前回 マリ「私だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいのにゃ♪」 後編

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:06:43 ID:DrEqjYLY


青葉「おいおい!何度も言ってるだろ?!」


青葉「俺は青葉!青葉シゲル!よく『青葉が茂る~』なんてちゃかされたもんさ!」

青葉「青菜でも青田でも青森でも青砥でも青木でも青樹でも青島でも青井でも青江でも青沼でも青野でも青海でも青紫でも青柳でも青山でもアントニオでもアバーフォースでも葵でもないんだよ!!」

青葉「俺は!! 青 葉 シ ゲ ル ! 」



青葉「わかったかい?!シンジくん!!」

シンジ「ごめん今ちょっと他ごと考えてた。もっかい言ってくんね?」


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15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:14:24 ID:DrEqjYLY




      あづっ!!あ
      ッッつッッ!!
   イ可コレ     熱ッッ!
       土 刀
       ト 口
      ト⊥__




16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:19:18 ID:DrEqjYLY

~第壱中学~


トウジ「……」

シンジ「ふぅ…あ、トウジは何にする?」

シンジ「今ちょっと食べたんだけどねぇ、豚玉とイカ玉がおいしかったよ!」


トウジ「さよか。ほんでな?ちょっと聞きたいんやけど」

シンジ「何?」

トウジ「何でお前教室に鉄板持ち込んでお好み焼き焼いとるん?」

シンジ「やだなぁ、アツアツのが教室でも食べたいからに決まってるじゃないか」ジュージュー

トウジ「今更やけど…お前"常識"っちゅーもんをおかーちゃんの腹ン中に忘れてきたんちゃうか?」

シンジ「どうかな…母さんが母さんだったし」ジュージュー


17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:22:10 ID:DrEqjYLY

ケンスケ「おっはよ…ってなんかいい匂い?」

シンジ「おはよ」ジュージュー

ケンスケ「あのさ…シンジ何やってんの?」

シンジ「今はお好み焼きだけじゃなくてたこ焼きも焼いてるよ」

ケンスケ「いやそういうことじゃなくて」

シンジ「食べる?美味しいよ?」

ケンスケ「…たべる」

トウジ「あ!ワシも!ワシにもくれ!」

シンジ「はいよー」ジュージュー


18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:27:19 ID:DrEqjYLY

・・・・・。


カヲル「たこ焼きはいいねぇ」モグモグ

綾波「ええ、いいわねぇ」モグモグ

貞本「同意はしてやるわ。常識はないけど」モグモグ

式波「美味しい…これが浪花の魂」モグモグ

惣流「美味いわね!やるじゃない」モグモグ

ヒカリ「でもダメよ碇くん!学校に必要ない物持ってきたら!」モグモグ

マナ「シンジって料理上手よね」モグモグ

マリ「にゃー」モグモグ

シンジ「好評のようで僕は嬉しいよ」ジュー


19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:31:49 ID:DrEqjYLY

根府川「はい、みなさんおは、…碇、またお前は何をしとるんだね」

シンジ「一皿どうです?」ニコッ

根府川「いらな、」

ふわぁっ…!

根府川「……」ゴクリ

シンジ「ネギたこ焼き。あえて味付けはあっさり醤油、ラー油トッピングで美味辛仕立てです」

根府川「…ふん!ラー油?ちょっと前に流行った『食べるラー油』アレンジか?」

根府川「あんなのかけても辛いだけ」

シンジ「は、文句は食ってから言ってください」

シンジ「もっとも、食った後で同じ言葉が吐けるかはわかりませんがね」

根府川「……」



21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:40:53 ID:DrEqjYLY

根府川「……」ガツガツガツガツモグモグモグモグ

シンジ「…貞本1巻の後ろの方にも書かれてたけどさ、」

シンジ「作品を見もせず、読みもせず知りもせずに偏見で」

シンジ「『不味い』とか、『面白くない』って言うのはやめてほしいんだよね」

シンジ「食べた上で『不味い』って言うなら…まあいいけどさ」

シンジ「でもさ、それだって。生まれや育ち、環境なんかが違うんだから100人が100人全員『面白い』『好きだ』って言う作品なんて存在しないよ」

シンジ「どっかの哲学者だってさ、

   『この世で必ず失敗すると断言できる事は、全ての人に好かれようとする事だ』

   って言ってるんだよ?」

シンジ「もし、自分が何か作品を作っててさ、悪く言うやつがいるんだとしてもさ、」


シンジ「そいつらは数が多いだけで神様でも何でもないんだぜ?」


シンジ「ただの雑魚キャラなんだよ」

シンジ「気にかけてやる事でもないんだ」


22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:44:12 ID:DrEqjYLY

シンジ「だからね、」

トウジ「センセ!お代わり!お代わりくれ!」

ケンスケ「俺も!」

カヲル「僕も」

綾波「わさび醤油美味しいわね」

ヒカリ「碇くん、レシピ教えてくれない?」

シンジ「うん、今僕ちょっと良いこと言ってたんだけど聞けよテメーら」



23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:54:24 ID:DrEqjYLY

マナ「でもさ、シンジ。その『そいつらは数が多いだけで神様でも何でもないんだぜ?』って」

シンジ「うん。『荒川アンダーザブリッジ』の星の台詞」

シンジ「荒川は単行本の後ろについてる詩が好きでさ」

シンジ「中村さんマジ文才的な才能あるわって思うんだよね。エヴァ4コマのアレの人でもあるんだけど」

惣流「…ちょっと待ちなさいよ」モグモグ

シンジ「?」

惣流「あのさ、気になってたんだけど」モグモグ

惣流「なんで霧島さんシンジの事呼び捨てになってんの?」モグモグ

シンジ「え、今更?」


24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/12(金) 23:57:34 ID:DrEqjYLY

マナ「あれ?シンジ言ってなかったの?」モグモグ

シンジ「わざわざ言う事でもないかなって」

惣流「……は?どういう、」

シンジ「ああ」


シンジ「僕、マナと付き合ってるんだ」


全員「「「「  」」」」



25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 00:04:24 ID:3i83KGfQ
「は…?」
「え、え……?」
「バカな、ウソ…だろ?」
「いやいや…いやいやいやいやいやいやいやいや」
「マナたん…?ウソだよね?!ウソと言ってよ!」
「うっそ…霧島さん勇者過ぎるでしょ…」
「いやいやでも全裸少年碇の言う事だし、どうせ」

マナ「私、この前箱根にお泊まりデートしてきたんだけど…そこで告られちゃって」

マナ「今、シンジと付き合ってまーす♪」ギュ♪

シンジ「ちなみに僕はその時に●●じゃなくなりました」

マナ「やだシンジ!恥ずかしいからやめてよ!////」バシバシ

惣流「  」
式波「  」

綾波「」

カヲル「」

トウジ「 」

ケンスケ「」

ヒカリ「」

根府川「」モグモグモグモグ 

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 00:14:50 ID:3i83KGfQ

ヒカリ「あの…霧島さん?」

マナ「何?」

ヒカリ「その…こんな事言うのもよくないとは思うけど……頭大丈夫?」

マナ「大丈夫ですぅ!」プクゥ

シンジ(いや僕が言うのもなんだけどマナは頭ヤバイと思う)

トウジ「シンジぃいいい!!!」ブンッ

シンジ「おわっ?」ヒョイ

トウジ「すまんなぁ!ワシはお前を殴らなあかん!!」

トウジ「殴っとかな気がすまへんのやぁああああああ!!」ブンッブンッ!

シンジ「えーなんでなんで?」ヒョイヒョイ

トウジ「なんで!!全裸のお前が!ワシより先に彼女作った上に●●捨てとるんやぁああああああ!!!」

シンジ「イタズラ好きな運命の神様っているんだなぁとしか」ヒョイヒョイ


27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 00:19:02 ID:3i83KGfQ

ケンスケ「僕もぉおぉお!!僕も殴る!!なんでだよシンジぃいいい!!」ブンッブンッ

シンジ「いや僕もテラ不思議ス」ヒョイヒョイ

カヲル「……」ガシ

シンジ「あ」

綾波「…」ガシ

シンジ「へ」

綾波「ハリケーンミキサー。」ドゴム

シンジ「ごはっ…!?」

カヲル「そして地獄の断頭台!」ズコム

シンジ「悪魔超人?!」ゴハー?!


根府川「君たちそろそろやめなさい」モグモグモグモグ


28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 00:25:57 ID:3i83KGfQ

<ギャーギャー!

貞本「……」チラ

惣流「 」
式波「 」

貞本「…その、元気出しなさい、よ?」

惣流「は?別に?別に元気なくなってなんかいないわょ…!」

式波「はン!なんでシンジに彼女ができただけで落ち込まなきゃ、いけな……ぃのょ……」

貞本「言葉尻小さくなってんだけど」

惣流「でもあたしには加持さんいるしぃー?全然大丈夫だけどね!」


貞本「そうね、なら早く膝ついてないで起き上がりなさいよ」

惣流「いや違うのよ?別にダメージは受けてないけどちょっとしんどいから膝ついてるだけだから」


29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 00:32:57 ID:3i83KGfQ

貞本「はぁ…本当、あんたバカァ?」

惣流「は?バカじゃないわよ?バカって言った方がバカだけど?」

式波「あたしちょっとトイレ行く」フラフラ

貞本「…ハンカチ、いる?」

式波「ありがと。でも持ってるから」

貞本「はいはい。長くなるならケータイメールして」

式波「…ありがと」


ケンスケ「あれ、僕これ本気でシンジをブッ飛ばさなきゃいけないんじゃないか?男子代表で」


30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 00:39:48 ID:3i83KGfQ

シンジ「ヒャッフォー!!!」プラーンプラーン!

根府川「碇、天井の吊り下げ電灯からぶら下がるんじゃない!」

シンジ「このまま背筋!!腹筋!背筋!腹筋!」

根府川「碇ぃいいい!!」

シンジ「そのままアクロバットに教室の後ろへ!」クルクル……スタン!

シンジ「じゃあな!僕はこのまま授業からエスケープするぜ!」

根府川「待ちなさ」

シンジ「サラダバー!!」ガラッ!


<イヤッフゥー!

ペタペタペタペタペタペタ……

根府川「」

「先生、もう碇については諦めた方が」

根府川「私もそんな気がしてきた」


31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 00:51:42 ID:3i83KGfQ

・・・・・。

シンジ「屋上に来てみたなう」ペタペタ

シンジ「……」

シンジ「空が青いなぁ……」

シンジ「………」

シンジ「そういえば青といえばネルフのオペレーターにも、青……」

シンジ「青、……青井?」

シンジ「青、アルカリ……?」

シンジ「あれ、なんだったっけ?」

シンジ「ちゃ、あの…あの第一発令所のロン毛の」

シンジ「アン……アン……」

シンジ「……猪子、猪子なんとかってのは思い出した。うん」

シンジ「………」

シンジ「荻田だっけ?」


32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 00:56:21 ID:3i83KGfQ

シンジ「あいつ地味なんだよな…ロン毛なのに」

シンジ「キャラは立ってる気がするし、そこそこ会ってるんだけど」

シンジ「……」

シンジ「ばんの、坂野だっけ?」

シンジ「あ、今近かった。今絶対近かった」

シンジ「………」

シンジ「…よし、確認しにいくか」

シンジ「…」ピュイイイ!

マリ「呼んだかい?」シュタッ!

シンジ「ネルフ本部まで」

マリ「このあたしのタクシー代わりっぷりったらないよね、うん」


33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 01:00:38 ID:3i83KGfQ

・・・。


シンジ「やっぱ早いなー」

マリ「でしょ?」シュタタタタ

シンジ「…でもさ、マリってなんでこうなったんだっけ?」

マリ「ワープ装置の不具合で、猫と混ざっちゃったんだよ」シュタタタタ

シンジ「ふーん…混ざっただけなのになんでこんな超人化したんだろうね?」

マリ「…そういえば。」シュタタタタ

シンジ「意識的にはどうなの?今」

マリ「ん?んー…」シュタタタタ


34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 01:06:03 ID:3i83KGfQ
―――――――――――――――――――
~マリの精神~


マリ『あたしがオリジナル』

ウート「にゃーにゃー」

      混 ↓ 在


ウート「猫の意識+人間の頭脳」

マリ『私。人間の意識+猫の意識』

―――――――――――――――――――



マリ「―――って感じ?」シュタタタタ

シンジ「ふーん?大変だね」ホジホジ

マリ「…いつかは元に戻れるといいんだけどね」


35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 01:11:18 ID:3i83KGfQ

マリ「でもこれもちょっと前のあたし。」

マリ「今は『真希波・マリ・イラストリアス』だけをちょっとずつ出力でき始めたかな」

シンジ「ふーん…」

マリ「お、もーすぐネルフ本部への入り口だよ」シュタタタタ

シンジ「もう地上→地下へのリニアに乗らず直接行けたらいいのに」

マリ「わんこくん専用ルート?侵入者も入ってきちゃうよ」

マリ「ネルフは敵多いんだし」

シンジ「はー…リニアとか公共交通機関は裸族には辛いんだよなー…」

シンジ「視線とか突き刺さるし。」

マリ「いやどこでもそうじゃないの?」

シンジ「いやそこそこ人が密集してると特にっていうか」


36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 01:15:16 ID:3i83KGfQ

シンジ「…つーかマリもほとんど裸じゃん」

マリ「ほとんどっていうか裸だけどね、一応」

シンジ「局部が毛で隠れてるだけだもんねぇ」

マリ「実はいっかい服着ようとしてみたんだけど」

シンジ「へー?」

マリ「『今から全裸な』って言われて脱がされそうになったような拒絶感が体を支配してさ」

シンジ「ああ、犬や猫からしたら服は着たくないだろうしねぇ」

マリ「はー…早く元に戻って可愛い服着たいにゃー」

シンジ「ふーん…」


37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 01:30:09 ID:3i83KGfQ

~ネルフ本部:第一発令所~

オペレーター『浅間山の観測データは可及的速やかにバルタザールからメルキオールへ、ペーストしてください』


マヤ「う、うう……!」グス、グス…!

日向「ヒヒ、イヒヒヒ…!」つ漫画⊂

青葉「フフン♪フンフン♪フンフン…♪…ギュン!」エアギター

マヤ「……ふぅ。使徒が来ない内は比較的暇でいいわね」

日向「ウヒヒヒヒ…え?ああ、そうだね。比較的」

青葉「だな。…比較的。」


38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 01:50:04 ID:3i83KGfQ

マヤ「……」

日向「…?」

青葉「…?」

マヤ「…あの、今更かつすごく失礼な事なんですけど」

日向「?」

青葉「どうしたの?マヤちゃん」

マヤ「……お名前、なんでしたっけ」

日向「……」

青葉「……」

日向「えっ」
青葉「えっ」

マヤ「その、日向さんじゃない方の。ロン毛の」

青葉「………」


青葉「えっ、俺?」

マヤ「はい」コクン 

39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 01:52:32 ID:3i83KGfQ

青葉「えっ…いや、あのさ?」

青葉「俺………それなりに長く勤めてんだけど」

青葉「あの、飲み会とかもマヤちゃん居たよね?」

マヤ「はい」

青葉「…マヤちゃんもそれなりに長い方だよね?確か」

マヤ「はい」

青葉「……知らないの?」

マヤ「…はい」

青葉「そっ……………かぁ…………」


40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 01:56:44 ID:3i83KGfQ

青葉「あ、じゃあ改めて自己紹介しとくな?」

青葉「俺は青 オペレーター『第一発令所、聞こえますか?』

日向「あ、はい!どうしました?」

オペレーター『浅間山データ計測中に謎の物体を発見したとの報告です』

日向「…謎の物体?」

オペレーター『はい。使徒の可能性があるのではとの事です』

日向「了解。ただちに担当の者と調査にあたります」

青葉「…」

日向「あ、えっと」

青葉「ああ気にしないでくれ。仕事が先さ」


青葉「……」

青葉(泣きたい)


41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 03:23:28 ID:3i83KGfQ

青葉(思えばいつもこんな感じだったっけ)

青葉(いや名前忘れられるとかではないんだけど)

青葉(二番手っていうか…地味っていうか…)

青葉(スポットライトの真ん中へいけない、いかないタイプ?)

青葉(縁の下のって言えば聞こえはいいけど…)

青葉(…なんだかな)


マヤ「…ア・バオア・クーじゃなかったでしたっけ」

日向「いや語感は似てるけども」


42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 03:30:34 ID:3i83KGfQ

シンジ「ツンタカター♪ツンタカター♪ツンタカタッタッター♪」

シンジ「マリはネルフ本部前で別れてきたがっと」

シンジ「ロン毛(仮名)さんはどこかいなっと」ペタペタ

リツコ「…」スタスタ

シンジ「あ、リっちゃん!」ペタペタペタペタ


シンジ「膝かっくん!」

リツコ「あはんっ?!」カックン!


       \ドシーン/ 

43 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 03:33:58 ID:3i83KGfQ

リツコ「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

シンジ「リっちゃんリっちゃんちょっと聞きたいんだけど」

リツコ「…先に何か言う事があるんじゃないかしら?」ニッコリ#

シンジ「んもぉ!そーんなにおこっちゃヤっ♪」


       ごっす。


リツコ「…先に何か言う事があるんじゃないかしら?」ニッコリ?

シンジ「いきなり膝カックンしてサーセンしたッス」タンコブ


44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 03:54:24 ID:3i83KGfQ

リツコ「それで?」

シンジ「あんさーあんさー」

シンジ「第一発令所に男でロン毛のオペレーターいるじゃん?」

リツコ「男でロン毛?」



リツコ「……ロン毛………?」

シンジ「えっ」

シンジ「…あの、第一発令所勤務なら同じ課だよね?」

リツコ「え、ええ…そのはず、なのだけど…」

リツコ「…ロン毛の人なんていたかしら?」

シンジ「」


45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 03:58:37 ID:3i83KGfQ

シンジ「あの…リっちゃん大丈夫?」

リツコ「え?ええ」

シンジ「……」

シンジ「…まさか、デュラル星人の仕業か?!」

シンジ「それか魔術師か!おのれ魔術師!」

リツコ「あなたは何を言ってるの…いえ、今までだって理解できた事はないけど」

シンジ「じゃあゴルゴムの仕業か!?」

リツコ「私、仕事あるから行くわね?」


46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 04:17:06 ID:3i83KGfQ

シンジ「……」

シンジ「他の人にも聞いてみよ」ペタペタペタペタ


・・・・・・。



冬月「ん?ロン毛?…いや、すまないが私はネルフ職員全ての顔と名前を一致させているわけではないんだよ」

ミサト「え?ロン毛?眼鏡じゃなくて?日向くんの隣?……えっと…?」

アオイ「え?さあ…」

カエデ「ごめん。わかんないなー」

サツキ「んん…?男でロン毛のオペレーターなんていたかしら?」


47 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 04:21:18 ID:3i83KGfQ

剣崎「知らん」

加賀「ごめんなさい知らないわ。赤木博士が知らないなら私もたぶん知らないはずだし」

ゲンドウ「知らん。記憶にない」

・・・。

マヤ「うん…実は私、彼の名前知らないのよ」

シンジ「マジ?配置は隣の隣だよ?」

マヤ「ちょうどさっき名前を改めて聞こうとしたくらいなの」

シンジ「へー…」


48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 04:25:47 ID:3i83KGfQ

シンジ「日向さん」

日向「やあシンジくん。コーヒー飲むかい?お菓子もあるけど」

シンジ「わーい!ありがとうございます!」ニコッ

日向「待ってなよ?今いいのを出すから…」ゴソゴソ

シンジ「…なんか日向さん僕に優しいね?」

日向「シンジくんには葛城さんへの愚痴や想いを聞いてもらったり相談に乗ってもらったからね」ニヤ

シンジ「そんな大した事してないのにぃー」ニヘニヘ

日向「誰にも打ち明けられなかったから助かったんだ。…ほら、どうぞ」つ

シンジ「あざーす!」


49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 04:31:58 ID:3i83KGfQ

日向「隣のロン毛男?ああ、アイーダさんの事?」

シンジ「へぇーあのロン毛のオペレーターさんアイーダって言うんだー」ゴクゴク

日向「ハーフなのかもね?僕も仕事で話したりはするけどプライベートでは話した事ないなぁ」モグモグ

シンジ「へー」モグモグ

日向「んー…ギターか何かをやってるとかは聞いたかな?他は知らないなぁ」

シンジ「そっかー」

日向「それにしてもビックリしたよ。まさかマヤちゃんが同じ部署と配置、2つ隣の席の同僚の名前を知らないなんて」

シンジ「あり得ないよねー」アハハハ


50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 04:38:38 ID:3i83KGfQ

日向「でも副司令や司令も知らないなんて…案外スパイだったり?」アハハ

シンジ「また?多いなースパイ」アハハ

シンジ「でもアイーダさんも可哀想だよね、名前すら忘れられるなんて」

日向「うーん…まあ僕らはシンジくん達とは違って替えが利く"その他大勢"だから…ある意味仕方ないのかもね」

シンジ「…なんかやだな…」

日向「あ、それはそうと。聞いたよシンジくん。彼女できたんだって?」

シンジ「あ、やだなー聞いちゃいました?」

日向「意外にやるねー?僕も頑張らなきゃって思うよ」

シンジ「そうですよ頑張ってくださいよ?こんなキチガイ全裸少年でも彼女はできるんですから!」


日向シンジ「「あっはっはっは」」



51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 04:55:21 ID:3i83KGfQ

シンジ「じゃ!僕はこれで!」

日向「あ、シンジくん!」

シンジ「はい?」

日向「実はさっき、浅間山で使徒かもしれない物体が発見されたんだ」

シンジ「あらま」

日向「今担当の者が調べてるんだけど…もし本当だったら召集されると思う」

シンジ「わかりました。じゃあ本部から離れないようにしときます」

日向「悪いね。頼むよ」


52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 04:57:05 ID:3i83KGfQ

シンジ「あ、ちなみにその担当って?」

日向「今話したロン毛の彼さ」ニヤ

シンジ「はーい」クスクス


53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 05:02:24 ID:3i83KGfQ

・・・・・・。


シンジ「……」ペタペタ

シンジ「……」

シンジ「んー……?」ハテ

シンジ「なんだろ、この胸に込み上がってくる感じ…」

シンジ「『お前も間違えて覚えちゃってるじゃねーか!』」

シンジ「とか…」

シンジ「『誰だよ!!?"ア"しか合ってねーよ!!』」

シンジ「なんか、そんな想いが胸に込み上がってくる…」

シンジ「なんなんだろ、この気持ち」


54 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 05:06:17 ID:3i83KGfQ

シンジ「まさか…これが…恋?!」ドキーン!

シンジ「ダメだよ!僕にはマナって恋人が!」クネクネクネクネ

シンジ「ん?」ピタ



青葉「はぁー…やれやれ。探査機手配にまだ時間がかかるなんてなぁ」スタスタ

青葉「…青葉シゲルってそんなに覚えにくいか?」


55 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 05:30:17 ID:3i83KGfQ

青葉「キャラでも変えてみるか…?」

青葉「……」

青葉「金髪赤目、シャープな銀縁眼鏡つけて…」

青葉「『旋律の縛めよ』!」バッ!

青葉「『ネクロマンサーの名の下に具現せよ!』」ババッ!

青葉「『ミスティック・ケージ』!」バッ

青葉「…いや中2キャラはちょっとな」

青葉「いっそファンキーキャラは?グラサンかけて…ロン毛真拳奥義!!」

青葉「『ただしつけものテメーはダメだ!』」ドーン!

青葉「……いややっぱ普通で、」ピタ

シンジ「…………」


56 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 05:36:03 ID:3i83KGfQ

青葉「あ、やあシンジくん!」

シンジ「……」

青葉「あー……見てた?」

シンジ「…」コックリ。

青葉「いや恥ずかしいとこ見られちゃったな」ハハ

青葉「あー、できれば黙っててくれると嬉しいんだけど…いいかい?」

シンジ「あっはい」

青葉「ところでシンジくんはどうしたんだ?今日は特に訓練とかはなかった気がするけど」

シンジ「……」

青葉「?」

シンジ「青葉さんですよね、名前」

青葉「え?ああ。そうだよ?」

シンジ「…もし、ある日気がついたら誰も彼もが自分の存在を忘れてるとしたら」

シンジ「どう思います?」

青葉「え?」 

57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 05:43:03 ID:3i83KGfQ

シンジ「使徒がそんな形の攻撃したとか考えられませんか?」

青葉「まあ…そうかもな?」

シンジ「…浅間山、どうでした?」

青葉「あれ?なんで俺が浅間山の件担当って知ってんの?」

青葉「実はまだわかんないんだ。火口探査機が今修理中の上に強化しなくちゃあの火口深度は無理らしくて」

シンジ「あの、青葉さん本来そんな担当なんですか?」

青葉「いや?これはどっちかって言うと日向かな」

青葉「まあ俺もできるから別にいいんだけどさ。居辛かったってのもあったし」

シンジ「……」

青葉「そういえば聞いてくれよ。さっきマヤちゃんがさー」

シンジ「…」


58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 05:49:27 ID:3i83KGfQ

シンジ「青葉さん」

青葉「ん?何?何か言いたい事があるのか?」

シンジ「…たぶんなんですけど」

青葉「うん」


シンジ「使徒の攻撃で…僕以外の人間が青葉さんの事を忘れてるんじゃないかなって」

青葉「へ?」


シンジ「…だって!さっきも」

青葉「ははは!シンジくん、そりゃないよ」

青葉「だってさ、仮にそうだとしても俺が皆から忘れられたからって何になるんだ?」

青葉「俺が居なくなってもすぐに俺の代わりが俺の仕事をするし」

青葉「俺が本部に使徒を誘導できるわけでもないし…」


59 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/13(土) 05:53:41 ID:3i83KGfQ

青葉「俺は、別に特別なんかじゃない」

青葉「シンジくんみたいに代えが利かないわけじゃないんだ」

青葉「碇司令や副司令、赤木博士なんかならともかく。こんな俺が忘れられたからって何になる?」

シンジ「でも!」

青葉「大丈夫さ。でも心配してくれてありがとな!」ニカッ!

シンジ「……」

青葉「さ、俺も仕事に戻らなきゃ。じゃな!」ヒラヒラ



シンジ「……青葉さん」



63 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 06:11:03 ID:3hr/JBog

シンジ「………」

シンジ「…青葉さんは、泣いていたんじゃないかな」

シンジ「いやそりゃあさ?涙は流してなかったよ」

シンジ「でも、」

シンジ「…やっぱり泣いていたんじゃないかな」

シンジ「………」

『今、目の前で泣いている人間を救えない人間がね、明日、世界を救えるわけがないんですよ』


『目の前で、子供が泣いてるとしますよね。

 銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。

 その時に、「正義とは何だろう」とか考えててどうするんですか?

助けちゃえばいいんですよ』

シンジ「……よし」グッ


64 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 06:34:24 ID:3hr/JBog

~第一発令所~

日向「…」カタカタ

マヤ「…」カタカタ

青葉「…」カタカタ

シンジ「…」ヒョコ

シンジ「青葉シゲル!青葉シゲル二尉!!!」

青葉「え?」クルッ


シンジ「加持さん特製のウイルスドーン!!」ガチャコ!


「「「えっ」」」


65 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 06:38:23 ID:3hr/JBog


ヴィヨヴィヨ!ヴィヨヴィヨ!


マヤ「ちょっ!?シンジくん何したの!?イヤァアアMAGIが!?」

日向「?! 大変だ!主モニターに何かが勝手に映りだしたぞ!」

青葉「うぉおいシンジくん?!何してくれんの!?」

主モニター「―ザ―――ザザ―――…」



          パッ




66 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 06:48:22 ID:3hr/JBog

青葉『………』


青葉「お、俺?!」


青葉『俺は青葉!!青葉シゲル!!』ヌギヌギ

青葉(半裸)『情報局第二課所属ッッ!!情報局第二課所属ッッ!!!』ヌギ

青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ

青葉『そっしてロン毛っ!!!ロン毛っ!ローンー毛ー!!』

青葉『そんな俺は!?』


青葉『青葉ッッ!!!シゲルッッッ!!!』ドーン!!!


日向「マヤちゃん?!」

マヤ「ダメですッ!主モニターでの青葉二尉の動画再生が停止できませんっ!」

マヤ「しかもネルフ本部全体でこの動画がループ再生されていますっ!」

青葉「マジで?!」ガーン!?


67 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 06:51:38 ID:3hr/JBog

~リツコの研究室~

リツコ「ふぅ…あら?」

PC<ピコ!

リツコ「…第一発令所からムービーが来た?」

リツコ「頼んでいた仕事のやつかしら?」カチ

青葉『俺は青葉!!青葉シゲル!!』ヌギヌギ


リツコ「」


68 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 07:16:22 ID:3hr/JBog

~ネルフ本部:ラウンジ~


青葉(半裸)『情報局第二課所属ッッ!!情報局第二課所属ッッ!!!』ヌギ

青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ


ネルフ職員「」

ネルフ職員2「」

ネルフ職員3「」

ミサト「」

加持「…」ニヤリ


69 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 07:18:05 ID:3hr/JBog

~ネルフ本部:各ブロックセクション~


ネルフ職員A「」

ネルフ職員B「」

ネルフ職員C「」


70 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 07:19:24 ID:3hr/JBog

~ネルフ本部:医療ブロック~


青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ


医者「」

ナース「」

患者「」


71 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 07:30:54 ID:3hr/JBog

~総司令執務室~

ゲンドウ「………」

冬月「………」


青葉『俺は青葉!!青葉シゲル!!』ヌギヌギ

青葉(半裸)『情報局第二課所属ッッ!!情報局第二課所属ッッ!!!』ヌギ

青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ

青葉『そっしてロン毛っ!!!ロン毛っ!ローンー毛ー!!』

青葉『そんな俺は!?』


青葉『青葉ッッ!!!シゲルッッッ!!!』ドーン!!!



冬月「恐らく、シンジくんだな」

ゲンドウ「ああ」


72 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 07:39:17 ID:3hr/JBog

~ゼーレとの会議室~


青葉『俺は青葉!!青葉シゲル!!』ヌギヌギ

青葉(半裸)『情報局第二課所属ッッ!!情報局第二課所属ッッ!!!』ヌギ

青葉『趣味はエレキベース!ネルフ入る前は売れないバンドのベーシストだったよ!』ワキワキワキ

青葉『そっしてロン毛っ!!!ロン毛っ!ローンー毛ー!!』

青葉『そんな俺は!?』


青葉『青葉ッッ!!!シゲルッッッ!!!』ドーン!!!


SEELE01『……珍しく極秘呼び出し回線が開かれたと思えば…碇め』


73 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 14:06:32 ID:3hr/JBog

青葉「」

シンジ「これならもう誰も忘れないはずだ」

シンジ「これならもう大丈夫なはずだ」

シンジ「うん」

シンジ「日向さん」

日向「シンジくん!早く戻してくれないか?というか誰なんだい?このロン毛の人」

シンジ「……」

青葉「えっ?」

マヤ「シンジくんダメじゃないのイタズラしちゃ!」プンスカ!

マヤ「このロン毛の人、どこの誰?」

シンジ「……」

青葉「……えっ…」


青葉「………嘘、だろ?」



74 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/14(日) 14:30:11 ID:3hr/JBog

青葉「おい!ちょっと待ってくれ!」

日向「ん? …失礼、見た事がない顔ですが所属はどちらですか?」

青葉「ふざけてるのか?!今まさに現在進行系で恥を晒してる青葉シゲルだよ!」

日向「……?」

青葉「ほ、ほら?ネルフのIDカードだって!」

日向「偽造かもしれないじゃないですか」

青葉「さっきまで隣に座ってた同僚を忘れるなんてあり得ないだろ!?」


76 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 05:04:11 ID:zKXxOQz6

・・・・・。

~ネルフ本部:ラウンジ~

青葉「…一体、何がどうなってるんだ?」

シンジ「はい、青葉さん」つ缶

青葉「ああ…ありがとうシンジくん」

青葉「使徒の精神攻撃か?だとしたら対象を間違えすぎだろ…」

シンジ「……」

青葉「ああ、ゴメンゴメン。別に『俺じゃなくてシンジくんがやられろ』ってつもりじゃないんだ」

青葉「ただ…『なんで俺なんだろ』って」

シンジ「まあ元気出せよロン毛。僕も最初エヴァに乗った時そんな気持ちだったさ」

青葉(最初……そっか、シンジくんもこんな気持ちだったんだろうか)

青葉「……」

青葉「いや…なんか違うような…?っていうかシンジくん今」

シンジ「冷めるから早く飲んだ方がいいッスよ青葉さん」


77 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 05:39:51 ID:zKXxOQz6

青葉「…はあ…でも何でこんな、」グビッ

青葉「ぶぅうううううううッッッッ?!」ブバー!

青葉「げほっ、げほっげほっ…な、何これ?!」

シンジ「え?別に普通の焼酎ですけど」クピクピ

青葉「中学生が何頼んでんの!?」

シンジ「嫌な事は酒飲んで忘れるに限りますよ」クピクピ

青葉「おっさん?!」

シンジ「ちなみに僕はミロ飲んでます」

シンジ「甘くてココア味の麦芽飲料美味しいです」

青葉「…なんか俺も久しぶりにミロ飲みたくなってきたな……」


78 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 06:03:51 ID:zKXxOQz6

シンジ「でもなんなんでしょーね?」クピクピ

青葉「やっぱ使徒だろ。他に考えつかないし」

シンジ「盛大なバースデーサプライズとか」

青葉「俺誕生日5月なんだけど」

シンジ「じゃあ嫌がらせ」

青葉「そんなに嫌われる事した覚えはないんだけど…」

シンジ「父さんに何かしたとか。父さんなら命令出せるでしょ」

青葉「ええ…?いや碇司令にそんな事は」

シンジ「ロボットの時の管轄外命令違反出撃とか?」

青葉「なら日向やマヤちゃんもだろ」


79 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 06:05:24 ID:zKXxOQz6

シンジ「『社会人的にロン毛はねーよ非常識が!』とか?」

青葉「碇司令の髭とか赤木博士の金髪とか加持さんの縛りロン毛と無精髭は?」

シンジ「…」

青葉「…」

シンジ「使徒はなんで青葉さんなんかを忘れさせようとしたんですかね?」

青葉「さあなぁ…」ハァ



青葉「…今、青葉さんなんかって言った?」

シンジ「でもいいじゃないですか。僕は忘れてませんから!」ニコッ!

青葉「いや今の」

シンジ「よかったですよね!たった一人!僕という人間が青葉シゲル二尉さんを忘れてなくて!!」

青葉「……ああ、うん…」


80 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 06:52:04 ID:zKXxOQz6

シンジ「でも大丈夫なんですか?仕事ほっぽらかして」

青葉「…言ったろ?もし俺が居なくなっても俺の代わりが俺の仕事をするってさ」

青葉「引き受けてた仕事は引き継ぎしてあるし、オペレートも出来ないわけじゃない」

青葉「本部の第一発令所勤務オペレーターっつったってさ、結局は末端だし」

青葉「基本家には帰れない。階級は二尉だから給料安いし」

青葉「残業代っていうか連日連泊仕事代だし」

青葉「最近休日なくて2週間以上勤務だし…ああ、なーんで俺こんなブラックな仕事してんだよ…」

シンジ「働くって大変なんだなぁって思いましたまる」クピクピ

青葉「…実に中学生らしい作文感想をありがとう」


81 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 07:13:37 ID:zKXxOQz6

シンジ「じゃあいいんじゃないですか?」

青葉「…何が?」

シンジ「たまった有給休暇をとるってやつですよ」

青葉「…そうかな」

シンジ「きっと神様からのプレゼントです。ゆっくり休日満喫しましょうよ」

青葉「…そうだな、そう思った方が気楽だな」

シンジ「家、帰れなかったんでしょ?帰っちゃいましょうよ」

青葉「…だな!」

シンジ「久しぶりに好きな事したらいいんですよ」

青葉「ああ。…でもまずは掃除かな…」

シンジ「なんなら僕も手伝いますよ」

青葉「いいの?」

シンジ「というか青葉さんが他に忘れられると困る人に忘れられてたら僕が仲介にならないと大変なんじゃないですか?」

青葉「じゃあ…頼んでもいいかい?」

シンジ「喜んで!」ニコッ 

82 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 07:39:59 ID:zKXxOQz6

~青葉宅~

青葉「ちょっと散らかってるが…気にしないでくれよ?」

シンジ「お邪魔しまうま」ガチャ

シンジ「…」

シンジ「洗濯物類が散らばってたり、食事後がそのままだったり?」

シンジ「あとは…やっぱ多少拭き掃除が必要なくらいかな。パッと見だけどさ」

青葉「かな。…まあ掃除が必要って言うか使ってなさすぎ、なんだろうな」

シンジ「…青葉さんがどんだけネルフに酷使されてきたかがわかりますね」

青葉「だろ?」ハハ


83 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 08:02:46 ID:zKXxOQz6

~3時間後~

シンジ「ふーっ!終わりんこ」クイックイッ

青葉「尻振るのやめてくれないか?」

シンジ「綺麗になったし…ご飯にしましょうか」

青葉「だな。出前でもとっちゃおっかな?寿司の特上とか!」

シンジ「いいですね~!あ、よかったら僕にも奢ってください!」

青葉「当たり前だろ?好きなの頼みな!」ニカッ

シンジ「わーい青葉さん大好きー」

青葉「ははは」

青葉(シンジくんはイタズラや奇行、中学生なとこもあるが…いい子と言えばいい子だ)


青葉(……全裸じゃなきゃなぁ………)


84 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 09:22:09 ID:zKXxOQz6

・・・・・。

シンジ「美味っ!うまままままっ!」

青葉「寿司なんて久々に食うなぁ」モグモグ

シンジ「青葉さん大変なんだね…お寿司食べられないなんて」

青葉「ん?はは、よくわからないけど確かに大変だな。俺は」

シンジ「なんか酒開けます?」

青葉「別にいいけど…シンジくんこのまま行くとアル中になっちまうぞ?」

シンジ「語尾にアルがつくアルか」

青葉「アルコール中毒にそんな症状はねぇよ」ハハ


85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/16(火) 10:07:14 ID:zKXxOQz6

青葉「…」モグモグ

シンジ「青葉さんはなんでロン毛なの?」

青葉「また唐突だな…おしゃれだよ、おしゃれ」

シンジ「へー…」

青葉「バンドマンの名残?みたいなもんかな…」

シンジ「どんな曲やってたんですか?」

青葉「やっぱロックだね。ロック最高だよ」

青葉「やるならロックに限る」

シンジ「僕も音楽はやってるんで気持ちは確かにわかりますね」

青葉「へぇ?ならあとでセッションでもしてみるかい?」

シンジ「いいですね!やろうずやろうずぇ!」


88 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 03:05:34 ID:k0kQj6Io


青葉「よっと…そういえばギターもあったんだよな…昔、ギターかベースか迷ってさ…」

シンジ「青葉さん確かベースでしたよね。じゃあ僕ギターやります」

青葉「ありがとう、頼むよ」

シンジ「あ、でもチューニングしとかないと…道具あります?」

青葉「ああ。ちょっとまってろよ…はい」

シンジ「ども」


・・・・・・。



89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 03:24:32 ID:k0kQj6Io

シンジ「とりあえずは流してみますか。青葉さんのクセとかわかんないし」

青葉「ああ。お互いの技量とかわかんないしな」

シンジ「曲は『Fly Me to the Moon』でどうです?」

青葉「ん?バラードか?」

シンジ「いえ、ロック調の方。慣らしもありますからとりま」

青葉「ま、いいけど…譜面とか大丈夫?俺はその曲暗記してるけどさ」

シンジ「ご心配なく。できない事は提案しませんや」ニヤリ

青葉「そうかい?んじゃ」

シンジ「ワン・トゥ、ワントゥスリィフォっ!」


90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 03:36:18 ID:k0kQj6Io

シンジ「…」ギュイーン…

シンジ「っ」ギャギャッギャ!ギュイギュイーン!

シンジ「…」ギャギャギャギャギャッギャ♪

シンジ「…」ダンダンダダン!

青葉(へぇ?中々やるなぁ…)

青葉「…」バボボボボボボ!

青葉「…」ボンボンボボボボボ♪

シンジ「Fly me to the moon!♪」
   (私を月へと飛ばして!)

シンジ「And let me play among the stars!♪」ギュイギュイ♪
   (星々の中で遊ばせて!)

シンジ「let me see what Spring is like On Jupiter and Mars!♪」
   (金星や火星での春がどんなのか、私に見せてよ!)


91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 03:41:30 ID:k0kQj6Io

シンジ「In other words, hold my hand!♪」
   (つまり…私の手を握ってよ!)

シンジ「…」アイコンタクト

青葉(入ってこいって?OK!)

青葉「In other words, darling kiss me!♪」
  (つまり…キスして欲しいの!)

青葉シンジ「「 Fill my heart with song And let me sing forevermore!♪」」
     ((歌で私の心を満たして。永遠に歌わせて!))

青葉「All I worship and adore!♪」
  (私が思慕し、尊敬し、熱愛するのはあなただけ!)

シンジ「In other words, please be true!♪」
   (つまり・・・正直になってよ!)
   
青葉「In other words,!♪」
  (つまり、それは!)


青葉シンジ「「I love you !!」」
     ((愛している!!))

シンジ「…」ギャーン…

青葉「…」ボボ… 


93 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 04:01:34 ID:k0kQj6Io

シンジ「FooOoo!」ハイタッチ

青葉「イエーイ!!」ハイタッチ

シンジ「青葉さんスゲーすわー」

青葉「いやいや!シンジくんこそホントに中学生か?上手いじゃないか!」

シンジ「いやいや!ンな事はナッスィンですナッスィン!」

青葉「じゃあ次はアドリブ弾きやるかい?」

シンジ「いいっすねー!あーできればドラムとか居たらよかったんだけどなー」

青葉「それは無理だ」ハハ

青葉(…なんかこういうの久々だな……楽しい)

シンジ「やっぱ"ロック"って大事ですよねー。僕も僕なりの"ロック"があるんですが」

青葉「……」

青葉(ハッ!まさか…シンジくんが服を着ないのはそれが彼の"ロック"だからなのか?!)


94 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 04:03:14 ID:k0kQj6Io

青葉(確かに世の中には全裸ミュージシャンもいる!)

青葉(シンジくんはどちらかと言うと天才系だし、彼の奇行は音楽センスに繋がってるんじゃ?!)

青葉(天才は人としての何かを犠牲にしてるケースも多い…)

シンジ「ギターとかあんま触った事ないけど意外といけたわ」

青葉(なるほど、やはり天才か!)

シンジ「あー…なんかこのギターで誰かの頭かち割りたくなってきたな~…」

青葉(ロックだ!!)


95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 04:15:15 ID:k0kQj6Io

シンジ「青葉さん…」

青葉「なんだいシンジくん!」

シンジ「ギターどーん!!!」ドゴシャッ!

青葉「おぼごっ?!」

シンジ「すみません…悪気はなかったんです」

シンジ「でもなんか…やっとかないといけない気がして…」

シンジ「ゴメン!!!」

シンジ「あと…あの、未だにネルフで流れてるアレも!!ゴメン!!!」

青葉「……」

青葉「いいさ、別に」ニコッ

青葉「アレは確かにやり方を間違えちゃってるが、君が俺の事考えてやってくれたのはわかるし」

青葉「結果も効果無し。異常事態だって事もわかった」

青葉「それに…今のギターも。俺が君のロックに付き合っただけさ」ニコッ

シンジ(どうしよう青葉さんが予想以上に大人かつ寛容だった)


96 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 04:19:24 ID:k0kQj6Io

青葉「さ、それより音楽だ!ロックをやろう!」

青葉「なんか解放された気分だ!今日はとことん演奏《ヤ》ろうぜっ!!!」

シンジ(あれ?大丈夫かコレ?なんかヤバイとこ叩いちゃったかコレ?)

青葉「イヤッホーイ!!今日は騒ぐぞぉおお!!」バボボボボボボ!!

シンジ「まいっか!イヤッホーイ!!!」


<コロン


紅い玉


紅い/玉<パキョ。

サー……


97 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 04:43:15 ID:k0kQj6Io

~同時刻:浅間山火口最深部~

ゴポ。ゴポゴポ…

ゴポッ………


『……………』

『キエタ』

『ヒトノ体に魂ヲ分ケ、胎児トシテ成長、ヒトヲ依代ニヒトノ身カラ産マレヨウトシタガ』

『何者カガ魂ヲカチ割ッタ』

『ヒトノ身ヲ乗ットリ、交信、内部崩壊サセ本体ヲ"彼ノ地"へ呼ビコマセルハズガ』

『…ヤムヲ得ナイ。』

『"本体"ヲコノママ成長サセ、行コウ』

『ソシテ、"彼ノ地"へ』


ゴポ……ッ


98 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 05:15:07 ID:k0kQj6Io

~総司令執務室~


ゲンドウ「…何?青葉ニ尉が?」

冬月「ああ、例の件で無断帰宅したようだ」

ゲンドウ「……」

冬月「どうするかね?」

ゲンドウ「問題ない。仕事は滞りなく進んでいる」

ゲンドウ「半日程度の休暇くらいならばくれてやる」

冬月「ほう。お咎め無しの上に休みとは…お前にしては随分温情のある措置だな」

ゲンドウ「使徒の可能性がある物体の確認が先だからだ。たかが一職員の無断退社程度に構ってられん」

冬月「そうだな」


99 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 05:19:22 ID:k0kQj6Io

~リツコの個人研究室~


リツコ「あら…青葉くんの動画がやっと削除できたわね」

リツコ「…にしても。なぜ青葉くんの事を忘れてたのかしら」

リツコ「……」

リツコ「年……かしら…ね?」


100 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 05:25:53 ID:k0kQj6Io

~作戦司令室~

ミサト「あ」

加持「どうした?葛城」

ミサト「よ~やく思い出せたのよぉ~!青葉くん!そう、青葉ニ尉!」

加持「青葉ニ尉がどうかしたのか?」

ミサト「いや~ちょーっち忘れててさ」

加持「おいおい。彼を忘れるなんて相当だぞ?何せネルフでロン毛は彼だけだ」

ミサト「あんたもじゃないの」

加持「ん?ああ、すまん『オペレーター内で』ってつけるべきだったな」ハハ


101 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 05:30:25 ID:k0kQj6Io

~第一発令所~

日向「悪い事しちゃったなぁ青葉ニ尉に」カタカタ

マヤ「ね。私…あとで謝らなきゃ」カタカタ

日向「その罰なのか…青葉ニ尉の分の仕事もやらないといけなくなったのは痛いね」カタカタ

マヤ「帰宅は責められませんけどね。あのままいったら最悪『侵入者』として始末されていたかも」カタカタ

日向「にしても…なんで僕たち忘れてたんだろ?」

マヤ「さあ…?使徒かもしれないわね」


102 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 05:37:24 ID:k0kQj6Io

・・・・・・・。

~次の日、第壱中学:教室~

惣流「シンジ!」

シンジ「何?今僕コーヒー淹れるのに忙しいんだけど」トポポポ…

カヲル「うん…いい香りだ」

綾波「でも私紅茶がいいわ」

トウジ「教室にコーヒーマシンと粉、ネルドリッパーにマグカップ持ち込むって…」

ケンスケ「お好み焼きの器具とかよりはグレードダウンしたけどねぇ?」

マナ「シンジって多才よねぇ…」ウットリ

ヒカリ「そ、そうだけど…」

惣流「あんたあのまま帰ったから知らないだろーけど!あたし達修学旅行に行くんだってさ!」

シンジ「ん?へー。使徒がくるかもって事で待機になったりしないのかな?」

惣流「うぐ…さあ?わかんないけど…ありそうよね…」


103 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 05:41:39 ID:k0kQj6Io

シンジ「アスカもコーヒー飲む?」ニコッ

惣流「…まあ、もらってやるわ?」

惣流「…」ングング

惣流「中々美味いじゃない」

シンジ「よかった」

式波「ちょっとシンジ!アタシにも淹れなさいよ!」

シンジ「はいはい。ちょっと待ってろーい!」


「…全裸じゃなけりゃあな」
「いいんじゃね?もう皆慣れてるみたいだし」
「友達になっても……いや、うーん?」
「私は無理ね」
「惜しいよねぇ…ホント。」


「「「全裸じゃなければなぁ…」」」



104 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 05:52:12 ID:k0kQj6Io

シンジ「トウジ!」

トウジ「なんや?」

シンジ「コーヒー」つ

トウジ「いやいらんて。ワシ苦手なんやって」

シンジ「トウジの意気地なし!!」バッシャアアアア!!

トウジ「ほわぁああああ?!あっちゃああああ?!」


「あと奇行」
「イタズラが酷いからなぁ…碇は…」


105 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 05:52:41 ID:k0kQj6Io

トウジ「シンジ!!?何さらすんじゃボケッ!!」

シンジ「でーもー!でもでもでもでも?!」

シンジ「この洗剤を使えばあっと言う間に落ちるんだジョニー!」

トウジ「えぇ…ワア!ホントだよ!スゴいよイアン!アッという間に汚れが落ちていくヨ!」キュキュッ!

シンジ「今ならこのハイパーギガンテスクリーナーに更にシンジきゅんストラップをつけて!!?」

シンジ「なんとなーんと!!10万8千円!!やっすぅー!!」

トウジ「アホ!めちゃんこ高いやないか!!」ビシッ!


シンジトウジ「「アッハッハッ!!」」


「謎の友情…鈴原が取り込まれちまったな」
「やっぱエヴァパイロットって変わりもんがなるんだなぁ…」


106 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 05:59:12 ID:k0kQj6Io

シンジ「そして特に意味はないけどケンスケに肘!」ゴスッ!

ケンスケ「本当になんで?!」ゴハー

シンジ「綾波に投げキッス!」チュパッ☆

綾波「笑止」サッ

カヲル「…コーヒーはいいねぇ」ゴクゴク

カヲル「え?僕に投げキッス?なんで?」

シンジ「お前ちゃうわーい!!」スパーン!

カヲル「?!」

ヒカリ「碇くん!そろそろ暴走を止め」

シンジ「そういえば今日はヒカリの●●●●、●●●なかった」

ヒカリ「あんっ?!」

マナ「やめてよシンジ!!そんなに●●たいならあたしの●●なよ!」サッ

シンジ「合意に基づく●●●●より緊迫感のある●●●●がいいんだよボカァ!!」


107 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 06:05:03 ID:k0kQj6Io

惣流「ふーん?なら、あたしの●●でみなさいよ!●●るもんならね!」

式波「別にアタシのでもいいわよ?そんな度胸があるならね!」

シンジ「いや…アスカ達のはいいや」フルフル

アスカS「「なんでよッッ?!」」

シンジ「いや…なんか●●にくい。なんか悪いなって…」

貞本「ふーん?あんたにもそういうのがあんのね?」

シンジ「まあね!誰の●でもいいってわけじゃないんだよ!●●る時は●●けどな!!」

マリ「わんこくんは◯◯◯◯星人だねぇ?」


シンジ「男は皆!!◯◯◯◯大好きなんだよッッッッ!!!」くわっ!


「あの犯罪者どうにかしてよ」
「救えんな」

シンジ「うるせぇ●●ぞ!!!」


108 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 06:09:37 ID:k0kQj6Io

『メンタルケア:ネット相談所』


―――Q.学級崩壊していらっしゃるとの事ですが?

根府川「はい。実は以前から超問題児のS・Iくんがいるのですが…っと」


109 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 06:20:16 ID:k0kQj6Io

~ネルフ本部:作戦司令室~


惣流「えぇぇええ!!修学旅行に行っていい!?」

ミサト「そーよん♪」

式波「やったわね!水着何にしようかなぁ!」

綾波「トクトクする……楽しみ、?そう私…楽しみなんだわ」

カヲル「修学旅行ねぇ?そんなにいいものなの?」

トウジ「まあ中学生活ん中でも花形イベントやしなぁ!」

ケンスケ「そーそ!…いっぱい写真撮るぞぉ…!」ニヒヒ

貞本「でもさ、アタシ達は嬉しいけど…その、いいの?もし使徒が来たら…」

ミサト「ああ、エヴァパイロットが一人残るから大丈夫なのよ」


「「「え?」」」



110 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 06:47:37 ID:k0kQj6Io

~ネルフ本部:室内プール~

シンジ「…」ザパーン!

シンジ「飛び魚!飛び魚飛び魚飛び魚!!」バシャーン!バシャーン!バシャーン!

シンジ「僕イズ飛び魚!!!」

シンジ「Foooooo!!!」バシャーンバシャーン!

シンジ「一人シンクロ!一人シンクロナイズドスイミンッ!!」クルクルクルクル

シンジ「オリソン!『マッチョベイベー!』謳います!!」

シンジ「人生でー一度はやってみたいー♪」

シンジ「醤油風呂ー♪コーヒー風呂ー♪酒の海でも溺れたいー♪」

シンジ「でーもー!デモデモー♪マッチョなら溺れないベイベー♪」

シンジ「グルタミン酸♪THEグルタミン酸♪オゥイエッ♪」シャカシャカ♪


111 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 06:48:01 ID:k0kQj6Io

タタタ…バン!

トウジ「センセ、探したで!」

カヲル「シンジくん僕らのために修学旅行行かないって本当?」

ケンスケ「いいのかよ、シンジ!」

シンジ「イワシー♪イワシ食べろー♪イワシの頭は魔除けにもなるぞぉ~♪」クイックイッ♪

トウジ「話聞けや」


112 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 06:56:44 ID:k0kQj6Io

シンジ「慌てるな!!急いては事を子孫汁!!」くわっ!

カヲル「何言ってんの?」

シンジ「まずは一曲歌わせろってコトダヨッッ!!!」ボリョーン!

カヲル「わけがわからないよ」

・・・・・・。

~一曲歌いました~

シンジ「で?僕に結局結論血気盛んにどうしてほしいのさ?さ?」

トウジ「え、えっとやな…」

ケンスケ「何とか皆で修学旅行に行ける方法を考えようぜって事さ」

シンジ「納得!あ、納得と納豆食うって似てるよね」

カヲル「もしヒーロー気取りで残るってんならやめてほしいね」

カヲル「僕らだってそんなんで行ったって楽しくないし?」

トウジ「渚、お前なぁ!」

ケンスケ「まあまあ。んで?ちなみにシンジはどうして残るんだよ?」 

113 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 07:01:48 ID:k0kQj6Io

シンジ「いやほら…ひっかかるからさ」

ケンスケ「え?」

トウジ「何にや?」

シンジ「いやゲートとかで。今回使う空港は第3新東京市の外の空港だろ?」

トウジ「せやな」

カヲル「せやで」



シンジ「僕…全裸だろ?服、着ないだろ?今後一切着る気もないし…」

トウジ「あっ…そうか…全裸ではひっかかるんか…!」

カヲル「これは盲点だったね。解決策もない…!」

ケンスケ「いや服着ろよそれで解決だろ」


114 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 07:08:38 ID:k0kQj6Io

シンジ「いや僕は服を着るくらいなら死を選ぶから」

トウジ「せや!服を着るシンジなんてシンジやない!個人の自由や!」

ケンスケ「他の人にとっては視覚の暴力でもあるんだけど」

カヲル「でもシンジくんの裸体は美しいから別にいいんじゃないの?」

ケンスケ「例え俺たちに理解があっても世の中はわかっちゃくれないよ…」

トウジ「なるほど?つまりは、や」

カヲル「シンジくんが服を着てるように見せかければいい、ってワケか」

ケンスケ「うーん?」

シンジ「まあそれは置いといて。でもさ、他パイロットの修学旅行参加が許されたのはさ、」

シンジ「『碇シンジが残るから』なんだよ?」

「「「?」」」


115 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 07:12:35 ID:k0kQj6Io

シンジ「『エースパイロットの碇シンジ一人がいれば、使徒が来ても必ず勝てる』」

シンジ「…ミサりん達はそう判断したんだってさ」

トウジ「…」

ケンスケ「…」

カヲル「なるほどね」

シンジ「だから…どっちみち行けない僕一人が残るって決めたんだよ」

シンジ「そしたら皆行けるし…僕のせいで疲れる事もない」

シンジ「そろそろ限界な根府川先生の胃も守られるんだよ?」

ケンスケ「自覚あんならやめてやれよ…」


116 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/17(水) 07:15:04 ID:k0kQj6Io

シンジ「だからさ、僕の分まで楽しんできなよ」

トウジ「センセ…」

ケンスケ「しょーがない、よな…」

カヲル「…お土産買ってくるよ」

シンジ「…でも気を使ってくれたのは嬉しかった」

シンジ「ありがとう」ニコッ


121 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 07:12:27 ID:G8mBaT8s

・・・・・・。

綾波『…沖縄。暑い所。離れた日本…トクトクする』

惣流『ま、あんたには感謝してやるわ?あんたの分も楽しんでくるから』

式波『悪いわね。お礼と言っちゃなんだけど土産になんか買ってきてやるわよ』

貞本『Danke Sch`o`n!(ありがとね~!)』

ケンスケ『じゃ!ホント悪いね。シンジの分も楽しんでくるからな!』

トウジ『ありがとさん。ほなワシらは楽しんでくるでぇええ!!』

カヲル『君が来なきゃつまんないから行かないって言ったら怒られたんだ。…仕方ないから行くよ。また3日後に』

マナ『えー!?シンジ行かないの!?そんなぁ!あたしシンジとデートプラン組んでたのにぃい!』

ヒカリ『お土産期待しててね。旅行中で勉強した内容はあとで纏めてレポートにして碇くんに渡すから!』


122 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 07:18:43 ID:G8mBaT8s

~成田空港~


シンジ「……」

シンジ「…皆、沖縄に行ってしまった」

シンジ「トウジもケンスケもヒカリもマナも渚も綾波もアスカ'Sも…」

シンジ「友達は…友達と呼べる人は、誰も居なくなってしまった…」


「…フンフン♪フンフン♪フンフンフンフン♪」

「フンフンフンフン♪フーン♪フフン♪」


シンジ「第九…?」

シンジ「まさか?!」クルッ


123 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 07:29:16 ID:G8mBaT8s

カヲル「フンフン♪フンフ♪フーフーフーフン♪フーフー♪フンフ♪フーン♪フフン♪」

シンジ「相変わらず音外してるね?キーを上げろよキーを」

カヲル「君がいないから脱走してきたよ!!」テッテレー♪

シンジ「…お前、どんだけ僕の事好きなの?」アキレ

カヲル「いや好きっていうか…君と一緒にいるのが一番居心地がいいだけさ」ニヤ

カヲル「他の人も嫌いじゃない。でも一番いいのは君だからね」

シンジ「はあ…ああまあ、ちょっと嬉しいけどさ…」


警察「いたぞー!全裸少年だ!!!」ダダダダ

警備員'S「「「待てぇええ!!!」」」


シンジ「やべっ!ポリスメェンだ!!」ダッ
カヲル「案の定だね!!」ダッ!


124 :>>120青葉「青葉だよ!あ・お・ばっ!野菜じゃねーよ!」:2014/12/18(木) 07:41:35 ID:G8mBaT8s

チャッチャラッチャー♪チャーラララー♪
(ルパン3世のアレ)

カヲル「シンジくん!」サッ

シンジ「名前呼ぶなよ!身元バレるだろ!」ダンッ!

カヲル「ファイトォォォォォ!!」

シンジ「イッパァアアアッツッッ!!」ピョイーン!

警察「バカな!白髪少年の両手を踏み台にハイジャンプだと?!」

シンジ「とーう!!」ピタン!

 シンジ
飛行機

シンジ「八艘飛び(飛行機ver.)ってね!!」ダンッ!


   ミシンジ
飛行機 飛行機 飛行機


警備員「な、なんて奴だ…!飛行機から飛行機へと跳んで!」


125 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 07:45:07 ID:G8mBaT8s

カヲル「シンジくん!」ジャンプッ!

警察「白髪少年が飛び降りた?!」

シンジ「カムヒア!」ピュイイイイ!


マリ「にゃあああ!」ダダダダ!


マリ「ほいっ!キャーッチ!」

カヲル「悪いね」

マリ「良いってことよ!」

警察「なんだあの猫コス少女は!?」

カヲル「真希波さん!シンジくんのところへ!」

マリ「オッケー!」ダダダダダダダダ!

警備員「一体何なんだ彼らは!?」


126 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 07:50:14 ID:G8mBaT8s

マリ「わんこくん!」

シンジ「さあ行くぞ!」

シンジ「シンジ選手のぉおおおお!!!」

シンジ「だいっジャ――――ンップッ!!」ダンッ!


警備員「全裸少年が飛行機から飛び降りたぞ!?」

マリ「キャーッチ!」

シンジ「っし!」

シンジ「っしゃあああ!!全力で逃げるぞぉおおおおぉおおおお!!」

マリ「合点承知!!」ダダダダ

シンジ「あ~~ばよっ!とっつぁ~~ん!!」

警備員「」ポカーン

警察「」ポカーン


警察「何者なんだ…あいつは…」


127 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 08:01:55 ID:G8mBaT8s

~第3新東京市~


シンジ「ぷひー。見慣れた我が街だぷ~」

カヲル「余裕だったね」

シンジ「まあ大体マリに追いつけるやつなんていないしね」

シンジ「このままなんか食べにでも、」

マリ「…そろそろ降りてもらってもいいかい?お二人さんよ」

シンジ「へーい」ヒョイ

カヲル「はいよ」ヒョイ

マリ「はー……っと。」クキクキ


128 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 08:05:15 ID:G8mBaT8s

マリ「さて。あたしも魚食べにいこっかにゃー」スタスタ

シンジ「え?お金は?」

マリ「にっひっひ……ごちになりゃーすっ!」つシンジの財布

シンジ「あ?!」

シンジ「ま マリ「フハハハハハ!走行代と思いなよ!」ダダダダダダダダダダダダ

シンジ「」


カヲル「…何か奢ろうか?」

シンジ「だから好きだよ渚たん」デュフフフ♪

カヲル「ごめん、素直にキモいと思ってもいいかい?」


129 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 08:26:13 ID:G8mBaT8s

~Big apple ダイナー~

<カランコローン♪

徳さん「!」

徳さん「ァッいっらっしゃいまっせぇ~?」ニッコォ!

カヲル「2名で」

徳さん「はいはい!お好きな席へどうぞー♪」

シンジ「揺ーれる♪回る♪触れるっ♪切なーいっ♪気持ちぃー♪」シュババババ

徳さん「シンジさん!いらっしゃいませ!」ニッコリ

シンジ「うぇえええい!うぇえええいッヒィー!」クルリラクルリラ♪


130 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 08:32:57 ID:G8mBaT8s

シンジ「回転ドア!さながら僕は回転ドアさ!」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

カヲル「ふーん?最近の回転ドアってそんなに回るんだ?」

徳さん「知りませんでしたなぁ~」

シンジ「おめーら正気か!?」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

徳さん「ところで御注文は何になさいます?」ニッコリ

シンジ「僕ね、僕ね!『徳さんスペシャル』がいいな!」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

徳さん「かしこまりました」ニッコリ

カヲル「じゃあ僕もそれで」

徳さん「かしこまりました」ニコ

シンジ「ヒョォオオウ!!ヒョォオオウ!!!」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル


131 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 09:19:53 ID:G8mBaT8s

徳さん「ところでなぜシンジさんは高速回転を?」

シンジ「当ててみな…正解したらなでなでしてやるよ」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

カヲル「はい」ノ

シンジ「はいそこの白髪くん!」クルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクルクル

カヲル「『なんかやりたくなった』から」

シンジ「……」ナデナデ

徳さん(当たった!?)


132 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 09:25:08 ID:G8mBaT8s

・・・・・・・。

シンジ「徳さんスペシャルのサンドイッチにでっかいチキン!シーザーサラダに魚!ごはんに卵!」

シンジ「んまいっんまいっんまいっ!」

シンジ「思わず口からポポポポーンだよ!このポポポポーン臭があれば挨拶する度に友達増えるよ!」

シンジ「やったね!ポポポポーン!ポポポポーン!」

カヲル「う…シンジくんよくこの量食べれるね…」ウプ

シンジ「僕普段から運動量半端ないからね!無駄に動き激しいからね!」

シンジ「いらんならくれ!!!」

カヲル「どうぞ…」


133 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 09:56:35 ID:G8mBaT8s

シンジ「ガツガツバクバクモグモグブシャーッ!」

カヲル「ここまで来るといっそ気持ちのいい汚い食べ方だな、それ。」

シンジ「もっちゃもっちゃ。生き物はねぇ、生き物食べて生きてんのよ!」

シンジ「せっかくの命は、全部漏れなく食べ尽くしなさいよ!」

シンジ「ね!」モッチャモッチャモッチャモッチャモッチャモッチャ

カヲル「…そうだね」

シンジ「………」

シンジ「…そう、そうなんだよな……生き物を殺して、僕らはその死体を食べて生きている」

シンジ「理不尽に捕まえて、踏みつけて…」

シンジ「食べられずに廃棄される命は毎日腐るほど出る」

シンジ「世の中は死体で満ちている……」


134 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 10:03:34 ID:G8mBaT8s

シンジ「…時々さ、思うんだ。使徒との戦いもある意味同じなんじゃないかなって」

カヲル「……」ピク

シンジ「生存競争……そんな感じがする。やっぱり」

シンジ「あいつらは理不尽に現れて僕らを殺そうとする」

シンジ「いや、本当はそんなつもりはないけど副次的にそうなってるだけかもしれない」

シンジ「でも、とかく使徒が来る事で僕らは死にかける」

シンジ「中には亡くなった人もだ」

シンジ「…僕らも彼らを理不尽に殺そうとしてる」

カヲル「でもさ、それは正当防衛というやつなんじゃないの?」

カヲル「彼らからしても、僕らからしても」


135 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 10:09:32 ID:G8mBaT8s

カヲル「ナイフを突きつけられて自己防衛するのは生命として当然の反応なんじゃない?」

カヲル「それにさ、何されるかわからないなら先に殺してしまえばいいじゃないか」

カヲル「そしたらもう何も怖くない」

シンジ「僕は君の思考が怖いけどね」

シンジ「ある意味では正しいんだろうけど」

シンジ「…でもさ、よく考えてみたらさ?使徒が現れた時に最初に手を出すのはヒトじゃないかな」

シンジ「使徒はただ、現れただけで、」

カヲル「……ふーん?なら、どうするの?」

シンジ「え?」


136 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 10:14:47 ID:G8mBaT8s

カヲル「君の言いたい事はわかるさ」

カヲル「で、君の考えを要約すると…要約する程でもないけど、」

カヲル「『人間は使徒に悪い事をしてきたんじゃないか?』」

カヲル「だよね?そこまではわかったよ」

カヲル「それでさ、聞きたいんだ」

カヲル「君はそこからどうするの?」

シンジ「……」

徳さん「食後のコーヒーいかがですか?」

カヲル「ありがとう。もらうよ」

シンジ「あ、僕も」

徳さん「かしこまりました」ニコ


137 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 10:20:35 ID:G8mBaT8s

カヲル「…」ズズ…

シンジ「…」ズズズズズズズズ

カヲル「使徒に菓子折りでも持って謝りにいくワケ?」

シンジ「……」

カヲル「それとも、『私達は自殺します、使徒樣に地球で生きるイニシアチブを献上いたします』とでも?」

シンジ「…それは、」

カヲル「無理だろ?考えてみるだけ無駄さ」

カヲル「変に偽善者ぶるより何も考えない殺戮マシーンの方が幸せだよ」ズズ

シンジ「……」

シンジ「でも、僕はそれでも偽善者ぶって考える事に意味があるように思うんだ」

カヲル「ふーん?」


138 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 10:29:53 ID:G8mBaT8s

カヲル「考えるのはいいけどさ。でもそれ、結局はヒトの自己満足なんじゃないの」

シンジ「かもしれない」

シンジ「でも他者の気持ちを考えてみる事は決して悪い事じゃ」

カヲル「だから!!それで結果どうなるってんのさ!?」バンッ!

シンジ「?!」ビクッ

カヲル「何も変わらないだろ!僕らは結局どう足掻いても殺しあうしかないんだから!」

カヲル「他者の気持ち?自分と自分の大事なモノを守るだけで手一杯なのに?」

カヲル「偽善者ぶりたい?はっ!」

カヲル「使徒側の気持ちを一切考えてないじゃないか!自分の事ばっかりだ!」

カヲル「散々色々やっといて、今更自分達が清い存在になれるとでも?」

カヲル「笑わせるなよ、ニンゲン!」

シンジ「…え…?」

ダメだ、このシンジじゃないとしっくりこなくなってしまった 

141 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/18(木) 22:57:30 ID:G8mBaT8s

カヲル「…っ、いや、ゴメン…ちょっと…」

シンジ「……」

カヲル「…もういいだろ、この話はやめよう」

シンジ「…うん」

カヲル「…」ズズ

シンジ「…」ズズズズズズズズズズズズズズズズ

シンジ「渚」

カヲル「なにさ」

シンジ「いつか…次じゃなくていいから、」

シンジ「いつか、使徒と和解できたらいいなって僕は思うよ」

カヲル「…この話はやめるって言っただろ。そんな禅問答よりこれから何して遊ぶか話そうよ」

シンジ「だね。」ズズズズズズ


142 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 02:19:17 ID:SJshkmXk

シンジ「んー……どっか行きたいとこはあるあるな感じアルか?」

カヲル「いや?特に希望はないな。君に合わせるよ」

シンジ「っし、じゃあカラオケ行こうずぇ!!カラオケ!!」

シンジ「歌いに唄って詠いまくりの詩を唱ってから謳っといて謡っぽく吟っていくフォー!!?」

カヲル「いいよ…あ、でもシンジくん彼女に財布を」

シンジ「後で返すから!!貸せ!!どぅーゆーあんだすたーん!?」ヘイヘイ

カヲル「わかったよ」

シンジ「おいおいおい!!そこはいえすあいどぅー!!だるぅろおう?!」

カヲル「いえすあいどぅー!!」

シンジ「よし!会計はしとけよ!僕は先に外で阿波躍りしてるから!!」ダッ


143 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 02:29:42 ID:SJshkmXk

<「アリガトウゴザイマシター!」カランコローン♪

カヲル「さて、と」

シンジ「ソイヤホイサッ♪あっそーれッッ!!♪」

シンジ「たったらった♪たったらった♪ヨイヨイヨイヨイヨイヨイ♪」

シンジ「チャンカチャンカチャンカチャンカ!!!」

シンジ「ヨイヨイヨイヨイヨイヨイッッッッ♪」

シンジ「ポウ!!!」シャキーン!

カヲル「終わった?」

シンジ「うん。じゃ、行こうか」

シンジ「シャドーしながら!」シュシュッシュッ

カヲル「こう?」シュッシュッシュッ

シンジ「筋はいいぜ?」シュッシュッシュッシュッ


144 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 03:41:06 ID:SJshkmXk

~カラオケ店~

<ティロリローン♪

店員「いらっしゃーせー……?!」

シンジ「Say!WAAAAH!!♪」カポエラカポエラカポエラカポエラカポエラカポエラ

カヲル「ボーボボッッ!♪」カポエラカポエラカポエラ

シンジ「Say!WAAAAH!!♪」カポエラカポエラカポエラカポエラカポエラカポエラ

カヲル「ボーボボッッ!♪」カポエラカポエラカポエラ

店員(な?!なんじゃああああッッ?!)

シンジ「ゲッダップ!スタンダッ!♪」カポエラ!

カヲル「ポウ!」シュタン!

カヲル「フリータイム、2名!ジョイで!」キメッ!

店員「か、かしこまりました…?」


145 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 04:21:46 ID:SJshkmXk

~部屋~

シンジ「渚はとりあえず裏声出せるようになろうか」

カヲル「?」

シンジ「渚は一定以上高音が出ないからアレってことさ」

カヲル「へぇ」

シンジ「じゃあ目一杯高い声出してみるね?この音域を目指して声を出してみて。この音な?」

シンジ「ッッァァアアアアアアアアア――――――――――――――――――――――――――――ッッッッッッ!!!」

<ガッシャーン!!

シンジ「?」

カヲル「?…ちょっと見てくるよ」ヨイショ

カヲル「……」

シンジ「どっだったのん?」

カヲル「……君の奇声とも思える声でおばあちゃんがびっくりして倒れたみたいだ」

シンジ「マジで?」


146 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 04:27:54 ID:SJshkmXk

・・・・・。

カヲル「結局出なかったね」テクテク

シンジ「最初は誰でもそんなもんさ」ステップステップ

カヲル「シンジくんも?」

シンジ「いや?僕は割りと最初から出せたけど?」

カヲル「いきなり説得力が消えたね」


147 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 06:30:01 ID:SJshkmXk

~同時刻:浅間山観測所~


所員「もう限界です!これ以上やったらホントマジで壊れますから!」

ミサト「いえ、後500。お願いします」

『深度:1200。耐圧隔壁に亀裂発生』

所員「…だそうなんですが葛城さん」

ミサト「壊れたらウチで弁償します。後200!」

所員(くそっ!これだからNERVは!)


148 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 06:31:20 ID:SJshkmXk

日向「モニターに反応!」

ミサト「了解。解析開始!」

日向「了解!」

ピピピピピピピピピ………

ブツッ!!!

『観測機圧壊、爆発しました』

ミサト「解析は?」

日向「ギリで間に合いましたね。……パターン、青です」

ミサト「そう、やっぱり使徒だったのね…」


葛城「これより当研究所は完全閉鎖、NERVの管轄下となります」

葛城「一切の入室を禁じた上に過去6時間以内の事象は全て部外秘とします。


葛城「碇司令宛にコード:A―17を要請!大至急で!」

「「「了解!!」」」


149 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 07:28:54 ID:SJshkmXk

SEELE07『A―17?こちらから打って出るというのか?』

碇司令「そうです」

SEELE03『駄目だ!危険過ぎる!15年前を忘れたとは言わせんぞ!!』

SEELE03『15年前、我々が使徒に――』

碇司令「お言葉ですが、これはチャンスです」

碇司令「これまで防戦一方だった我々が初めて攻勢に出るための」

SEELE01『……リスクが大きすぎるな』

碇司令「しかし、生きた使徒のサンプル。その重要性はすでにご承知でしょう」

SEELE01『………』

碇司令「キール議長。…御決断を」

SEELE01『失敗は、許さん』


150 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 07:48:48 ID:SJshkmXk

碇司令「それでは」

ブツッ……

SEELE04『本当によろしいのですかな、キール議長』

SEELE01『やむを得ん。先のサードの心を折る計画はマリの失態と裏切り、事故により失敗した』

SEELE01『使徒細胞のストックが全て消えた今、なんとしてでも手に入れねばならん』

SEELE01『何より、今後の事を考えれば"生きた使徒"の重要性は非常に高い』

SEELE02『だが使徒はまだまだ現れる。また採取する機会はあるのでは?』

SEELE08『…第7使徒を初号機が捕食した際、初号機の歯に挟まっていた使徒の細胞が偶然かろうじて生きていた』

SEELE08『貴殿はそんな偶然が再びあると確約できるのですかな?』

SEELE01『…碇も使徒細胞の力に気づいているはずだ。何せ己の手駒に埋め込んだのだからな』

SEELE01『碇は信用できん。我々のシナリオを通すためにも今回は決行する』


151 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 08:57:01 ID:SJshkmXk

~浅間山観測所~

シンジ「これが使徒?」

ミサト「そうよ。まだ完成体になっていない蛹の状態みたいなものね」

ミサト「今回の作戦は使徒の捕獲を最優先とします」

カヲル「…」ピク

シンジ「へー」

ミサト「できうる限り原形をとどめ、"生きたまま"回収すること。

カヲル「できなくなった時は」

ミサト「即時殲滅。いいわね?」

シンジ「よくない時は?」

ミサト「思いっきりビンタするわ」

シンジ「」


152 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 09:08:03 ID:SJshkmXk

ミサト「作戦担当者は…」

シンジ「はい!はいはいはいはいはいはい!!!」

ミサト「別にいいけど…潜行捕獲を担当するなら耐熱プラグスーツを着てもらうわよ?」

シンジ「着ない!けど!潜る!!マーグマ!マーグマッ!マグマ潜ってみたい!」

ミサト「シンジくーん?言っておくけど着ないと死ぬわよ?」

シンジ「他は知らんが僕は死なん!!だから裸で●●せろ!!」


      げん
      こつ


ミサト「カヲルくん、弐号機αで担当して」

カヲル「わかったよ」


シンジ「」ちーん


153 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 09:16:30 ID:SJshkmXk

~浅間山火口付近:仮設ケイジ~

弐号機α(D型装備)「……」

カヲル「なんか昔の潜水服を着させられてるみたいだね」

リツコ「耐熱・耐圧・耐核防護服。局地戦用のD型装備よ」

シンジ「イカせろよぉ~僕にイカせてよぉ~~リっちゃぁ~~ん」シガミ

リツコ「しがみつかないでちょうだい。動きにくいわ」ペシ

シンジ「い~~や~~だ~~!!行くんだい!僕が行くんだぁあああ!!!」ヤダヤダ

リツコ「だから、あなたがプラグスーツを着れば構わないと言っているでしょ」

シンジ「死んでも僕は服は着ねぇ~~………」

リツコ「なら諦めなさい」

シンジ「やだぁあ……行くぅう!!行く行く行く行く!!!僕が行くぅう!!」


154 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 09:30:07 ID:SJshkmXk

シンジ「駄々をこねるぞぉ~…ドン引き必至な駄々をこねまくるぞぉお~~…」

リツコ「既にドン引きしてるわよ。早く離して」

シンジ「リぃいった~ん…」

リツコ「……」


     ゴチ
     ン!!


シンジ「」ちーん

リツコ「弐号機αと初号機を指定ポイントへ配置」

「「「了解」」」


155 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 10:42:14 ID:SJshkmXk

~浅間山火口前~

青葉『レーザー、作業終了』

日向『進路確保』

マヤ『D型装備、異常無し』

日向『弐号機α、発進位置』

ミサト『了解。カヲルくん、準備はいいかしら?』

カヲル「いつでもどうぞ?」

葛城『了解。 発 進 !』


初号機(ガッツリ拘束)「…」

シンジ『何で僕拘束されてんだよぉおおおお!!!』

ミサト「いや自由状態で待機させたらシンジくん絶対火口に飛び込むでしょ?」

シンジ『………』

ミサト(やっぱりか…拘束して正解だったわね)


156 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 11:28:06 ID:SJshkmXk

シンジ「くそっ!くそっ!完全拘束の上にシンクロカットかよ!」

シンジ「……ん?」

戦闘機<キーン

シンジ「UNの空軍?捕縛作戦なのに何でここに?」

シンジ「使徒が火口から出てきた時の援護射撃用?…にしては待機位置が真上とかおかしくね?」

青葉『違うよ』

シンジ「青葉さん?」

青葉『援護じゃない。処理するためさ』

シンジ「処理?」


157 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 11:36:29 ID:SJshkmXk

青葉『渚くんが本作戦を失敗した時。それはつまり火口の最深部へ沈没する弐号機αを見捨てる時だ』

青葉『そしてD型装備がない初号機では火口へは潜れないし、火口にいる使徒を殺す手段がない』

青葉『だから、使徒をN2爆雷で熱処理するんだ。…俺達ごとな』

シンジ「ほわい?!」

シンジ「いやいやいやいや!じゃあ僕らや青葉さん達はどうなんの!?」

青葉『仕方ないんだ。エヴァ以外で使徒にダメージを多少なりとも与えられるのはN2爆雷しかない』

青葉『で、火口に爆雷を落とすとエヴァ2機とクレーン、その他センサーや精密機器なんかの直接操作圏内地域一帯はどうしても消し飛ぶ』

青葉『…まあ、有事の際はシンクロカットが解除される。初号機はA.T.フィールドがあるからシンジくんは死なないさ。安心しな』

シンジ「…そんな」


158 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 11:40:34 ID:SJshkmXk

青葉『碇司令《トップ》の命令なんだよ。俺達下っ端は聞かなきゃな』

シンジ「……事実上の『死ね』って命令でも?」

青葉『そうだよ』

シンジ「…狂ってる」

青葉『それが軍隊だよ。命を懸けてるのは君達兵士だけじゃないのさ』

青葉『シンジくん。もし俺達が死んでもこれだけは忘れないでくれよ?』

シンジ「皆が死ぬのは僕らの責任って事をですか」

青葉『違うよ』

青葉『例えどれだけ犠牲を払ってでも使徒は倒さなきゃいけないって事さ』

シンジ「……」

シンジ「…わかってますよ…そんな事…」


159 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 11:55:05 ID:SJshkmXk

青葉『だから…できればもう少し真面目…いや、慎重になってくれると嬉しいかな』

シンジ「……考えときます」


シンジ(…『使徒』。)

シンジ(どれだけ犠牲を払ってでも倒さなきゃいけない敵、か)

シンジ(いつか和解できるなんてやっぱり夢のまた夢かな…)

シンジ「……」


160 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 12:07:43 ID:SJshkmXk

マヤ「深度400…450、500、550、600、650」

マヤ「900、950、1000、1020、安全深度、オーバー」

マヤ「…深度1300、目標予測地点です」

ミサト「カヲルくん、何かいた?」

カヲル『何も?』

リツコ「…思ったより対流が早いようね」

青葉「目標の移動速度に誤差が生じているようです」

ミサト「そう。再計算急いで。作戦続行、再沈降開始」

マヤ「了解。深度1350…1400、」

日向「第2循環パイプに亀裂発生!」

マヤ「……深度1480、限界深度オーバーです!」

ミサト「目標とまだ接触していないわ。続けて」

(((マジか)))


161 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 12:13:31 ID:SJshkmXk

ミサト「カヲルくん、どう?何か見える?機体や命綱の耐久性は?」

カヲル「一応問題はないね。まだイケるんじゃないの」

ミサト「そう。…そうだ、近くにいい温泉があるのよ。この作戦が終わったらご褒美に連れてってあげるわ」

カヲル『そりゃどーも』

ミサト(可愛くない反応ねぇ)ハフゥ

マヤ「限界深度、+120、…+200!」

日向「葛城さん!これ以上は!」

葛城「……赤木博士、クレーン等関連機器とD型装備の耐久度から見てまだ沈降可能かしら?」

リツコ「…可能ね。安全性は保証できないけれど」

葛城「そう。なら更に再沈降」


162 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 12:16:30 ID:SJshkmXk

マヤ「深度1780。目標予測修正地点です」



サンダルフォン『………』


カヲル「!」

カヲル「…見つけた。目標を肉眼で確認したよ」


163 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 12:27:47 ID:SJshkmXk

青葉「目標を映像で確認!」

葛城「了解。捕獲開始!」

リツコ「渚くん。対流が激しくてエヴァと目標はお互い流されているわ」

リツコ「耐久強度や深度からして接触のチャンスは一度しかないと思ってちょうだい」

カヲル「了解」

日向「目標接触まで、残りサンマル!」


弐号機α「……」ウィーン

サンダルフォン『…』

ガチャン。


カヲル「電磁柵展開、…問題なし。目標、捕獲」


         __________
弐号機α「…」つ[サンダルフォン『…』]
         ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒


カヲル「目標の捕獲に成功っと」 

164 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 12:34:13 ID:SJshkmXk

ミサト「よくやってくれたわカヲルくん!ありがとう!」

カヲル『捕獲作業は終了。浮上作業、頼むよ』

日向「了解!」

ミサト「はぁあ~~………」

リツコ「緊張がいっぺんに解けたみたいね、ミサト」

ミサト「まね…」

リツコ「あなたも今日の作戦、恐かったんでしょ?」

ミサト「そりゃね。下手に手を出せばあれの二の舞なんだもん」

リツコ「……」

リツコ「そうね。セカンドインパクト。二度とごめんだわ」



165 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 13:03:22 ID:SJshkmXk

カヲル「……」

サンダルフォン『久シブリダ、同胞。…ソシテ父ヨ』

カヲル「……」

サンダルフォン『ダガ肉体ガナイ』

サンダルフォン『トコロデ。羽化ニ必要ナ温度帯カラ遠ザカッテイルノダガ』

サンダルフォン『…ドウイウツモリダ?』

カヲル「……」

サンダルフォン『父ヨ』

カヲル「……」

サンダルフォン『マサカ、』

サンダルフォン『私ヲリリンへノ贄ニスル気ナノカ、父ヨ』

カヲル「…」


166 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 13:05:15 ID:SJshkmXk

サンダルフォン『何故』

カヲル「……」

サンダルフォン『何故』

カヲル「……」

サンダルフォン『父ヨ』

カヲル「……」

サンダルフォン『何故』

カヲル「……」


167 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 13:07:18 ID:SJshkmXk


ミサト「…カヲルくん、どうかしたの?浮かない顔してるけど」

カヲル「……別に」


168 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 13:22:41 ID:SJshkmXk


ラミエル『何故』

ガギエル『ドウシテ』

イスラフェル『何ノツモリダ』


カヲル「……」

カヲル(僕にしか聞こえない使徒の声)

カヲル(疑問、糾弾、慟哭、断末魔)

カヲル(親から死を与えられる彼等の気持ちというのはどういう風なんだろうね)

カヲル(考えない、考えない、考えない)


カヲル(……考えたら、終わりだ)



169 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/19(金) 13:33:11 ID:SJshkmXk

~浅間山付近~


シンジ『渚ー暇過ぎね?』

カヲル『だね。使徒の解剖実験の護衛といってもやる事ないしね』

シンジ「……」

カヲル「?」

シンジ「なんか元気なくね?」

カヲル「気のせいだよ」


172 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/20(土) 06:29:29 ID:lDpACJtU

カヲル(…僕がやってる事は正しいはずなんだけどな)

シンジ『しりとりでもしよっか』

カヲル「…ごめん。今そんな気分じゃないんだ」

シンジ『ネルフの『フ』からね』

カヲル「僕の話聞いてたワケ?」

シンジ『フ、フ……フ……、フ?』

シンジ『くそっ…ダメだ、何も思い付かない…!』

カヲル「…始まりすらしないとは思わなかったな」


173 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/20(土) 06:31:33 ID:lDpACJtU

シンジ『!』


シンジ『●●●●!!!』ドヤァアアッ!


カヲル「……君の負けだね?」


シンジ『くそっ!カウンターかよ!』ガンッ!

カヲル「いや自滅って言うんだよ」


174 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/20(土) 06:36:05 ID:lDpACJtU

シンジ『はあ!?じゃあそんなに言うなら渚からやれよぉ!』

カヲル「だから、やらないって言ってるだろう?」

シンジ『ふーんだ!ふーんだ!渚の負け犬!』

カヲル「別の機会にって事じゃダメなの?」

シンジ『ダメ!ダメダメっ!ダメェ―――!!』

カヲル「…はあ。…じゃあ、一回だけだよ?」

シンジ『渚のそういう付き合いいいとこが好きだよボカァ』

カヲル「はいはい」


175 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/20(土) 06:41:24 ID:lDpACJtU

カヲル「ネルフのフからでいい?」

シンジ『ケーオツっす!ウス!』

カヲル「ん…『風呂』」

シンジ『ろ、ろ…………ろ…ろ?』

カヲル「…降参?」

シンジ『待てよ!ちょっと待てよ!』

シンジ『えーっと、えーっと、…』

シンジ『…濁点とかってあり?』チラ

カヲル「有りでもいいけど、『ろ゙』から始まる単語ってあんの?」


176 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/20(土) 06:56:10 ID:lDpACJtU

シンジ『ろ、ろ、ろ……』

カヲル「実験終了まだかな」

シンジ『降参!くそっ!くそぉおおおおっ!!渚つえー!超つえー!』

カヲル「君が極端なだけだろ」

シンジ『くっはー!で!この余裕?くっはー!』

カヲル「…ぷっ、」

シンジ『やべー渚どらめちゃごっつスーパーバリハイパー超つえーわコレ!』

シンジ『何お前?しりとり星からきたしりとり王子?マジパネェ!』

カヲル「ぷっ…はは、あはははは!!」

シンジ『何がおかしい』

カヲル「いや、いや…うん、なんだか少し気が楽になってね」

シンジ『? まあ、渚が笑ってくれるなら僕も嬉しいけどさ』

カヲル「ふっふふっ!…シンジくん、やっぱり君は僕にとって最高の友達だよ」

シンジ『そうだろ!』エッヘン!


177 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/20(土) 07:06:48 ID:lDpACJtU

・・・・・。

ミサト「んでー?何かわかった?」

リツコ「…そうね、使徒が基本的に『何でもアリ』というのがわかったかしらね?」

ミサト「そんなの今までからしてわかってた事じゃないの」

リツコ「あら『正体不明の敵』という事もわかったわよ?」

ミサト「そういうのって、『わかった事はない』って言うんじゃない?」

リツコ「そうでもないわ。…見てコレ」

ミサト「どりどり?」


178 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/20(土) 07:07:17 ID:lDpACJtU

リツコ「601…解析不能を指すナンバーよ」

ミサト「……んで?」

リツコ「『MAGIがわからない』。つまり、使徒の体の構成要素は地球外の素材って事」

リツコ「なのに…使徒とヒト、その遺伝子の合致率は」

リツコ「『99.89%』。」

ミサト「ね…私の勘違いでないならさ、その数値…私達はよく見てない?」

リツコ「シンジくんの初号機との基本シンクロ率と全く同じね」

ミサト「…………」

181 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 20:21:03 ID:sm/B2TYk

ミサト「エヴァは、あの時南極で見つけた"光の巨人"のコピー…」

リツコ(正確にはちょっと違うのだけれどね)

ミサト「エヴァ=使徒。であるならば」キリッ

リツコ(んなわけないでしょ。言いたいニュアンスはわかるけど)

ミサト「…シンクロとはエヴァとの"同化"率。それの基本数値がヒトと使徒の差異と同じ数値」

ミサト「シンジくんは使徒ともシンクロ可能なんじゃないかしら」キリッ

ミサト「"99.89%"。ヒトが(エヴァ=シト)とそこまで似ていて、まさにドンピシャその数値から"同化"できるならば」

ミサト「いつかヒトと融合するタイプの使徒が現れた時。シンジくんが使徒になって私達の敵になるかもしれな」

リツコ「ミサト?痛い妄想はその辺にしてくれないかしら?」ニコッ

リツコ(『いつかシンジくんが敵になるかもしれない』という点だけは同意するけども)


182 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 20:38:37 ID:sm/B2TYk

リツコ「私が言いたかったのはね、ある意味においては使徒も私達と同じ人間なんじゃないか?って事よ」

ミサト「…つまり?」

リツコ「知ってる?」

リツコ「ヒト同士…"自分"と"他人"の遺伝子的な違いも約0.1%程度なのよ」

リツコ「という事は。使徒はヒト、私達にとっての他人ぐらいにしか違わないって事」

ミサト「えー?あんなに姿形や生態が違うのに?アレをヒトと言うにはちょっちねぇー」

リツコ「あら、ヒトだって国や人種、文化の違いがあれば『理解出来ない別の生き物』になり得るわよ?」


183 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 21:12:23 ID:sm/B2TYk

リツコ「私達は結局ヒト同士で戦争をしてるだけなのかもしれないわ」

リツコ「…ねぇミサト。A.T.フィールドってなんだと思う?何を象徴してると思う?」

ミサト「え?"超カタイバリア"としか認識してなかったけど」

リツコ「そ、そう…まあ間違いではないのだけど」

リツコ「ミサト、『リビドー』や『デストルドー』という言葉はご存知かしら?」

ミサト「ご存知でないわね。リビドーくらいならなんとなくわかるけど」

リツコ「そう。簡単に言えば『"生きたい"という欲望、希望』が"リビドー"、」

リツコ「反対に、『死への欲望、衝動』が"デストルドー"というの」


184 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 21:14:19 ID:sm/B2TYk

ミサト「フロイト先生だっけ?」

リツコ「そうよ。そして"A.T.フィールドはね、リビドーの象徴なのよ。"心の壁"とも言い換えてもいいわ」

リツコ「『A.T.フィールドが物理的攻撃を防ぎ、自分を守る』」

リツコ「これはつまり、"生きたい"という誰もが持つ欲望でもあり、他人との境界線、他人から自分を守るための壁、他人との間の壁でもあるのよ」

ミサト「じゃあA.A.T.フィールドは…」

リツコ「その対である"デストルドー"の象徴」

リツコ「ん…そうね、あえて"殺意"と説明しましょうか」

リツコ「"デストルドー"…心理学的な意味の一つでは悪魔的な"生命の破壊衝動"」

リツコ「その衝動は自己と他者の区別無く、反復強迫的に無意味に生命破壊を目指すの」

ミサト「わかりやすく言うと?」

リツコ「ものすごく簡単に言えば『自分も皆も、誰でもいいから殺してやる』という破滅願望」

リツコ「それは愛憎なんかの感情すらも越えるわ」


185 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 21:15:20 ID:sm/B2TYk

     A.T.フィールド    A.A.T.フィールド
リツコ「『自己を守る壁』を『自己も他人も殺す攻撃性』で破る」

リツコ「それで思ったのよ」

リツコ「エヴァと使徒の戦いとは、」

リツコ「目の前に現れたヒトに対して、『生きたい?そんなの知らないよ』

リツコ「『私のために死んで』」

リツコ「そう言ってナイフを刺しにいくんだって事なんだって」

ミサト「ふーん…」

ミサト「くぅっらいわねぇ~…というかそんなウダウダ考えて気にするべきかしら?」

ミサト「いいじゃない別に。だって相手もその理論でくるのよ?殺らなきゃ殺られるんだからいいじゃないの」

ミサト「ホントに解り合えないならそのまま解ろうとしないで殺った方が色々と楽じゃないのよ」

リツコ「…軍人的な考えね。いえ、きっと現実的にはそれが正しいのでしょうけども」


186 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 21:28:57 ID:sm/B2TYk

~待機エヴァの中~

シンジ「マッジッカッル☆バっナっナっ♪」

シンジ「バナナと言ったら僕の●●●♪」パンパン♪

カヲル『シンジくんの●●●と言ったらウインナー♪』パンパン♪

シンジ「ウインナーじゃねぇよフランクフルト♪」パンパン

カヲル『見栄を張るなよ●●●●♪』パンパン♪

シンジ「●●●●と言ったら父さんも♪」パンパン♪

カヲル「…知りたくなかったよ」


187 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 21:34:34 ID:sm/B2TYk

シンジ「冬月先生のもかな」

カヲル「やめてやれよ」

シンジ「……そういや渚のも、」チラ

カヲル「僕のは普通だよ!?」

シンジ「そんな変わらないだろ!」

カヲル「変わるよ!絶対僕のがデカイね!」

シンジ「はあー!?いやいや!絶対僕のがデカイし長いよ!」

カヲル「変わらないって主張どこいったんだよ!?」

シンジ「いやよく考えてみたら確か僕のがデカかったなって思い直したんだよ!」

カヲル「わかったよ!じゃあそんなに言うなら比べてみようよ!」

シンジ「いーよ!?まあ僕のデザートイーグルのがゴツいけどね!」

カヲル「は、AK小銃が何言ってんのさ!」


188 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 21:37:22 ID:sm/B2TYk

シンジ「じゃあせーので見せっこな!●●させんのも無しだかんな!」

カヲル「あーいーともさ!」


シンジカヲル「「せーの!!」」



ミサト「シンジくん達、お疲れ様!ちょっと休け、」



ミサト「………ウインナー二つ、早くしまってくれない?」


189 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 21:49:11 ID:sm/B2TYk

~仮設待機所~


ミサト「…あんた達って仲いいわよね」

シンジ「まあね。渚はいいやつだよ」

カヲル「肯定してもいいかな。シンジくんといると楽しいし」

シンジ「な」

カヲル「ね」

シンジカヲル「「うへへへへへへ!!!」」

ミサト(使徒とヒトも、これくらいわかりあえて仲が良ければいいのにねぇ?)


190 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 22:05:46 ID:sm/B2TYk

シンジ「ところで生け捕り使徒はどうなるん?」

ミサト「ん?そーねー…リツコ次第ってのもあるけど」

ミサト「使徒をバラバラにして活動再開出来ないように固定、あとは各パーツを研究ってとこかしらねー」

カヲル「……」

ミサト「あ、ごみんごみん。グロな話だったわね」

カヲル「いえ」

シンジ「ねぇねぇミサりーん!僕お腹すいたー!」

シンジ「めーしー!めーしーめーしー!!」バンバンバンバンバンバン!

ミサト「はいはいわかったわー。じゃあ出前でも」


191 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 22:08:22 ID:sm/B2TYk


ドッッゴォォォォオオォォォォオオン!!!!



ミサト「?!」

カヲル「爆発?」

シンジ「うーっ!サンバ!」クネクネクネクネクネクネ


192 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 22:10:28 ID:sm/B2TYk

サンダルフォン(成体)「………」ノシ……ノシ、


サンダルフォン「…」ギロッ!!!

カヲル「……」



シンジ「なんだあのアノマロカリスとカレイだかヒラメだかを合体させたの…」

ミサト「シンジくん達!急いでエヴァに!」


193 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 22:14:52 ID:sm/B2TYk


ウィーム。ガシャン!


シンジ『初号機、搭乗完了!!ほぅー!ほわちゃーっ!!』

カヲル『弐号機も搭乗完了した』


ミサト「了解!いい、シンジくん達!今エヴァの武器はナイフとデュアルソー、パレットライフルしかないわ!」

ミサト「いつもと違って武器庫ビルや兵装ビルの助けはないと思って!」


『『了解!!(ンッハーン!)』』



194 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 22:20:18 ID:sm/B2TYk

ミサト「シンジくん達!なるべく生かしたまま再起不能にするわよ!」

ミサト「まずはあの手のような部位から破戒して、」


初号機『シンクロ率100%!!食らえ初号機ビィイイイインムッッッ!!!』


初号機カッ!<〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓>

サンダルフォン「?!」


ズドォオオオオオォォォォォンッッ!!!!

ミサト「バカぁああああ!!!」


195 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 22:27:46 ID:sm/B2TYk

サンダルフォン「…」ケロッ

初号機『なぬぅ――――?!』



シンジ「ヴゥァカなぁッ!!あれを食らっトゥェ無ぅう傷ゥだとゥゥッッ?!」

ミサト「シンジくん!殺しちゃダメだから!半殺しだから!」

カヲル(ヒトは中々に外道だね)

シンジ「!」


サンダルフォン「コロロロロロ……!」フワッ…!


シンジ「浮いた?!来るぞい!渚ァ!」

カヲル「ああ、わかってるよ」


196 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/22(月) 22:38:02 ID:sm/B2TYk

弐号機「っ!」ズダンッ!

サンダルフォン「コロロロロロ!!!」グワバッ!


~仮設作戦部~


青葉「使徒の覚醒、碇司令には!?あと命令って出たか!?」カタカタ

日向「伝えた!葛城さんが今こっちに向かってるからその時に出る!それまで僕達はオペレート!」カタカタ

マヤ「待って!センパイは?!センパイはどうなって、」

青葉「心配なのはわかるけど今は自分の仕事をやってくれ!」カタカタカタカタ

マヤ「わかってますよッ!ああ…センパイ…」カタカタカタカタ


197 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 00:31:43 ID:A250NIMA

サンダルフォン「っ」バクンッ!


弐号機『おっと!』ヒョイ

初号機『ほほいっ!』ヒョイ



日向「エヴァ両機、目標のハグをかわしました!」

青葉「現在目標は宙に浮いた状態でエヴァを捕獲しようとしています!」

青葉「目標の口が開閉している事から捕獲後に齧りとる気のようです!」

ミサト『了解!』タタタ


198 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 06:34:06 ID:A250NIMA

シンジ「……」


サンダルフォン「コロロロロロ!!」ゴワバッ!

弐号機『おっと』ヒョイ

初号機「…」

サンダルフォン「コロロロロロ!!!」ガシ!


日向「目標、初号機を捕らえました!」

ミサト『シンジくん?!どうしたの!戦って!』

シンジ「わー…パイナップルの輪切りみたいな口だな」

口<ゴプァアア…!

シンジ「牙でみっちり構成されてなければなー」

サンダルフォン「コロ」ガブッ

初号機「」

サンダルフォン「ォォォォオオオオオオオオ!!!」カジカジカジカジカジカジカジカジ

初号機『いだだだだだだだだだだだだ』 

199 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 06:47:06 ID:A250NIMA

豆シンジ「ねぇ、知ってる?」

豆シンジ「アノマロカリスはwikiだと捕食者側でサンヨウチュウを拐って齧る海の王者みたいな扱いされてるけど、」

豆シンジ「2010年発表の資料によるとあのパイナップル牙は硬いものを齧る力がなかったんだって」

豆シンジ「最近だと化石からかなり色々わかるようになってきたんだけどね、サンヨウチュウなんかの硬い生き物を齧るには筋力や牙自体の硬度が足りないんだってさ」

豆シンジ「計算では現代の海老ですら齧れないんだってー」

豆シンジ「ついでに牙にも硬いものを齧っていたならつくはずの傷も見受けられなかったんだって」


200 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 06:51:50 ID:A250NIMA

初号機『だからこのアノマロカリスっぽい使徒の牙に、何かを噛み砕くような力はな』

サンダルフォン「…」ガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジガジ

初号機『痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い』


日向「初号機の胸部装甲が破損!更に齧られていきます!」


初号機『いだだだだだだ何これなんか動けないし痛い痛い痛い』

フワッ…


初号機『あれ?これ浮遊ってか…連れ去られてね?ちょっ離せ!離いだだだだだだ』

日向「目標、初号機を捕獲したまま移動を開始!」


201 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 07:01:55 ID:A250NIMA

弐号機『シンジくんを離せ!』つプログナイフ

ガキィイイイイイイ!


日向「目標にダメージは見受けられず!」

青葉「目標の甲殻は熱、斬撃に耐性があるようです!」

ミサト『了解!カヲルくん!パレットライフルで攻撃してみて!』

弐号機『了解!』ガチャコ

弐号機『くらえっ!』バラタタタタタ!

サンダルフォン「…」カキンカキンカキンカキンカキン

弐号機『くそ、硬い!A.T.フィールドは中和し切っているのに!』


202 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 07:06:12 ID:A250NIMA

シンジ「なんだこいつなんだこいつ!地味!地味に強い!」

シンジ「パッとしないクセに掴む力と防御力、齧る力が半端ない!」

シンジ「まるでオペレーターの人みたいだよッッ!!」


青葉(え、俺?)

日向(あれ、これ僕?)

マヤ(私…じゃないわよね?え?違うわよね?)


203 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 08:27:13 ID:A250NIMA

サンダルフォン「…」フヨフヨ…


青葉「目標、移動を開始!」

青葉「この進路は……?!」

青葉「浅間山ですッ!目標は浅間山火口に再び潜行する気です!」

プシュー、ガコム!

ミサト「何ですって!?」ハァ、ハァ、ハァ…


サンダルフォン「…」フヨフヨ

初号機『離せ!はなさんかい!抱きしめられるのはおにゃのこからだけって決めとるんじゃい!』ジタバタジタバタ



204 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 08:31:57 ID:A250NIMA

ミサト「シンジくん!シンクロ率を上げてエヴァを強化した上でとにかく抵抗して!」

ミサト「初号機と裸のあなたではマグマに潜れば死ぬわよ!!」


シンジ『そうは言われますてものぅ…』

ミサト「何!?どうしたの!」

シンジ「いや…僕一回マグマに潜りたくて」

ミサト「バカ!死ぬわよッッ!」


205 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 08:39:23 ID:A250NIMA

青葉(にしても他のチルドレンを修学旅行に行かせない方がよかったんじゃ)

日向(それは言わない約束だろ)

マヤ(フツーあり得ないですよね?)

日向(おい葛城さんをバカにするなよ?例えベストな選択をしなかったとしても結果を出すならいいんだよ!!)

日向(シンジくんならやってくれるさ!)

青葉(まあ確かにシンジくんならな)

マヤ(でも失敗したら?損害が出たら?)

マヤ(私、やっぱり葛城さんはバカだとおも)

日向(マヤちゃん?僕に本気を出されたくなければ今すぐ黙るんだ…!)

日向(僕はキレたら何をしでかすかわからないぞぉおおおお?!)

マヤ(もうちょっと感情論を抑えてくれない?)


206 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 09:36:51 ID:A250NIMA

弐号機『A.T.ブレード…!』ビュアン!

初号機『渚?それ僕も死んじゃうんだけど』

弐号機『大丈夫だよ。上手く斬るからさ』

初号機『やめてやめてやめてやめて』

弐号機『だってこのままでも君は死んじゃうんだろ?』

弐号機『だったら今殺してやった方が』

初号機『よくねーよ?!つか殺す気なの!?』


ミサト『カヲルくん!ブレードは使わずに直接組ついて!』


207 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 09:54:10 ID:A250NIMA

弐号機『わかっ』


サンダルフォン「…」ヒュン

初号機『たすk』


青葉「初号機、目標と共に浅間山火口に潜行!!」


ミサト「シンジくんッッ!!?」


マヤ(エヴァがあと2機あったら防げたかもしれないのに)

日向(結果論だろ!そういうのいいから!)


208 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 11:53:21 ID:A250NIMA


ドポン。


サンダルフォン「…」ギュン!

初号機『A.T.フィールド、全っ!開っ!』

サンダルフォン「?!」

ヴァチッッッッッ!!!


初号機『っしゃああああ!!人生初のマグマin the 碇!!』

初号機『さあ!!満喫するぞー!!!』


シンジ「………」

シンジ「……」

シンジ「…」


シンジ「…あっちぃ……」グデン


209 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 12:48:14 ID:A250NIMA

シンジ「なんだこれ…いやA.T.フィールドで守られてるから実際は暑くないし熱くないんだよ?」

シンジ「でもなんか…気分的に暑い……」

シンジ「あーもうあと3枚くらい着てるものを脱ぎたい気分だよ…」

シンジ「…でもどうしよっかな」

シンジ「"ブレード"や"ランス"なんかなら倒せそうだけど、それやるとマグマから身を守るA.T.フィールドを解かなきゃいけないんだよなー…」

サンダルフォン「……」ジー


シンジ「向こうもいつまで様子見してくれるか…」


210 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 14:32:38 ID:A250NIMA

ミサト「D型装備、いける?」

マヤ「はい!あと80秒でいけます!」

ミサト「了解!…いいわね、カヲルくん!」

ミサト「今初号機は自己保存のためにA.T.フィールドを張っているわ!」

ミサト「故に身動きはとれないし、浮上が出来ないの!」

ミサト「手遅れになる前にもう一度火口に潜ってシンジくんを引き上げるのよ!」

カヲル「了解!」

ミサト「先の事例を踏まえてD型装備に追加装甲、耐熱プラグスーツにヘルメットもつけたわ!」

ミサト「火口内で充分活動できるはず!」

ミサト「本作戦からは使徒は捕獲から殲滅へと変わります。また、初号機及びそのパイロット救出が目的となります!」

カヲル「了解!」


211 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/23(火) 14:40:19 ID:A250NIMA

日向「急な注文なのに追加装甲パーツやらが届いてよかったですね」

ミサト「先回の潜行でも使えればよかったんだけどねぇ…使徒の孵化予定時間が迫ってたし」

ミサト「ま、無駄にはならなかったからいいわね」

カヲル『ほわぁあああ?!』

ミサト「どうしたの?」

カヲル『ちょっ、これ予想以上に膨らんでるんだけど!』

カヲル『相撲取り用の着ぐるみ(上下)を着た気分だよ!』

ミサト「我慢して!安全性は上がったわ」

カヲル『もう少しビジュアルとか、なんとかならなかったワケ…?』

ミサト「技術部にあとでたっぷり文句でも言ってあげて」

カヲル『たく…シンジくんの『服なんて着れるか』って気持ちが少しわかる気がするよ』ブツブツ

ミサト「それはわかったら人としてアウトよ?」



215 :シンジ「追いついた?ならこれからは一緒にハジケるぞぉお!」:2014/12/25(木) 10:03:57 ID:CgTIaQeo

~浅間山火口:深度400~

初号機「…」

サンダルフォン「コロロロロロ!!」ガキンガキンガキンガキン


シンジ「パイナップルの輪切り牙の動きがマジで艶かしい」

シンジ「いや生めかしいかな。ヌルヌルうねうねわきわきな動きだよ」

シンジ「ニコニコの良質動画並みにヌルヌル動くぞこれは」


サンダルフォン「コロロロロロ!!!」イライライライライライラ


シンジ「はっはっは、僕のA.T.フィールドは破れないだろ!?」

シンジ「何せ結界レベルまで出力してるからね!」

シンジ「お陰で一ミリも動けない上に電磁波とか遮断しちゃってSOS信号も遺言も辞世の句すら残せないけどな!!」 

216 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 10:09:10 ID:CgTIaQeo

サンダルフォン「コロロロロロ!!!」ゴガン!ゴガンゴガン!ゴガン!


シンジ「だーっひゃっひゃっひゃっ!無駄な努力してやんのー!」ゲラゲラゲラゲラ

シンジ「ぶひゃひゃひゃひゃ!!僕のちょばむあーまーは超かてーぞコラァ!」


シンジ「ちょーだぞ!ちょー!!」

サンダルフォン「コロロロロロ!」ビキュン!

シンジ「加粒子砲?ハッ、だからなんだってーの!」

シンジ「D型装備ならともかく、生身初号機=全裸初号機の僕にそんな豆鉄砲なんぞ効かぬわ!!」

シンジ「効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ!!!」

シンジ「効かぬわ―――――!!!」


217 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 10:13:43 ID:CgTIaQeo


シンジ「ぷぎゃぁっははははははは!!!」


初号機「…」ゴポゴポゴポゴポ…



マヤ「初号機、現在地は深度500!更に沈降していきます!このままでは!」

ミサト「まさかまた使徒キャッチャーを、それもエヴァの救出に使うなんてね…」

ミサト「カヲルくん!沈降して!」

カヲル『了解!』


カヲル『…ああ、動きづらい…僕将来絶対デヴにはならないようにするよ…』


218 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 10:20:02 ID:CgTIaQeo

弐号機「…」ドポン!


弐号機「…」ゴポゴポゴポ…



日向「弐号機、沈降を開始!」

青葉「なお現在初号機は深度600地点で目標から攻撃を受け続けています!」

マヤ「初号機のA.T.フィールドが強力過ぎてパイロット及び機体の現状はモニターできません!」


ミサト「はぁ…シンジくんがもう少しちゃんと抵抗…いえ、まともだったらこんなことには」

ミサト「帰ったらまた叱ってあげなきゃ」


219 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 10:26:41 ID:CgTIaQeo


シンジ「……」

サンダルフォン「コロロロロロ!」ガジガジガジガジガジ

シンジ「……」


シンジ「…いいのか、このままで」


シンジ「僕は命惜しさに保守ばっかり、自己保身してばっかりじゃないか?」

シンジ「いいのか、このままで?」

シンジ「……」


220 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 10:31:32 ID:CgTIaQeo

シンジ「…ダメだよ」

シンジ「ダメだ、ダメだダメだダメだダメだダメだ、ダ~メダメよ♪」

シンジ「抵抗しなきゃ」

シンジ「戦わなきゃ!!!」

シンジ「守ってばかりじゃ!!何人にも勝てやしない!!!」

シンジ「守ってばかりのそんなクソつまんねー人生でアーユーオーケー!?」

シンジ「NO!!!断じて!!NOooooooッッ!!!」

シンジ「ハジケろ!!活きろ!!死んでるみたいに生きてちゃダメだ!!!!」

シンジ「傷つくことを!!恐れるな!!!」

シンジ「影に隠れてコソコソ逃げ回るなんてクソダセェ!!!」


221 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 10:32:47 ID:CgTIaQeo


シンジ「僕はなぁ!」


シンジ「生まれてこの方!!!」



シンジ「ダサかった事なんて一度もないんだよぉおおおお!!!」



初号機「ッ!」カッ!



222 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 10:38:33 ID:CgTIaQeo

マヤ「?! 初号機の反応が回復しました!」

ミサト「?!」

マヤ「そんな…!初号機がA.T.フィールドを解きました!」

ミサト「何ですって?!シンジくん焼け死ぬわよ?!」

マヤ「初号機の現状をモニターします!」カタカタ

マヤ「!? 初号機、既に第3装甲まで融解!!」

マヤ「素体の10%は既にレベル3の火傷!!」

マヤ「シンジくんにもフィードバックされ、て、」

マヤ「ダメ!シンジくん早くA.T.フィールドを張り直して!」


223 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 10:44:37 ID:CgTIaQeo

シンジ「あづっ!!あッッつッッ!!何コレ超熱ッッ!」

シンジ「?! ひぎっ…ぃいいいい!!!」

シンジ「あッッッッッぢぃッッッッッッッッ!!」

シンジ「あづい゙っ!!あぢゅいよ゙ぉ゙お゙お゙お゙お゙!!!」

シンジ「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッッッッッッ!!!」


初号機「ォ、オォ…!」ギュルルリリ…!



マヤ「初号機、掌にA.T.フィールドを収束!!」


初号機「ウ、ォ、ォオォ……!」

サンダルフォン「コロロロロロ!!」ギュン!

青葉「目標、初号機へ接近!!」


224 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 10:55:01 ID:CgTIaQeo

シンジ「死にたくない…!絶対に死にたくない!!」

シンジ「でも゙ぉっ、…活゙ぎでな゙い゙生゙ぎ方゙な゙ん゙で!」



シンジ「 絶対、 」


シンジ「 イヤだ!!! 」



シンジ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


初号機「グ、ォ…!」グググ…!



225 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 11:00:44 ID:CgTIaQeo

サンダルフォン「コロロロロロ!!!」ガブッ!

初号機「ご、ぉ…」

サンダルフォン「コロロロロロ!!」ガジガジガジガジガジガジ


青葉「目標、初号機に齧り付いていますッ!」

マヤ「初号機、頭部拘束具が破損!素体頭部、融解を開始!!」

日向「ダメです!弐号機の到達まで、あと200!間に合いません!!」

ミサト「…シンジくん!」

ミサト「一発かましてやんなさい!!!」


226 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 11:03:22 ID:CgTIaQeo

シンジ「わ゙がっで……」

初号機「ォ…オォ…!」


シンジ「る゙ッッぢゅ゙ー………」


初号機「ォォオォオォォォオォ!!!」


シンジ「の゙ぉぉおおおおぉおおおおぉおおおおッッッッ!!!」


初号機「ウォォオォォオォオォォオォオォォオッッッッ!!!」



227 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 11:06:23 ID:CgTIaQeo

マヤ「初号機、指先から収束したA.T.フィールドを解放!」


ズバァアアアアンッッッ!!!!

サンダルフォン「コ、ロ、ロ…ロ……」


日向「A.T.フィールドの爪が目標を切り裂きました!」


ズドォォォオォオォォオォオォオォンンン!!!


青葉「目標、殲滅を確認!」



228 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/25(木) 11:11:09 ID:CgTIaQeo

シンジ「やっ………た……」


シンジ「」カクン


マヤ「!? パイロットの意識、消失!パルス及びシンクロも消えました!」

ミサト「カヲルくん!」

カヲル『! 見つけた!初号機を肉眼で確認!確保します!』


弐号機「っ」つ対使徒キャッチャー

カヲル『電磁柵、展開!……初号機確保!』

 弐号機
  |
 _⊥_
[初号機]
 ⌒⌒⌒

ミサト「やった!ナイスよカヲルくん!」


233 :シンジ「アッハー?僕に会いたかった?ん?ッハーン?」:2014/12/28(日) 23:31:20 ID:ayTXiM42

・・・・・・。

ブシュウウウウウウ………


初号機(ウェルダン)「」プスプス


リツコ「…真っ黒焦げね。ミサトの料理かしら?」

ミサト「初号機を調理した覚えはないわよ」

リツコ「…シンジくんは?」

ミサト「意識不明で付近の病院のICUに搬送。全身大火傷だもの」

リツコ「あの状況下でよくもまあ倒したわね」スパー

ミサト「本当。称賛に値するわね。表彰されてもいいくらいだわ」

リツコ「…命に別状はないのよね?」

ミサト「たぶんね」

リツコ「プラグスーツの生命維持装置無しな上に全裸でよく助かったわねぇ」


234 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/28(日) 23:37:05 ID:ayTXiM42

ミサト「まあシンジくんがちゃんと本気で抵抗してくれたらマグマの中で生身で戦うなんてなかったんだけど」

リツコ「シンジくんだものね」

ミサト「…なんかえらく理解があるわね?」

リツコ「理解ではないわ。諦め、よ」

ミサト「私も早く諦めるべきかしらね」

リツコ「そうね」

ミサト「…」

リツコ「…」

ミサト「そういえばリツコよく助かったわね?」

リツコ「ええ。運良く浅間山観測所の解析データを回収と削除をしに出てたのよ」


235 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/28(日) 23:39:52 ID:ayTXiM42

リツコ「カヲルくんは?」

ミサト「シンジくんに付き添いに行ったみたいね」

リツコ「仲良しね」

ミサト「私達以上に仲良しかもねー」



日向「あ、葛城さん!」

ミサト「?」


236 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/28(日) 23:49:56 ID:ayTXiM42

日向「大変です!シンジくんがフォースと病院を脱走!!現在、所在が不明です!」

ミサト「」

リツコ「あの大怪我で?タフね…」

日向「治療途中で目を覚ましたらしく、医者の話ではあのまま激しい運動をすると後遺症が残る可能性があると、」

ミサト「あンの大バカぁあああ!!」

リツコ「保母さんは大変ね」クスクス

ミサト「全力で探させなさい!」

日向「は、はい!」ダッ


237 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/28(日) 23:56:58 ID:ayTXiM42

~草むら。~

シンジ「…」ガサガサ

カヲル「ねぇ、戻った方がいいんじゃない?」

シンジ「え?なんでさ」

カヲル「いや…だって君、全身水ぶくれが出来てて皮膚とかベロンベロンだし…」

カヲル「まっかっかじゃないか。ヤバイ感じに。素人が見ても一目で『長期入院が必要なヤバイ火傷』ってわかるレベルの」

シンジ「シンジイズバイオハザードって事か…ゾンビ?シンジイズゾンビ?」

カヲル「というか痛くないの?」

シンジ「死ぬほどめちゃんこごっつ痛い。シンジイズめちゃ痛い」


238 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 00:01:25 ID:gkRGXhpE

カヲル「じゃあやめとけよ。治療受けに戻れよ」

シンジ「絶対、イヤだ」

シンジ「シンジ・イーズ?絶対、イヤだ」

カヲル「そのシンジイズってフレーズ気に入ったワケ?」

シンジ「イエース!シンジイズマイブーム!イエーイ!!」

ズキンッ!!!!

シンジ「」

カヲル「ちょっと動くだけで、何かが触れただけで言葉にならないくらい痛いならもう本当やめとけよ」

シンジ「やだ」プルプルプルプルプルプル


239 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 00:08:54 ID:gkRGXhpE

シンジ「僕は自分に御褒美あげる事にしたんだ」

カヲル「罰とか、セルフSMとかじゃなくて?」

シンジ「イエス!!オーイエス!シンジイズマイ御褒美ウォンチュー!」

カヲル「シンジくん?割りと最初から意味わかんなかったけど君の言ってる事が更に意味わからなくなったよ」

シンジ「うるひゃあ!僕の言葉は僕がわかっていればそれでいいのだ!オーバー!?」

カヲル「しかし君も酔狂だね」



カヲル「今から修学旅行に飛び入り参加しにいくだなんて」

シンジ「へけっ☆」



240 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 00:58:42 ID:gkRGXhpE

カヲル「でもどうやって行く気?普通の飛行機には乗れないだろう?」

シンジ「うん。全裸だから引っ掛かる」

カヲル「ならどうやって」

シンジ「こーやって」サイドステップサイドステップ

カヲル「……」

シンジ「こーやって」サイドステップサイドステップ

カヲル「…君が何を言ってるのかわからないよ…」

シンジ「かーらーのー?!ロボッットダーンスッッ!」シャカシャカ

カヲル「おい!いい加減に教えろよ!」


241 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 01:33:17 ID:gkRGXhpE

・・・・。



マリ「じゃーにゃー」

シンジ「ぁあああ……いだい…いだいいだいいだいいだい…」

カヲル「あの速度で長時間走行とか…今の君には拷問だよね?」

シンジ「だけどなんとか港にはついたよ」

カヲル「船で行くんだね」

シンジ「船なら意外と手荷物検査されなかったりするからね」

カヲル「……手荷物?」

シンジ「じゃ、僕はこのトロリーバックに入るから渚は僕を持って乗船してよ」

カヲル「」


242 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 01:54:34 ID:gkRGXhpE

カヲル「よく入るね、そんな箱に」

トロリーバック「いやいや人一人くらいは入るからね。ほら、ヤーさんの死体遺棄的なさ?」

トロリーバック「んもー渚ったらそんなこともわからぬぅあいのくぁーい?ンーフー?」

カヲル「このまま海に沈めてやろうか?」

トロリーバック「やめてやめてやめてやめて」


243 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 03:48:24 ID:gkRGXhpE


・・・・・。


~沖縄~

アスカ(惣流)「は~!白い砂浜!青い海!」

アスカ「新しい水着もジャストフィット!言う事ないわね!」

ヒカリ「アスカの深紅のビキニすごい似合ってるわね!」

アスカ「でっしょ~?」ドヤァ!

綾波「……」

アスカ「…あによ、なんか言いたい事があんなら言いなさいよ」

245 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 04:28:48 ID:gkRGXhpE

綾波「別に」

アスカ「あっそ」

綾波「へっ」

アスカ「何?!ねぇ!何が言いたいのよッ!」ガシッ

綾波「別に」ニヤニヤ

アスカ「じゃあその含み笑い止めなさいよッ!感じ悪い!」

綾波「ぷふー!フフフフフフ!!?」クククククク


アスカ「むぉおおお!なんなのよぉおおおお!!笑うんじゃないわよぉお!!」

アスカ「似合ってないって言いたいワケェ?!」

綾波「別に」

アスカ「ああああああああああああ!!?」イライライラ


246 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 05:59:55 ID:gkRGXhpE

ヒカリ「あ、アスカ…」

アスカ「ふんだ!いいわよッ!別に!似合ってるもん!」

綾波「でも誰も似合ってないなんて言ってないわ」

アスカ「じゃあなんであんな笑い方しとんのじゃコラ」

綾波「…その、」

綾波「皆でこうやって旅行に来て何かするって、初めてだから」

綾波「私。…調子に乗ったの」

アスカ「え」

綾波「ごめんなさい」

アスカ「お、おう」


247 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 09:34:35 ID:gkRGXhpE

アスカ「ま、まあいいわ!あんた不器用そうだし。貶したり嘲笑ったわけじゃないなら」

アスカ「許してやr」

綾波「…プッ。」

綾波「ふひっ…ふひひひひひ…」クックックッ…

綾波「ぷー(笑)くすくす(笑)」

アスカ(…本当よね?)


248 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 09:56:18 ID:gkRGXhpE

ヒカリ「でもいいわね!特別に水上スキーとフライボードやらせてくれるなんて!」

アスカ「よね!あー楽しみ!」

綾波「ふふ…」



「どいてどいて―――――!!!」



アスカ「――――へ?」クルッ


シンジ「あ!アスカ!なんか久しぶりぃいいいい!」クルクルクルクルクルクル


アスカ「いやぁああああ!!!全裸が横回転で飛んでくるぅううう!!!」



249 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 10:06:09 ID:gkRGXhpE






<ドゴーン!


\イヤァアアアアア!!!/ 

250 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 10:11:46 ID:gkRGXhpE


シンジ「FOOOOoooOOO!!!まさかのガメラ方式!」

シンジ「イエス!ガメラシンジさん!イヤッフォー!」


アスカ「」ちーん

綾波ヒカリ「「碇くん!?」」

シンジ「いやーまいっちんぐまいっちんぐ。フライボードを手足につけたらマイアヒでさー」

シンジ「あれ?アスカはもうおねむの時間かい?しょうがないなぁ」

アスカ「あんたね…体当たり食らわせておいてそれはないでしょうが…」


251 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 10:16:09 ID:gkRGXhpE

シンジ「あれあれー?皆は?他のみなみなさんはー?キョロキョロキョロキョロ!キョロりんこ!?」

ヒカリ「霧島さん達ならさっきあっちで見かけたわよ?」

シンジ「ありがとうヒカリ!僕呼んでくるね!!!」ダッ

ヒカリ「あ、うん…」

シンジ「おおっと!忘れてた!」

ヒカリ「?」

シンジ「スク水ヒカリの◯◯◯◯、●●どかないと」

ヒカリ「あひぃんっ?!///」


252 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 10:20:43 ID:gkRGXhpE

シンジ「ハァー!でも綾波の●●●●も●●てぇ――――ッ!!!」


シンジ「●●か」

綾波「やめて。碇くんやめて」ペシペシペシペシ

シンジ「ごめん……気持ち良すぎて無理」

シンジ「やめられない!止められない!かーっぱっ!えびせん!おやつカンパニー!!」


アスカ「やめんかこのセクハラ野郎ッッ!!」グシャッ!

シンジ「あがっ……僕の●●●●●がぁあああっふあああ!!!」


253 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 10:25:02 ID:gkRGXhpE

アスカ「あんたね!そーいうのは彼女にやんなさいよ!変態!●●シンジ!バカシンジ!」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシ

シンジ「だが断る!断ーる!!!」

シンジ「でもたまには彼氏としてマナの●も●●どくか!」

シンジ「ダダッ☆ダーッシュ!!!シンジさんダーッシュ!!!」

シンジ「ポーウ!!!」ダダダダダダダダダ…



アスカ(…何よ、あたしのは●●うともしないって)


254 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 10:33:47 ID:gkRGXhpE


マナ「はー…シンジ、今頃何してるのかな…」

アスカ(貞本)「さあね。また回りに迷惑かけてるでしょ」

マナ「残念だけど否定できないなー」

アスカ「あんたさぁ…アイツのどこがそんなよかったワケ?」

アスカ「あたしにはこれっぽっちもわからないんだけど」

マナ「えー?わかんない?」

アスカ「…色々器用な所とか?」

マナ「うん。そこも好きかな」

アスカ「ええ?…じゃあー…生き様に拘ってる所とか?」

マナ「そこも好きかな」

アスカ「ぅえ?…えーと…、元気なとこ?自由なとこ?なんだかんだイイヤツな所?」

マナ「……ぷっ」


255 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 11:01:08 ID:gkRGXhpE

マナ「なーんだ。貞本さんもシンジにも好感が持てる、良いところがあるってわかってるんじゃない」

アスカ「は、はあ!?違うわよっ!こんなの適当言っただけだし!」

マナ「そ?」

アスカ「そ!」

マナ「にしても。あーあ、せっかく色々考えてたのになー」プクー

アスカ「…ちなみにどんな?」

マナ「え?聞きたいの?」

アスカ「え?あー…まあ。今後の参考に?」

マナ「うんとね…」


256 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 11:01:38 ID:gkRGXhpE

シンジ「おーい!マナー!」ダダダダダダダダダ

マナ「シンジ?!ってどうしたのよ!?その体!」

シンジ「え?ああちょっとヤバイレベルで大火傷しちゃってさ!」

マナ「」

アスカ「」

シンジ「あ、でもアレだから!さっきまでよりだいぶ痛みに耐えれるようになったから!大丈夫だから!」

258 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 16:14:10 ID:gkRGXhpE

マナ「どうやってここまで来たか知らないけど!今すぐ病院行って!」

シンジ「無理」

マナ「無理じゃない!というか何したのよ?!」

シンジ「ちょっと使徒を狩った時にマグマ煮えたぎる火山に入ってきた」

マナ「?!」

アスカ「は、はあ?!使徒が出たの?!何でミサトはあたし達に召集かけなかったのよ?!」

シンジ(僕だけで充分ってミサりんが考えたのは言わぬ方がいいか)

マナ「シンジ!」

シンジ「でもアレだよ?これ大分痛み引いてきたし皮膚も今はまっかっかなだけだからね」

アスカ「何それちょっと前はもっと酷かったってーの?」

260 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 16:38:21 ID:gkRGXhpE

シンジ「数時間前まで全身水ぶくれでぐっじゅ、皮膚が剥がれてバイオハザードでしたが」

アスカ「」

マナ「」

シンジ「どうしたんだ!僕達には口と通じる言葉があるのに何故しゃべらないんだ!」

アスカ「うるさい喋んな化け物」

シンジ「僕が君の言う事を聞いてやると思っているのか」


261 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 16:47:00 ID:gkRGXhpE

アスカ「だって…あんたそれ本当だったらマジで人間じゃないわよ!」

シンジ「ネルフの医療技術は世界一ぃいいいい!ってー事なんじゃなーい!?」クネ?

アスカ「限度があるわよ!医療ってかもうそれ魔法じゃないのよ!」

シンジ「ケアルガ!」ピロリロ♪

アスカ「キンハー?!」

シンジ「やせい の シンジ があらわれた! ▼」

シンジ「そして シンジ は じこさいせい した! ▼」

アスカ「やかましい!ポケモンかあんたは!」


262 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 16:55:03 ID:gkRGXhpE

シンジ「シンジ は ぜんら で おどりくるっている! ▼」

アスカ「カイリューか何かにはかいこうせん撃たれればいいのに」

シンジ「はかいこうせん! シンジ にはこうかがないみたいだ… ▼ 」

アスカ「もうそれウザいからやめなさいよ!」

マナ「ねぇシンジ!さっきから言ってるけど病院に」

シンジ「あ、忘れてた」

マナ「?」

シンジ「僕はマナの●●●●も●●に来たんだったよ」

アスカ「」

シンジ「いつもより愛がある●●!さすがシンジさん男前!だんでー!」

マナ「シンジ、っ////」

アスカ「ちょっと…あたしの前で●●りあうのやめなさいよ」


263 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 17:28:31 ID:gkRGXhpE

シンジ「わかったよ…君も交ぜてあげるよ!このさびしんぼうめっ!」

アスカ「あたしが言った事を何一つ理解してないじゃないのよッ!」

シンジ「まあまあ」

アスカ「あ?!」

マナ「シンジ!あ、んっ!浮気はダメだからね!」

シンジ「オーケーイッ!わかってる!わかってるよー!?シンジさんちゃーんとわかってるよーっ!」

アスカ「」ピキッ。


264 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 17:39:12 ID:gkRGXhpE


・・・・・・・。


トウジ「そんでお前はそんな頬を腫らしとるんか…」

シンジ「ぶっちゃけ火傷より貞本の拳(グー)が痛かった気がする」ジンジン

ケンスケ「でもシンジ、本当にそんな大火傷したのか?もう普通のいつも通りの肌じゃないか」

シンジ「そんなに疑うなら渚に聞いてみそ!確認とってみそ!」パン♪パン♪スイーッ♪

式波「? アイツは?」

シンジ「渚?渚なら…」


265 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 21:52:44 ID:gkRGXhpE

~港~

船長「でさぁ…君わかってんの?」

カヲル「……」

船長「死体遺棄したでしょ君」

カヲル「だから、最初から言ってるけどさ!シンジくんは死体じゃないから!」

船長「あんな赤黒い上にグロな状態の人間が生きてるわけないだろう常識的に考えて!」

カヲル「だからシンジくんに常識は通用しないんだと何度言えば」

船長「だとしても海に鞄の中の生きた人間を落とすか?あ゙~?!」

カヲル「いやそれもシンジくんの要望で」

船長「というか」

船長「タ・メ・グ・チぃいいいいッッッッ?!」グイーッ

カヲル「首根っこ掴むなよ痛いだろ」


266 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 23:54:45 ID:gkRGXhpE


シンジ「そんなわけで僕も参戦するんでシクヨロ!」

根府川「頭とお腹が痛い…」キリキリ

シンジ「サーターアンダギー楽しみだなー」

シンジ「あとシーサー!ゴーヤ!ゴーヤの丸齧り!生!生生で!」

シンジ「ゴゴゴ♪ゴーヤ!ゴーヤ!♪」ブンブン!

トウジ「鬱陶しいからワシの至近距離でヘドバンやめてくれへん?ほんまに」

シンジ「でもさ、先生が昔『人の嫌がる事を進んでしなさい』って」

ケンスケ「んー俺の予想だと先生そんなつもりで言ったんじゃないんじゃないかなー?」


267 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/29(月) 23:58:37 ID:gkRGXhpE

~警察署~

ポリ公「だからさ、やったんでしょ?吐いちゃいなよ」

カヲル「やってないって言ってるだろ!」バンッ!

ポリ公「はいはい、犯人は皆そう言うんだって」

カヲル「それでも!!僕はやってないッ!!!」

ポリ公「んー…というか仮に生きてたとしても密航補助だからさ…ね?」

カヲル「」


268 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 00:04:40 ID:JCeAhEtU

~民間宿泊施設~

マナ「はいっ!シンジ、あーん♪」

シンジ「あーん!!!」バクンッ!

シンジ「ゴーヤぁあああッフー!!!」モグモグモグモグモグモグ

ヒカリ「……」ジー

トウジ「むっちゃ美味いな!やっぱ飯が一番の楽しみやなぁ!」モグモグ

ケンスケ「トウジは人生つまらなそうだな」モグモグ

ヒカリ(…お弁当……どうかな…)モグモグ

惣流「ゴーヤ苦ーい!」モグモグ

式波「何よアンタ残す気?生き物はねぇ、―――」

貞本「もうそれ聞きあきたわ」モグモグ

綾波「はい。あなたにも私のをわけてあげるわ…」つ\\

マリ「あっりがっとさ~ん!♪」ハグハグ♪


269 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 00:07:03 ID:JCeAhEtU

~警察署~

ポリ公「…ネルフから保釈金支払われたし、パイロットだからって事で釈放だよ」

カヲル「…」グス

ポリ公「ほら…飯食ってなかったろ。餞別だ、カツ丼食べな」コト

カヲル「はい…」モグモグ

カヲル(このカツ丼、少ししょっぱいな…)モグモグ


270 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 00:12:10 ID:JCeAhEtU

シンジ「枕投げじゃあぁあああぁあああっしゃらぁああああ!!!!」つ枕

トウジ「死ねやシンジぃいいいい!!!」つ枕

ケンスケ「相田投擲兵、枕爆弾投擲するであります!ドーン!」つ枕


ドタンバタン!ドタンバタン!

根府川「君たち、ここはホテルではな、」

シンジ「敵発見!殺れ―――――!!!」ブンッ

トウジ「しゃー!!」ブンッ

ケンスケ「おるぁあああ!」ブンッ

根府川「ごっ、がああああああああ!!!」


271 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 00:15:53 ID:JCeAhEtU

~警察署前~

ポリ公「ほら…家まで送るから」

カヲル「いえ、あの…僕は」

ポリ公「ああ、他に泊まる所が?」

カヲル「…ええ。まあ」

ポリ公「帰る場所、"ホーム"があるという事は幸せに繋がる」

ポリ公「…君には大事な人がまだいるんだろう?」

ポリ公「その大事な人を悲しませてはいけないよ…」

カヲル(悲しませるっていうかそいつが根元なんだけど)

273 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 11:22:38 ID:JCeAhEtU

~女子部屋~

惣流「そんでさぁ…あんたシンジとヤったって本当なわけ?」

マナ「んーまあねー?…はい、あたしも上がり」

惣流「…………あっそ」

ヒカリ「すごいわよね…色んな意味で」

綾波「ヤったって、何?」

貞本「あんたバカァ?●●●●に決まってんじゃない。ハイ、あたしもペアできたからあがり」

ヒカリ「や、やだ…!そんな言葉言っちゃダメょ!不潔ょ!////」

式波「/////」

惣流「//////」

マナ「正しい中学生の反応ねー」クスクス

貞本「どうせだし●●でもする?ちょーど経験者もいる事だしさ」

ヒカリ「ぅえ?!わ、私はいい!遠慮するわ!」ブンブン

綾波「Y弾…?」 

274 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 11:35:24 ID:JCeAhEtU

ドタンバタン!ドガン!

式波「はー…オトコってホントガキね」

マナ「でもそーいうのが可愛いじゃない?」フフ

式波「なんかそのヨユーがムカつくわ」

貞本「わからないワケじゃないけど…あたしはやっぱ大人がいいなー」

惣流「やっぱ加持さんね!加持さんしかいないわ!」グッ

「「「加持さん?」」」

綾波「ネルフの人よ」

ヒカリ「へー…アスカはその加持さんが好きなの?」

惣流「そーよ!やっぱり包容力があって余裕があって、シンジみたいにキチじゃなくて仕事も遊びも出来る大人がいいの!」

貞本「よねーあたしも●●れるなら加持さんがいいわ」

惣流「はあ?!前々から、ドイツ支部の時から言ってるけど!あんたに加持さんはあげないから!」

貞本「はあ?!別にあんたのもんでもないでしょーが!」


275 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 11:42:36 ID:JCeAhEtU

式波「アタシにはなんであのおっさんがいいかわかんないわね」

惣流式波「「ンだとコルァ!」」

式波「とゆーか、ミサトの恋人でしょ?あの人色んな女に声かけてるけど本命は未だにミサトみたいだし」

式波「アンタ達はともかくアタシは接点もないし」

貞本「ハンッ!まーあんたはゲームばっかで加持さんの優しさとかわかんないしね~?」

式波「そうね。アタシにとってはゲーム以下なのよ」

惣流式波「「ンだとコルァ!」」


ドタンバタン!「根府川先生が殺られたぞー!」

「大丈夫!僕が根府川先生に追悼の言葉を送るから!」


綾波「碇くん達、まだ暴れてるわね」


276 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 11:48:35 ID:JCeAhEtU

ズガァアアアン!ドガシャーン!

「衛生兵!衛生ヘーイ!」

「ザオリク!」「…ハッ!私は一体?」

「かーらーのー!『『『ミナデイン』』』!!!」

「ぐぁあああああ!だが私を倒しても第二第三の根府川(せんせい)がお前達に注意をしにくるだろう…!」

「じゃあそいつらにもザラキ唱えてやるよ」


アスカ'S「「「ホントにガキね」」」

ヒカリ「もー!鈴原もよね!私ちょっと注意してくる!」

マナ「あ、あたしも行こっかな!シンジ~♪」


277 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 11:52:46 ID:JCeAhEtU

式波「そーいえばさ、修学旅行は男子の部屋に遊びに行くのが定番らしいわね」

綾波「なぜ?」

貞本「そりゃアレでしょ。実際には何にもならないけど異性と仲良くして今後そーいう仲になれるかもって期待が半端ないからよ」

綾波「そう」

惣流「…あたし達も行く?」

貞本「あたしはいいわよ?」

式波「アタシも。んじゃ、行きますか!」 

278 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 13:05:43 ID:JCeAhEtU

カヲル「はぁ、やっとここまで来れた」

カヲル「最初は行く予定だったからしおりで宿泊予定地は確認済みさ」

カヲル「お邪魔しま、」ガラッ



ヒカリ「ガミガミ!ガミガミガミガミ!」

根府川「セカンドインパクト!セカンドインパクト!セカセカ!ンドイン!」

トウジ「はい…すんませんでした」ボッコボコ
ケンスケ「はい…調子こいて先生にモデルガン撃ったのは反省して…」


カヲル「…何やったの」

シンジ「あ、なんかね、僕以上に調子こいてやりすぎたから正座で説教食らってる」

カヲル「ふーん?」

シンジ「僕の部屋に今アスカ達がこっそり来てるから渚も来なよ」

カヲル「そうするよ」


279 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 13:29:18 ID:JCeAhEtU

ミサト「完全復活した上に修学旅行に参加してる?!」

剣崎「はい」

ミサト「かー…よーくも、まあ」

ミサト「…っていやいや、あり得ないでしょ!」

ミサト「あんな大怪我が治るわけが」

剣崎「事実です。…回収しますか?」

ミサト「んー…まあ、いいわ。修学旅行楽しませてあげて」

剣崎「了解」


プシュー、ガコム。


ミサト「……」

ミサト「シンジくんのデータを見直す必要があるわね」


280 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 13:50:33 ID:JCeAhEtU

シンジ「サーターアンダギー焼きたては美味いよね!」モグモグ

マナ「ね!」モグモグ

カヲル「んー…一言で言うと味無しドーナッツ、かな」モグモグ

トウジ「おとんやサクラにこうてったろかな…」モグモグ

惣流「シンジ!あんたちょっと…あ、やっぱいいわ。あんたに任せたらどうなるかわかんないし」

シンジ「何頼もうとしたかは知らないけど賢明な判断だね」

貞本「? どうしたワケ?」

惣流「サーターアンダギーの袋詰め渡しておいて皆でつまみながら行こうかなって」

式波「自分で持ちなさいよそれくらい」

惣流「いやよ!なんであたしが!」

綾波「私、ときどきあなたがわからないわ」

ヒカリ「皆!次は首里城なんだからちゃんと学びなさいよ!遊びに来たんじゃないんだからね!」


281 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 13:58:08 ID:JCeAhEtU

ケンスケ「あ、皆こっち向いてくんない?」

「「「?」」」

ケンスケ「写真!なんならビデオも回すからさ!」

シンジ「おおー!そういや僕ら撮ってなかったね!」

マナ「相田くん!あとであたしのデジカメでも撮ってくれる?」

ケンスケ「いいよ!」

ケンスケ「んじゃ、撮るぞー!」

ケンスケ「1+1はー?」


「「「「2ぃ- シンジ「∞《インフィニティー》!!!」


パシャッ!



282 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/12/30(火) 14:14:08 ID:JCeAhEtU


        次回予告

ミサト「突如NERV本部を襲う大規模停電」

ミサト「その停電は加持リョウジのミスで本部だけではなく第3新東京市まで影響が及ぶ」

ミサト「そんな碇ゲンドウと冬月コウゾウの不在中で起きた停電事件の途中で重なる第9使徒の襲来」

ミサト「NERVは目も耳も手足も頭もエヴァも封じられた状態で挑む」

ミサト「そして暗闇の中、発情したアスカは碇シンジに迫る」

ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『何考えてんのお前ぇぇ?!時と場合を考えろよぉおお!!!』。」


ミサト「さぁーって!この次もっ?サァービスサービスぅっ♪」

次回 青葉「俺だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだぜ?」 中編