前回 レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色んな地方を旅します) 

26: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 22:36:50.42 ID:dhjkDp/00
レッド「えーと……まず初期メンバー」ポーン

ピカチュウ「ぴかー!」

リザードン「ぐああう」

カメックス「がめえ!」

フシギバナ「ばなー……」

カビゴン「zzz……」

ラプラス「きゅいい!」

エーフィ「翻訳するの飽きてきた」

キョウヘイ「可哀想じゃないっすか……いや、この安定してる初期メンバーはともかく」

アルファ「わーっ、ピカチュウ可愛い!」

トウヤ「この子達は……三年前からいるんだっけ?」

レッド「うん……」

オメガ「あれ、これだけじゃないのか?」

レッド「まだまだ……だよ」

キョウヘイ「そうっすね。とりあえずこのポケモン達はレベルが表示できないくらい高いっすね」

オメガ「そんなポケモンがいるのか……」

引用元: ・レッド(無口とか幽霊とか言われるけど新ホウエンを旅します) 



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27: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 22:44:41.66 ID:dhjkDp/00
レッド「次、この子達」ポーン

ゾロアーク「ばーっ! 化けて出てやろうかー!」

ブラッキー「百合を!! ブラを下さいー!!」

グレイシア「灼熱の恒星の加護を受けし土地の挑戦者達よ……我が主をよろしく頼む」

ブースター「えーと、よろしく! 燃やされたくなったら気軽に言ってね!」

ニンフィア「うわ、外だ……ボールに引きこもってたい……」

ミュウツー「……」

ヒカリ「きゃーっ! ミュウツー様ーっ!」

チラチーノ「もふもふ要員、チラチーノ! よろしくね♪」

アルファ「きゃーっ! もふもふーっ!」モフモフモフ

シャワーズ「こんにちは、男の子は夜に会いましょうね!!!」

キョウヘイ「えーと、ここはそこそこキャラ濃いっすね。ブイズがいるからっすか」

オメガ「まだいるのか?」

28: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 22:51:34.50 ID:dhjkDp/00
レッド「まだまだ……」

サンダース「えーと、そこのアルファって子とは趣味が合うと思うぜ!」

リーフィア「わ、この子可愛い! アルファちゃんって言うの? よろしくね!」

ロトム「こんこんにちは! ロトムです! ロトムです! あなたの街のロトムをお願いします!」

アブソル「アブソルです、メガシンカが唯一の個性でしたがそんなことはなくなったぜ!」

カイリュー「カイリューでーす、はかいこうせん撃てまーす」

エンテイ「エンテイだ……」

ライコウ「ライコウだ! よろしく頼む!」

スイクン「スイクンです。絶対零度使えます」

ダークライ「……」

ヒカリ「やだ、このダークライイケメン……」

キョウヘイ「今日丸一日紹介で潰れるっすね」

トウヤ「そうだね……」

オメガ「そんなに持っていられるのか……」

29: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 22:58:43.32 ID:dhjkDp/00
プテラ「サファリ出身です! 攻撃力は高いです!!」

ラティアス「……よろ」

ラティオス「こら、しっかり挨拶しろ。よろしくな」

バシャーモ「特性は加速! よろしく!!」

金コイキング「おい相棒、最近俺の出番が少ないじゃないか! 俺より強いコイキングなんていないぞ!」

サンダー「放電放電! 電気がありあまる!!」

プリン「もごもご」

キングドラ「……」

イーブイ「よろしくお願いします!」キラキラ

キョウヘイ「この辺りは最近出番無いやつらっすね」

トウヤ「ラティアスとかはそうでもないけどねー」

オメガ「コイキングって強いんだなー……」

アルファ「このプリン、何で口にガムテープ張ってあるの?」

レッド「寝ちゃうから……」

30: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 23:05:12.17 ID:dhjkDp/00
ボスゴドラ「俺はここのチャンピオンにも勝った!」

シェイミ「聞いてない自慢はやめるでしゅ」

フリーザー「まあまあ……あ、得意技は必中零度です」

レディアン「虫タイプ仲間が少ないなー……」

モココ「もふっ……俺の放電はちょっと強いぜ」

ポワルン「ぽわー、雪降らせたいなー」

サーナイト「住民の方が困るでしょう、おやめなさい……」

ボーマンダ「ぐう……ぐう……」

ヒカリ「このボスゴドラもなかなかね……」

アルファ「わーっ、このモココすごいもふ、も、もふ……」ビリビリ

レッド(静電気……わかる)

キョウヘイ「えーと、やっと半分いったかいかないかっすかね」

オメガ「四次元リュックだな……」

31: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 23:11:25.97 ID:dhjkDp/00
メタグロス「コメットパンチwww喰らえwww」

レックウザ「ホームグラウンド! ここホームグラウンド!」

ファイアロー「暑い……雪山は余裕なのに……」

ホルード「ぐおー……ぐおー……」

ルカリオ「ここは? ホウエン? こんな場所だったか……」

アリアドス「スパイダーマッ!」

ゴーゴート「乗ってくかい?」

パッチール「ふらふらー……」

キョウヘイ「この辺りになるといつ捕まえたかくらいしか記憶が無いっすね」

トウヤ「仕方ないよ、うん……」

ヒカリ「ルカリオイケメン……」

アルファ「パッチールもふもふ、触らせて! あ、逃げないでー!」

32: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 23:15:45.78 ID:dhjkDp/00
レッド「……疲れた」ドバッ

キョウヘイ「ぎゃー! リュックひっくり返さないで下さいっす!」

トウヤ「凄い数のボールが出てきたね……」

コウキ「ふああ……あれ、ボール以外の道具は?」

レッド「あんまり持ってない……回復の薬と欠片ちょっとくらい」

キョウヘイ「まず倒されないっすもんね」

レッド「全部紹介するのはほんっとうに大変だから……気になるのがいれば、詳しく紹介する」

トウヤ「他のポケモンは旅の中で紹介出来ればいいけど……」

アルファ「えっと、気になるポケモン……」

オメガ「正直気になるポケモンだらけだけどな」

詳しく紹介するポケモン(既出のポケモンもOK、五匹まで)

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/15(土) 23:20:36.88 ID:3/TvuZ+d0
イーブイ

37: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 23:28:12.25 ID:dhjkDp/00
アルファ「さっきのイーブイちゃん! もっふもふで可愛かったから知りたいな!」
 
レッド「えーと……このボールだ」ポーン

イーブイ「わわっ! え、えっと、興味を持ってくださりありがとうございます!」キラキラ

レッド「確か……ゲームコーナーの景品だったよね」

イーブイ「はい! コインと引き換えでやってまいりました!」キラキラ

ヒカリ「何よこの子……超イケメンじゃないの」

アルファ「もふもふー! かわいいー!」

オメガ「この擬音は……まさか、オレの知らない忍術!?」

キョウヘイ「お、今のでオメガがユウキの弟だって納得したっす」

トウヤ「うん、わかる」

オメガ「え、今のでって?」

レッド「……このキラキラは、何だろ。頑張れば使いこなせるし……忍術?」

オメガ「どこの里で習得できるんだ!?」

キョウヘイ「たけのこの里っす」

38: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 23:33:04.41 ID:dhjkDp/00
アルファ「もふもふー!」モフモフモフモフ

ヒカリ「わ、私にも触らせて……」

イーブイ「あ、あはは……」キラキラ

レッド「そうだ……イーブイ、おいで」

イーブイ「はいっ!」ピョンッ

アルファ「もふもふがー!」

ヒカリ「イケメンがっ!!」

レッド「ちょっと待って……イーブイ、進化したいって、本当?」

イーブイ「はい、僕も進化してバトルで勝ちたいです!」キラキラ

キョウヘイ「正直進化しなくても勝てると思うんすけどね……」

トウヤ「確かにそうだけど、本人には思うところがあるんだよ」

レッド「……どの種類に進化したい?」

イーブイ「えっと……」キラキラ

下2

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/15(土) 23:37:27.92 ID:5WBtKdUso
フィー!

41: ◆nIESo90.aY 2015/08/15(土) 23:44:36.78 ID:dhjkDp/00
イーブイ「エーフィです!」キラキラ

レッド「えっ」

エーフィ「えっ? 照れちゃうなー」

キョウヘイ「イケメンがエーフィになることでエーフィのイメージが払拭できればいいんすけどね」

エーフィ「え、酷くない!? 僕もオスなのに! イケメンじゃないって言うの!?」

トウヤ「まあそうだけど……イーブイはなんでエーフィになりたいのかな」

エーフィ「酷い!!!!」

イーブイ「エー兄さんはバトル以外でも出てるから……僕もエスパータイプになれば同じくらい役に立てるかなって!」キラキラ

レッド「いい子……」モフモフ

ヒカリ「イケメンエーフィ……有りね」

アルファ「エーフィになるともふもふっていうよりサラサラが勝るなー……それでも可愛いけど!」

オメガ「エーフィになるには懐いた状態で朝か昼にレベルアップ、だな」

レッド「よし……次レベルアップの時に進化しようね!」

イーブイ「はい!」キラキラ

49: ◆nIESo90.aY 2015/08/16(日) 22:33:13.27 ID:rAVwTd800
オメガ「そろそろ出発するか?」

アルファ「あ、もう三時だ! じゃっ、出発しましょー!」

レッド「はーい……」

コウキ「わーい!」


~101番道路~

レッド(ここはあんまり変わってない……)

キョウヘイ「あー、なんかのどかでいいっすね」

アルファ「でしょ? 私、この道好きなんだー!」

トウヤ「季節が感じられる道っていいねえ」

レッド(何かポケモンいないかなー……)キョロキョロ

???「」バッ

下2

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/16(日) 22:38:36.76 ID:Gn+zuCBT0
マルスケルギア

54: ◆nIESo90.aY 2015/08/16(日) 23:02:33.83 ID:rAVwTd800
ルギア「きょおう!」

レッド「クイックボール!」ポイッ

やったー! ルギアをゲットしたぞー!

レッド「野生だったんだ……」

キョウヘイ「ああ、とうとう伝説が手持ちに……」

トウヤ「ああ、簡単に……クイックボール一発で捕まるポケモンだっけ?」

オメガ「こーやって増えていくのか?」

アルファ「すごーいっ!」

レッド「えっと……特性、マルチスケイル……?」

トウヤ「マルチスケイルって……確かHPが満タンの時ならダメージが半減するんだっけ」

レッド「すごい……」

キョウヘイ「隠し特性っすねー」

55: ◆nIESo90.aY 2015/08/16(日) 23:12:04.15 ID:rAVwTd800
~コトキタウン~

レッド(ここも変わってない……)

キョウヘイ「やー、いいっすねえ! こう、二個目の町っていうのは!」

トウヤ「そうだねぇ……」

オメガ「この町はー……あー、自然が綺麗でー、あー……」

アルファ「えっとー……うん、自然が綺麗なところだよ!」

ヒカリ「なるほど。まさに自然が綺麗って感じね」

コウキ「そーだねー……」

レッド「……」

キョウヘイ「そんな無理しないでもいいんじゃないすか?」

56: ◆nIESo90.aY 2015/08/16(日) 23:22:34.83 ID:rAVwTd800
~102番道路~

キョウヘイ「それにしても……ここは自然が多いっすねー」

トウヤ「そうだねー、またさっきと似たようなこと言ってるけど」

オメガ「この辺りは、確か……あ、来たぞ」

レッド「?」

アゲハント「ふりゅりゅー」「りゅりゅー?」「りゅりゅー」

レッド「……!」

キョウヘイ「おーっ、綺麗っすねー!」

トウヤ「えーと……」ピピッ

図鑑『見た目によらず攻撃的で、花粉集めの邪魔をすると細長い口で突き刺してくる』

トウヤ「こわっ」

レッド「……」

アルファ「ふえっ……」

キョウヘイ「そういう怖いことは知らなくて良かったっす!」

57: ◆nIESo90.aY 2015/08/16(日) 23:28:42.42 ID:rAVwTd800
~トウカシティ~

キョウヘイ「やっとシティに着いたっすねー!」

トウヤ「実際、ここもあんまり変わってないような気がするけどねー」

レッド「……ね」

オメガ「そうだ、父さんに挨拶しに行ってもいいか?」

コウキ「お父さんがいるの?」

オメガ「ああ。ジムリーダーなんだ」

ヒカリ「バトルエリートな訳ね……」

レッド「僕も……後で挑戦しようかな」

オメガ「いや、遠慮しなくても今でいいぞ。せっかくだから一緒に行こうぜ」

レッド「うん……」

58: ◆nIESo90.aY 2015/08/16(日) 23:39:14.91 ID:rAVwTd800


~トウカジム~

オメガ「仕掛けも特に変わってないけど……」

レッド「色んな部屋があるやつ……だよね」

オメガ「ああ。だけどな、オレ専用の道があるんだ……ついてこれるか?」シュバッ

レッド(!? ……天井に穴がある。あそこに行ったのかな)シュバッ

~天井裏~

オメガ「おお、本当に来た……よし、行こう」

レッド(忍者っぽい……)

オメガ「この天井裏に丁度いい道があったから、父さんに会いに行く時だけ使ってるんだ」

レッド「そういえば……下の道は色々あった気がする」

オメガ「普通に会いに行くたびこれなのは面倒だったからな……よし、この穴だ」シュンッ

レッド(発想が忍者……)シュンッ


~ジムリーダーの部屋~

センリ「そこからということはオメガか……おや、レッド君も一緒か」

オメガ「遊びに来たぞ、父さん」

レッド「僕は……一応、バトルを……」

センリ「おお! 前回はぼろ負けしたからな。今度こそは勝つぞ」

オメガ「オレ、父さんがぼろ負けするの始めて見るかもだ」

レッド「…………」

レッド(ちょっと気まずい。どのポケモンで戦おうかな……)

下2

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/16(日) 23:48:52.49 ID:Gn+zuCBT0
金コイキング

63: ◆nIESo90.aY 2015/08/16(日) 23:55:48.56 ID:rAVwTd800
レッド「えーと……頑張って、相棒」ポーン

金コイキング「やっと俺の出番だな相棒!! ジムリーダーなんて一捻りだぜ!!!」

センリ「しゃ、喋る色違いコイキング!? これは強そうだ……」

オメガ「そうか?」

センリ「行け、ケッキング!」

ケッキング「……」

レッド「……雷」

金コイキング「ひゃっはー!!!」

ケッキング「」バタッ

センリ「コ、コイキングが雷を使っただと!?」

金コイキング「あいにく俺はただのコイキングじゃねえ! あのマサラ人をも倒したコイキングだ!!」

レッド「倒されてない……」

センリ「くっ、まだまだだ!!」




センリ「まさか、コイキングに6タテされるとはな……」

オメガ「……すごいな」

レッド「ありがと、相棒」

金コイキング「また戦わせてくれよ!!」シュウン

レッド「えっと、ありがとうございました……」

センリ「いや、こちらこそ。ポケモンの真の力を見せてくれてありがとう!」

センリ「何か渡したいが……ジムバッチはもう前に渡してしまったからな……そうだ、これをあげよう」

下2

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/17(月) 00:06:34.03 ID:kicAymgI0
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲

66: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 00:14:39.71 ID:qB01OQbP0
センリ「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だ。実際に砲弾も発射出来る」

オメガ「父さん、オレ今驚きで溢れかえっている」

レッド(その昔……いつだっけ、二スレ目くらいで見た気がする)

センリ「これをレッド君に……」

オメガ「テッカニン、きりさく」

テッカニン「にんっ」シュバッ

センリ「ああっ、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲が!」

レッド(もう正式名称忘れた)

オメガ「父さん、また来るから」シュバッ

レッド「あっ……え、えっと、またバトルしに来ます……」シュバッ

センリ「ああ、またな。はあ……ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲……」

73: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 22:36:18.69 ID:qB01OQbP0
~トウカシティ~

キョウヘイ「あ、お疲れでーす」
 
トウヤ「バトルしてきたの?」

レッド「うん……」

金コイキング「俺が叩きのめした!!」

レッド「……」ペシッ

オメガ「一方的だったぞ」

アルファ「す、すごーい……!」

コウキ「コイキングって強ーい!」

ヒカリ「さあ、次行きましょう……レッド、コイキングはそこそこイケメンよ」

レッド「!?」

74: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 22:45:45.96 ID:qB01OQbP0
~104番道路~

キョウヘイ「お、海っすねー!」

コウキ「すごーい! 泳いできていい!?」バッ

トウヤ「はいはい、気をつけてね……あ、全裸のままで行くんだ!」

ヒカリ「楽しそうね。あっちでは泳げないからって」

レッド「……ヒカリはいいの?」

ヒカリ「水着を用意していないの。仕方ないから砂でネオアームストロング……」

オメガ「そのネタは前回やったぞ」

キョウヘイ「うーん……どれにしよーかな」

レッド「キョウヘイ……何してるの?」

キョウヘイ「実はこっそり水鉄砲持ってきてるんすよ。レッドさんもどーぞ」

レッド(何でこの水鉄砲凄いリアルなの……? ちゃんと水鉄砲みたいだけど)

誰を撃つ?   下2

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/17(月) 22:47:31.74 ID:7IRjGkHEO
トウヤ

77: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 22:55:28.48 ID:qB01OQbP0
レッド「……トウヤ!」

トウヤ「え?」

レッド「……ばーん」

トウヤ「ぶえっ……やられたー。でも暑かったからちょうどいいかもね」キラキラ

ヒカリ(で、出た! イケメンが濡れた髪をかき上げる時に発生するエフェクト! ミュウツー様を濡らしたい!!)

レッド「……ほんとだ」ポタポタ

トウヤ「やっぱりレッドも暑かったんだね……だけどその水鉄砲をこめかみに当てるのは心臓に悪いよ」

レッド「?」


キョウヘイ「この水鉄砲妙にリアルっすからね……職質不回避」

キョウヘイ「さーて、俺は誰にこの銃を突きつけましょうかねー」

下2

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/17(月) 23:04:31.84 ID:YDuaantlO
レッド

80: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 23:11:50.74 ID:qB01OQbP0
キョウヘイ(そーっと近付いて……)

キョウヘイ「今だっ!」チャキッ

レッド「!」

キョウヘイ「動かないで下さい。流石のレッドさんもこの至近距離では避けられないでしょう」

レッド「くっ……」

キョウヘイ(実際は避けられると思うっすけどね)

キョウヘイ「レッドさんを人質に取ればこっちの勝ちだ! さあ、そちらさん達も動かないでもらいましょうか……」

トウヤ「キョ、キョウヘイ! 落ち着いて!」

ヒカリ「こんなことをしていても無駄よ。さっさと降伏なさい!」

キョウヘイ「いいんすか? そんな口利いて……レッドさんがどうなってもいいと?」

トウヤ「レッドー!」

レッド「み、皆、僕のことはいいから……」

キョウヘイ「さあ! レッドさんに無事でいてほしければ下2してもらいましょうか!」

下2(誰が何をするか)

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/17(月) 23:15:48.46 ID:kicAymgI0
世界征服

85: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 23:21:47.05 ID:qB01OQbP0
キョウヘイ「せ……世界征服してきてもらいましょうか!」

トウヤ「世界征服!?」

ヒカリ「なんて事……」

キョウヘイ「一人の少年を取るか! 世界を取るか! さあ、教えて下さいよ!」

レッド(キョウヘイの演技凄いなー……)

オメガ「はいカットー」

キョウヘイ「えー」

トウヤ「えー」

ヒカリ「えー」

オメガ「えーじゃないだろ。キョウヘイが一瞬言いよどんだのが悪い」

キョウヘイ「だ、だってぇ……まさかカンペに世界征服って書かれるとは思ってなかったんすもん」

オメガ「書いたのはコウキだったよな」

コウキ「いつだったかな? こんな悲劇が起きた気がして」

キョウヘイ「それ以上いけない」

レッド(トウヤとヒカリがノリノリだったなー……)

86: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 23:26:52.10 ID:qB01OQbP0
オメガ「それはそれとして。ここで分かれ道だぞ」

アルファ「あれ、そうだっけ?」

オメガ「まっすぐ行ってカナズミシティに行くか、海を渡ってムロに行くかだな」

キョウヘイ「はー……なるほど」

トウヤ「普通は道なりに行くけど……正直ムロのこと忘れそうで怖いなあ」

ヒカリ「……そう簡単に忘れるかしら」

コウキ「えーとー……レッド、どーする?」

レッド(カナズミかムロか……)

どっちに行くか 下2

88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/17(月) 23:29:30.49 ID:+skRxUDh0
カナズミ

89: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 23:36:22.18 ID:qB01OQbP0
レッド「……じゃあ、カナズミ」

オメガ「わかった。じゃあ、ムロはジム巡りのときと同じようにカナズミの次だな」

アルファ「カナズミの前には……」

キョウヘイ「森っすか……虫やだなー」

コウキ「そういえば虫タイプのポケモン嫌いなんだっけー?」

キョウヘイ「ポケモンならまだいいっす。ただゲジゲジさんとかGとかジョロウグモさんとかは……」

ヒカリ「ああ……ポケモンじゃないのは節とかリアルなのよね」

レッド「虫……」

アルファ「あれ、レッドさんも虫苦手なの?」

レッド「格闘半減だから……」

キョウヘイ「その返しは若干予想できてたっすね」

90: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 23:44:23.79 ID:qB01OQbP0
~トウカの森~

レッド「薄暗い……」

トウヤ「森だからねえ。あともう夕方だからかなあ?」

オメガ「カナズミに着いたらポケモンセンターに行くか」

ヒカリ「そうね……あら、クモ」

キョウヘイ「!?」

ヒカリ「……ごめんなさい、アリアドスだったわ」

キョウヘイ「どっちみちクモじゃないっすかー!」

アルファ「今日もトレーナーがいっぱいいるねー!」

コウキ「……エンカウント少ないなー、あっちと違って」

レッド(ハクタイは長いから……あれ、何かいる? 大きいポケモンか、人……草むらに隠れてるからわからない)

誰?  下2

92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/17(月) 23:46:24.06 ID:+skRxUDh0
女レッド

93: ◆nIESo90.aY 2015/08/17(月) 23:55:38.44 ID:qB01OQbP0
女レッド「助けてー……」

レッド(この声……まさか!)バッ

女レッド「わっ! よかったー、足に草がからまって……って、あれ!? あたしだ!!」

レッド「何で僕がここに……」

キョウヘイ「どーしたん、す、か……お久しぶりです」

女レッド「久しぶり……また異世界来ちゃってるってこと!?」

トウヤ「わあ、懐かしい……いつ以来だっけ?」

レッド「草、取れた……確か、ナナシマの時」

キョウヘイ「番外編を入れるなら正月スペシャルっすね」

トウヤ「あー、あったねそんなこと」

94: ◆nIESo90.aY 2015/08/18(火) 00:01:39.75 ID:DrqBZGdy0
女レッド「よいしょ、っと……」

コウキ「この子誰ー? 女装した時のレッドに似てるけど……」

レッド「……異世界の、僕」

ヒカリ「まさに女版レッドって感じの子ね」

オメガ「……異世界なんて、本当にあるのか」

女レッド「あるんだろうね。だって、あたしがここにいるんだもん!」

オメガ「そうだったのか……ちょっと想像力が豊か過ぎるのかと思ってた」ボソッ

アルファ「?」

オメガ「何でもないぞ」

ヒカリ「そうね……異世界なら私のパルキアでどうにかなるかもしれないけれど」

女レッド「本当!? すっごーい! ……でも、せっかくだしもうちょっと観光しようかなぁ」

アルファ「嬉しい! 女の子が少なくて寂しかったんだー」

ヒカリ「私とアルファだけだものね。生物学的に言えば」

レッド(なんでこっち見るの……)

100: ◆nIESo90.aY 2015/08/18(火) 22:29:39.92 ID:DrqBZGdy0
今日は諸事情により番外編です。

101: ◆nIESo90.aY 2015/08/18(火) 22:40:40.22 ID:DrqBZGdy0
エーフィ「こないだも言ったけどさ。フィーが足りないよ!」

イーブイ「何ぜーたく言ってんのよ! ブイの方が足りないっていうのにー!」

ブラッキー「ブラの方が貴重だって!! 言ってるのに!!」

ヒカリ「あら、じゃあ私もいいかしら? ヒカが足りないわヒカが」

エーフィ「ヒカって言ったってヒカリがミュウツーと話したいだけでしょ?」

ヒカリ「ええ、そうよ」

マサキ「青春やなー、ということで天才科学者マサキ様におまかせやで!!」

エーフィ「おおー! よっ、変態科学者!」

マサキ「変態やで! ということで今回はこんな感じやでー」

下2 要素の入った  下4

マサキ「下2には……まあ、猫耳だとかメイドだとか、何でもええで」

マサキ「下4は好きな二人組……まあ何でもええで。フィーブラブイヒカ何でも」

マサキ「まあ早速どうぞー」

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/18(火) 22:49:24.12 ID:9EREzyXSO
魔女っ娘

105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/18(火) 22:51:56.83 ID:2pYXPpSf0
シャワーズ×エーフィ

107: ◆nIESo90.aY 2015/08/18(火) 23:02:46.59 ID:DrqBZGdy0
エーフィ「どっしぇええええええええええ!!」

マサキ「お、ええやん(笑)」

ブラッキー「よかったね、フィーじゃん(笑)」

エーフィ「ブラッキーっ!!! 許さあああああああああん!!!」



シャワーズ「エーフィ!!! お兄ちゃんの胸に飛び込んできなさい!!!」

エーフィ「シャワ兄!! ま、魔女っこ魔女っこ魔女っこ……魔女宅しか出てこない!!!」

シャワーズ「少し溶けておいたほうがいいですかね!? ねえエーフィ!?」

エーフィ「箒ほうきホウキ……あった! 上がれ!」ミョンミョン

シャワーズ「エーフィ!? お兄ちゃん防御上がってますよ!? エーフィーっ!?」

エーフィ「バイビーっ!!」ビュンッ

108: ◆nIESo90.aY 2015/08/18(火) 23:05:50.34 ID:DrqBZGdy0


エーフィ「うおおおおおおおおおおおおお!!!」シュンッ

マサキ「早いやんけ」

ブラッキー「そうだよエー兄」

エーフィ「きあいだまあああああああああああああ!!」ビュンッ

ブラッキー「ぎゃー!! かすったー!!!」

エーフィ「外れた!! レッドといるときは大抵外れないのに!!!」

イーブイ「私はエー兄のそういう姿を見るよりブイが見たいんだけど」

ブラッキー「えー、なんかスッキリするじゃん」

エーフィ「き・あ・い・だ……」

ブラッキー「すいません!!!!」

マサキ「はい次いくで次ー」

下2要素の 下4

110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/18(火) 23:38:05.51 ID:PyharuE2o
メイド

112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/18(火) 23:41:48.68 ID:REYqywBI0
別エリカ×別レッド

115: ◆nIESo90.aY 2015/08/18(火) 23:52:50.25 ID:DrqBZGdy0
エーフィ「良かったじゃんイーブイ。ブイだよケッ!!」

イーブイ「うん……嬉しい!!!」

マサキ「はいはいポチッとな」


~シロガネ山~

別レッド「はあ、今日も逃げ切った……」

別エリカ「お帰りなさいませっ、ご主人様♪」

別レッド「エ、エリカ……!? な、な、な、何でここに……」

別エリカ「レッドさんはこんな寒いところで暮らしていたんですね……私、心配なんです」

別レッド「いやー、まー、俺がここに住むのもナツメと結婚するまでだからなー! もうあと少しだから!!」

別エリカ「そんな、遠慮なさらずに! 私がレッドさんのメイドになって冥土までついていきます。たとえレッドさんがどの町に行こうと誰かの元に行こうと私は必ずお供してお世話してさしあげますわ。ですからレッドさんは何も心配しなくてよいのです。だから一生ついていきます。返事はいりません。まあ、あり得ない話ですが断られても強行します。けしてあなたに害は与えません。ただ私の愛を受け取ってくださればいいのです。だからレッドさんの唯一無二の冥土さんにしてください」

別レッド「ど、どの町に行こうと、か……じゃあ、俺はこの世界から逃げるっ!!」バッ

別エリカ「何処へ行くんですかレッドさん! 私も! 私もついていきま……いない……?」 

116: ◆nIESo90.aY 2015/08/18(火) 23:55:07.25 ID:DrqBZGdy0
マサキ「ヤンデレこっわ」

エーフィ「あー、僕もあれ若干トラウマー」

ブラッキー「イーブイ的にこれはありなの?」

イーブイ「逆に聞くけど、これがフィーとかブイだったら?」

エーフィ「ぜんっぜんあり!」

ブラッキー「同感!」

イーブイ・エーフィ・ブラッキー「いぇーい!」

マサキ「こいつらも怖いわー。ラストいくでー」

下2 要素の 下4

118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/18(火) 23:57:59.92 ID:9z164rLr0
ケモミミ(出来れば猫)

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/19(水) 00:00:12.98 ID:EPtehzHh0
ロリ

122: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 00:10:27.19 ID:CKuLzXJh0
ヒカリ「え、ヒカないと思ってゲームしちゃってたのだけど」

エーフィ「ポーズ画面にできないの?」

ヒカリ「出来るわ」パタッ

ブラッキー「良かったねエー兄、またフィーじゃん。あーあ、ブラはなかった!」

イーブイ「ブラ兄うるさい」

マサキ(ケモ耳はブースターにはもうついてるんやったな)



レッド「……何これ」

ブースター「何してるのー」

レッド(ブースターが喋ってる!? ……これ、夢なのかな)

ブースター「レッド! なーにーしーてーるーのってば!」

レッド「! え、えっと……謎の猫耳が……」ピョコ

ブースター「ふーん……ほんとだ」ペシペシ

レッド「やだなー……」

ブースター「え、嫌なの? 何で?」

レッド「それは……」

レッド(目覚めトウヤに見つかったら死ぬし、緑に見られたら笑われるから……でもこれ夢だし大丈夫かな)

ブースター「僕はレッドとおそろいみたいで嬉しいけどね! レッドももふもふー」

レッド「……! ブースターももふもふ!」モフモフモフモフモフモフモフモフ

123: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 00:15:58.78 ID:CKuLzXJh0
エーフィ「いーなーブー兄」

ブラッキー「猫耳要素ほぼなかったけどね!」

ヒカリ「いつものレッド(+猫耳)だったわね。いいと思うわ」

イーブイ「それ、多分親心的なやつじゃない?」

ヒカリ「さあ? どうかしら」

マサキ「はい、一人ずつ今回の感想!」

エーフィ「えーと、次回はシルバーとレッドとかグリーンとレッドとかアクロマとキョウヘイが見たいです!!!」

ブラッキー「ブラ下さい!!!!!!!!!!」

イーブイ「ヤンデレお嬢様最高! 別世界のレッドごめんね!!」

ヒカリ「ミュウツー様prpr」

マサキ「はい、こんな感じやな。えー、それではそろそろ終わり! 本編でワイの出番下さい!!」

エーフィ「フィー下さい!!!」

ブラッキー「ブラ下さい!!!!!!!!!!!!!!」

マサキ「だー押すなアホ! さよーならー!!」

終わり

127: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 22:29:58.76 ID:3f0lK+VW0
まっっっっっことに申し訳ありませんが今日も諸事情で本編が出来ません…
今日やること 下2

129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/19(水) 22:44:26.65 ID:Xp1iRmpA0
女レッドの世界のみんなの紹介(前に別レッドがやったみたいに

130: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 22:54:28.15 ID:3f0lK+VW0
女レッド「えーと、みんなの紹介かー……」

男ブルー「レーッド! 何してるんだ?」

女レッド「あ、お兄ちゃん! 今からお友達に会いに行ったりするんだー!」

男ブルー「お友達……? そのなかに男はいないよな!? お兄ちゃん許さないぞ!?」

女レッド「わかったから……いってきまーす」

男ブルー「やめてくれよ! 帰ってきたら彼氏連れとかお兄ちゃん泣くからな!!」

女レッド「わかってるよーっ、もう!」

131: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 22:58:19.08 ID:3f0lK+VW0
女レッド「まったく、お兄ちゃんは……」

女グリーン「ボンジュール、レッド!」

女レッド「グリーン! やっほー!」

女グリーン「もしかして、またブルーさんとケンカしたとかか?」

女レッド「え、なんでわかるの!? でもさ、あそこまでしつこく言わなくてもよくない?」

女グリーン「しかたないさ、レッドが可愛いんだし。な、ライ!」

女ライ「え!? う、うん!」

女レッド「ありがとー、ライ!」

女ライ「え、えへへ……」

女グリーン「おーい、あたしを見ろあたしをー」

132: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:02:25.11 ID:3f0lK+VW0
女レッド「えーとー……あ、ファイアー! リーフーっ!」

男リーフ「姉ちゃーんっ! どこ行くのー!」

女ファイア「こらリーフ、あまり姉上にくっつくな。怒られるぞ」

男リーフ「姉ちゃんは怒らないもん。ねー!」

女レッド「うんっ!」

女ファイア「いや、私が言っているのはそういうことじゃ……ま、いいけど」

女レッド「! そ、そうだよリーフ! たまにはファイアにも、ね!」

男リーフ「なーんだファイア、そういうことだったんだ!!」

女ファイア「申し訳ないのですが姉上、違うから!!!」

女レッド「仲良くねーっ! じゃあ、行ってきまーす!」

133: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:06:30.18 ID:3f0lK+VW0
~ジョウト地方~

女レッド「えーと、確かこの町だよね……ヒビキとコトネはどこだろ」


女ゴールド「なあクリスタル……あのねーちゃん誰だ?」

男クリスタル「さあな。興味ない」

女ゴールド「ちょ、待ってよ!」


女レッド「この家かな?」ピーンポーン

女ヒビキ「はーいっ! あ、レッドさん! いらっしゃい!」

女レッド「急にごめんね、遊びに来ちゃった!」

女ヒビキ「来てくれて嬉しいです! どーぞ! ……今、ちょっとあれなんですけど」

134: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:11:36.25 ID:3f0lK+VW0

TV『では今日のゲスト。イッシュで女優をしておられるキョウ子ちゃんです!』

男コトネ「キョウ子ちゃああああああんっ!! 今日も可愛いいいいいいいっ!!」

女ヒビキ「すいません……あの……コトネが……」

女レッド「あはは、私は夢中になれることがあるっていいと思う!」

女ヒビキ「うー、レッドさん……ありがとうございますうぅ……」

女レッド「でも……うーん、女の子を前にこれは酷いね! コトネーっ!」

男コトネ「いええええっ……あ、あれ、レッドさん!?」

女レッド「コトネ? キョウ子ちゃんもいいけど、ヒビキにも構ってあげて!」

女ヒビキ「ふええ!? わ、わたし、ちがくて!」

男コトネ「ヒビキーっ、ごめんね! 一緒に見よう!」

女ヒビキ「う……うん!」

女レッド「よかったよかった!」

135: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:14:54.39 ID:3f0lK+VW0
女レッド「次は……ホウエンにでも行ってみようかな」

女シルバー「あ、レッドさん……」

女レッド「シルバー! 久しぶり! 元気だった?」

女シルバー「は、はい! おかげさまで!」

女レッド「よかっ……あれ、もしかしてシルバー髪切った?」

女シルバー「き、切ったといっても少しですけど……」

女レッド「そっかー……シルバー、髪長いほうが似合うと思うんだけどなあ……」

女シルバー「つ、次は! 次は伸ばします!」

女レッド「ほんと!? 約束だよっ!」ギュー

女シルバー「」バタッ

女レッド「シルバー!?」

136: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:19:24.63 ID:3f0lK+VW0
~ホウエン~

女レッド「ホウエンに来てみたけど、うーん……」


男ハルカ「ユウキ、今日はあっちの島に行こう」

女ユウキ「また? 今月五回目だよ、こういう旅!」

男ハルカ「だって旅したかったけどユウキとは離れたくねーんだもん」

女ユウキ「そ、そんなこと言って……その通り旅についていったら旅先で魔法使いのような怪しい人に『ずっと一緒にいさせてあげよう』と言われ文字通りからだがくっついてしまいそのまま結婚するまでくっついてしまうんじゃ……きゃーっ!」

男ハルカ「ばかなこと言ってないで行こう」


女レッド「カップルが目の前に現れるなんて……今日は観光デーじゃないのかな」

女レッド「今私が惨めなのも……お兄ちゃんのせいだもんっ! シンオウいこーっと!」

137: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:23:25.46 ID:3f0lK+VW0
~シンオウ~

女レッド「うーん、シンオウなら大丈夫だと思ってたんだけどなー……」


女コウキ「あーっ! 暑いー!」バッ

女ジュン「な、何やってんのよバカ! ヒカリだっているのよ!」

男ヒカリ「ああ、僕はコウキの体を見てもなんとも思わないから」

女ジュン「も、もしかしてアンタ●●!?」

男ヒカリ「断じて違うっ!! 僕にはもう愛妻サーナイトちゃんがいるからいいんだ!!」

女コウキ「だってー。じゃあこのままでーいーよねー」

女ジュン「じゃあアタシが襲うけどいいわよね!? ね!?」


女レッド「なんたるぅ……ここも駄目……」

女レッド「ぐぬぬ……そ、そうだ! 海外! カロス行こう!!」

139: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:29:57.04 ID:3f0lK+VW0

~カロス~

女レッド「わー、お洒落……きゃっ!」ドンッ

男セレナ「おっと、ごめんね。綺麗なお嬢さん」

女レッド「へっ!? え、あああの」

女カルム「セレナ、あんまりナンパしてると怒りますよ?」

男セレナ「あー、ごめんカルム。道案内してもらってる時に」

女カルム「わかればいいんですけどね。うちの連れがすいません……観光の方ですか?」

女レッド「ひゃ、ひゃい!」

男セレナ「そうだカルム! この子に観光案内してあげようよ! ね、いいよね!?」

女レッド「お、お願いします!!」

男セレナ「だって! ほら、さっそく……」

女カルム「あなたがサナとの待ち合わせに遅れそうだから案内してと言ったんじゃないですか!!」

男サナ「そうだぜセレナ! 俺を裏切らないでくれ!!」

男セレナ「えっ」

女カルム「今のうちに行きましょう」

女レッド「は、はい!」

141: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:37:11.71 ID:3f0lK+VW0
女レッド「お友達できてうれしかったなー……」

女レッド「そうだ、帰りついでにイッシュに行こう! キョウ子ちゃんにも会いたいし!」


~イッシュ~

女レッド「イッシュも都会だなー……イッシュといえば」

女レッド「向こうの世界には男の私とキョウ子の他にもトウヤって人がいたなー。ちょっと探してみよう」


女レッド(あれ、あの人トウヤさんに似てる……?)

女レッド「あ、あのー、トウヤさんって人しりませんかー……?」

男トウコ「ん? 珍しいなー、女の子なのに俺じゃなくトウヤのファンか」

女レッド「ファン……でもないんですけど、ちょっと会ってみたくて」

男トウコ「あれ、ファンじゃないのか。まあいいぞ。レシラムでひとッとび!」

レシラム「もえるーわ」

女レッド「かわいーっ!!」

143: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:43:09.58 ID:3f0lK+VW0


男トウコ「えーと、確かここに……いた、トウヤーっ!」

女トウヤ「あれ、トウコ。どうかしたの? もしかしてデート中?」

男トウコ「ちげーよ。この子がトウヤに会いたかったんだって!」

女レッド「こ、こんにちは!」

女レッド(き、綺麗なお姉さんだ……でも、優しそうな雰囲気はこっちも変わらないみたい)

女トウヤ「私に? ありがとう、嬉しいなー」ナデナデ

女レッド「えへへー」

男トウコ「こうしてる分には普通の美人なんだけど……あっ」
 

ショタ「おねーちゃーん! まってー!」


女トウヤ「何あのナイスショタ! 可愛い! 連れて帰りたい! だけどイエスショタノータッチ!」パシャパシャ

男トウコ「はあ……」

女レッド「あ、あはは……」

144: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:49:30.13 ID:3f0lK+VW0

男メイ「あ、トウヤさーん! トウコさーん! ……あ、レッドちゃんも!」

男トウコ「メイ……って、あんたメイと知り合いなのか」

女レッド「はい! えっと、PWTで戦って……」

男メイ「レッドちゃんにぼろぼろに負けちゃって。可愛くて強いなんてレッドちゃんは最高の女の子だ」キラキラ

女レッド「あはは、メイ君ったらー」

男トウコ「うわー、だからメイ、その女に媚びる態度やめろよー」

男メイ「いーだろべっつにー。それに本心だもん!」

女レッド「あはは、調子いいねー」

男メイ「ガード固いなー。そうだ! 今からキョウ子に会いに行くから一緒に行こう!」

女レッド「え、いいの?」

男メイ「もちろん!」

男トウヤ「行ってこーい。俺はこいつどうにかしとくから」

女トウヤ「ナイスショタ! かわいい! この角度五千万点っ!」パシャパシャ

145: ◆nIESo90.aY 2015/08/19(水) 23:56:55.83 ID:3f0lK+VW0
~プラズマフリゲート~

男メイ「で、多分キョウ子はここだよ」

女レッド「でかー……っていうか、船?」

男メイ「飛んでたし飛行船? でも飛行船ってもっと違う形だもんな」


~室内~

男メイ「キョーウ子! 遊びに来たぞー!」

女アクロマ「よく来ました妹!! キョウ子ちゃんの押さえつけに協力してください!!!」

キョウ子「は・な・せーっ! やめなさいって言ってるでしょーっ!」バタバタ

女アクロマ「可愛い! このか弱い女の子のじたばた感可愛い!」

女レッド「わー、凄いことになってるね!」

男メイ「……ごめんな、こんな愚姉で。キョウ子救出」

キョウ子「あー、ありがとうメイ! 全くもうっ、二度と来ないんだからっ!」

女アクロマ「わかりました」

キョウ子「な、何よ……」

女アクロマ「今寂しかったでしょう!! 可愛いですねー、嫁にしたいっ!!」

キョウ子「帰るっ!!」

男メイ「あー……俺たちも行こうか」

女レッド「そうだね!」

147: ◆nIESo90.aY 2015/08/20(木) 00:01:11.99 ID:ffxuwTrq0

女レッド(今日は色んな人を見てきたけど……)

女レッド(もしかして、あっちの世界ではみんな性別が逆なのかな?)

女レッド(それもちょっと面白そうな気が……うわっ!?)ズルッ

女レッド(こんなとこに穴なんてあったっkぶふっ)ベターン

女レッド(マサラ人じゃなかったら死んでた……けど、足が草にからまったー!)

女レッド「助けてー……」

レッド「!?」

終わり

149: ◆nIESo90.aY 2015/08/20(木) 00:21:05.41 ID:ffxuwTrq0
おまけ1  別世界ブイズ


エーフィ♀「いやー、今日もたっくさんのフィー、もとい百合が手に入った!」

ブラッキー♀「エー姉ずるーい! ま、今日はサナセレ見れたからいーけど!」

イーブイ♂「なんでここは百合やら●●が多いんだよ……ふざけてんのか」

エーフィ♀「いいじゃん、イーブイは被害ないし」

ブラッキー♀「私からしたらあるけど」

イーブイ♂「死ね……エー姉、ブラ姉、お前らみたいなのでも女なんだから、そろそろ彼氏作らないと……」

エーフィ♀「えーっ、心配しててくれたの!? うーれーしーいー!」

ブラッキー♀「ありがとイーブイーっ!」

イーブイ♂(誤魔化されてる感)


サンダース♀「ちょっとあんたたち、そろそろ独り立ちしなさいよっ」

シャワーズ♀「まだお嫁さんが見つからないんです。助けてお姉さま……」キラキラ

サンダース♀「ブースター? あんたももうすぐ大人なのよ。こんなのにならないように今から準備を……」

ブースター♀「大丈夫よサン姉! 私、世界一の女王様になるって夢に向かって頑張ってるの!」ピシーン

サンダース♀「ああんっ!」

サンダース♀「夢があるなら……ってええ!?」


グレイシア♂「絶対零度の貴公子……究極の闇に飲まれし永久の騎士……この世界は光の主によって支配された」

グレイシア♂「あ、ちょうちょだー! ……はっ」

グレイシア♂「光という言葉に惑わされし地の民を救わねば……また魔道戦争が起きる……ちょ、ちょうちょ……」

リーフィア♂「グレ兄可愛いーっ!! ねえグレ兄、ちょっとこっち来て怖い事しないから」ハアハア


ニンフィア♂「ちょwww隣の部屋から兄の●●声するwwwwwwww……っと」ッターン

150: ◆nIESo90.aY 2015/08/20(木) 00:21:33.04 ID:ffxuwTrq0
別世界の様子を見たフィーブラブイ

エーフィ「なんつー世界じゃこりゃ」

ブラッキー「何この百合の花園!? 移住したいんですけど!!!!!!」

イーブイ「まあブイはどっちでも数は同じなんだけどねー」

エーフィ「フィーらしいフィーがサナセレだけじゃんか……あ、アリかも」

ブラッキー「これだよ……これを求めてた……」

エーフィ「え、そうなの?」

ブラッキー「そう! こんくらいゴロゴロブラが落ちてる世界!! いいな!」

エーフィ(ブラが落ちてる世界? なんかやだ)

イーブイ(エー兄の●●●!)

ブラッキー「美しい……百合の花園……」

終わり

168: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 22:37:15.00 ID:cESqpyI+0

~カナズミシティ~

レッド「……ついた」

キョウヘイ「若干都会になった感あるっすね」

オメガ「ここには大手企業の本社ビルもあるからな」

アルファ「先にポケモンセンター行かない? 暗くなってきたし」

ヒカリ「そうね。見て回るのは明日でもいいんじゃないかしら」

トウヤ「そうだねー」


~ポケモンセンター~

コウキ「おー、なんかシンオウのポケセンと雰囲気似てる気がするー」

ヒカリ「というか、イッシュとかカロスとかがちょっと変わってるのよ」

キョウヘイ「俺にとってはカルチャーショックっすよ、こっちの方の構造」

169: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 22:40:39.65 ID:cESqpyI+0


~部屋~

レッド(二段ベッド……下にしよ)

オメガ「天井に近い方がいいし二階にするか」

トウヤ「落ちたら怖いし一階がいいな……」

キョウヘイ「じゃあ俺上っすー」

コウキ「……オメガー! 一人いやだから一緒に寝させてー!」

オメガ「え? まあ、いいぞ」

コウキ「やったー!」


レッド(夜ご飯まではまだ時間がある……何しよう)

170: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 22:41:08.13 ID:cESqpyI+0
ここから下2

172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/22(土) 22:46:05.81 ID:i0vOQfYX0
女レッドとポケモンバトル

173: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 22:54:01.44 ID:cESqpyI+0
レッド「……ちょっと行って来る」

キョウヘイ「いってらっすー」

トウヤ「夜ご飯までには帰ってきなよー」


~女子部屋~

レッド「レッドでーす……」コンコン

ヒカリ「どうしたの?」ガチャ

レッド「……僕、いる?」

ヒカリ「ええ。レッ子ー」

女レッド「はーい! どうしたの?」

レッド「……用事があった、んだけど……そのレッ子って」

ヒカリ「レッドって呼ぶとややこしいじゃない。あだ名よ」

レッド(もうレッ子って偽名は使えないな……)

レッド「……バトルのお誘い」

女レッド「いいね! あたしもちょっとバトルしてみたかったんだ」

ヒカリ「……面白そうね。見学していいかしら?」

アルファ「あ、私もバトルの勉強したい!」

レッド「……いいよ」

174: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 23:00:37.59 ID:cESqpyI+0

~バトル場~

キョウヘイ『さあ始まりました今世紀最大のバトル!』

観客「「「うおおおおおおおおおおおおおお!」」」

キョウヘイ『今回対決致しますのはー、最強の男の娘レッドと最強の天然娘レッ子でございます!』

観客「「「すげえええええええええええ!!!」」」

レッド「何でこんな事になってるの……」

女レッド「でも、皆楽しそうでよかったね!」

キョウヘイ『さあ、実力はほぼ同じ二人っ!! 手持ちはそれぞれ同じ七体ずつ! 勝負はどう転ぶのか!』

キョウヘイ『さあ、ボールを構えて……審判さん、どーぞ』

トウヤ「はいはい。えー、勝負開始!」

レッド「頑張って、ピカチュウ」ポーン

ピカチュウ「ぴっか!」

女レッド「頑張っていくよ、エーフィ!」ポーン

エーフィ♀「百合少ねえ!」ゴハア

直下コンマが偶数ならレッド、奇数なら女レッドの勝ち

175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/22(土) 23:01:08.38 ID:i0vOQfYX0

176: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 23:09:42.49 ID:cESqpyI+0
レッド「冷凍ビーム!」

ラプラス「きゅいいい!」ピキーン

フシギバナ「ぐ、ぐおお……」バタッ

女レッド「フシギバナっ!」

トウヤ「……フシギバナ、戦闘不能! よってレッドの勝利!」

レッド「……やった!」

ラプラス「きゅいい!」

女レッド「うーん、惜しかったなー。ありがと、フシギバナ」シュウン

キョウヘイ『決着が着きました! ラプラスの奇跡的なドット耐え! ここまで高レベルなバトルを見たことありますか!?』

キョウヘイ『それでは、素敵なバトルを見せてくれた二人に! せいっだいな拍手をお願いしまーす!!』

観客「「「いええええええええええええ!!!」」」パチパチ

レッド「……」

女レッド「ありがとうございまーす!」

178: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 23:15:32.93 ID:cESqpyI+0



レッド「……楽しかった」

女レッド「ねー!」

ヒカリ「それにしても、急にキョウヘイが現れたから驚いたわ」

トウヤ「僕も審判として連れてこられたしねえ」

キョウヘイ「闇ある所に光あり、イベントある所にキョウヘイあり……なんつって」

コウキ「でも外れた吹雪がこっちに飛んできた時はびっくりしたなー」

アルファ「あ、あれがびっくりだけで済んだの!?」

オメガ「アルファ、相手は雪国育ちだぞ」

アルファ「……そうだったね!」

キョウヘイ「そーいえばもうそろそろ夜ご飯どうするか決めないっすか?」

トウヤ「そうだね、作るなら今からじゃないと間に合わないし、どこかで食べるなら決めといた方がいいね」

キョウヘイ「うーん……レッドさん、どーしましょ」

レッド(えーと……)

1、作る(人指定) 2、ポケセンの食堂 3、外のお店  下2

180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/22(土) 23:20:55.34 ID:mJODdTBoo
3.キョウヘイがおどs…頼んで100円にしてもらって高級料理店

181: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 23:26:00.65 ID:cESqpyI+0
キョウヘイ「おっ、久々に俺の本領発揮っすね」

トウヤ「キョウヘイの本領はそれでいいの?」

レッド「……この辺りに、高級料理店ってある?」

アルファ「ある……よね?」

オメガ「確か……デボンの人が取引とかに使ってる店があるぞ」

キョウヘイ「何て店っすか?」

オメガ「確か……○○○亭とか言う、チェーン店だったような」

キョウヘイ「オッケー、そこなら繋がりがあるっす」

トウヤ「あるんだ!?」

コウキ「えー、高級料理だって、ヒカリー!」

ヒカリ「そうね、私は高級料理よりキョウヘイのおど……交渉が見てみたいわ」

キョウヘイ「交渉っすよー、ただの話し合いっすから」

レッド(……キョウヘイのコネがあるってことは、何か後ろめたいことがあるんだろーなー)

182: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 23:31:54.41 ID:cESqpyI+0


~高級料理店~

店員「いらっしゃいませ」

キョウヘイ「ちょっといいっすか? あ、今お宅の店の店員さんにかわりまーす」

店員「え、え……もしもし」

店長『わしだ! 店長だ!! 今来てる客からは御代を貰わんでいい! わかったな!!』

店員「は……はいっ!」

キョウヘイ「店長が予想以上にいい人でしてねー。タダにしてくれたっす」

レッド「おー……」

ヒカリ(店長が予想以上にいい人× キョウヘイが予想以上にあくどい○)

アルファ「わー、電話の内容はよくわからなかったけど……キョウヘイさんって凄いね!」

オメガ「まあ……凄いことは凄いと思うぞ」


店員「こちらの席へどうぞ……」

レッド(高級料理……あれ、船旅のときもそうだったし最近良い物食べてる気がする)

レッド(なんか嬉しい……あれ、誰かいる)

下2

183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/22(土) 23:34:32.89 ID:mJODdTBoo
クララ

186: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 23:41:15.06 ID:cESqpyI+0
クララ「もぐもぐ……」

レッド(!? ま、まずい……トウヤに気付かれないようにしないと)

女性「クララちゃん、美味しい?」

クララ「はい! 校長先生!」

レッド(校長先生っ!? ……逮捕されるっ!!)

トウヤ「えっと、どっちだっけ」

レッド「ト、トウヤ、こっち!!」グイグイ

トウヤ「? わかったわかった」

キョウヘイ「あーらら……アルファ、あっちとか景色いいらしいっすよ」

アルファ「そうなの!? オメガ、行ってみよう!!」

オメガ「引っ張らないでもついていってるから大丈夫だ」

ヒカリ「さ、私たちも行きましょ」

コウキ「はーい」

トウヤ「……何か忘れてるような」

レッド「気のせい……」

直下コンマが60以下なら気がつく

187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/22(土) 23:42:33.14 ID:NpZx7O2ro
とう

189: ◆nIESo90.aY 2015/08/22(土) 23:53:37.25 ID:cESqpyI+0
トウヤ「この空気……いる」ガタッ

キョウヘイ「へ!? や、やめて下さいよトウヤさん。俺がそういう話苦手なの知ってるくせして」

レッド「そうだよトウヤ……三人くらいしかいないから、座って……?」

キョウヘイ「えっ」

トウヤ「そういうのじゃなくて……ロリが、ロリの気配がする」

レッド「し、しないから! しないから後ろは見ないで……」

キョウヘイ「ちょレッドさん、三人て、三人てなんすか」

トウヤ「後ろ……? あ、クララちゃん!」

レッド「……あ」

キョウヘイ「三人いるんすか!? ここに!? ねえ!!」


ヒカリ「いつも通りね」

オメガ「これがか?」

コウキ「意外とこの三人はこうなるよー」

アルファ「これからの旅も楽しくなりそう!」

オメガ「そうだな……」

191: ◆nIESo90.aY 2015/08/23(日) 00:02:07.52 ID:WON1nn5z0
クララ「あ、お客様!」

女性「お客様……?」

キョウヘイ「こんにちはお姉さん。実は、滞在していた客船で彼女に接客をしてもらったことがありまして」キラキラ

女性「あら、そうだったの……そういえば、叔父さんが船長だって言ってたわね」

クララ「はい! 働かせてもらってます!」

トウヤ「奇遇だね、クララちゃん。それ美味しい?」

クララ「はい!」

トウヤ「うん、いい食べっぷりだね。写真に撮っていいかな?」

クララ「いいですよー!」

トウヤ「ありがとう!!!」パシャパシャパシャパシャ

クララ「えへへ」ニコニコ

女性「あの……少々撮りすぎでは?」

トウヤ「別に……そんな事無いですよ」

女性「はあ……よろしければ、身分証か何か……」

トウヤ(あ、厳重注意されてしまうっ!! 助けて!)チラチラ

キョウヘイ(さーせんトウヤさん。裁判になったらいい弁護士紹介します)

レッド(我関せず、故に我あり……あれ? 何か違う)

女性「そのカメラのデータ見せていただいても……?」

トウヤ(たーすーけーてー!)

どうやって助けるか 下2

193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 00:08:29.05 ID:laRNZh8y0
レッドさんが女性にばれないようにカメラのSDカードとらうとしたらあやまってカメラごとこわしてしまった

195: ◆nIESo90.aY 2015/08/23(日) 00:14:40.09 ID:WON1nn5z0
レッド(仕方ないなー……こっそりSDカードを、あ)ガシャッ

トウヤ「!?」

女性「な、何の音です!?」

レッド「トウヤ……ごめん、カメラがスクラップに……」

キョウヘイ「わあ、どうやったら人間の手でこんなになるんすか」

レッド「SDカードが上手く取れなくて……手に力を入れたら、ぐしゃって」

キョウヘイ「ああ、手に力を入れすぎたっつーか力を手に入れすぎたっつーか」

レッド「トウヤ、ごめんね……」

トウヤ「…………い、いいよ、うん、仕方ないよ……謝らなくてもいいんだよ」

クララ「校長先生! 私、もうお腹がいっぱいです!」

女性「そうなの? じゃあ、そろそろ行きましょうか」

クララ「お客様方ー! さよーなら!」

トウヤ「ばいばい」

196: ◆nIESo90.aY 2015/08/23(日) 00:17:55.36 ID:WON1nn5z0
レッド「トウヤ……」

キョウヘイ「まーまー、元気出してくださいよ。カメラ代は出すっすよ」

トウヤ「……大丈夫、うん、大丈夫だよ。あの子の笑顔はしっかり目に焼き付けたから!」

キョウヘイ「あっ、それはそれで変態っぽいんでやめて欲しいっす」

ヒカリ「料理来たわよ」

女レッド「」モグモグモグモグ

アルファ「料理が……消えた!」

オメガ「まさか、これも新しい忍術か……!?」

コウキ「えー、僕もその忍術ならいたーい」

204: ◆nIESo90.aY 2015/08/23(日) 22:25:59.47 ID:WON1nn5z0
キョウヘイ「レッドさん、100km何時間で走れるっすか?」

レッド「100……ちょっと持久力必要だし、一時間かかるかも……」

キョウヘイ「はー、一時間、なるほどー、時速百キロ」

レッド「ファイアならもうちょっと速いかも」

キョウヘイ「時速百キロ超え」

レッド「た、短距離走なら僕のほうが速いもん……」

キョウヘイ「短距離(フルマラソン)」




今日はお休みです……明日はやります!!

209: ◆nIESo90.aY 2015/08/24(月) 22:35:24.19 ID:mpD0n/SY0
~帰り道~

レッド「美味しかった……」

キョウヘイ「良かったっすねー。後で店長にも連絡しとくっす」

トウヤ「そうしてあげて……」

オメガ「レッ子、あの食べ物が消える術はなんだ?」

女レッド「あれはね、マサラ流早食い術だよ! 敵がいても栄養補給できるようにって!」

レッド「あ、こっちにもある」

ヒカリ「マサラ人の強さは全世界共通なのね……」


~ポケセン~

レッド(寝るべき時間までまだまだある……)

レッド(お風呂はカット中に行くとして、何して時間潰そう……)

下2

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/24(月) 22:58:48.38 ID:4CkWylujo
マラソン

213: ◆nIESo90.aY 2015/08/24(月) 23:04:26.52 ID:mpD0n/SY0
レッド(マラソン……)

レッド(出遅れた感あるけど僕も百キロマラソンしてこよう)

レッド「ちょっと一時間くらい帰ってこないから……」

トウヤ「あれ、どこ行くの?」

レッド「マラソン……」

トウヤ「そっかー……レッドなら大丈夫だとは思うけど、不審者には気をつけてね」

レッド「うん……」

キョウヘイ「あ、でもいざという時まで拳を出しちゃ駄目っすよ?」

レッド「えー……」

キョウヘイ「えーじゃないっすよ……ポケモンバトルでぼこぼこにした方がいいっす」

レッド(ポケモン……マラソンだし、一匹だけでいいや)

レッド(どの子を連れて行こうかな……)

下2

215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/24(月) 23:17:19.36 ID:1OepX1Cho
グレイシアさん

216: ◆nIESo90.aY 2015/08/24(月) 23:22:53.96 ID:mpD0n/SY0
レッド「……」ポーン

グレイシア「しあ……」(この地は我の絶対零度の力を抑える決結界が張られている……)

レッド「? ……マラソン、行くよ」

グレイシア「しあ……しあ!?」(こうなれば魔界の門を開き邪悪なるイクタ……マ、マラソン!?)



~三十分後~

レッド「疲れた? ……休憩する?」

グレイシア「しあ、しあ……」(我を守りし結界が崩れている今、無闇に動くのは得策ではない……)

レッド「えっと……そこの公園で休憩しよう」

レッド(真っ暗だけど悪い人(?)はいないみたいだし)

グレイシア「しあ……」(結界が崩れただけでこの体たらく……すまない、我が主よ)

レッド「大丈夫、ゆっくり休憩しよう……」

レッド(……あれ、誰かきた?)

下2

218: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/24(月) 23:49:57.47 ID:4CkWylujo
だいごさん

219: ◆nIESo90.aY 2015/08/24(月) 23:55:02.89 ID:mpD0n/SY0
レッド「あ、ダイゴさん……と……」

ダイゴ「レッド君! 久しぶりだね。まさかこっちに来てたなんて」

DAIGO「あっれ、ダイゴさんそんなちっちゃい子とも知りあいなんすか! マジパねえ!」

レッド「……!?」

ダイゴ「ちっちゃい子……まあそうだけどね、彼は僕も負けるほどのトレーナーさ」

DAIGO「え、それってマジGTSじゃないっすか」

レッド「じ、じーてぃー……?」

DAIGO「ガチで 強い ショタ」

ダイゴ「まあそうだね! ははは!」

DAIGO「じゃあ俺マラソンの続きしてきますんで。さいならっす」

ダイゴ「ああ、また。そうだレッド君、もう暗いし送って行くよ」

レッド「は……はい……」

グレイシア「し、しあ……!」(あの黒く艶めくグローブには伝説の悪魔が宿っているのでは……!)

225: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 22:42:36.52 ID:wFjVBYLz0
ダイゴ「それでその場所に埋まってた炎の石が……」

レッド「はあ……」

ダイゴ「おっと、話をしている内に着いていたみたいだね。それじゃあまた」

レッド「ありがとうございました……」


~ポケセン~

レッド「ただいま……」

キョウヘイ「おかえんなさーい。大丈夫だったっすか?」

レッド「うん、ダイゴさんに送ってもらった……」

トウヤ「ダイゴさん、そういえばここのチャンピオンだったねえ」

コウキ「チャンピオンのイメージがそういえばなのー?」

オメガ「ダイゴさんはチャンピオンの仕事してないからな」

226: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 22:50:46.54 ID:wFjVBYLz0
トウヤ「疲れたでしょ、もう寝たら?」

レッド「そうする……」

キョウヘイ「いい時間っすしねー。俺も寝ますんで。お休みなさー」

コウキ「なさー!」

オメガ「NASA?」

トウヤ「はいはい、お休みなさい」



~女子部屋~

女レッド「ねえねえ、二人は好きな人とかいるの?」

ヒカリ「そうね、人かと問われればNOと答えるけれどいるわ」

アルファ「う、うん。いる!」

女レッド「そうなんだー! ねえねえ、誰?」

ヒカリ「アルファ、言っちゃいなさいよ」

アルファ「えー! やだー! ……実は、オ、オメガ君……」

ヒカリ「いいじゃない。でもレッドには言わない方がいいわ……レッ子は恋愛とかどう思う?」

女レッド「私は恋バナとか大好きー! 聞いてて面白いもん!」

ヒカリ「あら、そうなの。ちょっと意外ね」

227: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 22:52:19.77 ID:wFjVBYLz0
三日目

レッド「……」

レッド(朝になりました)

レッド(時間は……五時)

レッド(すでに明るい)

レッド(……暇だし、寝起きドッキリしようかな)

レッド(まずはこの部屋で寝てる人に……何しよう)

下2

229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 22:57:44.70 ID:klUL8vZSO
はかいこうせん

230: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 23:08:03.38 ID:wFjVBYLz0
レッド「……」ポーン

カイリュー「くぉあぅ?」

レッド「ここから窓の外に向かって……被害が出ないように破壊光線」

カイリュー「ぐぉおおおおう!!」ギュイイイイ

トウヤ「!? ……ええ!?」

キョウヘイ「あーっと破壊音で起こされた事を怒ろうかと思ったが目覚めトウヤ回避で何も言えなぁい!」

コウキ「んー……わー!! かっこいーっ!!!」

オメガ「」←変わり身の術

レッド「おはよう……」

トウヤ「お、おはよう……じゃなくて! 室内で破壊光線しちゃ駄目でしょ!」

レッド「えー……でも、被害が出ないよう窓の外に……」

トウヤ「窓の外! 工事現場が更地になってる!」

レッド「……あっ」

231: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 23:12:25.63 ID:wFjVBYLz0
キョウヘイ「あの工事受け持ってんのうち系統の会社っすから全然大丈夫っすよ」

レッド「ごめんね……」

オメガ(壁に張り付いていなければ即死だった)

コウキ「破壊光線ってコントロールできるんだねー、カイリューすごーい!」

カイリュー「くぉーう」ドヤア

トウヤ「はいはい……えっと、朝ごはん食べに行こうか」

キョウヘイ「そういやそうっすね。食堂行くっすか?」

オメガ「どこでもいいぞ」

レッド(えーっと)

1、食堂 2、作る(誰が作るか指定) 

下2

233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 23:17:01.52 ID:MLwWr3CG0
2
1時間緑をだして作らせる+女装

235: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 23:27:01.51 ID:wFjVBYLz0
レッド「……」

キョウヘイ「おっ、露骨に嫌な顔」

レッド「ホウエンに来てまであのバイビーを……」

トウヤ「でもさ、どうやって呼ぶ? 今から飛んできても朝ごはんの時間は終わっちゃうよ」

アクロマ「そんな時にはこのいつでもテレポっくん(一時間バージョン)を使うといいですよ」

キョウヘイ「へー、そんな便利なものがあるなら最初から出せ……うおわあああああああああっ!?」

コウキ「あー! 僕覚えてるよー! 変態のアクロマさんでしょ!」

アクロマ「おっと、惜しいですね。正解は変態であり発明者でもあるアクロマさんですよ」

オメガ「誰だ? この人」

キョウヘイ「変態っす」

アクロマ「キョウヘイ君に罵られることが出来るなら変態でいいですっ!!」

オメガ(変態だ……)

236: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 23:30:57.10 ID:wFjVBYLz0
アクロマ「さて、ではこのテレポっくんでグリーンさんを呼んでみましょう」ポチッ

テレポっくん「」ウィーンウィーン

レッド「爆発しろ……爆発しろ……」

キョウヘイ「そこまでっすか!? まあリア充と違って爆発する可能性もあるっすけど」

トウヤ「まあ機械だしねえ」

アクロマ「私の機械はそう簡単に壊れたりしませんよ、失礼ですね」

レッド「爆発しろ……爆発しろ……!」

キョウヘイ「ちょ、レッドさんがそんな真剣に祈ったらマジで爆発しそうなんでやめてほしいっす!」

トウヤ「いやいや、大丈夫だって」

キョウヘイ「トウヤさん、それ逆フラグって言うんすよ!!」

直下コンマが60以上なら爆発

237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 23:32:05.61 ID:MLwWr3CG0
どかーーーーーーん

238: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 23:38:35.01 ID:wFjVBYLz0
レッド「爆発……!」

キョウヘイ「いやいやいや、そうっすよね、ありえないありえな……」

テレポっくん「」ピピピピピ

アクロマ「あ、爆発します」

キョウヘイ「マジかよー!?」

コウキ「」ダッ

オメガ「」ボンッ

レッド(あれ、狭い室内だから逃げ場無いんじゃ……? オメガはともかく)

テレポっくん「」ドッカアアアアアアアアアアアアアアアン






レッド(……イシツブテ合戦よりは痛くない)

トウヤ「あー、布団が無かったら死んで……レッド!? 思いっきり直撃したっぽいけど大丈夫!?」

レッド「大丈夫……他の皆は?」

オメガ「俺は大丈夫だ」ボンッ

コウキ「裸にならなかったら死んでた」バッ

キョウヘイ「おいアクロマてめーっ! 爆発するようなもん作ってんじゃねーよ!」

アクロマ「可能性としてはそこまで高くなかったんです!」

241: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 23:45:41.36 ID:wFjVBYLz0
レッド(そういえば……機械は爆発したから緑は来ることなく)

グリーン「げほげほっ……何処だここ!?」

レッド(深い哀しみを背負った)

キョウヘイ「おや、レッドさんが無想転生を使えそうになっていると思ったら」

トウヤ「あれ、結局グリーンは来れたんだねえ」

コウキ「あ、グリーン! 久しぶり!」

グリーン「やっぱりお前らか!!」

オメガ「誰だ?」

レッド「僕のライバル(仮)」

グリーン「(仮)じゃねーだろ!! 正式なライバルだわ!! 俺以外にお前のライバルが務まるかっつの!!」

キョウヘイ「おっ、正論」

トウヤ「レッドの八つ当たりアタックを受けられる人ってそういないしね」

242: ◆nIESo90.aY 2015/08/25(火) 23:51:30.86 ID:wFjVBYLz0
レッド「そうだ……時間無いしご飯作って」

グリーン「ああ!?」

キョウヘイ「この一時間だけ呼ぶ機械(今は残骸)を使って呼んだんすよ。ご飯のために」

グリーン「俺はそんなことの為に爆発に巻き込まれたのかよ!」

トウヤ「いや、爆発は起きないはずだったんだけどね……」

レッド「……あ、女装させなきゃ駄目なんだっけ」

グリーン「ああ!? お前がじゃなくて!?」

レッド「……うん」

キョウヘイ「おーっと、これには流石のレッドさんも言い返せない」

トウヤ「普通女装って言ったらレッドだもんね」

コウキ「……そうだー! 二人でお揃いの服着たらどうかなー?」

レッド「!?」

グリーン「はあああああああっ!?」

コウキ「僕もジュンとはよくお揃いの服着たし、幼馴染ならたまにあるんじゃない?」

キョウヘイ「仮にあったとしても女装でやることじゃないっすよね。面白そうだしいいっすけど」

アクロマ「キョウヘイ君も……」

キョウヘイ「殺すぞ」

アクロマ「すいません☆」

レッド「……」

何の服着るか  下2

244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 23:55:47.02 ID:BfzH627U0
ミニスカメイド

245: ◆nIESo90.aY 2015/08/26(水) 00:03:30.01 ID:ZE0R9LCR0
レッド「…………良かったね」

グリーン「俺はミニスカメイドを見ることなら大好きだけどな、着るのは嫌だぜ」

キョウヘイ「まあまあ、やらなかったら……グリーンさんのミニスカメイド好き全力で広めるっすよ」

グリーン「お前の全力はやばいからやめろ……あー、やりゃいいんだろやりゃあよお」

レッド「……」

トウヤ「レッドはいつもの事だしお手本見せたら? ……あー、先輩としてさ、女装の」

レッド「そんな先輩やだ……」

オメガ「これもいつものことなのか?」

コウキ「グリーンは違うけどレッドはいつもの事だよー」


レッド「この服にも慣れてきた気がする……」

グリーン「うええ、やっぱ着るより見るほうがいいな」

レッド「こっちは見ないでね」

グリーン「料理するときそっぽ向けねえだろうが」

キョウヘイ「朝ごはん楽しみにしてるっすよー」

トウヤ「食べられるものを出してねー」


グリーン「……完成したな」

レッド「うん……」

出来た料理 下2(完成度はコンマ)

247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/26(水) 00:09:06.45 ID:1mb+w+vfO
卵フワフワなオムライス

249: ◆nIESo90.aY 2015/08/26(水) 00:17:19.22 ID:ZE0R9LCR0
グリーン「それなりのオムライスだな」

レッド「ほんとーにそれなり……」

グリーン「前にお前が作った飯ほどじゃねえ。行くぞ」

レッド「……どんだけ根に持ってんの」



キョウヘイ「お、朝ごはんに丁度いいサイズのオムライスっすね」

トウヤ「ほんとだねー」

アクロマ「すいません、私まで頂いてしまって」

レッド「機械作ってもらったし……」

コウキ「おいしー」モグモグ

オメガ「それなりに美味い」モグモグ


レッド「……あ、もうすぐ一時間経つ」

グリーン「え、あと何分ある?」

キョウヘイ「五分くらいっすかねえ」

グリーン「マジかよ、着替えておかねえと!!」

トウヤ「ああ、消えたジムリーダーがメイド服で帰ってきたりしたら大変だもんね」

グリーン「そうだよったくよー……」

レッド「コウキ、時間五分くらい早められない……?」

コウキ「出来るよー!」

グリーン「やめろ! 今ギリギリ着替え終わったからまだい」ボンッ

オメガ「……消えた」

262: ◆nIESo90.aY 2015/08/27(木) 00:03:33.93 ID:T7/nH0GN0
レッド「……やっと緑が消えた」

キョウヘイ「オムライス女子勢の分も作ってたんすね」

コウキ「そろそろ呼びにいこっかー」

レッド「その前に着替えさせて……」


~女子部屋~

レッド「……」コンコン

ヒカリ「あら、おはよう……全員集合してるわね」

アルファ「ご、ごめん! 髪の毛が上手くセットできなくて……」

トウヤ「確かにその髪型は大変そうだねえ」

オメガ「朝飯まだあるから食おうぜ」

女レッド「そうだね! お腹空いたー」

キョウヘイ「あ、レッ子さんにあのグリーンさん見せておけばよかったっすね」

コウキ「えー? 何で?」

キョウヘイ「レッ子さんが女装したレッドさんなら、緑子さんは女装したグリーンさんなのかと」

トウヤ「あー」

女レッド「え? 何?」

レッド(そういや女装については何も言ってないんだった……)

263: ◆nIESo90.aY 2015/08/27(木) 00:07:32.55 ID:T7/nH0GN0

レッド「これ、朝ごはん……」

ヒカリ「……普通に美味しいわ」モグモグ

アルファ「うん、おいしー!」モグモグ

女レッド「何か食べた事ある味……私の作ったのと似てるのかも」モグモグ

キョウヘイ「味覚は多分同じでしょーしねー」

ヒカリ「……レッド、次の料理ではあなたの運が存分に発揮される事を祈ってるわ」

レッド「頑張る……」


オメガ「飯も食ったし……観光ってほどでも無いけど、町を回るか」

レッド「あ、ジム行きたい……」

キョウヘイ「ツツジさんだったっすよね」

コウキ「じゃあ、ジム行ってみよー」

264: ◆nIESo90.aY 2015/08/27(木) 00:12:03.85 ID:T7/nH0GN0


~カナズミジム前~

キョウヘイ「ジムの見た目はふつーっすね」

オメガ「外は全部統一しているらしいぞ」

トウヤ「へぇ、そういうものなんだ」

レッド「そういえば……イッシュはそうでもない?」

キョウヘイ「普通に地下とかにあるっすからね」

ヒカリ「何それ……アングラなジムって怪しい雰囲気ね」

キョウヘイ「実際そういうジムっすからねー」

レッド(先に何のポケモン使うか決めておこう……岩タイプだっけ)

下2

265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/27(木) 00:14:10.36 ID:21KP0pzFO
リーフィア

267: ◆nIESo90.aY 2015/08/27(木) 00:21:07.16 ID:T7/nH0GN0
レッド「よし……頑張ろう、リーフィア」ポーン

リーフィア「ふぃあっ!」

キョウヘイ「おー、やる気まんまんっすねー」

アルファ「頑張ってねー!」


~カナズミジム~

レッド(うわっ……何ここ凄い。博物館?)

レッド(展示物も面白いけど……奥のカブトプスとカイリューが気になる)

レッド(あ、カロスの石とかもあるんだ……)

レッド(とか見て回ってたら奥に着きました。やっぱりジムトレと戦わないルートがあるんだね)

レッド「こんにちは……」

ツツジ「あら、あなたはレッドさんじゃありませんか。お久しぶりですわ」

レッド「久しぶりです……ここ、凄い変わりましたね」

ツツジ「ええ。いろんな人に石の素晴らしさを知って欲しかったんです」

レッド「……もしかして、ダイゴさんもここの製作に?」

ツツジ「大分手伝ってもらいましたわ。お陰で素晴らしいジムが出来たので感謝しなければいけません」

レッド(やっぱり……)

268: ◆nIESo90.aY 2015/08/27(木) 00:29:47.65 ID:T7/nH0GN0
レッド「そうだ……バトル、お願いします」

ツツジ「もちろん構いませんわ。行きなさい、ダイノーズ!」ポーン

ダイノーズ「ぐのおおう」ズシーン

レッド(いわ・はがね……でもまあ大丈夫だよね)

レッド「頑張って、リーフィア」

リーフィア「ふぃあふぃあーっ!」



ツツジ「……参りましたわ」

レッド「やった……」

リーフィア「ふぃあー!」

ツツジ「元々歯が立たない程強かったですが、更に強くなったように感じますわ」

レッド(前ここに来た後、カロスとか宇宙とかで色々あったからなー……)

ツツジ「ダイゴさんでも、今のアナタには苦戦するかもしれませんわね」

レッド「……そうだったらいいですけど」

ツツジ「ともかく、勝者であるアナタには何かしらプレゼントを差し上げたいのです」

ツツジ「普通の挑戦者でしたら技マシンを渡すのですが……アナタには、これを」

下2

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/27(木) 00:35:54.33 ID:VnUEOrkR0
むっちゃくちゃ重い石

271: ◆nIESo90.aY 2015/08/27(木) 00:43:57.37 ID:T7/nH0GN0
ツツジ「皆さん! あれをお願いします」パンパン

ジムトレ「はい! ……おもっ」ガラガラ

レッド(台車の上に……何これ、石?)

ツツジ「この石には大量のオスミウムが含まれていて、とても重いのです」

レッド「お、おすみ……」

ツツジ「ええ。オスミウムはとても貴重で、こんなに大量に手に入る事は滅多にありません」

レッド「そ、そんな大切なもの……」

ツツジ「あら、お気に召しません?」

レッド「正直……」

ツツジ「そうですか……でしたら一つ頼まれてください。これをダイゴさんに渡して欲しいのです」

レッド「それなら……」

ツツジ「ありがとうございます。頼み事だけではプレゼントになりませんので、こっちの小さいオスミウムをどうぞ」

レッド「ありがとうございます……」

レッド(最初からこっちを渡せばよかったんじゃ)

289: ◆nIESo90.aY 2015/09/04(金) 22:24:39.32 ID:VhLBd7t50
ツツジ「では、このオスミウムは……どうやって運んでいただきましょうか」

レッド「え、普通に持っていけば……」ヒョイ

ツツジ「えっ」

レッド「えっ」

ツツジ「……お、お願いしますね」

レッド「はい……」


~ジム前~

レッド「終わった……」

キョウヘイ「お疲れ様っすー……で、その持ち上げている超重そうな石は」

レッド「ダイゴさんに渡してって言われて……」

トウヤ「うん……引き受けるのはえらいけど、これ持ったまま旅するのはねえ……」

女レッド「あ、これアレに似てるね!」

レッド「ああ、マサラ試験その35……」

キョウヘイ「いやいやいや、マサラあるあるみたいな感じで言われましても」

オメガ(マサラタウンは里の一つなのか……?)

アルファ「えっとー……ポケモンにお手伝いしてもらうのはどうかな!」

レッド「じゃあ……」

レッド(よっぽど攻撃が苦手な子じゃなきゃ大体持てると思うけど、誰に手伝ってもらおう)

下2

291: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/04(金) 22:38:33.41 ID:tQNF3NKF0
ミュウツー

294: ◆nIESo90.aY 2015/09/04(金) 22:48:55.17 ID:VhLBd7t50
レッド「……お願い」ポーン

ミュウツー「……」

ヒカリ「ミュウツー様ああああああああっ!!」

ミュウツー「……」

オメガ「ああ……」

キョウヘイ「この瞬間、少年の世界は崩壊した。まともなのは自分と偉大なるキョウヘイさんだけじゃないかと」

オメガ「あんたがまともっていうのは冗談だよな?」

キョウヘイ「へっ!? けっこーショックなんすけどー! 俺まともなのにー!」

オメガ(まともな人間は脅したりしないだろ)

ヒカリ「ミュウツー様、会えて嬉しいです!! ああ、こうして目の前にミュウツー様が……」

ミュウツー「……」

レッド(荷物……石……)

女レッド「かーっこいいー! 私の世界ではもういなかったんだ、ミュウツー」

アルファ「やっぱり恋する女の子は可愛くなるんだよねっ!」

トウヤ「ああ……えっと、コウキは何処に行きたい?」

コウキ「脱いでも怒られない場所ー!」

トウヤ「お風呂は夜にしようね」

295: ◆nIESo90.aY 2015/09/04(金) 22:57:27.37 ID:VhLBd7t50
レッド「……ミュウツー」

ミュウツー「……」シュンッ

オメガ(移動はすべて瞬間移動なのか……?)

ヒカリ「あっ……レ、レッドはミュウツー様のトレーナーだもの、言うなればお義父さん……」

キョウヘイ「あれ、結婚前提だったんすね」

ヒカリ「将来政治家にでもなって法律変えてやろうかしら」

トウヤ「本当にやりそうだけどやめてね……」

オメガ「法律変えたらこっちにも影響出るしな」

レッド「えっと……この石運ぶの手伝ってもらっていい……?」

ミュウツー「……」コクッ ミョンミョン

レッド(おお、サイコキネシスで……流石エスパー)

ヒカリ「かっこいい……素敵……」

アルファ「恋する女の子は可愛い……恋する女の子は可愛い……」

女レッド「そんな暗示かけなくてもアルファちゃんは可愛いよ! ねえオメガ君!」

オメガ「え、まあ……そうだな」

アルファ「えっ、もうっ、レッ子ちゃーん!」

レッド(この辺りにマルマインっていたっけ?)

ミュウツー(いない)

レッド(残念)

296: ◆nIESo90.aY 2015/09/04(金) 23:05:18.68 ID:VhLBd7t50
トウヤ「そういえば、あの大きい建物がデボンコーポレーションだっけ?」

オメガ「そうだぞ、確か……ダイゴさんのお父さんも石好きなんだ」

キョウヘイ「あー、前に何回か会ったことあるっすね。商談で」

アルファ「商談で!?」

レッド(冗談みたいな話……ふふふ)

ミュウツー(それは商談と冗談がかかっているのか?)

レッド(あっはい。そうです……そういうのを聞いたらいけないよ)

ミュウツー(わかった)

ヒカリ(レッドとミュウツー様が目で会話している……まさかレッドも……)

女レッド「そこって入れるの?」

コウキ「大きい会社見てみたーい!」

オメガ「多分入れるぞ。行ってみるか」

297: ◆nIESo90.aY 2015/09/04(金) 23:13:44.65 ID:VhLBd7t50


~デボンコーポレーション~

オメガ「こんにちはー」

アルファ「こんにちはー!」

社員「おお、オメガ君にアルファちゃん。よく来たねー」

キョウヘイ「こんにちはっすー」

社員「キョウヘイさん!? ななな何故ここに!?」

トウヤ「キョウヘイ、何したの? 怒らないから言ってごらん?」

キョウヘイ「何もしてないっすよ!?」

ヒカリ「……何かあったんですか?」コソコソ

社員「いや、噂には聞いていたんだけど、実際に見ることになるとは思わなくて……」コソコソ

ヒカリ「その噂、多分八割くらいは実行済みなんじゃないかしら?」

社員「ひいっ!?」

キョウヘイ「ヒカリさんそんなこと言わないで下さいミュウツーブロマイド200円のところ50円!」

ヒカリ「今のは嘘よ」キリッ

女レッド「地面の下の……何これ?」

レッド「ガラスの下の……これ何?」

社員「え、こ、これはね……社長の趣味の化石とかを飾ってるんだよ。昔の物に敬意を払うためにね」

レッド「凄い……」キラキラ

女レッド「かっこいいーっ!」キラキラ

社員「だ……だろ? 流石社長だ!」

トウヤ「ああ、ダブルレッドで社員さんが浄化されていく……」

コウキ「洗剤みたいだねー」

299: ◆nIESo90.aY 2015/09/04(金) 23:25:20.60 ID:VhLBd7t50


~社長室~

オメガ「失礼します」

アルファ「お邪魔しますっ!」

ツワブキ「ん? ああ、君たちか。いらっしゃい」

キョウヘイ「よく考えたらツワブキさんと会ったのついこないだだったっす」

ツワブキ「おや、キョウヘイ君。何か忘れ物でも?」

トウヤ「あれ、そんなに最近だったんですか?」

ツワブキ「つい一週間前にここで始めて商談したんだったなあ」ハハハ

キョウヘイ「いやーツワブキさん手強いんすもんねー」ハハハ

アルファ(こ……これが大人の世界!)

レッド「こんにちは……」

ツワブキ「レッド君も久しぶりだな。ダイゴの奴がまたバトルしたいと言っていたよ」

レッド「……僕もダイゴさんとバトルしたいです」

ツワブキ「そうかそうか、応援しているよ。そうだな、応援と称して何かあげよう」

下2

301: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/04(金) 23:30:56.78 ID:R1vCEuQp0
マスターボール×3

302: ◆nIESo90.aY 2015/09/04(金) 23:41:16.36 ID:VhLBd7t50
ツワブキ「マスターボールだ。発売していない商品だから本当は譲渡もいけないんだがね」

レッド「ありがとうございます……三つも」

ツワブキ「どういたしまして。何かあったらまた来るといい」

レッド「ありがとうございます……」

オメガ「失礼しまーす」

キョウヘイ「また来まーす」

ツワブキ「はっはっは、君はなるべく遠慮してくれ」


~外~

オメガ「キョウヘイ、商談上手くいかないのか?」

キョウヘイ「いやー、この会社品行方正すぎるっつーか。何か裏がありそうなんすけどねー」

トウヤ「そういうのは玄関前で言う事じゃないと思うよ……」

女レッド「えーと、この次はどこだっけ?」

レッド「ムロ!」

コウキ「レッドが元気だねー。そこ楽しみなのー?」

レッド「うん……リベンジしたいから」

女レッド「え、私がバトルで負けるほどの相手?」

レッド「リアルファイトの方……」

女レッド「えええ!? 私も戦いたーい!!!」

キョウヘイ「ああマサラ人」

310: ◆nIESo90.aY 2015/09/05(土) 22:38:34.29 ID:GAOA8rJt0


~ムロタウン~

キョウヘイ「なんやかんやで到着っす」

オメガ「空を飛ぶ、やっぱり便利だな」

トウヤ「まあねえ、いちいち遠くの町まで歩いてたらもたないし」

レッド「そうかな……」

女レッド「走っていけばそんなにかからないんじゃないかな?」

アルファ「そ、そうなの!?」

コウキ「……ヒカリが言わないから僕が言うとー、いちいち気にしない方がいいよー」

レッド(ヒカリは……ああ)

ミュウツー「……」

ヒカリ「……204枚目」パシャッ

レッド(入れ替えようかな)

キョウヘイ「ところでレッドさん。この町には小さいなりに観光地がいくつかあるっすけど」

トウヤ「最初に行きたいところとかある?」

レッド(えっとー)

1、ジム 2、洞窟 3、集会所 4、ビーチ

下2

313: ◆nIESo90.aY 2015/09/05(土) 23:03:25.59 ID:GAOA8rJt0
レッド「やっぱり、最初にジム行きたい……かな」

キョウヘイ「いいんじゃないっすか? 運命の再戦っすもんね」

オメガ「確かあのジムもおおはばに改築されたんだと思うぞ」

レッド「楽しみ……」

アルファ「頑張ってねっ!」


~ムロジム~

レッド(おー、新しくなってる)

レッド(っていうか普通のスポーツクラブみたい……)

レッド(でもちょっと暗いのは変わらない……いや、少しは明るくなってる?)

レッド(まあいいや、進もう……あれ、ベルトコンベア)

レッド(ジャンプして飛び越えよう)



レッド「たのもー……」

トウキ「レッド! よく来たな、また闘いに来たのか?」

レッド「まずはポケモンバトルで……」

トウキ「わかった、ポケモンバトルでだって負けないぜ!」

レッド(えっと、格闘タイプだから……そういえばミュウツーは外に待たせてるんだっけ)

レッド(じゃあミュウツー以外のポケモンを選ばなきゃ……)

下2

315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/05(土) 23:06:06.63 ID:+FsFl0210
ジガルデ

317: ◆nIESo90.aY 2015/09/05(土) 23:12:29.14 ID:GAOA8rJt0
レッド「じゃあ……カロスから出番がなかったジガルデ」ポーン

ジガルデ「ぜどあー!」

トウキ「カロスのポケモンなのか、ずいぶん迫力があるな……でも俺たちだって負けてないぜ!」ポーン

ハリテヤマ「ずおう!」

レッド「……しんそく」

ジガルデ「ぜどあっ!」




トウキ「あー、負けちったか」

レッド「やった……」

ジガルデ「ぜどあ!」

トウキ「普通なら、ここでジムリーダーが何かアイテムをやるんだが……」

レッド「……」

トウキ「次はリアルファイトだ。今回も負けないぜ!」

レッド(前のホウエンの時よりは強くなってるはず。ポケモンになったり魔王倒したりしたし……)

直下コンマが70以下ならレッドの勝ち

318: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/05(土) 23:14:10.72 ID:Pgd6nEDiO
そぁ!!

320: ◆nIESo90.aY 2015/09/05(土) 23:23:20.08 ID:GAOA8rJt0
トウキ(速いっ!)

レッド(勝てる勝てる勝てる勝て……あっ)ツルッ

トウキ「今だっ!」バッ

レッド(やばい避けなきゃ死ぬ! 格闘家の全力パンチを受けたらにんげんはしにます)サッ

トウキ「……膝、着いたな」

レッド「あ……うぐぐ」

トウキ「いやー、負けるかと思ったぜ!」

レッド「勝てると思ってたのに……」

トウキ「リベンジはいつでも受け付けてるぜ! 特訓しながら待ってるからな!」

レッド「……うん」



~外~

キョウヘイ「どーだったっすかー」

レッド「バトルで勝って、ファイトで負けた」

トウヤ「よっぽど強いんだねえ、レッドが負けるなんて……」

キョウヘイ(レッドさんはその気になれば殺れそうっすけど……勝負となるとそこらへんも変わるんすかねえ)

コウキ「ねーねー、僕洞窟行きたーい」

アルファ「あっ、私もさんせーい!」

321: ◆nIESo90.aY 2015/09/05(土) 23:30:30.56 ID:GAOA8rJt0


~石の洞窟~

レッド「あれ、こんな道だったっけ……」

オメガ「最近、新しい遺跡が発見されたんだ」

アルファ「あ、でも遺跡自体は古いものだからね!」

キョウヘイ「まあそうでしょうね」

ヒカリ「SDカードがいっぱいに……この洞窟、そこそこポケモンがいるのね」

オメガ「ん? まあ、ズバットとかはいるな」

ヒカリ「……虫除けスプレーあるかしら」

コウキ「あるよー、はいどーぞ」

ヒカリ「どうも」シュー

アルファ「どうしたの?」

コウキ「ズバット嫌いなんだってー」

ヒカリ「急にエンカウントするから心臓に悪いのよ」

トウヤ「エンカウント……まあ間違ってはないんだけど」

オメガ「ここが遺跡の入り口だ」


~遺跡~

レッド(ひろっ)

キョウヘイ「あー、壁画っすか」

コウキ「あの書いてあるポケモンは何ー?」

トウヤ「えーと、カイオーガと……あっちはグラードンかな」

オメガ「ゲンシカイキについての壁画らしいけどな」

レッド(原始回帰……?)

322: ◆nIESo90.aY 2015/09/05(土) 23:42:06.54 ID:GAOA8rJt0
ヒカリ「ふうん……じゃあ、あのΩマークとαマークは?」

オメガ「グラードンとカイオーガがゲンシカイキした時にでるマークらしいぞ」

アルファ「私たちの名前と同じだけど、カイオーガ捕まえてないからなー」

オメガ「伝説のポケモンはそう二匹三匹といないだろ」

トウヤ「意外とそうじゃないかもよ?」

オメガ「……そうだったな」

コウキ「石の洞窟だけあって綺麗な石が落ちてるねー。持ってかえろー」

女レッド「私もおみやげに持ってかえろー」

オメガ「帰りにもっと洞窟っぽいところに行かないか?」

レッド「もっと洞窟っぽいところ……?」

オメガ「そうだ。まだオレも中を探索したことはないんだけど、多分何かある」

レッド「……行きたい」


~石の洞窟 深部~

レッド「……暗い」

キョウヘイ「フラッシュ使えるポケモンいないんすか?」

レッド「暗闇は突っ切るもの……」

アルファ「怖いよー、暗くて転んじゃいそう」

女レッド「大丈夫! 私に捕まって!」

ヒカリ「じゃあ私もお願いするわ」

女レッド「任せて! 敵が出てきても私が倒すからね!」

トウヤ「敵はいないと思うけど……あれっ」   グラッ

キョウヘイ「ちょ、これ地震じゃないすか!? やばい! 地震大国やばい!」

オメガ「洞窟の中で地震なんて起きたら……」   ゴゴゴゴ

レッド(落石!? ……地割れ!? ダブル!? コンボ!?)

ミュウツー(すまないレッド、石を持っているからどかせない……詳しく言うと、何グループかに分断されたらしい)

どう分かれた?  下2

324: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/05(土) 23:47:49.94 ID:+FsFl0210
ミュウツー+ヒカリ アルファ+オメガ レッド+女レッド キョウヘイ(1人のみ) トウヤ+コウキ

325: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 00:01:28.21 ID:a1C6hW4D0
ミュウツー(レッド、聞こえるか? こちらはヒカリという人間といる)

レッド(ヒカリと……頑張って外に出て。入り口あたりで待ってて)

ミュウツー(わかった)

ヒカリ「ミュウツー様と二人っきりだなんて……ああ、間違いでも起こしちゃいそう」

レッド(リア充したら地球投げ)

ミュウツー(……わかった)

ヒカリ「でも、そんなこと出来ないし……ミ、ミュウツー様! と、とりあえず外に出ましょう!」

ミュウツー「……」コクリ


アルファ「いたたた……」

オメガ「アルファ、大丈夫か」

アルファ「うん、大丈夫……あれ、皆は?」

オメガ「今いるのは俺たち二人だけらしい……どうにかして外に出ないとな」

アルファ「う、うん! 頑張ろうね!」


レッド(着地)スタッ

女レッド「よっと」スタッ

レッド「……落ちちゃったね」

女レッド「そーだね。皆は大丈夫かなあ」

レッド「多分大丈夫……皆、強いポケモン持ってるし」

女レッド「そっか、それなら大丈夫だね!」

レッド「僕たちは……あ、この岩の向こう、上り梯子がある」

女レッド「そっか……じゃあ、せーのっ」

レッド・女レッド「岩砕きッ!」ドゴオ


コウキ「うーん、着ていた服を脱いでクッションにしたから助かった……」

トウヤ「いたた……あれ、コウキ?」

コウキ「あ、トウヤー! よかったー!」

トウヤ「一人になるよりは……だねえ。ちょっと深いけど、何とかなるかも」

コウキ「本当ー?」

トウヤ「うん。コウキの格闘ポケモンたちに岩を運んでもらって……」


キョウヘイ(……まずい)

キョウヘイ(ひっじょーにまずいぞ)

キョウヘイ(まさかここで一人になるとはなあー)

キョウヘイ(光がない、ってことは相当深いんだろう。エンブオーを出すのは……酸素的に無理)

キョウヘイ(フラッシュの技マシンも無いし、ここは携帯で照らしながら行きますか)

キョウヘイ(うおー、何このか細い光。心ぼそっ)

キョウヘイ(まあ落ち着け、映画なら大抵助かるパターンっすよこれ。大丈夫大丈夫)

ガサッ

キョウヘイ(なんかいる!?)バッ

下2

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/06(日) 00:05:54.48 ID:QkKqzswgO
ボスゴドラ

328: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 00:14:40.25 ID:a1C6hW4D0
ボスゴドラ「ぎゃおーん!」

キョウヘイ「でかいやばい強そう! 行けルカリオ!」ポーン

ルカリオ「くわんっ!」

キョウヘイ「はどうだん!」

ルカリオ「くあうっ!」ビュンッ

ボスゴドラ「ぎゃおお! ぎゃおお……」

キョウヘイ「うおおおお、よりによって頑丈っすかど畜生!!」

ボスゴドラ「ぎゃおーんっ!」ゴロゴロ

キョウヘイ「ちょっ、こんなせまい所で岩雪崩れられたら危ないっつーのー! 逃げろ逃げろ!」ダッ

ルカリオ「くおっ!」ダッ

キョウヘイ「あ、ルカリオ! 波導的なもので道見えたりする!?」

ルカリオ「くわんっ!」グッ

キョウヘイ「おっしゃー! 道案内頼むっすよー!」

ボスゴドラ「ぎゃおーん!」

キョウヘイ「うおおお着いてきてるうううううう!!」ダッ

339: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 22:35:34.31 ID:a1C6hW4D0


レッド「……出口、みたい」

女レッド「私たちはまだ入り口に近かったのかな」

レッド「そうかも……」

ヒカリ「あら、レッドにレッ子」

ミュウツー「……」

レッド「無事だったんだ……良かった」

ヒカリ「ミュウツー様が道を塞いでいた岩を避けてくれたのよ、ええ。流石ミュウツー様だわ」

レッド「ありがとう、ミュウツー……」

ミュウツー「……」

女レッド「それにしても、他の皆はまだなのかな?」

レッド「一人になってたりしなきゃいいけど……あれ」

ミュウツー「……」ピクッ

女レッド「誰かこっちに来る?」

ヒカリ(エスパータイプのミュウツー様と同じタイミングで察知した、ですって……)

誰?   下2

341: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/06(日) 22:49:07.72 ID:y5O9ZtNk0
キョウヘー

343: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 22:56:10.84 ID:a1C6hW4D0
ボスゴドラ「ぎゃおーん」ズシーンズシーン

キョウヘイ「あ、レッドさん達じゃないっすかー! やっほー!」

レッド(ボスゴドラに乗って登場……!?)

女レッド「かっこいー!」

ヒカリ「その子、どうしたの?」

キョウヘイ「いやー、落石で潰されそうになったのを助けてもらったんすよ。最初はびびったっすけど」

ボスゴドラ「ぎゃおっ」

レッド「あれ……一人?」

キョウヘイ「そうっすよ。他の人たちはまだ見てないっすね……」

女レッド「大丈夫かな……探しに行く?」

レッド「そうしようかな……」

トウヤ「わあっ!?」ドサッ

コウキ「服をクッションにしなかったら死んでいたーっ!」

ニョロボン「にょろん!」

レッド「二人とも……良かった」

トウヤ「あ、あはは……ニョロボンがあなをほるを覚える事、もう少し速く思い出せればよかったんだけど」

344: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 23:01:40.77 ID:a1C6hW4D0
レッド「えっと……あとはアルファとオメガだけ……?」

オメガ「呼んだか?」ボンッ

アルファ「きゃあっ!?」ボンッ

レッド「!?」

キョウヘイ「な、何すか今の!? まさか、まさか……!?」

オメガ「土遁の術だ」

レッド(土遁の術ってなんか違う奴じゃなかったっけ……まあいいや)

キョウヘイ「いやあ、意外と皆あっさり脱出できたっすね」

トウヤ「まあ僕らはともかく、伝説のポケモンとかマサラ人とか忍者はねえ……」

キョウヘイ「……俺は運が良かったんすね、うん」

レッド「……ポケモンセンターで、ちょっと休憩しよう」

女レッド「そうだね、そうしよー!」

アルファ「わ、私疲れちゃったよー……」

345: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 23:08:43.33 ID:a1C6hW4D0


~ポケモンセンター~

キョウヘイ「はー、疲れたっすねー」

トウヤ「あなをほるで脱出した事なかったんだけど、意外と辛いね……」

コウキ「穴を掘り進んで行くポケモンに掴まってたもんねー」

ヒカリ「私はミュウツー様と少し親密になれた気が……きゃっ」

アルファ「へぇ、いいなー……」

女レッド「あー、楽しかった! ……けど、そろそろ帰ろうかなー」

レッド「……もう?」

女レッド「うん。実は、明日PWTとかいうのに参加するの忘れてて」

キョウヘイ「へー、PWTの開催はこの時期なんすか」

女レッド「あれ、こっちは違うの?」

キョウヘイ「第一回PWTはもう終わっちゃいましたからねー。でもまたやるらしいっすけど」

女レッド「そうなんだー、じゃあこっちとは色々違うのかな?」

ヒカリ「で、出発するの? パルキアは準備完了よ」

パルキア「ぱるぱる!」

レッド(ぱるぱるってパルキアの鳴き声だっけ)

女レッド「じゃあ、帰るね! でも多分、またここに来るから! またね、私!」

レッド「ばいばい、僕」

キョウヘイ(別世界の自分の呼び方ややこしっ)

346: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 23:12:58.14 ID:a1C6hW4D0


~集会所~

オメガ「集会所だ。ここはいつも何かしら流行ってるな」

キョウヘイ「前来た時は来なかった……よーな気が」

トウヤ「そうだねえ」

レッド「うん……多分、だけど」

アルファ「なんか、ここに来ればムロタウンでの流行がすぐわかるんだって!」

ヒカリ「田舎ってなにが流行るかわからないものよね」

コウキ「僕らのほうでも一時期緑のブックカバーとか流行ったよねー」

ヒカリ「あれは未だに謎だわ……」

アルファ「おばーちゃん、今は何が流行ってるんですか?」

お婆さん「そんなことも知らんのか! 今はのう……」

下2

348: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/06(日) 23:21:51.05 ID:7XfH6zjVo
データ消失のトラウマ

349: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 23:30:35.63 ID:a1C6hW4D0
おばあさん「放置していたゲームを起動した時……内部電源が切れていたのか、データが消えていた!」

レッド「」ビクッ

おばあさん「こうなるとデータは戻ってこないどころか、内部電池を換えないとプレイも出来ない……」

レッド「」ガタガタ

おばあさん「わかるかわかるか、この気持ち」

レッド「はい……」

キョウヘイ「あー……」

トウヤ「僕たちはちょっと……」

コウキ「内部電池?」

ヒカリ「ソフトの中にあるらしいわ、ボタン電池が。聞いた話だけれどね」

アルファ「わ、私にはわかんないかな……」

オメガ「ハードが違うからな」

レッド「……!?」

おばあちゃん「そう、今やそんな現象はもう起こらない。だからこそこの気持ちを忘れまいと……」

レッド(内部電池……任天堂さん、今も交換してくれるのかな)

350: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 23:33:54.05 ID:a1C6hW4D0
レッド「……」

キョウヘイ「あー、レッドさーん?」

レッド「なに……」

トウヤ「軽いトラウマだったのかな……?」ナデナデ

レッド「DS勢め……」

コウキ「はーい」

オメガ「……そろそろ午後三時だけど、どうするんだ?」

アルファ「え?」

オメガ「次の町に行くのか、もうここで休む事にするか、決めて置いたほうがいいだろ」

キョウヘイ「まあそうっすね。レッドさーん、どーします?」

レッド「……えっと」

1、次の町へ 2、ここで休む 

下2

352: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/06(日) 23:37:05.90 ID:0Llv2W9YO
2

353: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 23:43:34.35 ID:a1C6hW4D0
レッド「……暗くなったらあれだし、ここで休んじゃおう」

キョウヘイ「おっけーっす!」

トウヤ「じゃあポケモンセンターに行こうか」

アルファ「洞窟の疲れがまだ取れてないからよかったよー」

オメガ「ならそう言えばよかっただろ。無理はするなよ」

アルファ「う、うん!」

ヒカリ「……アルファは体が疲れたって言うよりも、変に気を揉んで疲れたのかもしれないわね」

アルファ「も、もうっ!」

レッド「……僕、洞窟崩してこようかな」

キョウヘイ「レッドさんが言うと冗談にならないっすよ!」

レッド「……冗談。岩を破壊するトレーニングしてくる」

トウヤ「あれ、本当に行くの?」

レッド「……負けたし、特訓しなくちゃ」

コウキ「頑張ってねー!」

レッド(僕が淡々と岩を殴っていてもあれなので……主人公権を少しだけ誰かに預けよう)

誰視点にする?  下2

355: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/06(日) 23:50:13.42 ID:Ye4rZ4XqO
トウヤ

356: ◆nIESo90.aY 2015/09/06(日) 23:57:27.87 ID:a1C6hW4D0
トウヤ「いってらっしゃーい、暗くなる前には帰ってくるんだよ」

レッド「わかった……いってきます」

トウヤ「……キョウヘイ」

キョウヘイ「へ? 何すか?」

トウヤ「いつになったら孫の顔を見られるのかな……」

キョウヘイ「アンタはレッドさんの親じゃねーでしょ! という突っ込みも入れつつ無理だという答えも用意したっす」

トウヤ「やっぱりそうなのかなー」

キョウヘイ「……俺は、どっちかというとトウヤさんにその台詞を言いたいっすよ?」

トウヤ「僕はほら、愛する人とは法律的に結婚できないし」

キョウヘイ「法律的に無理な年齢の子っていう時点で人間的にもアウトっすよ!」

トウヤ「愛は地球を救うっていうでしょ? その地球には僕も含まれてるしさ」

キョウヘイ「愛は変態を救いませんが他の人間が救われたので問題ありません」


トウヤ(会話もひと段落して、キョウヘイは台本を読み始めたみたい)

トウヤ(コウキは寝ちゃったし、ヒカリは……ミュウツーとデートかな? レッドには黙っておこう)

トウヤ(さーて、何しようかなー)

下2

358: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 00:05:06.59 ID:vd20IR+e0
オメガくんとアルファちゃんの観察

359: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 00:14:08.93 ID:EYRkh7lU0
トウヤ(そういえばあの若者二人は上手くやってるのかなあ)

トウヤ(よし、見に行ってみよう。あの二人も多分最終的にはくっつくんだろうしねえ)

トウヤ(……よく考えたら、姉と兄、弟と妹でくっついてるのって凄いなあ)

キョウヘイ「だから俺は今度こそ……あれ、トウヤさんもでかけるんすか?」

トウヤ「うん、ちょっとね。いい子でお留守番してるんだよー」

キョウヘイ「はいはい」

トウヤ(……ちょっと前は「子供扱いしないで下さいよ!」って怒ってたのになあ)

トウヤ(成長したのかな……さあ、尾行しに行こう)


~外~

アルファ「やっぱり海は気持ちいいねー!」

オメガ「そうだな。だけど疲れてるんじゃなかったのか?」

アルファ「疲れてるけど……こんな綺麗な海を見ないのはもったいないかなって思って」

オメガ「それなら他の皆も連れてくればよかったな」

アルファ「いや、そうじゃなくて、二人で……えっと、皆急がしそうだったし!」

オメガ「そうか」

アルファ「……」

オメガ「……」

ラブラブカップル♀「きゃー! ここすっごい綺麗!」

ラブラブカップル♂「だろうハニー! どうしても君に見せたくて!」

アルファ「……ひ、人が多いね」

オメガ「ここの夕日は有名だからな」

トウヤ(ああもどかしい……! どうにか気付かれないように手助けしたいなあ……)

下2

360: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 00:17:56.44 ID:A+W2tBaQO
ゴチルゼルさんに何とかしてもらおう

363: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 00:25:45.73 ID:EYRkh7lU0
トウヤ(そ、そうだ! こういう時はエスパータイプの出番だよね)

トウヤ(エーフィで色々やってるレッドを叱れなくなるけど……僕の場合は善意だし、ね)

トウヤ(ゴチルゼル、いい感じにあの二人をこう……いい感じにして)

ゴチルゼル(了解wwwww忍者男子と元気っ子萌えwwwwww)ミョンミョン

トウヤ(相変わらずなんか怖いなあ……お?)

ラブラブカップル♀「そろそろ帰りましょ」

ラブラブカップル♂「そうだね」

トウヤ「周りから人がいなくなっていく……」

トウヤ(今がチャンス!! 頑張れアルファ!!)

オメガ「……急に人がいなくなったな」

アルファ「ほ、本当だ……ふ、二人だけになっちゃったね!」

オメガ「だな。この景色を独占しているみたいで贅沢だな」

アルファ「そ、それでね、オメガ君、あのね……」

トウヤ(頑張れーっ!)

直下コンマが50以下なら告白成功

364: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 00:26:18.95 ID:vd20IR+e0

368: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 00:33:56.21 ID:EYRkh7lU0
アルファ「私っ……」

オメガ「?」

ラブラブカップル♀「あ、あなた達! 危ない!」

アルファ「ふえ!?」

オメガ「敵か!?」

サイホーン「ぐおおおおおおおっ!」ドドドドド

ラブラブカップル♂「あ、暴れサイホーンだあああああああ!!」

アルファ「えええええええっ!?」

トウヤ(えええええええっ!?)

サイホーン「ぐおおおおおおお、お、おおお……」バタッ

アルファ「あ、あれ……?」

オメガ「倒れた……?」

レッド「やっと捕まえたっ……あれ、二人とも……?」

オメガ「レッド、このサイホーンは?」

レッド「洞窟で岩砕いてたら……間違えて叩いちゃって。興奮してたし、危ないから捕まえにきた……」

アルファ「そ、そうだったんだー、びっくりしたー」

レッド「ごめんね……」

トウヤ(運命の女神がレッドに微笑んだ……? レッド、恐ろしい子……)

369: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 00:37:47.79 ID:EYRkh7lU0
トウヤ(今のうちに戻ろうかな……)

オメガ「トウヤ」

トウヤ「えっ!?」

アルファ「あれ、トウヤ!? い……いたの?」

トウヤ「あー、うん、散歩に来たんだけど、あはは……」

オメガ「ずっといたけど、何してたんだ?」

トウヤ(気付かれてた!?)

アルファ「ずっといたのー!?」

トウヤ「えっとね、散歩に来たんだけど、この辺りにボール落としちゃって……あ、あったあった」

オメガ「そうだったのか。サイホーンが来なかったら声かけてたぞ」

アルファ「えー!」

レッド「……?」



トウヤ「……って事があったんだよ」

キョウヘイ「はあ……」

377: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 22:37:03.32 ID:EYRkh7lU0
トウヤ「まさか失敗するとはね……」

キョウヘイ「そっすねー、レッドさんがいたら運命の女神様にもリア充への憎しみが移るんじゃないすか」

トウヤ「そう思ったよ、一瞬ね」

キョウヘイ「……で、肝心の二人とレッドさんは?」

トウヤ「オメガは忍術の練習に、アルファは不貞寝しちゃったし、レッドは岩砕きに戻っていったよ」

キョウヘイ「もう一時間経つのにまだ砕いてるんすか!? もう洞窟には砂しか残ってなさそうっす」

トウヤ「それはそれで面白いかも……ふぁああ、僕もお昼寝しようかな」

キョウヘイ「なんと」

トウヤ「僕だって疲れてるからね。アルファより疲れてる自信もある」

キョウヘイ「もう少し鍛えた方がいいっすよ?」

トウヤ「体質の問題だから……そうだキョウヘイ、これ誰かに渡しておいて」

キョウヘイ「バトンっすか。ま、あと一回分やれば夜ご飯の時間にはなるでしょーけど」

キョウヘイ「……もう寝てんじゃないっすか。どんだけ疲れてたんすか。このバトンもどーすりゃいいっすかね」

誰視点にする? 下2

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 22:56:35.09 ID:7VezQrVgO
グレイシア

380: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 23:00:18.47 ID:EYRkh7lU0
キョウヘイ「えっ」

キョウヘイ「レッドさんバッグ置いてってたっけ……ねーや」

キョウヘイ「多分レッドさんを近くで見て喜んでるんじゃないですかね(適当)」

キョウヘイ「申し訳ないっすけどもう一回! どうしてもってんならもっかい取ってください!」

下2

381: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 23:02:59.77 ID:QmtqVdFbO
オメガ

383: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 23:11:51.17 ID:EYRkh7lU0
キョウヘイ「忍術見学ついでにオメガに渡しますかっと」

キョウヘイ「多分外にいるっすよねー」


~外~

キョウヘイ「オメガー! どこっすかー!」

オメガ「ここだぞ」ペラッ

キョウヘイ「KAKUREMINOの術!?」

オメガ「そうだ。敵かと思ったから身を隠したけど、どうしたんだ?」

キョウヘイ「はいこれ、パス」

オメガ「? 受け取ったぞ」

キョウヘイ「確かに渡したっすからねー」

オメガ「……なんなんだ?」


オメガ「まあいい、忍術の練習を続けよう……」

オメガ(火遁の術)ブオー

オメガ(隠れ蓑の術)ペラッ

オメガ(変わり身の術)ボンッ

オメガ(……影分身だけ出来ないんだよな。速さが足りないからか)

オメガ(……さて、どこかで忍術の実践的な練習がしたいけど)

オメガ(どこに行くか……この島内で何か忍術が使えそうなところはあるか?)

下2

385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 23:16:23.03 ID:vd20IR+e0
アルファのいるへや

386: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 23:21:19.11 ID:EYRkh7lU0
オメガ(アルファのいる部屋……? どういうことだ?)

オメガ(……はっ! アルファに気付かれないように忍術の練習をすれば、本番でも敵に気付かれない!)

オメガ(完璧だ……よし、早速行こう)


~ポケセン・女子部屋~

オメガ(どうやらアルファ以外に人はいないらしいな……)

アルファ「うー……」

オメガ(アルファは布団にくるまって出てこようとしない……これだと意味が無い気がするけど、まあいい)

オメガ(敵との戦闘前に行う術……まずは隠れ蓑の術で近くまで近づくか)

直下コンマが75以下なら成功

387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 23:22:13.90 ID:QmtqVdFbO
破ァ!!

390: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 23:32:14.55 ID:EYRkh7lU0
オメガ(いつも通りにいけば問題ないはず……うわっ!?)ドテッ

アルファ「きゃー!? え!? 誰!? わー!? オメガ君!? えー!?」

オメガ「くっ……まさか、隠れ蓑の裾を踏むなんて」

アルファ「ね、ねえオメガ君、何してたの!?」

オメガ「忍術を使ってアルファに近付いて、驚かせようと思ってたんだ」

アルファ「い、い、い、いつから!?」

オメガ「つい一分前、だったと思うぞ」

アルファ「……はぁ、なーんだ、びっくりしちゃったよ!」

オメガ「驚かせるのは失敗したぞ?」

アルファ「オメガ君がそうやってるのはいつものことじゃん!」

オメガ「なら、なんでさっきはあんなに驚いてたんだ?」

アルファ「それは、聞かれたかと思って……」

オメガ「聞かれた? オレにか? 何をだ?」

アルファ「あ、ううんううん、何でもない! そうじゃなくて! これからはそういうのやめた方がいいよ!」

オメガ「そうか?」

アルファ「うん、きっと皆は驚きなれてないだろうからびっくりしすぎちゃうよ」

オメガ「そうか。じゃあ、これからはアルファと二人の時だけにするぞ」

アルファ「うんうん、それで……って、えぇ!?」

オメガ「何だ?」

アルファ「いや、その……もー、出てってー!」

オメガ「わかったぞ」ボフン

391: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 23:38:21.24 ID:EYRkh7lU0


~男部屋~

オメガ「ただいま」ボフン

キョウヘイ「おかえーっす……あー、ああいう話は小さい声でしたほうがいいっすよ。レッドさんがいたらここは更地になってたっす」

オメガ「忍術についてしか話してないぞ? ……レッドは忍術が嫌いだったか?」

キョウヘイ「そうじゃないんすよ……無知は罪、ギルティ……」

コウキ「おっはよー」

キョウヘイ「おはす。起きたんすか?」

コウキ「僕の腹時計が夜ご飯の時間を指してるんだよー!」

キョウヘイ「え、もうすぐこんな時間っすか」

レッド「た、ただいま……」

オメガ「お帰り。息が切れてるけど、どうかしたのか」

レッド「ちょっと……岩砕きすぎて……スタミナ切れ……」

キョウヘイ「レッドさんがスタミナ切れってどんだけっすか!」

レッド「先にシャワーしてくる……」

キョウヘイ「はーい……レッドさんが帰ってくるまであの問題は先延ばしっすね」

コウキ「えー? ……あー、そうだねー」

オメガ「?」

392: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 23:41:45.42 ID:EYRkh7lU0


レッド「ただいま……どうしたの?」

キョウヘイ「茹ってるレッドさん、我々は重大な危険極まりない仕事を忘れてるっすよ」

レッド「?」

キョウヘイ「トウヤさんを起こす事、っす」

レッド「!!」

オメガ「危険なのか?」

コウキ「ちょー危険だよー! 目覚めてたらちょー危険なんだよー!」

オメガ「危険なのか……」

レッド「……と、トウヤ、起きてー」

キョウヘイ「何遠慮してんすか……トウヤさーん、目覚めずに目覚めてくださーい」

下2のコンマが50以下なら目覚める(標的はそのレスに書いてある人物)

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 23:44:39.93 ID:vd20IR+e0
全員

398: ◆nIESo90.aY 2015/09/07(月) 23:50:42.41 ID:EYRkh7lU0
トウヤ「あれ、レッド……帰ってきてたんだ。ちょっと寝すぎたかなー……」

レッド「……!!」

キョウヘイ「やったー! やったっすよレッドさん!」

レッド「うん……!」

コウキ「よかったー! ドキドキしたー!」

オメガ「……どう危険なのか、とうとうわからなかったな」

キョウヘイ「わからなくたっていいんすよんなもん」

トウヤ「え? え?」

ミュウツー「……」シュンッ

レッド「あ、お帰りなさい……どこ行ってたの?」

ミュウツー「……」

レッド「……まあ、それくらいなら、いいけど」

オメガ(レッドはポケモンの考えていることがわかるのか? ……このパーティには謎が多いな)

407: ◆nIESo90.aY 2015/09/08(火) 22:32:40.60 ID:KhI6773r0
レッド(お久しぶりです)

レッド(もうそろそろご飯ですが、外に食堂がないので自炊)

レッド(ということになりましたが)

キョウヘイ「さて、問題は誰が料理するかって話なんすけど……」

トウヤ「そうだねえ、ヒカリ以外なら誰でも大丈夫じゃないかな」

オメガ「そうなのか?」

コウキ「ヒカリは味覚が機能してないんだよー」

オメガ「そうだったのか」

トウヤ「誰にしようか?」

下2

409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/08(火) 22:36:38.86 ID:30v/sX/W0
アルファ

410: ◆nIESo90.aY 2015/09/08(火) 22:43:48.84 ID:KhI6773r0
レッド「……アルファは?」

オメガ「いいんじゃないか?」

トウヤ「あれ、アルファの料理食べた事ないの?」

オメガ「無いぞ」

キョウヘイ(アルファ……)

コウキ「頼みにいこっかー」


アルファ「え、夜ご飯? いいよ! 頑張るからねー!」

キョウヘイ「こそこそこそ……」

オメガ「ん? ……楽しみにしてるぞ」

アルファ「え!? う、うん!」

キョウヘイ「よしよし」



レッド(明日は朝から岩砕きかな)

トウヤ「そろそろかな?」

ヒカリ「楽しみね」

アルファ「完成したよー! アルファ特製チャーハンでーす!」

キョウヘイ「おお、チャーハンというチョイスは謎っすけど美味しそうっす。お味は……」

下2

412: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/08(火) 22:48:20.74 ID:5C9GZyMs0
ミドリゲスが浄化される位美味しい

415: ◆nIESo90.aY 2015/09/08(火) 22:52:41.72 ID:KhI6773r0
キョウヘイ「おー! 結構美味しいっすね!」

レッド「これならミドリゲスも前面降伏する……」

アルファ「本当!? やったぁ!」

トウヤ「美味しいね、ねえオメガ?」

オメガ「うん。美味いぞ」

アルファ「え、えへへ! ありがとう!」

コウキ「むぐむぐむぐぐ」

ヒカリ「食べながら話さないで」

キョウヘイ(正直、俺らとオメガの分のクオリティの差があるんじゃないかとか思ったっすけど……)

トウヤ(チャーハンなら全部同じクオリティだからねえ)

レッド(美味しい……)


次回 レッド(無口とか幽霊とか言われるけど新ホウエンを旅します) 後編