提督「安価でいくどもみんなと遊ぶ」 前編

503: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/10(月) 02:26:31.19 ID:dAGJwhsD0
~~~~~~~~

榛名「では、ながしますよ」

金剛「いつでもどうぞデース」

提督「かかってこーい」

霧島「二人とも子供みたいですね」

提督「流しそうめんは童心に戻るんだ」

霧島「司令はいつも童心に戻っているような気がするけど……」

金剛「細かいことを気にしちゃ楽しめまセーン」

霧島「まあ、いいですけどね」

榛名「えっと、流してもいいですか?」

引用元: 提督「安価でいくどもみんなと遊ぶ」 



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504: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/10(月) 02:27:10.04 ID:dAGJwhsD0
提督「問題ない。流せ!」

榛名「では、榛名いきます!」スッ

金剛「もらいデース! ……あっ」

比叡「もぐもぐ……おいしいですねー」

提督「今回は先に取られたな」

金剛「次は油断しませんからネー」

榛名「では、次流しますね?」スッ

比叡「次来ましたね。んー……これもいいですね」

提督「くっ、またしても!」

金剛「比叡、なかなか侮れまセーン」

霧島「……」

霧島(先頭に比叡姉さまがいるからだと突っ込みたい! 場所を何故変えないかと突っ込みたい!)

505: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/10(月) 02:28:06.75 ID:dAGJwhsD0
―執務室―

提督「そもそも、あれだな、次やるときはそうめん流し機みたいな機械を夕張に作ってもらおう」

提督「やっぱ一人だけ流す役でハブられてるってよくないしな。うん」

下2

507: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/10(月) 03:29:38.19 ID:g+jTsK8G0
久しぶりに、第六駆逐隊と肝試し

508: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/11(火) 02:10:46.59 ID:d9Bep+Sc0
提督「肝試しするぞ」

暁「嫌!」

提督「……いきなり拒否とは何かあったのか?」

響「たぶん前のだよ」

提督「前の……心当たりが多すぎてわからん」

電「電も心当たり多すぎて、聞き返す方が変に感じるのです」

暁「とにかく、私は帰らせてもらうわ!」

雷「あっ、暁!」

提督「ふぅ……残念だが、そうはいかない」

ガシャン プシュー

暁「扉に鉄格子!?」

雷「それに、この煙は……?」

提督「お前たちには眠っていたもらおう。おっと、マスクマスク」

電(相変わらず無茶苦茶なのです……)

509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/11(火) 02:11:13.71 ID:d9Bep+Sc0
~~~~~~~~

雷「……あら、もう、夜?」

響「みたいだね。これはまんまとハメられたって感じかな」

電「いつにもまして強引だったのです」

暁「むにゃむにゃ……いちにんまえの、れでぃーなんだから……」

雷「起きなさい!」

暁「はっ、え、こ、ここは?」

響「執務室。部屋に戻るまで強制肝試しだね」

暁「……ここでこのまま寝ないかしら?」

雷「ここで? でも、ここって司令官がいる部屋だから……」

コンコン コンコン

雷「あら、ノック?」

響「窓からだね」

電「……でもここ、一階じゃないのです。しかも、窓の影はどう見ても手から下が……」

暁「ひっ……きゃあああああああああ!!」ダッ

雷「待ちなさい暁!」ダッ

響「結構本格的だね」ダッ

電「そういいながら足はきちんと動いているのです」

510: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/11(火) 02:11:40.16 ID:d9Bep+Sc0
―廊下―

暁「ああああああああああ!!」ダダダッ

雷「足早っ」

響「今までので相当トラウマになっているのかもね」

電「そういう響ちゃんも顔色がよくないですよ」

響「……」

雷「でも、さっきのが司令官の仕込みだとしたらもうなにもないんじゃないかしら」

響「そ、そうだね。ほら、外に司令官らしい人もいるし……」

提督「俺がどうかしたか?」

響「!? え、あれ。司令官?」

提督「? そうだけど」

響「じゃあ、外にいるのは……」


???「……ニヤッ」ダッ


響「……!!?」

雷「どうかした?」

響「いい、今外に誰かがこっちに」

雷「? ちょっと落ち着いて話して」


ドンドン ドンドン


提督「ん? 誰だこんな時間に。裏口の方か?」

響「い、行っちゃだめ」

提督「え、なんで」

響「と、とにかく! 駄目だからね!」ギュッ

提督「お、おう。響がそこまで必死になるなんて珍しいな」

電「……」

電(外に……誰かいたのですか?)

511: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/11(火) 02:12:07.38 ID:d9Bep+Sc0
―執務室―

提督「なんだか、肝試しをすると仕込み以上に驚いてくれるなぁ」

提督「ま、この時期になると色々噂もあるし、相乗効果かな」

下2

513: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/11(火) 03:01:46.58 ID:2/9a9nIy0
睦月型と水族館へ

515: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 00:28:41.27 ID:6OV2ZGKC0

―水族館―

睦月「海の生き物ってこんなにいるんですにゃー」

提督「海上を移動しているくらいだと、水族館にいる生物は珍しいだろ」

長月「普段そこまで見ることはないからな」

三日月「潜水艦の子たちならもっと違うんでしょうけどね」

提督「あいつらは深海の生物は珍しいって言ってたな」

三日月「そうなんですか? 確かに、そこまで潜れませんしね……」

望月「そもそも、そこまで魚には興味がない……」

如月「それはもったいないわね。ほら、あっちにヒトデがいるの、見に行きましょ」

望月「ああ~、引きずられる……」

516: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 00:29:06.07 ID:6OV2ZGKC0
弥生「司令官は、好きな魚はありますか……?」

提督「魚? うーん……魚なら熱帯魚だな」

弥生「いいですね……熱帯魚……。水族館のは、キラキラしていて、素敵だと思います……」

提督「種類もいろいろいるし、見ていて飽きないよな」

卯月「えー、うーちゃんはもっと派手なのがいいぴょん!」

提督「派手なの? サメとかか」

卯月「サメでもハンマーヘッドシャークだぴょん!」

弥生「派手……?」

提督「たぶん見た目だろうな……ちなみにうーちゃん、あのサメは何だ?」

卯月「ぴょん……? ……ジンベエザメ?」

弥生(シロワニってすぐそこに書いてあるのに)

517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 00:29:53.50 ID:6OV2ZGKC0
~~~~~~~~

提督「ああああああ!! ペンギン可愛いいいいい!!」

皐月「司令官がペンギン好きって本当だったんだね」

菊月「こちらが恥ずかしいくらいなのだが……」

文月「でも、ペンギンさんかわいいね~」

菊月「それには同意するが」

水無月「司令官は放っておいていいのかな」

皐月「止まるような性格じゃないしね」

長月「周りに迷惑をかけていないなら無視じゃないか」

三日月「どっちが保護者なのかわかりませんね……」

菊月(あとで撮っている動画を見せてもらおう)

518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 00:30:20.22 ID:6OV2ZGKC0
―執務室―

提督「ペンギンショーは最高だな! 水族館は最高だぜ!」

提督「しかし、お土産は買いすぎたな……必要ない分は配っておこう」

下2

522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 22:21:34.07 ID:6OV2ZGKC0
―演習場―

提督「レッツパーリィイイイイイイイ!!」


霧島「なんだかすごいものがいますけど!?」

比叡「ひえぇ……」

榛名「あ、明石さん、あれは?」

明石『ふっふっふ、あれは某大統領が装着しアメリカを救ったとされる伝説のスーツを元に提督に合わせて作り上げた特殊機動重装甲なんです!』

霧島「初めて聞きましたけど」

明石『質量を無視するボックスに破壊力甚大な兵器の数々。水上用に特化し、それでいて死人を出さないスーパー兵器なんですよ!』

金剛「だ、大丈夫なんですカー?」

明石『一度味わってみればわかりますよ』

523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 22:22:08.10 ID:6OV2ZGKC0
提督「さて、楽しいトークタイムは終わりかな」

霧島「い、いくらよくわからない兵器といえども、司令と直接戦うのは……」

提督「これをみてまだそんなことを言い続けられるかな。くらえ!」

ドガーン

金剛「……!?」大破

比叡「お姉さまが一撃で!」

提督「傷はつけない。紳士的だろう」

霧島「紳士かどうかは知りませんが、油断はできそうもないですね」

比叡「お姉さまの仇は討ちます!」

金剛「轟沈はしてないですからネー?」

比叡「全力で! 行きます!」ドーン

提督「ふん!」ドーン

霧島「撃ちあってはじいた!?」

榛名「なんだか予想以上に強くありませんか!?」

提督「シャルウィダンス? ついてこれるかな」

榛名「そもそも少し性格変わっていませんか?」

霧島「いつも通りといえばいつも通りのような気もしますが……って、来ます!」

比叡「ま、負けませんから!」

524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 22:22:38.33 ID:6OV2ZGKC0
~~~~~~~~

明石『いかがでしたか? 提督専用のパワードスーツ』

提督「実践は初だが、なかなかの完成度だ。動きやすいまであった」

明石『それにしてもさすがです、提督』

提督「最高のおもてなしだったよ。いい運動にもなった」

明石『ですが、それを着て出撃なんてことはしないでくださいね?』

提督「なんでだ? やはりパーティはたまにやるからこそいいからか?」

明石『ご自分の立場を考えてくださいって!』

提督「ふぅ、みんな心配性だぞ」

明石『それはあくまで緊急用ですから! 絶対に勝手に使わないようにしてください!』

提督「オーケーオーケー。了解。緊急用って例えばどんな時だ?」

明石『え? それは……』

提督「……」

明石『……クーデターされたとき、ですかね?』

提督「これお蔵入りな」

525: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 22:23:18.19 ID:6OV2ZGKC0
―執務室―

提督「というか、そもそもこれは敵に効くのだろうか。艦娘限定ってことないよな」

提督「最近謎技術ばかりだから把握しきれん……」

下2

527: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 23:46:34.35 ID:mwY2V9dXo
NordschleifeをフェアレディZで走る那珂ちゃん達が報道される

529: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 02:09:13.52 ID:NUPhPaG+0
―談話室―

ワイワイガヤガヤ

提督「ん? なんだか騒がしいが……」

長良「司令官? それが、ちょっと面白いものがあってね」

五十鈴「これを面白いと言えるのかしら……」

提督「??」

名取「テレビを見れば、わかります……」

提督「テレビ?」


『ニュブルクリンクを走った感想は?』

那珂『すごく楽しかったよ!』

『どんなところが?』

那珂『最初に来たときはこのフェアレディも大変だったんだけど、慣れるととても面白いコースだってことが分かったからね!』


提督「!?」

530: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 02:09:40.79 ID:NUPhPaG+0
阿賀野「にゅぶるくりんくってどこ?」

能代「ドイツだったと思うわ」

阿賀野「そんなところまで旅行? いいなー」

提督「というか本当にびっくりなんだが!?」

球磨「後ろで川内が手を振っているクマ。多分神通もいるクマ」

天龍「かー、あいつらロックだな。いくら俺でも車をもって海外のサーキットまで行こうとは思わないぜ」

龍田「それにしても、報道されるほどなのね~」

名取「艦娘が走ったっていう事実がレアケースだったかと……」

提督「まったく、自分の立場も考えてほしいものだ」

球磨「そもそも、有名とはいえあそこのサーキットを知っている方が驚きクマ」

五十鈴「誰かに聞いたんじゃない? ……ううん、そういえば怪しそうな人もいたわね」

提督「あー! 那珂ちゃんが何か言おうとしているぞ!」

球磨「間違いないクマ」

五十鈴「はぁ……」

531: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 02:10:10.79 ID:NUPhPaG+0
『では、何か伝えたいことはありますか』

那珂「えー、それじゃあ~、那珂ちゃんの新曲、よろしくね!』

『以上。インタビューでした』


提督「……まさか、宣伝のためだけに走ったのか?」

長良「そうだとしたらすごい営業方法だね」

天龍「真似できねえな」

提督「いや真似すんなよ。つか後で怒られるぞこれ……」

ドンドン ガチャ

霞「ちょっと! クズ!」

提督「逝ってくる……」

天龍「お、おう。頑張れよ」

532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 02:10:54.62 ID:NUPhPaG+0
―執務室―

提督「まさか走ってくるとは思わなかった……前に行ったときは一番乗り気じゃなかったのに」

提督「いや、川内が唆した可能性は高いな……」

下2

534: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 03:27:22.64 ID:m6ErTsMqo
睦月型誰が次に改二になるか予想大会

535: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 02:46:30.00 ID:l/wBrORJ0
―睦月型の部屋―

提督「次に改二になる睦月型を予想してみようー」

睦月「およ? もしかして、誰かの予定があるのかにゃ?」

提督「そういうわけではない。ただ、面白そうかなって」

卯月「姉妹順でうーちゃんだぴょん!」

弥生「それなら弥生のほうが先だけど……」

皐月「そもそもボクが先に改装できるようになったんだから、姉妹順じゃないんじゃないかな」

卯月「つまりうーちゃんの改二は……?」

提督「まだまだ先だな」

弥生「すぐではないって結論だと思いますけど……」

536: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 02:47:33.85 ID:l/wBrORJ0
如月「やっぱり、戦果が大きい子じゃないかしら?」

菊月「しかし、そうであるならば如月が改装できた理由が乏しいぞ」

如月「それはどういう意味かしら?」

菊月「な、なんでもない」

三日月「でも、関係はしているんじゃない?」

望月「他の艦を見てもそうだしねー」

提督「睦月と如月はあの時代駆逐艦の象徴でもあったからな。そういう意味では存在として大きいぞ」

睦月「そ、そう? えへへ……」

卯月「でも後でうーちゃんの名前で上書きされちゃうぴょん」

弥生「卯月、余計なこと言わない……」

537: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 02:48:08.60 ID:l/wBrORJ0
水無月「でも、それなら次に改装しそうなのはふみちゃんだね」

文月「あたし~?」

長月「同感だ」

提督「便乗したわけじゃなくてか」

長月「長月を何だと思っているんだ。単純に、皐月に次いで戦果もあり、姉妹順にしても可能性は高いだろう」

水無月「水無月たちは遅参だしね」

提督「なるほど、なかなか冷静な判断だな」

文月「あたしが改二……えへへ、そうだったら嬉しいな~」

菊月「なんにしてもまだ先の話だろう。今は自分にできることをしていくべきだ」

提督「菊月はストイックだな。しかし、実際にはその通りだからな。誰の改装ができるかなんてわからんしな」

望月(捕らぬ狸の皮算用……)

538: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 02:49:20.57 ID:l/wBrORJ0
―執務室―

提督「やる気になっている文月可愛い」

提督「しかし、実際に次は誰が改装するのか……改造とかなら夕張とかできないかな。無理か」

下2

540: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/15(土) 03:54:20.38 ID:cPRGI+Fp0
霞の買い物に荷物持ちとして連れて行かれる
(拒否権は無し)

541: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/16(日) 03:23:22.29 ID:+Vks4eeA0
霞「デパート行くわよ」

提督「……まさか、秘書官にその役割をとられるとはな」

霞「役割とか知らないけど、ただの荷物持ちよ」

提督「荷物持ちって、宅配便とか使えばいいだろ」

霞「荷物持ちにはほかにも意味があるのよ」

提督「?」

霞「とにかく来なさい」

提督「嫌と言ったら?」

霞「強制よ」

提督「ですよねー」

542: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/16(日) 03:23:55.57 ID:+Vks4eeA0
―デパート―

霞「これとこれとこれね」

提督「家具って……明石に仕入れてもらった方がいいんじゃないか」

霞「プライベートなものをわざわざ仕入れてもらうわけにはいかないでしょ」

提督「え?」

霞「え?」

提督「……そ、そうだな」

霞「……ま、いいけど」

提督「で、荷物持ちのもう一つの役割ってなんだ」

霞「あんたが頼まないと門前払いなの。ほら、店員呼んで」

提督「なるほど」

543: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/16(日) 03:24:30.48 ID:+Vks4eeA0
~~~~~~~~

提督「って油断していたら、本当に大量に買って……」

霞「荷物持ちをさせないとは言ってないでしょ」

提督「別にこのくらいかまわんが」

霞「流石にお礼位はするわよ」

提督「お礼なぁ……んじゃあ、何か料理を作ってくれないか」

霞「料理? ……」

提督「なんだ、ダメか?」

霞「……い、いいわよ、やってやろうじゃない」

提督「言ったな? よし、多少はやる気が出てきた。どんどん持ってこーい!」

霞「じゃあ、あの漬物石もついでに買おうかしら」

提督「勘弁してください」

544: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/16(日) 03:26:10.30 ID:+Vks4eeA0
―執務室―

提督「デパートの漬物石が売っているのか……びっくりした」

提督「しかs、秘書官が料理を作っている姿は見たことないが、大丈夫なのだろうか」

下2

521: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/12(水) 00:40:40.53 ID:uelG6b2No
ローソンコラボグッズ用の写真撮影見学
(浴衣姿の古鷹、藤波、朝霜、Libeccio、綾波、敷波、神威と、ローソンの制服姿のPola)

548: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/17(月) 02:30:10.66 ID:yt0j8uNc0
―会議室―

提督「営業のために撮影をする。詳細は書類の通りだ」

敷波「……とりあえず、話が進みすぎて拒否権がないことはわかったわ」

提督「大本営の指示なんだからしょうがない。今回はコンビニと提携することにより、より親密さを増していくというのが目的だ」

朝霜「ま、あの秘書官が許可したのなら大丈夫だろ」

藤波「そうね。特に拒否する理由もないし」

提督「……別にいいけどな。やってくれるのなら」

古鷹「質問です。この浴衣というのはなんですか?」

提督「ああ、衣装については既に用意してある。心配はしなくていい」

リベッチオ「用意してあるの! もってないから、楽しみ!」

綾波(既に用意してあるということは……)

神威(拒否する余裕も本当になかったみたい……)

ポーラ(お酒飲みながらでもいいですかね~)

549: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/17(月) 02:31:50.92 ID:yt0j8uNc0
~~~~~~~~

提督「リベッチオ、あー、いいよそれ、ほら、もうちょっとはだけさせて……そうそうそう、いい感じいい感じ。もうちょっと足あげて……」

敷波「セクハラか!」

綾波「私たちの時はそこまで指定はしてこなかったですよね」

提督「え? ほら、お前たち二人は自分たちの撮られ方をわかっているみたいなね?」

リベッチオ「リベには難しいかも……」

神威「だ、大丈夫です。私もきっとそれくらい厳しく言われますから」

提督「神威はもう取ったぞ」

神威「はい?」

提督「さっき焼トウモロコシ食べてただろ。そのとき」

神威「……き、気づきませんでした……」

藤波「盗撮技術のほうが高いんじゃない」

提督「そういう藤波ももう撮ってるからな」

藤波「いつ撮ったの!?」

550: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/17(月) 02:32:51.90 ID:yt0j8uNc0
ポーラ「ところで~、ポーラもいいですか~?」

提督「なんだ? あと酒は禁止な」

ポーラ「……」ガーン

提督「質問それだけか!」

ポーラ「あ、いえ~。ポーラだけ服が違うのが、気になって~」

古鷹「それってコンビニの制服ですよね。鹿島さんが着ているのを見たことあります」

ポーラ「これがですか~……」

朝霜「意外と似合ってるんじゃね。酔ってなければ店にいてもおかしくないぞ」

提督「イメクラにいそう」

藤波「それセクハラ!」

リベッチオ「イメクラってなに?」

提督「コスプレ喫茶みたいなものだったと思う」

藤波「……あー、そういえばそういう人だったっけ」

古鷹「と、ところで、撮影は?」

提督「あ、古鷹、手を顔の横にあてて少し笑ってくれないか」

古鷹「え? こ、こうですか?」

提督「激写! よし、これで大体完成だな」

綾波「雑ですね……あれ、でも撮った写真はきれいに撮れてます」

提督「ふはは、この俺の撮影技術を舐めるなよ! ではご協力感謝!」

朝霜「……まだ撮られてないんだが!」

551: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/17(月) 02:33:41.64 ID:yt0j8uNc0
―執務室―

提督「うむ、これならリテイクはないだろう」

提督「さて、この後長波のところにもいかないとな。炒飯のレシピ教えてもらおう」

下2

553: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/17(月) 06:04:11.30 ID:SbbuF3wF0
神通と新婚さんごっこ

555: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/18(火) 02:09:05.71 ID:yMa2eZDLo
神通「失礼します、提督」

提督「来たか。今日呼んだのは他でもない、七夕についてだ」

神通「七夕……?」

提督「そう、あれは匿名で書かれているものの、お前達の筆記の癖で解き明かすのはたやすい。つまり!」

ガシャン ゴゴゴゴゴ

神通「執務室が!」

バン

提督「新婚セットを用意した!」

神通「また夕張さんや明石さんに頼みましたね」

提督「まあ模様替えの一種だし? 問題は無い筈」

神通「はあ……それでこのセットと何の関係が?」

提督「おいおい、まだ隠すつもりか? お前だろう、七夕に新婚生活と書いたのは」

神通(違いますけど)

提督「まあ恥ずかしがる気持ちは分かる。相手はレンタル彼氏を使おうと思ったが秘書官に止められてしまったので俺が相手をしよう」

神通(レンタル彼氏とは……斜め下の方向に行きましたね)

提督「じゃあ、今日一日俺とお前は夫婦な」

神通(そうして有無を言わせない展開ですね)

556: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/18(火) 02:09:37.07 ID:yMa2eZDLo
~~~~~~~~

提督「じーんつう」ダキッ

神通「きゃっ、もう提督、突然抱き付いてこないでください」

提督「おいおい、新婚なのに態度が冷たいぞ」

神通「あっ……えっと、なんですか、提督?」

提督「神通に触れたくなってな」

神通「もう、甘えん坊ですね」

提督「いいじゃないか。こうして一緒に居ることが何よりも幸せなんだ」

神通「お仕事はどうするんですか?」

提督「うーん、神通分を補給したら頑張る」

神通「はいはい、頑張ってください、提督」

557: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/18(火) 02:10:19.78 ID:yMa2eZDLo
提督「……でも、こうしていたらお前を愛する気持ちが止められなくなりそうだ」

神通「その、提督?」

提督「神通、今は夫婦だろう? もっと適した呼び方があるんじゃないか」

神通「あ、あなた……?」

提督「照れた顔の神通も可愛いな。本当、いつものギャップがそそる」

神通「あ、ちょっと、それ以上は……」

提督「駄目か?」

神通「……す、少しだけですよ」

提督「残念だが男は狼だ。そんなガードが甘いと、食べたくなる」

神通「今の私達は、その……夫婦、ですから」

提督「じゃあ、少しだけ可愛がっちゃう」

神通「あ――」

558: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/18(火) 02:10:57.43 ID:yMa2eZDLo
~~~~~~~~

提督「うーん、参考にする漫画、間違えたかなぁ」

提督「神通は顔を真っ赤にして止まったし。神通もまだまだ新婚までは程遠いな」

下2

560: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/18(火) 03:54:18.70 ID:BlywO67HO
神風と夏祭りに行く

561: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 01:08:56.95 ID:Vy5NpURk0
―夏祭り―

神風「やっぱり原価が一番高いチョコバナナよね」

提督「そんなこと言いながらチョコバナナを食べる奴初めてみた」

神風「なによ、いいじゃない。気になるのよ」

提督「秋月型じゃあるまいに」

神風「あの子たちは節制しているだけでケチなわけじゃないわよ」

提督「今ケチだって認めたな!」

神風「別に私がケチだって言ってるわけじゃないわよ」

提督「ああ言えばこう言う……なら、型抜きでもやるか」

神風「型抜きねぇ。いいんじゃないかしら」

提督「ならやってみるか」

562: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 01:09:27.48 ID:Vy5NpURk0
~~~~~~~~

神風「やっぱり綺麗にできないわね……」

提督「子供は評価がぬるくなるからマシだろう」

神風「子供じゃないわよ! というより、上手ね……」

提督「祭り好き舐めるなよ。おかげで一部の型抜き屋は出禁だ」

神風「手加減しなさい!」

提督「さて、いくらか稼いだし、今度はくじ屋を潰しにかかるか」

神風「まさか全部引く気?」

提督「たまにやると嫌がられて楽しいんだこれが。おかげで一部からは出禁に」

神風「ほとんど嫌がらせしかしていないじゃない!」

提督「じゃあ射的」

神風「どうせ出禁でしょ」

提督「……食べ物回るか!」

神風「図星なのね」

563: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 01:10:00.14 ID:Vy5NpURk0
提督「今年はいろいろな屋台増えたよな」

神風「屋台自体は減っているような気がするのに不思議ね」

提督「きゅうり売ってるぞきゅうり」

神風「お祭りに来てきゅうりって……揚げアイスなんてものもあるわね」

提督「神戸牛にメロンって、普通に店に行くぞ……こう見たことない屋台があると、逆に買ってみたくなってきた」

神風「いいんじゃないかしら」

提督「ほう素直だな。どれどれ、神風の視線の先は……」

神風「ちょ、ちょっと」

提督「スティックワッフルか。神風が見とれるだけあっておいしそうだ」

神風「見とれていたわけじゃないから!」

提督「ははは、まあ今日はおごりだ。遠慮するな」

神風「ふん。なら、春風たちの分も合わせて思いっきり買うんだから」

提督「おう、どんどん買ってこい。……あ、神戸牛に行くのはやめて。一つ二つじゃないだろう」

564: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 01:10:49.74 ID:Vy5NpURk0
―執務室―

提督「りんごあめとか見なかったなぁ。それ以外にもお面屋とかなくなってた気がする」

提督「屋台は入れ替わりも激しいな……」

下2

566: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/19(水) 02:05:22.41 ID:wWMbEQyM0
睦月型の干物妹、望月を観察する

567: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/20(木) 03:06:54.51 ID:oR/qD7Ex0
―睦月型の部屋―

提督「ちーっす、なんか面白いものない?」

望月「えぇ、ダル……そこの本棚適当に見ていいぞー」

提督「ほーい。ふーん、少女漫画ばかりかと思ったら意外といろいろあるな」

望月「意外とってわけじゃないと思うけど……」

提督「もっちーなら確かに」

望月「じゃあ、ここでゲームしながらゴロゴロしとくね~」

提督「うむ、ゆっくりしておけ」

望月「ここあたしの部屋なんだけど……」

568: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/20(木) 03:07:20.08 ID:oR/qD7Ex0
~~~~~~~~

望月「ふわぁ……あー、この時間帯は強い奴いないなー」

提督「……」ジー

望月「……なに?」

提督「干物妹ってもっちーにも言えるよな」

望月「漫画の影響?」

提督「まあ。でも見ていたらそんな感じがして」

望月「ふーん。でも全然違うけど」

提督「なぜだ? だらだらゴロゴロしているところはまさに一緒じゃないか」

望月「……いや、そうなんだけど。うーむ……微妙な心境だわ……」

提督「褒め言葉じゃないし」

望月「それもそっか」

569: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/20(木) 03:07:46.59 ID:oR/qD7Ex0
提督「で、これとは違うとは?」

望月「立てば芍薬歩けば牡丹歩く姿は百合の花」

提督「?」

望月「あると思うか?」

提督「あー、違うな」

望月「だから、それとは違うんだって。はぁ、自分でこんな否定するなんてさー」

提督「もっちーは美人より可愛いからな。その言葉には確かに当てはまらないか」

望月「……なに、ギャルゲーでもやってきた?」

提督「どういうこと!?」

望月「はぁ、ま、いいけどさ」

提督「? よくわからんな」

望月「もうわからなくていいぞー……ゲーム、一緒にやるか?」

提督「これの最後まで読んでから」

望月「やっぱわかれ」

570: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/20(木) 03:08:27.72 ID:oR/qD7Ex0
―執務室―

提督「機嫌がころころ変わって……やっぱりあの漫画のキャラっぽかったぞ」

提督「まあ、もっちーはダルダル系だからなんかちょっと違う感じはする。ゲームは上手いけど」

下2

571: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/20(木) 04:52:50.09 ID:uaM5PpdN0
鎮守府の空調が壊れた!
優待券があったので、プールで非番のフラット5とオーバーヒート気味の霞と遊ぶ

573: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/21(金) 01:52:30.22 ID:AcTtdJ7W0
―プール―

瑞鳳「プールです! 広いですね!」

提督「懸賞に送ったら当たったので適当な面子を連れてきたが……」

大鳳「? なんですか、こっちを見て」

提督「いや、なんか寂しいなって」

龍驤「それはうちに向かっていっとるんか? お?」

瑞鶴「誰に言っていたとしても爆撃ね」

葛城「艦載機はここですよ」

提督「ちょ、待てよ。もうちょっと人数を連れて来たかったってだけだ。他意はない」

龍驤「ギルティ」

提督「!?」

霞「何でも良いから早く入るわよ!! あー!」ドパーン

<トビコミハオヤメクダサイ

574: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/21(金) 01:52:57.55 ID:AcTtdJ7W0
瑞鳳「な、なんだか荒れてますね」

提督「まあ、風通しのほとんどない部屋でずっと書類と格闘してたから……」

大鳳「そ、それは大変ですね……提督は?」

提督「秘書官の仕事部屋よりも風通しはいいからな。それに、執務の時間が違う」

瑞鶴「霞ちゃんじゃないけどクズね」

葛城「部下の扱いが最悪すぎるわ」

提督「大丈夫って言って意地張ったの秘書官のほうなんだが……」

瑞鳳「ま、まあまあその辺りにして、そろそろ私たちも泳ごう?」

大鳳「そうね。もう準備体操も終わったから……」

提督「だな、よし、俺も秘書官みたいに……」

瑞鳳「提督がやったら本気で怒られますよ!」

575: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/21(金) 01:53:30.88 ID:AcTtdJ7W0
~~~~~~~~

霞「頭が冷えたわ」

提督「お、おう」

霞「早く私を解体して」

提督「それはさすがに行きすぎだろ」

瑞鶴「そ、そうよ。あんまり暑いと頭のねじが取れることくらいあるから!」

大鳳「ほら、提督はいつもあんな感じでしょう?」

霞「頭のねじが取れていた上にあんなんと比べられるのね……最悪だわ……」

提督「あんなん!?」

龍驤「当然の扱いやな」

瑞鳳「あ、ほら、かき氷もあるよ! 元気出して?」

霞「ありがとう……」

葛城「でも、帰ったらまたあのサウナ鎮守府に戻ると思ったら嫌よね……」

霞「……今日はここで仕事をするわ」

提督「まだ治ってないじゃないか」

龍驤「そもそもキミがやればいい話やないか」

提督「さーて、帰ったときのことは忘れて泳ぐか!」

576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/21(金) 01:54:04.51 ID:AcTtdJ7W0
―執務室―

提督「冷風機を五台くらい秘書官にあげることにした」

提督「あと、あのメンバーに気にしていることを突っ込みすぎるのはやめよう。命にかかわる」

下2

578: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/21(金) 02:45:55.52 ID:GJneg8750
時津風と色んな物や事を叩いてみよう

579: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/22(土) 02:24:08.75 ID:uuqMqaUz0
―陽炎型の部屋二号室―

提督「物を叩くというのには他の意味がある」

時津風「他の意味? というよりしれー、突然何?」

提督「普通に殴るだけではなく侮辱する意味合いもある」

時津風「それが?」

提督「だから早速叩くぞ!」

時津風「こっちの疑問には何も答えてくれないんだねー、こっちとしてはしれーのその態度を叩きたいかな」

提督「まず第一に青葉新聞だ」

時津風「あー、いろいろ困らされてるもんね」

提督「ああ。最近はそうでもないが、一時期はプライベートなんてないに等しかったからな」

時津風(今も一面じゃないだけでこまごまと書かれているんだけど、黙っていた方がいっか)

580: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/22(土) 02:24:40.21 ID:uuqMqaUz0
提督「第二に明石だな」

時津風「明石さんに何か問題ってあるの?」

提督「仕入れが趣味に走りすぎる点だな」

時津風「あー……確かにそうかも」

提督「それで世話になることもあるが、なんとなくあいつの収入になるのは気に入らん」

時津風「買わなきゃいいんじゃない?」

提督「面白いものや珍しいものがあると買っちゃうだろ、男なら!」

時津風「女だからわかんない」

提督「とにかく、好き勝手やっているのは気に食わない! 売店を自分の者にしているようだ!」

時津風(でもあれってちゃんと許可をとっているんじゃなかったっけ……)

581: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/22(土) 02:25:11.82 ID:uuqMqaUz0
提督「第三にこの鎮守府の雰囲気だだ」

時津風「へー、どこか嫌な要素でもあるの?」

提督「俺が突拍子もないことを言ってもおかしくないと思われている点だ!」

時津風「自分で突拍子もないって言っている時点でねー」

提督「いや、これは威厳の問題だ!」

時津風「あー、じゃあこっちからもいい?」

提督「お、なんだ?」

時津風「しれーが必要以上に自分に威厳があると思っている事」

提督「!?」

582: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/22(土) 02:40:22.61 ID:uuqMqaUz0
―執務室―

提督「俺ってもしかして威厳がない……?」

提督「いや、自分で言うのもなんだけど敬われているとは思うんだけど……」

下2

584: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/22(土) 03:46:03.42 ID:D3sgL5co0
漣、春日丸と川の中にある石を拾いに行く

585: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/23(日) 01:36:28.52 ID:QcKfvAOx0
―河川敷―

提督「ここからの夕日は最高なんだぞ」

漣「それ二度目ですよ、ご主人様」

大鷹「前みたいなことは勘弁してくださいね……?」

提督「前?」

大鷹「あの時……」

~数週間前~

提督「ここからの夕日は最高なんだぞ」

春日丸「あ、本当ですね……」

漣「川も綺麗ですなー」

提督「だからこそ鏡のように販社をしてキラキラしているように……お」

春日丸「どうかしましたか?」

提督「川の中に石がある」

漣「……ほほう」

586: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/23(日) 01:36:58.91 ID:QcKfvAOx0
提督「拾いに行ってくる」

春日丸「えっ、な、なぜですか?」

漣「ご主人様はきれいな意思を集めるのが趣味ですもんね」

提督「その通りだ」

春日丸「そうなんですか? でも、そんな話……」

提督「じゃあ、行ってくる」

漣「いってらー」

春日丸「気を付けてくださいね?」

提督「このくらい…………あっ、この川、深い! ガボッ!」

漣(早い)

提督「ゴボボボボ……! っぷあ! ブボボボ!」

漣(でも演技はすごい上手い)

春日丸「提督! も、もしかして!?」

提督「ゴボッ! ぷふぁっ! だずげっ! ながさブブブ!」

春日丸「すぐに助けに行きます!」

漣「でも春日丸さん、ご主人様でおぼれるくらいですから、春日丸さんが行っても!」ガシッ

春日丸「ですが提督が!」

漣(ご主人様は多分余裕ですよ)

587: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/23(日) 01:37:49.44 ID:QcKfvAOx0
提督「たすけ……! ふぶきっ! たすっ! ぶはっ! いなづま! むらくも! さざなみ!」

春日丸「助けを呼んでいます! だから離してください!」

漣(いやー、これで漣としては本気でおぼれていないって確信できるんですがー)

提督「たすけて! ブボボボボ! ひしょかん!」

漣(そこくらいは名前で呼んであげれば……いや、これはこれで面白いからいっか)

春日丸「もう我慢できません!」ダッ

漣「あっ」

春日丸「提督、今助けます!」ダッ

提督「まだ死に……おっと」ガシッ

春日丸「……? あれ、どうして私は提督に横抱きに……?」

提督「漣ー、もうちょっと抑えておけよ」

漣「すみませーん。でも、ご主人様も趣味悪いですよ」

提督「改装前にドッキリをしたくて」

春日丸「あの、提督? 溺れていたのでは……」

提督「うん? いや、海を遠泳するような人物が河川敷の川くらいでおぼれるわけないだろ?」

春日丸「……何か言うことは?」

提督「え、えーと……この川、深いから深い」

バシーン

~~~~~~~~

提督「いやー、同じようなことはしないって」

大鷹「絶対ですよ」

漣(実は次は足がつったバージョンもするつもりだったらしいですけどね)

588: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/23(日) 01:38:30.75 ID:QcKfvAOx0
―執務室―

提督「流石に泣くほど心配されたらもうやらない」

提督「実際におぼれている人を助けるときは何も準備なしに飛び込むのはやめた方がいいぞ。引き込まれる危険もあるしな」

下2

590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/23(日) 01:52:08.82 ID:H9jFZIj7O
間宮、鳳翔、龍鳳と市販されてる中で一番美味しいティッシュを探す

591: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 02:53:23.95 ID:c5ELRLEY0
―食堂―

提督「ティッシュの食べ比べをしてみようと思う」

間宮「……ティッシュですか?」

提督「そうだ」

鳳翔「聞き間違えではないのですね……」

龍鳳「ティッシュって食べられるんですか?」

間宮「食べ物ではないです」

提督「食べ物ではない。確かにそうだ。だが、だからこそあえて食べてみたいと思わないか」

鳳翔「いえ……」

間宮「食べ物ではないですし……」

龍鳳「私も遠慮したいです……」

592: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 02:53:56.81 ID:c5ELRLEY0
提督「むむ、料理人のくせに食材を差別するとは」

間宮「食材ではないですよね」

鳳翔「区別ですよね」

提督「その通りだ」

龍鳳「認めるんですね」

提督「ふん、お前らが食べないなら一人で食べるからな。モグモグ」

龍鳳「本当に食べました!」

間宮「だ、大丈夫ですか?」

提督「……ティッシュだこれ!」

鳳翔「エリエールのスタンダードですね。食べるものではないので当然だと思うのですが」

提督「しかし、この硬さは癖になるな。噛みごたえだけなら悪くないかもしれん」

龍鳳「悪くないんですか……」

593: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 02:54:24.38 ID:c5ELRLEY0
提督「さて、ここで一つ置いたところで、最もおいしいと有名な鼻セレブを試してみよう」

間宮「最もおいしい……ですか」

鳳翔「ティッシュがおいしいってあるんですか?」

提督「だから試してみるんだろう。モグモグ」

間宮「ためらいもなく口に入れるのはすごいと思いますが……」

提督「……本当に甘い!」

龍鳳「えっ!」

提督「まじまじ。ちょっと食べてみろよ」

鳳翔「そういわれましても……」

提督「いや本当、騙されたと思って」

龍鳳「……提督が言うのであれば、行きます!」

鳳翔「龍鳳さん?」

龍鳳「飲むこむわけではないですし、確かめてみます。ムグッ」

鳳翔「……龍鳳さんだけというわけにはいきませんしね。私もいただいてみますね」

間宮「仕方ないですね……では、いただきます」

提督「……どうだ?」

龍鳳「……本当に甘みがあります」

鳳翔「少し驚きですね」

提督「だろう!」

間宮「ですけど、ティッシュですね」

提督「まあな」

594: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 02:55:12.46 ID:c5ELRLEY0
―執務室―

提督「甘いといっても、食べるほどではないんだよなぁ」

提督「実際に飲み込むと消化されないらしいから、飲み込むのはやめた方がいいしその方がいいかもだが」

下2

596: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/24(月) 03:40:17.76 ID:O73mQtIc0
一日だけ秘書官を霞と呼んでみる

597: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 02:44:39.79 ID:3T/9Anvn0
霞「はい、今月の報告のまとめよ」

提督「おお、すまないな」

霞「ファイリングは任せるから、ちゃんとしておきなさいよ」

提督「覚えていたらな」

霞「一発ほしいみたいね」

提督「冗談だ」

霞「はあ……」

提督「そうだ霞、ちょっと相談があるんだが」

霞「……」

提督「霞?」

霞「……続けてちょうだい。相談って何かしら」

提督「相談といっても大したことではないのだが、売店の品ぞろえを変えようと思ってな」

霞「夏真っ盛りだものね。いいわ、こっちで調整しておく」

598: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 02:45:28.09 ID:3T/9Anvn0
提督「そうか。……そろそろ昼だな。霞、一緒に昼食はどうだ」

霞「構わないわ。こっちも一段落しているし」

提督「なら、向かうか」


―食堂―

提督「あそこで霞が邪魔しなければなぁ」

霞「変なメニューを追加しようとするからよ」

朝潮「あ、霞……と司令官。一緒に食事ですか?」

提督「見ての通りだな。朝潮もどうだ?」

朝潮「い、いいんですか?」

霞「本人がいいといっているのだし、遠慮しなくても大丈夫よ」

朝潮「では、失礼します」

提督「それで、さっき霞に邪魔された話をしていたんだが」

霞「それを話しても朝潮が味方になることはないわよ」

提督「む、そうか」

599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 02:46:45.06 ID:3T/9Anvn0
朝潮「……? あれ、なんだかいつもと違うような……」

提督「なら、霞の恥部になりそうな話を……」

霞「どう考えてもあんたのほうが恥部が多いんだからあきらめなさい」

朝潮「……! あっ、司令官、霞のことを名前で呼んでいます!」

提督「まさか朝潮が最初に気が付くとは!」

霞「いや、わかっていて流していたんだけれど」

提督「え、なんで?」

霞「それをネタに茶化してくる未来しか見えないからよ」

提督「バレてただと!?」

朝潮「あの、そういえば、どうして司令官は霞のことを名前で呼ばないんですか?」

提督「そりゃ……なんでだっけ」

霞「冗談で言い始めてから定着したんでしょ。別に深い意味はないんじゃない」

朝潮「そうなの……」

600: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/25(火) 02:47:48.79 ID:3T/9Anvn0
―執務室―

提督「反応がないのつまらん!」

提督「呼ばれなれない名前で顔を赤くするとか、そういう初々しい反応をするかと思っていたんだが……いや、今更想像できないわ」

下2

533: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/14(金) 03:08:44.00 ID:FrSdu48oO
肝試し以降怯えてしまった暁響の不安を払拭すべく、名探偵電と助手の提督コンビが怪異を解明する

603: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 03:31:29.13 ID:R94WNK2M0
電「暁ちゃんと響ちゃんが心配なのです」

提督「まあ、夜にトイレ行けなくておねしょされても困るからな」

電「実は……」

提督「……え? まじ? そりゃやべえな。さすがになんとかしてやるか」

電「とりあえず、前に起きた現象を解明するのです」

提督「前に起きた? あー、そういえば誰かが鎮守府のドアを叩いたんだっけ」

電「なのです」

提督「不思議といえば不思議だけど、トイレに行けなくなるほどじゃなくないか」

電「それと、ドアを叩く前に誰かが外にいたらしいのです」

提督「ふうん」

電「一応聞いておくのですけど、司令官さんの仕込みじゃないですよね?」

提督「窓ガラスを叩いたのは俺だ。あれは普通に機械を利用して叩くようにしただけで特に何もないぞ」

電「外にいた人物は知らない……ですか」

604: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 03:51:34.34 ID:R94WNK2M0
―母港―

電「あの位置の窓から見えたのはここなのです」

提督「だが、今更じゃないか?」

電「そうですね……もう時間も過ぎているのです」

提督「正直証拠のようなものはもうない。だから、できるのは推測に過ぎない」

電「なんだか、今回は変にやる気なのですね」

提督「いつまでもおねしょさせ続けるのもかわいそうだしな」

電「……その、したとは一言も言っていないのですけど」

提督「そうだっけ? まあ些細なことだ。時間の問題だろう」

電「……」

提督「否定しないのか」

605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 03:52:01.92 ID:R94WNK2M0
電「司令官さん、ではどうやって結論付けるのがいいと思いますか?」

提督「納得できそうな内容を話すしかないだろう」

電「納得できそうな……夜戦帰りの川内さんだったとかですか?」

提督「それだと裏口を使う理由がわからんな。あと、本人に聞けば一発でわかる」

電「では、迷い込んできた人がいて、道を尋ねるためにドアを叩いた、ですか?」

提督「入口の監視カメラには誰も映っていなかった。それも調べたらバレるな」

電「敵さんが来た、はさすがに無理がありますよね……」

提督「だろうな。それはそれである意味怖いが」

電「……司令官さんの仕込みが一番納得しそうな気がするのです」

提督「仕方がないか。それが一番よさそうだ」

電「司令官さんは何が原因だと思うのです?」

提督「個人的な見立てだと、響の気のせい。かつ裏口の立て付けが悪くて風で音が鳴っただけだと思うんだけどな」

電「そうなのですか?」

提督「裏口の立て付けが悪かったのはマジだしな。ま、さっきので納得しておけ」

電「わかったのです」

提督(でも、あの日風はほとんど吹いてなかったと思うんだが……ま、いいか)

606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 03:52:51.79 ID:R94WNK2M0
―執務室―

提督「でも、暁のあの様子だと納得はしても一人でトイレは行けそうにないだろうな」

提督「あんまり気にしてもしょうがないのにな。そもそも妖精さんとか謎がいっぱいあるのに幽霊とか……」

下2

608: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/26(水) 04:08:04.33 ID:ClzLf3vP0
綾波、敷波とさつま芋掘り

609: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 01:18:31.20 ID:Z2LIu2Ot0
提督「さつまいもを掘りに行くぞ」

綾波「さつまいも、といえば秋の食べ物ですよね」

敷波「まだ夏なんだけど。早いんじゃないの?」

提督「ところが、今年は気温も高かったんで早めに植えたさつまいもができているみたいなんだ」

敷波「そういえば、今年は暑かったっけ」

綾波「できているみたいというのは?」

提督「懇意にしている近くの農家だ。そんな話を聞いたから、手伝いに堀に行こうと思ってな」

綾波「お手伝いですか。そういうことであれば、私も手伝います」

敷波「いつものじゃないみたいだしね」

提督「……まあ、来てくれるならいいんだけど」

610: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 01:19:12.09 ID:Z2LIu2Ot0
―畑―

提督「というわけで、このあたり一帯の収穫を任せられた」

敷波「……広すぎじゃない」

綾波「三人で終わる広さとは思えないのですけど……」

提督「さつまいもなんてコツがつかめれば収穫も簡単だから平気だ。最悪終わらなくていいといってくれてるしな」

敷波(多分終わると思っていないんじゃないの)

綾波(でも、司令官が言うと終わりそうですね)

提督「さて、芋ほりのコツは優しく、手早くだ」

綾波「難しくないですか?」

提督「さつまいもの形に添って掘っていくだけなんだが。まあ、初めてだと少し手間取るかもしれないからな。お前たちはゆっくりやってくれ」

敷波「えっと、傷つけてしまった場合はどうするの?」

提督「気にしなくていいぞ。一部はそのまま譲ってもらうことになってるから、そうなってるのをもらえばいい」

敷波「そう。わかった」  

612: >>611 ミス 2017/07/27(木) 01:20:28.29 ID:Z2LIu2Ot0
綾波「お芋の形……手で掘るんですよね」

提督「ああ。スコップは芋を傷つける場合があるから、なるべく使用をしない方がいいな」

敷波「なかなか詳しいじゃん」

綾波「慣れているんですか?」

提督「昔はよく手伝いでやったものよ。さて、そろそろおしゃべりはここまでにして始めようか」

綾波「はい!」


~~~~~~~~

綾波「ふぅ、結構疲れるね」

敷波「確かに。思ったより深く掘らなきゃいけないこともあるし、本当にこの広さで終わる……の……」

綾波「敷波? ……!」


提督「芋ほり楽しいなぁ! さて、次!」


綾波「敷波、あのあたりも芋畑だったよね?」

敷波「本当、すごいね……」

613: >>611 ミス 2017/07/27(木) 01:20:54.38 ID:Z2LIu2Ot0
―執務室―

提督「いやぁ、手伝いの礼にトラック一台分貰ってしまった。もらいすぎたような気がしないでもない」

提督「綾波と敷波にも感謝しないとな。今度芋料理でも作ってやろう」

下2

615: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/27(木) 01:32:09.99 ID:uOE7MT1/0
外国艦とかき氷を食べる

618: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 02:50:09.48 ID:vaRQm4D00
サラトガ「夏に効くお手軽なアイスがあると聞きました」

提督「誰の入れ知恵だ?」

サラトガ「アイオワさんです」

提督「アイオワー! 多分扉の前にいるんだろう! 出てこないとおまえの分はないぞ!」

アイオワ「バレてはしょうがないわね」バターン

提督「なんでわざわざ遠回しなことをしたのかわからないが、お前が言っているのはかき氷のことだろう」

アイオワ「イグザクトリィ」

提督(最近アイオワもいろんな意味で日本かぶれてきたな……)

619: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 02:50:40.05 ID:vaRQm4D00
―提督私室―

提督「さーて、かき氷をするってことで誘ったら、思いのほか来たな」

アクィラ「かき氷、おいしいですよね!」

ウォースパイト「私も実は気になっていたものでして……来た時にはちょうど息が過ぎ去る時期でしたし」

ポーラ「お酒をかけてもおいしいと聞きました~」

ザラ「付き添いなんだけど……私も少し楽しみです」

リベッチオ「リベもかき氷好きだよ!」

提督「ドイツ艦ゼロとは珍しいな」

リベッチオ「ろーちゃんから、すでに食べ過ぎて寝込んでるって聞いたよ」

提督「ビスマルク、昨年も食べ過ぎで頭を通り越しておなかまで痛くなっていたというのに……」

リベッチオ「ビスマルクさんとは言ってなかったんだけど」

アイオワ「こっちもそんな愉快なことになればいいわね」

サラトガ「寝込むのが愉快なんですか!?」

620: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 02:51:27.21 ID:vaRQm4D00
提督「さて、かき氷は簡単だ。この氷をこの機械で削っていって、最後にシロップをかけるだけだ」

ウォースパイト「あら、思ったより簡単ね」

アクィラ「この誰にでもできるところはいいですよね~。よしよしアクィラの分ができました」

ウォースパイト「しかもこんなに早くできるのね。……アクィラさん? 頭を押さえてどうしました?」

アクィラ「きーんときました……でも食べる手が止まら……うっ」

ポーラ「最初はお酒で行きましょ~」

ザラ「最初にお酒のほうがおかしいから!」

提督「まあポーラは止めてもかき氷を食べながら酒を飲みそうだから関係ないと思うが」

リベッチオ「リベは何にしようかな~」

アイオワ「ハワイアンブルーとかいいんじゃない?」

リベッチオ「これて何味なんだろ?」

アイオワ「ハワイの味ね!」

サラトガ「違うと思いますけど……」

621: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 03:22:38.87 ID:vaRQm4D00
―執務室―

提督「なぜかブルーハワイのシロップが全部なくなった。気に入ったのか」

提督「ドイツ艦のみんなには後でいやがらせ半分にかき氷の倍プッシュをしてやろう。自作のうまく作れた奴だから多分再びお腹との戦いが始まる」

下2

623: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 05:28:20.89 ID:4fA12G8I0
龍驤を抱き締めて耳元で囁く様に可愛いと誉め続ける

624: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:51:56.34 ID:N9iHMZSL0
―龍驤の部屋―

提督「龍驤、今からお前を抱きしめて優しく囁いてやる」

龍驤「なんやて?」

提督「だから、抱きしめて囁いてやろうって」

龍驤「そういう意味で聞き返したんやないわ」

提督「つまりオーケーと」

龍驤「どうしてそうなるんやろなぁ……」

提督「拒否権はないということだな」

龍驤「なら聞くなや」

提督「……いや、本当に嫌なら逃げればいいだろ?」

龍驤「……」

625: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:52:24.31 ID:N9iHMZSL0
提督「まあいいや。もう逃がさんぞ!」ギュー

龍驤「あ、あほ! もうちょい優しくせい!」

提督「わがままな奴め……じゃあこれくらいだな」ギュッ

龍驤「いい感じや」

提督「じゃあ早速、龍驤」

龍驤「……」ドキドキ

提督「可愛いぞ」

龍驤「お、おぉー、なんや、来るとわかっとってもドキドキするもんやな」

提督「そうやって照れ隠しするところもかわいいじゃないか」

626: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:53:08.26 ID:N9iHMZSL0
龍驤「ん、も、もうええで?」

提督「一回で終わるかと思って予想外に終わらなくて動揺している龍驤可愛い」

龍驤「ちょ、は、離せぇ!」ジタバタ

提督「駄目、絶対離さない」

龍驤「う……今日のキミ、積極的やないか……」

提督「たまにはいいだろ? こうして可愛い龍驤の姿も見れたんだし」

龍驤「その可愛いいうのやめい!」

提督「だったら逃げればよかったのに。こうしているってことは、受け入れる覚悟はあったんだよな?」

龍驤「こう無茶苦茶やったこと、失念しとったわ……」

提督「今更だな。だが、そうやって抜けている龍驤も可愛いぞ」

龍驤「くっ……もうすきにせえや……」

627: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:54:00.61 ID:N9iHMZSL0
―執務室―

提督「大人しくなると小さい子みたいで可愛い……とかいうとぶっ飛ばされるので自重はした」

提督「可愛いということには手加減はしなかったがな!」

下2

629: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 04:40:19.82 ID:i9ZikR5LO
朧と漫才

630: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 01:12:51.01 ID:7HmoY6Vu0
提督「正直朧って第七駆逐隊の中で影薄いよな」

朧「ええ? どうしてそう思うんですか?」

提督「ほら、曙はツンデレで潮は内気で漣はアレな感じじゃん」

朧「アレな感じって言われる漣……伝わりますけど」

提督「そう考えると朧は何系かって思うんだ」

朧「あの三人に比べると確かに薄いかもしれませんが……」

提督「ほら、良くも悪くもお姉ちゃん的な。つまり前にあまり出て来ない」

朧「う、人が気にしていることをズバッとついてきますね……」

提督「だから、新たなキャラを付け加えていきたい」

朧「まるで今からが本題かの言い方をしますね」

提督「事実だからな」

朧「提督……」

631: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 01:13:23.10 ID:7HmoY6Vu0
提督「というわけでドン。ツッコミキャラの確立だ」

朧「なんとなくこんな感じのが来るんじゃないかと思ってました」

提督「以心伝心だな」

朧「その以心伝心は嬉しくないですからね?」

提督「……ふっ、駄目じゃないか。其処は激しく突っ込まないと!」

朧「もう始まっているんですか!?」

提督「当たり前だろう。日常の中で使えるつっこみを鍛えなければならないんだから」

朧「無茶苦茶ですよ……」

提督「じゃあほら、とりあえずつっこんでみろ」

朧「つっこみですか? ……な、なんでやねん」

提督「…………」

朧「何か言ってくださいよ!」

提督「どうしてもわからなければ、漫才をみてみるか」

朧「漫才ですか……」

提督「ああ、それを見て学習するんだ。なんなら、一度真似てみるか」

朧「なんだか腑に落ちない展開ですけど……やってみます」

632: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 01:14:07.30 ID:7HmoY6Vu0
~~~~~~~~

提督「いやー、俺結婚するんだよ」

朧「何ですか急に!?」

提督「でも、多分結婚しない」

朧「……どういうこと!? なんでさっき結婚するって言って、結婚しないって話になるんですか!」

提督「いや、俺は結婚したいんだよ」

朧「結婚したいんですか」

提督「いやー、実は彼女に百万借りててさ、そのお義父さんにそれを返すまで許さないって言われて」

朧「そりゃそうですよ……自分の娘に百万借りている男と結婚させたいなんて思いませんって」

提督「うん。だから朧、百万貸して」

朧「やっぱり急ですね!」


潮(た、大変なことを聞いてしまいました……!)タタッ

曙(け、結婚? クソ提督が? ……!)タタッ

漣(あれ、二人ともいっちった。このコントはここからが面白いのにな~)

633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 01:15:32.86 ID:7HmoY6Vu0
~~~~~~~~

提督「やっぱり、こう勢いが足りないな。朧には」

提督「もしかして曙を見ている方が勉強できるかもしれん」

下2

635: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/30(日) 01:41:11.63 ID:TNSPknxS0
九九艦爆にロータリーエンジン積む

636: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/31(月) 02:44:07.18 ID:mSMkXjnx0
―工廠―

提督「九九艦爆にロータリーはどうだ?」

夕張「また唐突なお話ですね。ロータリーエンジンといえば、初期型ではなくローターを使う方のエンジンですね?」

提督「うむ。そうすれば高出力に高い性能を期待できるんじゃないかと思ってな」

夕張「あー、まあ、確かに今よりは間違いなく高性能になりますね」

提督「つまり!?」

夕張「いえ、無理ですよ」

提督「なんだと!?」

夕張「驚きすぎですよ。そもそも、サイズを考えてくださいよ」

提督「……いまさらそんなこと言う? さんざんいろいろ改造しておいて」

夕張「うぐ……い、いえ、それは置いておいたとしても、単純に操縦の難易度が上がることも懸念されます!」

提督「言われてみれば、アクロバティックな操作には向いてないか」

夕張「それだけではないですけど……とにかく、いろいろな理由で無理です」

提督「むぅ……」

夕張(本当は興味ないから遠慮したいだけですけどね)

637: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/31(月) 02:44:34.54 ID:mSMkXjnx0
江草隊「あら~、あんまり私たちを舐めないでほしいですね~」

夕張「え、江草さん! もしかして、聞いてました?」

江草隊「機体の可能性をあげられるなら、大歓迎ですよ~。むしろ、腕が鳴りますね~」

提督「と、言っているが?」

夕張「うー、わかりましたよ! でも経費でちゃんと落としてくださいね」

提督「それくらいわかっている。さて、楽しみだな」

~~~~~~~~

夕張「できました」

提督「さっすが夕張! さーて、さっそく出撃してみるぞ!」

蒼龍「それじゃあ……江草隊、発艦!」

638: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/31(月) 02:45:00.91 ID:mSMkXjnx0
提督「おー、さすが豪語しただけあって安定しているじゃないか」

夕張「妖精さんにも手伝ってもらいましたから、予想以上に安定が図れてますね」

蒼龍「そもそも見た目をほとんど変えずにエンジンの改装ってどうやったんですか……」

提督「細かいことはいいんだよ!」

蒼龍「適当ですね……江草隊、どんな感じ?」

江草隊『なかなかいいですね~。これ一つで十機分は働けますよ~』

蒼龍「そんなに? やっぱりすごいのね……」

提督「こりゃ増産決定じゃないか?」

夕張「いえ、そうともいえないんですよ」

提督「なぜだ?」

夕張「かかった経費が……ゴニョゴニョ……」

提督「……うん、やめよう! ていうか無理だ!」

639: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/31(月) 02:45:27.72 ID:mSMkXjnx0
―執務室―

提督「まあ未来型エンジンとか言われるだけあるな。まだ実用には至らんな」

提督「でも、みててすごかったからまた今度見せてもらおう」

下2

641: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/31(月) 04:53:40.29 ID:A7+uOiGP0
伊勢日向とラジコン飛行機レースとかどうでしょう

642: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:23:11.28 ID:8NZLtrr+0
―母港―

提督「来たな。ラジコンはきちんと作ってきたか?」

日向「完璧だ。今回は自作できるからな。私の瑞雲が最強だということを知らしめることができる」

伊勢「一応作ってきましたけど……あの、もしかして二人とも自作?」

提督「そりゃそうだろ。セット商品じゃ好きな機体は作れないし、レースには勝てない」

日向「もしかして伊勢はそれで勝てると思っているのか?」

伊勢「正直思ってなかったけど……本当に無理そうですね」

提督「だが、これ以上は時間は与えないぞ」

日向「そうだな。私の瑞雲も早く空に飛び立ちたくてうずうずしているみたいだ」

伊勢「いつも以上についていけない展開になりそう……」

643: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:23:38.04 ID:8NZLtrr+0
~~~~~~~~

提督「さて始まったな」

日向「なるほど、あの速度を制御するとは、提督もなかなかじゃないか」

提督「日向だってな。瑞雲でその速度。そして運動性能。勝ちに来ているじゃないか」

日向「当然だ」

伊勢「いえ、あの、一つ聞いてもいいですか?」

提督「なんだ?」

伊勢「エンジンの音からして違うのですけど……」

提督「そりゃジェットだしな」

伊勢「ジェット!?」

日向「当然だろう?」

伊勢「当然なの!?」

644: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:24:05.63 ID:8NZLtrr+0
提督「とにかく、これならば伊勢は敵ではないな!」

日向「事実上一対一だな」

提督「ふっふっふ、だが、俺はまだまだ本気ではないぞ」

日向「それはこちらの瑞雲も同じこと」

提督「いいだろう、ならば、ついてこれるかな!」

日向「それはこちらのセリフだ」

伊勢「……」

伊勢(あれ、二人ともルートから外れて行ってるけど……)

提督「くくく、なかなかやるではないか! だが、この動きはどうだ!」

日向「宙返りか。だが、その程度!」

伊勢(二人で盛り上がっちゃってる。……私はコース通りに進んでおこう)

645: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:24:59.38 ID:8NZLtrr+0
―執務室―

提督「ふっ、試合にも負けたし勝負にも負けた」

提督「いや、あれ瑞雲じゃないだろ。完全に見た目だけだったぞ」

下2

647: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 05:19:06.03 ID:Gdk78N5K0
天龍田+特Ⅲ型駆逐艦と川で泳いだりBBQしたり

649: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 23:52:58.37 ID:8NZLtrr+0
―河原―

雷「本当に川があるわ」

響「山の中だから人もいないね」

暁「なかなかいい場所じゃない!」

提督「上流だからこその自然のままのきれいな水。まさに遊ぶのにうってつけの場所だ」

天龍「なんで俺まで」

提督「引率的な?」

天龍「はん、ガキの御守りなんて」

提督「この後バーベキューだぞ」

天龍「しゃあねえな。川の遊び方を教えてやっか」

提督「もはや株様式だな」

龍田「いつもの天龍ちゃんね~」

650: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 23:53:23.86 ID:8NZLtrr+0
天龍「川に入る前にきちんと準備運動をするんだぞ」

暁「遊ぶだけよ?」

天龍「川を舐めちゃいけねえ。海だってそうだが、急に深くなったり、危険な足元だってたくさんある」

提督「足をつかまれて引きずり込まれるかもしれないしな」

暁「ひっ!」

電「やめるのです」スッ

提督「いたたた! カニのはさみ痛い!」

天龍「とにかく、咄嗟の回避のためにも準備運動は必須だ。わかったな」

暁「はーい」

龍田「天龍ちゃんがちゃんと見てくれているみたいだから、こっちはバーベキューの準備をしておきますね~」

提督「じゃあ俺は寝ていようかな」

龍田「……」スッ

提督「無言でカニを出さないでくれ。というか、この辺はそんなにカニが取れるのか」

651: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 23:54:04.77 ID:8NZLtrr+0
~~~~~~~~

暁「やっぱり天龍さんは速いわ」

雷「形も綺麗だったわね」

天龍「このくらいは軽いぜ」

龍田「そろそろ準備できるわよ~」

天龍「お、ちょうど休憩しようと思ってたところだったんだ」

雷「私もお手伝いするわ」

提督「座っとけ座っとけ。肉を育てるのは男の仕事だ」

響「司令官、いつにもまして真剣だね」

提督「ふっふっふ、バーベキュー将軍と呼ばれた俺の実力を見せるときが来たみたいだからな。どれ、そろそろ」

電「お疲れさまなのです。この当たりのお肉はもう焼けているのでどうぞです」

天龍「お、さんきゅー」

提督「俺が育てていた肉が!?」

雷「元気出して司令官! 私がちゃんと育ててあげるから!」

提督「あ、うん。いや、ありがたいけど男の仕事だって……まあいいや」

652: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 23:54:57.84 ID:8NZLtrr+0
―執務室―

提督「天龍のやつめ肉ばかりとって……というか、龍田が俺の皿に野菜ばかり乗っけてくるのも……」

提督「まあ楽しかったからいいんだけど。いいんだけどな!」

下2

654: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 23:58:55.34 ID:YX1R85TS0
白雪、磯波とトランプタワーをつくる

656: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 02:17:39.48 ID:unx2yXoM0
―談話室―

白雪「ゆっくり……ゆっくり……」

バササ

磯波「……あ、あぁ、また崩れた……」

白雪「なかなか難しいのね……」

提督「何やっているんだ?」

磯波「提督、その、トランプタワーです」

白雪「ここに綺麗に作ってあったんですが、崩してしまって……」

提督「へー、何段のだ?」

白雪「えっと、五十七枚だから……六段です」

提督「そりゃけっこうなもので……」

657: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 02:18:06.78 ID:unx2yXoM0
磯波「でも、私たちでは三段も組み立てられなくて……」

提督「まあ、トランプタワーは意外と難しいからな。六段で安定となると綺麗に組み立てなければならないしな」

白雪「うぅ、どうしましょう……」

提督「おいおい、俺が来たんだ。六段くらい楽勝に組み立ててやろう」

磯波「そんな、迷惑かけられませんよ!」

白雪「そ、そうです。崩したのは私たちなんですから」

提督「気にしなくてもいいんだがな。うーん、それならアドバイスだけにしよう」

磯波「アドバイスだなんて……」

提督「気にするな。テレビを見るついでだし、目的の番組以外は暇だしな」

白雪「えっと……では、お願いします!」

658: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 02:18:41.68 ID:unx2yXoM0
提督「まずは土台だ。これが駄目だと六段は厳しい」

白雪「机の上で作ってましたけど……」

提督「少し湿らせておくと摩擦ができていい感じになる」

磯波「組み立て方のコツはありますか?」

提督「トランプの足と頭の位置はそろえる。あと角度もなるべく同じように。高くなってくると前後のずれも大きくなるからそこにも気を付けるかな」

磯波「なるほど……さすが提督ですね」

提督「別にさすがと言われるほどのアドバイスではないんだが」

白雪「でも、これで一歩前進できそうです」

磯波「ではさっそく…………次は、二段目……」

白雪「き、気を付けて」

バサァ

磯波「……! や、やっぱり難しい……」

提督(そもそも緊張かなんかで腕がプルプルしているしな。まずは平常心を鍛えるところからかもしれん)

659: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 02:19:08.67 ID:unx2yXoM0
―執務室―

提督「三十回くらい失敗したのでさすがに手伝ってあげた」

提督「二人は不器用じゃないんだが、プレッシャーに弱いな。そう考えると、意外とトランプタワーは訓練になるか?」

下2

661: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/03(木) 05:30:36.28 ID:SA4AOJvM0
第六駆逐と花火を楽しむ

662: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 03:52:55.04 ID:ikMej0Jm0
―母港―

提督「花火だ花火だ!」

暁「まず打ち上げからよね!」

響「いや、まずは手持ちの吹き出しからやるべきじゃないかな」

雷「火と水の準備はできたわ!」

電「花火を種類ごとに並べておいたのです」

提督「……みんなノリいいな!」

暁「べ、別に! 楽しみにしているわけじゃないんだから!」

雷「え? 数が少ないからって、追加で買ってきたのは暁じゃなかった?」

暁「な、なんで知ってるのよ!」

響「……」フイッ

暁「響ぃ!」

提督「テンション上がってるなぁ。電は?」

電「なんです?」シャバー

提督「もうやってる!」

663: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 03:53:22.74 ID:ikMej0Jm0
響「さてと、何からしようかな」

提督「電と同じのでいいんじゃないか?」

響「同じ色の花火じゃないほうがいいよね?」

提督「言われてみればそうか。じゃあ、俺はすすきかな」

雷「スパークにするわ」

提督「名前の通りだな」

雷「そうなの? ……あっ、ほ、本当」

響「私はそういうのがないから……手筒、かな」

暁「……」

提督「暁は絵付きのやつだろ」

暁「しょ、しょうがないわね。それしかないからね!」

提督(うれしそうにしてる……)

664: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 03:53:51.94 ID:ikMej0Jm0
~~~~~~~~

提督「それじゃ、打ち上げるぞ!」

電「十個同時とは、ずいぶん豪快なのです」

響「暁が買いすぎたからね」

暁「わ、私ひとりじゃなかったじゃない!」

雷「打ち上げ花火は司令官もいっぱい用意していたのよね」

提督「着火!」

ヒュー パン パン

暁「? これだけかしら?」

提督「いや、安全性のために最初は弱めのものも多いからな。そろそろ本格的に来るぞ」

暁「……! なな、なんかすごいんだけど!」

響「華やかには華やかなんだけど……」

雷「むしろ、いろいろ混ざって大変なことになってないかしら?」

電「綺麗というか、混沌としているのです」

提督「ははは、まあこういうのもいいじゃないか。まだまだあるわけだからな」

暁「次は暁が準備するわ!」

響「いいね。私もするよ」

雷「じゃあ、私がつける番かしら」

電「電も手伝うのです!」

提督(こうしてみると、本当に子供がはしゃいでいるみたいだな)

665: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 03:54:28.89 ID:ikMej0Jm0
―執務室―

提督「……セットを買いすぎて最後には大量の線香花火が……」

提督「好きとはいえいくらなんでも余り過ぎたな。九個同時に持つ日が来るとは思わなかった」

下2

667: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 04:20:08.50 ID:cVUClL+9O
鈴谷熊野と一緒にショッピング

668: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/05(土) 03:31:45.88 ID:ZjP3Whyy0
―デパート―

提督「今日は何を買いに来たんだ?」

鈴谷「ウィンドウショッピングだけど」

提督「帰る」

熊野「提督らしくありませんわよ」

鈴谷「こういうの提督も好きじゃなかった?」

提督「お前らのウィンドウショッピングってなんかやりずらいんだよ」

鈴谷「そう?」

熊野「さて?」

提督「……わかった。付き合おう」

669: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/05(土) 03:32:17.45 ID:ZjP3Whyy0
~~~~~~~~

熊野「こっちの服もなかなかですわね」

鈴谷「ねー。あ、こっちとかもいいんじゃない?」

熊野「あら、可愛いですわ」

鈴谷「こっちのほうも!」

提督「……」

鈴谷「どうかした?}

提督「商品を眺めるのは良い。服を見るのだって好きだ。だかお前たち二人で服を見るとギャルトークをする!」

熊野「狭量ですわね」

提督「いやいや、荷物持ちでもなく放置されているんだからしょうがないだろう」

鈴谷「じゃあ試着までしたら提督も喜ぶってコト?」

提督「……だな!」

熊野「この場合は現金というべきなのですかね」

670: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/05(土) 03:33:19.16 ID:ZjP3Whyy0
提督「さあて、何を着る!」

鈴谷「うーん、提督はどんなのが好き?」

提督「俺? どんなのでも鈴谷なら似合うと思うが、強いて言うならばさっき鈴谷が手にしていた服かな」

鈴谷「へー、提督はこういう服が好きなんだ」

提督「強いて言うなら、だ」

鈴谷「じゃ、着てくるね!」

提督「はいはい」

熊野「……わ、わたくしも選んでくださいません?」

提督「熊野も? それはいいんだが、熊野の場合自分で選んだほうがセンスいいんじゃないか?」

熊野「暇だからいやだといったのは提督のほうですわよ」

提督「そうだが……んじゃ、熊野はその手に持っているのがいいと思うぞ」

熊野「適当ですわね」

提督「お前のセンスのほうがいいって言っただろ!」

671: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/05(土) 03:33:46.30 ID:ZjP3Whyy0
―執務室―

提督「長くなったりするのはいいんだけど、蚊帳の外になるのはちょっとな」

提督「あの二人は普通にセンスもいいから口出しできないのももどかしい」

下2

673: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/05(土) 03:57:13.70 ID:a0wXKZ7jo
零戦のプロペラを4翅にして速度など検証

674: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/06(日) 03:09:39.41 ID:a2NHtILt0
―工廠―

夕張「プロペラを増やしてみる、ですか?」

提督「うむ」

夕張「……意味あるんでしょうか」

提督「わからんからつけてみるのだ!」

夕張「まあいいですけど。それくらいならそんなにかかりませんし」

提督「できればかっこいいので頼むぞ!」

夕張「無理です」

提督「ええ」

675: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/06(日) 03:11:07.86 ID:a2NHtILt0
―母港―

夕張「できましたよ提督!」

提督「おお! ……なんかダサくない?」

夕張「まあプロペラ増やしただけですからね」

提督「うーむ、まあそんなもんか」

夕張「じゃあ早速飛ばしてみますか?」

提督「おう! じゃあ赤城頼んだぞ」

赤城「はい。それでは発艦いたします」

提督「さて、どんなゼロ戦が出来上がっているのか……」

676: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/06(日) 03:12:19.31 ID:a2NHtILt0
~~~~~~~~

提督「変わらんな」

夕張「そうですねー」

提督「プロペラ増やしても速度アップとかするわけじゃないんだな」

夕張「エンジンの換装したわけでもないですし、速度事態に変化はないですよ」

提督「でも、なんか安定しているように見えるな」

夕張「馬力を吸収する効果がありますしね。扱いは上昇したのではないですか」

提督「……あんまり意味なくない?」

夕張「まあ、そうかもしれませんね」

提督「……あ、じゃあジェットエンジン乗っけてみるか」

夕張「どれだけ改造したいんですか!?」

677: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/06(日) 03:23:13.47 ID:a2NHtILt0
―執務室―

提督「機体の改造はなかなか面白いんだが、効果がいまいちなんだよな」

提督「まそう簡単にできたら妖精さんの出る幕はないか」

下2

680: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/06(日) 04:05:39.04 ID:kDBhwFoU0
白露型とスイカ割り

681: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/07(月) 02:35:27.53 ID:DCqbILLa0
―母港―

提督「やっぱり夏といえばスイカ! スイカといえばスイカ割り!」

白露「海じゃないけどね!」

提督「それは言わない約束だ!」

時雨「近くに海があるという意味では間違ってはないんだけどね」

村雨「でも、なんとなく風情がないわよね」

夕立「スイカがもったいないっぽい」

提督「一応割っても食べられるようにシートは敷くぞ。それに、そもそもあんまり甘くないやつだし」

夕立「そうなの?」

提督「おう。数は用意してあるから一つ切ってみるといい」

海風「では、海風がやりますね」

~~~~~~~~

江風「確かにあんまりおいしくないな……」

涼風「これがスイカ割用のスイカってやつか」

682: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/07(月) 02:36:07.83 ID:DCqbILLa0
提督「納得したのなら早速やるか。やりたいやつは……」

五月雨「あ、私やってみたいです!」

提督「面白そうだからいいぞ」

五月雨「ありがとうございます!」

時雨(多分司令官の面白そうはドジに対していっているんだろうね……)

春雨「では、目隠しして回しますね」

五月雨「どんどんやってください!」

提督「別方向に歩くな。間違いない」

涼風「こけて失敗するかもよ?」

白露「棒がすっぽ抜けるハプニングとか!」

村雨「とりあえず、当たる気がしないということは伝わったわ」

五月雨「むー、見ていてください! 当てちゃいますから!」

海風「いきなり違う方向に歩いているけれど……」

五月雨「えっ?」

683: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/07(月) 02:37:02.17 ID:DCqbILLa0
~~~~~~~~

夕立「シャクシャク……それなりっぽい」

提督「まさかこけて棒がすっぽ抜けて飛んで行った棒がきれいにヒットするとはな」

春雨「ちょっとびっくりしちゃいました」

時雨「ああいうこともあるんだね」

提督「んで次は、さっきから会話には入れていない山風な」

山風「え……か、構わないでください……」

白露「そういうわずにね! ほら、目隠し目隠し」

江風「そして回転!」

山風「あああ~……」

提督「じゃあはじめ」

白露「……あっ、そのまままっすぐ!」

夕立「右っぽい!」

涼風「左だってば!」

山風「え? え? ……うぅ、も、もう適当に……!」テクテク シュッ

パカッ

提督「すげぇ!」

村雨「まるで場所が分かっているかのよう……」

時雨「勘とはいえ、称賛できる動きだったね」

山風「て、適当だったし……」

春雨「綺麗に割れた分はみなさんに配りますね」

夕立「次、次は夕立がするっぽい!」

提督「よーし待ってろ。すぐに用意をするからな」

684: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/07(月) 02:37:55.55 ID:DCqbILLa0
―執務室―

提督「思いのほか盛り上がった」

提督「スイカ自体の味が微妙だったのが悔やまれる」

下2

686: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/07(月) 03:36:05.24 ID:9A/Y/TVx0
鳳翔と一緒に芋料理を作ってパーティを開く

687: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 02:21:25.78 ID:d3n+pVjQ0
―鳳翔の店―

鳳翔「お手伝いですか?」

提督「サツマイモが余りすぎてな。芋パーティにしようかと思って」

鳳翔「そういえば、前に結構な量をもらいましたね。もしかして、あれ以上ですか?」

提督「うむ」

鳳翔「それは大変ですね……わかりました。微力ながらお手伝いします」

提督「鳳翔がいれば百人力だ。しかし、実は料理すら決めていないありさまでな」

鳳翔「さつまいもですよね。色々なものに使えますし、確かに悩みますね」

提督「大学芋やコロッケ、天ぷらあたりは王道だな」

鳳翔「お味噌汁やサラダ、煮物にも使えますね」

提督「そう考えるとさつまいもって万能だな」

688: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 02:22:18.40 ID:d3n+pVjQ0
鳳翔「パーティという形にするのであれば、それぞれいろいろなものを作ってもいいと思います」

提督「うーん、そうするか。作りながら考えてもいいわけだしな」

鳳翔「では、こちらは準備をしておきますね」

提督「おう。さて、さつまいもを運んでくるか」

鳳翔「そういえば、量を聞いていませんでしたね。どれくらいあるんですか?」

提督「ダンボール十個分」

鳳翔「……はい?」


~~~~~~~~

提督「机いっぱいに広がる芋料理の数々。さすがだな」

鳳翔「でも、まだあるんですよね」

提督「まあな」

689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 02:23:19.02 ID:d3n+pVjQ0
鳳翔「……始まるとしばらく時間が取れないでしょうし、先にいただいておきましょうか」

提督「だな。しかし、これだけ色々あると目移りするな」

鳳翔「さつまいもが主役になるようなものばかりですけどね」

提督「できたものは全然違うだろう。よし、ならば鳳翔の十八番ともいえる煮物だ!」

鳳翔「お味はいかがですか?」

提督「……鳳翔って、和食に関してはプロを超えている気さえする」

鳳翔「あ、ありがとうございます」

提督「やばい。手が止まらん。モグモグ……本当においしい!」

鳳翔「なくなっても次を作るので大丈夫ですよ」

提督「なら全部食べてやる! うめーーー!」

690: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 02:24:13.92 ID:d3n+pVjQ0
―執務室―

提督「やっぱ鳳翔を誘って間違いはなかった」

提督「というか、目に見えて俺の作った料理より鳳翔の作ったやつのほうが減っていた。さすがに素直に敬意を覚える」

下2

692: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 02:46:49.98 ID:c82D3gDg0
利根筑摩と花火遊び

693: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 03:23:08.28 ID:2ndhB9jW0
―母港―

利根「花火じゃ!」

提督「俺はこの前やったんだがな」

筑摩「すみません。それを聞いて姉さんがどうしてもしたいといったもので」

提督「なるほど。だが俺を呼ぶ必要はなかったんじゃないか」

筑摩「姉さん直々の指名ですよ」

提督「……えっ、今のが理由!?」

筑摩「これ以上ないほどわかりやすいと思いますが」

提督「俺にはわからないことだらけだ……」

利根「二人とも、そこで話してないで準備をするのじゃ!」

筑摩「はい。姉さん、火の扱いには気を付けてくださいね」

利根「心得ておる」

694: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 03:23:34.60 ID:2ndhB9jW0
提督「……まあ、いいか。ちゃんとバケツも用意しろよ」

利根「うむ!」

筑摩「火をつけるのは提督がやってくださいね」

提督「まあ利根に任せるのは不安だしな……」

利根「む、それぐらいできるぞ!」

筑摩「では姉さん、花火をどうぞ」

利根「む?」

提督「ほいチャッカマン。あ、あっちの方に向けてな」

利根「うむ。……おお、綺麗だぞ筑摩!」

提督「チョロイな」

筑摩「可愛いですね」

695: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 03:24:15.49 ID:2ndhB9jW0
~~~~~~~~

提督「これで全部か。なんか少なく感じるな」

利根「満足じゃ!」

筑摩「姉さんが満足と言っているのでちょうどよかったですね」

提督「本当に利根第一なんだな。というか、筑摩はずっと線香花火をしていたがよかったのか?」

筑摩「ええ。私、線香花火も好きですから」

提督「なるほど。利根、線香花火は好きか」

利根「嫌いではないぞ」

提督「納得」

筑摩「さて、片付けましょうか。姉さんは先に戻っていてもいいですよ」

利根「筑摩だけには任せないのじゃ。手伝うぞ」

筑摩「では姉さんはこちらのごみをお願いします。提督はバケツを持ってくださいね」

提督(明らかに労力に差があるんだよなぁ。別にいいんだが)

696: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 03:26:17.23 ID:2ndhB9jW0
―執務室―

提督「なんやかんや楽しめたのなら一番だな」

提督「しかし、俺を呼んだ理由は結局何だったんだ。保護者枠か?」

下2

698: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 05:54:22.06 ID:3dV5fNU60
緊急任務、迷子になってしまった暁ちゃんを探せ!

699: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/10(木) 01:37:03.53 ID:KQ3+p1zPo
―デパート―

雷「あそこで急に話が変わったの、すごかったわ」

響「映画もなかなか良いものだね」

提督「さて、次はどこに行こうか」

電「……?」

提督「どうした電。忘れものか?」

電「いえ、暁ちゃんが見えないのです」

提督「うん? ……あれ、本当だ」

雷「迷子ってこと? 暁はおっちょこちょいね」

響「でもどうしようか。ここも結構広いから、当てずっぽうに動いて探せるかどうか……」

提督「暁の事だから、自分が迷子だと認めずに動き回りそうだしな」

電「想像できるのです」

~そのころ~

暁「あれ? 司令官たちが居ない……」

暁「……」

暁「まったく、皆して迷子なんてしょうがないわね! 可哀想だから暁が探してあげるわ!」

700: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/10(木) 01:37:29.81 ID:KQ3+p1zPo
~~~~~~~~

提督「今まさに暁が余計な事をした気がする」

響「何となく伝わってきたよ」

雷「でも、どうするの? 何処ではぐれたのか分からないけれど」

提督「シアターからここまでで結構歩いたからな。エレベーターで降りる階層を間違えたとかだとなおさら予想がつかんし」

電「念の為映画館まで戻ってみるのはどうです? もしかしたら、万が一、天文学的な確率でいるかもしれないのです」

雷「言いたいことは分かるけど、なかなか言うわね……」

提督「多分無駄になるけど電頼んだ。待ち合わせは……そこのフードコートにしよう」

響「時間的に席が埋まりそうだけど」

雷「それなら私が待っているわ。もしかしたらここを通るかもしれないし」

提督「じゃあ、響と俺は合流できるようにそれぞれの階を周ろう。相手は移動しているだろうから、あまり意味はないかもしれないけど」

響「わかった」

提督「それじゃあ、暁捜索作戦開始だ!」

701: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/10(木) 01:37:58.44 ID:KQ3+p1zPo
~~~~~~~~

暁「……」

提督「まさか普通に迷子センターに呼ばれるとはなぁ」

響「多分連れて行った人は子どもの扱いになれていたんだろうね」

暁「こ、子供じゃないし!」

提督「暁なんか典型的な背伸びしようとする子供だからなー。もしかしたら幼稚園の先生だったり」

暁「暁はそこまでお子様じゃないから!」

響「センターの人によると上機嫌の状態で連れて来たらしいよ」

提督「そりゃやっぱり扱いになれているんだろうな。それでも上機嫌で迷子センターは凄いが」

暁「うぐ……あ、あれは……」

響「連れてきた人に話を聞きたいところだね」

提督「むしろお礼がしたいぞ。暁捜索で一日が終わるかと思ってたし」

暁「……ぐすっ。別に、迷子になったわけじゃ……」

提督「!? そ、そうだな! 暁は迷子じゃないぞ!」

響「皆迷子だったからね! 気にすることはないよ!」

702: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/10(木) 01:38:26.89 ID:KQ3+p1zPo
―執務室―

提督「迷子センターに暁は吹き出しそうな程あっていた」

提督「しかし、あれに呼ばれるのって案外恥ずかしいな……暁も子供にしては少し大きいしな」

↓2

704: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/10(木) 01:45:53.26 ID:iYdwX8aCO
腹を下した提督・球磨による一つしかないトイレ前での攻防

705: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 02:32:39.04 ID:1FljOzc90
―廊下―

提督「まさかどこも修理中とは……! ここになければ間違いなく俺の腹は……決壊……!」

ガチャ

提督「よし、空いている……!」

球磨「待つクマ」グッ

提督「何奴!」

球磨「悪いけど、ここは球磨の縄張りだクマ」

提督「トイレが縄張りぃ? つまらん冗談だな」

球磨「今から三十分だけの縄張りだクマ」

提督「三十分? ……まさか」

球磨「察しがいいクマね。球磨もやばいクマ」

706: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 02:33:04.59 ID:1FljOzc90
提督「……なるほど、だが俺の尊厳がかかっているんだ」

球磨「提督の尊厳なんか元から木っ端微塵クマ。気にしなくても大丈夫だクマ」

提督「いうではないか。……あっ、あっちにUFOが!」

球磨「クマ!?」

提督「馬鹿め!」バッ

球磨「なんちゃってクマ!」ズザッ

提督「足払いだと……!!?」

提督(馬鹿なこの状態で尻餅をつこうものなら決壊は確実それならばこの場面をどう切り抜けるいや自分の身体能力を信じろ為せば成る信ずるものは救われる)

提督「どえええええい!!」クルッ

球磨「バック宙! さすが提督……しかし、その隙は致命的クマ!」

707: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 02:33:35.02 ID:1FljOzc90
提督「閉めさせるかぁ!」ガシッ

球磨「ちっ、その手を放すクマ! 扉を閉めれば球磨の勝ちクマ!」グググ

提督「何が勝ちだ! 絶対に離さんぞ!」グググ

球磨「今ならほかのトイレに行けばいいクマ! ここに固執する必要は皆無クマ!」

提督「他を探しにいく余裕がないからに決まっているだろう! 球磨こそ他へいけ……!」

球磨「パワハラとセクハラクマ!」

提督「この状況においてそんなものはしらん!」

球磨「くっ……あっ、後ろに秘書官が!」

提督「馬鹿め、そんなことを言って俺に気取らせようなど――」

霞「なにしてんの」

提督「!?」

球磨「今クマ」バタン

提督「あ……あああああああああああああああ!!」バッ

パリーン

霞「なんでいきなり窓へ!?」

708: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 02:35:02.23 ID:1FljOzc90
―執務室―

提督「……ほらあれだ、自然に戻った気がするよな。こう、野外って」

提督「……ちょっと今日は休もう」

下2

710: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/11(金) 02:38:11.57 ID:PCb/crTXO
あきつ丸・まるゆとともに一等輸送艦の艦娘化を想像する

711: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 03:18:52.59 ID:HkgVYvfG0
提督「特々の艦娘?」

あきつ丸「はいであります」

提督「特々っていうと高速輸送のために作られた輸送艦だっけか。あれの艦娘なぁ」

まるゆ「体調はどんな子だと思いますか?」

提督「まあ、援護系だから優しい子だというのは間違いないな」

あきつ丸「どちらかというと願望に聞こえるのであります」

まるゆ「まるゆもそう聞こえました」

提督「いやいや! 優しい子が来てほしいって思いがあってもいいだろ!」

まるゆ「そ、そうですね」

712: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 03:19:24.52 ID:HkgVYvfG0
提督「そういうのを抜きにして、だ。おそらく艦娘になるとしたら九号だな」

あきつ丸「武勲艦でありますか」

提督「そうだな。いろいろな戦場を転々として終戦まで生き残ったという点を考えると外せないだろう」

まるゆ「そんなすごい子もいるんですね……」

あきつ丸「ならば、意外と厳しい子が来てもおかしくないのであります」

提督「う……まあそういわれればそうかもしれないがな。武勲艦といえばけっこうアレなやつも多いし」

まるゆ「? 誰のことですか?」

あきつ丸「なんとなくわかるのですが、本人には絶対に言わないほうがいいのであります」

提督「俺だって自分の命は惜しい。いうわけがないだろう」

713: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 03:19:50.60 ID:HkgVYvfG0
まるゆ「でも、もしかすると間宮さんみたいな役割かもしれないんですね」

提督「輸送という観点から出番が取られるのは店やってる明石だな」

あきつ丸「そういえば工作艦なのにどうして売店をやっているでありますか?」

提督「……流れ的に?」

あきつ丸「適当でありますね」

提督「とにかく、もし店主にとってかわるなら、その速度と力強さを踏まえて押し売り待ったなしだな」

まるゆ「押し売りですか……」

あきつ丸「可能性が低いとはいえ、さすがに言い過ぎではありませんか?」

提督「いないからこそ自由に言えるのだよ。ははは」

まるゆ「……? あれ、隊長の襟のところに何かついてますよ」

提督「ん? ……盗聴器だ! 青葉ぁ!」ダッ

まるゆ「あ、隊長行っちゃった」

あきつ丸「そそっかしいのであります」

714: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 03:20:46.51 ID:HkgVYvfG0
~~~~~~~~

提督「どうせ端っこに小さくだろうが、盗聴された内容を書かれるのが気に食わん」

提督「というか、絶対碌な書き方してない。間違いない」

下2

716: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/12(土) 05:16:37.52 ID:zOtzlkb40
せがまれたので朝潮型とプールへ

717: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 03:05:20.96 ID:IY2LNpiL0
―プール―

提督「はいきましたプール」

大潮「早速泳ぎましょう!」

霰「ん……」

朝潮「こら、ちゃんと準備体操をしてからよ」

大潮「えー」

提督「……」

荒潮「今日は大変だったわね~」

提督「まあ、周囲をぐるぐる周られながらプールとんちゃを言われまくったからな」

満潮「私は別にいなくてもいいって言ったんだから」

荒潮「でも連れていくこと自体に反対はしなかったわよね?」

満潮「反対するのが面倒だっただけだから!」

718: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 03:09:01.61 ID:IY2LNpiL0
大潮「準備運動終わった! 大潮、抜錨しまーす!」

霰「霰、抜錨……」

バシャーン

朝潮「抜錨じゃないし、飛び込まないように!」

朝雲「そういえば、珍しいわよね。こういうのに真っ先に飛び込むのが司令だと思っていたのに」

提督「もう反論はしないぞ」

山雲「いくら司令さんでも~、マナーが悪いことはしないと思うの~」

提督「いや、単純に自分から誘ったやつじゃないから乗り切れてなかっただけだが……」

朝雲「わざわざフォローを自分でつぶしていくのね」

満潮「馬鹿ね」

提督「事実を語っただけだ!」

霞「で、行かないの」

提督「いや、準備体操をしてからだろ」

霞「いつも妙なところで律儀ね」

719: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 03:09:27.61 ID:IY2LNpiL0
~~~~~~~~

大潮「流れるプール楽しいー!」

霰「楽しい……!」

朝潮「他の人の迷惑にならないように気を付けてね」

提督「朝潮朝潮」

朝潮「はい、何でしょうか」

提督「くらえ水鉄砲!」

朝潮「うぷっ。えっ、えっ?」

荒潮「あ、面白そう。私もやってみるわ~」

朝潮「なな、なんですか!?」

山雲「朝雲~、泳ぎましょう~?」

朝雲「ちょっと待って。霞は泳がないの?」

霞「……今日はゆっくりしておくわ」

朝雲「いつも大変だものね」

720: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 03:10:43.68 ID:IY2LNpiL0
―執務室―

提督「準備が足りなかった。どうせならイルカの浮き輪とか持っていきたかった」

提督「しかし、保護者枠もいるし俺まで行く必要はなかったのでは……?」

下2

722: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 06:24:17.17 ID:LQ53+eYU0
若葉と我慢大会

723: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/14(月) 02:32:08.47 ID:eLCNOYX60
―サウナ―

提督「やっぱ、我慢勝負といえばここだな」

若葉「同感だ」

提督「どうしてサウナがあるのかという疑問はないんだな」

若葉「あったのだろう?」

提督「うむ」

若葉「ならいい。それに、こういうのは悪くない」

提督「さすが若葉だ。俺のみこんだ通り」

若葉「そう褒めるな。当然ではないか」

提督「別にほめたわけではないのだが……」

724: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/14(月) 02:32:48.62 ID:eLCNOYX60
~~~~~~~~

提督「……」

若葉「……」

提督「……こうして黙っていても仕方がないな。しりとりでもしよう」

若葉「うん、それも悪くない。そちらのほうが相手の様子も観察できる」

提督「ルールを決めようか。サウナから出るのはもちろん、しりとりのルールに則って『ん』を言っても負けだ」

若葉「ダメだ。もう一つルールを付けよう。次の言葉を言うまでに十秒過ぎても負けにしたい」

提督「いいぞ。つまり、思考に靄がかかっても負けだな」

若葉「なかなか察しがいい。どちらの立ち位置でも無理して倒れても困るだろうし」

提督「仕方がないしな。だが、そもそも若葉はそろそろつらいんじゃないのか?」

若葉「簡単に弱音は吐かない。それに、この程度で根を上げるようじゃ提督に挑む価値もないだろう」

提督「嬉しいこと言ってくれるじゃないか。そこまで俺のことを買ってくれているとは」

若葉「反対に、提督も素直に受けてくれたな」

提督「何もすることなくて暇だったしな。まあ、単純に面白そうでもあった」

若葉「大概正直じゃないな、提督も」

725: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/14(月) 02:33:17.25 ID:eLCNOYX60
~~~~~~~~

提督「猛牛……」

若葉「浮き輪……」

提督「わ……若葉……」

若葉「ば……って、名前はアリなのか……?」

提督「関係ないだろう……新芽の若葉のほうだ……」

若葉「だが……提督はさっき吹雪で……止めただろう……」

提督「うん? そうだっけ……」

若葉「結構きつくなってきたんだな……?」

提督「なに、これしき……問題ない……」

若葉「いいんだな……意地を張り続けると……大変なことになるぞ……」

提督「造作もない……たとえ、大変なことになってもな……」

若葉「なるほど……それほど勝利をほしがっているわけか……こちらも、本気で行くとしよう……」

726: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/14(月) 02:33:45.07 ID:eLCNOYX60
―執務室―

提督「……気づけばベッドの上だった」

提督「聞いた話によると、ブツブツと二人で話しながら意識が途切れかけていたらしい。恐ろしいことだ」

下2

728: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/14(月) 02:57:48.70 ID:PgwFscwgO
マックスレーベと出前ピザを囲んでコーラを飲む

730: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 02:27:20.95 ID:mQsnt5f40
―提督私室―

提督「人は時に堕落の一時を感じたくなることがある」

マックス「いつもでは……?」

レーベ「昨日も遊んでたって聞いたけど」

提督「……人は時に」
マックス「もういいから」

提督「つまり、どこの国でもやってそうなダラダラをやってみたいと思う」

レーベ「どういうこと?」

提督「ふっふっふ、まずはこれを見るがいい」

マックス「ピザ? ですか」

レーベ「わ、おいしそー」

提督「次にこれだ」

マックス「コーラ」

提督「わかっただろう」

731: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 02:28:13.23 ID:mQsnt5f40
マックス「……ひとりでどうぞ」

提督「ほうほう、そういう反応をするか。レーベはどうだ?」

レーベ「だらだらっていうのはよくわからないけど、食べてみたいな」

マックス「レーベ……はぁ、まあいいわ」

提督「どうやら決まったようだな」

マックス「一人にはさせておけないからよ」

レーベ「何か危険なことでもあるの?」

マックス「あえて言うのであればこの人の存在ね」

提督「おいおい、こんな無害な存在に対して何を言う」

マックス「最初に堕落がどうとか言ってた人は誰だったかしら」

提督「ひゅーひゅー」

レーベ「口笛吹けてないよ」

732: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 02:29:20.37 ID:mQsnt5f40
~~~~~~~~

提督「クーラーの効いた部屋でピザを囲んでゲームをしながらゴロゴロ……」

マックス「これが堕落……!」

レーベ「提督、コーラなくなったよ」

提督「はい次。ついでにポテチもどうぞ」

レーベ「わーい」

マックス「……だ、ダメ。これはとても危険な香りがする」

レーベ「えー、どうして?」

マックス「日本人が堕落する理由が少しわかった気がする……とにかく、今日は戻るわよ」

レーベ「しょうがない……提督、僕たちは部屋に戻るね」

提督「ふっふっふ、この味を再び欲しくなったらいつでも来るといい」

マックス「もう二度ときません……!」

733: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 02:30:00.13 ID:mQsnt5f40
―執務室―

提督「普段まじめな奴ほど堕落しやすい気がする。享楽主義者の方がこういうのに耐性あるのではないか」

提督「やはりたまのガス抜きは大切かもしれんな」

下2

735: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/15(火) 06:09:23.28 ID:VXjgcMAxo
長良型と温泉

737: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 02:59:39.59 ID:2L1bMfTD0
―温泉―

提督「やっぱ温泉だよなぁ」

五十鈴「やっぱりというか、混浴なのね」

由良「提督さんが温泉に行くときは、いつもここらしいからね」

阿武隈「え、そうなの?」

由良「聞いた話だけど、ね」

阿武隈(前に連れてきてもらったとき、普通の温泉だったんだけど……)

名取「み、みんなは恥ずかしくないの……?」

長良「ちゃんと隠してるからそんなに気にすることはないし?」

鬼怒「相手は提督だからね! なんなら隠さなくてもいいよ!」

提督「その手のギャグは空気を寒くするだけだからな。興味ないから隠しとけ」

鬼怒「な、なんか女性としてのプライドに傷がついたんだけど……」

五十鈴「自業自得じゃない」

738: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 03:00:10.25 ID:2L1bMfTD0
~~~~~~~~

由良「提督さん、由良が体を洗ってあげますね……ね?」

提督「んー、なら頼む」

長良「由良積極的だね」

由良「感謝の気持ちを込めてるだけだから」

五十鈴「感謝することなんてないじゃない」

名取「さすがにそれは……」

提督「温泉に連れてきただろう」

五十鈴「う、まあ……」

長良「やっぱり、感謝することあったね」

鬼怒「なら鬼怒は足を洗うよ!」

提督「邪魔になるからいらん」

鬼怒「さっきから鬼怒にだけ冷たくない!?」

阿武隈(もしかして緊張しているのはあたしだけ!?)

鬼怒「しょうがないから一番風呂に入るから!」

五十鈴「先に体を洗ってから!」

鬼怒「しらなーい!」

五十鈴「子供じゃないんだから……」

739: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 03:00:37.61 ID:2L1bMfTD0
長良「でも確かにこの温泉気持ちよさそうだよ」

提督「疲労回復美容健康……まあいろいろ効果があるらしいぞ」

阿武隈「それって前も言いませんでしたか?」

提督「前? ……お前と一緒に入った記憶自体がないんだが」

阿武隈「……! か、勘違いでした!」

長良「ていうか、温泉にバスタオルつけちゃだめだよ」

鬼怒「え、でもこれとっちゃうとすっぽんぽんだよ」

五十鈴「すっぽんぽんって、ほかに言い方が……え?」

名取「あの……中に水着、着ていないの……?」

鬼怒「え……え!!??」

提督「あ、ばか急に立ち上がるな」

由良「見ないの」グイッ

提督「今のは不可抗力……首! そんなに曲がらない!」

鬼怒「ききき、着替えてくる!」

長良「あーあ。でも、水着持ってるのかな」

五十鈴「実は鬼怒辺りが忘れそうだと思って、一つ適当に入れておいたわ」

名取「先に言っておけばよかったね……」

提督「ゆ、由良、そろそろ離してくれ……」

由良「はい」

提督「ふぅ、死ぬかと思った」

阿武隈「…………」

阿武隈(あたしもやっちゃってるううううううううう!!)

740: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 03:01:15.40 ID:2L1bMfTD0
―執務室―

提督「やっぱ温泉って良いな。複数人で行くのもそれはそれで違った趣がある」

提督「そういえば、なんか阿武隈だけ必死にバスタオルをとろうとしなかったな。みんな途中から一切突っ込まなくなったが」

下2

742: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/16(水) 03:42:55.04 ID:FHp1qkD70
みんながあまりにも自由な格好で出撃しているので、どうやって戦っているのかこっそり覗きに行く
(だって敷波は手ぶらだし、長波なんか炒飯ですよ…)

743: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/17(木) 02:45:39.88 ID:FUf6OijF0
―サーモン海域―

扶桑「そろそろ接敵する頃合いね。みんな、気を付けていきましょう」

山城「姉さまと一緒なら、どんな敵も怖くはないですね!」

神通「戦闘準備は完了しています。いつでも行けます」

敷波「こちらも、できる限りやらせてもらいます」

呂500「ろーちゃんも頑張っちゃうんだから!」

長波「一応提督からの指示は偵察だから、それも忘れないようにしないと」

扶桑「そうね。もし私たちで対処ができなさそうな相手なら、すぐに撤退しましょう」


提督「……なんて、敵影があったのは本当だが相手は少ないらしいから、このメンバーでも問題はないだろう」

提督(そう、俺がこうして都合よくあった遠くの岩からこっそり覗いているのは、奴らがどうやって戦うか気になるからだ)

提督「一見しただけだと艦装なしってやばくね。長波は一応つけてはいるが……」


長波「……妙な視線を感じるな」

744: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/17(木) 02:46:07.99 ID:FUf6OijF0
神通「! 敵影あり!」

扶桑「いよいよ戦闘ね。みんな、ひとまず一当てしてから進退を決めましょう」

敷波「わかりました」

神通「先頭は任せてください!」


提督「ん? おお、どこからか魚雷が……って、浴衣の下にしっかりと兵装つけてる! なるほど、つまり扶桑と山城もそのパターンか」


扶桑「山城、私たちも続くわ!」

山城「はい姉さま!」


提督「しかし、戦艦の装備を浴衣の中に隠せるのか? ……あっ、なんかうちわで叩いてる! それダメージないだろ!?」


敷波「敵は怯んでいるみたい」

長波「おうよ、このタイミングだな!」


提督「敷波はあの巾着の中に武器を仕込んであるとか……あっ、そのまま殴った! 長波もなぜか炒飯を投げつけたんだけど! お前武器あるだろ!」


呂500「ろーちゃんも続きますよ!」


提督「ろーちゃんはなぜかアイスを食べさせたぞ! もはや攻撃ではない!」

提督(こ、こいつら、この格好の時にどうやって戦果を挙げていたんだ……? いや、パンチで砲弾をはじくやつもいるし、これでも効いているのかもしれない)

745: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/17(木) 02:46:33.42 ID:FUf6OijF0
提督「そういえば相手を見ていなかったな。駆逐艦とかだから舐めプをしていた可能性が」


レ級「……」

ヲ級「……」


提督(あかん)


扶桑「みんな撤退よ!」

山城「わかりました!」

神通(……? 相手の動きが一切ないのが不思議ですね。一発くらいは貰うとふんでいたのですが)


~そのころ~

レ級「びっくりしたねー」

ヲ級「まさか、バカンスの帰りに会うとは思いませんでしたね。こっちも手ぶらだったので助かりました……」

レ級「アイス美味しかったー」

ヲ級「あ、はい。よかったですね」

746: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/17(木) 02:47:40.04 ID:FUf6OijF0
―執務室―

提督「聞いてみるとドッキリだったそうだ。普段はちゃんと装備はつけていると」

提督「まあそうだよな。神通まで加担するとは思わなかったけど。いやー、驚いた」

下2

748: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/17(木) 03:08:57.01 ID:m3SIBghy0
妙高型と縁側で夕涼み

750: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/18(金) 04:44:04.74 ID:3zZ/LNU/0
―縁側―

提督「やっぱり日本人なら夕涼みだな!」

妙高「日本人特有というものではないと思いますが、良いものですよね」

羽黒「私も好きです……」

足柄「そう? もっとこう、ガッと動く方が良くないかしら」

提督「暑いから涼むのに暑くしてどうするんだ」

羽黒「夜もなかなか涼しい日はなかったですからね」

那智「こうした日は酒もどうだ」

提督「それはいいな。俺もたまには飲むぞ」

那智「たまに……?」

提督「飲むやつよりは飲んではいないだろ!」

足柄「うちの鎮守府には越えられないハードルがあるものね」

751: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/18(金) 04:44:32.68 ID:3zZ/LNU/0
妙高「風鈴とかつけませんか?」

提督「そういえば忘れてたな。ちょっと今からつけるか」

足柄「提灯のやつとかどうかしら」

羽黒「あ、私置ける奴を持っていますよ」

那智「普通にガラスのでいいのではないか」

提督「いや自作のだ! さあ妙高、どれがいいと思う!」

妙高「私ですか? ……全部つけてみてはどうでしょうか」

提督「なるほど、一番いいと思ったやつにするんだな!」

足柄「さすが妙高姉さんね」

那智「目の付け所が違うな」

羽黒(風鈴って何個もつけるものじゃないと思うけど……)

752: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/18(金) 04:45:16.29 ID:3zZ/LNU/0
~~~~~~~~

提督「あー、最近暑いからこんくらいが一番だ」

那智「そういえばうちわはあるか。忘れてしまったのだが」

提督「あるぞ。この前デパートで配られていたやつだが」

那智「丸いタイプのだな」

足柄「それってあんまり涼しくないのよね」

提督「文句が多いな。じゃあ、キャラクター型のはどうだ」

那智「これは扇ぎにくいだろう」

足柄「とがってる場所が多すぎて、扇ぐとすぐに折れちゃいそうね」

提督「じゃあ扇子」

妙高「それ、なかなか良いものですね」

提督「わかる? 実はめちゃ高かったんだよ」

那智「いや……普通のはないのか?」

提督「ない! こういう場合はだいたい羽黒が多めに用意してくれているだろう。な、羽黒」

羽黒「え、あ、はい。どうぞ」

足柄「初めから羽黒に聞けばよかったわね」

那智「まったくだ」

753: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/18(金) 04:45:56.78 ID:3zZ/LNU/0
―執務室―

提督「冷房ばっかりもよくないから、たまにはこうして涼むのも悪くない」

提督「冷房が使えなかった時なんて大変なことになってたしな……」

下2

755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/18(金) 05:14:02.96 ID:vfZ2Xxo20
武蔵がそそのかして清霜が提督のパワードスーツに興味を持つ
武蔵「あれを着ればお前も戦艦になれるかもな」

757: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 02:41:16.54 ID:QI0yQ6PX0
―倉庫―

清霜「これが武蔵さんが言っていたやつなんですか?」

武蔵「ああ。これを使った提督は金剛型四姉妹をいともたやすく倒してしまったらしい」

清霜「すごい……」

武蔵「つまり、これを使えば超弩級戦艦並みの力は手に入るといっても過言ではない」

清霜「これで、私も戦艦に……」

武蔵「どうだ、着てみるか」

清霜「ここまで来たんだから、やります!」

武蔵「それでこそだ」

清霜「すごく大きい……けど、清霜は戦艦になるから!」

758: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 02:41:43.17 ID:QI0yQ6PX0
提督「声がすると思ったら、お前ら何やっているんだ」

武蔵「見つかってしまったか。だが、もう遅い」

提督「遅い? ……げっ、それはまさか、某大統領の……!」

武蔵「こんな良いものを隠すとは、人が悪いではないか」

提督「必要ないからで隠したわけではない! というか、なぜ武蔵が……」

武蔵「噂が流れているだろう」

提督「ああ、青葉新聞にも載ったしな」

武蔵「もし戦うとなると、血が滾るだろう」

提督「滾るか!」

759: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 02:42:13.94 ID:QI0yQ6PX0
武蔵「そうか? では清霜、手始めに提督に私と同じ気持ちを味合わせてみるといい」

提督「その展開はおかしくないか!?」

清霜「ええ! じゃあ、提督……いきます!」

提督「なんで躊躇なくRG-RHを向けてるんだ!? いや、それはマジで死――」

ドーン

武蔵「ふはははは!! すさまじいパワーではないか!」

清霜「え、ええ……」

武蔵「どうした清霜。といっても、何を考えているかはわかるがな」

清霜「えっ?」

武蔵「借り物の力だ。いくら戦艦になりたいという夢があったとしても、空しいだろう」

清霜「武蔵さんはわかっているんですね」

武蔵「武人であれば当然の心境だ。ならば、こんなものに頼らず精進を続けるんだな」

清霜「はい!」


提督「って、心配もしないのか!!」

760: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/19(土) 02:43:33.24 ID:QI0yQ6PX0
―執務室―

提督「死なないようにできていて助かったぞ……なんであれで死なないのか逆に怖いが」

提督「倉庫も一緒に爆散した気がするが、明石が一晩で直してくれるだろう」

下2

754: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/18(金) 05:11:51.06 ID:GYt0f/Cfo
清霜ほか駆逐艦と>>697

697: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 05:24:48.63 ID:+J8bDt7u0
リボルバーカノン、ガトリング、ガスト式機銃
を試射

764: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/20(日) 02:38:36.70 ID:6M3/rGnH0
―演習場―

提督「面白い武器を手に入れたぞ!」

清霜「面白い武器?」

提督「そうだ、ガトリング、リヴォルヴァーカノン、ガスト式の機関砲だ!」

清霜「わ、なにこれおっきい!」

神風「リボルバーカノンだけは私も知らないわ」

不知火「確かリボルバーカノンと呼ばれるものは第二次の末期に登場しましたから」

神風「なるほどね。それは知らないわけね」

清霜「でも、これどうしたの?」

提督「大本営に功績が認められたから、その褒美にもらったんだ」

不知火「こんな大型の武器をですか。いえ、訓練用というならちょうどいいのかもしれません」

提督「訓練にならんぞ」

不知火「なぜですか?」

提督「なぜって、現代兵器は深海凄艦には効かないだろう」

765: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/20(日) 02:39:03.62 ID:6M3/rGnH0
不知火「……なぜ褒美にこんなものをもらったんですか」

神風「わかってて受け取ったのなら大馬鹿ね」

提督「わかってないなぁ……ロマンだろ?」

清霜「ロマン……!」

神風「訂正。これ以上ないほどの大馬鹿者ね」

不知火「倉庫の肥やしですね」

提督「くぅ、演習場でたまたま会ったから試し打ちに付き合ってもらおうと思ったのに。ふん、お前らには触らせるか」

清霜「清霜は?」

提督「もちろん撃っていいぞ」

清霜「やったあ!」

神風「はぁ、私たちは戻るわよ。……不知火?」

不知火「……つ、付き合うくらいはいいかもしれません」

神風「……」

766: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/20(日) 02:39:30.01 ID:6M3/rGnH0
~~~~~~~~

提督「じゃあ同時に発射な。そうしたほうが違いも分かりやすいだろう」

清霜「ドキドキしてきたわ」

不知火「気分が高揚します」

神風「なんで私まで……」

提督「だって俺だと反動で吹っ飛ぶだろ」

神風「嘘ばっかり」

清霜「もういい?」

提督「おう、いけ」

清霜「じゃあ、行くから!」

ドドドドドドドドド
バババババババ

提督「……本当にガトリングを抱えて撃つ奴を見ることができるなんてな」

神風「言いたいことはそれ!?」

不知火「でも、素晴らしいですね。これが実戦に使えないというのが残念です」

清霜「だね、これが使えたらすごそうなのに」

提督「機銃自体はあるけど、これらとは別物だしな」

清霜「これが使えたら戦艦の人達にも後れを取らないと思うの」

不知火「本格的に制作を打診してもいいのでは」

提督「簡単に言うなぁ。基本的に妖精さんの気まぐれなのに。夕張達に頼めばがわだけなら何とかなるかもしれないが」

神風「でも、これを敵も使ってきたりしたらとんでもない脅威よね」

提督「……やっぱ作るのやめよう。実際に作ったら敵も使ってきそうな気がする」

767: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/20(日) 02:39:58.71 ID:6M3/rGnH0
―執務室―

提督「なんかその後弾切れするまで撃ち続けてたが……」

提督「予備弾は貰ってないからマジでただの倉庫の置物になってしまった。使えない機関砲の弾をもらうわけにはいかんしな……」

下2

769: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/20(日) 02:47:45.21 ID:G7yo+aL/0
べるぬいとがんぐーとのつれづれなるいちにち

770: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/21(月) 03:24:50.70 ID:nXt1zu0D0
―暁型の部屋―

ガングート「同志」

響「響だよ。ガングートさんならヴェールヌイの方がなじみがあるかもしれないけど」

ガングート「この漫画の続きはどこだ」

響「それはそこの棚の中だよ。でも電の漫画だから、持ち出すのは聞いてからじゃないと」

ガングート「続きが気になるのだ」

響「それならここで読んでいけばいいよ」

ガングート「なるほど。ではそうするとしよう」

提督「ババーン! 響が暇していると思ってきてやったぞってガングート!」

ガングート「なんだ貴様。私はこれを見るので忙しい」

提督「これって……ああ、鬱エンドのマンガじゃないか。エグいもの見てるな」

ガングート「ネタバレを目の前でするとは、そんなに貴様は河原で石を積み上げたいか」

提督「言い回しが遠回しになったな!」

771: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/21(月) 03:25:22.37 ID:nXt1zu0D0
響「ガングートさんは日本の文化についても勉強しているからね」

提督「ガングートが? ほほう、それはそれは」

ガングート「ただの人間は心臓に鉛弾を打ち込まれるとどうなるんだろうな。試してもいいか」

提督「よく日本語が勉強できていると思うぞ! うん、素直にすごいと思うぞ!」

ガングート「ふん」

響「そういえば、司令官は何か用事でもあったのかな」

提督「いや、ほかの三人が遠征やらなんやらでいないだろ。俺がその寂しさを埋めてやろうと思って」

響「司令官じゃ無理だよ」

提督「率直的なダメージ!」

772: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/21(月) 03:26:19.87 ID:nXt1zu0D0
ガングート「こいつのことはどうでもいいが、続きの巻はあるのか」

響「同じ場所にあると思うけど……あれ、ないね。どこかに置き忘れたのかな」

ガングート「くっ、続きが気になるではないか!」

提督「ガングート、俺、俺」

ガングート「なんだ、サンドバッグアピールか」

提督「違うわ! 漫画のネタバレを知っているということは、続きも持っているってことだ!」

ガングート「なん、だと……! くっ、貴様なんぞに絶対屈しはせん!」

提督「その強がりがいつまで続くかな」

響「……」

響(机の中にあったのを思い出したけど、面白そうだからいいところになるまで黙っておこう)

773: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/21(月) 03:26:57.02 ID:nXt1zu0D0
―執務室―

提督「あともうちょっとってところに響が続きを出してきやがった……」

提督「煽りすぎたおかげで片腕を持っていかれるところだったぞ。まったく」

下2

774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/21(月) 04:32:53.82 ID:h3NKzua30
ちょっと遅くなったけど睦月型総出で文月改二のお祝いだー!

776: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/22(火) 00:29:40.60 ID:AEDfMnfUo
―睦月型の部屋―

提督「文月のお祝いに来たぜ!」

睦月「えっ?」

提督「ほら、改二の」

睦月「……今?」

提督「なんか睦月が冷たい!」

睦月「提督だって、祝うのが遅いにゃしぃ……」

提督「それはあれだ。プレゼントの準備に時間が掛かってな」

如月「あら、もしかして手作り?」

提督「うむ。みろ、この陶器を!」

長月「む、意外とよく出来ているじゃないか」

望月「鑑定団に出したら何円くらいって出るだろ……」

水無月「こういうの疎いからよく分からないー」

777: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/22(火) 00:30:09.60 ID:AEDfMnfUo
皐月「そもそも文月のプレゼントにしては渋すぎるって思うんだけど」

提督「やっぱり?」

皐月「わかっててやったんだ……」

提督「いやいや! 本当は陶器じゃなくてアクセサリー作ろうとしたんだけど、そういうのは止めた方が身の為って言われて」

如月「妥当、かしらねえ」

三日月「確かに自作は……」

提督「なぜ駄目だしされるのか分からん」

如月「司令官は鈍感ね~」

提督「分かる方が珍しいに決まっているだろう!」

菊月「同感だ」

三日月「その、欲しいという人に全員作るのなら良いと思いますけど……」

提督「……皿ならな!」

望月(作るの楽だからかな……)

778: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/22(火) 00:30:42.71 ID:AEDfMnfUo
文月「司令官、あたしを祝ってくれるってほんとぉ?」

提督「もちろん本当だとも! ほら、ケーキも買って来たぞ」

文月「わぁ、ありがとぉ、司令官。陶器より嬉しいな~」

提督「お、おう……直接そう言われるとチョイスを間違えた気しかしなくなるぞ」

卯月「うーちゃん達も食べていいぴょん?」

弥生「卯月……」

卯月「祝う気持ちなら負けてないぴょん! でも、それとこれとは別ー」

提督「もちろん。全員にいきわたるように用意してあるに決まっているだろう」

水無月「本当! 嬉しいなぁ」

卯月「さすが司令官ぴょん! ふともも!」

弥生「それをいうなら……ふとっぱら……」

如月「じゃあ、切り分けるわね」

睦月「提督、今日は何だか優しいですねー。何か悪巧みでもあるのかにゃ?」

提督「純粋に喜んでもらおうと思っただけなんだが! でもみんな喜んでくれているようだし、買ってきたかいがあったという物だ」

文月「あのね、司令官。あたしも改二になって、もーっと頑張るからね~、えへへ」

提督「ああ、期待しているぞ。……あ、陶器はすまんな」

文月「ううん~。あたしは司令官のプレゼントなら、なんでも嬉しいから~」

提督(でもやっぱり文月に不釣り合いなものにしたのは本当に悪いと思っている)

779: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/22(火) 00:47:03.48 ID:AEDfMnfUo
―執務室―

提督「なんで俺は陶器を作ろうと思ったのか。自分でよくわからない」

提督「もしかしたら予想が当たってテンションが上がってしまったせいかもしれない」

↓2

780: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/22(火) 00:50:02.16 ID:YAlJ4vH0o
嵐で謎のテンションになったろーちゃんを回収

782: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/23(水) 03:06:45.15 ID:Rx+o7TDM0
―母港―

ゴー ゴー

呂500「嵐、嵐ですって、提督!」

提督「だな、こんな日は風に身を任せるに限る」

呂500「ニホンの人は、こんな嵐の日でも外に出かけているんですよね!」

提督「ああ。社畜に休みはない」

呂500「つまり提督もしゃちく?」

提督「そうだな……だが、そんな者は例外なくこうしたくなる日がある」

呂500「もしかしてろーちゃんも?」

提督「もしかしたらそうなのかもな……」

呂500「提督と一緒ですって!」

霞「阿呆か!」ゴスッ

提督「痛っ!」

783: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/23(水) 03:07:12.89 ID:Rx+o7TDM0
霞「あんたが変なことをするから覚えちゃいけないことを覚えちゃったじゃない!」

提督「いや待て、先に飛び出したのはろーちゃんの方だ」

霞「……そうなの?」

呂500「うん」

霞「じゃあ連れ戻しなさいよ!」

提督「結局怒られるのね!」

ビスマルク「こんな日に外に出たら風邪をひくわよ」

呂500「ビスマルク姉さん……でも、ろーちゃん実はこんな日を楽しみにしていたんだって」

ビスマルク「こんな日?」

呂500「はい! 悪天候の日に、思いっきり外を楽しみたかったんです!」

ビスマルク「……そう」

提督「(すまん、よくわからんのだが)」

霞「(あんただって雪が降ると仕事放って外に出たくなるでしょ。同じじゃないかしら)」

提督「(なるほど)」

霞「(今ので納得する時点でクズね)」

784: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/23(水) 03:07:39.49 ID:Rx+o7TDM0
ビスマルク「でも、今日は部屋に戻りましょう。オイゲンがシュバイネハクセを作って待っているわ」

呂500「本当!? じゃあろーちゃん戻ります!」

提督「オイゲンの料理なら優先順位が上に来るのも仕方ないな」

呂500「提督も一緒に食べましょう!」

提督「なら、ご同伴に預かろうかな」

ビスマルク「そろそろ傘の中に入りなさい。風邪ひくわよ」

呂500「ううん、このまま走って帰りますから! 提督、行くって!」

提督「おう」

呂500「ついでに一緒にお風呂に入りますって!」

霞「それは駄目!」

呂500「駄目なの?」

ビスマルク「なんで駄目なのかしら?」

提督「何か気になることでもあるのか?」

霞「二人はともかく珍しく上がったビスマルクさんの大人としての評価が落ちました」

ビスマルク「私!?」

785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/23(水) 03:08:08.30 ID:Rx+o7TDM0
―執務室―

提督「オイゲンのシュバイネハクセ美味しかった。ろーちゃんも満足したことだろう」

提督「というか、そういや前に嵐の中でごっこ遊びしたし、やっぱ気持ちわかるわ」

下2

787: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/23(水) 03:45:29.60 ID:iXsSI+yG0
>>632 の話が変な風に広まって大騒ぎ発生!

788: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/24(木) 02:27:14.86 ID:lsjV34UK0
大和「提督、失礼します……」

提督「なんだか気落ちしているようだけど、どうかしたか?」

大和「提督……け、結婚、おめでとうございます……」

提督「……んんん?」

大和「この大和、心の整理に少々お時間をいただきました……その、式はいつあげるのですか?」

提督「ちょっと待て、さっぱり意味が分からんのだが」

武蔵「提督!」

提督「このタイミングで武蔵!? いや、大和が落ち込んでいるのは俺のせいではなくてな」

武蔵「大和のことはどうでもいい。提督よ、女子から百万を借りて、さらに借りるつもりだったらしいじゃないか。日本男子として、それはどうなのか!」

提督「んんんんん? いやまて、本当にさっぱりで」

789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/24(木) 02:28:28.41 ID:lsjV34UK0
大淀「提督!」

提督「また来た!」

大淀「婚姻については何も言いませんが、そういうことは早めに言っていただかないと、困るのはこちらの方なんですよ!」

提督「だから結婚とか婚姻とかさっぱりで」

赤城「提督!」

提督「しかもなんで同じタイミングでくるんだ!」

赤城「鳳翔さんおお店が臨時休業しているんですが」

提督「え、マジ? それは大変だな」

古鷹「提督」

提督「今度は何だ!」

古鷹「結婚資金が足りなくて借金をしているって本当ですか?」

提督「デマだ!」

利根「提督、女子からお金をだまし取って夜逃げしたというのは本当なのか!?」

提督「そんなことしそうな人間だと思われていることにショックだよ!」

鹿島「あの、提督さん……」

提督「ええい、多すぎる! 紙に書いて提出しろ!」

790: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/24(木) 02:29:14.85 ID:lsjV34UK0
~~~~~~~~

提督「で、原因はお前たちって? 青葉と漣に……潮と曙」

青葉「青葉は聞いた話を記事にしただけなので無実ですよね?」

提督「デマっぽい話もそのまま書いて何が無実だ。むしろ極刑だ」

青葉「えっ」

漣「つい悪乗りが過ぎちった。てへぺろ」

提督「古い」

潮「ご、ごめんなさい! 勘違いから話を広めてしまって……」

曙「わ、私は謝らないわよ。もとはといえば、勘違いをさせるようなことをしたクソ提督のせいじゃない」

潮「あ、曙ちゃん……」

提督「真偽が分からないならそのまま聞きにくれればよかったんだ。まあ、そもそも二人にはそこまで怒ってはいない」

漣「だったら、漣も無実?」

提督「お前、勘違いってわかってて青葉のインタビューにも答えたよな。嘘まで混ぜて」

漣「いやー、面白そうだなって」

提督「反省の欠片もない!?」

青葉「まあまあ、そこまで怒らずとも。ほら、二人とも恐縮してますよ」

潮「すみません……」

曙「ふん……」

提督「はあ……別に他に迷惑を被るやつがいなかったからよかったんだが。てか、それなら相手を定めておかなかったのはなぜだ?」

漣「ご主人様、それは冗談じゃ済まなくなります」

青葉「やりすぎは死人が出ますよ」

提督「そこまで言うのか……」

791: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/24(木) 02:29:41.50 ID:lsjV34UK0
―執務室―

提督「なんやかんや誤解を解くのに一日要してしまった……」

提督「最終的に結婚詐欺にあって百万失うって、もう全然違う話になった」

下2

793: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/24(木) 07:09:15.86 ID:M+mXzceGo
新規艦歓迎の怪談じゃー

794: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 02:34:15.85 ID:xXYOZGvq0
―深夜・談話室―

旗風「全員そろいました」

提督「うむ。さて、せっかく新たに着任したんだし、普通の歓迎会じゃなくて百物語をやろう」

アークロイヤル「ヒャクモノガタリ?」

提督「それぞれが会談をひとつづつ話していって、隣の部屋にあるろうそくを一本ずつ消していく。全部ろうそくが消えた瞬間に、本物の物の怪が出るという話だ」

リシュリュー「それが日本のホラー、ね。面白そうじゃない」

松輪「ひっ……そ、それ、一つ目……ですか……?」

提督「ただの説明だから加えない……と言いたいが、ネタが先になくなりそうだから一つに数えておこう。じゃ、ろうそく消しに行ってくる」

ガチャ バタン

795: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 02:34:45.31 ID:xXYOZGvq0
天霧「……待つの面倒だし、次話すか」

狭霧「あ、天霧、それは駄目なんじゃ」

天霧「ほぼ初対面でこうして囲っている方が気まずいって」

狭霧「それは……一理ある、かも」

天霧「じゃあ話すぞ」

ルイージ「あ、それならさ、あたしから話させてよ!」

天霧「んー、まあいいけど」

ルイージ「ごほん。これは日本に来たばかりのことだったんだけどね」

松輪「……っ!」ギュッ

ルイージ「公園のトイレに入ったら、ラクガキで『右ヲミロ』って書かれてて、右を見たら次は『左をミロ』って書いてあったんだ」

ルイージ「その通りに左を見たら、今度は『上ヲミロ』って書いてあって、なんだかなーと思いながら『ウシロヲミルナ』って赤い文字で書かれていたんだ」

旗風「もしや、後ろには……?」

796: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 02:35:21.77 ID:xXYOZGvq0
ルイージ「ううん、なーんにもなかった。じゃあ、あたしの話おしまい! じゃ、ろうそく消してくるねー」

ガチャ バタン

天霧「たいしたことなかったな」

アークロイヤル「あの子なら仕方がないだろう」

狭霧「……」

天霧「どうした狭霧」

狭霧「ほ、本当にあったわけじゃない……よね」

旗風「本当にあったとしても、結局は何もなかったわけですし……」

松輪「ぁ……」ガタガタ

狭霧「うぅ、やっぱり、そういうこと、だよね……」

アークロイヤル「先ほどの話に、何か意味が……?」

リシュリュー「……最初の文字、どこに行ったの」

『!?』


―隣の部屋―

ルイージ「効果てきめんだね!」

提督「この手の話は気づいたときにゾクッとくるから面白いよなー」

797: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 02:35:55.40 ID:xXYOZGvq0
―執務室―

提督「ルイに教えたかいがあったものだ。ああいうのはさらっといえる方が後々怖く感じるしな」

提督「でもこれ冷静に考えたら怪談じゃないや」

下2

799: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 04:09:04.08 ID:05NDil330
アークロイヤルをV12ヴァンテージの助手席に乗せて
「V12はイイぞ」と力説する
そして川内型が運転するフェアレディZに抜かれる

801: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 23:22:08.60 ID:xXYOZGvqo
―峠―

提督「うーん、さすが最新モデル。この駆動が気持ちいいな」

アークロイヤル「いきなり連れて来られて何かと思えば、ドライブか」

提督「いやだったか?」

アークロイヤル「いや、日本の空気にも慣れてきたところだ。こうして外を見てみたかった気持ちはある」

提督「なら、丁度良かったかな」

アークロイヤル「ここの峠は景色が良いな」

提督「だろう。ところでこの車なんだがな」

アークロイヤル「ああ……」

802: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 23:22:34.77 ID:xXYOZGvqo
提督「V12ヴァンテージ。素晴らしいのはそのエンジンでな」

アークロイヤル「……」

提督「何といっても馬力が段違いで、最近の物では500を超えるものも実現しているんだ」

アークロイヤル「……」

提督「また本体の軽量化も図り、実にその時速330。これは世界でも上位の速度を記録しているんだ」

アークロイヤル「……」

提督「日本では珍しいこのV型12気筒は……聞いてる?」

アークロイヤル「いい景色だな」

提督「聞いてないじゃないか! マーリンに使われている機構だぞ!」

アークロイヤル「悪いが、ソードフィッシュの方が好きでな」

提督「絶対V12の方がいいのに」

アークロイヤル「ところで、後ろから走ってくる車の操縦者に見覚えがあるのだが」

提督「なんだって?」

803: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 23:23:06.34 ID:xXYOZGvqo
那珂「ここからのくだりが気持ちいいんだよね!」

川内「さっすが私の妹! あのコースを走り抜けただけはある!」

神通「お、お願いですから事故にだけは気を付けるように……」

ブゥン

アークロイヤル「あれはフェアレディだったか。あれも速いじゃないか」

提督「くっ、せっかくエンジンの良さを語っていたというのに、これでは台無しじゃないか!」グイッ

アークロイヤル「お、おい、それ以上のスピードは」

提督「負けるかぁああああああああ!!」

那珂「提督? 残念だけど、ここは那珂ちゃんの庭。機体だけの提督には負けないよ」

提督「ぐうう、なぜ引き離されていく!」

那珂「じゃあね提督。レースで勝負するのは車じゃないの。那珂ちゃん達なんだよ。性能じゃなくて、走り方を考えなきゃ」

ブォン

提督「フェアレディに……負けた、だと。しかも名言っぽいこと吐いて行った」

アークロイヤル「その、アドミラルだって直線だったら勝っていただろう。だからそう気を落とすな」

提督「フォロー、感謝する……」

804: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 23:23:38.68 ID:xXYOZGvqo
―執務室―

提督「アークロイヤルにV12の良い所を見せてやろうと思ったのに……というか川内達は何処に向かっているのだ……」

提督「しかもアークロイヤルはどちらかと言うと性能を気にしないタイプなのに。完全に気を使われただけなんだが……」

↓2

806: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/25(金) 23:51:08.45 ID:xMkbeo3lo
加古とだらだら執務

808: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 02:43:26.36 ID:RBioBBqL0
提督「加古ー、寝るなら自分の部屋に行けよ」

加古「ハンモックがあったらそりゃだらだらするでしょ」

提督「ならせめて手伝え。片付けるぞ」

加古「えー、しょうがないなぁ」

提督「それじゃあ、この書類を秘書官に届けてくれ」

加古「りょーかい」

提督「ついでに自作のアイスもあげるからやる気を出せ」

加古「おっ、まじで。ふとっぱらだねぇ」

809: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 02:43:52.86 ID:RBioBBqL0
~~~~~~~~

加古「てーとく、なんか面白いものない?」

提督「陳情書とか面白いぞ」

加古「何それ」

提督「要望とか書いてくる奴がいるんだけどな、ほら、これとか」

加古「んー? へー、トレーニング器具の導入ね」

提督「まあこういうのはいいんだけど、これとか」

加古「昼寝時間の導入……いいじゃん!」

提督「駄目に決まっているだろう」

加古「えー」

提督「というか、わかっててお前混ぜただろう」

加古「シラナイナー」

提督「まったく……」

810: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 02:44:18.32 ID:RBioBBqL0
加古「うーん、暇だからゲームしない」

提督「仕事中だって」

加古「ボードゲーム系ならいいでしょ」

提督「んー、まあいいか」

加古「じゃあ提督からね」

提督「電鉄か……あー、久々だな」

加古「その間まとめておくから」

提督「おーう」


古鷹「……これは、止めるべきでしょうか? でも、一応お手伝いはしているみたいだし」

霞「加古さん基準ならそうかもしれないけれど、止めるべきですよ」

古鷹「……わ、私も手伝うことでどうか一つ」

霞「加古さんには甘いですね……」

811: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 02:44:46.01 ID:RBioBBqL0
~~~~~~~~

提督「遊びながらやったし終わらないかと思っていたが、意外と終わったな」

提督「加古もなんやかんや優秀な気がする」

下2

813: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/27(日) 03:00:13.37 ID:r00i/9PdO
隼鷹が泣いて懇願するまで断酒指示

815: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/28(月) 03:02:29.48 ID:F9LzVpkn0
―飛鷹型の部屋―

提督「隼鷹、お前断酒な」

隼鷹「!?」

提督「それじゃあ」

隼鷹「ちょ、ちょちょっと待って! どうして断酒なんだ!?」

提督「それを俺の口から言わせるのか」

隼鷹「……し、しらないなー」

提督「倉庫のお酒、勝手に開けただろう」

隼鷹「あ、あたしだっていう証拠は?」

提督「指紋を採取した。最近は素人でも簡単にとったりすることができるんだ」

隼鷹「うぐ……」

816: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/28(月) 03:02:56.51 ID:F9LzVpkn0
提督「というわけで断酒な」

隼鷹「や、やめてくれよぉ。ほら、飲みすぎだっていうなら控えるからさ」

提督「いいや、今回は許さん」

隼鷹「わ、わかった! 酔拳覚えるから!」

提督「覚えてどうするんだよ」

隼鷹「酔っていると強くなる」

提督「アホか。しかも本来の酔拳は泥酔状態じゃないぞ」

隼鷹「なら、自分で作るからさ」

提督「合法内ですむか?」

隼鷹「……いやー」

提督「なら駄目だ」

817: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/28(月) 03:03:23.21 ID:F9LzVpkn0
隼鷹「……うううっ、ぐすっ……」

提督「!?」

隼鷹「いいじゃねぇかよぉ……楽しみなんだよぉ……」

提督「な、泣くほどか!?」

隼鷹「酒好き舐めすぎだ……ずびっ」

提督「えぇー……完全にアル中のそれだな……」

隼鷹「焼酎でいいから飲ませてくれよぉ……」

提督「それ遠慮してないからな。はぁ……まあ直接被害にあった妙高に謝れよ」

隼鷹「……妙高?」

提督「珍しく楽しみにしていたようだからな。まあ許してほしいなら本人に……なにをつかんでいる?」

隼鷹「一緒に謝って」

提督「お前……」

818: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/28(月) 03:03:49.94 ID:F9LzVpkn0
―執務室―

提督「なぜか知らんが俺まで怒られた。ついでに壁に穴が開いた」

提督「罰を与えた程度で済ませようかと思ったのに……しかし、怒ると本当に怖いんだな……」

下2

820: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/28(月) 06:09:58.64 ID:wpxYL7Y30
少し遅れたけど、択捉と松輪着任祝い

822: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/29(火) 02:46:23.49 ID:e+f3Ssyr0
―択捉型の部屋―

択捉「司令、松輪の着任を祝ってくれてありがとうございます」

提督「怪談は怖がらせただけみたいだったしな」

択捉「本人は少し申し訳なくなっていましたが……」

提督「いきなり気絶したからな……まあ普通に祝ってやらないとかわいそうだ」

択捉「それでも、松輪のために、こんな料理まで」

提督「なんか一時期当たり前のようなことを褒められると照れくさいな」

択捉「そろそろ松輪が戻ってくる頃ですが、どうしますか?」

提督「クラッカーは驚かせるだけだろうから、さりげなくおめでとうとありがとうを言っておけばいいぞ」

択捉「はい!」

提督(ただでさえ避けられている節があるのに、これ以上驚かせるのはアカン)

823: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/29(火) 02:46:52.08 ID:e+f3Ssyr0
松輪「あの……戻りました」

択捉「松輪!」

松輪「は、はい……?」

択捉「着任してくれて、ありがとう!」

松輪「ど、どういたしまして……でいいのかな……」

提督「着任祝いだ。無礼講で楽しめ」

松輪「司令……」

提督「うーん、後ずさりされるほどひどいことはしていないと思うんだがなぁ」

松輪「す、すみません……その、あの時のことを思い出して……」

択捉「そんなに司令の話は怖かったの?」

松輪「うん……」

824: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/29(火) 02:47:22.81 ID:e+f3Ssyr0
提督「あれでも歓迎会のつもりだったんだ。すまん」

松輪「い、いえ。わ、わたしも……気にしないようにしますから……」

提督「そうしてくれたら嬉しい」

択捉「これで丸く収まりましたね! 松輪、わからないことがあったら何でも聞いてね?」

松輪「わかった、択捉お姉ちゃん……」

提督「……」

択捉「どうかしましたか?」

提督「いや、こんな素直な子の相手をするのはいつぶりかなと思って」

択捉「素直、ですか?」

松輪「松輪も……?」

提督「これは純真だわ」

825: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/29(火) 02:48:13.57 ID:e+f3Ssyr0
―執務室―

提督「近くの奴に聞いたら提督のせいで変わった人もいるといわれた。どういう意味だ」

提督「でも、海防艦は占守型があれだから、バランスが取れているのか」

下2

827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/29(火) 06:38:35.50 ID:8DHyqIDw0
空母のみんなと海水浴へ

828: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/29(火) 23:49:13.53 ID:e+f3Ssyro
―海水浴場―

提督「海に来たぞ!」

加賀「普段からすぐそこにありますが」

提督「海水浴場と海は違うんだよ。こう、気分的に」

飛龍「わかる! こう、遊びに来たって感じがする!」

蒼龍「実際に遊びに来ているわけだしね」

提督「そもそも、泳ぐこと自体は殆ど無いだろう」

加賀「そうですが」

赤城「まあまあ加賀さん。せっかくなんですし、楽しみましょう」

加賀「赤城さんがそういうのであれば……」

瑞鶴「翔鶴姉、いこ!」

翔鶴「ちゃんと準備体操をしてからよ、瑞鶴」

瑞鶴「はーい」

829: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/29(火) 23:49:39.46 ID:e+f3Ssyro
雲龍「私は……」

葛城「ビーチバレーするわよ!」

天城「もう一人いなければいけませんね」

雲龍(日焼けしようと思ったんだけど……)

グラーフ「ビーチバレーか。私も参加しよう」

アクィラ「アクィラも参加しまーす」

雲龍(四人になったし、日焼けできそう)

葛城「じゃあ、雲龍姉は審判ね!」

雲龍「……」

提督「やっぱり海は人のテンションをあげるんだな」

サラトガ「見ているくらいなら手助けしてあげればよかったのでは……」

提督「雲龍も嫌なことは嫌というし、あれはあれで納得しているだろう」

830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/29(火) 23:50:05.21 ID:e+f3Ssyro
アークロイヤル「ここはいつもこんな感じ?」

サラトガ「そうですね。サラももう慣れましたけど、最初はみんなそんな感じです」

アークロイヤル「そうなの……この国の言葉で、郷に入ってはみたいな言葉があるみたいだし、貴女のようになりたいものね」

提督「ふむ? まあ、とにかくこっちも何かしようか。普通に海で泳ぐか?」

アークロイヤル「何か訓練になりそうなものが良いわ」

提督「海に来てまで訓練か……」

サラトガ「あはは……なにかありますか?」

提督「ならビーチフラッグだな。瞬発力と走力などが試されるぞ」

アークロイヤル「オーケイ。それにしましょう」

提督「合図は時計でいいから、審判無しでサラトガも参加して貰おうか」

サラトガ「サラもですか? はい、一緒します」

831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/29(火) 23:50:51.55 ID:e+f3Ssyro
―執務室―

提督「それぞれ思い思いに楽しんだ。が、時折ビーチバレーの流れ弾が俺に当たったのは何かの狙いなのか」

提督「そういえば空母勢の水着はあまり見る機会ないからレアのような……」

↓2

833: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/30(水) 00:17:16.49 ID:OMY78rnw0
遠心式、軸流式ジェットエンジン談義

835: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/31(木) 02:55:58.17 ID:8wF2Z7Mu0
―工廠―

夕張「やっぱり遠心式のほうがいいですよ。量産するのであればなおさらです」

明石「あくまで研究目的なんだから、軸流式のほうがいいって」

夕張「ですけど、まずは遠心式からのほうが費用もかかりませんし」

明石「でも、どうせ研究するなら後々多用できそうなもののほうがよくない?」

夕張「実戦投入は最終的に妖精さんに委ねられますけどね」

明石「それはそうだけど……」

提督「何を話しているんだ?」

夕張「提督。それがジェットエンジンのことですけど」

提督「前作っただろ?」

夕張「まあそうなんですけど、それとは別に研究をしてみようと思いまして」

提督「今更!?」

836: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/31(木) 02:56:24.34 ID:8wF2Z7Mu0
明石「最近は工廠でもこれといったことはしていないですよね」

提督「ああ、装備は十分にあるし、出番としては減ってはいるな」

夕張「ですから、空いた時間を使って一段上の艦載機でも考えてみたいんです」

提督「つまり暇だと」

夕張「身も蓋もない言い方ですね……」

提督「だから遠心式と軸流式。圧縮機の話か」

夕張「私としてはコストも少なくてすんで、扱いやすい遠心式がいいと思うんです」

明石「それより高出力も可能で、大きな成果が出そうな軸流式がいいと思います」

提督「どっちにも利点があるから、どっちがいいとはいえんな……」

夕張「提督、どっちもはなしです!」

明石「そうです、バシッと決めてください!」

提督「巻き込まれただけなのに怒られるのは理不尽じゃね」

837: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/31(木) 02:57:21.94 ID:8wF2Z7Mu0
夕張「実は昨日からずっとここで止まっていて、申請書もなかなかかけないんです!」

明石「このままじゃ今日一日も終わりますよ!」

提督「知らんがな……つか、それなら両方ともでいいんじゃないか」

夕張「優柔不断!」

明石「八方美人!」

提督「当たりキツイな! お前ら本当は自分の推している圧縮機を選んでほしいだけだろ!」

夕張「ひゅーひゅー」

明石「夕張、口笛へた」

夕張「お、お約束だからやっただけですし」

提督「はぁ……だから作るなら複合機でいいだろう。最近だと珍しくはない」

夕張「そうなんですか?」

提督「遠心式の利点は見逃せないが、そこから高出力をしようとなると必然的に軸流式も使うことになる。どうせ実践で使えるかどうかは妖精さんの気分次第なんだし、どっちもやっていて損はないだろう」

夕張「……久しぶりにまともな意見を聞いた気がします」

明石「調子が悪いならきちんと寝ていなきゃだめですよ」

提督「お前らだって普段より幾分まともだろうが」

838: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/31(木) 02:58:02.99 ID:8wF2Z7Mu0
―執務室―

提督「真面目に話しているなら真面目に返してくれてもいいだろうに……」

提督「でも、よく考えたら工廠に行くときは大抵変な思い付きを実行しようとしているときだから、二人の態度もおかしくないような気がしてきた」

下2

840: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/31(木) 03:00:14.75 ID:5NV3cJue0
クッキー、クッキーババアが、とうなされながらダウンしている赤城を見舞いに

841: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/01(金) 02:33:06.94 ID:rX0lxQz+0
加賀「赤城さんが寝込んでいるから、今日は私が代わりに出撃します」

提督「赤城がねぇ……え、大丈夫なのか」

加賀「『クッキー』、『ババア』と口にしていたのは聞きました」

提督「赤城がクッキー? 赤城に限って食べ過ぎってことはないと思うが……」

加賀「昨日はパソコンに向かっていた姿を見ましたが」

提督「パソコン? なんとなくわかったような……」

加賀「心配であればお見舞いに行ってはいかがですか」

提督「様子も気になるしそうするか。後で見舞いに行くと伝えておいてくれ」

加賀「了解しました」

提督(正直、心覚えがあるんだよなぁ)

842: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/01(金) 02:33:37.24 ID:rX0lxQz+0
― 一航戦の部屋 ―

提督「で、ババアがどうしたって」

赤城「て、提督……」

提督「本当に寝たきりとは、なんか予想以上にダメージ受けてるな……」

赤城「実は、私のクッキーが……全て……消えてしまったのです……」

提督「消える?」

赤城「データが……」

提督「消えたのか……まあブラウザに保存されるタイプのゲームだから、消えることもおかしくないが」

赤城「どこが可笑しいんですか!」

提督「そういう意味ではない!」

赤城「うぅ……私のババアが……」

提督「赤城の口からババアはなんかギャップがあるな……つか、エクスポートとかしていないのか」

赤城「えくす……?」

提督「なんとなくセーブデータが絶望的だということは伝わった」

843: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/01(金) 02:34:16.35 ID:rX0lxQz+0
赤城「実績も全部集めて、世界中がクッキーに満たされたと思ったのに……」

提督「実績を? まさかと思っていたが、赤城、お前……」

赤城「実はミニゲームもすでに……」

提督「ガチ勢かよぉ! それならなおさら外部にセーブを残しておけよ!」

赤城「こういうものには疎いんですからしょうがないじゃないですか!!」

提督「本気で怒るとは思わなかったすまん!」

赤城「どうせ、提督に私の気持ちはわからないんですよ……大切なクッキーを失った気持ちは……」

提督「ゲームのセーブデータを失う気持ちはすごくわかるが、そこまでメンタルはやられなかったぞ……」

赤城「……すみません、しばらくはそっとしてください……」

提督「わかった……落ち着いたら好きなお菓子作ってやるからな?」

赤城「クッキー以外でお願いします……」

844: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/01(金) 02:36:12.31 ID:rX0lxQz+0
―執務室―

提督「一年半前に話していたゲームをいまだにやっていたのか……いや、最近更新したって聞いたからそれか?」

提督「なんにしても、あの様子なら復活するまであと二三日はかかりそうだな」

下2

846: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/01(金) 02:51:10.77 ID:XnWFK83b0
>>284
曙と大縄回しを特訓して再度縄跳びに挑戦!

848: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/02(土) 01:06:57.21 ID:iRph5Y5H0
―庭―

提督「曙、わかってるな」

曙「たぶんね」

提督「ふふっ、やはり俺と曙の意見は一致か」

曙「ふん、別にクソ提督のためじゃないわ。ただ、あれで終わりたくないだけ」

提督「やはり同意見ではないか」

曙「とにかく! やるわよ」

提督「ああ」

曙「まず、私の声に合わせて回してちょうだい」

提督「いやここは……っと、そんなことを言っているからあんなことになったんだよな」

曙「だから、まずは私に合わせなさい」

提督「了解。なら、こっちは訂正点を考えてみる」

849: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/02(土) 01:07:33.17 ID:iRph5Y5H0
曙「わかったわ。じゃあ、いくわよ……っ」

提督「……」

曙「……ちゃんと回しなさいよ!」

提督「えっ、まずは勢いをつけるところからだろう」

曙「はあっ? ……いえ、確かにそうね。それに関してはクソ提督の言う通りだわ」

提督「なんだ、素直じゃないか」

曙「ミスはミスだからよ! それに、クソ提督だって合図より早いじゃないの」

提督「む、そうか、なら少し遅くしようか」

曙「それじゃ、次……せーの、いーち、にー……」

提督「ちょ、ちょっと、速いぞ!」

曙「何がよ」

提督「縄のスピードだ。それじゃあ飛ぶのがきつくないか」

曙「……そうね。潮とか引っかかりそうだわ」

提督「だが、回すのに心配はなくなってきた。ここから練習をして、止まらないようにするぞ!」

曙「ええ!」

850: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/02(土) 01:07:59.64 ID:iRph5Y5H0
~~~~~~~~

曙「いーち、にー、さーん……」

漣「おっ、ぼのたん、上手に、なりましたなぁ」

朧「もしかして、提督と、練習したの?」

曙「あれじゃあ納得かなかっただけよ!」

潮「曙ちゃん、らしいね」

曙「べ、別に!」

綾波「あっ、す、すみません、引っかかってしまいました」

提督「いや、綾波のせいじゃない。曙、縄の速度が上がっていたぞ」

曙「う、そうね、ちょっとムキになっていたみたい」

提督「いや、俺もフォローしきれなかった。気を取り直して次行くぞ」

曙「ええ。じゃあ、せーの……」

潮(曙ちゃんが素直なの、珍しい……)

朧(素直なの、多分集中しているからだよね)

漣(後でからかうと面白くなりそう!)

851: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/02(土) 01:08:44.21 ID:iRph5Y5H0
―執務室―

提督「まだ息がぴったりというほどではないが、問題ないほどまで上達したぞ」

提督「帰り際に、漣が曙に追いかけられていたが……いつものことだろうな」

下2

853: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/02(土) 01:15:22.88 ID:y5JAdh8YO
旗風と埠頭散歩

855: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/03(日) 03:01:32.72 ID:ih8xKxhq0
―埠頭―

提督「ここは一般市民が扱う港湾だから、あんまり来る機会はないんだ」

旗風「そうなのですか?」

提督「だからこそ、こうしてたまに訪れると実感するんだ。みんなが成してきたことを」

旗風「そうですね。わたくしも、人々の活気が伝わってきます」

提督「この辺は来たばかりだと少々入り組んでいてはぐれ易い。ちゃんとついてくるんだぞ」

旗風「はい」

提督「……ちょっと、お手を拝借」

旗風「し、司令? ここまでしていただかなくとも、わたくしは司令の御傍を離れませんよ」

提督「個人的に心配なだけだ。もちろん、嫌なら……」

旗風「い、いえっ、姉さま方も信頼しているお方です。嫌悪どころか、その……」

提督「少し意地悪を言った。旗風ならそう言ってくれると思っていたぞ」ギュッ

856: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/03(日) 03:02:05.39 ID:ih8xKxhq0
旗風「あっ……司令が意地悪、というのは本当なのですね」

提督「神風か?」

旗風「ふふ、いえ、姉さま方全員です」

提督「全員……思い当たる節があるから何とも言えんな」

旗風「ですけど、みなさん司令のことを話すとき笑顔でした」

提督「う……まったく、さらっとそういって。俺だってそういうのは苦手だ」

旗風「司令、このままどこへ向かうおつもりですか?」

提督「もともとは散歩だ。特に目的はない、が、そろそろ昼だし、どこか入るか」

旗風「それには及びませんよ。どうぞ、司令」

提督「ん、これは弁当?」

857: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/03(日) 03:02:50.11 ID:ih8xKxhq0
旗風「司令が散歩に出かけるとおっしゃってから、すぐに作りました。あまり時間はかけていないので、凝ったものはありませんけど」

提督「凝るとかそういうものじゃないだろ。弁当は気持ちだ。旗風の気持ち、ありがたく受け取ろう」

旗風「あっ……その言い方、恥ずかしいですよ……」

提督「実はこっちも少し恥ずかしい。人も少ないし、そこのベンチに座って食べるとするか」

旗風「はい。……ですけど、司令と二人でこういう場所に来るとは思ってもみませんでした」

提督「俺としては、ずっと旗風とこうしてみたかったけどな」

旗風「えっ……お、恐れ入ります」

提督「恐縮するな。そう思ったのは春風からよく話を聞いていたからだ」

旗風「春姉さまが……やっぱり、恥ずかしいです」

提督「尊敬しているんだっけか。なら、春風を見て学ぶといい。できるだけ便宜を図ろう」

旗風「あ、ありがとうございます! 司令!」

858: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/03(日) 03:04:51.85 ID:ih8xKxhq0
―執務室―

提督「旗風良い子すぎるだろう……最近なんやかんやと濃い奴が多かった気もするし」

提督「……そう考えると彼女は貴重だな気がしてきた」

下2

860: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/03(日) 04:30:06.07 ID:Ti4RuiqDO
最近の青葉の行いが少々目に余るので、
壁ドン+顎クイして懲らしめる

861: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/04(月) 03:05:29.18 ID:TsjGuYXo0
提督「あのさ、青葉」

青葉「はい」

提督「最近、やりすぎじゃないか」

青葉「はて、何かしましたかね」

提督「カステラとって、盗撮して、ガセ情報を平気で流して何もしていないと」

青葉「あ、あー、そんなことありましたね」

提督「しかも最近俺のことを記事にしないと思ったら、特設サイト作りやがって!」

青葉「心外な! 一面じゃないだけで記事にしてますよ!」

提督「なお悪いわ!」

青葉「それに、今更じゃないですか。特別困ったことはないですよね」

提督「ローカルとはいえ気分悪いんだけど!?」

青葉「司令官もプライベート気にするんですね」

提督「当たり前だろう!」

862: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/04(月) 03:06:59.22 ID:TsjGuYXo0
青葉「それで、どうしますか。サイトを消しますか?」

提督「いや、それはそれでなんとなく酷いことになりそうだから……」スッ

青葉「な、なんですか。青葉は権力には屈しませんよ!」

提督「権力じゃなくて、こういうのはどうだ?」ドン

青葉「ほ、ほほう、壁ドンですか。昔は流行りましたね」

提督「別に、流行り廃りのものじゃないだろう」

青葉「あの、ち、近すぎませんか……?」

提督「そりゃ、目を逸らされないためにも、な」クイッ

青葉「……!」

青葉(し、司令官の顔がこんなに近くで……い、今にもくっついてしまいそうな距離で……)

863: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/04(月) 03:07:37.28 ID:TsjGuYXo0
提督「……」

青葉「……?」

提督「……」

青葉「……司令官、もしかしてこれ以上先のことを考えていませんね」

提督「前に壁ドンしたら、されたくない行為にも含まれると聞いたから、いやがらせにやっただけだしな」

青葉「い、嫌がらせで青葉の乙女心を揺さぶってきたんですか!?」

提督「うむ」

青葉「最低ですこの人!」

提督「えぇ、それをお前が言うか……」

青葉「うぅ……き、記事にしてやるんですからー!」ダッ

提督「あ」

864: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/04(月) 03:08:33.61 ID:TsjGuYXo0
ガチャ バタン

提督「うーむ、一応仕返しはできたか? 仕返しになったかはちょっと微妙だが」

提督「ていうか、あいつさりげなく何かをもっていかなかっ……また盗撮してたな青葉ぁ!」

下2

866: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/04(月) 03:37:25.09 ID:Aq7gWCYg0
最近めっきり涼しくなったので、ルイージを湯タンポにして寝る

867: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/05(火) 03:01:36.60 ID:PoTQzW8o0
―提督私室―

提督「ふっふっふ、ここまで来たからにはもう逃げられないぞ」

ルイージ「ふわぁ……眠いから、早く寝よー」

提督「……」

ルイージ「うんー? どうかしたの?」

提督「いや、もうちょっとこう、何かあるかと思って」

ルイージ「一緒に寝るんだよね?」

提督「そういって呼びはしたが、素直に着て寝る準備しているってのがどうにも」

ルイージ「うーん、アンミラーリオの言ってることって、難しいねー」

提督「難しいか……? いや待て、最近こういった押される展開が多い今、俺に対しての試練なのかもしれない」

ルイージ「まだ寝ないの?」

提督「寝ようか」

868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/05(火) 03:03:19.34 ID:PoTQzW8o0
ルイージ「わー、これがフトンなんだね。ふかふかー」

提督「気に入ったならベッドから布団に変えてもいいんだぞ」

ルイージ「そうだね、ろーちゃんもそうだし、考えとくー」

提督「さて、それじゃあありがたく抱かせてもらおうか!」

ルイージ「最近涼しくなってきたからね」

提督「うむ。子供の体温は温かくてこういう時には重宝する」

ルイージ「あんまり子供扱いは嬉しくないかもー」

提督「ルイなんてまだまだ子供だ。ほら、こんなにも暖かい」ギュッ

ルイージ「えー、体温だけで考えると、ポーラさんはあたしよりも温かいよ」

提督「あいつは酒で火照っているだけだろ」

ルイージ「あはは、そうかもー」

869: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/05(火) 03:03:51.28 ID:PoTQzW8o0
提督「でも、しばらくはルイだけでいいって思えるくらい温かいな」

ルイージ「じゃあ今日からずっと一緒に寝よっか?」

提督「それもいいな! でもなんか後で大変なことになりそうだから遠慮しとく」

ルイージ「そう? でも、今日だけでもほかのみんなに自慢できそー」

提督「自慢かー。まあ、それでみんなも湯たんぽになってくれるというなら、それもそれでいいかもなー」

ルイージ「アンミラーリオ? そっちの方が大変なことになると思うよ?」

提督「え?」

ルイージ「ふひゃぁ……そろそろ、本当にねみゅくなってきた……」

提督「ああ、寝る前に話に付き合わせて悪かったな」

ルイージ「んーん、あたしもたのしかったし……」

提督「限界みたいだな。おやすみ、ルイ」

ルイージ「ブォンナノッテ……アンミラーリォ……すやぁ」

870: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/05(火) 03:04:56.51 ID:PoTQzW8o0
―執務室―

提督「娘とかいたらあんな感じで一緒に寝るのだろか。なんとなくそんな気分になった」

提督「でも今思えば寝る提案は断らなくてもよかったような……いや、青葉にあることないこと書かれそうだしやめておこう」

下2

871: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/05(火) 03:13:01.51 ID:ZBUwSBg+0
早速青葉にある事ない事書かれたので抗議する

873: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/06(水) 00:21:36.74 ID:uYFOo0xc0
提督「青葉?」

青葉「はい」

提督「呼ばれたわけはわかるよな?」

青葉「青葉何かしましたか?」

提督「しらばっくれる必要はないだろ!? こんなものを公開してるんだから!」バサッ

『我らが提督、ルイージ・トレッリと同衾!? ついに国際問題か!』

提督「おかげでいろんな奴から詰問を受ける羽目になったんだけど!?」

青葉「えへっ」

提督「誤魔化す気があるのかすらわかんねぇ!」

青葉「青葉は自分の仕事についてはストイックに考えているんです。なので、使用したネタはメモ帳から破り捨てて魚のえさに……」

提督「嘘つけ! お前の部屋にガサ入れしたときメモが大量に出てきたぞ!」

青葉「プライバシーの侵害ですよ!」

提督「お前が言うの!?」

874: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/06(水) 00:22:04.02 ID:uYFOo0xc0
青葉「……それで、正直いつものことですよね」

提督「それはそうだが、叱った直後にやらかしてくるとは思わなくてな」

青葉「まま、このくらいいつものことですし、そろそろ見逃してはどうですか」

提督「本人に言われるとイラッてくるよな」

ガチャ

衣笠「それに、それだけじゃないしね」

提督「衣笠、どうかしたか? ……携帯?」

衣笠「実はサイトの方には動画付きで公開されているネタがあるの」

提督「動画の……青葉、お前もしや」

青葉「はい、この前の壁ドンです!」

875: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/06(水) 00:22:37.42 ID:uYFOo0xc0
提督「ついに隠さなくなったな! しかもタイトルが『ついに夜戦(意味深)に積極的になった提督! 記者青葉の運命は!』って予告かよ!」

青葉「次回ネタばらししようかと思いまして」

提督「遅いわ! つーか、これがあったから冗談っぽいルイの記事を真に受ける奴が出てきたのか……」

衣笠「少なくとも、誤解は解いた方がいいんじゃない?」

提督「だな……おい青葉、わかってるよな?」

青葉「はいはい、わかりましたよ」

提督「ならいいんだが……」

青葉「今日中に動画編集で希望者の壁ドン動画を作っておきますね!」

提督「全然わかってないぞこいつ!」

衣笠(なんだかんだ二人とも楽しそうなのよね)

876: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/06(水) 01:04:47.53 ID:uYFOo0xc0
~~~~~~~~

提督「青葉がやりすぎるのはいつものことだが、相変わらず反省する気が一切見受けられんな……」

提督「周りに迷惑をかけなきゃいいといえばいいんだが……はぁ」

下2

878: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/06(水) 01:11:09.28 ID:aFZNW3P3O
未だにバテているプリンツオイゲンを扇風機の前からひっぺがす

880: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/07(木) 02:50:02.61 ID:h98Y+c820
―談話室―

ビスマルク「あら、アトミラール、ここに何か用?」

提督「ん、ビス子にオイゲンか。珍しくもなんともない組み合わせだな」

ビスマルク「言い方に悪意を感じるわね……ビス子って呼ばないで」

プリンツ「ああーーー」

提督「……なんで扇風機の前に陣取っているんだ?」

ビスマルク「あの子、前からあんな感じなのよ」

提督「正直そういうネタっぽい行動はマル子に似合っていると思うんだが」

ビスマルク「私のことを何だと思っているの。マル子はもっとやめて」

881: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/07(木) 02:50:31.18 ID:h98Y+c820
提督「オイゲンやい、そんなに暑いのか?」

プリンツ「ドイツじゃもっと涼しいですしー……それに、空調も弱くなりましたよね?」

提督「まあ実際いらんだろう」

プリンツ「まだまだ暑いですってー……」

ビスマルク「でも一気に涼しくはなったわね」

プリンツ「そうは思いますけど……」

提督「とにかく、お前たちからするとまだまだ夏ってことか」

プリンツ「恥ずかしながら、そんな感じです……」

ビスマルク「迷惑になっていないのなら、放っておいてあげてくれない?」

提督「俺はもう扇風機もいらんからそれはいいんだが、ビスマルはいいのか」

ビスマルク「こ、これくらい平気よ。あとそこまで言ったのならクまで言いなさいよ」

882: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/07(木) 02:50:57.49 ID:h98Y+c820
提督「でもお前汗すごいうえにとんでもないほど着崩しているのに自分で気づいているか」

ビスマルク「え? ……っ!!」

提督「ほら、オイゲンどいてあげろ」

プリンツ「姉さまの頼みでも、ここからは離れられませんー」ギュッ

提督「ええい、扇風機にひっつくな! 敬愛するお姉さまがかわいそうだとは思えないのか!」

プリンツ「暑いものは暑いんですー!」

提督「暑さは人を混乱させるというのは本当だな……つか、夏の間ずっと建物の中にこもってたんじゃないのかこいつ……」

プリンツ「……あれ、ビスマルク姉さまは?」

提督「ん? 確かにいないな。暑すぎるから部屋に戻ったんじゃないのか」

プリンツ「うぅ~、ビスマルク姉さま~……」タタッ

提督「……一番効果的なのは、やっぱビスマルクか」

883: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/07(木) 02:51:23.66 ID:h98Y+c820
―執務室―

提督「いまだに暑いといえば暑いが、全然過ごしやすい季節になったとは思うんだがな」

提督「そう考えるとガングートは大丈夫なのだろうか。あいつがばてている姿なんて想像できないけど」

下2

886: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/07(木) 06:43:11.68 ID:1t7zBBLA0
間宮、伊良湖、文月改2とおままごと改2

887: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/08(金) 03:22:46.07 ID:zIuqiCgx0
―食堂―

文月「おままごとしよぉ」

提督「……あ、秋雲に何か言われたりとかは?」

文月「? どうして?」

提督「いや、何もないならいいんだ。うむ」

提督「(どうする、やるか?)」

間宮「(普通のおままごとであれば異論はないです)」

伊良湖「(酷くても赤ちゃん程度なら……)」

提督「よ、よし、いいぞ文月。相手になろう」

文月「えへへ、じゃあ改二になった文月、本領発揮するよぉ~」

提督「本領?」

文月「司令官は優秀なイケメン社長!」

提督「お、おお。なんか余計なものがついているが、予想以上に普通だ」

文月「一代で大企業までのし上がったんだけどぉ、新入社員の文月に一目ぼれ、だけど会社は手に入れられたけど文月の心は手に入らなくてぇ、そんなときに間宮さんという取引相手とつい浮気をしてしまい日々苦悩する毎日を送る社長役ね~」

提督「!?」

文月「次に間宮さんがその伊良湖さんと付き合っているんだけど~、司令官と話していくうちにだんだん彼にも惹かれていってぇ、ついに体の関係を結んでしまい二つの恋の間に板挟みになる伊良湖さんの秘書役~」

間宮「!?」

文月「伊良湖さんはぁ、そんな間宮さんと付き合っているんだけどぉ、物足りない感情が徐々に降り積もっていって、街中であった文月に間宮さんと違った感覚を覚え、なにがなんでも手に入れようとする提督の取引相手の社長さん~」

伊良湖「!?」

文月「あたしはそんな二人の社長に求められるピチピチのOL役~」

提督「……前より悪化してないか!?」

間宮「これが本領……本領ってなんでしたっけ……」

伊良湖「私の設定が一番マシなのでしょうか……マシって何でしょう……」

888: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/08(金) 03:23:52.33 ID:zIuqiCgx0
文月「ほら司令官~、始めよ~」

提督「え? えーと……お、おっほん、私が社長だ」

文月「社長~、取引相手の社長さんがお見えになっていますよぉ」

提督「え? あ、ああ、通してくれ」

伊良湖「私ですか!? そ、その……へ、ヘーイシャチョーサン、ケイキハイカガデスカー」

提督「めっちゃ棒読み! き、君のおかげで我が会社も安定の一途だよ」

伊良湖「そ、それはようござんした……」

提督「(口調変わってるぞ!)」

伊良湖「(設定からして難解なんですよ~……)」

文月「秘書の方もお見えになってますよぉ~」

間宮「あ、あなた、大事な書類を忘れていますよ」

伊良湖「え、あ、ありがとう……」

提督「!? き、君は……」

間宮「あ、あの夜のことは夫には内緒にしてください……」

伊良湖「あの夜?」

提督「な、なんでもないぞ! はっはっは!」

文月「嘘! あたし、みてたんだから……二人がホテルから出ていくところ……」

伊良湖「ど、どういうことですか!」

889: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/08(金) 03:24:18.37 ID:zIuqiCgx0
間宮「こ、これは違うの!」

提督「そ、そうとも! 私が好きなのは文月、君だと前に言っただろう」

文月「それは嬉しい……でも、あたしはこの人にも誘われているの……」

伊良湖「っ!」

間宮「どういうこと……あなた」

伊良湖「ち、違います! ただ会社についての話をしただけで……!」

提督「もしかして、彼女が言っていた気になる人は……」

伊良湖「……っ! そうです、だけど、二人だって不倫をしているんですよね!」

提督「そ、それは……」

間宮「あれはちょっとした間違いで……」

伊良湖「こんな人たち、もうどうでもいいでしょう! 文月、私の道にどうかあなたも付き添ってほしい」

文月「……ごめんねぇ、あたし、やっぱり司令官のことが……」

伊良湖「な、なぜですか! あんな人達――!」

秋雲「……」ジー

伊良湖「……あ、あの」

秋雲「なるほど、なるほど……次の本は決まりました!」ダッ

提督「ちょ、こういうパターンは青葉かと思ったけどまさかだ!」

間宮「ほ、放っておくとまずいんじゃないですか?」

提督「文月、リアルおままごとはまたな!」ダッ

文月「えぇ~……むぅ、わかったぁ」

間宮(助かりました……)
伊良湖(良かったぁ……)
提督(なんとか逃げれた……)

890: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/08(金) 03:24:55.74 ID:zIuqiCgx0
―執務室―

提督「なんだってあんな昼ドラみたいな設定を思いつくのか……今回秋雲関わっていないらしいし、本当に改二だったな……」

提督「もしかして、部屋にとんでもないものがあるのではないだろうか……」

下2

892: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/08(金) 05:26:29.75 ID:ciHMqHX90
暁型とSCP-173ごっこ(鬼ごっこ)

提督は妖精さん作、瞬間的高速移動機能付着ぐるみを着てSCP-173役

894: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 02:25:42.70 ID:JS8AYNBF0
―工廠―

提督「なるほど、これはなかなか良いものだ」

妖精さん「つくるのたのしかったです」

提督「ちなみに、再現度は?」

妖精さん「みられてないときだけ、こうそくいどうができるのです」

提督「それだけ?」

妖精さん「いかなるこうげきもききませぬ」

提督「強っ……いやでも逆に言えば首とかはないのか。まああれあったら深海凄艦も倒せそうだしな……」

夕張「何の話ですか?」

提督「……そうだ、あいつらと鬼ごっこをしよう!」ダッ

夕張「え、無視ですか」

895: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 02:26:10.52 ID:JS8AYNBF0
―廊下―

提督「というわけで、室内鬼ごっこだ」

暁「え、えぇ……」

響「司令官、その後ろにあるものは何だい」

提督「SCP-173の着ぐるみだ。攻撃以外の性能を持っているんだぞ」

雷「えすしーぴー?」

電「見られていないときはとんでもない速さで迫ってくる彫像なのです。捕まると死にます」

雷「えっ!?」

提督「さすがに死にはしないぞ。でも、ちょっと変則的で面白いだろう」

響「そうだね……うん、やってみようか」

暁「本気?」

提督「もしかして、暁はレディーなのに怖いのか。やれやれ」

暁「む、こ、怖くなんてないんだから!」

雷「暁は相変わらずね」

電「そうして巻き込まれるのです……」

896: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 02:27:04.90 ID:JS8AYNBF0
~~~~~~~~

暁「いい、目を離さないようにするのよ?」

響「了解」

電「角を曲がると見えなくなるのです」

暁「だから、暁が角まで行くまで待つのよ」

雷「もしかして、暁だけ離れておくってこと?」

暁「……」

雷「図星ね!」

暁「ふ、ふん。暁は先に曲がり角の安全を確認するだけなんだから!」

響「それなら、確認してくれないかな」

暁「え?」

電「全員暁ちゃんの方に集中して、もうこっち側から消えたのです」

暁「……」チラッ

SCP-173「」

暁「ぴ」

電「暁ちゃんが死んだのです!」

響「死んではいないよ」

雷「倒れただけよね。おそらく曲がり角にいるんでしょうね」

響「こっちからチラッと見えるからね。多分捕まったのだろうから、暁が鬼だね」

電「でも暁ちゃんは多分気絶しているのです」

雷「つまり、終わりってことでいいのよね」

響「うん」

雷「はぁ、少ししかやってないはずなのに、なんだか疲れた……わ…………」

SCP-173「」

雷「」

電「全員の瞬きするのが同じだと、急に目の前に現れたようになってびっくりするのです」

響「う、うん……」

897: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 02:27:52.86 ID:JS8AYNBF0
―執務室―

提督「あれ作った妖精さんってすごいな……移動もだが、見られていないときに動けるってどうやってるんだ」

提督「でも少し楽しかった。暁にはまたしても悪いことをしたが」

下2

899: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 02:43:43.99 ID:4ccYByIL0
伊13、伊14、ルイージとオリョール海に出撃だ!
(姉妹3人の許可があれば外洋にでれるらしいので)

903: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/10(日) 02:54:57.62 ID:pCY3tj1S0
―オリョール海―

提督「ふー、久しぶりの外海だな」

13「だ、大丈夫、なの……?」

14「イムヤたちは放っておいても平気と言っていたから大丈夫じゃない?」

ルイージ「アンミラーリオと一緒なんてー、なんだかおもしろそうだね!」

提督「この辺りもなんども来るというのに、まだまだ安全とは程遠いな」

13「それがわかっていて、来たんですか……」

提督「こういう危険なところに行くとわくわくするだろう」

13「い、イヨちゃん……やっぱりほかのみんなが……言うようにやめておいた方が……」

14「姉貴は提督がそう簡単に危険な目に会うと思う?」

13「それは……い、いや、提督は普通の人間なんだから……!」

904: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/10(日) 02:55:24.46 ID:pCY3tj1S0
14「ヒトミは提督が普通の人間だと思う?」

13「えっ……」

提督「よーしルイ、どこまでいけるか競争だ!」

ルイージ「うん!」

提督「俺のバタフライに勝てるかな!」

ルイージ「アンミラーリオこそ、潜水艦の速度なめないでねー」

13「……い、いえっ、少し悩んだけど、普通の人間よ……!」

14「だよね」

提督「何を話しているんだ?」

14「提督のことー」

905: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/10(日) 02:55:53.47 ID:pCY3tj1S0
提督「だったら、イヨも競争に参加するか? どんな敵だろうと受け付けるぞ」

13「索敵は、大丈夫なんですか……?」

14「別にいいんじゃない? 基本的に安全ってみんな言ってたでしょ」

13「それって……潜水艦の私たちの話で、提督に関しては、そうじゃないんじゃ……」

14「文句ばっかり言っても楽しくないよ!」

13「そんな問題じゃないって!」

提督「お、ルイ、敵艦発見だ、いくぞぉ!」

ルイージ「やっちゃおうか、ね♪」

13「ってもういったよ……!」


ヲ級「はぁ、これが終わればしばらく休暇……」

提督「おう、燃料よこせや」

ルイージ「それがアンミラーリオ流の先制雷撃なんだねー」

ヲ級「」

13「も、もう……! 攻撃される前に撤退しますよ……!」

提督「む、何を引っ張って……こんなのいつものことで……」

14「あ、失礼しましたー」

ルイージ「じゃあ帰るまで競争だね!」

ヲ級「……た、助かったとみていいのでしょうか」

906: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/10(日) 02:56:21.14 ID:pCY3tj1S0
―執務室―

提督「やっぱ海っていいなぁ。心が躍る」

提督「しかし、なんだか久しぶりに心配されたような気がする。最近は当たり前のようになってきているからな」

下2

908: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/10(日) 03:04:10.56 ID:8bmFpMm80
珍しく居眠りしてる龍田をつぶさに観察する

910: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/11(月) 03:17:51.55 ID:gRkPQwoc0
―談話室―

提督「さーて、たまにはここに置いている漫画でも読むかね。っと……」

龍田「スー……スー……」

提督「寝てる……?」

提督(いや、寝ていると思わせていたずらしようとしたところを切り落としてくる可能性もある)

提督「触らぬ神に祟りなし。こっちはこっちでやることを」

龍田「ん……」

提督「……」ビクッ

龍田「……スー」

提督「……」

提督(なんなのだこれは、どうすればいいのだ!)

911: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/11(月) 03:19:14.27 ID:gRkPQwoc0
提督「とりあえず、敵を知らずんばという。まずはじっくり観察だ」

龍田「クー……」

提督「……」ジー

龍田「スー……」

提督「こう見ていると、端正な顔立ちしてるよな」

龍田「……」

提督「……写真でも撮って」
龍田「んん……」

提督「やろうと思ったけど、カメラ持ってなかった」

龍田「クー……」

提督(こいつ起きてるだろぉおおおおおお!! 今さらっと軍刀に手を伸ばしたぞ! てか寝てるときになんてもの持ってんだ!)

912: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/11(月) 03:20:07.27 ID:gRkPQwoc0
提督「触れるのはやめておこう。撫で斬り待ったなしだ」

龍田「てんりゅうちゃん……スヤー……」

提督「はいはい。どうせ天龍を茶化す夢でも見てるんだろう」

龍田「ていとく……」

提督「……」ピクッ

龍田「……敵に捕まるなんて……クー……」

提督「まさかの捕縛!? なんで俺まで捕まってるんだよ!」

龍田「んん……? あれ……」

提督「しまった、起こしてしまった」

龍田「ていとく……? あら……あら?」

提督「気持ちよさそうに寝ていたな」

龍田「……もしかして、ずっと見てました?」

提督「ずっとではないが、まあそれなりに」

龍田「……!」ズバッ

提督「照れ隠しで切ってくるな!」サッ

龍田「忘れなければ……わかってますよね~?」

提督「わかったから構えるな!」

913: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/11(月) 03:20:33.07 ID:gRkPQwoc0
―執務室―

提督「寝てても起きてても危険度は変わらんな……」

提督「しかし、本当に寝ていたのだろうか。今でも実は寝ていなかったんじゃないかと疑っている」

下2

915: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/11(月) 05:41:49.20 ID:Ka+sOe+g0
秋の付く艦娘&あきつ丸と秋の訪れを感じに散歩する

916: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 02:57:10.87 ID:sHeGqSbN0
―公園―

提督「紅葉が一面に広がり、冷たい風が吹くようになり、衣替えによって変わっていく服装」

秋津洲「つまり秋かも!」

提督「その通り。まあ紅葉はまだなんだが」

秋雲「まーた、提督の暇つぶしに付き合わされたよ」

あきつ丸「暇だったのでありますか?」

提督「間違ってはいないが……いやほら、お前たちも秋を楽しもう?」

秋月「そうですよ、せっかく外に出たんですから」

あきつ丸「そうでありますな」

秋雲「こっちは暇じゃないんだけどー」

提督「何かあったのか?」

秋雲「次の本のネタだし」

提督「はーい、一名様ご案内ー」

秋雲「だよねー」

917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 02:57:39.36 ID:sHeGqSbN0
秋津洲「提督、焼き芋屋さんがあるかも!」

提督「ふーん」

秋津洲「……焼き芋屋さんがあるよ!」

提督「えぇ、アイデンティティを捨ててでも欲しいのか……」

秋雲「でもま、それくらいは買ってくれるよね?」

提督「しょうがないな……これくらい買ってやるよ」

秋月「そ、そんな高価なものは受け取れません!」

提督「高価……?」

あきつ丸「いくらなんでも高価ではないのでは……」

秋月「そ、そうですか? でも……」

秋雲「仮に高くても、提督の男を見てあげる場面じゃない?」

秋月「男を……」

提督「その言い方は気になるが、焼き芋くらい買ってあげられないような狭量な男だと勘違いされても困るがな」

秋津洲「秋津洲の言葉は無視されたかも」

提督「秋津洲ってそういうキャラだし……」

秋津洲「ひどいかも!?」

秋月「で、ではわかりました。司令、秋月に男を見せてください!」

あきつ丸「その言い方は危険であります」

918: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 02:58:08.90 ID:sHeGqSbN0
~~~~~~~~

提督「やっぱ秋は焼き芋だな」

秋津洲「あふいはも~はふはふ」

あきつ丸「甘くてホクホクしているであります」

秋月「これが司令の男の証ですか……」

あきつ丸「それを引っ張ると提督殿が危険であります」

秋雲「……! ひらめいた!」

提督「なにがだ?」

秋雲「次のネタ! ありがと、提督と秋月!」

秋月「? どういたしまして?」

提督「……念のため聞くが、どういうものだ」

秋雲「へっへっへー、それは完成してからのお楽しみということでー」

提督「嫌な予感しかしない」

秋月「そういえば、秋は見つけましたか?」

あきつ丸「そういえば、来るときにそう言っていたでありますね」

提督「秋? ま、今日はこれくらいでいいだろう。これも十分秋だろう?」

919: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 02:59:36.40 ID:sHeGqSbN0
―執務室―

提督「焼き芋屋が回り始めると秋っぽい感じがする」

提督「あと秋というと秋刀魚かな。また駆り出されるのだろうか……」

下2

921: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 03:16:45.04 ID:V170I/h80
酒匂と清霜から敬老の日はどの艦まで対象か相談される
(戦艦は扶桑型まで? ウォー様は入る? 鳳翔は? 天龍や神風は?)

922: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/13(水) 03:25:19.83 ID:86dPFeRV0
酒匂「司令~」

提督「酒匂に清霜? どうかしたのか」

清霜「敬老の日に贈り物をしたいんだけど、だれにあげたらいいの?」

提督「……死ぬ気?」

清霜「なんで?」

提督「女性に年齢を聞くというのは、とんでもないほどマナー違反だ」

清霜「年齢を聞くわけじゃないんだけど……」

酒匂「誰にあげたらいいかなって思ってるだけなんだ!」

提督「敬老の日という時点で……まあ、とりあえず考えてみるか」

酒匂「ぴゃー、さすが司令!」

923: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/13(水) 03:25:48.33 ID:86dPFeRV0
提督「まず、艦娘の年齢としてならだれも当てはまらないし、艦の年齢だとそれっぽくない奴まで入る」

清霜「うーん、確かにそうかも……」

提督「だから、それっぽい人で考えていく。まずは鳳翔さんは鉄板だな」

清霜「鉄板なの?」

提督「もはや入れなくて誰を入れるって感じだな。なんか敬老の日に感謝したくなる」

酒匂「そう、かも?」

提督「同じような理由で間宮もだな」

清霜「お母さん、って感じだね」

提督「そんな感じのをあげてるからな。ほかには……香取も、なんとなくかなぁ」

酒匂「ぴゃー……」

924: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/13(水) 03:26:19.33 ID:86dPFeRV0
清霜「戦艦の人達はどう?」

提督「戦艦? あー、入れなくていいんじゃないか。歳くってるイメージないし」

清霜「そっかー」

提督「あ、いや待て、ウォースパイトは今も現存しているし、感謝しとけ。完全に老人だろう」

酒匂「そっかー、そういえばそうだね」

清霜「ウォースパイトさんには感謝しておけばいいのね!」

提督「駆逐艦という枠では神風もかな。なかなかいいメンツがそろったんじゃないか」

酒匂「そうだ……ぴゃっ!?」

清霜「……し、しれいかん、きよしもたちはもういくわ……」

提督「? おう」

酒匂「ぴゃー!!」ダッ

清霜「ひゃー!!」ダッ

提督「なんだあいつら……あれー、すみません、いつから聞いて……え、最初から? いや、ちょ、待って。ガチギレしている姿が珍しいとか思ってるのは本当だけど、その手に持っているものを振り下ろされたら……あ―――」

925: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/13(水) 03:27:15.47 ID:86dPFeRV0
~~~~~~~~

提督「……はっ! お、俺はいったい……」

提督「なんだか、変な話をしていたと思うんだが……ううむ、思い出せん。ま、思い出せないということはどうでもいいことか」

下2

927: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/13(水) 06:51:26.79 ID:4zILqXm/o
14とサシ飲み

930: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/14(木) 02:30:46.68 ID:LavJHPua0
―提督私室―

14「こーんなうら若き乙女を連れ込んで、もしかしてイヨをいただくつもりなのかな?」

提督「何言ってんだ。お前が飲もうって言ってきたんだろう」

14「んふふ~、そうだけど、二人っきりでしょ」

提督「だから何だ。ほれ、とりあえずビールでいいか」

14「えー、提督のことだから、もっといいワインとかあるでしょー」

提督「いきなり出すかよ。ほれ」

14「しょーがないなぁ。ん、いただく」

提督「本来は部下が上司に注ぐべきだと思うんだけどな」

14「まあま、硬いこと言いっこないしだって! 今夜は無礼講よ!」

提督「それも俺が言うべきセリフなんだけど!?」

931: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/14(木) 02:31:37.29 ID:LavJHPua0
~~~~~~~~

14「んっふふ~、提督もなかなか飲めるじゃん?」

提督「呑兵衛集団に付き合えるくらいは最低限備えていないと、酔いつぶれるじゃ済まんからな……」

14「あー、あの勢いはすごいよねぇ」

提督「お前も人のこと言えんからな」

14「わかってるってば。提督は姉貴みたいなこと言うね」

提督「それが常人の反応というやつだ。ったく……」

14「次開けていい?」

提督「だから早いんだよ!」

14「次は……そうだ、ならイヨが持ってきたお酒にする?」

提督「何か持ってきてたのか? 手ぶらのように見えるが」

14「今日飲むって話だから事前に棚の中に……ほら、あった」

提督「もうつっこまんぞ」

932: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/14(木) 02:32:03.89 ID:LavJHPua0
~~~~~~~~

14「ウォッカもわるくないねぇ~」

提督「それ響が持ってきてたやつだが……後で買い足しておくか」

14「提督の酒蔵にはずれはないね。また来てもいい?」

提督「ヒトミにちゃんと許可得ろよ」

14「えっへへ~」

提督「……おい、お前その反応」

14「ほら、こんなおいしいお酒の前に、それは無粋だってば!」

提督「いやお前、こういうパターンってのはなあ!」

ガチャ

13「あ……! やっぱりここに……!」

14「げっ、姉貴」

13「すみません、提督……! またイヨが、ご迷惑をかけて……!」

14「迷惑じゃないって。ね、提督!」

提督「お前が決めんな。はぁ……ヒトミ、一応は責任もって部屋に返すから、今日は見逃してやってくれ」

13「提督が……そういうのであれば……」

14「さすが提督! このまま朝までコースだね!」

提督「朝までは飲まんからな!」

933: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/14(木) 02:32:38.29 ID:LavJHPua0
―執務室―

提督「……朝まで飲んでしまった……」

提督「他の奴もそうだけど、朝まで飲んで迎え酒じゃねえよ。とんでもねえよ……」

下2

934: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/14(木) 03:38:05.67 ID:czZpln8do
そういえば川内型がS30Zを
いったいどれ程チューンしたのか確める

936: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 03:37:25.76 ID:88TUF/mr0
―川内型の部屋―

提督「そういや、お前たちのフェアレディってなんか改造してるのか?」

川内「んー? いや、特に何もしてないと思うけど」

提督「え、でもお前たちあんだけ走ってて何もしていないはないだろ」

川内「そういわれても、心当たりはないんだよね」

那珂「那珂ちゃんは気持ちよく走れればそれでいいの」

提督「……?」

神通「あの、ちょっと……」

提督「どうした神通」

神通「実は、その辺りは私がやっているんです……」

937: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 03:37:55.47 ID:88TUF/mr0
提督「神通が? 意外ではないが、なぜ一番乗り気じゃない神通が」

神通「初めは姉さんがしようとしたんですけど……」

川内「……あー! エンジンをもっとかっこよくしたいって言ったら、神通が止めたんだっけ」

神通「その、一応提督からの借りものですので、姉さんに任せるのはちょっと危険だと思ったので」

提督「借り物……? ……ああ、一応所有者は俺になってるのか」

川内「提督忘れてたの?」

提督「すっかりお前たちのかと思ってた……でも、さっきの神通の口ぶりから少し弄ったんだろ」

神通「はい。すみません……」

938: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 03:38:22.69 ID:88TUF/mr0
提督「謝らなくていいって。多分乗る機会ないし」

那珂「結局どんなチューニングをしたの?」

神通「タイヤ・ホイールから始めて、スプリングやブレーキ。サスペンションですね」

提督「ほ、ほう」

神通「あまり本格的にチューンしてしまうと、前述の理由もありますが、肝心の普段の乗り心地が失われてしまうため、なるべく簡単なカスタムのみにしました」

提督「……」

神通「初めにこの辺りを走ったとき、姉さんの運転にも不安はありましたけど、滑りやすいタイヤが一番に気になったので、まずそこからでした」

提督「(そうなの?)」

川内「(そういえば、最初走ったときより機動性が上がったような……)」

神通「そして、また海外で走るとなったとき、再び走りやすいようにするためタイヤを変えて、さらに車体の安定性の向上を目的に――」

那珂「(那珂ちゃんさっぱり理解できない)」

川内「(私も)」

提督「(とりあえずお前たちは神通に感謝しておけよ)」

939: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/15(金) 03:39:55.70 ID:88TUF/mr0
―執務室―

提督「川内と那珂ちゃんの運転の裏側にはあんな補助が付いていたのか……」

提督「つかあいつらなら本当にレースに出れるんじゃないか……?」

下2

920: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/12(火) 03:14:58.31 ID:K0jgDbfPO
仲良しな暁、狭霧、漣にちょっと嫉妬しちゃう第六駆逐とか見たい…

943: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/16(土) 03:00:31.50 ID:BDjZUWy10
―提督私室―

漣「ボンビーあーげる!」

暁「いらないんだけど!」

提督「ちょ、こっちに来るなよ。牛歩カード」

暁「あー! し、司令官……!」

狭霧「さすがに牛歩は酷すぎませんか……?」

提督「じゃあ狭霧が受け取ってあげればどうだ」

狭霧「えっと……ご、ごめんなさい?」

暁「わざわざ謝らなくていいし! ぐすっ……」

狭霧「す、すみません! すみません!」

漣「謝ることしかしてないのが逆に煽りになってますな」

提督「狭霧って案外いい性格してるよな」

狭霧「ええっ!」

944: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/16(土) 03:01:06.66 ID:BDjZUWy10
暁「ふ、ふん、ここからでも逆転してやるし!」

漣「あら、キングに変身したみたい」

暁「」

狭霧「暁ちゃん? 暁ちゃん!」

提督「あまりのショックに固まったみたいだな」

漣「ご主人様がやりすぎたから」

提督「本当は漣に使うつもりだったんだが、即逃げたからなお前」

漣「てへっ」

狭霧「ど、どうしますか?」

提督「さすがにかわいそうだから、間宮アイスでももらってくることにする」

漣「漣のもしくよろ!」

提督「知らんわ。冷蔵庫に入ってる俺のアイスでも食べてろ」

漣「はーい」

提督「ふぅ……あれ、扉があいてる」ギイッ

響「……」
雷「……」
電「……」

提督「びっくりした!」

945: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/16(土) 03:01:34.44 ID:BDjZUWy10
響「楽しそうだね」

提督「楽しいけど、お前らは何でそんな隙間から見てたんだ」

雷「あ、暁が心配だったから」

電「別に、電たち以外にも相手がいたことに驚いているだけなのです」

響「暁が迷惑をかけていないかと思って」

提督「なんだお前らの暁への信頼……」

雷「そ、そんなつもりじゃないのよ?」

響「良くも悪くも等身大の暁みたいだったから、つい」

提督「……ははん、お前たち、ちょっと寂しいんだろう」

電「ち、違うのです」

提督「そんな心配しなくても、姉妹と友人は違うものなんだから気にするな。お前たちにしか見せない顔だってあるだろう」

電「ん……」

響「と、とにかく心配ないみたいだから戻るよ」

提督「混ざっていかないのか?」

響「四人用のゲームでかい」

雷「それに、さっき司令官が言ったでしょう。友人にしか見せない顔ってあるんだから、それを尊重してあげなくちゃ」

提督「そっか。よし、ついでだし、食堂で何かおごってやる」

電「一番高いパフェにするのです」

響「ビンテージワインもたまにはいいかな」

提督「手加減ないな!」

946: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/16(土) 03:04:18.47 ID:BDjZUWy10
―執務室―

提督「冗談で済んでよかった……まあ、間宮のところでそんなものは置いてないんだが」

提督「なんにせよ、いつものメンツが崩れると気になるってのはわからんわけでもない」

下2

948: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/16(土) 03:20:21.19 ID:uk+pHco6o
サラの声のたこ焼きが発見される

949: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 03:51:56.53 ID:TIAXirKI0
提督「は? サラの声の浮遊要塞?」

サラトガ「はい。サラもまゆつばもの?っていうものかと思ったんですけど……」

提督「いや実際ありえんだろ。何かの聞き間違いじゃないのか」

サラトガ「そうだと思っていたんですけど、実はその様子を録画していたものがありまして」

提督「録画……青葉か。なら合成だな、間違いない」

サラトガ「鈴谷さんなのですが……」

提督「嘘だな。インスタグラムで流行っているあれだろう」

サラトガ「ど、どうしたら信じてくれるんですか?」

提督「百聞は一見に如かずという。証拠を見せてくれ」

サラトガ「あ、そうですね。その、ここの……」

提督「ふむふむ、どれどれ」

950: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 03:52:31.56 ID:TIAXirKI0
浮遊要塞『行きます! 航空隊、発艦はじめ!』

鈴谷『でしょでしょ! これすごくない!』

熊野『そんなこと言っている場合ではありませんわ! はやく対空に移行しますわよ!』

提督「……おおう」

サラトガ「これ、サラの声ですよね」

提督「聞く分にはな」

サラトガ「ど、どういうことなんでしょう? これはもしかして、サラは実は浮遊要塞だったということなのでは……」

提督「いや、混乱するのはわかるが、それはないから安心しろ」

サラトガ「うぅ……」

提督(まあ、こういう場合は直接訪ねるのが一番だな)

951: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 03:53:02.81 ID:TIAXirKI0
―???―

提督「説明を頼む」

ヲ級「……本当、貴方は人間なんでしょうか……」

提督「いや今そういう話してないから」

ヲ級「……本人に直接聞いてください」

提督「本人……おお、もしかしてそこのたこ焼きが」

浮遊要塞「たこ焼きじゃないです!」

提督「やっぱりサラの声だな……いったいどういうことなんだ?」

浮遊要塞「実は声が似ていたので、真似てみたんです!」

提督「……それだけ?」

浮遊要塞「はい!」

提督「……とりあえずさ、お前見た目ももうちょっとこだわろう」

ヲ級「そこじゃないと思うんですけど」

浮遊要塞「はい! 将来はサラトガさんのような見た目の姫級になるのが夢です!」

ヲ級「そんなこと思ってたの!? 相手は敵なのだけど!?」

952: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 03:54:01.46 ID:TIAXirKI0
―執務室―

提督「敵ながら面白い奴だった。ついでにサラが言ってくれなさそうなセリフとかも言ってもらってしまった」

提督「しかし、サラ本人にはなんて説明するか……ま、放っておいていいか!」

下2

954: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 05:29:30.79 ID:nNEdyj9Ao
戦艦と主砲でクレー射撃

956: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/18(月) 02:27:51.72 ID:2+lTKk4M0
―演習場―

提督「クレー射撃を主砲でするぞ」

大和「難易度が上がっていませんか」

提督「ははは、だろうな」

ビスマルク「でも、面白そうじゃない」

アイオワ「そうね。ここには各国の戦艦が集まっているのだしね」

ガングート「誰が一番か決めるいいタイミングということか」

リシュリュー「あら、そんなことするまでもないんじゃない」

ガングート「くく、これが謙虚というものか」

リシュリュー「……ふうん」

リットリオ「け、喧嘩はやめてください!」

ウォースパイト「にぎやかね……」

提督「ふっ、みな闘志は十分ということか」

大和「まだやるとは言っていないのですが……」

957: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/18(月) 02:28:31.29 ID:2+lTKk4M0
提督「このボタンを押せば、あっちの方にクレーが飛ぶ。それを狙って当たった数が多い方が勝ちだ」

大和「有無を言わせないんですね」

アイオワ「一番手はもらうわね。さあ、来なさい!」

提督「ぽちっとな」

シュシュシュシュシュ

ビスマルク「クレーってあんなにたくさん出るものだったかしら?」

提督「すまん、普通に不具合だ」

アイオワ「構わないわ。こっちのほうが、面白そうじゃない!」ドンドン

リットリオ「あれだけ飛んでいたクレーが全部割れました!」

リシュリュー「いえ、全部じゃないわ」

ウォースパイト「八割というところね」

ガングート「とはいえ、予想外の場面であそこまでできるのなら、たいしたものだ」

リットリオ「な、なんだか皆さんすごいですね……」

提督「国の威信を背負っていると思えば、こんなものだろ。最近着任した奴らは真面目な奴が多いしな……」

ビスマルク「私もまじめよ?」

提督「いいから撃てよ」

ビスマルク「冷たいわね!」

958: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/18(月) 02:29:04.06 ID:2+lTKk4M0
~~~~~~~~

提督「結果は……」

ガングート「平等ではなかった! 再戦を要求する!」

リシュリュー「飛んできた数は違っても、割合で考えれば結果はでたじゃない」

ビスマルク「私の時は一つしか出なかったわよ!」

アイオワ「外したからゼロ点ね」

ビスマルク「ちが……ってはないけど、私も再戦したいわ!」

リットリオ「私の時はとんでもないほど出たんですけど……」

ウォースパイト「設定はどうなっているのかしら?」

大和「提督、どうしますか」

提督「……実は妖精さんが作ったものだからよくわからん」

959: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/18(月) 02:29:55.08 ID:2+lTKk4M0
―執務室―

提督「非難されたけど、次までに調整と鍛えてくるという話で完結した」

提督「というか、主砲で当てるってとんでもないことなのに当てやがって……実戦でもうちょっと生かしてほしい」

下2

961: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/18(月) 02:59:48.83 ID:ywSMIfT90
結局敬老の日に祝われて落ち込んでいるガングート・天龍・神風を、金剛と二人で慰める

962: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/19(火) 04:21:41.11 ID:1YueEu1g0
―鳳翔の店―

提督「――で、慰め会ってわけか」

天龍「別に慰めてほしいわけじゃないからな!」

神風「まあ、私も昔のことを考えれば、そう思われるのに理解がないわけじゃないけど……」

提督「わざわざ口で言ってる時点で自分に言い聞かせているだけだな」

神風「うるさい!」

ガングート「……」

提督「それで、ガングートはどうしたんだ?」

ガングート「敬老、とは言われたが、何のことかわからないのだ」

提督「ロシアにはないんだっけか。日本発祥だし仕方がないのかもしれないが」

ガングート「? 意味を聞いてもよいのか」

提督「周りの反応でわかると思うが……」

963: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/19(火) 04:22:13.03 ID:1YueEu1g0
~~~~~~~~

ガングート「……!」ガタッ

提督「なんで拳銃をもってこっちに向ける! そもそも、だれに祝われたんだ!」

ガングート「……ヴェールヌイだ。そうか、そのように思われていたのか……」

天龍「俺もだ。まあ、第六駆逐艦どもからなんだけどよ……」

神風「私は清霜たち……と、響もいたわね」

提督(さすが響だ。見事にダメージを与えていきやがった!)

神風「何にやにやしてるの」

提督「いやいや、なんでもない。それより、お前たちの慰めになる人を連れてきたんだ」

天龍「慰めはいらねえって」

神風「いえ、それより、慰めになる人って……」

提督「そうだ、地味にうちの中でガングートの次におばあちゃんという、金剛先輩だ!」

金剛「おばあちゃんじゃないデース」

964: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/19(火) 04:22:49.32 ID:1YueEu1g0
神風「そういえば、金剛さんは……なるほど」

天龍「これが大先輩か……」

金剛「いい加減にするデース! おばあちゃんじゃないって何度言ったらわかるのですカ」

提督「言ってはないぞ」

ガングート「なるほど、だが、なんの慰めになる」

提督「聞いて驚くな。そんな経歴がありながら、彼女は誰からも祝われなかったのだ!」

金剛「ちょっと待ってくだサイ。それはつまりまだまだ若いと思われているということデス」

神風「そうなんですね……」

天龍「あー、ほら、一緒に飲むか」

ガングート「……考えてみれば、慕われているということでもあるのか。ふん、まあいい」

金剛「シット! テイトクー、こんな慰め方は聞いていないデース!」

提督「まあまあ、不満なら俺から祝うから」

金剛「そういう意味で言ったんじゃないデース!」

965: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/19(火) 04:23:17.66 ID:1YueEu1g0
―執務室―

提督「金剛は年齢的にはウォースパイト超えてるんだが、なんかイメージ的にはそこまで歳っぽくない」

提督「いいことなんだろうが、忘れられているということでも……いや、なにもいいますまい」

下2

967: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/19(火) 06:10:47.60 ID:YReRov2P0
龍驤を湯たんぽがわりにしてお昼寝する

969: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/20(水) 04:07:57.79 ID:DxcDSKlw0
提督「ここちよう昼下がり。これはもう昼寝をするしかないな」

龍驤「……きみ、言葉につながりがないで」

提督「そんなことは重要ではない。さあ、布団なら用意した」

龍驤「いつもながらこういうことは早いんやな」

提督「ふふっ、そう褒めるな」

龍驤「褒めとらんわ! ……はぁ、このやりとりも何回目やろ」

提督「お前とは昔からの付き合いだからな。だから、今更だろう」

龍驤「せめて誘い方をなぁ……」

提督「? はぁ、少女漫画風に誘えばいいのか」

龍驤「……そないやから、うちも心配しとらんけど」

970: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/20(水) 04:08:26.26 ID:DxcDSKlw0
提督「とりあえず、寝るってことでいいな」

龍驤「まあええわ。おさわりは禁止やで」

提督「湯たんぽにして抱きしめるだけだからセーフだな!」

龍驤「思いっきり触っとるやろ!」

提督「そんな細かいこと気にするな。大きくなれないぞ」

龍驤「うちが、小さいって、言いたいんか?」

提督「滅相もないです」

龍驤「……さ、先に寝とるで」

提督「自分から横になるなんて。やはり龍驤も眠かったのか」

龍驤(冗談で言っとるんか判断つきにくいなぁ……)

971: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/20(水) 04:08:53.05 ID:DxcDSKlw0
提督「では俺も失礼して」

龍驤「ん……」

提督「はぁー、今日は疲れたなぁ」

龍驤「嘘やろ。朝から外で走っている姿、みとるで」

提督「あれは……そう、部下とのスキンシップだ。なにもおかしくはない」

龍驤「今回のも?」

提督「そんなものだな」

龍驤「そか。……ところで、一つ聞いてもええか」

提督「なんでもどうぞ」

龍驤「うちの状況って、よく駆逐艦相手を誘うって聞いたんやけど」

提督「……せ、潜水艦もだぞ」

龍驤「相手は」

提督「る、ルイ」

龍驤「……喧嘩売っとるやろ?」

提督「……zzz」

龍驤「寝たふりやめや!」

提督「zzz! zzz!」

972: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/20(水) 04:09:54.77 ID:DxcDSKlw0
~~~~~~~~

提督「ふぅ、今日の龍驤は優しかったな」

提督「そもそも温かいんだからしょうがないよな。別に間違った選択はしていない」

下2

973: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/20(水) 07:35:39.22 ID:tS1Hr/Muo
17駆とお月見

975: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/21(木) 04:17:37.04 ID:yLabVrzS0
―庭―

提督「空を見ろ。あんなにも眩く輝いているぞ」

雪風「しれぇ! このお団子美味しいですよ!」

谷風「やっぱ月見に団子は粋だねぇ」

磯風「このくらい、私にも……」

浦風「それはやめてくれぇや」

提督「……そもそもうちの鎮守府には花より団子派が多いのではないだろうか」

浜風「私は月が綺麗だと思いますよ」

提督「もう私死んでもいい的な?」

浜風「いえ、そこまで言いませんが」

初霜「えっと、それって……」

浜風「どうかいたしましたか?」

初霜「いえ……」

浦風「浜風はそういうことには疎いんじゃねぇ」

浜風「?」

976: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/21(木) 04:18:02.53 ID:yLabVrzS0
提督「まあ真面目に受け止める奴には言えないしな」

磯風「よくわからんが、団子は食べないのか」

谷風「もう残り少ないけど」

提督「お前ら食いすぎだろ」

浦風「ええよ、次作っちゃるけぇ」

磯風「ふっ、この磯風も手伝おう」

浦風「いらん」

磯風「!?」

谷風「そんなに驚くことかねぇ」

雪風「雪風も手伝いますか?」

提督「なら、俺も手伝おうかな」

浦風「それじゃ、浜風たちはちょいと待っとき」

浜風「ええ」

磯風「なぜ二人はいいのだ!」

谷風「わかってないところが恐ろしいってね」

977: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/21(木) 04:18:31.67 ID:yLabVrzS0
~~~~~~~~

提督「作りすぎた」

初霜「お疲れ様です」

提督「問題はなかったか? 磯風が独断で毒団子作ったりとか」

谷風「おっ、それはおやじギャグかい?」

提督「違うわ」

初霜「そ、そこまで心配しなくとも、大人しくしていましたよ」

浜風「少々ショックだったようでしたが」

提督「自覚のない飯マズはとんでもないな……」

浦風「ほら、そんなにすねちょらんで、新しい団子じゃ」

磯風「む…………美味いな!」

提督「機嫌が直るのも早いな」

初霜「いいところですよね」

提督「まあ、そうともいうのか。雪風も手伝ってもらってありがとな」

雪風「いいえ、むしろ楽しかったです! 来年もみんなでお月見したいですね!」

978: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/21(木) 04:20:25.70 ID:yLabVrzS0
―執務室―

提督「いやしかし、混ぜてこねて茹でるだけの団子をまずく作る方法は……」

提督「……ありそう、だな。さすがに月見どころじゃなくなるのは避けたい」

下2

980: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/21(木) 06:42:50.06 ID:3zUaNG150
高雄と高雄山(京都)に行く
なお、偶然写真を撮っていた磯波と浦波も連れていかれたみたいです

982: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/22(金) 04:45:28.38 ID:tIZfKPvW0
提督「山に行くか」

高雄「私は部屋に戻りますね」

提督「ちょっと待て、お前がここにいるときに口にしたということは、わかっているだろう」

高雄「提督と二人、ですか」

提督「行先も行先だし、それでもいいが……」チラッ

高雄「外に……?」

提督「どうせなら巻き込むか」

高雄「ほどほどにしてあげてくださいね」

983: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/22(金) 04:45:55.87 ID:tIZfKPvW0
―高雄山―

提督「高雄山といえば複数あるが、有名なのはここ、京都の山だな」

高雄「紅葉がきれいですね」

浦波「さすがに有名なだけはあります。磯波姉さん、ここからの景色とか最高だよ」

磯波「せっかく買った一眼レフのいい被写体……」

浦波「設定は?」

磯波「ひとまずはオート。何か撮りたいシーンがあればその都度変えるつもりだよ」

提督「……あいつら、なんか予想以上にガチじゃないか」

高雄「誘うときもカメラの使い方の練習をしていましたからね」

提督「……まあ、写真撮影の時は頼ろうか」

高雄「そういえば、高雄山に来た理由は……いいですけど、目的は何ですか?」

提督「理由と目的って同じ意味だと思うのだがな。目的といっても、観光だが」

高雄「この辺りには寺院もありますし、麓には有名な食事処もありますけど」

提督「時間的に全部回るのは厳しいか。なら、護神時を見回った後、麓の料亭で軽く食べた後、少し見て帰ろうか」

高雄「はい」

984: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/22(金) 04:46:24.22 ID:tIZfKPvW0
~~~~~~~~

提督「川のせせらぎも木々のざわめきも、近所の山とは大違いだな」

高雄「あら、身近の山もいいところではないですか」

提督「だけど、ここまで四季もはっきりしているさまも珍しいだろう」

高雄「他の有名な山も、こんな感じですよ」

提督「高雄、なんだか今日は素直に認めないな」

高雄「それはその、なんだか自分の名前の山を褒めるのは恥ずかしいじゃないですか」

提督「お、珍しい高雄が照れているシーン。磯波、撮ってくれ!」

高雄「あ、や、やめてください」

磯波「……」

提督「磯波?」

磯波「……! 提督! 今一瞬のシャッターチャンスを待っているんです! 邪魔しないでください!」

提督「す、すまん」

浦波「だめですよー。この状態になった磯波は戦艦相手でも殴り掛かるくらい狂暴なんですから」

提督「えぇ、磯波性格変わってるじゃん……」

高雄「カメラを持つと性格変わる人ってたまにいますよね」

985: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/22(金) 04:47:58.75 ID:tIZfKPvW0
―執務室―

提督「恥ずかしいとは言っていたが、高雄山の観光そのものには満足してくれたみたいでよかった」

提督「磯波は……現像した写真は、確かに素晴らしいものだったな……」

下2

986: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/22(金) 06:23:56.88 ID:bgIMFkOHo
海防艦達とかくれんぼ

989: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:27:09.83 ID:CziiF4y80
提督「よーし、かくれんぼをするぞー」

占守「かくれんぼっしゅか! 負けないっしゅよ~」

国後「そんなことしてる余裕あるのかしら」

提督「余裕はあるものじゃない、作り出すものだ」

択捉「……! な、何となくいい言葉のような気がします!」

国後「それは気のせいだと思うわ」

占守「えー、クナたちやらないっしゅか?」

国後「占守、遊んでばっかりいられないのよ」

提督「いや、遊ぶ余裕があって言ってるんだぞ」

国後「司令が言っても信用ならないんだけど」

松輪「それなら……あの人に許可をとれば……どうですか」

国後「あのひと?」

990: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:28:05.84 ID:CziiF4y80
―公園―

提督「さあ隠れるがいい!」

占守「わー!」

国後「こけたりしないように気をつけなさいよ」

択捉「かくれんぼ、初めてします」

松輪「松輪も……です」

提督「そうなのか? まあ難しいことはない。この公園の中であれば、好きな場所に隠れていいぞ」

択捉「でも、どこに隠れましょう?」

松輪「司令……あの、どこに隠れたらいいと思いますか」

提督「え、俺に聞くの?」

国後「こら、鬼に隠れ場所聞いちゃダメでしょ!」

択捉「ですけど、こういうのは遊びをよく知っている司令に聞くといいと聞きましたが」

提督「その選択肢は間違いではないが、時が悪いな」

占守「そうっしゅよ! 占守が教えてあげるから、早く隠れるっしゅ!」

択捉「は、はい!」

991: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:28:57.56 ID:CziiF4y80
~~~~~~~~

占守「さすが司令っしゅ。この占守を見つけるなんて……」

提督「お前が一番最初に見つかったんだがな」

占守「しゅ~……」

国後「ところで、択捉は?」

松輪「まだ……見つかってないみたい……」

提督「もう公園全域探したと思うんだけどなぁ」

占守「占守のアドバイスの賜物っしゅ」

国後「結局何もアドバイス出来てなかったと思うけど」

提督「うーむ、あとはその辺の茂みの中とか」ガサガサ

占守「さすがにそんなところに隠れてはいないっしゅよ~」

択捉「あ、見つかってしまいました」

提督「……本当にこんな近くにいたんだな」

択捉「その、意外な場所のほうが見つかりにくいって松輪が言ってましたから」

国後「松輪が?」

松輪「うん……」

提督「なるほど、確かに松輪も見つかりにくいというより、なかなか探さない場所にいたな」

国後「これは、かくれんぼは二人の勝ちかしらね」

択捉「あ、ありがとうございます!」

松輪「ありがとう……ございます?」

992: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:29:29.46 ID:CziiF4y80
―執務室―

提督「さて、許可を得たあの人というのは秘書官だったが、別に保護者というわけではないんだぞ」

提督(というか、今まできちんと秘書官に話を通したことってほとんどなかったな……)

提督「……そもそも、そろそろ潮時かもな」

提督「秘書官を任せるのは」

993: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:29:59.31 ID:CziiF4y80
~~~~~~~~

霞「解任、ねぇ」

提督「異論はないな」

霞「……別に、異論も、未練もないわ」

提督「ま、だろうな。秘書官……霞からすれば、とんだ迷惑な話だっただろうしな」

霞「ええ……」

提督「霞に任せたのは、叱咤激励をきちんとしてくれる。そして、決して甘くはない相手だったから」

霞「聞いてるわ」

提督「仕事もどんどん積極的にやってくれるようになったよな」

霞「だんだんと私の割合も増えていったけれど」

提督「……す、すまん」

霞「別に構わないわ。今日で解放されるわけだから」

提督「ああ、今までご苦労だった」

霞「……ふん」

994: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:30:36.08 ID:CziiF4y80
~次の日~

吹雪「それで昔のように秘書艦を順番にってことですね」

提督「心配かけて悪かったな」

吹雪「いえ、それはいいんですけど……でも、心配ですね」

提督「心配? 何がだ」

吹雪「霞ちゃんですよ。今まで仕事漬け……というほどではないにせよ、今までやっていた日課が急になくなるんですから」

提督「日課って、あんなものを日課にされる方も迷惑だろう」

吹雪「それはそうかもしれませんけどね」

提督「しかし、流石に仕事量が一気に増えると大変だな」

吹雪「今までみたいに遊ぶことが出来なくて残念ですね」

提督「今こうしていると、毎日遊んでいた日々が輝かしいものに感じてくるよ」

吹雪「じゃあ、霞ちゃんをを再び秘書官の枠に戻しますか?」

提督「そんな自分のわがままで撤回できるか。ほら、これを工廠まで持っていってくれ」

吹雪「はーい」

995: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:31:12.32 ID:CziiF4y80
―朝潮型の部屋―

朝潮「この前、可愛い犬を見つけたの。ほら、写真にもとって……」

霞「……」

朝潮「……大丈夫、霞?」

霞「……」

霰「燃え尽きてる……」

荒潮「聞いたことあるわ~。今まで精魂込めてやっていたものを失うと、こんな感じになるって~」

満潮「定年退職した人みたいね……」

大潮「飴食べる?」

霞「……あんまり勝手なこと言わないで」

朝潮「やっぱり、司令官に言いに行きましょう。戻してほしいって」

霞「別にそういうのじゃないわよ。ちょっと、心配なだけよ」

荒潮「倒れたことあるものねぇ。それで、秘書官、なんて枠を作ったのだけど」

霞「そうよ。それにしては息抜きの期間が長すぎたと思ったけど……」

朝雲「……正直、話はよくわかんないんだけど、霞は秘書官嫌だったの?」

霞「それなりにはね」

山雲「でも~、あんまり嫌そうにはしていなかったと思う~」

朝潮「やっぱり言いに行きましょう」

霞「いいってば!」

スタスタ ガチャ バタン

朝潮「あ……」

大潮「正直じゃないよね!」

霰「うん……」

荒潮「それなら、提督の方に伝えてみましょう?」

朝潮「……そうしましょうか」

996: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:32:09.73 ID:CziiF4y80
―執務室―

提督「で、俺のところに来たわけね」

朝潮「はい。司令官も、霞のことが嫌いなわけではないですよね」

提督「あったりまえだろ。でもなぁ、今まで苦労かけてきたわけだし」

満潮「今更よ」

荒潮「今更ね~」

提督「えぇ……」

吹雪「いいんじゃないですか」

提督「吹雪までそういうか」

吹雪「そもそも、前に倒れた時より今のほうが格段に仕事も増えているじゃないですか」

提督「艦娘も増えたしな」

吹雪「パンクします」

提督「……そうか?」

吹雪「今はまだいいですが、末になるととんでもない量になります。秘書艦もろとも倒れます」

提督「マジで」

吹雪「マジです」

提督「あー……なら、しょうがないか」

吹雪「はい。しょうがないので、頭を下げて迎えに行ってください」

提督「まさか一日で連れ戻す羽目になるなんて……吹雪、いない間に何かあればすぐに知らせてくれ」

吹雪「了解しました」

ガチャ バタン

朝潮「……なんだか、思ったよりあっさりなので拍子抜けしました」

吹雪「司令官も、たぶん内心で必要だと感じていたからだよ」

朝潮「そうなの。なんとなく、嬉しいですね」

997: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:32:36.16 ID:CziiF4y80
―母港―

提督「ここにいたか」

霞「……何よ」

提督「いや、なんというかな……」

霞「……はっきりしなさい。そして、用があるなら目を見て言いなさいな!」

提督「はは、昔はそういって叱られたな」

霞「あんたは今ほど私たちに目を向けることはなかったから。ふん、一度遊び始めたらここまで堕落するとは思わなかったけど」

提督「凝り性なんだ。もともとこんな感じさ」

霞「……で、何の用」

提督「その、だな。昨日ああいったはいいが……もう一度、秘書官をやってくれないか」

霞「吹雪たちの役割はどうするのよ」

提督「秘書艦の方なら続けるさ。せっかく、こうして親交を深めたわけだしな」

霞「そう」

998: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:33:01.76 ID:CziiF4y80
提督「もちろん、霞に振る仕事は減らすから――」

霞「――今まで通りよ」

提督「え?」

霞「今まで通り。私の方にも同じだけ仕事を渡しなさい」」

提督「大変だったんじゃなかったのか?」

霞「大変よ! 期限だっていうのに、ギリギリまで書類が戻ってこなかったり! 明らかなミスを何度も直したり! 徹夜したことも少なからずあるわ!」

提督「それは……なら、なんで引き受けようと思うんだ」

霞「……知らないわよ。私でも」

提督「なんだそりゃ」

霞「でも一つだけ言えることがあるわ。それは、あんたが放っておけないから」

提督「お前……」

霞「一人にしたら何をしでかすかわかったものじゃないわ」

提督「ガキ扱いか……ま、俺も霞がいてすごく助かっていたと実感したよ」

霞「……ほら、戻るわよ」

提督「うむ。……秘書官」

霞「何」

提督「なんでそんなに顔がほころんでいるんだ?」

霞「――!」

999: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/23(土) 03:35:32.62 ID:CziiF4y80
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<シテキシタダケナノニー!

霞「そういうことは、わかっていても言わないのよ! クズ!」

―完―