1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 18:44:31.78 ID:qaTycdyxO
~王城
王様「魔王倒してきて」
勇者「はい」
~街
勇者「よし、クソジ…王様のおかげで軍資金と装備は整った。まずは>>3だな」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1564307071
引用元: ・【安価】勇者「魔王倒すわ」
最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます@comic(4) (裏少年サンデーコミックス)
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 18:50:48.92 ID:/eTIv4jI0
情報収集
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 19:02:19.53 ID:qaTycdyxO
勇者「情報収集からだな。各地から冒険者が集う王都だ、酒場に行けば有益な情報が聞けそうだ」
~酒場
店主「いらっしゃい。……よう、勇者様じゃねぇか。珍しいじゃねぇか、ウチに来るなんてよ」
勇者「ああ、実は魔王退治する事になってな。オヤジに話を聞きに来たんだ」
店主「お、ついに魔王をやってくれんのか!オメェも成長したな!」
勇者「だーっ!撫でるんじゃねぇ!」
店主「悪ぃ悪ぃ。でもよ、なんで俺の所に来たんだ?」
勇者「ココは冒険者がよく来るだろ、何か聞けないかと思って」
店主「なるほどなぁ…たしかに俺も各地の状況は色々聞いてるぜ。で、何を聞きたいんだ?」
勇者「>>5」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 19:03:39.07 ID:h6ReSwyk0
魔王のスリーサイズ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 19:13:32.87 ID:qaTycdyxO
勇者「魔王のスリーサイズは」
店主「スリーサイズ?魔王って女だったのか?……悪ぃな、そいつは聞いた事ねぇな」
勇者「…そうか」
店主「何を聞かれると思ったが、そんな事とはな……オメェも男だな!ガッハッハ!」
勇者「いてぇ!叩くな!」
店主「ガッハッハ!…で、他には良いのか?」
勇者「ああ、大丈夫だ。ありがとな」
店主「おう!魔王退治頑張れよ!」
勇者「おう」
~街
勇者(魔王のスリー…性別はわからなかったな、残念だ)
勇者「次はどうするか…」
勇者「んー……>>7だな」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 19:14:16.10 ID:jvLizIOzo
奴隷市
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 19:19:52.34 ID:qaTycdyxO
勇者「奴隷市だな。王様から貰った金があれば何人かは買えるだろ」
~奴隷市
奴隷商人「……おや、旦那はまさか…勇者様ですかい?こんな所に来るなんて一体…」
勇者「>>10」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 19:27:24.04 ID:knWXNPvLo
肉盾とか雑用とか道中のいろいろな処理とかに人が欲しくて。怪我とか病気でもどうにかできるし女の子沢山ない?
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 19:43:12.87 ID:qaTycdyxO
勇者「肉盾とか雑用とか道中のいろいろな処理とかに人が欲しくてな。怪我とか病気でもどうにかできるし……女の子沢山いない?」
奴隷商人「沢山ですかい…何人くらいで?」
勇者「んー…10人くらい?有り金はこれだ」
奴隷商人「ひーふー……うーん…悪いですが、これじゃあ10人は無理ですぜ。せめて2人ってとこですかねぇ」
勇者「奴隷って高いんだな」
奴隷商人「へい…まあ」
勇者「じゃあ2人で良い、女を用意してくれ」
奴隷商人「わかりやした、勇者様は初回なんで良い娘を用意しますよ」
勇者「そうか、ありがとう」
~数分後
奴隷商人「お待たせしやした、勇者様。どうですか、この2人なんかは」
奴隷A「あ、あの……よろしくお願いします」
奴隷B「…………」
勇者「…?おい、こいつ喋れないのか?」
奴隷商人「いえ、ただ口数が少なくてですね…見た目は良いんですがねぇ、勿体ない」
勇者(まぁ…たしかに。Aは綺麗系でBは可愛い系だな)
勇者「わかった。邪魔したな」
奴隷商人「お買い上げありがとうございました!」
~街
勇者「よし…奴隷は雇ったぞ」
奴隷Aと奴隷Bが仲間になった!
勇者「さて……>>14」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 19:45:36.47 ID:x91xEuFko
装備を揃える
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 19:52:00.55 ID:qaTycdyxO
勇者「装備を整えるか。俺は王様から貰った装備があるから奴隷の分を用意してやるか。こいつにも戦ってもらわなきゃな」
奴隷A「た、戦う…?が、頑張ります!」
奴隷B「……頑張ります」
~武具屋
勇者「すまないが、この2人の装備を……これで見繕ってくれないか?」
店主「ふむ……これだと一人分が限界だ」
勇者「なら……>>17」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 20:01:02.26 ID:2YJc1hHg0
車のシートカバーで縫ったレザーベスト タイヤを溶かして作られたゴム鍔の鉄剣 (リサイクル品)を
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 20:21:55.46 ID:qaTycdyxO
勇者「馬車のシートカバーで縫ったレザーベストや鉄車輪を溶かして作られたゴム鍔の鉄剣(リサイクル品)みたいなのはあるか?」
店主「へぇ…中々奇抜な発想だな。今言ったレザーベストなら数時間で用意できる。ベストと鉄剣2本くらいならこの金でも買えるぞ。リサイクル品なんてやめとけ、得物はしっかりしたモンじゃねぇとな」
勇者「なるほど。わかった、レザーベストを頼む。鉄剣は買わせてもらう」
~数時間後(夜)
勇者「ほらよ、お前達の装備だ」
奴隷A「わわっ…お、おも…」
奴隷B「……」
勇者(すっかり夜になっちまったな…軍資金も底をついた、一泊するくらいの金しかない。街を出るか?一旦泊まるか?…それとも別に何かするか…)
>>20
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 20:23:32.01 ID:a5kRhhlc0
一旦泊まる
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 20:34:21.93 ID:qaTycdyxO
勇者(夜に街を出ても野宿する羽目になっちまうからな、ここは一旦泊まるか)
~宿屋前
勇者「ん……おい、どうした。なんで立ち止まる」
奴隷A「え…」
勇者「…?」
奴隷B「…私達は、奴隷」
勇者「あぁ~……そうだったな」
勇者(主と同じ屋根の下には居れない…ってところか)
勇者(どうするかな……外で待機させておくか、中に入れるか)
>>24
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 20:37:20.64 ID:/5tM2mhd0
中に入れる
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 20:54:34.45 ID:qaTycdyxO
勇者「いいから入れ、泊まるぞ」
奴隷A「え!?い、良いんですか!?」
奴隷B「……!」
勇者「俺が良いって言ったら良いんだよ、命令な」
奴隷A「わ、わかりました!」
~宿屋
勇者「部屋2つ、これで取れるか?」
宿主「ごめんなさいねぇ…今ひとつしか用意出来ないのよ~…」
勇者「…そうか。ひとつで良い、頼む」
~部屋内
奴隷A「あ、あわわ…ご主人様と同じ部屋…」
勇者「仕方ないだろ、ひとつしか無かったんだから」
奴隷B「…服、脱がしますね」
勇者「あん?……ちょちょ、自分で脱げるから!」
奴隷B「……ですが」
勇者「お、俺の事は良いから!お前ら風呂入れよ、くっさいぞ!」
奴隷A「がーーん!く、くさい…」
奴隷B「…たしかに」
勇者「風呂入ったらさっさと寝ろよ!俺こっちな!お前らはそっち!」
奴隷A「は、はい!」
~就寝中
勇者(あー…なんか眠れねぇ。あいつらは寝たのか?)
勇者「…起きてるか?」
奴隷A「すやぁ…」
奴隷B「…起きてます」
>>27
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 21:10:07.41 ID:C5fys2mQ0
お前たちとは奴隷ではなく仲間として接したい
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 21:39:43.61 ID:qaTycdyxO
勇者「…変な事言うけど…俺はさ、お前たちとは奴隷ではなく仲間として接したいんだ」
奴隷B「なか…ま?」
勇者「ああ。だから主従関係とか気にしなくて良い…これから共に戦う仲間だからな。敬語もやめてくれて良いんだぞ」
奴隷B「…………」
勇者「考えといてくれ…奴隷としてじゃなく、仲間としてこれから……な」
奴隷B「…………変な人」
勇者「…のわりには声色が嬉しそうじゃねーか」
奴隷B「…気のせいですよ」
勇者「そうかい。まぁそういう事だ、明日Aにも伝えてくれ」
奴隷B「はい…」
~翌朝(外)
勇者「ふぁぁ~……まだねみ…あいつらおっせぇな~…」
奴隷A「お…!お、おまたせ!!」
奴隷B「…待った?」
勇者「…ぷ……くくっ…はははっ!」
奴隷A「えっ…!や、やっぱり何かおかしかったですか…!?」
勇者「いいや……おかしくないぞ、むしろ良い。やっぱり仲間には気さくに話しかけてもらいたいからな」
奴隷B「…ありがとう」
勇者「何言ってんだ、礼を言うのはこっちだろ」
奴隷B「それでも、ありがとう…」
勇者「ん……まぁ良いけどよ…」
奴隷A「えっーと…ゴホンッ……これからどうするの?」
勇者「そうだな…」
>>31
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 21:54:57.47 ID:vaDeKbjE0
お金を稼ぐための仕事を探す
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/28(日) 22:36:12.06 ID:qaTycdyxO
勇者「俺の目的は魔王討伐だ。だが、これからの旅には必須となる金も稼がなきゃならねぇ……つまり?」
奴隷A「えっ、私?」
奴隷B「…冒険者組合の出している魔物の討伐依頼…報酬も悪くないよ」
奴隷A「そうなんだ…そんなのが…」
勇者「(そうなのか…)…そうだ。組合は各街にあるからな、次の街に行く道中に出されている依頼を受けるとするか」
奴隷B「…うん」
奴隷A「よーーし!そうと決まれば!頑張るぞーっ!」
勇者「今から向かえば夕方には着くな、ちゃっちゃと受けて行くとするか」
~王都郊外
奴隷A「あのー今更なんだけど…」
勇者「あん?なんだよ」
奴隷A「スムーズに依頼達成したとして…ご飯は夜まで抜き…?」
勇者「まぁ…そうなるな」
奴隷B「我慢」
奴隷A「つ、辛いよぉ~…」
勇者「別に1日食わなくても死にゃしねぇって」
奴隷A「そうだけどぉ~…!」
勇者「…つーか、そろそろ目的の廃家だぞ。戦えるか?」
奴隷「私は戦えるよ!任せてー!」
奴隷B「…剣は、使ったことない…」
勇者「そうか。じゃあBは後方で待機してろ、俺達でやる」
奴隷B「…わかった」
~廃家前
勇者「…ここだな、ゴブリン共が住処にしている廃家は」
奴隷A「ど、どうするの…?」
勇者「あの中に何匹いるかだな…どうにか数を確認したいが…」
>>35
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 00:02:23.92 ID:nYdYIeVw0
廃家前窓近くに火をつけて煙で燻りだす
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 01:15:59.71 ID:N5gwmfX80
勇者「……よし」
奴隷A「え?」
勇者「窓の近くに火をつける。燃えてるとわかりゃあ、中からゴブリン共も出てくるだろ」
奴隷A「な、なるほどぉ~…」
勇者「じゃ、Bは離れてろ。やるぞ」
奴隷B「…わかった」
~
勇者「…出てきたぞ」
奴隷A「いち、にー…………10匹!10匹も居る!」
勇者「静かにしろ。半分だ、やれるか?」
奴隷A「任せて。こう見えて私、剣奴だから」
勇者(こいつ、剣奴だったのか……戦う為に鍛えられ続けた奴隷だよな確か。その活躍する先は様々と聞く。思わぬ拾い物だ)
勇者「そりゃぁ、頼りがいがあるな。行くぞ!」
~
勇者「うし、そっちは片付いた……みたいだな」
奴隷A「なんとかね!いやぁ~魔物は人と勝手が違うね」
勇者「人…ね。よし、依頼は完了だな」
奴隷A「早く街に行きましょー!」
奴隷A「え?」
勇者「窓の近くに火をつける。燃えてるとわかりゃあ、中からゴブリン共も出てくるだろ」
奴隷A「な、なるほどぉ~…」
勇者「じゃ、Bは離れてろ。やるぞ」
奴隷B「…わかった」
~
勇者「…出てきたぞ」
奴隷A「いち、にー…………10匹!10匹も居る!」
勇者「静かにしろ。半分だ、やれるか?」
奴隷A「任せて。こう見えて私、剣奴だから」
勇者(こいつ、剣奴だったのか……戦う為に鍛えられ続けた奴隷だよな確か。その活躍する先は様々と聞く。思わぬ拾い物だ)
勇者「そりゃぁ、頼りがいがあるな。行くぞ!」
~
勇者「うし、そっちは片付いた……みたいだな」
奴隷A「なんとかね!いやぁ~魔物は人と勝手が違うね」
勇者「人…ね。よし、依頼は完了だな」
奴隷A「早く街に行きましょー!」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 01:17:50.53 ID:N5gwmfX80
勇者「待て待て、中から証拠みたいな物を何か持ってくるからよ」
奴隷A「わっかりましたー!……ご、ご主人!!うし──」
勇者「あ?────がっ!?」
「ぐるるる……」
勇者「ってぇ…!……くそ!てめぇ…中にいやがったのか…!オーガ!」
オーガ「ぐがああッ!!」
奴隷A「ご主人!!」
勇者(くそっ!ぶっ飛ばされたせいで右腕が動かねぇ!)
勇者(突進…!だがまだ距離はある…!)
勇者(今の俺に、出来る事…!)
>>40
※奴隷の安価も可
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 07:02:07.89 ID:AiZKRlTrO
奴隷たちを見捨てて逃げる
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 07:43:38.93 ID:N5gwmfX80
勇者「くっ!」
奴隷A「え、ご主人!撤退!?」
勇者「A!頼む!少しでいいからそいつの気を引いてくれ!」
奴隷A「わ、わかったよ!こっちを見ろ!私が相手だ!」
勇者「(すまねぇ…!)B!!居るんだろ!Aを援護してやってくれ!俺も後から行く!!」
奴隷B「わかった…待ってるからね」
~街道
勇者「はぁ……はぁ…」
勇者「…俺は悪くねぇ…俺は、悪くねぇ…」
勇者「…あれは非情な決断、あれは仕方なの無い事、生きる為に使えるものを使った……くそ…」
勇者「とりあえず、次の街……花の都に行こう」
~花の都
勇者(着いたは良いけど、廃家から証拠品を持ち出せなかったな。これじゃぁ組合に行っても無駄か)
勇者(金も無きゃ宿にも泊まれねぇ……くそ!どうすりゃいい…)
>>44
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 07:45:23.44 ID:fyD9RNzDO
二人を助けに戻る
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 08:05:22.81 ID:N5gwmfX80
勇者(……あいつら…生きてるかな…)
勇者(オーガが相手だ…生きている可能性は低い…)
勇者(でも……少しでも生きている希望があるなら……)
(ここから廃家まで行くとすると深夜だな……でも、あいつらが心配だ、時間なんか気にしてられねぇ)
~廃家付近
勇者(暗いな…)
勇者(周りが見えねぇ、廃家付近なのは間違いないが視界が…)
勇者(かなり危険だけど朝までここで寝るか…)
~廃家
勇者「うわ…」
勇者(大量の血痕、恐らくあいつらの……)
勇者(木々の葉が大量に落ちてるな、オーガの戦声を使われたか)
勇者(……廃家の中に、オーガはまだ居るんだろうか…もしかしたら、あいつらも…)
勇者(…覚悟を決めろ、行くぞ)
~廃家内
勇者(物音ひとつ…気配も無い、オーガは居ないかも知れないな…)
勇者(この扉…血が付着してる。ここを通ったか……行ってみよう)
勇者(──!!)
勇者「くっさ!」
勇者(物凄い異臭…なんだよ、ここは!…色んな魔物の死体が散乱してるのか…!)
勇者「……あ」
勇者「ああ……あああ…!!ああああああああああああっ!!!!!」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 08:06:34.98 ID:N5gwmfX80
~花の都(路地裏)
勇者「…………はぁ…」
勇者(……結局、死んじまってたな…あいつら…)
奴隷Aと奴隷Bが仲間から外れた!
勇者(腹……減ったな。金も稼がなきゃ……)
勇者(何しよう…)
>>50
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 08:16:44.07 ID:tO8dji2O0
自殺 さっさと終われ
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/29(月) 08:32:30.96 ID:N5gwmfX80
勇者(…なーんも、やる気しねぇなぁ)
勇者(……もう、死のうかな)
勇者(あいつらを見捨てて、俺だけ生き残るとか……)
勇者(そうだよな、おかしいよな…)
勇者(今、そっち行くからな)
~
その後、花の都の観光名所の花畑にて自害する勇者を発見。
皆は口を揃えて、またか、と言う。
そしてまた、新しい勇者が生まれる。
終
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