1: ◆XeLOEO59HI 2018/10/07(日)20:36:53 ID:Yic
マオ「え?」

リーリエ「え?」


サトシ「ピカチュウ!こいよ!」

ピカチュウ「ピカピィ」スリスリ

サトシ「ハハハ!くすぐったいよピカチュウ!」


スイレン「……ピカチュウになったら、サトシにほっぺスリスリできるのかな?」ボソボソ

スイレン「………ピカチュウだったらきっと、ご飯もお風呂も寝る時もトイレもずっとサトシと一緒…」ボソボソ

スイレン「……羨ましい」ハァ

マオ、リーリエ「………………」

アシマリ「ウアー…」

引用元: 【ポケモン】スイレン「サトシのピカチュウになりたい」 



46: ◆XeLOEO59HI 2018/10/08(月)22:13:05 ID:QNV
タッタッタ

スイレン「ハァ……ハァ……!」タッタッタ

スイレン(な、何で私が逃げなきゃいけないの?)タッタッタ

スイレン(服もベチャベチャだし……最悪!お母さんになんて言い訳したら…)タッタッタ

スイレン(それに……サトシに嫌われちゃったら…)グスッ

スイレン「……ロトムのせいだ…!ロトムが適当なこと言うから……」グスッ

ヒュルルルル

スイレン「…………え?」


ドカーン!!

47: ◆XeLOEO59HI 2018/10/08(月)22:25:34 ID:QNV
スイレン「うぅ……」ヨロッ

スイレン(な、なに?今のって……まさかシャドーボール?)チラッ

「キュー」ユラー

スイレン「!」

スイレン(まさか……野生のゴーストポケモン?こんな時に………)

スイレン「アシマ………」

スイレン「! そ、そうだ……アシマリは家においてきたんだ……」

「キュー」ギラン

スイレン「こうなったら……すてきな飴で強いポケモンに変身して私が直接……」スッ

パシン

スイレン「! いたっ!」

シュルルル

スイレン「どろぼう!?ま、マズイ…飴がとられた……」

「キュー……」ユラユラ

スイレン「うぅ……ど、どうしよう……」ガタガタ

スイレン(きっと…私がピカチュウに変身して変なことばっかりやってたからバチが当たったんだ…)グスッ

「…………」

スイレン「助けて……お母さん……ホウ、スイ……アシマリ……」ガタガタ

スイレン「サトシ………!」グスッ

「…………………」

スゥ

スイレン「……………え?」ビクッ

スイレン「…………き、消えた………?」

48: ◆XeLOEO59HI 2018/10/08(月)22:46:06 ID:QNV
翌日

スイレン(昨日の野生のゴーストポケモン……いったいなんだったんだろ……)

アシマリ「アウー」

マオ「アローラ!スイレン!」ポンッ

アマージョ「マッジョ」

スイレン「アローラ、マオちゃん」

マオ「あれ?スイレン……今日はサトシと一緒じゃないの?」

スイレン「う、うん……」

スイレン(昨日あんなことあったからサトシにあうのが気まずい………うぅ…どうやって誤魔化せば…)

マオ「? スイレン、どうしたの?元気ないけど……」

マオ「あー!まさか、まだあのメスピカチュウにヤキモチ焼いてるとか?」ニシシ

スイレン「ち、ちがう!////」

マオ「もぅー!冗談だってばー」ハハハ

スイレン(………昨日、飴の効力のタイムリミットが短かった件もロトムに聞かなきゃ……)

ワイワイ

マオ「………ん?なんだか教室が騒がしいね?」

スイレン「……………ん?」スンスン

マオ「? どうしたのスイレン?」

スイレン「……………臭い」

マオ「え?臭い?」スンスン

マオ「………そんな変な臭いはしてないと思うけど……」スンスン

アシマリ「アウ?」

スイレン(この臭い………うまくは言えないけど……)スンスン

スイレン(私の中の、女の勘が言ってる……)スンスン

スイレン「メスブタポケモンの臭いがする」

49: ◆XeLOEO59HI 2018/10/08(月)23:40:13 ID:QNV
マオ「め、メスブタポケモンって…なに言ってるのよスイレン……(やっぱりスイレン……リーリエが言ってたみたいにかなり重症なのかな…?)」ビクッ

スイレン「臭い。鼻をつく不快な臭い」オエッ

アシマリ「アウ」

リーリエ「マオ!スイレン!来てたんですか!」

マオ「! リーリエ!」

マオ「ねぇ、リーリエ……なんか教室が騒がしいみたいだけどどうしたの?」

リーリエ「はい、それがですね?サトシ………またポケモンのガールフレンドをつれてきたみたいなんですよ」ニコッ

スイレン「!?」

マオ「ポケモンのガールフレンド?この間のピカチュウじゃなくて?」

リーリエ「はい、今度は………」

スイレン「リーリエ!そのポケモンってまさか……ゴーストポケモン!?」

リーリエ「」ビクッ

マオ「す、スイレン……?」

リーリエ「は、はい……よくわかりましたねスイレン?今度は……」チラッ

スイレン「!」

50: ◆XeLOEO59HI 2018/10/08(月)23:46:53 ID:QNV
カキ「おいサトシー?相変わらずモテモテだな?ポケモンに」ニヤニヤ

マーマネ「結婚式には呼んでね?」ニヤニヤ

サトシ「だからそんなんじゃないって」ハハハ

「ミミッキュー」スリスリ

リーリエ「野生のミミッキュちゃんです」ニコッ

マオ「へー?サトシも隅におけないねー?」ニヤニヤ

マオ「スイレーン?またライバル増えちゃったよ?」クスッ

スイレン「……………」

スイレン(ポケモン………?そんな訳ない。あんなメスブタの臭いをプンプンさせたポケモンがいるわけない)ギリッ

スイレン(………私にはわかる……あのミミッキュは…)

アシマリ「アオオ……」オロロ

サトシ「おいおいミミッキュー?くすぐったいよー」ハハハ

アセロラミミッキュ「ミミッキュ♪」スリスリ

51: ◆XeLOEO59HI 2018/10/08(月)23:54:15 ID:QNV
マオ「あのミミッキュちゃんかわいー!」キラキラ

リーリエ「はい、スイレンとピカちゃんとミミッキュちゃん……サトシを巡る恋のポケモンリーグ開幕です!」フンス

リーリエ「スイレンもウカウカしては……」

スイレン「……………」ズカズカ

マオ「ちょ、ちょっとスイレン……?」

リーリエ「あ、あの………」

スイレン「サトシ!!」

サトシ「」ビクッ

サトシ「あ、アローラスイレン…どうした?そんな大声出して?」

スイレン「今すぐそのミミッキュから離れて」

サトシ「え?」

スイレン「そのミミッキュ、とんでもないメスブタポケモン」ギロッ

サトシ「は?」

アセロラミミッキュ「………………」

52: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)00:00:36 ID:aJ4
アセロラミミッキュ「ミミッキュ……」コソコソ

サトシ「お、おいスイレン…どうしたんだよ?ミミッキュ……怖がってるよ」

スイレン「演技に決まってる!私、そいつに昨日襲われた!」

サトシ「襲われた?」チラッ

アセロラミミッキュ「ミミッキュー」フリフリ

サトシ「……知らないって言ってるみたいだけど……」

スイレン「嘘だ!」

サトシ「……そういえばスイレン、俺もスイレンに聞きたいことあるんだけど…」

スイレン「……………?なに?」

サトシ「あのさ、スイレン。昨日の夜俺ん家の風呂場に……」

スイレン「気のせい!サトシ、頭打って夢でも見てたんじゃない?それにその話、今関係ない!」ムスッ

サトシ「そ、そっか………」

ピカチュウ「ピカピ…」

53: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)00:08:25 ID:aJ4
マオ「ちょっとスイレン!いきなりどうしたのよ!」

リーリエ「スイレン!相手はポケモンですよ?論理的結論からいいますと、サトシにそういう趣味がない限りはサトシをとられる心配はありません!落ち着いてください!」

スイレン「……………」

マーマネ「スイレン、あんなにムキになっちゃってどうしたんだろ?」ヒソヒソ

カキ「よ、よくんからんがヤキモチ?ってやつじゃないか?」ヒソヒソ

スイレン「サトシ、とにかく………」

アセロラミミッキュ「ミミッキュー」スッ

サトシ「ん?」

アセロラミミッキュ「ミミッキュ♪」チュッ

サトシ「いっ!?」

アセロラミミッキュ「/////」テレテレ

カキ「おぉ……ミミッキュがサトシのほっぺに…」

マーマネ「ちゅーを…」ゴクリ

マオ「きゃー!かわいー!」キラキラ

リーリエ「素敵です////」ウットリ

スイレン「」ブチッ

スイレン「ロトム!!!」

ロトム図鑑「お呼びロト?スイレン」ヒュー

54: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)00:19:11 ID:aJ4
廊下

スイレン「ロトム。あのミミッキュ…どういうこと?」

ロトム図鑑「さすがはスイレン。お見通しロトね?」

スイレン「あんなに臭いメスブタの臭い撒き散らしてたら誰でもわかる」

ロトム図鑑「それはスイレンにしかわからないと思うロト」

アシマリ「アウ」

ロトム図鑑「まぁ、いいロト。あのミミッキュはスイレンの言う通り……すてきな飴によってミミッキュに変身したアセロラロト」

スイレン「………なんで……」

ロトム図鑑「スイレン。ボクはスイレンの味方ではなく、困っている人の味方ロト」

スイレン「……………私、昨日の夜襲われて…」

ロトム図鑑「……昨日、公園であの後……アセロラに色々聞かれたロト」

スイレン「!?」

ロトム図鑑「女の勘というのは恐ろしいものロト。アセロラはスイレンが変身したピカチュウのことが怪しいと一目で見抜いたロト」

ロトム図鑑「なので、全部話したロト」

スイレン「う、嘘!?なんで………?」

スイレン「じゃあ……サトシも………」

ロトム図鑑「安心するロト。サトシがいないところでの話ロト。サトシは知らないロト」

スイレン(良かった…)ホッ

アシマリ「アウ」

55: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)00:25:30 ID:aJ4
ロトム図鑑「スイレンのことを話したらアセロラ怒ってたロトよー?サトシを騙して変なことするスイレンを許せないと」

ロトム図鑑「だからボクはアセロラにチカラを貸してあげたロト」

スイレン「私は別にサトシに変なことしてない!そんなの言いがかり!」

スイレン「………もういい、ロトム!すてきな飴ちょうだい!昨日アセロラに取られたから、私の分もうないの」

ロトム図鑑「いやロト」

スイレン「……………は?」

ロトム図鑑「……………」スッ

ドサッ

黒い本「」オオオ

スイレン「……………?なに?この黒い本」

アシマリ「アウ…」ビクビク

56: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)00:39:00 ID:aJ4
ロトム図鑑「スイレン。その本はボクがたまたまククイ博士の書庫で見つけた本ロト。このすてきな飴はその本に作り方が書いてあったロト」

スイレン「だからなに?そんなことより、早く飴…」

ロトム図鑑「スイレン。その飴を食べてポケモンに変身した時……何か違和感を感じなかったロト?」

ロトム図鑑「自分が自分でなくなるような」

スイレン「………え?」

ロトム図鑑「強大なチカラを得るには、その分リスクが伴うロト。その飴は30分間ポケモンに変身できるという強大なチカラを得るかわりに…」

ロトム図鑑「……………飴を食べた者の理性のブレーキのききを悪くするロト」

スイレン「!?」

ロトム図鑑「おかしいと思わなかったロト?いくらやったことが全て"スイレン"ではなく"スイレンが変身したピカチュウ"のせいになるとはいえ……スイレンがあそこまで大胆な行動をできるロト?」

スイレン「……………」

ロトム図鑑「あれは……スイレンがサトシを大好きという感情のブレーキが効かなくなった結果ロト。そして……今のスイレンはその自分の大胆な行動がおかしいということに気づかない程に感情のブレーキ効かない」

スイレン「……………」

ロトム図鑑「……………ボクは……スイレンがいつまでもサトシに"好き"という感情をぶつけられないままなのはかわいそうだと思い、その手助けになればと飴を渡したロト」

スイレン「………うっ////」

57: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)00:49:17 ID:aJ4
スイレン「………でも……だったら尚更飴ちょうだい!このままだったらサトシがアセロラにとられ……」

ロトム図鑑「スイレン。やはり頭がこんらんしてるロト?今のスイレンに飴を渡したらどうなるロト?」

スイレン「…………え?」

ロトム図鑑「サトシをゲットするためにゼンリョクでアセロラとポケモンバトル?違うロト」

ロトム図鑑「もし今、スイレンがこの飴を食べてポケモンに変身したら始まるのは……」

ロトム図鑑「アセロラとの殺し合いロト」

スイレン「殺し合い………?」ゾクッ

アシマリ「アウ……」

ロトム図鑑「……忠告はしたロトスイレン。飴の効果は30分……まぁ、スイレンにとっては辛いかもしれないロトが…………後15分程で飴の効果が切れるアセロラを待っていれば…」

スイレン「…………………」

アシマリ「アウウー…」ギュッ

58: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)12:41:33 ID:aJ4
「今の話どういうことなの!?」

スイレン、アシマリ、ロトム「!」

マオ「詳しく聞かせてよスイレン!」

リーリエ「あのピカちゃんがスイレンだったなんて…」

スイレン「マオちゃん……リーリエ……」

マオ「ロトム!何でそんな危険な物をスイレンにあげたの!?」

ロトム図鑑「ぼ、ボクはスイレンが悩んでいる様子だから助けようと……」

マオ「ふざけないでよ!」

ロトム図鑑「ロー……」

リーリエ「あのピカちゃんがスイレン……では、サトシの顔を舐めていたのも……」

スイレン「……………うっ……」ギクッ

マオ「り、リーリエ……!それもそうだけど、今はその話は後にしてあげて!ややこしくなるから」

リーリエ「そ、そうですね…」

マオ「……スイレン!考えなおしてよ!もうそんな怖い飴を食べるのはやめて!」

スイレン「…………………」

マオ「そんな変な飴のチカラを使ってサトシをゲットしたって意味ないよ!」

マオ「私は……そんなので壊れてくスイレンを見たくないよ……!」グスッ

リーリエ「マオ……」

リーリエ「………私もマオと同じ意見です!スイレン。女ならば…好きな男の人くらい、そんな物に頼らず、正々堂々ゼンリョクでゲットしてください!」

アシマリ「アウ!」

スイレン「…………………」

59: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)19:39:30 ID:aJ4
スイレン「ロトム、飴ちょうだい」

ロトム図鑑「ロ…」

マオ「ちょ、ちょっとスイレン!」

リーリエ「私たちの話を聞いて……」

スイレン「マオちゃんやリーリエにとっては"そんなこと"でも、私にとってはそんなことじゃない」

スイレン「これを食べて……サトシは私が守る!」

リーリエ「スイレン……」

アシマリ「アウ……」

マオ「………飴ってこの袋に入ってるやつ?」バッ

ロトム図鑑「ロ!!何をするロトマオ!返すロト!」

マオ「………こんなものがあるから……!」スッ

スイレン「う………」

マオ「こんなものーー!!」

スイレン「うわぁぁぁぁ!!やめろぉおぉ!!」ダッ

マオ「………え!?」ビクッ


ドサッ

60: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)19:48:49 ID:aJ4
リーリエ「マオ!スイレン!」

マオ「いたた……スイレン、なにす……」

マオ「」ビクッ

スイレン「あめ……あめ………これがなきゃ…わたし…」

マオ「スイレン……」ゾクッ

リーリエ「目が………虚ろに……」ゾクッ

アシマリ「アウ………」

スイレン「…これを食べて、わたし…」モグモグ

ゴクン


ボフン

マオ「う、嘘でしょ……?」

スイレンピカチュウ「………………」

リーリエ「本当にあのピカちゃんに…」

スイレンピカチュウ「ビガァ!!」バリリ

マオ「な、何あれ……?」

リーリエ「黒い……雷……?」

スイレンピカチュウ「……………」ダッ

マオ「スイレン!行かないでよ!」


スイレンピカチュウ(私がサトシを守るんだ…!)タッタッタ

スイレンピカチュウ(アセロラ……殺してやる!!)タッタッタ

スイレンピカチュウ「ビガァ…!!」バリリ

61: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)19:58:31 ID:aJ4
教室

アセロラミミッキュ「ミミッキュ~♪」スリスリ

サトシ「たくっ、くすぐったいって」ハハハ

カキ「しかし……本当にサトシになついてるな、そのミミッキュ…」ムウ

マーマネ「リーリエがいうサトシに恋してるってのもあながち間違いじゃないかもね?」

ピカチュウ「ピカー」

ドドド

サトシ「ん?」

カキ「あ、あれは……」

スイレンピカチュウ「ビガガ!!」ダダダ

マーマネ「さ、サトシに恋してるピカチュウ!?」

アセロラミミッキュ「!」

スイレンピカチュウ「ビガァ!」ダンッ

ギラン

カキ「アイアンテール!?こっちに攻撃してきてるぞ!」

マーマネ「サトシ!避けて!!」

サトシ「お、おう……!」

ブンッ

アセロラミミッキュ「ギュ!?」メキ

スイレンピカチュウ「ビガァ!!」グググ

アセロラミミッキュ「ギュゥ……」メキキキ

スイレンピカチュウ「ビガガァァァ!!」ブンッ

ギュー



ドカン!!

62: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)20:05:19 ID:aJ4
マーマネ「み、ミミッキュがアイアンテールで吹っ飛ばされた……」ヒエー

サトシ「お、おい!大丈夫かミミッ…」

スイレンピカチュウ「ピカピィ」スリスリ

サトシ「…いっ!?」ビクッ

スイレンピカチュウ(やった!アセロラを退治した!私、サトシを守ったんだ!)スリスリ

スイレンピカチュウ(……サトシ!私をほめて!ナデナデして!)チラッ

サトシ「………………」

スイレンピカチュウ「……ピ?」

スイレンピカチュウ(なんで………?私、サトシを守ったのに……)

サトシ「…………ピカチュウ…なんで…」

スイレンピカチュウ(サトシ、なんでそんなに悲しい顔してるの……?)

63: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)20:12:00 ID:aJ4
プシュウウ

アセロラ「うぅ……」ヨロッ

アセロラ(へ、変身が丁度とけたんだ………)

アセロラ(身体中が………痛いよ………でも……)チラッ


スイレンピカチュウ「ピカピ……」

サトシ「………………」


アセロラ(サトシ……またスイレンに騙されてるんだね……?)

アセロラ(サトシはアセロラが守らなきゃ……)ムクリ

アセロラ「………あめ……あめ……」スッ

アセロラ「良かった……昨日スイレンからとった飴が残ってた……」ホッ

アセロラ(待っててねサトシ……今アセロラがこの飴を食べて……)モグ

ボフン

アセロラミミッキュ(スイレンを殺して……サトシを助けてあげるからね!!)ダッ

アセロラミミッキュ「ミミギュァァァ!!」

64: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)20:20:22 ID:aJ4
サトシ「………ミミッキュを助けなきゃ!」

ミミギュー

サトシ「………え?」

アセロラミミッキュ「ミミッギュ!!」ブンッ

スイレンピカチュウ「!?」メキ


ドカン!!

アセロラミミッキュ「ミミッキュ!!」フシュー

マーマネ「こ、今度はピカチュウが吹っ飛ばされた!?」

カキ「……今のはミミッキュのウッドハンマー……しかし……」ゴクリ

サトシ「お、おい!なんでケンカして…」

アセロラミミッキュ「ミミッキュゥ」スリスリ

サトシ「」ビクッ

カキ「……今のウッドハンマー……普通のウッドハンマーとは桁違いだ……どうなってんだ……?」

スイレンピカチュウ「ビガァ……」ヨロッ

スイレンピカチュウ(身体中が痛いよ……でも……)チラッ

アセロラミミッキュ「ミミッキュゥ」スリスリ

サトシ「………………」

スイレンピカチュウ(あいつ……殺してやる…!)グスッ

スイレンピカチュウ「ビガァ!!」バリリ

65: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)20:28:20 ID:aJ4
カキ「」ビクッ

スイレンピカチュウ「ビガガァァァ!!」バリバリ

カキ「な、なんだあのピカチュウ!?黒い雷をまとってるぞ!?」

アセロラミミッキュ「ミミギュァァァ!!」オオオ

マーマネ「ミミッキュからも黒いオーラ?みたいなのが出てる……このポケモンたち、普通じゃないよ!」ゾクッ

スイレンピカチュウ「ビガァァァ!!」バリバリ

アセロラミミッキュ「ミミギュァァァ!!」オオオ

サトシ「…………止めなきゃ!」

マーマネ「え?」

サトシ「…………あんなのポケモンバトルじゃない!ただの殺し合いだよ!」

マーマネ「え………」

カキ「ああ、そうだな」コクン

マーマネ「…………うん!」コクン

サトシ「いくぞ!」

ピカチュウ「ピカ!」

バクガメス「ガメス!」

ガラガラ「ガラッ!」

トゲデマル「マキュキュ!」

66: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)20:44:54 ID:aJ4
廊下

ロトム図鑑「先ほどのスイレンピカチュウが纏っていたあの黒い雷……あれは、今のスイレンの心境を現した憎悪の雷…」

リーリエ「憎悪の雷…?」

ロトム図鑑「あの飴は食べた者の心を映す。その思いが強ければ強い程に強力なチカラを得る。そこいらのポケモンでは太刀打ちできない程に……」

リーリエ「………………」

ロトム図鑑「そして……その代償に感情のブレーキは完全に破壊される。自分ではコントロール不能な程に………と本には書いてあったロト」

リーリエ「………………」

マオ「うぅ……私のせいだ……私がちゃんとスイレンの相談にのってあげてれば……」グスッ

アマージョ「マッジョ…」ポンッ

リーリエ「………………マオ、論理的結論からいいますと、泣くことでは何も解決しません」

マオ「うぅ……でも……だったらどうすれば……」グスッ

リーリエ「…………ロトム、普通のポケモンでは太刀打ちできない……ならば………」

リーリエ「………もし、スイレンやアセロラと同じステージに立つことができるならば、二人を止めることができますか?」

ロトム図鑑「ロ!?」

マオ「リーリエ………?」

ロトム図鑑「リーリエ!何を考えているロト!?危険ロト!」

リーリエ「それをスイレンやアセロラに飴を進めたあなたがいいますかロトム」プクー

ロトム図鑑「ロ……」

リーリエ「…………マオ、論理的結論からいいますと、スイレンとアセロラが愛と憎しみのチカラでバトルしているのならば……」

リーリエ「………こちらは友情のゼンリョクパワーでバトルです!」グッ

シロン「コン!」

マオ「リーリエ……」

マオ「…………うん!」ゴシゴシ

マオ「泣いてたってはじまらない!やってやる!」

リーリエ「はい!がんばリーリエ!」

69: 【5】 2018/10/09(火)20:47:18 ID:tug
アローラナッシー

75: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)21:13:39 ID:aJ4
教室

シュウウウ

バクガメス「」

ガラガラ「」

トゲデマル「」

デンヂムシ「」

マーマネ「そんな……全滅…?」

カキ「強すぎる……」

サトシ「………くそっ!エレキネット……」グイグイ

ピカチュウ「ピカピ!」

スイレンピカチュウ「ビガァ!」ブンッ

バキッ

アセロラミミッキュ「ミミギュァァァ!」ブンッ

バキッ

スイレンピカチュウ(死ね!!)ブンッ

バキッ

アセロラ(死ね!!)ブンッ

バキッ

サトシ「やめろお前ら!………くそっ!ここから出せー!」グイグイ

ピカチュウ「ピカピィ!」グイグイ

76: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)21:22:01 ID:aJ4
キラキラ

カキ「………うぅ……」ブルッ

カキ「な、なぁマーマネ?なんか寒くないか…?」ブルブル

マーマネ「こんな時に何言ってるのさカキ!そんな格好してるから………あっ寒い……」ブルブル

キラキラ

サトシ「………これは………」

サトシ「………"あられ"と"オーロラベール"……?」

ピカチュウ「ピカー……」

ミシミシ

サトシ、カキ、マーマネ「!」

バリン

リーリエキュウコン「コン!!」

シロン「コン!!」

サトシ「アローラキュウコン!?」

マーマネ「………と、シロン!?」

カキ「な、なんでアローラキュウコンが教室に…!?」

77: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)21:38:59 ID:aJ4
ドスン ドスン

カキ「…………ん?」クルッ

カキ「いっ!?」ビクッ

マオナッシー「ナッシー!」

カキ「あ、アローラナッシーまで!?」

マーマネ「ど、どうなってんの!?」

ピカチュウ「ピカァ……」オクチアングリ

リーリエキュウコン『あの……マオ…何故アローラナッシーなんですか?もっとラランテスとかアマージョとか可愛いのが……』

マオナッシー『え?だ、だって……強そうなポケモンって思ったら真っ先に浮かんだから…』ハハハ

リーリエキュウコン『そうですか』

マオナッシー『…………そんなことよりリーリエ』

リーリエキュウコン『そうですね』コク

マオナッシー『こらー!スイレン!アセロラ!』

スイレンピカチュウ『死ね!!』ブンッ

バキッ

アセロラミミッキュ『死ね!!』

バキッ

マオナッシー『いい加減ケンカはやめてよ!あんたたちがそんなことしてたらサトシだって悲しむよ!』

78: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)21:39:27 ID:aJ4
スイレンピカチュウ『死ね!!』

アセロラミミッキュ『死ね!!』

マオナッシー『聞こえてないのかな………?』

リーリエキュウコン『論理的結論からいいますと、恐らく二人はチカラに取り込まれてお互い"目の前の邪魔な存在"を消すことにしか頭にないのでしょう……』

リーリエキュウコン『恐らく、私たちのことも…サトシのことも……』

マオナッシー『スイレン……アセロラ……』

リーリエキュウコン『ですからマオ!』キッ

マオナッシー『…………うん、そうだね!』キッ

リーリエキュウコン『私たちで……二人の頭を冷やしてあげましょう!!』

79: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)21:56:51 ID:aJ4
マオナッシー『いくよー!!』

ヒュオオ

カキ「こ、これは!」

マオナッシー『リーフストーム!!』

スイレンピカチュウ、アセロラミミッキュ「!?」

シュババババ

スパスパ

サトシ「! エレキネットが!」ハラリ

サトシ「サンキュー!アローラナッシー!」ニッ

マオナッシー「ナッシー!」グッ

スイレンピカチュウ「ビガァァァ!!」ダッ

アセロラミミッキュ「ミミギュァァァ!!」ダッ

サトシ「いっ!?」ビクッ

マーマネ「ピカチュウとミミッキュがサトシの方に向かっていくよ!」

リーリエキュウコン『マオ!スイレンとアセロラがサトシを取られたと思い、サトシの方に向かっていきます!』

マオナッシー『…………そっか二人とも……感情を支配されたって言ってもちゃんとサトシのことは覚えてたんだね……でも……』スッ

マオナッシー『女なら……そんなポケモンの姿じゃなくて、あるがままの自分の姿で正々堂々ゼンリョクで向き合いなよ!』ブンッ

スイレンピカチュウ、アセロラミミッキュ「!」

マオナッシー『くらえー!マオちゃんスペシャルウッドハンマー!!』

スイレンピカチュウ「ゴ……」メキッ

アセロラミミッキュ「ガ……」メキッ


ドカン!!

80: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)22:01:31 ID:aJ4
マーマネ「ひ、ひえー……あの二匹をぶっ飛ばしたよ…」

カキ「………なんつー威力のウッドハンマーだ…」

サトシ「すっげー…」

ピカチュウ「ピカー……」

スイレンピカチュウ「……ビガァ…」ムクリ

アセロラミミッキュ「ギュー…」ムクリ

カキ「お、おい!立ち上がったぞ!」

マオナッシー『渾身の一撃だったのに…』ヒエー

リーリエキュウコン『マオ、後は私に任せてください!』

マオナッシー『リーリエ……』

81: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)22:09:45 ID:aJ4
キラキラ

スイレンピカチュウ、アセロラミミッキュ「!」ブルッ

リーリエキュウコン『……"あられ"に"オーロラベール"……私がこの教室にに入った時点でこの教室は既に私のフィールドです!』

リーリエキュウコン『………テリトリーリエとでも呼びましょうか?』フフン

シロン「コン!」

マオナッシー『リーリエ、今そういうのいいから』

リーリエキュウコン『………スイレン、アセロラ!少し頭を冷やしてください!』スゥ

スイレンピカチュウ、アセロラミミッキュ『!?』

リーリエキュウコン『ふぶき!!』

ヒュオオ

スイレンピカチュウ「ビ……ガ……」カチコチ

アセロラミミッキュ「ギュ……」カチコチ

スイレンピカチュウ、アセロラミミッキュ「」カチン

カキ「おぉ……!ピカチュウとミミッキュがカチコチのこおりじょうたいに……」

マーマネ「い、一時はどうなるかと……」ヘタッ

リーリエキュウコン『ふぅ……なんとか二人を止めれましたね……』ヘタッ

マオナッシー『うん、あとは変身時間が過ぎるのを待てばOKだね…』ヘタッ

アマージョ「マッジョ」

スイレンピカチュウ、アセロラミミッキュ「」カチン

82: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)22:19:09 ID:aJ4
マーマネ「アローラキュウコン!ありがとう!」

リーリエキュウコン「コン!」ニコッ

カキ「助かったぜ!アローラナッシー!」

マオナッシー「ナッシー!」グッ

サトシ「………………」

スイレンピカチュウ、アセロラミミッキュ「」カチン

カキ「ん?どうしたサトシ?」

サトシ「………いや、このピカチュウとミミッキュ……なんでケンカしてたのかなって……」

ピキピキ

リーリエキュウコン「!」

リーリエキュウコン「ゴン!!」

サトシ「………え?」

バリン

スイレンピカチュウ「ビガァァァ!!」

アセロラミミッキュ「ミミギュァァァ!!」

サトシ「………な!?」

マーマネ「う、嘘でしょ……?」

カキ「あの氷をぶち破って……」

リーリエキュウコン『………マオ!!』

マオナッシー『う、うん!』クルッ

スイレンピカチュウ「ビガァ!!」バリッ

マオナッシー『!?』

スイレンピカチュウ「ビィガァヂュウウウ!!」バリバリバリバリ

マオナッシー『キャアァァァ!!』バリバリバリバリ

83: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)22:24:28 ID:aJ4
マオナッシー「」ドサッ

リーリエキュウコン『マオ!!』ダッ

マーマネ「………! キュウコン!後ろ!」

リーリエキュウコン『………え?』クルッ

アセロラミミッキュ「ミミギュァァァ!!」ブンッ

メキッ

リーリエキュウコン「」ドサッ

マーマネ「ヒィィィ……ナッシーとキュウコンがやられた!」ガクブル

スイレンピカチュウ「ビガァ……」ピカー

アセロラミミッキュ「ギュー……」ピカー

マーマネ「! あ、あの光ってまさか……」

カキ「おいおい、嘘だろ?まさか……ポケモンだけで…」タラッ

サトシ「………Z技をうつ気なのか……?」

ピカチュウ「ピカ……」

84: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)22:33:25 ID:aJ4
スイレンピカチュウ「ビガァ!!」サッサッ

アセロラミミッキュ「ミミッキュ!!」サッサッ

サトシ「あのボーズは……」

スイレンピカチュウ「…………」ギュルルル

"必殺のピカチュート!!!"

アセロラミミッキュ「………………」オオオ

バサッ

"ぽかぼかフレンドタイム!!!"


サトシ、カキ、マーマネ、ピカチュウ「!!!?」



ピカー!!!

85: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)22:42:08 ID:aJ4
フシュウウ……

ガラッ

マオナッシー『うぅ………』ムクリ

マオナッシー「……………」チラッ

サトシ「」

カキ「」

マーマネ「」

ピカチュウ「」

マオナッシー(……良かった……何とかみんなを守れたみたい……)ホッ

マオナッシー『リーリエ……』チラッ

リーリエキュウコン『はいマオ……こちらも…』ヨロッ

スイレン「」

アセロラ「」

リーリエキュウコン『………二人ともチカラを使い果たして眠っているようです……』

マオナッシー『まったく、二人ともさっきまで大暴れしてたとは思えないような寝顔なんだから!』プンプン

リーリエキュウコン『ふふっ、ですね?』クスッ

マオナッシー『これは……二人が元気になったらマラサダ奢ってもらわなきゃね?』クスッ

リーリエキュウコン『そうですね?それも……特大のやつです』ニコッ


ボフン

マオ「」ドサッ

リーリエ「」ドサッ

86: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)22:50:36 ID:aJ4
ダダダダ

ククイ「おい!今の音はなんだ!?………って……」

ガラーン

ククイ「きょ、教室が吹っ飛んでる…?いったい何が……」チラッ

ククイ「!」

サトシ「」

ピカチュウ「」

スイレン「」

アセロラ「」

カキ「」

マーマネ「」

マオ「」

リーリエ「」

ククイ「お、おい!お前ら!いったい何が!?無事かー!!」ダッ

コソッ

ロトム図鑑「…………………」

87: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)23:05:31 ID:aJ4
一週間後……

病室

サトシ「でさー!その時ピカチュウが……!」

ピカチュウ「ピッカー!」

スイレン「………………」

アシマリ「アウ…」

スイレン「………サトシ、ごめん」ボソッ

サトシ「………あー、お見舞いのことか?気にすんなよ!どうせスクールも教室が使えなくて暫く休みだし……」アセアセ

スイレン「違う……」

サトシ「………え?」

スイレン「………………怖い夢を見るの……夢の中で私……サトシを……」グスッ

サトシ「スイレン……」

スイレン「うぅ……ごめんなさい…ごめんなさい!」グスッ

アシマリ「アウ………」

サトシ「……………」

サトシ「……スイレン!」

スイレン「………え?」グスッ

88: ◆XeLOEO59HI 2018/10/09(火)23:42:44 ID:aJ4
サトシ「………」スッ

ギュウ

スイレン「えぇ!?////」

ピカチュウ「ピカァ///」キャッ

アシマリ「アウー////」メカクシー

スイレン(わ、私……サトシに抱きしめられてる!?ま、まさかこれも夢/////)アワワワ

スイレン「あ、あのサト……////」ドキドキ

サトシ「何かで見たことあるんだ、こうやって抱きしめられると安心するって」ニッ

スイレン「………え?」

サトシ「スイレン、悩みがあったり怖いことや不安なことがあったらすぐ言ってくれよ?俺、いつでもこうそくいどうでスイレンの所に来るよ」ギュッ

スイレン「サトシ…………」

スイレン「………うん、すっごく安心する」ギュッ

サトシ「へへっ」ニッ

サトシ「………早くいつもの元気なスイレンに戻って……また一緒に釣りしたりバルーンの練習したり…嘘でーすって言って俺をからかってくれよ?」

スイレン「………うん、楽しみ」ギュウ

スイレン「私、やっぱりサトシが大好き」ボソッ

サトシ「え?」

スイレン「………なんでもない」ギュッ

サトシ「?」

スイレン「………ねぇサトシ……さっそくお願いがあるの……」

サトシ「なに?」

スイレン「………もうちょっと……このままでいさせて…」ギュウ

サトシ「………ああ、スイレンの気のすむまでいいよ」ギュッ

ピカチュウ「ピカァ///」

アシマリ「アウ////」

89: ◆XeLOEO59HI 2018/10/10(水)18:15:37 ID:9ok
マオ「……………」コソッ

マオ「リーリエ!スイレン、サトシとうまくやってるみたいだよ?」ニヤニヤ

リーリエ「はい、論理的結論からいいますと……スイレンならばポケモンの姿なんか借りずともサトシをゲットできるかと」ニコッ

マオ「スイレン……このまま元気になってくれるといいんだけどね……?」

リーリエ「不幸中の幸いといいますか………あの事件をスイレンは悪い夢だったと思っているようですし……」

マオ「………うん、サトシにばっかりスイレンを任せてられないよ!」

マオ「愛情と来たら次は友情!私たちがゼンリョクでスイレンを支えてあげようよ!」

リーリエ「はい!」ニコッ

アマージョ「マッジョ!」

シロン「コーン!」

90: ◆XeLOEO59HI 2018/10/10(水)18:24:52 ID:9ok
カキ「おい、いつまでそうやってんだ?」

マーマネ「スイレンのお見舞い行かないの?」

マオ「……ハァ…これだから男子は…」ヤレヤレ

リーリエ「今サトシとスイレンがいい雰囲気なんです!少しは空気を読んでください!」プクー

シロン「コン!」

カキ「お、おう?」

マーマネ「ご、ごめん?」

マオ「カキー?そんなんだからいつまでたってもホシちゃんを卒業できないんだよー?」ズイッ

カキ「い、今ホシは関係ないだろ!ソモソモソツギョウスルキナイシ」ボソボソ

リーリエ「マーマネ!女心が理解できないようではガールフレンドができた時に大変ですよ?女の子はガラス細工より繊細なんです!」プンプン

シロン「ゴン!」

マーマネ「えぇ……」

トゲデマル「マキュキュ」コロコロ


ワイワイ

91: ◆XeLOEO59HI 2018/10/10(水)18:35:16 ID:9ok


サトシ「スイレン、このまま、また元の元気なスイレンに戻ってくれるといいな?」

ピカチュウ「ピカァ」

ロトム図鑑「それにしても……スイレン、まさか一時間もサトシに抱きついたままだとは…」

サトシ「あれでスイレンが元気になってくれるんなら俺は全然構わないぜ?」ニッ

サトシ「さてと、次はウラウラのアセロラのとこにお見舞いに行かなきゃ!」

ピカチュウ「ピッカー!」

ロトム図鑑「……………」

サトシ「クチナシさんの話じゃあ、アセロラもだいぶ元気ないみたいだしなー。俺で力になってやれればいいけど……」

ロトム図鑑「それは恐らく大丈夫だと思うロト」

ピカチュウ「ピカ」

キャモー キャモー

サトシ「………………」ボーッ

ロトム図鑑「ロ?サトシ。野生のキャモメなんか眺めてどうしたロト?」

サトシ「…………ん?いやさ、ポケモンはいいなーっと思って」

ロトム図鑑「ロ?」

サトシ「ひこうタイプのポケモンならそらをとぶでひとっ飛びで、うみのポケモンならなみのりで海を散歩しながらウラウラまで行けるのになぁってさ」

ピカチュウ「ピカピ……」

92: ◆XeLOEO59HI 2018/10/10(水)18:39:22 ID:9ok
ロトム図鑑「サトシ。お困りロト?ならばボクにお任せロト!」ゴソゴソ

サトシ「え?い、いや……別に困ってるわけじゃ…」

ロトム図鑑「ロ」スッ

サトシ「…………ん?ロトム、この飴なに?」

ロトム図鑑「この飴はサトシのお願いを叶えられる…」

ロトム図鑑「すてきな飴ロト!」

サトシ「すてきな飴?」

ピカチュウ「ピカピ!」





おわり