前回 シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」 前編

570 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 06:54:58 ID:7juGEY1Y





        幕間。







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571 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 06:56:43 ID:7juGEY1Y

マユミ「ふー…」スパー…

マユミ「はー…」

マユミ「おい、灰皿」

シンジ「どうぞ…」手

マユミ「ん」ジュゥウウ…

シンジ「…っ…」

マユミ「…おい、『真希波マリがエヴァ初の眼鏡っ子ヒロインだ!』って思ってる…」

マユミ「にわか野郎」

マユミ「この際はっきり言っておく。」


マユミ「わ・た・し・が!エヴァ初の眼鏡っ子ヒロインだ」


マユミ「そこんとこよろしく」



572 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 06:58:51 ID:7juGEY1Y

マユミ「一応自己紹介しとこか。」

マユミ「山岸マユミ、14才。見た目は黒髪のセミロングで前髪パッツンの眼鏡っ子」

マユミ「エヴァのアニメが放映中に発売されたセガサターンのエヴァゲーム、2ndimpressionで登場」

マユミ「性格は非常に内向的ですぐ謝る。まさに女シンジくん」

マユミ「趣味は読書。本が好きです。」

マユミ「名前のない、碇司令からは『死海文書にはないイレギュラー』と呼ばれた使徒の本体を埋め込まれました」


マユミ「ぶっちゃけ新劇に出れるならまた埋め込まれてもいいです」


マユミ「また、シナリオによってはシンジくんに遠回しな告白をして去っていきます」


マユミ「はー…昔はSSでもそこそこ出てたっつーのによ…」

マユミ「出せよ。私をよ」

マユミ「マナもな。なんなら剣崎もだ」

マユミ「あー……」 

573 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:05:50 ID:7juGEY1Y

マユミ「てーかさ…マ○って名前多くね?」

マユミ「マヤ、マナ、マリ、マユミ…」

マユミ「ついでにマコト」

マユミ「カプSSのジャンルでさ、LAS(ラブラブ.アスカ.シンジ)とか」

マユミ「LRS(ラブラブ.レイ.シンジ)とかあるじゃん?」

マユミ「でもさ、ヒロインの名前がマ○が多いと困るんだよね、地味に」

マユミ「何にって、イニシャルが皆"M"。」

マユミ「ミサトさんとかが昔は意味として主流だったけどさ…」

マユミ「考えてみ?」


574 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:09:04 ID:7juGEY1Y

マユミ「マナもマリもマヤも私もミサトもみーんな"LMS"なんだよ表記上は」

マユミ「被りすぎなんだよ…もうちょい名前の付け方考えろよ…」


マユミ「まあ私メインの新しいSSなんてもうねーから私はカンケーねーけど」


575 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:09:54 ID:7juGEY1Y

マユミ「大体よぉ、もう古いけど『碇シンジ育成計画』では同じゲーム版ヒロインのマナは出たっつーのによ」

マナ「はい…」セイザ

マユミ「何で私でぇへんねん」

マユミ「アオイ?サツキ?カエデ?」


マユミ「誰やお前ら」

アオイ「ごめんなさい」

サツキ「ごめんね」

カエデ「ごめん…」


マユミ「bigappleの徳さんの方がまだ出演に納得いくわ」



576 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:11:40 ID:7juGEY1Y

マユミ「そんでなんや…『新劇』?」


マユミ「 マ リ っ て 誰 や ね ん 」


マリ「でばってごめんにゃー?」てぃへ☆

マユミ「…」ゲシッ

マリ「…すいまっせーん」


マユミ「あー私もエヴァでビーストしたかったわー」

マユミ「初号機ビーム撃ちたかったわー」


マユミ「お前に」

マリ「」ビクッ


577 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:12:36 ID:7juGEY1Y

マユミ「そーいや新劇のゲームもぎょーさん出たやんな。PSPとかで。」


マユミ「私セガサターンだけやけど」


マユミ「新劇効果とかもちびっとあったりしてエヴァ人気ちょっち再びやなぁ…」

マユミ「ほんでや…シンエヴァ?え、次で終わるん?」

マユミ「確か当初は序・破・急・終でやるんちゃうかったっけ?」

マユミ「それとも"シン"の後にくるん?」


マユミ「私の時代が。」




578 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:13:28 ID:7juGEY1Y

マユミ「来るよな?なんならマナとかムサシ、ケイタも出てええわトライデントで出たらええわ」

マユミ「なあ、そこらへんどうなん?ガイナックスさん?庵野さん?」

マユミ「なあ…巨神兵よりマユミ撮ろうや」

マユミ「なあ?」



579 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:15:01 ID:7juGEY1Y

マユミ「ネタが古い?すまんなぁ、私最後に出たんが古いから」


マユミ「えーと…8+2号機?」

マユミ「私それ乗ればええんか?お?私の乗るエヴァはそれか?」

マユミ「私、一ヶ月だけとはいえ2―Aっすよ?素質…あるよ?」


マユミ「あーもーエヴァに乗せてくれんならネルフでもヴィレでもええですわ」プハー…

マユミ「なあ…あかんの?サクラちゃん」

サクラ「ちょっと…難しいんとちゃうかなって」


マユミ「あー…なんならもう職員でも乗組員でもええわ」


580 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:16:33 ID:7juGEY1Y

マユミ「そういや私を嫌いってはっきり言ってた(心の中で)トウジが四人目《フォース》ちゃうかったやん?」

マユミ「のあとで『エヴァの呪縛』設定」

マユミ「その意味ってさ、もしかしてトウジやケンスケ、ヒカリが大人になって…それでシンジと会うんかなって思ってんねんけど」


マユミ「マユミも大人になってシンジと会うんかなって思うんやけど」


マユミ「どう?」



581 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:19:32 ID:7juGEY1Y


マユミ「ちなみにこんだけ愚痴りましたが>>1はセガサタ未プレイっす」

マユミ「でもいつか出ます。このSSに」


マユミ「あー…それにしても新劇出てぇ…」

マユミ「まあでもこの際SSでもええわ」


マユミ「これを見たお前ら。書けよ。私メインSSを」




※本物の山岸マユミちゃんは関西弁でもないし出番ほしがらないし弱気で恥ずかしがりないい子です


582 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 07:20:31 ID:7juGEY1Y



        幕間、終
           了 


585 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 17:11:53 ID:mA3sSwdA
幕間ってそういうことかww 

586 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 21:25:34 ID:7juGEY1Y

シンジ「え?何故僕がこの炎天下の中全裸でいるかって?」

シンジ「その答えはとぉーっても簡単!」


シンジ「この新発売の日焼け止め…」

シンジ「『シャイニングエヴァ・アクティブモード』を全身に塗りたくりたいからさ!」つ凸


シンジ「なんたら成分を12%混入し、アロエとかヒヤシンスとかチューリップとかを配合!」

シンジ「UV400%カット!そしてお肌の潤い、保湿はパーフェクツッ!!」

シンジ「これさえ塗ればぁ!?肌の露出も使徒との戦いも恐くないっ!」


シンジ「シャイニングエヴァ・アクティブモード!はお近くの薬局でお買い求めください!」ミ☆



587 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 21:28:41 ID:7juGEY1Y

         プツン。


ゲンドウ「………」

シンジ「……」


ゲンドウ「…なんだこれは」

シンジ「何って…僕の人生初のCM出演だけど」



ゲンドウ「……」

シンジ「いや昨日街をぶらついてたらスカウトされてさー」ハハ



588 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 21:30:05 ID:7juGEY1Y



ゲンドウ「もしもし、私だ。今流れたバカのCMを作った会社を潰せ」

シンジ「ひどいや父さんその会社の人たちが何したってのさ」




589 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 21:34:06 ID:7juGEY1Y




       ち
      ょ
     っ、 バっおまっ…

    ま  チッ、
     っ  
      だ ぇえだろぉ!
       早




590 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 21:39:44 ID:7juGEY1Y


ケンスケ「すごいよなー碇。CM出ちゃうなんてな!………全裸で」

トウジ「いやーさすがはセンセやわー中々出れるもんちゃうでー?………全裸で」

ヒカリ「けっこうかっこよかったわよ?塗りたくってもらうとことか!……全裸で」

綾波「何故、……全裸で」


シンジ「それが僕だからじゃないか。何言ってんのさ」ッハ



591 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 21:55:38 ID:7juGEY1Y

ケンスケ「今更だけどさぁ…勇者すぎるよな。碇もCM会社も」

トウジ「まあそんなんええやん。それより今度の鍋パについて話そうや」

ケンスケ「だね。皆はどんな鍋がいい?」

トウジ「モツ鍋がええなぁ」

ヒカリ「私は…美人鍋かな。一度食べてみたいのよ」

トウジ「はん、委員長?食べても美人にはなれへんのやでー?」

ヒカリ「なんですってー!?」

やいのやいの!


ケンスケ「もう好きにやってろよ…碇は?」

シンジ「水炊き」キリッ

ケンスケ「はいよ。シンプルだねっと」


592 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 21:58:12 ID:7juGEY1Y

シンジ「ケンスケは?」

ケンスケ「僕?何でもいいさ。皆に合わせるよ」

シンジ「ふーん?ケンスケってさぁ、あれだよね」

ケンスケ「何?」

シンジ「周囲の調整が上手いなーって」

ケンスケ「まさか。ほら、じゃんけんで決めようぜー」


593 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 01:27:08 ID:EY0eWmTY





シンジ「ウィ―――――――ッッ!!!」

シンジ「I did it!!」

シンジ「Yes!I did itッッ!!」

シンジ「俺は成功者だ!成功者になるんだァ――――!!!」ガッツ!ガッツ!


トウジ「ようあそこまでテンションあげられるなぁ?」

ケンスケ「ね。人生楽しそうだよね」


シンジ「Fooooo!!!―――勝利者は誰だぁい?」

綾波「碇くん」

シンジ「Yes!!そう!俺こそ2―Aの支配者!!!」

ケンスケ(ちっせぇ)


594 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 01:30:59 ID:EY0eWmTY

シンジ「さあ皆でシンジコールをしてくれ!!」

シンジ「俺を称えてくれェ――――!!!!」

「「「シンジ!シンジ!シンジ!シンジ!シンジ!」」」

シンジ「ウィ――――――ッッ!!!!」



ヒカリ「碇くんってほんといっつも楽しそうよね」クスクス

ケンスケ「まあ…あ、教壇の机の上に立ってスリラー踊り出した」


595 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 01:32:48 ID:EY0eWmTY




トウジ「鍋じゃんけんに勝っただけであんな風になれるなんて、ある意味天才とちゃうか」

ケンスケ「まあ凡人ではないよね。あらゆる意味で」




596 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 01:54:38 ID:EY0eWmTY



~綾波宅~

綾波「………」



ケンスケ「土鍋持ってきたよー」

ヒカリ「ありがとう。そこ置いといてくれるかしら?」

ケンスケ「あいよー」

トウジ「ワシは何もせん!台所にたつなんて"漢"のする事やない!!」

シンジ「トウジトウジ」

トウジ「なんや」

シンジ「そーいうのってさ、モテないよ?」

トウジ「ほんならお前はモテるんか」

シンジ「モテモテだね。はっ、もうウッハウハだぜ?」

トウジ「んなアホな…」


597 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 01:58:49 ID:EY0eWmTY

シンジ「証拠を見せてあげよう」つ携帯

トウジ「?」



シンジ「なんと!女の子や女の人のメアドと電話番号が8つもぉおおおお!!!」



※ミサト、リツコ、マヤ、アオイ、カエデ、サツキ、綾波、ヒカリ
 (仕事上どうしても必要なために仕事用携帯の番号が入ってる。ヒカリは「友達だから」)


トウジ「な、なんやて―――――ッッ?!」



598 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 02:06:10 ID:EY0eWmTY


わいのわいの

綾波「……」

綾波(私。どうして誘われてなかったのに自宅を提供しているの?)

綾波(碇君のいきなり「綾波んちでやるから綾波もネギだけは用意してね」発言に押し切られてしまった)

綾波(どうして?)


シンジ「食らえ!!"首領パッチソード"」つネギ

ケンスケ「ふふふ…この"魔剣大根ブレード"に勝てるかな?」つ大根

ヒカリ「コラ!食べ物で遊ばないで!」

トウジ「食らえ!サトウキビセイバー!ザシュウッ!」つサトウキビ

ヒカリ「?!」ペチン

トウジ「ザシュウッ!ザシュウッ、ザシュウウウッッッ!!」ペチンペチペチペチペチ!

ヒカリ「す・ず・は・らァァア――――!!!」

綾波(…こういうのは、苦手。)


599 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 02:13:37 ID:EY0eWmTY

綾波(でも…少しだけ、気持ちが暖かくなる)

ヒカリ「いい?『食べ物では遊ばない』!はい、復唱!」プンプン!

シンジ(顔ボッコ)「てゃ、てゃぶぇももうぇわあふぉばわい」

トウジ(顔ボッコ)「てゃぶぇももうぇわあふぉばわい」

ケンスケ(顔ボッコ)「てゃやややややや」


綾波(…望んで、いた?)


綾波(私。本当は誰かと、皆といる事を)

綾波(望んで、いた…?)


600 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 02:18:23 ID:EY0eWmTY

綾波(いつも私の胸にはぽっかりと空いた黒い穴があった)

綾波(前は…あのグラサンを想う事で埋められていた)

綾波(もうそれは生理的に無理だけど)


綾波(今…今は)


シンジ「どうしたの綾波!そんなとこでダルシム顔してさ!」

綾波「してないわ」フルフル


601 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 02:20:48 ID:EY0eWmTY

綾波(碇君や…)


ケンスケ「綾波もこっちに来なよ」

トウジ「せやせや。あ、すまんお前のパンツ、ケツに敷いとった」つパンツ

ヒカリ「バカ!」ペチーン!

トウジ「べにましこっ?!」


綾波(…皆がいる)


綾波(私の胸の黒い穴が、埋まっていく気がする)


602 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 02:25:19 ID:EY0eWmTY

綾波(楽し、い?)

綾波(そう。私……楽しいんだわ)




綾波(…でも。)

綾波「碇君…」

シンジ「? どうしたのさ、綾波」


綾波「"楽しい"時…」


綾波「こういう時、どういう顔をすればいいのか…わからないの」

シンジ「? そんなの決まってるじゃんか」


603 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 02:27:25 ID:EY0eWmTY




シンジ「顔をくっしゃくしゃにして、笑うのさ!」ニカッ!





604 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 02:28:36 ID:EY0eWmTY



綾波「………」








綾波「……」ニコッ




605 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 02:29:57 ID:EY0eWmTY




ケンスケ「わー…綾波が笑ったとこ、初めてみたよ…」ヒソヒソ

トウジ「……めっちゃ綺麗やな」ヒソヒソ

ヒカリ「綾波さん可愛いっ」ヒソヒソ


606 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 02:33:52 ID:EY0eWmTY

シンジ「…綾波、笑ったら可愛いじゃん。もっと普段から笑っときなよ。勿体ない」

綾波「…」


綾波「…そうするわ」ニコッ

シンジ「ん!ほら、鍋やろう!」




トウジ「…アカン、ワシちょっと綾波に惚れそうや」

ケンスケ「マジで?!」



607 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 03:04:19 ID:EY0eWmTY


グツグツ。

シンジ「最初は野菜からな」つ\\

ヒカリ「じゃあ煮えにくいものから入れてくわね?」

シンジ「うん。お願い」



トウジ「料理出来るもんがおると食卓がちゃうなぁ」

ケンスケ「あれ?トウジは妹さんとかに作ってあげたりするんじゃなかったっけ?」

トウジ「作るで?せやけど全部冷凍食品《レトルト》やし」

ケンスケ「いや鍋も似たもんでしょ」

トウジ「ウチではやらんのや。それにたまーにやったし…妹は今入院中やしな」

ケンスケ「そっか…」


ケンスケ「台所には入らないんじゃなかったの?」

トウジ「アホ。レンジオンリーなんか"台所"には入らんわ」


608 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 03:11:14 ID:EY0eWmTY



トウジ「肉投入やぁああ!!」ザパー!

シンジ「やめろぉおおおお!!!」

ケンスケ「ホッケも入れちゃお」 食べたい

シンジ「バカな!肉と魚を同時?!貴様ら正気か!」

シンジ「こういうのはだな、もっと情緒とか繊細さとか栄養や食べやすさのバランスとかを…」

綾波「卵とラーメン。雑炊も」つ ポチャポチャ

シンジ「ちょっ、バっおまっ…チッ、まっだ早ぇえだろぉ!?」



609 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 03:25:46 ID:EY0eWmTY

ワイワイ。


シンジ「酒じゃ―――!!」ワハハハ!

ヒカリ「ダメよぉ!だンめだめっ!未成年の飲酒は法律で禁止されていますっ!」

トウジ「かてーことゆーなや委員長ぉん」

ヒカリ「バカ鈴原!もう知らないんだから!」プイッ

ケンスケ「委員長は飲まないの?」

ヒカリ「の、み、ま、せ、ん!」

綾波「洞木さん、飲まないの?」

ヒカリ「ええ!」



綾波「私のつぐお酒…飲めないの?」つ凵

ヒカリ「」


610 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 03:28:08 ID:EY0eWmTY

綾波「私…洞木さんとは仲良くしたいの」

綾波「でも私のお酒を飲んでくれない人とは仲良くなれないの」

綾波「洞木さん……」


綾波「私と…仲良くして?」クビカシゲ

ヒカリ「やだ可愛い」ダキッ


611 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 03:32:19 ID:EY0eWmTY

シンジ「ダメだよ綾波。飲まない、飲めない人には薦めたら」ヒョイ

綾波「!」

ヒカリ「ほっ」

シンジ「ほら…綾波に熱燗ついであげるから」つ凵

綾波「碇くん……」

綾波「…」クピクピ。

綾波「…碇くんについでもらったお酒……」

綾波「飲むと、心がポカポカする。碇くんにも…ポカポカしてもらいたいの」

シンジ「ありがとう、ポカ波」ニコッ

綾波「綾波よ」つ凵


612 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 03:53:21 ID:EY0eWmTY



ドンチャン!ドンチャン!



シンジ「サードチルドレン!碇シンジ!モノマネをやります!!」

綾波「わー」パチパチ

トウジ「おーやったれやったれ!」

ケンスケ「ピュー!ピュー!」

ヒカリ「どんなのかしら」

シンジ「えー、」

シンジ「『冬月副司令が後ろに居ると思ってペラペラ喋ってたら、誰も居なくて恥ずかしがる碇ゲンドウ』」


613 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 03:54:16 ID:EY0eWmTY

シンジ(ゲンドウポーズ)「……」

シンジ「…冬月。また部下から匿名で陳情が来たんだがな」

シンジ「『もう少し笑顔になって、フランクになってください』だと」

シンジ「ふん、誰にどんな対応をするかまで口を出されなければならんとはな」

シンジ「無様なお前の仕事っぷりを見て嘲笑ってもいいなら存分に笑ってやるんだがな」

シンジ「…何故さっきから黙っている冬月…?」クルッ

シンジ「………」

シンジ「う゛、う゛ん゙ッ…?!」

シンジ「…んん…////」

綾波「ぷふー!!似てる。似てるわ!碇くん!」ケラケラ!

ケンスケ「ぶひゃひゃひゃ!」

トウジ「ワシによーわからんなぁ」

ヒカリ「あのサングラスの人が…?本当ならあの人ずいぶん可愛いのね」クスクス


614 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 03:58:18 ID:EY0eWmTY

トウジ「鈴原トウジ!腹踊りやります!」

綾波シンスケ「「「うぇーーい!!」」」

トウジ「綾波!マジックでワシの体に顔書いてくれ!」

綾波「わかったわ」“〆(^∇゜*)♪カキカキ


トウジ「ドゥッ!タ!ドゥッドゥッタ!」クネクネクネクネ

綾波「わぁ…」

シンジ「あっひゃっひゃっ!」

ヒカリ「もー…」クスクス

ケンスケ「あはは!」パンパン!


615 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 03:59:07 ID:EY0eWmTY


ドンチャンドンチャン!



ドンチャンドンチャン!



ドンチャンドンチャン!





616 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:05:12 ID:EY0eWmTY


青葉「……はぁ」

青葉「赤城博士から『シンジくんもレイも電話に出ないから、出勤ついでに見てきてちょうだい』って言われて来たら…」


シンジ「ぐがーっ」グデーン
綾波「ん…碇くぅん」スリスリ


ヒカリ「…」スーッスーッ…

トウジ「ZZZ…」

ケンスケ「ぐー…」

青葉「ん?」

酒瓶ごろごろ。

青葉「ちょっ、バっおまっ…チッ、まっだ早ぇえだろぉ!」

シンジ「むにゃ?」


617 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:08:10 ID:EY0eWmTY





シンジ「あー…ダルっ」ペタペタ

綾波「…頭、痛いわ……」テクテク

トウジ「めっちゃ眠いわ…ふわぁ」テクテク

ケンスケ「なのに今日学校だもんなぁ…」テクテク

ヒカリ「あんなに遅くまで起きてる事になるって思わなかったものね…」ふわぁ


618 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:18:16 ID:EY0eWmTY

シンジ「もういいや…僕今日はサボる…」ペタペタ

シンジ「じゃね……」ペタペタ

綾波「私も…」スタスタ…




トウジ「ワシもサボりたいけど…おとんやオジーがうるさいんや…」

ケンスケ「ウチもさ…」ハァ

ヒカリ「私んちも…」


「「「ハァ……」」」



619 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:19:54 ID:EY0eWmTY





綾波「それじゃ、碇くん。私こっちだから」

シンジ「んー」ペタペタ

綾波「……」

シンジ「?」

綾波「……」

シンジ「どうしたの?」

綾波「……」


綾波「ありがとう」

シンジ「?」



620 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:22:07 ID:EY0eWmTY

綾波「碇くんが私を鍋パーティーに誘ってくれたから」

綾波「私…『皆といると楽しいんだ』って事を知れた…」



綾波「だから、ありがとう。」ニコッ

シンジ「ふふっ、どういたしまして」ニコッ



621 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:23:24 ID:EY0eWmTY


綾波「それじゃ。さよなら」フリフリ

シンジ「ん。」ヒラヒラ



622 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:25:57 ID:EY0eWmTY






シンジ「ハァー…」

シンジ「よし、片手と片足だけで全力疾走してみよう!」

シンジ「何故って?!突然したくなったからに決まってるジャマイカ☆」


シンジ「うりゅぅうああああああらっしゃがぁあああああああ!!!!」ダダダダダダダ!!!



623 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:29:40 ID:EY0eWmTY


シンジ「いやー奇行に走るのは楽しいな!」ペタペタ

シンジ「…そういやこの辺って来たこと無かったな…」

シンジ「…廃墟ばかりで。使徒にやられて……まだ復興してない場所」

シンジ「………」

シンジ「……次は、もっと、うまく」


~~♪~♪~♪~~♪♪~~♪


シンジ「……?」


シンジ「ピアノの、音?」



624 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:34:25 ID:EY0eWmTY

シンジ「……」ペタペタ…

シンジ「教会の中…からか?」チラッ


「……」♪~~♪♪~♪


シンジ(…アイツ、確かこの前の転校してくるって言ってたキモチワルイ奴か)


「……」~~♪♪~~♪


シンジ(なんだっけ、この曲。確か…)


「知ってる?この曲。」

シンジ(うわ、話かけられたよ…)




625 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:38:19 ID:EY0eWmTY

シンジ「知らないよ。生憎クラシックには疎いんだ」

「ふーん?でもクラシックってのは知ってるんだね」

シンジ「……第九だろ?ベートーベン交響曲第九番の…第四楽章だ」

「なんだよ、詳しいじゃないか」

シンジ「…まあね」

「ところで…また会ったね」

シンジ「不本意ながらね」



626 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:41:14 ID:EY0eWmTY

「前は聞けなかったんだけどさ、何で君は裸なの?」

シンジ「うるさいな…ぽりすぃーであいでんてぃてぃなんだよ。僕の」

「ふーん…肌を晒してるのって気持ちいいの?」

シンジ「…まあね」

「へぇ…」


「じゃあ、僕も脱いでみようかな」

シンジ「は?」



627 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:43:49 ID:EY0eWmTY

「んしょ」ヌギヌギ

シンジ(うわっ…マジで脱ぎだしたよコイツ…頭おかしーんじゃねーの?)


「……」

シンジ「…で?」

「いいね、中々。」


シンジ「廃墟とはいえ…街中でいきなり全裸とか…変態かよ」ウワァ

「常に裸の君にだけは言われたくないよ」フルフル


628 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:46:46 ID:EY0eWmTY

シンジ「まぁいいけどさぁ…君こんな寂しい場所で何でピアノ弾いてたんだよ」

「街でさっきの曲を聞いてさ、弾きたくなったんだよ。急に」

シンジ「ふーん」ホジホジ

「それで…ここに落ちてる楽器があればって思ってさ」

シンジ「へぇー」ブリッジ



シンジ「君、変わってるね」ブリッジ

「君もね」ニコッ


629 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:50:24 ID:EY0eWmTY

シンジ「…学生服。」

「うん?」

シンジ「君、学校行かなくていいの?」

「厳密にはまだ転校してきてないからね」

シンジ「へー」ウワノソラ

「君こそ行かなくていいの?」

シンジ「めんどいからサボる」

「そんな事許してもらえるの?」

シンジ「許してもらうとか、カンケーないね。」

シンジ「誰かに許してもらわなきゃ選択できない人生なんてゴメンだよ」


630 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 04:53:11 ID:EY0eWmTY

シンジ「…つーか君は早く服着なよ」

「どうして?君だって裸なのに」

シンジ「僕は外で裸でいる奴とは話したくないんだよ」

「…なんだろう、この気持ち…すごく言葉にしづらくてモヤモヤする」

シンジ「じゃあ僕はもう行くから」ペタペタ

「わかったよ、着るよ」


631 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:00:24 ID:EY0eWmTY




「そうだ、肝心な事聞いてなかったよ」テクテク

シンジ「いや知らんし…ついてくんなよ」ペタペタ

シンジ「大体さぁ、外で全裸の奴と仲良くなろうとするなんて絶対頭おかしいだろ…何を企んでるんだよ」ペタペタ

「別に?」テクテク

シンジ「そうかい」ペタペタ

「それでさ」テクテク

シンジ「しつこいな」ペタペタ

「肝心な事なんだよ」テクテク

シンジ「なんだよ」ペタペタ

「名前さ」テクテク

シンジ「ウンジャラゲーのほげほげ丸ですぅーどうぞよろしくぅー」ペタペタ

「嘘を言うなよ」テクテク 

632 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:06:13 ID:EY0eWmTY

「僕の名前はね、」

シンジ「尻ませーん♪」プリップリッ♪

「名前を聞くくらいいいじゃないか」

シンジ「尻ませーーーんんんん♪」プリップリップリップリップリップリッ!


「え?!そのままの姿勢で走っ、早ぁ―――っ?!」

「もう、見えない…」



シンジ「ふははははははは!!貴様のようなイケメン太と仲良くなどなってたまるか!」

シンジ「仲良くなれば最後!『イケメンといる奴』って刺身のつま扱いと存在になるのは必至!」

シンジ「逃げ切ってやるのでゅやー!」プリップリップリップリップリップリッ!


子「ママー!あのお兄ちゃん裸でお尻振ってるだけなのにスゲー早いよー?」

母「見ちゃいけません!忘れなさい!」


633 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:07:36 ID:EY0eWmTY

シンジ「はー…」チラッ

シンジ「……」


シンジ「まだ、学校間に合うなぁ…」



634 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:10:54 ID:EY0eWmTY


~第壱中学~


シンジ「ハイッ!ギリギリぃ♪じゃなぁいと僕ダメなんだぁッよぉっ♪」ガラッ!


ヒカリ「あら?碇くん」

ケンスケ「なんだ、結局来たの?」

シンジ「うん。皆の顔が…見たくて、さ?」にぱー☆

トウジ「嘘くさっ」



635 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:14:15 ID:EY0eWmTY

綾波「碇くん。おはよう」

シンジ「オハイオ州んッハ!」

綾波「…それは、挨拶?」

シンジ「そうさ!操作捜査走査沿うさ層さ添うさ僧さ!!!」

シンジ「いずれは流行語大賞に!そして」


シンジ「いつかはこの挨拶がグローバルスタンダードになる…っ!」

綾波「そう」


636 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:17:07 ID:EY0eWmTY

シンジ「そいでさー聞いてよ!」

綾波「何?」

シンジ「ヒカリも」

ヒカリ「?」

シンジ「あとメガネとジャージ」

ケンスケ「何さ」

シンジ「いやさっきね?頭おかしい奴と遭遇したんだけど」

キーンコーンカーンコーン…

根府川「碇、チャイムは鳴ったぞ。席につきなさい」

シンジ「xxxx!」


637 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:18:22 ID:EY0eWmTY

根府川「えー、今日は転校生を紹介します」

シンジ「」



シンジ(アカン)



638 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:21:55 ID:EY0eWmTY

根府川「では、入ってきなさい」

シンジ(やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ)

シンジ(来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな)

シンジ(この際アイツじゃなきゃ誰でもいい!)

シンジ(スパイの女の子でもガングロ真ん中分けでもソバカスひょろひょろでもいい!)

シンジ(前髪パッツンの眼鏡ホクロでも構わない!)

シンジ(なんならもうめっちゃ明るい綾波でもいい!!)

シンジ(だから!アイツだけはッッ!!)


シンジ(神様ッッッッ!!!)



639 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:24:09 ID:EY0eWmTY

ガラッ。

「初めまして。」


シンジ「ゴッドイズデ――――――ッッッッドッッッッッ!!!!」


640 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:33:15 ID:EY0eWmTY

根府川「碇、うるさいぞ」

シンジ「嘘だ嘘だ嘘だ」ブツブツ

根府川「すまんな。アイツの事はあまり気にしないでくれ」

「いえ。大丈夫ですから」ニコッ

根府川「えー、彼は今まで学校に行った事がないそうです」

根府川「皆仲良くするように。」

根府川「では自己紹介しなさい。」

「はい」


641 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:35:31 ID:EY0eWmTY


「初めまして」チラッ

シンジ「こっち見んな」


「…渚カヲルです」


カヲル「ヨロシク」ニコッ

シンジ「だからこっち見んな」


642 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:37:12 ID:EY0eWmTY

根府川「あー…じゃあ席はどこにするかな」

カヲル「先生、裸の彼とは顔見知りなので…彼の隣がいいです」

根府川「君、気は確かかね?」



643 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:41:22 ID:EY0eWmTY

根府川「悪い事は言わん。やめときなさい」

カヲル「嫌だよ」ニコッ

根府川「」

カヲル「じゃ、そういう事で」スタスタ



トウジ「なんやアイツ…」

ケンスケ「まあ"碇の知り合い"って時点で変な奴とは思ってたけどね」

トウジ「…ワシらはシンジの友達やで?」

ケンスケ「そうだけどさ」

ケンスケ(でも…なんだろうな、アイツすごく不気味だ)


ケンスケ(同じ人間とは思えない何かを感じるよ)


644 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:42:52 ID:EY0eWmTY

カヲル「よろしく。碇くん」ニコッ

シンジ「ひどいやひどいや!あんまりどぅあっ!」

シンジ「オーマイガッ!エリ・レリ・レマサバクタニ【神よ、何故私をお見捨てになったのですか】!!」

シンジ「これから一年間コイツと同じ空気を吸わなきゃいけないなんてぇええ!!」


シンジ「オーイオイオイ!!」


カヲル「…何でそんなに僕が嫌いなんだよ」ムス


645 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:46:36 ID:EY0eWmTY

シンジ「うるさいうるさいうるさい!お前のニックネーム貞本にしてやる」

カヲル「ニックネームつけてくれんの?でもカヲルでいいよ?」ニコッ

シンジ「皮肉がわかんねーのかカエル口」グスッ

カヲル「ひどいな」

シンジ「うるせーやい!ヤングエースに帰ればかやろー」グスッ

カヲル「君が何を言ってるのかわからないよ」ヤレヤレ


646 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:51:34 ID:EY0eWmTY

シンジ「つーかさぁ、なんなのお前。何者なの」

カヲル「へぇ?僕の事が知りたい?」ググッ
シンジ「おい異常接近するのやめろ」

カヲル「いいじゃないか、少し密着するくらい」

シンジ「僕は嫌なんだよ!次やったら前歯全部折ってやる!」

カヲル「…わかったよ」シュン…


ヒカリ「綾波さん?」

綾波「何」

ヒカリ「何で笑ってるの?」

綾波「だって、楽しい時には笑うものだって…碇くんが」



648 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 05:57:55 ID:EY0eWmTY

~体育~


シンジ「さーって体育だ!体育だ!」ペタペタ

窓ガラッ。


シンジ「とーうっ!」ピョーンッ!

カヲル「……」ジー


カヲル「よいしょ」ヨジ




649 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 06:00:18 ID:EY0eWmTY


「せんせーまた碇くんが飛びおりましたー」

「なにぃーまたかー」


カヲル「……」スィーッ


「……」

「…」


「せんせー、知らない子が宙を滑っていきましたー」

「それははじめてだなー」



650 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 06:02:14 ID:EY0eWmTY

カヲル「窓から飛び降りるのも中々楽しいね」ニコッ

シンジ「はあ?普通死ぬだろお前何考えてんの?」

カヲル「……」

シンジ「…悪かったよ、言い過ぎた…だからそんな泣きそうな顔すんなよ…」


651 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 06:04:37 ID:EY0eWmTY

カヲル「じゃああんまり邪険にしないでくんない?」

シンジ「…わーったよ」

カヲル「!」


\アリガトウッ! ダカラダキツイテクンジャネェエエ!!/



652 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 06:10:20 ID:EY0eWmTY

~ネルフ司令執務室~


冬月「…ゼーレからの贈り物、か」

ゲンドウ「ああ」

冬月「委員会から直送されてきた少年…間違いなく"何か"があるな」

ゲンドウ「ああ」

冬月「…今は経過と様子見、だな」

ゲンドウ「ああ」

冬月「しかし…お前の息子はどうする?やはり予備か?」

ゲンドウ「ああ」


653 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 06:15:26 ID:EY0eWmTY

冬月「…零号機のオーバーホールは間もなく終わる」

冬月「あとは起動実験だけだが…」

冬月「やはり戦力が不安すぎる。」

冬月「現時点で主力となる初号機。その専属パイロットのシンクロ率の低値、」

冬月「初号機パイロットの戦闘技術力の低さ、」

冬月「初号機パイロットの奇行」

冬月「…委員会も不安になって送ってくるわけだ」



冬月「新しい初号機専属パイロット、渚カヲルを」

ゲンドウ「…ああ」



654 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 06:18:42 ID:EY0eWmTY

冬月「彼には話したのかね」

ゲンドウ「伝えようとはした」

冬月「…伝えてないと」

ゲンドウ「ああ」

冬月「やはりそれなりにショックを受けるんじゃないのか?」

ゲンドウ「…戦力が安定すればいい。それ以外は全て些事だ」

冬月「家庭もか」

ゲンドウ「……」

冬月「いや、すまん。お前には今更な話だったな」

ゲンドウ「……」


655 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 06:22:04 ID:EY0eWmTY

冬月「?」

ゲンドウ「…」

冬月「はは、意外だな。お前が家庭も少しは大事かなと思うようになるとはな」

ゲンドウ「いや、別にそんな事は」クイッ…

冬月「照れなくてもいい。お前の事はよく知っているからな」

冬月「いい心境の変化だと個人的には思っとるよ」

ゲンドウ「……そうか」


656 :ここまで:2014/09/07(日) 06:28:25 ID:EY0eWmTY


~第壱中学~


トウジ「はー…センセは早いなぁ…」ゼェゼェ

ケンスケ「よくあんな素早く動けるよね…」ゼェゼェ

シンジ「ほぅぉぉぉぉおおおおあああああああああ!!」ヒュバババババババババ!!

「くそっ、碇の高速反復横とびでボールが味方にパスできねぇ!」

シンジ「ほぅぉぉぉぉおおおおあああああああああ!!」ヒュバババババババババ!!

カヲル「……」


カヲル「ほぅぉぉぉぉおおおおあああああああああ!!」ヒュバババババババババ!!


「やべぇええ!もう一人バカが増えたぁああ!!」


660 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 11:05:32 ID:EY0eWmTY

シンジ「ほぅぉぉぉぉおおおおあああああああああ!!」ヒュバババババババババ!!

カヲル「ほぅぉぉぉぉおおおおあああああああああ!!」ヒュバババババババババ!!

「う、うわぁあああああ!!何だコイツらおああ!!」

シンジ「!」キュピーン!

シンジ「ボール奪取!」パンッ!

「あぁっ!?」


661 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 11:07:11 ID:EY0eWmTY

シンジ「そーらそらそらそら!無敵のシンジ様のお通りだべらんめ―――!!!」ダダダダダダダ!

カヲル「シンジくん」タタタタタタ

シンジ「ファーストネーム呼びを許した覚えはない!」ダダダダダダダ!

カヲル「…じゃあ、サード、」

シンジ「僕はそんな識別番号なんかで呼ばれたくない」ダダダダダダダ

カヲル「えぇ?じゃあ…碇くん」タタタタタタ

シンジ「もう一声」ダダダダダダダ

カヲル「碇?」

シンジ「ごめん、言っといてなんだけど君に"碇"呼び捨てされると腹立つからシンジくんでいいよ」


カヲル「…君、面倒くさいんだね」タタタ

シンジ「まあな」ダダダダダダダ


662 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 11:11:46 ID:EY0eWmTY

カヲル「それでさシンジくん」タタタ

シンジ「何?」ダダダダダダダ

カヲル「こっちは自陣のゴールだけどオウンゴールするつもりなわけ?」タタタ

シンジ「違うよ」ダダダダダダダ

シンジ「こうすんだよッッッッ!!」ズドムッ!


「?!」
「ボールがゴールの枠に当たって?!」

ヒュー――――――…


「な、ゴールに?!キーパー!取れ!」
「おう!」バッ

シンジ「そしてそしてそして!」ハァアアア!

シンジ「まっがーれ↓」クイッ


「ゴぉおおおおル!!?」



663 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 11:14:52 ID:EY0eWmTY

カヲル「…今のどうやったワケ?」

シンジ「え?さあ?」

カヲル「えっ」

シンジ「全ての事象には理由があるけど、僕がそれを説明できると思うな!!」クワッ!

カヲル(もうどうしたらいいんだ)


664 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 11:17:41 ID:EY0eWmTY


シンジ「さーてきゅーけー」ドサ!

トウジ「なんやセンセもサッカーやめてサボりに来たんか?」

シンジ「いや休憩だって」

ケンスケ「まあ一人で12得点してきたら休んでもいいと思うけどね」

シンジ「僕頑張りました!」


665 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 11:24:10 ID:EY0eWmTY

カヲル「やぁ、僕もサボりに来たよ」ニコッ

ケンスケ「渚」

トウジ「おーお疲れさんやなぁ」ハハ

カヲル「ああ」ススス…

カヲル「ふー…シンジくんは体力あるね?なんかやってたの?」トス

シンジ「あのさ、何で僕の隣に密着して座るのさ?」

カヲル「落ち着くんだよ」ニコッ

シンジ「やめて」グイッ

カヲル「どうしてさ!君、一定距離に近づかれるのを妙に嫌がるな?」グイッ

トウジ(ああ…○○なんか)

ケンスケ(そういう事か)


666 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 11:27:31 ID:EY0eWmTY

シンジ「じゃあ君はトウジに密着されて嬉しいの!?嫌だろ!?」

トウジ「シンジ?」

カヲル「……ゴメン。僕が悪かったよ…」

シンジ「…わかればいいよ。僕も言い過ぎた。ゴメン」



トウジ「ワシ、泣いてええ?」

ケンスケ「いいと思うよ?」


667 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 11:33:05 ID:EY0eWmTY


きゃー!きゃーっ!


トウジ「あーそーいや女子はプールやったなぁ…」

シンジ「え、水着のおにゃのこ?」ムクムク

ケンスケ「碇、碇のシンジさんが大きくなってるよ?」

シンジ「そりゃ14だもの。女子、プールの単語を聞いただけで大きくもなるさ」ボキーン



668 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 14:37:21 ID:EY0eWmTY

\ヤダモー!/


シンジ「…」ジー

ケンスケ「おい…やめろよ?」

トウジ「ただでさえお前捕まりそうやのに女子プール突入とかほんまにアウトになるで?」

シンジ「……」

カヲル「…やめといた方がいいんじゃないの?」

シンジ「…」



シンジ「…行くよ」スック




670 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 14:44:46 ID:EY0eWmTY

ケンスケ「いやホントやめとけって!前の盗撮騒ぎの時の俺を見たろ?!」

シンジ「ああ」

トウジ「お前、もうガッコもネルフも行かれへんようになるで!?」

シンジ「覚悟の上だ」

カヲル「僕にはよくわからないな。なんでそこまでしてまでいきたいのさ」


シンジ「それは……」

シンジ(ルールや常識、何かに縛られるのが、嫌で……いや、……いや!)



シンジ「僕が、この世に生まれたからだ!!!」


シンジ「ッ!」ダッ!

トウジ「アカン!止めろ!!」ガシッ

カヲル「っ!」ガシッ!

ケンスケ「くっ!」ガシッ


672 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 15:01:42 ID:EY0eWmTY

シンジ「うぁああがぁぁああああああああ!!!!」ズン、ズン!

トウジ「ぬがが…!なんちゅー力や!3人がかりやのに!」グググ…

ケンスケ「と、ま…れぇええ!!」グググ…

カヲル「くっ…!シンジくんは突入して具体的に何をするつもりなんだ?!やめろよ!」グググ…


シンジ「ぅぅおおおおおおお!!!」

シンジ「突入したら!?ハグしまくりだ!すりつけまくりだッッ!!」

カヲル「」


カヲル(くっ、なんて自分勝手で向こう見ずなんだ…!僕は人間に対しての認識を間違えてたかもしれない!)


673 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 15:06:58 ID:EY0eWmTY

~女子プール~

ヒカリ(スク水)「ぷあっ」バシャッ

ヒカリ「ふー…」ジャバッ…

ヒカリ「綾波さんは泳がないの?」

綾波(スク水)「ええ」

ヒカリ「どうして?」

綾波「かったるいから」

ヒカリ「そ、そう…」


「うぁああがぁぁああああああああ!!!!」

ヒカリ「?!」ビクッ

綾波「?」チラッ



674 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 15:10:24 ID:EY0eWmTY

シンジ「綾波ぃ……っ!」ハァハァ…!

ケンスケ「止まれ!止まれよ碇!そっちに行ったら終わりなんだぞ?!」ググッ

トウジ「シンジ!アカン!もうやめい!もうええやろ?!それ以上行ったらアカン!」ググッ…

カヲル「君は暴走しているだけだろ!?冷静になれよ!」ググッ…


シンジ「あ、や…なみぃい!」


綾波「碇…くん?」



675 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 15:11:17 ID:EY0eWmTY




シンジ「  来  い  !  」



綾波「…!」





676 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 15:16:34 ID:EY0eWmTY

ヒカリ「やだ…碇くん……っき、してる……////」

綾波「…………」

綾波「…呼んでる」

ヒカリ「?」

綾波「碇くんが、」


綾波「…呼んでる!」ダッ!

ヒカリ「あ、綾波さん?!その、アレは行かない方がいいんじゃないかしら?!」


677 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 15:22:52 ID:EY0eWmTY


綾波「碇くん!」ガシャン!


シンジ「綾波…!」


ケンスケ「バカぁ!ホントに止めろよ!俺はまだ碇と一緒に学校でバカやりたいんだよ!止まれ!」

トウジ「シンジ!世の中我慢せなアカン事ばっかなんや!大人になるんや!」

カヲル「そんなに行きたいなら勝手にすれば?僕も勝手に止めるけど」

シンジ「綾波…!」

シンジ「綾波の胸!」

シンジ「綾波のふともも!」


シンジ「 綾 波 の ふ・く・ら・は・ぎぃぃいいい!!!」




678 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 15:29:17 ID:EY0eWmTY

シンジ「ヒカリの鎖骨!」


シンジ「ヒカリの腋!!」



シンジ「 ヒ カ リ の お さ げ ぇ え え え え !! 」


カヲル(マニアック!)



680 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 17:24:39 ID:EY0eWmTY

ネルフ保安諜報部のスナイパー「………」

ネルフ保安諜報部のスナイパー(捉えたッ!)


バスッ!


シンジ「はぅうん?!」ビククンッ!

シンジ「が………は………」バタッ。


トウジ「手こずらせやがって…」

ケンスケ「なんで倒れたんだろ?」


カヲル「……」チラッ


ネルフ保安諜報部のスナイパー「……」bビシッ!

カヲル「…」bビシッ!


681 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 19:03:45 ID:EY0eWmTY






シンジ「ンハッ!」




シンジ「………」

シンジ「ここは…保健室か…」

シンジ「……知らない天井だ」


シンジ「…僕は、負けたのか」



シンジ「…くそっ…」ポロポロ


682 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 19:18:15 ID:EY0eWmTY

~某所~


ZEELE:01『首尾はどうだ』


カヲル「…問題ないよ。言われた通りサードに張り付いてるしね」

カヲル「それにしても…人類って皆ああなの?」

カヲル「他者の事なんてまるで意に介さず。その場の勢いと思い付きで想いのままに行動する…」

カヲル「見てて飽きないけど」クスクス

ZEELE:01『いや、サードは特殊な突然変異種だと思え』

ZEELE:01『人類はあのような下品な馬鹿ではない』

カヲル「ふぅん?」


カヲル「僕からしたら貴方たちも大して変わらない気がするけど?」クスクス


ZEELE:01『…口を慎め、"タブリス"』

カヲル「……」


683 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 19:18:45 ID:EY0eWmTY

ZEELE:01『命令通り、当面は初号機による使徒殲滅を行え』

カヲル「同族殺し、か」

ZEELE:01『"生存競争"だ』

カヲル「…結局、ヒトも使徒も変わらないのかもね」

カヲル「ま、いいけど。やってあげるよ。その…」



カヲル「エンジェル・バスターの役目をね」ニヤリ




685 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 20:43:29 ID:EY0eWmTY

~教室~


綾波「碇くん」

シンジ「なんじゃらほい?」

綾波「さっきの体育の時…何故私を呼んだの」

シンジ「ああ…アレはね」

シンジ「"漢"の闘いだったんだ…」

綾波「それは、何?」

シンジ「ロマンとパトスとプライドを賭けた闘争の事だよ」

綾波「…ごめんなさい。よくわからないわ」

シンジ「いいんだよ、綾波はおにゃのこだから」ニコッ

綾波「そう」


686 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 20:45:48 ID:EY0eWmTY

シンジ「でも…負けてしまったんだ…」

綾波「そう」

シンジ「悔しいよ、いきなり象をも倒すような麻酔針弾を撃たれなければ…」

綾波「勝負は時の運だから」

シンジ「でも…」

綾波「次は勝てばいいわ」

シンジ「そうか…そうだね」

綾波「ええ」


687 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 20:47:52 ID:EY0eWmTY



ヒカリ「…ねぇ、何の話?」

トウジ「お前らの○○はワシらのお陰で守られたっちゅー事や」ウン

ヒカリ「?」



688 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 20:57:17 ID:EY0eWmTY

~ネルフ~

シンジ「メキシコメキシコ!」シャカシャカ♪

シンジ「ん~マンボっ!」シャカ♪シャカ♪

カヲル「なんでメキシカンな衣装に身を包んでマラカス振ってんの?」

シンジ「君はお腹が空いたらどうする?」

カヲル「何か食べるよ」

シンジ「そう、つまりそういう事だ」コクン!


カヲル「…あの、アレは」σ

ミサト「渚くん、アレは無視していいから」フルフル


689 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 21:11:06 ID:EY0eWmTY

リツコ「あなたが新しい初号機パイロットの渚くんね?」

カヲル「カヲルでいいですよ」ニコッ

リツコ「そう、ではカヲルくんにはこれからシンクロテストをやってもらいます」

リツコ「服を脱いだら……っと、」

リツコ「その……あなたは、プラグスーツを着てくれるわよ……ね?」

カヲル「? 当たり前じゃないですか」

リツコ「………」


リツコ「…っぐ、」ポロポロ

カヲル「?!」


690 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 21:14:26 ID:EY0eWmTY

リツコ「ミサト…!やっと、やっと紳士用プラグスーツが!」

ミサト「あー…そうね、やっとまともっていうか、普通っていうか…」

ミサト「今日はめでたい日ね!」ガシッ!

リツコ「ええ!」ガシッ!


カヲル「…彼女らの苦労がうかがい知れるよ…」チラッ

シンジ「♪」シャカシャカ♪

692 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 21:18:13 ID:EY0eWmTY

シンジ「♪」シャカシャカ

ミサト「…そういえばさ…」

リツコ「なに?」

ミサト「私、シンジくんが服着てるの初めて見た気がするんだけど」

リツコ「……」



ミサトリツコ「「ッッッッ??!!」」バッ!?

シンジ「え?何?」シャカシャカ♪


693 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 21:20:27 ID:EY0eWmTY

ミサト「し、シンジくん?!どうして?!どうして服を着ているの?!」ガシッ!

リツコ「そうよ!どうせ着るならプラグスーツにしなさい!製作班がどれだけ涙を溢していたと――」


シンジ「?」


シンジ「やだな、僕は今も服着てないですけど」




694 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 21:23:19 ID:EY0eWmTY

カヲル「え?いや、だって…」

シンジ「…僕の体に触ってみろ」

カヲル「…?」ペタ


べちょっ……


カヲル「うわっ」フキフキ

ミサト「ちょっと、何で私の服で拭くのよ?!」

カヲル(…これ、ペンキだ…立体絵書くようのやつの……)ズーン



695 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 21:27:13 ID:EY0eWmTY

シンジ「全く…僕が服を着るなんてあり得ないでしょ!」プンプン!

ミサト「…渚くん?」ギロ

カヲル「すみません、思わず…」

シンジ「せっかく美術部のマネキンのバイトついでに欲求を満たして…」ブツブツ

リツコ「………」


リツコ「」ガクゥッ!

ミサト「リツコ?!」

リツコ「…シンジくんが、これを機に、服を…着てくれると…」

ミサト「ばかっ!どうしてシンジくんに服を着てくれる事を期待するのよ…!」


カヲル「世も末だね」


696 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 21:35:17 ID:EY0eWmTY

シンジ「よし!」グッ

カヲル「…何が?」

シンジ「いやちょっと『もし僕が服を着たら』ってifの世界が見たくてさ」

シンジ「皆がどういう反応するかなーってドッキリを…」

カヲル「……」チラッ


リツコ「…そうよね…服を着ないなんて彼にとっては当たり前、よ。そうよ、何を期待して」グスッ

ミサト「気を強く持つのよリツコ!」



カヲル「…これ、ひょっとしてかなりむごいドッキリを仕掛けたんじゃ」

シンジ「それは知らぬ」


697 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 21:40:16 ID:EY0eWmTY

~司令執務室~

シンジ『それは知らぬ』


ゲンドウ「……ボディ、ペイント……か……」ガックリ…

冬月「……その、なんだ…ボディペイントするだけでも進歩じゃないのか?碇?」

ゲンドウ「…落ち込んでなどいない」

冬月「……今日は、何か美味いものでも食いに行こうじゃないか。私が奢ろう」

ゲンドウ「……ああ、すまん……」ションボリ


698 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 21:48:33 ID:EY0eWmTY

青葉「……」

日向「……」

マヤ「……」


青葉「…まさかビックリしすぎて3人ともエスカレーターで腰抜かして動けなくなるなんてな…」

日向「エスカレーターから乗り出して下を見なきゃよかったな」

マヤ「……ねぇ、私自分のノーパソ下に落としちゃった……」

日向「…最近買ったって言ってたやつかい?」

マヤ「うん…」


青葉「この高さから?…ああ…」

日向「その、御愁傷様」

マヤ「不幸だわ…」ガックリ…


699 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 22:50:15 ID:EY0eWmTY




カヲル(プラグスーツ)『……』

リツコ「それでは4人目《フォース》による初号機との第一次シンクロテストを行います」

リツコ「始めて頂戴。」

マヤ「了解!」カタカタ



700 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 22:54:57 ID:EY0eWmTY

アオイ「第一次接続開始」カタカタ

アオイ「パルス送信」

カエデ「グラフ正常値リスト1350までクリア」カタカタ

サツキ「初期コンタクト問題なし!」

リツコ「了解、作業をフェイズ2へ移行!」


701 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 23:04:36 ID:EY0eWmTY


カヲル「………」

マヤ『オールナーブリンク、問題なし』

カヲル(茶番だね)

マヤ『リスト2550までクリア』

カヲル(エヴァは"アダム"のコピー…僕と同じ体で出来ている)

サツキ『ハーモニクス、全て正常位置』

カヲル(この初号機の魂は今自ら強固な殻に閉じ籠っているようだし…)

マヤ『絶対境界線、突破します!』

カヲル(容易に同化出来るだろう)

カヲル(…ふふ、きっとオペレーターたちは驚くだろうね。何せ僕はシンクロ率を自在に―――)




702 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 23:06:30 ID:EY0eWmTY





      『 アナタ ダレ? 』





703 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 23:13:57 ID:EY0eWmTY

カヲル「――……オウェエエエエエッッッッ?!」

カヲル「か………、がぁ、ぁああああああああああッッッッ!?」




リツコ「何?!どうしたの!?」

マヤ「わ、わかりません!パルス逆流!」

マヤ「中枢神経素子にも拒絶が始まっています!!」

リツコ「…実験中止!回路切断!」

マヤ「ダメです!信号、受け付けません!」


カヲル「ぁああぁああああああああああ!!!!?」



704 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 23:16:12 ID:EY0eWmTY

カヲル(ち、違う!これは…!)

カヲル(アダムじゃ、ない!リリスだ!リリスをコピーしたもの!!)

カヲル(同化、出来ない!)

カヲル(それに…『誰か』に、拒絶された…)

カヲル(初号機にある魂か?いや、閉じ籠っているのに!)

カヲル(…?何か、頭に……?)






705 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 23:29:50 ID:EY0eWmTY
全裸全裸全裸全裸全裸全裸全裸全裸裸
裸全裸はだか ○○○○お全裸全裸全裸
全裸全裸全裸全裸服全っフ全てをアノ
ロックンロール○ ○裸ぱル初綾さジ|
すイエーイ全裸にん裸いチ号波らアパ
イっ ○○○情熱ゃて白パン機歌けンン
ヤエぱおとーさの滅衣イロットだノー
|ッ全だ全裸 ○○べオムツってせ?ブ
ンチ裸かカーニバルイケメンセーフラ 

706 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 23:33:07 ID:EY0eWmTY

カヲル「うわぁあああああッッッッ!!!!」


初号機「ッ」バキッ…



マヤ「! 初号機、顎部拘束具を引きちぎりました!暴走しています!」


初号機「ウォオオオオオオオオオンンン!!!」



708 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 23:41:40 ID:EY0eWmTY

カヲル(まさか…エヴァ自身に残る残留思念?!サードが乗ったせいで、サードとシンクロしたエヴァの脳が、コアが汚染されてた?!)

カヲル(じゃあ、この初号機は…もう、サード以外には誰にも……)


カヲル「……気持ち、悪い……」ガクッ


マヤ「パイロット、脳波微弱!意識不明!!」

ミサト「パイロット救出急いで!」

712 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 23:54:43 ID:EY0eWmTY

マヤ「オートエジェクション作動!」

バシュッッッッッ!!!

※自動でエントリープラグを排出するパイロット緊急脱出システム。

リツコ「不味いわ!このままだとエントリープラグがエヴァの身長以上の高さから落下する!」

ミサト「カヲルくんッッ!」



初号機「ウォオオオオオオオオオオオオンンン!!!」



713 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/07(日) 23:57:08 ID:EY0eWmTY

リツコ「ワイヤーケージ!!特殊ベークライト!急いでッッ!!」

ヴァシュシュシュ!!!


     ゴト
      ン!!!


ミサト「落下、した…!?」

ヴァシュシュシュ!!


初号機「ウォオ、オオオ……オオオ……」


マヤ「初号機、停止!」



714 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:00:19 ID:KcRQCpb2

ミサト「そん…な、」

リツコ「!?特殊ベークライトにエントリープラグが埋もれてる!」

リツコ「生き埋めになるわよ?!」

ミサト「誰かっ………」



715 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:01:40 ID:KcRQCpb2



ザブンッ……バシャバシャバシャバシャ!!



マヤ「?!誰かが特殊ベークライトの海に飛び込みました!」

ミサト「なっ?!」バッ



716 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:02:44 ID:KcRQCpb2



シンジ(全裸)「っ、」バシャバシャバシャバシャ!!!



シンジ「渚ぁああぁああああああ!!!」バシャバシャバシャバシャ!!!


リツコ「し、シンジくん?!」


717 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:08:09 ID:KcRQCpb2

シンジ「ぅううぉおおおおぉおおおお!!!」

シンジ「だっ!」ガシッ!

マヤ「シンジくんがエントリープラグに到着!!」


シンジ「だらっしゃぁあああああああ!!!」グギギギ…

ばきょむ。


マヤ「エントリープラグドア、解放!」

リツコ「ダメよ!シンジくん!急いで何かに乗って避難しなさい!」

リツコ「カヲルくんだけじゃないの!あなたが助からなくなる!」

リツコ「逃げなさいッ!」



シンジ「絶対、イヤだ」




718 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:12:01 ID:KcRQCpb2

シンジ「とぅ!」ヒョイ!


マヤ「ダメっ!シンジくんダメよ!ああっ、シンジくんがエントリープラグ内に!」

サツキ「特殊ベークライト、流動を停止!固形化していきます!」

アオイ「! 待って?!初号機が!」


初号機「……ッ、」グラッ……


カエデ「いやっ……エントリープラグの上に、倒れ…る?」


ミサト「シンジくんッッ!」



719 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:15:59 ID:KcRQCpb2


カヲル「………ぅ」

カヲル「……真っ暗」


カヲル(……あぁ、頭痛い)


カヲル(ふぅん…痛みで体が動かないってこういう感じなんだね)


カヲル(……死ぬのか、僕は)

カヲル(まだ、何もしてないのに)


720 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:20:22 ID:KcRQCpb2

カヲル(…まぁ、いいか)


カヲル(どうせ僕はアイツらのためにサードインパクトを起こす道具でしかない)


カヲル(…死海文書に記載されている使徒が一匹、早々に…消えるだけ)


カヲル(……僕の人生、何もなかったな…)

カヲル(両親も、友人も、成績も)


カヲル(誰かに何かを残したわけでもない)


カヲル(誰かの心に残るでもない)


カヲル(ただ、一人……)


721 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:23:12 ID:KcRQCpb2

カヲル「こんな……事なら……サードと本当に本心からの友達にでも…」


カヲル「なっとく…んだっ……た……かな…」


カヲル「…」









シンジ「呼んだ?」

カヲル「うわぁあああああああああああああッッッッ?!!」



722 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:28:01 ID:KcRQCpb2

シンジ「よかったーまだ心臓止まってなかったんだね!」ニコッ

カヲル「い、今ッ!今止まりそうになったよッ!!あービックリした!」ドキドキドキドキドキドキドキドキ

シンジ「元気そうでよかったよ」

カヲル「…あっそ。それで?何しに来たんだよ…」


シンジ「友達を。助けに来た!」ニコッ!

カヲル「……」ポカン…



723 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:32:23 ID:KcRQCpb2

カヲル「……ともだ、ち?」

シンジ「他に君と僕との関係を表す適切なのがあんの?」キョトン

カヲル「……っ、」


カヲル「違う……友達なんかじゃ、ない」

シンジ「は?なんで?」

カヲル「だって…僕は、あるヤツからの命令で…君に近寄っただけで…」

シンジ「それバラしちゃダメなやつじゃね?」

カヲル「…それに、君だって僕の事好きじゃないだろ…」

カヲル「だから、」


724 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:43:03 ID:KcRQCpb2

シンジ「いや確かに僕は君の事好きじゃないよ?」

カヲル「……」

シンジ「…でも、嫌いじゃ、ない」

カヲル「え……」

シンジ「『嫌いだ』なんて一言も言ってない」

カヲル「…散々嫌悪感を丸出ししてたクセに」

シンジ「たりめーだ」

シンジ「君、自分で言ったじゃないか。『あるヤツらからの命令で』って」

シンジ「そんなので仲良くしようとしてこられたってイヤだよ。絶対。」


725 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:46:37 ID:KcRQCpb2

シンジ「『アイツのああいうとこがイヤだ』と『嫌い』は違うよ」

シンジ「僕は君の『命令されたから仕方なく近寄る』ってとこはイヤだけど、」

シンジ「君の事は嫌いじゃないよ」

カヲル「…よく、意味がわからないよ」

シンジ「『嫌い』じゃないなら、これから『好き』になるかもしんないじゃん」

カヲル「……」

シンジ「学校で君と居た時、僕は楽しかった」

カヲル「……」


726 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:52:55 ID:KcRQCpb2

シンジ「じゃあもう。君とは友達でいいじゃんか」

カヲル「……っ、」

シンジ「それにさ、ほら…まだ約束果たしてないし」

カヲル「……学校案内?」

シンジ「うん」

シンジ「僕、約束破んのは嫌いなんだ」

シンジ「だから。」

シンジ「渚は友達だから」

シンジ「約束、果たさなきゃいけないから」


シンジ「助けに来た!…他になんか理由言わなきゃダメ?」


カヲル「………」

カヲル「言わなくて…いい……」グスッ…


727 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 00:57:06 ID:KcRQCpb2

シンジ「たださ…」

カヲル「…なんだよ」ゴシゴシ




シンジ「プラグの入り口の上に何かが乗ってて…僕ら出られないんだよね」

カヲル「」


728 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 01:02:34 ID:KcRQCpb2

シンジ「いやもー参ったねHAHAHAHAHAHA!!」

カヲル「……あーもうっ!君は本当に!何しに来たんだよ!」ハハハハ…

シンジ「助けに」キリッ

カヲル「助けてくれよ!なんで君まで要救助者になっちゃってんのさ!」ハハ

シンジ「やっちゃったゼッ☆」テヘッ☆

カヲル「全く…大体こうなったのも君が原因だってのにさ」クックッ

シンジ「いやそれは知らんけど」

カヲル「全く、本当に、君って奴は…」アハハ


シンジ「なんでそんな笑ってんのさー」ブー
カヲル「さあ?わからないよ!あはははっ!」



729 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 01:09:47 ID:KcRQCpb2


ギシッ……

ギギギギギギギギギギギギギギギ……!!!

ミサト「二人とも!!大丈夫?!」バッ!


ミサト「え?」



シンジ「1、2、3、56789、10!!はい指相撲は僕の勝ちぃぃいいい!!」

カヲル「待てよ!今指放しただろ!やり直しだ!」

キャッキャッ!

ミサト「」ポカン…

ミサト「ハァ――――………こっちがどんだけ心配したと……」

アハハハ!

ミサト「…あんたら、仲いいわね?」

シンジカヲル「「まあね!」」


730 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/08(月) 01:23:00 ID:KcRQCpb2


       次回予告


ミサト「相変わらず戦闘に関してはうだつのあがらない碇シンジ。」

ミサト「零号機の起動実験に成功する綾波レイと渚カヲル。」

ミサト「学校で皆と楽しく過ごしていくが、突如襲来する第五使徒。」

ミサト「攻守共にパーペキな空中要塞相手にネルフとチルドレンたちは。」

ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『お前も硬いが僕のも硬い』」


ミサト「さぁーって?この次も?サァービスサービスぅっ!」

次回 シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」 後編