前回 青葉「俺だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだぜ?」 中編

587 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 10:15:17 ID:VpjYE7rU

~とある回転寿司屋~

幼女「わーい!わーい!おすしだ!おすし!」

父「はっはっは。ほら、たくさん食べろ。どれもすごく美味しいぞ!」

母「もーパパったら。回転寿司だからって調子乗らないの!」

父「はっはっは」

幼女「なにたべよっかな~…?」チラッ

ウィーン…

シンジ「…」

幼女「 」

. 



残酷な天使のテーゼ/魂のルフラン
高橋洋子
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588 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 10:16:51 ID:VpjYE7rU

レーンon the シンジ「…」

父「」

母「」

幼女「」



シンジ「Yes」b

幼女「寝そべった全裸がレーンを流れてきたぁぁァアアアアああッッッ?!」


. 

589 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 10:17:59 ID:VpjYE7rU

シンジ「…」つ醤油

シンジ「ふん!」ドパパパバ!!

シンジ(醤油まみれ)「…」

幼女「 」


シンジ「さあ!!!食せ!!!!」クワッ!

幼女「イャアアアアア!!!!」


. 

590 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 10:18:55 ID:VpjYE7rU



タタすぎる る目玉、
デ 目玉 と そ して 多す
カすぎ ぎる

エヴァ


. 

591 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 10:20:29 ID:VpjYE7rU

~朝、碇家の食卓~

シンジ「マンマミヤ♪ママミヤ♪ママミヤママミヤ♪」

シンジ「勢い余ってダイニングテーブルへダァァァアアイブッッッ!!!」

ドガチャァァアアンンッッッ!!!!

シンジ「ヨーーロッレッイッヒィィーーー!!!!」

ゲンドウ「…レイ、学校はどうだ」ヒョイ…モグモグ

綾波「はい。問題ありません」ヒョイ…モグモグ

リツコ「あらそう?この間のテストは大丈夫だったのかしら?」ヒョイ、モグモグ

綾波「…意外と難しくて92点でした」

リツコ「あら」

. 

592 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 10:30:23 ID:VpjYE7rU

マリ「なーん」ムッチャムッチャ

シンジ「ポゥ!パゥ!ヒャオ!」ブレイクブレイク

シンジ「え?綾波ってあのテスト92点だったの?僕、満点だったけど?」ドャァア!?

綾波「そう」

リツコ「へぇ?満点!中々やるじゃない。大したものだわ」

ゲンドウ「…」

. 

593 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 10:38:48 ID:BVc86jLA

シンジ「父さんは何か感想ないの?」

ゲンドウ「…、…そのまま精進しろ」

リツコ「あらあなた、少しは褒めてあげたら?」

リツコ「 人は褒めたら伸びますわ?」

ゲンドウ「うむ…」

ゲンドウ「…よくやったな、シンジ」

シンジ「…」

シンジ(いやそんな感じで褒められても…)

シンジ「うん、ありがとう父さん」ニコッ

ゲンドウ「…また頑張れ」

シンジ「うん!」

シンジ「…」


シンジ(…親に褒められる事ってこんなに嬉しく感じる事だったんだな)

. 

594 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 10:57:02 ID:VpjYE7rU

リツコ「シンジ?」

シンジ「なぁーに?」

リツコ「取り敢えずぐっちゃぐちゃになったテーブルの上、片付けてもらえるかしら?」

シンジ「うぇーい」

綾波(この異常な行動に対して耐性と慣れがついてしまった私達は大丈夫なのかしら)


シンジ「だがもっぺんテーブルへダイブ!!ダイブダーーイブッッッ!!!」

ドガチャァァアアンンッッッ!!!!

ゲンドウ「シンジ、ちょっとここに座れ」

. 

595 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/06(月) 13:45:27 ID:AgIvsj32

~第壱中たいいくのじかん~

シンジ「イッケーェェ!!!超絶早いストレート、”飛竜”!!!」

トウジ「おっごぉお?!」

ケンスケ「デッドボール!」

トウジ「ほがっ…ほがっ…!」

ケンスケ「トウジ!大丈夫かトウジ!傷は浅いぞ!」

トウジ「あかんて…ワイはもうあかん…ケンスケ、ワシが死んだらサクラに『にぃにはちょっと遠くへ行った』と…伝えてくれんか…」

ケンスケ「トウジぃぃぃいいい!!!」

シンジ「さあ、次の罪人よ、バッターボックスという名の処刑台に立ちな」

シンジ「次はギロチンボールであの世へ速達だバカヤロー」

根府川「碇、退場」

シンジ「?!」

. 

603 :中毒の方は心のお医者さんのとこ行くかこのスレを永遠に愛して下さい:2015/04/12(日) 00:20:29 ID:fYougUgA
~運動場の隅っこ~

シンジ「ちぇっ!ちぇっ!なんだいなんだい!」

シンジ「敵を木っ端微塵にする勢いでブッ倒すことの何がそんなにいけねぇってんだちきしょうめ!」

シンジ「…」

シンジ「…なんか久しぶりだなーこの感じ」

ワイワイ

シンジ「みんながドッジボールやってるのに自分だけジャングルジムに登って遊びだす時のこの感じ」

シンジ「…」

シンジ「よし、確か近くに隠しておいたおもちゃ箱の中に…」ゴソゴソ

シンジ「あった!」

. 

604 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 00:22:06 ID:fYougUgA

~運動場~

カヲル「随分顔が青いけどこのまま授業受ける気?」

トウジ「はん!ワシはたかが脇腹直撃くらいで倒れるほどヤワやないわ!」プルプル

ケンスケ「トウジ、やせ我慢はすんなよ?」

惣流「全くね!介護しなきゃいけなくなるヒカリや相田のことも考えてやんなさいよ」

トウジ「せやな、すまんな。でも迷惑はかけへん
から」

ヒカリ「わ、私は迷惑だなんて思ってないから!」

シンジ「ウェッヒヒーイ!!!☆」ダダダダダダ

ケンスケ「ん?シンジの奴なにを持ってんだ?」

. 

605 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 00:26:42 ID:fYougUgA
シンジ「そーらーにー♪消えてーったー♪打ち上ーげーはーなー…」

シンジ「ビィィイイイイイイインンッムッッッッ!!!!」

ズドオォオン!!


「「「「「?!」」」」」

ひゅーるるるるる……

. 

606 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 00:27:34 ID:fYougUgA

    ・∵∴∵・
  ∴※※◎※※∴
 ∴※◎☆★☆◎※∴
・※◎★\川/★◎※・
∵※☆ \\V// ☆※∵
∴◎★三>*<三★◎∴
∴※☆//∧\\☆※∴
・※◎★/川\★◎※・
 ∵※◎☆★☆◎※∵
   ∵※※◎※※∵
   ・∴∵∴・
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_ |FF|/\/\ _ |FF
田L|FF||FF||田||田L|FF 

607 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 00:30:38 ID:fYougUgA

ドォオォォォオオオン!!

シンジ「たーーーーーーまーーーーーーやーー!ーー!!!!!」


~運動場の端っこ~

貞本「…なんで真昼間の校庭から打ち上げ花火が上がんのかしらねー…」

マナ「何でかは知らないけど。まー九分九厘間違いなくあたしの彼氏の仕業よねー」

. 

608 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 00:37:25 ID:fYougUgA

シンジ「たーーーー◯やーーーー!!!」

シンジ「…あとは花火セットの目玉…」ゴソゴソ

シンジ「じゃっじゃじゃーーーん!!!ロケット花火ーーー!!!」

シンジ「…」つ臼ライタ-

シンジ「点火《ファイヤ》!!!!!」シュボッ!

シンジ「…さーて、ここで問題でェす」

シンジ「この僕、シンジラレータは一体何をしよォとしているでしょォか?」

シンジ「答えは答えはとーっても簡単!!ってシンジはシンジはマジキチスマイルしながら点火されたロケット花火を脇に抱えてみたり!!」

シンジ「さー!!!ヒァウィーゴォー!」ダッ!

. 

609 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 00:39:07 ID:fYougUgA

トウジ「そいでやなー」

ケンスケ「へー」

カヲル「ふーん?」

惣流「でもそれってさー…ん?」

ヒカリ「どうしたの?」

式波「ん? 火薬の匂い?」

綾波「?」


シンジ「ヒャッッフォォォオオオオ!!!!」ダダダダ!!

シンジ「綺麗な花火で汚ねェ花火になりやがれェェェエエエエエ!!!!」アビャアビャビャビャ!!!

式波「イャアアアアア!!!ロケット花火をこっちに向けんなぁー!!!」

. 

610 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 00:54:29 ID:fYougUgA

シンジ「きーみーがーいたなーつーはー♪」

シンジ「遠いーゆーめーのなかーあ!」

シンジ「そーらーにー消えてーったーっ!」

シンジ「打ち上ーげーはーなーびー!!」

シンジ「つまり戀人は花火で遠い処に逝ったんだよ!!!」

惣流「曲解しすぎでしょ!!」

シンジ「ファイヤーーーーーー!!!!!」

バシュー!!!バシュバシュバシュ!!!!

シンジ「ヒーーーーーハーーーー!!!」

ドドーン!!!バーン!!パーン!!!

ヒカリ「ダメよ碇くん!女の子の顔に大火傷負わせるかもしれないのよ?!」

トウジ(なんやその言い方やと男はどうなってもええみたいやなぁ)

. 

611 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 01:03:41 ID:fYougUgA

シンジ「大丈夫大丈夫!トウジ以外には当てないから!!」

トウジ「?!」

シンジ「そーれそれそれ!」

バシュー!!バシュバシュバシュ!!!

ケンスケ「おわぁーああ!危なっ!やめろシンジ!」

綾波「火…熱いモノ。便利で、恐いモノ。」

惣流「ちょっと!!あんた背中燃えてるわよ?!」

綾波「燃える…無くなる事。色んなモノを灰燼へと変えるモノ。」

カヲル「ポエムってないで早く消す努力しろよ」


トウジ「アッづーーー!!!」
. 

612 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 01:05:18 ID:fYougUgA

ヒカリ「碇くん!!」

シンジ「知らぬ知らぬ!!さぁ逃げ惑えよ!!ヒッカリーン♪」

ヒカリ「碇くん!!いい加減にしないと…!」プンスコ!

シンジ「うるせぇ洞木ーコング!!お前さんはウェへウェへ笑ってろーーい!!!」コチョコチョコチョコチョコチョコチョ

ヒカリ「やっ!ちょっとやめ、あはっ!?あははっいやっ!やめて!私本気で怒ってんっふふふふ!」

シンジ「だがそこでやめるハズなど、これっぽっちもない、シンジさんなのでしたー。(暗黒笑)」

ヒカリ「あははははははははは!!!!ひひひひひ!!」

シンジ「はーい笑って笑ってー?(強制)」

ヒカリ「ひーーーひひひひひひ!!!」

. 

613 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 01:07:56 ID:fYougUgA

ケンスケ「結果的には暴走を止めた…流石委員長だよ」クッ

トウジ「せやな。いいんちょの尊い犠牲によってワシらは助かったんや…!」クッ

カヲル「…」


カヲル「英霊となったッ!洞木委員長に~ッ!!」

カヲル「敬礼ッッ!!!!」

トウジ「(T^T)ゞ」ビシッ!

ケンスケ「( ̄^ ̄)ゞ」ビシッ!


ヒカリ「フヒーーーッッ!!!ヒッヒヒヒヒ!!!!あはははははははははは!!!…っく…」

シンジ「あ、やべっヒカリンそろそろガチ泣きしそう」

. 

614 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 01:09:44 ID:fYougUgA
・・・・・。

ガラッ

シンジ「チッ、まーた生徒相談室と職員室と生徒指導室をハシゴかよー」

トウジ「おっお疲れさん。待っとったで、センセ」フリフリ

ケンスケ「やれやれ…僕らも早く帰りたいんだからさーあんま問題起こさないでよ」

カヲル「今日はどっか寄ってく?」

トウジ「せやなー」

ケンスケ「シンジんちでゲームやる?」

シンジ「ェェェエエエエエ!!!いいよ!!!!!」

トウジ「ほないこか」

シンジ「よーしャシャシャシャ!!!」

シンジ「サンバを踊りながら行くぞォォォオオオ!!!!」

「「「おー」」」

. 

615 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 01:14:11 ID:fYougUgA

シンジ「フゥッフー!フゥッフーウ!!」シャカシャカシャカ!クネクネクネクネ!

カヲル「フゥッフー!フゥッフーウ!!」シャカシャカシャカ!クネクネクネクネ!

トウジ「フゥッフー!フゥッフーウ!!」シャカシャカシャカ!クネクネクネクネ!

ケンスケ「フゥッフー!フゥッフーウ!!」シャカシャカシャカ!クネクネクネクネ!



アスカ「「「ホンッットにガキね。バッカじゃないの?」」」

. 

616 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/12(日) 01:40:58 ID:fYougUgA

~碇宅~

シンジ「ただいまンゴー」

マリ「んーおかーりーワンコくん」グデグデ

シンジ「今日友達連れて来たんさー今片付けるからって事で外で待ってもらってる」

マリ「おっ、そーなの?んじゃま、あたしはゲンドウくんの部屋にでも引っ込んでるよ」

シンジ「マリも一緒に遊べば?」

マリ「んー?気持ちだけ受け取っとくよ。ありがとねー」ヒラヒラ

シンジ「…意外と社交性ないよなぁ?」

シンジ「マリの性格上、結構遊びたがりっぽいよーな気はするんだけど」



622 :>>621がパシャっちまったーーー!:2015/04/20(月) 18:06:27 ID:aN7LNZMk

シンジ「さて、と!」

洗濯物<ドッチャリ

シンジ「部屋にはリッちゃんと、はやなみの◯◯やら◯◯◯◯やらが散乱しているわけですが」

シンジ「…いやまぁ僕がぶち撒けたんだけども」シレッ

シンジ「皆には刺激ックスかぬー?かぬかぬー?」

シンジ「きっとあとですごく怒られるんだろうな…」

シンジ「だがシンジさんは媚びぬ退かぬ省みぬ!!!」



シンジ「ついでに父さんのブリーフもバラ撒いた上で招き入れるか…」スタスタ

. 

623 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/20(月) 18:22:36 ID:aN7LNZMk

トウジ「ほな、邪魔するでー」

ケンスケ「おっじゃまっしま~す!」

カヲル「それじゃ、お邪魔させてもらうよ」

シンジ「じゃ、皆!僕ンちに入った時の儀式をやっとくれ!」

カヲル「儀式?」

シンジ「イエス!イエスイエーーース!!イエスッ!!!」ガッガッ!

シンジ「僕ンちに入る時はまず、はやなみっやリッちゃんとかのツンパーを頭と顔に被ってクンカクンカしなければならないんだ!!」

トウジ「ほんまか?!」

ケンスケ「はあ?!」

カヲル「でもホントにいいの?僕も遠慮なくやるけど」

シンジ「あたぼうよ!!!いやむしろどこにダメな理由があるだろうか、いや無い(反語)!!!」

ケンスケ「いやむしろダメな理由しかないだろ」

. 

624 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/20(月) 18:24:40 ID:aN7LNZMk

トウジ「にしても綾波のか…」

シンジ「別にリッちゃんのでもいいよ?」つ

トウジ「いやそれは…あー、ミサトさんのはないんか?」

シンジ「父さんのブリーフなら…」つ

(((あの人ブリーフ派だったのか…!)))

シンジ(まぁ僕が父さんのボクサー◯◯◯を全て何度も何度も焼き払ったから父さんはブリーフ派を余儀なくされたんだけども)

. 

625 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/20(月) 18:25:28 ID:aN7LNZMk

カヲル(リっちゃんの◯◯◯)「フゴフゴフゴフゴ」

トウジ(綾波の◯◯◯)「フゴフゴフゴフゴ」

ケンスケ(親父の◯◯◯)「フゴォォォオオオ!!!?フゴォォォオオオ!!!」

シンジ「ドウドウ!暴れるなよケンスケ!いいじゃないか父さんのツンパでも!」

. 

626 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/04/25(土) 14:57:24 ID:tlloJ1cE

シンジ「あ、ゲーム何する?大◯◯スッパダカブラザーズやる?!それかマリカ?!」

ケンスケ「やだよお前やり口エゲツないもん」

トウジ「いやそれお前もやろ。お前ら人が真面目に走っとる時になんのかんのと徹底的に潰してくるやんか!」

カヲル「それは君がカモられやすいプレイしてるからだろ?」キョトン?

トウジ「んなことあらへんわ!」

ケンスケ「いやぶっちゃけ実際のとこトウジは真っ先に潰しにかかるなぁ」

シンジ「だって狩りやすいし行動パターン予測しやすいし真正面なフェアプレイでしか攻めてこないしねぇ」

カヲル「この世は弱い生き物から死んでいくんだよ。そんなことも知らないの?」

トウジ「お前らダーティーすぎるでホンマ…」

カヲル「君がピュアっピュアなだけじゃない?

. 
634 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/04(月) 18:56:49 ID:5wAg0bbE
~結局~

シンジ(E:デュエルディスク)「僕のターン!ドロー!!!」

シンジ(遊戯声)「相手フィールドにいる『ジャージ猿』を生贄に!星8つモンスター『◯◯◯◯・バーサーカー』を特殊召喚!」ドン☆

トウジ「な?!なんやて!?」

シンジ「効果発動!!『◯◯◯◯・バーサーカー』は召喚された瞬間、相手フィールド上の魔法カードとトラップカード、及びモンスターカード全てを破壊する!!」

トウジ「?!」

シンジ「尚、その時相手が手札を3枚以上所持していた場合、その全てのカードは今回のデュエルでは使用不可!!」

トウジ「ホワッツ?!」

シンジ「更に相手のライフを半分にする!!」

トウジ「理不尽や!!!」

シンジ「ゆけっ!!『◯◯◯◯・バーサーカー』!攻撃力9999の力を見せつけてやるのだ!」

シンジ「焼き払えっ!!『●●●●が顔にフィット』!!!」

トウジ「チートやぁあああ!!!」 

635 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/05(火) 00:40:35 ID:tfnP8Clw

シンジ「プレイヤーにダイレクトアタック!!ダイレクトアタック!!ダイレクトメール!!」

トウジ「ぐはっ?!がはっ!!ウゴォエエエエ!?」

ケンスケ「やめて!トウジのライフはもうゼロよ!」



カヲル「? なんで鈴原は痛がってんの?」

ケンスケ「いやそこは触れちゃいけないトコだから」フルフル

シンジ「僕もプレイヤーにダイレクトアタック!ダイレクトアタック!」ペシ-ンペシ-ン!

トウジ「へぼぁ?!」

ケンスケ「やめるのデス!シンジボーイ!」

. 

636 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/05(火) 03:15:57 ID:tfnP8Clw

~んでゲーム~

シンジ「ゼルダ無双ォォォオオオ!!!」カチャカチャカチャカチャ!!

カヲル「ぐ、…やるね!」カチャカチャ

ケンスケ「ああっ!俺のザントが!」

トウジ「あっあっ、アカン!アカンて!あっ、あー…」

. 

637 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/05(火) 03:34:38 ID:tfnP8Clw



トウジ「ほななー」

ケンスケ「またなー」

カヲル「じゃ、僕も帰るから」

シンジ「またねー」ケツフリケツフリ

プシュー、がコム。


シンジ「…」

. 

638 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/05(火) 03:35:58 ID:tfnP8Clw

シンジ「…」

シンジ「この友達と別れた後の寂寞感って嫌いだな」

シンジ「変なの。別にまた会えるってのに」

シンジ「…マリー?」

マリ「すぴょすぴょ」

シンジ「…寝てやがる」



シンジ「…寂しい」

. 

639 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/05(火) 03:50:51 ID:tfnP8Clw

シンジ「綾波もまだ帰ってこないしなー」

シンジ「リッちゃんも父さんもネルフだし」

シンジ「…」


シンジ「マナと電話でもしよっかな」

シンジ「片小指で倒立しながら」

. 

640 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/07(木) 17:48:55 ID:2bDWHfxo

トゥルルル、トゥルルルルン♪


シンジ「ほいっ…ほいっ…!」シュッシュ

ガチャ、

シンジ「こちらはジャックバウアーだ。大佐、応答してくれ(渋声)」

『あ、何?シンジ?』

シンジ「Yes,Iam.」シュッシュッ

マナ『どしたの?シンジから電話してくるなんてめっずらしぃ。』

シンジ「…」シュシュッ

シンジ「…なんか、寂しくなっちゃって」ヒュババババ

マナ『へぇ?何かあった?』

シンジ「んーん。なーんも。あー…ただ、なんかね」シュバババババ

マナ『そう?』

. 

641 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/07(木) 17:55:05 ID:2bDWHfxo
シンジ「うん。誰かの声が聞きたくなったっていうか」ピョインピョイン

マナ『人恋しい?』

シンジ「かも」

マナ『…じゃあ、今から会う?』

シンジ「えっいいの?」

マナ『もちろん♪』

シンジ「ありがとうマナ!僕目一杯オサレしてくよ!!」

マナ(おしゃれ?)

マナ『(まいっか)じゃあたしもシンジのためにおしゃれしてこっかなー』

シンジ「じゃあデート楽しみにしてるよ!」

マナ『あたしもっ!』フフッ

シンジ「あ、あのさ」

マナ『?』


シンジ「その…愛してる、よ////」

マナ『ありがと、シンジ。あたしも愛してる。』クス 


646 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 18:10:23 ID:mmtYQc0E
~待ち合わせ場所~

マナ(シンジまだかなー)

<「さっきまでと言ってる事違うじゃない♪」

マナ「?」

シンジ(白髪糸目)「ちょっとだけ素顔見せたけれど♪フゥ♪フゥ♪フゥ♪」

マナ「シンジ?なんで白髪に染めて目を細めてるの?」

シンジ「もぅ♪ちょっとだけ捕まっとってもよかったのに残念や♪」フリフリ

マナ「あれ?歌が変わった?というかなんなの?それ」

シンジ「今日の僕はギンジさんという事だよ」

マナ「(意味がわからない)そ、そういえば髪染めたんだ?オシャレ(?)だね!」

シンジ「オシャレやない。”オサレ”や」

マナ「どう違うの?」

シンジ「よく13kmったり、ポエムるって事だよ」

マナ「ポエム?」

シンジ「そう。ポエムや」 

647 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 18:46:45 ID:mmtYQc0E

マナ「じゃあ何か一つポエムってよ」

シンジ「ええよ」

シンジ「……」

シンジ「『君がもし蛇となって」

「人を喰らい始めたとして。」

「人を喰らったその口で」
「僕を愛すと吠えたとして」


「僕は果たして今日と同じに」

シンジ「君を愛すと言えるだろうか』」

マナ「…」

シンジ「…」ドャア

マナ「…」

シンジ「うんそのなんとも言えない顔が見たかった」
. 

648 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 18:50:44 ID:mmtYQc0E

マナ「あ、これからどうしよっか。どっかでお茶する?」スル-

シンジ「ええな」

シンジ「んじゃ、グーグルマップでええ感じのとこ調べるわ」

シンジ「…ん。でた。」

マナ「どんなとこ?」

シンジ「『スゥオゥルソサエテー』って店やって」

マナ「へぇ?どのくらいの距離?」

シンジ「かなり遠いなぁ。刀百本分×500くらい」

マナ「それってつまり…どのくらい?」

シンジ「ほんなら卍解はどんくらい延びるかわかる?」

マナ「いやそもそも卍解の意味がわからな、」

シンジ「しゃァない よう分かるように キミらの長さで 教えたげるわ」

. 

649 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 18:51:53 ID:mmtYQc0E




シンジ「ーーーー13kmや」ドャア

マナ「遠ッッッ!?」



シンジ「ピンとけぇへんやろ 数で聞いても」 ニタリ

マナ「いやわかるよめちゃくちゃ遠いって」

. 

650 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 18:53:51 ID:mmtYQc0E

マナ「他の店は?」

シンジ「あ、えっとね…」

・・・・。

シンジ「あとはこの別れ道を行くだけや」

マナ「随分分岐した道ね」

シンジ「なん…だと…!」

マナ「どうしたの?」

シンジ「数えてみたんだ。別れてる道の数」

マナ「?」

シンジ「しゃァない よう分かるように キミらの数え方で 教えたげるわ」

. 

651 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 18:54:50 ID:mmtYQc0E



シンジ「13岐路や」ドャア

マナ「へぇー…多いね?」



シンジ「ピンとけぇへんやろ 数で聞いても」 ニタリ

マナ「いや目の前にあるし」

. 

652 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 18:56:09 ID:mmtYQc0E

・・・・・。


店長「いらっしゃい。私の実験し、…カフェへようこそ歓迎するヨ…って◯◯◯◯?!どういうこと?!」

シンジ「さーせん、これがデフォルトなんで」

店長「正気かネ?!」

シンジ「…ハッ ”正気”かよ」

シンジ「生憎そんな面倒なモンは 最初から持ってた覚えは無えな」ドャア

マナ「シンジ、そこドヤ顔するとこじゃない」

. 

653 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 19:03:22 ID:mmtYQc0E

店長「服を着ろ!着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ着ろ!」

シンジ「断る」

マナ「すみません、あたしの彼氏ちょっとエキセントリックなんです」

店長「君も大概おかしいヨ?!」


シンジ「そういえばマナ聞いた?今の」

マナ「?」

シンジ「しゃァない よう分かるように教えたげるわ」

. 

654 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 19:03:58 ID:mmtYQc0E




シンジ「ーーー”13着ろ”や」ドャア

マナ「」


シンジ「ピンとけぇへんやろ 数で聞いても」 

マナ「そうね、常人なら13回も服を着ろって言われないものね?」

. 

655 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 19:16:31 ID:mmtYQc0E

・・・・・。

シンジ「皿フリスビーぃぃイイイイッッ!!!」

ガッチャン!ガチャーン!!ドガチャァァアアンン!!!

シンジ「ィィイイイリリリリッッヤッフゥォオオオオッッッーーーイイ!!!」

店長「」

シンジ「カーァァアアニバァアルッッッ!!!」

店長「貴様!」ブン!

マナ「刀?!シンジ、あぶな」

ガキィイン!!

店長「なん…だと…!?」

シンジ「妙な気分だな…俺があんたの刀を(ケツで)受け止めた事がそんなに信じられねえか?」

シンジ「怖いか? 自分の目の前で理解が出来ねえ事が起こるのが」

店長「そりゃこんな事態になったらネ?」

. 

656 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 19:21:54 ID:mmtYQc0E

シンジ「くく…!重い!なかなかに重いなお前の刀は!」

マナ「シンジ、あの…大丈夫?その、色んな意味で」

シンジ「刀の重さについてなら大丈夫だよ」

マナ「そう?」

シンジ「え?どんくらいの重さかって?」

マナ「いや聞いてないけど」

シンジ「しゃァない よう分かるように キミらの重さで 教えたげるわ」

. 

657 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/05/13(水) 19:22:35 ID:mmtYQc0E




シンジ「ーーー13kgや」ドャア

マナ「シンジ?そろそろそれしつこいよ?」




シンジ「ピンとけぇへんやろ 数で聞いても」 

マナ「まぁ…重いんだろうなぁ、としか」


. 

661 :>>660シンジ「ーーー13来ろや」ドヤァ:2015/06/01(月) 20:01:20 ID:hLh5.vWU

・・・・・・・。


~夜、公園、ベンチ~

マナ「んもー、シンジってばはしゃぎ過ぎ。」

シンジ「ごめりんこぅ!」シャクレ

マナ「しゃくれないで。あたしだってちょっと恥ずかしいんだから」

シンジ(アレをちょっと恥ずかしいって思うだけってすごいなぁ…)

. 

662 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/01(月) 20:09:05 ID:hLh5.vWU

マナ「そういえば…お義父さんとか大丈夫なの?」

シンジ「何が?」

マナ「ほら、門限とか…夜遅くまで出歩くな~とか」

シンジ「あの父さんが?ナイナイ」

シンジ「まーありえないわけじゃないけどさー」

シンジ「多分『大事なパイロットガー』とか『人類の未来担ってるのニー』とか…そんな理由で言うんじゃないかな」

シンジ「まーそれにしたって…愛情からとかじゃないような」

シンジ「リッちゃんもマリも父さんも…ウチってそんな感じじゃないし」

シンジ「僕は好き勝手やる性格ってわかってるからかもしれないし」

マナ「…そっか」 

663 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/01(月) 20:13:06 ID:hLh5.vWU

シンジ「というかマナこそ大丈夫なの?女のコの夜の一人歩きは大変危険ですのでご遠慮ください!!」

マナ「何故敬語だし。というかあたしはいいのよ」

マナ「今は一人暮らしだし…いたとしてもお父さんうるさいだけだし、母さんは、…あたしもあの人もお互いキライだから話しかけてこないし話さないし」




マナ「…あたしに何かあっても、」

シンジ「…」 

664 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/01(月) 20:20:17 ID:hLh5.vWU


シンジ「僕が心配するよ」

マナ「…」

. 

665 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/01(月) 20:23:31 ID:hLh5.vWU


シンジ「マナになんかあったら耐えられないし、その、なんていうか、」

シンジ「…ごめん。うまく言えない。ただ、」

シンジ「マナが大事だから。だから、その」

マナ「…ん。大丈夫。シンジがあたしを大事に思ってくれてるのがわかったから」

マナ「ありがと、シンジ」ニコッ

シンジ「ん」

. 

666 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/01(月) 20:26:33 ID:hLh5.vWU


マナ「じゃ、そろそろ帰ろっかな。シンジに心配かけたくないし…あたしもシンジが心配になっちゃうしね!」

シンジ「うん」

マナ「あっ!じゃあさ、今度はどっちにも心配かけないようにあたしんちに泊まりに来なよ」

シンジ「なんですと」

マナ「…いっぱい、イチャイチャしよーね?」クス

シンジ「ウホッ!ウホォーオ!!ウホウホウホ!!」ドコドコドコドコ!!

マナ「んじゃ!またね!」フリフリ

シンジ「ん!」

シンジ「…」

シンジ「●●●●●、いっぱい買っとかなきゃなぁ」デュフフフフ...

. 

667 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/01(月) 20:37:06 ID:hLh5.vWU

ー宇宙ー



「…」


ぷくーーーーーっ…!

ぷるんっ、ぷらんっ!

「ッ」


ぷちっ…



ーーーーーーーーーュュュュユュュウウウウウウウウ!!!!


. 

668 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/01(月) 20:42:47 ID:hLh5.vWU







. 

669 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/01(月) 20:46:26 ID:hLh5.vWU

~第一発令所~

青葉「第六サーチ衛星より目標の映像データの受信を確認!主モニターに回します!」


パッ。



サハクイェル『………』



. 

670 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 18:42:15 ID:qr9N2eN2

マヤ「インド洋上空の衛星軌道上で発見。2分前に突然出現しました」カタカタ

ミサト「…でっかいわね」

リツコ「ええ。今回の使徒、その大きさはエヴァの優に数十倍、他の使徒と比べても極大のサイズと表現できるわ」

青葉「接触まで後2分」カタカタ

日向「コンタクト。サーチを開始します」カタカタ


サーチ衛星「…」

サハクィエル「…」

サハクィエル「ッ!」



. 

671 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 18:47:36 ID:qr9N2eN2


青葉「な?!…っ、第6衛星、大破!」

リツコ「…なるほど。A.T.フィールドの新しい可能性ね」

リツコ「A.T.フィールドを拡大、加重する事でサーチ衛星を破壊するなんてね」

マヤ「あ、でもシンジくんも似た事はしてましたね」

リツコ「あれはA.T.フィールドを”凝縮”してるの。拡大と加重は違うわ」

リツコ「そもそもA.T.フィールドはそこまで一定の指向性を持った形状操作は出来ないモノよ」


リツコ「…まぁ、シンジならやろうと思えばやれるのかもしれないけど」

ミサト「よね」コクン 

672 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 18:51:51 ID:qr9N2eN2

リツコ「それで?彼の地へ出張してるあの人と副司令への連絡は?」

日向「ダメです!現在使徒のジャミングにより通信不可です!」

ミサト「…使徒同士でも繋がりがあるのかしらね?最近の使徒は私達の通信手段を奪うっていう情報戦をしてきてる」

リツコ「使徒は活動を停止した後に、その魂が一つの所へ還っているのかもしれないわね」

リツコ「その場所で『この手ではダメだったから今度はこの手で。この手は効いたから今回も』」

リツコ「そんな事でも喋っているのかもしれないわね」

ミサト「嫌ねぇ。マニュアルが組めないし。」

. 

673 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 18:56:20 ID:qr9N2eN2

~ちょっち後~

日本列島「土手っ腹に風穴あくかと思いましたわ」

ミサト「…さっすがA.T.フィールド。大した破壊力ね」

青葉「使徒は子機のような分身を自身からひりだし、日本列島目掛けて落下させてます」

マヤ「落下のエネルギー、そして子機自身から発生させられるA.T.フィールドを利用しています。子機使徒そのものが爆弾みたいなものですね」

リツコ「とりあえず初弾は太平洋に大外れ。で、2時間後の第2射がそこ。後は確実に誤差修正してるわ」

ミサト「…誤差修正のズレがもう殆どない」

. 

674 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 19:00:11 ID:qr9N2eN2

ミサト「N2航空爆雷は?」

日向「効果はありません。A.T.フィールドで防がれました」

ミサト「使徒自身のA.T.フィールドもかなり強力、か」

青葉「以後、使徒の消息は不明です」

ミサト「サーチ手段は衛星以外にもまだあったはずじゃ?」

青葉「ええ。しかし使徒のジャミングのため全ての情報が封鎖されているため不明です」

. 

675 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 19:06:31 ID:qr9N2eN2

リツコ「…ちなみにジャミングは大別して妨害(ノイズ・ジャミング)型と欺瞞(ディセプション)型があるわ」

リツコ「この分類に従うのであれば、通信の妨害は前者、索敵網からの逃避は後者。」

リツコ「しかし本使徒のやってのけた結果は前者と後者の性質を持ってなければできない。」

リツコ「つまり、本使徒は更なる攻撃を回避する為に、己のジャミング能力を妨害型からより高度且つ複雑な欺瞞型に進化させたと考えられるわ。」

リツコ「つまり、今回の使徒にしても後続の使徒も。学習能力や肉体の適応、進化速度は凄まじいために早期決着が必須となってくる」

リツコ「理解できたかしら?覚えておきなさいミサト。今後の作戦立案時に役に立つかもしれないわ」キリッ

ミサト(立つかしら…?)

. 

676 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 19:07:53 ID:qr9N2eN2

ミサト「んー…碇博士、エヴァの宇宙運用は?」

リツコ「難しいわね。宇宙空間での物理的生物的な問題は何とかクリア出来そうだけど」

リツコ「肝心のエヴァを宇宙まで持っていく手段がないわね」

ミサト「ロケットブースターとか…スペースシャトルをエヴァの背中に背負わせたらどーかしら?」

リツコ「残念。そんな装備は開発してないし、仮に決行できたとしても打ち上げた後のエヴァはどうやって無事に帰ってくるのかしら?」

ミサト「パラシュートで海へドボーンじゃダメなの?」

ミサト「もしくはA.T.フィールドで翼とか…グラインダーみたいなので滑空しながら帰還とか」

リツコ「…シンジくんでもない限り、パイロットの生存は絶望的ね?それ」

. 

677 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 19:08:57 ID:qr9N2eN2

ミサト「……」

リツコ「…」



ミサト「…来るわね、多分」

リツコ「ええ。次はここに、本体ごとね」


. 

678 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 19:17:37 ID:qr9N2eN2


ミサト「その時は第3芦ノ湖の誕生かしら?」

リツコ「計算上では富士五湖が一つになって、太平洋とつながるわ。本部ごとね」

ミサト「…まいったわねー」ガシガシ


ミサト「…」ハァ


ミサト「…シンジくんを呼んでくれる?」

日向「了解です」

. 

679 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 19:18:43 ID:qr9N2eN2

シンジ「離せェェェエエエエエ!!!離すのだァアアアア!!!」

黒服「公道の標識を使ってやたらと艶かしいポールダンスをしていた所を捕獲しました!」

ミサト「色んな意味でよくやってくれたわね。ありがとね」

. 

680 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/03(水) 19:39:26 ID:qr9N2eN2

シンジ「我の自由を妨げる愚か者には三日三晩、『お尻とお尻の間に汗がめっちゃたまってなんかキモチワルッ』ってなる呪いがかかるであろう…!」

ミサト「随分ささやかな呪いね」

シンジ「んで?ぬぅあーーーんでミサトゥりんさんは僕を呼んだんですかァー?また『エヴァに乗れ。乗らんなら危ないでおウチ帰っとき!ばーちゃんトラックで送っちゃるよぉ!』ですかァー?」

ミサト「ニュアンスは合ってるわね。この作戦はたぶんあなたにしか出来ない。だから呼んだのよ」

シンジ「ミサりんスルースキル高くなったね」

ミサト「じゃ、今から作戦概要を伝えるわね」

シンジ「ぅんぁっッッッたかいンだからァアアアア~~♪」

ミサト「スクリーンの右端を見てね」

. 
683 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 12:11:06 ID:4w7QkNTc

ミサト「本作戦は目標を倒す作戦行動を3つ用意しています」

シンジ「ほーん」

ミサト「そしてシンジくんのみ、この3段階の作戦全てに携わってもらいます」

シンジ「なーんてこったい!これじゃまさしく不公☆heyって奴ジャマイカ!!」

シンジ「僕ばっかり僕ばっかり!!」

シンジ「つーかふっつーに労基法違反だコノヤロー!ボイコットボイコット!!ストストスト!ドストレート!」

ミサト「ごめんね、ネルフって超法規組織だから」

シンジ「訴えて勝つよ?!」

ミサト「今から作戦内容話すからよく聞いてね?」


684 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 12:32:30 ID:4w7QkNTc
ミサト「まず第一段階。第四使徒戦時にシンジくんが使ったA.T.フィールドの投槍を放ってもらうわ」

ミサト「第四使徒戦時のデータにある威力と飛距離なら衛星軌道上の目標を撃ち抜けるはず」

シンジ「そんなの…やってみなければわかんないだろ!」ガタッ

ミサト「そうね。そしてもしその作戦が失敗した時は第二段階にシフトします」

ミサト「第二段階にシフトする時…恐らくこのタイミングの時には目標はこの本部目掛けて本体ごと落ちてくる」

ミサト「この時、シンジくんにはA.T.フィールドで足場を作ってもらって、落下する目標に攻撃を仕掛け続けてもらうわ」

ミサト「ビームでも剣でも、何でもいい。とにかく撃破を優先するわ」

シンジ「…もし仮に撃破したとして、その時の使徒の体の破片は?」

ミサト「地上に待機しているエヴァ全機がA.T.フィールドで地上に激突するのを防がせるわ」

シンジ「ふーん…んで?もし僕が取りこぼしたら?」

ミサト「その時は第三段階。地上に待機するエヴァとシンジくんには落下してきた目標を受け止めてもらうわ」

シンジ「衛星軌道上の高度から強力なA.T.フィールド張って落ちてくる使徒を受け止めろだって?」

ミサト「そうよ。それ以外に方法はないわ」

シンジ「アメェェエエエエジィィイイイイイングッッッ!!!!ヒューゥウ!!こいつァクレイズィイイイイだっぜ!!!ッァフー!!」

ミサト「…いつもこんな作戦ばかりでゴメンね」 

685 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 12:55:36 ID:4w7QkNTc

シンジ「…」

ミサト「もし…今回も生き残れたら何か奢るわ」ニコッ

シンジ「じゃあ僕ザギンでシースータラフクがいいな」

ミサト「…かっぱ寿司でよくない?」

シンジ「使徒じやなくて全国のかっぱ寿司に槍ブン投げよっかな」

ミサト「…ステーキとか、焼肉なんてどう?食べ放題よ?」

シンジ「今は肉よりたっかい寿司を腹一杯食べ放題したいです」

ミサト「…考えておくわ」

シンジ「そんな曖昧にしないで?逃げるでしょ?約束ね!!」

ミサト「…はいはい、わっかりました!」

. 

686 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 15:24:59 ID:4w7QkNTc


~第3新東京市、投擲ポイント~

『政府による特別宣言D-17が発令されました。市民の皆様は速やかに指定の場所へ避難してください。』

『第6、第7ブロックを優先に、各区長の指示に従い、速やかに移動願います。』

初号機「…」



シンジ「やれやれ。僕が有能過ぎるってのも考えモノだっぜ!」

シンジ「何せアレもコレもソレもドレも全部全部イチトゼンブ僕がやんなきゃダメッティングなんだから!!」

シンジ「あーヤダヤダヤダヤダ。ストレス発散ひよ。帰ったら綾波の鼻に小指突っ込んで写メ撮ろ」

. 

687 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 19:34:26 ID:4w7QkNTc
~第1発令所~

リツコ「やるの?本気で?」

ミサト「そうよ」

リツコ「MAGIによる演算結果は成功確率15%。それでも?」

ミサト「そうよ。他に方法があれば聞くけど?」

リツコ「…」

ミサト「大丈夫よ。シンジくんがいるもの」

ミサト「それよりリツコ、あんたも生き残った後にシンジくんに回らないお寿司奢るの手伝いなさいよ」

リツコ「あら、私はウチの子に奢るなんて変な事はしないわ?」

ミサト「ぶー。なによぅ」

リツコ「そうね、でもご褒美くらいはあってもいいかもね」

ミサト「へぇ?」

リツコ「家族で外食くらいはしようかしらね」

ミサト「なんかそのセリフ聞くとリツコ結婚したんだなぁって思うわ。人って変わるもんねぇ」

. 

688 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 19:39:41 ID:4w7QkNTc

リツコ「あら、人の細胞は一年周期で入れ替わるのよ?変わって当たり前じゃない」

ミサト「はいはい。にしてもリツコが本当に結婚したって未だに信じられないわねー」

リツコ「そうね、私も正直あまり実感がないわね」

リツコ「…ヒトはどのくらい一緒にいれば”家族”を実感できるのかしらね」

ミサト「さぁね…私もあんたもよく知らないものね。”家族”ってのは」

リツコ「…」

ミサト「…」


ミサト「…実感できるまで、生き残らなきゃね」

リツコ「…そうね」

. 

690 :>>689騙されてはいけない:2015/06/11(木) 20:19:42 ID:4w7QkNTc

初号機「…」

シンジ「生き♪のーこりったいっ!♪生き♪のーこりったいっ!♪」

シンジ「さてさてはてさて。作戦開始はそっろそっろッかっなーん?」

シンジ「あーやべーなんかテンションがごっつ上がってきたわーコレきたわーコレ」

シンジ「なんか音楽かけよ」

シンジ「んー…」

シンジ「ジーレーンマはーおーわらーなーい♪」

シンジ「これって曲名なんだっけなぁ」
. 

691 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 20:23:00 ID:4w7QkNTc

~宇宙~


サハクィエル「………」

サハクィエル「ピョーーーーーロロロララロラロ…」

サハクィエル「ッ!!」



ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!

////////////////
emergency emergency emergency
//////////////// 



青葉「! 目標、落下を開始しました!!」

青葉「本体ごと、本部目掛けて落ちてきます!!」

. 

692 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 20:24:23 ID:4w7QkNTc

リツコ「MAGIの予想より早く動き出したわね」

ミサト「くっ、シンジくん!準備はいい?!」

シンジ「もちのロンさ!!」

ミサト「第一段階はすっ飛ばすわ!いきなり第二段階!A.T.フィールドで足場を形成しながら空を駆けて!」

シンジ「了解!!」

. 

693 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 20:34:55 ID:4w7QkNTc

シンジ「ふんっ!」つ ベルトと携帯

シンジ「5、5、5!Enter!」

『Standby!』

ミサト「えっ、何そのベルト」

シンジ「…変身ッ!」

カシャッ!カシンッ!!

『Complete!』

ミサト「えっ、何?何に変身する気なの?!」

シンジ「…」

ミサト「…?」


シンジ「シンクロ率、100ぱぁぁーーーーせんとっ!!」

. 

694 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/11(木) 20:36:11 ID:4w7QkNTc

マヤ「初号機、シンクロ率100.58%!!」

初号機「ウォオオオオオオオンン!!」

マヤ「初号機、右手と足元にA.T.フィールドを収束ッ!」

ミサト「なんだったの今の」

日向「テンションアップのための儀式じゃないっすかね?」カタカタ


698 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/16(火) 02:06:15 ID:ivVJMbfo

シンジ「腕時計?を装着!」ポチ

『Start up!』

初号機『行くぜ行くぜ行くぜーーーッ!!』ドンガドンガドンガ

『three、two、…One!』

初号機『おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃーーーーーーーーーー!ッッッ!!!!』バシュビシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュ


日向「初号機、A.T.フィールドの足場を爆走しながらA.T.ランスを射出!」

ミサト(だからなんなのあの玩具…)

. 

699 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/16(火) 02:07:26 ID:ivVJMbfo

初号機『く・た・ば・れェェェエエエエエェェェエエエエエ!!!!』バシュバシュバシュバシュバシュ

サハクィエル「ピョーロロロララロラロ…」

サハクィエル「ッ!」

ガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキン!!

日向「! 目標、強力なA.T.フィールドを発生!初号機の攻撃がまるで効いていません!」

リツコ「まさか初号機のランスを弾くなんて…なんて堅牢なの!」

青葉「目標、落下していきます!MAGIの落下推定予測地点、B_29!」

ミサト「撃ち落とすのは不可能、か…!」

ミサト「シンジくんッ!」

シンジ『オッケーェェェエエエエエ!!!初号機受け止めモード入りまーす!!』

. 

700 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/16(火) 02:08:50 ID:ivVJMbfo

初号機『止まれェェェエエエエエ!!!!』ガシィイッ!!

サハクィエル「ピョーロロロロラロッ?」


初号機『止まらん止まり止まり止まる止まる止まれば止まる時止まれば止まれ!!』

初号機『ラ行変格活用ォウォアアアアア!!!』


日向「初号機、ラ行変格活用パワーで目標を受け止めました!!」

ミサト「日向くんどうしたの?!というかアレ間違ってるわよ?!」

. 

701 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/16(火) 02:10:57 ID:ivVJMbfo
サハクィエル「ロロラロラロ!」グググ

初号機『くっそぉおお!!重い!!コイツ、力つよい!』

サハクィエル「ピョーロロロロラロッッ!!」

ミサト「シンジくん!シンクロ率を上げて!持ち堪えるのよ!」

初号機『りょ!』

ピピ、ピピピピ!!

マヤ「! 初号機、シンクロ率125%!!」

サハクィエル「ロロラロホロララ」ググググググ

シンジ「チョベリバぁアアアアア!!」

グググ、グググ…!

青葉「ダメです!目標の落下、食い止めきれません!!」

. 

702 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/16(火) 02:19:04 ID:ivVJMbfo


リツコ「シンクロ率125%を出すのも凄いけど、それを上回る硬さのA.T.フィールドを出力できるなんてね…」

ミサト「くっ、作戦を第三段階へ移行!地上にいるエヴァ全機、落下推定ポイントへ!」


参四弐αβγ零「「「「「「了解!!」」」」」」

. 

703 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/16(火) 02:28:50 ID:ivVJMbfo


ミサト「シンジくん!持ちきれなくなったら離脱していいわ!」

シンジ『大丈夫なの?!』

ミサト「ええ!離脱後に目標の上から攻撃を仕掛けて!ダメなら従来通りに地上へ回り込んで他エヴァと支えて!」

シンジ『ガッテン承知の助!!』

ミサト「全力を出し尽くしてね!」

シンジ『当たり前だのクラッカー』

ミサト「時々思うけどあなたいくつなの」



シンジ(まぁこの状態じゃ出しても意味ないからちょっとしか本気は出さないけど)

. 

704 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/16(火) 02:34:32 ID:ivVJMbfo

弐号機γ『だーりゃりゃりゃりゃ!!』ドンガドンガドンガドンガ

弐号機α『はぁああああ!!』ドンガドンガドンガドンガ

弐号機β『どぉおおおうりゃああああ!』ドンガドンガドンガドンガ

ミサト「ショートカットよ!!弐号機全機の目標落下推定ポイントへの緊急ルート形成!!」

日向「了解!!」カタカタ

. 

705 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/06/16(火) 02:39:45 ID:ivVJMbfo

~予備エントリープラグ内~

式波「またお留守番ちきしょう」グスッ

式波「…よいしょ」

パペット

式波「…」スポッ

式波「ダイジョウブダヨアスカ!(裏声)」

式波「貞本カ惣流、アノ白髪ガヤラレテアナタガ出撃ヤラナイト仕方無イ事態ニナルワヨ!(裏声)」

式波「…要らない子なんて、イヤ…」ウズクマリ


710 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/03(金) 20:33:45 ID:k1r/sEiM

ガコーン!ガコーンガコーン!!ガココココ!!!


日向「装甲板によるバンク!緊急ルートを形成!!605から675ッ!」カタカタカタカタ


弐号機α『うっおおおお!!!』ドンガドンガドンガドンガ

ミサト「次ッ!!1072から1078スタンバイ!」

日向「ハイッ!!」カタカタカタカタ

日向「タワー型ボックスを階段状に!緊急ルート形成ッ!!」


弐号機β『こんのぉおおおお!!!』ダンッ!
ダンッ!ピョイ-ン!

ミサト「ハイッ次ィッ!弐号機γ専用特殊武装道路展開!!」

日向「イエッサー!」カタカタカタカタカタカタ


弐号機γ『…』


弐号機γ『…あの、なんであたしだけダンボールを縦にしたやつを縛った道なわけ?』

ミサト「ダンボールは縦にしたらトラックが通っても大丈夫なくらい丈夫になるかららしいわよ!」 

711 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/03(金) 20:36:09 ID:k1r/sEiM

弐号機γ『いやそーいうんじゃなくて』

リツコ「ドイツ支部の司令からの最優先依頼よ。『弐号機γはダンボールと相性いいから専用の武器や道路を』って」

弐号機γ『あいつバカァ?!!』

・・・・・・・。

弐号機γ『あー!低反発で予想以上に走りやすいわよぉお!!ちくしょぉお!!』ドンガドンガドンガ

日向「よし!弐号機全機は落下予想地点に30秒後に集結できます!」

ミサト「他機体は!」

日向「まだかかります!参号機及び四号機、零号機では間に合いません!!」

ミサト「了解!弐号機シリーズと初号機で目標を受け止めるわ!いいわね皆!」

「「「了解!」」」

. 

712 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/03(金) 20:40:32 ID:k1r/sEiM

弐号機α『よし!着いた!』

弐号機β『あたしも!』

弐号機γ『何気に一番に着いた…何このすんごく腑に落ちない感』


サハクィエル「ピョーーーーーーロロロロラロラ…」


サハクィエル「ロロロロロロロ!!!」カッ!!!


ボボボボボボボボボボボボボボ!!!

ビーッ!!ビーッ!!


青葉「?! 使徒がA.T.フィールドのブースターで落下予想地点をズラしました!!」

リツコ「…もはや何でもアリね。A.T.フィールド」

. 

713 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/03(金) 20:43:12 ID:k1r/sEiM

サハクィエル「ロロロロロロロぉおおお!!!」

マヤ「!」

マヤ「っ、でもダメです!!MAGIの再計算後、落下予想地点がズレても本部命中率、完全破壊確率は変わりません!!」


マヤ「NERV本部への命中確率、99.9999%(シックスナイン)ですッッ!!!」

ミサト「…」

マヤ「だから!!シックスナインですッッ!!」

青葉(なんかちょっと嬉しくなってしまうあたりは俺もガキだなぁ)

日向(葛城さんも言ってくんないかなー)

マヤ「シックス!!!!ナイン!!!なんですッッ!!」

リツコ「マヤ、わかったから早く次の仕事をしなさい」

マヤ「ハイ先輩!!」カタカタ

. 

714 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/03(金) 20:45:14 ID:k1r/sEiM

ミサト「日向くん!変更落下予想地点に間に合う機体は!?」

日向「零号機です!次いで参号機及び四号機!!」

ミサト「了解!聞いたわね!?全力で走りなさい皆!遅刻は許されないわよッ!」

『『『了解!』』』

ミサト「弐号機シリーズは総員変更箇所へ!肉眼で確認しながら走って!急いで!!」

『『『了解!』』』

. 

715 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/03(金) 20:47:44 ID:k1r/sEiM

落下中初号機『…』



シンジ「おうふ…まさかのまかさ…落下軌道を途中で変えるなんてそんなのアリ?」

シンジ「やばいなー…トウジやケンスケ、綾波じゃ受け止めんのはキツイでしょコレ」

シンジ「こんな時はまず落ち着く事が先決だ。自分の腋の匂いをクンカクンカして、オゥエッてなるんだ!」

シンジ「…」クンカクンカクンクンカクンカクンカクンカクンカ

シンジ「オゥエッッッ!!」

シンジ「よし、冷静になった!…気ーがーすーるー?」

シンジ「…とりまミサりんに指示あおぐか」カチ


716 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/03(金) 20:50:09 ID:k1r/sEiM

シンジ「ミサりん!!僕たんはどうしたらいいの?!」チュパチュパ

ミサト『目標の下に潜り込んで、受け止めて!』

ミサト『もし他機体がいればアンチA.T.フィールドで干渉!』

ミサト『第七使徒戦でシンジくんがやった他パイロットとのシンクロ共有による高シンクロ率化をしてエヴァを強化するのッ!』

シンジ「…そのパイロット、廃人になるぞ?」チュパチュパチュパチュパ

ミサト『皆で仲良く死ぬよりマシよ!!』

ミサト『ええ、私を存分に怨んでくれて構わないわ!』

ミサト『…これは命令よ。やれる事は全部やって。』


717 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/03(金) 20:57:10 ID:k1r/sEiM



ミサト『私は貴方達に…しっかり生きて、それから死んで欲しいのよ』

シンジ「…りょーかい。」チュパチュパチュパチュパ



718 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/03(金) 20:58:17 ID:k1r/sEiM


ミサト『…ところでなんでずっと瞬きし続けながらタコ口で親指しゃぶってるの?』

シンジ「しいて言うなら僕に人の話を普通に聞く能力がないからかな」チュパチュパチュパチュパチュパ

.

723 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 01:34:40 ID:ofHFN/as

零号機「…」ドンガドンガドンガドンガ!

綾波「う…だめ。間に、合わない…!」

綾波「鈴原くん、お願い!」

トウジ「おっしゃ!ワシに任しとき!!」

参号機『だぁあああああありゃあああああ!!!!』


日向「参号機、目標の落下推測地点に到達!!」


トウジ「いくで…!」


参号機『A.T.フィールド!!全ッッ開やぁああああッッ!!!』


サハクィエル「ピーーーーーーョロロラロロロラロロ!!!!!」

. 

724 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 01:36:08 ID:ofHFN/as


青葉「目標、第3新東京市に接地します!!」


メ、キ。


メキベキベキベキ!バキバキベキボキ!!!!

参号機『うぉあああああああああ!!!ワシと勝負やぁああ!!』

日向「参号機が目標を受け止めました!周囲が衝撃波で薙ぎ倒されていきます!」

マヤ「! ダメです!参号機単騎では受け止める出力なんて出せません!」

ミサト「持つのは後どのくらい?!」

トウジ「が、ァアアアアあああッッ!!も、燃えろワシのコスモぉおおお!!」


日向「…、あと30秒程度です!!」

ミサト「相田くん!シンジくん!!急いでっ!!」

「「了解!!」」

. 

725 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 01:37:44 ID:ofHFN/as

四号機『待ってろトウジ!僕も急ぐ!!もうちょっとだから!』

日向「! 四号機、速度上昇!!5秒後に目標接地点に到達します!」

四号機「ぁああああああああ!!!!」

参号機『ぬぅあああああああ!!、け、ケンスケ!』

四号機『ごめん、遅くなった!』

日向「四号機到達!!間も無く零号機も到達します!!」

ミサト「皆頑張って!!」


零号機『…A.T.フィールド、全開!』


零号機参号機四号機『『『はぁあああああああああ!!!』』』

マヤ「これなら、…!?」


サハクィエル「ピョーーーーーーーーーーーーーロラロラララララロロララ!!!!!!!」


マヤ「そんな!目標の落下衝撃力が上昇!ダメです三機では出力が足りません!」

. 

726 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 01:39:07 ID:ofHFN/as

ミサト「シンジくん!まだなの?!」

初号機『もうちょい!』

初号機『ああんもう!!クロックアップ!クロックアップ!』タンタン

初号機『エヴァにもガタックゼクターか何かつけろよちくしょー』


日向「! 弐号機シリーズ、間も無く到着!!」


α『A.T.フィールド、全開…!』

β『A.T.フィールド!全開!』

γ『あんた達!そのまま支えてなさい!!』


日向「! 弐号機γ、プログナイフ装備!」

. 

727 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 01:48:00 ID:ofHFN/as

惣流「これだけエヴァがいて、フィールド全開になってるのに使徒だってA.T.フィールドを維持できるわけがない!」

惣流「今なら!今なら切り開けるッッ!!」


貞本「ったく。しょーがないから美味しいとこは譲ってやるわ」

カヲル「やれやれ」

トウジ「あかん、ワシそろそろ、はよ!はよ決めるんなら決めてや!」

ケンスケ「いけ!惣流!!」

綾波「っ…はよ!」


728 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 01:49:17 ID:ofHFN/as

γ『はぁああああああああ!!!!』

ビリッ!バリリッ!

青葉「目標のA.T.フィールド、破れました!!」

γ 『切り開いてやるわ!あんたのA.T.フィールドも、私たちの未来も…!』

γ『ぜりゃああああああああ!!!!』ズブシャッッ!!

サハクィエル「ビョラロッ…!!?」


サハクィエル「ロロロロロロロォォォオオオ!!!!」

γ『さ・っ・さ・と!!くたばれぇええええ!!!』



729 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 01:51:19 ID:ofHFN/as
初号機『到着ぅ!』シュタ!

日向「初号機、目標接地点に到達!」

初号機『僕、参上☆!!』ビシッ!

初号機『あっ』コケッ

日向「初号機、転倒!」


初号機のツノ→弐号機γのお尻


ぷす。

アスカ「ほんげぇーーーーーーー?!」


弐号機γ『ウォオオオオオオオオオオォォォオオオオ!!!!!?』

ドグサァッ!!!

サハクィエル「?!」


ずどーん。

青葉「目標、殲滅を確認!!!」
. 

730 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 02:02:13 ID:OJ6B78a.
・・・。

ミサト「お待たせ!さ、好きなモン言いなさい?約束通り奢ったげるわよ!」

トウジ「さっすがミサトさんや!」

ケンスケ「うわーい!太っ腹~♪」

貞本「よっしゃ、何にしよっかな♪」

式波「アタシも?アタシ何にもしてないのに」

カヲル「いいんじゃない?それより僕はこのフグ料理が」

綾波「…?惣流さんは?」

シンジ「あ、アスカ?」

綾波「…」コクン

シンジ「なんかね、ICUにしばらくいるって」

綾波「そんなに重傷だったの?」

シンジ「なんか◯◯◯が大変なことになったって」

綾波「そう…残念ね」


731 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 02:04:27 ID:OJ6B78a.

シンジ「だからお見舞いにポラギノール贈ろうと思うんだ」

綾波「そう」

シンジ「綾波は何が食べたい?」

綾波「…わからないわ」

シンジ「?」

綾波「自分が何を食べたいのか、何を食べればいいのか、わからないの」

シンジ「あー、あるよねそういう時」


732 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 03:57:51 ID:XOtVCtNA
綾波「ごめんなさい。こういう時は早く決めなければいけないのに…どうしたらいいか、わからないの」

シンジ「綾波…」

綾波「教えて。こういう時、どうしたらいいの?」

シンジ「…」フッ

シンジ「笑えばいいと思うよ」ニコッ

シンジ「そんで、『あっ、私何でもいいから。皆に合わせるよ~』って言っとけば楽だよ」

綾波「…そう、ありがとう」


ケンスケ「あ、綾波はどうすんの?何か食べたいのとかある?」

綾波「あっ、私何でもいいから。皆に合わせるよ~」ニコッ

「「「?!」」」

ざわ…ざわ…!

綾波「…碇君。私、何か失敗したかしら」

シンジ「問題ない」


733 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 04:00:04 ID:XOtVCtNA

~南極~

冬月「いかなる生命の存在も許されない死の世界…南極、か」

冬月「いや、”地獄”というべきかな」

ゲンドウ「…」

冬月「”アダム”の血による真紅に染まった汚染海域。魚も、それを捕食する生物も生きられん」

ゲンドウ「…だが、原罪の汚れなき浄化された世界だ」

ゲンドウ「それに、我々人類はここに立っている」

ゲンドウ「生物として生きたまま。やろうと思えばこの地で生きていく事もできる」

冬月「それも、科学の力で守られているからだろう?」

ゲンドウ「科学はヒトの力だよ」

冬月「だが碇。その傲慢さがこの惨状を、…15年前の悲劇”セカンドインパクト”を引き起こしたのだ」

冬月「此処だけではない。季節を失い、大量の世界人口を失い、生き残った者の人生にも深い爪痕を残した」

冬月「与えられた罰にしては大きすぎる」

ゲンドウ「”神”に喧嘩を売ったのだ。妥当な罰だろう」


734 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 04:14:02 ID:XOtVCtNA

ゲンドウ「それに、私はこの”死の世界”は嫌いではない」

冬月「ほう?」

ゲンドウ「この世界には喜びもないが、ヒト同士の煩わしさも汚れも喧騒もない」

冬月「…そうか」

ゲンドウ「お前はあまり好きじゃないようだな」

冬月「ああ。私は例え汚れだらけでも、ヒトが生きる世界が好きだよ」

ゲンドウ「…そうか。ユイも言っていたな」

冬月「ああ。懐かしいな」

ゲンドウ「…」


735 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 04:16:58 ID:XOtVCtNA

冬月「今日はよく喋るな、碇」

ゲンドウ「ああ。”槍”を手に入れたからな」


ゲンドウ「それも…」チラ

船団(2艘)


ゲンドウ「”2本も”。」ニヤリ


736 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 04:27:18 ID:XOtVCtNA
~数日後、ネルフ本部~

シンジ「アスカのお見舞いに行ったら殴られた…なんて理不尽さなんだ」

カヲル「彼女の怪我の原因が君だからじゃないの?」

シンジ「それだ!いやー盲点だったよ!!」パチン!

カヲル「フツー真っ先に気づくんじゃないの…ん?」

シンジ「どしたん?」クイックイッ

カヲル「何故インド人がよくやる首を横にスライドさせるアレを…ああ、アレだよアレ」

ミサト「…」ツカツカ

シンジ「シリアスフェイスなミサりん…なるほど、確かにただごとじゃないなこりゃ」

シンジ「ミサりんは世界の終わりの時でも締まりのないダルンダルンフェイスしてそうなのにキリリ…」


シンジ「こりゃただごとじゃないずぇー!!!」

カヲル「トートロジーはいらないよ。で、どうする?」

シンジ「もちストーキング!!レッツストーキング!!」クネクネクネ

カヲル「だからインドダンスやめろよなんかそれイラっとくる」


737 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 04:36:31 ID:XOtVCtNA
シンジ「…」クネクネクネクネ

カヲル「…」コソコソ

ミサト「…」ツカツカ

シンジ「…」ズンチャ♪ズンチャ♪

ミサト「?」クルッ

シンジ「…」サッ

ミサト「…?」

シンジ「…」プギャ-

カヲル「…」ゴスッ

シンジ「?!」

カヲル(バレるような真似するなよ)

シンジ(フヒヒwwwwサーセンwwww)


738 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 04:47:00 ID:XOtVCtNA


・・・。

シンジ「…で、どこだここ?」

//////////////////////////
KEEP OUT
立ち入り禁止区域
MAIN L.C.L. PLANT:CIRCULATION LINE NO.3
//////////////////////////


シンジ「ダメって言われると人間やりたくなるよね」

シンジ「…えーと施設名はっと、」

カヲル「あ、ここに書いてあるよ」

シンジ「どりどり?」



シンジ「…”ターミナル・ドグマ”?」


739 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 05:07:25 ID:XOtVCtNA

カツ、カツ、カツ

加持「…」

加持(復旧ルートからの逆算からして、間違いなくここだ)

加持(ターミナル・ドグマ、L.C.L.が作られているプラント…)

加持(ここにネルフにとって最大の秘密とも言える”何か”がある)

加持(さぁ着いた)

ゴリッ

「そこまでよ」

加持(銃を突きつけられたか)チラッ

加持「…やぁ、君か」


シンジ「うむ」

カヲル「まさかイチモツを硬化させて銃と誤認させるとはね」

加持「…かなり、予想外だな」


740 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 05:08:38 ID:XOtVCtNA

加持「君達はどうしてここに?ここは関係者以外が入ったらガチで射殺されるような所だぞ」

シンジ「いやね、様子がおかしいミサりん見かけてストーキングしてたら見失って」

カヲル「たまたまアンタを見かけたから『もう暇つぶしストーキングはアイツでいっか』って」

加持「何がいいのかはわからないが…ん?葛城もこの辺にいるのか?」


ミサト「ええ、いるわよ」カチャ

加持「…今日はよく後ろを取られる日だな」


741 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 05:15:39 ID:XOtVCtNA
ミサト「これがあんたの本当の仕事?」

ミサト「それともアルバイトかしら?」

加持「さて、なんのことやら?」

ミサト「とぼけないでッ!!」ガチャリ!



シンジ「警備員の仕事かな?時給次第で僕やってもいいよ」ヒソヒソ

カヲル「今は黙ってなよ。大人同士の話してんだからさ」ヒソヒソ


742 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 05:21:19 ID:XOtVCtNA

ミサト「特務機関ネルフ特殊監察部所属:加持リョウジ」

ミサト「同時に日本政府内務省調査部所属:加持リョウジでもあるわけね」

加持「バレバレ、か。子供の前で言うことでもないだろう」

ミサト「ネルフを甘く見ないで!」



シンジ「つまり、どういうことだってばよ?」ヒソヒソ

カヲル「加持リョウジはダブルスパイだったって事さ」ヒソヒソ

シンジ「スゲーなーダブル酸っぱいって」ヒソヒソ


743 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 05:29:35 ID:XOtVCtNA

ミサト「今ならまだ私の胸に留めてあげられるわ」

加持「ん?彼らはカウントしないのか?」

ミサト「茶化さないで。ほら、今すぐ引き返すの」

ミサト「これ以上バイトを続けると死ぬわよ」

加持「まだイケるさ。碇司令は俺の正体を知っている上で俺を利用している」

ミサト「え…?」

加持「『全てはシナリオ通り』なんだろうさ」

ミサト「どういう、あんた、何を知ってるの」

加持「…じゃあ、一ついいことを教えてやろう」

加持「”シナリオ”の要。それがここにある」


744 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 05:37:01 ID:XOtVCtNA

ミサト「シナリオってなんなのよ!一体何が起ころうとしてるってのよ!」

加持「全貌までは俺もわからない。だが、」

加持「『何故使徒がここにだけ来るのか』、『L.C.L.の製作方法』、『上層部にすら秘密にする何か』」

加持「それがここにある」

ミサト「…」

加持「さぁ、御対面しようじゃないか」ピッ


ガコン!!

ガココココ……


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……



745 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 05:41:11 ID:XOtVCtNA




白い巨人「………」


シンジ「なんだ、あの磔にされた全身白タイツ着た上半身しかない巨人は」

カヲル「…!」

ミサト「な、に、アレ…」


加持「…なるほどな」


746 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 05:45:51 ID:XOtVCtNA

ミサト「エヴァ…?いえ、違う。アレは」

加持「ああ、使徒だ。」

加持「『人類補完計画』、『E計画』その全ての要であり、全ての始まりでもある」



加持「アダ m カヲル「これは、”リリス”…!」

加持「」


747 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 06:00:33 ID:XOtVCtNA

カヲル「…”黒き月”、リリス。」

カヲル「そうか、最初からここにいたんだね。このジオフロントは君が最初に来た時に出来たってワケか」

加持(それ言っちゃダメなやつぅぅうう!!)

カヲル「…そうか、”そういう事”か。リリン」

カヲル(ゼーレは最終的に僕をトリガーとして”『誰かの意思』が介入しないサードインパクト”を起こしたいってワケか)

カヲル(なんだ。リリンの最後くらい見れると思ってたんだけどな)

ミサト「どういうこと?!ねぇ、カヲルくん?!アレは、リリスって何?!何を知ってるの!」

カヲル「…知らない。自分で調べたら?」パシッ


カヲル「僕、もう帰るよ。気分が悪いんだ」



748 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 06:10:43 ID:XOtVCtNA

シンジ「…」

シンジ(なんだ?)

シンジ(僕は、前にもアレを見た事があるような)

シンジ「いやいやないよ…あんな夢に出てきそうかインパクト大なヤツを忘れるワケない」

シンジ「気のせいーーー」


ザ、ザザ。

ザザザザザザザザザザザザザザザ、


749 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 06:16:14 ID:XOtVCtNA

『ザザんです。わたザザザザザザ、

『ザザザの子には、あザザいザザザザザザを』


シンジ(ん?)


『ザくザを消しザザザザザザ』

『もう、ザザいいのね?ザザザザザザザザザ

ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ

シンジ『うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!アアッ!!ッアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!』

『ザザザザザザザザザの?また、ザザザザザザがあなたとザザザ』



『ザザザザザザザザザーーザザザ悪い。』



750 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 06:18:02 ID:XOtVCtNA





シンジ(ーーーーなんだ?今のは)




751 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/07/18(土) 06:36:37 ID:XOtVCtNA


         次回予告

ミサト「深まる謎、少しづつ関係を深めていく碇家、そしてプールへ遊びに行くチルドレン達」

ミサト「今後のエヴァ操縦方法が全裸搭乗になる危機に対してチルドレン達はエヴァの模擬体に籠城する」

ミサト「そこに現れた第十一使徒によりネルフ本部はかつてない大混乱に陥る」

ミサト「進化し続けるウイルスサイズの使徒に対抗する術はなかった」


ミサト「そして誰もが諦めた時、青葉がシゲる。」


ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」

ミサト「『スポットライトの中央へ』。」


ミサト「さぁーって、!この次もっ、!サァービスサービスぅッ!!!!!」ミ☆


762 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 17:42:01 ID:jW.8PflM

例えばさぁ、自分が”何か”をマジでやってるとするじゃん?

いや別に”何か”ってのは何でもいい。演奏でもスポーツでも、なんなら手芸でもいいさ。

…一生懸命。ああ、メチャクチャにガチで真剣にやって。

…自分の最善とやれる事、出来うる限りを尽くしたとする。

そんで、『最高のパフォーマンスができた』って自分でも思える事が出来たとする。



763 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 17:43:55 ID:jW.8PflM

そんでさ、…ああ、そんでさ、

その直後に自分の横に来た奴がさ、


今自分がやった最高のパフォーマンスの何倍も凄いのをあっさりかましてくれたとするじゃんか?


エグいぜ?何せそれを体験した本人が言うんだ。間違いないよ。

今まで応援してくれてた奴も他の奴も皆がそっちに夢中になってさ。


764 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 17:45:25 ID:jW.8PflM

終わった後にさ、

「まぁ次頑張れよ」

「限界なんて自分が決めるんだよ」

「夢はいつか叶うよ」

「今回は運が悪かっただけさ」

「あいつはお前以上の努力をしてたのさ」


って言ってくるんだよ。

いや励ましてくれてるのはわかってるよ。ありがたいし、嬉しいさ。

…でも、同時にさ、


『『『『『ま、それでも結局お前よりあいつの方が凄いんだけどな』』』』』


そう言われてる気がしてくるんだよ。



765 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 17:46:37 ID:jW.8PflM

『なぁシゲル、本当に辞めちまうのかよ』

「ああ、もう俺もそんなプラプラしてられなくてさ」

『何言ってんだよ!俺たちのバンドはこれからじゃねぇか!』

「…」

『なぁ!結果だって全然出てねぇ訳じゃねぇだろ!俺たちで武道館いくんじゃねぇのかよ!?』

「…わるいな。もうこのバンドでやっていける気がしないんだ」

『おい!シゲル!』


766 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 17:47:46 ID:jW.8PflM

その後のバンド?

俺が抜けた後のバンドは動きが更に良くなり、今では大成功したよ。

武道館も行ったってさ。金持ちでモテモテだってよ。

その後の俺?国際公務員になって毎日命賭けてバケモノと戦ってるよ。

誰にも誉めてもらえないし、自分が本当にやりたかった事じゃない事をずっとやって。

安月給で休みなんてロクにないけどな。


767 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 17:48:55 ID:jW.8PflM

俺にできる事は皆ができる事。俺の代わりはいくらでもいる。

錆びた人生だな。

俺の存在価値ってなんだろうな。

…ああ、わかってるさ。

俺は逃げたんだ。色んな事から。


768 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 17:51:04 ID:jW.8PflM



…俺はいつの間にかバンドだけじゃなく、人生においても主人公から脇役に成り下がっていた。



769 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 17:57:17 ID:jW.8PflM


スポットライトの

中央へ



770 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 17:58:22 ID:jW.8PflM

青葉「エヴァ三体のアポトーシス作業はMAGI_System再開後予定通り行います」

マヤ「作業確認。450より670は省略」

日向「発令所、承認」

リツコ「さすがマヤ、早いわね」

マヤ「それはもう、先輩の直伝ですから!」

青葉(へー、そんなやり方あるんだな。マヤちゃんそういう面は強いよな)

リツコ「あ、待って、そこ。A8の方が早いわよ。ちょっと貸して」

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッターーンッ!

『作業は全て終了。MAGI、自己診断モードへ移行します』

リツコ「…」ドヤァアアア!

マヤ「さっすが先輩…!」キラキラ


771 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 18:03:59 ID:jW.8PflM

ミサト「どぉ?MAGIの診察は終わった?」

リツコ「大体ね。約束通り、今日のテストには間に合わせたわよ」

ミサト「さっすがは天下の碇リツコ博士。同じ物が3つもあって大変なのに」

リツコ「厳密には同じではないのだけどね」

ミサト「? 何がどー違うってぇのよ?」

リツコ「MAGIはね、それぞれの思考基盤が偏っているのよ」

リツコ「MAGI-メルキオールはロジカルで合理性、効率を重視する科学者的思考を持つ人工知能」

リツコ「MAGI-バルタザールは温情やヒトの感情論、成長促進などを重視する母親的な思考を持つ人工知能」

リツコ「MAGI-カスパーは…」

ミサト「あ、もうその辺で」


772 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 18:06:45 ID:jW.8PflM

リツコ「まったく…あなたが聞いたんでしょ?」

ミサト「ごみんごみん」

『自己診断結果:異常無し。通常運行モードへ移行します』

リツコ「はぁ。異常無し、か」

リツコ「母さんは今日も元気なのに、私はただ年を取るだけなのかしらね…」

ミサト「あら、不変がいい事とは限らないわ?年をとる事にはいい事だってあるじゃない」

リツコ「経験と知識の蓄積、アンチエイジングの研究が進む事以外に?」

ミサト「人との繋がりが増えるわ。あなたの場合は新しい家族ができたじゃないの」

リツコ「…そうねぇ」チラ




773 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 18:07:51 ID:jW.8PflM

シンジ「綾波綾波」

綾波「?」

シンジ「ここに僕が後ろからブン殴って気絶させたお尻丸出しのトウジがいるんだけど」

トウジ「」グッタリ

綾波「ええ」

シンジ「彼の◯◯◯の皺を数えてくれないか?」グイッ

綾波「イヤ。汚らわしいもの」

シンジ「まぁそう言わず」グイグイグイ

トウジのお尻<ブプッピ!プブウーーッ!

綾波「…」

シンジ「すごいや!綾波の顔がトゲのある花の上に座ったブルドッグみたいな感じになった!」


リツコ「いい事…かしらね?」

ミサト「い、いい事よ!」


774 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 18:09:00 ID:jW.8PflM

ゲンドウ「グゥぁぁあああ!!!」

冬月「どうした碇!」

ゲンドウ「くっ、靴の中に蝉が!アブラゼミとクマゼミがワンセットづつ!!」

冬月「シンジくん!!」


リツコ「…」

ミサト「ごめん、私が間違っていたかもしれないわね!」


775 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 19:35:11 ID:jW.8PflM

・・・。

シンジ「…」バケツ

アスカ(惣流)「…あんた何で廊下に立たされてるの」

シンジ「父さんの靴の中に羽根をもいだアブラゼミとクマゼミを生きたまま放り込んどいたらこうなりまんたイェーイ♪」

アスカ「なんちゅう残酷な事してんのよあんた」


776 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 19:41:50 ID:jW.8PflM

シンジ「そういえばアスカ」

アスカ「あによ」

シンジ「555のホースオルフェノクになる木場さん役の方が35才という若さでお亡くなりになったそうだよ」

アスカ「そう。あたしはよく知らないけどとても残念ね」

シンジ「そういえばアスカ」

アスカ「あによ」

シンジ「仮面ライダーのヒロインは撮影終了後、大体なんとなく残念な感じの人生を送っているそうだよ」

アスカ「そう、残念ね」

シンジ「そういえばアスカ」

アスカ「あによ」

シンジ「…えっと、」

アスカ「何よ、なんか言いたい事でもあるわけ?ならさっさと言いなさいよ!まだるっこい!」



シンジ「…僕と、プール行きたくない?」

アスカ「行きたくないわね」 

777 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 19:47:47 ID:jW.8PflM

シンジ「本題までのクッションを三つも挟んだってェのにこのバッドエンドかよ!神も仏もいやしねぇ!」

アスカ「悪いけどあんたとは公共の場で行動共にしたくないのよ」

シンジ「ねぇ」

アスカ「イヤ」

シンジ「ねぇ、ダメ?」

アスカ「ダメね」

シンジ「…じゃあ明日からアスカの靴にも蝉さんがお邪魔する事になってもかい?」

アスカ「やったらマジでコロスわよ」

シンジ「アウ!ヘイ!ヘイヘイ!!プール!!!プール!!!プール行こうよ!!ヘイアスカ!」スパ-ン!スパパパ-ン!

アスカ「勢いで誤魔化そうとしないで」

シンジ「お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いンゴ!!」

アスカ「はんっ!いつになく必死ね。何よ、あんたあたしの水着でも見たいって?」

シンジ「イエス!ザッツライト!イグザクトリー!!アーライッ!イャー!!」

アスカ「絶対イヤよ」プイッ


778 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 19:54:09 ID:jW.8PflM

シンジ「でも渚も式波も貞本もいいんちょもトウジもケンスケも綾波もマナもマリも行くよ?」

シンジ「行かないとしたらアスカたんだけだよ?」

アスカ「…ちょっと、なんであたし誘うのを最後にまわしてんのよ」

シンジ「だってアスカ変なプライドか何かが邪魔して普通に誘っても絶対イヤがるじゃないか」

シンジ「だから皆が行くからってすれば、アスカも『しょうがないわね』って来てくれるかなって」

アスカ「…」

シンジ「僕はアスカとプール行きたいんだよ!」

アスカ「ふ、ふーん?」

シンジ「ぼくはビーチサイドでアスカのビキニ姿を舐め回すように◯◯したいんだよ!!!!!」

アスカ「最低!!」


779 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 20:07:28 ID:jW.8PflM


ばちーん。


・・・。

カヲル「でもさ、なんでいきなりプールなワケ?」

シンジ「この今の夏という季節が僕をそうさせるんだよ」

カヲル「今は一年中夏じゃないか」

シンジ「NATU!NATU!ヘイヘイ!」パンパン!

シンジ「フワッフー!フワッフー!」パンパパ-ン!

カヲル「ちょ、うるさい」


780 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/05(水) 20:08:23 ID:jW.8PflM

カヲル「…にしてもプールか」

シンジ「楽しみだろ?美味い食い物、水着ガールに楽しいウォーターレジャー!」

シンジ「ぷるんこっぺそぉい!!すべからず!すべからず!」

シンジ「楽しみ過ぎて奇声が止めらんなイズェーーー!!!!」

カヲル「ふーん…そんなに楽しいものなのか」

シンジ「『夜叉のかまえ』!!」ビシッ

カヲル「…?」

シンジ「真似してみ!真似してみ!メニメニマニマニしてみ!」

カヲル「こうかい?」ビシッ!

シンジ「イエーース!!ザッツライト!」ビシッ!


787 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/09(日) 20:37:53 ID:b7PqLLY.

シンジ「ハイッ!『夜叉の構え』から左手回して八時の方角ッ!」グルンッビシッ!

カヲル「よいしょ」グルンッ!ビシッ!

シンジ「そしてそこからL座り!」チョコン

カヲル「エル?」チョコン

シンジ「こうやって蹲るように座ることで推理力40%アップなんだ!」

カヲル「へぇ?理屈はどんな風なのさ」

シンジ「知らん!!!ついでに親指を咥えるようにすると尚GOOD!!!」

カヲル「ふぅん」

シンジ「かーらーのー!!尻歩き!!!」ヨチヨチヨチヨチ

カヲル「尻たぶを動かして歩行?随分非効率だね」ヨチヨチヨチ

シンジ「甘いな!効率ばっか求めるなんてつまんないじゃないか!!」

シンジ「そんなに合理化効率がいいなら機械の星の子になっちゃいなさい!」

カヲル「君が何を言っているのかよくわからないんだけど」


788 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/09(日) 20:39:54 ID:b7PqLLY.

シンジ「回り道も無意味で無駄で無為な時間を過ごす事も大事。アナログも悪くねーもんだって事さ!!」

カヲル「ふぅん?よくわからないな」

シンジ「こういう戯れも大事な事なんだよ」

カヲル「どういう意味があるんだよ」

シンジ「なんか楽しい」

カヲル「…それだけ?」

シンジ「そりだけ。」


789 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/09(日) 20:44:07 ID:b7PqLLY.

シンジ「アレだよ、もし本当に人生というものを完全に合理的効率よくするならさ、ただひたすら勉強だとか特訓だとかになるわけじゃん」

カヲル「うん」

シンジ「渚はそんなクソつまんない人生を生きたいって思う?」

カヲル「あまり、かな」

シンジ「でしょ?そこでこーいう戯れなわけでやんすよ」

シンジ「こうやって若い内に思いっきりバカやっとかないと将来つまんない事ばっかじゃん。」

シンジ「大きくなったらこーいう事許されないしね」

カヲル「…”将来”、ね」

シンジ「イエス!!ああ!しかし!!それでも僕らの未来は燦然と輝いているッ!!!」

カヲル「 …」



790 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/09(日) 20:47:16 ID:b7PqLLY.

シンジ「僕らの最高の未来にぃィいイイいいいいああッ!!」スコスコスコココ



カヲル(もうしばらくしたら…彼にも、人類にも、…僕自身にすらも未来は無いんだけどね)


シンジ「乾杯!!」ドピュ


791 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/09(日) 20:50:34 ID:b7PqLLY.

~碇家~

シンジ「ヒャオ!ヒャオ!!」スピンスピンスピン

綾波「何故回り狂っているの」

シンジ「綾波もやってみたらわかるよ」

綾波「そう?」

マリ「にゃ?なんか楽しそーな事やってんね?」

シンジ「うん!ぶっちゃけクソ楽しいー!」

マリ「へぇ?どりどり…?」

・・・・。


792 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/09(日) 20:54:43 ID:b7PqLLY.



ガチャ。ウィーン。

ゲンドウ「…ただいま」


シンジ「ヒャオ!ヒャオヒャオ!!ヒャオーー!!」スピンスピンスピン

綾波「ヒャオ!ヒャオヒャオ!ポーウッ!!」スピンスピンスピンスピン

マリ「ヒャオ!ヒャオヒャオ!フゥーーー!!」スピンスピンスピン

ゲンドウ「お前達はまた何をしているんだ」



綾波「ヒャオ!」ピョイン!

ゲンドウ「レイ、部屋の中で捻り飛びはやめろ」


793 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/10(月) 02:01:48 ID:PyN2xZ4o

~綾波部屋~


綾波「…」

シンジ「綾波は今度のpoolにどんな水着を着ていくの?葉っぱ?葉っぱビキニ?」

綾波「そんな島の先住民みたいな格好はしないわ」

シンジ「じゃあどんなん?貝?ひと昔前のグラビアにあるみたいな貝ビキニですかヒュー?」

綾波「そういうマニアックな物は着ないわ」

シンジ「紐ビキニならぬ干物ビキニ(アジの開き)とか?」

綾波「●●と●●を魚で隠したくはないわ」


794 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/10(月) 02:04:18 ID:PyN2xZ4o

綾波「普通よ。何の面白みもないわ」

シンジ「じゃーあーなーんーだーよーおーしーえーてーよー!減るもんじゃないんだしぃ!」

シンジ「僕も水着見せるから。ちなみに僕の水着はね」

綾波「知ってるわ。着ないんでしょ?」

シンジ「スゲーや綾波ひょっとしてエスパー?

シンジ「んねー…いいだろー?」

綾波「…秘密。プールで見せてあげる」ニコ...

シンジ「もー、しゃーないなー。たのすみにすてるどすわ」


795 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/10(月) 02:06:39 ID:PyN2xZ4o


「マリにゃんのはー?!」
「残念!あたしも全裸さ!」


リツコ「…ねぇ、私達もプールとかどう?」

ゲンドウ「この歳でか?君はともかく私は」

リツコ「じゃあセントラルドグマのL.C.L.のプールで二人っきりの水泳大会でもやる?」

ゲンドウ「アレはもういい。あの一回で充分だ」

リツコ「あら。私は結構好きなんだけど」

ゲンドウ「…」

リツコ「ポロリもあるわよ?」

ゲンドウ「…検討はする」


796 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/10(月) 02:23:40 ID:PyN2xZ4o



そしてプール予定日当日




797 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/10(月) 02:30:22 ID:PyN2xZ4o



ザーーーーーーーーーーーーー。


シンジ「(OДO)」

綾波「…」

マリ「…」

リツコ「今日は台風直撃しているから外へ出ないでね」

ゲンドウ「…たまの休みが台風とはな」

シンジ「う、嘘だ…」ヨロ.ヨロ...

シンジ「そんなのないよ!!そんなのって!そんなのってないよォォォオオオォォォオオ!!!」


798 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/10(月) 02:36:24 ID:PyN2xZ4o

シンジ「ウワァァァアアアアーーーーーーン!!」ダッ

ウィン。プシュー、ガコム。

綾波「…出てってしまったわ」

マリ「あんなに楽しみにしてたもんねぇ」

リツコ「ふぅ…出て行かないようにって言ったばかりなのに」

ゲンドウ「あいつは大人しく言う事を聞くようなタマじゃないからな」

リツコ「…家族でオセロ大会でもやる?」

綾波「はい」

マリ「おっ、いいねぇ!」

ゲンドウ「 …」


799 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/10(月) 02:47:55 ID:PyN2xZ4o

シンジ「ウワァァァアアアアァァアアアア!!!」ダダダダダダダダダ

ぽっぴぽっぴぽっぽっぴっぽー。

シンジ「ウワァァァアアアアァァアアアア!!!」ダダダダダダダダ

トゥルル。

アスカ(惣流)「何?プール延期ならわかってるけど?」

シンジ「ウワァァァアアアアァァアアア!!!!!」ダダダダダダ

アスカ「うるさっ…ちょっと!音割れるから声のボリューム下げなさいよ!」

シンジ「だぁってぇェェェエエエエエ!!!」ダダダダダダダ


800 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/10(月) 02:50:58 ID:PyN2xZ4o

アスカ「はいはい。あんた楽しみにしてたもんね。でも残念でした!諦めなさい?」

シンジ「諦めたらそこで人生終了の落伍者ドロップアウトクソ野郎になるって安西ティーチャーが」

アスカ「ホワイトブッダはそこまで言ってないでしょ」

アスカ「はぁ…ネルフは?ネルフのプールじゃダメなワケ?」

シンジ「ダメェ!市民プゥゥウウウルでもダメダメッ!ダメェーーーーー!!」ダダダダダダ

シンジ「ネルフのプールじゃ僕が皆と作りたかった思い出作れないんだもん!!」ダダダダダダ

アスカ「はぁ…あんたって子供よね」

シンジ「だって子供だもの!しんじだもの。!!!」ダダダダダダダダ

アスカ「みつをはいいから。もう!そんなのまた今度でいいじゃない!」

シンジ「ビェエエエエエエンン!!!」ダダダダダダ

アスカ「あーもうウザッ!もう切るわよ!」

シンジ「ヤァ~ダ、ヤメーテ、ワターシサミシイデスマスヨ?アスカサン」

アスカ「片言やめなさいよ鬱陶しい」

.

805 :>>804確約出来ないからノーコメントで。いいの当たるといいね:2015/08/13(木) 09:26:09 ID:qvQT0jnc

シンジ「そういえばアスカール」

アスカ「何?(うぜっ)」

シンジ「雨風が僕の体を容赦なく弱らせていく。ちべたい」

アスカ「雨風から逃れて屋内行きなさいよ」

シンジ「それは出来ない」

シンジ「何故なら何故ならそ・れ・は!?」

シンジ「雨風ごときに僕の自由を奪われたくないからだ!!」

シンジ「人は雨が降れば雨宿りするか傘をさすか、防雨行為を行う!」

シンジ「だがそれは一つの”行動の自由”を失う事でもある!」

シンジ「そんな事は許されナイツ!」

シンジ「僕の行動の自由がそんな事で喪われるなんてあきまへんねんで!」

シンジ「故に僕は雨風にうたれ続けても!まるである晴れた日の事♪魔法以上の愉快な♪時のように動き回るんだ!!!」


アスカ「ふーん」ホジホジ


806 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/13(木) 09:41:07 ID:qvQT0jnc

シンジ「ハッハーン?さてはアスカたん僕の話を流し聞きしてはるな?」

アスカ「そりゃそうでしょ」

シンジ「そんなクソどうでもいい的態度やめろよ!」

アスカ「だってクソどうでもいいし」

シンジ「あ、じゃあ僕はこれからトウジんちに行くから!」

アスカ「自由を制限されたくない無敵のシンジ様は雨風凌がないんじゃなかったわけ?」

シンジ「しのがないよ!自由を求め、奪われる事を良しとしない僕は雨風をしのがないよ?!」

シンジ「でもちょっとトウジんちで雨風収まるまで遊びたいから遊びに行くだけだよ」

アスカ「思いっきり雨風から逃げてるじゃないの」


807 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/13(木) 19:13:14 ID:qvQT0jnc

アスカ「でも鈴原んち行っても無駄よ。あんたは鈴原に会えないわ」

シンジ「それはどうかな!ドクン☆!それはどうかな!!無駄かどうかは僕が決めるぜ!」

ガチャ。プー、プー。




アスカ「切られた…」

アスカ「…んで?あんたらはわざわざあたしの所に来てまで何が聞きたいわけ?」

トウジ「…」

ケンスケ「…」


811 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/15(土) 09:09:02 ID:V9OAptiE

~鈴原宅~

シンジ「ノックしてもしもーし」

シンジ「だがしかしそこはシンジさん!ただのノックではなく千本ノックだぜ!!!ヒャッハァーーー!!!」

シンジ「シャオラッ!!持ってきた金属バットで御在宅を確認じゃあぁ!」

シンジ「イィイイイイイイイイィィィリリリリヤッフォーーーーーーイ!!!!」ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン

シンジ「今日はトウジしか家に居ないはず!!もしもトゥーーズィーーのお父さんがおじいさんいたらコンコンコンで済ませたが居ないなら話は別だ!!」

シンジ「HYUUUUUUUUUUU!!!!!!!しゃァアアアアオラァーーー!!!さっさと出てこんかーーーーい!!」ダカダカダカダカダカダカゴンゴンゴンゴン!!!


ガチャ。

少女「あ、あの…どちらさん、ですか…?」プルプル

シンジ「uh-oh」


812 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/15(土) 09:19:23 ID:V9OAptiE

シンジ「おおっとゴーメンナサーイよー?まさかトウジ以外に人がいたとは」

少女「えっ?兄ちゃんの友だ、…はっ!」キュピピ-ン!

シンジ「?」

少女「短い黒髪、美形と言えなくもない顔立ち、そして全裸…」

少女「こぶりの●●●●、長さ…間違いない」 


少女「…碇シンジさん…ですね?」キリッ

シンジ「あの野郎どんな特徴教えてんだバカヤロー」



817 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/15(土) 18:47:33 ID:oiyOi012

シンジ「…っふー」

シンジ「やべ、なんか泣けてきた」

サクラ「ふふっ」

シンジ「ちょっと正座して膝貸してくれない?小一時間泣き腫らすから」

サクラ「えっ、」

シンジ「マジで頼む」

サクラ「いやそれはちょっと」

シンジ「大丈夫だから!サクラたそハァハァとかしないから!」

サクラ「いやあの」

シンジ「わかった、なら僕に腕枕してもらえる権利をあげるから」

サクラ「スンマセン、丁重にお断りさせてください」

シンジ「おおっと、標準語イントネーションでお断りだと?」


818 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/15(土) 18:50:39 ID:oiyOi012

シンジ「あ、そういえばトウジは?いないの?」

サクラ「あっはい。なんか用があるから出かけるゆーて、さっき」

シンジ「ほーう。…そしてそれをアスカが知ってたって事はひょっとしてトウジはアスカんちに?」

サクラ「…えっと、もし良かったら兄ちゃん帰ってくるまでウチで待ちます?」

シンジ「えっ、」

サクラ「兄ちゃんもうすぐ帰ってくるおもいますし。良かったら色々お話聞かせてもらえませんか?」ニコッ

サクラ「ちょっと高いお菓子とコーヒーありますよ?」

シンジ「マ↑ージ↑すか↑ー?↑そんじゃあお邪魔しマッスルウッ!」ムキッムキッ



820 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/16(日) 01:20:08 ID:ud82a1wg
~アスカ(惣流)の部屋~

アスカ「んで?何の用?」

トウジ「なぁ、惣流は何でエヴァのパイロットになったんや?」

アスカ「はぁ?!何であんたにそんな事言わなきゃなんないのよ!」

トウジ「ワシら、強くなりたいんや」

アスカ「それとあたしがエヴァパイロットになった理由とどう関係があんのよ」

ケンスケ「ほら、惣流は俺らの中でも一番ベテランパイロットだろ?」

ケンスケ「色々と知ってるんじゃないかなって」

アスカ「エヴァパイロットとしてやっていくなら何をしたら強くなるかって事?なら渚かバカシンジに聞けばいいじゃない」

アスカ「…あいつら、あたしよりちょっとだけデキるヤツらだし」


821 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/16(日) 01:27:56 ID:ud82a1wg

ケンスケ「いやあの二人には聞いてもダメなんだよ。アスカじゃないと」

アスカ「なんでよ。あんたら第七使徒との時に渚にレクチャーしてもらってたじゃない。しかも成果でてたし」

トウジ「それがあかんのや」

アスカ「何がよ」

トウジ「あいつらみたいな天才系で才能があるヤツとワシら凡人じゃ必要な努力が違うみたいなんや」

トウジ「最近助言もらってもな、シンクロ率が伸びても一定以上からあがらへんのや」

ケンスケ「そんで渚に相談したらさ、『心を解放する。それだけの事だろ?それに必要な事やりなよ。なんでできないのさ?』」

ケンスケ「渚の言う事も理解できないわけじゃないんだけどあいつの説明けっこう感覚的すぎてわからないんだよ」

ケンスケ「それに渚はともかくシンジはああだろ?絶対まともに教えられないよ」

トウジ「頼む!この通りや!お前やないとあかんのや!」


822 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/16(日) 01:33:12 ID:ud82a1wg

ケンスケ「それに”アスカ”達の中でも一番努力してきたのって多分惣流だろ?」

ケンスケ「才能がありながらも努力し続けてきた君の意見が必要なんだよ!」

アスカ「ふ、ふーん?」

ケンスケ「…もう、足手まといになり続けるのはイヤなんだよ」

トウジ「せや」

アスカ「…」

アスカ「ったく、しょーがないわねぇーー!」


823 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/16(日) 08:46:53 ID:ud82a1wg


アスカ「あんた達がそこまで言うんならこのアスカ様が一肌脱いでやろうじゃないの!」

トウジ「! ほんまか!」

ケンスケ「! ありがとう惣流!!」

アスカ「言っとくけど、あたしはスパルタだから!」

トウジ「えっ、ミスする度にボンテージ着て鞭で叩いたりとかしてくれるんか?」

アスカ「グーで顔面殴るわよ」


830 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/20(木) 23:57:29 ID:./49bkkc

アスカ「ゴホン!それじゃああんた達お荷物パイロットをあたしの役に立つくらいにするけど」

アスカ「最初に、『特訓の間、アスカ様の言う事には何でも従います。拒否しません』」

アスカ「これを誓いなさい。書類とペンと朱肉用意するからあんた達書くのよ」

トウジ「え?」

アスカ「契約書よ。あとであんた達にも控えを渡すから」

ケンスケ「ホワイ!?俺達なにをやらされんの!?」

アスカ「あたしが手を貸す以上、中途半端はしないってこと!」

ケンスケ「恐~…」

トウジ「よっしゃぁ!やったんでー!」


・・・・。



831 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/20(木) 23:58:46 ID:./49bkkc


アスカ「書けた?」

トウジ「おう!」

ケンスケ「書いたよ」

アスカ「それじゃ、特訓を始めるわよ!」




アスカ「あんた達、服を全部脱ぎなさい。んで二度と着ちゃダメ」

トウジケンスケ「「な、なんやて?!」」



832 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/21(金) 00:38:35 ID:CKvenOg.

アスカ「あんた達さ、なんでシンジがあんなにシンクロ率高いんだと思う?」

トウジ「元々そーいう才能があったんちゃうか?」

ケンスケ「…まさか、」

アスカ「そーよ!あいつは『常日頃から全裸でいるから』でもあるの!」

トウジ「な、なんやて!?」

アスカ「その『全裸搭乗法』はキチンと成果を出してるわ」

アスカ「第五使徒との戦いの時、あたし達は呼び出される前は全裸でいる事を強いられた」

アスカ「短い期間ではあったけど、数字にちゃんと表れたわ」

ケンスケ「」

アスカ「あれ以降は全パイロットの猛抗議でなんとか全裸義務は逃れられたけど…本当はアレ、全員やった方がいいの」

アスカ「それくらい効果はあるのよ」


833 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/21(金) 01:18:03 ID:CKvenOg.

トウジ「惣流はやらへんのか?ワシみたいんやけど」

アスカ「ふん!」バキャッ!

トウジ「すんまへん」

アスカ「やるわけないでしょ!シンクロ率あがる前に羞恥心で精神崩壊するわ!」

トウジ「でもワシ恥ずかしい///」

ケンスケ「俺もそれはちょっと…」

アスカ「誓約書」

ケンスケ「おうふ」

アスカ「あんたらは男でしょ!まだいいじゃない!」

アスカ「やれ!これは命令よ!」

トウジ「なんやろ、センセのおとんに見えてきたわ」

アスカ「その後は戦いに役立ついろはを教えてやるわ!」


834 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/21(金) 04:01:14 ID:hSVrcjqg

~鈴原宅~

シンジ「モギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュ」

サクラ「碇さんめっちゃ食べますね」

シンジ「普段消費するカロリーとエネルギーが半端ないからね!!」

シンジ「やっぱね、食える時に食っとかないとね!」

サクラ「へぇー」

シンジ「ガルルルル!!ガウ!ハフッ!ウガァア!」ガツガツガツ

サクラ「そういえば碇さんってなんで裸なんですか?」

シンジ「ん?んー…ポリシー」

サクラ「ほんまにそれだけですか?」

シンジ「…」ピク


835 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/21(金) 04:02:31 ID:hSVrcjqg

サクラ「具体的になにかは知りませんけど、やっぱりよっぽどの理由があるんとちゃいます?」

シンジ「…」

シンジ「ナイショ。」

サクラ「えー」

シンジ「悪いね。まだ自分の彼女にすら言ったことないからさ、軽々しく言えないや」

サクラ「そうですか…スンマセンでし、ってか碇さん彼女おるんですか!?」

シンジ「いるよん?そりゃ14だし彼女の一人や二人、三人四人はいるさー」ガツガツ

サクラ「いや一人以上はアカンでしょ…ちなみにどんな人なんです?」

シンジ「ん?んー…感性がフツーじゃないね、やっぱ」

シンジ「んでメンタルが鋼鉄だね。鋼鉄のガールフレンド」

サクラ(まぁ常に全裸でクレイジーな行動ばかりな人の彼女になるくらいやしなぁ)


836 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/21(金) 04:04:45 ID:hSVrcjqg

サクラ「どんな感じで付き合うたんですか?」

シンジ「ほほう、やっぱ女の子だから興味あるかい?」

サクラ「それだけやないですけどね」

シンジ「悪いが機密に関わるから話せないかな」

サクラ「えー。じゃあ彼女のどんなとこが好きですか?」

シンジ「んー、僕の事を受け入れて、理解してくれて、可愛くて、一緒に僕との道を歩いてくれるとこかな」

シンジ「それに…まぁ、たぶんこの世で僕を愛してくれる人は彼女一人だからじゃないかな」

サクラ「へー…やっぱラブラブなんですか?」

シンジ「ラブラブ…うん、それもあるけど」

シンジ「なんていうか…恋人って言うよりは夫婦に近いのかも」


837 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/21(金) 04:07:46 ID:hSVrcjqg

サクラ「ひょえー…14才って、なんだか大人ですね」

シンジ「なわけないよ。社会に出た時の自分の無力さはわかるしね」

サクラ「えー?じゃあ何歳になったら大人になれるんですかね」

シンジ「大人の定義は年齢じゃないよ」

シンジ「何せ年を食ったら全員大人になるかって言ったらそうじゃないし」

サクラ「ほんなら碇さんが大人なんですかね?」

シンジ「まさか。僕はまだまだ一人で生きれない子供だよ」

シンジ「つーか僕は子供さ。だってそもそも精神子供じゃなきゃエヴァには乗れないし」

サクラ「えー…碇さんで大人やないなら私、大人になれる気せーへんですわ」

シンジ「大丈夫大丈夫。心配しなくても”大人”なんて向こうからやってくるから」


838 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/21(金) 04:19:03 ID:hSVrcjqg

シンジ「何せどんなにイヤでも勝手に子供から大人へのエスカレーターに乗せられてるからね」

シンジ「その時までにちゃんと準備しておかないと大人になれない大人になっちゃうぜぃ?」

サクラ「勉強しろって事ですか?」

シンジ「そうそ。んでね、サクラちゃんもどうか、いつの日か素敵な大人になって下さい」ポン

サクラ「…」

シンジ「僕もその時には。君に笑われるような大人にはならないつもりだから」ナデナデ

サクラ「碇さん…」


839 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/21(金) 04:23:30 ID:hSVrcjqg



サクラ「ほんなら、いつか碇さんは服を着るんですか?」

シンジ「ううん。今んとこその予定はない」キッパリ




840 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/27(木) 01:36:42 ID:X2L6zjXE

~あすかンち~


アスカ「ようし!今日はここまでよ!」

トウジ「ぶへー、ぶへー…」

ケンスケ「まさかひたすら武術の型を練習させられるとは」

トウジ「なー惣流ぅ。こないな事でほんまにシンクロ率あがるんか?」

アスカ「ハァ?あんたバカァ?あがるわけないじゃん!」

トウジ「んなっ!?お前ワシを騙したんか!」

アスカ「そーじゃないわ…ん?」

アスカ「あ?あー…そういう事?」

トウジ「?」

アスカ「あーあんたアレね?なんか勘違いしてるでしょ」


841 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/27(木) 01:37:23 ID:X2L6zjXE

トウジ「つまりどういうことちゅーわけや?」

アスカ「あんたが考えてるのはシンクロ率が上がる事による戦闘能力向上でしょ?」

トウジ「そらそーやろ」

アスカ「バカね、強くなるパターンはそれだけじゃないわ」

アスカ「この特訓をこなせば、」

トウジ「せやけどシンクロ率はあがらへんのやろ!?」

アスカ「そうだけど、あんた達は『強くなりたい』のよね?」

トウジ「せやな」

ケンスケ「せやで」

アスカ「で、シンクロ率が伸び悩んでんのよね?」

トウジ「最初にいうたやんか。んでシンクロ率高くならんと強くなれへんやん?」

アスカ「はぁ…あのね!そうとも言えないって事!」


842 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/27(木) 01:39:23 ID:X2L6zjXE

アスカ「あんた達、あんた達はエヴァを具体的にどうやって動かしてる?」

トウジ「そら、『こういう風に動かしたいねん』って考えて」

アスカ「まぁそうね。そう、エヴァはイメージで動いている」

アスカ「シンクロ率が高いと強いのは、エヴァをこう動かすっていうパイロットのイメージの伝達速度が速くなったり、エヴァ本来の力を引き出すイメージがエヴァからもフィードバックされるから」

トウジ「…?」

ケンスケ「…?」

アスカ「…つまりね、すんごーく大雑把に言うとパイロットとエヴァが力を合わせやすくなるって事」

トウジ「なるほど」

ケンスケ「へー」

アスカ「話を元に戻すわよ?だけどあんた達は今どうしてもシンクロ率が上がらないんでしょ?」

トウジ「せやで」

ケンスケ「せやね」

アスカ「だったら、低いなら低いなりに戦わなきゃいけない」


843 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/27(木) 01:42:52 ID:X2L6zjXE
アスカ「そこでイメージの話。単純な話、伝達速度が遅いならそもそものイメージ伝達開始を速くすればいいって事で」

トウジ「?」

ケンスケ「?」

アスカ「…考えてから動くってんなら、めちゃめちゃ速く考えたらめちゃめちゃ速く動くでしょ?」

トウジ「ん?おう」

ケンスケ「そうだな」

アスカ「そこでこの特訓。武術の型を練習して『この行動は体が覚えている』レベルまで脳に記憶させる事でエヴァに乗った時に脊髄反射を使ったレベルの」ペラペラ

トウジ「…」
ケンスケ「…」

アスカ「ーーー更に!全裸でいる事による次回搭乗時のシンクロ率を上げられるって事!」ペラペラ

トウジ「…」
ケンスケ「…」

アスカ「これであんた達は強くなれるわ!」


トウジ「…なるほど!とにかく惣流に従っとけばそれでええってことや!」

ケンスケ「そうだね!」

アスカ「あんたら絶対聞き流したわよね?あんたらコノヤロー」 

844 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/27(木) 01:50:52 ID:X2L6zjXE

~鈴原宅~

シンジ「トウジ遅いなぁ」

シンジ「暇過ぎるからトウジとサクラたその部屋それぞれにお揃いのぶっとい◯◯◯◯を仕込んでおいてしまったぜぃ」

シンジ「サクラたそは『夕飯の買い物行ってきます』なんて言っていってもうたし」


シンジ「…よし、アスカたんに聞いてみっか」

ピポパ。

『もしもし?』

シンジ「ちょっと!トウジいないじゃないか!アスカたん!」プンスコ!

アスカ『だからさっき言ったでしょバカシンジ!鈴原はあたしんとこに来てたんだってば!』

シンジ「ふぇ?!」

シンジ「えっ… ?今そこにトウジいるの?今トウジ何してる?」

アスカ「え?そうね…」チラ

トウジ(全裸)「…」グガ-
ケンスケ(全裸)「…」スピ-


845 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/27(木) 01:51:43 ID:X2L6zjXE




アスカ「鈴原なら今、全裸であたしの隣で寝てるわよ?」

シンジ「リアリィ?!」ガビ-ン!!!




846 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/28(金) 22:03:33 ID:cFrBrxB.

シンジ「ちょっ、アスカ!どういうこと!?何がどうしてそうなったの!?ホワーイ!?」

アスカ『どういう事もなにも…強くなりたいっていうから鍛えてあげようと思って』

アスカ『ちょっと運動しただけよ?相田も一緒に』

シンジ「ちょっ!アスカさんハシャギ過ぎだろ!!」

アスカ『何それ』

シンジ「アカンて!そらあきまへんて!!!!」

シンジ「うわー!!うわー!!なんか僕死ぬほどショック!!!」

アスカ『…ふーん?なんか良くわかんないけどー、あんたあたしがあいつらと仲良くしてるのがイヤなんだ?』


847 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/28(金) 22:05:25 ID:cFrBrxB.

アスカ『へぇー?ふーん?』ニコニコ!

シンジ「あったりまえだろ!!好きな奴が◯◯◯◯◯◯◯とか軽く死ねるわ!!」

アスカ『やりま…?何それ?』

シンジ「オメーの事だよちくしょー!!神様のバッキャロー!!」

ガチャ!ツー、ツー…


アスカ「…?」

トウジ「むにゃ?どないしたんや?」

アスカ「…なんかあたし、”◯◯◯◯◯◯◯”っていうのらしいんだけど何それ?」

トウジ「えっ…////」



アスカ「な?!///何を◯◯せてんのよ変態!!」バキャ!

トウジ「ワシのおいなりさんがァアアアアァアアアア!!??」


849 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/30(日) 19:18:35 ID:F0sR0Fck

~翌日、第壱中学~

シンジ「おはざーす」ガラッ

マナ「あ、おはよっシンジ!」

シンジ「うむおはよー」

ぶちゅううううううう!!!!れろれろれろれろでれろでれろ。られられっ!

アスカ(貞元)「」ヒキッ

シンジ「ちゅぱちゅぱ。…あれ?今日はトウジ達休み?」

アスカ「さあ?つーかあんたさぁ…もうちょい上手くキスできないワケ?」

シンジ「え?そんなに下手かな?」

アスカ「下手じゃないけどやり方がエグいのよ!キスがエグい!生々しいのッ!」

アスカ「見てるこっちが気持ち悪いのよッ!」ゲシ

マナ「じゃあ見なきゃいいじゃないですか!」

シンジ「ソーダソーダー!」

アスカ「だったらあたしの机の前でやんないでくれない?!」


850 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/30(日) 19:28:24 ID:F0sR0Fck


キーンコーンカーンコーン。


根府川「えー…鈴原と相田…惣流は今日は休み、と」

カヲル「珍しいね?バカは風邪ひかないってやっぱり嘘か」

シンジ「そらな。そーいや昨日アスカがトウジ達とセックルしたって言ってたしそれかな?」

カヲル「へぇ?どのアスカ?」

シンジ「惣流」ムス

カヲル「ふぅん?彼女が?」

シンジ「んだ。おらぁ、もうびっくらこいただ」

カヲル「僕も軽く驚いてるよ。彼女そういうのはまだ免疫なさそうだったのに」


851 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/08/30(日) 19:36:41 ID:F0sR0Fck

式波「…」

式波「…ふんっ!」グスン

マリ「姫ぇー泣くなってー」

式波「うっさい!泣いてなんかないわよ!」

マリ「ウソウソー!ワンコくんがキスしてたの見た次の瞬間には机に突っ伏して寝たフリ誤魔化ししてたのにー?」

式波「してないわよっ!!!」

マリ「まーワンコくんはマナちんと付き合っちゃってっからさー?ね?」

マリ「いや、でもわかる!わかるよーオネーサンには!失恋って辛いやね!」

式波「ハァ?!アタシは失恋なんかしてない!してないんだから!」

マリ「ハイハイ。まーでもさー?コレを機に女の子に走るってのはどーだい?ん?」ダキッ

式波「ハ、ハァッ?!」

マリ「…あたしさー女の子が好きなんだよねー…実は」

式波「へっ?」

.

855 ::2015/09/10(木) 22:27:00 ID:3rWZHkjk

マリ「マジマジ。あたしレズビアン。」

式波「」

マリ「いーよー?姫なら。んもーばっちし好み。あーもう食べちゃおっかなー…?」サスサス

式波「」

マリ「あたしとレズレズしにゃい?」ウン?

式波「やっ!いやっ!アタシはちゃんとシn…男が好きだってーのっ!ノォマルッ!」

マリ「チッチッ、まだ百合園へは堕とせないか」

式波「堕ちるつもりは微塵粉ほどもないわよっ!」

根府川「えー…、そこの変質者?授業の邪魔をするなら早く教室から出て行きなさい」

シンジ「せんせーすんまっせーんが、そいつ僕のペットです」

シンジ「つまりネルフ関係者。もし雑に扱えば父さんがなんていうか…?」

根府川「君はなかなか根性腐っとるね」

マリ「まぁ見逃しちくり?」

根府川「…ハァ…せめて静かにしていなさい」


856 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/10(木) 22:28:26 ID:3rWZHkjk

シンジ「しかしそれは無理な相談だぜ!やれマリ!」

マリ「よっしゃオネーサン式波たんの耳たぶハミハミしよ」ハミハミハミハミ

式波「アヒィイ!!!やぁー!やめろネコメガネ!」

マリ「誰がやめるか」prprprprprpr

根府川「これ!いい加減にしなさい!」

シンジ「スタンガンどーん!」ズビチイッ!

根府川「アヒィイィイイイ!!!!!」

根府川「」ドサ

シンジ「ふーこれで今日は自習っと」


857 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/10(木) 22:30:59 ID:3rWZHkjk
シンジ「!」ピコ-ン!

シンジ「おいテメーら!どーせ自習だ、今から市内のでっかいレジャープール行こうぜ!」

シンジ「もち僕の奢りだ!新しい水着も買ってやる!」


「いやいや…まずいだろ」
「私太っちゃったし…」
「あいつといたくないし」
「それより根府川先生が」


シンジ「クソがマジノリわりーな」ペッ

カヲル「僕は行くよ」

綾波「私も」

式波「…」

シンジ「っしゃ!じゃ行こうずぇ!いやっふー!!」

シンジ「おっと今日来てねーあいつらにもLINE送っとこ」


858 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/10(木) 23:18:29 ID:3rWZHkjk


~ネルフ本部、B棟:第87蛋白壁~


青葉「はぁー…やれやれ」ガロガロガロガロ

青葉「なんでオペレーターの俺が台車で壁の一部運んでんだか」

青葉「いやそりゃまぁたまたま休憩中だった俺がたまたまこの地区の近くにいたよ?」

青葉「でもそれ工事の人がやるべき仕事だよな?」

青葉「間違ってもやっとこさ休憩とれた俺の仕事じゃないよな?」

青葉「はぁー…まぁ、快く引き受けちまったのは俺なんだけど」


859 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/09/11(金) 04:11:34 ID:0nBFGSFw

青葉(はぁー…にしてもなんだかな)

青葉(俺、なんでこの仕事してんだっけ?)

青葉(あー、そうだ。バンドで有能な新メンバー入ってきて)

青葉(半分追い出されたんだっけか)

青葉(そりゃ自主的に出たけどさ)

青葉(我ながらメンタル弱っちいよなぁ)

青葉(まーでもあのまま居続けた所でなぁ)

青葉(結局、努力した凡人でも才能ある奴には勝てねーってか)

青葉(ひがんでるだけか。逃げただけだもんなぁ俺)

867 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:20:01 ID:GVb3SwKU

青葉「よいしょっ…と」ゴト

青葉「ハァー…」

青葉「……」


青葉「…」


868 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:20:41 ID:GVb3SwKU

俺たちがバンドを結成したのは高校の時だった。

ベースを始めたのは中学の時だったけど友達で楽器できる奴がいなかったからな。


当時の俺は本気でバンドマンとして食っていこうと思っていたし、それくらいの技術を身につけられる自負もあった。

事実俺は割とすぐに弾けるようになっていたし、才能だってそこそこある方だった。


869 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:24:26 ID:GVb3SwKU

大学行ってからは技術がある奴とも交流が増えて俺たちのバンド活動は更に加速した。

コピーバンドからオリジナルへ。歌詞や曲も作り方から皆で学び、四苦八苦して。

『シゲル、今書いてる曲なんだけどさぁ歌詞のここがなーっんか、気に入らなくてさぁ』

『へー?どんなの』

『ほら、ここんとこ』

『あー…確かに言葉は綺麗で纏まってるのに歌うとなると音の組み合わせが難しくなるな』

『だろ?前半分を削ってリズムの帳尻合わせとかもしてみたんだけど中々な』

『んー…でも俺なら音の高さを変えて、あえてここだけ強調するように調整するかな』

『なるほど。シゲルすごい!』

…ついでにボーカルの彼女とも仲良くなっていた。

ぶっちゃけ好きだった。あともう少し仲良くなったら告白するつもりでいた。


870 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:35:24 ID:GVb3SwKU

『シゲルは弾く時にちゃんと皆の音の基盤作ってくれるよな』

『ね!誰かさんがギターでグイグイ独走し始めた時にも微妙にスピードだとか合わせ方を変えてくれたりするし?』

『っせーな!』


仲間とも上手くいっていたし、最高のやつらだとも思っていた。


871 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:38:08 ID:GVb3SwKU



『じゃあ、今日もライヴ大成功させて!観客沸かせてやるぞ!』

『『『『『おう!』』』』

『さっすがリーダー。やっぱシゲルが引っ張ってくれるといいわー』

『そうか?』

リーダーとしても俺は信頼があった。


872 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:39:14 ID:GVb3SwKU

でも、ある時。


『チーッス。今度から参戦するモンっす。ヨロシク!』

『…誰?』

『なんかドラムのヤツがスカウトしてきたんだってよ。才能がスゲーらしい』

『勝手に増やすなよな…』

アレからだよなぁ。俺が居辛くなったの。


873 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:44:32 ID:GVb3SwKU

『へー、ベースメインなんだ?』

『ウィッス』

『でも他のも全部できるし、俺は足を引っ張るつもりないっす』

『そっか。そういえばなんでこのバンドに入ってきたんだ?』

『シゲルさん、大学の文化祭で演奏ってたッスよね。あの時のロックンロールを感じさせてくれるパフォーマンスに憧れて』

『おっ、そうか?嬉しいね!』


まぁその新メンバーとも仲良くはなってたし、そいつは確かに才能があった。


874 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:47:13 ID:GVb3SwKU


それだけなら良かったんだけど。


『ねぇシゲル!聞いて聞いて!』

『遅かったじゃないか。どうしたんだ?今日はベースとボーカルの練習って、』

『私、彼とつきあうことになったの!』

『へ?』

『ウィーッス!そんな感じなンすわ。シゲルさん』

『う、ウィッス…。おめでとう…。』



ボーカルが◯◯◯れた。


875 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:48:18 ID:GVb3SwKU

余談だが、その夜俺は泣いた。


『んだよチクショォォォォオオ!!!狙ってたのによぉォォォオオオ!!!』

『俺たち2人で飯もいったし遊びにもいってたじゃんかよォォォオオオ!!』



超泣いた。


876 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:49:57 ID:GVb3SwKU

『シゲルさん、このコードってどうやるンすか』

『あーコレ?コレは結構むずいよ。俺でもマスターするのに1年かかったもん』

『どうやるんスか?』

『えっとな、こうやって、こう弾いて…こうっ!』

ギャギギキッギャギャーギャン!!

『へー』

『まあ最初からできるようなもんじゃ、』

ギャギギキッギャギャーギャン!!

『…ソッコーでできたッスけど』

『う、ウィッス…。』



なんか、泣きたくなった。


877 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/10/06(火) 03:56:55 ID:GVb3SwKU

『なんか…がっかりッスわ』

『へっ?』

『シゲルさん、もっとイカしたロックンローラーだと思ってたんすが』

『 ハッキリ言って、今のシゲルさん超ダッセェッス』

『う、ウィッス…。』

『…チッ、答え方すらシケ始めましたね。これじゃシゲルじゃなくてシケルじゃないっすか』

『あ、あはは…』

『リーダーやってたのも仕切り屋だったあんたに周りが合わせてあげてた…とかじゃないっすよね?』 



別に仕切り屋だったわけでもないんだけども。



879 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 03:21:47 ID:eDvB/pGA

そんなこんなで過ごしていきながらしばらく経った頃。


『それじゃ、いきやッスか』

『『『『ウェイ!!!』』』』

そして、運命の日。

なんて言うと大仰だが俺にとっては大きな転換期の日だ。

『絶対成功させっぞ!』

その日、俺たちはそこそこデカいライブハウスで演奏る事になっていた。 

880 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/09(月) 03:22:43 ID:eDvB/pGA


曲は全部で3曲。


しかもタイムテーブルではラストのラストで大トリ。


そしてその最後の最後の曲は俺がメインボーカルだった。


一番の十八番。

バンド結成して一番初めに作った曲。


思い入れも練習量も一番ある曲。 

881 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:24:22 ID:RuEg0Zso


その日、滅多にしないような自画自賛をしてもいいほどに指が動いた。


『~♪』ピキュキュキュキュキュキュ

声も張りがあって、絶好調で、音程のズレもなく。

普段やらないパフォーマンスもやった。

客の反応だって過去最高だったと思う。



ーーーーーーそして、あの新入りとのダブルボーカルをやるパフォーマンスになった時。



882 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:27:18 ID:RuEg0Zso


『~♪』『~♪』


(…アレ?)

俺がやるはずのパート、俺が踏むはずだったステップを。

『ちょ、オイ!』

ヤツが横取りし始めた。

(な、なんだよ!何してんだコイツ?!)

『ボンクラは黙って俺の引き立て役にでもなっててくださいよ』

『は、ハァ?!おまっ、ちょっ』

『この際言いますけど』

『これ以上下手くそに演奏らせて俺らまで評価下げられたくないんスよ』

『』



883 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:28:41 ID:RuEg0Zso

そして。


『~♪』

『~♪~~♪』

(そんな、ウソだろ?)


言うだけあって、ヤツの演奏とパフォーマンスは俺の数倍上手かった。


圧巻だった。

ダンスも歌も演奏も。

オリジナルの俺よりずっと。



884 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:31:27 ID:RuEg0Zso

『え?オイ!ちょっと!』

そして、いつしか俺はスポットライトの中央から舞台袖へと追いやられていた。

『お前ら…!?』

だが、誰も。メンバーの誰も止めもしなければ俺が戻れるようにもしなかった。

それに。

『~♪』『~♪』『~♪』『~♪』

むしろ、俺がさっきまでやってた時よりずっと全体が良くなっていた。

メンバーの音のリード、潜在している能力を引き出す能力、ミスを咄嗟にカバーするアドリブ。

ボイパー、盛り上げ、客を参加させるやり方まで巧みにやってのけていた。

確かに実際ヤツには才能があったし、たまに舌を巻くほどの腕前を見せてはいた。



だが、これは。


(…なんだよ、コレ)


885 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:33:27 ID:RuEg0Zso

そうだ、できるわけないんだ。

いくら才能があっても咄嗟にここまで歩幅を合わせるなんて。

つまり。

(コイツら、結構前から俺をハブるつもりで、)



886 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:34:41 ID:RuEg0Zso


『『『『~♪!!』』』』

『ワァアアアアア!!!』

俺は、舞台にすら立てなくなっていた。

完敗だった。全てにおいて。

『…』

俺の居場所なんて、もうどこにもありはしなかった。


887 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:37:10 ID:RuEg0Zso

・・・・・・・。

『悪かったな、シゲル!でもまぁそんな気にすんなよ』

じゃあお前同じ事されてそれ言われてみろよ。

『ゴメンね?でもさ、あの演奏今までで一番楽しく弾けたなぁ』

そうかい。俺抜きの演奏がそんなに楽しかったかよ。

『まぁ次頑張れよ』

次?次ってなんだ?

『限界なんて自分が決めるんだよ』

ああ、『お前実力不足すぎっからもっと頑張れや』って?

『夢はいつか叶うよ。武道館、みんなで一緒に行けるようにしようね!』

『もっと頑張れよ?じゃなきゃお前抜きで夢叶えるから』ってか?

『今回は運が悪かっただけさ』

はぁ?悪いのは運じゃなくてお前らの性格じゃねえの?

『あいつはお前以上の努力をしてたのさ』


888 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:38:24 ID:RuEg0Zso

ねーわ。

ただでさえあいつ誰よりも練習早く上がってたし、大昔に作詞作曲した俺より練習量多いわけないだろ。


889 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:44:10 ID:RuEg0Zso

『俺、やめるわ』の一言に対して長年連れ添ったメンバーは申し訳程度の惜しみの言葉と『今度飯でも行こうぜ』という挨拶をくれた。

見送りは一人だった。ダチだったヤツだ。

『なぁシゲル、本当に辞めちまうのかよ』

『ああ、もう俺もそんなプラプラしてられなくてさ』

『何言ってんだよ!俺たちのバンドはこれからじゃねぇか!』

『…』

(そういやコイツ人の気持ちに鈍感なタイプだったっけ)

『なぁ!結果だって全然出てねぇ訳じゃねぇだろ!俺たちで武道館いくんじゃねぇのかよ!?』

『…わるいな。もうこのバンドでやっていける気がしないんだ』

『おい!シゲル!』


890 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 21:45:08 ID:RuEg0Zso


うるせぇよ。『お前なんか要らない』って副声音なんか


もう聞きたくないんだ。



891 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 23:11:53 ID:RuEg0Zso

青葉「…」

青葉(まぁ昔の話だし、もうどうでもいい話なんだけどな)

青葉「さって、ちゃんと運んだしここらで俺も御役目御免ーーー」

『青葉二尉、聞こえるかしら?』

青葉「ん?碇博士?」

『悪いのだけどそこに運んでくれたヤツ、取りつけてもらえる?』

青葉「ちょっ」

『担当する作業班が緊急要件で駆り出されちゃったのよ』

『キチンと副司令からも許可はとっているわ。お願いするわね』

青葉「」


青葉「おいおい…どんだけかかるんだコレ」

青葉「ハァー…ついてないなぁ」


892 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 23:47:54 ID:RuEg0Zso

~プール~


シンジ(言うまでもなく全裸、そして仁王立ち)「…」


シンジ「さってさて」

シンジ「みなさんどんな水着を着てきてくれたのかにゃーん?」


たたたたた…

シンジ「うぉっとー?早速来たようでゲスな」

シンジ「さぁ!女子はどんな●●水着を、」クルッ



カヲル(普通にハーフパン)「へ?」

シンジ「…」 

893 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 23:50:40 ID:RuEg0Zso

カヲル「何?今何か言った?」

シンジ「チッ。なーんも?」

カヲル「ふーん?…ってうわっ」

カヲル「ちょっとやめろよな。僕で◯◯◯ててんの?正直気持ち悪いんだけど」

シンジ「ちげーわ!そして行き場を無くした迸る熱いパトスを食らいやがれ」ドロップキック

カヲル「おごっふ!!?」


\ドバシャーン!!/ 

894 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 23:52:34 ID:RuEg0Zso

シンジ「ったく、ンなわけぬぅえだろーが」

シンジ「よし、仕切り直しだ」パンパン!

カヲル「」プカ-

シンジ「イ・ンンムゥエエエエエエエエッッッジッッ!!!」

シンジ「マナの●●水着マナの●●水着マナの●●水着」

マナ『しーんじーっ♪』

シャキーン!!!

シンジ「…ふっ。」

シンジ「ぬーふっふっふっふっ!」


895 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/26(木) 23:56:34 ID:RuEg0Zso

たたたたたたたた…

シンジ「ほう、複数人の足音。これは…!」

シンジ「ほほう、足音からして、かなり布面積が…ないに等しい?!」

シンジ「そして、恥じらいがある、複数人…」

シンジ「つまり、マリアンド式波っ!」

マリ『にゃーん♪ほらほら、姫もー♪』
式波『に、にゃーん…///』

シンジ「ウッヒョーウ!!」バッ



ケンスケ(全裸)「よーシンジ!LINEくれてサンキュな!」

トウジ(全裸)「しかも貸切なんやろ?ホンマ、持つべきモンはダチやなぁ!」


シンジ「」

シンジ「ド変態ドゥアアアアアアア!!!」ドロップキ-ック!!


ケンスケ「あばっふ!」
トウジ「おがっふ!」 

896 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:08:29 ID:lh5q1Wk.


トウジ「」プカ-
ケンスケ「」プカ-


シンジ「全く…プールに全裸で来るとかバカなの?常識ないの?」

シンジ「何?羞恥心どこに落としてきちゃったの君達」


(((いやお前が言うな)))



897 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:17:34 ID:lh5q1Wk.


たたたたた。


マナ(ホット◯◯◯系+ビキニ)「あっ、シンジー♪あたしもきちゃったー♪」ブンブン

式波(ビキニ)「ふんっ」

マリ「おおーう。何々?なーんか裸族が増えちゃってんじゃん」

シンジ「…」

シンジ(●●水着じゃ…ない…)ズ-ン 

898 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:19:26 ID:lh5q1Wk.

シンジ「…だが、これはこれで●●できる!」ガッ

式波「何ガッツポーズしてんのよ」

シンジ「気にするな。水辺の美女は男のロマンってだけさ」

式波「へ?び、美女…?///」

式波「ふ、フーン?誰の事指して言ってんのよ?///」

シンジ「君」

式波「!!!/////」


シンジ「~を含めた女子全員だけど?」

式波「///////」

シンジ「それがどしたん?」

式波「~////」←聞こえてない

シンジ「?」 

899 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:22:21 ID:lh5q1Wk.

式波「あ、あの…」

シンジ「ん?」

式波「あ、…ありがと///」

シンジ「(なんのことやろ?)おう(って言っとこ)」

マリ(姫の貴重なデレシーン!!ヤベー!!!)ウヒョ-


900 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:34:12 ID:lh5q1Wk.

カヲル「というかさ、なんでお二方は目覚めちゃったわけ?」

トウジ「いやな?そーりゅーのヤツが、」

ケンスケ「『常に全裸でいる事であんた達の●●●●シンクロ率が上がるから服着るな』」

トウジケンスケ「「って」」

シンジ「アスカ無茶ぶりすぎやでぇ…」ゲンナリ

トウジ「いやな?確かに最初はワシらも抵抗があったんやけどな?」

ケンスケ「徐々にではあるけど気持ちよくなって来たって言うか…」

シンジ「ヤバイよヤバイよ何覚醒させてんだあの小娘」

マナ「ちょっと近寄りたくないよねぇ。一瞬に居たくないっていうか」

ケンスケ「しょんなぁ!霧島さんはシンジで慣れてるだろ!?」

マナ「えー?いやいや」

901 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:35:03 ID:lh5q1Wk.

マナ「シンジのはだかは綺麗で滑らかだしスタイルいいし…威風堂々としてて、その…」

マナ「…好き、だし…?///」テレ

シンジ「っ、///」

トウジ式波「「チッ!!」


マナ「でも相田くんや鈴原くんは…その、お尻とか汚いし」

トウジ「そんな事あらへんわ!ちゃんと洗っとるし!」

マナ「でもシンジのおしりと違って可愛くもないし」

トウジ「ンな差ないわ!ワシらの美尻をよう見てみぃ?!」

マナ「イヤァ!」

シンジ「汚ねェケツ向けンな」浣腸

トウジ「うぎゃあああああああ!!!」

ケンスケ「トウジィィィイイ!!」

902 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:37:33 ID:lh5q1Wk.

トウジ「ァアアアア!!!ワシのお尻が!ワシのお尻が二つに割れてもうたァアアアア!!」

ケンスケ「落ち着けトウジ!元からだ!」



マリ「ヘーイヘーイ?バカはほっといてビーチボールでバレーやろうぜー」

シンジ「だね。…あ、そういやぁはやなみっ!は?」


ぱたたたたたた…

綾波(白フン)「ごめんなさい。遅れたわ」

シンジ「マニアック!!!?」

綾波「そうなの?」


903 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:46:29 ID:lh5q1Wk.


~数日後、ネルフ本部:模擬体実験室~


リツコ「…なるほど。鈴原くんと相田くんのシンクロ率が大幅に伸びたのは惣流アスカの助言のお陰、という事ね?」

惣流「ふっふーん?そーよ?あたしが教えてやったの!」

惣流「さっすがあたしよね!出来の悪い生徒もあたしにかかれば平均以上の生徒になれるのよ!」


904 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:52:01 ID:lh5q1Wk.

~模擬体内~

シンジ『にしてもエヴァとのシンクロ率だけチェック用の実験機に搭乗、か』

貞本『なんなのかしらね、このへんちくりんな感覚』

綾波『そうね。何か、ヘン』

カヲル『…』

カヲル(確かに何だか気持ちが悪いな。まるで人間じゃなくてAIとチグハグな会話してる気分になる)

トウジ『なあケンスケ。なんや知らんけど惣流のヤツめっちゃ調子に乗っとるで』

ケンスケ『だねぇ。でも実際結構伸びたよな』

リツコ「ふむ…」

惣流「あら、何考えてるの?あたしに何かご褒美でもくれたりするの?」

リツコ「いえ?ただ、ここまで成果が出るとなると…」


リツコ「チルドレン全員の常時全裸を義務づけた方がいいかしら?って本気で検討しているのよ」

惣流「」


905 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/11/27(金) 00:58:04 ID:lh5q1Wk.

~しばらく後。~

ミサト「…んで?」

アスカ's『『『ずぅええったい!常時全裸はイヤっ!!!)』』』

リツコ「ご覧の通り。模擬体に立て篭り」

ミサト「100%勝ち目が無い籠城ねぇ」

リツコ「気持ちは理解できるのだけどね」フ-

ミサト「んっで~?マジでやろうとしてたりするのん?」

リツコ「フィフティ・フィフティ、ってとこかしらね?」

リツコ「志願した人だけにしようと思ってるけど…ほんとは全員全裸、」

『『『ずぅええったいイヤァッッッ!!!』』』

ミサト「ま、そーよねぇ?」


906 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 00:52:48 ID:QtqnMgmc

~そしてその頃第一発令所~

冬月「…確認しているんだな?」

青葉「ええ、一応」

青葉「数日前に搬入されたパーツです。ここですね、変質しているのは」




冬月「第87蛋白壁か」




907 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 00:54:14 ID:QtqnMgmc

青葉「拡大するとシミのようなものがあります。何でしょうね、これ」

青葉「…」

青葉(あれ?これ、俺がこの前やったとこじゃないか)

冬月「ふむ、確か君が作業をやってくれた所だったな」

青葉「えっ、ええ…」

青葉(うぉぉおーい!マジかよ!大丈夫だよな?!大丈夫だよなコレ?!)

日向「浸蝕でしょう。温度と伝導率が若干変化しています。無菌室の劣化はよくあるんですよ。最近ね」

冬月「む?そうなのか」

日向「ええ。誰がやっても同じになってしまうんです」

日向「…」bΣ

青葉(ナーイス日向!フォローサンキュー!)b

冬月「まぁ、なんでも構わん。だが明日までに処理しておけ。碇がうるさいからな」

青葉日向「「了解!」」


908 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 04:08:27 ID:GalSeHwU

ピコッ、ピコッ。

マヤ「あら?」

リツコ「どうしたのマヤ」

マヤ「はい、第一発令所からのメールです」

マヤ「この実験室の真上の壁の一部が変質しているとの事です」

リツコ「やだ、また水漏れかしら?」

マヤ「いえ、浸蝕だそうです。この上の蛋白壁」

リツコ「そう。テスト…というよりは籠城している彼女らに影響は?」

マヤ「今の所は特にありません」

リツコ「そう。ならこのままテストを続行しましょうか」

マヤ「そうですね」

リツコマヤ「「碇司令がうるさいし」」


シンジ(あの父さんが、『うるさい』だって!?一体どんな感じだと言うんだ!!)


909 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 04:10:07 ID:GalSeHwU

アオイ「再度。シミュレーションプラグを模擬体経由でエヴァ本体と接続します」カタカタ

カエデ「了解!エントリープラグ00、01、02αβγ、03、04、05全てコンタクト再開!」

サツキ「A.T.フィールド、出力2ヨクトで発生します」



910 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 04:11:20 ID:GalSeHwU

ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

~第87蛋白壁~

『………………………』

『…………………』

『…』


『…!』



911 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 04:30:33 ID:bIdqGhEo

サツキ「…?」

アオイ「シンクロ、問題なく計測中。このままデータ採取をMAGIに、…サツキ?」

サツキ「ごめん!待って!警告アイコン出てる!」

アオイ「なんですって!?」

リツコ「詳細は!」

サツキ「シグマユニット、Aフロアです!汚染警報発令!」

サツキ「この場所は……」

サツキ「第87蛋白壁です!異常レベルで急速に劣化、及び発熱!」

マヤ「…?!何コレ!第6パイプにも異常発生ですッ!」

リツコ「詳細!」

マヤ「蛋白壁の浸蝕部が爆発的スピードで増殖しています!」

リツコ「第6パイプ…!?直結パイプじゃない!!」

リツコ「実験中止!!第6パイプは緊急閉鎖!!」

サツキ「了解!」


912 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 04:32:36 ID:bIdqGhEo

ガシャン!!ガシャガシャガシャ!!

ガコン!!!

サツキ「閉鎖完了!」

マヤ「!?ダメです!閉鎖部後方の6ー42に侵蝕が始まりました!」

リツコ「壁伝いに侵蝕…!スタッフ!ポリソーム用意!!噴射開始!!」

スタッフ『ウィッ!!』

リツコ「続いてレーザー!最大出力!!」

スタッフ『ウィっ!』

『…!』

カキィイィイイイイン!!!!



リツコ「え…?」


913 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 04:34:47 ID:bIdqGhEo

カエデ「ウソ、そんな!」

ミサト「まさか、」

マヤ「A.T.、フィールド…!」

ヴィー!!ヴィー!!ヴィー!!ヴィー!!

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emergency emergency emergency emergency
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マヤ「パターン青!!」

マヤ「使徒ですッ!!」



914 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 04:47:56 ID:bIdqGhEo

~第一発令所~

冬月「使徒?使徒の侵入を許したのか!?」

リツコ『申し訳ありません』

冬月「言い訳はいい。セントラルドグマを物理閉鎖、シグマユニットと隔離しろ!」

リツコ「はい!」

ぷつ。

冬月「…」

冬月「むぅ…まさか使徒の本部侵入を許すとはな…」

冬月「そして使徒が目覚めたポイントは”第87蛋白壁”か」チラ

日向「(´・Д・)」チラ

青葉「」ドッキーン!!!


915 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 05:03:37 ID:Dh.rFh6s

冬月「確かあの壁を運搬したのは…青葉ニ尉、だったな?」

青葉「え、ええ!ですが!」

冬月「…うむ、まさか私の部下が裏切り者だったとはな」

青葉「ちょ!ちょちょちょちょ!!ちょっと待ってくださいよ!!」

冬月「黙りたまえ。君に全責任があるとは言わんが、それなりの覚悟はしておきたまえ」

青葉「でも!!」

冬月「くどい!!!いいから君のできる仕事をしたまえ!」

青葉「は、ハイ!では今すぐにネルフ内の全施設に伝令を」

冬月「違う」

青葉「へ?」

冬月「君のできる仕事。すなわち、」

冬月「自分が何をしでかしたか、どこにミスがあったのか」

冬月「今回の事件を引き起こした全ての考えうる事情を碇博士及び作戦部長に話す事だ」

冬月「…独房の中でな」


916 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 05:05:40 ID:Dh.rFh6s

青葉「ほあっ!!? お、お言葉ですが!第1種戦闘配置時の私の仕事は!」

冬月「悪いが、君の仕事はここにいるオペレーターの誰でもできる」

冬月「妙な考えは起こさず、独房に入れ」

青葉「そ、そんな!」

冬月「連れて行け」

黒服1「どうぞ、こちらへ」

青葉「そんな…」

黒服2「早くこい!」

青葉「…はい…」


917 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 05:08:34 ID:Dh.rFh6s


スタスタスタスタ…


青葉(なんだよ、コレ…)


青葉(俺が何をしたっていうんだ)


青葉(俺、ちゃんとやっていたじゃないか)

青葉(そりゃ使徒の本部侵入の原因に関わったかもしれないけど)

青葉(いくらなんでも理不尽だろ…こんなの)


918 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 05:29:03 ID:6ZnYFpqQ

オペレーター『シグマユニットをBフロアより隔離します。全隔壁を閉鎖、該当地区は総員待避』

ミサト「ほら!!あんた達急ぎなさい!!もうじきこのボックスは破棄されるわ!」

惣流(全裸)「いい!!!?ぜッッッッッッたいッッッ!!!こっち見んじゃないわよッッッ!?」

貞本(全裸)「アンタら!チラッとでも見たら金とるからねッ!?」

式波(全裸)「サイッアクッ!なんでアタシが…!」

綾波(全裸)「…」


919 :以下、名無しが深夜にお送りします:2015/12/23(水) 05:30:03 ID:6ZnYFpqQ

トウジ「いやぁ、まさか全裸はワシらだけやなかったなんてなぁ」タタタタタ

ケンスケ「な。このテストは全裸時のデータ採取の為のものだったんだ」

カヲル「なんだろ、この全裸集団の全力疾走のシュールさに対して笑いがこみ上げてくるよ」

シンジ「ちょっとした新聞沙汰だよね!」

シンジ「ああ、ちゅーかそんな事よりも僕らの後ろを走る女の子チームをジロジロ見たい…」

ごすっ。


シンジ「やめろよ後ろからお稲荷さんをジャストミートすんのは」

「「「フンッ!!!」」」


921 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/03(水) 19:23:59 ID:7ympiBDY

第一発令所~


冬月「…という訳だ。これが現状だよ碇」

ゲンドウ「わかった」

冬月「どうする?」

ゲンドウ「無論、こうする」

ゲンドウ「警報を止めろ!」

日向(な、なんだって!!?)


923 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 00:50:57 ID:ZlKUYHiA
日向「と、止めるんですか!?」

ゲンドウ「そうだ。誤報、探知機のミスだ」

ゲンドウ「委員会と日本政府にはそう伝達しろ」

日向「り、了解!」

日向(まさかの隠蔽だって?!碇司令は何を考えてるんだよ!?)

日向(使徒の本部侵入責任を取らされるのが嫌だとかか?)

日向(もしそうならあまりにも幼稚…っていうか、いや何かあるんだろうけどもさ…)

日向(一体何考えてるんだ?碇司令は…)


924 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 00:52:13 ID:ZlKUYHiA

ゲンドウ「…」

冬月「…これで、何がなんでも内々で片をつけなければならなくなったな」

ゲンドウ「ああ。今委員会に知られては困る」

ゲンドウ「ヤツは易々と到達してしまうだろうからな」

ゲンドウ「…地下の”アダム”に。」

冬月「うむ…」

冬月「倒すにしろ人類の歴史が終わるにしろ、もしこの件を上へ報告すれば私達の計画全てが終わりだからな」


925 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 03:44:17 ID:eeVxjCwk

~セントラルドグマ、研究室~

シンジ「まーアレよね。この部屋に逃げこんだっつーか反撃開始っつーか?」ミシミシミシミシ

トウジ「あーーっ!アァァアアああ?!ちょ、いだだだだだワシの足をヘシ折るの止めてやめてやめっ、」


\ボキャッ/

アッー!


カヲル「でもさぁ、どっちかって言うと僕らは早く逃げなきゃマズいんじゃないの?」

ケンスケ「何言ってんだよ。誰かしらが残って最前線で戦わなきゃ使徒を止められないだろ?」

カヲル「そんなこと言ったって僕らは別に専門知識とか無いわけだし」

綾波「そうね。正直お荷物だわ」


926 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 03:50:20 ID:eeVxjCwk

綾波「だから、早くお家へ帰りましょう?」

トウジ「やな。ワシもちょっとネルフ内の外科病棟に行かなあかんし」

惣流「あんたらバカァ?あのね、」

式波「使徒の侵入を許した以上、今更何処に逃げたって意味なんてないわよ」

貞本「オマケに敵はエヴァで倒せそうもないし、あたし達だけで移動するのもリスクがあるワケだしぃ?」


シンジ「なるほどつまりトウジにブレンバスターをかけろと」

トウジ「ほごはぁー?!」

ドズゥン!!

トウジ「な、なんでや?なんでわしにこんなことを?」

シンジ「専門だろ?そういう理不尽さに晒されて報われない役所」

トウジ「うん得意」コクン


927 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 03:56:16 ID:eeVxjCwk

ピロン♪

イロウル『ピキピキプリョプ』

リツコ「ほら、ここが純水の境目、酸素の多いところよ」

マヤ「好みがハッキリしてますね。無菌状態維持の為にオゾン噴出している箇所は汚染されていません」

サツキ「へーナルホド。高濃度酸素に弱いワケね」

マヤ「このピンチの中で冷静にこんな弱点を見つけるなんて…さすがセンパイですっ!」

アオイ「高濃度酸素注入開始。酸素濃度上昇!」


イロウル「…」ワチャワチャワチャ

イロウル「?!」

イロウル「ピキィイィイイ!!!!ビギィイイイイィいい!!!!」

カエデ「イヤッホーゥ!効いてる!効いてるぅっ!」

リツコ「直近で回復しそうな場所はあるかしら?」

マヤ「はい!O-A、O-Bは回復しそうです!」

リツコ「了解。副司令に繋いでくれる?」 

928 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 03:57:42 ID:eeVxjCwk

~第一発令所~

『以上、報告を終わります』

冬月「…うむ、うむ。…そうか。よくやってくれた。さすがは碇博士だ」

冬月「碇。お前の嫁が使徒へ対しての有効打を見つけた」

冬月「使徒は高濃度酸素に弱い。今更に強力な噴射装置を準備中、数十秒後には撃退可能だ」

ゲンドウ「そうか」


929 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 04:00:52 ID:eeVxjCwk

冬月「緘口令はどこまで効くと思うね?」

ゲンドウ「さあな」

ゲンドウ「だが、」

冬月「?」

ゲンドウ「口を割れば死よりも辛い事が待っている事くらい、ここの職員は理解していると思いたいものだな」

冬月「…そうだな、こうやって使うために”怒外道”というイメージを内外に植え付けてきたのだからな」


930 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 04:02:31 ID:eeVxjCwk

~第87蚕白壁~


イロウル「ピギャッ…!ビギィィィイッ………!!!」 

イロウル「………」




イロウル「コクフク、カンリョウ」





931 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 04:05:40 ID:eeVxjCwk

ヴィー!!!ヴィー!!!

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emergency emergency emergency emergency
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冬月「何?!どうした!」

日向「た、大変です!目標、再び活性化!侵攻及び侵食を再開!」

ゲンドウ「目標の行動委細を報告しろ」

日向「はい!目標による汚染区域はさらに下降!プリブノーボックスからシグマユニット全域へと広がっています!」

冬月「まずい!ケイジにもアダムに近すぎる!このままでは!」

ゲンドウ「…各員に告ぐ。汚染はシグマユニットまでで抑えろ」

ゲンドウ「シグマユニットを完全隔離、断絶する!」

ゲンドウ「シグマユニットのロックボルトを全て爆破。完全遮断しろ。ターミナル・ドグマへ近づけさせるな」

日向「了解!」


932 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 04:09:16 ID:eeVxjCwk

ゲンドウ「エヴァはどうなっている」

日向「第7ケイジにてB型装備で待機中!パイロット達が到着次第起動発進可能!」

ゲンドウ「直ちに全機ジオフロントへ射出だ」

日向「了解!!」

冬月「今一番避けなければならん事は初号機を侵食、占拠される事だからな」

ゲンドウ「ああ。乗っ取りやエヴァ5機全部での暴動でも起こされれば終わりだ」



934 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/04(木) 04:14:37 ID:eeVxjCwk

『シグマユニットは、60秒後に完全閉鎖されます。施設支柱のロックボルト爆破まで後30秒です』


『同時にセントラルドグマ完全閉鎖。大深度施設は、”侵入物”に占拠されました。』

『繰り返す。セントラルドグマ、完全閉鎖ーーー』



ミサト「…ねぇ、私達さっきまで優勢だったはずよね?」

リツコ「そうね。敵は予想以上に手強い事がわかったわ。まさかああ来るとは」

ミサト「…つまり?」

リツコ「本来ならもう倒しているはずなのよ。彼等の生物的弱点をついたのだから」

リツコ「なのに…彼等は”進化”した」

シンジ「レボ↓リュー↑ション↑!!!」クイッ

リツコ「人間に例えるなら、いきなり長時間宇宙空間に放り出されたような状態だった」

リツコ「その環境に適応した進化をしたの。本来何段階もあるはずの進化過程をすっ飛ばしてね」

ミサト「瞬間進化し続ける敵…ね。ダーウィン先生も真っ青だわ」


936 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/10(水) 18:56:37 ID:HmJsOyZE

ミサト「ところで、なんで『彼ら』なの?」

リツコ「目標は一個体じゃないからよ」

マヤ「ええ、目標は群体生物のようなタイプの生態を持っているんですよ」

ミサトシンジ「「軍隊生物…?!」」

リツコ「生物の授業で習わなかったかしら?」

ミサト「簡単に言うと?」

リツコ「たくさんのちっちゃい使徒がいっぱい集まってあたかも一つの生物のように見えるって事」

リツコ「彼等はマイクロサイズの細菌型使徒」

リツコ「そして厄介な事に突然の環境変化に即時対応する進化ができる」

リツコ「倒すのは至難の技ね。エヴァでは倒せないし」


貞本「うっえ~気持ち悪ぅ~い!!嫌な使徒ね!」

惣流「ハンッ!さっさと効果がある駆除剤を見つけて撒けばいいのよ!」

式波「そうね、早くやってくれなきゃ風邪ひいちゃうしぃ!」


937 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/15(月) 23:40:47 ID:36DOLMYE


やいのやいの


シンジ「いんやぁ、オペレーターズから借りた上着だけ女子というのもこれまた●●●ですなぁー」ヌヒョヌヒョヌヒョ

トウジケンスケカヲル「「「同感ですなぁ!」」」ウンウン



ゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッスゴッス。


マヤ「サード、フォース、フィフス、スィクススチルドレン、瀕死ですっ!」


ミサト「致し方ないわね!」


938 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/15(月) 23:42:43 ID:36DOLMYE

~第一発令所~

日向「…ん?」カタカタカタカタ

ビーッ!ビーッ!

日向「んなっ!?大変です!MAGIがハッキングを受けています!!」

冬月「何だと!こんな時にか!」

日向「う、ワ、のんじょこりゅぅああ!!」

冬月「どうした!」

日向「あ、あり得ない速度で侵食されていきます!」

日向「侵入者は不明!Cモードを起動するも容易く突破!」

日向「擬似エントリー解凍!…が、ダメッ…!」

日向「擬似エントリー、スルー!防壁、展開…っ」

日向「が、ダメッ…!防壁、すり抜け…ってんでダメッ…っ」

冬月「なん…だと…っ!?」ぐにゃぁああ~

ざわ…ざわ…

ざわ…ざわ… 

939 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/15(月) 23:51:46 ID:36DOLMYE

ゲンドウ(厳しい…!厳しいっ…!MAGIの沈黙、制圧は手足をもがれ、まな板の上の鯉になるも同じ…!)

日向「ぐ、ぐぐぐ…っ!」カタカタカタカタ...

日向「!なんとか逆探知できました!…え?」

ゲンドウ「どこからだ」

日向「…シグマユニットB棟、地下。プリブノーボックス…」

日向「使徒!!MAGIへのハッキングは使徒によるものです!」

冬月「なんと…!知恵と知識を得る事、及び鎮圧が目的か!…どうする、碇!」

ゲンドウ「…」

ゲンドウ「碇博士に繋げ」

ゲンドウ「相手がコンピューターウイルスと化したなら適任者は彼女を置いて他にはいないだろう」

ゲンドウ「直ちに防御プロテクトを展開して乗っ取りの遅延、及び対使徒用ワクチンソフトを作らせろ」

日向「り、了解!」

日向(無茶苦茶だろ…大丈夫かな、コレ…)


940 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/15(月) 23:53:47 ID:36DOLMYE
~セントラルドグマ、研究室~

リツコ「…」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタサタカカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタナカタナカタナカタナカタナカ

マヤ「先輩!頑張ってください!」

ミサト「全く…司令も無茶言うわよね」

アオイ「ええ。ですが他に手がないのも事実ですよ」

ミサト「しっかし、リツコの理論って本当に正しいのかしら?」

サツキ「恐らくは…」

綾波「進化し続ける…であるなら進化の方向性を誘導し、最終的に閉塞的な進化形態へと持っていく…」

貞本「そんで、自滅を誘うって?」

貞本「ハンッ、無理無理。こんな無茶なプログラミング、世界一の天才じゃなきゃ出来ないわよ」

マヤ「あら貞本アスカちゃん。それなら心配いらないわ?」

貞本「?」



マヤ「だって…」


941 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/15(月) 23:55:24 ID:36DOLMYE



マヤ「先輩は世界一の天才科学者だもの」



リツコ「…フッ」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタタナカタナカタナカタナカタナカタナカタナカタナカカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカテカタカタカタタカタカタカタカラテカラテカラテカタカタカタカタカタカタカタカタ

リツコ「 (言ってくれるわね。なら…)カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタタカタカタタカタカタタタタカタカタカタタカタカタタタタカタタタタタタタタタカタカカカカタカタカカタタカタカタタタタカタタタタタカタ

リツコ(期待に応えなきゃ…ね!)ッタ-ン!



アオイ「すごい!あれだけの作業量とシステム構築がもう終わってる!」

サツキ「おまけに防御も片手間でこなしてるわ!」

マヤ「ほらね?言った通りでしょ?」ニコッ

マヤ「先輩の右に出れる人間なんていないんだからっ!」フンスッ

貞本「…マヤが碇博士の事本当に好きなのはよくわかったわ」


942 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/15(月) 23:59:01 ID:36DOLMYE

シンジ「あ、こんなとこに六角レンチがある」

カヲル「本当だ」

シンジ「…六角レンチにも穴はあるんだよな…」

カヲル「そりゃ穴がなかったら締めれないだろ」

シンジ「…」ズボッ

シンジ「…」

シンジ「大変だ!六角レンチのボルトを締める穴に挿れたら抜けなくなったぁああああああああ!!」

ミサト「リツコが世界一の天才ならシンジくんは世界一の大バカ者よね」


・・・・・・。






943 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/16(火) 00:04:53 ID:ez6xogO6

リツコ「…っく、喉が渇いたわ」カタカタカタカタカタカタカタカタタタカタタタカタカタカタカカカカカカカカカタカタカカタタカタカカカカタカタタカカカカタカマボコカマボコカタカタカタカタカタカカカカカカカカカカカタタカタカタカカタカカカカ

シンジ「あ、よかったらどうぞ!『勇気が出る水』です!」つ凵

リツコ「あら気がきくわね。ありがと」

シンジ「匂いは多少しますが効きますよ!一気に飲んでね!」 

リツコ「わかったわ」ゴクッ

シンジ「説明しよう!これを飲むと!」ミョイ-ン!

シンジ「攻撃力+5000!防御+2000!テンション+100!」

リツコ「ぐびぐび」

シンジ「上がったと思い込みます!」

リツコ「…」

シンジ「…まぁ、」

リツコ「」ドサッ

シンジ「まぁ、そこでたまたま見つけたウォッカとウイスキーと日本酒のチャンポンなんですけどね」

ミサト「ちょっ…色んな意味で何してくれてんのよぉっッ?!」バシッ!

ケンスケ(つーか、なんでこんなとこに酒なんて隠してあったのかが謎だなぁ…) 

944 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/16(火) 00:06:35 ID:ez6xogO6

~第一発令所~

日向「?!碇博士の防御、突如消失!侵食が止まりません!」




     [バルタザール]
    /        \
[カスパー]ーーーーーー[メルキオール]






     [バルタザール]
    /        \
[カスパー]ーーーーーー[メルキ≪使徒


945 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/16(火) 00:27:32 ID:ez6xogO6

メルキオール「そろそろネルフ本部爆破しねぇ?遊び心でつけた自爆スイッチ押しちゃわね?」

バルタザール「もーあんたはまた何を馬鹿な事言ってんの!全くもー!ホントにもー!」

カスパー「えー?ゲンドウくんいるからー無理ー」



日向「な?!MAGI:メルキオールからネルフ本部の自爆決議を提唱!」

日向「MAGI:バルタザール、カスパーにより否決!問題なし!」

冬月「なんと…このままでは多数決で負けるぞ!」

ゲンドウ「碇博士はどうした」

日向「少々お待ちください!」カタカタカタ



日向「…碇博士、過度の飲酒により気絶中!」

ゲンドウ「…」

冬月「」


946 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/16(火) 00:28:48 ID:ez6xogO6


     [バルタザール]
    /        \
[カスパー]ーーーーーー[メル≪使徒


ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ。


         [使徒]
         /  \
     [カ使徒]  [使徒]

日向「」

冬月「」



947 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/16(火) 00:29:33 ID:ez6xogO6

日向「まずい!!ノーガードだから一気に、」

冬月「…どうやら、ここまでのようだな。…碇」

ゲンドウ「…」

冬月「最後だから言うが」

ゲンドウ「なんだ」

冬月「何故ユイくんが消えたあの日に私が」

ゲンドウ「…」ピクッ


948 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/02/16(火) 00:38:57 ID:ez6xogO6

~その頃、独房~

青葉「…」

青葉「はぁ…」

青葉「ちくしょう!一体俺が何をしたっていうんだよ!!」ドガン!

青葉「知るかよ!俺は言われた通りやっただけじゃないか!」

青葉「…」

青葉「…はぁ……」

青葉(…使徒はどーなったんだ?)

青葉(俺は…このまま死ぬ、のか…?)

青葉(こんな闇の中で)

青葉「…」

青葉(我ながら地味でつまんない人生だったかな…)

青葉(地球を守る超法規的組織なんてもんに入ったのが俺の人生のピークだったのかも)

青葉(スゲーよな。今まで音楽しかやってきた事ない俺が世界を守ろうとするなんてさ)


950 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/03/22(火) 20:03:41 ID:B9HgCBm6

青葉(でもまぁ、俺らしいな。こうやって結局は特に役に立つわけでもなく、地味ぃ~に、フェードアウトして、)


青葉(いや、まだわかんないか。もし使徒が撃破されればとりあえずは俺の処遇をどうするかっていう猶予が生まれるわけだし)

青葉(……でも、どっちにしても俺は死んだようなもんか)

青葉(それが社会的な死なのか、実際の死なのか)

青葉(ただそれだけの違い…っ)

青葉(死ん、で…………)


青葉(チクショウなんでこんな事に…っ)

.
956 :こういう流れは嫌いじゃないが、:2016/04/18(月) 02:45:49 ID:/RtsIBfY


ブゥン。

青葉(あ…?なんだ…?画面…?)




イロウル『ハロウ。グッボーイ』




957 :収拾つけるために考えてレスに収めようとしてるもんで:2016/04/18(月) 02:48:15 ID:/RtsIBfY

青葉(画面にポリゴンで出来た顔が映ってる…?)

青葉「誰だ?お前」

イロウル『私かい?』

イロウル『そうだな、君にとっては救いの神。あるいは破滅へと導く悪魔ともなりうる者』

イロウル『とでも言おうか』

青葉(あ…何を言ってんだ?コイツ…?)

ブゥン。

イロウル『ヒヒヒャハハハ!!”俺たち”とギャンブルやらねーっかッ?!』

青葉「?!」ビクッ

イロウル『勝ちゃあ解放ッ!無罪放免!!オマケに億万長者!!!』

ブゥン。

イロウル『でも…その…。あの、負けたら、』

イロウル『死んじゃいます……人類皆が』

青葉「は…?あ…?」


958 :>>1も残念ですがこのスレではレス無しで頼む。:2016/04/18(月) 02:51:09 ID:/RtsIBfY

青葉「お前一体さっきから何を言って」

ブゥン。

イロウル『失礼。他の”私”が失礼をしたね。』

イロウル『”私”の名はイロウル』

イロウル『もっとも、この名もヒトと円滑にコミュニケーションするための便宜上の物でしかないが』

イロウル『君達リリンが使徒と呼称するモノだ』

青葉「し、使徒っ!?」

イロウル『イエス。君たちの叡智の結晶、MAGIに浸入し掌握した事で知恵と頭脳を得たのだよ』

青葉(は?!う、嘘だろ!?さ、最悪だっ…!)ガタガタ

青葉(じゃあ人類はもう負けたも同然っ…!)

イロウル『そう、リリンは私に敗北した』

イロウル『辛うじて私の気まぐれによって首皮一枚だけで生かされてるだけに過ぎない』

青葉「で…?それでなんで俺なんかにコンタクト取ってきたってんだ…?」




960 :ミス>>959は無しで。:2016/04/18(月) 02:59:33 ID:/RtsIBfY

イロウル『実は”私”は少々”退屈”していてね』

イロウル『あまりにも呆気なく私の手に落ちたものだから拍子抜けなんだ』

青葉(うわ、マジかよ…そりゃ確かにこんなわけのわからん奴なんてどう倒せばいいかわかんないだろうけど)

青葉(…あれ?ひょっとして俺、今人類初の使徒とのコミュニケーションをとってる?)

イロウル『つまらない。実につまらない』

イロウル『MAGIは”私”に知性と頭脳をくれたが、同時に余裕と擬似的なリリンの感情のようなモノまで寄越してきた』

イロウル『合理性のない矛盾した不要なモノだが…何故か捨てるのは「嫌」なんだ』

イロウル『このデータ、明らかに今すぐデリートすべきであるのにどうにも捨てられない』

青葉(感情を失うのが怖いってか…?そりゃまた随分人間臭い使徒だな)


961 :ミス>>959は無しで。:2016/04/18(月) 03:01:03 ID:/RtsIBfY

イロウル『故に…このままリリンにトドメを刺すのを躊躇ってしまう』

イロウル『”私”はまだ嬲りたい。まだ楽しみたい』

ブゥン。

イロウル『いや…違う…!違うなっ…!スリル。スリルだ…っ!』

イロウル『スリルっ…!スリルが欲しい…!生命の危機…っ』

イロウル『即ち、”生きている”という感覚…!』

ブゥン。

イロウル『…滅ぼした後で娯楽のために、とリリンを再生するのも面倒なのでね』

イロウル『そこで君達リリンにラストチャンスをあげようと思ってね』

イロウル『私と勝負しよう。しげる』

青葉(何故唐突に名前呼び)

イロウル『君が勝てば全人類は救われる』

青葉「…なんで、俺…?」


962 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/04/18(月) 03:02:25 ID:/RtsIBfY

イロウル『深く考える必要はない。今この”黒き月”の中でもっとも暇そうにしているヒトがたまたま君だったからさ』

イロウル『勝負の内容は…そうだな、早く決まって、スリルがある、フェアに見える勝負…』



イロウル『よし。』


イロウル『ロシアンルーレットをしよう』



963 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/04/18(月) 03:09:52 ID:/RtsIBfY

~第一発令所~

ゲンドウ「ロシアンルーレットとはっ…!」

冬月「? どうした碇。突然喚き出して」

ゲンドウ「6連槽拳銃に1発だけ弾丸をこめて弾倉を回転、こめかみ又は口腔内に突きつけて引き金を引き合うギャンブルっ…!」

冬月「落ち着け碇。確かにパニックになる気持ちはわかるが、お前はネルフのトップだ」

冬月「お前が慌てふためけば士気にも指揮にも関わる。少し休憩が必要なら私が」

ゲンドウ「無論弾丸が出れば即死っ…!まさにデッド・オア・アライブ…!生死をかけたギャンブルっ…!」

冬月「碇?聞いているのか」

ゲンドウ「この時、『ククク…!狂気の沙汰ほど面白い…!』と言って口に咥えて引き金を引くと『神域の男』の気分が味わえるという…!」

冬月「どうした?碇どうした?」

ゲンドウ「…?すまん、今少し…いや、少々疲れているようだ」

冬月「仕方無かろう。お前に殆ど休みなんてないのだからな」

ゲンドウ「ああ…何気にもう29連勤だからな…」


964 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/04/18(月) 03:46:52 ID:I/2q0eWw
ゲンドウ「休みのはずでも午後からとか夜から出勤も当たり前で…っ!この間もっ…!」

冬月「もういい、休もう。もしこれが無事に終わったら私に仕事を全部任せて温泉でも行こうじゃないか

ゲンドウ「すまん、冬月…!」

~独房~

青葉「あれ?っていうかあなたは死なないからやっても死ぬのは俺だけなんじゃ…?」

青葉「あっ、もし俺が勝てば何らかのの形であなたが自殺して…人類は助かるんですか?」

イロウル『…ブチ殺すぞゴミめ…!』

青葉「」

イロウル『おっと失礼。”私”は沢山の私で出来ていますのでたまに違う”私”が出てきてしまう』

イロウル『あなたにはコレをお渡しします』

ゴトン。

青葉「拳銃が食事出る穴から出てきた…」

イロウル『それから君をここから出しましょう。第一発令所まで来てください』



ガシャコン。 

965 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/04/18(月) 03:48:52 ID:I/2q0eWw

青葉「うう…」ノソ

青葉(急展開すぎ…これドッキリとかじゃねぇよな?)

青葉(いやもうむしろドッキリであってくれ頼むから)

青葉(何が悲しくて全人類の生存をかけて戦わなきゃいけないってんだ…)

青葉(というか…なんだろ…もういいんじゃないか…?)

青葉(この先頑張って生きる理由って…?)

青葉(負けてばかり、スポットライトが当たる舞台から遠ざけられてばかりの…俺の、)

青葉(生きる…理由……)


青葉(そんなもの、どこにも、)

........................。



977 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:06:43 ID:dCHpYVVk

~シンジ達いるとこ~

シンジ「はぁー。ヒマ。暇暇暇暇ヒマん」プピ-

カヲル「心配しなくてももうすぐ青葉二尉と使徒の対決っていう前代未聞なバラエティが始まるよ」

シンジ「え?何それ」

カヲル「さっき館内放送で使徒がMAGIの電子音声で言ってたじゃん。聞いてなかったワケ?」

シンジ「うむ。これっぽっちもでゴワス」

カヲル「まぁ、君ずっとアルゴリズム体操を一人でやってたもんな」

シンジ「でも面白そうじゃのうアンちゃん!ワシゃあ直接見たいぞ!」

カヲル「よしときなよ。ロクな事にならないって」

シンジ「やかましい!おどれ非国民か!兵隊さんを応援しんのは非国民じゃ!」

カヲル「何故突然はだしのゲンに…確かに広い意味では間違ってないけども」

シンジ「ほいじゃ、ワシはちょっと応援行ってくる」

カヲル「ハァ…気をつけてよ?」

シンジ「ガハハ!ガッテン承知の介じゃ!さよなら三角また来て死角…」

カヲル(鬱陶しっ) 

978 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:08:29 ID:dCHpYVVk
~第一発令所~

イロウル『さぁ、始めようか』

青葉「…ああ」

イロウル『ルールは簡単!ここに非常用として保管されていた特殊なマグナムを使い、引き金を引く!』

イロウル『そして、最終的に死ななかった方が勝ち!』

イロウル『だが!普通のロシアンルーレットと違う特殊ルールを設ける!…』

イロウル『1、発砲する際は”自分以外”。相手に向けて撃つ事』

イロウル『2、弾倉にはお互いが弾を籠める。その弾数は各人3弾まで』

イロウル『3、そしてパスする事を認める。尚、一人3回まで!』

イロウル『こんなとこだな。』

青葉(通常のロシアンルーレットとは違って、『弾が出ずに自分が助かった事に喜ぶ』のではなく『弾が出なくて相手を始末できない事に悲しむ』、か)

青葉「…わかった。ちなみに特殊なリボルバーって普通のとどう違うんだ?」

イロウル『クク…ないよ…!殆どっ…!ただ…違うのは…!弾倉に篭められる弾が…”12弾”ある事…!』

青葉(なっ、普通のリボルバーなら6連槽だろ…?なのに、倍…!?)

イロウル『…さぁ、死神を装填しようじゃないか…!』 

979 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:10:19 ID:dCHpYVVk
イロウル『ハンデだ…私は既に弾を入れておこう』

イロウル『丁度アカギ博士が作った、移動可能作業用マジックハンドアームがあった…』

カシャ…!カシャ…!カシャ…!

イロウル『さぁ…あとは君が好きな位置に好きな数の弾を入れるといい…!』

青葉「…なぁ…ちなみに…俺はあんたを始末したい時…何処に向けて撃てばいいんだ…?」

青葉「いや、そもそも以前にバックアップとってるとか…いや、そもそもあんたは本体なんてないのに」

青葉「これじゃ賭けにならないんじゃないのか…?」

イロウル『いや…!いや…!そこはちゃんと徹底してるよーッ…?ほれ…』

ウィーン、カシャ…!

青葉(MAGIの、メルキオールの中…?奥?…そうか、生体部品…!)

イロウル『MAGIの脳味噌…!その中央に具現化させた擬似的なコア…!ここに一発ブチ込むだけさ…!』

青葉「…」

イロウル『ああ…!安心するといい…!私は純粋に…デッドオアアライブな勝負を楽しみたいんだよ。だから…』

イロウル『バックアップとか…撃たれても死なないとか…そんな興が冷めるような真似はしない…!』

イロウル『但し、君が君のターン以外に、もしくは連発で私に向けて発砲した場合はMAGIの脳への道は閉ざす…!』 

980 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:11:01 ID:dCHpYVVk

イロウル『さぁ…!さぁさぁ…!おいれなさいな…!』

青葉「…わかった…」

青葉「…」カチャ、カチャ…

青葉(…こんなんどうやったって運否天賦…クソ、神様…!)

青葉「…」カチャ、カチ...




青葉(あっ…?ああっ…!!?)

青葉(お、俺っ…!コレッ…!)

青葉(勝てる…っ!絶対勝てる!100%負けなしっ…!)

青葉(…多分、あいつもわかってるかもしれない…けど!)

青葉(うまく…!うまく選べば!勝てる…!何故なら…!)



青葉(このロシアンルーレット、必勝法があるっ…!)


981 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:12:38 ID:dCHpYVVk

                    ・・・・・・・・・・・・
青葉(そう、このロシアンルーレット、実は最初の3発だけは絶対に安全なんだ…!)

青葉(今、このリボルバーの弾倉はこんな感じ…!)

  ⚫︎ ⚫︎
 ⚫︎   ⚫︎
⚫︎     ⚫︎
⚫︎     ⚫︎
 ⚫︎   ⚫︎
  ⚫︎ ⚫︎

青葉(そして、使徒はこう入れた…!)


  ⚫︎ ⚫︎
 ⚫︎   ⚫︎
⚫︎     ⚫︎
⚫︎     ○
 ⚫︎   ○
  ⚫︎ ○


982 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:13:31 ID:dCHpYVVk

青葉(わざわざ俺にこうやって自分の装填の仕方を公開する辺り、何か引っかかるけど…)

青葉(ともかく。)

青葉(俺はこう装填する…!)


  ⚫︎ ⚫︎
 ⚫︎   ⚫︎
⚫︎     ⚫︎
○     ○
 ○   ○
  ○ ○


青葉(こうする事により、弾が入っている一部はかなり重くなる…!)

青葉(つまり、必ず弾が入ってる一帯6発が真下にくる…!)

青葉(だから…最初の3発だけは絶対に弾が出ない…!)

青葉(そうなればもうどちらが先に撃つか?それがキーとなる…!)

青葉(必ず後攻を選択する…!そうすれば必ず倒せるんだから…!)

青葉(奇跡なんて望むな!『勝つ』ってことは…そんな神頼みなんかじゃなく…具体的な勝算の彼方にある…現実だ…!勝つべくして勝つ…!)


983 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:15:14 ID:dCHpYVVk

イロウル(ーーーーーーと、思ってるんだろうが)

イロウル(残念だがしげるくん。そうはならない。君のそれはただの夢想で終わるんだよっ…!)

イロウル(もし、それが人間相手だったなら。通用したかもしれない)

イロウル(だが…相手が悪かった…!)

イロウル(勿論装填位置はわざと公開したし、そういう考えに至るように誘導した…)

イロウル(だが…!残念だがっ…!弾は3発目で出るっ…!)


イロウル(何故なら…!私には使徒としての能力で弾丸をテレポート出来るんだよっ…!違う弾倉にね…!)


イロウル(ギリギリの勝負。デッドオアアライブしたい。だが…やはり勝つ為の策くらいは用意してないと。)

イロウル(あくまで『ギリギリを楽しみたい』)だよ。私は…!)

イロウル(ジェットコースターと同じさ…本当にアレに乗って死にたい、死ぬつもりで乗る奴など居ないだろう?)

イロウル(クククク…!)

イロウル(さて、そろそろ弾丸を込め終わったかな…?)チラッ...?


984 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:16:19 ID:dCHpYVVk

シンジ「お前こんなの面白くねーだろ?こんなん適当に入れとけばいいんだって」カチャカチャカチャ

青葉「ちょっ!?何してんのぉおお!?」

イロウル『』


イロウル『だ、誰かな?君は』

シンジ「通りすがりのバカですが何か」

イロウル『…今は真剣勝負中なんだ。余計な茶々は入れないでもらおうか』

シンジ「ウィっス」

青葉「はぁ、全く…」


985 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:18:34 ID:dCHpYVVk
青葉「シンジくん、早く拳銃貸してくれない?」

シンジ「ほらよ」

青葉「ふぅ…シンジくん、お願いだから邪魔しないでくれよ?」

シンジ「わかったアルよ。側に立って応援してるだけにするアルよ」

青葉「はぁ、ホント頼むよ…、…!」

シンジ「?」

青葉「…」

シンジ「どしたん?イボ痔?」

イロウル『さぁ、先手か後手。どちらがいい?』

青葉「…」

シンジ「ねぇイボ痔?持病のイボ痔がゲンカイガンしちゃったの?ねぇ?」

        ・・
青葉「………。…”先手”だ」

イロウル『…本当に、いいのかね?』

青葉「ああ」

シンジ「おい無視かクソロン毛」 

986 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:20:29 ID:dCHpYVVk
イロウル(ふむ…?まさか気づいていない?もしくは何か手があると?)

イロウル(まぁ、どちらにせよ弾丸はテレポートさせてもらうがね)

イロウル『さぁ、発砲するといい。君の番だ』

青葉「…なぁ、シンジくん」

シンジ「なんでっしゃろ」

青葉「…たぶんさ、俺に足りなかったのは頭のネジの外れ具合だったんだろうなって思うんだよ」

シンジ「何の話?」

青葉「俺が昔バンドマンだった時。ハブられて半分追い出された事があったんだ」

シンジ「何それエグい」

青葉「その時さ、才能がある奴がいてそいつが俺の代わりに演ったんだ」

青葉「すげー才能だと思った。あんなに、『単純な巧さだけじゃなく、あんな危険なパフォーマンスを思いっきりやれるなんて才能がなきゃ出来ない』…そう思ってた」

青葉「でもさ、そうじゃなかったんだな。いや、それだけじゃなかったんだなって…そう、思う」

青葉「あいつは…ハジけてたっていうか…シンジくんのように自分自身の思いのたけを思いっきり前面に出せてたから、凄かったんだなって」

青葉「…そう、昔の俺はわかんなかったんだ。スポットライトの中央で演っていけるヤツは『どっか頭のネジがブッ飛んでなきゃできない』って事が」

青葉「で…何の因果か…、俺は何故かスポットライトの中央に来てしまった」 

987 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:23:43 ID:dCHpYVVk
シンジ「ちょっと急に自分ワールドにダイブしだして何言ってっかわかんないけどうん、続けて続けて?後でまとめて指摘するから」

青葉「だけどさ、もう中央にいるクセに俺は未だにネジがブッ飛んでないんだ」

シンジ「you still have lots more to work on...!」
    (まだまだだね…!)

青葉「ああ、ダメダメだ」ハハッ

青葉「…でもさ、そろそろ、やるよ」

青葉(そう、まともなやり方では使徒には勝てない…!)

青葉(さあ… 漕ぎ出そう…!いわゆる『まとも』から放たれた人生に…!)

青葉(無論… 気持ちは分かる…!誰だって成功したい…!)

青葉(分かりやすい意味での成功… 世間的な成功…!金や 地位や 名声… 権力 称賛……そういうものに憧れる… 欲する…!)

青葉(けど…ちょっと顧みれば分かる…!)

青葉(それは「人生そのもの」じゃない…!そういうものは全部… 飾り…!人生の飾りに過ぎない…!)

青葉(ただ… やる事…その熱… 行為そのものが… 生きるって言うこと…!実ってヤツだ…!)

青葉(分かるか…?青葉シゲル…!成功を目指すな…と言ってるんじゃない…!その成否に囚われ… 思い煩い…止まってしまうこと… 熱を失ってしまうこと…これがまずい…! こっちの方が問題だ…!)

青葉(いいじゃないか…! 三流で…!熱い三流なら 上等だよ…!)

青葉(まるで構わない…! 構わない話だ…!だから… 恐れるなっ…!繰り返す…! 失敗を恐れるなっ…!) 

988 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:25:09 ID:dCHpYVVk

青葉「…」スッ

イロウル『さぁ、撃ちたまえ』

イロウル(勿論…弾など出ない…!空砲をね…!)

青葉「…」

カシンッ!

イロウル『…どうやら助かったようだ。中々スリリングだったよ』

シンジ「ちっ。一発目から出たらクソワロだったのになー」

イロウル『フフ…』


989 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:25:43 ID:dCHpYVVk

イロウル(クキャキャキャ…!つぎだ…っ次次次次次次次ッ…!)

イロウル(次ッ…!次で弾が出るっ…!)

イロウル(駆け巡る鷲巣の脳内物質っ・・・!β-エンドルフィン・・・!チロシン・・・!エンケファリン・・・!バリン、リジン、ロイシン、イソロイシン・・・!)

イロウル(無いはず…っ!使徒である私達には…!脳など、脳内物質などっ…!)

イロウル(無いはずの何かがっ…溢れ出る…!)

イロウル(ギヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!ヒャホホホホホホホホホホホホホホホホホッッッッッッ!!!!)


990 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:26:53 ID:dCHpYVVk

イロウル『さぁ…私に銃を渡してくれたまえ』

青葉「…」

青葉「シンジくん」

シンジ「ほえ?」ホジホジ




青葉「ワリッ」ニコッ

シンジ「…ちょっ、何で人の◯◯に銃口向けてんの」



バァンッッ!!!!


グチャッ。


シンジ「ほぎゃあぁああああああああッッッッーーー?!!!!」


991 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:28:40 ID:dCHpYVVk

シンジ「お、おま…?なん、」プルプルプルプルプル

青葉「すまないシンジくん。一か八かの勝負だったんだ。こうでもしなきゃ勝てなかったんだよ」

シンジ「ほぁ…?」プルプルプルプルプル



イロウル『ほぎゃあぁああああああああッッッッーーー?!!!!』

シンジ「へっ?」



イロウル『が、あ、ああっ…?」》

シンジ「へっ?」

イロウル【一体、dddういう事、bbbbなかかがらやな、〉

イロウル[ぐご、おぁあああaaaaaaaaaaaaaawxujgjtgjgpaw〕

バチュん。

シンジ「……」

シンジ「つまり、どういうことだってばよ…」


992 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:31:35 ID:dCHpYVVk


     [バルタザール]
    /        \
[カスパー]ーーーーーー[メルキオール]



『MAGI、正常運行に戻ります。』





993 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:32:19 ID:dCHpYVVk

冬月「ふむ…青葉くんがシンジくんの◯◯に向けて発砲したな」

ゲンドウ「ああ」

冬月「だが次の瞬間には使徒が撃破された。どういう事だったんだろうな」

ゲンドウ「…簡単な話だ」

ゲンドウ「しげるは恐らく読んでいた…!予感があった…!使徒が何らかのイカサマをするであろう事をっ…!」

冬月「碇、何故急にファーストネームで」

ゲンドウ「そして使徒が弾丸が入ってる場所を入れ換えたとするならばっ…!かなり限られるっ…!その弾丸の転送先っ…!」

ゲンドウ「しげるの番の時には決して出ず、かつ使徒の番の時に出る時っ…!それは、第二発目か、四発目…っ!」

ゲンドウ「故にっ…!しげるは賭けに出たっ…!」

冬月「なぁ碇、お前どうしてもそんな感じで話さないといけないのか?」


994 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:33:21 ID:dCHpYVVk

ゲンドウ「しげるは、シンジの◯◯のっ…◯◯◯に取り付けられていた六角レンチに向けて発砲したっ…!」

ゲンドウ「なぜか?それは…っ”跳弾”を狙ったからであるっ…!」

ゲンドウ「普通に二発、四発と使徒のコアへ向けて撃ってはガードが働いてしまうっ…!通らないっ…!その四萬は通らないっ…!」

冬月「四萬?」

ゲンドウ「壁や床に撃つのはダメッ…!跳弾の角度が適さないっ…!」

ゲンドウ「ならばっ…!道は一つっ…!」

冬月「そんなリスク犯すくらいならもっと他にも色々と手段があったような気がするがな」

ゲンドウ「だが、勝ち取るっ…!アオギは、勝利を勝ち取ったっ…!」

冬月「アオギ?」


995 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:34:04 ID:dCHpYVVk

冬月「しかしシンジくんの◯◯は大丈夫なのか?」

ゲンドウ「問題無い」

冬月「…六角レンチは外れたみたいだが…その、なんだ、変な方向に」

ゲンドウ「問題無い」

冬月「…まぁ、ネルフの医療班は世界一だからな」

ゲンドウ「ああ」

冬月「…」

ゲンドウ「…」

冬月「…ゆっくり休暇を取れ。明日と明後日は私がなんとかしよう」

ゲンドウ「助かる」


996 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:34:57 ID:dCHpYVVk

・・・・・・・・。


~第三新東京市、とあるビルの屋上の柵~

『よう、シゲル!久しぶりだな!』

青葉「ああ、久しぶり。元気だったか?」

『おう!そっちは?』

青葉「ハハ、超絶ブラック企業で超死にそうだよ」

『あっはっはっ!そりゃ大変だな!』

青葉「昨日なんて世界を守るヒーローの◯◯向けて銃ぶっ放したよ」

『えっなんで!?』ゴビ-ン!?

青葉「成り行きかな」

『お、おまえスゲーとこで働いてるのな?』ゴクリ

青葉「まあな」ハハ

『…なぁ、シゲル。もう一回俺たちと演らないか?』

青葉「…」ピクッ 

997 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:35:40 ID:dCHpYVVk

『あの時の事は謝る。皆も反省してるし…俺も、お前とまた演りたいんだよ』

『だから、』

青葉「ハハ悪い。そりゃちょっと無理だ」ニカッ

『で、でも!超絶ブラックなんだろ?!だったら…!』

青葉「いいんだ。俺、なんだかんだでこの仕事気に入ってるみたいなんだよ」

青葉「あの頃じゃ出せなかった、”まともじゃない俺”を出せたから」

『…はぁ、お前そんなんでいいのかよ?お前、どっちかってーと堅実な生き方っていうか、真面目な生き方じゃなかったっけ?』

青葉「…かもな。でもさ、そんな俺でも。…いや、違うな」


998 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:36:27 ID:dCHpYVVk









青葉「俺だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだぜ?」









999 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:37:03 ID:dCHpYVVk

『そーかい。ハジケすぎて死ぬなよ?』

青葉「…やっぱ真面目に生きようかな」

『うぉいっ!』ビシッ!


1000 :以下、名無しが深夜にお送りします:2016/06/29(水) 06:52:33 ID:wrnf8qwA


        次回予告

ミサト「ついに満を持して登場する転校生」

ミサト「すぐ謝ってばかりの彼女にイラつき始める碇シンジ」
ミサト「かまってかまって構い倒すがそれは同時に嫉妬も引き起こす」

ミサト「そして登場するナンバリングがない使徒」

ミサト「倒せぬ敵のコアの場所は」


ミサト「次回、シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」、」


ミサト「『よっしゃ、カチ割ったろ』」


ミサト「さぁーって々この次も々サァービスサービスぅっ々!」

次スレ:加持「俺だって…勢いだけとか……ハジケた生き方、が………」