綾波歌えば動くぜエヴァ!』

シンジ『フゥッフ♪フゥッフー!』

綾波『…わかったわ』


302 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 00:57:56 ID:PPaZG85w

綾波「…」コホン。

綾波「…はーななら散りゆくー…♪」

綾波「夢なら果てなくー…♪」

綾波「それなら魂(なみだ)はー…♪」


綾波「何処へと還らんー…♪」



初号機「……」



303 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 00:58:36 ID:PPaZG85w



初号機「 ! 」カッ




304 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 01:05:08 ID:PPaZG85w

伊吹「初号機、起動!」


MENTAL TOXICITY LEVEL

01  :∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥≫
THIRD.c:∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥≫


伊吹「すごい…!シンクロ率、上昇!20、38、60!まだ上がります!」

ミサト「了解!では初号機発進準備!準備でき次第直通ルートで使徒の目の前へ!」

「了解!」

ミサト「レイはそのまま歌い続けてあげて!」

レイ「仕組まれている♪集結さえも♪」コクン!


リツコ「それにしても…なんなのかしらね、この仕組みは」

ミサト「はあ……。ほんと、扱いにくい子だわ」



306 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 01:36:21 ID:PPaZG85w


葛城「 発 進 ! 」


ガシュコン!バチッ!


バシュッッッ!!


307 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 01:43:08 ID:PPaZG85w


シャムシエル「…」ゴウンゴウンゴウン…


シャムシエル「…」ズズズ…

シャムシエル「…」ググググググ…ッ



青葉「使徒、直立しました!初号機出現ポイントの目の前で停止ッ!」

リツコ「…待ち伏せ?いえ、エヴァを待っているというの?」

ミサト「シンジくん聞こえた!?気を付けて!エヴァ出現と同時に使徒が攻撃を仕掛けてくる可能性があるわ!」


シンジ『んなこと言われましても固定されてんのにどうしろと』


308 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 01:47:18 ID:PPaZG85w

ミサト「A.T.フィールドよ!前あなたが展開、変形させてみせたアレを出すの!」

シンジ『そないな事言われてもにゃー?あの時は無我夢中だったし出し方なんて、』

青葉「初号機、地上へ出ますッ!」


シンジ『んもぉおおお!イヤッ!』


ガコンッ!!



309 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 02:08:09 ID:PPaZG85w

シャムシエル「…」シュル…

シャムシエル「…」ヒュンヒュンヒュンヒュン…


日向「使徒、鞭状の物を左右に展開!」

ミサト「初号機の最終安全装置解除!急いで!」

伊吹「はい!」カタカタ

バキャン、バキャン!

初号機「…」ググッ…

ミサト「シンジくん!パレットライフルを真横の武器庫ビルから出すわ!」

ミサト「シンジくんもA.T.フィールドを展開!中和しつつそれを使って使徒へ撃って!!」

シンジ『ほいほいちゃん!』

初号機「…」ズシン!ズシン…


312 :すまない、明日に持ち越す:2014/08/29(金) 03:44:31 ID:PPaZG85w

パレットライフル

シンジ『…ゲーッとぅおわっ?!』

日向「使徒、展開させた鞭で初号機の足を捕縛、引き寄せていきます!」

シンジ『引きずられるぅうう!あの日の僕のように引きずられられっろれっちゃ!!?』


初号機「?!」ズリズリズリ


315 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 09:39:07 ID:PPaZG85w

シンジ『こなくそ!くそこな!んにゃろおおおおお!!』

初号機「っ」ガシッ

日向「初号機、武器庫ビルに手をかけて踏ん張っています!」

初号機「!?」バキャッ、

日向「武器庫ビル、破損!初号機引きずられていきます!」

初号機「」ズルズルズルズル

シンジ『やめろぉおおお!!何する気だこのやロー!ばかやろうこのやろう!』

シャムシエル「…」ズルズル


316 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 09:51:29 ID:PPaZG85w

シンジ『ミサりんなんか他に武器はねーのかよぅ!このままだと僕使徒にお尻ペチペチされるっぽいぜ!』

シンジ『もしくはカマ掘られちゃうよ?!』

シンジ『もしそうなったら僕今後はミサりんと暮らすからな!いいのか!』

ミサト「肩に格納されてるプログナイフを使って!レバーについてるボタンを押せば開くわ!」

初号機「」バシャン!

日向「初号機、プログナイフ装備!」

シンジ『なんかこれ基本装備っぽいけどさ、できれば前回の時にも教えてほしかったな僕』


317 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 10:01:38 ID:PPaZG85w

シンジ『いやホント勘弁しろよいっつもどんだけ説明不足やねんっちゅーに』ブツブツ

初号機「っ」ブンッ

ブチッ!

日向「初号機、使徒の鞭を切断!解放されました!」

ミサト「やったわね!」

綾波「あの。歌い終わったわ」


MENTAL TOXICITY LEVEL

01  :∥∥∥∥∥∥∥∥≪
THIRD.c:∥∥∥∥∥∥∥∥≪


伊吹「初号機、シンクロ率ダウン!このままでは停止しますっ!」

ミサト「レイ!歌い続けて!終わったらまた最初っからよ!」

綾波「わかりました」コクン


綾波「花なら散りゆくー♪」


318 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 10:14:26 ID:PPaZG85w

ミサト「シンジくん!前回やったA.T.フィールドの形状変化はできる?!」

シンジ『できるというか、A.T.フィールドの出し方がわかんねーっす』

リツコ「拒絶するイメージよ。前回のようにバリアー!ってイメージしてみて」

シンジ『わかった!じゃあちょっとミサトさんの顔画像をプラグ内に出してもらえますか!』

ミサト「? わかったわ!これでいいかしら?」カチッ


シンジ『うわっ…』ウヘェ


伊吹「初号機、強力なA.T.フィールドを展開!」

ミサト「よくやったわシンジくん!でもあとで話あるから」


319 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 10:18:08 ID:PPaZG85w

シャムシエル「…」ブンッブンッ

初号機「…」つA.T.フィールド

カキィン!カキィン!

日向「使徒、初号機へ攻撃開始!A.T.フィールドによって阻まれています!」


シンジ『…………』


シンジ(そういえば…なんで僕こんなことやってるんだっけ)



320 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 10:36:54 ID:PPaZG85w

シンジ(ミサりんの顔アップ写真を見せられてまで…)

シンジ(怖い思いをして、痛い思いもして、無茶ぶりばかりされて…)

シンジ(イタズラしても最近皆の反応悪いし)

シンジ(つまんない)

シンジ(もう人類滅びちゃエヴァいいんじゃないかな)

シンジ「……」

シンジ(今日の晩御飯は海老の天ぷらにしよう)


321 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 10:42:49 ID:PPaZG85w

シンジ(でも……)




ゲンドウ『シンジ、この味噌汁はまた作れ』

ミサト『頑張ってね、シンジくん』

リツコ『期待しているわ』

綾波『そう』

ケンスケ『了解しました!碇司令!』

トウジ『痛い……痛い……』


ヒカリ『碇くんっ』ニコッ



シンジ「………」


シンジ「この世界も、捨てたものじゃないんだな」



322 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 11:22:46 ID:Q.27o8Gs
トウジwww 

323 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 11:42:00 ID:PPaZG85w

シンジ(うん、そうだ)

シンジ(守ろう)


シンジ(知らない皆じゃなくて、僕が守りたいものを)


シンジ(ミサトさんや父さんに言われて守るんじゃない)


シンジ(僕が、僕の意思で。僕が、)


シンジ「守るんだッッ!!!」




ピ――――――。


伊吹「初号機、内部電源終了!」

ミサト「シンジくん!だからさっきから言ってたのよ!アンビリカルケーブルつけてないとエヴァは動かなくなるの!」


324 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 11:49:57 ID:PPaZG85w

シンジ『聞いてないですよそんなの!』

リツコ「さっきからミサトがずっと言ってたのにぼーっとして聞いてなかったからでしょう?!」

ミサト「仕方ないわ!支援部隊へ連絡!急いでアンビリカルケーブルを初号機まで運んで取りつけて!」

ミサト「兵装ビルフル稼働!少しでも使徒の足止めを!」

日向青葉「「了解!」」


シンジ『酷いや酷いや!僕頑張ってるのに皆がいぢめるよ!』

シンジ『やっぱ人類なんて、滅びちま プツッ

伊吹「初号機、オプション電源終了!生命維持モードに切り替わります!」



326 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 11:57:29 ID:PPaZG85w

兵装ビル<ヒュババババババ!!!

兵装ビル<ヒュババババババ!!

兵装ビル<ヒュババババババ!

シャムシエル「…」


シャムシエル「…」ヒュン!

スパーン!

兵装/ビル'S


ズズゥン…

日向「付近の兵装ビル、全て倒壊!ダメです!もうこれ以上は!」

ミサト「万事、休すか…」ギリッ


シャムシエル「…」ゴウンゴウンゴウン

青葉「使徒、初号機へ接近!」


327 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:03:38 ID:PPaZG85w

シンジ「くそっ、なんでだよ!なんでだなんでだなんでだなんでだ!!!」

シンジ「せっかく、やり甲斐ができたのに!戦う理由ができたのに!!」ガシャガシャガシャ!

シンジ「どうしてこんな事になっちゃうんだよ!」ガシャガシャガシャ!

シンジ「動けよ!動け動け動け動け動け動け動け動け動け働け動け働け!!」ガシャガシャガシャ!



シンジ「動けよ!このポンコツロボットぉおおお!!!」



328 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:10:02 ID:PPaZG85w

シャムシエル「…」ヒュン

ガシッ

シャムシエル「…」ブンッ

日向「使徒、初号機の足を掴んで投げ捨てました!」

日向「! 初号機落下予測地点は一般人の避難シェルターが集中している所ですッッ!!」

ミサト「くっ、……ケーブル班急いで!初号機が移動したわ!」


初号機「」ヒュルルルル……


ズガァァアアアアン!!!


日向「っ、初号機落下!!落下によりシェルターの内部が露呈!まる見えです!!」


329 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:15:32 ID:PPaZG85w

~ジオ・シェルター第334避難所~


ヒカリ「けほ、けほっけほっ……」

ヒカリ「……?」チラッ

ヒカリ「外の、光!?どうして!?」


初号機「」

ヒカリ「巨大、ロボット……碇くん!?」


ピッ

シンジ「お、外部カメラは電源が別系統なんだ」

シンジ「!」

シンジ「ヒカリ……?そんな!」


330 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:19:31 ID:PPaZG85w

シャムシエル「…」ゴウンゴウンゴウン


青葉「使徒、初号機へ接近!」



シンジ「う、うわぁあああ!!!動け!!動け動け!!動けよぉおおお!!」ガシャガシャガシャガシャ!

シンジ「そんな!このままじゃ!!」ガシャガシャガシャガシャ!


シンジ「うわぁあああああああああああああ!!!」



331 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:27:01 ID:PPaZG85w



初号機「 」カッ!



伊吹「! 初号機、再起動!!」


332 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:31:04 ID:PPaZG85w

シンジ「な、なんだ?急に動くように?」


シンジ「!」

シンジ「そうか、あなたが、」


シンジ「…ありがとう」ニコッ



333 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:32:38 ID:PPaZG85w







整備員「アンビリカルケーブル…確かに届けたぜ」ビシッ



シンジ「整備班の、おじさん…!」




334 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:37:55 ID:PPaZG85w

伊吹「初号機、アンビリカルケーブル接続完了!!」

伊吹「初号機のシンクロ率、99.89%!!!」

伊吹「いけますッッ!」


シンジ「……守りたいものが、もう一つできちまったな」

シンジ「ありがとうございます、整備班のおじさん…!」


シャムシエル「…」ヒュン!

シンジ「うわっ、あぶねっ!!」

初号機「」バッ!


整備員「あ」


       ぷちっ


シンジ「整備班のおじさんんんんんんんんんッッッッ!!!!!」



336 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:44:45 ID:PPaZG85w


青葉「…整備員が一名、使徒の攻撃によって死亡!」


ミサト「シンジくん!急いでその場を離れて!さっきのパレットライフルを手に入れてそれで戦って!!」

ミサト「亡くなった彼の遺志を!!無駄にすんじゃないわよ!」



ヒカリ「…頑張って、碇くん…!」



シンジ『 了解 』ギンッ



337 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:48:56 ID:rnM.V3nA
整備班のおじさぁぁぁぁんッ! 

338 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 12:50:23 ID:PPaZG85w

初号機「ッ、ッ!」バッバッバッバッ!

日向「初号機、そく転でロールしながらパレットライフルへ到達!!」

初号機「っ、」パシッ…!


シンジ「喰らえ」


初号機「っ」ババババババババババッッッッ!!!

シャムシエル「ッッ?!」ガガガガガガ!!



339 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 13:02:33 ID:PPaZG85w

シンジ「整備班のおじさんは死んだッ!もういないッ!」

シンジ「だけど、僕の背中に、この胸に!」

シンジ「一つになって生き続けるッ!!!」


綾波「―――必ず♪呼び合うっ♪"絆"をっ"運命"っと呼ぶーことー……♪」


綾波「抱い――――……」
シンジ「抱い―――……」


初号機「」バキッ…


伊吹「! 初号機、顎部ジョイントを自ら引きちぎりましたッッ!!」


340 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 13:09:02 ID:PPaZG85w

綾波「…てっ!」
シンジ「てっ!」
初号機「えっ!」バキャッ!

シャムシエル「ッ、」グラッ

綾波「抱きしめても抜け出せない♪」
シンジ「抱きしめても抜け出せない」
初号機「うぁいうぇおうぇああいっ」バキャッ
シャムシエル「」ゴパッ…

綾波「さーだめっられたっさかーいからー♪」
シンジ「さーだめられたっさかーいからー♪」
初号機「あーあえあえあっああーうぃああー」


マヤ「エヴァが、」

青葉「歌ってる……」


リツコ「あり得ないわ!」


342 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 13:40:36 ID:PPaZG85w

綾波「溶けーて♪」
シンジ「溶けて♪」
初号機「おえーえ」ガシッ

日向「初号機、使徒の両鞭を掴みました!」

初号機「っ、っ…!」グルン…グルングルングルングルングルン…

日向「そのままハンマー投げのように使徒そのものを振り回しています!」

ミサト「なんて、力」


343 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 14:08:50 ID:LvxJgFqc
まだ2戦目なのにwww 

344 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 14:37:17 ID:rnM.V3nA
第5使徒位でわっか出そうだなエヴァに 

345 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 14:49:21 ID:PPaZG85w

リツコ「エヴァとのシンクロ率は戦闘力と直結しているわ」

リツコ「イコールでは結べないけれど、シンクロ率の高さはエヴァ本来の力を引き出せるパーセンテージ。」

リツコ「だから、これは何の不思議でもないのよ。」


リツコ「これが、エヴァの力」


綾波「なくっなる♪程の進化へとっ♪」
シンジ「なくなる♪程の進化へとっ♪」
初号機「あうあう♪おおうぇうぇお…」


グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグル!



346 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 15:06:55 ID:PPaZG85w


MENTAL TOXICITY LEVEL

01  :∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥≫
THIRD.c:∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥≫


伊吹「信じられません…!シンクロ率、115%!」

リツコ「あり得ないわ?!」


青葉日向伊吹(((もう何回目の『あり得ないわ』かな)))カタカタ



347 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 15:13:44 ID:PPaZG85w

綾波「おぉーかえりっ」
シンジ「おーかえり」
初号機「オアエリ」



「「「なっさぁーいぃいい!!!!」」」


ブンッッッッッッ!!!!


青葉「使徒、初号機から投擲されましたッ!」

シャムシエル「ッッ、ッッッッ!!!」


ヒュ―――――――――――…………


青葉「使徒、第一宇宙速度突破!現在月軌道です!」

ミサト「ちょっと?!殲滅しなきゃダメじゃない!」ガビーン!


348 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 16:11:40 ID:PPaZG85w

シンジ「大丈夫だ。問題ない」ニヤリ


ミサト(似てる)


シンジ「僕の恩人を殺した報いは受けさせますから」ギヌロ


初号機「ウォオオオオオオン!!!」


伊吹「初号機、A.T.フィールドを手の中で収束しはじめました!」


350 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 18:34:27 ID:PPaZG85w

シンジ「はぁあああああああ!!!」
初号機「ウォオオオオオオン!!!」


シンジ「こねこねこね!!A.T.フィールドこーねこねこね!!!」

シンジ「貫け!」

シンジ「神殺しの槍《ロンギヌス》!!」

リツコ「」ビクッ

ミサト「厨二ね。いや中二だけど」

リツコ「…そうよね」

ミサト「?」


初号機「ウォオオオオオオン!!!」ブンッッ!!!

伊吹「初号機、A.T.フィールドの塊を投擲!!」


シャムシエル「―――!」



351 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 18:50:53 ID:PPaZG85w


        カッ




青葉「使徒、殲滅を確認!」

葛城「了解!初号機を回収して!」



綾波「誰ーがっ♪決めた訳でもない夢へ♪」

綾波「おーかえりっなっさーいー♪」

綾波「心ノ♪まっまーにー♪」

綾波「たーらーらー♪ほーわーわー♪」

ミサト「レイ?もう終わったから歌わなくていいわよー?」

綾波「!」ハッ

綾波「…はい」


352 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 19:09:44 ID:QfGGCTGo
ジャンルで言えばスパシンか?





すっぱだかシンジ 

353 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/29(金) 23:13:24 ID:HMjNZoR2
はよ続けて 

354 :>>352書きながらスパシンとは思ってたけどその発想はなかった:2014/08/30(土) 00:45:53 ID:HuQSZ0nc



シンジ「ふー…終わった、か」

シンジ「…あれ?」ゴソゴソ


シンジ「」



355 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 00:52:52 ID:HuQSZ0nc

~後日~

ゲンドウ「それでは、人類を救った英雄の葬式を始める」

ゲンドウ「彼は未婚、天涯孤独の身であったため――――」



シンジ(全裸に黒ネクタイ)「………」



ミサト「あのシンジくんが衣類を身に付けてるなんて…」

リツコ「彼なりの敬意を払った形なのかもしれないわね」

マヤ「でも逆に失礼な気がしますね」クス

青葉「判断には困るけど…あれほど衣服を着るのを嫌がっていたしな」

日向「ああ」コクン



356 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 01:04:29 ID:HuQSZ0nc

ゲンドウ「彼はネルフ職員、整備員としての職務を全うし――――」



シンジ「……ねぇ、綾波」

綾波「なに」

シンジ「人類を守るって色んな形があったんだね」

綾波「そうね」

シンジ「僕さ、心のどっかで『僕だけが使徒と戦ってる』って思ってた気がする」

綾波「そう」

シンジ「…あの時、僕が避けなければ、僕がA.T.フィールドを展開していれば…」

シンジ「僕がモノログってないでちゃんとミサトさんのアンケーブル話を聞いていれば、」

シンジ「整備班のおじさんは……!」

綾波「……」


357 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 01:11:33 ID:HuQSZ0nc

綾波「そうね。でもあなたがいくら悔やんでも謝罪しても、おじさんは帰ってこないわ」

シンジ「……」

綾波「私達に出来る事は、彼の冥福を祈る事だけ…」

シンジ「…そう、だね」

綾波「…祈りましょう」

シンジ「…うん」


358 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 01:22:55 ID:HuQSZ0nc

~近所の公園~

ヒカリ(はぁー…避難したあとって掃除や買い物が大変なのよね)


シンジ「……」

ヒカリ(? 碇くん?)


ヒカリ「碇くん!」フリフリ

シンジ「…ヒカリか」


359 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 01:27:22 ID:HuQSZ0nc

ヒカリ「どうしたのよこんなとこで」

シンジ「ああ、ちょっとね。考えごとしてて」

ヒカリ「そうなの…」

シンジ「うん」

シンジ「…」

ヒカリ「…」

ヒカリ「そういえば珍しいわね?碇くんがネクタイしてるなんて」

シンジ「お葬式に出てたんだ。さすがに黒い衣類は身につけなきゃいけないかなって」

ヒカリ(もっと他に身につけなきゃいけないものってあるんじゃ)


360 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 01:30:51 ID:HuQSZ0nc

ヒカリ「そう…どんな方だったの」

シンジ「僕を助けてくれたんだ」

シンジ「いや、僕だけじゃない。全人類を」

シンジ「僕のせいで…亡くなった」

シンジ「僕が、不甲斐ないばっかりに…!」

ヒカリ「……」

ヒカリ「…」ギュッ

シンジ「ヒカ、リ」


361 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 01:40:04 ID:QYxb8Rm.
あかんwwwwwwwwwww 

362 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 01:44:37 ID:HuQSZ0nc

ヒカリ「あまり…自分を責めちゃダメよ、碇くん」ギュ…

ヒカリ「詳しい事は知らないけど…私碇くんが戦ってる所見てたの」

シンジ「あ…そういえば。避難所が壊れて…」

ヒカリ「うん。碇くんが必死に戦ってたの見てたから、だから…」


ヒカリ「背負い込まないで。辛くなったら…私でよかったら話してみて。」ギュッ


シンジ「ヒカリ…」ギュ

シンジ「…ありがとう」


363 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 01:49:17 ID:HuQSZ0nc



シンジ「…守るって、決めたのに。僕は手から落としてばかりなんだ」

シンジ「整備班のおじさんだけじゃなくて…ケンスケから託されたものも壊しちゃったんだ…」

ヒカリ「そう」ナデナデ

シンジ「エヴァに乗った時…ポケットはないからお尻にUSBカード挟んでおいてたんだけど…」


シンジ「りきんだ時に割っちゃって」

ヒカリ「すごいわね。色んな意味で」ナデナデ


364 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/30(土) 01:54:31 ID:HuQSZ0nc

シンジ「…ヒカリだけだよ。こんな頭おかしい僕に優しくしてくれるの」

ヒカリ「そんな、碇くんはちょっと変わってるだけよ」ニコッ

シンジ(僕、時々ヒカリの許容範囲はヤバイんじゃないかなって思う)

シンジ「…ねぇ、なんでヒカリは僕に優しくしてくれるの」


ヒカリ「さあ?実は自分でもよくわからないのよ」ニコッ

シンジ(…ヒカリって、変わってるなぁ…)


365 :※整備班のおじさんは貞本エヴァ1巻、64P4コマ目、右の髭の人:2014/08/30(土) 02:09:18 ID:HuQSZ0nc



       次回予告


ミサト「ようやく訪れた平和な日常を謳歌する碇シンジ。」

ミサト「友達と遊び回り、ブラついたり、父親と出掛けていく。」

ミサト「また、彼の周囲も『アイツはああいうやつなんだ』と諦め、彼を徐々に受け入れ始める」

ミサト「しかし、そんな中ネルフの面々は彼にエヴァの操縦と戦いに必要な知識を詰め込もうと彼を拘束する」

ミサト「シンクロテストがタルくてサボタージュする碇シンジの行く先は」


ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『きっといつか、振り返る日々』」


ミサト「さぁ~って!この次もっ!サァービスサービスぅっ!」ミ☆


371 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 00:35:23 ID:V8ZlX7c2

タタタタタ…パァン!バンパン!!


シンジ「ぐはっ……」バタッ

シンジ「ち、脇腹をやられたか…」ゼェゼェ…

ケンスケ「碇隊長!ご無事ですか!」ダダダ!

シンジ「…バカヤロー、おせぇンだよ相田二等兵」

シンジ「テメーがおせぇから俺ぁ一足先にお陀仏じゃねーか」ハハッ

ケンスケ「碇、隊長…!」

シンジ「…もうじき戦自のクソどもがここに来る。俺の事はいいからはよ逃げろカス野郎」

ケンスケ「そんな、」

シンジ「おい、上官の命令だぞ。命令が聞けねーのかカス野郎。『私はカス野郎です』って300回復唱さすぞ」


372 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 00:48:39 ID:V8ZlX7c2

ケンスケ「私は!カス野郎でありますッッ!」

ケンスケ「でも!死にゆく友達の最後を見届けたいでありますッッ!!」

シンジ「…ばかやろう…」

ケンスケ「どうせ僕は母さんにも死なれて父さんにもほったらかしにされてきたんだ」

ケンスケ「僕が死んだところで誰も悲しまないよ」

ケンスケ「だから、自由にさせろよ」

シンジ「…奇遇、だな…僕も君と同じだよ」

シンジ「僕もだ。僕も母さんに死なれて、父さんから捨てられた…」

シンジ「でも。君と僕はひとつ違うとこがあるよ」

ケンスケ「?」

シンジ「…」ゴソゴソ

シンジ「なあ、この写真を覚えているか」

ケンスケ「! これは!」


373 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 00:49:13 ID:V8ZlX7c2

シンジ「…お前と…2―Aの奴等と撮った写真さ」

シンジ「なあ、知ってたか?綾波はお前が好きだったんだとよ」

ケンスケ「ええ!?」

シンジ「知らなかったろ?」ハハハ

ケンスケ「―…ああ」

シンジ「テメェ、今ここで死んで綾波泣かす気か」

シンジ「そんな事されるくらいなら今ここで僕がお前をぶっ殺すぞ」

ケンスケ「でもっ!」

シンジ「デモもストもねーんだよ!いいから行けよ!」

ケンスケ「しかし!」


374 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 00:50:10 ID:V8ZlX7c2

シンジ「……はっ、上官のクセに『戦え』と言わずに『逃げろ』なんて命令するなんてな」

シンジ「僕をカス野郎と呼べよ、"親友"」

ケンスケ「……ッ、」グスッ

ケンスケ「隊長は、隊長は…ッ!カス野郎でありますッッ!!」

ケンスケ「ガズ野郎の、大゙事な、カス親友であ゙り゙まずッッ!!!」

シンジ「…」フッ…

シンジ「」パタッ。


ケンスケ「シンジ…?おいシンジ?」


ケンスケ「シンジィィィィィィイイイイ!!!!」




375 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 00:51:01 ID:4/H0gflw
シンジイイイイイイイイイイイイイイ!!! 

376 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 00:51:51 ID:V8ZlX7c2






キーンコーンカーンコーン………



根府川「碇、相田。チャイムはもう鳴ったぞ。廊下で遊んでないで席につきなさい」


ケンスケシンジ「「はーい」」



377 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 00:54:32 ID:V8ZlX7c2




      きっとい
         つ
         か、
      振
      り
     返る日々



378 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 01:01:07 ID:V8ZlX7c2


シンジ「よかったねトウジ。ネルフの医療技術が半端なくて」

トウジ「せやな。顎の骨砕かれて鼻折れたのにたった数日で」

ケンスケ「喋られるまでに回復したんだもんなー」

ヒカリ「でも顔が…その、」

トウジ「大分面白い事になったけどな」ハハ

ケンスケ「あれだよね、『粘土人形の顔を踏んづけたらこうなります』ってカンジ」


379 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 01:06:59 ID:J0w1/4wc
ひでえw 

380 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 01:20:08 ID:V8ZlX7c2

トウジ「せやけど悪いんはワシやからな…」

トウジ「何もわからずにシンジに殴りかかってしもた」

トウジ「だからこれは自業自得なんや」

ヒカリ「トウジ…」

トウジ「いやほんまに力量さとか戦闘技術とか非情さとかを見誤っとったっちゅーか」ガタガタ

シンジ「ほんとにね」ポン

トウジ「はひ」


ケンスケ「鬼や…鬼がおるど…」


381 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 01:28:23 ID:V8ZlX7c2

根府川「えー…ではこの問題を…碇」

シンジ「はーい」ガタッ

トウジ(は、授業聞いとらんかったやつに解けるわけないわ!)

トウジ(ワシは聞いとっても答えられへんやろうけどな!)

トウジ(お前は何でも失敗すればええんや!)ヒャヒャヒャヒャ!

トウジ(さあ怒られてまえ!)


シンジ「わかりません」

根府川「そうか。では洞木」


トウジ「」



382 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 01:32:57 ID:V8ZlX7c2

ヒカリ「はい。答えはX=3.8、即ち問1の答えはAは4.5、Bは2.2となります」

根府川「はい正解。よくできました」

ヒカリ「ふ」ドヤァッ

トウジ(なんでや!なんでやちきしゃう!)

根府川「では問2を……鈴原」

トウジ「ファッ?!」ガタッ

根府川「解きなさい」

トウジ(くっ、さっぱりぱーや。なら…同じ手や!)


383 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 01:36:44 ID:V8ZlX7c2

トウジ「わかりません」キリッ

根府川「貴様!この程度の問題も解けんのか!!!バカか貴様は貴様はバカか!?」

トウジ「えっ」

根府川「私の話を聞いとらんからそうなるんだ!!貴様の通信簿には"1"をつけとくからな!!」

トウジ「えっ………えっ?」

根府川「バケツに水汲んで廊下に立ってなさい!!」

トウジ「いや碇の時と」


根府川「りょうきゅにたってなひゃい!!!!」クワワッ!!!




トウジ「…なんでやねん」ジャポポ



384 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 01:47:20 ID:V8ZlX7c2

~放課~


ケンスケ「ビューーン!!!バリバリバリ!ドッギューン!!」

ケンスケ「ぴゅーボボボ!!バッヒュウッ!バッヒュウッン!」

シンジ「デュキューンデュキューン!」

ケンスケ「デュクシ!デュクシデュクシ!」

シンジ「デュクシ?デュクシデュクシ!」

ケンシンジ「「デュクシデュクシデュクシデュクシデュクシデュクシデュクシデュクシ!!!」」

ヒカリ「ねぇ、それなんなの…?」

シンスケ「「効果音」」

ヒカリ「…男の子って、時々わからないわ」


385 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 01:51:34 ID:V8ZlX7c2

シンジ「ヒカリもやってみればわかるよ!レッツプレイレッツプレイ!」グイグイ

ヒカリ「え?えーっと、…じゃあ、ちょっとだけ…」






綾波「…」スタスタ

綾波「?」チラッ



386 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 01:59:40 ID:V8ZlX7c2

ヒカリ「デューワッ♪デューワッ♪」クネクネ

シンジ「デューワッ♪デューワッ♪」クネクネ

ケンスケ「デューワッ♪デューワッ」クネクネ

綾波「」ビクッ

シンジ「クレイ・G・マッド!」ビシッ

ヒカリ「チョキリーナベスタ!」ビシッ

ケンスケ「ス・ノーマンパー!」ビシッ

綾波「…?」

シンジ「ほらほら!綾波!『スゲーナスゴイデス!』って!」

綾波「?」

ケンスケ「へいへい!」

綾波「…『スゲーナスゴイデス』」

シンジケンスケヒカリ「「「ぐわぁああああああ!!!」」」

綾波「私、泣いてる?理解できなくて不安になって…私、泣いてるの?」ポタッポタッ


387 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 02:05:45 ID:V8ZlX7c2

~次の放課~

シンジ「あれ?トウジまだ立ってたんだ」

トウジ「まあな。お許しが中々でーへんのや」

ケンスケ「トウジも大変だね」

トウジ「あーあー、誰か代わってくれたらなー」ヤレヤレ

シンジ「じゃあ代わってもらおうよ」

トウジ「?」


388 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 02:27:31 ID:V8ZlX7c2

シンジ「綾波ー!」

綾波「?」クルッ

シンジ「父さんから命令が来たんだ!」

シンジ「今すぐトウジの代わりにバケツ持って廊下に立ってろって!」

綾波「…わかったわ」


シンジ「d=(^o^)=b」

トウジ「外道かおまえ」

シンジ「父さんの名前が碇外ン道だからかな」


389 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 02:31:36 ID:V8ZlX7c2




シンジ「…先生にバレちゃったね」つバケツ

トウジ「当たり前やし、期待したワシがアホやったわ」つバケツ

ケンスケ「なんで僕まで…」つバケツ

シンジ「ケンスケは『止められなかったから』だってさ」

ケンスケ「ちくしょう」

トウジ「ところで…」チラッ


綾波「……」つバケツ


トウジ「いい加減綾波に本当の事教えた方がええんちゃうか」

シンジ「うん。僕が飽きたら伝えるよ」


390 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 02:52:17 ID:V8ZlX7c2

~昼~


シンジ「あれ、綾波はごはん食べないの?」

綾波「食べなくても問題ないもの…」

シンジ「食べた方がいいよ。倒れちゃうし」

綾波「…でも、食べるものがないわ」

シンジ「だと思ってさ、用意したんだ」つ弁当

綾波「!」


391 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 02:52:50 ID:V8ZlX7c2

シンジ「綾波が父さん好きっぽいからさ…キャラ弁みたいなカンジで父さんの顔を作ったんだ!」カパッ!

綾波「! 本当だわ。碇司令の顔…!」

シンジ「気に入ってくれたかな」ニコッ

綾波「…」コクコク

シンジ「よかった。その弁当箱はあげるよ。もしまた作ってほしくなったら僕に渡して」

綾波「わかったわ」

シンジ「じゃ!」

綾波「碇君」

シンジ「?」

綾波「…ありが、とう……」

シンジ「どういたしまして」ニコッ


393 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 13:48:43 ID:V8ZlX7c2

綾波(『ありがとう』…感謝の言葉。)

綾波(あの人にも言った事なかったのに)

綾波(…こういう時どういう顔をしたら、どうしたらいいのか、わからない)

綾波("嬉しい"…そう、本当は私、すごく嬉しいの)

綾波(この気持ちを、動作で表現するなら―――)



綾波「……」バッサバッサ←鳥の羽ばたきの動きを手でやってる

綾波「……」ピョインピョイン←そのままジャンプしだした

綾波「愛も♪夢も闇もー♪今すべーてー身に纏って♪」


綾波(…普段碇君がやってる変な行動の意味がわかった気がする。)

綾波(自分の気持ちを、思いを誰かに伝えるってなんて素晴らしいの)クルクル

綾波(私――輝いてる――)ザッコザッコ


394 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 13:52:46 ID:V8ZlX7c2

トウジ「…センセ?綾波に一体何を食わせたんや?」

シンジ「普通にごはんとか海苔とか人参とかだけどねぇ?」

ケンスケ「あの綾波まで奇行に走り出すなんて…碇の弁当怖いな」




ヒカリ「綾波さん?どうしたの?どうしちゃったっていうの?ねぇ!」

綾波「止めないで。今私は表現しているの」サッサカサッサカ


395 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 14:10:09 ID:V8ZlX7c2

~学校終わり~


根府川「はい、それでは今日はここまで」



ケンスケ「なあ碇、ゲーセンでも行かないか?」

シンジ「行く行くー!」

トウジ「ワシも格ゲーの新台やりたいわー」


綾波「…」チラッ

綾波(碇君今日はネルフでハーモニクステストじゃなかったかしら)スタスタ


396 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 14:21:28 ID:V8ZlX7c2

シンジ「マリカやる?」

ケンスケ「おー!やろうやろう!」

トウジ「ワシこれな!」


店員(うわーお…ウチにも『全裸少年』来たよ……)


397 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 15:18:51 ID:LXiIr.hk
げに恐ろしきユイ遺伝子 

398 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 15:26:48 ID:V8ZlX7c2

シンジ「じゃあ僕ヨッシィな」

『でっていうwwwww』

ケンスケ「じゃあ俺はカルビクッパ」

『ギャハwwwww』

トウジ「ほんじゃワシは鈍器や」

『うぇwwへぇwwうぇへぇw』


シンジ「僕、あんまりこの『マリ子カート』やった事ないから手加減してね☆」

ケンスケ「はいはい」

トウジ「何ゆーとんねん!男ならいつでも全力や!」フンス!


399 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 18:46:21 ID:V8ZlX7c2

シンジ「連バナナ」カチッ

トウジ「ああ?!飛ばなあかん台のとこに?!」

『うぇwwへぇへぇwwうぇへぇw』ツルッ

『うぇwwwwwへぇwwwww』ヒュー……
トウジ「周回遅れやん!?」


ケンスケ「えげつねぇ」


400 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 18:58:46 ID:V8ZlX7c2

『ギャwwwwwハwwwww』

ケンスケ「よしっ」

ケンスケ(入るのが難しい近道に入ってやったぜ!)

ケンスケ(しかも一人用の道!後から入っても僕を追い越せない!これで僕の勝ちだ!)

ケンスケ(ん?)

『……』ニヤリつ赤甲羅

ケンスケ「う、うわぁあああ!?」

シンジ「赤甲羅×3」カチッ


401 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 18:59:28 ID:V8ZlX7c2

『でっていうwwwwwwwwww』ブンッブンッ!

『ギャぁぁああああ!?ギャぁぁああああ!!』

『ギャぁぁああああぁぁああああ!!!』

シンジ「そしてスター」カチッ

てんてんてっれってって♪

ケンスケ「ああああああ?!」

『ギャぁぁああああ!!!』

シンジ「ハイッ!僕一位!!」

ケンスケ「く、くそぉおおお!!!」


403 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 19:11:04 ID:V8ZlX7c2

ケンスケ「碇!おまえ絶対やりこんでるだろ!手練れじゃないか!ベテランドライバーじゃんか!」プンスコ!=3

トウジ「せやせや!ワシを周回遅れにして惨めに一人で走らせよってからに!」プンスコ=3

シンジ「嘘なんてついてないよ!」

シンジ「僕このゲームまだ6回しかプレイしたことないんだよ!?」


ケンスケ(それはそれでプライドが)

トウジ(ワシそんな初心者に負けたんか)


シンジ(でも、前作のマリ子カートは3000回以上プレイしてます)キリッ


404 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 19:16:44 ID:V8ZlX7c2

ケンスケ「くそ、あれから本気出したのに一回も…」

トウジ「ワシどんだけ一人で走らせられんねん…」

シンジ「じゃあ二人に元気出してもらうためになんかユーフォーキャッチャーで取ったげるよ」ニコッ

トウジ「ほんまか?!」

ケンスケ「えー?できるの?ここのはどれもムズいんだぜ?」

シンジ「できるできる」


405 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 19:35:47 ID:V8ZlX7c2

トウジ「ほんならアレとってんか」

シンジ「ん?どれどれ」


ねこたんぬいぐるみ


シンジ「…」チラッ

トウジ「か、勘違いすんなや!?妹のためや!ワシがほしいんとちゃうからな!?」

シンジ「はいはい照れ隠し照れ隠し。二つ取ってあげるから大事にしろよー」チャリンチャリン

トウジ「ちゃうってゆーとるじゃろボケッ!」ぺチッ!


406 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 19:40:14 ID:V8ZlX7c2

ケンスケ「お、おおー…」

シンジ「まあ最短3回くらいじゃないかな。1回目と二回目はずらし、3回目で落とすみたいな」カチャカチャ

シンジ「あとここのはアーム弱めだからアーム自体に引っ掻けて運ばせるよ」カチャカチャ



シンジ「はい2個とってあげたよ」つ

トウジ「せやから!」

店員(野郎、デキる!)


407 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 19:43:26 ID:V8ZlX7c2

シンジ「ケンスケは?」

ケンスケ「じ、じゃあ…アレ」


フルオート銃(モデルガン)


シンジ「…他のはダメ?」

ケンスケ「え、なんかダメなの?」

シンジ「ああいうタイプのデカイやつだと逆に落としづらいんだ。ギリギリで落ちないよう計算されてるから」

シンジ「…最短で7回じゃないかな」

ケンスケ「そうか…」


シンジ「でもやってあげるよ」チャリンチャリン

ケンスケ「マジで?!」


408 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 19:47:22 ID:V8ZlX7c2


~7回目~

シンジ「はい」つ

ケンスケ「うぉおおお!!!マジか!碇ありがとう!!」

シンジ「ハッハッハ、『碇司令』と呼びたまへ」

ケンスケトウジ「「ハッ了解であります碇司令!!」」ビシッ!


シンジ「ハッハッハ…ん?」


ネルフ保安諜報部の人「……」


シンジ「…オーケィ、再戦《リベンジ》といこうじゃないか」ニヤリ


409 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 20:09:21 ID:V8ZlX7c2

シンジ「ケンスケ、それ試し撃ちした方がいいよ」

ケンスケ「え」

シンジ「ゴメンね。ちょっと貸して」ガサゴソ

シンジ「……」カシュ、ガチャガシンッ!

シンジ「これでも食らえ!」バッ

ネルフ保安諜報部の人「…!」ダッ

シンジ(ち、やはりプロか!殺傷能力が低いとわかってるから突っ込んできやがった!)

シンジ(だがそれが狙い目よ!この大うつけが!!)


410 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 20:10:30 ID:V8ZlX7c2

シンジ「えい」グイ

トウジ「?」

シンジ「トウジ・ガード!!」サッ


トウジ「は?おいちょっ―――」

ネルフ保安諜報部の人「?!」


チュッ…………♪


ケンスケ「トウジのファーストキスが?!」


411 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 20:14:46 ID:V8ZlX7c2

ネルフ保安諜報部の人「くっ、俺のファーストキスが…!」バッ

ケンスケ「アンタもなの?!」ガビーン!?

シンジ「今だ!逃げるぞ!」ダダダ!


トウジ「ケンスケ…ワシの死体は、海の見える丘に埋めてくれと、妹に伝えてんか…?」グッタリ

ケンスケ「トウジ、気持ちはわかるけど死ぬなよ?」ダダダ!


412 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 20:42:35 ID:V8ZlX7c2

ネルフ保安諜報部の人2「そこまでだ!」バッ

シンジ「どっせーい!」ガシッ、ブンッ!

トウジ「」

ネルフ保安諜報部の人2「くっ」バッ

ケンスケ「避けた?!」

シンジ「バカめ!それは囮《デコイ》だ!」パァンパァン!

ネルフ保安諜報部の人2「ぐぁあ!目が、てか鼻の穴に入ったぁぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!?」

ケンスケ「」


413 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 21:15:28 ID:V8ZlX7c2

シンジ「さあ逃げよう!」ニコッ

ケンスケ「あの、碇の中でトウジってどんな位置づけなの」ダダダ

シンジ「……………」ダダダ

シンジ「…………知りあ、友達?」ダダダ

ケンスケ「……そっか」ダダダ

ケンスケ「…よくトウジを引きずってそんな早く走れるよな。いや色んな意味で…」

シンジ「そう?」

トウジ「」ズルズルズルズル



414 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 21:19:55 ID:V8ZlX7c2



シンジ「さ、撒いたし!次はカラオケ行こう!僕カラオケ大好きなんだ!」ニコッ

ケンスケ「えー…俺今そんな金持ってないしなー」

トウジ「ワシは……かまへんで……?」グッタリ

ケンスケ「トウジのガッツはどこからわいてくるの」

シンジ「じゃあ皆の分も出してあげるから」

ケンスケ「マジか」

トウジ「……センセは、………太っ腹やなぁ~……」ゴフッ



415 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 21:39:21 ID:V8ZlX7c2

~カラオケ~

シンジ「HALF MOON、Marine Legend、Winter Bird、多重人格、MO、rain、stop,and Go→ 、鏡の国のアリス、ヨアケノジカン。、666-rock.Lock.ROCK!」

シンジ「持ち歌もっと増やさないとなー」

ケンスケ「僕は軍歌とかくろがねマーチ歌うよ」

トウジ「じゃあワシきゃりーぱみゅぱみゅ歌うから適当に入れといてんか」

シンジケンスケ「「マジで?!」」


416 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 21:44:37 ID:V8ZlX7c2

~帰宅~


シンジ「はー歌った歌った。」ペタペタ

シンジ「学校帰りに皆と遊ぶなんて初めてかもしれない」

シンジ「…今日は楽しかったな……」ペタペタ

シンジ「たっだいまー♪」ウィム



怒り外ン道「 お か え り 。」ゴゴゴゴゴゴ


シンジ「アッ、オウ」


417 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 21:50:55 ID:V8ZlX7c2

怒り司令「そこに座れ」

シンジ「…」スッ

怒り司令「楽しかったか?呼び出しを無視して遊び呆けるのは」

シンジ「うん」

怒り司令「…お前は自分がどれだけの重責と命を担っているかわかっていないようだな」

シンジ「でも僕も遊びたいよ」

怒り司令「そんな子供の理屈が大人に通用すると思っているのか?」

怒り司令「命令無視、無断欠席、反抗…減給には充分過ぎるな」

シンジ「な!」


怒り司令「お前へのお小遣いは40%カットする!」

シンジ「やめてよ!そんなまさに外道な父さんなんて見たくないよ!」


418 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 22:06:07 ID:V8ZlX7c2

~次の日~

シンジ「くっそ、本当に減らされてた…」ペタペタ

シンジ(とりま振り込まれてた給料の90%は事前におろして現金化しておいてよかった…)ペタペタ

シンジ(あと父さん名義のブラックカード2枚目を作っといてよかった)

シンジ「あ!おはよう綾波!ぐーてんもーげん!ぐーてんもーげん!」ペタペタペタペタ!

綾波「……」スタスタ

シンジ「挨拶したら挨拶しかえすもんだよ?」

綾波「ごめんなさい。昨日碇司令からメールが来て」

シンジ「あの父さんとメル友なの?!」

綾波「ええ。『お前の人格形成に悪影響だからシンジとは必要最低限以上会話も接触もするな』って」

シンジ「あの髭め」ギリッ


419 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 22:10:23 ID:V8ZlX7c2

シンジ「でもよく考えてよ綾波!『必要最低限』って何さ!」

綾波「?」

シンジ「何をもってして"必要"というラインを決めるの?」

シンジ「作戦時のみ?いやいや!その作戦をする前からパイロット間で信頼関係が築けてなければ作戦を成功させられないよ!」

シンジ「つまり、普段の会話や雑談なんかは必要最低限内なんだよ?」

綾波「そう?」クビカシゲ

シンジ「そう」コクコク


420 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 22:14:33 ID:V8ZlX7c2

シンジ「だから綾波はちょっと解釈を間違えちゃってたんだよ」ニコッ

綾波「そう…なの」

シンジ「それに…もし必要最低限内じゃなかったらお弁当とか渡せないじゃないか」スッ

綾波「!」

シンジ「僕作へるすぃヴェントぅだよ」

綾波「…ありがとう」

綾波「あ」ハッ

綾波「ごめんなさい。昨日もらったお弁当箱、まだ洗ってなくて」

シンジ「! いいよ!いいよいいよ!そんなの!」


421 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 22:18:55 ID:V8ZlX7c2

シンジ「今日は綾波予定あるの?」

綾波「特にないわ」

シンジ「そっか!じゃあ今日遊びにいこうよ!」

綾波「え…?」

シンジ「ケンスケやトウジ、ヒカリも誘うし…大人数が苦手なら僕だけでもいいし」

綾波「…考えておくわ」フイッ

シンジ「え?今決めてよ!じゃなきゃ皆を誘い辛いしさ!」

綾波「えっと、」


綾波「じゃあ、碇君とだけ…」

シンジ「!」


422 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 22:22:57 ID:V8ZlX7c2

シンジ「……」スタスタ

綾波「?」

シンジ「イヤッフゥウウウ!!!」

綾波「」ビクッ

シンジ「綾波も感情を表に出してみなよ。気持てぃいいよ?」

綾波「そう」

シンジ「綾波は『感情を知らない』みたいなとこあるけどさ、」

シンジ「それじゃあきっとつまらないよ」

シンジ「不器用でもいいから、感じたままに行動してみたらどうかな」ニコッ

綾波「感じた、ままに」


423 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 22:27:57 ID:V8ZlX7c2

シンジ「そうだよ。綾波だって人形じゃないんだ!もっと自分出していこうよ!」

シンジ「僕みたいに!」にぱー☆

綾波「……」




綾波「碇君はもう少し露出と自己表現を抑えた方がいいと思うの」

シンジ「それはできない相談だよ」フルフル


424 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 22:55:03 ID:V8ZlX7c2

~校門~


根府川「碇、綾波。遅刻だ」

シンジ「」

綾波「」


シンジ「綾波、ほら自己表現して!感情を出すんだ!感じたままに!へい!ほらへい!」

綾波「わかったわ」スッ…


425 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 22:57:19 ID:V8ZlX7c2

綾波「先生…」

根府川「どうした綾波」


綾波「いちいちウゼーんだよクソジジイ」ペッ


根府川「」

シンジ「」


426 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:07:39 ID:V8ZlX7c2

根府川「…よく聞こえんかったな」コリコリ

根府川「もう一度言ってみてくれんか」ギロッ

綾波「いちいちウゼーんだよクソジジイ」


綾波「私じゃない。クラスの皆が言ってるの」

綾波「あなたの事。『いちいちウゼーんだよクソジジイ』って」

根府川「な、」

綾波「クラスの人だけじゃないの。職員室でも言われてたわ」

根府川「そん、」

綾波「ネルフの諜報部の人たちも言っていたわ。『あの教師は嗅ぎ回りすぎだ』って」


427 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:08:45 ID:V8ZlX7c2

綾波「『ジィさんはしつこい』とか『ジィさんは細かい』とか。」


綾波「いつも私に言っているの。きっとそのうちあなた消されるわ」

根府川「う、あ、」

綾波「知らないの可哀想だから教えてあげてるの」

根府川「う、嘘だ!そんな事」



綾波「 み ん な が あなたの事、そう言っているのよ」

根府川「う、うわぁあああ!!!!」ガクッ!


シンジ「」


428 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:09:39 ID:4/H0gflw
ヒエッ…… 

429 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:13:46 ID:V8ZlX7c2


綾波「嘘だけど」

根府川「」ガクウッッ!!!

シンジ「もうやめてよ!僕が悪かったよ!根府川先生のライフはもうゼロだよ!」

綾波「でも…碇君。私何か掴めたの」

綾波「先生が泣きそうな顔をしてるのを見てゾクゾクしちゃうの」

綾波「…今度碇司令の泣きそうな顔も」

シンジ「ダメだよ!綾波そっちへイッちゃダメだよ!ドSに目覚めちゃダメだよ!」


シンジ「いいかい、S波は封印するんだ!」

綾波「ごめんなさい。できない相談だわ?」フルフル


430 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:22:23 ID:V8ZlX7c2


ケンスケ「よー碇。そんな憔悴してどうしたんだよ?遅刻で絞られた?」

シンジ「…ちょっと綾波が根府川先生廃人にしちゃって」

綾波「でも気持ちよかったの」ホクホク

ケンスケ「?!」


431 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:28:16 ID:V8ZlX7c2



「えー、根府川先生は何者かによって精神汚染されたので今日は自習となります」



シンジ「」

綾波「これで早く遊びにいけるわね」

シンジ「綾波、いつからそんな子になっちゃったの」

綾波「?」


432 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:32:48 ID:V8ZlX7c2


トウジ「センセ?今日はどっか行かへんのか?」

ケンスケ「僕ら河原で遊ぼうって話てんだけど」

シンジ「ありがとう。でも今日は綾波と約束があって」


トウスケ「「何ィ?!女子と約束だぁ?!」」

トウジ「……」

ケンスケ「……」

トウジ「でも綾波ならええか」ナ?

ケンスケ「だね」ウン

シンジ「?」


433 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:38:05 ID:V8ZlX7c2

ケンスケ「いやほら。綾波ってあんなだろ?だから入学した時から孤立しててさ…」

トウジ「ワシらも苦手意識もってまってな…ワシなんて一回も話した事ないんや」

シンジ「…」

ケンスケ「女子も最初は話そうとしたりしてたし男子も綾波可愛いって話しかけてたんだけど」

ケンスケ「『そう』くらいしか言わないんだ」

シンジ「へぇ…」

シンジ(自惚れかもしれないけど…僕にはそこまでじゃないよな?)


434 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:41:07 ID:V8ZlX7c2

ケンスケ「だからさ、綾波と約束があるって聞いてちょっと安心したっていうかさ」

トウジ「おう。センセ、綾波を楽しませたってや」

シンジ「うん。わかったよ」


ヒカリ「…」


435 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:47:47 ID:V8ZlX7c2




~シャワー室~

シンジ「さてと。」キュ

シンジ「汗かいたらすぐシャワー浴びて。着替え要らずでそのまま出れるってのが全裸のいいとこの一つだよね」ペタペタ

ヒカリ「碇くん!」ヒョコ!

シンジ「うわぁ!」

ヒカリ「ご、ごめんなさい!驚かせちゃったわね」

シンジ「ヒカリ!ここシャワー室だよ!?僕今裸なんだけど!」

ヒカリ「えっ、えっ…?ごめ、んなさい?」



436 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/02(火) 23:58:00 ID:V8ZlX7c2

ヒカリ「その、ちょっと聞きたい事があってね」

シンジ「? 何?」

ヒカリ「どうやって綾波さんと仲良くなったのかなーって」

シンジ「…ああ、『委員長』としてほっとけないって?」

ヒカリ「そんなとこ」フフ

シンジ「……」

シンジ「ごめん。よくわからないや」スッ

ヒカリ「えっ」

シンジ「話しかけ続けてたら知らない内に仲良くなってた。そんだけ」スタスタ

ヒカリ「碇くん?」

シンジ「ゴメン。綾波と約束があるから」ヒラヒラ



ヒカリ「…何かマズイ事言っちゃったかしら」


437 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 00:05:12 ID:fXn3lG2.

シンジ(…やっぱり、ヒカリは『委員長』だから僕に話しかけてくれたのか)

シンジ(そうだよな。よくわかってたはずじゃないか)

シンジ(頭おかしいやつに関わろうとするのは何かしら自己満足する理由があるやつだって)

シンジ(僕が一人になる事がわかっていたから、僕が浮くとわかっていたから)

シンジ(自分が委員長のクラスでそんなやつは出したくねーってか)

シンジ「……それで、もう僕は心配ないから次は綾波ってわけか」

シンジ「ひどい偽善者だよ…期待した僕がバカだった」



「………」


438 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 00:09:20 ID:fXn3lG2.

「ねぇ」

シンジ「あ?誰だお前」

「何でそんなに怒ってんの?」

シンジ「…うるさいな、何でもいいだろ?君には関係ないじゃないか」

「興味があるんだよ。君に」

シンジ「僕はないよ。どこのクラスの人か知らないけど早く帰ったら?」

「まだ転校してきてないんだよ」

シンジ「ふーん。じゃあテキトーに見学して帰れば?」

「冷たいな」


439 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 00:11:56 ID:fXn3lG2.

「案内してよ」

シンジ「は?何で?それに僕約束あるからさ」

「じゃあ僕とも約束してくれない?」

シンジ「何を」

「転校してきたら学校案内してくれるって」

シンジ「はいはい。同じクラスになったらね」ヒラヒラ

「約束だからね」

シンジ「へぇへぇ」スタスタ


440 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 00:17:24 ID:fXn3lG2.


シンジ「…」クルッ


シンジ「……もう居ない」

シンジ「何だったんだ?アイツ。なーんか非人間染みてて不気味だったけど」ペタペタ



441 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 00:30:16 ID:fXn3lG2.

シンジ「はやなみぃー!」ペタペタペタペタ!

綾波「碇君」フリフリ

シンジ「お待たせ!なんか変なのに絡まれてさ!」

綾波「そう」



\「コレキョウノベントウバコ」「オイシカッタ?」/


「………」

「約束って彼女とか」

「いいなぁ。少し羨ましいよ」

「…転校してくるのが少し楽しみになった」

「"約束"っていいね」


442 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 00:41:41 ID:fXn3lG2.

シンジ「どこ行く?」

綾波「どこでも」

シンジ「ダメだよ~綾波?どこでもなんて言っていかがわしいとこ連れ込まれたらどうすんのさ」

綾波「?」

シンジ「もっとこう…自分の意思ってもんをもたにゃーいかんがや!」ウンウン

綾波「どう答えたらいいの」

シンジ「綾波がそこへ行くと心地いい場所を言えばいいんだよ」ニコッ

綾波「心地いい、場所」


443 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 01:08:05 ID:fXn3lG2.



シンジ「いや確かに心地いい場所とは言ったけども」



~綾波宅~


綾波「何かダメだった?」

シンジ「んーん。ずぇんずぇん」

シンジ「そうだよなー僕も一番居心地いい場所って聞かれたら家って答えるもの」ウンウン


綾波「何がいけなかったの?」

シンジ「いや綾波は何も悪くないんだよ」


444 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 01:10:23 ID:fXn3lG2.

綾波「…」ソワソワ

シンジ「…」ポケー

綾波「…」ソワソワ

シンジ「…どしたの」

綾波「クラスメイトや同僚が家に訪ねてきた時、どういう事をしたらいいのかわからないの」

シンジ「え?うーん…」

シンジ「おもてなしとか?」

綾波「おもてなし?」

シンジ「そう」コク


445 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 01:23:43 ID:fXn3lG2.

綾波「手と手を合わせるアレね?」

シンジ「違う。いや合ってるけども」

綾波「占いでおもてなし」

シンジ「言い回しとしては面白いけど」

綾波「顔をあげい。…何?顔がない?」

シンジ「わかりづらいけど面(おもて)なしと言いたいの?」


綾波「ツッコミを入れてもらえるのって嬉しいのね…」ホッコリ

シンジ「ああもう可愛いなぁ綾波は」ナデナデナデナデナデナデナデナデ


446 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 01:29:26 ID:fXn3lG2.

シンジ「ほら、紅茶とかお茶を入れたりさ」

シンジ「お菓子出したりとか」

綾波「……」

綾波「ゴメンなさい。ウチにはないの」ショボン

シンジ「…なら、買いに行こうよ!」

綾波「!」

シンジ「一緒に美味しい紅茶とお菓子買ってさ、今度皆を呼ぼうよ!」

綾波「…」コクコク

綾波「でも…」

シンジ「?」


綾波「最初におもてなしするのは碇君がいいわ」

シンジ「ぁぁああああんもぉおおおお!!綾波は可愛いなぁぁああああ!!!」ナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデ

綾波「あうあう」ガクガク


447 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 01:42:13 ID:fXn3lG2.

シンジ「さあ!行こうぜ!ヒァウィーゴォー!!!」ダダダ!

綾波「碇君?そっちは窓よ?」

シンジ「セイッ」ガラッ!

シンジ「YA―――――!!!!」ピョイーン!


綾波「……」

綾波「飛び降りるの、好きね」スタスタ


ガチャ…パタン。


※綾波んちは4階の402号室


448 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 01:59:55 ID:fXn3lG2.

~碇宅~

シンジ「はー楽しかった!」

シンジ「綾波も嬉しそうにしてたし!」

シンジ「今度僕が遊びに行ったらおもてなししてくれると!」


シンジ「たっだいまー♪」ウィム


ゲンドウ「シンジ。ちょっと座れ」

シンジ「またかよ」


449 :くそっ、また終われなかった…今日はここまで:2014/09/03(水) 02:27:03 ID:fXn3lG2.

ゲンドウ「今日はレイに色々してやっていたそうだな」

シンジ「…まあ」

ゲンドウ「あまりレイに深入りするな」

シンジ「……」

シンジ「?」

ゲンドウ「話はそれだけだ」

シンジ「出たよ、ネルフ特有の説明不足」


450 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 02:43:10 ID:cYLJHCcU
おつおつ
楽しみにしてるよ 

451 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 07:32:05 ID:J3HEwffY
乙 次も期待 

452 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 07:52:03 ID:5WlAgbbU
乙 綾波かわい過ぎィッ! 

453 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 08:51:15 ID:eJSbcJiM
乙!
楽しみにまってる 

454 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 18:16:54 ID:fXn3lG2.

シンジ「ねぇなんでやのん?なんで綾波と仲ようしたらあかんのん?」

ゲンドウ「…機密事項だ。詳しくは話せん」

シンジ「そんなんで人を納得させられると思う?」

ゲンドウ「レイに関しての情報は戒口令が敷かれている」

ゲンドウ「察しろ」

シンジ「うん、もっかい言うけどそんなんで人を納得させられると思う?」


455 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 18:26:16 ID:fXn3lG2.

ゲンドウ(ああ…粋がる中学生うざったい)

シンジ「どーいうジャンルの!どーいうデメリットがあるから!どーいう事をしちゃいけないのか!!」バンバン!

シンジ「はっきり言わんかいこらー」ペチペチ

ゲンドウ「…酔ってるのか?」

シンジ「僕はいつだって素面で裸の心でぶつかってるんだよ」


456 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 18:29:35 ID:fXn3lG2.

ゲンドウ「もう一度だけ言う。レイに深入りはするな。お前も傷つくぞ」

シンジ「…」

シンジ「僕の事心配してくれてんの?父さん」

ゲンドウ「そういうわけでは」

シンジ「んもー!ゲンちゃんったらぁ!照れ屋さーーん!!」ペチンペチン!


ゲンドウ(いっそコイツの精神がボロボロになった方が周囲も私も楽になる気がする)



457 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 18:49:09 ID:fXn3lG2.


~次の日~


シンジ「いってきマングローブ」ウィム

シンジ「あ、父さーん!ゴミ出しとくからねー!」

ゲンドウ「…ああ」⊃新聞⊂

ウィム。

ゲンドウ(アイツと暮らして約一週間…精神疲労と引き換えだが、家事をしなくて済むようになったのは大きい)

ゲンドウ(これでユイ似の娘だったらな)バサッ


綾波『パパー♪見て見て!パパのオムライスにハート描いたのー!』


ゲンドウ「……」

ゲンドウ「……」ニヤリ


458 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 18:51:34 ID:fXn3lG2.

ゲンドウ(さ、バカな妄想してないでネルフに行かねばな)ガタッ

ゲンドウ(○○○、○○○……)

ゲンドウ「…む?ケツの部分に…」


『あいらぶシンジ♪』刺繍○○○


ゲンドウ「」



459 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 18:53:26 ID:fXn3lG2.

ゲンドウ「…他に」ゴソゴソ


全部『あいらぶシンジ♪』刺繍入り。


ゲンドウ「…まあいい。どうせズボンを履くんだ」


ゲンドウ「…また帰ったら説教だな」


460 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 18:57:26 ID:fXn3lG2.

シンジ「しっあわせは~♪あっるいてっこないっ♪」ペタペタ

シンジ「だ~から♪鹵獲し手に入れる~♪」ペタペタ

シンジ「……」ペタペタ…


シンジ「よし、今日は学校サボって散歩しよう!!」ペタペタペタペタ!


461 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 19:03:23 ID:fXn3lG2.

シンジ「高台にいこーっと」ペタペタ

綾波「碇君」

シンジ「おはヨーロッパ連合ッッ!!!」ズビシ!

綾波「何?それ」

シンジ「この挨拶をすると力がみなぎってきて何でも出来る!」

綾波「!」

シンジ「気がする!!」グッ!

綾波「実際に効果はないのね」

シンジ「でも元気はわいてくるよ!さあ綾波も!れっつびぎん!」

綾波「……エット」


綾波「…おはヨーロッパ連合」モジ


シンジ「ぁぁああああ綾波は可愛いィいいいなぁぁああああ!!!」ナデコナデコナデコナデコナデコナデコ!

綾波「あうあう」


462 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 19:10:14 ID:fXn3lG2.

シンジ「あ、僕これから高台に行くんだ」

綾波「? 何しに行くの」

シンジ「…散歩だよ!」ニコッ!

綾波「そう。でも早く学校へ行かないとまた遅刻するわ」

シンジ「いいんだよ!だって学校サボって行くんだから!」

綾波「学校、行かないの?」

シンジ「うん!むしろ学校なんて行かなくていくね?」

綾波「」ハッ!


シンジ「…綾波?何で目から鱗みたいな顔してんの?冗談だよ?さすがに学校行かなくていいは冗談だよ?」

綾波「サボるのは?」

シンジ「それはマジだけど」


463 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 19:16:30 ID:fXn3lG2.

綾波「義務を果たさないのは…ダメ」

綾波「私達の義務は学校へ行って学ぶこと」

綾波「ネルフの命令に従い、エヴァに乗って使徒を倒すこと」

綾波「碇君。義務を果たさなければダメよ」

シンジ「でもさ、綾波。ネルフだって僕に義務を果たしてくれてないじゃないか」

綾波「?」

シンジ「ろくに説明もしないし強制だし作戦や命令は行き当たりばったりだし」

シンジ「給料引かれたし」

綾波「最後のは碇君のせいでしょ」

シンジ「それだけじゃない!父さんは『同居人を不快にさせない』義務を破ってるんだ!」

綾波「碇司令が?」


シンジ「父さんは切った自分の爪をとっておいてコレクションしてるんだよ!?」

綾波「そうなの?」


464 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 19:23:06 ID:fXn3lG2.

シンジ「しかもそれを僕の部屋においたり!」

綾波「…ひどいわ」

シンジ「『ウェッヒヒwwシンたん私の足の臭いを嗅ぐのだwwフローラルな香りなのだwwウェッヒヒww』」

シンジ「って言って臭い足を僕に向けてくるんだ!」

綾波「碇司令はそんなことしないわ」

シンジ「綾波は父さんの深い、プライベートを知ってるの?」

綾波「」ハッ!

シンジ「誰かのことを。よく知らないのに『誰々はそういう人じゃない』って決めつけない方がいいよ!」

シンジ「人間誰しも人に言えない側面をもってるもんさ!」

シンジ「いいかい、綾波!僕以外の人をシンジちゃダメだ!」ガシッ!

綾波「でも…」オロオロ

シンジ「ちなみに今日渡すつもりのお弁当は綾波が好きだっていった揚げ豆腐だよ」

綾波「碇君以外はシンジないわ!」キリッ


465 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 19:59:19 ID:fXn3lG2.

シンジ「まあそんなわけで僕は自由を謳歌してくるから」ペタペタ

綾波「何がそんなわけかは全くわからないけど気を付けて」フリフリ



綾波「…」スタスタ

ぶぶぶ。ぶぶぶぶぶぶ。

綾波「はい」ピ

ゲンドウ『レイか』

綾波「…チッ、はい」

ゲンドウ『…今、舌打ちしたか?』

綾波「いえ」

ゲンドウ『…そうか』

綾波「用件は」


466 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 20:00:58 ID:fXn3lG2.

ゲンドウ『諜報部から報告が入った。…シンジとは話すな、と命令したはずだが』

綾波「気持ち悪いのでストーカーはやめてください碇司令。訴えますよ」ピ

ゲンドウ『ちょ、ま』プツン


綾波「…碇君よりあなたと話すのをやめたいです。碇司令」スタスタ




ゲンドウ「……やはりなんとしてもシンジと接触を断たせるべきだったか」


467 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 20:15:01 ID:fXn3lG2.


~高台~


シンジ「ほえー…高台たっけぇー」

シンジ「こっから落ちたら死ぬなぁ…」

シンジ「……」

シンジ「スカイダイビングとかバンジージャンプとかさ、ああいう高いとこから飛び降りる人の気がしれないよ…」

シンジ「……」

シンジ「あっぷぉ―――――――!!!!」

<あっぽぉ――……あっぽぉ―――……


シンジ「山びこが聞こえる…山びこが僕にリンゴって言ってるよぉ……」

シンジ「……」


468 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 20:17:51 ID:fXn3lG2.

シンジ「…あ、いけね。綾波にお弁当渡すの忘れてた」

シンジ「しゃーね、学校行くか…」ヨイショ


シンジ「助走つけて――……!」ダダダダダダダダダダ

シンジ「跳ぶぜぇえええええ!!!」ピョイーン!!



ヒュー――――………



グシャ。



469 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 20:45:56 ID:fXn3lG2.


シンジ「ってー…こんなこともあろうかと頭蓋骨を頭に仕込んでおいて正解だったな」ペタペタ

シンジ「あやうくたんこぶができるかもしれなかったよ」ペタペタ


シンジ「さ、待ってろ綾波!今すぐ弁当を胃袋へ直送☆してやるぜぇぃ!!」ダダダダダ!!


シンジ「ヒャーハハハハ!!!」だばだばだばだば!!


婆「て、天狗じゃ!天狗の子が山から降りてきよったどー!!!」


この日、第3新東京市に新たな都市伝説…『全裸天狗』が追加されたのだった。



470 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 20:50:33 ID:fXn3lG2.

~学校~

シンジ「ついたはいいけどー」ペタペタ

シンジ「このまま教室まで行くと職員室前くらいで根府川に捕まるからなー」

シンジ「よし、校舎の壁をロッククライミングしよ」ノボリノボリ…





471 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 20:52:35 ID:fXn3lG2.

綾波「……」

綾波(しまったわ)

綾波(碇君からお弁当受けとるの忘れてた)

綾波(……今日は、お弁当なしね)


綾波(心が、寒いわ)

コンコン。ココン。

綾波「?」チラッ

シンジ「あーやーなーみぃー!!!」ベッタリ
綾波「碇君!」ガラッ


472 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 20:54:26 ID:fXn3lG2.

シンジ「あっ、ちょ、そんな急に開けたら!」グラッ…

綾波「碇君!」パシッ!


シンジ「うぐぐ…!『ファイトぉッ!』」

綾波「い、『いっぱぁーつ!』」ググッ!



473 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 20:55:40 ID:fXn3lG2.

綾波「あ、ダメ…お腹空いて力がでないわ…」パッ

シンジ「おまっ」


ヒュー――――――……



ベチャ。



474 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 20:57:51 ID:fXn3lG2.

~下の階~



「せんせーまた碇君が飛び降りましたー」

「なにぃーまたかー」



475 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 21:05:22 ID:fXn3lG2.

シンジ「くそ…頭がクラクラする気がしなくもない…」

シンジ「もうメンドクセェから普通にいこ」ペタペタ


根府川「碇!今日はどうした?」

シンジ「『いちいちウゼーんだよクソジジイ』」

根府川「ぐはぁっ………」ドサッ

シンジ「…やはりトラウマになっていたか」ペタペタ


476 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 21:22:35 ID:fXn3lG2.

シンジ「WAWAWA忘れもの~♪」ガラッ

シンジ「おぅわっ☆」

ヒカリ「あ、碇くん。今日はどうしたの?」ニコッ

シンジ「………」

シンジ「……」スッ

ヒカリ「? 何…っだだだだ?!」

シンジ「……」

ヒカリ「なんで?!なんで私の○をつまんだの?!////」

シンジ「…」ぷいっ


477 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 21:23:25 ID:fXn3lG2.

ヒカリ「お、怒ってるの?何か私碇くんに悪い事したの?」

シンジ「…」ショボン

ヒカリ「そう…ごめんなさい。何がいけなかったの?」

シンジ「…」

シンジ「……」ブリッジ

ヒカリ「……」


ヒカリ「ねぇ、碇くんは何を伝えようとしてるのかしら」

トウジ「ワシらにわかるわけないやろ」モグモグ

ケンスケ「同じく。碇の頭の中はイマイチわかんないもん」モグモグ


478 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 21:57:06 ID:fXn3lG2.

シンジ「…」コト

ヒカリ「…ブリッジしたまま自分の○○に弁当箱を置いたわ!」ヒソヒソ

ケンスケ「うん」モグモグ

トウジ「せやな」モグモグ


シンジ「ふんッッ!」ブンッ!


ヒカリ「足を使って○○から弁当箱を投げたわ!」

トウジ「せやな」モグモグ


綾波「! 碇君、ありがとう」パシッ!

シンジ「…」ニコッ


ヒカリ「綾波さんの胸元にすっぽり収まった!すごいわ!」

ケンスケ「すごいけど反応に困るよね」モグモグ

トウジ「せやな」モグモグ


479 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 22:00:02 ID:fXn3lG2.






トウジ「 せ や な 」モグモグ







480 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 22:23:24 ID:fXn3lG2.

~次の日、碇宅~

ゲンドウ「シンジ」

シンジ「なんだい」

ゲンドウ「一昨日…いや、そもそも何故シンクロテストやハーモニクステストをサボる」

シンジ「……」

ゲンドウ「お前はネルフの正規メンバー扱いになっている」

ゲンドウ「私が扶養している上に給料を払ってやってるんだ。仕事をしろ」

シンジ「……じゃあ、今日は行くよ」

ゲンドウ「当たり前だ。今度サボったら」

シンジ「でも!」

ゲンドウ「……なんだ」

シンジ「その代わり、今度の休みに…どっかいこうよ!」

ゲンドウ「お前と私がか」

シンジ「……うん」


481 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 22:26:51 ID:fXn3lG2.

ゲンドウ「断る」

シンジ「……なんでさ」

ゲンドウ「何故私が貴重な休日をお前のために潰さねばならん」

シンジ「いいじゃないか!父さんの負担にはならないよ!むしろ父さんが楽しめるよ!」

ゲンドウ「いやない。絶対ない。私が更に精神疲労を重ねるだけだな賭けてもいい」フルフル



482 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 22:29:00 ID:fXn3lG2.

シンジ「…もし、」

ゲンドウ「……」

シンジ「もし父さんが今度の休みに一緒に出掛けてくれるなら、」

ゲンドウ「……」

シンジ「ちゃんと…その、出るよ。ハーモニクステストとシンクロテスト」

ゲンドウ「……」

シンジ「……」

ゲンドウ「……」


483 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 22:29:38 ID:fXn3lG2.

ゲンドウ「…絶対だな」

シンジ「!」


484 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 22:34:36 ID:fXn3lG2.

~学校~

シンジ「イィィィイイイッッッッヤッッフォオオオッッ!!!」ダダダダダ!!

シンジ「ウルティマ☆ウルティマ☆ウルティマ☆マジック☆イヤッフゥウウウ!!!!」クネクネクネクネクネクネクネクネクネクネ!

シンジ「手と手を合わせて!」パン!

シンジ「"人体錬成"ィぃいいい!!!」

真理?「シャゲェ――――!!!」

「うわぁあああ!!碇がなんか変なの喚び出したぞぉおおおお!!」
「うわぁあああグロいぃいいい!!」



ヒカリ「碇くん、今日はいつにも増して元気ねー」ウフフ

トウジ「せやな」

ケンスケ「それで片付けていいのかなアレ」


485 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 22:44:36 ID:fXn3lG2.

シンジ「ッハイ!ッハイ!」パンパンパパーン!

シンジ「うりゃおいうりゃおい!」パパンパパン

シンジ「フフー!」

シンジ「勢い余ってトルネード浣腸ッッ!!!」ギャルルルル!!

根府川「えー、今日の『セカンドインパクト』の話はぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙?!」ぶっすぅっ!!

根府川「ぐぁあああああ!!持病のイボ痔がぁぁああああ!!」ゴロゴロゴロゴロ!

シンジ「そいつは知らなかったぜ☆」ミ☆



ヒカリ「よっぽど嬉しい事があったのねー♪」ウフフ

トウジ「せやな」

ケンスケ「あ、先生が泡吹いて気絶した」


486 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 22:55:43 ID:fXn3lG2.

~体育館~

校長「えー、では全校集会を始めま シンジ「せん!!」バキャッ!

校長「たわばっ?!」バタッ!

シンジ「っしゃあああ!!!今から俺のゲリラライヴをやるずぇえええ!!!」

シンジ「まずはメンバーを紹介するぜ!」バッ

シンジ「ドラム!KEN☆スケ!!」

ケンスケ「よっ」ドンドンシャン!パパントドン!

シンジ「カスタネット!冬☆至!!」

トウジ「はっ」カッカッカカッ!

シンジ「そして!ボーカル兼ギター兼ベース兼キーボード!!」

シンジ「僕!!!」

シンジ「盛り上がって行くぜぇえええええ!!!」


487 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 22:56:45 ID:fXn3lG2.

シンジ「今夜のイカした曲《パワーチューン》はぁぁああああ?!」


シンジ「『森のくまさん』!!!!」

シンジ「メジャーな曲だ!知ってるやつは歌ってくれぇえええええ!!!」ギャイイイン!!!


綾波ヒカリ「「確かにメジャーだけど」」


488 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:03:00 ID:fXn3lG2.

シンジ「あるー日っ♪」ギャイイイン、バボボボ!ポロロン♪

ケンジ「「あるー日っ♪」」

シンジ「森のっなっかっ♪」

ケンジ「「森のっなっかっ♪」」

シンジ「くまさーんにっ♪」

ケンジ「「くまさーんにっ♪」」

シンジ「出会ーったッッ♪」

ケンジ「「出会ーったッ♪」」


シンジ「っ」ギャギャギャギャ♪


シンジ「花サック♪もーりーのーみー○○○○ドッコイショ!!」


シンジケンジ「「「くまさーんにぃー♪出会っーたーっ♪」」」


489 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:05:44 ID:fXn3lG2.










~職員室~

シンジ「…はい、二度としません」

トウジ「すんませんでした…もうやりません。せやから親にだけは…!」

ケンスケ「いや違うんです、ちょっと調子に乗りすぎたっていうか…ハイ、反省してます…」


490 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:10:56 ID:fXn3lG2.

~学校終わり~


シンジ「綾波ー!」ペタペタ

綾波「?」

シンジ「これからルネフー?ザギンでシースータラフクでパツキンチャンネーとユーゴーするの?」

綾波「碇君。わからないからベース言語を日本語に設定して」フルフル

シンジ「ネルフ行くんでしょ?僕も行くよ!まだ自分で行くの二回目だし!」ペタペタ

綾波「いいわよ…」テクテク


491 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:18:54 ID:fXn3lG2.

~ルネフー~


リツコ「…では、これよりシンクロテストを始めます」

アオイ「…」コク

サツキ「…」コク

カエデ「…」コク

マヤ「…」コクコク


リツコ「今回の実験は、レイの初号機へのシンクロ率と―――」チラッ


シンジ「トイレ行きたくなってきた……しかもおっきい方……」ウウ

綾波「大丈夫よ、エントリープラグ内なら排泄してもすぐ浄化されるから」

シンジ「それ一瞬とはいえ便器の中の○○○in水を飲むのと同じじゃないか!」


リツコ「……」


492 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:23:49 ID:fXn3lG2.

シンジ(たんこぶ)「お待たせしたでやんす」

リツコ「……サードチルドレンの初号機との"初の"シンクロテストを行います」

シンジ「全く…使徒がいつくるかもわからないのに。
    主力兵器として不安定な初号機と僕のシンクロテストがやっと行われるなんて…」ヤレヤレ

リツコ「…あなたが…ッッ!!逃げ回ってたから……ッッ!」グググ

マヤ「押さえてくださいっ!気持ちはよくわかりますけど!押さえてください先輩ぃい!!」


493 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:35:52 ID:fXn3lG2.

MENTAL TOXICITY LEVEL

00  :∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥
FIRST.c:∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥

綾波レイ シンクロ率:35%


MENTAL TOXICITY LEVEL

01  :|
THIRD.c:|

碇シンジ シンクロ率:0.1%あるかないか

アオイ「現在リアルタイムでサード、ファースト両名のシンクロ率を計測中です」カタカタ

サツキ「尚、他計測器に異常は見受けられません!正常です!」カタカタ

カエデ「また、両パイロット共に体調不良はありません」カタカタ


ミサト「……つまり?」

リツコ「シンジくんは現状クソの役にも立たないから送り返した方がいいってことよ」


494 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:40:10 ID:fXn3lG2.

ミサト「口悪バァさんねぇ」

リツコ「バァさんはやめてちょうだい」

ミサト「…シンジくーん?」

シンジ『はい?』ホジホジ

ミサト「誰かに何か歌ってほしいとかないかしら?」

ミサト「ほらあなたが二回搭乗した時は私とレイの歌でシンクロ率上がったじゃない?」

シンジ『え?いえ。今は特に』フルフル

ミサト「そう…」


495 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:48:41 ID:fXn3lG2.

ミサト「作戦部長泣かせなパイロットねぇ」ハフゥ

リツコ「技術部としても泣きたいわよ」ハフゥ
シンジ『……』

リツコ「とにもかくにも。素質は間違いなくゼロではないわ」

リツコ「訓練も何も一度も無しでいきなりエヴァを動かして使徒を殲滅」

リツコ「人生で二回目の搭乗、使徒との二回戦目ではA.T.フィールドの形状変化、レイやエヴァとの"共鳴"」

リツコ「また、過去二回の使徒戦で彼が叩き出したシンクロ率はドイツのアスカや他パイロット候補達では一度も手が届かなかった境地」

リツコ「間違いなく彼は前人未到の領域に立っている」

ミサト「……」


496 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:54:30 ID:fXn3lG2.

シンジ『あー……お腹空いたなー……』

シンジ『綾波ーこれ終わったら吉牛いかない?』

綾波『ごめんなさい。肉、嫌いだから』

シンジ『あ、マジで?メンゴメンゴ』フリフリフリフリ

綾波『画面にお尻をつけて振らないで』

シンジ『え?僕の皺の数を数えたかったら数えてもいいけど』

綾波『気持ち悪いわ』

シンジ『サーセンッス』


497 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:54:45 ID:fXn3lG2.

ミサト「…あんなのがね…」

ミサト「いや、むしろアレだからなのかしら?」

リツコ「サードが使えないとなると…アスカやレイにも全裸生活を強制してみた方がいいかしらね」ハフゥ

ミサト「それやったらまたネルフ叩かれるわよ?『いたいけな少女の人権を踏みにじるなー』って」


498 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/03(水) 23:58:12 ID:fXn3lG2.

ミサト「何か試す?」

リツコ「音楽くらいはかけてみるわ。…マヤ!」

マヤ「はい!」カタカタ!ッターンッ!

シンジ『……ん?音楽?』

リツコ「まずは過去のミサトの歌とレイの歌よ―――――」




500 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 04:17:39 ID:eav6upTE


リツコ「……」イライライライラ

マヤ「……」

アオイ「…」

サツキ「…」

カエデ「…」

ミサト「…1%も上がらなかったわね」


シンジ『すんまっせーん!もう帰っていいっすかー?』

リツコ「…そうね、今日はもういいわ」ハァ

.. 

501 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 04:35:26 ID:eav6upTE

~数日後、フネル~



リツコ「…」イライライライライライライライライライライライライライラ

ミサト「…すごい顔になってるわよ?リツコ」

リツコ「ええ!そうでしょうとも!何せ!どれだけ手をつくしても!」



MENTAL TOXICITY LEVEL

01  :|
THIRD.c:|

碇シンジ シンクロ率:0.1%あるかないか


リツコ「この結果よッッ?!」ビシッ!

シンジ『照れるぜ』

リツコ「あなたももっと努力なさいッッ!!」

ミサト(完全にヒスってるわねー)


502 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 04:43:06 ID:eav6upTE

リツコ「ああんもうっ!何がそんなにいけないのよっ!」ガシガシ

シンジ『落ち着けよ。人の心は論理(ロジック)じゃないんだぜ?』

リツコ「…一回彼をしこたま殴った方がいいかしら…?」ユラリ

ミサト「シンジくーん?今はリツコを刺激しちゃダメよー?」ガシッ

リツコ「放してミサト!もうあののらりくらりな態度はうんざりなのよ!」ジタバタジタバタ!


シンジ『やれやれだぜ!』プピー

リツコ「だ!れ!の!せいだとッ!」


503 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 04:50:11 ID:eav6upTE

~そして父、休み~



ゲンドウ「…では、行くぞ」

シンジ「わぁい!」


ウィム。



504 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 04:53:58 ID:eav6upTE


ブゥウウウン…!


ゲンドウ「…」

シンジ「…父さん、運転できたんだね」

ゲンドウ「当たり前だ」

シンジ「父さんが車校に行ってる姿なんて思い浮かばないな」

ゲンドウ「そうか」

シンジ「僕もいつか免許取れるかな」

ゲンドウ「お前次第だろう」

シンジ「父さんはどれくらいでとったの?」

ゲンドウ「一月だ」

シンジ「へぇ…大変だった?」

ゲンドウ「…ああ」


505 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 04:54:48 ID:eav6upTE


ブゥウウウン。



506 :今回はここまで:2014/09/04(木) 05:04:30 ID:eav6upTE


ゲンドウ「着いたぞ」ガチャ

シンジ「わぁ…」


シンジ「まさか父さんがキャンプに連れてきてくれるなんて!」

ゲンドウ「たまたま仕事上の付き合いで来ねばならんかっただけだがな」

シンジ「もー…すぐそういう事言う」

ゲンドウ(…これで少しはシンクロ率が上がればいいが)

ゲンドウ「シンジ。テントを張るのを手伝え」

シンジ「いえっさー」

509 :>>508シンジ「あざーっす」:2014/09/04(木) 17:46:50 ID:eav6upTE


シンジ「やあっ」ピョン!

シンジ「っ」くるりんっ

シンジ「えんっ」パッ☆

ドシン!

ゲンドウ「……」

シンジ「やあっ」ピョン!

シンジ「っ」くるりんっ

シンジ「えんっ」パッ☆

ドシン!

ゲンドウ「シンジ」

シンジ「何?」


ゲンドウ「ヒップドロップでテントを固定する杭を打つのはやめろ」

シンジ「えー」


511 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:01:57 ID:eav6upTE

シンジ「んしょんしょ」せっせせっせ

ゲンドウ「………」カチャカチャ


シンジ「っしゃ完成!」

ゲンドウ「ああ」

シンジ「…もっと喜ぼうよ」

ゲンドウ「たかがテントが完成したくらいではテンションが上がらんよ」

シンジ「じゃあもしこの中に母さんがいるとしたら?」


ユイ『あなたー♪』フリフリ


ゲンドウ「……漲るな」

シンジ「じゃあそれを想像しながらもっかいリアクションしてみて?」


512 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:05:35 ID:eav6upTE

ゲンドウ「……」

ゲンドウ「ユイ!」バサッ、ゴソゴソ!

シンジ「あーそっちいっちゃったかー」


~テントん中~

ゲンドウ「ユイ……」ションボリ

シンジ(母さんが昔言ってた『あの人は可愛い人なんです』ってこういうとこなんだろうか)


513 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:12:38 ID:eav6upTE

ゲンドウ「シンジ…」

シンジ「何?」

ゲンドウ「ユイ、居なかった…」ションボリ

シンジ「たりめーだ」

ゲンドウ「………」

シンジ「……」ハァ

シンジ「げふん、」

シンジ(裏声)「あなたー♪」

ゲンドウ「ユイ?!やっと―――」バッ

シンジ「……」

ゲンドウ「……」

シンジ「……」

ゲンドウ「……米、炊くぞ」

シンジ「うん…なんかゴメン」


514 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:21:53 ID:eav6upTE

ゲンドウ「飯盒炊爨だ」つ

シンジ「へーこんなのでお米って炊けるんだね」

シンジ「炊飯器しか使った事ないからか不思議で…炊けるって実感がわかないや」

ゲンドウ「臨海学校か何かでやらなかったのか」

シンジ「そういう時は僕ハブられてた」

ゲンドウ「そうか……」



ゲンドウ「私と同じだな」

シンジ「そんな共通点欲しくなかったよ」


515 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:26:29 ID:eav6upTE

シンジ「おかずはどうするの?」

ゲンドウ「買ってきておいた肉と野菜を焼く」つ肉

ゲンドウ「後はそこの川で魚を釣る」

シンジ「わーお。なんかアウトドア!って感じだねー」ハハ


ゲンドウ「先に魚を釣る。時間がかかるならば途中で引き上げて肉と野菜を焼いておけ」

シンジ「うん」

ゲンドウ「…お前の釣竿と餌だ」つ/

シンジ「ありがとう父さん」


516 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:31:31 ID:eav6upTE

ゲンドウ「……」つ/

シンジ「………」つ/

シンジ「……」つ/

ゲンドウ「……」つ/

シンジ「…父さんはさ、何でネルフの司令官になったの?」

ゲンドウ「…目的を果たすのに必要だからだ」


シンジ「目的?」つ/魚

ゲンドウ「ああ」つ/魚


シンジ「母さんが守りたかった…人類とか、そういうのを守るためって事?」

ゲンドウ「違う」



ゲンドウ「神への復讐と……ユイに会うためだ」

シンジ「……」


519 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:38:57 ID:eav6upTE

シンジ「でも母さんは死んだよ?」

ゲンドウ「死んではいない。目に見えないだけだ」

シンジ「父さんも後追い…いや、するならとっくにしてるか」

シンジ「どうやって母さんに会うのさ」

ゲンドウ「……使徒を全て倒せば会える」

シンジ「何で使徒を倒せば会えるんだよ」

ゲンドウ「秘密だ」

シンジ「……」

ゲンドウ「……」

シンジ「…『全て』父さんは使徒があと何体くるか、終わりが来る事を知ってるんだね」

ゲンドウ「……」

シンジ「何故わかるの?いや…何故そんなに詳しいの。"使徒"ってなんなのさ」

ゲンドウ「…"敵"だ。それ以上でも以下でもない。我々を滅ぼすためだけに襲来する"敵"だ」


520 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:49:03 ID:eav6upTE
シンジ「…本当にそうなのかな」

ゲンドウ「疑問の余地があるのか?」

シンジ「直接あいつらと接触してさ、思った事があるんだ」

ゲンドウ「ほう」

シンジ「…『使徒は、"生きたいだけ"』そう、感じた」

ゲンドウ「…続けろ」

シンジ「だってさ、なんか変なんだ」

シンジ「あいつら二回とも第3新東京市に襲来した」

シンジ「…それもネルフ本部を狙って。」

ゲンドウ「……」


521 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:49:57 ID:eav6upTE

シンジ「変じゃないか。だって、エヴァを潰したいなら他の国にもあるエヴァも狙うだろうし、」

シンジ「…というか、なんだろ…」

ゲンドウ「……」

シンジ「『あそこにあるモノを手に入れられれば俺達は生き延びられる』」

シンジ「そういう生存本能に行動が依拠してるっていうか…」

ゲンドウ「……」


522 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:51:51 ID:eav6upTE

シンジ「父さんは何か知っているんじゃないの?」

ゲンドウ「…さあな」



シンジ「絶対知ってるでしょ」ニヤリ

ゲンドウ「さあな」ニヤリ


523 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 18:58:25 ID:eav6upTE


シンジ「結局そこそこサイズの魚二匹だけしか釣れなかったね」ガシャガシャ

ゲンドウ「問題ない。必要最低限度の量が確保できたからな」ガシャガシャ


シンジ「父さんはどっちの魚がいい?大きい方とちょっと小さい方」

ゲンドウ「大きい方がいい」


シンジ(いや普通は子供に大きい方譲るもんだろ…)


524 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 19:01:03 ID:eav6upTE



ジュー…ジュー…


シンジ「はい父さん。しいたけ焼けたよ」つ\\

ゲンドウ「ああ」

ジュー…ジュー…

シンジ「…」モグモグ

ゲンドウ「…」モグモグ

シンジ「ビールあるけど飲む?」つ酒

ゲンドウ「…ああ」


525 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 19:04:33 ID:eav6upTE

シンジ「やっぱバーベキューにはビールだよね」ゴクゴク

ゲンドウ「中二の吐く台詞ではないな」ゴクゴク

シンジ「父さんは好きな銘柄とかないの?」

ゲンドウ「ああ。普段飲まんからな」ゴクゴク

シンジ「僕はエビチュが好きなんだ」

ゲンドウ「高いやつか」

シンジ「うん。なんか好きなんだ」

ゲンドウ「そうか」


526 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 19:07:29 ID:eav6upTE

ゲンドウ「…葛城一尉」

シンジ「?」モグモグ

ゲンドウ「葛城一尉がエビチュが好きだと言っていた」

シンジ「へー」

ゲンドウ「…飲みにでも誘ったらどうだ。案外乗ってくるかもしれん」

シンジ「そうだね。今度誘ってみるよ」


527 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 19:12:13 ID:eav6upTE


~夜~


シンジ「わあ…星がきれいだ…」

ゲンドウ「この辺りには街の光が届かないからな」ペラ

ゲンドウ「星の本来の姿が見える」…ペラ

シンジ「…父さんがそうやってカンテラに照らされながら本読んでると絵になるね」

ゲンドウ「そうか」ペラ

シンジ「何読んでるの」

ゲンドウ「伊坂孝太郎のやつだ」ペラ


528 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 19:14:49 ID:eav6upTE

シンジ「父さん、本読むんだね」

ゲンドウ「ああ」ペラ

シンジ「僕も何か読もっかな。何かオススメとかある?」

ゲンドウ「……いや、」

ゲンドウ「…私の部屋に何冊かある。好きなのを持っていけ」

シンジ「いいの?ありがとう」

ゲンドウ「…かまわん」ペラ…


529 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 19:26:04 ID:eav6upTE

~テント~


シンジ「そういえばさ、父さんと寝るって初めてかもしれない」

ゲンドウ「そうだな」

シンジ「……」

ゲンドウ「……」

シンジ「父さんはさ、もし使徒を全部倒して母さんに会えたら…最初に何て言うの?」

ゲンドウ「……」

ゲンドウ「…」プイッ

シンジ「いいじゃん教えてよ」

ゲンドウ「…」

ゲンドウ「…ダメだ」ゴロン

シンジ「照れやがったよ。何言うつもりなんだ」


531 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 21:40:31 ID:eav6upTE

~翌日~

ゲンドウ「…」ムクッ…

シンジ「おはよう父さん。コーヒー淹れたけど飲む?」

ゲンドウ「…ああ」フワァ





532 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 21:42:39 ID:eav6upTE

シンジ「ハムエッグとウインナー、後は昨日の残りで作ったよ」

ゲンドウ「……」ムニャ


シンジ「じゃ、いただきまーす」

ゲンドウ「む」



シンジ「むぐむぐ」モグモグ

ゲンドウ「……」モグモグ


533 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 22:14:39 ID:eav6upTE

シンジ「あとは何しようか」つコーヒー

ゲンドウ「当初の予定は全て終了した」つ

シンジ「そっか」

ゲンドウ「…」ズズ…

シンジ「…」ズズ…

シンジ「…」

ゲンドウ「……」



534 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 23:54:03 ID:eav6upTE

ゲンドウ「シンジ」

シンジ「何?」

ゲンドウ「来週も頑張れ」

シンジ「…うん」




ゲンドウ「せめて海パンを」

シンジ「絶対イヤだ」フルフル


535 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/04(木) 23:56:56 ID:eav6upTE

ブゥウウウン

ゲンドウ「……」

シンジ「……」

ゲンドウ「…シンジ」

シンジ「何?」

ゲンドウ「もうすぐ家につく」

シンジ「うん」

ゲンドウ「……」

シンジ「……」

ゲンドウ「……」

シンジ「……」



ゲンドウ「楽しかったか?」

シンジ「うん。連れてってくれてありがとう父さん」


536 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 00:05:06 ID:KI6n6tCc

~数日後、ネルフ~


リツコ「それではインダクションモードを開始、」


※インダクションモード:エヴァに乗ってやるガンシューゲー。

リツコ「…したかったのだけど、相変わらずシンジくんのシンクロ率が0.1%程度のため初号機を起動できず、できません」

リツコ「だからシュミレーターを用意したわ」

シンジ「つまりこのゲーセンにありそうなやつで第3新東京市の武器庫ビルだの兵装ビルなんかの位置やら戦術やらを学べってことですね」

リツコ「そうよ」コク

シンジ「うーい」


537 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 00:08:04 ID:KI6n6tCc

シンジ「よっ!」カチカチカチカチ!

シンジ「はっ!」カチカチカチカチカチカチ!

シンジ「たりゃー!」カチカチカチカチカチカチ


       K.O!


シンジ「このゲーム難しいっすね!」フー

リツコ「…20戦連続で敗北…」ズーン…



538 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 00:12:19 ID:KI6n6tCc

リツコ「シンジくんゲームはあんまりやらないのかしら?」

シンジ「ちゃ、あの!ちげーんすよ!ガンシュ苦手なんすよ!あんまやんねーし!」

シンジ「マリカとかスマブラなら…」

リツコ「そう…なら画面仕様を変えてみましょうか。周囲のカメラからエヴァを撮影した感じで――」




539 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 00:15:05 ID:KI6n6tCc



       K.O!

       K.O!


       K.O!



       K.O!



シンジ「ムズいっすね!」

リツコ「…」ガンッガンッガンッガンッガンッ!

シンジ「リっちゃん、壁を殴っても僕の下手さは変わらねえよ?」


540 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 00:22:14 ID:KI6n6tCc

リツコ「OK、OK…クールになるの、COOLになるのよリツコ。感情的になるのは身を滅ぼすリツコ母さんを思い出すリツコ」ブツブツブツブツ

シンジ(なんだこの人?いきなりぶつぶつ独り言とかアブねー…)ゴクリ

リツコ「仕方ないわね。先に武器の扱いについて学びましょう」

シンジ「いえっさー」


542 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 00:38:34 ID:KI6n6tCc

リツコ「今用意されていて、使徒の侵攻があった場合使用可能なのは…」

リツコ「遠距離武器だと、ライフル、パレットライフル、デザートイーグル。」

シンジ「銃ばっかですね。弓とかブーメランとか投石とかないんですか?」

リツコ「ないわ。続けるわね?」

リツコ「近距離用武器だと、プログレッシブナイフ、プログレッシブランス、トンファー」

リツコ「シンジくんが何の武器や戦術が得意かの見極めはミサトやサツキに頼むわ」

リツコ「今度はそれを加味した上でシュミレーターにチャレンジしましょう」

シンジ「最初からそれやった方がよかったんじゃね?」ホジホジ

リツコ「そうかもね」

リツコ(一般人レベルでもクリアできるシュミレーターで連敗しなきゃ必要なかったのだけどね!)


543 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 00:54:43 ID:KI6n6tCc



ミサト「さあシンジくん?お姉さんと武器の勉強をするわよー?」

シンジ「"剣とあらゆる兵器の申し子"とか講師に呼んでくれたらやる気でるんですがー」

ミサト「"ビールとあらゆるお酒が大好き♪"の葛城ミサトが教えてあげるわん♪」

シンジ「それただの飲兵衛」


544 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 00:59:08 ID:KI6n6tCc

ミサト「じゃあ白兵戦訓練からやってみましょうか」

ミサト「格闘や近接武器なんかがメインとなるわ。シンジくんが過去使徒戦でやってみせた戦い方は近接が多かったし…」

ミサト「けっこうできるかもよん♪」



545 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:05:23 ID:KI6n6tCc







ミサト「……」

シンジ「……」

ミサト(こんだけ教えて、訓練して、ここまでできんとは)

シンジ「……」

ミサト「最初だし!ち、知識だけじゃできないのが格闘技の世界だしね!」

ミサト「さ!次は射撃訓練よ!男の子って銃とか好きでしょ?楽しいわよー?」



546 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:06:35 ID:KI6n6tCc



ミサト「……」

シンジ「……」


シュー……


ミサト(5時間やって一発も的に当たらんとわ)


547 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:09:08 ID:KI6n6tCc


ミサト「待って!私の教え方が悪かったかもしれないわ!先生を変えましょう!」

サツキ「頑張ろうね、シンジくん!」

シンジ「うぃっすー」





548 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:10:20 ID:KI6n6tCc


サツキ「………」

ミサト「ど、どうだった?」

サツキ「……」フルフル

ミサト「あらー…」


シンジ「もう人類滅びろ」グスッ


549 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:15:50 ID:KI6n6tCc

リツコ「もう遅い時間だけど…最後にシンクロテストだけやってしまいましょう」

リツコ「シンジくんにヘッドフォンとゴーグル型テレビをつけてあたかも使徒が攻めて来たかのように誤認させる」

リツコ「エヴァには乗せず、プラグのみでのテスト」

ミサト「…それってー、ようするにシンジくんを騙すって事よね?」

リツコ「"火事場のバカ力"では困るのよ」

リツコ「それに…危機感が彼の爆発的なシンクロのトリガーかもしれないわ」

リツコ「とにかく安定した戦力になってもらわなきゃ困るのよ」


550 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:19:28 ID:KI6n6tCc

ミサト「……で、そのシンジくんは?」

リツコ「更衣室で休憩させてるわ。今呼び出、」

青葉「あの、赤城博士」

リツコ「あら何かしら?」

青葉「シンジくんならさっき『やってらんぬぇZ(ゼッ)!』って言いながらゲートに行きましたけど…」

リツコ(あの野郎)


551 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:23:36 ID:KI6n6tCc


シンジ「はー…疲れた。」ペタペタ

シンジ「もう夜遅いし仕事はおーわりっ!」ペタペタ

シンジ「大体拘束時間長すぎだっつーの。もう15:00からやりはじめて…9時間?!ねーわ」ペタペタ

シンジ「ん?」

日向「~♪」

シンジ「……」


シンジ「どっかで見た事があるような眼鏡だな…」


552 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:39:01 ID:KI6n6tCc



日向「ふー…」

日向(今日も疲れたなー…)スタスタ

シンジ「…」ペタペタ

日向(やっと我が家についたよ…)

シンジ「…」そぉー…

日向「ただいまー…」

シンジ「おかえりー!」ガシッ!

日向「うわぁッ?!」ビックゥ!


553 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:48:06 ID:KI6n6tCc

日向「あお、うぇ?!」

シンジ(面白れぇ反応するなー)

日向「し、シンジくん?!何でこんなとこに?」

シンジ「帰る途中でたまたま、あー…」チラッ

302号:日向マコト


シンジ「…日向さんを見かけたんで…」

日向「そ、そう…何か僕に用事?」


554 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 01:52:19 ID:KI6n6tCc

シンジ「え?ないですけど?」

日向「えっ」

シンジ「えっ」


日向「…」

シンジ「……」ニコッ


日向「えーと…じゃあ僕はもう家で寝るから…君も早く帰りなよ?」ガチャ

シンジ「お邪魔します」ヒョイ

日向「ちょっ?!」


555 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 02:07:14 ID:KI6n6tCc

日向「困るよシンジくん!僕明日も仕事なんだって!」

シンジ「愚痴聞いてくれたら帰るぅー」にへー

日向「えぇー…」

日向「お父さんじゃダメなのかい?」

シンジ「日向さんはあのグラサンに愚痴れます?」

日向「いやそれは立場とかがあるから」

シンジ「そういうのなしで」

日向「…無理」

シンジ「でしょ?」


556 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 02:10:36 ID:KI6n6tCc

日向「でも僕も困るんだよ。早く寝ないと明日辛いし…使徒が来たら」


シンジ「まだしばらくは来ませんよ」

日向「えっ?」


シンジ「……」

日向「……」

シンジ「…たぶん?」

日向「」ガクッ


557 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 02:13:37 ID:KI6n6tCc

シンジ「で聞いてくださいよ」ネーネー

日向「ああもー…、わかった。聞くよ」ハフー
日向「お茶か何か淹れるけど何がいい?」

シンジ「コーヒー。ぶらっくぅー」グデーン

日向「おっ、大人だなー」ハハハ


日向(懐かしいなー…僕も中学生くらいの時にかっこつけて飲んでたっけ)


558 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 02:15:17 ID:KI6n6tCc

日向「はい、コーヒー」つ⊂□

シンジ「ありがとーござーますー」クピ。

日向「…それで?何があったんだい?」

シンジ「実は今日…」





559 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 02:18:33 ID:KI6n6tCc



日向「なるほど…壊滅的にダメだったと」

シンジ「うん…」クピ

日向「まあそういうのも努力が必要な技術だからね…僕も射撃訓練はかなり頑張ったよ」

シンジ「? 日向さんオペレーターだよね?」

日向「ああ、でもネルフは一応軍の体裁もあったりするから銃も扱えなきゃダメなんだよ」

シンジ「へー…」


560 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 02:31:19 ID:KI6n6tCc

日向「それでね、入ったばっかの時。葛城さんにはすごくお世話になったんだ」

シンジ「ミサりんに?」

日向「そ。だから葛城さんは僕の憧れなんだよ」

シンジ「へぇ…」

日向「ほら、彼女凛々しいだろ?綺麗だし、スタイルいいし、優しいし髪サラッサラだし…」ペラペラ

日向「セクシーだし年上だし声綺麗だし部下にもフランクだし、それから」ペラペラ

シンジ「……」



シンジ「ミサりんの事好きなの?」

日向「ぶ――――ッッ?!」ブバッ!


561 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 02:36:45 ID:KI6n6tCc

日向「いや…あの、憧れであって」

シンジ「好きなんだよね?」

日向「……はい」

シンジ「そっかー」

シンジ「うまくいってる?」

日向「…あんまり」

シンジ「ふぅん…」


562 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 02:38:58 ID:KI6n6tCc

シンジ「話…聞こうか?」ニコッ

日向「シンジさん!」ガシッ!






563 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 03:02:23 ID:KI6n6tCc

日向「それでね、葛城さんがぽそっと言うんだよ『あー加持くんだったらなー…』って!!」ダンッ!

シンジ「それはひどいよね」ウン

日向「僕だって!僕だって頑張ったのに!!くぅっ…」

シンジ「うんうん…マコトは頑張ったよ」

日向「シンジくん…!わかってくれるかい?!」ガシッ

シンジ「わかるともさ…」ニコッ

日向「シンジくんんんん!!!」


564 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 03:04:56 ID:KI6n6tCc



シンジ(あー……)




シンジ(僕、何でここに来たんだっけ……)




日向「でも悪い事ばっかじゃないんだ!例えばネルフの皆で飲み会に行った帰りに送ってったんだけどさ―――」


565 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/05(金) 03:22:56 ID:KI6n6tCc


       次回予告


ミサト「学校とネルフで交友関係を広げ、深めていく碇シンジ」

ミサト「今までの人生で得られなかった他者との交流を噛み締めながら日々を過ごしていく。」

ミサト「そんな中、前に『同じクラスになったら学校案内をする』と約束した子がついに転校してくる」


ミサト「仲良くしようとしてくる転校生を煙たがる碇シンジは仲良くする事ができるのか」

ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」

ミサト「『ちょっ、バっおまっ…チッ、まっだ早ぇえだろぉ!』」


ミサト「さ~て!この次もっ♪サァービスサァービスぅっ♪」