1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 10:26:21 ID:7SAyUkl6
ウォールローゼ

ミーナ「ナック!ミリウス!」

巨人「……」グイッ

ミーナ「ああっ!」バン ドサッ

ミーナ「ううっ……」

巨人「……」ジー

ミーナ(ひっ……逃げなきゃ……)

ミーナ(でも……怖くて足が……)

ミーナ(食べられる……助けて……お父さん……) 


「進撃の巨人」Season3 オリジナルサウンドトラック
澤野弘之
ポニーキャニオン (2019-06-26)
売り上げランキング: 323
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 10:34:33 ID:7SAyUkl6
…………………………

幼ミーナ「うー」

ミーナ父「どうしたんだ?」

幼ミーナ「疲れた。もう歩きたない」

ミーナ父「何言ってるんだ。あとちょっと歩けば着くじゃないか」

幼ミーナ「足が痛いの!もうやだっ!」プクー

ミーナ父「しょうがないな……それなら、足を使わない歩き方を教えてやるよ」

幼ミーナ「なあに、それ?」

ミーナ父「それはね、ケツだけ歩きだよ」

………………………… 

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 10:37:20 ID:7SAyUkl6
ミーナ(……)

巨人「……」スッ

ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

巨人「!?」ギョッ

ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」

巨人「ウッ、ウワアアアア!」バタバタ 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 10:43:17 ID:7SAyUkl6
ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

巨人A「ウワアアアア!」バタバタ

ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

巨人B「ヒイイイイ!」バタバタ

ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

巨人C「ヒャアアアアア!」バタバタ

ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

巨人エレン「オワアアアア!」バタバタ

ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!…… 

9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 10:51:02 ID:7SAyUkl6
ミカサ「エレン……私はもう諦めない!」

巨人「……」ズシンズシン

ミカサ「死んでしまったら、もうあなたを思い出すこともできなくなる……」スッ

ミカサ「うあああああ!!」ザッ

ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

ミカサ「!?」ギョッ

巨人「ピャアアアアア!」バタバタ

ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

ミカサ(これは……どういうこと……?)

ミカサ(人間が巨人を襲っている……?) 

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 11:08:40 ID:7SAyUkl6
アルミン「ミカサ!大丈夫!?」

ミカサ「アルミン……ありがとう……」

コニー「おい、早くしろ!巨人が来てるぞ!」

ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ


コニー「!?」ギョッ

アルミン「!?」ギョッ

コニー「お、おい!なんだありゃ!?」

アルミン「あ、あれは……ミーナだ!」

コニー「何だって!?体育座りで立体機動並みの速さで移動してるんだぞ。どうみても人間じゃないだろ!」

アルミン「僕、行ってくるよ!」バシュ

コニー「お、おい!」 


17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 11:17:21 ID:7SAyUkl6
アルミン「ミーナ!」

ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

アルミン「ミーナ!こっちを向いてくれ!」

ミーナ「……はっ!アルミン!」キキー

アルミン「よかった……生きていたんだね……」

ミーナ「ええ、なんとかね……」

アルミン「とりあえず、あっちにミカサとコニーがいる。一緒に合流しよう」バシュ

ミーナ「わかったわ」バシュ 

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 11:33:59 ID:7SAyUkl6
コニー「おお、無事だったか」

ミーナ「二人とも……」

ミカサ「ミーナ、さっきのは一体何?」

ミーナ「さっきって……ケツだけ歩きのこと?」

ミカサ「ケツだけ歩き……」

コニー「何で巨人を追い払うことができたんだ?」

ミーナ「巨人を?私が?」

アルミン「覚えていないのかい?」

ミーナ「ごめん……逃げることに必死で……」

アルミン「いや、気にしなくていいよ」

コニー「俺たちは今から補給所に行くつもりだ。ガスは残っているか?」

ミーナ「ええ、まだだいぶ残っているわ」 

20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 12:03:48 ID:7SAyUkl6
アルミン「……一つ、作戦を思いついたんだけど……」

アルミン「ケツだけ歩きで補給所に向かうのはどうかな……?」

コニー「な、何を言ってんだよ!?」

アルミン「理由はわからないけど、巨人はケツだけ歩きを恐怖しているようだ」

アルミン「それなら、立体機動よりも安全に移動できるかもしれない」

ミカサ「……私もアルミンに賛成する。生きるためなら、利用できるものは何でも利用するべきだ」

コニー「……へっ、もし失敗したら馬鹿みたいだな……だけど、やるしかないんだろ」

アルミン「ありがとう。先頭はミーナにお願いしていいかな?」

ミーナ「ええ、任せて。さあ行くわよ!」

四人「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ 

25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 12:47:31 ID:7SAyUkl6
巨人エレン「アアアアア!」ドコーン

ジャン「一体何が起きてるんだ……ありゃ奇行種か?」

巨人エレン「ウオオオオ!」バコーン

……ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!

巨人エレン「ウワアアアア!」バタバタ

ジャン「……どっか行っちまった」 

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 12:54:30 ID:7SAyUkl6
アルミン「みんな!無事かい!?」キキー

マルコ「アルミン!コニー!」

ライナー「お前ら、下から上がってきたのか?よく無事でいられたな」

コニー「補給所の中に侵入した巨人は、全部追い払ったぞ!」

ライナー「何を言ってるんだ?」

アルミン「見た方がはやい、みんな一緒に来るんだ」 

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 13:00:45 ID:7SAyUkl6
ミーナ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

ミカサ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ

ライナー「……」ゾクッ

アニ「……」ゾクッ

ベルトルト「……」ゾクッ

ジャン「なあ……一体あれは何だ?」

アルミン「ケツだけ歩きだ。どうやら巨人はあれが苦手らしい」

コニー「あれで移動すると、巨人のやつらは一目散に逃げていくんだぜ」

マルコ「へ、へー……」

アルミン「まあ、無事でなによりだ。今からガスを補給して撤退しよう」 


31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 13:10:36 ID:7SAyUkl6
アルミン「そして、補給所にいたみんなは、ガスを補給すると、ミーナを先頭にしてケツだけ歩きで撤退した」

アルミン「運良く、途中で犠牲になった仲間は一人もいなかった」

アルミン「いや、ケツだけ歩きの力を知った以上、この結果は必然なのだろう」

アルミン「あと、エレンが巨人だった」

アルミン「その後、エレンの力を利用して穴を塞ぐ任務が開始された」

アルミン「僕たちは、エレンの周りをひたすらケツだけ歩きで爆走した」

アルミン「途中、大変なことがあったけど、無事に穴を塞ぐことができた」

アルミン「その任務における犠牲者は、奇跡的にも0だった」

リコ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ 

34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 13:18:01 ID:7SAyUkl6
アルミン「数ヶ月後、全人類を動員してウォールマリア奪還作戦が開始された」

アルミン「人類は、今までの屈辱をはらすかのように、全力でケツだけ歩きをした」

アルミン「怒涛のごとく押し寄せてくるケツに、巨人は逃げまどうことしかできなかった」

アルミン「巨人を一匹残らず壁外に追い出すと、エレンがまた穴を塞いだ」

アルミン「その日、不可能だと思われていたウォールマリア奪還が、現実となった」
リヴァイ「ブリブリー!ブリブリー!ブリブリー!」キュッキュッキュッ 

36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 13:29:29 ID:7SAyUkl6
数年後 ウォールマリア

ミーナ「久しぶり」

アルミン「やあ、相変わらずの人気だね」

ミーナ「ええ、いろんな所に引っ張りだこでもうくたくただわ」

アルミン「君は人類を救った英雄なんだ。仕方ないよ」

ミーナ「英雄か……昔はこんな風になるなんて思わなかったな……」

アルミン「そうだね……あ、そうだ。この前発売された写真集買ったよ。以前よりもっとお尻がムチムチになったね」

ミーナ「もう!本当は恥ずかしいんだからそういうこと言わないでよ!」

アルミン「今や『おしりーな』は老若男女を問わず人気なナンバーワンのアイドルなんだ。恥ずかしがることなんてないよ」

ミーナ「そんなこといっても、恥ずかしいものは恥ずかしいの!まだ私は十代なんだからね」 

38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 13:41:46 ID:7SAyUkl6
ミーナ「ごめん、今から映画の撮影に行かなきゃいけないの」

アルミン「わかった。じゃあ、待たね。必ず映画見に行くよ」

ミーナ「ふふっ、ありがとう」

ミーナが手を振って、小走りで去っていった。

ミーナの姿が見えなくなってから、アルミンは歩き出した。

途中、ミーナが主演の映画のポスターが貼ってあった。

それは、ミーナがケツだけ歩きをしながら巨悪に立ち向かう構図であった。

またそこには、でかでかと目立つ文字でキャッチコピーが書いてあった。

『野生のおシリが目をさます!』 


41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/06/21(金) 14:02:57 ID:7SAyUkl6
ミーナ「あ、エレン。仕事は?」

エレン「おう、今日は早く終わったんだ」

ミーナ「そう。私もそろそろ終わるわ」

エレン「そうか。なら今日は一丁やるか」ワキワキ

ミーナ「もう!エレンがいっぱい揉みすぎるから、私のお尻はどんどん大きくなってるのよ」

エレン「いいじゃねえか。お前の尻には人類の夢と希望がつまってるんだ。大きくて損はねえよ」

ミーナ「そう言って、ただ自分が楽しんでるだけでしょ」

エレン「ははっ、バレてたか」

ミーナ「もう、相変わらず●●●なんだから」

そう言いつつも、ミーナは幸せそうに笑っていた。


おわり