前回 マリ「私だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいのにゃ♪」 中編

747 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 18:52:52 ID:i3PYv0eY

~ネルフ独房~

シンジ「ところでロケット団のムサシさん」

ムサシ「誰がロケット団よ?!あたしゃ戦略自衛隊だよジャリボーイ!」

シンジ「おぉ…!ノッてくれるとは」

ムサシ「けっ」

シンジ「あーでもこのネタをフるなら綾波だよなぁ…」

ムサシ「綾波?」

シンジ「青髪の子」

ムサシ「ああ、声似てるもんな」

シンジ「でしょ」


ケンスケ「おおう。なんか仲が良くなりはじめてるような?」ヒソヒソ

トウジ「あいつも寂しかったんちゃうか?ケイタってやつとは違うタイプの友達欲しかったとか」ヒソヒソ 


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748 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 19:29:58 ID:i3PYv0eY

カヲル「でもさぁ、これからどうするワケ?」

「「「?」」」

カヲル「僕らはエヴァパイロットだし、有事の際には出してもらえるだろうけど、」

カヲル「ネルフ…碇ゲンドウからしたら君ら二人は生かしておく必要はないだろ?」

ケンスケ「まあねぇ」

カヲル「始末されちゃうんじゃない?」

マナ「大丈夫よ。シンジくんが守ってくれるもん」

シンジ「まあね!」


カヲル「本当に…守れるのかい?君が?」

シンジ「…」


749 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 19:36:38 ID:i3PYv0eY

カヲル「それにさぁ」

カヲル「仮にここを抜け出せたとしても彼等は戦自からの脱走兵」

カヲル「おまけに極秘戦略兵器を強奪したんだろ?」

カヲル「助からないよ?フツー。」

トウジ「渚!お前なんて事言うんや!もっと気持ち考えたれや!」

カヲル「ふぅん?でも遅かれ早かれぶつかる問題だと思うけど?」

カヲル「僕にとってはどちらでもいいんだ」

カヲル「ただ、そういった件をどうするつもりか知りたいだけだよ」

カヲル「口先だけじゃ彼等が可哀想じゃないか」

カヲル「それならいっそ『もう助からない』って言ってあげた方がいいよ」

シンジ「…」 

750 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 20:07:57 ID:i3PYv0eY

シンジ「…こういうのはどうかな」

「「何?」」

シンジ「名付けて、」


シンジ「『戦って戦って戦い抜いたら、いつのまにか最後に立っていたのは僕らだけだった作戦』!!!」


「「却下」」


シンジ「ちぇー」


751 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 20:28:27 ID:i3PYv0eY

シンジ「じゃあ…実はネルフの指示でした作戦」

「「却下」」

シンジ「実はクローン、双子の兄達の仕業でした」

「「無理」」

シンジ「死んだと見せかけて実は名前と顔変えて生き延びまくりんぐ作戦」

ムサシ「…可能なのか?俺達には金も時間もねーぞ?」

シンジ「立て替えてあげるよ。医者の心当たりはないけどね」

ムサシ「…」



754 :○綾波「碇くんに『スパイ逮捕に協力せよ』と要請:2014/12/02(火) 21:25:04 ID:i3PYv0eY

ムサシ「けっ、なんだよ結局無理じゃねぇか口だけ男」

ムサシ「おいマナ!こんなアホに付き合ってられねぇぞ俺は!」

ムサシ「何がシンジくんが~だっつぅんだよ!」

ムサシ「ただの…おい、マナ聞いてるのか?」

マナ「え?うん」

マナ「シンジくん以上に何にもできない上に力もないムサシが助力申し出てくれてるシンジくんに大きい口叩いてるのはよく聞いてたよ?」

ムサシ「……すんまっせんした」


755 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 21:30:38 ID:i3PYv0eY

シンジ「うーん…とりあえずはそういう事得意そうな知り合いに頼ってみるよ」

マナ「ホント?さっすがシンジくん!」

トウジ「え?センセそんな知り合いおるんか」

シンジ「まあね。協力してくれるかはわからないけど」

カヲル「ふぅん。なら僕から言うことはないよ」

ケンスケ「だね。あとはここからどう逃げ出していくか…」

マリ「にゃー」

シンジ「それと、"ケイタ"ってやつもどうするか…」

マナ「なんとかならないかな…」

シンジ「よし、とりあえずやってみて、あとは野となれ山となれ作戦で」

ムサシ「そりゃただの"無計画"っつぅんだよすっぱだか」


756 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 21:41:00 ID:i3PYv0eY

シンジ「いいじゃん無計画でも」ぷー

ムサシ「こっちもマナを泥船に乗せられたくねーんだよ!」

シンジ「まあそんな殺気立つなよ」

ムサシ「うるせぇ!大体俺はさっきの事許してねーんだからな!」

シンジ「許してもらう必要も特にないけど?」

ムサシ「こんの野郎ぉおお!!」ガンガンガンガンガンガン

ムサシ「クソ!壁さえなければ直接ぶん殴ってやるのに!」ガンガンガンガン

シンジ「まさにA.T.フィールド!!」

シンジ「『心の壁を作ったのは本当に他人?自分じゃないのか?』」

シンジ「そんな考えを想起させるよ!?」

ムサシ「じゃかあしい!」ガンガンガンガンガンガン


757 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 21:46:37 ID:i3PYv0eY

シンジ「でも確かに僕もこんなクソ狭いとこに押し込められるのには飽きたよ」

シンジ「そろそろ空が拝みたいね」

ムサシ「けっ!だったら出てみろっての!出れるもんならな!」


スタスタ…

<ガチャ、バタン。


ムサシ「……」


ムサシ「えっ」


758 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 21:56:46 ID:i3PYv0eY

シンジ「ファミリー♪ぱぁーてぃー♪ぱぁーてぃー♪」

ムサシ「うぉおおい?!なんでテメェ普通に外に出てんだよぉおお?!」

シンジ「え?いや別に鍵かかってなかったし」

マナ「あ、ホントだ」ガチャ

トウジ「ほんまや!開いとる開いとる!」ガチャ

カヲル「なんだ、ただの心理バリケードだったってワケか」ガチャ

ケンスケ「やられたよ。てっきり鍵かかってたのかと」

マリ「でも油断しない方がいいんじゃん?どんな思惑があってのにゃにゃにゃー」


ムサシ「」


759 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 22:02:31 ID:i3PYv0eY

シンジ「パパとママはね♪アダムとイヴで♪」

カヲル「ぼーくはーぁあああああ♪」

シンジカヲル「「Ah――――♪生まれたッッ♪」」

シンジ「自由って素敵だ!歩き回れるって最高だ!」

カヲル「だね。あそこはちょっと気分が暗くなってしまうよ」

ムサシ「チッ、どうでもいいが道はこっちで合ってるんだろうな!すっぱだかコンビ!」

シンジ(全裸)「たぶん!」
カヲル(全裸)「知らない」

ムサシ「もっと考えて行動しろよぉ!頼むから!!」


760 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 22:09:21 ID:i3PYv0eY

シンジ「いいじゃん?別に。さあ歌おうよ!歌って歩けばどっかにつくよ!」

ムサシ「お前アホか!俺達は一応脱獄してるんだぞ!?なんで見つかりにいくんだよ!」

カヲル「虹色バスでー♪虹の向こうへー♪」

カヲル「みんなを乗っせてー♪青空PASSでー♪」

ムサシ「テメェは歌うな音痴!」

カヲル「Σ( ̄ロ ̄lll)ミ」ガーン!


トウジ「あいつ、いつの間にかツッコミポジを…やりおるで」ゴクリ


761 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 22:14:51 ID:i3PYv0eY

マナ「ふふっ」

ケンスケ「どしたの?」

マナ「ん?なんかムサシ楽しそうだなーって」クスクス

ケンスケ「ふぅん?」

マナ「ケイタや私といた頃が辛い日々だったからかも知れないけど…」


シンジ「てぃもて~てぃもて~?」レロレロレロレロ

カヲル「てぃもて~~」レロレロ

ムサシ「ウゼェェエエ!!変顔と変声で近づいてくるな不審者どもが!!」

マナ「あんな生き生きしてるムサシは見たことないもん」クスクス

ケンスケ「へぇ」ニコ


762 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 22:27:37 ID:i3PYv0eY

シンジ「むっ」

カヲル「別れ道だね」

トウジ「指示板も出とらんなぁ…」

ケンスケ「どうする?」

マナ「んー…指を舐めて、空気の流れを感じる方に行ってみるとか?」

マナ「ん…」チュパ

シンジ「…」

マナ「どう?シンジくん」

シンジ「霧島さんそういう時って普通自分の指舐めない?」

マナ「えへっ☆」


ムサシ「Bpg@amwjd殺a@gpすtwmdg」ギリギリギリギリギリギリギリギリ

マリ「血涙拭けよ色黒くん」


763 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 22:32:15 ID:i3PYv0eY

マリ「にゃ!」クンクン

マリ「にゃー!」σビシ

シンジ「どうしたの?もち」

マリ「にゃーにゃー!」

シンジ「あ、こっちから外の匂いするってさ」

カヲル「本当?」

トウジ「いやー助かるなー」

ケンスケ「でも普通そういうのって犬じゃない?」

マナ「普通ってなんだったっけ。私わかんなくなってきちゃった」

ムサシ「お前、あのすっぱだかに毒されてんだよ。これ以上汚染されてくれるなよ?頼むから」


764 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 22:43:09 ID:i3PYv0eY

~おんも~


シンジ「…出る事は出たね。第3新東京市に」

カヲル「だね。外の風が◯◯に当たってスースーするよ」

シンジ「それが裸族の感覚さ…」ニコッ

カヲル「悪くないよ、シンジくん」ニコッ

ムサシ「だあっとれ変質者ども」

マナ「でもさ…」

トウジ「せやな。ふざけとる場合とちゃうで」

ケンスケ「ああ。簡単に出してもらえるとは思っちゃいなかったけど…」

マリ「にゃ…」


765 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 22:46:04 ID:i3PYv0eY
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ
黒服「…」ジャキ

剣崎「……」


シンジ「まさか銃構えた黒服部隊が待ち伏せとは」


766 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:01:39 ID:i3PYv0eY

剣崎「サード、フォース、フィフス、スィクスス」

剣崎「猫人、スパイとトライデント級パイロットを発見」

『御苦労』

剣崎「…いかがなさいますか」

『予定通りだ。戦自に引き渡す』

剣崎「御意に」ガチャ、リ。

シンジ「!」


767 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:04:45 ID:i3PYv0eY

シンジ「待ってください!」バッ!

マナ「シンジくん!」

剣崎「ダメだ」パァンッ!

シンジ「なっ、」ツー…

剣崎「今のは威嚇…牽制射撃だ」

剣崎「次はないぞ、サード」ジャキ

シンジ「くっ、」

シンジ(コイツ、相当な手練れだ!躊躇なく発砲、それも僕の頬を掠めるだけに留めるなんて!)

剣崎「こちらからの要求は一つだ」


剣崎「ムサシ・リー・ストラスバーグを渡せ」


シンジ「……」


シンジ「えっ?」


768 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:10:09 ID:i3PYv0eY

ムサシ「な、俺……?」

トウジ「ワシらの脱走は…?」ヒソヒソ

ケンスケ「バカ黙ってろって!」ヒソヒソ

カヲル「なんでだ?わからない…彼だけ?」ヒソヒソ

マナ「えっ…?私は?」

マリ「にゃー」クシクシ

シンジ「……」

剣崎「どうした?こちらもエヴァパイロットを必要以上に傷つけたくはない」

剣崎「今日会ったばかりの敵、それも友人ですらない」

剣崎「それを渡せば解放し、通常生活に戻れるぞ」

剣崎「サード、あと30秒で決めろ。さもなくば」

剣崎「全員の手足を撃ち抜く」

シンジ「…」


769 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:17:09 ID:i3PYv0eY

シンジ「…断ると言ったら?」

剣崎「同じだ。結果は変わらん」

シンジ「……」

シンジ(どうする…?)

シンジ(考えろ!考えろ考えろマクガイバー!!)

シンジ(どうすればいい!この状況をひっくり返すには!)

シンジ(逃げられない!戦うのもダメだ!時間はない!)

シンジ(誰かに止めさせ…どうやって、『予定通り』、…そうだ!)


シンジ「…父さん!!!」


剣崎「?」


770 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:21:39 ID:i3PYv0eY

シンジ「父さん!聞いてるんだろ!なんでだ!!」

シンジ「どういう事か説明しろよ!!」

シンジ「父さん!!!」

剣崎「…失礼しました、今通信を切ります」

『待て』

剣崎「…」

『ボリュームを上げろ』

剣崎「御意」カチ

『シンジ、これは決定事項だ』

シンジ「…」

『先程NERVと戦自の間で取り決めた』

『トライデント級パイロット、ムサシ・リー・ストラスバーグを渡せば』

『その他は不問にする、と戦自は言ってきた』

シンジ「…だから、それはなんで」


771 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:28:02 ID:i3PYv0eY

    ・・・
『先日、最後のトライデント級パイロット候補が死亡したそうだ』


マナ「え……?」

マナ「さ、"最後"……?それって、まさか、」

マナ「全員、"使い潰した"の…?そうなるってわかってて…?」

『現時点で、トライデント級ロボットを操れるパイロットは2名になった』

『ムサシ・リー・ストラスバーグ、浅利ケイタの2名だ』

『浅利ケイタは未だ逃亡中だがな』

『霧島マナについては「何にも使えんから要らん」との事だ』

マナ「」


772 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:36:05 ID:i3PYv0eY

シンジ「…じゃあ引き渡したら、」

『ああ。想像の通りだ』

シンジ「なんでだよ!意味わかんないよっ!」

シンジ「潰すってわかってるなら!なんで!」

『…戦自の内部事情など知らん』

『だがそれで今回の1件は全て不問だ。面倒事も終わる』

『先の市街戦での慰謝料なんかも支払わせられる』

『お前にも好都合だろう。彼女も守れるぞ』

シンジ「―――ッ!」

シンジ「バカにすんなよ!!!」


773 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:42:10 ID:i3PYv0eY

シンジ「ムサシだってもう友達だよ!」

シンジ「ムサシは僕を嫌ってるだろうけど!!」

シンジ「だってコイツいい奴だよ!!」

シンジ「もう僕にとっては守るべき奴だよ!!」

ムサシ「…」

シンジ「僕にとって不都合だね!不都合極まりないよ!」

シンジ「しかもどうなるかわかってるのに!渡せるワケないだろ!!」

シンジ「父さん!!頼むよ!ムサシもケイタも守ってよ!!」

ムサシ「…もういい」

シンジ「っ、」

ムサシ「もういい。…ありがとな、すっぱだか」ニコ


774 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:48:24 ID:i3PYv0eY

ムサシ「わかってたんだ、本当は」ザッザッザッ

シンジ「ムサシ!」

ムサシ「最初から…俺達には"自由"なんてなかったんだって」ザッザッザッ

シンジ「おい!やめろよ!行くな!」

ムサシ「いや…ここまでやった、やれたのが俺達の"自由"だったのかもな」ザッザッザッ

剣崎「……」スッ…

ムサシ「…マナには手を出さないんだな」

剣崎「そんな指示は受けていないからな」

ムサシ「けっ、すかしやがって」

マナ「ムサシ!!」

ムサシ「…マナ、そのすっぱだかと幸せにな」


775 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/02(火) 23:54:40 ID:i3PYv0eY

剣崎「連れていけ」

黒服「はっ」

ムサシ「……」

シンジ「ムサシ!!おい!!死んじゃうんだぞ!?」

ムサシ「…ったく、つくづくムカつくヤローだよお前は」

ムサシ「マナのハート奪いやがった上に俺に死ぬほど恥かかせて」

ムサシ「おまけに俺を『友達だ』って助けようとして、心配してくれやがって、」

ムサシ「…"自由"で羨ましいしよ……」

ムサシ「ああ。お前の事は気に食わねーし大嫌いだけど、」

ムサシ「ああ…まあ、アレだ。感謝してる」

ムサシ「お前に会えてよかった」


776 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 00:30:15 ID:3Rd1Fkj.

~総司令執務室~

冬月「…ふむ」

ゲンドウ「……」

冬月「せっかくお前が霧島マナを助けてやろうと戦自と上手く話をつけたと言うのにな…」

ゲンドウ「問題ない。それにシンジなどのためではない」

ゲンドウ「使徒の件だけで大変だと言うのにトライデント級の件でこれ以上力を使いたくなかっただけだ」

冬月「…親の心子知らず、か」

ゲンドウ「だから違うと」

冬月「しかしどうする?」

ゲンドウ「…私にはこれ以上何もできる事などない」


777 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 00:40:13 ID:3Rd1Fkj.

冬月「ところで。もう一人の方はどうするかね?」

ゲンドウ「レイに捜索させる」

冬月「む?こちらも積極的にアプローチするのかね?」

冬月「管轄外、それも面倒事にわざわざ首を突っ込むのか?エヴァを使ってまで?」

ゲンドウ「……」

ゲンドウ「…レイへの罰も兼ねている。『ピルルルルル』では足りなかった」

冬月「罰、か。しかし既に『ピルルルルル』を受けたのにやりすぎではないかね?」

ゲンドウ「問題ない。そのあとの『ぱりょっぺぴぽ』でフォロー済みだ」

冬月「そうか」


778 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 00:49:36 ID:3Rd1Fkj.

冬月「せめてもう一人だけでも救ってやれるといいな?碇」

ゲンドウ「救う?そんな気は毛頭ない」

ゲンドウ「戦自に借りを作っておくだけだ」

冬月「…そうだな」

ゲンドウ「ああ」

冬月「しかしサードがお前に対して今後どうするか」

ゲンドウ「やめろ。今は考えないようにしている」

冬月「説明をすればいい話だろう。多少は納得するはずだ」

ゲンドウ「…面倒だ」

冬月「なら知らん」

ゲンドウ「……」チラッ

冬月「私は何もしないぞ。お前の仕事だ」


779 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 00:56:16 ID:3Rd1Fkj.

~碇宅~

シンジ「……」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

マリ「ZZZ…」

シンジ「…」倒立

シンジ「……」ブレイクブレイクブレイクブレイクブレイク

シンジ「…」コマネチコマネチコマネチコマネチコマネチコマネチコマネチ

シンジ「…」ワキワキワキワキワキワキワキワキワキワキワキワキワキワキ

シンジ「…」ブリッジ、シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ

シンジ「………」


780 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 01:01:11 ID:3Rd1Fkj.

シンジ「…」ビチビチビチビチビチビチビチビチビチビチ

シンジ「…」ピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョン

シンジ「…」クネクネクネクネクネクネクネクネクネクネクネクネクネクネ

シンジ「…」ドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコ

シンジ「………」



シンジ「あぁあぁあああぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああンドルフォぉおお!!!!!!!」



マリ「にゃっ?!」ビクッ


781 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 01:05:34 ID:3Rd1Fkj.

シンジ「悔しい!!悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい!!!!」

シンジ「のんもられっちゃプンドルフゥオオオ!!!!!」

シンジ「フォウ!!!フォウ!!!フォ―――――――ウ!!!」

シンジ「フォゲャアアアアアアッッ!!!!」

シンジ「あああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

シンジ「ちくしょう!!!ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうちくばい!!!」

シンジ「んにゃあああああああああああ!!!」プリプリプリプリプリプリ

マリ「…」イラッ


782 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 01:10:10 ID:3Rd1Fkj.

シンジ「ッシャラオイッッ!!今から!!戦自の基地に乗り込むぞぉおおぉおお!!!」

シンジ「もち!行くぞ!!戦争じゃあああああ!!!」

シンジ「その辺にいる軍曹のタマぁとったるんじゃい!!」

マリ「…具体的にはどこに行くワケ?」

シンジ「知らん!!!」

マリ「ハァ…」


マリ「せい」コキャ。

シンジ「なふっ??!」ゴフー!

ドサ。

マリ「ったく…ちょっと頭を冷やしなよ、わんこくん」


783 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 01:30:06 ID:3Rd1Fkj.
~数日後、第壱中~


シンジ「コケコケコケコケコケコケ!!」

シンジ「コケコッコぉおお!!!コケコケコッコぉおお!!」

シンジ「さあ小麦粉まみれの僕をカラアゲにしろよ!!!」

貞本「ちょっと!小麦粉まみれの手であたしに触ってくんじゃないわよ!」ゲシ!

シンジ「ぐぁああああああ!!!」ドガシャーン!

カヲル「今自分から突っ込んでったね」

ケンスケ「僕らの机がないとこでよかったね」

トウジ「せやな。…しっかし」

ヒカリ「碇くん、荒れてるわね」

マリ「にゃー」コク

マナ「そうなの?」

綾波「ええ、家でも暴れてるわ」


784 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 01:36:22 ID:3Rd1Fkj.

惣流「…で?あんたは無能故に生き残ったわけだ?」

マナ「…またですか、惣流さん」ゲンナリ

惣流「あんたが気にくわないからね!」フン!

シンジ「まるでテリトリーを侵された猿山のボスのようだね!」シュバッ

惣流「誰が猿よッッ!!」ドゲシィッ!!!

シンジ「チョベリバ!!!」ドサ

惣流「あんたもあんたよ!ちょっとは人の迷惑ってもんを考えなさいよねッ!?」

シンジ「ヘハハハ!!踏め踏め!そうだもっと踏め!」

シンジ「友達一人も守れない無様な男を踏みつけろよ!!」

シンジ「…踏みつけろよぉ……」

惣流「……」ゲシ、


785 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 01:43:29 ID:3Rd1Fkj.

惣流「ったく、そんなにあの男が好きなら追いかけて駆け落ちでもすれば?」

シンジ「は?アスカバカァ?さすがにそれはねーよ」ハハッ

惣流「死ぬか?一辺死ぬか?」ゲシゲシゲシ

シンジ「あふんっ!」

惣流「いつまでもウジウジしてんじゃないっての!」

惣流「…忘れなさいよもう。あたし…達もいるんだしさ」

シンジ「……」


786 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 01:51:09 ID:3Rd1Fkj.

~放課後~

シンジ「霧島さん」

マナ「なぁに?シンジくん」

シンジ「あの…日曜の件なんだけど」

マナ「ああ…いいの。シンジくんがそんな気分じゃないだろうってわかってる」

マナ「だから、」

シンジ「いやデート経路決めたから伝えようって思って」

マナ「へ?」

シンジ「約束してたし…吹っ切りたいし。」

シンジ「僕もデートってのをしてみたいんだ」ニコッ

マナ「ほんと?嬉しい!」


787 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 02:02:57 ID:3Rd1Fkj.

シンジ「箱根園に行って、箱根水族館やレストラン、温水プールなんかをテキトーに回って、芦ノ湖で海賊船に乗る」

シンジ「それからロープウェーで山登って夕日を見る」

シンジ「後は湯本温泉で…」

マナ「お泊まり?」ワクワク

シンジ「えっ?あー、霧島さんがそうしたいなら」

マナ「したい!」

シンジ「…じゃあ、そんな感じで」ニコッ

マナ「うん!」


式波(学校どうする気かしら…?)
惣流(あんのバカ…!)
貞本(なんであたしまで盗み聞き付き合わせられてんだろ)


788 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 02:35:07 ID:3Rd1Fkj.

シンジ「で、明日駅前で8:30集合ね!」

シンジ「じゃ、僕明日の準備するからこれで!」シュタタタタ!

マナ「うん!楽しみにしてるね!」フリフリ


マナ「……」



マナ「で、」コホン

マナ「またですか…アスカさん達…」クルリ

式波「フン!」

惣流「はん!」

貞本(帰りたーい…)


789 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 02:40:04 ID:3Rd1Fkj.

マナ「あの、さすがにこんだけくどいと私もちょっと」

惣流「あんた友達が大変な事になってんのによくデートなんてできるわね?」

マナ「はぁ…シンジくんから誘ってくれたし、シンジくんがムサシの事を忘れたいみたいだから私も付き合うんです」

マナ「そりゃ…私がシンジくんと居たいってのもありますけど」

式波「……」ムスー

マナ「もう関わらないでもらえませんか?」

惣流式波「「だってなんかムカつくんだもん!!」」

貞本(私も付き合いじゃなきゃ関わりたくないわ…シンジのデートなんて知らないっての)


790 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 03:22:26 ID:3Rd1Fkj.

マナ「…じゃあ、もし私がデート諦めたら」

マナ「シンジくんを癒してあげてくれますか?彼の気晴らし付き合うって約束してくれますか?」

惣流「はあ!?なぁんであたしがバカシンジの傷心に付き合ってやんなきゃいけないわけぇ!?」

マナ「…」ハァ

貞本(惣流はなんでもうちょい言葉選べないのかしらネェ…)

式波「…シンジに付き合う…か」

式波「…じゃ、アタシは降りるわ。アタシにはそーいうの合わないし」ヒラヒラ

惣流「ちょっと式波?!」


791 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 03:28:52 ID:3Rd1Fkj.

式波「アタシはそーいうのはやらない。叱咤激励くらいならしてあげれるけど」

式波「慰めるなんてアタシのやり方じゃないもん」

式波「今のシンジには確かに癒しが必要そうだし…それはアタシの役目じゃない」

式波「だから降りる。シンジは任せるわ」スタスタ

惣流「な、何よそれぇ…」

貞本(心意気は立派だけど、盗られるかもって思わないのかしらね?)

マナ「…で、貞本さんは?」

貞本「パス。シンジのお守りなんて面倒臭いもの」ヒラヒラ

マナ「…じゃあ、もういいですよね?」

惣流「よくない!」


792 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 03:36:38 ID:3Rd1Fkj.

マナ「何がそんなに気に入らないんですか?」

惣流「えっ、えっと…」

マナ「何故私がシンジくんとデートするのが気に入らないんですか?」ズイ

マナ「私、もう敵じゃないですよ?クビになりましたし」ズズイ

マナ「なのに、何故あなたは私達を引き裂くんですか?」ズズズイ

惣流「う…」タジ

マナ「あなたもシンジくんが」

惣流「違うわよ!!あんなのあたしの崇拝者みたいなものだもん!」

マナ「…そうですか。じゃあ尚更口を出さないでください」

マナ「そんなの、シンジくんが可哀想だもの」クルッ

スタスタ…

惣流「……ちがうもん」


793 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 03:41:02 ID:3Rd1Fkj.

貞本「あんたさぁ…」ハァ

惣流「うっさい!」

貞本「知らないわよ、盗られても」

惣流「別にあたしのもんじゃないし!」

貞本「あっそ…じゃ別にいいじゃん」

惣流「そうよ!別にいいわよ!!」

貞本「はぁ……」

惣流「…あによ」


貞本「あんた、バカァ?」アキレ

惣流「うっさい!!あの女が気にくわないだけよ!!」


794 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 03:58:26 ID:3Rd1Fkj.
~碇宅~

シンジ「よっはっ」コロコロ

シンジ「ほいほいほい」ヒョイヒョイ

リツコ「玉乗りジャグリング上手いわね、シンジくん」

シンジ「リっちゃんもやってみる?」

リツコ「よしとくわ。大惨事になるもの」

シンジ「楽しみだなー」ワクワク

リツコ「あら、何が?」

シンジ「僕、生まれて初めてデートするんだよ」

リツコ「へぇ?おめでとう」

シンジ「リっちゃんって父さんとデートする時ってどんな感じなの?」

リツコ「……」

リツコ(本部のあちこちで……いえ、言えないわね)

リツコ「秘密よ」

シンジ「ちえー」 

795 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 04:04:25 ID:3Rd1Fkj.

シンジ「せめて!せめて参考に!なる何かアドバイスを!」

リツコ「うーん…お互い気が楽になれるようにする事かしらね?」

シンジ「あざーす!リっさんあざーす!」

リツコ「上手く行く事を祈るわ」

シンジ「ありがとう!」ニコッ

リツコ「ふふ。なんならお父さんにも聞いてみたら?」

シンジ「うん!そうするよ!」ペタペタペタペタ…


リツコ「…こうやって見ると、シンジくんも普通の中学2年生だって実感できるわね」


796 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 04:07:33 ID:3Rd1Fkj.

~ゲンドウの私室~

ゲンドウ「…」

ゲンドウ(やはりシンジは私を恨んでいるかもしれん)

ゲンドウ(私は私なりにやってはみたが…)

ゲンドウ(…やはり、私は)


シンジ「とーうさっん!!」頭突きっ

ゲンドウ「おごぅあっ?!」


797 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 04:12:25 ID:3Rd1Fkj.

シンジ「あっれー?今からスリィピィになるとこだったー?」

ゲンドウ「あ、ああ…」メソラシ

シンジ「だが許さん!今夜のシンジくんイーズっ!ヴォルケーノ!」

ゲンドウ「意味がわからん」

シンジ「ところで僕デートするんだけど」

ゲンドウ「霧島マナか」

シンジ「うん」

ゲンドウ「…」

シンジ「どうしたの父さん」

ゲンドウ「お前は私を憎んでいるのではないのか」

シンジ「別に」

ゲンドウ「……何故だ」

シンジ「え?いや別に父さんは父さんの仕事をしただけでしょ?」

シンジ「それに…僕に力がなかっただけだから」

ゲンドウ「……」 

798 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 04:19:24 ID:3Rd1Fkj.

ゲンドウ「だが私が命令したからだ」

ゲンドウ「お前はそれに納得するのか」

シンジ「父さんは僕から憎まれたいの?」

ゲンドウ「……いや」

シンジ「大丈夫だよ。父さんの立場とか、事情もあったんだと思うし…」

シンジ「いいんだ、もう」

シンジ「結局は僕が何もできない中学2年生のガキだっただけだから」

ゲンドウ「……」

ゲンドウ「そんな事はないだろう」

シンジ「……」

ゲンドウ「お前は…よく、やっている」

ゲンドウ「人類を守ってきた。誇っていい事だ」

ゲンドウ「全てを守れる者などいない。取りこぼす事は当たり前だ」

ゲンドウ「だから、…気にするな」

シンジ「…父さん」 

799 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 04:24:35 ID:3Rd1Fkj.

ゲンドウ「…すまん、デートの話だったな。私に何の用だ?金か?」

シンジ「え?いや何かアドバイスくれないかなって」

ゲンドウ「…私にか」

シンジ「うん」

ゲンドウ「……」フム

ゲンドウ「自然体でいる事だな」

シンジ「自然体?」

ゲンドウ「そうだ。無駄に格好をつけようとすると失敗する」

ゲンドウ「いつも通りの自分でいけ」

シンジ「ありがとう、父さん」ニコッ

ゲンドウ「ああ」

シンジ「ちなみに父さんは格好をつけようとして失敗したの?」

ゲンドウ「……」プイ

シンジ「わかりやすっ」


800 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 04:29:49 ID:3Rd1Fkj.

~シンジの部屋~

シンジ「~♪」ガサゴソ

マリ「にゃー?」

シンジ「ん?ああ明日の準備してるんだ」

マリ「へぇ?」

シンジ「……最近自我の覚醒が頻繁になって来たね」

マリ「うん。けっこう"自分"を取り戻せるコツを掴んできたからね」

シンジ「ふーん…」

マリ「デートなんだって?」

シンジ「うん」ガサゴソ

マリ「いいなー私した事ないよ」

シンジ「意外だね?」

マリ「そう?」

シンジ「君くらい綺麗なら選びたい放題だったろうに」

マリ「……まあ、ね」 

801 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 04:32:28 ID:3Rd1Fkj.

シンジ「なんか事情あるんだ?」

マリ「にゃー」

シンジ「まだ自我の主導権持ってるだろ?誤魔化すなよー」ウリウリ

マリ「しーらにゃいっ」プイ

シンジ「●●●ぞコラー」

マリ「あっ、やっ…!」


マリ「やめい!」チョップ!

シンジ「あひん!」


802 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 04:34:48 ID:3Rd1Fkj.

<トントン

シンジ「はいよ?」

綾波「碇くん」

シンジ「あ、どーしたのん?」

綾波「…頑張って」

シンジ「ああ、うん!ありがとう!」

綾波「……」

綾波「でもあんまり頑張らないで」

シンジ「どーゆーこっちゃねん」

綾波「話はそれだけ…」

<パタン

シンジ「……」

シンジ「つまりどーゆー事だってばよ」

マリ「さあね」ニヤニヤ


803 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/03(水) 04:37:49 ID:3Rd1Fkj.

~デート当日、駅前~

シンジ「1時間前に来てしまった…」

シンジ「ふひー朝日が目に染みるずぇい…」

シンジ「……」

シンジ「缶珈琲飲むか…」ノソノソ





物影|惣流「………」


804 :切る:2014/12/03(水) 04:41:15 ID:3Rd1Fkj.

シンジ(ま、さすがに1時間前には来ないよなー)カシュ

シンジ(…もしすっぽかされたらどうしようかな)クピクピ

シンジ(あり得る話だしね)

シンジ(うーん…腹いせに改札口のキップ入れるとこに酢飯をつめこむかな)



物影|惣流「…」つ缶珈琲

物影|惣流「…」クピクピ


808 :アスカ誕生日おめでとう:2014/12/04(木) 00:04:24 ID:L/Ziexuw

シンジ「……」

シンジ「缶を◯◯に挟んでっと」コネ

シンジ「茶色い○○○○ぉ~」ドボポポ

シンジ「そしてくるくる回る事でスプリンクラァア!!!」

シンジ「ひぃらぃたぁー♪ばぁかりぬぅお~♪」クルクル

シンジ「はンぬぅあがぁああ~♪ちぃるのぉを♪」クルクル


惣流(あんなんと待ち合わせしてる霧島にちょっと同情するわね)


809 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 00:20:14 ID:L/Ziexuw

駅員「コルァ!何をしとるんだ!…裸ぁ?!お前ネルフの裸族か!」

シンジ「チッ!3対1か!?上等だ!」

駅員「何を意味がわからん事を!ワシは一人だろ!」

シンジ「うるせぇ!!いいから…」


シンジ「 か か っ て 来 い や ! ! ! 」


駅員「お前ヤクでもやっとんのか!親はどうした!」

シンジ「ぅおおおおおぉおおおおおお!!!」


惣流(なんかバトル始まった?!)


810 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 00:24:20 ID:L/Ziexuw

シンジ「右フック右フック!!」

駅員「ごはっ、ごはっ!?」

シンジ「脇を締めて!左右に首ふってワン・ツー!!」

駅員「くそ!コイツつええ!」

シンジ「どうした化物!その程度か!」

駅員「くっ、応援と警察を呼ぶしか」

シンジ「携帯奪取!!」スリ!

駅員「あ、ワシの携帯!返さんかい!」

シンジ「おるぅああああ!!!」ブンッ!

駅員「おげぇぇええ!?」メコォッ!

惣流「」


811 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 00:48:25 ID:L/Ziexuw

シンジ「トドメの缶珈琲投げ!」ブンッ

ガインッ!

駅員「がっ…?!」

駅員「」ドサ

シンジ「WIN!ウイン!!ウインナー!!」
シンジ「僕イズvictory!!アルティメット!!」

シンジ「ついでに屁もかましてやる!」プピー!

駅員2「ちょっ大丈夫ですか!…君!これは一体何事…裸?!サードチルドレンか?!」

シンジ「チッ!駅員2が現れたか!」

シンジ「醤油をくらえ!制服を汚してみっともなくしてやる!」

駅員2「卑劣な!」

惣流(ちょっとぉおお!霧島早く来なさいよぉ!どんどん大変な事になってんだけどぉぉお?!)


812 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 00:54:40 ID:L/Ziexuw

~約束の30分前~


マナ「~♪」テクテク

マナ(ちょっと早く来ちゃったかな)テクテク

マナ(オシャレして来たけど…シンジくん褒めてくれるかなぁ?)

マナ(お弁当…喜んでくれるといいな…)

マナ「…ん?」


警察「何をやっている!早く封鎖しろ!これ以上怪我人を増やしたいのか!」

警察2「ダメです!仙石原駅、封鎖できません!」

警察3「ぶぅわっかもーん!」



マナ「な、何事…?」


813 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 01:11:28 ID:L/Ziexuw

シンジ「YO♪YO♪テメェら聞いてけYO!」クイックイッ

駅員「俺らのリリックマジサイキYO♪」クイックイッ

駅員2「止まらぬリリックマジ暴SO♪」クイックイッ

シンジ「そんじゃまイクゼ?僕の初号機ヒァ♪ウィ♪ゴッ♪」

駅員駅員2「「ズンタ♪ズンタ♪ズンタッタ♪」」クイックイッ

観客'S「「「キャ―――!」」」

警察4「道を塞いでいます!皆さん道を開けてくださーい!」

警察5「これ以上仙石原駅に御用がない方は滞留しないようお願いしまーす!」


マナ「」


814 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 01:27:51 ID:L/Ziexuw

シンジ「福音勾引……あ、霧島さーん!こっちゃこっちゃ!」コイコイ

マナ(舞台に上がれと!?)

シンジ「悪ぃが今日のステージはここまでだ!僕の女が到着しちまったみてぇだぜ!」

観客「「「え――!!?」」」

シンジ「タカ、サイ!あとはテメェらにこのステージ…任せるぜ…?」

駅員「了解ッス!」

駅員2「SIN∀Gさんのダンパフォとラップマジリスぺッス!あざしたッス!」

シンジ「おう、テメェらも頑張れよ」ヒラヒラ

駅員駅員2「「ウェーイ!!」」

シンジ「じゃ、いこっか!」ニコッ

マナ「う、うん…」

シンジ「オシャレして来てくれたんだ…可愛いね!」ニコッ

マナ「あ、うん!ありがとっ!」ニコッ


815 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 01:32:19 ID:L/Ziexuw

惣流(たった30分の間にどんだけ状況が変わるのよ…あいつ恐ろし過ぎるわよ…)

惣流(あたしも追わなきゃ)ダッ!


駅員「じゃ俺らのリリック聞いてくだっ…さいっ!」

駅員2「駅員あるあるやりまーッス!」

駅長「ほう」

駅員「?!」

駅員2「?!」

駅長「君ら。ちょっと…」

駅員駅員2「「 」」


816 :今更だけどマナの一人称ってたぶん「あたし」だったなって:2014/12/04(木) 02:48:16 ID:L/Ziexuw

~電車~

シンジ(オレンジのヒール高めのサンダル、白いパンツ系の七分丈ズボン)

シンジ(くすんだ青のレースジャケット、中は黒色の袖無し肩紐無しタイトシャツ)

シンジ(金のハートネックレスにトンボグラサンを頭に、ショルダーバッグ…)

シンジ「そして顔が可愛い上にスタイルいい…あれ?最高じゃね?これ」

マナ「え?ひょっとして私を褒めてくれてる?」

シンジ「素直な感想だよ」ニコッ

マナ「ほんと?…実はね、私自分でもけっこう自信あるんだよねぇ」

シンジ「確かに霧島さんなら自信持っても許されるレベルだよね」


惣流(霧島で許されるレベルならあたしは自信持っても当然レベルね) 

817 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 02:59:28 ID:L/Ziexuw

マナ「でも…シンジくんの常時全裸って大丈夫かな」

シンジ「確かにさっきから視線が突き刺さってくるね」チラッ

ヒソヒソ、ヒソヒソヒソヒソ…

シンジ「仕方ない。捕まりそうになったらシンジビーム撃つよ」

マナ「へー?どんなのなの?」

シンジ「こう、スで始まってンで終わる5文字のアレの先端部を相手にね?」

マナ「あ、スタンガンだ!スタンガンでしょ?」

シンジ「あっちゃー!ヴァレンチノかー!正解!スタンガン正解!」

キャッキャッ!


818 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:09:13 ID:L/Ziexuw

~箱根園~

シンジマナ「「ついたー!」」ピョン

シンジ「いえーい!」ハイタッチ
マナ「いえーい!!」ハイタッチ

シンジ「どこ見よっか!?どこ見よっか!?」

マナ「んー…じゃあ、水族館!水族館行こうよ!」

シンジ「うん!」テギュ

マナ「あ…」

シンジ「…その、繋ぎたいから。霧島さんと繋がりがあるって…実感したくて」

マナ「…ふふ。今回は言い訳しないんだ?」

シンジ「うん。前より霧島さんと距離を縮めたいしね」ニコッ

マナ「私も」ニコッ


819 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:12:52 ID:L/Ziexuw

~電車~

惣流「ZZZ……」

惣流「んがっ?」

惣流「」

惣流「乗り過ごした…」

惣流「…まあいいわ。どーせ何言っても何をやっても『全裸でなきゃなぁ…』がつくんだし」

惣流「帰る…か…」

惣流「…」

惣流「今から追ってもね…」


惣流「…あたし、何してんだろ」



820 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:23:36 ID:L/Ziexuw

~水族館~

マナ「わぁ…水中トンネルって綺麗…」

魚<スイスイ
魚<スイスイ
魚<スイスイ
マンタ<ユッタリ
鮫<スイスイ
でかい亀<ユラユラ

シンジ「あの中で泳ぎたいなー」ハハ

マナ「シンジくんなら楽しく泳ぐんだろうね」クスクス

シンジ「じゃあ僕ちょっと」ペタペタペタペタ

マナ「あ、ちょっと?」

マナ「…」

マナ「もー…シンジくん女の子を一人にするなんt」


821 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:23:53 ID:L/Ziexuw

/コン。コン。\


マナ「へ?」チラッ

シンジ『スタッフに話つけて水中トンネルに忍び込んでみた』

マナ「 」

シンジ『ちなみにボンベ借りてるから大丈夫だよ!』

マナ「あはっ、シンジくん早いね?楽しい?」

シンジ『うん!会話用プラカードで会話もたまにはいいね』

シンジ『あっ、魚呼んであげるよ』

シンジ「…」つ餌

魚<スイスイ
魚<スイスイ
魚<スイスイ

マナ「わぁ…!」


822 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:29:33 ID:L/Ziexuw

シンジ(餌を流しながら泳ぐと魚もついてくる)スイスイ

シンジ(人魚になった気分だ)スイスイ


        魚魚魚魚   魚
シンジ<スイスイ 魚    魚魚魚
        魚魚魚魚魚  魚


マナ「すご…なんか幻想的…!」


823 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:36:16 ID:L/Ziexuw

・・・・・。


シンジ「『将来ここで働かないか』って誘われたよ」フキフキ

マナ「へぇー?でもシンジくんショーとかやるのが好きみたいだし」テクテク

マナ「けっこういい案かもね?」テクテク

シンジ「まあ考えとくよ。エヴァパイロット以外の未来もいいかもしれない」ペタペタ

マナ「…シンジくんはやっぱりずっとエヴァパイロットでいるの?」

シンジ「…さあ?わからないな」

シンジ「あ!シャチだ!霧島さん早く!」ペタペタ

マナ「あはは!待ってよシンジくん!」タタタ


824 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:41:57 ID:L/Ziexuw

マナ「もーシンジくん子供っぽいんだからー」クスクス

シンジ「シャチか…あいつ元気かなぁ?」

マナ「あいつ?」

シンジ「うん。第6使徒が来た時に生身で海に飛び込んだんだけどさ」

マナ「すごっ」

シンジ「その時にシャチが懐いてきてさ」

シンジ「まあ、大してかまえもせずに別れてきたんだけどね」

マナ「へー…」


シャチ「……」

シャチ「?」チラッ

シンジ『でね、その時にさ』

シャチ「きゅーん!」キラキラキラキラ


825 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:46:54 ID:L/Ziexuw

シンジ「…あれ?ひょっとしてこいつ、」


ガッシャアアアアアンッッ!!!

ザバァアアアアアンッッ!!!

マナ「ぇええぇええぇええ?!シャチが水槽を割った?!」

シンジ「霧島さん!ちょっと持ち上げるよ!」ガバッ

マナ「きゃっ?!」

シンジ「服濡らしちゃまずいだろ?」

マナ「いやそれよりシャチ!シャチを気にしよう?!早く逃げないと!」

シンジ「大丈夫大丈夫」ヘラヘラ

シャチ「きゅーんきゅーん」

シンジ「こいつ、今話したシャチだったみたい。遊びたいだけらしいよ」ニコッ

マナ「 」


826 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:51:37 ID:L/Ziexuw

シンジ「そら、まだ水槽に残ってる水の中に戻りなよ」

シャチ「きゅーん」

シンジ「しょうがないな…ほれ、ボール」

シンジ「キャッチボールだ!それ!」ポイ

シャチ「きゅーん!」ポーン

シンジ「上手い上手い!それ」ポーン

シャチ「きゅーん」

シンジ「霧島さんもやる?」

マナ「え?…じゃ、一回だけ」つボール

マナ「えいっ!」ポイ

シャチ「きゅ」ポーン!

マナ「えいっ」ポーン

シャチ「きゅーん」ポーン

シンジ「上手い上手い!」

スタッフ「君ら何してんの?!早く退避して!!はよ!!!」 

827 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 03:58:25 ID:L/Ziexuw



シンジ「おんだされちゃったね」ペタペタ

マナ「ね。にしてもビックリしちゃった。あんな事ってあるんだね」

シンジ「スタッフの話だとさ、あいつ僕に会った後くらいの時期に捕まったんだって」

マナ「へぇー」

シンジ「なんかいやに素直に捕まったって言ってた」

マナ「ひょっとしてシンジくんに会いに行くためだったのかも?」

シンジ「かもしれないねぇ」ペタペタ

マナ「シンジくんってすごいよね」テクテク

シンジ「そんな事ないよ」ペタペタ


828 :切る。頑張ってるがマナと中々シンクロ出来なくて書けん:2014/12/04(木) 04:05:15 ID:L/Ziexuw

シンジ「温水プール行く?」

マナ「うん!いいよ!」

シンジ「…霧島さんの水着姿が楽しみすぎるな」ボソ

マナ「! ふっふっふ…シンジくんの○○○。そんなに私の水着に期待してるの?」

シンジ「え?」

マナ「…その、○○してるから…///」

シンジ「ごめんね!体は正直だから!」



通行人(○○した全裸の男の子と歩くって…あの子どんだけ鋼鉄メンタルなんだ…?)


829 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 22:21:16 ID:L/Ziexuw

~温水プール~

シンジ(セカパクで常夏になってからここの温水プールの室内は肌寒くなるよう調整されてるらしい)

シンジ(…霧島さんまだかな)ドキドキ

シンジ(ビキニがいいな。ビキニ!!)

シンジ(V字もY字もいいけどね!)

シンジ(おっと…また○○○きちまったぜ!)

スタッフ「ちょっ、そこの君?!ここは温水プールでお風呂じゃないんだよ!?水着水着!」

スタッフ「レンタル水着もあるから○○○○は」

シンジ「10万円払うから、今日一日だけ見逃してください」つ

スタッフ「失礼致しました、御客様。ごゆっくりとおくつろぎくださいませ」

シンジ(お金のちからってスゲー! ▼)


830 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 22:32:37 ID:L/Ziexuw

マナ「シーンっジっくんっ♪」

シンジ(キター(゚∀゚)―――――!!!)クルッ

マナ「どう?可愛いでしょ?」セクシーポーズ!

シンジ(オレンジ色◯◯○○ビキニきたぁあああああああ!!!)ボキーン!

シンジ「最高す!!!」

マナ「うんうんそうみたいだね♪」

マナ「シンジくんは◯◯見たらすぐわかるもんねー」クスクス

シンジ「生きててよかった!!!◯◯○○ビキニ、フォぉおおおおおおー!」

マナ「でもシンジくん、水族館でもそうだったけどよく裸OK出たね?」

シンジ「誠意を持った大人な解決しましたので」キリッ


831 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 22:39:42 ID:L/Ziexuw

マナ「シンジくーんっ!ほらほらっ!水かけー」バチャバチャ

シンジ「やったな!やり返してやるぅー!」デレデレ

シンジ「そーれ水鉄砲ー!」

マナ「きゃっ♪やん!くすぐったいよぉー」キャッキャッ

シンジ(◯◯○○とは言っても布面積が極小ではないとこが最高だ)

シンジ(●●●も布面積が普通より半分くらいというのもいい!!)

シンジ(こんな可愛いくて●●●子とデート!しかもプール編とか!)

シンジ(僕の人生、捨てたもんじゃなかったよ!母さん!!)


シンジ(生きてるって!素晴らしい!!!)



832 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 22:52:36 ID:L/Ziexuw

マナ「あ、ねぇシンジくん!あっち行こうよあっち!」

シンジ「ん?ああ『神々のエーゲ海』エリア?」

マナ「うん!あ、でも滑ると危ないし手を握ってて?」

シンジ「もちろんですとも!!」ガシ!

シンジ(神々のエーゲ海。地中海をモチーフにした大型スパで、エーゲ海に浮かぶ島々をイメージした3つのコーナーとその周囲にはジェットバスや噴水など異なる8種類のジャグジーが設置されています。)

シンジ(肌に心地よい刺激を楽しみながら 室内とは思えない空間の広がりを堪能してください。
    30分に一度、噴水やシャボン玉のとびだす「光と音と水の演出」を お楽しみいただけます。)

シンジ(ああ、カップル向けさ!!!)

シンジ(僕を見くびるなよ!!ホムペは暗記済みだ!!!)キリッ


833 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 23:06:02 ID:L/Ziexuw

マナ「シンジくん!一緒にジェットバス入らない?」ムニュ

シンジ(●が!●が!僕の二の腕に!!)

シンジ「断る理由がありませんな!!ヒャッホーウ!!!」ダッ

マナ「シンジくん?!」

シンジ「頭から飛び込みッッ!!」ザパーン!!!

マナ「シンジくん人の迷惑になる入り方はダメだよー」

シンジ「ヘイ!!!霧島さんヘイ!!!カモン!!ヘイカモン!!カムヒア!!プリーズ!!!」

マナ「わかったわかった。」テクテク

マナ「でーもっ。」

マナ「私といれるのが嬉しいのはわかるけど、少し落ち着きなって」ハナチョン

シンジ「あふんっ」


834 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 23:11:06 ID:L/Ziexuw

・・・・。

マナ「ふー…」

シンジ「むほほほほほほほほ」

マナ「あったかいねー?」クスクス

シンジ「うん、霧島さんが僕を背もたれってか抱き枕みたいにしてる体勢のせいかも?!」

マナ「んー?ふふー」クスクス

マナ「シンジくん、きもち?」ツツー

シンジ「最高す!!!」

シンジ(あー◯◯にジェットが当たるぅうう!霧島さんのぼでぃも当たるぅうう!!!)

マナ「次はワイン風呂でも行くー?」ダキ

シンジ「はい喜んでぇええぇええ!!!」


835 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 23:24:10 ID:L/Ziexuw
~ワイン風呂~

シンジ「くんかくんか…渋い匂いがする」

シンジ「これは…ワインだ!ワインの匂いがする!!」

マナ「いやそりゃワイン風呂だし?」

シンジ「アクロバット飛び込み!!!」ドパーン!!

マナ「シンジくん?そんな入り方してたら怪我するよ?」

シンジ「……」

シンジ「うぃ~っ/////」

マナ「あれ?酔った?シンジくんひょっとしてベタな感じで酔った?」


836 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 23:28:24 ID:L/Ziexuw

シンジ「酔ってねぇッスよ!?でーんでん酔ったないれすよ?!///」

マナ「酔ってるよね?」

シンジ「いやいやだって僕普段から飲むけどザルだし?///」

マナ「う~ん?じゃあシンジくんは匂いに弱かったりするのかな…?」

シンジ「うぃっく…霧島さんちょっとこっちに来て?」

マナ「? なあに?」


シンジ「……」ギュ

マナ「ふぇ?」


シンジ「…"マナ"の匂いでも酔いたい」

マナ「し、シンジくん…?///」


837 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/04(木) 23:31:47 ID:L/Ziexuw

シンジ「…俺の女になれよ、マナ」

シンジ「君が好きなんだ。正式につきあおうぜ、俺達。」ギュ…

マナ「……」

マナ「……じゃあさ、それ。素面の時に…もう一回言ってくれない?」

シンジ「ああ、約束する。何度でも言うよ…マナ」ギュ

マナ「……////」ドキドキ

シンジ「……」

シンジ「……うん…?ごめん、霧島さんちょっと僕ボーッとしてた」ヒック

マナ「…」

シンジ「そろそろ次行こうよ」ヒック

マナ「……うん、そうだね」

マナ「シンジくん」

シンジ「? 何?」

マナ「約束、守ってくれるのを楽しみにしてるから」

シンジ「?」 

840 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 00:37:59 ID:br.v.QSw


シンジ「そろそろお昼いこっか。霧島さん何食べたい?」

マナ「ん?んー…じゃあね、そこの公園行かない?」

シンジ「? ここの公園には売店も露店も屋台もないよ?」

マナ「そだね。でも今日、それも今からだけ限定でごはんが食べられるんだよ」

シンジ「へぇ?」

マナ「じゃーん♪」つ弁当

シンジ「まさか!それは!」

マナ「へっへーお弁当つくってきましたー♪」

シンジ「まっ、マジでかぁあああああああ!!?」

マナ「うん!マジマジ!さっ、早く行こうよ!」グイ

シンジ「は~い!どこへでもいきまふぅ~!」デレー


841 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 00:44:05 ID:br.v.QSw

~芦ノ湖が見える公園~


シンジ「あ。屋根と机とベンチが一体化したのがあるよ!」

マナ「うん。あそこにしよっか!」

シンジ「よーし!競争だ!勝った方が弁当あーんするってことで!」ダッ!

マナ「ズルいシンジくん!私ヒール高いサンダルなんだよ?!」ダッ

シンジ「ズルくて結構!勝てばよかろうなのだー!」ダバダバダバー

マナ「あーん!シンジくんはやーい!」


842 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 00:49:15 ID:br.v.QSw


マナ「でも私の勝ち!!」ズザザザァッ!

シンジ「」



シンジ「…まさか霧島さんがサンダル脱いでまで本気走りするとは思わなかったよ」

マナ「だって…私があーんしたいんだもん?」

シンジ「しかも途中サンダルとか投げてきたよね?」

マナ「だって…私があーんしたいんだもん?」

シンジ「石投げてきたよね?僕のお尻にガチ投げしてきたよね?」

マナ「だって…私があーんしたいんだもん?」

シンジ「時々霧島さんがわからないな」

マナ「ミステリアスでいいでしょ?」フフ

シンジ「ミステリアスってなんだったっけ」


843 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 01:11:07 ID:br.v.QSw

マナ「まあいいじゃない?それよりほら!食べよっ!」

シンジ「はーい!」

・・・・。

マナ「シンジくん調理実習の時に餃子と焼き魚好きって言ってたでしょ?」

シンジ「あーうん。言った言った」

マナ「作ってきたよっ!魚は焼き鯖、餃子はニンニク控え目焼き餃子!」

シンジ「わあ!本当?!霧島さん!愛してるよ!」

マナ「っ/////」

シンジ「?」

マナ(…今気づいたけど。私ストレートな言葉に弱いみたい)

マナ「じゃ、私が勝ったし…」コホン

マナ「はいっ!シンジくん、あーん♪」

シンジ「ぁあああああああん!!!!」

マナ「の前に!」

シンジ「」スカッ 

844 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 01:17:52 ID:br.v.QSw

マナ「私ね?いつまでも『霧島さん』なんて他人行儀な呼び方はイヤなんだよね」

シンジ「え…?」

マナ「これからは『マナ』って呼んでよ」

シンジ「…」

マナ「"あたし"は…"シンジ"って呼ぶから」

シンジ「ぅえっ?えーと…別にいいんじゃない?呼び方なんてさ!」

マナ「惣流さんの事は名前呼びなのに?」プクー

シンジ「う…」

マナ「呼んでくれなきゃお預けだからね!」

シンジ「え?我々の業界ではご褒美ですが?」

マナ「…じゃあこの弁当を湖に向けてぶん投げるから」

シンジ「霧島さんだいぶ過激な部分を晒してきたよね?」


845 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 01:25:16 ID:br.v.QSw

シンジ「う……///」

マナ「…まさかシンジくんがこういう事で照れるとは思わなかったなー」

シンジ「いや…何て言うかさ、下の名前呼びは出来る子と出来ない子ってあるじゃん?」

シンジ「定義とかボーダーとかないけど、なんとなくあるじゃん」

マナ「まあねぇ?」

シンジ「それを…こう、皆の前でも呼ぶってなると…なんか恥ずかしい」

マナ「私ね?シンジくんに『恥ずかしい』って感情があった事に軽く驚いてる」

シンジ「ちょっと待ってよ。…心の準備、するから…」

マナ「はーい」クスクス


846 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 01:53:25 ID:br.v.QSw
シンジ「…」逆立ち
シンジ「…」ズンドコ♪ズンドコ♪
シンジ「…」腰振り腰振り
シンジ「…」チャンカチャンカ♪チャンカ♪チャンカ♪
シンジ「…」腹筋腹筋腹筋腹筋
シンジ「…」背筋背筋背筋背筋
シンジ「『○○○プター』」クルンクルンクルンクルン

シンジ「…」

シンジ「1♪2♪3で♪踊りだす♪」クイックイッ

シンジ「4♪5♪6でも♪踊りだす♪」クイックイッ

シンジ「いつまで♪二人でいるのかな♪」クイックイッ

シンジ「美味しくできたら♪いただきます♪」クイックイッ

シンジ「知らないままでも♪いいのかな♪」クイックイッ

シンジ「ホントの気持ちは♪ひみつだよ♪」クイックイッ

シンジ「秘密だよ♪」ガンッ!


847 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 02:03:04 ID:br.v.QSw

シンジ「よし、準備完了!お待たせ!」

マナ「うん」

シンジ「…」

シンジ「……"マナ"」

マナ「…」

マナ「…"シンジ"…」

シンジ「…マナ、聞いて欲しい事があるんだ」

マナ「なあに?シンジ」

シンジ「僕、マナと会って…マナから純粋な好意を初めてもらった」

シンジ「僕の周囲のヒカリやアスカ達、綾波やもちからは義務感とか友情とか…」

シンジ「そういう好意はもらったけど」

シンジ「手放しの"好き"なんて、今までもらった事なかった」


848 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 02:14:17 ID:br.v.QSw
シンジ「でもマナはくれた。好かれる事に慣れさせてくれて、」

シンジ「僕は、僕はここに居てもいいのかもしれないって…思えた」

シンジ「ずっと…本当は、ずっと『自分はここで生きていてはいけないんだろう』って、思ってたんだ」

シンジ「僕は、人とは違う。『普通に生きる才能』がない」

シンジ「皆から迷惑に思われても、疎まれても…生き方を変えたくないし変えられない」

シンジ「『皆から嫌われてもいいから、厚顔無恥なスタイルで生きていこう』って開き直ってた」

シンジ「そんな僕をマナは好きと言ってくれた」

シンジ「…僕は…キチガイで、頭がイカれててバカでアホで裸族で」

シンジ「君には相応しくないかもしれないけど」

シンジ「…マナ。僕も、君が好きだ!!!」

シンジ「僕と…付き合ってください!!!」

マナ「……」


849 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 02:16:16 ID:br.v.QSw



マナ「喜んで!」

シンジ「!」パァ…




850 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 02:21:29 ID:br.v.QSw

マナ「でもビックリしちゃった。名前呼ぶか呼ばないかって話だったのに」

マナ「いきなり告白されるんだもん//」

シンジ「う…ごめん。なんかテンパって…///」

シンジ「名前呼ぶって決めた時に…なんかもう『言ったれ!』ってなっちゃって」

マナ「シンジの突発的なのはもう慣れてるから大丈夫だよ」クスクス

シンジ「…ダメだ…僕、まだなんかテンパってる」

マナ「ふーん?」

マナ「あ、忘れてた。お弁当食べよ?」

マナ「はい、あーん!」

シンジ「……なんか、胸がいっぱいで…あんま食べれないかもしれない」


851 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 02:33:39 ID:br.v.QSw


~芦ノ湖:湖底~

ゴポ。

ゴポゴポ……。





震電「…………」



852 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 02:44:06 ID:br.v.QSw

ケイタ「…遅い」

ケイタ「ムサシは何をしてるんだろう」

ケイタ「『飯を調達してくる』って通信した後からさっぱり連絡がない」

ケイタ「……」

ケイタ「…まさか、本当は食料調達を口実にマナを探しに行って捕まったとかないよね?」

ケイタ「……」

ケイタ「いや、そう見た方がいいか」

ケイタ「もし食料調達出来なかったならムサシは餓死してる計算だし」

ケイタ「調達したならムサシは通信してくるし」

ケイタ「脱走前に『お前は結構食べる方だろ』って盗んだ食料の大半を僕に回してくれたし」

ケイタ「まあ現に殆ど食べたし」ゲプー

ケイタ「……」

ケイタ「そろそろ…ムサシもだけど、マナも探しに行こうかな」


853 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 03:15:35 ID:br.v.QSw

~某所~


SEELE01『間もなくサードの心を一つ折る』

SEELE02『しかし本当にいいのかね?議長』

SEELE03『使徒は残り10体もいるんだぞ』

SEELE04『倒せるのか?』

SEELE01『ああ。エヴァの量産体勢も整えた』

SEELE01『7~12号機までな』

SEELE01『そもそも…戦自の「トライデント級」も、「破滅以外の道がないパイロット育成」も』


SEELE01『「脱走兵」も…"「霧島マナ」"も。全ては我々が仕組んだ事だ』



854 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 03:27:35 ID:br.v.QSw

SEELE06『まあ仕組んだと言っても。我々は誘導しただけだがね』

SEELE03『左様。トライデント級は戦略兵器としてではなく、「サードの心を折るための歯車」として開発された』

SEELE08『トライデント級パイロット育成システムは「サードのガールフレンド」を育成するためのシステムだった』

SEELE02『アレに心底惚れれる人間を洗脳無しで作るために』

SEELE07『金で雇う人間や0から育成した人間ではサードは看破する』

SEELE08『故にそうなる原石の発掘、育成、剪定する場が必要だった』

SEELE01『サードがここまで御膳立てしてやらねばならん人間でなければもっと楽だったのだがな』


855 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 03:40:20 ID:br.v.QSw

SEELE02『しかし。心理誘導、人格形成…特定のタイプの人間を作るためにそこまでするとはな』

SEELE05『仕方がない。サードには「大切な人間」が今まで存在しなかった』

SEELE05『ないならば作るしかない』

SEELE09『何はともあれ、これで「サードが恋人を殺害する」という形が出来る』

SEELE02『その後、例えその辛さを乗り越えても。例え潰れてしまっても』

SEELE01『例え自殺を図られても構わん。引き継ぎ自体は可能なのだ』

SEELE01『"サードの心にヒビを入れる"それがメインだ』

SEELE01『よいな?………マリ。』

マリ「……」


856 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 04:39:03 ID:br.v.QSw

マリ「私は調整役でいいんだ?」

SEELE01『そうだ。役者達は勝手に動く』
SEELE01『お前はそれを誘導しろ』

マリ「でもさぁ、タブリスのがいくない?私だといつ猫に意識介入されるか」

SEELE01『タブリスは今そこには行けぬ』
SEELE01『居ても使えぬだろう。力を隠さねばならん』

SEELE01『お前の意識問題は己で何とかしろ』

マリ「…了解」

SEELE01『成功を祈る』

ブンッ……――――


マリ「……」


857 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/05(金) 04:44:04 ID:br.v.QSw

マリ(やーれやれ。イヤな役を仰せつかったもんだねこりゃ)

マリ(わんこくんもカワイソーに。やっと幸せになれたのにね)チラッ


シンジ『マナ!好きだぁあああああああ!!』

マナ『あたしも!シンジが!好きぃいいいい!!』


マリ「青春だねぇ。羨ましいこって」

マリ「まあ私はそれを壊すんだけどさ」

マリ「んーでも初恋は実らないって言うしー?」

マリ「堪忍ね。ほら、これもお仕事だからさ」


858 :切る:2014/12/05(金) 04:50:49 ID:br.v.QSw

<ピッ

『~~!~~!』

マリ「…雷電ももう動けるか」

マリ「震電も動き出しそうだ」

マリ「んー…でも今はダメだね」

マリ「もうちょい様子見か。結ばれたばっかじゃショックが小さい」

マリ「まだ手を繋いだくらいだしねぇ?」

マリ「…なんとか今日明日くらいで進展してくれるか、させないとなー」

マリ「あ、色黒くん?震電に通信してあげてよ」

ムサシ『…わかった』

マリ「……」

マリ(ホント、イヤな役)ゴロリ



863 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 02:16:17 ID:Gl5GQkCs

~海賊船の前~

マナ「はふー。あたし湖に向かって愛を叫ぶのって初めて」クルッ

マナ「…あれ?またシンジがいない」

マナ「もー…今度は一体何を」


シンジ(自転車乗り)「オルゥアアアア!!!」バゥン!

マナ「」


シンジ「ウィリーぃいいいい!!!」

シンジ「ヒャオ!ヒャオ!」ポーン!ポーン!

マナ(ウィリーで回転ジャンプしながらこっち来た!?)

シンジ「うぇえええい!!」そして逆立ち


864 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 02:23:39 ID:Gl5GQkCs

シンジ「ッエーイ!マナ!早く海賊船乗ろうよ!」ポーン!ポーン!

マナ「いいけど自転車は?というかその自転車どこから」

シンジ「拾った」

マナ「シンジ?それ窃盗だよ?」

シンジ「違うよ!本当だよ!本当に拾ったんだよ!?」

マナ「いやそれ停めてあったやつだよね?
   持ってきたらアウトなやつだよね?」

シンジ「違うよ!店の前に置いてあったやつだよ!」

マナ「それ商品!?」


865 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 02:28:16 ID:Gl5GQkCs

マナ「ちょっシンジ!今すぐ戻しにいかなきゃ!」

シンジ「えー?」キコキコキコキコキコキコキコキコ

マナ「器用に手で漕がないで」

シンジ「でもジークフリート号も僕のものになりたいって」

マナ「名前つけないの!欲しいならちゃんと買ってきなよ!」

シンジ「はーい…」シュン

マナ「もー…」

シンジ「…自転車、か…」

マナ「?」

シンジ「"自転車"にはちょっと思い出があってね…」


866 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 02:34:45 ID:Gl5GQkCs

~回想~

ザー……ザー…

しんじ(12)「……」トボトボ

しんじ(……傘、無くなってたから濡れネズミだ)トボトボ

しんじ(でもよかった。こういう時服を着てたら風邪ひいちゃうし)トボトボ

しんじ(全裸最高)トボトボ

しんじ「?」チラッ

自転車(新品)

しんじ「…勿体ない事するなぁ……」

しんじ「でもゴミ捨て場に何で新品の自転車捨てたんだろ…」

ホームレス「僕?ここゴミ捨て場じゃないからおじさんの家だから」


867 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 02:43:18 ID:Gl5GQkCs

しんじ「おじさ~ん。どーしておじさんは段ボールのお家に住んでるの~?」

ホームレス「ん~それはねぇ、仕事をクビになってお金がないからだよ」

しんじ「どうして働かないの~?」

ホームレス「働かないんじゃない。働けないんだよ」

しんじ「どうして~?」

ホームレス「世間は宿無しに冷たいからさ~」

しんじ「ちなみにどうしてクビになっちゃったの~?」

ホームレス「一時のテンションに身を任せちゃったからだよ~」

しんじ「へー」ホジホジ

ホームレス「というか君なんで裸なの?」

しんじ「黙秘します」

ホームレス「…おじさんの服でよければやろうか?」

しんじ「いらねぇ」


868 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 02:47:37 ID:Gl5GQkCs

しんじ「でもさーなんでもうちょいいい段ボールハウスに住まないの~?」

ホームレス「んー?おじさんは雨風しのげればそれでいいからさ~」

しんじ「……」

しんじ「もうちょいいい段ボールハウス作ってあげたら自転車くれない?」

ホームレス「いやそれはちょっと」

しんじ「見てから言いなよ」


トンテンカーントンテンカーン


・・・・・・。


ホームレス「…まさか橋の下に段ボールマンションが建つとは……」

しんじ「たぶん市役所の人が立ち退き願いしにきたらすっごい苦笑いになるだろうね」


869 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 02:53:45 ID:Gl5GQkCs

しんじ「おじさんこの段ボールマンションの管理人やりなよ」

しんじ「そしたらきっと儲かるよ」

ホームレス「……」

しんじ「そのお金でさ、スーツ買いなよ」

ホームレス「………」

しんじ「ちゃんと生きようとしたらさ、きっと何かが見えてくるよ」

しんじ「だから…そんな死にそうな顔しないで」

ホームレス「……」

ホームレス「僕。…自転車、やるよ」


870 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 03:01:13 ID:Gl5GQkCs

しんじ「♪」キコキコ

警察「君」

しんじ「?」

警察「ちょっといいかな?」

しんじ「ダメです」キコキコ

警察「待ちなさい!」

しんじ「なんだよ?言っとくけどこの自転車はちゃんと譲ってもらったやつだからな!」

しんじ「盗んだやつじゃないよ!!!」

警察「いや公然猥褻罪」

しんじ「待てよ!僕はまだ少年法が」

警察「いや少年法適用でも家裁行くから」

しんじ「捕まってたまるか!!!」キコキコキコキコキコキコ

警察「ま、待ちなさい!!」


871 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 03:05:58 ID:Gl5GQkCs

婦警「御名前は?」

しんじ「碇ゲンドウです」

婦警「碇ゲンドウ、と…」カキカキ

婦警「住所は?」

しんじ「第3新東京市の○○」

婦警「第3新東京市…っと」カキカキ

婦警「保護者の名前は?」

しんじ「……」


しんじ「冬月コウゾウです」



872 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 03:13:02 ID:Gl5GQkCs
~第3新東京市~

冬月「ふー…やれやれ。碇め、また私に雑事を押し付けよってからに」

プルルル。

冬月「?」

冬月「はい。冬月ですが……え?私を身元引き受け人に?」

冬月「……碇が公然猥褻罪?!」

冬月「わかりました、伺います…」


冬月「何をしとるんだ碇は…」

・・・・・・。

~警察署~

冬月「…脱走した?!」

婦警「はい…ちょっと目を離した隙に…」

冬月「碇…わかりました、私も探します」

婦警「御協力感謝します」

しんじ(よし、今の内だ)シュタタタタタ! 

873 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 03:19:44 ID:Gl5GQkCs

シンジ「――――っていうイベントがね?」

マナ「ハートフル的な話かと思ったあたしの期待を返して?」

マナ「というか早く自転車返しに行きなよ」

シンジ「だね……?」クルッ

自転車屋「ゼェ、ゼェ…」

シンジ「uh―Oh」

自転車屋「…やっと見つけたよ、全裸少年」

シンジ「…あれ?まさか……」


自転車屋「ああ、あの時のホームレスのおじさんさ」ニコ


マナ「」


874 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 03:24:43 ID:Gl5GQkCs

シンジ「やったね!この自転車と優待券もらっちゃったよ!」

マナ「まさか、ホームレスのおじさんが頑張って自転車屋になるとは…」

シンジ「ホームレスって言ったってさ、ホープレスじゃないでしょ」

シンジ「生きていこうと思えば、どこだって天国になるよ」

シンジ「だって、生きているんだ。幸せになるチャンスはどこにでもあるよ」

マナ「…うん」


マナ(でもなんかすんごい釈然としない)



875 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 03:47:49 ID:Gl5GQkCs

~海賊船~

マナ「…湖を海賊船でクルージング。」

マナ「大海原へ冒険と略奪の旅へ行かないこの船を『海賊船』って呼ぶのは変だと思わない?」

シンジ(自転車乗り)「確かに。…んーじゃあ『湖賊船』?」

マナ「なんか随分小物臭くなっちゃうね」ニヒヒ

シンジ「でもさ、僕が船長やったらきっと湖賊船はスゴい物の代名詞になるよ!」キコキコ

マナ「かもね。シンジは不思議な力持ってるから」

シンジ「不思議?」

マナ「ほら、さっきの自転車屋さんみたいなやつとか水族館のシャチとか…」

マナ「あたしやムサシの事とか。」

マナ「シンジは何か不思議な力があって、悲惨な運命とか絶望に光を穿つような力がある気がするの」

マナ「シンジの魅力の一つかな」ニコ


876 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 03:51:32 ID:Gl5GQkCs

シンジ「買いかぶりすぎだよ」キコキコ

マナ「そう?」

シンジ「…大体、ムサシは助けられなかったし」

マナ「……ごめん」

シンジ「……」

マナ「……」

シンジ「あ!船首でタイタニックごっこやろうよ!」キコキコキコキコ

マナ「あ、待ってよ!シンジ!」タタタ


877 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 04:03:09 ID:Gl5GQkCs

シンジ「ロォオオオオズ!!!!」ズザザザァッ!

マナ「ジャック!?なんかちが、」

シンジ「僕はもぉおおダメだぁあああああああ!!」

シンジ「だが君は生き残る!おばあちゃんになってベッドの上で孫に看取られて死ぬんだ!!」

シンジ「どうか!!!幸せに!!!」ダンッ


ヒュルルルルル……



\ザパーン!/ 

878 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 04:07:44 ID:Gl5GQkCs

マナ「」

マナ「いや…確かにラスト付近でそんな感じの台詞あったけど…」

マナ「あたしが知ってるタイタニックごっこと違う…」

マナ「……」

マナ「シンジ大丈夫かな?」


シンジ「クロールクロールクロールクロールクロールクロール」ザバザバザバザバ

マナ「あ、よかった無事だ」ホッ

スタッフ「お客様、フリーダムすぎる御観覧はご遠慮ください」

マナ「ごめんなさい」

スタッフ「あの、今救命ボートを」

マナ「あ、大丈夫です!シンジなら自分で這い上がってきますから!」ブンブン!

スタッフ「えっ」


879 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 04:13:28 ID:Gl5GQkCs

ゴポ……ゴポゴポ……


シンジ「……」

シンジ(さて、上がるかな…)チラッ


震電「……」


ケイタ(人?僕らと同じくらいの全裸男が)

ケイタ(湖に落ちたのか)


シンジ(なんか居たぁああああ!?)


880 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 04:24:39 ID:Gl5GQkCs

~某所~

マリ「ちょっ、まさかの接触?!」ガタッ

マリ「勘弁してよ~…わんこくん」ハァ

マリ「…色黒くん。震電に連絡して一切コンタクト取らないように言ったげて」

ムサシ『……』

マリ「返事」

ムサシ『…チッ』

マリ「はぁ。まだ早いよ」


マナ『シンジには何か不思議な力があって、悲惨な運命とか絶望に光を穿つような力がある気がするの』


マリ「……」

マリ「…だったら抗ってみろよ?」

マリ「お姉さんがホントにそんなもんがあるか確かめてやるからさ」


881 :ちょっと切る:2014/12/06(土) 04:33:28 ID:Gl5GQkCs

シンジ(トライデント級…あの時見たやつか)

シンジ(ムサシは捕まったから…じゃあアレはケイタの方かな?)

シンジ(それかムサシの置き土産がまだ回収されてなかったか)

シンジ(…確かめてみるにはちょっと息が続かないかな)

シンジ(一応父さんに連絡しとこ。)スイスイ



ムサシ『……ケイタ』

ケイタ『ムサシくん?どうしたの』

ムサシ『もし……俺達があんな目にあったのには理由があって…』

ムサシ『その元凶が、マナを殺すとしたら…』


ムサシ『お前、どうする?』



882 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 15:00:06 ID:Gl5GQkCs

ケイタ『……』

ムサシ『俺は…復讐するよ』

ムサシ『元凶に』

ケイタ『…僕もだよ』

ムサシ『そうか』

ケイタ『うん』

ムサシ『なら、手を貸せ』

ケイタ『わかったよ、ムサシくん』


883 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 15:35:31 ID:Gl5GQkCs

シンジ「父さん」

ゲンドウ『なんの用だ。忙しいから手短にしろ』

シンジ「●●●●はやっぱり●●が好き?僕は●●派なんだけど」

ゲンドウ『切るぞ』

シンジ「うそうそ待ってよ!」

ゲンドウ『…だから、何の用だ』

シンジ「今マナとデート中なんだ」

ゲンドウ『知っている』

シンジ「え?覗いてる?保安諜報部さんいる?」

ゲンドウ『お前が昨日言っていただろうが。用件がそれだけなら』

シンジ「父さんのアドバイスが役に立った気がするよ」

ゲンドウ『…そうか』

シンジ「余談だけど芦ノ湖の底に例のロボットが一機沈んでたよ」

ゲンドウ『それを早く言えバカ』


884 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/06(土) 16:46:55 ID:Gl5GQkCs

マナ「……」

マナ「!」

シンジ「うへへーい☆」ダロンダロン

マナ「電話終わった?」

シンジ「うむ終わりンこゥ」キュキュッ

マナ「次どこ行こっか?」

シンジ「食べ歩きしながら駒ヶ岳ロープウェーで山頂行こうよ!」

マナ「賛成!」

シンジ「…腕、組んでいく?」

マナ「うん!」


885 :切る。今まで読んだエヴァSSの中で一番なSS教えて:2014/12/06(土) 16:52:47 ID:Gl5GQkCs

シンジ「おばちゃん!キュウリ!キュウリ棒2本ね!!」

おばちゃん「はーい!いらっしゃ裸?!」

シンジ「イエーイ☆」ビシッ

おばちゃん「いやちょっ、何があったの?!追い剥ぎにでも?!」

マナ「あ、おばさん気にしないでください」

おばちゃん「いや気にしないって無理でしょ!」

シンジ「きょきょきょきょきょきょ」

マナ「おばさん。気にしたら負けです」

おばちゃん「いやあの」

マナ「そういう○○○なんです」

おばちゃん「ああ…うん、ほどほどにね?」

おばちゃん「はい、キュウリ棒2本」

シンジマナ「「ありがとう!!」」


892 :わーいアイアムナンバーワーン:2014/12/07(日) 02:57:04 ID:6vALj.fg

シンジ「ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ」

マナ「やっぱりシンジはアナーキーな食べ方するんだね?」ポリポリ

シンジ「アウトローと呼んでくれてもいいよ!?」

マナ「うーん、どっちかって言うとエキセントリックのが適切かな」

シンジ「マナもう食べたの?早いね!」

マナ「ん?うん。美味しかったからかな?ついつい進んじゃったの」ニコ

シンジ「…よかったら、僕のも食べる?」トゥローン

通行人(食わねーよ!!!んな涎まみれのキュウリ!!)

マナ「いいの?じゃあ…一口だけちょーだい?」シャク♪

通行人「?!」

マナ「うん!美味しっ♪」モクモク

シンジ「よかった」ニコ

通行人(バカな…?!一体、何が!?あんなの例え彼女でも)ガタガタガタガタ


893 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 03:02:55 ID:6vALj.fg

シンジ「ソフトクリームだってさ」

マナ「食べる?」

シンジ「うん!僕アイス好きなんだ!」

マナ「あたしも!」

シンジ「おばちゃん!アイス!サバンナ味ね!!」

おばちゃん「ねーよ」

マナ「じゃああたしはプリンキャラメル味で!」

おばちゃん「はいよ。お釣り300万円!!」

シンジ「……」

マナ「……」

おばちゃん「…」

おばちゃん「宇治金時味、サービスするよ」

シンジマナ「「わーい」」


894 :worstは読み始めてよくわからなかったんだよ:2014/12/07(日) 03:08:39 ID:6vALj.fg

シンジ「どーん!!!」ベチョ!!!

シンジ「今日は右の耳穴から食べるぜ!」グチョグチョ!

シンジ「ヒィーハァーッッ!!」グチョグチョ

シンジ「それをスライドして…!」ヌヌヌ…ッ

シンジ「鼻の穴にどーん!!!」グチョ!

シンジ「耳と鼻の穴が冷たい!冷たいよぉおお!!」グチョグチョグチョグチョ

マナ「それ味わかるの?」

シンジ「ぶっちゃけわからん」

マナ「せめて口に入れたら?」

シンジ「そうする」

通行人(冷静!?)


895 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 03:17:47 ID:6vALj.fg

~ロープウェー~

シンジ「シュビビン!シュビビン!シュビビンビン!!」ピョンピョンピョン!

マナ「もーシンジはしゃぎすぎー」クスクス

シンジ「狭い室内だから部屋の中をスーパーボールが跳ねるがごとく跳ね回れる」

シンジ「ヒョーウ!!!」ピョンピョンピョンピョンピョンピョン

マナ「あんまり跳ねると落ちちゃうんじゃない?」

シンジ「その時はターザンかドンキーコングみたいにロープをつたっていくよ」

マナ「その時はあたしを片手に抱いて連れてってくれる?」

シンジ「もちろんさ!」ニコッ!

マナ「…じゃああたしもジャンプしちゃおっかな」

シンジ「うん!一緒に跳び跳ねよう!!」


\ガタン!ガタンガタン!ガタガタ!「きゃー☆」/ 

896 :LMSのMが誰なのかが…楽しみにしていよう。色々がむば。:2014/12/07(日) 03:23:15 ID:6vALj.fg

~ロープウェーのロープ~

\ヒュー―――………ガッシャーン!!!/

シンジ「……」

マナ「………」

シンジ「意外と落ちたね」

マナ「ねー」

シンジ「じゃあ約束通り、このままマナを片手に抱いてロープをつたっていくよ」

マナ「シンジすごーい♪タフガイってかんじ!」キャッキャッ!

シンジ「あ、後ろからすごい勢いで次のゴンドラが来てるから急ぐよ」ヒョイヒョイ

マナ「頑張って!シンジ!」

次のゴンドラの中にいる客「なんじゃありゅあああ?!」


897 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 03:38:40 ID:6vALj.fg

シンジ「ついた!」

マナ「シンジお疲れっ!」ダキ

シンジ「もはやターザンとかじゃなくて筋肉番付とかサスケェ的なアレだったよ!」

シンジ「マナェ!マナェ!」

マナ「~ェが気に入ったのね…なあに?シンジ」

シンジ「僕ェと神ェについて語りながらスキップェで山頂目指そうよ?」

マナ「んー…今はパス。あたしはシンジと恋人繋ぎでゆっくり歩いて行きたい」

シンジ「わかったェ!」ニコーン!


898 :あの銀ジさんスレのように何度も読み返されるようなSSを書きたい:2014/12/07(日) 03:49:03 ID:6vALj.fg
~山頂までの道~

シンジ「マ~↑ナー→♪マナマナ~♪」

シンジ「マナマ~♪ナーマナマ~♪」ペタペタ

シンジ「マナマナッ!♪マーナマ♪ナーママーナ♪」

シンジ「マ~~~~~~~~ナ~~~~~~♪」

マナ「…それ、あたしの歌?」テクテク

シンジ「僕が今0.5秒で考えたマナのイメージソング」ペタペタ

マナ「へー?シンジにとってあたしはそんなイメージなんだ?」テクテク

シンジ「今度これで僕シングル出すよ」

マナ「ああ、そういえばシンジってCD出してるもんね」

シンジ「全く売れてないんだけどね!」ニコーン!

マナ「じゃああたし今度買うよ」テクテク

シンジ「ありがとう。でもマナにはタダであげるよ」ペタペタ

マナ「ホント?嬉しいっ」ニコッ


899 :2ndRingはいいLRSだったあのタイプのが完結するのは珍しいよかった:2014/12/07(日) 04:04:04 ID:6vALj.fg

~山頂~

シンジ「…もうすぐ夕暮れだ」

マナ「黄昏時ってやつだね」

シンジ「トワイライト…」

シンジ「ミドナ可愛いよミドナ」

マナ「…シンジ?ミドナって誰?」グニッ

シンジ「やめてマナ僕のお袋さんをニギニギしないで」

マナ「…」プクー!


900 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 04:06:06 ID:6vALj.fg

シンジ「ゲームのキャラだよ!ゲームの!」

マナ「…シンジはあたしよりゲームのがいいの?」

シンジ「え?ううん」

マナ「じゃあ謝って!」

マナ「そんで、『マナ可愛い』っていっぱい言ってくれなきゃ許さない!」ダキッ

シンジ「ごめんごめんご」ギュ

シンジ「マナは可愛い、世界一可愛い!宇宙一可愛いし七つの海や銀河系一可愛い」

マナ「なんかうそくさーい!」プクー!

シンジ「じゃあなんて言えばいいのさ」

マナ「言葉じゃないの。心!ハートがこもってるか!」ギュ


901 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 16:40:13 ID:6vALj.fg

シンジ「ハートって言われても…」

マナ「…じゃあ、シンジの"好き"を行動で示して?」

シンジ「行動?」

マナ「そ。行動」

シンジ「でも、僕にはわからないよ」

シンジ「だって猫とかを可愛いがるやり方じゃないんだろ?」

シンジ「僕はそんなの知らないよ」

シンジ「好きとか可愛いとか愛とかを示す行動って何?」

マナ「わからない?」ギュ

シンジ「…抱きしめる事?」

マナ「半分正解」

シンジ「…教えてよ。マナ」

シンジ「もう半分がなんなのか」

マナ「…うん、いいよシンジ」


902 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 16:42:40 ID:6vALj.fg

マナ「……」スッ

シンジ「…」






<チュ。


907 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 23:16:21 ID:6vALj.fg

シンジ(駒ヶ岳の山頂)

シンジ(沈み行く夕日をバックに)

シンジ(僕はファーストキスの味と愛の意味をマナに教えてもらった)

シンジ(暖かくて、柔らかくて、心が暖かかった)

シンジ(抱きしめられる充足感と合わせて)

シンジ(苦しくて仕方なかった飢餓感が少し消えた)

シンジ(昔、誰かがやってもらっていたのを横目に)

シンジ(羨ましさと孤独で冷えるばかりだった胸の穴)

シンジ(今、その虚無に灯りが点る)

シンジ(こんな気持ちは初めてだった)

シンジ(『愛される』事がどういう事かわかった気がした)


908 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 23:31:01 ID:6vALj.fg

狙撃手『エージェント・マリ。発射指示(ファイア・コマンド)を』

マリ「ふふ…」クスクス

マリ「ロープウェーゴンドラ落下作戦は失敗。まさか狙撃手作戦を使うなんてね」

マリ「ゴンドラ内の床は任意に落としたし」

マリ「ゴンドラの窓を開いてサード一人なら助かるようにゴンドラごと落としたのにね」

狙撃手『指示を。今なら間違いなく殺れます』

マリ「あーはいはい。」

マリ「『殺れ』」

狙撃手『了解』ガチ



         パァン




909 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 23:40:52 ID:6vALj.fg

狙撃手『…目標、倒れました』

マリ「ん。見えてるよん」

狙撃手『では撤退する。犯行は脱走兵2名によって行われたという事で』

マリ「はいはい。改竄しとくよ」

マリ「……」

マリ「悪く思わないでね?わんこくん」

マリ「でもさ?ホントはゴンドラ作戦前にエグいやり方で君に殺させる予定だったんだぜ?」

マリ「『ホントは自分が死ぬはずだったのに誰かに殺された』」

マリ「――って事にしてあげるんだから私って優しいよね?」


マリ「悪いね、わんこくん。私も仕事だからさ」


910 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 23:42:44 ID:6vALj.fg

シンジ「………」

マナ「」ドサ





シンジ「……マナ?」


911 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 23:46:12 ID:6vALj.fg


シンジ「どうしたの?マナ。」

シンジ「キュウリとか、昼のお弁当にあたった?」

シンジ「…死体ごっこ?」

シンジ「……」

シンジ「……」

シンジ「…マナ?」


912 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 23:52:09 ID:6vALj.fg




マナ「…いや、シンジの右足踏みそうになって避けたら…足首捻ったの…」

シンジ「ああ…すごい痛そうな顔してるよね」

シンジ「『そらー痛みでしばらく喋れないわ…』って感じの」

マナ「うん…途中でこんな…ごめんね?でもちょっ…すんごい痛い」

シンジ「肩貸す?」

マナ「うんお願い」


シュゥウウ…←地面に当たってた


マリ「」



913 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/07(日) 23:59:17 ID:6vALj.fg

マリ「ちょっと!狙撃手くん!戻って戻って!」

マリ「ターゲットまだ生きてんじゃん!!」

狙撃手『え?!待て、もう銃も弾も置いてきて』

マリ「んもぉおお!それでもプロ?!なんで死んだかくらいわかんないんだよ!」

狙撃手『今確かめ……ああ、クソ!』

狙撃手『発射直前にサードの鼻血が目標に付着したからだ!』

マリ「どういう事だよ!?」

狙撃手『…アレだな、ジャパニーズマンガ表現の「ハナヂブー」ってやつだ』

狙撃手『それが目標のこめかみについたから…誤認した』

マリ「実際にあんなもんなるわけないだろ!!バーカ!!」

狙撃手『いやしかし実際に起こって』

マリ「…そうだけど!!」


914 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 00:08:19 ID:t6uO/uEI

マナ「シンジ鼻血出てるよ?」

シンジ「あ、ホントだ」

マナ「はいハンカチ」

シンジ「食べていいの?」

マナ「食べれるの?」

シンジ「食べられないからといって食べていけないとは限らない」

マナ「やめときなよ…なんなら『食べられません』って書こうか?」

シンジ「…『食べられません』って書いてあるアレを見ると逆に食べたくなるのはなんでだろうね?」

シンジ「書いてなかったら食べようなんて思わないのに」

マナ「あたしはアレは見もしないしそんな事考えた事なかったけど」

マナ「んー…禁止されてるもの程知的好奇心を刺激されるからじゃない?」

シンジ「禁止されてて誰も手だししてない何かを知ろうとして…みたいな?」

マナ「うん」 

917 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 00:28:42 ID:t6uO/uEI

狙撃手『大体ゴンドラ作戦だって意味わかんねー上に杜撰で穴だらけの作戦じゃねーか!』

マリ「うっさいわ!私だって上からの命令じゃなきゃあんなんやらんわ!」

狙撃手『アレって上はマジだったの?!』

マリ「そーじゃないの?!」

狙撃手『頭おかしいんじゃねーか?!お前の上司!』

マリ「最終目標聞いた時からわりとそれは思ってたけどね!?」

狙撃手『…あの、もうターゲット居なくなってっけど』

マリ「ああ?!」

ケイタ『ねぇ、指定されたポイントについたけど』

ムサシ『俺達は何をやるんだ?』

マリ「……そのへんの銃とかを回収しといて」

『『了解』』


918 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 00:40:55 ID:t6uO/uEI

マリ「……」フー

マリ「…オーケー、オーケー…とりま落ち着こうちょっと混乱してきた」

マリ「まず私は『サードに恋人を殺害させる』目的を達成する作戦を立案」

マリ「これはまだやってない。一応本命だけど」

マリ「で、上が『サードの行動が原因の事故で殺す』ためのゴンドラ作戦」

マリ「で、失敗」

マリ「次に私立案の狙撃手による頭パーン作戦」

マリ「―が、直前に目標が足首を捻って倒れる」

マリ「狙撃手はそれを『弾があたった』と勘違い。死ね」

マリ「そして倒れる瞬間、わんこくんの鼻血が目標のこめかみに飛ぶ」

マリ「狙撃手はそれを弾痕と勘違い。死ね」

マリ「色黒くんとソバカスくんを狙撃ポイントへ送って二人を犯人に仕立てあげるはずが失敗」 

919 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 00:50:31 ID:t6uO/uEI

マリ「……よし、落ち着け、落ち着こう私」

マリ「次だ。次に本命の作戦を決行しよう」

マリ「精々それまでイチャついてなよ、わんこくん」


『―――マリにゃんマリにゃん』

マリ「……」

『――――鼻くそ食べた事、ある?』

『よし、話のつかみはOK!…いや別にこれは全く関係ない話なんだけど』

『全裸でいると気持ちいいのよ。何でもできる気がする』

『何でもよ?"何でも"。』

『鬱ストーリーが売りな作品ですら「都合がいいだけのハッピーエンド」に導ける気がするの』

マリ「……」

マリ「――ある意味。さすがはあなたの息子だよ」

マリ「ユイさん」



920 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 01:17:55 ID:t6uO/uEI

マリ「…」

マリ「やらなきゃ」

マリ「やらなきゃ、いけないんだって」

マリ「"あたし"だって、会いたいんだよ」

マリ「ゲンドウくんや冬月教授だってさ、きっと、」

マリ「ユイ"先輩"に、もう一度だけでも」

マリ「……」

『だから、壊すの?その人の大事なモノを壊してまで?』

マリ「…だって…だってさぁ…」

マリ「あたしだって…」

シンジ『もちー』ニコニコ

マリ「……」


921 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 01:27:49 ID:t6uO/uEI

シンジ『……もち!よし、今日から君は『もち』だ!』

シンジ『捨てられる側の気持ちは、……痛いほどわかってるから』ギュ

シンジ『父さんから捨てられた時の僕を見た気がしたんだ』

シンジ『『あの時は誰も"僕"を救ってくれなかったけど』』

シンジ『『今は。僕次第で"僕"を救えるんだ』って』


マリ「……」ギリッ…

マリ「……っからよぉ…!」フルフル…!

マリ「別に、殺すわけじゃ、ないんだからさぁ…!」

マリ「今まで、散々やって来たんだからさぁ!!!」

マリ「やれよ!!!あたし!!!」

マリ「簡単だろ!!!」

マリ「…………」

マリ「……っ、……ううっ…」


922 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 01:51:11 ID:t6uO/uEI

マリ「…ほら、"私"の仕事なんだから」

マリ「やらなくちゃ、いけない事なんだから」

マリ「やりたくなくても、イヤでも」

マリ「やらなくちゃいけないんだって」

マリ「仕事なんだから!!!」

マリ「………」

マリ「…そう、」

マリ「だって、そうしなきゃ会えない」

マリ「雷電と震電を使って、霧島マナをさらって」

マリ「使徒の細胞を埋め込んで、パターン青に変えて、初号機で」

マリ「……殲滅させる」


923 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 02:01:17 ID:t6uO/uEI

マリ「他のエヴァは起動させない」

マリ「加持くんがいる。細工して一時的に動かせなくする」

マリ「そんで、そんで…」

マリ「…なんなら彼等に殺らせてもいい!目の前で!!」

マリ「あたしの時みたいに!目の前で!大事な人が奪われればいい!!!」

マリ「……」

ムサシ『終わったぞ。…雷電らはいつ出撃させる』

マリ「……」

ムサシ『おい、聞いてるのか』


924 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 02:04:27 ID:t6uO/uEI

マリ「…しばらく、待機。」

マリ「サードとの親密さをもっとあげさせて、それから地獄に落とす」

ムサシ『そうかよ』プツ

マリ「……」

マリ「まだ…うん、まだだから」

マリ「ゴンドラの時も手が滑っただけだから」

マリ「一回目は私のミス。」

マリ「二回目は偶然が起きただけ」

マリ「三回目は三度目の正直だよ」

マリ「……大体、私の替わりはいくらでもいるんだし」


925 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 02:38:04 ID:t6uO/uEI

~湯本温泉街:足湯コーナー~

シンジ「マナ、足大丈夫?」

マナ「うんありがと。足湯浸かったら治ったかも」パチャパチャ

シンジ「そっか。よかった」ホッ

マナ「シンジ」

シンジ「なあに?」

マナ「足湯の湯槽には浸からないんだよ?」

シンジ「でも温かいし…汗かいちゃったから流したかったし」

シンジ「それに…マナに踏まれて気持ちいいのよー?」

マナ「…」スッ

シンジ「どけないでよ!優しい笑顔で足をどかすのやめてよ!」


926 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 02:42:03 ID:t6uO/uEI

シンジ「だって僕の体くらいなら入るじゃないか!全身浴できるじゃないか!」

マナ「物理的にはね?でもほら、他の人が足を突っ込めないからね?」

シンジ「え~」ゴクゴク

マナ「あと飲用水じゃないし足入れるからばっちぃし飲まないで?」

シンジ「でもマナ水だよ?」

マナ「…あたしの成分が出た水より、直接あたしを舐めた方がよくない?」

シンジ「」

マナ「あとでゆっくり……ね?」

シンジ「うん☆」ボキーン!


927 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 02:48:22 ID:t6uO/uEI

シンジ「でもマナのナマ足すりすりしたい」

マナ「あとでね?」ニコッ

シンジ「えー?なんかうそくさーい」

シンジ「あとでなんか言葉巧みに騙されて」

シンジ「結局なんにもできませんでしたオチになるんだ!」

マナ「あたしはシンジに嘘つかないってば!」

シンジ「本当かなぁ?」

マナ「ホント!」

シンジ「じゃあ約束してよ!?なんかこう…指切り的なアレで!」

マナ「はいはい」


マナ「ん」チュ

シンジ「」


928 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 02:53:18 ID:t6uO/uEI

チュパレロ。リュロリュロリュロ。ちちちーう。ンチュ…

マナ「んっ…ふ、」チュ、チュ…

ペロ…チュチュチュ。チュー!

チュゥウウウウ!!!

シンジ「」

マナ「…はい!これは約束の前払いね?」ニコッ

シンジ「」

マナ「大人のキスよ。帰ったら続きをしましょう?」

マナ「あ、旅館にいったらって事ね?」

シンジ「やだ過激!!」ぐはっ!


929 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 03:22:02 ID:t6uO/uEI

~温泉街~

マナ「なんだかいい匂いがするね?」

シンジ「温泉…硫黄の匂いじゃないな」クンクン

シンジ「…マナのにほひ?」クンクンクンクン

マナ「あんっ!首に鼻息を、くすぐったいってー」キャッキャッ

シンジ「いい匂い…クンクンクンクン」

マナ「はいはい。あとでねあとでね」

シンジ「温泉饅頭、温泉卵…やっぱり温泉街だけに温泉ネタのものが多いね」

マナ「明日、皆にここでお土産買っていこっか」

シンジ「だね!」


930 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 03:37:03 ID:t6uO/uEI

おばちゃん「いらっしゃいいらっしゃい!」

おばちゃん「温泉饅頭はいかg」

シンジ「一個食べてみよっか」

マナ「そだね」

おばちゃん「裸だぁあああああああ!?」

シンジ「おばちゃんうるせーですよ?ほら他の客も大声にビックリしてこっちを見」

おばちゃん「いやアンタ見て驚いてんだよ!!」

シンジ「温泉饅頭2個」

おばちゃん「はあ。…というかなんで裸で?」

シンジ「え?ああ…ほら、この後で温泉入りにいくんで」

シンジ「予め脱いどく的な?」ドヤ

おばちゃん「スタンバイ早くね?!」


931 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 03:43:38 ID:t6uO/uEI

マナ「おいしー」モキュモキュ

シンジ「でもこれどの辺が"温泉"饅頭なんだろ?」

マナ「……風味?」

シンジ「普通の饅頭っぽい気がするけどなぁ?」モキュモキュモキュモキュ

シンジ「あ、そういえばさ?」

マナ「?」

シンジ「旅館の温泉…混浴なんだ」

マナ「へー」モキュモキュ

シンジ「ぶっちゃけマナの全裸見たくて最初から予約してたんだ」

マナ「あーやっぱり?」モキュモキュ

シンジ「…ドン引きしていいよ」

マナ「別にしないよ」

マナ「今までのでドン引きしなかったあたしの鋼鉄メンタル舐めないで」

シンジ「……」


932 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 03:45:10 ID:t6uO/uEI

シンジ「あのさ、」



シンジ「君と出会えて、本当によかった」

マナ「あたしもかな」モキュモキュ



933 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 03:56:09 ID:t6uO/uEI

シンジ「マナは…僕のどこが好きなの?」

マナ「ん?んー…瞳、かな」

マナ「奥に輝きを秘めているっていうか」

マナ「シンジって瞳が綺麗じゃない?」

シンジ「そうなの?」

マナ「うん。そうなの」

マナ「あとはやっぱり自由な所とか、どっか不器用なとことか」

マナ「正直なところとか技能的には器用なとことか」

マナ「"自分"があるとことか明るいとことかクレイジーなのにどこか理詰めなとことか」

マナ「あとね」

シンジ「あっうん。ありがとうもうその辺で」


934 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 04:01:10 ID:t6uO/uEI

~旅館:温泉~


カポーン………


シンジ「温泉卵、温泉饅頭、温泉カップラーメン」

シンジ「洗濯物(主にタオル類)」

シンジ「いっぱい持ち込んでみた☆」

マナ「もーシンジってばー」

シンジ「そして冷酒」

マナ「お風呂でお酒は危ないよ?」

シンジ「でぇじょぉぶだ。ドラゴンボールがある」

マナ「いやないし」


935 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 04:06:36 ID:t6uO/uEI

シンジ「つっきみざけっ♪月見酒♪」

マナ「…お酒ってそんなに美味しいの?」

シンジ「一生の友だね」

シンジ「辛い事あったら忘れさせてくれる」

シンジ「新しい友達を作らせてくれる」

シンジ「誰かの本音を聞き出してくれる」

シンジ「一日をリセットして、明日を生き抜く活力をくれる」

シンジ「酒はいいねぇ。リリンの生み出した文化の極みだよ」クピ

マナ「ふーん…」

シンジ「…まあ付き合い方間違えちゃうとヤバイんだけどもね」

マナ「中2の台詞じゃないよね」


936 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 04:12:33 ID:t6uO/uEI

マナ「未成年の飲酒や喫煙は違法だよ?」

シンジ「喫煙はしないよ。バレなきゃいいのさ」

シンジ「とゆーかマナ。なんでタオル巻いてるの」

マナ「えっ?…やっぱりちょっとシンジに見られるのが恥ずかしくて///」

シンジ「えー(・ε・` )」ブー

マナ「それより。あたしにもちょっとちょーだい?」

シンジ「飲めるの?飲めない人は本当に飲めないから気をつけなよ?」

シンジ「お酒は色々失敗しまくってからじゃないと」

マナ「はいはい」クピ

シンジ「…美味し?」

マナ「うん。…ちょっと辛いかな?」


937 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 04:17:27 ID:t6uO/uEI

シンジ「温泉に食べ物や洗濯物は入れるなって看板がある」

シンジ「だが僕は悪い子なので遠慮はしないのだった」

マナ「温泉卵美味しーい!」ハムハム

シンジ「そしてマナも僕に遠慮はしないのだった」

シンジ「…月が綺麗だ」クピ

マナ「シンジのためなら『あたし、死んでもいいわ』」

シンジ「?」

マナ「なんてね。知らない?」クスクス

シンジ「何かのネタ?」

マナ「うん。コテコテな、ね」クスクス


938 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 04:23:03 ID:t6uO/uEI

~旅館:部屋~

シンジ「刺身美味しいね」モキュモキュ

マナ「なんかあたしたち食べてばっかり?」

マナ「太っちゃうかなー」モキュモキュ

シンジ「大丈夫大丈夫。例えマナがファットになっても愛するよ」

マナ「そう?」

シンジ「まあ育ち盛りだし?運動すればいいじゃん?」

マナ「油断はできないの」

シンジ「ふーん?」

マナ「あとで卓球でもする?」

シンジ「うむ」


939 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 04:28:41 ID:t6uO/uEI

~卓球場~

マナ「いっくよー?」

シンジ「きな」クイックイッ

マナ「えい!」カコン!

シンジ「ほあちゃ!」カコン!

マナ「えい!」カコン!

シンジ「ほあちゃ!」カコン!

マナ「えい!」カコン!

シンジ「ほあちゃ!」カコン!

マナ「えい!」カコン!

シンジ「ほあちゃ!」カコン!.

マナ「えい!」カコン!

シンジ「ほあちゃ!」カコン!


940 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 04:29:29 ID:t6uO/uEI


シンジ「ほぁあああああああ!!」


シンジ「シンジ流、全裸エヴァン真拳奥義!!」


シンジ「『たまたま粉砕打法』!!!」ブンッ!


スカッ

シンジ「」

マナ「ぷふぅううう!!」プークスクス


941 :切る:2014/12/08(月) 05:50:52 ID:t6uO/uEI

~部屋~

シンジ「足でぶら下がり」

マナ「…」

シンジ「…そろそろ、寝る?」ヒョイ、スタン!

マナ「ん?うーん…」

シンジ「? 何かやりたいでも事あるの?」

マナ「さっき約束したじゃない?」

シンジ「えっ?」

マナ「あたしのカラダを…ってやつとか、」ソッ…

シンジ「……」ビクンッ

マナ「あたしの、足を……とか?」スリスリ

マナ「…裸、見たいって言ってたのに見せてあげられなかったし?」

シンジ「…」ドキドキ

マナ「…ねぇ、シンジ」ギュ…


942 :このレスで:2014/12/08(月) 05:51:44 ID:t6uO/uEI




マナ「優しくして?」



947 ::2014/12/08(月) 15:34:46 ID:t6uO/uEI

シンジ「…うん…めいっぱい…優しくする…」ギュッ…!

マナ「じゃあ…脱がして?」

シンジ「うん…」

シンジ(マナの浴衣の帯を外して、ほどいていく)

シンジ(僕は元から裸だからマナは手持ち無沙汰に抱きしめながら僕の背中を○○している)

シンジ(マナの表情は見えない。でも彼女の胸の鼓動は早鐘を打っていた)

シンジ(帯はとれて。浴衣ははだけて…マナの鎖骨と○○、形のいいヘソが)

シンジ(…綺麗だ)


948 ::2014/12/08(月) 15:42:31 ID:t6uO/uEI

シンジ(キス、キスキス。…それか、ら、)

シンジ(…まさか僕がこんな事になるなんて思ってもみなかったな)

シンジ(そもそも好きになんてなってもらえないって思ってた)

シンジ(…父さんも母さんに対してこんな気持ちだったんだろうか)

マナ「…ごめんシンジ、明かり消して?」

シンジ「うん…消灯ですよ」カチ

シンジ(…僕が今からやるこの果てで)

シンジ(僕は産まれてきたのか)

シンジ(すごい生々しいし気持ち悪い想像だね)

シンジ(…今は、マナの事だけ考えよう)

シンジ(マナを全力で愛する事に心血を注ごう)


949 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 15:49:51 ID:t6uO/uEI

マリ「落ち着け。落ち着けーって!」

ケイタ『ムサシダメだ!ダメだって!!』

ムサシ『離せ!!!殺す!殺してやるゥウウウウぅううううう!!』

ムサシ『今から出撃させろ!!ただし殺るのはすっぱだかの方だがな!!』

ケイタ『ちょっ!マナが悲しむよ!?』

ムサシ『一時だよ!!そのあとは俺が慰める!!!』

ムサシ『ぁあああああああ!!マナぁあああああああ!!!』

マリ「血涙やばいね」

ムサシ『もういいだろ!こんだけ進展したんだ!!今すぐ!作戦を決行するぞ!!?』

マリ「……」

マリ「ダメ」

ムサシ『なんでじゃあああああああ!!!』

マリ「うっさい。ソバカスくん?色黒くんを押さえといて」

ケイタ『了解。ほら、ムサシくんドウドウ!僕だって辛いんだよ』

ムサシ『シャラップ!!理性的でいられるのはテメェが本気じゃねーからだ!!』 

950 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 16:08:40 ID:t6uO/uEI

マリ「…つーかさ、」

マリ「作戦決行したら君達はマナちゃんが死ぬってわかってんの?」

マリ「大事なんだよね?大事なのになんで進んでやろうとするワケ?」

ムサシ『俺のもんにならねー上に、マナが誰かのもんになっちまうくらいなら』

ムサシ『いっそ俺の手で』

ケイタ『ムサシくんいつからヤンデレにジョブチェンジしちゃったの』

マリ「ふーん…ソバカスくんは?」

ケイタ『…まあ、似たようなものかな』

マリ「…君達も大概イカレてるよね?」


『『あんたほどじゃないけどな』』



951 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 16:17:22 ID:t6uO/uEI

プツ。

マリ「……」

マリ「あたしは正常だよ」

マリ「一般のカテゴリからははみ出してるかもしれにゃいけど」

マリ「は、…まぁた意識が混ざってる」

マリ「獣の心があたしを暴走させる」

マリ「なのに私の願いを妨害する。でもこれも私の心」

マリ「おかしいな。混ざる前のあたしの人格(ソフト)はもっと冷淡だったはず」

マリ「…わんこくんと暮らして来たから?」

マリ「家族とか、ゲンドウくんと再会したから?」

マリ「ユイ先輩の遺したモノを垣間見てきたから?」

マリ「…なんで、迷う。なんで、初めて躊躇する」

マリ「…罪悪感?今までの任務で感じた事なんて」

マリ「………」


952 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 16:48:38 ID:t6uO/uEI

マリ「……」

『にゃー』

マリ「…」

『魂の声のままにゃ』

マリ「うっさい」

マリ「…」カチ

ムサシ『なんだよ』

マリ「作戦決行時間は、明朝8:00」

ムサシ『了解した』

マリ「無様な姿を晒すなよ」

ケイタ『わかっているよ』

マリ「失敗したら上は金にモノ言わせて何やるかわかんないから」

マリ「じゃ、あとヨロシク」


953 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 16:51:06 ID:t6uO/uEI


マリ「これで、いい」

マリ「もうあとはオート」

マリ「いくらサードでもこのレールの上から脱線は出来ない」

マリ「…」

マリ「…寝よ」


954 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 17:54:37 ID:t6uO/uEI

シンジ「ハァ…ハァ…」

マナ「ふー…」

シンジ「…なんかさ、慣れてる?」

マナ「…」ツネリ

シンジ「いだだだだだだだだだ」

マナ「…こんなことするの、初めてなんだから」

シンジ「ごめん」

マナ「…全裸って意外と気持ちいいかもね」

シンジ「じゃあ…僕みたいにじょうじ」

マナ「常時全裸にはならないけど」

シンジ「ちえ」

マナ「んー…」

マナ「…部屋の中でならシンジに付き合おっかな?」クス


955 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 18:13:37 ID:t6uO/uEI

シンジ「すっぱだか?」キラキラ

マナ「うん。すっぱだか」クス

シンジ「マナ」

マナ「ん?」

シンジ「もっかい」ギュ

マナ「…」

マナ「一回だけでいいの?」クスクス

シンジ「…じゃあ、何度も?」

マナ「いいよ?動けなくなるくらい…ね?」ギュ

シンジ「…ん」


956 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 18:34:59 ID:t6uO/uEI

~翌日:AM:7:55~

マリ「…準備はいーかい?」

ムサシ『ああ』
ケイタ『うん』

マリ「オッケ。ほんじゃま」


マリ「始めて」



957 :そういえばミサトさんと自分誕生日おめでたう:2014/12/08(月) 18:49:53 ID:t6uO/uEI

雷電「…」キィイイイイイ!!

震電「…」キィイイイイイ!!


シンジ「むにゃむにゃ」

マナ「すー…すー…」



ムサシ『昨日はおたのしみだったようだな、マナ』

ムサシ『だが大丈夫だ』

ムサシ『全部なかった事にしよう。な?』

ケイタ『ならないと思うけどね』

ムサシ『じゃ、旅館の屋根を剥がすぞ』

ケイタ『はいはい』


958 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 19:04:50 ID:t6uO/uEI

メキ。メキメキメキメキメキメキ……!

シンジ「くかー……」

マナ「すーすー」


ゴシャアアアアアアアアンンッ!!!


マナ「?!」ガバッ

シンジ「すぴー」


959 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/08(月) 19:51:45 ID:t6uO/uEI

マナ「雷電!?じゃあ、まさか」

雷電『マナ迎えに来たぞ!』

マナ「…私、フラレたのにしつこいオトコってキライだな」

雷電『ぐはっ!』

雷電『ぐ、…い、いや!違う!時間がない!早く逃げるぞ!!』

マナ「なんでよ!どこへ?!なんで私が逃げなきゃいけな、」

震電『マナ!久しぶり!』

マナ「ケイタ?!」

震電『とにかく早く!!このままじゃマナは殺されるんだ!!』

マナ「誰に!」

震電『ごめん!説明してる暇はないんだ!』ガシ

マナ「は?!ちょっ!私全裸!せめて服」


マナ「ちょっとぉおおぉおお!!!」


シンジ「すぴー」 

960 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 00:09:01 ID:KY9YP6vU

マナ「シンジぃいいいぃいいい!!!」

シンジ「むにゃ…?」パチ

マナ「助k」

雷電『よし!マナを対ショック等々満載のスペシャル檻に確保したぞ!』

震電『やったね!そしてすごい説明口調だよムサシくん!』

シンジ「な?!旅館の屋根が!?それにマナがおらんやないけ!?」

シンジ「はっ!!」キュピーン!


・旅館の屋根がない
・マナがいない
・雷電&震電
・清々しい朝
・お腹すいた
・もう一発●●●きたかった

シンジ「…わかっちまったぜ…!今の状況が!」ダッ!


961 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 00:20:31 ID:KY9YP6vU

雷電『よう、すっぱだか』

シンジ「…ムサっシーか!」

雷電『ムサ汁ブシャーッ!』ガクガクガクガク!

シンジ「ノリいいね?!」

雷電『って何やらすんじゃボケ!!』

シンジ「勝手にやったくせに」

雷電『悪いがマナはもらってくぜ』

震電『でも心配しないで!僕らは僕らの目的を果たすだけだから!』

シンジ「納得するわけねーだろ!返せ!」


シンジ「霧島を………」



シンジ「  返  せ  ! ! ! 」




962 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 00:26:09 ID:KY9YP6vU

雷電『返せ?ふざけるなマナを俺から寝とりやがったクセに何言いやがる!!』

震電『いや最初からムサシくんのじゃないし』

シンジ「てめーら何する気なんだよ!どこいく気なんだよ!」プンスカ!

雷電『あん?そんなん決まってんだろ』


雷電『あいつらも戦自も裏切って。俺たちは俺の島へ行って王国を作るのさ』

シンジ「お前まだ諦めてなかったの」

雷電『詳しく説明してやる義務も必要も時間も義理も人情もねーから言わねーけどな!』

シンジ「いやそんだけ悠長にしてんなら」

震電『ざっくり言うとこのままじゃマナは謀殺される。』

震電『だから僕らは元凶(ゼーレ)への反抗と復讐を兼ねてマナを連れ去るのさ』


963 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 00:32:45 ID:KY9YP6vU

雷電『じゃーな!悪いなぁ!?すっぱだか!!』

震電『もしいつか機会があったら遊びに来なよ。じゃーね』

雷電<キィイイイイイ
震電<キィイイイイイ

シンジ「そんな!おい待」

ギュン!!!


シンジ「」

シンジ「」


シンジ「」



964 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 00:44:01 ID:KY9YP6vU

~某所~

マリ「はあ?!あいつらが裏切った!?」

マリ「ありゃ演技かよ!!最初からこうするつもりで?!」

マリ「ああああ!!これだから中坊は!!!」

マリ「すぐ指示を出してあいつらに私を舐めた事を後悔させて――――」





シンジ「…」ワナワナ

シンジ「カモン!!」ピュィイイイイ!!!



マリ「――やる、にゃああああん!!」ダッ
マリ(は?!何で!?体が勝手に動く?!ちょっとぉおお?!)ダダダダ


966 :でも特別編販売時期はEOE後。そのマナendは原作とはリンクしてない:2014/12/09(火) 01:05:46 ID:KY9YP6vU

シンジ「早く早く早く早く早く」

マリ「にゃああああん!!!」タタタタタタ!

マリ(なんっ、なんでよ!今?!今になって?!)

マリ(あああ!体の制御が利かない!!今指示を出さないといけないのに!!)

シンジ「! きたか!」

マリ「にゃん♪」

シンジ「行くぞもち!!僕の彼女を取り戻すんだ!!」ヒョイ

マリ「にゃああ!!」

シンジ「待ってろマナ!!今すぐ猫人に乗った全裸王子が迎えに行くよ!!」

シンジ「ヒァアアウィィィイイゴォォォぉおお!!!」

マリ「にゃー!」ダダダダダダダダ!!!

マリ(誰か止めてぇぇええ!!!)


967 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 02:29:13 ID:KY9YP6vU

「なんだ?!」
「うわっ?!」
「変態だー?!」
「イヤァアア?!」
「ひっ…!」


シンジ「うわははははは!!風のよーに走れ走れー!」

マリ「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!!!」ダダダダ

マリ「にゃん!」ダンッ


マリ(あああ!何考えてんの!現実的に考えて追い付くわけないでしょ!!)

マリ(海まで行ったら追いかけられないし!)

マリ(止まれぇええ!!止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ!!)

マリ「にゃああああ!!!」ダダダダ


968 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 02:52:45 ID:KY9YP6vU

雷電<キィイイ
震電<キィイイ

シンジ「! 見えてきた!」

マリ「にゃ!」ダダダダダダダダ

シンジ「いっけぇぇええ!!!」

マリ「にゃにゃにゃにゃにゃにゃ!!!」ダダダダ

シンジ「飛び乗れ!!!」

マリ「にゃ!」ダンッ!!

電シンジ
のマリミ
足  ミ

シンジ「よし!なんとか組み付いた!」

マリ「にゃ!」


969 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 02:55:00 ID:KY9YP6vU

マリ「にゃにゃーにゃ?」

シンジ「…このまま、島とやらまでいこう」

シンジ「マナの謀殺の話も気になるし…とりあえずは日本を離れる」

シンジ「帰りの事は後回し!まずはマナだ!!」

シンジ「…落ちるなよ!もち!」

マリ「にゃ!」コクン!

マリ(ああああああ!!誰かこのおバカとあたしを止めて!!)


970 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 04:03:16 ID:KY9YP6vU

~どこぞの南の島~

雷電<ブゥゥン…
震電<ブゥゥン…

シンジ「使徒使徒ぴっちゃん♪使徒ぴっちゃん♪」

シンジ「使~徒~ぴっ~ちゃん~♪」

マリ(見つかるでしょ?!せめて黙っててよ!)

ウィーン…ガコム。

マナ「…出れた?ここは…?」キョロキョロ

シンジ「! マ」ムグ

マリ「…」ガシ!

マリ(あぶねっ!あの二人がコレから降りてきてからじゃないとヤバイんだよ!)

マリ(主にあたしが!下手すりゃ殺られちゃうし!!)


971 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 04:14:13 ID:KY9YP6vU

マナ「まさか、ホントに連れてこられるなんて…」

マナ「シンジは?シンジは大丈夫なのかな…」

ムサシ『ケイタ、レーダーに反応は?』

ケイタ『ないよ。意外だね?すぐ戦闘になるかもとか思ってたけど』

ムサシ『そうか。とりあえず俺はマナに話をしてくるよ』

ケイタ『降りないでマナを乗せた方がいいんじゃない?』

ムサシ『バカ言え。マナに操縦幹奪われでもしたら日本に変える事になんだろ』

ムサシ『それに戦闘になったら一人用操縦席にマナと乗って戦わなきゃいけない』

ムサシ『マナは一回内臓をやられてるし雷電には乗せられねぇよ』

ケイタ『わかったよ。気をつけてね?マナ怒ってるし』

ムサシ『ああ…わーってるよ』


972 :○ムサシ『~~日本に帰る事になんだろ』:2014/12/09(火) 04:19:19 ID:KY9YP6vU

プシュー、ガコム。

ムサシ「…よぉ、悪かっ」

マナ「どりゃー!!!」バキャッッ!!!

ムサシ「ぽぶっ?!」ドサ

マナ「バッカじゃないの?!バッカじゃないの?!何してんのよバカムサシ!」

マナ「シンジよりも大バカよ!!」

シンジ(否定はしないけど彼女にバカの代名詞に使われるってつらい)

ムサシ「…説明させろよ、とりあえず」

マナ「嘘偽りなく話して。あと納得出来なかったらもっぺん殴るから!!」

ムサシ「わかったよ…」


973 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 04:31:17 ID:KY9YP6vU

マナ「あと!!服!!!」

ムサシ「…上着貸してやるよ」つ

ムサシ「じゃあ話すぞ」

ムサシ「まず、だ。俺達は踊らされていた」

ムサシ「訓練兵になった時からな」

ムサシ「俺達はな、あのすっぱだかのために―――――」

――――――
――――――――――
――――――――――――――

ムサシ「―――というワケだ」

ムサシ「つまり、あのままだったらマナはすっぱだかに殺されるシナリオに」

マナ「………」

ムサシ「…恨んでるか、すっぱだかを」

マナ「まさか。シンジが望んだ事じゃないもの」フルフル

マナ「…でも、なんか複雑。」

ムサシ「ああ…だろうな」 

974 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 04:57:26 ID:KY9YP6vU

ムサシ「それで、だ」

ムサシ「ほとぼりが冷めるまで…この島で暮らしていこうと思う」

マナ「…」

ムサシ「そんで…俺達がもう少し大人になったら、」

ムサシ「昔皆で話した王国を建国しよう」

ムサシ「その時にさ、すっぱだかを迎えにいけよ」

ムサシ「もし連中が攻めてきても大丈夫だ」

ムサシ「この島は食料も資源も豊富だし」

ムサシ「雷電も震電もある」

ムサシ「燃料も冷却液も弾や予備パーツなんかも連中が補充してくれたしな」


975 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 06:02:58 ID:KY9YP6vU

ムサシ「だから、」

マナ「………」

マナ「そう。色々問題とか山積みだけどね」

マナ「…シンジに何にも言わずに来ちゃったな」

ムサシ「最低限の事は言っといたさ」

ムサシ「今頃、マナの幸せを願いつつも奇行に走ってるんじゃねーか?」

マナ「…かもね」

シンジ(いいえ取り返しに来てます)

マリ(わんこくんは話を聞いたのに目が爛々…取り返す気満々、か)チラ

マリ(でもどうする気なんだか)

マリ(私じゃ海を行くのは無理だろうし、二人を乗せるのは…)

マリ(それに――って、)

マリ(なんでわんこくんの手伝いをする前提なんだよあたし)

マリ(んー…でもわんこくんの味方でいた方が何かと都合がいいかな?)


978 ::2014/12/09(火) 22:03:24 ID:KY9YP6vU

ブゥウンッ…


SEELE01『…マリが失敗するやも知れぬ』


SEELE06『それなりの金と時間をかけたモノを台無しにされる?ふざけるな』

SEELE09『だがどうする』

SEELE07『しかし消そうにもあの島にはサードもいるぞ』

SEELE10『使徒の細胞はどうした?』

SEELE11『雷電と震電にそれぞれ積ませたが』

SEELE12『マリへの通信が不可能だ。アレの頭ならば霧島マナへ埋め込む事を思い付くだろうが』


979 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 23:17:03 ID:KY9YP6vU

SEELE02『しかし埋め込むタイミングが重要だ』

SEELE03『左様。エヴァに乗らぬサードでは使徒化人間に勝てぬ』

SEELE09『「霧島マナ」を殺害する前にサード自身が死んでしまっては困る』

SEELE04『あの島からサードを日本へ運ぶ事も、エヴァをあの島へ運ぶのも現状はできん』

SEELE05『とにかく埋め込ませ、タブリスを送り、殲滅させるのはどうだ』

SEELE06『それだと全てに不和を生むだろう』

SEELE01『…やむを得ん。延期しよう』

SEELE01『しばらく様子見。機を見て霧島マナに使徒細胞を埋め込む』

SEELE01『マリに使徒細胞の回収を後に指示しよう』


980 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/09(火) 23:25:28 ID:KY9YP6vU

SEELE04『しかし議長、いいのか?現時点での貴重な生きた使徒細胞サンプルはアレだけだろう』

SEELE01『うむ。しかしそれを消費しなくてはならん必要な儀式だ』

SEELE01『しかしゴンドラ作戦、スナイパー作戦…馬鹿馬鹿しい。アレを考えて指示したのは誰だ』

SEELE01『私はマリ発案の使徒化作戦を実行するよう指示したはずだが』

SEELE02『スナイパーはマリですな。どうも感情に流されたようですが』

SEELE01『…何者かが我等の計画に関与したか』

SEELE01『即刻誰の指示か洗いあげろ』


加持「…かしこまりました」

加持(犯人俺だけどな。…頑張れよ、シンジくん)


981 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 00:43:45 ID:0slzinRs

~総司令執務室~

冬月「お前の息子はアグレッシブだな」

ゲンドウ「…」

冬月「現在位置は日本海域から少し離れた孤島だそうだ」

冬月「…にしても今回の1件、戦自の内輪揉めにしては話が見えんな」

冬月「パイロットを使い潰す前提の機体、『霧島マナ』、etc」

冬月「それに…なぜトライデント級パイロットを再び起用した?」

冬月「使い潰すだけだし、反逆や離反される可能性が高い事などすぐに考え付く事だろうに」

ゲンドウ「…恐らくだが、『誰か』は今回の件で関連したもの全てを消費して起きたかったのだろう」

ゲンドウ「ロボットの件も含め、全てが考えなしで行われたとは考えにくい」

ゲンドウ「…まあ。判断するには情報が少なすぎる」

ゲンドウ「とにかくシンジを回収させる」


982 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 03:45:41 ID:0slzinRs

シンジ「…」ヨジヨジヨジヨジ

マリ(え、何?何をする気なの?)

シンジ「ヨイショ」

シンジ「眺めええのぅ…」ホゥ

マリ(バカな子ってどうして高いとこ登りたがるんだろうか)

シンジ「……」

シンジ「そういやトライデント級の操縦席ってどんな感じなんだろうか」

シンジ「気になるわー気になりんぐ!気に気になるなる」

マリ(やべー!あんにゃろ操縦席に入る気だ!!)

マリ(んなもん100%気づかれるっちゅーの!!)

マリ(ダメ!!戻ってきて!!)パクパク

シンジ「?」チラ

シンジ「("⌒∇⌒")bΣ」

マリ「ほっ」


983 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 03:48:26 ID:0slzinRs


シンジ「ハッチぃいいい・オープンッッッ!!!」ダンッ!

シンジ「 ポ チ っ と な !!! 」ポチーン!

マナ「シンジ?!」

ムサシ「んなっ!?あいつどうやって!?」


マリ(全力で見つかりにいきやがった―――――!!!)


984 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 04:18:39 ID:0slzinRs

雷電<プシュー、ガコム。

シンジ「ローリングサンダー搭乗!!」コロリン♪

雷電<バタン!

ムサシ「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙?!乗っ取られた!?」

マナ「ムサシダサっ」プッ

ムサシ「あんちきしょぉおお!!降りろ!お前絶対壊すから!要らん事して絶対壊すから!」


シンジ「信用ゼロかよ!ほんなら期待にごだえでやんねぇど!」

シンジ「そーれ!ポチポチポチポチポチーッ!」ポチポチポチポチポチポチポチポチ


雷電<ウィーン!ガッションガッションガッションガッション!!

ムサシ「うわーお!うわーお!やめろ!やめてくれ割りと本気で!!!」

シンジ「ぉ゙お゙お゙ぉ゙お゙お゙?!ごれ゙振動やばばばばば?!」

シンジ「うっぷ゙゙……吐゙ぎぞゔ…」

ムサシ「はぁ?!おまっ!やめろよ?!吐くなよ!?」


985 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 04:22:16 ID:0slzinRs

シンジ「だっでごれ゙やば、ぅぇっ……!」

シンジ「うぉぇええぇええぇえぇえええ!!!」


えれえれえれえれえれえれえれえれえれえれえれえれ


ムサシ「」

マナ「御愁傷様」ポン


ケイタ(というか専用のパイロットスーツ無しでどうやって動かしたんだ)



986 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 04:33:28 ID:0slzinRs

シンジ「うぉぇええ……」トシャトシャトシャトシャ

雷電<ガッションガッションガッションガッション!

シンジ「あがががが?!機体の足踏み止まらない?!止まらないよぅオエェぇええ!」

シンジ「何か…ぅぇっぷ、ゲロ袋、エチケット袋的ななんかそういうアレは…?」キョロキョロ

シンジ「!」


シンジ「もうこれでいいや」カパッ

シンジ「オグゥゲェエぇええエエエエエエ!!!」トシャトシャトシャトシャトシャトシャ!


987 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 04:58:34 ID:0slzinRs

シンジ「ちょっ…誰か……誰か助けて」

シンジ「何コレホントマジで気持ち悪い…」

シンジ「あの、アレ、悪酔いして飲みすぎて吐いてる途中の時特有のアレを想像してもらえれぼろろろろろろろろろろろろ」

シンジ「オエェエエエェェエエ!!!」

シンジ「うぇえええん!!気持ち悪いよぉおおぉおお!!」



マリ(自業自得だよ)

マリ(ったく、なんとか島の林の方に隠れれたけど)

マリ(…ま、結果オーライって事でいいか)


988 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 05:11:53 ID:0slzinRs

シンジ「止まれ…!止まれ止まれ止まれ!!!」

シンジ「うぉおおお!!!」

雷電<ガッションガッションガッショ………ピタ

シンジ「…やった……?」

シンジ「やったぞぉおお!」

シンジ「ひゃっほーい!思わず小躍り!」

シンジ「すっちゃらかほいほい!」チャンカチャンカ♪


雷電<グラッ

シンジ「ん?」

ケイタ「お、止まっ……って、こっちに倒れてきた?!」

ケイタ「うわぁああ?!」



     \ガッシャーン!/



989 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 05:17:22 ID:0slzinRs

ケイタ「たたた…」

ケイタ「しまったな、パイロットシートに固定されてなかったからなんか座席の後ろに転んじゃったよ…」

ケイタ「あーあー…予備燃料とかに突っ込んだから色々ぐっちゃぐっちゃだ」

ケイタ「計器類は…無事か」ホッ

ケイタ「?」

箱<ペッシャリ

ケイタ「…これなんだったっけ?まあいいか…」


990 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 05:23:08 ID:0slzinRs

・・・・・。

ムサシ「……で?なんか俺達に言う事あんじゃねーのか?」

シンジ「ごめんエチケット袋ってある?雷電にあったやつはもういっぱいで」

ムサシ「おまっ…というかエチケット袋なんて用意してねーぞ?何に吐いたんだよ…」

シンジ「いいからたの、オグゥゲェエ…」エレエレエレエレ

マナ「シンジ大丈夫?」サスリサスリ

ムサシ「ハァ…もういい。充分罰を受けたみてーだしな」

ケイタ「ムサシくん、整理と清掃終わったよ」

ムサシ「わりーな」


マリ(…お?今なら雷電も震電もガラ空きじゃーん?)

マリ(今のうちに使徒細胞だけでも回収しとかなきゃね)

マリ(なくしたらクビだし)コソコソ


991 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 05:42:35 ID:0slzinRs

マリ(雷電の方から行くか)


マリ(えーっと……?!)


箱<ドロレローン…

マリ「」


マリ「死んでる…」

マリ「使徒細胞死んでる…」

マリ「培養液にわんこくんのゲロ混入して……」

マリ「マジか…」


992 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 05:44:08 ID:0slzinRs

マリ(でもまだ震電の方が…!)ダッ!




~震電~

マリ「」


箱<ペシャーン


マリ「……」パカ?


中身<ぷちーん。


マリ「」



マリ「全滅………だと……?」



993 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 06:04:05 ID:0slzinRs

マリ「え…アレ?これ…」ガタガタガタガタ

マリ「……」

マリ「……まっ、いいか!」フッ

マリ「あーあ!完全に失敗しちゃったなー」クスクス

マリ「いやはや。なるほど!彼女の言ってた事は間違いじゃなかったわけだ」

マリ「あはっ!あはははは!」

マリ「……よかった。うん、よかったよ」

マリ「うん。パーフェクトにあたしの完全敗北だ」

マリ「雷電も震電もあたしには動かせないし」

マリ「細胞はない。暗殺や殺害する手段もない!」

マリ「あははははははは!!ちょっと悔しいけどさ?」


994 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 06:08:17 ID:0slzinRs

マリ「…さって、でもこれからどーしたもんかねー?」


シンジ「あ、もちー!皆にもちの事も話したんだ!来なよー!」


マリ「…やーれやれ?マイマスターはとことんあたしを追い詰めるねぇ?」

マリ「…ここまで、かな?」

マリ「ヘーイ!御主人たまー!?ちょろーっと聞いてほしー事があんだけどさーっ?」


シンジ「?」

マリ「あ、皆にも!皆にもね!」


ムサシ「ん…?この声、まさか」

ケイタ「うん。ゼーレの、だ」

マナ「え…?」


995 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 06:28:55 ID:0slzinRs

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マリ「とゆーわけなんだよボーイズ&ガール!」

マリ「敗者として。煮るなり焼くなり好きにしていいよん♪」

マリ「八つ当たりしてくれてもいいし、殺しちゃってもいい」

マリ「…あたしもなんか疲れちゃったし?」

シンジ「……」

マナ「……」

ムサシ「…」

ケイタ「…」

マナ「…別に、もういいで」

シンジ「よし、じゃあボコして海に沈めるか」ゴキゴキ

マナ「?!」


996 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 06:44:15 ID:0slzinRs

マナ「いやちょっ、シンジ?あたしは別にもう」

シンジ「え?僕なんか変な事言った?」

シンジ「自分の彼女のタマぁ狙ったクソアマを土に…母なる海に還すのってそんなにおかしいかな?」

ムサシ「…せめて一発殴るくらいにしとけ」

シンジ「初号機で?」

ケイタ「ガチ殺害する気満々だね」

マリ「…いーよ?わんこくん。あたしは君を騙して裏切ってたわけだし?」

マリ「裁きたいんならどーぞ」

シンジ「え?マジ?」

マナ「……」

シンジ「いや僕浮気しないから。結構だよ」

マリ「そ?ざーんねん♪」

シンジ「…」

マナ「シンジ?」

シンジ「え?何?全然○○○まrうとか思ってないけど?」 

997 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 06:49:49 ID:0slzinRs

船<おーい!

シンジ「…あれ?あれってネルフの船じゃね?」

マナ「あ、ホントだ。ちょうどよかったね?あたし達帰れるよ!」

ムサシ「…そうだよな」

マナ「? ムサシ達も…」

ケイタ「ううん。僕らはマナがどうなってもここで暮らす事に決めてたからさ」

マナ「えっ…」

ムサシ「俺達がこの島で王国を作るって決めたのは帰りてぇ場所がないから、だったろ?」

ケイタ「僕らはもう戦自には帰らない。帰ったら最後だしね」

ムサシ「でも、マナ。お前は帰る場所が出来ただろ」チラ

シンジ「……」

ムサシ「……幸せにな、マナ」ニヤ

マナ「…ありがとう、ムサシ」


998 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 06:58:03 ID:0slzinRs
・・・・・。

~ネルフ船~

シンジ「…」

マリ「…」

シンジ「"マリ"。仕方ないから…許してあげるよ」

マリ「!」

シンジ「でもその代わり!今まで以上に粉骨砕身僕のために働くように!」

マリ「…りょーかい。」

マナ「シンジー」

シンジ「はーい!じゃ、僕はこれで部屋に戻るから」ペタペタ…

マリ「ほいほ ブブブブ、ブブブブ。

マリ「…ネルフ船なのにゼーレ回線が用意されてるなんてね」

マリ「Hello,Mari here(ハイこちらマリ)

『マリ。どういうつもりだ。ゼーレを裏切る気か』

マリ「いえす。そだよー?」ヘラヘラ 

999 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 07:07:47 ID:0slzinRs

マリ「あたし、完全に失敗しちゃったし?」

『…たった一度、その程度の失敗ならばゼーレは目をつむる』

マリ「うんにゃ。もう手ェ切らせてもらうよ」

マリ「…やっぱさ、ユイ先輩にもう一度会うより。今ある彼女の大事なもんを守りたくなっちゃった」

『…わからんな、何故だ?何故今頃になって!』

『…ゼーレを裏切る事がどういう意味かわからぬお前ではないだろう!』

マリ「まね。でもでも?あたしは敗けたしさ。それに…」


マリ「私だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいのにゃ♪」


『何を、』

マリ「デカイ奴を敵に回すなんて楽しそーじゃん?じゃね♪」ピッ

マリ「さ!あたしも御主人様のとこに戻るとしますかにゃっと!」~♪


1000 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/10(水) 07:22:29 ID:0slzinRs


        次回予告

ミサト「火山で発見された使徒の卵」

ミサト「生きた使徒を入手すべく全力を注ぐネルフ」

ミサト「しかしD型装備は予想以上にファット仕様だった。」

ミサト「更にはプラグスーツもファット仕様」

ミサト「不満たらたらなチルドレンは火口へ。」

ミサト「そして当初予定されていた御褒美のドキドキ温泉タイムは碇シンジによって変更となるのだった」


ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『あづっ!!あッッつッッ!!何コレ超熱ッッ!』。」


ミサト「さぁーって(^^)この次も(^^)サァービスサービスぅっ(^^)」