2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/09(水) 21:42:24.21 ID:jNaO6CgzO

< 1 >



P「ん?何読んでるんだ文香」

文香「これは…史劇、というか…演劇の脚本…ですね」

P「ふーん、シェイクスピアか。
俺も何作かはわかるが、『ヘンリー五世』か」

文香「そう、ですね。
シェイクスピアは知っていても、
作品まで知っている人はあまり…」

P「でも、なんで唐突に?」

文香「次のお仕事は…ドラマ、じゃないですか」

P「おう、参考にしようと。いや、凄いな文香は」

文香「そうでしょうか…。
私、未だにしっかりアイドルというものが…理解できなくて…。
像が掴めない…というか」

P「掴めなくていいさ。
ヘンリー五世だって前作の『ヘンリー四世』ではただの悪ガキだったろ?」

文香「…知っているんですか?てっきり…」

P「知らないとは云ってないぞ?
…ま、これからは長いんだしゆっくりいこう。
それに、文香には俺がいるからな。一人じゃない」

文香「…はいっ」



【1413年、イングランドにてヘンリー五世戴冠】


引用元: ・モバP「1レス今日は何の日」 



3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/09(水) 21:44:40.07 ID:jNaO6CgzO

< 2 >


P「こんにちは、美優さん」

美優「はい。こんにちは、Pさん」

P「早速で申し訳ないんですが、これ次回の映画の台本です。
先ほど届いたんで目を通しといてください」

美優「はい…、あの」

P「なんです?」

美優「この、役どころいいんですか?私で」

P「はい!これの企画を見たときから美優さんしかいないと思いましたから」

美優「は、はぁ…。ありがとうございます。
でも、私未婚なんですけど…」

P( その映画は若くして亡くなったはずの夫が他所で別の女と生活しているという噂を聞いて徐々に狂っていく女の破滅、というストーリィだ 。
うん、実に美優さんに合っている)

美優「しかも、ラストが交通事故って…」

P「…済みません、嫌でしたか?」

美優「いえ、お仕事ですし…」

P「はい」

美優「それに少し、気持ちもわかるかなって」

P「…えっ?」



【2005年、英国王太子チャールズ再婚】


4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/09(水) 21:46:33.43 ID:jNaO6CgzO

< 3 >


友紀「いけーっ!そこで、打てー!」

P「…友紀、少し静かにしてくれないか。
俺は寂しく残業中なんだが」

友紀「だってだって今丁度キャッツが、
サヨナラできそうなんだもーん」

P( 11回裏、同点、二死、ランナー2塁か )

P「いや、確かにいい試合だけども」

友紀「いいから、いいから。
ほら、プロデューサーもこっちこっち」

P「うおっ」

ボスン

P「…なぜ残業中にアイドルと二人でソファに座りながら野球を観てるんだ、俺は」

友紀「いっつも観てればプロデューサーも野球好きになるかなーって」

P「別に嫌いじゃないけどさぁ…」

友紀「ああ!打った打った打ったぁ!
プロデューサー!打った打ったサヨナラだよ!」

P「おう…わかったからもう少し…」

友紀「やったね!今日も勝ったよー。
連勝記録作ってほしいなー!」

P「…俺の事務所宿泊記録も更新中だぞ」



【2006年、金本知憲イニング記録達成】

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/09(水) 21:47:55.44 ID:jNaO6CgzO

< 4 >


亜子「いやー…、やっぱでかいな!」

P「まぁ、そうだな。
俺は高校の時の修学旅行で見たよ」

亜子「ホンマ?…でもでかいだけやなぁ。
インパクトがドーンとくる割にそんなおもろいアトラクションがあるわけじゃないし」

P「そりゃ、仏様で遊ぶわけにはいかないだろ」

亜子「せやな。
ま、入場料取らないとこは褒めたるわ」

P「取るかよ…。それはそうと知ってるか?
これが造られたときの時価」

亜子「うーん…。
まぁ、でかいだけやしな。百億円くらい?」

P「現在の価値で約5000億だってよ」

亜子「は?ご、ごごご五千億ぅ?
この鉄の塊が?」

P「指を指すなっての…。
まぁ、それだけ当時の人はこれに夢や願いをかけてたってことだ。
あんまり酷いこと云うなよ?」

亜子「アタシらとファンみたいなもん?」

P「…ああ、そうだ…ん?」

P( 皮肉じゃ、ないよな? )



【大仏の日/奈良の大仏開眼】

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/09(水) 21:50:16.15 ID:jNaO6CgzO

< 5 >


P「よお、比奈。捗ってるか?」

比奈「プロデューサーっスか。
まぁ、ぼちぼちってところでス」

P「最近はアイドルの方が忙しいからな。
そっちにあまり集中させてやれなくて済まない」

比奈「いや、気にしてないっスよ。
自分も今じゃあアイドル、楽しんでまスから」

P「そうか?
…そういや、いつだったかに俺の似顔絵描いてくれるって云ってたけど」

比奈「あー…そんなこともあったっスね」

P「忘れてたとか?」

比奈「まぁ、そうっスね」

P「随分あっさりだな。
…っと、じゃあ、これで試し描きがてら描いてみてくれないか?」

比奈「?…あ、水彩色鉛筆セットじゃないっスか!
いやー、欲しかったんでスよね」

P「まだ、持ってなくてよかったよ。
被ったらつまらないからな。
それにしてもまた描き方のヴァリエーション増やすのか?」

比奈「描けるものが道具で違いまスからね…。
よしっ、じゃあパパっと描いてあげましょう」

P「うん、ここに座るぞ。あっ」

比奈「はい?」

P「誕生日、おめでとう」

比奈「…これは…なかなかクるっスね。
似顔絵、期待しててくださいよ?」



【荒木比奈、誕生日】

17: 4月10日 2014/04/10(木) 09:29:32.30 ID:/huW/ngrO

< 6 >


P「なぁ、奏。
どうして恋愛映画苦手なんだ?」

奏「ん、なんだか恥ずかしい…とは違うけど、むず痒いというか」

P「その割には前のドラマは楽しそうだったじゃないか」

奏「あれは仕事だったもの。
それに…」

P「ん?」

奏「私自身の境遇に近かったから。
恋愛映画だとどうしても学校だったり、逆にアクションみたいな非現実で実感湧かないじゃない?」

P「学校でも湧かないのか?」

奏「ええ。興味のある男の子がいないから」

P「へぇ…」

P( 奏の学校の男子は可哀想だなぁ…。
まぁ、アプローチとかにも気付かれてるんだろうけど )

奏「でも、この前のお仕事は“ アイドルの恋 ”が題材だったし。
禁断の、とか云われると別の意味でむず痒くなるけど」

P「でも、境遇は学校でも大体同じだろ。
この業界が舞台でも興味あるやつがいないとダメなんじゃないのか?」

奏「……そうね。
うん、私恋愛は人生で一度って決めてるから。それだけ」

P「ん…んん…?」



【1912年、タイタニック号最初で最後の出航】


18: 4月10日 2014/04/10(木) 09:30:55.26 ID:/huW/ngrO

< 7 >


柑奈「はぁ…ラブはどこにあるんやろ…。
ピースを歌い続けてもラブが見つからなければなぁ」

P「お、柑奈テレビか?
今、昼前だからニュースくらいしかやってないだろ」

柑奈「プロデューサーさん…。
いやね、ちょっと大きなお仕事終わって気が緩んでたのか、
少し自身なくしちゃって…」

P「うん?」

TV『ーようにニューヨークでは現在も高所得者層への優遇に反対する人々のデモがー』

柑奈「あちらを立てればこちらが立たない。
どうすればいいんでしょうね?」

TV『ーまた、逆に生活保護を社会的甘えと見る団体などは、
アファーマティブ・アクションを非難するデモを計画しておりー』

P「…歌えよ」

柑奈「え?」

P「柑奈の仕事は歌うことだ。
それで誰が救えるか、救えないかはわからない。
それでも、人間は前に進めると信じろ。
柑奈はその前を進めばいい」

柑奈「そう…ですね。
…じゃあ、プロデューサーさんはしっかり着いてきてくださいね!」

P「もちろんだ。よし、仕事いくぞ!」



【1947年、MLBに初の黒人選手誕生】


19: 4月10日 2014/04/10(木) 09:33:05.66 ID:/huW/ngrO

< 8 >



夏樹「…ちっくしょう。
何がダメだったんだ」

P( ん?珍しく夏樹が落ち込んでる。
こっちはプリン食べてご機嫌だからな。
ちょっくらお助けに行くか )

P「おーい、夏樹ー。
なんかあったのか?」

夏樹「あ、ああ。
ちょっと涼と揉めてさ。
色んなことが積み重なったんだろうけど、
どれも避けられたんじゃないかって」

P「んー…音楽性の違いとか?」

夏樹「それもある。
U.Kは聴かないだとか、新しいのをつくりたい、いや回帰だ、とかな。
でも、それだけじゃないんだ」

P「でも、明日になればまたサバサバした感じに戻るんじゃないのか?」

夏樹「そうだな。
アタシや涼はそういう人間だ。
…だからこそ惜しいんだ。
なぜ、些細なことでこんな詰まらない気分になる自分が」

P「はははっ…」

夏樹「なんだよ、おかしいか?
二十歳前のガキがこんなこと云ってると」

P「いや、そうじゃない。悪気はないんだ。
ただ、さっき涼に会ったんだけどさ」

夏樹「うん」

P「あいつも同じ理由で落ち込んでたから。
さらに以心伝心になるときは二人とも同時かもな」

夏樹「そっか…。いや、面白いな…。
そういう繋がり方もあるんだな。
吹っ切れそうだ。うん、Pさんありがとな」

P「いーや、俺は何もしてない」

夏樹「ただ、さ」

P「ん?」

夏樹「今回揉めた直接の原因はアタシが冷蔵庫に入れといたプリンなんだけど、
Pさん知らない?」

P「」ダラダラダラダラ



【1970年、ポール・マッカートニーがビートルズ脱退発表】


20: 4月10日 2014/04/10(木) 09:34:17.93 ID:/huW/ngrO

< 9 >



P「ブフォ…!…うげぇ、珈琲零した」

瞳子「Pさん、何やってるの?
デスク全体に飛び散ってるじゃない」

P「いや、瞳子さんの次の舞台の台本見てただけですよ」

瞳子「…なにか変なところでもあった?」

P「いや、台詞自体は普通のものですし、
新しいタイプの演劇でなかなか印象もいいです。
新しい瞳子さんを印象付けるのに最適でしょう」

瞳子「そう…。
アイドルをやって自身を付けさせて、
また役者に戻る。
あなた最初から考えていたの?」

P「さぁ?どうでしょうね。
ただ、夢を掴む手助けをするのが俺の仕事ですから」

瞳子「ふふっ、そう。
…私にもそれ見せて。どうして笑ったの?」

P「そうですね…。
いっそのことここだけ演技してみてくれません?」







瞳子「私はスカー・レッド。傷んだ赤色。
スカーレットなどという過去は捨てた…。私は未来を生きる!」



【??年、蒼崎橙子誕生」


21: 4月10日 2014/04/10(木) 09:35:58.17 ID:/huW/ngrO

< 10 >


春菜「Pさぁん、私がこんなお仕事してもいいんですかね?」

P「いいんじゃないか?
誕生日だし今日くらいは、みくも許してくれるさ」

春菜「猫カフェめぐりのロケなんて私以外にも適任がいるのに…」

P「春菜だって、趣味は猫関係だろ?
それに部屋が猫グッズだらけなのも知ってるぞ」

春菜「え、えっ?
本当ですか?え?なんで?」カアア…

P「みくにせめて仕返しにゃ、とかいいながらおしえられたからな」

春菜「はー…みくちゃん…もう…」

P「ま、春菜も帰ったらみくに眼鏡でも押し付けてくればいいさ」

春菜「あの…彼女が今使ってる眼鏡私のプレゼントです」

P「」

春菜「…でも…、ありがとうございます。
私に眼鏡以外の趣味があるって知ってる人あまりいませんから。
嬉しかったです」

P「あ、ああ。
…よし、仕事終わらせたら事務所でパーティだからな。
パパッと終わらせるか」

春菜「はい!…です、…にゃ」

P( かわいい!はるにゃんのファンになります! )



【上条春菜、誕生日】

25: 4月11日 2014/04/11(金) 00:04:02.98 ID:ajhLi5IIO

< 11 >



飛鳥「確かにボクはイタいヤツだし、
そう自覚してるというスタンスを取るさらにイタいヤツだよ」

P「…ああ」

飛鳥「だけど、だからといってこのステッカーはないんじゃないかな」

ステッカ-「黒歴史製造機!」

P「…麗奈も悪気があったわけじゃ…」

飛鳥「趣味がイタズラの子に悪気がないのは結構。
ただ、人には触れられたくない柔らかい部分があるはずだ」

P「俺からも注意しとくから、な?」

飛鳥「ダメだ。
ボクはこれから先を憂えてるんじゃない。
今、この瞬間に怒ってるんだよ」

P「…どうすんだよ?」

飛鳥「…なにもしないさ。
ボクはイタいやつだからね。
怒ってもやり返さない自分をさらに演出する」

P「お、おう…」

P( 厨二ってそこまで意地になるものかなぁ…。
爆発した方がストレスも解消できると思うんだが )



【800年、延暦噴火(富士山噴火)】


26: 4月11日 2014/04/11(金) 00:05:34.43 ID:ajhLi5IIO

< 12 >


P「都は推理もの好きなんだよな?」

都「はいっ!
純粋な論理ゲームとして完成されたものはそれだけで幸せな気持ちになりますから」

P「じゃあ、ノックスの十戒とかヴァン・ダインの二十則ってやっぱ気にするもんなの?」

都「うーん…。
本格好きの方には頑なにそれ以外を認めない人もいますが、
私はあんまり気にしませんね」

P「そっか。
事務所内の『~キチ』にミスキチまでいたらどうしようかと」

都「…私ってもしかして皆さんにはそのように見られてますか?」

P「いや?むしろポンコツ探偵として生暖かい目で見られてる」

都「はあ、よかっ…いやいやいや。
私それなりに活躍してますよね?
猫探しとか…猫探し、とか…ぅぅ…」

P「いや、探偵が推理しなきゃならない事件が起こったら困るからそれでいいんだよ」

都「でも、怪盗とか…」

P「窃盗も困るんだが…。
っと、そんな都に朗報だ。
猫探し以外の仕事の依頼だぞ」

都「!…なんですか?どんな事件でもこの安斎都が速攻で解決しますよ!」

P「事件じゃないが…。
推理小説のチェックだ。
なんか変な部分はないかって」

都「この事務所の誰かが書いたんですか?」

P「うん。
都が一番詳しそうだから頼んでくれってさ、ほい」

都「だから、十戒や二十則について訊いたんですね?
私が原理主義者だと困るから」

P「ああ。
始めて書いたらしいからな」

都「いやー、楽しみです!
感想はPさんでいいんですか?」

P「ああ、頼むぞ」

P( 正直都がミステリ・キチだとつまらないからな。
これでよかった、うん )



【1939年、S・S・ヴァン=ダイン死去】


27: 4月11日 2014/04/11(金) 00:07:31.69 ID:ajhLi5IIO

<13 >


由里子「ぐへへへ…」

P( おおう…なんだあのニタニタ顏…。
アイドルっていうか女の子がしちゃいけない顏だ )

P「あー…由里子さんや。
できればそういうのは事務所以外で楽しんでもらえませんかね。
一応18歳未満も来るからさ」

由里子「おおっと、失敬。
まだまだ修行が足りんのか」

P( どこでも楽しめてるし、
ナマモノ克服したとか云ってたからむしろレベルアップしてるんじゃ… )

P「自分だけで楽しむ分にはなんでもいいけどさ。
…今ってどんなのが流行りなの?」

由里子「お、プロデューサーもこっちの世界くる?」

P「いや、行かないけどさ。
ほんの興味で」

由里子「バスケも水泳もテニスも巨人も、それから聖杯もあるじぇ?」

P「んー…俺でも大体知ってる感じだな。
いや、断っておくが中までは見てないぞ?」

由里子「ま、自分の好きなのを楽しむのが一番。
ユリユリはメジャーが嫌いでも至上主義でもないし」

P「アイドルもできれば流行り廃り関係なくありたいもんだがな」

由里子「まったくだじぇ。
何年か前の世間にメイドが溢れたのはうんざりだったし」

P「確かに」

由里子「メイドだけじゃなく執事だってーーー」

P( 背後で菜々が引きつった笑みを浮かべてる…。
まさかあの頃からメイドを…。
いやいやいや…まさか、な )



【??年、ケイネス・エルメロイ・アーチボルト誕生】


28: 4月11日 2014/04/11(金) 00:09:03.96 ID:ajhLi5IIO

< 14 >


留美「P君はどっちがいいと思う?」

P「んー、そっちの黒猫の方ですかね。
なんとなく優しそうな感じがします」

留美「そう?
でも、私もこの子がいいわ。
白猫の方は沢山お友達がいるけど、
この子は一人ぼっちだもの」

P( まさか留美さんと二人でぬいぐるみを選びに来るとは、な。
まぁ、普段見れない留美さんを見れてなかなか楽しいけど )

留美「売れ残り…。寂しいものね」

P「え、ええ…。
そういえば、留美さんはぬいぐるみに表情があるって思う人ですか?」

留美「む…。
まぁ、そうかしらね。
人間には表情がある。
猫たちには表情はないけど、感情はある。
ぬいぐるみにだって何かあってもいいはずじゃない?」

P「ふむ。
そうなんでしょうかね。
留美さんなら目に見えないものしか信じないとか云いそうでしたから、
少し不思議です」

留美「…私だって不確かなモノを感じたくなることはあるのよ」ギュッ

P( その時腕に感じた温もりは、
女性を少しだけ傷付けた不名誉な記憶だ。
それを、忘れないようにしたいと思う。
ただーーー )

P「周りからどう見られてるんでしょうね、俺たち」

留美「んぅ…?」

P「やれやれ…」



【1958年、最高裁が内縁は婚姻に準ずる関係と判断】


29: 4月11日 2014/04/11(金) 00:10:21.72 ID:ajhLi5IIO

< 15 >


P「おーい、朋ー」

朋「ん?なに、P」

P「いや、用という程でもないけど。
…そういやほたるが話を聞きたがってたぞ」

朋「あたしに?なんで?
ほたるちゃんも占い始めるのかな」

P「運気を上げたいんだってさ。
前に朋、ちいさい頃は運が悪かったけど、
占いを始めてから運気が上がってきたって話してたじゃん」

朋「なるほどね…。
でも、それなら適任がいるような…」

P「茄子か?ほたるも最初は聞きに行ったらしいんだが…」

朋「行ったけど?」

P「無意識すぎと参考にならないらしい。
なんていうか唸りを上げる豪運って感じで」

朋「…確かにあたしもあの人には…。
うん、わかった。
今度ほたるちゃんと話してみるね」

P「頼むな。
…まぁ、ほたるは自信がつけば大分変わると思うんだけどな」

朋「そうだね。
最初は鰯の頭でいいから、指針が必要だよね」

P「それって占い否定してないか?
むしろクラリスとかの…」

朋「あたしは占いを人生の指針にしてるから。
占いの結果にはそんなに一喜一憂しないもん」

P「ふーん。
アイドルになったのも占いだと思ってたから占い至上主義なのかと」

朋「…人生で始めて占い以外に信じたい人に出会えたからね。
それまではそうだったよ」ボソッ

P「ん?」

朋「んーん、じゃほたるちゃん探してこよっかなー」



【誕生花、マーガレットの花言葉は恋占い】


34: 4月12日 2014/04/11(金) 22:31:06.62 ID:Oh7kpAyKO

<16 >



クラリス「P様、人は主の下では皆許されます。
…しかし、許されるからといってどんな暴挙でも許容されるわけではないのです」

P「…はい」

クラリス「私たちはあくまで人の世を生きているのです。
全知全能の神を戴くのは良きことですが、
それを忘れてはいけませんよ」

P「…いや、それは大変よくわかります。
ただですね、
我が家ではもっぱら醤油をかけると決まっておりまして…」

クラリス「まったく…。強情な方ですね。
醤油も悪くありませんが最善は塩と胡椒でしょう」

P「こしょうでしょう?」

クラリス「…なにか」ギロツ

P「いいえ、なんでも!」

クラリス「私とてなにも無理強いしているわけではないのです。
ただ、私を導くべき方が誤った見解を持っているというのはーーー」

P「ははぁ…」

P( 事務所でこんな風に謝るのも不思議だけど、
理由が意味不明なんだが )

P( どうしてクラリスは目玉焼きにかけるもので、
こんな圧力かけてくるんだよ…ん? )

P「あの、クラリス?
きのこか?たけのこか?」

クラリス「…無論たけのこですが、なにか?」

P( …俺、きのこ派なんだけど…。
云わない方がいいよな )



【1633年、ガリレオ・ガリレイへの異端審問開始】


35: 4月12日 2014/04/11(金) 22:33:45.12 ID:Oh7kpAyKO

< 17 >


P「…なぁ、もういいって。
俺よりフレデリカのを見にいこうぜ?」

フレデリカ「だーめ。アタシのプロデュースする人はカッコよくないといけないの」

P「普段はスーツだからなぁ…。
…それにしたって、
フレデリカの家のパーティにお呼ばれしたのに、
服装を任せっぱなしで済まんな」

フレデリカ「んー、別に楽しいからいいけど?」

P「そっか。
…いや、でももういいよ。
適当に決めとくから」

フレデリカ「はぁ…、身嗜みは社会人の義務じゃないの?」

P「いや、そうなんだが…」

フレデリカ「例えばさ、チョコがあるじゃん」

P「ああ」

フレデリカ「片方は普通に包装されたやつ、片方はアタシが唇に挟んでるやつ。
どっちが嬉しいかはわかるでしょ?」

P「…話はな。俺は普通に包装されたやつを選ぶぞ」

P( …普通は紙コップのお茶と湯飲みのお茶とかが、
例えになる気がするんだが )

フレデリカ「はーい、次はジャケットだよ。
こっちこっちー!」

P「…ま、フレデリカらしか」



【誕生石、ピンクフローライトの石言葉はきちんとした身嗜み】


37: 4月12日 2014/04/11(金) 22:37:20.97 ID:vSeE230+O

< 18 >



P「98…99…100っと。
今日のメニューは全部終わったぞー」

亜季「ありがとうございます!
これで私たち二人の目標がまた一歩近付きましたね!」

P「そうだな。
それにしても亜季が筋トレ嫌がらなくてよかったよ。
最近の女の子はひたすら食べないでバランス保とうとするから」

亜季「海外のモデルや女優はむしろ積極的に筋量を増やして、
身体を支えておりますからね!
自分もやるからには長くアイドルをやりたいので」

P「そっか」

P( 亜季の場合は胸筋とか腹筋のインナーマッスルを鍛えると、
さらにやばくなるからな…楽しみだよ )

P「何事も身体が資本だしな、っと、うおっ」グラッ

亜季「ん?どうしたんでありますか、
プロデューサー殿」

P「いや、立ち眩みかな。
船に乗ってるみたいだ…うんん…」

亜季「そういえば、今年は海での仕事をやってみたいです!
できれば船上、甲板に立ちたい」

P「おう、今年は飛躍の年にしないとな。
海での仕事、とってくるよ」

亜季「はいっ!
その暁にはこう叫ぶのです!
『本日天気晴朗ナレドモ浪高シ』!」

P( …実は船酔いに弱いなんて云えねぇ… )



【1868年、秋山真之誕生】


38: 4月12日 2014/04/11(金) 22:38:57.27 ID:vSeE230+O

< 19 >


P「アーニャはさ、どうして星が好きなんだ?」

ア-ニャ「ズヴェズダ…星、ですか?」

P「ああ、天体観測が趣味じゃん?
今もこうやって事務所の屋上で空を見上げてるし」

ア-ニャ「綺麗…なのが理由ですけど、
ネボ…天には夢がありますから」

P「夢、か」

ア-ニャ「ダー…父の故郷で見た空も、
母の故郷で見た空も…
どちらも同じモノでありながら全く違う」

ア-ニャ「天は…見る人の気持ちや、
意志を映すのだと思います」

P「それを彩るのが星、か。
じゃあ、この事務所からアイドルのアーニャが見上げる星は、
天はどんな風なんだ?」

ア-ニャ「…云わせるんですか?」

P「え?」

ア-ニャ「云わずとも私たちは繋がっている。
それとも、言葉にしなければわかりませんか?」

P「…いや、大丈夫だ。済まなかったな」

P( その日彼女と見上げた空は、
都会のためかあまりよくは見えなかったけれど )

P( それでもはっきりと輝くアーニャと、
側で支える自分がよく映っていた )



【1961年、ソ連が世界初の有人宇宙船打ち上げ】


39: 4月12日 2014/04/11(金) 22:40:45.98 ID:vSeE230+O

< 20 >


P「……」

みちる「……」

P「…これ、どうする?」

みちる「…そりゃあ、食べますよ。
味は保証されてますし」

P「…まぁ、みちるのご実家の窯を借りて焼いたパンだしな」

みちる「食べればどんなパンも同じです。
覚悟を決めて半分こしましょう」

P「そうだな」

みちる「むむ…よし。
Pさんには左側を差し上げましょう」

P「おう。…せーのっ」パクッ

みちる「!フゴフゴ!フゴフゴゴ!」

P「…ん、飲み込んでから喋れ。
まぁ、でもこの『みちるパン』形はゾンビみたいだが、
味は美味いな」

みちる「…くん。そうですね!
わざわざPさんを実家まで呼んだ甲斐がありました!」

P「俺こそお呼ばれしてありがとな。
プレゼントは月並みだったのに」

みちる「Pさんとパンを焼いてみたかったんです。
あたしは嬉しかったですよ?」

P「そっか、うん。
…じゃあもっかい『みちるパン』試してみるか」

みちる「次こそは綺麗に焼きましょうね!」



【大原みちる、誕生日】


43: 4月13日 2014/04/12(土) 08:23:38.87 ID:hVlSAAmQO

< 21 >



P「のあさん…荷物少なすぎません?」

のあ「形あるものは人の速度には着いてこれない。
ならば、所有欲で無理に寿命を縮めてはいけない」

P「いや、それにしたって…。
これなら寮から出なくてもいいんじゃ…」

のあ「反対に私たち人間も形あるものとは相反する。
引き摺られるのはよくない」

P「んー…、まぁ、近所のマンションですしね。
これだけ売れれば広いところにも住みたくなるか」

のあ「別にこの場所が気に入らないわけではない。
競い合う同志がいて、仮のステージもある。
ただ、私はここにいるべきではないと思っただけ」

P「この寮も低年齢層が大半ですからね。
…うん、じゃあ行きましょうか。
さぁ、乗ってください」

のあ「…それに、ここにいれば普段は貴方、部屋に入ってこられないじゃない」

P「…えっ?何か云いました?」

のあ「住めば都…。
貴方にとっても都になるといいわね」

P「…は、はぁ」



【710年、平城京へ遷都】


44: 4月13日 2014/04/12(土) 08:25:01.90 ID:hVlSAAmQO

< 22 >


P「よかったな仁奈。
特別にキグルミもらえて」

仁奈「はいっ。
これでまた新しい仲間がふえたでごぜーますよ」

P「今回は猫…でいいのかな?」

仁奈「ねこのキモチになるですよ?」

P「いや、でも純粋な猫じゃねぇしな…。
てゆーか、あいつ喋るのか?」

仁奈「まーいいです。
とりあえずモフモフしやがってくだせぇ」

P「おう、じゃあ膝に」

仁奈「にゃーんっ」

P「おお…思ったより柔らかい…かな?」モフモフ

P( それにしても彦根の公式もよくタイアップしてくれたよな…。
…ちょっと兜が痛いのは内緒だ )



【2006年、ひこにゃん誕生】


45: 4月13日 2014/04/12(土) 08:26:28.27 ID:hVlSAAmQO

< 23 >



雪乃「Pさん、私…ほめて、欲しい…ですわ」

P「おう、褒める褒める。
…っていってもどうすりゃいいんだ?」

雪乃「少しだけ…撫でてみてはいただけませんか?」

P「撫でる?俺が?雪乃の頭を?」

雪乃「はい。お願いいたします」

P「ま、まぁ…いいけどさ」

雪乃「…ん」ナデナデ

P( 優雅な紅茶タイムだと思っていたら、
実は恍惚のナデナデタイムだったぜ! )

雪乃「ぅぁ…んん」ナデナデ

P( この子どうして目瞑ってるんだろ…。
しかも、今気付いたけど胸元空いてる服だから、
テーブル越しだと…うわーお )

P「…どうしたんだ、いきなり」

雪乃「…気紛れ…では、いけませんか?」

P「いや、いいんだけどさ」

雪乃「とても有意義な時間でしたわ。
それに…」

P「なんだ?」

雪乃「それはPさんもだったのでは?」ニコッ

P「」



【アニメ、クレヨンしんちゃん放送開始】


49: 4月14日 2014/04/13(日) 21:52:09.40 ID:qwOCq4V3O

< 24 >


P「晶葉って専門は工学だと思ってたんだけどさ、
割と他分野の学会誌とかも読んでるよな」

晶葉「ん?まぁな。
創作物の科学者や技術者は専門にしか興味がないかのように描かれるが、
研究において関係性のない知識などないからな。
どんな分野でも齧っていて損はないんだ」

P「そっか。
じゃあ、今話題の細胞のことも解説できたり?」

晶葉「それなりには、な。
ただ、同じ研究や技術に関わる者としては、
立場的に肯定も否定もできないぞ?」

P「いや、聞いてみただけだ。
…最近は工学以外でどんなのに興味があるとかないのか?」

晶葉「ふむ…。
最近、というわけではないが人体の構成についての研究には、
常に注目しているな」

P「どうしてだ?」

晶葉「私がロボの研究をしているのは知ってるだろう。
ロボにもいくつか種類があるから一概には云えんが、
大体は生物を模そうとして生まれている」

P「ウサちゃんも、まぁそうだな」

晶葉「となれば人体にも詳しくなければな。
目指すべきものを見据えねば科学は進歩しない。
意義あってこそ、他者の利益になってこその技術だからな」

P「…だから、例の細胞はーーー」

晶葉「…ノーコメント、だ。
助手よ、機械部品でも買いに行くぞ」

P「ああ、そうだな。
たまには俺にもデザインぐらいやらせてくれよな」



【2003年、国際ヒトゲノム計画完了】


50: 4月14日 2014/04/13(日) 21:53:48.89 ID:qwOCq4V3O


< 25 >


礼「黒光りしてるのって、素敵じゃない?」

P「は、はぁ…」

礼「それに私は固目が好きよ?」

P「ラーメンかなんかですか?
ゴマ麺とかあるし」

礼「は・ず・れ。
そうね…。あとは太いのが好まれる傾向があるかしらね。
私はそこまで気にしないけれど」

P「うーん…。
絆…ってのは固ければなおいいかさ、太いとも形容されるような…。
でも、黒い絆って意味わかんないなぁ」

礼「ふふっ…、先が微妙に二つに割れてて、
何かに擦りつけると先から液体がでてくる。
これでわかるんじゃない?」

P「あー…万年筆?」

礼「正解。P君もまだまだね。
私なら黒っぽいと固さでわかるわよ」

P「礼さんは知識が凄いですからね。
なぞなぞとかクイズは頭の回転が大事なんだなって、
あなたを見てるとよくわかりますよ」

礼「そうね。並よりは知識もあると自負しているわ」

P「でも、わからなくても礼さんとなぞなぞするのとか楽しいですよ。
ヒントの出し方も上手いですし。
綺麗なお姉さんの特技がなぞなぞってのもポイント高いです」

礼「そう…、P君、私といるとたってしまうものがあるってことね?」

P「…時間だけですよ?」



【1955年、日本初のクイズ番組「私の秘密」放送】


51: 4月14日 2014/04/13(日) 21:54:51.28 ID:qwOCq4V3O

< 26 >


みりあ「プロデューサーさん!
次の仕事が決まったって本当ですか?」

P「ああ。
今までは正統派なアイドルとしての活動ばかりだったが、
今度はドラマだ!」

みりあ「ドラマ?
それってどんなドラマなのっ?」

P「なんと、朝ドラヒロインの子供時代だ!
抜擢だぞ、抜擢!」

みりあ「わぁ…!それって凄いこと?」

P「ああ、かなり凄いことだぞ。
一つお姉さんになったし、
今年も頑張ろうな」

みりあ「うんっ。プロデューサーさんと一緒なら、
私たくさん頑張れるよ!」

P「うん、うん。
…よしっ、じゃあ誕生日とドラマのお祝いになんか食べに行くか!
みりあ、何食べたい?」

みりあ「うーん…、私なんでもいいよっ。
プロデューサーさんと一緒にご飯食べて、
おしゃべりできるなら」

P( おおう…。キラキラしちゃってまぁ。
こんな表情見ちゃうとな… )

P「じゃあ、駅前に新しくできたハンバーグ屋さんに行くか。
おにーさん奮発しちゃうぞー」

みりあ「わぁい!いこいこ、プロデューサーさん!」

P( …今だけはロリコンの気持ちがわかる俺であった。ちゃんちゃん )




【赤城みりあ、誕生日】


55: 4月15日 2014/04/14(月) 22:46:30.47 ID:i22W1PI7O

< 27 >



P「あの、夏美さん」

夏美「なに?Pさん」

P「夏美さんはCAだから少し違うかもしれませんが、
今日はヘリコプターの日らしいんですよ」

夏美「へぇ。初耳」

P「それでふと思ったんですけど、
空って怖くありません?
揚力とかって未だに完全には解明されてないらしいですし」

夏美「うーん…。
考えたこともなかったなぁ。
今までは必死に生きてきたから」

P「そうですか。
俺は結構死ぬときのこととか考えちゃいますけどね」

夏美「そんなこと、と云うには軽い話ではないけど…。
目の前のものに立ち向かう方が性に合ってるのよね。
前に話したけど私って昔は残念なスタイルだったの」

P「ええ、未だに信じられませんが」

夏美「そのときは自分が凄く惨めだったけど、
あのときでも死のことなんて考えなかったもの。
敵はスタイルや惨めな自分。
それを倒すことしか目に入らなかったから」

P「凄いですね…。
俺なんて余所見してばっかりですよ」

夏美「それはそれでいいんじゃない?
じゃなきゃ、今の私はいないわけだし」

P「いえ、夏美さんなら誰かがスカウトしたと思いますけどね」

夏美「巡り合わせが大事なのよ。
さっきのヘリの話なら、
その昔ダ・ヴィンチがオリジナル設計を産んだときは誰も注目しなかった」

P「それが今じゃなくてはならないものですからね」

夏美「ええ。
だから私はCAだったときも怖くなかったのかな。
無意識のうちに巡り合わせを信じていたのかもね」



【1452年、ダ・ヴィンチ誕生】


56: 4月15日 2014/04/14(月) 22:47:53.00 ID:i22W1PI7O

< 28 >



麻理菜「Pくーん、映画でも観ない?」

P「…まぁ、仕事は珍しく終わりましたからね。
なに観るんです?」

麻理菜「これだよ、これっ」

P「タイタニック、ですか。
…夜の事務所で男女が二人で観るものでは…」

麻理菜「まぁまぁ、気にしない。
私実はこれ観たことなかったんだよね」

P「俺も昔のヴァージョンを一回観ただけですよ。
リメイク版は始めてです」

麻理菜「じゃあ、違いとかも楽しめるかもねっ」

P「覚えてるかな…。
そういえばどうして観なかったんです?
海関係なら観てそうなもんですが」

麻理菜「それ偏見じゃ…。
でも、そうだね。
怖いから観なかったの」

P「怖い?」

麻理菜「うん。
サーファーなんてやってるから死ぬのはあんまり怖くないんだ。
ただ、死ぬのが怖くない自分が怖くて」

P「は、はぁ…」

麻理菜「昔は死ぬのに未練がなかったの。
それってつまらない人生のまま終わることかなって」

P「じゃあ、今は未練が?」

麻理菜「うん。たくさんね。
アイドルも仲間も、それに……。
うん、セットできたねっ。
ではでは、始まり始まりー」



【1912年、タイタニック号沈没】


57: 4月15日 2014/04/14(月) 22:49:09.80 ID:i22W1PI7O

< 29 >


夕美「プロデューサー?
私、アイドルとして綺麗に咲けてるかな?」

P「…まだまだ、だな」

夕美「そう?最近は結構テレビも出てるし、
大きな箱も埋められてると思うんだけど」

P「まだだ。
アイドルとしての相葉夕美はもっと輝ける。
俺たちが目指す場所を考えれば今は精々が蕾ってとこだな」

夕美「そっか…。
プロデューサーは私に期待してるってことかなっ」

P「ああ。
そうでなきゃ、一緒に植物園に来たりはしないさ」

夕美「ふーん?
じゃあ、私に才能がないと思ったら休日に相手はしないってこと?」

P「俺が声をかけた以上は才能がないわけがない。
だから相手にしないという選択肢はないな」

夕美「じゃあ、私がアイドルじゃなくて、
幼馴染とか友達とかただ身近なだけの存在だったら?」

P「どうだろうな…それはわからない。
ただーーー」

夕美「ただ?」

P「今よりも楽しくないはずだよ。
なぁ、そうだろ?」

夕美「そうだねっ。
私たちは今の関係が最高だもん!
…これからもよろしくねっ、
プロデューサー!」

P「おう。…まぁ、身近な存在にも種類があるからな」

夕美「え?」

P「いつか、そんな関係になれるかもなって」



【相葉夕美、誕生日】


60: 4月16日 2014/04/15(火) 21:55:30.56 ID:nRr1gHlAO

< 30 >



P「まひろー、プリン食べるかー?」

真尋「うん! 食べる食べる!
仕事のあとのプリンは元気の源だよーっ」

P「ほいよ。
いやー、疲れたな。
走ってもいないのに」

真尋「最後のスパートの掛け合いのときは、
私も叫んじゃったもんね。
疲れたけどまたやりたいな。マラソンのリポート」

P「そうだなー、次は夏の日本選手権とかかな。
短距離も観たいだろ?」

真尋「そうだね。
アイドルになってからスタミナはついた方だけど、
まだ長距離は疲れるし」

P「真尋は出ないのか?高校総体とか」

真尋「どうだろうねー。
うちの高校それなりに強豪だけど…。
個人で出れるかはアイドルのお仕事との兼ね合いもあるし」

P「うーん…。
俺の立場だとアイドルの方に力を入れてとしか云えないが…。
でも、俺は応援しにいきたいな」

真尋「じゃあ、出るよ」

P「は?」

真尋「Pさんが応援してくれるなら出る。
絶対にいいとこ見せるんだから!」

P「そっか。期待してるよ」

真尋「ま、今はプリン食べるのに集中だけどねーっ。
あっ、そっちのも一口ちょーだい!」



【1978年、日本初の女子フルマラソン大会開催】

61: 4月16日 2014/04/15(火) 21:56:39.45 ID:nRr1gHlAO

< 31 >


笑美「『なんばえみ』も一文字違えば『やんだえみ』」

P「…ほーん」

笑美「病んだ笑美!」

P「笑美、アメちゃんいるか?」

笑美「いるいる!…じゃなくてな、
Pはん、気づいてないんか?今、ツッコミ待ちなんや…」

P「いや、知ってるけど」

笑美「なら、なんで拾ってくれないんや。
たまにはPはんにもツッコませたろ思て、
ウチがボケたっちゅーのに」

P「だって…な?わかるだろ?」

笑美「むー…、やっぱウチにボケは向かないっちゅーことか…」

P「ボケなら事務所に沢山いるだろ。
みくとか前川さんとかみくにゃんとか」

笑美「それ全員同じやないくわッ!」

P「あー…噛んだか。
アメ、ダメだったか?」

笑美「うぅ…『かんだえみ』」

P「…みくー!ボケが足りないから至急来てくれー!」

ナンデニャ-!



【1889年、チャップリン誕生】


62: 4月16日 2014/04/15(火) 21:58:09.84 ID:nRr1gHlAO

< 32 >


ゆかり「私…Pさんにおしえてもらえて…嬉しいです」

P「お、おう」

ゆかり「Pさんは、とっても頼りになります」

P「…ありがとう」

ゆかり「…あなたがいてくれれば、きっと大丈夫」

P「…うん」

ゆかり「だから私…、Pさんの云うことならなんでもできそう…」

P「…本当か?本当になんでもする?」

ゆかり「は、はい。もちろんです…!」

P「そうか…、じゃあ、こんなことでも?」スッ

ゆかり「…い、嫌です!
いくらPさんの云うことでも!」

P「へー…俺の云うことはなんでもきくんじゃなかったのか?」

ゆかり「うぅ…」









P( …演技の練習だぜ?
ゆかりが重いとかいう風潮、嫌んなるね )

ゆかり「…なら、どうしてこんな仕事とってきたんですか?」

P「?!」



【誕生花スノーフレークの花言葉は、清純・汚れなき心】


65: 4月17日 2014/04/16(水) 21:59:14.30 ID:ASS2O54sO

< 33 >


むつみ「Pさん、私にも冒険するようなお仕事ありませんか?」

P「んんー…、なかなかなー。
十三歳の女の子に危ないことさせるのは…」

むつみ「幸子ちゃんはダイビングしたりしてますけど…」

P「いや、まぁそうなんだが。
あれでいて幸子も楽しんでるし、
ライブのパフォーマンスだからなぁ。
冒険ってわけじゃない」

むつみ「そうですか。
砂漠とか深海とか未知の世界に挑んでみたいなぁ」

P「幸子でもそんなとこは…。
いや、行ってる方がおかしいんだけどさ。
…でも、今度世界探索系の仕事があったらむつみに回してみるよ」

むつみ「ありがとうございます!
未知との戦いに今からワクワクですっ!」

ガチャ

ダンサボゥ-!

P「…これも未知の世界レベルじゃね?」

むつみ「いや、さすがにこれは…」



【恐竜の日、後に世界初の恐竜の卵発見】



66: 4月17日 2014/04/16(水) 22:00:13.80 ID:ASS2O54sO

< 34 >


P「なぁ、茄子。
今まで生きてきて一番不運だったことってなんだ?」

茄子「突然ですね、プロデューサー」

P「ああ。
ある意味対極にいるほたるは、
それなりに幸運も経験してるみたいだからな。
気になってさ」

茄子「はぁ、あんまり思い出すないような…」

P「やっぱり唸る豪運的な?
常に爆運モード?」

茄子「なんですかそれ…。
えーっと…あ!ありますあります。
プロデューサーさんがことあるごとに、
ナスって呼ぶこととか」

P「…不運か?」

茄子「不運ですよぉ。
大事な人に名前をちゃんと呼んでもらえないんですから」

P「おおう…。いや、うん。今度からはふざけないようにするよ」

茄子「はい♪ ちゃんと呼んでもらえないと悲しいですからねっ」

P( …あれ?結局茄子の思い通りのような… )



【なすび記念日】


67: 4月17日 2014/04/16(水) 22:01:36.23 ID:ASS2O54sO

< 35 >


杏「ふぁ…私はもう働かないよ。
杏はここを安住の地とするのだ」

P「事務所のソファ程度でいいのかよ…」

杏「どこでも寝られるのが杏のいいところだからね。
休めるなら贅沢は云わないよ」

P「そうか。
まぁ、問題はその発言が出社してすぐってとこだな」

杏「自力で事務所に来たのなんて久しぶりじゃん。
これは杏を甘やかすべきことだよ。
つまり、私は寝るっ!」

P「…。三十くらいになってハロワとかに並びたいのか」

杏「そうなる前にプロデューサーが責任とってくれるからだいじょーぶだよ」

P「なんの責任だよ…。
ほら、行くぞ。仕事の時間だ」

杏「…ん」

P「しゃーないな、車までだぞ」

杏「いやー、極楽ぅー。
プロデューサーは杏のタクシーだからね」

P「きらりは違うのか」

杏「きらりんタクシーは頭ぶつけたり、酔うからね…。
今日の仕事なんだっけ?」

P「そっか。
…今日はトークラジオだな、楽だぞ」

杏「やったね。飴も出たり?」

P「ああ」

P( きらりがゲストってのは云わないでやるか )



【ハローワークの日】


71: 4月18日 2014/04/17(木) 21:52:20.56 ID:hrxZNEXfO

< 36 >


P「悪いな、時子。
誕生日なのに料理なんかさせて」

時子「いいのよ。
貴方は無能は無能なりによくできてるじゃない?
貢物にも満足したし、褒美は大事よ」

P「そうか。
んー…いい匂いしてきたなぁ…」

時子「当然じゃない。
豚のエサだからといって手を抜くのは流儀に反するのよ」

P「うん。
なんだかんだいって本気で取り組んでくれるとこ、
好きだよ」

時子「フンッ!」

P「ぐえっ…、カカトが食い込んだじゃねーか」

時子「貴方は一言多いとかじゃないわね。
まったく…。
…私は自分を曲げないわよ」

P「おう、そうか。
…まぁ、曲げないのはいいんだけどさ」

時子「なに?」

P「いいかげん…、俺を椅子にしてキッチンに向かうのやめないか?」



【財前時子、誕生日】


74: 4月19日 2014/04/18(金) 19:55:46.33 ID:xpYzOf14O

< 37 >


ほたる「…私、あなたみたいな人が…大っ嫌いです…!」

P「…ああ」

ほたる「惰弱で…無能で…薄汚い…。
生きていて恥ずかしくないんですか?」

P「ッ……」



ーーー



ほたる「あ、あの…プロデューサー?」

P「なんだ?ほたる」

ほたる「ほ、本当にこの路線で大丈夫なんでしょうか…?」

P「大丈夫だって。
これを維持するんじゃなくて、
一つのフェス限りだし。
俺は中々心にキタからな」

ほたる「は、はぁ…。
私なんかが上から見るような…」

P「そういうのが好きな人も…ってのは置いといて。
ほたるは誰かの上にはいないかもしれないけど、
誰かの下にもいないよ。
今回は仕事でそうなるだけだ」

ほたる「私、鷹富士さんがいるから事務所が倒産しないんじゃないかなって…。
鷹富士さんのおかげでここにいさせてもらえてるんじゃないかなって…。
だから、私は…」

P「ほたる」

ほたる「…はい」

P「それは、茄子に謝るべきだ」

ほたる「感謝ではなく?」

P「ああ。
ほたると茄子がユニットを組んだときに云ってただろ?
気の持ちようさえ違えば幸せに思えてくるんだって。
…茄子が恵まれているように感じるのは確かだ」

ほたる「はい」

P「だけど、そう見える影では努力も、苦労もなんだってあるんだ。
ほたるはそれを幸運の一言で片付けようとしたんだ。
これは謝るべきことじゃないのか?」

ほたる「…そう、ですね」

P「それに、さ。
ほたるがいくら不運でも事務所は大丈夫だよ。
俺や皆がいるし、なにより」

ほたる「ちひろさんがいますもんね」

P「ああ、あの人には不運程度じゃあ、力不足だよ」



【白菊ほたる、誕生日】


80: 4月20日 2014/04/19(土) 20:08:50.94 ID:Zcn9aOPXO

< 38 >


P「よう、美波。大学はどうだ?
仕事で単位落としたりしてないか?」

美波「はい、お陰様で。
ゼミの教官には配慮もしてもらってますし」

P「そっか。
やっぱり教官とか同期とかに、
テレビ観たよ!っとか云われるものなの?」

美波「そうですね。
最近は全く接点のない人からも声をかけられるようになりました」

P( …同期の男子とかはアッチでも使ってるのかなぁ。
いや、そういうプロデュースしてるの俺だけど )

美波「Pさん?」

P「ん。いや、なんでもない。
…それで相談なんだけど来週全部休んでも大丈夫か?
海外の長期ロケの仕事があるんだが」

美波「大丈夫ですよ。
今期は出席を取らない講義ばかりだし」

P「うん、じゃあ来週の頭からブラジルだからよろしく」

P( …また、美波の風潮がアレな感じになるだろうな。…済まん美波 )



【女子大の日】


81: 4月20日 2014/04/19(土) 20:11:38.58 ID:Zcn9aOPXO

< 39 >


美嘉「あーいうのってやってて虚しくなったりしないの?」

P「…それ自分の存在意義危うくなる発言だぞ」

美嘉「んー、でもアタシ、プロデューサーの手には届くよ?」

P「ファンには届かないだろ。
…届いても困るが」

美嘉「でもさー、握手とかはするよ?
画面の中にしかいないとか嫌じゃない?」

P( 色んな意味で美嘉たちもだろ )

P「…なんとも云えんな」

美嘉「てゆーか、大体が学生以上なのもなんかなー」

P「…は?」

美嘉「なんでもないよ。
よし、プロデューサー今日も仕事いこっか★」

P「…美嘉が手を出すとかやめてくれよな。
誤魔化したわけじゃないよな?な?」



【??年、姉ヶ崎寧々の誕生日】


82: 4月20日 2014/04/19(土) 20:13:45.40 ID:Zcn9aOPXO

< 40 >


礼子「案外Pくんも飲めるのねぇ」

P「そりゃ、礼子さんたちと飲んでれば嫌でも強くなりますよ」

礼子「まだまだこんなもんじゃないわよ?
Pくんがいるからセーブしてるもの」

P「マジッすか…。
いや、強すぎでしょ…」

礼子「志乃に比べれば大したことないけれど、ね」

P「…あの人は血液がワインな人ですから。
実質人間最強は礼子さんなんじゃないですか」

礼子「確かに志乃以外で私より強いというと…」

P「それに礼子さんって酔ったことないんじゃないですか?
そんな姿想像できませんもん」

礼子「いいえ?お酒に酔うっていうのは雰囲気も加味されるのよ。
だから……」スッ

P「はい?」

礼子「あなたが私を酔わせて?」



【1988年、トウカイテイオー誕生】


89: 4月21日 2014/04/20(日) 21:37:43.67 ID:8T1RqlPaO

< 41 >



P「最近気付いたんですけど、
志乃さんがいると皆さんそんなに潰れませんよね」

志乃「そうかしら?」

P「ええ。なんというかそこにいるだけで、
場が締まるというか。
直接的には何もしないんだけど、
やはりいなければならない存在というか」

志乃「買い被りすぎじゃない?
私は好きなものを好きな人たちと楽しんでいるだけよ」

P「だからこそ、ですよ。
何も求めない、
しかし相手にも何も求めないことを求める。
これって中々できることじゃありませんから」

志乃「じゃあ、Pくんと飲みに行った人は皆潰れるの?」

P「まぁ、志乃さん以外の人が潰れたところは大概見たことありますね」

志乃「…そう」

P「だからやっぱ志乃さんは凄いって話ですよ。
お酒に対しても周囲に対しても」

志乃「私の潰れたとこ、見てみたい?」

P「うーん、想像できませんけどね」

志乃「じゃあ、場所を変えましょうか」スッ

P「…どこへ?」

志乃「…もちろん、私の部屋よ」



【1926年、エリザベス二世誕生】


90: 4月21日 2014/04/20(日) 21:39:20.43 ID:8T1RqlPaO

< 42 >



P「ふぅ~…。なかなかいいとこだなぁ」

肇「そうですね…。
お仕事でこんな立派な旅館に泊めさせていただけるなんて、
思ってもみませんでした」

P「ちひろさんに感謝だな。
…それに最近肇は休み少なかったしな。
たまにはこうやってお茶でも飲みながらゆっくりしたっていいんだよ」

肇「そうでしょうか?
Pさんも最近はあまり休んでいないように見受けられますが?」

P「俺は見えないところで休んでるんだよ。
…あ、お茶淹れようか?」

肇「あ、お願いします。
…なかなか佳い湯呑みですね」

P「そうなん?
俺はそういうのからっきしだからなー」

肇「それでいいんですけどね。
おじ…祖父もただ使ってくれる人の為につくるのが、
職人だと云っていましたから」

P「そっか。
あ、でも肇がくれた湯呑みは特別だぜ?
いくら、ド素人の俺でもあれの価値はわかる」

肇「…私が渡した人ですからね。
そうでなくては困ります」

P「ん?」

肇「いいえ?
あ、Pさんもお茶なくなってるじゃないですか。
今度は私が淹れますよ」



【1591年、千利休が切腹】


91: 4月21日 2014/04/20(日) 21:41:03.22 ID:8T1RqlPaO

< 43 >


凛「はい、お茶。休憩しない?」コトッ

P「おう、さんきゅー」

凛「プロデューサーもオフ入れたりしなよ。
私たちだって今なら一人でもなんとかできるしさ」

P「そうかー。でも仕事好きだしなー。ははっ」

凛「いつか倒れたりしたら嫌だよ?」

P「そうなる前に凛が気付いてくれそうだからな。
たぶん、大丈夫だろ」

凛「なにそれ。
私そんなに微妙な変化とかわからないよ」

P「結構気が利くイメージだけどな。
お茶淹れてくれたり、ジャケット着せてくれたり」

凛「…たまたまじゃない?」

P「どうかな。
こう、気付いたら近くにいるというか、
痒いところに手が届く感じがするというか…」

凛「犬じゃないだから。
…でも、そうだったら嬉しいな。
私とプロデューサーの相性とか信頼がばっちりってことでしょ?」

P「ま、付き合いも長いしな。
これからも助けてくれよ」

凛「プロデューサーこそ、ね」

P「そうだな。っと、よし。
お茶ありがとな。
次はどんな企画たてよっかなー」

凛「…たまには温泉とかいいかもね。
プロデューサーも休めるし」



【1934年、渋谷駅前の忠犬ハチ公像完成】


94: 4月22日 2014/04/21(月) 21:16:08.45 ID:w+QWdWD7O

< 44 >




美優「Pさん。私…アイドルできてますか?」

P「突然ですね。
…もちろんできてますよ」

美優「そう、ですか。…よかった」

P「どうしたんですか?
何か不安になるようなことでもありましたか」

美優「いえ。
定期的に認めてもらいたいというか…。
私、自分を持っていないのかもしれません。
…認めてもらわないと私がなくなってしまうような気がして」

P「そういうこと、ありますよね。
俺もふと何やってるんだろう、
ってなることあります」

美優「…こういう時、どうすればいいんでしょうね」

P「簡単ですよ。
誰かに頼ってみてください。
俺も微力ながら支える立場ですからね」

美優「…いいんですか?」

P「当たり前です。
俺たちは…パートナーですからね。
…もちろん俺だって美優さんを頼らせてもらいますよ?」

美優「ふふっ…そう、でしたね。
頼っても、いいんだ」

P「ええ」

美優「あの、少しだけ手を握ってくれませんか?」

P「え、ええ。そんなんでよければ」ギュッ

P( 目を柔らかく瞑り俺に手を包まれた美優さんは……
とても安らいで見えた。
できるならばいつまでもそのままでいたくなるくらいには、
俺も安らいだ表情をしていたように思う )



【よい夫婦の日】


95: 4月22日 2014/04/21(月) 21:18:08.46 ID:w+QWdWD7O

< 45 >


P「今考えるとさ、よく加蓮をアイドルにしようなんて思ったよな」

加蓮「もうっ、そーいう話はいいじゃん。
今の私はちゃんとアイドルやれてるんだからさ」

P「ああ、いや。
そういう意味じゃなくてさ。
病院にお世話になりっぱなしだった子を勧誘するなんて、
俺が非常識だったなって」

加蓮「そっちかぁ…。まぁ、そうだよね。
私も最初は危ない方向の勧誘かと思ったし」

P「ははは…。本当どうかしてたよ」

加蓮「『人間いつかは燃え尽きるものだ。
それなら一瞬でも輝いてから消えてみないか』だっけ。
あんなこと真顔で云われたら、ね」

P「それって、俺のために寿命減らして目立てってきこえるよな。
…いや、よく着いてきてくれたよ」

加蓮「…後悔はしてないよ?」

P「当たり前だ。
一度輝き始めたらもう、
何をしてもくすまないような存在になっちまったからな」

加蓮「…いつかは、消えてなくなるけどね」

P「そりゃ、いつかは、な」

加蓮「その時まで、その後もそばにいてくれる?」

P「…加蓮が望むならな」

加蓮「ふふっ…。その時はPさんが私のそばにいたいと思ってるだろうけどね」

P「そうか、期待してるぞ」

P( …本当に、な )



【1212年、鴨長明が方丈記を完成させる】


96: 4月22日 2014/04/21(月) 21:20:19.12 ID:w+QWdWD7O

< 46 >


ちひろ「いよいよ、ですね」

P「…ええ」

ちひろ「全力を込めて応援してくださった方も」

P「システムそのものに不満を持っている方も」

ちひろ「一人の子を推してくれた方も」

P「たくさんの子の笑顔を願った方も」

ちひろ「どんな方も気になるそれが」

P「ついに」

ちひろ「やっと」

P「発表されますね!」

ちひろ「苦い経験をする子もいるでしょう」

P「そんな子を応援している方には辛いこともあるでしょう」

ちひろ「それでも明日だけは、明日だけは…!」

P「スポットライトの当たる子を、
シンデレラとなった子を…」

ちひろ「祝う日にしてくださいね!」



【2014年、第三回総選挙結果発表】


101: 4月23日 2014/04/22(火) 22:13:44.81 ID:pcJsSaUkO

< 47 >


薫「はい、あーん」

P「あ、あーん」

薫「せんせぇ、おいしい?」

P「…うん、美味しいよ。
薫はちいさいのに凄いなー」

薫「えへへっ。
かおる、およめさんになれるかな?」

P「な、なれるんじゃないかな。うん」

P( 薫に料理おしえるのやめてくださいよお母さん…。
日に日に上達するのはいいんだけど、
俺の逃げ場とか社会生活が… )

薫「きょうはね、せんせぇが好きなものたくさんいれてきたんだよっ」

P「ありがとな。…薫も食べようぜ。
ほら、あーん」

薫「あーんっ」

P( 趣味が料理ってのはプラス要素のはずなんだけどなぁ… )

薫「おいしいねっ。
でね?この玉子やきはさとうがーーー」

P( …いっそ誘惑に負けた方が楽な気がしてきた…。
滅茶苦茶手が込んでるし。
九歳ってこんなもんだっけ? )



【1899年、ウラジーミル・ナボコフ誕生】


102: 4月23日 2014/04/22(火) 22:14:51.16 ID:pcJsSaUkO

< 48 >


千夏「はい、Pさん。プレゼント」

P「ん?あ、ありがとう。
今日なんかあったっけ?」

千夏「今日は聖ジョージ殉教やセルバンテスの誕生日であることから、
世界本の日とされているの。
砕いて云えば大切な人に本を贈る日ね」

P「へー。知らなかったよ。
…実は俺もさ千夏が探してた洋書見つけてきたんだよ」

千夏「あら、そうなの?
あれってかなり昔のだし、
好事家じゃないと持ってないかと思ってたのに」

P「こういう時放送関係や芸能関係は強いよな。
何人かに訊いてみたらみつかったよ」

千夏「そして図らずも今日に巡り合わさった、と。
なかなかロマンティックじゃない?」

P「そうかもな。
…話は変わるけどどうしてナボコフなんだ?」

千夏「最近アーニャの為にロシア語勉強してるじゃない?
順々にやるより語学は勢いがあった方がいいから」

P「それはまぁ、いいだろう。
…なぜタイトルが『ロリータ』なんだ?」

千夏「…自分の胸にきいてみなさい」

P( …どれがダメなのかわからない… )



【世界本の日】


103: 4月23日 2014/04/22(火) 22:16:30.54 ID:pcJsSaUkO

< 49 >


瑞樹「ねぇ、P君」

P「なんです、瑞樹さん」

瑞樹「君が私を苗字で呼ばなくなって暫くよね」

P「まぁ…、関係も変わりましたからね」

瑞樹「ええ。本当に。
あの頃には考えられないくらいに色々なことがあった」

P「あの頃がどの頃かはわかりませんが、
中々に波のある時間でしたね」

瑞樹「そろそろ…いいんじゃない?」

P「…節目とかではありませんけど?」

瑞樹「この年になると…うん、年は隠さないようにしたのよね。
そんなものなくてもよくなるのよ」

P「そうですか。
…あと、一日。明日まで待ってもらえませんか」

瑞樹「ええ。それくらいなら」

P「…それなら最後かもしれませんね」

瑞樹「なに?」

P「俺が“ 瑞樹さん ”と呼ぶのが、ですよ」

瑞樹「…そう思うと、このもどかしさもいいものかもしれないわね」

P「でも…明日からはもっとよくなりますよ」

瑞樹「そんなの…わかってる。
こんなに待ったんだもの、ね」



【誕生花、ハナミズキの花言葉は私の想いを受け取って】


108: 4月23日 2014/04/23(水) 00:14:26.16 ID:ouy9eH+gO

< ex.1 >


未央「…ぐす…私、やっと」キュッ

P「ああ」

未央「しまむーにも…しぶりんにも…迷惑かけないところまで、
これたかな」

P「…ああ、未央はよくやったよ」

未央「…未央ちゃんがこんなんじゃだめだよね。
わ、私が…ぐす…元気じゃなかったらっ…」

P「今、俺の腕の中にいるときだけは、いいんだ。
女の子、本田未央として泣けよ」

未央「ふふっ…スーツ、涙だらけにしちゃうね」

P「それは困るなぁ」

未央「女の子を泣かせたんだから、
それぐらいは我慢しなさいっ」

P「そうだな。
…それに未央の涙ならむしろ」

未央「へんたーい!
…もう、こんなときもプロデューサーは…」

P「…済まないな」

未央「んーん。
私たちらしいからこれでいい。
ねぇ、ギュッてして」

P「…ん」ギュッ

未央「…ふふっ、あったかい」

P( 普段は弾けるような君が泣き濡れる姿はこれで二度目。
最初は仲間に置いていかれた悲しみから。
…それを払いきった君を俺は最大限に祝おう )

P「未央…おめでとう…そして、ありがとう」

未央「…うんっ!」



【誕生酒はイタリアンサーファー、楽しさを求む元気者】


109: 4月23日 2014/04/23(水) 00:16:07.82 ID:ouy9eH+gO

< ex.2 >


卯月「最初は…」

P「ん?」

卯月「初めての頃は信じてなかったんです。
真面目にしているのが私だから真面目にはしていましたけど。
プロデューサーさんのこと」

P「…うん」

卯月「でも、あなたがかけてくれた魔法は本物でした」

P「…卯月はかかる魔法を選ぶような子じゃなかったからな。
卯月じゃなければだめだったよ」

卯月「いえ。
プロデューサーさんがかけてくれた魔法だから私は選ばなかったんです。
私、それを誇りに思います」

P「まぁ、そう云ってくれる以上の幸せはないよ」

卯月「私、普通に生きてきたつもりでした」

P「とんだハイレベルな普通だな」

卯月「でも、プロデューサーさんのせいで普通じゃなくなっちゃいました。
それが私の特徴だったのに」

P「……」

卯月「だから…」

P「おう」

卯月「だから私を普通じゃなくした責任、取ってくださいね?」



【誕生石はデザートローズ、石言葉は真っ直ぐに、しっかり者】

110: 4月23日 2014/04/23(水) 00:17:26.57 ID:ouy9eH+gO

< ex.3 >



智絵里「わ、私が…こんな…」

P「俺は信じてたよ」

智絵里「頑張ること、とか…根性とか…全然ダメな私なのに」

P「違うよ。
智絵里は他人より頑張りが見えにくいだけで、
他人より根性とかあるのさ。
だから、今回の結果がついてきたんだ」

智絵里「し、信じられないです」

P「智絵里自身が信じられなくても、
ファンは智絵里の頑張りを見ていたし、信じてるってことだね」

智絵里「Pさんは?」

P「ん?」

智絵里「Pさんは見ていてくれましたか?」

P「ああ、最初から今までずっとな。
できれば死ぬまで見ていたいくらいだ」

智絵里「えへへ…もし私が本当に頑張れたとしたらそれはーーー」

P( それは今は聞けない。
俺一人が聞き占めてしまうにはあまりにも眩しい。
…いつか、いつかそれを正面から聞ける日がくるならば… )

P「…俺から、云うからな」



【誕生果はマラン、果物言葉は意気、気概】


111: 4月23日 2014/04/23(水) 00:18:42.59 ID:ouy9eH+gO

< ex.4 >

P「菜々…!菜々…!」

菜々「ナナの方が跳ね回りたいくらいなのに…。
Pさん泣すぎですよ」

P「ごめん…でもっ、俺は菜々がっ…」

菜々「はいはい。今日はナナがお姉さんですから。
胸くらい貸しますよ」

P「菜々には、無理をさせたり…したか、ら。
だから、これで…これでっ」

菜々「…大の男の人が泣いてるのは中々見れませんしねぇ」

P「仕方なっ、仕方ないでしょう!」

菜々「あ、ナナ聞いてません!
これは一大事ですよ!」

P「ほあ?」

菜々「Pさんからおめでとうって云われてません。
謝られただけです」

P「そうだった……菜々」

菜々「はい」

P「俺はプロデューサーとしてファンとして、
安部菜々を誇りに思う。
よくぞ自分を貫いてくれた」

菜々「…はい」

P「…おめでとう」

菜々「こちらこそ、ありがとうございます!キャハッ!」



【誕生色は葦葉色、色言葉は調和、順応】

112: 4月23日 2014/04/23(水) 00:21:56.47 ID:ouy9eH+gO

< ex.5 >



P「来年も…ここに立ってるかな」

凛「まだ“ 今、このとき ”すら終わってないのに?」

P「…歳を取ると気が急いてな」

凛「…他人に顔を見せないくらい失礼になるのも歳の所為?」

P「…そうだ」

凛「プロデューサー。こっちを向いて」

P「だめだ、見せられる顔じゃない」

凛「私が今更そんなこと気にするとでも?
もっと情けない姿なんて何度も見てる」

P「見せたく、ないんだ。
凛が泣いてないのに。
どうして流れるんだよ…!笑っていたいのにッ…」

凛「そんなの…私が嬉しいからいいんだよ。
もっと泣いてもいいんだよ?胸貸そうか?」

P「はははっ…なんだよそれ…。
本当は俺が抱きしめたいくらいなのにッ…」

凛「あなたが泣いてくれるから、私は笑っていられる。
私たちはそういう関係でしょ?」

P「…ああ、そうだ、な。…なんだ?」クルッ

凛「私はあなたの翼。あなたは私のハート」

P「…ああ」

凛「来年も…二人でここにくるんだよ」

P( そのときの少女は、紛れもなく蒼を…。
澄み渡る空のようなブルーを体現してそこに在った )

凛「だから、これからも私から目を離さないでね?」



【誕生鳥は駒鳥、コマドリブルーで有名】


116: 4月24日 2014/04/23(水) 21:29:31.08 ID:PtUP3HtYO

< 50 >


鈴帆「Pしゃん!笑いや!笑いが足りんばい!」

P「おう…元気だなぁ鈴帆。
俺は疲れたよ」

鈴帆「ウチがこん元気なんに、
Pしゃんがそいでどげんするん?」

P「鈴帆、すげーよ。
着ぐるみ重すぎ」

P( しかもなぜか鈴帆も俺もファラオ…。
誰だこんな仕事取ってきたやつ!…俺だ )

鈴帆「座っち待っとうだけなんになぁ」

P「重いし暑いし、たまに動かないと身体中痛くなるし…。
待機時間長すぎだろ」

鈴帆「まぁまぁ。
アイドルんドッキリ企画なんて楽しかやん?
楽しまんと損よ」

P「ってもなー…」

「前川さん入りまーす」

鈴帆「みくちゃん来よるっち!」

P( まぁ、楽しそうだし、な。
笑えればなんでも幸せになる、はずだしな )



【1874年、L.M.モンゴメリ死去】


117: 4月24日 2014/04/23(水) 21:30:42.79 ID:PtUP3HtYO

< 51 >



P「…いや、云いたいことはわかるんだが…」

卯月「本当ですか?前にも云ったと思うんですけど。
結局今回のも…」

P( 卯月はややご立腹中である。
それというのもファッション雑誌のグラビアで、
何度もパンツルックのモデルを頼んだり… )

卯月「別に嫌なわけではないんですよ?
露出が多いわけじゃないし、
可愛い服とかも着れますから。
でもですね…」

P「…はい」

卯月「どうしていつも見返りショットばっかりなんですか!
これは!服のモデルで!女性向けですよね!」

P「あー…俺の趣味というか…あー…うん」

卯月「はぁ…。まぁ、いいんですけどね。
他のカットは普通だし。
ただ、いつも最初の一面サイズが同じポーズっていうのは…」

P「あ、誕生日だったよな。
でさ、俺卯月が欲しいものわからなくて。
よければ今週末一緒に買い物、行かないか?」

卯月「わぁ、覚えていてくれたんですね!
行きます行きます。
最近忙しかったから夏物とか見にいけなくてーーー」

P( …誤魔化せた…かな? )



【島村卯月、誕生日】


120: 4月25日 2014/04/24(木) 21:20:52.72 ID:cfdf7RmnO

< 52 >



P「なぁ、そら」

そら「なーに?プロデューサー!」

P「電話が趣味なのはいいんだが、
適当なことを云いすぎじゃないか?」

そら「うーん?例えば例えば?」

P「…この前里美がやたら低い声で渋めな歌を、
ゴンドラの歌だと云いはったりしてきたんだが」

そら「他に他に?」

P「卯月が普通脱却作戦とかいう妙なことを始めたり…。
あれもそらがなんか電話で云ったんだろ?」

そら「そうだったかな?
まぁ、いーじゃん☆
みんなすまいるであたしもプロデューサーもはっぴー!」

P「…里美が必死に低い声出そうとしたりな。
まぁ、悪くはないんだが」

そら「じゃあ、とりあえず今度電話してみようよ!
あたし、プロデューサーと電話したことなーい☆」

P「…なんか疲れそうだから」

そら「なんだとー?
それも今から確かめなさい!
じゃあね、プロデューサー!」

ガチャ、バタン

P「じゃ、じゃーな。
気をつけて帰れよー!」

P(って、 もしかして今から帰って電話してくるのか?
…ここで話せばいいんじゃあ。
しかもーーー )

P「俺、仕事終わってねぇ」



【1874年、マルコーニ誕生】


121: 4月25日 2014/04/24(木) 21:23:18.97 ID:cfdf7RmnO

< 53 >


響子「はい、どうぞ。
プロデューサーも変わってますね。
カレーラーメンが食べたいだなんて」コトッ

P「何を食べたいか訊かれて『なんでも』ってこたえるよりはいいだろ」ズルズル

P「あ、滅茶苦茶美味いぞ」

P( それにまさか何事もなくつくられるとは思わなかった )

響子「ありがとうございます。
…それはそうですけどね。
あ、はねてるっ!染みになっちゃいますよぉ!」

P「ん?あー…まぁ、気にすんな。
これ外では着れなくなって部屋着にしてるTシャツだし。
この機会に捨てるよ」

響子「私が困るんですっ」

P「…え?」

P( 何かに使うのか…?いや、きかないけど )

P「…それより、済まないな。
休日に家事任せちゃって。
遊びに行ったりしたいだろ?」ズルズル

響子「いえ、家事は趣味ですから。
プロデューサーの部屋は家事のしがいがあるんで、
楽しいですよ」

P「…微妙に褒められてねぇな。
よしっ、じゃあラーメン食べたらどっか遊びにいくか。
夏物の服でも見に行こうぜ」

響子「そうですね!
私の服を選んでもらってもいいですか?」

P「任せとけ。
まぁ、プロデュースするくらいのセンスはあるはずだからな」ズルズル

響子「あ、またはねてる!
もうっ、子どもっぽいですね。ふふっ」フキフキ

P「…ありがとな」

響子「いえ♪ 」

P( 十五歳に口元を拭かれるのも悪くないな。…ん?
いや、悪くない、はずだ )



【カレーラーメンの日】


128: 4月26日 2014/04/25(金) 20:31:46.63 ID:4phJmj2bO

< 54 >


TV「ーー1986年の今日はチェルノブイリ原発事故が発生した日でありーー」

清良「…こんなのを観てると」

P「あん?」

清良「私たちってちっぽけで無力な存在なんだなって思っちゃいますね」

P「まぁ…間違いではないだろ。
人間が与えられた贈り物の二番目は数だからな。
…団結できるかどうかは俺たち次第だが」

清良「プロデューサーって存外に冷たいんですね。
私たちには優しいのに」

P「そうか?
普段から暖かすぎて暑苦しくないよう意識はしてるけどな。
女の子が多い職場だから」

清良「冷たさと優しさは矛盾しませんよ…。あら」

TV「当時は仲のよかった家族同士でさえ争うように同市を離れようとーーー」

P「…結局さ、個人なんだよ。
カミサマからの贈り物を生かすのも殺すのもさ」

清良「…第一の贈り物は記憶をなくすこと、ですものね」

P「ああ。忘れるから覚えていようとする意志が生まれる。
彼らだって、見えているものだけが本質じゃない」

清良「…だから、ドキュメンタリーってあるのかも」

P「…かもしれないですね」

清良「私はファンの皆さんには手を差し伸べられるけど…。
画面の向こうの皆さんんはどうなるんでしょうか」

TV「チェルノブイリは今でもウクライナでは腫れ物扱いで、
元住民もーーー」

P( 憂える清良もいい…。
これは彼女の意気への冒涜だろうか。
…やはり、俺は俗な人間らしかった )



【リメンバー・チェルノブイリデイ】


129: 4月26日 2014/04/25(金) 20:33:22.35 ID:4phJmj2bO

< 55 >


こずえ「…ふわぁ…、ぷろでゅーさー…おはよう」

P「おはよう、こずえ。
…事務所に住んでるのか?俺が出社する前からいるけど」

こずえ「んー…?こずえの…おうち…ここじゃ…ないよー…?」

P「…まぁ、そうだろうけどな。
いや、謎すぎる。
ひょっとすると誰かのスリーサイズとか、
誰かの年齢よりも」

こずえ「そういえばー…こずえのせかいはー…こずえのことばで…きまるんだってー…」

P「…は?」

P( 誰だよこずえを変な方向に強化したやつ。
ますます意味わかんねぇじゃねーか )

P「こずえは言葉の枠に収まるような感じじゃないけどな」

こずえ「んー…うぃとげんしゅたいんさんが…いってたの」

P「ウィトゲンシュタイン?
…哲学者のことか。
高校のときに一時期嵌ったな。…ん?」

P( ウィトゲンシュタイン“ が ”云ってた?
事務所の誰かの又聞きじゃなく?
え?死んでるよな?え? )

P「…やっぱ言葉じゃ、役不足だよ。こずえを表せねぇ…」

こずえ「…ふわぁ…」



【1889年、ウィトゲンシュタイン誕生】


132: 4月27日 2014/04/26(土) 20:45:04.92 ID:dkYLojODO

< 56 >


早苗「はぁ…つっかれたー」

P「さっきまで、前の同僚さんたちと飲んできたんでしたっけ」

早苗「そうよー。あたしのことテレビで観るからって、
サインとか頼みすぎだっての」

P「早苗さんの?」

早苗「んーん、俳優とか男性アイドルの」

P「ははは…。まぁ、それだけ可能性があると思われてるんでしょう。
俺がスカウトしたときには考えられなかったことです」

早苗「まぁねー。あの頃は心配されるだけだったし」

P「…あの頃に戻りたいですか?」

早苗「どういうこと?」

P「今でも警官だったら、というか」

早苗「あたし、今幸せだよ?
アイドルってのも満喫してるもの。
売れるか不安だった頃が馬鹿みたいなくらいに」

P「…アイドルとしての成功を素直に万人にとっての幸せだと思うほど俺はガキじゃないですから」

早苗「もう…。お姉さんの云うことが信じられない?」

P「…深夜に同僚を叩き起こして、男の部屋でメソメソしてる人がお姉さんだと?」

早苗「……」

P「飲み会でなにか?」

早苗「…みんな結婚はしばらくできないね、って。
あたしがアイドルだから」

P「ッ……済みません」

早苗「…それこそ結婚が万人にとっての幸せじゃないでしょ?
気にしないわけじゃないけど、私はーーー」ドサッ

P「…不幸だとは思わないですよね?」

早苗「…うん」ギュッ



【婦人警官記念日】


133: 4月27日 2014/04/26(土) 20:46:07.63 ID:dkYLojODO

< 57 >


P「なぁ、里美。
ぽよ…って云ってくれないか?」

里美「ほわぁ…?」

P「おう。
こう…弾む感じというか、元気にというか」

里美「は、はぁ…。
いったいなんなんでしょうか…?」

P「まぁまぁ、いいから」

里美「んー…。ぽよ!」

P「おおう!できればもう少し弾む感じで」

里美「ぽよっ!」

P「もう一声!」

里美「ぽよーっ!」

P「いいよ里美。ありがとう」

里美「は、はぁ」

P「里美の鳴き声ってやっぱりいいなって」

里美「…鳴き声?」



【??年、カービィ誕生日】


134: 4月27日 2014/04/26(土) 20:48:06.12 ID:dkYLojODO

< 58 >



P「俺はさ、思うわけよ」


志保「は、はぁ」

P「周りが強烈で目立たないけど、
志保も十二分に危ない発言が多いだろ、と」

志保「私なんかダメなこと云っちゃいました…?」

P「私、とっても甘い甘いパフェみたいに美味しいと思うんですけど、味見…いかがですか?」

志保「……」

P「…引くなよ。本当に志保が云ってただろ」

志保「そんなこともあったようななかったような」

P「他にも私に注文ありますか?だとかだな…。
ちょっとヤバイんじゃないか」

志保「はぁ…。まぁ、気をつけますけど。
でも、Pさんも普段から結構…」

P「?」

志保「…いいですけどね。
さ、次のお店いきましょう!
次は抹茶のパフェが人気みたいですよ!」スッ

P「…よく保つな」

志保「Pさんまだまだですよっ。
午後もまだまだ付き合ってもらいますからね!」

P「…まだ、十一時なのにスイーツだけで満腹なんだが」



【槙原志保、誕生日】


135: 4月27日 2014/04/26(土) 20:49:55.64 ID:dkYLojODO

< 59 >



聖來「これでわんこも喜ぶよ!ありがとね」

P「ああ、そうだと嬉しい。
…でもよかったのか?誕生日にわんこの首輪だけで」

聖來「いーのいーの。アタシってそんなに欲しいものないタイプだし。
一日付き合ってもらってそれで十分だから」

P「そっか。
…まぁ、欲しいもの訊いといて買えなかったらカッコ悪いからな。
よかったといえばよかった」

聖來「ふーん?
Pさんって事務所のみんなの誕生日はいつも祝ってるけどさ、
同じ日の子がいたらどうしてるの?」

P「仕事のときに寄ったり、
事務所にそのときいる人たち巻き込んでパーティしたりしてるな。
もともと、プレゼントを最低ラインだと思ってるから、
こんな感じだ」

聖來「じゃあ、休日に出掛けるのって珍しいんだ?」

P「そりゃな。自分の休暇も欲しいし、被る子たちもいるんだ。
どうしても無理が出ちまう」

聖來「じゃあ、アタシは幸運だったってことかな?」

P「割合だけを考えればな」

聖來「…よし、やっぱり夏物見に行ってもいい?」

P「おう、いいぞ。
聖來に合うやつ見つけてやる。
スイーツの甘さにも飽きてきたところだからな」

聖來「期待してるよ!
それじゃ、行こっか!」



【水木聖來、誕生日】


138: 4月28日 2014/04/27(日) 21:29:55.50 ID:LokHMs/CO

< 60 >


杏「あぁー…だるいぃ…」

P「お疲れ様。どのシーンも一発とか凄いじゃないか」

杏「そりゃね。杏はだらけるための労力は惜しまないから。
時代は省エネだよ」

P「なぜ、それを仕事開始前にはできないんだよ」

杏「それはそれ、これはこれ」

P「まったく…。
でも最近は省エネとか云わなくないか?
電機屋もあんまり騒いでないし」

杏「省エネの看板が売れないからじゃないの?
あれ、よく考えたらエコと混同されたり、
地球に優しいのか家庭に優しいのか誤魔化したりしてたし」

P「お、おう…。なんてまともな考えなんだ」

杏「たまには真面目に考えるよ。
…いやぁ、それにしても疲れた」

P「車までは歩けよな。…ほら」

杏「ん、いつも思うけどプロデューサーってどこからこんなに飴探してきてるの?
週に一回は新しい飴くれるじゃん」

P「企業秘密ってやつかな。
杏が省エネをやめたらおしえてやるよ」

杏「じゃあ、いいや。
っと、仕方ない。車まで歩いていくかー」

P「明日も期待してるぞ」

杏「うへぇ…。たまには連休頂戴よね」

P「考えとく」

ガチャ、バタン



【??年、折木奉太郎誕生日】

141: 4月29日 2014/04/28(月) 20:05:47.99 ID:cyNwmz7zO

< 61 >


蓮実「そういえば…」

P「うん?」

蓮実「Pさんって昭和のアイドルとかヒット曲ってどこまでわかるんですか?」

P「うーん…。
実はそんなに知ってるわけじゃないんだよな。
蓮実が時々云ってることは大体わかるんだけど」

蓮実「でも、この前カラオケに行ったときはキョンキョンとかも歌えてましたよね」

P「んー…カラオケはまた別じゃないか?
色んな人と行くもんだからさ。
蓮実も普段自分が聴かないような曲を歌えたりしないか?」

蓮実「あ、確かに。
…でも、さすがにPさんと菜々さんが連続でデュエット曲入れてたのには驚きました」

P「あれはなぁ…。
はまると抜け出せないというか。『世界中の誰よりきっと』とかは割と若い子も知ってると思ってたよ」

蓮実「そうですねぇ…。
最近はテレビなどで懐メロ番組も減りましたけどね…」

P「たまには過去を懐かしんで、
振り返ってみるのも大切だよな」

蓮実「はい。時々暖かい気持ちになったり」

P「そうだよな。
…今度菜々あたりとまたカラオケ行くか」

蓮実「そのときは是非私ともデュエットしてくださいねっ?」



【昭和の日、昭和天皇誕生日】


147: 4月30日 2014/04/29(火) 20:09:58.97 ID:HLJqKqglO

< 62 >


翠「私、天然なんかじゃありません」

P「…そうだな」

翠「なんですか、その目は!
天然なんかじゃありませんったら」

P「いや、疑ってないよ?うん」

翠「いつきさんにお酢を勧めたのは完全な間違いであって、
天然なんかじゃ…!」

P「俺は水野翠って子は天然記念物並に希少な、大和撫子かつクールな女の子だと思うよ?
まじまじ、プロデューサーウソツカナイ」

翠「それならその顔はなんですか、プロデューサー!
ニヤニヤなんかしてっ」

P「おおっと、そうだ俺仕事あるから次の現場向かわないと。
翠も撮影しっかりやれよー」

翠「もちろんです!…けど、覚えといてくださいね。
絶対に私が天然じゃないってわからせますからね!」

P「へーい、期待してる」

P( 天然でも可愛いのにな。
むしろムキになるところが… )

スタスタ…

P「イテッ!……壁にぶつかるとか、翠のこと云えないな」



【1995年、日本最後のトキであるミドリが死ぬ】


150: 5月1日 2014/04/30(水) 19:41:50.73 ID:D08hAXB0O

< 63 >


ちひろ「ほらほら、まだ書類は残ってますよ!」

P「えぇ…」

ちひろ「折角終わるのを待って差し上げてるんだから、
ちゃっちゃと終わらせてくださいね」

P「単に終電逃して俺の車に乗りたいだけじゃ…」

ちひろ「はい?」ニコッ

P「いや、なんでもないです。
…それにしても酷い量ですね。
今日が労働者の日とは思えない仕打ち」

ちひろ「そんなの逆でしょう。
あまりにもきつ過ぎて、耐えかねた人々が決起した日ですからね。
むしろ辛くて当然です」

P「…まるでちひろさんが労働者であるかのような」

ちひろ「?…私は労働者ですよ?ホワイトカラーとかブルーカラーなんてのは経営者にしか意味がないものです」

P( …だから、経営者になろうとしてるのかなぁ )

ちひろ「ま、プロデューサーさんがいるから私、楽ですけどね」

P「ひでぇ…」



【メーデー】


151: 5月1日 2014/04/30(水) 19:42:24.64 ID:D08hAXB0O

< 64 >


笑美「ウチごっつ驚いたわ。
よう誕生日ドンピシャでこっちでの仕事取れたな」

P「こんな日ぐらいは帰らせてやりたかったからな」

笑美「しかも、芸人はんたちと行く下町の食い倒れ企画。
これは嫌でも楽しめるわぁ」

P「…夜は実家に行ってこいよな。たまには親の顔でも見てこい」

笑美「せやなぁ。
…で、Pはんも当然着いてくるんよね?」

P「…まぁ、挨拶ぐらいは」

笑美「そんなんあかんって!
一泊していきなや」

P「迷惑だろ。それに立場がだな…」

笑美「そんなん気にせんって。
仕事楽しんだ後は、ウチがPはんを楽しませちゃるからな!」

P「…やれやれ。ま、期待してるよ」



【難波笑美、誕生日】


154: 5月2日 2014/05/01(木) 21:11:31.60 ID:QHPNLXtRO

< 65 >


亜子「Pさんが奢ってくれるご飯は、いつもよりおいしい!」

P「ははは…、亜子って思ったより食べるからなぁ」

亜子「アタシの趣味の欄見とらんの?」

P「貯金と……食べること」

亜子「知ってるじゃーん。
やっぱおいしい食事はモノがないとできないからなぁ。
その二つは切っても切れないワケ」

P「ってもなぁ…」

亜子「ま、たかがちーさい女の子一人だし。
そんな破産するまでは食べんよ」

P「…ここただのファミレスじゃないんだぞ」

亜子「いうても高級店ってほどでもないしな。だいじょぶだいじょぶ。
誕生日ぐらいハメはずさせてーや」

P「割と普段から…。ま、いいんだけどさ。
亜子たちのおかげでそれなりにはもらってるし」

亜子「ほーん?具体的に?」

P「…云うわけかいだろ」

亜子「…ま、いいか。
いつかわかるしな」

P「なんでだよ。いくら身内でも見せるもんじゃないぞ、明細なんて」

亜子「誰にも見せないってわけにもいかないやん?」

P「……それこそまさか、だ」

亜子「…どうなるやろね」



【土屋亜子、誕生日】


158: 5月3日 2014/05/02(金) 21:23:17.02 ID:qFYzQ/QAO

< 66 >


忍「ねぇ…Pさん?」

P「まぁ、待て忍。落ちついて話し合おうじゃないか」

忍「そうだね。意味があるとは思えないけど」

P「ほら、忍だっておまけ集め好きだろ?
好きになった女性のモノが好きになるのは本当なんだよ。
ただな?欲しくもないお菓子を買うことあるだろ?
おまけがおまけじゃなくなるときが男にはあーー」

バン

P「!」

忍「アタシはおまけをあくまでおまけとして集めてるんだよ。
わざわざ本命をゴミにしてまでは集めないよ」

P「いや、別にゴミとまでは…」

忍「と“ まで ”は?
ゴミじゃなくてどこまでは思ってるのかな?」ニコニコ

P「今のは言葉の綾でだな…」

P( ●●●●の話題に地雷多いやつ多すぎだろこの事務所… )



【ゴミの日】

159: 5月3日 2014/05/02(金) 21:23:58.72 ID:qFYzQ/QAO

< 68 >


P「……泰葉、ここまで長かったな」

泰葉「そうですか?
私はPさんと出会ってからの日々。
必死に駆け抜けたから、とても早く感じました」

P「そう、かもな。
なんにせよ激しくて、濃厚で…楽しい時間だった」

泰葉「ええ…。色んなことがありました。
何度も喧嘩をしたり、すれ違ったり」

P「その度に泰葉は許してくれたけどな」

泰葉「それは……、Pさんが真剣だったこと、知ってましたから」

P「それにしても泰葉は頑固だったよ。
俺は休めと云われて休まない人間を初めて目の当たりにした」

泰葉「輝くことを諦めれば、光は失われたも同然ですから。
…一度は諦めかけた私にはよくわかります」

P「でも、結果は真逆だった。
今では太陽が眩しすぎて星々が見えないくらいだからな」

泰葉「もちろんです。Pさんがいましたから」

P「……そうだな。……乾杯、泰葉」

泰葉「はい……乾杯、Pさん」



【??年、シエル( 月姫 )誕生日】


166: 5月4日 2014/05/03(土) 11:30:10.67 ID:GQl4FPztO

< 68 >


P「おーい若葉ー。あれ送られてきたぞー」

若葉「あ、そうですか~。
早速やっちゃいましょ~。楽しみだったんですぅ」

P「よいしょっと。ほい」

若葉「ありがとうございますぅ。
わあぁ…!パッケージにも同じ写真が使われてるんですねっ」

P「ああ。その辺は市販品を踏襲してるみたいだ、」

パカッ

若葉「あ、バラバラです…」

P「まぁ、そりゃな。最初から完成してるジグソーなんてないよ」

若葉「そうでした…、でもなんだか楽しみです。
私たちの今までを思い出しながらピースを集めるみたいで」

P「…そうだな。なんたって二人が写った世界でただ一つのパズルだもんなぁ」

若葉「完成させちゃうのがもったいないような、そうでないような」

P「ま、ゆっくり楽しんでくれよ。
本物ならとりあえずその辺を歩いたり仕事してるから」

若葉「はい~。
…こっちも絶対にピースが集まれば楽なんですけどね」

P「なんだって?」

若葉「いいえ~。お姉さんには秘密があるものなんですよ?Pさん」



【日下部若葉、誕生日】

169: 5月5日 2014/05/04(日) 20:01:32.84 ID:rzud3mjrO

< 69 >


P「ありがとな、桃華。
休暇に別荘貸してくれるなんて思わなかったよ」

桃華「買ったはいいものの全く使っていなかったんですもの。
Pちゃまや皆が使ってくれた方が有意義ですわ」

P「ふむ…あ、紅茶淹れるな。…それでも、だよ。いいオフになりそうだし。
風車がある洋館とか珍しいからか、
皆冒険とか云って大人組振り回してる」

桃華「楽しんでいただいて何よりですわ。
…でも、わたくし少しだけ不安ですの」

P「不安?」

桃華「ええ。この洋館、なにか感じません?」

P「む、少しライトが少ないな、くらいしか感じなかったが」

桃華「少しだけ…嫌な寒気がしますの」

P「ははは、郊外の洋館だからな。
モンスターでも出るとか?」

桃華「いえ、人間の悪意が固まったような、なにかが…」

P「人間の?俺にはわからんが。
…ま、なんかあったら頼ってくれよ。
妖怪とかが出ない限りは守ってやる」

桃華「ふふっ、頼もしいですわね。…期待してますわよ?」

P「ああ、わかってるよ」



【1939年、中村青司( 館シリーズ )誕生】

175: 5月6日 2014/05/05(月) 21:22:57.67 ID:SKTtjfLLO

< 70 >


P「保奈美ー、新しい仕事入ったぞ」

保奈美「あら、Pさん。今度はどんなお仕事?」

P「ミュージカル仕立ての芝居」

保奈美「へぇ…いいわね」

P「ああ。
…ガストン・ルルーの名作といえば?」

保奈美「もちろん『オペラ座の怪人』」

P「それのアレンジみたいだな。
どうやら怪人エリックとクリスティーヌの性別が逆になるらしい」

保奈美「ってことはクリスティーネは醜い異相ってこと?」

P「さてな。脚本家はあくまで、原作のストーリィを踏襲しつつ、
ハッピーエンドに持ち込むらしいから、
あまり酷いことにはならないと思うが」

保奈美「あの作品を幸せに、ね。
私の配役は?」

P「もちろん、クリスティーネだ。
難しい役になるだろうが良い経験になると思ってな」

保奈美「ふぅん」

P「どうだ、やれるか?」

保奈美「ええ。やってみせる。
あたしにはエリックはいないけれど、
魔法使いがついているもの」



【ガストン・ルルー、誕生日】


176: 5月6日 2014/05/05(月) 21:23:37.21 ID:SKTtjfLLO

< 71 >



ガチャ、バタン

麻理菜「おはよっ」

P「……うぃーっす」

麻理菜「ちょっと、どうしたのー?
早く着替えないと帰るの遅れちゃうよ」

P「いいんですよ。
ちひろさんに連絡して明日は有給にしてもらいましたから」

麻理菜「お、じゃあもう一泊しちゃう?」

P「そうなりますね」

麻理菜「やったねっ。
じゃあ、この後また乗りに行かない?」

P「いや、それは遠慮しときます」

麻理菜「えー。なんでなんでー。
昨日はあんなにはしゃいでたのに。
ボードに乗るの初めてだったんでしょ?」

P「…だからですよ。身体中痛くて満足に動けません。
海に行くならお一人でどうぞ」

麻理菜「そんなー、つまんなーい」

P「そんなこと云われましても…」

麻理菜「もうっ。マッサージしてあげるから午後から行こ?ね?」

P「ふげっ…!ちょ、腰に飛び乗らないで…んあっ」

麻理菜「ほらほらー、結構うまいでしょ?」

P「ああっ…ひえー…」ピクピク

P( ボードで慣れてるから腰に乗るのも上手いんですか?
とは、聞けないなぁ )



【沢田麻理菜 、誕生日】


179: 5月7日 2014/05/06(火) 22:04:24.15 ID:OTYHwrhUO

< 72 >



星花「P様、来週の日曜日は空いていますか?」

P「ん?えっと…空いてるぞ。
最近は何かと法律が面倒とかで、
無理矢理有給捻じ込まれたからな」

星花「では、お休みの日ではありますけど、
わたくしと一緒にヴァイオリンの演奏会に行きませんか?」

P「いいぞ。
部屋にいても昔読んだ本を読み返すくらいしかやることないからな」

星花「ありがとうございます。
それで、あの…」

P「ああ、正装してこいってことだろ?大丈夫だ。
職業柄、フォーマルな服だけは沢山持ってるからな」

星花「はい、それもあるのですが当日はわたくしの家まで迎えにきてほしいのです」

P( エスコートしてくれってことかな?)

P「わかった。じゃあ、時間とか詳しいことはあとでおしえてくれ。
じゃ、仕事いくか」

星花「はい、楽しみにしていますね?」

P「ああ、俺も演奏会なんて初めてだからな。
楽しみにしとく」

星花「ふふっ、両親や妹も楽しみにしていますよ」

P「おう」

P(…両親?妹?…あれ? )



【1833年、ブラームス誕生日】


180: 5月7日 2014/05/06(火) 22:05:52.20 ID:OTYHwrhUO

< 73 >


穂乃香「プロデューサー、ありがとうございます」

P「ん?」

穂乃香「バレエで伸び悩んでいた私が自身に自信が持てるようになったのも、
表現することが楽しいということを思い出したのも、
あなたがいてくれたからです」

P「なんだよ、改まって。なんかのフラグか?」

穂乃香「フラグ…?」

P「いや、なんでもない。忘れてくれ」

穂乃香「はぁ。
…あの、何かの節目ではなくて、
なんでもないような日に云わないと機会を失ってしまうような気がして」

P「そっか。でも、大袈裟だよ。
穂乃香が今の穂乃香になれたのは能力と努力が合致したから。
俺はそれを見つけたにすぎない」

穂乃香「それが大事なのです。
すぐに迷子になってしまうようなこの世界で、
私を見つけてくれたのですから」

P「ははは…。穂乃香は目立つからなぁ。
結構簡単に見つけちゃったよ」

穂乃香「そうなんですか?」

P「ああ、周りにはない輝きっていうのかな。
そういうの見つけるの得意なんだ」

穂乃香「輝き、ありましたか?」

P「伸び悩んでたっていうんだろ?
それでもさ、隠せないものなんだよ。
特に俺みたいな仕事してるやつには」

穂乃香「そう、ですか。
ふふっ、では今度バレエを観にいきませんか?
Pさんとあの頃を思い出してみるのもいいと思って」

P「ああ、もちろんだ」



【1840年、チャイコフスキー誕生日】


181: 5月7日 2014/05/06(火) 22:06:50.20 ID:OTYHwrhUO

< 74 >


唯「Pちゃんはどっちがいいと思うー?」

P「そうだな…やっぱ唯は金色ってイメージが先行するからこっちかな?
ダーク系の帽子と合うんじゃないか?」

唯「だよねだよね!
コントラストってやつ?」

P「まぁ、唯って帽子好きだから沢山持ってるだろ?
今更基本的なやつって感じでもないかもしれないが」

唯「わかってないねーPちゃん。
確かにゆいは帽子沢山持ってるよ?
でも、Pちゃんが選んでくれたやつないからさ。
全然違うものなんだよ」

P「そういうものか」

唯「そーいうもの。
んー、でもあっちのブルーのやつも捨てがたいんだよねっ」

P「時間はたっぷりあるからな。ゆっくり選べ」

唯「ダメダメ!
この後ゆいとPちゃんはオシャレなカフェでご飯して、
午後からはアクセとか見に行くんだから。
ゆっくりしてらんないの」

P「お、おう…。楽しみにしとくよ」

P( じゃあなんで帽子コーナーで一時間近くたまってるんだ?
女の子はわかんねぇな… )



【大槻唯、誕生日】


184: 5月8日 2014/05/07(水) 21:46:37.91 ID:y5VIfo7dO

< 75 >




P「そういやさ」

周子「うーん?」

P「周子ってよく献血できるよな。
見た感じ血が足りないとか云われそうなスタイルだけど」

周子「よくわかんないけど、できてるならいいんじゃない」

P「まぁ、そうなんだけどさ。
でも、その白さから血抜いたらすぐ死にそうでさ」

周子「焼けてこよっか?」

P「…したいなら止めないが、
個人的には今のままがいいな」

周子「なんで?」

P「云わせるのか?」

周子「云いたくないの?」

P「今の周子が好きだからだよ」

周子「ふ、ふーん、なら仕方ないね。
あたしって素直だからねー」

P( 時々…時々だが周子をからかいたくなる。
真っ白な肌がほんのり朱に染まるのが見たいからだ )

周子「……Pさんも顔赤いけど、ね」



【世界赤十字デー】


185: 5月8日 2014/05/07(水) 21:47:10.00 ID:y5VIfo7dO

< 76 >


沙紀「プロデューサーって意外と絵とか上手いんすね」

P「まぁ、プロデューサーってのは衣装とかステージのデザインができなきゃならんからな。
必要に迫られて、だ」

沙紀「そっすか。
にしてもどうするんすかこれ。
どう考えても二人じゃ食べられないっすよ」

P「…オフのやつが遊びにくることを祈ろう。
最悪ケーキなら明日まで持つだろ」

沙紀「そっすね。
…ただ、自分の横顔が描かれた部分だけは食べちゃいたいっすけど」

P「板チョコ三枚分だぞ?
ある意味スポンジワンホール分よりきついと思うが」

沙紀「でも、これはアタシのもんすからねぇ。
できれば他の人には見られたくないというか」

P「うん?」

沙紀「いや、プロデューサーには関係ないっすけどね。
…仕方ない、気合でなんとかするか」

P「付き合うよ。
事務所が丁度大規模オフのときに作りすぎた責任があるからな。
ほい、あーん」

沙紀「ちょ、ホールにスプーンって」

P「いいから、あーん」

沙紀「あぁ、もうっ。Pさんってほんとずるい人っすよね…」

沙紀「…あーん」



【吉岡沙紀、誕生日】


186: 5月8日 2014/05/07(水) 21:48:14.72 ID:y5VIfo7dO

< 77 >


P「礼子さん。この機会に、ということではないですけど、
本格的に歌手活動に専念しましょう」

礼子「私がフリフリした衣装着ていても見苦しいものね」

P「そういうわけではありません。
暫くドラマやグラビアの仕事を抑えるということです。
…まぁ、間違いではありませんがね」

礼子「そう…。
否定してくれないの?見苦しくないって」

P「俺が見苦しいと思うかどうかは関係ありません。
それに、否定してほしいんですか?」

礼子「…いいえ。私こそそんな見苦しい人間は見たくないわね」

P「そうでしょう。
俺はあなたのプロデューサーです。
煽てて騙すようなことはしたくありませんからね」

礼子「ふふっ、そうね。
…それにしてもさすがに無粋じゃない?
折角特別な日に二人で特別な場所にいるのに仕事の話だなんて」

P「……今の礼子さんはアイドルですけど」

礼子「ええ」

P「アーティストになれば、縛るものは減りますよね」

礼子「……そういうこと」

P「それだけじゃありませんけどね。
もちろん礼子さんの活動が一番です」

P( 攻めてくる割には身持ちが堅い人だからな。
これくらいしないと崩せない )

礼子「期待…しちゃうわよ?」



【高橋礼子、誕生日】


188: 5月9日 2014/05/08(木) 21:11:32.08 ID:z9xghKynO

< 78 >


美玲「ウチは認めないからなッ!
これは妥協ってやつだ、いいなッ!」

P「はいはい」

P( 一応反抗はしてみせるんだよな。
可愛い系の衣装 )

美玲「なんだよその反応はッ!
ひっかくぞッ!」

P「今運転中だからやめてくれな。
…前回はダーク系だったろ?許してくれよ」

美玲「む、ウチはずっとああいうのがいいんだよ。
…ま、まぁたまにはフリフリしたやつも着てやるけどな」

P「ああ、どっちも似合ってるぞ」

美玲「勘違いするなよな。
アレはオマエが可哀想だから仕方なく着てやってるんだぞ?」

P「ありがとな。俺のこと考えてくれて」

美玲「フンッ…プロデューサーのクセに」

P「事務所帰ったらケーキとオフ組が待ってるからな。
機嫌悪くするなよ」

美玲「…別に機嫌悪くしてなんかない」

P( 年相応なところを刺激するのが一番美玲に似合った“ 衣装 ”だな。間違いない )



【早坂美玲、誕生日】


191: 5月10日 2014/05/09(金) 21:58:05.27 ID:ohsmrM2MO

< 79 >


由愛「Pさん…もう少しだけ、上を向いてもらえませんか」

P「ん…こんな感じか?」

由愛「はい…それくらいが一番かっこいいです」

P「……絵のモデルって少し恥ずかしいんだな」

由愛「…私でもアイドルに…慣れたんですから。
Pさんも…大丈夫、です」

P「由愛は“ でも ”なんかじゃないよ」

P( 真剣にキャンバスと俺を睨む由愛ってのは新鮮だな。
こっちを描いた方がいいんじゃないか )

由愛「私は楽しいんですけど…Pさんは楽しくないですか…?」

P「楽しいよ。普段は見れない由愛が見れて」

由愛「!」カァァ…

P「真剣に絵を描く由愛を絵にしたいぐらいだ」

由愛「……わ、私なんてそんな…!」

P( あたふたする由愛もかわいい )

P「ま、今は俺を描いてくれよ。
楽しみにしてるから」



【1849年、葛飾北斎死去】


194: 5月11日 2014/05/10(土) 20:08:31.46 ID:XojyhpuNO

< 80 >


杏「たまには…んあ…こういうのもいいかも」

P「……間違ってそのまま飲み込むなよ」

杏「このスティックって飲み込んでも大丈夫なように、
設計されてるんじゃないの?」

P「そうなのか?」

杏「知らないけど」

P「……チュッパチャプスって食べるのに時間掛かって絶対噛み砕くよな」

杏「ほうなの?杏はそんなことないけど」

P「そりゃな…。
しっかしなんでこんなにチュッパチャプスがあるんだ」

杏「百個くらい大したことないって」

P「こんなものをクイズ番組の賞品にした人間は何を考えてるんだろうか」

杏「こんなものとはなんだ。
杏はこれのおかげで珍しく真面目に働いたんだぞ」

P「…普段からチュッパチャプス持っていこうか」

杏「それはさすがに飽きる!」

P「百個はいいのかよ。
ボーダーラインがわからねぇ…」



【1904年、サルバドール・ダリ誕生】


198: 5月12日 2014/05/11(日) 19:41:18.06 ID:lhrm2t0OO

< 81 >


比奈「んー…写実的に描くってのもなかなか楽しいかもしれないっスねぇ」

P「…最近流行ってるのか?
絵のモデルも数回目なんだが」

比奈「どうっスかね。
単にプロデューサーが一番事務所にいるからかも。
あ、動かないで」

P「あ、ああ済まんな。
…俺、ちゃんと外の仕事もしてるぜ?」

比奈「比較の問題っスよ。
他のアイドルの子たちとオフが重なっても、
また仕事みたいなことは頼みにくいでスから」

P「そっか。いや、いいんだけどさ。
中々恥ずかしいもんなんだな」

比奈「ええ。
アイドル始めたばかりの頃に宣材とか撮ったときは、
たぶんそんな気分だったはずっスよ」

P「ふむ。
…そういやどうして写実的に描いてるんだ?
別に普段通りでもいいじゃないか」

比奈「いやぁ…最近煮詰まってまして。
新鮮なことをすればなにか閃いたりしないかなーっと」

P「…じゃあ、新しいタイプの仕事でも入れようか?」

比奈「ものによるっスけどね。
…うん、スケッチは終わったんでリラックスしていいっスよ」

P「んん…はぁー…肩に力入るな。
…いっそのことアイドルとプロデューサーの漫画でも描いてくれよ。
リアルが分かってれば脚色もしやすいだろ?」

比奈「それが簡単ならいいんスけどねぇ。
ま、考えときまスよ」

P「おう。じゃあ、飯行くか。
何食べたい?」

比奈「お、奢りでスか。いいっスねぇ」

P「荒木センセへの投資だよ」

比奈「おおっと、これはまた食べにくくなるようなことを…」



【1949年、萩尾望都誕生】


199: 5月12日 2014/05/11(日) 19:43:19.27 ID:lhrm2t0OO

< 82 >


清良「んー…いいですよぉ…はぁん…」スリスリ

P「……」

P( なんだこれなんだこれ…!
誕生日だからと膝枕を頼まれたと思ったら、
元ナースが男の膝で蕩けてやがるッ… )

清良「あの、ナデナデもお願いできますか?」

P「あ、はい」ナデナデ

清良「ふわぁん…」

P「……清良さんってこんな人でしたっけ?」

清良「私は私です。
普段の私も今の私も正真正銘の柳清良ですよー」

P「ギャップが凄いことになってるんですが…」

P( そういや、特技がいたずらとかだもんな。
まぁ、ありえないことでもないような、やっぱりギャップどころじゃないような )

清良「ふわぁ…気持ちいいです。
プロデューサーもしますか?」

P「…まぁ、後でお願いしますよ。ははは…」



【柳清良、誕生日】


202: 5月13日 2014/05/12(月) 20:54:28.97 ID:eGGxhilcO

< 83 >


日菜子「むふ…むふふ…」

P「……おおう。日菜子ー、アイドルというか女の子が人前でそんな顔しちゃダメだぞー」

日菜子「むふー…Pさんなら大丈夫ですよぉ。
日菜子の王子様候補ですからねぇ」

P「王子様が必ずしも寛容だとは限らないぞ」

日菜子「他の王子様だったらそうかもしれないですけどぉ…。
Pさんはそんなこと気にしないでしょ?」

P「まぁ……別にみにくいとかってわけじゃないしな。
俺に限らずむしろ好きな男は沢山いるかもしれないが」

日菜子「それに日菜子は受け身なタイプですから。
訪れてくれない王子様なんていらないですよぉ」

P( それなら逆にファンなら誰でも資格あるのか? )

日菜子「だから、スカウトしてくれたPさん?……むふ♪」

P「……日菜子の妄想は変幻自在だな。
今の流れでどこから妄想に繋がるんだよ」

日菜子「…むふふ」



【誕生石アイボリーの石言葉は企画力・妄想・感受性】


203: 5月13日 2014/05/12(月) 20:55:57.25 ID:eGGxhilcO
< 84 >


P「なぁ、音葉の思う最高の音ってなんだ?」

音葉「最高の…おと…?難しいことを…」

P「そうかな。俺は『別れの曲』だって断言できるんだけどな。
特に子供の頃にウィーンで聴いたのは今でも魂が震えるっていうのかな」

音葉「そう…“ 世界一優しい曲 ”…ね。
確かにあれは人の琴線を…●●するような旋律ね」

P「実はこの業界にいるのはあれを超えるモノに逢うためでもあるんだ。
俺には…一人で奏でる才能がなかったからな」

音葉「私なら…できると?」

P「ああ。音の流れが見えると云いきった姿に惚れたんだ。
俺の味覚視覚と聴覚に与えてくれた衝撃をまだ覚えてる」

音葉「責任…重大ね。最高の、おと。
私と貴方でつくれるといいわね」

P「音葉とならできるさ。
…よかったら今度一緒に聴きにいかないか。
国内でもいい音を出す人間はいる」

音葉「是非。
最高の音のためには…感覚の共有が大事だもの、ね」

P「ああ、そうだな」

音葉「……でも、私最近思うわ。
人の声も立派な旋律。
貴方の…Pさんのつくる和声…好きよ」

P「…ああ。俺も音葉の素の声も好きだぜ」



【1950年、スティーヴィー・ワンダー誕生】

205: 5月14日 2014/05/13(火) 08:29:20.18 ID:owSuNmxuO

< 85 >


愛結奈「ワタシの乗馬服姿、どう?」

P「新鮮でいいな。似合ってる。
愛結奈は普段から印象が強いから、
前のスーツとか今回みたいなのが一際新鮮に感じるみたいだ」

愛結奈「そっ。まぁ、ワタシって割とちいさい頃から乗馬はやってるから、
自分は見慣れたカンジなんだけどね」

P「それもあるのか始めて見たけどかなりしっくりくるな。
貫禄っていうか経験者の余裕ってやつか?」

愛結奈「あはは、新鮮なのかしっくりなのかどっちなのよ」

P「新鮮と貫禄は矛盾しないさ。
新しい愛結奈らしさにすぐ馴染んだってことだ」

愛結奈「ふーん…。
絶賛してくれる割にはワタシの方あんまり見てない見たいだけど?」ズイッ

P「……気のせいじゃないか?」

愛結奈「…乗馬服って結構ピッタリしたタイプのデザインだよね。
だけどボタンだから前も開けられるし」

P「へぇ…そういえばそうだな…あはは…」

愛結奈「うふふっ…かーわいいんだからもう♪」



【2008年、オルフェーヴル誕生】

208: 5月15日 2014/05/14(水) 21:08:24.42 ID:vXb3iug/O

< 86 >


レナ「懐かしいわね…あっちでは見慣れた風景だったのに」

P「ビリヤード、ですか。
オレも学生時代しか触れなかったので、
懐かしいといえば懐かしいです」

レナ「さっきまで色々なこと思い出してた。
日本を出て…一人で研鑽を積んで…沢山の経験を…」

P「ハスラー・レナの誕生秘話ですか?」

レナ「そうね……Pさん知ってる?
ビリヤードをする人のことをハスラーっていうのは間違いなのよ」

P「へぇ…どうしてです?」

レナ「英語のhustlerは元々イカサマや悪知恵で巨万の富を得る者、って意味なの。
だから、日本以外だと失礼にあたることもあるわ」

P「ほお……やっぱりあの映画の印象が強いですからね。
ずっとハスラーだと思ってました」

レナ「ま、私は別に云われても構わないけどね。
勝負師を自認するなら勝たなければ意味がないんだから」

P「負けず嫌いですもんね、レナさん」

レナ「ええ。
…だからさっきまでいいように啼かされていたのは気に入らない。
次は私の番なんだから!」ドサッ

P「っ…はぁ…受けて立ちましょう」



【1905年、ラスベガス設立】


209: 5月15日 2014/05/14(水) 21:10:22.27 ID:vXb3iug/O

< 87 >


P「誕生日だな」

菜々「……まぁ、一応」

P「おめでとう。最近は疲れる機会も多かっただろうからな。
今日だけは仕事なしにしたぞ」

菜々「誕生日になにもしないアイドルって…」

P「最近は仕事入れすぎてたからな。気にするな。
……それに、今日はたくさんの子が事務所に来るから。
よかったな大勢に祝ってもらえるぞ」

菜々「いやーっ…嬉しいですねぇ…ははは」

P「あ、ケーキもでっかいの頼んだからな。
楽しみにしとけよ?」

菜々「……ローソクは何本なんですか?
場合によっちゃ怒っちゃいますよ?」

P「もちろん七本だ」

菜々「あぁ、よかったです!
いくつかの具体的な数字だったらナナのPさんへの信頼は地に落ちるところでした」

P「…あ、そういや大勢食べると思ってホールで四つ頼んだんだが、
合計はにじゅうはーー」

菜々「Pさん!」

P「…気にしなければ、な?」

菜々「もうっ…。それだと気にしたナナの立場が!」

P「あー…あ、そういや今日はなんだか墓穴掘らないな。珍しい」

菜々「え、そんなに掘ってます?」ガ- ン

P( その反応が墓穴だってのは云わない方がいいかな? )



【安部菜々、誕生日】


212: 5月16日 2014/05/15(木) 21:16:06.83 ID:QDmgaDcWO

< 88 >


礼「P君…私クイズ番組に出てみたいんだけど」

P「クイズ番組ですか?
うーん…最近はクイズ番組自体の数が減ってますからねぇ」

礼「ちょっとしたものでもいいんだけど…ダメかしら?」

P「いや、大丈夫です。
礼さんは半ば公式でクイズとかなぞなぞができるキャラですし。
営業かければ余裕ですよ」

礼「そう…お願いね」

P「でも、何でまたクイズなんです?
あまり今時のクイズ番組の風潮が好きじゃないみたいなことを云ってたような」

礼「ええ。
難しすぎる問題か一般的すぎるものの二極化が進み過ぎてるもの。
……ただ、だからこそこれは挑戦だと最近思ってきたのよね」

P「ははぁ…。ま、礼さんがやる気なようで何よりです。
俺たちが番組を面白くするように頑張りましょうね」

礼「そうね。
…そういえば最近は社交ダンスをするあの番組も見ないわね…」

P「……さすがに無理ですよ?」



【2011年、児玉清死去】

216: 5月17日 2014/05/16(金) 22:55:34.30 ID:CumbZ4oQO

< 89 >


千秋「ねぇ、Pさん実家に帰ったりしないの?」

P「ん?……まぁ、最近は仕事もあるしなぁ。
親も何回かこっちに来てるからあんまり帰りたいと思えないんだよな」

千秋「そう。
その割に私たちにはやれ帰省だ、やれ親孝行が、
ってうるさいのね」

P「いやー…女の子だとまた違うかなって。
それに俺の親って若めなんだよね。
だから大丈夫ってわけではないんだけどさ」

千秋「ねぇ、それなら今度アイドルの子が帰るときに寄ればいいじゃない。
親との契約更改確認あるでしょう?」

P「んー…大抵はアイドルの子と観光するんだよな。
俺の行ったことないとこ紹介してくれたりさ」

千秋「……それなら、私のときに行きなさい」

P「うん?」

千秋「札幌近郊なんて地元民が便利なだけで、
観光なんて意味ないんだから。
別に紹介するところなんてないわ」

P「でも、千夏のときとかはーーー」

千秋「いいからっ。
…その代わり、私がPさんの地元に行きたいの。ダメ?」

P「まぁ、いいけどさ」

千秋「……ま、まだ数ヶ月あるんだけれど、ね」



【1875年、北海道に初の屯田兵入植】

218: 5月18日 2014/05/17(土) 16:11:29.02 ID:scaU09X0O

< 90 >


P「おーい頼子ー、新しい仕事だぞー」

頼子「仕事、ですか…?」

P「ああ、来年開かれる展示会の広告だな。
パンフにコメントとかも載るぞ」

頼子「そうですか。
私に…できるでしょうか?」

P「もちろんだ。じゃないと取ってこないよ、こんな仕事」

頼子「そう云っていただけると…。
ただ、少し不安で」

P「ま、それは仕方ないさ。
……で、少し慣れるためにもさ、
これからその美術館行かないか?
展示は常設しかやってないけど、
雰囲気はわかると思うんだ」

頼子「はい、是非。
……関係者として入れるなんて幸運ですね」ボソッ

P「うん?なんか云ったか」

頼子「いいえ…では、行きましょうか。
Pさんと二人で鑑賞なんて楽しみです」



【古澤頼子、誕生日】

221: 5月19日 2014/05/18(日) 22:15:27.20 ID:I86vPYvQO

< 91 >


楓「ふふっ…酒を避けないで…はふー」

P「……何やってんですか、楓さん。
トイレ行ってる間に酒増えてるし」

楓「はい?折角居酒屋来たんだから飲まないと」

P「いくら個室っていっても限度を考えてくださいよ…」

楓「…?」

P「どこのアイドルが長椅子で涅槃のポーズとるっていうんです」

楓「はふー…?」

P「まったく…。
折角オフだったのに一日中遊んで、夜はお酒ですか。
休肝日つくらないといけませんよ?」

楓「はーい。肝臓は休めないといかんぞう…♪ ふふっ」

P「…やれやれ。帰りますよ」



【世界肝炎デー】

225: 5月20日 2014/05/19(月) 21:26:55.54 ID:+Q47OhnkO

< 92 >



歌鈴「あの!Pしゃん……うぅ」

P( 声掛けすら噛むのか )

P「…続けて」

歌鈴「はうぅ…あ、あのよかったら今度神社に来てみませんか?」

P「神社?っていうと歌鈴の実家の?」

歌鈴「はい。Pさん最近お疲れみたいだし…。
裏の林にあるベンチでゆっくりしたりすると、不思議と疲れがとれたりするんですよ」

P「へぇ…。神社かぁ。
歌鈴の保護者さんとの面談ついでに寄らせてもらおうかなぁ」

歌鈴「待ってまひゅ、ますね」

P「うん。
でも、歌鈴よく見てたな。確かに最近はオーバーワークだったが」

歌鈴「Pさんも私たちのこと見てくれてますから」

P「それが仕事なんだが。
…ま、ありがとな」

歌鈴「はいっ」



【森林の日】


227: 5月21日 2014/05/20(火) 22:20:52.74 ID:yWCgpe6xO

< 94 >


ライラ「んー、やはりアイスは素晴らしいものでございますねー」

P「ま、まぁな。
ボックスに入ったアイスなんて店舗か、学祭位でしか使わないと思ってたよ」

P( あのボックスをスプーン使って一人で食べるとか、
アイスキチの片鱗を見たぜ )

ライラ「結構重宝しますですよ?
量の割にお安いですから」

P「……今日は事務所で色んなアイス食べられるはずだからな。
とりあえずスプーンは置いてくれ。
値段も量も、なんにも気兼ねせず食べることができるぞ」

ライラ「なんと…それは本当でございますか?」

P「ああ、パーティだからな。
俺はそれの迎えに来たんだ。
皆、待ってるぞ」

ライラ「これはゆっくりしているわけにはいきませんですね。
これは冷凍庫に、っと」

P「ああ、そうだライラ」

ライラ「はい?」

P「誕生日おめでとう。
これからもよろしくな」

ライラ「はいっ。こちらこそ、です」



【ライラ、誕生日】


230: 5月22日 2014/05/21(水) 21:08:15.85 ID:tz5LmMuBO

< 95 >


いつき「しっかりしてください!
こんなところでへこたれてる場合じゃありませんよ!プロデューサー!」

P「そ、そんなこと、云われても、な。
普段はサイクリングどころかまとも、な、運動してないんだ」

いつき「次回からプロデューサーも一緒にレッスンしますか?」

P「んぐ…んぐ…はぁ…。なんとか持ち直した。
……勘弁してくれ。あんなハードなレッスンしたら干からびちまうよ」

いつき「そんなハードなモノを私たちに?」

P「信頼してるからな。
それに俺位の歳になると身体がいうこときかなくなるんだよ」

いつき「それ、プロデューサーより歳上の人に云ってもいいの?」

P「あー…失言だった。
アイドルなら仕事で鍛えられてるから問題ないな。
な?云わないでくれよな?」

いつき「どうしよっかな…じゃあ、あと目的地まで少しだから。
いつきに着いてこられたら考えますよ」

P「マジかよ…もう、自転車のサドルが地獄の剣山にしか見えないんだが……おう、待ってくれよ!」

いつき「早くしないとおいてっちゃいますよー」



【サイクリングの日】


232: 5月23日 2014/05/22(木) 21:22:36.35 ID:x2Uk6g6xO

< 96 >


P「泉ってどうしてプログラミング始めたんだ?」

泉「理由、ね。
趣味を始めるのに理由が必要?」

P「論理的じゃないな。
泉なら確固たる理由がありそうだったが」

泉「割り切れない私は嫌い?」

P「まさか。
むしろ、論理に縛られないようになったようで嬉しいよ」

泉「そう…。
でも、あえて考えてみるならそうね。
論理的に生きようとしすぎた結果だと思う」

P「ふぅん?」

泉「プログラミングは自分の腕でどうとでもなるから。
だから私らしく生きようとした行き先がプログラミングだったのね。
あの頃の私はそれが数学でも物理でもよかったんだと思う」

P「そっか。
まぁ、今は感情ってやつにも意味を見出せたようでなによりだ」

泉「皆がいてくれたから。
さくらも亜子も、事務所の皆も。P、貴方も」

P「嬉しいこと云ってくれるじゃないか」

泉「これが新しい私だから、ね」



【1995年、javaリリース開始】

233: 5月23日 2014/05/22(木) 21:24:03.63 ID:x2Uk6g6xO

< 97 >


文香「私…こんなときどうしたらよいか…」

P「笑えばいいとおもうよ」

文香「笑う?」

P「あー…いや、済まない。今のは忘れてくれ」

文香「は、はぁ」

P「それにしても…古風というか、なんというか」

文香「そうですね。今の時代ならメールで呼び出して…直接云われるものだと。」

P「だから逆に新鮮だよな」

文香「…はい。本の様に埋れていくばかりだと思っていました。
……ラヴレターなんて」

P「大学の誰かなんだな?」

文香「おそらく。直接渡されましたし…何度か見かけた覚えが」

P「古風で律義なのはいいが…文香はアイドルなんだよなぁ。
わかってて渡してきたんだからこれは文香も本気で返答しなきゃならないな」

文香「本気で…ですか?」

P「ああ。文香の想いがどうであれ断らなきゃならないけどさ。
ここまで想いをぶつけてきた相手にはしっかり返してあげないと」

文香「私に…できるでしょうか」

P「さぁな。ただ、文香が後腐れなくいけるようサポートはするよ」

文香「ありがとうございます。
私も……いつか、恋文を渡せるような…」ボソッ

P「……」

文香「私のこと…見ててくださいね?」



【恋文の日/ラヴレターの日】

234: 5月23日 2014/05/22(木) 21:25:03.54 ID:x2Uk6g6xO

< 98 >


ガチャ、バタン

奏「Pさーん」

P「んー?なんだ」

奏「うふふっ…目、瞑って?」

P「……嫌な予感するんだよな。
何かするのか?」

奏「今日はね『はたちの青春』って映画が封切られた日なの」

P「へぇ…それで?」

奏「それは日本の映画で初めてキスシーンが含まれた映画なんだって」

P「……」

奏「それで二十三日は毎年“ キスの日 ”なんですって」

P「だから?」

奏「もうっ…わかってるくせに」

P「恋愛モノは苦手なんじゃなかったか?」

奏「ええ。でも、これは映画じゃなくて現実。
私とPさんはここにしかないない。違う?」

P「……まったく。口だけは達者だな」

奏「そんなの知ってるでしょう?何度も何度もーー」

P「ん……別にキスの日じゃなくてもしてるもんな」

奏「……ええ」

P「その割には楽しい反応してくれるけどな」

奏「もう…部屋に誰もいないからって……もう一回」



【キスの日】

238: 5月24日 2014/05/23(金) 21:34:58.61 ID:fUkNVykbO

< 99 >


のあ「思弁ばかりに重きを置いて、
意志が不十分ではいけない」

P「俺にドラマにでも出演しろっていうんですか。
のあさんの隣に立つには力不足ですよ」

のあ「ええ。貴方の役割は私を導くこと。
いつまでも隣に座していてもらっては困る」

P「は、はぁ…」

のあ「私が云いたいのは…そうね。
時には貴方から手を伸ばしてくれてもいいと思う。そういうこと」

P「あー…つまりたまには俺から遊びに誘えと」

のあ「確かに私たちは言葉のいらぬ境地。
それでも言霊が宿った交感も必要よ」

P「構いませんけどね。
ただ、深夜に人を叩き起こしてマンションの屋上で空を見上げてる人が云っていいセリフじゃないんじゃないですか」

のあ「貴方も私も明日はオフじゃない」

P「今日は一日中寝てようと思ってたんですがね。…まぁ、いいか。
ただ、朝から遊びに行くならもう寝ますよ。
途中でぶっ倒れたら嫌でしょう?」

のあ「そうね。それができる女というもの」

P「できる女はこんな時間に男の部屋に来ない……もしかして俺の部屋で寝るつもりですか?」

のあ「私にここで夜を明かせと?」

P「はぁ…仕方ありませんね。
襲われてもいいならどうぞ」

のあ「そこは期待…信頼しているわ」

P「やれやれ…どっちの期待なんだか」



【1543年、コペルニクス死去】


240: 5月25日 2014/05/24(土) 21:32:59.81 ID:OG7NK/EWO

< 100 >


愛結奈「ねぇ…これとこれ、どっちがいい?」

P「……それは愛結奈に似合う方か、俺の好みか、どっちだ?」

愛結奈「どっちも同じでしょ?」

P「……そっち」

愛結奈「ふーん…結構際どいやつね。
こういうの好きなんだ」

P「際どいもなにも選択肢両方…
っていうか周り全部そうじゃねーか!」

愛結奈「うふふっ…でも、ワタシが着たとこ見たいでしょ?」

P「そりゃまぁ…って何云わせるんだまったく…」

P( 何故誕生日のショッピングのルートにランジェリーショップがあるんだ。
しかも腕に巻きつかれてると、こう想像が )

愛結奈「プ・ロ・デュー・サー?
今はワタシのことだけを考えて」ギュッ

P「それをすると危ないから嫌なんだよ…」

愛結奈「何が?」ツツ-

P「ひゃあ!…おい、背中をさするな耳に息を吹きかけるなちょ顔近あふぅ!」

愛結奈「Pクンダメだぞ?ワタシに逆らっちゃ。
反応カワイイから許すけど」

P「……ハァ」ガクッ

愛結奈「膝震えてるよ?
んー…休めるトコ行こっか」ギュッ



【浜川愛結奈、誕生日】

242: 5月26日 2014/05/25(日) 21:05:39.97 ID:+PsnkxDuO

< 101 >


P「瑛梨華ってさ」

瑛梨華「んーなになに?」

P「好きな音楽とかないの?
寮の部屋に行ったときは漫才のDVDとかしかなかったけど」

瑛梨華「何でも聴くよ?ポップスもロックも。
最近は他のアイドルの曲も聴くようになったし」

P「ほう…それは偉いな。ってのはいいや。
今度瑛梨華にしたら少し古目かもしれないけど、
ロックバンドのライブがあるんだけど行かないか?」

瑛梨華「Pちゃんと?」

P「ああ。行かないか?」

瑛梨華「うん、行く行く!
アタシ最近色んな時代の音楽聴くのがマイブーム何だよね!」

P「おう、じゃそういうことで仕事行くか」

瑛梨華「今日も瑛梨華ちんにO・MA・KA・SE☆だねっ!」



【1971年、TAKURO誕生日】

245: 5月27日 2014/05/26(月) 22:34:42.78 ID:MyGPar51O

< 102 >



P「これ、どうなんだ?
アイドルの自室がこんなんってのは……」

紗南「本棚にソフト並べてるだけじゃん。
そんなことより早くしようよっ!」

ガチャ、ガチャ

P「…まぁ、いっか。くれぐれも寝落ちして本棚の下敷きにならないようにな。…よっこいしょ」

紗南「Pさんもおじさんくさいなー。
ま、気を付けとくよ」

P「おじさんだからこんなん持ってこられたんだろ。
まったく…ファ○コンより今のゲームの方が快適だろ」

ゴトッ

紗南「いやね、あたしとしては直撃じゃないゲームも制覇してこそのゲーマーだと思うのよ」

P「そんなもんか?」

紗南「そうだよ!それにPさんの昔話もきけそうだしね!」

P「確かに懐かしくはあるけどな。
…RPGでいいか?」

紗南「いいよー。夜は長いしねっ」

P「徹ゲーは感心できないんだかな…よっと」

ピコーン



【1986年、ドラクエ発売】

248: 5月28日 2014/05/27(火) 21:11:11.40 ID:ILMvSpdLO

< 103 >


P「…なぁ、ありす」

ありす「はい、何でしょうか?」

P「パスタ作った時にさ、タブレットは使わなかったのか?」

ありす「いいえ、使ってません」

P「どうしてだ?普段は殆ど手放さないレベルなのに」

ありす「私…Pさんや皆さんと接していくうちに気付いたんです」

P「うん…?」

ありす「論理に囚われちゃいけないって。
情報に溺れちゃいけないって。
だから、真心を込めたお料理は自分の力で作りました」

P「そっか」

P( 志は非常に嬉しいんだけどなぁ。
せめて調べて冷製パスタにしてくれたりしてくれた気がするんだけど )

P「嬉しいよありす。
最近は名前もあまり嫌いじゃなくなったみたいだしな」

ありす「そんなに好きではありませんよ。
…ただ、親の気持ちも考えてみようかなって思っただけです」

P「それでいいさ」

P( しかし、何故別の方面で外していくんだ )

ありす「そうだっ。Pさん今日はお昼まだですよね?
これからまた私が作りましょうか?」

P( 今日は午後はしっかりしてなきゃならないからな…よし )

P「今日は一緒に作らないか?
俺もありすに食べてもらいたいからさ」

ありす「もちろんです。じゃあ、早速何を作るか決めましょう」ニパ-ッ



【2010年、iPadが全世界で解禁】

250: 5月29日 2014/05/28(水) 21:27:19.66 ID:OR7QrHBqO

< 104 >



楓「声優…ですか?」

P「ええ。最近はドラマとか舞台だとか演技の仕事ばかりでしたからね。
主題歌も歌いますし、アイドル生活初期の気分も思い出せるんじゃないかと」

楓「でも私、声のお仕事なんて初めてですよ?
大丈夫でしょうか」

P「まぁ、声優以外が声を当てるな、なんて意見がそれなりなのは確かです。
ただ、俺は楓さんならできると思ったからこの仕事を持ってきました」

楓「そう、ですか。
……私が担当するのはどんなキャラクターなんですか?」

P「普段の楓さんみたいな人です」

楓「…?」

P「お酒飲んだりするのが好きなんだそうですよ。そのキャラ」

楓「!…じゃあ、今日の夜お酒飲みに行きません?」

P「…は?」

P( どんな発想だよ )

楓「お酒飲みに行けばそのキャラクターが分かるかもしれませんからね、ね?」

P「…まぁ、いいですけどね。
ただあんまりなことしないでくださいよ。
さすがにトイレから帰ってきたらスポドリ割り焼酎があるとか厳しかったですからね」

楓「お酒は酔う為のものですよ?」

P「良い、ね。スポドリ割りなんて悪酔いしかしません」

楓「ま、いいじゃないですか。
ほら、早く早くー」ゴロゴロ

P( ソファで何やってんだこの人 )

楓「二日酔い後の体調はー」

P「……」

楓「普通か、良い。ふふっ」



【1991年、早見沙織誕生】


251: 5月29日 2014/05/28(水) 21:28:21.99 ID:OR7QrHBqO

< 105 >


穂乃香「Pさんって歌、上手いんですね」

P「学生の頃は遊んでばっかだったからな。
それの遺産だよ」

穂乃香「私、バレエばかりであまり歌には触れてこなかったのですけど…それでもやっぱり上手いと思います」

P「ありがとな。穂乃香もアイドルになるまで全然歌わなかったらしいのに凄かったぞ」

穂乃香「それは…一応本職ですから。
カラオケではある意味反則では?」

P「いやー…最近は皆とばっかり行ってるからな。
その中でも上手かったってことだよ」

穂乃香「そうですか…ありがとうございます。
それもPさんのおかげですけど」

P「よせよ。穂乃香のセンスと努力がなきゃ無駄になるのが俺の仕事だ。
穂乃香には謙遜する必要なんてないよ」

穂乃香「いえ…私はPさんに見出されなければ今でもプリマドンナを目指していました。
……孤独に。
貴方でなければいけなかったのです」

P「嬉しいけどな…まだまだ先は長い」

穂乃香「そう、ですね」

P「ま、今日だけは仕事は忘れてリラックスしようぜ。
一日中遊べる機会なんてこれからなくなるんだしさ」

穂乃香「はいっ。今日も…これからもお願いしますねっ」



【綾瀬穂乃香、誕生日】

254: 5月30日 2014/05/29(木) 21:24:29.78 ID:4ln56lX3O

< 106 >



志希「あげようか?惚れ薬。
もちろんあたしのオリジナル」

P「……飲み物まで用意してご苦労なことだな。
水だけもらうよ」

志希「どうしてー?あたしのこととろっとろにできるんだよ?
もう、仕事中にいなくならないし。
あたしにキョーミないとか?」

P( 惚れ薬っつーか媚薬じゃねえか… )

P「俺は自分が興味を持てない人間をスカウトしない。
……それに志希が失踪しなければいい話じゃねーか」

志希「つまんなーい。いっそあたしから飲んじゃおっかな」

P「やめとけ。志希が恥をかくだけだからな」

志希「にゃんで?」

P「何でってそりゃ…効果ないだろ」

志希「あたしのこと疑うのーん?」

P「俺たちが寝室のベッドで語らう関係じゃなかったら効いただろうよ」

志希「にゃはははー♪確かにそうだった!」ギュッ ハスハス

P( まぁ、いつか飲ませて蕩けさせるのも楽しそうだけどな )

志希「にゃはーん…♪ 幸せー♪ 」スリスリ



【一ノ瀬志希、誕生日】


258: 5月31日 2014/05/30(金) 21:31:07.77 ID:gIs8p+DjO

< 107 >


瑞樹「はぁあ…最近は大体ワインかブランデーねぇ」

P「そうですね。俺が見てる限りでもそんな感じです」

瑞樹「酔い方にも拘り始めたら終わりな気がするのよね。
昔はビールでも何でも勢いだったんだけど…ん」

P「飲み過ぎないならいいんじゃあ…」

瑞樹「勢いがなくなったって云いたいのよ。
お酒も、恋も…はぁ」

P「大人になったってことです。
勢いで喪いたくないものが増えたでしょう?」

瑞樹「ものは云いよう、ね。
私なんかに喪うようなものあるかしら」

P「…少なくとも」

瑞樹「えっ?」

P「少なくとも俺は今の川島瑞樹が好きです。
変な勢いを付けたらファンを一人喪うでしょうね」

瑞樹「そう…P君って卑怯よね」

P「なんなりと。
…マスター、エメラルドマティーニ」

瑞樹「なぁに、それ?」

P「恋に酔いたいかと思って。
今の俺にはこれが限界ですから。
誕生酒ってやつです」

瑞樹「…やっぱり君って卑怯よ。ええ」

P「……」

瑞樹「でも“ 今の ”君、好きよ。
んく……これ美味しいわね」



【誕生果秋姫(プラム)の果物言葉は恋に酔う】


259: 5月31日 2014/05/30(金) 21:32:13.19 ID:gIs8p+DjO

< 108 >



凛「プロデューサーってあんまり大人っぽくないよね」

P「そんなことねえよ。
酒もタバコも経験あるし、
ついでに面倒くせえプライドもある」

凛「そういうところだよ。子供っぽいところ。
反射的に云い返してくる」

P「そうかい……凛は逆にぐっと大人びてきたけどな」

凛「嫌い?」

P「いや?俺は“ ふーん ”とか云っちゃう凛も今の凛も好きだよ」

凛「そ。それに私プロデューサーがタバコ吸ってるとこ見たことない。
お酒は大人組と飲んでるんだろうけど」

P「止めたからな。女の子ってあの匂い嫌いだろ」

凛「そうかな。
…確かにプロデューサーの匂いが分からなくなるのは嫌だね」ボソッ

P「……酒なら今度行ってやるよ」

凛「年単位の“ 今度 ”ね。
本当に守ってくれるのかな」

P「……さぁな」

P( そのときまで俺が凛と一緒にいたいってことなんだけどな。
伝わっただろうか )

凛「…………ふふっ」



【誕生酒、ブルームーン】


262: 6月1日 2014/05/31(土) 21:04:56.36 ID:CDtccgveO

< 109 >



カチャ カチャ

晶葉「……む」

P「ん?どうした」

晶葉「関節に使っていたパーツが予想より多く削れているようだ。
平坦な場所でしか動かさなかったはずなんだが」

P「そうか。
…犬型ロボットって何度か聞いたことあるけど、
なんでなんだろうな。別に猫とかうさぎでもいいと思うんだが」

晶葉「私はウサちゃんロボをつくっているが?」

P「でも今は犬型じゃないか。
工学研究者は犬に思い入れでもあるのかと」

晶葉「そうだな…理由などないだろうが、
強いていえば好みだろう。犬には長年人間のパートナーを務めてきた歴史もあるしな」

P「ふーん…思ったより適当なんだな。
論理性のかけらもない」

晶葉「む…それは当たり前だよ」

P「そうなのか?」

晶葉「科学者はむしろロマンティストだからな。
論理の徒ではあるが魂までは売っていない」

P「晶葉もか?」

晶葉「ああ。そうでなきゃこんなものは作らないさ。
なんの生産性もないからな。
私がそれを見たいと思うから研究しているんだ」

P「そっか」

晶葉「それに…完全な合理性は数字を見ればいいからな。
私は音楽の美しさは数学とは切り離すタイプでね」

P「俺も晶葉がアイドル辞めるなんて云いだしたら困るしな」

晶葉「私だってそうさ。
これは私の生活に欠かせないからな。
…よし、こんなもんか」

トテトテ

P「お、中々スムーズな動き」

晶葉「こいつも私もロマンの塊さ。
そうだろ?P」



【1999年、AIBO発売】


265: 6月2日 2014/06/01(日) 21:54:48.13 ID:Pw/cQjNHO

< 110 >



時子「P……いえ、人間の皮を被ることを許可した豚。
今日の予定をおしえなさい」

P( 今日は朝っぱらから快調だな。
…まぁ、こう見えて不機嫌とかを表に出さないタイプではあるが )

P「今日はライヴのリハが入ってるな。
午後からはいつものラジオ収録」

時子「よくできました。
さすがは見る目だけはある豚ね。
記憶力も並の豚よりはマシ」

P「そりゃあ、それなりの経験もあるしな」

時子「黙りなさいッ!
私への口のきき方がなってないと何度云えば……」

P「へいへい。どうすりゃいいんだよ。
ほら、リハ行くぞー」

ガチャ

時子「ふん。
…ドアを支える位は役立つのね」

P( 素直じゃな…いや、ある意味一番分かりやすくはあるか )

P「時子様のお通りとあれば、な」

時子「はッ、云うじゃない。褒めてあげるわ」

P「ほう。珍しいな」

時子「……まだ、対等だとは思ってないけれど、ね」

バタン



【1740年、マルキ・ド・サド誕生】


267: 6月3日 2014/06/02(月) 21:06:02.12 ID:U6XVJ7yoO

< 111 >


仁美「仁美ちゃん、故郷に錦を飾る!」

P「……おう。前来たときも云ってたじゃねーか。
錦ってのは何度も飾るもんじゃないだろ」

仁美「気にしない気にしない!
楽しければよかろうなのだ」

P「まぁ、そうだな。
今回はきしめんも食べられたしよかったよ」

仁美「アタシはちいさい頃から食べてたからなー。
どうでもよかったんだけど。
プロデューサーが満足ならよかった」

P「そんなもんか。…俺も地元だとそうだな」

仁美「と、ここで問題!
真田信繁とは何を成した人物でしょうか!」

P「いや、知らねーよ。俺は世界史派だ」

仁美「信繁とはかの幸村公の本名でしたー!
つまり、正解は忠義の生涯」

P「随分恣意的な答えだな、おい。
…つーか、仁美もついににわか脱出か?
同志を置き去りにする気か?」

仁美「同志…?まぁ、いっか。
アタシだってやる時はやるのです!
好きなことには打ち込むタチでね」

P「いいことだ。
よし、じゃあ仕事行くかー!」スッ

仁美「攻め入りだね!行くぞー!」

「おーっ!」



【真田信繁(幸村)討ち死/大坂夏の陣】

268: 6月3日 2014/06/02(月) 21:06:55.29 ID:U6XVJ7yoO

< 112 >


沙織「Pさん…わだす、変じゃないですか?」

P「いや?想像以上に似合ってるよ。
普段は地味な服選んでるみたいだからな」

沙織「だって、わだすには似合わないから…」

P「そんなことないと思うけどなぁ。
今だって振袖似合ってるじゃないか」

沙織「これは…Pさんが選んでぐれたから」

P「じゃあ、これからは俺が沙織の私服も選ぼうかな」

沙織「そ、そげなこと…!」

P( 振袖が一度だけってのは惜しいな。
沙織の地元は田舎だから早めに成人式が終わってしまうらしいが… )

P「よし、決めた!
次の仕事はドレスを着るやつにしよう。次は洋風だな」

沙織「わ、わだすがドレスを?
大丈夫だべか」

P「あったりまえだろ。…眼鏡も取ってな。
ありのままの沙織を別の方向で輝かせてみたい」

沙織「め、眼鏡も?」

P「ああ、きっと新しい沙織が見つかるぞ」

沙織「は、はぁ。おねげえします、Pさん」

P( 済まんな春菜。今回は眼鏡アクセは使わない。
裏切りだとは思うなよ? )



【誕生石、逆四分ゴールドの石言葉は可愛らしい背信】

269: 6月3日 2014/06/02(月) 21:07:54.47 ID:U6XVJ7yoO

< 113 >


雫「わぁーっ…!そんなにおっきいの初めてですー」

P「だろ?ちょっと自慢できるレベルだよな」

雫「しかも、とっても美味しそう」

P「ああ、美味いだろうな。
大きさも味も実物はやばいぐらいだぞ」

雫「ありがとうございますー。
私、こんなに嬉しい誕生日は初めてかも」

P「よかった。雫のお父さんたちにも手伝ってもらったからな。
クリームはおいかわ牧場のものを使ってる」

雫「しかも、事務所の皆も手伝ってくれたんでしたっけ」

P「全体はかな子、ついでにいちごはありすの監修で、
スポンジも事務所の技術の粋を凝らした作品だ」

雫「わあぁ…」ニコニコ

P( 幸せそうで何よりだ )

雫「これは、私ももぉーっと頑張らないといけませんねーっ」

P「ま、今日は一日楽しんでくれ。
仕事は明日から詰まってるからな」

雫「あ、そういえば」

P「ん?」

雫「あの…Pさんはどこを?」

P「あ、ああ俺は乗っかってるチョコにメッセージ書いたぞ。
内容は秘密だ」

雫「それは楽しみですねー。
Pさんも皆も大好きですーっ」

P「あいつらに云ってやってくれ。喜ぶぞ」

雫「Pさんはどうですかー?」

P「俺も…嬉しいさ。俺も雫が大好きだからな。
……雫、これからもよろしく。
おめでとう」

雫「はいっ。私こそお願いしますねー♪ 」



【及川雫、誕生日】

272: 6月4日 2014/06/03(火) 22:37:00.31 ID:rlZtn8m/O

< 114 >


莉嘉「Pくーん!お姉ちゃんはー?」

P「美嘉は14時まで撮影だ。
今が14時少し前だからもうすぐ帰ってくるはずだよ」

莉嘉「そっかー。
この後、お姉ちゃんと買い物に行くんだよね!」

P「おう、楽しんでこいよ。
…やっぱ服とか見に行くのか?」

莉嘉「うん!お姉ちゃんのオススメのショップに連れてってもらうんだ☆」

P「仲いいな、やっば」

莉嘉「あったりまえじゃーん!アタシとお姉ちゃんだからね。
…でも」

P「ん?」

莉嘉「お姉ちゃんカブトムシが苦手みたいなんだよねー。
そこはつまんないかなー」

P( それ虫全体が苦手なんじゃ… )

P「ま、まぁ人には好みとかあるからな、うん」

莉嘉「この前幼虫買ってきたときも変なカオしてたんだよね。
別に暴れたりしないのに」

P( いや、無理だって。無理な人には無理なやつだよそれ。
つーか、もしかしてそのうち繁殖とかやりだすんじゃないだろうな )

莉嘉「あ!そうだ、今度はアタシがオススメのカブトムシ紹介してあげよっと!
今日のお礼にもなるしね☆」


ガチャ リカ- マッタ-?

莉嘉「だいじょぶだよっ!
行こっ、お姉ちゃん!」



P( 妹が今日の恩返しに大変なことを計画しているとは思いもよらない姉、
カリスマギャルであった )



【虫の日】

273: 6月4日 2014/06/03(火) 22:37:51.09 ID:rlZtn8m/O

< 115 >



P「月並みな言葉しかないけど。
…おめでとう、仁美」

仁美「いいってことよ!
プロデューサーありがとねー」

P「誕生日なのに仕事入れちゃって済まない。
都内じゃないから事務所メンバーにも祝われないし」

仁美「そんなの気にしてないってば。
アタシは目の前で祝われないからって、
祝われてないなんて思わないから」

P「まぁ、帰ったら皆色々と用意してるだろうけどな」

仁美「アタシも今までは用意する側だったからなー。
実は初めてコッチ側にきてみてドキドキしてるんだ」

P「そっか。
確かに普段身近だった分不思議な感じかもな」

仁美「うん。
それに誕生日にプロデューサーと二人きりってのも悪くない。
ううん…むしろサイコーだよ。
皆には悪いけどね」

P「ははは。なーんかハードル上げられた気がするな。
……姫、こちらへ。夕餉の用意ができて御座います」スッ

仁美「スタイルは洋風なんだ」

P「仁美?」

仁美「あっ…苦しゅうない。妾の手を引くことを許す」ギュ

P「光栄の極みに御座りますれば」

仁美「……やっぱ二人きりってのも悪くないね!」



【丹羽仁美、誕生日】

275: 6月5日 2014/06/04(水) 22:00:34.41 ID:77W0AtewO

< 116 >




瑞樹「ねぇ…老後について考えたことある?」

P「」

P( そんなもん飲み屋で話すなよ。
年齢気にしてるならなおさらだよぅ。
なんなんだよぅ )

P「……いや、そんなには。
瑞樹さんは考えたことあるんですか?」

瑞樹「ええ。やっぱり将来的不安要素はできるだけ排除しておきたいじゃない?」

P「ま、まぁ…。
でも、瑞樹さんはそんなこと考えなくても。
女性の方が平均寿命は長いわけですし」

瑞樹「だからこそ、よ。
長い時間を無為に過ごしたくはないじゃない。
気心の知れた相手と安らかに生活したいの」

P「…うーん、一人がいいって人も増えてますからね。
最近は施設もありますし」

瑞樹「はぁ…そうね。こんな話題が出るから老け込むのかしらね」

P「さぁ…?ははは…」

瑞樹「話は変わるけど、P君はいい人いないの?」

P「……話変わってないじゃないですか」



【ろうご(老後)の日】

278: 6月6日 2014/06/05(木) 21:39:34.04 ID:N0mV4FpZO

< 117 >


ピコピコピコピコ

P「……む」

ア-ニャ「何をしてるんですか?プロデューサー」

P「ん?ああ、テトリスって知ってるか?」

ア-ニャ「テトリス…ですか?」

P「結構昔の落ちものゲー…まぁ、パズルゲームでいいのかな。
単純作業だけど中々面白いんだぜ」

ア-ニャ「ゲームですか。
私、最近は紗南たちともするんですよ。
ぷよぷよとか」

P「お、いいじゃん。
テトリスはぷよぷよのさらに単純なヴァージョンみたいなやつだよ。
しかも初版はロシア製だし」

P( ソ連の時代だけどな )

ア-ニャ「ダー…それは本当に?
ゲームといえば日本かアメリカのものかと」

P「日本にいればな…。
よし、仕事までなんかやろうか。
休憩室にハードあるんだろ?」

ア-ニャ「アー…それはいいですね。
杏たちが全てのハードを集めたと喜んでいました」

P「マジかよ…ぷよぷよでいいか?」

ア-ニャ「ええ…私が勝ったら明日は買い物に着いて来てくださいね?」

P「やけに唐突だな」

P( 勝つべきなのか負けるべきなのか。
ま、今はゲームを楽しむべきか )

ア-ニャ「プロデューサーが勝ったら何でも云うことをききます。
何でも…ですよ?…ふふっ」

P「…………勝つか」



【1984年、テトリス発売】

279: 6月6日 2014/06/05(木) 21:41:05.46 ID:N0mV4FpZO

< 118 >



小梅「小梅を梅の木の下に埋め」

P「……二十五歳児はどこだ。
それもとうさぎの方か」

小梅「あ、あの…たぶん悪気は、なかった。
云ってみてって…云われた、だけだから」

P「まったく。
小梅もいちいち云いに来なくていいからな?
適当なこと云わせて俺の反応楽しんでるんだから」

小梅「Pさんに…会いにくるのに、理由が欲しかったから」

P「んー…?別に理由なんていらないけどな。
まぁ……さっきのにも意味があったと思うことにするよ」

小梅「あの子も…それがいいって、えへへ」

P「そうか。
つーか、小梅の好み的には埋まるのは桜の木じゃねぇかな。
桜の木が美しいのは人が埋まっていれからだ、
ってのもあるしな」

小梅「ほ、ほんとに?人が…埋まってる?」

P「いや、有名な小説の話だよ」

P( 梶井基次郎なんて知らないだろうけどな )

小梅「そう……でも梅の木に埋まってるとこ、あるって」

P「……掘り起こしには行かないからな。
小梅も一人では行くなよ」

小梅「……えっ」

P「いやいやいや…」

小梅「……しょーちゃん……さっちゃん……うん……よし」

P( …頑張って止めてくれよ、幸子 )


【梅の日】


280: 6月6日 2014/06/05(木) 21:42:56.28 ID:N0mV4FpZO

< 119 >


輝子「フ、フヒ…キノコシェアハウスにキノコケーキ…。
桃源郷はやはりここだった」

P「おーい、机の下に引きこもるなってば。
ケーキも持ち込んじゃって」

輝子「そんなこと云われても…ここの居心地は…サイコー。
困ることも、ない」

P「俺が困るんだよ。
ケーキだって向き合って食べたいしさ」

輝子「む、向き合う…?し、親友は、私と一緒に食べたい?

P「おう。
わざわざワッフルとかをデコってまでキノコ型にしたんだからな。
それに一緒につくったんだから一緒に食べたいじゃないか」

輝子「そ、そっか。し、親友のためだからな。仕方ない」

ゴソゴソ

P「まぁ、我ながらよくこんなのつくったよな。
さすがに茎太くなったから丸々してるけど」

輝子「た、確かにシイタケには見えない…」

P「ま、キノコに見えるからいいだろ。
来年またつくればいいさ」

輝子「ら、来年もつくってくれるのか…?」

P「おう。輝子だって来年も仕事続けるつもりだろ?
辞めてたってケーキぐらいつくりにいってやる」

輝子「……そ、そっか」

P「ああ」

輝子「フハハハ!さすがP!さすが親友だぜぇ!
ゴートゥヘヴ……あ、いや、ち、違うそうじゃない……」

P「どした?」

輝子「あ、ありがとう。こんな私に構ってくれて。
ふ、普段は誤魔化してばかりだから……」カァァ…

P「おう。それはこちらこそだよ。今までありがとな。
…そして、おめでとう輝子」

輝子「ありがとう。
……や、やっぱ、机の下にいっていい?」カァァ…



【星輝子、誕生日】

285: 6月7日 2014/06/06(金) 21:04:19.95 ID:142ViRhAO

< 120 >



TV「……脳の損傷が原因とする説もあり、
外見上あるいはX線診断における変化は見られないこともあって……」

P「へぇ…むち打ちって怖いんだなぁ」

菜帆「むちむち?」

P「いや、むち打ちだよ。脳の損傷とかが原因とか怖いだろ」

菜帆「確かに、鞭で打たれたら怖いですもんね~。
萎縮?しちゃったりするんですかね~?」

P「ん?違う違う、鞭で打つじゃなくてむち打ちだ」

菜帆「?…むちむちでもなく鞭打ちでもない?
Pさんは何を云ってるんです?」

P「あー…ほら、例えば事故に合うだろ?
それで頭が揺さぶられると発症する怪我みたいなものをむち打ち症っていうんだ」

菜帆「なるほど!Pさんは物知りですね~」ピョンピョン

P「それはいいけど……なぜくねりながらジャンプしてるんだ」

菜帆「むち打ちを体感するため?」ブルンブルン

P「……しちゃだめだろ」

P( まぁ、確かに。
むちむちも怖いよな、うん )



【むち打ち治療の日】

286: 6月7日 2014/06/06(金) 21:05:19.70 ID:142ViRhAO

< 121 >


千枝「Pさん、千枝の身長って伸びるかな?」

P「まぁ、よっぽどのことがない限りは伸びるんじゃないかな。
俺の予想だとむしろスラッとした長身の美人さんになりそうだし」

千枝「ふふっ…美人さん、ですか」

P「ああ。でもどうしたんだ?
身長止まったりしてないだろ?」

千枝「早く大きくなりたいんです!…色々と」

P「…お、おう…色々、ね」

千枝「Pさんとの身長差もまだまだ大きいし。
できたら17cm位の差がいいなって」

P「なんで17cmなんだ?」

千枝「あ、あのですねっ」

P「ああ」

千枝「キ、キスしやすい身長差が12cmで、
理想カップルの身長差が15cmで、
……あうぅ…」カァァ…

P「…?」

千枝「もう一つの数値が22で、三つの平均が17cm位なんですっ!
だから、それぐらいがいいかなってっ」

P「…もう一つは何?」

千枝「ち、千枝に云わせるんですか?」

P「やっぱ知りたいし?うん」

千枝「あの…耳近付けてください。
あまり、聞かれたくないので」

P「おう」スッ

千枝「……私とPさんがやりやすい身長差です。えっー」カァァ…





P( 千枝、誕生日おめでとう。急激にオトナになる貴女が自分は怖いです。
今日改めてそう思いました )



【佐々木千枝、誕生日】

292: 6月8日 2014/06/07(土) 21:23:30.45 ID:i6CIAGynO

< 122 >


音葉「We've no less days to sing God's praise
Than when we'd first begun.
Than when we'd first begun~♪」

P「……おお…!」パチパチ

音葉「…どうでしたか、Pさん。
私の旋律…貴方に届きましたか?」

P「おう。最近はまた上手くなったな。
情感がもっと伝わるようになった」

音葉「そう…きっとそれは貴方がいるから。
私の世界の鮮やかさの分だけ旋律は美しくなる」

P「技術だって上がってるしな。
俺の能力だけでこうなるなら、
俺が今歌えば最高に素晴らしい世界をつくれるだろうさ」

音葉「違う、貴方の能力もあるけど……。
傍に…いてくれるから」

P「ま、そうだと嬉しいよ。
俺も音葉のおかげで毎日が楽しい」

音葉「それは当然…私が幸せなのだから…貴方が幸せなのは…必然」

P「ああ、そうだな。
よし、じゃあ次の曲いくぞー」

音葉「この瞬間は…前奏中に…貴方を想って気を高める時は…何物にも…代え難い…」ボソ



【誕生花ジャスミンの花言葉は優雅・優美】

293: 6月8日 2014/06/07(土) 21:24:17.44 ID:i6CIAGynO

< 123 >



クラリス「このとき、ルドビコ茨木は僅か十二歳でありながら、
役人に対して毅然とした態度で返したのです」

P「……」

クラリス「『現世での束の間の生命、
天の国での永遠の生命。
どちらを選ぶべきかは間違えない』と」

P「へぇ…クラリスには悪いけど現代人の俺には聖職者ってあんまりいいようには見えないんだよな。
俺が日本人だからかもしれないけど」

クラリス「いえ、それも仕方のないことです。
それも全て私どもの不徳の致すところですが」

P「でも、やっぱ時代なのかな。
二十六聖人か…日本にもそんな人たちがいたんだな」

クラリス「はい。信仰に場も、時代も関係ありませんから。
私も見習いたいものです」

P「クラリスが殉教しても困るけどな」

クラリス「そのときはP様が私をお守りくださいね?」

P「おう、そうだな。
……で、もう決めたか?どの牛にするか。
俺も早くレモンステーキ食べたいんだが」

P( これも全て四大和牛が悪い。
クラリスは先程からメニューと睨めっこ状態である )

クラリス「むむむ…これが試練…ですか。
なんと辛く恐ろしい…」

P「……やれやれ」



【1862年、日本二十六聖人列聖】

294: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/07(土) 21:24:54.30 ID:i6CIAGynO

嵐がヤバイです
お姉さんな人たちに抱きしめてもらいたいなーとか思ったり

八日は他に附属池田小事件や秋葉原通り魔事件が発生した日です
テレビの内容が今から予想できそうな

296: 6月9日 2014/06/08(日) 21:46:38.96 ID:ki9CGQBIO

< 124 >


トントン

P「お、なんだ?」クルッ

李衣菜「プロデューサー何聴いてるんですか?」

P「んー…何を聴いてるって程でもないな。
休憩時間は適当に流す質でさ。
今はトム・ショルツとか聴いてたよ」

李衣菜「あっ、知ってますその人!
日本に来たときに道路の標識に手を掛けてる写真の人ですよね?」

P「ま、まぁそうだな。よく知ってたな」

P( でもその覚え方はロックなのか。李衣菜よ )

李衣菜「私だって日々進化してるんですからね!
それに今日は六月九日で、ロックの日ですから」

P「今はギターもそれなりに聴けるレベルだしな」

李衣菜「ちょ、もうっ…私は昔から弾けましたー!
それに今はそれなりですけど、
いつかはプロデューサーを驚かせるぐらいのスターになるんですからね!」

P「おう。楽しみにしてる」ニヤニヤ

李衣菜「その顔はなんですかー!
暖かい目も止めてくださいっ」

P( ここら辺が夏樹が付き合い続ける理由だよな。
なんというかほっとけない。
つーか、かわいい )

P「可愛いぞ、李衣菜」

李衣菜「!…まったく。次はかっこいいって云わせますからね!
私はここで満足しませんから!」

P「可愛いでも嬉しいのな」

李衣菜「そ、そりゃ…私だって嫌なわけ…ああ、もうっ…!」

P( か わ い い )



【ロックの日】

297: 6月9日 2014/06/08(日) 21:48:34.75 ID:ki9CGQBIO

< 125 >



千奈美「あなた、最近は見れるようになってきたじゃない」

P「まぁ、千奈美たちに連れまわされるからなぁ。
学生時代より格段に身の回りに気を付けるようになったよ」

千奈美「そうでなくては困るわ。
私の舵を取る人が冴えないなんてことあっちゃいけないもの」

P「ま、期待に応えられてるようでなによりだよ」

千奈美「ただ、ね。贈り物として洋服ってのはどうなのかしら」

P「え、センス悪かったか?割と考えたつもりだったんだが」

千奈美「センスはいいの。むしろ私に合いすぎてるくらい。
ただ、付き合ってもいない女性に洋服を贈って、
なおかつサイズや完璧ってのは少し常識的ではないわね」

P「似合ってるならいいと思うんだけどなぁ」

千奈美「普通恋人でもない男からサイズが完璧な服を渡されたらどう思うかしら?」

P「それは俺が千奈美のプロフィールを管理してて、
衣装のデザインもしてるからであってだな……」

千奈美「Pさんそこら辺は治りそうもないわね。
……まぁ、私は嬉しいけれど」

P「そっか、常識的じゃないのか…。
まだまだ学ぶべきことは多いなぁ」

千奈美「そうね。でも、安心して?
私がPさんをどこに出しても恥ずかしくないようにコーデするから」

P「おう。頼むよ。
……たださ、もう着せ替え人形疲れたんだけど」

千奈美「あなたが疲れたって云うからカフェで休んでたのよ?
これからはまた付き合ってもらうんだから」

P「マジかよ…」

千奈美「ふふっ……云ったでしょ?私に着いてくれば安心だって。
着いてきなさい?」



【小室千奈美、誕生日】

300: 6月10日 2014/06/09(月) 22:22:25.37 ID:dN9mQlWiO

< 126 >


P「いつも、お疲れ様です。
これ、どうぞ。そして、おめでとうございます」

トレ-ナ-「わ、わ…いいんですか、これ。
ケーキをワンホールも!」

P「俺もアイドルも貴女にはお世話になってますから。
本来なら時間をつくるべきなのでしょうが」

トレ-ナ-「いえっ。お気持ちだけで十分なのに、ケーキなんて…」

P「俺が個人的に飲みに誘おうかとも思ったんですが、
お姉さんたちに止められまして。
仕事の前日にそんなことはさせられないって」

トレ-ナ-「私は別にいいのに…姉さん。
でも、ありがとうございます。
この年になって家族以外から祝われるなんて不思議な気分です」

P「いや、本当に感謝してますからね。当然のことですよ。
……あ、それじゃ俺はまだ仕事が残ってるんで」クルッ

トレ-ナ-「…あ、あのっ」

P「はい?」

トレ-ナ-「こ、今度時間があれば飲みにも行きましょうね!
私、待ってますから」

P「ええ、もちろんです」



【トレーナー/青木明、誕生日】


301: 6月10日 2014/06/09(月) 22:24:51.57 ID:dN9mQlWiO

< 127 >


晶葉「天才とは孤独なものだと思っていたんだがね。
私が天才であることが揺るがない事実である以上は、
その認識が間違っていたというわけだ」

P「俺は、それは晶葉個人の特徴だと思う。
凡百の天才を晶葉と同じにはできないさ」

晶葉「くくく…凡百の、天才…か。
私の助手は面白いことを云うな」

P「俺にとってはどんな天才よりも晶葉のことが大事だからな。
どんな希少性にも唯一という存在の仕方には敵わないさ」

晶葉「いや、分かっているよ。
私だってアインシュタイン然り、
ディラック然り、
会ってみたい天才はいても、
Pを天秤の反対側には載せられないからね」

P「会ったばかりの頃はそんなんじゃなかった癖に」

晶葉「ふんっ…そんなものは当たり前だろう。
工学オタクを自認する私にアイドルなんてものを押し付けたんだからな、君は」

P「それでも晶葉が話にノってくれて嬉しかった。
今こうして二人きりで誕生日を祝っていることも」

晶葉「ああ。私も感謝しているよ。
Pがいなければそれこそ私は“ 凡百の天才 ”で終わっていただろうからね」

P「まだまだこれからだけどな。
アイドルも、ロボットも」

晶葉「だが、今日だけは全てを忘れていようじゃないか。
……乾杯はジュースだがね」スッ

P「気長に待つさ。
……池袋晶葉の新しい門出に」スッ

晶葉「……ありがとう、P」


「乾杯」



【池袋晶葉、誕生日】



次回 モバP「1レス今日は何の日」 後編