前回 シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」 中編

738 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 20:54:14 ID:70rJXvJI

アスカ「見てみて加持さん!満天の星空よ!」キャッキャッ!

加持「お?本当だな」スタスタ

アスカ「加持さんの夜の浜辺デートなんて夢みたい…」

加持「そうかい?」

アスカ「今日って100年に一度の流星群が見れるのよね?」

加持「そうらしいな。そんな特別なモノをアスカと二人で見れるなんて俺は幸せだよ」ニコッ

アスカ「あたしも!」ニコッ!

加持「お、そろそろ始まるみたいだぞ?上を見てみな」チラッ

アスカ「ほんと?!」バッ!



全裸の少年流星群「不確かな僕たちの未来に!!」

全裸の少年達「「「「アスタラビスタぁあああ!!!」」」」


アスカ「イヤァぁあああぁあああぁあああッッッッ?!!!」




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739 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 20:56:17 ID:70rJXvJI



アスカ「ふぐぉあああ!?」ガバッ!



~ネルフ:ドイツ支部~


アスカ「ハァ、ハァ、ハァ…!」

アスカ「ゆ、夢……?」ゼェゼェ



アスカ「…なんて嫌な夢よ…」



740 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:03:19 ID:70rJXvJI


プルルルル。

アスカ「…内線?―――Hello?」


ネルフ職員『アスカ?突然なのだけど司令直々から命令が出たわ』

アスカ「…司令、直々?どんな命令よ」

ネルフ職員『最初に言っておくわね?これは強制、よ。あなたに拒否権はないわ』

アスカ「はぁ…わかったから。早く勿体ぶらずに教えてよ」


ネルフ職員『アスカ。あなたには今日から暫く全裸で生活してもらうわ』

アスカ「…………」


アスカ「は?」



741 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:06:45 ID:70rJXvJI




        硬 僕
   お前も  い の  硬い
        が も




742 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:14:18 ID:70rJXvJI


ミサト「へー?ドイツ支部が?」

リツコ「そうよ。シンジくんの爆発的シンクロ率の鍵が『常時全裸であるから』という可能性を考慮して、全パイロット候補とパイロットに全裸生活を強制ですって」

ミサト「…アスカが荒れそうねー」ハハ

リツコ「ええ、そりゃもう大暴れしたそうよ?」

リツコ「ドイツの司令に泣きついたり怒鳴ったり、物を投げつけたり議論仕掛けたり色仕掛けしたり」

リツコ「…まあ最終的には諦めたみたいだけど」

ミサト「アスカも大変ねぇ。ドイツの司令はアスカが14才の少女って忘れてんじゃないかしら」

リツコ「ドイツ支部は結果を出そうと焦っているから」


743 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:17:01 ID:gPnUP1no
クソワロタwwwwwwwwww 

744 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:21:15 ID:70rJXvJI

ミサト「"人権"って言葉。ネルフの辞書には載ってないのかしらね?」

リツコ「碇司令に言ってみたら?」ニッコリ

ミサト「冗談よしてよ。碇司令に言ったってあの任務至上主義が改善されるなんて思えないもん」



リツコ「そうね。あの人、人にも自分にも厳しいから」

ミサト「…ふーん?」


745 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:33:01 ID:70rJXvJI

~第壱中学~


シンジ「あ、いっけね。教科書インストールしたSDカード忘れちゃった」

カヲル「そりゃ大変だね」

シンジ「渚、君のやつちょっと貸してよ。データコピるから」

カヲル「いいよ?はい。」つ

シンジ「悪いね。…あーダメだ、空きがあるSDカードもないや…コピペできない」

カヲル「ああなんなら持っていっていいよ?」

シンジ「え?そしたらお前教科書ないじゃん。どうすんのさ」

カヲル「心配ないよ。僕、あの教科書の分野の内容は全部頭に入ってるからさ」

シンジ「へー……」


746 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:34:52 ID:70rJXvJI


シンジ「…それが保健体育の第二次成長期じゃなきゃ素直に尊敬したんだけどな……」

カヲル「ほら授業始まるよ」スタスタ



747 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:45:32 ID:70rJXvJI

根府川「えー、セカンドインパクト。私が根府川に住んでいた頃は―――」

シンジ(なんで保健体育の第二次成長期でセカンドインパクトの話が出るんだよジジー)

カヲル「…」カタカタ

シンジ「ん?メール?」

『ねぇ、なんであの老教師は保健体育でセカンドインパクトの話してんの?』

シンジ「……」

シンジ「…」カタカタ


カヲル「!」

『僕に聞くなよ第二次性微交響楽団が』

カヲル(……楽しいな、こういうやり取り。それを教えてくれるシンジくんと知り合えてよかったよ)

カヲル「……」ニヤニヤ


ヒカリ「やだ…渚くんすっごい気持ち悪い笑顔になってる…」

トウジ「やれやれ、とんだ○○ガッパやで…」


748 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:52:24 ID:70rJXvJI

~放課~


シンジ「きくらげ!きくらげ!」ピターンピターン!

ケンスケ「やめ、やめろよ!やたらでかいきくらげで僕を叩くのやめろよ!」


シンジ「ヒカリにもきくらげ!」ピターン!

ヒカリ「いやっ…やめて碇くん!」


シンジ「きくらげ―――――!!!」


トウジ「なぁ、なんでアイツ定期的に奇行に走るんや?」

綾波「碇くんがこの前、ああいう行動を"魂の解放"《ソウル・リベレイション》と呼んでいたわ」

トウジ「……なんや?それは」

綾波「ソウル……リベレイションよ…!」キリッ

トウジ「いや、せやからな?」


749 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 21:57:18 ID:70rJXvJI

トウジ「それをやるとどーなるかっちゅー話やがな」

綾波「あれをやると、シンクロ率が5%も上がるらしいの」

トウジ「シンクロ率って何や?」

綾波「シンクロ率…高かったり低かったりするもの」

トウジ「?」

綾波「空。青いもの。雲、白くて漂ってたりするもの」

綾波「ラーメン。麺と汁が織り成すハーモニー」


綾波「つまり、そういう事なの」

トウジ「すんまっせーん。誰か通訳呼んでくれへーん?」


750 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 22:02:36 ID:70rJXvJI


たまたまいたネルフドイツ支部のスパイ「…司令、耳寄りな情報が!」




~ネルフ:ドイツ支部、アスカの私室~


アスカ「ひぐっ…ぐすっ。」

アスカ「何がシンクロ率99%よ!こんな陵辱されなきゃいけないの?!」グスッ、ヒグッ

プルルルル。

アスカ「Hello…」グスッ

『アスカ、新しい命令よ。ちなみにこれも強制。』

アスカ「…今度は何よ…」グスッ


『今から大きいきくらげを渡すから、それを持って周囲の人を叩きながら「きくらげー!」と叫んでちょうだい』

アスカ「その行動に何の意味がっ?!」ガビーン!



751 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 22:26:13 ID:70rJXvJI

綾波「碇くん」

シンジ「ああ、今日はネルフだっけ?今いくよ」

カヲル「僕も一緒していい?」

シンジ「わざわざ聞かなくていーんだよ。友達だったら一緒に行くのは当たり前だろ」

カヲル「シンジくん…!」





752 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 22:30:12 ID:70rJXvJI

シンジ「さあ僕を肩車してよ」

カヲル「え?」

シンジ「友達なら僕を肩車していくものさ!」

カヲル「そ、そうだっけ?」チラッ

綾波「わからないわ…私も今まで友達居なかったもの」フルフル

カヲル「そう…」

カヲル「…わかったよ、シンジくん。乗れよ」スッ

シンジ「うむ、くるしゅーない」ヨイショ



756 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:04:15 ID:70rJXvJI


カヲル(うわっ…あったかくて柔らかいモノが僕のうなじに…)ヨイショヨイショ

シンジ「さあ行こう!僕らが創る、輝かしい新世紀へ!!!」

綾波「そう」スタスタ


757 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:10:29 ID:70rJXvJI

~ネルフ~


ミサト「さ、今日も楽しい楽しい訓練よん♪」

シンジ「僕だけ?渚や綾波はー?」ブーブー

ミサト「あの二人は今日は零号機の起動実験なのよ」

シンジ「零号機?」

ミサト「ええ。前はレイの専属機体だったエヴァよ」

シンジ「へー…」

ミサト「じゃ、おしゃべりはこのくらいにして…格闘訓練、始めるわよ?」スッ


758 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:13:50 ID:70rJXvJI

ミサト「いい?シンジくん。私がこうパンチしたら、」

ミサト「こう右下に払って、拳と蹴りを私に叩き込むのよ?」

シンジ「はい!わかりました!全力でぶちこんでやるぜ!!」

ミサト「ちょっちは手加減してよ?」クス


759 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:17:15 ID:70rJXvJI

ミサト「うりゃー」ブン

シンジ(パンチされたら右下に払って拳と蹴り!)

シンジ(パンチされたら右下に払って拳と蹴り!)

シンジ(パンチされたら右下に払って拳と蹴り!)

シンジ(パンチされたら右下に払って拳と蹴り!!!!)


シンジ(見切った!)

シンジ(右に……いや、左に避けよう…いややっぱ右)ヒョヒョイ!

ミサト(な?!素早くつきだされた拳の前で左右に往復した?!)


760 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:20:07 ID:70rJXvJI

シンジ(と、ここでブレイクタイム。急いては事を仕損じる。)ピタッ

ミサト(な?!拳の軌道上で止まった?!このままじゃ当たるわよ?!)

シンジ(仕損じる、仕損じる……子孫汁?!何それ!キャッホォオオ!!)

バキャッ。


シンジ「ぐはっ……!」ドサッ

ミサト(当たっちゃった――――!?)


761 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:25:19 ID:M2yuyhkk
バーサーカーになり損ねたな 

762 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:25:47 ID:70rJXvJI

ミサト「ちょっと?!避けてよ!最初避けられる雰囲気だったじゃない!」

シンジ「く、は!さすがだぜぇ~?ミっサり~ん?」ヨロヨロ

シンジ「だが真の力を解放する俺に勝てるかな?」コキコキ。

ミサト「…次。もっかいやるわよ?」

シンジ「スルーするんじゃぬぇ!!」ワキワキワキワキ



763 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:28:47 ID:70rJXvJI

ミサト「今度は少し遅めよー?」ブン

シンジ(見切った!)きゅぴぴーん!

シンジ「とぅりゃあ!」バッ!

シンジ(パンチされたら右下に払って拳と蹴り!)

シンジ(パンチされたら右下に払って拳と蹴り!)

シンジ(パンチされたら右下に払って拳と蹴り!)

シンジ(パンチされたら右下に払って○を○○○○!)

シンジ(パンチされたら右下に払って○を○○○○!)

シンジ(パンチされたら右下に払って○を○○○○!)


764 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:30:04 ID:70rJXvJI



シンジ「はっ」バシッ!

ミサト「そうよ!それから―――」


シンジ「パンチされたら右下に払って○を○○○○!」

ミサト「ッッッッ?!」



       ゴッス。



765 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:33:24 ID:70rJXvJI




ミサト「はい、復唱」

シンジ「…私は、もう二度と訓練中に○○○○をいたしません」

ミサト「シンジくん?さすがに私にも許容範囲ってあるのよー?」ニッコリ

シンジ「ンごめりんこンッハーん」

ミサト「………」ゴキゴキ

シンジ「さーせんっした」土下寝


766 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:53:27 ID:70rJXvJI

ミサト「次は射撃訓練よ!」

ミサト「ロック外して」つ銃

シンジ「私…!てっぽうなんて撃てません…!(マヤ声)」

ミサト「訓練で何度もやったじゃない」

シンジ「でも!その時は人なんていなかったんですよッッ?!(マヤ声)」つ銃チャキ

ミサト「シンジくん?マヤちゃんの声真似しながら私に銃向けんのやめてくんない?」フルフル


767 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/10(水) 23:58:19 ID:70rJXvJI


ミサト「はい、復唱」

シンジ「私は、もう二度と訓練中にふざけて旧劇のマヤちゃんの真似はいたしません」

ミサト「銃を人に向けません、でしょ。てーかあんな事言ってたマヤちゃん見た事ないわよ」

シンジ「じゃあ旧劇見てみな。一応見てないやつのために言うと25話のラストなんて耐性ないやつは吐くぜ?ゼル戦のマヤちゃんのごとくな」

ミサト「シンジくん、何の話?」


768 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:03:16 ID:dcTJMqCA

~零号機起動実験~


リツコ「それではこれより零号機の起動実験を行います」

リツコ「まずはレイからよ」

綾波『はい』

リツコ「始めてちょうだい」


769 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:06:49 ID:dcTJMqCA

アオイ「第一次接続開始」カタカタ

リツコ「主電源コンタクト」

マヤ「稼働電圧臨界点を突破!」カタカタ

リツコ「了解。フォーマットをフェイズ2へ移行!」

サツキ「パイロット、零号機と接続開始!」

カエデ「パルス及びハーモニクス正常!」

マヤ「シンクロ、問題なし!」

綾波『……』


770 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:10:19 ID:dcTJMqCA

マヤ「オールナーブリンク終了!中枢神経素子に異状なし!」

アオイ「1~2590までのリストクリア」

マヤ「絶対境界線まで、あと2.5!」

サツキ「1.7」

カエデ「1.2」

マヤ「1.0」

「0.8」
「0.6」

「0.4」

「0.2」

「0.1、」

綾波『……』


771 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:24:24 ID:dcTJMqCA

マヤ「ボーダーラインクリア!」

マヤ「零号機、起動しました!」

アオイ「引き続き、連動実験に入ります」


綾波「……」ホッ


772 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:30:44 ID:dcTJMqCA


~ネルフ自販機コーナー~



綾波「ふぅ…」トサ

カヲル「…」

綾波「……」カシュッ

カヲル「……」

綾波「…」ゴクゴク

カヲル「…」チラッ

綾波「ぷはーっ、このために生きてるなっ!」

カヲル「?!」

774 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:39:16 ID:dcTJMqCA

カヲル「ふ、ファースト?」オロオロ

綾波「…碇くんが教えてくれたの。飲んだ後にこう言うと気持ちいいって」

カヲル「へぇ?シンジくんが?」

カヲル「…」

カヲル「…」スタスタ

カヲル「…」チャリンチャリン…ピッ

ガシャコン

カヲル「…」スタスタ

カヲル「…」ストン

カヲル「…」カシュッ

カヲル「…」ゴクゴク

カヲル「ぷはーっ、このために生きてるなっ!」


775 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:42:41 ID:dcTJMqCA

綾波「どう?」

カヲル「何故かはわからないけど…」

カヲル「充実感を感じたよ。シンジくんはこれの事言ってたのかな」

綾波「そうかもしれないわ」

綾波「…」

カヲル「…」


綾波「…」ゴクゴク

カヲル「…」ゴクゴク


綾波カヲル「「ぷはーっ、このために生きてるなっ!」」


通りすがりのゲンドウ「?!」


776 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:49:55 ID:dcTJMqCA

ゲンドウ(なんだったんだ今のは)スタスタ



綾波「ところで。何故ここにいたの」ゴクゴク

カヲル「…少しエヴァに乗るのが怖くなってね。精神を落ち着けようとしてた」

綾波「そう」

カヲル「初号機とは違うんだし、零号機なら動かせるはずなんだけど」

カヲル「そう簡単にあの時の失敗は忘れられないし」


『全裸全裸全裸全裸全裸全裸全裸全裸』


カヲル「……」

綾波「……」


777 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:53:49 ID:dcTJMqCA

綾波「フォース。私もあなたと同じだわ」

カヲル「え…?」


綾波「私も前に零号機の起動実験で失敗したの」

綾波「だから…私、さっきの起動実験の時…闇を恐れたわ」

綾波「失敗した後に何が待っているかを想像して」

カヲル「…」

綾波「でも…」

カヲル「?」

綾波「碇くんを思い浮かべたら、少し楽になったの」


778 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 00:59:48 ID:dcTJMqCA

綾波「碇くんはバカでアホで破廉恥で精神異常者よ」

カヲル「友達なのに否定できないのが悔しいね」


綾波「でもいつも楽しそうで、いつも新しい世界を見ようとしてて」

綾波「いつだって希望に満ち溢れているわ」

カヲル「…まあね」

綾波「そんな碇くんを思い浮かべたら…楽しかったの」

カヲル「……」

綾波「『あんなのでも生きてていけるんだ』って思うと」

カヲル「オイ」ビシッ!

綾波「だから、フォースもそうしてみたら?きっと、気持ちが楽になるわ」

綾波「碇くんはいつも私達を助けてくれるもの」

カヲル「……そうだね、参考にしとくよ」


779 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 01:10:30 ID:dcTJMqCA

リツコ「それでは、フォースチルドレンの零号機起動実験を行います」

リツコ「始めてちょうだい」

マヤ「了解!」カタカタ


カヲル「…」ドキドキ


780 :ここまで:2014/09/11(木) 01:12:40 ID:dcTJMqCA

カヲル(あぁ…ついに始まった)


カヲル(シンジくんは何やってんだろ)

カヲル(…友達なんだし、僕の実験を見に来てくれてもいいんじゃないの?)


カヲル(…寂しい?ひょっとして…僕は寂しいのか?)



782 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 09:23:43 ID:dcTJMqCA

アオイ「第一次接続開始」カタカタ

リツコ「主電源コンタクト」

マヤ「稼働電圧臨界点を突破!」カタカタ

リツコ「了解。フォーマットをフェイズ2へ移行!」

サツキ「フォース、零号機と接続開始!」

カエデ「パルス及びハーモニクス正常!」

マヤ「シンクロ、問題なし!」


783 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 09:28:48 ID:dcTJMqCA

カヲル(…こんな気持ち、初めてだ)


カヲル(そりゃそうか。ほとんどずっと試験管の中で生きてたんだから)

カヲル(でも)

カヲル("寂しい"という気持ちは辛いけど…そんなに悪いものでもないな)

カヲル(かつて誰かが側に居てくれたからこそこの気持ちになれる)

カヲル(僕には今までそれもなかった)


カヲル(……シンジくん)


784 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 09:29:29 ID:dcTJMqCA

マヤ「オールナーブリンク終了!中枢神経素子に異状なし!」

アオイ「1~2590までのリストクリア」

マヤ「絶対境界線まで、あと2.5!」

サツキ「1.7」

カエデ「1.2」

マヤ「1.0」

「0.8」
「0.6」

「0.4」

「0.2」

「0.1、」


785 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 09:33:09 ID:dcTJMqCA

カヲル(…さて。この零号機は"アダム"のコピーだし…"魂"は…魂そのものが微弱だ)

カヲル(いける)


カヲル(やっと僕の能力の一つが発揮できる)



786 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 09:34:35 ID:dcTJMqCA

マヤ「ボーダーラインクリア!」

マヤ「零号機、起動!」

アオイ「引き続き、連動実験に入ります」カタカタ


リツコ「了解。マヤ、もう少しシンクロ率を精緻測定して」

マヤ「了解!」カタカタ


788 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 09:54:38 ID:dcTJMqCA

MENTAL TOXICITY LEVEL

00  :∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥
FORTH.c:∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥


リツコ「………素晴らしいわ」

マヤ「すごい…シンクロ率、97.8%…シンジくんの過去2回の使徒戦時と2%しか変わりません」

リツコ(…なるほど。これがゼーレの"虎の子"ってわけね)

リツコ(初号機がシンジくんに汚染されてなければ初号機でもいけたかもしれないわ)

リツコ(零号機は初号機とパーソナルデータが酷似しているしね)

リツコ(最初にネルフに来たのがサードではなくフォースだったら…)

リツコ(いえ、もっと言えばシンジくんでなかったなら。)

リツコ(ネルフも私ももっと楽だったわね)

リツコ(あの人との仲も…)


789 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 09:56:39 ID:dcTJMqCA


リツコ「…ほんと、あの子は邪魔でしかないわね」ボソッ

マヤ「? 先輩今何かいいました?」カタカタ

リツコ「いいえ?さ、続けましょう」



791 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 10:06:15 ID:dcTJMqCA

というかアダムじゃなかったらゲヒルン時代の『E計画』とかなんだったのって話になるし(やりかねないけど)

弐号機みたいなプロダクションモデルとか、アダムベースの後続機は作れなかった気がす。(初号機作っちゃってるけど) 

792 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 10:23:08 ID:dcTJMqCA

~ネルフ:自販機コーナー~

シンジ「エッヴィ☆バーディ♪全裸♪ゼーンー♪裸♪」

シンジ「フゥ♪フゥ♪」クネクネ♪

シンジ「いえすたでぃも♪とぅもろうも♪」

シンジ「おーるうぇいず♪ゼーンラ☆」キメッ!


綾波「……」

シンジ「綾波、ここは拍手するとこだよ!」

綾波「そう。ごめんなさい」パチパチパチパチ

シンジ「ありがとう!ありがと―――う!!!」


793 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 11:27:21 ID:dcTJMqCA

シンジ「僕今度このオリジナルソング、『全裸☆イズ☆マイライフいぇー♪』でCDデビューするんだ」

綾波「そう」

シンジ「もちろん自費でだけどね!」

綾波「そう」

シンジ「大丈夫、例え僕が世界的大スターになったとしても綾波とは親友だから!!」

綾波「そう」

カヲル「僕は?」スタスタ

シンジ「おう渚お疲れやのぉ!」シュビッ!

カヲル「お疲れ。で、さ。聞きたいんだけど僕もシンジくんの親友だよね?」

シンジ「何故ンなこと聞くし」


794 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 11:31:53 ID:dcTJMqCA

カヲル「僕にとっては大事な事だよ」

シンジ「ふーん」ホジホジ

カヲル「で、どうなのさ」

シンジ「まだ、かな。後30秒くらいは経たないと親友じゃないよ」

カヲル「もうそれ親友でいいじゃないか」

シンジ「ダメダメ!ダーーメーーッッ!!友情は時間じゃないけど時間も大事やねん!ごっつ大事やねん!」

シンジ「というわけで聞いて下さい。オリジナルソング、『人類裸族化計画』」

カヲル「実現したらおぞましい世界になるだろうね、そのタイトル」パチパチ

綾波「…」パチパチ


795 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 11:35:02 ID:dcTJMqCA

シンジ「もしも♪僕が♪神様にーなーったらー♪」クルクル♪

シンジ「世界中の人間の服をひん剥きたいー♪」

シンジ「そんなに局部隠したけりゃ切り取れー♪」

カヲル「人類の中でも君だけは神様になっちゃいけない人間だね」


797 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 11:44:05 ID:dcTJMqCA

シンジ「デューワ♪デューワー♪」フリフリ♪

シンジ「はい!残念だがここまでだボーイ&ガール!これ以上はギャランティが発生しちまうぜ!」

カヲル「へぇ」パチパチ

綾波「そう」パチパチ

シンジ「よし、これで僕と君は親友……」

カヲル「!」パァッ

シンジ「―――じゃねぇな。やっぱもっと時間とイベントが要るなぁ」クネクネフリフリ

カヲル「…あっそ」ムス

綾波「……」

綾波「…」ドヤッ!

カヲル「ファースト、その顔を僕に向けないでくれない?酷く不愉快だ」


798 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 11:49:35 ID:dcTJMqCA

シンジ「そういやあさ」

カヲル「なに?」

シンジ「零号機の起動実験成功、おめでとう」

カヲル「!」

シンジ「おら、僕からの奢りだシェケナベイベー」つ缶コーヒー

カヲル「…ありがとう!」ニコッ

綾波「……」イラッ

シンジ「はい、綾波にも」つ

綾波「ありがとう…///」ニコッ

シンジ「美味しかったら教えてね」

綾波「?」チラッ


『すりおろしれんこん汁』(生温い)

綾波「ッ?!」


799 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 11:54:32 ID:dcTJMqCA


綾波「……」ズズッ…

綾波「…暖かかったらもっと美味しかったと思う」

シンジ「そっか。じゃあ今度はもっとあっためるよ」

綾波「? 暖かかったのが冷めたんじゃないの?」

シンジ「それ買った時は『冷たい』だったんだけど僕がずっと○○に挟んでて」

綾波「碇くんありがとう、もうこれ要らないわ」つ


800 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:00:36 ID:dcTJMqCA


~帰り~


シンジ「ねぇ、帰りどっかで食べてかない?」ズリズリズリズリズリズリズリズリ

カヲル「僕は別にいいけど…」スタスタ

綾波「私も構わないわ」スタスタ

カヲル「というか匍匐前進やめたら?絶対アスファルトで痛いだろ」スタスタ

シンジ「問題ない。友が傷ついた時よりは痛くない」

綾波「やっぱりちょっと痛いのね」スタスタ

シンジ「はぁ?!痛くねーし?!全っッッッッぜん!痛くないし!」ズリズリズリズリズリズリズリズリズリズリ

カヲル「君の皮膚って鉄かなんかで出来てんの?」スタスタ


801 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:04:39 ID:dcTJMqCA

~マクドナ●ド~


店員「いらっしゃいませー」


ブゥウウウン……


店員「?」チラッ


シンジ(バイク乗り)「お邪魔しますッッ!!!」ガッシャーン!!!

店員「きゃああああああ?!」

シンジ「ハッ!!」ゴロゴロゴロ!!

シンジ「っ、」つ無線機

シンジ「こちら『全裸ドルフィン』!無事に店内に突入した!どうぞ!」


店員(何事?!何事なの!!?)


802 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:09:55 ID:dcTJMqCA

シンジ「さて店員…」スック

店員「は、はひ!」

シンジ「いつもお前は聞いているだろう…『ご注文は?』とな」ザッザッザッザッ

店員「はひ…!」

シンジ「だが…今日は僕が貴様に聞く番だ」

シンジ「『死』か、『ビッグマックのLセットを用意して僕に料金を請求する』か…」

シンジ「さあ!今夜のご注文は!ドッチぃいいい?!」つ銃 ジャキン!

店員「後者!後者でお願いします!!」ブルブルブルブル!

シンジ「オーケー…それでいいんだ」


803 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:15:02 ID:dcTJMqCA

~店内~


カヲル「…あのさ、普通に注文するのはダメだったわけ?」モグモグ

シンジ「ダメ、絶対」モグモグ

綾波「ガラス…弁償しないと」

シンジ「大丈夫大丈夫。『ネルフの対使徒作戦演習だ』って偽って慰謝料込みの弁償代金払っといたから」モグモグ

カヲル「はぁ…。全く、君といると退屈しなくて済むよ」モグモグ

シンジ「そんなに褒めんなよ」

カヲル「褒めてないよ」モグモグ


804 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:23:44 ID:dcTJMqCA

綾波「…」モキュモキュ。

シンジ「綾波、ポテト美味しい?」

綾波「ええ」モキュモキュ

シンジ「じゃあ僕のポテトもしゃぶっていいよ」ポロン

綾波「ごめんなさい。ウインナーは要らないわ」モキュモキュ

カヲル「…ねぇ、僕の顔の横でぶらんぶらんさせんのやめてよ」モグモグ

シンジ「失敬失敬失敬失敬」ストン

綾波「…」ガタ

シンジ「どこ行くの?」

綾波「ポテト追加で頼むの」

シンジ「わかった、僕もいくよ」銃ガシャコン!

カヲル「座ってろ」ガシッ


805 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:32:25 ID:dcTJMqCA


~帰り道~



シンジ「…」ペタペタ

カヲル「…」テクテク

シンジ「そーいえば渚ってどこ住んでんの?」ペタペタ

カヲル「ん?あそこのマンションだけど」テクテク

シンジ「へー。今度遊びにいっていい?」

カヲル「もちろん。いつでも来ていいよ」テクテク

シンジ「…渚は僕みたいな奇行種は嫌じゃないの?」ペタペタ

カヲル「慣れたよ」テクテク

シンジ「ふーん」ペタペタ

カヲル「…友達だし」テクテク

シンジ「ふーん」ペタペタ


806 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:36:11 ID:dcTJMqCA

カヲル「…じゃ、僕こっちだから」

シンジ「ん」

カヲル「…また、明日」ヒラヒラ

シンジ「ん」フリフリ


シンジ「……」


シンジ「渚」

カヲル「何」


シンジ「………ありがとう。」

カヲル「? 急にどうしたのさ」

シンジ「わかんないけど、なんか言いたくなった」

カヲル「へぇ」


807 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:38:22 ID:dcTJMqCA



シンジ「じゃ。」ゴロゴロゴロゴロ

カヲル「…開脚前転で帰るのはやめなよ」

シンジ「やりたいんだもん」ゴロゴロゴロゴロゴロ


808 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:45:10 ID:dcTJMqCA





~ネルフ:ドイツ支部~


アスカ「嘘」

『本当よアスカ。あなたの全裸でのシンクロ率は1.2%上がっていたわ』

アスカ「…へぇ。あんだけ恥晒して犠牲を払ったのにそれだけなのね」

『きくらげは効果がなかったわ』

アスカ「でしょうね」

『で、今度は全裸でバイクに乗ってマク●ナルドに突入してほしいの』

アスカ「あたし最近エヴァパイロットやめよっかなって思い始めてきた」


809 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:51:08 ID:dcTJMqCA

~第壱中学~


シンジ「トウジトウジ」

トウジ「なんや?」

シンジ「トウジはどうしてジャージなの?」

トウジ「楽やからなぁ」

シンジ「ふーん」

トウジ「なんや、センセもよーやく服が着たくなったんか?」

シンジ「いや破きたくならないのかなって」ジー

トウジ「いやならんし……ってかワシのジャージ見つめるのやめてくれへん?なんか不安になる」



シンジ「……」

トウジ「……」


810 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:53:42 ID:dcTJMqCA

シンジ「……」ジリ…ジリ…

トウジ「……」ジリ…ジリ…


トウジ「っ!」ダッ!

シンジ「逃がさん」ダッ!



811 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 12:58:26 ID:dcTJMqCA

トウジ「やーめーやって!やーめーやって!」ダダダ!

シンジ「だが断る!だが断る!だが断ーる!!」クルクルクルクルクルクル

トウジ「使いどこ間違うてるぞ?!」ダダダ!

シンジ「一人だけジャージ着やがって!そんなに『人と違う』が好きか!」クルクルクルクル

トウジ「いや楽やからって言うたやん!」

シンジ「"異端者"の称号は渡さん!!」クルクルクルクル

トウジ「いらんわ!」ダダダ!


812 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 13:06:58 ID:dcTJMqCA

ケンスケ「平和だね(僕たちは)」

ヒカリ「そうね。いつもこうだといいんだけど」クス



カヲル「またシンジくんが暴走してんの?」

綾波「ええ。今日の犠牲は鈴原くんよ」


814 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 14:00:03 ID:dcTJMqCA

トウジ(制服)「くそ……」

シンジ「獲ったど―――――!!!」ウォオオオ!!!



ケンスケ「…制服姿のトウジって違和感半端ないね」

ヒカリ「よね。もう『え、誰?』って感じよね」コク

綾波「ジャージじゃない鈴原くんは鈴原くんじゃないわ…ただのモブよ」

カヲル「ジャージ=鈴原だしね」


トウジ「…お前らワシをなんやと」

「「「「ジャージ」」」」


815 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 15:05:33 ID:dcTJMqCA

~学校帰り~

シンジ「ねぇ渚」

カヲル「何?」

シンジ「使徒って擬人化したりしないかな」

カヲル「っ?!」ドッキン

シンジ「いや、ほら使徒がヒトになったら意外と可愛いかったり綺麗だったりサイケデリックだったりするかなって」

カヲル「さー?どうだろうねー(棒)」

シンジ「…もし使徒が人間サイズだったらさ」

カヲル「うん」

シンジ「"エヴァ"も人間サイズになったのかな。あるいは人型じゃなくて"武器"やスーツだったりさ」

カヲル「…かもね」


816 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 15:09:47 ID:dcTJMqCA

シンジ「……」

カヲル「そうだとしたら君はどんなエヴァがよかったワケ?」

シンジ「銃かな?渚は剣で、綾波は二又槍、後の追加メンバーの人は鞭とか」

カヲル「ん?他人の分も?」

シンジ「……」

カヲル「…?」


シンジ「学園堕天使録の事も忘れてやんなよって思って」

カヲル「何の話?」


817 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 15:15:39 ID:dcTJMqCA

シンジ「いや僕は結構好きだったよ?すぐ放置されるタイプのSSとかにありがちな設定だったけど」

カヲル「?」

シンジ「探偵日記は…まあ、うん」

カヲル「シンジくん?」

シンジ「個人的に一番好きな漫画は鋼鉄2の漫画版かな。いやカヲルくんの設定とか、特に5巻が好きでさ」

カヲル「…ああ、漫画の話だったんだ?ゴメン。僕は漫画とか読まないから」


シンジ「今度貸してあげるよ」

カヲル「ありがと」


818 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 15:22:55 ID:dcTJMqCA

シンジ「渚も漫画読みなよ。僕との話の輪広がるよ?」

カヲル「そう?じゃあ何か読むよ。お勧めとか、これはないなってのはある?」

シンジ「んー…エースの育成計画かな」

カヲル「何がいけないわけ?」

シンジ「いやさ、嫌いじゃないんだけど…ワンパ過ぎてぶっちゃけクソ化してると思う」

シンジ「もっと"話"をさ、ちゃんとやってたらよかったのになーって思うんだよね」

カヲル「ふーん?」

シンジ「繰り返すけどさ、嫌いじゃないんだよ?嫌いじゃないんだけど……」

カヲル「参考にするよ」


819 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 15:31:46 ID:dcTJMqCA

シンジ「昔は4コマとかアンソロも面白いのはいっぱいあったんだけど…今はもうブックオフでしかお目にかかれないしね…」

シンジ「新劇版の4コマとか漫画とか出ないかな」

カヲル「…へぇ」

シンジ「貞エヴァ完結巻早く見たい」

カヲル「……ふーん」


820 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 15:41:38 ID:dcTJMqCA

シンジ「ぷちエヴァはもう別もんだしアレだし」

シンジ「てーかアレだよ、荒川アンダーの中村光さんになんか書いてほしい」

シンジ「あの人昔鋼鉄2の4コマでチラッと書いてたりとかしてたしエヴァ好きだしギャグのツッコミ上手いし」

シンジ「トニーさんにもまたなんかアンソロで書いて欲しいなー」

カヲル(今日の晩ごはんはどうしようかなぁ…)


821 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 15:44:34 ID:dcTJMqCA

シンジ「ミツルギの河田雄志と行徒もアンソロよかったしあの人でもいいな」

シンジ「で、こっから更に語る事になるんだけど」


カヲル「ごめんシンジくん僕ちょっと用事できたから今すぐ帰るわ」


822 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 15:47:45 ID:dcTJMqCA

ブブブブ。ブブブブ。

カヲル「!」

カヲル「…シンジくん」

シンジ「え?話聞いてくれるの?」

カヲル「違う。ほら」つ携帯



『非常召集』


カヲル「…使徒だよ」

シンジ「噂をすれば陰…ってやつか」


823 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 15:50:19 ID:dcTJMqCA

ゴウンゴウンゴウンゴウン…


ゴウンゴウンゴウン


ゴウンゴウン



ラミエル「………」




ラミエル「ファーwwwww」




824 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 16:08:43 ID:dcTJMqCA

~ネルフ:第一発令所~


碇司令「総員第一種戦闘配置だ。急げ」


「「「了解!」」」


青葉「現在、目標は芦ノ湖上空へ侵入!」

日向「真っ直ぐネルフ本部を目指しています!」


碇司令「赤木博士、零号機は」

リツコ「380秒で準備できます!」

碇司令「よし、零号機出撃だ。まずは斥候させる」

碇司令「パイロットはフォースを使え」

リツコ「了解!マヤ!」

マヤ「はい!」カタカタ!


825 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 16:12:35 ID:dcTJMqCA

~初号機エントリープラグ内~


シンジ「へぇ、渚が行くんだ?」

カヲル『ああ。僕の方がシンクロ率高いしね』

シンジ「僕の分も残しとけよー」

カヲル『どうかな。斥候だし』

シンジ「やっちまえやっちまえ。誰が倒したって同じさ」

カヲル『だね』ニヤ


826 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 16:17:44 ID:dcTJMqCA

ミサト「カヲルくん?あくまで斥候に留めてよ?」

カヲル『別に、倒してしまっても構わないんだろう?』

ミサト「倒せるなら、ね」

カヲル『了解。』ニヤ



マヤ「エヴァ零号機、発進準備完了!」

ミサト「了解!エヴァンゲリオン零号機、 発 進 ! 」



827 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 16:28:30 ID:dcTJMqCA

バチッ!バシュッッッ!!!

零号機「」


カヲル(悪いけど、僕が勝たせてもらうよ)

カヲル(消えるのはそっちだとシナリオにはそう描かれてるんだ)



青葉「っ?! 目標内部に高エネルギー反応!!」

青葉「周円部を加速!収束していきますッ!!」

ミサト「なんですって?!」



ミサト「カヲルくん!避けて!!!」



828 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 16:31:23 ID:dcTJMqCA

カヲル(まずはチョップで―――え?)

零号機「っ」バシャン!


ラミエル「ッッ!!!」



        カッ!!!!



カヲル『うわぁあああああああッッッッ?!熱いぃいいいぃいいいっ?!!』


日向「零号機に目標の加粒子砲が直撃ッ!」

ミサト「戻して!早くッ!」


カヲル「あぁああああああぁあああああ!?」


829 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 16:43:50 ID:dcTJMqCA

シンジ(どうでもいいけど咄嗟とはいえ、固定されてんのに『避けて』はねーよな)

シンジ『渚!!A.T.フィールドA.T.フィールド!』

カヲル「ああああ、ぐっ、あああ!!」


零号機「っ」つA.T.フィールド

キィイイイインンン!!!

ラミエル「……」シュゥウウ…


日向「目標、砲撃を停止!」

シンジ「…違う。アレは……」


ミサト「エネルギーを溜めてる!?戻して!早く!」

日向「ダメです!エヴァを固定しているレールとロックボルトが融解し、戻せません!」

ミサト「なんですって?!」


830 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 16:48:15 ID:dcTJMqCA

ラミエル「ッッッッ!!!」ビキュッ…ン!


      ズガァアアアアアアッッッッ!!!! 

カヲル「  」

零号機「」ドロッ……!


シンジ「渚ぁあああああッッッッ!!!」


伊吹「零号機のA.T.フィールド、破られました!」

ミサト「カヲルくんっ!!」

ミサト「初号機は出撃できないの?!」


MENTAL TOXICITY LEVEL

01  :|
THIRD.c:|

伊吹「ダメです!シンクロ率、0.1%!」


831 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 16:52:41 ID:dcTJMqCA

ミサト「周辺に待機しているUNに援護要請!復旧している兵装ビルと12式自走臼砲フル稼働!」

ミサト「少しでもカヲルくんへの注意をそらして!」

日向「はい!」


カヲル「が.……………あ、」


零号機「 グニャ、あァ………




832 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 16:57:01 ID:dcTJMqCA

シンジ「っ、」

シンジ「ぅっおおおおおお!!!」


MENTAL TOXICITY LEVEL

01  :∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥≫
THIRD.c:∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥∥≫


伊吹「?!初号機、シンクロ率上昇!!」


初号機「ッ!」カッ!

伊吹「初号機、起動しました!シンクロ率、99.89%!!!」




833 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 17:02:03 ID:dcTJMqCA

初号機「…っ」グググ…!


初号機「ッッ!!!」ドンッ!!!


バキッ………グシャグシャグシャグシャ!!!!


伊吹「?! 初号機、第6ケイジを破壊!!ゲートへ、いえ、零号機のポイントまで一気に移動!!」

リツコ「そんな!あの巨駆で高速移動?!あり得ないわ!!」


初号機「ウォォオオオオオオオオオオオンンンン!!!」ダダダダダダ!!

シンジ「渚ぁあああああぁあああああ!!!!」


834 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 17:07:24 ID:dcTJMqCA

カヲル「――

カヲル「?」

初号機「ッ!!」つA.T.フィールド

カヲル(初号機……シンジ、くん?)

シンジ「ウォォオオオオオ!!!」


ラミエル「ッッッッッッッッ!!!」


ズガァアアアアアアアアアアアッッッッ!!!


シンジ「んぐがっ……?!うらぁあああ!!!」


835 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 17:07:40 ID:dcTJMqCA

初号機「っ、」ダンッ!

バキッ…

日向「零号機、初号機の蹴りにより拘束から解放されました!」

初号機「っ!」バキンッ!

日向「レール、リフトが一部破損!」

ミサト「チャンスよ!そのまま落として!別リフトを使って零号機を回収!!」

日向「了解!!」



836 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 17:11:32 ID:dcTJMqCA

零号機「 シュゥウウ……

ガコン……!


シンジ「うし、後は……!」チラッ


ラミエル「……」イラッ


ラミエル「」ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……!!


シンジ「! まずっ!!」

初号機「」バッ!



ラミエル「   」カッ――――………




837 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 17:12:36 ID:dcTJMqCA


























838 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 17:48:37 ID:dcTJMqCA




ミサト「――それで、使徒は?」

日向「現在、目標は自身の下部から直径17.5mの巨大なA.T.フィールドを纏ったドリルブレードを展開」

日向「ネルフ本部に向かい、穿孔中。現時点で第二装甲板まで到達しています」

ミサト「…本部への到達予定時刻は?」

日向「明後日、午前0:06:54です」

ミサト「明後日?随分遅いわね?」

日向「シンジくんが、…初号機が、最後の最後で使徒に痛手を負わせたのが最要因であるかと」

ミサト「そう……」


839 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 17:51:13 ID:dcTJMqCA



ミサト「……まさか、初号機も目から加粒子砲を撃つなんてね」

日向「あの時点で赤木博士の『あり得ないわ』が50回目になりましたね」



ミサト「…数えてたんだ」

日向「はい!」


841 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 18:16:39 ID:dcTJMqCA

日向「続けます。これまで採取したデータによりますと目標は一定距離内の外敵を自動排除するものと推測されます」

日向「エリア侵入と同時に加粒子砲で100%狙い撃ち。射撃誤差はほぼ0です」

ミサト「…敵のA.T.フィールドは?」

日向「健在です。相転移空間を肉眼で確認できるほど強力なものが展開されています」


日向「つまり、初号機並みのA.T.フィールドが常時展開されているという事になります」

ミサト「最強ね」


842 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 18:24:04 ID:dcTJMqCA

ミサト「第3新東京市の被害は?」

日向「攻撃を仕掛けた兵装ビル、自走臼砲は全滅。」

日向「ですが、都市そのものに関しては目標からの初撃を受けた周囲30m程が融解した程度です」

日向「初号機が大きく跳躍したお陰で目標の最後の砲撃は空へ放たれましたからね」

ミサト「あの特大加粒子砲を受けてたらちょっちヤバかったわね」


843 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 18:29:12 ID:dcTJMqCA

ミサト「…赤木博士、零号機の状況は?」ピッ


リツコ『胸部の装甲は全て融解。コアは無事だけど機能中枢も15%焼かれたわ』

リツコ『また、前面の装甲も第3装甲まで融解。実戦は無理ね』

ミサト「復帰まであとどのくらいかかるかしら」

リツコ『フルピッチで5日ってとこ』

ミサト(零号機は使えない、か)


844 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 18:33:41 ID:dcTJMqCA

ミサト「フォースの容態は?」

日向「生存しています。中程度の全身火傷を負ったようです」

日向「また、神経パルスが不安定になりつつありますね。今は薬で寝ています」

ミサト「そう…生きていてくれてよかったわ。終わったら見舞いと謝罪にいかなきゃね」


845 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 18:35:51 ID:dcTJMqCA

ミサト「…それで、シンジくんは」

日向「……シンジくんは、」







848 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 20:31:20 ID:HexLoaBc
いや、碇シンジは服を着ている、エヴァと言う服を…だからシンクロ出来ないのでは?(適当) 

849 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:00:32 ID:dcTJMqCA

~ネルフ:病棟エリアICU~


ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、


シンジ「……」シュコー…



リツコ「…使徒の加粒子砲により、初号機の下半身が吹き飛んだ」

リツコ「当然、高シンクロ率を出していたシンジくんへのダメージフィードバックも苛烈となる」


リツコ「…ショック死しなかっただけでも奇跡としか言い様がないわね」



850 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:02:54 ID:dcTJMqCA

マヤ「先輩、シンジくんは…」

リツコ「医者の話では生死をさ迷っているそうよ。また闘えるか、いえ…」


リツコ「…目覚められるのかしらね」

綾波「………」



851 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:03:37 ID:dcTJMqCA



ガタンゴトン……ガタンゴトン……




852 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:04:34 ID:dcTJMqCA

シンジ「……ん?」パチ


シンジ「……」キョロキョロ


シンジ「…古ぼけた電車?」



853 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:06:20 ID:dcTJMqCA

シンジ「………」



ガタンゴトン……ガタンゴトン……



シンジ「………」




シンジ「とりあえず窓ぶち破って途中下車するか。僕の行き先を決められるのは僕だけって決めてるんだ」



854 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:09:22 ID:dcTJMqCA

シンジ「全く誰だよ僕に断りも入れずに僕をどこかへ運ぼうとするなんて」ブツブツ


「待って」


シンジ「?」クルッ


「待って。」


シンジ「………」


シンジ「イヤだ」クルッ

「お願い。本当にちょっと待って」



855 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:14:53 ID:dcTJMqCA

シンジ「どっせ―――い!!!」ピョイーン!!

バンッ!!!


シンジ「なん……だと……?」


シンジ「僕の必殺エンジェルヒップで割れない窓ガラス!?防弾ガラスかよ!クソっ!」

「話を聞いて」

シンジ「……僕は窓ガラスにヒップアタックしてるから勝手に話せば?」

「……そう。じゃあ話すわ。ねぇ、シンg」

シンジ「だらっしゃああがっぷるんこっぺそぉいぁああああ!!!」ガンガンガンガンガンガンガンガン!!

シンジ「そぉい!そぉい!!そぉい!!!そぉい!!!」ガンガンガンガンガンガン!!

「ごめんなさい。お願いだから窓ガラス割るのをやめて話を聞いて。気が散る」


857 :ファントムペインですが、肉の代わりに神経やられる:2014/09/11(木) 21:20:50 ID:dcTJMqCA

シンジ「え――っ?!何ー?ガンガン煩くてなーんも聞こえないよー!?」

「だからガラス割ろうとするのをやめて」

シンジ「でも帰りたいんだ。僕が行く道を勝手に決められるなんて不愉快極まりないんだ」


シンジ「どのくらい不愉快かって言うと全部の指がエグい深爪するくらい」

「そう。でも大丈夫よ。ここは動いているようで止まってる世界だから」

シンジ「…ふーん」ホジホジ


858 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:27:59 ID:dcTJMqCA

シンジ「お前誰?」

「碇シンジ」

シンジ「は?」

「人は誰でも自分の中にもう一人の自分を持っているわ」

シンジ「いや…でもお前女やんワシ男やんちゃうやん」

「ええ。あなたとは区別するために綾波レイの姿になっているの」

シンジ「つまり……」


シンジ「綾波は、僕だった…そう、言いたいんだな?」キリッ

「バカなのね?」


859 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:38:31 ID:dcTJMqCA

「あなたも本当はわかっているはずよ」

シンジ「……」

「あなたがここにいるのは」



 ・・・
「わざと初号機とシンクロしてこなかった事で、渚を危ない目に逢わせた」


「その懺悔を、……自責するためだと」




862 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:48:10 ID:dcTJMqCA

シンジ「……」プイ

「あなたは、シンクロ率を意図的に下げていた」

シンジ「……」

「『シンクロする』という事はエヴァと同化するという事」

「エヴァに心を開き、身を委ね、甘える事」

「母親に甘えるように」

シンジ「……」

「あなたは、それが嫌だった」


863 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:50:08 ID:cMi/Uhtw
下半身なくなった痛みは現実の痛みじゃなくても頭がイカレると思うの 

864 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:51:05 ID:dcTJMqCA

シンジ「……」


「母親に甘えるのが照れ臭かった」

「母親がエヴァのどこかにいるのもなんとなくわかってた」

「それを、母子間の愛を"兵器"として運用されるのが」


「何よりも嫌だった」


シンジ「………」


866 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 21:56:36 ID:dcTJMqCA

「だから、あなたはシンクロ率をわざと下げた」

「エヴァに対し、徹底的に心を閉ざして」

「初号機に"自分"を深く汚染《マーキング》して誰かに盗られないようにして」

「あとは自分が役に立たないとなれば初号機は凍結されると思いこんで。」


「そんな、幼稚で、身勝手で、そんな事にならないと知っていても」


「あなたはそうした」

シンジ「……」


868 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:06:10 ID:dcTJMqCA

「その結果、あなたは友達を失いかけ。人類を滅亡させる可能性を引き上げた」

シンジ「……」

「過ぎた時間は取り返せない。」

「汚したモノは永遠に染みつく」

「どんなに、犠牲を払っても。」


「あなたはこれからどうするの?」

シンジ「…」

「いいのよ、逃げても。」

「この電車が停車した駅で降りなければいいだけだから」


869 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:11:41 ID:dcTJMqCA

シンジ「………」

「もし降りるなら」

「あなたはまた嫌な思いをしながら生きる事になるわ」


シンジ「……」

「あなたが、いえ……――――



シンジ『"僕達は"どうする?』

シンジ「………」



870 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:16:35 ID:dcTJMqCA

シンジ『僕は君だ』

シンジ『そして、僕が綾波レイから僕になったという事は』

シンジ『もうすぐ"同化"し、一人の"碇シンジ"に戻るという事』


シンジ『そして、答えを出す時だ』

シンジ「……うん」

キキぃー……

シンジ『……ほら、電車が停まったぞ』

シンジ「…うん」




872 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:21:10 ID:dcTJMqCA

シンジ『わかってると思うけどさ』

シンジ『簡単に言えば、このままこの電車に乗っていったら死ぬって事だ』

シンジ「うん」

シンジ『生きたいなら降りろ』

シンジ「うん」

プシュー…ガチャン

シンジ『ほら、ドアは開いた』

シンジ『…今度こそ、偽らずに大事な人達を守るために闘うというなら降りろ』

シンジ「……」


874 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:22:54 ID:dcTJMqCA

シンジ『……』

シンジ「……」

シンジ『……』

シンジ「……」

シンジ『……』

シンジ「……」






シンジ『……あの、降りないの?』

シンジ「うん」



876 :名前欄も空欄にしといた方がいいよ。怒られるから:2014/09/11(木) 22:28:03 ID:dcTJMqCA

シンジ『いやっ……いやいやいやいやいやいや』

シンジ『え?マジで?』

シンジ「うん」コク

シンジ『いやっ…その、それは不味いんじゃないのかな?』

シンジ『いやほら僕さぁ、散々「これからは頑張れよ?」的な雰囲気醸し出してたじゃん』

シンジ「うん」コク

シンジ『だったらさぁ、降りた方がいいんじゃないの?』

シンジ「いや…いいっす」

シンジ『いやいやいやいやいやいやいやいや』


877 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:32:03 ID:dcTJMqCA

シンジ『いやちょっと、本当ちょっと待とう?考え直そう?』

シンジ「や」フルフル

シンジ『……マジで?』

シンジ「……」

シンジ『いや本っ当、ちょっ、マジで?』

シンジ「しつけーな」

シンジ『え゙え゙え゙え゙え゙ッ?!』


プシュー……バタン。


シンジ『あ゙』



880 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:35:32 ID:dcTJMqCA

シンジ『あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙?!扉閉じたァアアアアッ!?』

シンジ『おまっ…ちょっと本当に何してけつかんねん!?』

シンジ「んだよ、テメェが言ったんだろ『選べ』って」

シンジ『いや言ったけども!!』


881 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:38:33 ID:dcTJMqCA

シンジ『いやっ…ちょっ……想定外過ぎるんだけど!?』

シンジ『ここはいい雰囲気の中かっこよく下車して闘いにいくとこじゃないの?!』

ガタン……ゴトン…

シンジ「さっらばー♪地球よー♪」

シンジ『歌ってんじゃねぇよ!!!』


882 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:42:54 ID:dcTJMqCA

シンジ『あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!こんな事なら僕が降りときゃよかったぁああ!!』

シンジ「…過ぎた時間は取り返せない。

    汚したモノは永遠に染みつく。

    どんなに、犠牲を払っても。」


シンジ「…なるほどな!」ポン!

シンジ『うるせぇええええ!!』


883 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:46:01 ID:dcTJMqCA

~作戦司令室~

ミサト「え?!シンジくんの容態が?!」

日向「はい、急変したようです!」

日向「…危篤だそうです」

ミサト「そんな……!」



884 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:52:25 ID:dcTJMqCA

シンジ「いつかいい事あるって」

シンジ『死ね!!』


シンジ「まあまあ。僕はもう一度生きてみるって選択肢を選んだんだから」

シンジ『……は?』

シンジ『扉は閉まっちまったんだぞ!?テメェが今更選択しても遅ェんだよハゲ!』

シンジ「何言ってんだよ」ハハ

シンジ「僕ならこんな時どうするか、"僕"ならわかるんじゃないの?」

シンジ『………あ?』



885 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 22:58:39 ID:dcTJMqCA

シンジ「……」スタスタ

シンジ「…」ガシッ

シンジ「僕が他人に用意された道を行くと思うのか?」

シンジ「僕は、いつだって"自分"が行きたい道を、行きたくなったら行くんだ」

シンジ「もう一人の僕にだって決められたくないんだよ」

シンジ『な、まさか…扉をこじ開ける気か?!』



シンジ「ぅがぁあああああぁあああああ!!!」グググぐぐ…



886 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:00:29 ID:dcTJMqCA


シンジ「しゃ―――――んなろ―――――!!!」


バカァアアアアンッ!!!


シンジ『ほ、本当にこじ開けやがった…』

シンジ「じゃ、行くわ!」ヒョイ

シンジ『は、はは…』


シンジ「…ま、反省してさ、今度からはちゃんと戦うようにするよ。」

シンジ『!』



シンジ「いってきます」ヒラヒラ

シンジ『…いってら』ヒラヒラ



887 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:06:58 ID:dcTJMqCA

シンジ『…ったく、誰に似たんだか』ガシガシ


シンジ『…もし、エヴァに"汚染"なんてできるなら。』

シンジ『その逆もあり得る…ってのは思いつかなかったか?』

シンジ『…これで汚染した分は消えちまうけど』

シン/イ『本当に…世話が焼けるわ』



ユイ『…頑張ってね、シンジ』


フッ。



888 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:13:22 ID:dcTJMqCA


カヲル「……」パチ…



カヲル「……」

「フォースが目を覚ましました」
「そうか、よかった」

カヲル「……」


カヲル(…微かにだけど、朦朧とした意識の中で…初号機が下半身を失った時)

カヲル(初号機にある"魂"が目覚めたのを感じた)


カヲル(…おかしいな、もっと他に考える事あるんじゃないのか?僕は)


889 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:15:50 ID:dcTJMqCA

カヲル(…シンジくんの精神の一部をエヴァに残せるほどシンクロしてたなら…)

カヲル(…"魂"が目覚めた今、逆汚染もあるんじゃ…?)


カヲル「……あの、シンジくんは」

「えっ、ああ…」



890 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:19:04 ID:dcTJMqCA



シンジ「ぱうっ!ポウッ!」ブルンブルンブルン!


「君の隣のベッドでブレイクダンスしてるよ」

カヲル「よかった、元気そうで」ホッ


891 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:23:30 ID:dcTJMqCA

「彼、ほんの十数秒前まで生死の境をさ迷ってましたよね?」
「というかマジでヤバかったですよね?」
「ええ」


シンジ「お、ミスターなぎーさ!はうどぅーゆーどぅー?」クネ?

カヲル「お陰さまで。助かったよ」ニコッ

シンジ「そっか。」グルグルグルグル!

カヲル「…シンジくん」

シンジ「あにー?」グルグルグル

カヲル「…初号機から"声"を聞かなかった?」

シンジ「? 何言ってんの?中2的やまい?」

カヲル「…いや、わからないならいいんだ」

シンジ「ほーん?」グルグルグルグルグル


892 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:28:27 ID:dcTJMqCA

シンジ「あー!体が動かし足りない!!」

シンジ「僕ちょっと父さんに『丘にうちあげられた魚』のモノマネ見せてきます!」ダッ!

「あ!こら!」
「まちなさい!まだ君は…ああいっちゃった」


「大変だわ!精神に異常が出てる!」

カヲル「心配いらないよ。アレは元からだから」


893 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:36:31 ID:dcTJMqCA

~作戦司令室~

リツコ『―――というわけで。初号機は戦闘不可能よ』

リツコ『巨大な車椅子にでも座らせればA.T.フィールド発生装置くらいには役に立つけど』

ミサト「そう…ありがと」ピッ


ミサト「参ったわねー…」ハァ…


894 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:37:19 ID:dcTJMqCA

ミサト「ネルフにあるエヴァ2機…零号機と初号機が戦闘不能」

ミサト「使徒は依然侵攻中」

ミサト「街の対使徒施設はボロボロ…」

ミサト「まさに満身創痍ね」

日向「白旗でもあげますか?」ニヤ

ミサト「ナイスアイデア!――でもその前に」

ミサト「やれる事はやっておかなきゃね」


ミサト「―――後悔はあの世でしても仕方ないわ」


ミサト「…日向くん、ちょっち電話繋いでくれる?司令と―――に」

日向「了解!」


895 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:42:09 ID:dcTJMqCA


~ネルフ:ドイツ支部~


アスカ「……」ゲッソリ


アスカ「なんだってあたしがこんな目に逢わなきゃなんないのよ…」グッタリ

アスカ「…あたしがこんな目に逢う原因を作ったのは日本のサードチルドレン……」

アスカ「…もしいつか会う機会があったらボッコボコにしてやる……」



プルルルル。プルルルル。



アスカ「またぁ?もう…いや…」グスッ



896 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:44:20 ID:dcTJMqCA

アスカ「はろぅ……」

『アスカ?また命令よ』

アスカ「…今度は何よ…ブレイクダンス?うちあげられた魚のモノマネ?」

アスカ「もうあたし、高いシンクロ率なんていらないし」

アスカ「エヴァパイロットから降りてもいいから…」

アスカ「もう堪忍して………」


『違うわ。シンクロ率上昇の努力じゃないの』



897 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:46:41 ID:dcTJMqCA

アスカ「じゃあ何よ……」


『日本のネルフ本部から要請があったの。強力な使徒が現れて敗北しそうなの』

アスカ「…それでぇ?」ウダウダ



『アスカ、今すぐ弐号機と一緒に日本へ行きなさい』



アスカ「…………」


アスカ「はあ?」



898 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/11(木) 23:55:18 ID:dcTJMqCA


       次回予告


ミサト「攻守共にパーペキな第5使徒。」

ミサト「それに対してネルフsideは、」

ミサト「ドイツからやってきたセカンドチルドレンと弐号機」

ミサト「そして碇シンジ操る初号機で迎え討つ」

ミサト「ミサトが立案するおったまげーな作戦とは」

ミサト「そしてアスカは惣流なのか式波なのか貞本なのか」

ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『AAA(トリプルアスカ)』」


ミサト「さぁーって!?この次も!サァービスサービスぅっ!!」


911 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 02:07:58 ID:EWPc6pDw

~総司令執務室~


ゲンドウ「そうだ。初号機を最優先で修理しろ」

ゲンドウ「私はお前の泣き言を聞くために命令をしているわけではない。やれ!」

ゲンドウ「…」ピッ

ゲンドウ「はい、碇です」

ゲンドウ「いつもお世話になっております」

ゲンドウ「ええ、大変申し訳ありませんがそちらで建造中の5号機の右腕パーツを、ええ」

ゲンドウ「…はい、はい。ええ。…ありがとうございます。ではまた」

ゲンドウ「…」ピッ


912 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 02:12:58 ID:EWPc6pDw

ゲンドウ「冬月、零号機の改修の件だが」

ゲンドウ「ああ、これを機にやってしまおう。ちょうどいい機会だ」

ゲンドウ「…ああ、急がせろ。なんならムチを打っても構わん」

ゲンドウ「…」ピッ

『碇司令、御子息様からお電話をお預かりしております』

ゲンドウ「…はぁ、繋げ」

『了解。お繋ぎします』

『……』

ゲンドウ「シンジ、なんの用だ。私は忙しい」

シンジ『司令室のドア開けてよ』

ゲンドウ「…一応聞いてやる。何故だ」


913 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 02:16:49 ID:EWPc6pDw

シンジ『見せたいものがあるんだ』

ゲンドウ「それは今でなければならんのか」

シンジ『じゃなきゃこの切迫した時に電話なんかかけないよ』

ゲンドウ「…見せたいものとはなんだ」

シンジ『ナイショ』

ゲンドウ「…ハァー…」

ゲンドウ「…わかった。入れ」カチッ

プシュー。


シンジ「ありが父さん」ペタペタ


ゲンドウ「ネルフ本部の総司令執務室にアポなし服なしで私に会いに来たのはお前が初めてだよ」


914 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 02:29:53 ID:EWPc6pDw

ゲンドウ「それで見せたいものとはなんだ」

シンジ「『丘にうちあげられた魚』のモノマネを…」


ゲンドウ「…」ピッ

ゲンドウ「ああ、私だ。サードチルドレンを今すぐ総司令執務室から連れ出せ」

ゲンドウ「そうだ、サードチルドレンを作戦開始まで捕らえていれば昇給だ」

シンジ「……」

シンジ「…」ゴロリ

シンジ「はっ!よっ!」ピチピチビチビチピチピチビチビチ!

シンジ「私は魚!魚さかなサカーンナ!!!」ピチピチビチビチピチピチビチビチ

シンジ「俺を焼いて食え―――――!!!」ピチピチビチビチピチピチビチビチピチピチビチビチ!!!


ゲンドウ「頼むから早く持っていってくれ。目障りの極みだ」


915 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 02:35:03 ID:EWPc6pDw

プシュー。

ネルフ保安諜報部の人「っ、」ダッ!

シンジ「煮てよし!焼いてよし!でもタタキはイヤァアアアア!!!」ピチピチビチビチピチピチビチビチピチピチビチビチピチピチビチビチピチピチビチビチピチピチビチビチピチピチビチビチピチピチビチビチピチピチビチビチピチピチビチビチ

ネルフ保安諜報部の人「おとなしくしろ!サード!」

シンジ「ルパン・ザ・?」

ネルフ保安諜報部の人「サード!」ビシッ!

シンジネルフ保安諜報部の人「「あははははははは」」

ゲンドウ「減給だ」


916 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 02:39:48 ID:EWPc6pDw

ネルフ保安諜報部の人「乗らなきゃよかった…」ブツブツ

シンジ「HA☆NA☆SE!!!」ジタバタジタバタ!

プシュー…


ゲンドウ「…はぁ……」

ゲンドウ「…」ピッ

ゲンドウ「はい、碇です。ええその件については葛城一尉に」

ゲンドウ「はい、はい」

ゲンドウ「そうです。私が シンジ「サカナ」 です」


ゲンドウ「……」

シンジ「………」


ゲンドウ「……」ニコッ

シンジ「………」ニコッ



917 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 02:43:57 ID:EWPc6pDw

シンジ「……前が見えねぇ……」

ネルフ保安諜報部の人「まさかあの碇司令が顔面パンチするとはね」

シンジ「初めて父さんにぶたれた」

ネルフ保安諜報部の人「…そっか」




シンジ「そういや父さん気づいたかな。椅子の後ろに手作り弁当置いたの」ワクワク

ネルフ保安諜報部の人「いつの間に…」



918 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 02:45:42 ID:EWPc6pDw

ゲンドウ「……」つ弁当箱

ゲンドウ「…」パカッ


『ガンバ!はぁと』


ゲンドウ「……」


ゲンドウ「…」パタン…



919 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 02:48:15 ID:EWPc6pDw


シンジ「――――さてと。」

ネルフ保安諜報部の人「」

シンジ「彼の○○に不意打ちで当て身もしたし…」


シンジ「腹這いになって四足歩行で第一発令所散歩してこよ」ペタペタ



920 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 03:03:46 ID:EWPc6pDw

~ドイツ~

『頑張ってね、アスカ』

アスカ「…うっさいわね、今いいとこなのよ」ピコピコ


『式波・アスカ・ラングレー大尉?使徒が本部を破壊すればゲームは二度とできなくなるわよ?』

アスカ「はいはい。」ピコピコ

アスカ「やっぱゲームはワンダースワンに限るわ」ピコピコ

『…ユーロ空軍からの出向エース様?早くしないと遅れるわよ』


アスカ「私がゲームしてたくらいで滅びるような世界なら滅びた方がいいわよ」ピコピコ


921 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 03:11:40 ID:EWPc6pDw

『…はいはい。』

     ・・・・・
『それで?あとの二人は?』


アスカ「知らない。あたしゲームしてたし」ピコピコ

『…もう少し社交性もったらー?』

アスカ「余計な、お世話ッッ!!」ガチャン!


アスカ「ったく…」

ワンダースワン<バボーン!テーレーレーレー……♪

アスカ「やだ!死んだじゃない!もう!」


922 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 03:19:52 ID:EWPc6pDw

『やれやれ…』ピッ

『さて。』プルルルル。

アスカ「はい」ピッ

 ・・・
『アスカ。現在地は?』

アスカ「あら何?もう出発?私もう船乗るとこなんだけど?」

『そう。やっぱあなたは社交性高いし大人とも仲良くしてくれるから好きよ?』

アスカ「そ?私に言わせればあなたみたいに優しい大人とは仲良くしてるだけなんだけど」

『そう、ありがとう。あ、そのまま乗ってちょうだい?』

アスカ「はーい!」

『乗る時はフルネームを名乗ってね?』


『貞本・アスカ・ラングレーさん』

アスカ「りょー、かい!」


923 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 03:22:22 ID:EWPc6pDw


アスカ「はっ、猫被られてる事くらい気づきなさいよ。大人なら、さ」


アスカ「ま、私の演技力すごいから仕方ないけどね」



924 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 03:29:56 ID:EWPc6pDw

プルルルル。

加持「俺だ」ピッ

『加持くん、彼女は?』

加持「ん、アスカか?アスカなら俺の隣で寝てるよ」

『ちょっと、手ェ出してないわよね?』

加持「添い寝してるだけさ。彼女の要望でね」

アスカ「すやー…」

『ねぇ、その船に乗る時なんだけど。彼女、ちゃんと』


『惣流・アスカ・ラングレーの名前で乗ったわよね?』


加持「もちろんさ」



925 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 03:33:34 ID:EWPc6pDw

『"アスカ"は見た目は皆同じだし…手続きはきちんとしてないと海軍が煩いの。』

『今個別に確かめてるのよ』

加持「まあ大丈夫だよ。手続きは俺がやったしな」

『そう。日本でも彼女の手綱は握っていてね?一応彼女が一番シンクロ率が高いわ』

『ああ、貞本アスカも面倒を見てね?今から彼女がそちらへ行くわ』

加持「わかったよ」

加持「しかし…」チラッ

アスカ(全裸)「ZZZ…」


加持「彼女が一番シンクロ率が高いのは"全裸生活法"のおかげかい?」

『ええ。「全裸でエヴァに乗るとシンクロ率は上昇する」新しい発見よ』

『個人差はあれど各パイロット達はシンクロ率が上昇したわ』


926 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 03:39:39 ID:EWPc6pDw

『もっとも、長く裸でいないと効果は薄いみたいだけど』

『これを発見するに至らしめ、自身も自覚にやってきた日本のサードはある種の天才ね』

『各国の一部ではサードを「神に選ばれた子」とか、「エヴァに乗るために生まれてきた」』

『なーんて崇めてたりするそうよ?』

加持「はは、すごいじゃないか。俺もサードとは会うのが楽しみだよ」ハハッ


加持「できればアスカが裸族の仲間入りしたのは責任もとってもらいたいとこだな」クックッ



927 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 03:45:33 ID:EWPc6pDw

『あら、あなたは彼女が裸族になってから喜んでた変態紳士だと思ってたのだけど』

加持「おいおい、喜んでなんかいないさ」

加持「14才の少女が素っ裸で抱きついてくるんだぞ?回りの目が痛い痛い」

加持「女性職員からは嫌われるし、男からは羨望と嫉妬の嵐。」

加持「十代の頃の俺なら喜んだかもしれないけどな」ハハハ

『へー?』


加持「できれば彼女には裸族から抜けてほしいさ。俺ももっと普通の人と接したいんでね」



928 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 04:00:25 ID:EWPc6pDw

『それはそれとして。"弐号機"も頼むわよ?』

加持「頼まれてもなぁ?俺に何をしろってんだ?」

『赤木リツコに取られないようにしてってこと。…旧友なんでしょ?』

加持「まあな」

『彼女に何か弄られてアスカや弐号機がネルフ本部に取られたらシャレになんないのよ?』

加持「そりゃわかるが」

『お願いね?』

加持「努力は、しよう。約束するよ」

『そ。期待しているわ。じゃあね、加持くん』


プツ


加持「…残念。悪いが俺としちゃ弐号機とアスカには日本側に居てほしいんでね」



929 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 04:03:13 ID:EWPc6pDw

加持「……」


加持(…"届け物"がどうしても持ってこれなかったし)


加持(碇司令へのご機嫌取りがほしいからな)



930 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 04:08:06 ID:EWPc6pDw

加持(まあそれも)


加持(第5使徒を倒して人類を存続してもらわなきゃいけないんだがな)

加持(だがやはり使徒と初戦闘を行う"アスカ"には荷が重いかもしれないな)



加持(…頼むぜ?サード。)


加持(男は、女の子を全力で護るものだぞ?)



931 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 04:15:50 ID:EWPc6pDw

~ネルフ本部:第一発令所~


シンジ「マヤちゃんの○○○○かーーわーーいーーいーー!!!」

マヤ「イヤァアアアアァアアアア!!?」


青葉「おい!やめるんだシンジくん!(棒)」

日向「そうだよ!せめて葛城さんにするんだ!ひょっとしたら一○○くらいなら許してくれるかもしれないよ?!」

シンジ「えー?ミサりんのも○○○○○たけど殴られたよ?」

日向「なんだとぉぉおおおぉぉおおおッッッッ!!?」

マヤ「いっ、いいから○○のやめて!やめてよ!シンジくん!!!」


\ギャーッギャーッッ!/



冬月「…人類滅亡の危機だという自覚が足りなさすぎるな」ハァ


932 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 04:31:54 ID:EWPc6pDw

シンジ「…」コソコソ

冬月「全く…ここはビシッと言ってやらねば」

シンジ「…」ソーッ…

冬月「君たち、ちょっといいかね?」

青葉「?」

日向「?」

伊吹「?」

冬月「いいかね?今は シンジ「アーイーヤッ!」バサッ!


冬月(丸だし)「」


青葉「」

日向「」


マヤ「……不潔」



933 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 04:35:17 ID:EWPc6pDw

シンジ「冬月副司令、○○付近は清潔にした方がいいっすよ」

冬月(丸だし)「」

シンジ「…その、なんか全体的に小汚ないんで…もう少し」



冬月(丸だし)「」

マヤ「…不潔」


        ブチッ




934 :ダメだ今日は面白いの書けねぇ。今日はここまで:2014/09/15(月) 04:39:23 ID:EWPc6pDw




冬月「ガミガミガミ!ガミガミガミガミガミガミ!」

冬月「ネチネチ…!ネチネチ、ネチネチ!」

冬月「ギャーギャー!ギャギャー!」



青葉「…はい…すみませんでした」セイザ

日向「申し訳ありません」セイザ

伊吹「不潔…」セイザ


シンジ(たんこぶ)「…」ホジホジ

945 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 21:22:45 ID:EWPc6pDw

冬月「いいな、しっかり反省したまえ」

青葉「はい…」

日向「すみません」

伊吹「ごめんなさい」

シンジ「デスティネーション」クイックイッ

冬月「…シンジくん。私は君に脱がされて恥をかかされたから、というだけで怒っているわけではないんだよ」

冬月「今、人類は一丸となって、使徒と戦わねばならない」

冬月「皆、各々の役目を、仕事を、果たそうとしている」

冬月「…君の仕事は何かね?皆の邪魔をすることではないだろう?」

シンジ「…ロマンスグレーのロマンスグレーもロマンスグレーかと思いきやただの初老だったな」ヘラヘラ


冬月「」ブチッ


946 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 21:26:12 ID:EWPc6pDw

冬月「…」つ内線

冬月「私だ。サードを拘束し、独房へ入れろ」

冬月「そうだ、独房だ。…ああ、 拘束具 と 拘束服 をつけさせろ」

冬月「10分でだ。ああ。」ピッ


冬月「…君にはいい薬になるだろう」


冬月「しっかり、反省したまえ」ニッコリ。

シンジ「テメェ…!」ギリッ


947 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 21:31:53 ID:EWPc6pDw

シンジ「くそっ、捕まってたまるか!」ダッ!

冬月「…君たちも自分の仕事をしたまえ。」クルッ

「「「了解」」」



948 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 21:50:52 ID:EWPc6pDw



第5使徒のボーリングマシンが最終装甲板を貫通するまで、



あと 38:43:20:06。




949 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 22:13:22 ID:EWPc6pDw


~総司令執務室~

冬月「…目標のレンジ外、超長距離からの直接射撃か」

葛城「はい。目標の強硬なA.T.フィールドを打破するには高エネルギー集中帯による一点突破しかありません」


葛城「そして、」


葛城「"セカンドチルドレン"による操縦、3機の"弐号機"を展開」


葛城「それぞれに"盾"、"囮"、"砲手"を担当させます」



950 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 22:19:47 ID:EWPc6pDw

冬月「初号機は?下半身がなくとも初号機の加粒子砲やA.T.フィールド、A.T.ソードやランスがあれば」

葛城「いえ、初号機の起動があてにならない以上、戦力としてはカウントできません」

冬月「ふむ、もし土壇場で使えたら?」

冬月「彼はいつもピンチに力を発揮するじゃないか」

葛城「はい。その場合、戦車に乗せた初号機をA.T.フィールド中和、及び盾として機能させます」


碇司令「…………」



951 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 22:24:15 ID:EWPc6pDw



碇司令「反対する理由はない。やりたまえ、葛城一尉」





952 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 22:36:54 ID:EWPc6pDw

~技術開発部~


リツコ「…ミサトも無茶言ってくれるわ」


リツコ「初号機はもしこの使徒戦を凌いだとしても下半身の機械化は避けられない」

リツコ「外科手術やエヴァ自身の自然治癒で治せない…ヘイフリックの限界を大幅に越えてしまっているもの」

リツコ「そしてその形態を二本足にするならともかく、戦車に繋ぐなんて…」

リツコ「確かに一番早く、一番確実な移動手段にはなるけどね」

リツコ「…パイロットがいきなり『戦車の足』を動かせると思ってるのかしらね?」



リツコ「陽電子砲《ポジトロン・スナイパーライフル》は?」

技師「技術部の意地にかけて。あと3時間で形にしてみせますよ!」

リツコ「そう。期待してるわ」


953 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 22:45:55 ID:EWPc6pDw

綾波「…」

カヲル「まさか君が僕のそばに居てくれるなんてね」

綾波「?」

カヲル「意外だなって。君ならシンジくんとか、零号機の側で待機してるかと思ったんだ」

綾波「そう」

カヲル「…すごく痛いよ。皮膚がかなり焼けたし」

綾波「そう」

カヲル「医者の話じゃネルフの医療技術なら1週間以内には完治させるらしいよ」

綾波「そう」

カヲル「中程度の全身火傷を、ね。一般には公開されてないような技術じゃないかな」

綾波「そうかもしれないわ」


954 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 22:52:46 ID:EWPc6pDw

カヲル「……」

綾波「……」

カヲル「…君は僕と同じだね」

綾波「……」

カヲル「おっと、"魂の入れ物"って点じゃない。精神性の話」


カヲル「僕らは"知らない"んだ。何か、人が人の中で生きていく上で大事な事を」


カヲル「僕らはシンジくんや学校、対人関係からそれを少しづつ知っていっているけど。」

綾波「…」


955 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 22:59:57 ID:EWPc6pDw

カヲル「…あの使徒倒せなきゃ僕らはこのまま知らないまま死ぬんだな」

綾波「そうね」

カヲル「僕はまだシンジくんと居たいんだけど」

綾波「そうね」

カヲル「…シンジくん、何やってんだろうね。一緒にベッド越しで雑談でもしたかったんだけど」



綾波「さっき副司令のズボンを○○○ごと下ろしてたわ」

カヲル「へぇ。さすがだ」


956 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 23:12:38 ID:EWPc6pDw

シンジ「ぬぅおおおおおぉぉおおお!!」ペタペタペタペタ!


ネルフ職員「きゃ?!」

ネルフ職員「うわっ!?」


シンジ「服など着てたまるか!!!拘束?!自由を奪われる?!」


シンジ「 絶 対 、 イ ヤ だ !!! 」ダダダダダダダダダダダダ!!!



957 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 23:14:43 ID:EWPc6pDw

シンジ「ハァハァハァハァ、」

シンジ「………」チラッ

シンジ(誰も、追ってこない…?)ゼェゼェ


シンジ(まさか、)


シンジ(僕を追い払うためだけの、嘘?!)


シンジ(くそっ!騙された!!!)ガンッ!



959 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 23:20:05 ID:EWPc6pDw

第5使徒のボーリングマシンが最終装甲板を貫通するまで、



あと 30:56:48:21。




960 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 23:34:05 ID:EWPc6pDw

~作戦指令室(ミサトの部屋)~


ミサト「へぁ……ちかれた…」グッタリ

ミサト「使徒も寝たらいいのに。いい加減私も眠いわ…」

シンジ「コーヒーでも飲んだ方がいいですよ。どうぞ」コポポポポ

ミサト「あらシンジくんありがとぉ~…変なのはなんも入ってないわよね?」

シンジ「ええ、入れるどころかコーヒーじゃなくて暖めた醤油しか入ってません」

ミサト「?!」バッ!



ミサト「ねぇ、私この部屋にロックかけてたわよね?」

シンジ「さあ?」


961 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 23:38:17 ID:f93TgJaw
醤油www 

962 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/15(月) 23:59:01 ID:EWPc6pDw

ミサト「シンジくん?どうやって侵入したか知らないけど、私まだ仕事中なの。だからこの部屋から出てってくれない?」

シンジ「え…でもコーヒー…」

ミサト「醤油でしょ?要らないから」

シンジ「まあそう言わず」グイ

ミサト「やめっ…やめてよ!溢れ!」

びちゃっ。

ミサト「」

シンジ「うわーミサトさんの○○○が○○○○だー」

ミサト「っ、」キッ!

シンジ「強気な視線も…嫌いじゃないぜ?」

ミサト「この…っ」

        バチーーん!!!



963 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 00:01:01 ID:1W4K1FdM


ミサト「」ドサッ


シンジ「あぶないあぶない…カウンター決めといてよかったぜ!」キリッ!



シンジ「さて、今度はどこいこっかな」ペタペタペタペタ



964 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 00:03:06 ID:1W4K1FdM

第5使徒のボーリングマシンが最終装甲板を貫通するまで、



あと 28:18:22:38。




965 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 00:20:41 ID:1W4K1FdM

~太平洋沖~


アスカ(惣流)「あむ。」モグモグ。

アスカ(式波)「…ったく。人前で裸になんなきゃいけないくらいなら高シンクロ率なんて要らないわよ」モグモグ

アスカ(貞本)「ふーん?じゃああんたって使徒に勝てなくてもいいの?エヴァでの戦いはシンクロ率の高さが鍵だってのに」

式波アスカ(全裸)「人前での意味がわかんないっつってんの。引きこもらせなさいよ」モグモグ

貞本アスカ(全裸)「…ま、気持ちはわかるケド、さ」モグモグ

貞本アスカ「…つーか。なんで皆で食べなきゃいけないのかしら」モグモグ

惣流アスカ「よね。しかも使徒戦前の最後になるかもしれない食事がカレーってのもね…」モグモグ


966 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 00:43:17 ID:1W4K1FdM

貞本「第5使徒。勝てるのかしらね?」モグモグ

式波「勝てるに決まってるわ。あたしが行くんだもの」モグモグ

惣流アスカ(全裸)「何言ってんのよ!あたしが一番シンクロ率高いのよ?あたしのお陰で勝つの」

惣流「そこんとこ、間違えないでよ?」フフン

式波「はん、精々頑張んなさーい?」モグモグ

惣流「むぅー!」



967 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 00:50:18 ID:1W4K1FdM

貞本「ねぇ、加持さんは?」

惣流「タバコだって。甲板に行ったわ」モグモグ

貞本「あとで会いに行きたいけど…裸だしね…」

惣流「ふーん?あたしはさっき添い寝してもらっちゃったー♪」

貞本「んなっ?!ぬぅあんですってぇ?!」

式波「あんた達あんなのが好きなんて…変わってるわね」モグモグ

貞本惣流「「ああ?」」ギロ

式波「オタクっぽい髪型、無精髭、胡散臭い…男臭い」

式波「あたし的にはないわね」モグモグ

貞本「オモテ出なさい」ゴキゴキ

惣流「そうかも知れないけど!加持さんはそれが許されるかっこよさがあるじゃないの!」


968 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 00:57:57 ID:1W4K1FdM

\ギャー!ギャー!/





加持「……」スパー…

加持(3人のアスカ。3機のエヴァ弐号機。そして―――)

加持「…惣流・キョウコ・ツェッペリン。あんたのエゴが産んだ不幸な少女達…」

加持「まさか、あんたの業が人類を護る助けになるなんてな」

加持「…いや、使えそうだったから利用される―…か。」

加持「可哀想なのは親…いや、大人達の都合に人生狂わされた"アスカ"、か…」


969 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 01:02:41 ID:1W4K1FdM


加持「……」スパー…


加持(今の俺の全ての肩書きを…)

加持(葛城が聞いたらどんな反応するかな)

加持(やっぱり。心配しながら、怒るかな。君は)

加持(…ああ、会いてぇな、ちくしょう)



970 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 01:23:25 ID:1W4K1FdM

第5使徒のボーリングマシンが最終装甲板を貫通するまで、



あと 24:00:14:00。




971 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 01:38:33 ID:1W4K1FdM


ミサト「はー…」

プルルルル。

ミサト「はい、葛城です」



ミサト「……シンジくんがロストした?」




972 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 01:44:24 ID:1W4K1FdM

『はい。葛城一尉の部屋を出た所までは確認していたのですが、』

ミサト「ちょっと!あなた達は一体何してたのよ!あんた達、仕事ずさんすぎでしょ?!」

『…担当エージェントが全てサードに気絶させられました』

ミサト「はあ?!あんた達あんな弱い中学生にノされたワケ?!」

『しかし、彼は』

ミサト「私が直接彼の格闘訓練をやったのよ?あんなの同級生にも喧嘩で負けるわ!」

『…そうですか。…いえ、そうですよね』

ミサト「…?」


973 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 01:49:19 ID:1W4K1FdM

『オメーもノされたくせに何言ってんだって言葉は飲み込んでおきます』

ミサト「口から出てんじゃないのよ」



『記憶飛ばされたのでしょうから葛城一尉はおわかりにならないでしょう』

『あなた、一撃でノされてましたよ』

ミサト「えっ…」

『とにかく、です。サードを今全力で捜索していた所…』

ミサト「所?」


974 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 01:51:00 ID:1W4K1FdM


『どうやら…第3新東京市を出てしまったみたいで……』


ミサト「………」






ミサト「は?」




975 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 01:51:42 ID:bz3UUTtk
えっ? 

976 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 01:59:14 ID:1W4K1FdM

ミサト「えっ」


ミサト「えっ」


『…ジオフロントのロープウェーありますよね?地上と地下を繋ぐアレです』

ミサト「えっ、ええ…」

『あそこを…こう、ドンキーコングみたいにつたっていった映像が見つかりまして』

ミサト「は、はあ」

『その次に逃げ遅れた者の発見、火事場泥棒を防ぐための監視カメラに映って、』

ミサト「ほん」

『第3新東京市から他県へ行く電車のレールを走る姿が目撃されまして』

ミサト「は、はあ?」


977 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:01:49 ID:1W4K1FdM

『…それ最後にロストしました』

ミサト「」



『新しい情報が入り次第ご連絡致します。では』

プツ。


ミサト「」



978 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:03:38 ID:1W4K1FdM

第5使徒のボーリングマシンが最終装甲板を貫通するまで、



あと 19:00:00:00。




979 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:08:45 ID:1W4K1FdM

~日本某所~


シンジ「空は♪あーおくーすみわたーりー♪」

シンジ「海をめーざしてあるぅーくぅー♪」ルンラルンラ♪

シンジ「怖いものなんてない♪僕らはもう一人じゃない♪」

シンジ「…仲間ほしいな。しんちゃんみたいに。ほら、僕もしんちゃんだしさ」

シンジ「大切な何かが壊れたあの夜に♪」

シンジ「僕は星を探して一人で歩いていた♪」

シンジ「ペルセウス座流星群♪君も見てただろうか♪」

シンジ「僕は元気でやってるよ♪君は今『ドコ』にいるの?♪」


980 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:13:28 ID:1W4K1FdM

シンジ「お、ダンゴムシ発見」ヒョイ

ダンゴムシ「やめろ!放せ、くそっ!俺をどうするつもりだッッ!!」

シンジ「…よし、旅は道連れ世は情け!連れていこう!」

シンジ「名前をつけなきゃな…」ウーン

シンジ「よし、北欧神話の名前つけてこ」

シンジ「今から君の名前は"ヨルムンガンド"だ!」

ヨルム「ふざけんな!放せェェ!!」ジタバタジタバタ


981 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:15:50 ID:1W4K1FdM

第5使徒のボーリングマシンが最終装甲板を貫通するまで、



あと18:40:05:22。



982 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:19:40 ID:1W4K1FdM

~総司令執務室~

碇司令「……何?サードが?」

『はい。逃亡…いえ、本人は散歩のつもりであると思われますが…』

碇司令「やつの奇行の理由などどうでもいい。さっさと捕らえろ生死は問わん」

冬月「いや死んだらマズイだろう」ビシッ!


ゲンドウ「ハァ…この忙しい時にくだらん真似を」

冬月「う、うむ…」


983 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:24:39 ID:1W4K1FdM

冬月(…まさか、私のアレが効き過ぎたという事はない…だろうな?)

冬月(電話したフリだぞ?それに、気づ、いやしかし)

冬月(そんなバカな。いくらイヤだからと言ったって精々ネルフ本部かジオフロント内を走り回るくらいだろう)

冬月(使徒との戦いが怖くて逃げた…いや、アレはそんなタマではないだろう)

冬月(違うよね?私のアレじゃないよね?)



ゲンドウ「…どうした、冬月」

冬月「なんでもない」


984 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:43:54 ID:1W4K1FdM

第5使徒のボーリングマシンが最終装甲板を貫通するまで、



あと 15:00:10:07。



985 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:51:52 ID:1W4K1FdM




シンジ「ッハイ!ハイ!ハイハイハイッ!♪」パパン!パパン!

シンジ「空は♪あーおくーすみっわたーりー♪」

シンジ「海をめぇーざしてあるぅーくぅー♪」ルンラルンラ♪

シンジ「怖いものなんてない♪僕らはもーぉお♪一人じゃない♪」

シンジ「ここで旅の途中で仲間にした奴等を紹介するZE!!」


986 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:52:18 ID:1W4K1FdM

シンジ「ダンゴムシのヨルムンガンド」

ヨルム「」グッタリ

シンジ「犬のトール」

トール「わんわんお!」

シンジ「猫のウートガルザロキ」

ウート「ンなおーん」

シンジ「ちなみに僕は猫派」キリッ

ウート「にゃー」

シンジ「そして、ハシビロゴウのロキ」

ロキ「」ムスッ

シンジ「さて、このままあてもなく旅にでも……うん?」


シンジ「……港だ」


987 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 02:55:56 ID:1W4K1FdM

シンジ「ホントについちゃったな…」


シンジ「よし、このまま外国イッちまおう」



シンジ「懐かしき、グランドライン!」ドンッ!





988 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:01:09 ID:1W4K1FdM

ウート「にゃおーん…」

シンジ「んはっ?!」ビビクーン!

ウート「なーん…」ウルウル

シンジ「や、やめろ!僕をそんな目で見るな!お前達は連れてけないんだよ!」

シンジ「でも僕は行きたいんだ!生きだい!んだ!」

シンジ「暇すぎてなんかおもしれぇことねーかなって、さ迷ってる内に」

シンジ「外国で自分の力を試したいって、思ったんだ!」

シンジ「だから…!」


ダンゴムシ「ちょいっと待ちな、ぼうや」


シンジ「!」


989 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:07:27 ID:1W4K1FdM

ダンゴムシ「お前さんよぅ、そらー立派かもしんねぇよ」

ダンゴムシ「けどよ、そら"無責任"ってやつじゃねーのかい」

ダンゴムシ「お前さんの仕事はよぅ、えばーを動かすことじゃねーのかい」


ダンゴムシ「お前さん、自分の仕事から逃げるのかい」


シンジ「…」

シンジ「ダンゴムシ持ってんの飽きたから捨てよ」ブンッ!

ダンゴムシ「おま」

トール「わん」アム。

ダンゴムシ「ぐあああああ喰われるぅううああああああ!!」

シンジ「仲間を…一人、失ったか」


990 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:13:00 ID:1W4K1FdM

シンジ「あれ?」ピク


シンジ「…あの船、」


シンジ「っ、あれ、エヴァか?」

シンジ「………」

シンジ「…行かなきゃ。行かなきゃいけない気がする」


シンジ「なんか、運命的ななんかを感じる!」


シンジ「行かなきゃ!行こう!さあ!行くぞ!!」


シンジ「ムーンウォークで!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ



991 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:18:11 ID:1W4K1FdM




惣流「はー…やっとついたわね、日本に」

貞本「ほんと。どんだけ時間かかんのよ」

式波「…」ピコピコ


加持「3人とも、準備はいいか?全裸のままで船を降りてくれ」

「「加持さん!!」」

貞本「いやーん!加持さん見ちゃめっ」

惣流「ねぇ加持さん…私裸見られるのいやだな…隠してほしいんだけど…」

加持「おっと…いやすまないね。俺には何もできないよ。体を使って隠してあげるくらいしかね」


式波「けっ」ピコピコ


992 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:22:26 ID:1W4K1FdM

加持「それじゃ、式波→貞本→惣流の順で降りていってくれ」

加持「カーゴと船のブリッジを直接繋いでるから誰かに見られるなんてことはないから安心してくれ」

「「「はーい」」」



993 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:30:19 ID:1W4K1FdM

式波「おっ先ー」スタスタ



惣流「あいつ最後まであたし達の目見なかったわね」ヒソヒソ

貞本「わね」ヒソヒソ



994 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:34:43 ID:1W4K1FdM

貞本「じゃ、次私行くわね」スタスタ

惣流「ん」

貞本「じゃあね?加持さん!またあとで!」ニコッ



惣流「…加持さん、なんであたし達別々で行くの?」

加持「どうもパイロットごとユニット別で入国検査しなければならないらしくてね」

加持「…不便をかけるな、アスカ」

惣流「そんな…いいのに」


995 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:38:41 ID:1W4K1FdM

加持「じゃ、次は君の番だ。ほらいっといで」

アスカ「うん!」




アスカ「…」ガチャ

アスカ「…」スタスタ


アスカ「…この通路…布製?経費削減かしら」スタスタ


996 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:42:13 ID:1W4K1FdM


シンジ「あびゃびゃびゃびゃ!あびゃびゃびゃ!」

シンジ「……」


シンジ「あの赤色の布で覆われたとこだ…」


シンジ「あそこから何かを感じる!」


シンジ「わからない!わからないけど…」


シンジ「僕を、ぐいぐい引っ張っていく何かがある!」


シンジ「そんな気がするんだッッ!!!」


シンジ「たあ―――――――――!!!」ジャーンプッ!



997 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:45:14 ID:1W4K1FdM

アスカ「ふんふんふ~ん♪」スタスタ


ビリビリビリィイイイ!! ! 


アスカ「 ? ! 」ギョッ



シンジ「ふん!!!」ズダンッ!



アスカ「?! 全裸!?」

シンジ「? 君もだろ?」


998 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 03:52:32 ID:1W4K1FdM

アスカ「ハッ!あ、あんたダレェ!?」

アスカ「イヤァアアア!!!一体どこの変態よ!」

シンジ「僕?僕は第3新東京市の変態だよ」

アスカ「第3…まさか!?」

シンジ「そうだ、僕がサードチルドレンだ」ニタ

アスカ「あんた、が…」

アスカ「…まあいいわ。ちょっと聞きたい事あるんだけど。」

シンジ「何?」

アスカ「なんでここに突っ込んできたわけ?!何が目的よ!」

シンジ「何が目的か?そんなの決まってるじゃないか」


999 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 04:04:06 ID:1W4K1FdM

シンジ「タミャスィーの導かれるままに我が儘に愛のままに」ワキワキワキ

シンジ「ただただひたすら道を歩いてたらここに居た…ただそれだけさ」コマネチコマネチ

アスカ「あんたバカァ?」

アスカ「…今使徒来てんでしょ?なんで待機してないのよ」

アスカ「つーかどうやって」

シンジ「気合い」キリッ

アスカ「…あっそ」イラッ

シンジ「何で僕がこんな気持ち悪い言動やら奇行に走るか教えてやろうか!!」

アスカ「もう!いらないわよ!早く出てけ!」

シンジ「それはそれはそれはァアアアア――――――!?」


1000 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/16(火) 04:06:17 ID:1W4K1FdM





シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」