レッド(無口とか幽霊とか言われるけどアローラ島巡り) 前編

514: ◆nIESo90.aY 2019/06/22(土) 22:42:14.32 ID:jJ2T8DtP0
キョウヘイ「~前回のあらすじ~」

キョウヘイ「寝起きドッキリ『愛を囁く』を遂行中っす!」

レッド「……残りは……グリーンとハウ、のところ……」

キョウヘイ「じゃあ俺がハウっすね」

レッド「…………」

キョウヘイ「なんすかその顔ぉ! いやでも見てくださいっすよミヅキを」

ミヅキ「限界オタク準備運動第一~~~~!!!! 地面に頭をめり込ませ推しに感謝する体操!!!!」

レッド「…………」

キョウヘイ「あれだけ期待してるんすから、やってあげないと可哀想っすよ」

レッド「…………」

引用元: ・レッド(無口とか幽霊とか言われるけどアローラ島巡り) 



515: ◆nIESo90.aY 2019/06/22(土) 22:47:34.54 ID:jJ2T8DtP0


~グリーンとハウの部屋~

レッド「……」ガチャ

キョウヘイ「そんじゃ、お互い検討を祈るっすよ☆」

レッド「……わかった……」



キョウヘイ(俺が心配してるのはアレっすね、ハウにめちゃめちゃ呆れられた顔をされないかが心配っすね)

キョウヘイ「……ハウ、好きっすよ!」

キョウヘイ(いっそウケてくれたらいいんすけどねぇ!!!)


レッド「…………」

レッド「……緑、すき」

ミヅキ(吐き捨てていくスタイル、いいと思います!!!!!!!)

直下コンマ40以下でハウにウケる  下2コンマ50以下で緑が起きる

518: ◆nIESo90.aY 2019/06/22(土) 22:57:41.31 ID:jJ2T8DtP0
ハウ「……」

キョウヘイ「……」

ハウ「……なにしてるのー……」

キョウヘイ「うわーーーーーーっ冷たい視線が痛いっす!!!」

ハウ「当然だと思うけどー……」


レッド「……」

グリーン「……何してんだ、お前」ペシ

レッド「あう……僕だって、やりたくて、やってる訳じゃない……」

グリーン「どういうことだ?」

ミヅキ「限界オタク体操第二~~~~~~~!!!! 供給に喜び舞い踊る体操~~~~~~~!!!!!!」

グリーン「なるほどな」

519: ◆nIESo90.aY 2019/06/22(土) 23:04:49.72 ID:jJ2T8DtP0
ミヅキ「良い物みられたのでもうわたしのせいってことでもいいです!!!」

レッド「……だって……」

グリーン「いやこう言ってるってことはちげえじゃねえか!」

レッド「……」

グリーン「目を逸らすな目を!」

キョウヘイ「ほら!!!! ミヅキのせいなんすよ!!!!! ねっハウくん」

ハウ「わはー、そういうことにしてもいいよー」

レッド「……それにしても、小さい声、だったのに……よく、起きたね」

グリーン「そらわかるっての。いつお前に悪戯されるかわからねえからな、お前の気配は他の奴より気にしてんだよ」

レッド(寝起きドッキリが難しくなってしまった……)

520: ◆nIESo90.aY 2019/06/22(土) 23:16:41.13 ID:jJ2T8DtP0
トウヤ「おはよー」

ヨウ「おっはよござ……ミヅキ……!!!!」

ミヅキ「この世に生命が満ちているのは何故か……? そう、尊さが溢れているから」

ハウ「あーあ、悟っちゃったー」

キョウヘイ「悟っちゃった!? やばいっすね」

レッド「……一体、誰が……」

グリーン「お前らだろ!!」

シルバー「……と、とりあえず朝食の用意をしませんか」

ハウ「あー、賛成ー! でもー、誰が作るのー?」

グリーン「人選によってはやべーことになりそうだよな……」

誰が作るか 下2

523: ◆nIESo90.aY 2019/06/22(土) 23:30:43.32 ID:jJ2T8DtP0
グリーン「俺と」

シルバー「俺、ですね……」

レッド「……頑張って、シルバー……」

シルバー「は、はいっ!」

ミヅキ「おっといいのかな? もう腹いっぱいになりそうなミヅキさんがここにいるぜ」パチッ

ハウ「それってウインクしながら言う事ー?」

キョウヘイ「レッドさんのあれ、自分の分大盛りにしてもらおうと思ってやってるすよね」

トウヤ「そうだね、多分本能的に……悪知恵はないけど、体が勝手に動いてるタイプじゃないかな……」

524: ◆nIESo90.aY 2019/06/22(土) 23:36:19.93 ID:jJ2T8DtP0


グリーン「さて、調理場に来たけどよ……何作りてえとかあるか?」

シルバー「そうですね、とりあえずは栄養バランスを考えてみたんですが……」

グリーン「マメだなお前……味噌汁、米、野菜、鮭……俺たちに作れるかあ?」

シルバー「そこが問題なんです……完璧なものを求めると、どうしても難易度が……」

グリーン「そこまで真面目にやらなくていいんじゃねえか? 食いたいもん作ればいいだろ」

シルバー「……そう、かもしれませんね。では、何を作りましょうか」

シルバー「何を作るにしても、俺は全力を尽くします!!」

グリーン「真面目かっての!!」

何を作るか 下2 コンマが高い程クオリティが高い

527: ◆nIESo90.aY 2019/06/22(土) 23:50:57.99 ID:jJ2T8DtP0
シルバー「そういえば……以前、パンケーキを作ったと聞きました」

グリーン「へえ、それでいんじゃねえの? それなら俺達でも作れそうだしな」

シルバー「そうですね。フライパンの温度は……焼く時間は……」ブツブツ

グリーン「真面目なやつだな……レシピ通り混ぜて焼けばいいんだろ」ガシャガシャ



グリーン「これなら上手くいきそうだな! 流石俺だぜ」

グリーン「あとは……」ニッ

シルバー(レッドさんにはクオリティの高いものを渡さなければ……試行錯誤が必要だな)

グリーン(あいつはなんだかんだ子供舌だからな、昨日食わされたのと同じくらいにしてやれ)

528: ◆nIESo90.aY 2019/06/22(土) 23:57:25.12 ID:jJ2T8DtP0


シルバー「できましたレッドさんッ!!!!」ドンッ

グリーン「おらよ、俺が作ってやったんだから感謝して食えよな!!」ドンッ

レッド「…………」

キョウヘイ「わ~~……レッドさんの前だけ山盛りっすね!」

ミヅキ「こりゃ、朝から参っちまうな……どーしたもんかね、へへっ」

ヨウ「ハードボイルド~~~!!!」

シルバー「皆さんのぶんはこちらです」

トウヤ「わぁ、よくできてるねぇ。とっても美味しそうだよ」

ミヅキ「食うのが勿体ないくらいだぜ……食わなきゃ田舎のおふくろに叱られちまうかな」

キョウヘイ「さっきから一人だけ作画がコブラなんすよねえ」

529: ◆nIESo90.aY 2019/06/23(日) 00:06:37.97 ID:zKGGt7js0
レッド「…………」

グリーン「どうした食えよレッド! お前好きだろこういう甘いのよお!!!」

レッド(いや流石に 流石に幼馴染だから)

レッド(ここまであからさまに悪役ムーブされると何か企んでるのはわかる……)

レッド(グリーン、なんだかんだ人を騙すの下手だよねー。僕を見習ってほしい)

レッド(……まあ、でも、ここまで言われて、いらないなんて言う訳にもいかない)

レッド(万が一すごくまずかったりしても、口直しにシルバーのやつがあるし……)

レッド「……」ダンッ

シルバー(フォークの突き立て方が人を殺すときのそれ)

レッド「……受けて立つ……!!!!」

グリーン「はっ、やれるもんならやってみろ!!」

レッド「……い、いただきます……!!!!」パク

直下コンマ20以下で泣かない

531: ◆nIESo90.aY 2019/06/23(日) 00:17:00.08 ID:zKGGt7js0
レッド「……ッ!?」

レッド「む、ぐ……うう~~~~っ……!!!」

キョウヘイ「えっめちゃめちゃ苦しんでる!! 何入れたんすか!? 毒っすか!?」

グリーン「いや流石にちげえわ!!! ナゾの実をすりつぶしたもんを入れたんだぜ」

トウヤ「ナゾの実、って確か……すごい辛いやつだったねぇ」

レッド「~~~~~っ……!!!」ダンダン

キョウヘイ「あわ~めちゃめちゃ悶絶していらっしゃる」

ミヅキ「顔を真っ赤にして涙目に……はっ閃いた!」

ハウ「わはー、黙ってて―」

グリーン「はーっはっはっはどうだレッド! 辛いか? 辛いだろ? 泣くか? ん?」

シルバー「せ、セリフがいかにもな悪役ですよグリーンさん……!」

ヨウ「あっぼくこれ映画で見たことある!!! ミドリゲスだ!!!!」

532: ◆nIESo90.aY 2019/06/23(日) 00:22:32.87 ID:zKGGt7js0
レッド「……な、泣かない……!!!」

キョウヘイ「あっほんとだ!! 涙目っすけどギリギリ泣いてないっすよ!!すげーっす!!」

トウヤ「すごいねレッド、頑張ったね~~! お水飲もうね~~!!!」

ハウ「あー、とうとう甘やかし隊が出動しちゃったー」

グリーン「……勝負はここまでだな。ま、なかなかやるってことは認めてやるよ!」

レッド「別に、認められなくたって……げほっ」

シルバー「れ、レッドさん!! こちらはそれなりに甘くしてあるのですがどうでしょう!!」

キョウヘイ「それさっきからめっちゃ気になってたんすよねぇ……どこのJKのだってくらいホイップがもう」

ヨウ「アローラのおしゃれな店とかで出てくるやつみたいですよねー!」

レッド「……」パク

シルバー「……ど、どうでしょうか」

レッド「! 甘い、美味しい……ありがとう、シルバー……」

シルバー「よ、喜んでもらえて何よりですっ!」

533: ◆nIESo90.aY 2019/06/23(日) 00:23:58.70 ID:zKGGt7js0
今日はここまで。明日は多分おやすみ……


今日のダジャレ

レッド「ホットケーキのことは、ほっとけー……」

グリーン「ほっとくんなら俺が食ってもいいよな?」

レッド「だめ……!!!」

536: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 22:36:58.48 ID:j9UuSGhh0
メイ「ポケモンマスターズ楽しみだにゃ~~~!! なんたって看板娘のメイちゃんがいるんだからね!」

チェレン「顔が良いと若い子に人気をとれるから便利だね」エアークイッ

オメガ「何で俺はこいつらと並んでるんだ? ますたーず? なんだそれ……はっ、新しい忍術か!?」

ジュン「なんだってんだよー! 俺めっちゃ目立ってるじゃん! ヒカリに自慢しにいこーーーっと!」

グリーン「ま、俺が世界観の説明やらいい場所全部もらっちまったけどな!!」

レッド(僕一言も喋ってないんだけどちゃんとCVつくの?????)

エリカ「ガチャですか???? レッドさんをお迎えするのにいくらかければいいんです??????」

シロナ「落ち着くのよ……まだガチャと決まったわけではないわ」

537: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 22:46:04.06 ID:j9UuSGhh0
ブルー「3Dが用意されていなかった被害者の会を始めるわ!!!!」

ゴールド「……クリスタルがうるせえほどはしゃいでるやつのことか」

ヒビキ「コトネとクリスタルさんどっちも出てるんなら、僕たちも出れるかな?」

ゴールド「うーん、無理だと思うぞお兄ちゃんは」

ファイア「その理論で行ったら俺たちも危ういんだよね」

リーフ「……私はワンチャン姉さんの代わりに出られるわ!!!」

ユウキ「俺は隠居かなあ……はっ、もしかしたらこうしてほぼ同じようなデザインでリメイクされたのもこのトレーナー集結系イベントの時に俺が外に出られないようほどこされたものなのでは? ユウキという名前だけを借りてより世界のデザインは新しい方へと塗り替えられていくのでは?」

ハルカ「……めんどーだからアルファにいってほしいかも。アルファなら上手くやれるかも」

アルファ「わ、私!? でも楽しそうだもんね~……うん、行ってみたいなっ」

コウキ「ジュン絶対許さな委員会で~す」バッ

ヒカリ「ジュン……私たち主人公を差し置いて、何アニメに出ているのかしら……?」

キョウヘイ「なんで!!!!!!! トウコさんとメイどころかトウヤさんも出てるのに!!!!!!!!! 俺いないんすか!!!!!!!!!!!!」

セレナ「あら、カルムったら楽しそうですわ! わたくしも立体になりたいものです!」

ヨウ「なんでぼくたちも駄目だったんだろう……あんな お兄さんお姉さんパラダイスに……いけなかったんだろう……」

ミヅキ「え~~~~~みなさん顔が良い……えっまって立体ってことは今まで雑に描いてた衣装の粗がバレる???? やばいやばいやばい」

538: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 22:53:58.69 ID:j9UuSGhh0


キョウヘイ「前回のあらすじィ!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「ホットケーキ美味しかったっすin海の民の村ァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「……キョウヘイ、どうしたの……?」

キョウヘイ「今日の映像の件、俺にとっては最高に拗ねちゃお案件っすから……いや、すんません切り替えるっす」

キョウヘイ「さーて、今日はこれからどうするんしたっけ?」

レッド(プロだ……)

ミヅキ「はい! えっとですね、大峡谷に向かってみようと思います!」

ヨウ「ガチの山ですからね……険しいタイプの……覚悟していきましょ~~!!」

ハウ「ほんとに大変だからー、無理せずゆっくりいこーねー」

539: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 23:00:02.97 ID:j9UuSGhh0


~大峡谷前~

レッド「……山、大きい……」

グリーン「シロガネ山とはまた違うタイプの山だよなあ」

シルバー「乾燥していそうですね……」

トウヤ「……あはは、これはまた疲れそうだなぁ……」

キョウヘイ「頑張ってくださいっすトウヤさーん」

ミヅキ「ここ、懐かしいな~……泣き叫びながら通ったのを思い出しますね!」

ヨウ「うんうん、ちょうどゴールドスプレーが切れちゃったんだよね~」

ハウ「二人が騒ぐからー、そのぶん野生のポケモンが集まってきたんだよねー」

レッド「……野生のポケモン……」

シルバー「噂によると、修行しに来たトレーナーも多数いるようです」

レッド「……楽しみ……」

540: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 23:07:39.25 ID:j9UuSGhh0


~ポニの大峡谷~

レッド(山だ……なんとなく懐かしさを感じるんだけど、なんか変だな)

キョウヘイ「……なんか、見た感じ結構普通の山っすね?」キョロ

ミヅキ「あ! 足元気を付けてくださいね!!」

キョウヘイ「へ? ……おわあ!?」

ディグダ「でぃぐ??」ニョキ

シルバー「! なるほど、あの動いている影はポケモンだったんですね……」

レッド「…………」

グリーン「……おいレッド、どうした?」

レッド「……何か……変な気が……あっ」

ハウ「! この音ー、もしかしてー……!」

レッド「岩雪崩……! みんな、伏せて!」

レッド(しまった、普段山に居る時なら警戒してたのに……! 分断されちゃった、かな)

どう別れたか 何人ずつでもよい  下2

544: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 23:17:31.59 ID:j9UuSGhh0
レッド(……うーん、一人になっちゃった……)

レッド(まあ、僕は山での単独行動になれているので大丈夫だけど)

レッド(みんな、大丈夫かな……)



キョウヘイ「いっててて……うう、まさかの事故っすよお……あれ」

キョウヘイ「あっれ~~~誰もいない!? 一人ぼっちじゃないっすかぁ……!!」

キョウヘイ「こんだけ叫んでも何のレスポンスが無いのは普通に寂しーっすね……とりあえず進んでみるっすか」



グリーン「ってえな……うおっ、誰もいねえ」

グリーン「分断されちまったってことかよ……どうすっかね」

グリーン「レッドはいいとして、他のやつら大丈夫かあ? 生き埋めになってるやついねえだろうな」

グリーン「……ま、合流できなかった奴がいたらもっかい探すか」



ミヅキ「なんで全員分断なんですか??? なんか……なんかちょうどよく二人っきりになってくれるとこなかったんですか!?」

ミヅキ「くそ~~~っ、こんなんじゃロマンスも起きねえやい!!!!!!」

ミヅキ「はっ、ちょっと待てよ……(ロマンスが)起きぬなら 描いて見せよう ホトトギス」

545: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 23:19:44.33 ID:j9UuSGhh0
レッド「……」

レッド「……」

レッド「……」

レッド(どうしよう、僕だけだと間が持たない)

レッド(このままだと僕がひたすら歩き続けるだけの図をお届けすることになってしまう)

レッド(あ、岩とか亀裂とかはわりと飛び越えてショートカットしてます)

レッド(だからわりとサクサク進んでると思う……そろそろ、修行中のトレーナーとかいないかな)

レッド(試練の準備運動に、ちょっとバトルでもしておきたいところ……)

レッド(あ、誰かいる!)

目が合ったトレーナー 下2

549: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 23:27:34.08 ID:j9UuSGhh0
ナツメ「レッド!!」

レッド「」ダッ

ナツメ「あ、ま、待ってレッド、違うのよ……! 今日は貴方に謝りたくて……」

ナツメ(謝りたくて……探し出すために、久々に力を使ったのよね……)

レッド「…………」

ナツメ「き、昨日はごめんなさい……貴方を怖がらせるつもりはなかったのよ……」

レッド「…………」

ナツメ「だから……その……」

ナツメ(何を言っても心を開いてくれないわ……いったいどうしたら心を許してくれるかしら)

レッド「……」

怖くないよ作戦 下2

552: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 23:41:19.17 ID:j9UuSGhh0
ナツメ(そうだわ、6月24日に発売開始したユニクロのポケモンTシャツを買っていたのだけど)

ナツメ(その中にまだ開けてないピカチュウのTシャツがあったはず!)ゴソゴソ

ナツメ(……あったわ、アローラナッシーとピカチュウのTシャツ!)

ナツメ「レッド、これをあげるわ!」バッ

レッド「!? ……あ、ピカチュウ……」

ナツメ「え、ええ……レッド、ピカチュウ好きよね。これで仲直りさせてほしいの」

レッド「……」

ナツメ「……」

レッド「……ありがとう……!」

ナツメ(セーフ!!!)

レッド(あとで着よう……)

553: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 23:44:46.85 ID:j9UuSGhh0
レッド「……ナツメ、わざわざ、来てくれたの……?」

ナツメ「ええ……どうしても謝りたくて」

レッド「そっか……あ、なら……」

レッド「……バトル、しよう……今度は、負けない」ポーン

ブラッキー「ぶら?」

ナツメ「! ええ、もちろん。今度は本気を引き出してみせるわ」ポーン

フーディン「……」キッ

レッド「やるよ、ブラッキー……!」

ブラッキー「ぶらっき!」

554: ◆nIESo90.aY 2019/06/27(木) 23:48:43.96 ID:j9UuSGhh0


キョウヘイ「なんか爆発音したんすけど!?」

キョウヘイ「……誰かバトルしてるんすかねえ? いいな~、俺もバトルしたいっす」

キョウヘイ「……その前に目の前の問題をどうにかしないとなんすけど……」

トウヤ「助けてー」

キョウヘイ「ええいっ今その方法を考えてるんすよぉ!」

トウヤ「ごめんねぇ……僕がまさかディグダの群れに気に入られて王にされちゃうなんて……」

ディグダ「ぢぐ」「だ!」「でぃぐぐ」「でぃぐだー」「ぢゅん」

キョウヘイ「ナイス説明っすよ!! いや説明されてもよくわかんないんすけどね???」

キョウヘイ「……いや、マジでどうするっすかね」

どうするか 下2

557: ◆nIESo90.aY 2019/06/28(金) 00:03:22.04 ID:Y1bQtVpR0
キョウヘイ「……こーなったら! みーんなゲットしちゃえ作戦っすよ!」

トウヤ「あ、それいいねぇ……協力するよ」スッ

キョウヘイ「当たり前っすよあんた助けるためにやってるんすから!! そおれっ!」ブンッ

ディグダ「でぃぐー」カチッ

キョウヘイ「よし、この調子っすね! いでっ」

ディグダ「でぃぐぐー!!」

キョウヘイ「いたたたた、意地悪してるわけじゃないんすよお!」

トウヤ「みんな、僕の本当の仲間になってくれるかい?」

ディグダ「でぃっぐー!」「でぃぐ!」

キョウヘイ「あっトウヤさんずるい!! しかもそれちょっとNさんの真似してるっすよねえ!?」

トウヤ「あ、わかる? 王と言えばだからねぇ」

564: ◆nIESo90.aY 2019/07/02(火) 22:00:40.11 ID:qIxuhwDZ0
グリーン「~前回のあらすじ~だぜ」

グリーン「レッドの試練のために大峡谷まで来たのはいいものの、全員分断されちまったみてえだ」

グリーン「ま、レッドに関しては心配してねえけど……他の奴らは大丈夫か?」

グリーン「探しつつ行くか……」

グリーン「……にしても、大峡谷なあ。特に面白いもんも無さそうだけどよ……ん?」

グリーン「何か落ちてるな。写真、か……?」

何の写真が落ちてたか 下2

567: ◆nIESo90.aY 2019/07/02(火) 22:25:24.91 ID:qIxuhwDZ0
グリーン「随分古い写真だな……」ペラ

グリーン「ん? これ……写ってるの、俺か?」

グリーン「いや、俺じゃねえな。めちゃくちゃ似てるけど、写ってるのは成人男性っぽいしな……」

グリーン「……この後ろ姿しか見えない黒髪はレッドか? サイズ感もそれっぽいしよ」

グリーン「にしても、誰だ、これ……まさか、前世の俺だったりしてな……」

ナリヤ「おお、その写真そんなところに落ちておったのか」

グリーン「うおおおおおおおおおおッ!? お、驚かすなよジジイ!!!!!! あっちげえナリヤさんだ」

ナリヤ「ジジイとはひどい言い草じゃの……その写真、グリーンが拾っておったんじゃな」

グリーン「お、おう……で、これ、なんだよ」

ナリヤ「はっはっは、これはな、若い頃のユキナリの写真じゃぞ」

グリーン「……じいさんの?」

568: ◆nIESo90.aY 2019/07/02(火) 22:29:13.41 ID:qIxuhwDZ0
グリーン「……マジかよ!? いや絶対嘘だろ……俺知ってんだぞ!? セレビィの映画!!」

ナリヤ「メタいことを言うんじゃない! あの頃から少し成長した姿じゃよ」

グリーン「……それが、今の俺とそっくりっつーことかよ……」

ナリヤ「最近の若者は大人っぽいということじゃな!」

グリーン「……まあ、それでいいけどよ……で、こっちの黒髪は、まさか」

ナリヤ「ああ、ユキナリの幼馴染の子で……今はもう他界しておるんだったかな」

グリーン(……レッドのじいさんか。チビとか言っちまった……血筋なんだな)

ナリヤ「それにしても……グリーンは何故ここに? ジムはどうしたんじゃ」

グリーン「……アローラのトレーナーの様子見っつーところだよ。いいだろ、たまには休暇取ったって」

ナリヤ「ふむ……まあ、ここで鍛錬をするというのも悪くはないからの。ところでグリーン」

グリーン「んだよ」

ナリヤ「出口まで連れて行ってくれんかの」

グリーン「アンタも迷子かよ!!!!!!」

569: ◆nIESo90.aY 2019/07/02(火) 22:33:12.28 ID:qIxuhwDZ0




ハウ「ちょっとー、ヨウー。せっかく合流したのにー、何してるのー」

ヨウ「だ、だってぇ~~~~……お姉さんが……」

ハウ「おれには見えないよー、幻覚じゃないー?」

ヨウ「幻覚じゃないも~~~ん! ぼくにはしっかり見える……27歳独身エリートトレーナーのお姉さんの姿が!!!!」

エリトレ「なんで独身だってわかるのよ!!!!!!!」

ヨウ「ぼくにわからないおねえさん情報はありません!!!!!」

ハウ「あーあー、せっかく幻覚扱いしてたのにー。すみませんー、このアホがー」

エリトレ「べ、別にいいけど……ねえ、一つ聞きたい事があるんだけど」

ヨウ「なんですか!?!?!?  ぼくにわかることならな~~~んでもお答えしますっ!」

ハウ「個人情報以外ならねー」

エリトレ「し、しっかりした子ね……人探しをしてるのよ。こんな人なんだけど……」

どんな人か 下2

572: ◆nIESo90.aY 2019/07/02(火) 22:55:27.62 ID:qIxuhwDZ0
エリトレ「ええとね、バンダナをしてて」

ヨウ「ふむふむ」

エリトレ「出番出番って騒いでて」

ハウ「……へー?」

エリトレ「姉御肌のすっごいカッコいい女の人!」

ヨウ「ええっカッコいい姉御肌のお姉さんだってぇ!!??!?!?!?!?!??!?!」

ハウ「そうは言ってな……あ、でも、そうなのかなー」

ヨウ「そんなお姉さん知ってたらぼくも会いたいです!!!!」

エリトレ「やめてよねっ、クリスさまは私のなんだから!」

ハウ(クリスさんって言うんだー……外人ー……?)

エリトレ「この場所にいるって聞いたんだけどな~……」

ヨウ「うーん、もしかしたらぼくの仲間が会ってるかもしれないけど……」

573: ◆nIESo90.aY 2019/07/02(火) 23:12:11.68 ID:qIxuhwDZ0



クリスタル「あんた!!!!!!!! シルバーよね!??!?!?! 知ってるのよ!!!!!!!!」

シルバー「うわっ!? だ、誰ですか……!?」

クリスタル「あ~~~~~~????? 忘れたとは言わせないわよぉ!!!! この!! クリスタル様の名前を!!!」

シルバー「く、クリスタル……あっ、コトネの姉の……!」

クリスタル「そうよ!!! アンタ、あたしたちとおんなじ世代の癖に出番だらけなんですってね~~~???」

シルバー「で、出番……」

クリスタル「そうよ!!!!!!!! よこしなさいよ!!!!」

シルバー「そ、そんなこと言われても……!」

クリスタル「いいじゃないのよ~~~~!!!! アンタめちゃめちゃ出てるじゃない!!!!!」

シルバー「え、ええと……アドバイスで勘弁してください!!!!!」

アドバイス 下2

576: ◆nIESo90.aY 2019/07/03(水) 00:01:53.94 ID:HTREWu670
シルバー「え、ええと……俺以上に出番のあるキャラがいます」

クリスタル「なんですって!? 誰よ!!!!!!!」

シルバー「エーフィです!!!」

クリスタル「ポケモンじゃないの!!!!!!!」

シルバー「ぽ、ポケモンだからです!!!! ええと……ふ、ふじょし……というものになればいいそうで」

シルバー「同じタイプのミヅキさんはとても出番が多いです!!!」

クリスタル「……なるほどね、わかったわ!!!!! ちょっと待ってなさい」

クリスタル「世の中の商業BLを読みつくしてきてやるわ!!!!!!」ダッッッ

シルバー「……去っていった……」

577: ◆nIESo90.aY 2019/07/03(水) 00:03:47.20 ID:HTREWu670
今日はここまで。


今日のダジャレ
レッド「……好物は、なんですか……」

クリスタル「栗っす!!!! ……ふふふ、出番!!!! 出番よーーーーーーッ!!!!!!」

582: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 21:02:12.56 ID:n0DbTNwG0
レッド(……前回の、あらすじ……)

レッド(えーと……いま、僕たちは……ポニの大峡谷にいます)

レッド(そこにある試練の間に向かってたんだけど……)キョロ

レッド(御覧の通り、僕一人です)

レッド(そう、バラバラになってしまったのだ……)

レッド(これから一体どうなっちゃうの~!? といったところ)

レッド(僕は、もうちょっとで試練の間に着きそうだけど……他のみんな、大丈夫かな……)

583: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 21:07:43.63 ID:n0DbTNwG0


ミヅキ「う~~ん、困ったな~~~……」

ミヅキ「あっ、こんにちは! アローラの最速ゾンビ、ミヅキです!」

ミヅキ「今悩んでいることっていうのが……」

ミヅキ「原稿が……間に合わないかもってことなんですけど………………」

ガオガエン「がお~……」

ミヅキ「そんな憐みの顔を向けないでアシスタント~~~!!!! 猫の手も借りたいのこっちは~~~!!!」

ミヅキ「だから、今から最速で……ネームを切ってコマ割りをしてペン入れをしなければならな ヴッ」

ミヅキ「ミヅキ、腐女子生において最大のピンチ……! でも、こんな渓谷には負けないで原稿を進めてみせる!!!」

ミヅキ「だってわたしはトレーナー……ポケモンと一緒ならなんだって出来る気がするんだ! ねっガオガエン!」

ガオガエン「……」

ミヅキ「ガオガエン~~~~!!!!!!!! ねっお願い手伝って! まず どのカプの話を書けばいいかってところなんだけど……」

ミヅキ「どうすればいいかな、ガオガエン! あっ地雷言われたら速攻却下するんでよろしく」

ガオガエン「(めんどくさいな俺のトレーナー)」

下1

585: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 22:29:31.85 ID:n0DbTNwG0
ガオガエン「……」ボオッ

ミヅキ「わあ!? 唐突な火炎放射」

ガオガエン「……」スッ

ミヅキ「そして……カロス地方の地図を地面に……はっ」ピキーン

ミヅキ「ファイカルってことだね!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガオガエン「……」コクリ

ミヅキ「さっすがガオガエン、いいところをついてくるね! そしてネタは……」

ミヅキ「なるほど……そしてシチュエーションは……」

ミヅキ「今のわたし……つまり遭難!!!!!!!」

ミヅキ「描ける! 描けるぞォーーーーーーー!!!!!!!」

ガオガエン「がおーーー!!」

586: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 22:36:47.19 ID:n0DbTNwG0


カルム『……まったく、どうしてこんなことになっちゃったわけ?』

ファイア『うーん……ダウジング神のお導き、としか』

カルム『はあ!? 何言ってるの、酸欠でおかしくなってない?』

ファイア『大丈夫大丈夫、マサラ人は低酸素式トレーニングになれてるからね』

カルム『それはそれで意味わからないけど……で、どうするの、これから。外に出る道が一向に分からないんだけど』

カルム『はぁ……全く、何時間かけて歩いたと思ってるの……』

ファイア『ん~……ね、カルム。ちょっと休憩しない? 疲れたんじゃない、流石に』

カルム『べ、別に疲れてなんかないけど……! けど、ファイアが疲れてるっていうなら……』

ファイア『そうそう、俺は流石に疲れちゃったかな~。急いでるのはわかるけどさ、あの辺りとか休むのにちょうどいいんじゃない』

カルム『……あの辺りって、あのくぼみ……? ふん、まあいいけど。その案に乗ってあげる』

587: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 22:41:49.90 ID:n0DbTNwG0


ミヅキ「そしてそこで二人は語り合い……仲を深め……」

ファイア「俺、これ以上カルムと仲良くなれんの? それは光栄ですなー」

カルム「何言ってんの……まぁ、どうやって仲良くなるかは気に……いや、別に気になってはないけど!」

ミヅキ「それはこれから考え…………ウワーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?!?!?!!?!?」

カルム「うわ!? び、びっくりした……!」

ファイア「まさかここまで驚かれるとは。ガオガエンには許可とったんだけど」

ガオガエン「がおう」

ミヅキ「許可しないでガオガエン!? 流石に本人の前でナマモノを描くのには抵抗があるんだけど!!!」

ファイア「まあわりと最初からいたけど……俺はこれくらいの内容なら大歓迎ですよ。カルムは?」

カルム「え、まぁ……別に、自分が描かれて悪い気はしないけど。抵抗あるような内容になるわけ?」

ミヅキ「いや~~~~まあわたしもまだ11歳という若輩者の身でありますゆえ……流石に全年齢だけど……」

ファイア「ならいいんじゃない? はい、本人たちのお墨付きですよ。すごい」

ミヅキ「恐れ多い~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

588: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 22:47:25.25 ID:n0DbTNwG0
ミヅキ「ハエェ…………人生11年、まさかご本人の横でナマモノのホ を描くことになるとは」

ファイア「ほー……流石、ミヅキって絵上手いね。こことか、カルムだなーって感じ」

カルム「どういうこと……でも、ボクたちのことよくわかってるよね。ファイア、こういう顔するし」

ファイア「……え、これ? 俺こんな顔してます?」

カルム「してるしてる」

ミヅキ「えーーーーーーーーーー生供給…………なに…………あまりに徳を積みすぎて自殺行為になってきた????」

ガオガエン「……がおがおう、がおん」

ミヅキ「え、なに、ガオガエン……もしかして、間に合わなさそう!?」

ミヅキ「どーーーーしよ!!! 夏コミもうすぐなのにーーーー!!!!」

ファイア「(夏コミの原稿だったんだ…… えっ 夏コミに俺たちの本出るの? ウケるな)」

ファイア「……ね、ミヅキ。俺たち手伝おっか? 少なくとも俺は手先の器用さには自信があるし、足は引っ張らないと思うけど」

ミヅキ「エッ い、いいの……?? 思いっきり自分のホ 描かれてるけど!?」

カルム「ねえ、ボクは嫌なんだけど」

ファイア「いいじゃないですか。せっかくここで会ったのも何かの縁だし……あ、そうそう。手伝う代わりに、さ」

ファイア「俺とカルムにも、内容の監修させてよ」

ミヅキ「はいよろこんでーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」

589: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 22:51:43.11 ID:n0DbTNwG0



ミヅキ「……で、できたーーーー!!! とりあえずコマ割りまで!!!!!」

ガオガエン「がおう(よくこの短時間でそこまでいけたな)」

ミヅキ「だんだん混乱してきてどんな感じになったかは覚えてないけど!!! いける!!!」グルグル

カルム「ちょ、ちょっと……目ヤバくない……? 大丈夫なの、それ」

ミヅキ「はい!!!!!! 徹夜明けのテンションにはなりましたけど大丈夫です!!!!!!」

ファイア「いやー、あっはっは、面白かったー」

カルム「ほんっと……楽しんでたよね。ボクは漫画のこととかあんまりわからないって言ったのに」

ファイア「まあまあ。そういう新鮮な視点からの意見が欲しい時があるってことですよ」

ファイア「それにしても……うん、漫画の内容考えるのって結構楽しいかも」

カルム「好きにすればいいけど。系統は変えてよね」

ファイア「流石にね? もちろん、フィーったものを自ら描くことはないけどね」

本人たちに監修された本のフィー度  直下コンマ

591: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 22:58:58.34 ID:n0DbTNwG0
カルム「……っていうか内容!! わりと わりとそういう雰囲気にさせたよね!?」

ファイア「え、だってそういう目的の漫画でしょ?」

カルム「まあ……まあそうだろうけど……!! 一線は越えてないっていっても……!!」

ファイア「……あれ、カルムさん? あれあれあれー。もしかして恥ずかしーの?」

カルム「なっ……は、恥ずかしいとかじゃなくって!! 流石に抵抗あるでしょって話!!!」

ファイア「そう? 俺はフィクションだって割り切ってたけど……へー……」

カルム「なにその顔!!!!!!! やめてよねもう!!!!!!!」


ガオガエン「……がおう、がお……」

ミヅキ「」

ナレーション(ミヅキ)『燃え尽きたぜ……真っ白にな……』

ガオガエン「がおおーーーーーーーーーー!!!!! がおがおうーーーーーーーーー!!!!」

592: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 23:02:30.30 ID:n0DbTNwG0


ミヅキ「ハッ すいませんちょっと死んでました……復活が遅くなっちゃってすみません!」

カルム「そんな言葉聞く機会あるとは思わなかったんだけど……」

ファイア「ま、とにかくお手伝いできてよかったよかった。俺たちはそろそろ先に進むけど、どうする?」

カルム「……ま、いくらポケモンと一緒だって言っても、一人は危ないし……別に、心配してるわけじゃないけど!」

ミヅキ「ヒエ~~~~~生ツンデレを拝むことも許されてる……ありがとうございます……」

ミヅキ「……あ、そうだ。わたし、出口がわからなくて漫画を描き始めたんだった!」

ファイア「すごい理由……んじゃ、一緒に行こーよ。いいよね、カルム」

カルム「ま、いいんじゃない? 別にいいけど」

ファイア「大歓迎だってさ」

ミヅキ「エ"ウ"ッッッッッッッ!!!!!!!!!!」

カルム「どういう叫び!?」

593: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 23:08:00.66 ID:n0DbTNwG0



エーフィ「はっ……! 素晴らしいフィーが生まれるのと同時に、僕自身に迫る危機を感じた……!」ピキーン

レッド「……みらいよち……?」

エーフィ「これだからエスパータイプって困りものなんだよねえ」

レッド「……そうなんだ……そろそろ、いくよ」

エーフィ「えー、もう!? 今の筆の調子ならコピ本もう一冊出せそうなんだけど」

レッド「? ……そろそろ、行かないと……今なら、終わった辺りに、みんなと合流できる……気がする」

エーフィ「ん~、なら仕方ないかあ。合流したらミヅキのお手伝いでもしたいなー」

レッド(最近エーフィとミヅキが忙しそう……きっと何かあるんだろうな……)

レッド(……まあ、それは置いといて……僕は先に進まないと……)

594: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 23:10:44.16 ID:n0DbTNwG0
~試練の間~


レッド「……」スタスタ

レッド「……」チラッ

キバゴ「きば!?」タタター

レッド「……」チラッ

ヨーギラス「ぎゅ~!」テテテッ

レッド(……かわいい……)

レッド(……でも、赤ちゃんポケモンがいっぱいいるってことは。それを守る役割のポケモンがいるってこと)

レッド(何が出てくるかな……まあ、何が出てきても。僕たちなら負けない)

レッド「……ん、広くなった……っていうことは、そろそろ……」

主ポケモン  下1

596: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 23:30:31.06 ID:n0DbTNwG0
ヌメルゴン「……ぬめぇーーーっ!!!」

レッド「……! ヌメルゴン……!」

ヌメルゴン「……」ジッ

レッド「……」ポーン

ラプラス「きゅーう!」

レッド「……いくよ、ラプラス……!」

ヌメルゴン「ぬめめーッ!!」バッ

597: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 23:37:53.88 ID:n0DbTNwG0


レッド「……ラプラス、こおりのつぶて!」

ラプラス「きゅう!」ブンッ

ヌメルゴン「ぬめーっ!」ヌルッ

レッド「! また……」

レッド(ちょっと大っきいだけで普通のポケモン……だと思ってたけど)

レッド(このヌメルゴン……あまりにも……ぬめぬめすぎる……!)

ヌメルゴン「ぬめめ!」ドヤ

レッド(……どんな攻撃をしても、受け流される……)

レッド(……どうしようかな……)

1、特殊特化のポケモンと交代 2、絶対零度を使う 3、その他

下1

599: ◆nIESo90.aY 2019/08/01(木) 23:57:24.68 ID:n0DbTNwG0
レッド「……こうなったら……」スッ

ヌメルゴン「ぬめ!?」

レッド(直接触って……ぬめぬめ具合を確かめねば……!)バッ ガシッ

ヌメルゴン「ぬめー!?」ヌメッ

レッド「わっ……!? も、もう一回……!」ガシッ ナデ

ヌメルゴン「ぬめ~~……」

レッド「! こ、これは……」

レッド(ぬめぬめしている……けど……温かい……)ナデ…ヌメ…

ヌメルゴン「ぬめえ~~……」ジッ

レッド「新しい……なでごこち……」

ヌメルゴン「ぬめめめめ~~っ……」コロン

レッド「……ふふ……」ナデ…

ラプラス「きゅうー!(ずるい!)」


604: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:06:11.84 ID:KjsOKyat0


トウヤ「うーん、ディグダまみれになったねぇ」

キョウヘイ「苦労して全部捕まえたんすからね~~~全くぅ~~~~……あ!! なんかそれっぽいところ来たっすよ!!」

トウヤ「ほんとだね、試練の間かな? もしかしたら、ちょうどバトル中だったり……」

ヌメルゴン「ぬめめ~~~っ」ヌルヌル

レッド「よーしよしよし……」ナデナデ

キョウヘイ「どういう状況?」

トウヤ「よくわからないけど、すごいぬめぬめだねぇ……」

キョウヘイ「なんかでかいし ぬめりもすごいし あれが主ポケモン……なんすかね?」

レッド「あ……二人とも、久しぶり……」

605: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:10:00.61 ID:KjsOKyat0
キョウヘイ「数時間ぶりっす~~。これは……なんすか、バトルの流れ終わった感じっすか?」

レッド「んー……バトル中、だったんだけど……こうなった……」

ヌメルゴン「ぬめん……」ダラー

トウヤ「すごくリラックスしてるねぇ……バトルからこうなるものなんだね?」

レッド「なっちゃった……ヌメルゴン、あれ、いい……?」

ヌメルゴン「ぬめ! ぬめめ……」タタタ

ヌメルゴン「ぬめる~~!」スッ

レッド「あ……ありがとう、ヌメルゴン……」ナデ

キョウヘイ「おお、あれがドラゴンZっすね!」

トウヤ「手渡ししてくれるなんて、優しいポケモンだねぇ……少しぬめってるけど」

レッド「……ドラゴンZ、げっとだぜ……」

ラプラス「きゅういー!」

606: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:16:46.64 ID:KjsOKyat0
グリーン「やっと着いたぜ! ……っておい、もう終わってんのかよ」

ナリヤ「ふう、老体にはキツイのお……」

レッド「……ナリヤさん……」

ナリヤ「おお、レッド! お主たちもおったのか。なるほど、試練の間があったの、ここは」

ナリヤ「そうそう、わしはこの先の祭壇を見に来たんじゃった。助かったぞいグリーン! バイビー!」

グリーン「やかましい!!!!!!!!!!」

レッド「ばいびー……」

グリーン「お前……まあいいけどよ。他の奴らはいねえのか?」

キョウヘイ「今のところ、俺たち三人しか来てないっすね」

トウヤ「大丈夫かな……ん?」

ヨウ「あ!!!!!!! 着いたよハウ!!!!!!!! ここだ!!!!!!!!!!」

ハウ「うるさー。ていうかー、道覚えてたのおれだけどねー」

ヨウ「……ぼくたち一心同体じゃん!!!!!! つまりぼくが覚えてたってことになるとおもう!!!!!!!!」

ハウ「わはー、そーだったんだー」

607: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:21:11.38 ID:KjsOKyat0
キョウヘイ「お、アローラ男子が来たっすね! あとはシルバーとミヅキっすけど……」

レッド「……シルバーは、大丈夫だと思うけど……予想外のことが、起きてなければ……」

ヨウ「ミヅキも……途中で推しカプに遭遇して気絶! とかやらかしてなきゃ大丈夫だと思います!」

シルバー「すいません助けてください!!!!!!!!!!!!!!」ダッ

クリスタル「アンタを追いかけてれば出番が生まれるって事実は変わらないじゃないのよ!!!!!!!!」ダッ

カルム「えっ、なんかヤバい空間に迷い込んだ気がする……帰らない?」

ファイア「まあまあ、とりあえずはミヅキさんをお返ししてからだよ」

ミヅキ「」

グリーン「どっちも駄目じゃねえか!!!!!!!!!!」

ハウ「わはー、なんかー、カオスって感じー」

キョウヘイ「後半はまだ大人しい方だと思うんすけどね~……」

608: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:27:27.33 ID:KjsOKyat0
シルバー「あ、れ、レッドさん……!!」

レッド「どうしたの、シルバー……あ、く、クリスタルさん……こんにち、は……」

グリーン「いや語尾ほとんど聞こえねえじゃねえか! どんだけ怖がってんだよ」

クリスタル「あたしはいいわよ? 主人公に怖がられるってだけでも実質キャラ立ちと言えるものねぇ!!!!!!!!」

ヨウ「……ん? クリスタルさん? そちらのお姉さんがクリスタルさん!?」

クリスタル「え、何よ? 知り合い……じゃないわよね。誰?」

ヨウ「はい!!!! アローラのプロポーズマシンガン、ヨウです!!!! 姉御肌のカッコいいお姉さん、結婚してください!!!!!」

クリスタル「えっ、なになになによ急にィ~~~!! まぁあたしは年上がタイプだから結婚はしないけどね!?」

クリスタル「姉御肌のカッコいいお姉さんですって!? 良い目持ってるじゃないの~~~!!! よーしよしよし!!!」ワシャワシャ

ヨウ「うっひょ~~~撫で方がワイルドォ~~~~~!!!!!」

レッド(……あのふたり……同い年じゃなかったっけ……)

609: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:32:20.82 ID:KjsOKyat0
ハウ「それでー、ミヅキはどーしちゃったのー?」

ファイア「お、保護者ポジションの気配を察知! いやね、倒れさせるつもりはなかったんだけど」

カルム「この子、ボクとファイアが何か会話するたびにHP削られていくから……」

ファイア「とうとう『尊さここに極まれりッ』って叫んで倒れちゃいましてなー、よっこいしょ」

ハウ「あーーー……ご迷惑おかけしましたー。わざわざー、運んでもらっちゃってー」

ファイア「いやあ、ゴローニャの半分もない重さだったよ」

カルム「当たり前でしょ……女の子に言うには良くないフォローの仕方だからね、それ」

ファイア「うーむ、難しい……俺もじぇんとるまーんになりたいもんだけどねー」

ハウ(そういえばー、ミヅキが描いてる本に出てた人たちに似てるなー……って、わかっちゃう自分が嫌だなー……)

610: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:42:13.67 ID:KjsOKyat0
カルム「それじゃ、ボクたちはそろそろ行くから」

ファイア「じゃーね、皆様方ー……あ、そういえば、兄さん」コソコソ

レッド「……なあに、どうしたの?」コソ

ファイア「あのさ……今度、マサラタウンに帰ってきたら、ライとバトルしてみてよ」

ファイア「俺の予想が正しければ、だけど。ライ、絶対強くなってるから」ニッ

レッド「……そっか……わかった」

ファイア「へへ、強くなって調子に乗り始めたであろう頃に兄さんをぶつける……ちょっと悪い気もするけど、今のライになら良い刺激だからね」

ファイア「あ、そうそう。俺ともバトルしよーね。俺も俺で更なる旅を重ね、強くなっているのだ……なんて」

レッド「それじゃ……僕も、負けてられない……」

レッド「ここでも、頂点を取って……強くなって、戻るからね……」

ファイア「……流石兄さん。お待ちしておりますよ」

611: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:45:51.91 ID:KjsOKyat0
ファイア「お待たせー。んじゃ行きますか」

カルム「そうだね、この先に祭壇があるらしいから──」

ファイア「ほむほむ、それは中々──」



レッド「……」

キョウヘイ「どうしたんすか、レッドさん。そんな遠くを見ちゃって」

レッド「……ちょっと、考え事……してた」

グリーン「へえ、お前も物考えるくらいはできんだな」

レッド「……うーん……」ゲシッ

グリーン「ってえ!! 考えながら蹴るな!!!」

レッド(僕が、今の旅で強くなっていってるように……ファイアも、カルムとの旅で何か掴んでるんだなー)

レッド(兄、頑張らねば。そのためにも、戻って大試練を受けないと)

612: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:51:11.71 ID:KjsOKyat0
レッド「……それじゃ、戻ろう……」

キョウヘイ「はいっす!」

トウヤ「帰りは、安全な道を通りたいねぇ」

グリーン「流石に帰りも岩雪崩ってのはキツイよなあ……」

シルバー「それでしたら、こちらにマップが……クロバットと協力して作っておきました」

ハウ「超音波でわかるんだねー、すごいなー……ヨウー、行くよー」

ヨウ「は~~~い!!! へっへっへ、クリスタルさんのサインもらっちゃった~~!」

ミヅキ「」

ガオガエン「がおう……」ヨイショ

レッド(……賑やかだなぁ……)

613: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 22:56:22.09 ID:KjsOKyat0

~大峡谷~

レッド「……少し、開けてる」

キョウヘイ「地盤もしっかりしてるっぽいっすね~!」

トウヤ「これなら安心だねぇ……道も心なしか穏やかなような……」

ハウ(そんなことないと思うけどー、黙っておいてあげよー)

ヨウ「それにしても、この道……もうちょっとトレーナーがいたような気がするんですけどね~?」

ミヅキ「そうなんですよね~……すれ違っても、大抵のトレーナーが目を逸らしちゃうっていうか~……あっさっき起きましたミヅキです!」

グリーン「そりゃあな、こんだけヤバそうなやつらが徒党組んで歩いてたら警戒もするだろ」

シルバー「八人、ですからね……もし声をかけてくる人がいれば、よほど腕に自信のある人か……」

グリーン「あいつらの知り合い、その中でもやべー奴……じゃねえか?」

???「」バッ

レッド「なにやつ……!」


出てきたもの  下1

615: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 23:09:21.15 ID:KjsOKyat0
アクロマ「こんにちは!!!!! イッシュの変態眼鏡その1、アクロマです!!!!!」

チェレン「そしてイッシュの変態眼鏡その2、チェレンだよ」クイッ

レッド「で、でた……!!!」

キョウヘイ「やべー奴を重ねるんじゃないっすよ!!!!!! っていうかチェレンさんはわざわざ眼鏡かけてきたんすか!?」

トウヤ「あはは、チェレンってそういうところあるよねぇ」

チェレン「褒めたって何も出ないよ」クイッ

トウヤ「別に褒めてはいないよ。それで、二人はどうしたのかな?」

キョウヘイ(穏やかに扱い雑なの こえ~~~~~~!!!!!)

アクロマ「いえ、特に何も……あっ いえ 違います用事あります!!!」

チェレン「さっきはうっかりしてやられたからね……手練れのトレーナーが多いここで修行してたんだ」クイッ

チェレン「そうしたら男の娘やらショタやらの気配を感じてね」クイクイッ

アクロマ「まあ私もキョウヘイくんの気配を察知して出てきただけなんですが!」

キョウヘイ「こいつ……」

チェレン「リベンジマッチにはまだ早いけど……バトルを申し込むよ。といっても、相手は誰でもいい」

チェレン「僕も、まだ修行中のつもりだからね」クイッ

アクロマ「私も強いトレーナーのデータを取りたいと思っていたのです!」

シルバー「……どうしますか、レッドさん?」

レッド「それじゃあ……」

下1 と 下2  (この場にいる人の中で)

618: ◆nIESo90.aY 2019/08/02(金) 23:50:00.95 ID:KjsOKyat0
キョウヘイ「なぬ! 何故俺が仕事中に眼鏡を装着してることを知ってる民がいるんすかあ!?」

トウヤ「僕って名前認知されてる? されてるよね?」

アクロマ「キョウヘイくーーーん!!! 眼鏡姿好きです!!!! いえいつも好きですが!!!!」

チェレン「ふむ、相手はトウヤか……これは難しい戦いになりそうだ」

キョウヘイ「ま、俺とトウヤさんのタッグなら! ますます負ける気はしないっすね~~!!」

トウヤ「あはは、そうだねぇ。いいところ、見せちゃおうかな」

レッド「……」ゴソゴソ

グリーン「おい、何してんだ?」

レッド「観戦の準備……」

ヨウ「アイスー、アイスはいらんかねー」

シルバー「二つお願いします」

グリーン「楽しむ気満々だなお前ら……ま、たまには気楽にバトルを見るってのもいいか」

ヨウ「そうですよそうですよ! ところでアイスいかがですか?」

グリーン「おう、一個くれ」

ヨウ「まいどありー!」

キョウヘイ「俺たちのぶんもとっといてくださいっすよ~~~!!!」

624: ◆nIESo90.aY 2019/08/04(日) 22:06:22.70 ID:HzqXTWqF0
レッド「前回のあらすじ……」

レッド「トウヤとキョウヘイ、ばーさす……もぐ……チェレンさんとアクロマさん……」

シルバー「おいしいですね、このアイス」

ヨウ「でしょ~~~~!!! 頑張ってるんですよ!!!!」

グリーン「アイス食いながらバトル観戦……わりといいかもな」

ヨウ「バトルって見てるだけでも楽しいですしね!!」

ミヅキ「トウキョウ……アクキョウ……ウオオ……」

ハウ「また一人でめんどくさいことになってるー」

625: ◆nIESo90.aY 2019/08/04(日) 22:18:07.40 ID:HzqXTWqF0
トウヤ「さて、頑張ろうね」ポーン

ゼクロム「ばりばりばりっしゅ!!!」

キョウヘイ「ええっ!? しょっぱなからガチっすね……!? うお~~負けてられねーっすよ!」ポーン

キュレム「きゅららっら!!!」

チェレン「伝説のポケモン二体……相手にとって不足なし、といったところかな」クイッ

アクロマ「なるほど、強力な相手です! しかし、キュレム対策はばっちりですとも!」

トウヤ「言ってくれるねぇ。そう簡単に勝たせないよ」

キョウヘイ「俺とキュレムは日々強くなってるんすからね! 同じ手は効かないっすよ~~」

チェレン「……もし、負けそうになったら。あの手を使うまでさ」クイッ コソッ

アクロマ「……そうですね!」コソ

レッド「……? えと じゃあ……もぐ ばとる、すたーと……もぐ」

グリーン「審判やるなら食い終わってからにしろよ!!!!!!」

直下コンマ 70以下でトウヤキョウヘイ勝利

627: ◆nIESo90.aY 2019/08/04(日) 23:03:52.05 ID:HzqXTWqF0
キョウヘイ「……トウヤさん、多分あっち、よからぬことを考えてるっすよ」

トウヤ「そうかもねぇ。でも、何か策があるなら、それこそ力押しだよ」

トウヤ「その策を使わせる隙すら与えない。それがいいと思うな」

キョウヘイ「おお……!! レッドさんがいつもやってるやつっすね!?」

トウヤ「流石、ちゃんとわかってくれたみたいだねぇ」


レッド「……くしゅっ」

シルバー「れ、レッドさん!? アイスで体が冷えてしまったでしょうか……!」

レッド「う~ん……なんだろ……」

グリーン「レッドならどっかで噂されててもおかしくねえだろ」

レッド「…………」

シルバー「……確かに……」


キョウヘイ「よ~し、行ける気がしてきたっす!!」

トウヤ「最初っから手加減なし、だねぇ」

628: ◆nIESo90.aY 2019/08/04(日) 23:07:55.86 ID:HzqXTWqF0
トウヤ「ゼクロム、クロスサンダー!」

ゼクロム「ばりばりばり!!!」バチバチ

ムーランド「わおんっ!? きゅうん……」バタッ

チェレン「……トウヤ、なんだか、やる気がすごくないかい?」

トウヤ「あはは、真剣勝負をしたいだけだよ?」

チェレン(……バレてるな……)


アクロマ「オーベム、サイコキネシスです!」

オーベム「!」ミョンミョン

キョウヘイ「させねーっすよ! キュレム、氷で盾を作って、そのまま凍える世界っす!!」

キュレム「きゅらららら!!!!」カキーン

アクロマ「なんと!?」

キョウヘイ「ふふん、俺は常に進化してるってことっすよ!」ドヤ

アクロマ「あ~~~~~~ッドヤ顔いただきました!!」パシャパシャ

629: ◆nIESo90.aY 2019/08/04(日) 23:23:28.36 ID:HzqXTWqF0


レッド「……勝負あり。勝者、トウヤとキョウヘイ……」

トウヤ「うんうん、いい感じだったねぇ」

キョウヘイ「へっへーん! これが俺たちのチームワークっすよ!!」

チェレン「な、なんてパワーだ……眼鏡も壊れてしまったよ」エアークイッ

アクロマ「どうにか眼鏡は守れました……新しいデータが取れましたし、お二人には感謝ですね!」

トウヤ「あはは、頑張ったのはポケモンたちですよ」

キョウヘイ「でも、その力を引き出したのは俺たちっすからね! 好きなだけ感謝すればいいっすよ!」

レッド(……キョウヘイ、すごい嬉しそう。よかったね)

グリーン(こいつ、一応キョウヘイに対しても先輩だって意識あったんだな……)

チェレン「それじゃあ、せっかくだし……というわけでもないけど」

アクロマ「勝者のお二人にプレゼントです!」

ぷれぜんと 下1

631: ◆nIESo90.aY 2019/08/05(月) 00:09:29.25 ID:XTUx3btp0
アクロマ「こちら、トウヤさんが目覚めなくなる機械パート2です!」

キョウヘイ「お前天才っすか?」

トウヤ「そんなものも作れるんですか! すごいなぁ」

アクロマ「真っ直ぐな賛辞ありがとうございます! ただですね……」

アクロマ「こちらの機械、鞄に入れておくだけで効果を発揮するのですが。少々難点がありまして」

キョウヘイ「ほう?」

アクロマ「ポケモンからの攻撃にも強いのですが、そのぶん効果が薄まっているのです」

アクロマ「ほぼほぼ目覚めさせないとは思いますが、常に5%の例外があることを覚えておいてください」

キョウヘイ「まあ、5%なんてそうそう当たらないから大丈夫っすよ! よくやったっす」

チェレン「……随分と素直に褒めるね」エアークイッ

キョウヘイ「技術者は褒めて伸ばすもんっすよ」

トウヤ「流石経営者だねぇ」

638: ◆nIESo90.aY 2019/08/08(木) 22:26:19.82 ID:ywoF5boF0


~ポニの古道~

レッド「……下山……」

キョウヘイ「いやー、面白かったっすね~! 疲れたっすけど!」

トウヤ「いい運動になったねぇ……」

グリーン「顔が死にかけだけどな……大丈夫じゃなさそうだな」

レッド「……休憩、する……?」

トウヤ「うん、そうしようかなぁ……」

ミヅキ「おじいちゃん!!!! お供します!!!!!!!」

トウヤ「ありがとうねぇ……」

キョウヘイ「行ったっすね……んじゃあ、ハプウさんとこ行くっすか!」

シルバー「な、なんという……しかし、ちょうどいいタイミングではありますね!」

639: ◆nIESo90.aY 2019/08/08(木) 22:29:34.60 ID:ywoF5boF0


ハプウ「ふんふふーん……お、レッドか! 久しいの!」

レッド「お久しぶりです……」

シルバー「……何日ぶりだったでしょうか」

ハプウ「ん? そう言われると……二日ほどの気もするの。しかし、何となく久々な気がするんじゃ」

キョウヘイ「まあ……メタ時間の方はそこそこ経ってるっすからねぇ……」

グリーン「……そこわかんのかよ、やべえな」

ハプウ「ともかく! ここに来たという事は、大試練を受けに来たのじゃな?」

レッド「……そう、です……」

ハプウ「ふふん、いいじゃろう! お主の強さ、見せてみるがよい!」

640: ◆nIESo90.aY 2019/08/08(木) 22:35:22.14 ID:ywoF5boF0

シルバー「……外にやってまいりました。これより大試練が始まります」

ハウ「ハプウはー、地面タイプの使い手だよー」

ヨウ「同い年くらいなのに年上みたいな雰囲気がしてすこです……ハプウちゃん……」

グリーン「にしても、島クイーンってのは……ジムリの上位互換みてえなもんだろ? 小せえのによくやるな」

ヨウ「すごいですよね~~……なんでも、お祖父さんが島キングだったらしいですよ!」

グリーン「……なるほどなあ」

ハウ「わはー、すごいねー」

キョウヘイ「地面タイプ……てことは、ピカチュウはお留守番っすかね」

グリーン「……サカキをボコボコにしてたポケモンが出てくるかね……」

641: ◆nIESo90.aY 2019/08/08(木) 22:47:41.86 ID:ywoF5boF0
ハプウ「さて! お主としっかりバトルするのは初めてじゃの」

ハプウ「あのうるとらびーすとを仲間にしたほどじゃ、強さはわかっておる」

ハプウ「しかし! 島クイーンとして、しっかりとその力を見極める必要があるのでな!」ポーン

バンバドロ「ひひいいん!!」パカラッ

レッド「……リーフィア!」ポーン

リーフィア「ふぃあ!」

ハプウ「おお! 可愛らしいポケモンじゃな! 後で撫でさせてくれ!」

リーフィア「ふぃあふぃあふぃあ!!!!!」ハアハア

レッド「……リーフィア」

リーフィア「……ふぃあ!」キリッ

642: ◆nIESo90.aY 2019/08/08(木) 23:30:04.86 ID:ywoF5boF0
ハプウ「バンバドロ、ふみつけじゃ!」

バンバドロ「ひひいん!!」バッ

レッド「……迎え撃って。リーフブレード!」

リーフィア「ふぃあ!」ザシュ

バンバドロ「ひひいん!?」ズサッ

ハプウ「なんと!? ふみつけの勢いを利用するとは……」

レッド「……そのままリーフストーム!」

リーフィア「ふぃあーーっ!」バババ

バンバドロ「ひひいん……」バタッ

ハプウ「バンバドロ! よくやったの……」

643: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 00:08:41.13 ID:X8KjIUvs0


ハプウ「お主の強さ、よーくわかった!」

ハプウ「これならば、ポケモンリーグでチャンピオンを倒すことも叶いそうじゃの」

レッド「……チャンピオン」

ハプウ「うむ、彼らはとても強い! しかし、お主ならそれを超えることができると信じておるぞ」

レッド「……ありがとう、ございます」

レッド(……彼ら……?)

キョウヘイ「レッドさ~~~ん!!! おめでとうございますっす~~~!!」

シルバー「流石ですレッドさん! 素晴らしい戦いでした……!!」

グリーン「ま、お前なら当然だな」

レッド「! みんな……ありがと……」

648: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 22:28:36.74 ID:X8KjIUvs0
ハプウ「それでは ごほん! レッド、お主にこれをやろう……レポートを出すんじゃ」コソ

レッド「!」サッ

ハプウ「大試練の証スタンプ! ふふん、何回押してもいいものじゃの、これは!」ポン

レッド「おお……」

ハプウ「そしてこれがじめんZじゃ! これはな、これをこうして……ほにゃあ!!」

レッド(ほにゃあ……!!)

ハプウ「きっとこれが役に立つときがくるじゃろう! それではゆくのじゃ、レッド!」

レッド「……はい……!」

649: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 22:33:47.89 ID:X8KjIUvs0


キョウヘイ「いや~~、これでレッドさん、四つの島フルコンプっすね!」

レッド「うん……あとは、リーグだけ……」

グリーン「アローラの新設リーグな……ジムがない地方のリーグってのはどんなのなんだろうなあ」

トウヤ「やっぱり、ジムリーダーとして気になる?」

グリーン「そりゃあな。噂によりゃあ、四天王はいるらしいが……」

シルバー「新設されたリーグ……四天王や、チャンピオンの選考基準が気になるところですね」

ハウ「……チャンピオンかー、なんかー、暫定チャンピオンはきまってたけどー」

ハウ「今はそれを打ち破ったー、新しいチャンピオンがいるらしいよー」

キョウヘイ「へえ、そうなんすね~! 俺たちは入れないっすけど、なんか楽しみっす! ……にしても」

キョウヘイ「そこのお二人さ~ん、なんか静かっすねえ?」

ミヅキ「ヒョエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヨウ「ホギャピ!!!!!!!!!!!!!!」

グリーン「いやどういう叫びだよ!!!!!」

650: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 22:44:03.17 ID:X8KjIUvs0
レッド「……それじゃあ、一度、ウラウラ島に戻ろ……」

キョウヘイ「そうっすね! そんじゃあまた船っすか~……」

トウヤ「まあ、前回はバトルっていうエンターテイメントがあったからじゃないかなぁ……」

ハウ「すぐつくと思うよー、あっと言う間にねー」

ミヅキ「ピヒャポア」

ヨウ「ビチャピ」

キョウヘイ「なんて!?」

グリーン(……まあ……こいつのどっちかがチャンピオンなんだろうな……)

トウヤ(二人は知らないだろうけど、僕もキョウヘイもレッドもチャンピオン経験あるしねぇ……)

キョウヘイ(なにより、慌て方が独特すぎるんすよねぇ……)

651: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 22:47:20.97 ID:X8KjIUvs0


~ウラウラ島~

レッド「ついた……」

グリーン「いや早えな!?」

キョウヘイ「そりゃあ、俺の知り合いの中でもいっちばん早い船持ってる奴呼んだっすからねぇ」

シルバー「レッドさん、どうしてそこまでしてこの島に? 急ぐ理由があるのでしょうか」

キョウヘイ「ま、そうっすよねぇ。なんだかんだ、レッドさんが俺のコネ必要とすることって少ないっすし」

レッド「……少しでも……特訓、しておきたかったから……」

グリーン「……特訓、だと?」

レッド「うん……仮にも、チャンピオンに、挑むのに……何もしないのは、失礼だと思って……」

シルバー「……なるほど。しかし、どうしてこの島で?」

レッド「……手助けを、頼みたい人がいる……」

レッド「……あ、みんなは、先に戻ってて……休んでていいよ」

652: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 23:01:41.89 ID:X8KjIUvs0

~ポータウン~

レッド「……クチナシさん、こんにちは……」

クチナシ「……そりゃあ、おじさんさ、また来いって言ったけど。いくらなんでも速くない?」

クチナシ「まさか……もう、ポニの大試練は終わったってこと言わないよな」

レッド「さっき、終わらせてきた……バトルタワーにも、登った……」

クチナシ「はあ……最近の若い子の行動力ってのはすごいねえ、おじさんびっくりしたよ」

クチナシ「それで、わざわざおじさんに会いに来てくれて、どーしたのよ」

レッド「チャンピオンに挑む前に……特訓、したい」

レッド「もう一回バトルしたい……クチナシさんと……」

クチナシ「おれとかい。そりゃあ、どうして?」

653: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 23:07:05.82 ID:X8KjIUvs0
レッド「……多分、クチナシさん……大試練のとき。本気、出してないでしょ……」

クチナシ「へえ、そう見えたかね。おじさん頑張ったつもりだったんだけどなあ」

レッド「…………」

クチナシ「……わかったわかった、認めるよ」

レッド「サカキと知り合い、なら……あれだけの実力じゃ……ううん」

レッド「あれだけの、戦い方じゃ……ないでしょ……」

クチナシ「そりゃあ おじさん、仮にも守り神さんに選ばれたわけだからね」

クチナシ「島巡りする少年少女に、変な戦い方を教える訳にはいかないってこと」

レッド(……やっぱり……)

クチナシ「伊達に悪タイプの使い手やってない、とだけは言っとくよ」

654: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 23:16:02.58 ID:X8KjIUvs0
クチナシ「だからこそ、チャンピオンに挑むんなら。相手はおれ以外がいいと思うがね」

レッド「……そう、なの?」

クチナシ「言ったろ、少年少女に教えるようなやりかたじゃないって。チャンピオンと戦うなら、使わない方が……」

レッド「……その事なら、大丈夫……」

クチナシ「なに?」

レッド「きっと、僕は……今までどおりの戦い方でも、チャンピオンに勝つことは、できる……」

クチナシ「……ま、それはおじさんも見てて思ったよ。兄ちゃんは強い。だからこそ、なんでだ?」

レッド「……今は、使わない戦い方だとしても。いつか、使う時があるかもしれない……」

レッド「それを……その技術を得るチャンスは、今しかない……それを知れば、僕はもう少し……強くなれる……だから」

レッド「少しでも、強くなった僕で、チャンピオンに挑みたい。それが、理由」

レッド「……これじゃ、だめ……?」

クチナシ「……いや、駄目なんて言える訳ないでしょ」

クチナシ(そんな目、真正面から見ちゃったらさあ……)

655: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 23:26:39.28 ID:X8KjIUvs0
レッド「……よかった……ありがとう、クチナシさん……」

クチナシ「いーって、そういうの……っていうか、悪どい戦い方とか、他に教えられそうな人いないの」

クチナシ「それこそサカキとかさ、そういうの得意でしょ。悪の組織の親玉だしね」

レッド「サカキに教えを乞うのは癪」

クチナシ(急に流暢に そんな嫌われてんのね、サカキの奴……)

レッド「あと……弱いんだもん……クチナシさんの方が、強いから……」

クチナシ「そお? うれしーねえ……さーて、そこまで期待されちゃあ、本気出さないわけにゃあいかないなあ……はあ」

クチナシ「泣くなよ、赤い帽子の兄ちゃん」ポーン

アローラペルシアン「ふっしゃあ!」

レッド「……」ポーン

ブラッキー「ブラ!?!?!?!? ……!」ハッ

ブラッキー「ぶらっきー!」キリッ

レッド(これは、勝つためじゃなく……学ぶための戦い)

レッド(相手の動きをよくみないと……)ジッ

656: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 23:39:04.33 ID:X8KjIUvs0


~一方その頃~

グリーン「………………」

キョウヘイ「……機嫌悪いっすね~、グリーンさん……」

トウヤ「そうだねぇ……レッドが特訓に行ってから……」

エーフィ「教えてあげよっか、教えてあげよっか!? グリーンが不機嫌なりゆー!」

シルバー「っ!? れ、レッドさんのエーフィ……なんでここに!?」

エーフィ「そりゃあ僕だからね! テレポくらい余裕なのだよ! 出番もなさそーだしね~」

エーフィ(タイプ相性的に、相手が悪タイプじゃあね~)

キョウヘイ「……ま、ぶっちゃけ教えてもらわなくても想像つくっすけどね~」

トウヤ「まあ、ねえ……僕らですらちょっと思ったんだから、グリーンは猶更だろうね」

キョウヘイ「それなんすよね~~~!! それそれ~~~!!」

シルバー「? どういうことですか?」

トウヤ「……きっと、グリーンはね。修行相手が自分じゃないことに怒って……いや」

トウヤ「『どうして強くなりたいのに自分を頼らないんだ』、って。思ってるんじゃないかな」

657: ◆nIESo90.aY 2019/08/09(金) 23:44:15.78 ID:X8KjIUvs0
エーフィ「エモ~~~~~~~~~~~~~~い!!!!!!!!」

エモンガ「えもも!?」

キョウヘイ「何だ今の」

トウヤ「あんまり揶揄ったら駄目だよ、本人は真剣なんだからねぇ」

エーフィ「揶揄ってるわけじゃないの! 決して! ただエモいんだよね!!!!」

シルバー(なるほど……そういうことか)

シルバー(俺はまだ、レッドさんを追いかけている最中だからか、修行に赴くレッドさんを)

シルバー(ただ、感心しながら……見送る事しか、していなかったな……)

キョウヘイ「……ま、もしかしたら俺たちじゃあ無理なよーな内容なのかもっすから」

キョウヘイ「あんまり深く考えず、ここで待ってるのがいいと思うんすけどねぇ」

ハウ「そーいえばー、言ってたねー。今日は一日修行に使ってー、明日の朝にリーグ行くってー」

ミヅキ「エッそーなの!?!?!?!?!?!?!?」

ヨウ「明日ァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハウ「何時かは聞いてないけどねー。もしかしたらー、レッドの朝だしー、すっごく早いかもー」

ミヅキ「マジで………………………………………………」

ヨウ「ヒエ 目覚ましぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

663: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 22:07:31.66 ID:ToFQ8N190
今日は6周年番外編です。はじめます。

664: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 22:14:45.14 ID:ToFQ8N190
レッド「……6年、経ってました……」

キョウヘイ「びっくりっすねぇ」

トウヤ「ええと、8月の7日に6年経ってたんだってねぇ」

レッド「……6年……」

キョウヘイ「長い年月っすよねぇ」

トウヤ「2000日以上ってことだからねぇ」

レッド「……なに、しようか……」

キョウヘイ「そろそろネタもなくなってくるっすからね~」

トウヤ「とりあえず、誰か呼んでみようか?」

下1

666: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 22:31:13.56 ID:ToFQ8N190
レッド「……じゃあ……全ての元凶に……」

キョウヘイ「全ての元凶」


メイ「はぁ~い! 呼ばれて飛び出てにゃにゃにゃにゃ~~ん! メイちゃんだにょ!」

トウヤ「なるほどねぇ、確かに元凶ではあるかも」

キョウヘイ「メイが女装癖じゃなければ、色々……違ったんでしょうねぇ」

レッド「……そんなわけで……メイ、なにかやりたいことある……?」

メイ「えー、じゃあ……女装して!!!!!!!!!!!!」

レッド「……だよね……」

キョウヘイ「さーて、問題なのは誰が何を着るかっすよぉ」

下1 誰が  下2 何を

669: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 22:47:17.55 ID:ToFQ8N190
キョウヘイ「俺っすか!!!!!!!!!」

メイ「それじゃーキョウたん、これ着て♡」

キョウヘイ「って、これ……ジュジュベ様じゃないっすか!!」

レッド「あ、これ……映画のDVDに……」

トウヤ「ああ、これナツメさんが着てたやつかぁ」

キョウヘイ「……これ、なかなか……ハードな女王様のやつっすね……くそお、着たらぁ!」

レッド「がんばれ……」

トウヤ「いってらっしゃーい」

670: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 22:55:17.43 ID:ToFQ8N190
レッド「……あ」

キョウヘイ「おーっほっほ! このジュジュベ様に逆らうつもり?」

トウヤ「ノリノリだねぇ」

キョウヘイ「俳優の血がそうさせるんすよ……」

メイ「うんうん、やっぱりキョウたんはこういうことしてくれるからやりやすいよね!」

レッド「それじゃあ、キョウヘイは……この後、そのままということで……」

キョウヘイ「マジっすか!!!」

トウヤ「あはは……まぁ、似合ってるからいいんじゃない?」

キョウヘイ「そういう問題じゃないんすよね……」

671: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 23:02:21.61 ID:ToFQ8N190
レッド「……ここで、お便りが届きました……」

トウヤ「ええと、『同じ映画の王子様の恰好をしたキョウヘイくんも好きです アクロマより』」

キョウヘイ「アクロマじゃねえか!!!!」

レッド「……ファンがいるのは……良いことだと思います」

キョウヘイ「なんで敬語になっちゃったんすかぁ!」

メイ「さーて、女装させたことだし! メイちゃん満足~、また来るね!」

メイ「あ、そうだ! なんかさっき面白そうな人がいたから連れてきたよ~!」

キョウヘイ「リレー形式ってことなんすねえ。おっほっほ」

レッド(雑……)

次の人 下1

673: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 23:29:11.67 ID:ToFQ8N190
ハチク「なにやら騒がしいな……む? そこにいるのはキョウヘイか?」

キョウヘイ「っ!?!? は、は、ハチクさん……!!! ち、違うんすよ師匠!! この格好は!!!!」

ハチク「いや! 皆まで言うな」ピッ

レッド(師匠っぽい動き……)コソコソ

トウヤ(ね)コソ

ハチク「一つの映画において、自分の役柄だけを見ず……その身をもって、共演者の役を理解する」

ハチク「素晴らしい心構えだ……! お前を弟子にもったこと、誇りに思おう」

キョウヘイ「お、おっふ……ハチクさんそういうとこあるっすよねぇ……!!」

レッド「……あの、なんか、やりたいことあります……?」

ハチク「ふむ? では……映画のアクションを教えようではないか」

674: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 23:35:30.38 ID:ToFQ8N190
レッド「……アクション……」

キョウヘイ「師匠のアクションはすごいんすよ~! ルカリオキッドでも、ほぼCG無しで撮ってるんすから!」

トウヤ「そういえば、小さいころに映画で見たことがある気がするなぁ……恰好とマスクで気付かなかったよ」

ハチク「そのためのマスクだからな。しかし、アクションといっても難しいことをさせるつもりはない」

ハチク「軽く壁走りでも……」

キョウヘイ「はい! 俺ドレスなんで見学しま~す」

トウヤ「……僕もちょっと、調子が良くないので見てようかな」

ハチク「む、それはよくない。アクションは万全の調子で挑まねばな。そちらの君は?」

レッド「はい、壁なら走れます……」

ハチク「ほう、その出で立ち……中々やるようだな。それならば、映像に映える殺陣を教えよう」

レッド「やった……」

キョウヘイ「実際に殺らないでくださいっすねー」

直下コンマ 高いほど殺陣を習得

676: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 23:49:33.49 ID:ToFQ8N190
エーフィ「チッ……あとちょっとだったのに……」

ハチク「む、悪の気配!」ジャキッ

エーフィ「あぶねえ!!!!!!!!!」シュンッ

ハチク「……気のせいか……」

キョウヘイ(気のせいじゃないんすよねぇ……)

トウヤ(危なかったね、レッド……)

ハチク「それにしても……中々難儀だな、お主は」

レッド「……どうしても……無駄のない倒し方を……しそうになる……」

ハチク「そのような弟子は初めてだ……うーむ、もう一度行くぞ。でやあっ!」バッ

レッド「!」シュッ

ハチク「……それでは映画には出られんな」

レッド「むう……もふもふ巫女しかできない……」

677: ◆nIESo90.aY 2019/08/14(水) 23:54:54.27 ID:ToFQ8N190
ハチク「! そうか、もふもふ戦士巫女レッドとはお主だったか……サインをもらっても?」

レッド「いいよ……」カキカキ

キョウヘイ「えっ師匠!? まさか……」

ハチク「何を考えているかは知らないが……単に、あの映画は面白いと感じただけだ」

ハチク「もふもふ戦士とミドリゲスの戦い……殺陣にしては派手さがないと思っていたが、まさか真剣勝負だったとは」

ハチク「続編、楽しみにしているぞ」

レッド「えへへ……お任せください……」

キョウヘイ「やっぱり、コンマの影響が……」パタパタ

トウヤ「いや、まさか……うーん、どうだろうねぇ……キョウヘイ、その扇気に入ったの?」

キョウヘイ「結構便利ではあるっすよ」

682: ◆nIESo90.aY 2019/08/16(金) 22:14:27.84 ID:MkSNHfXx0
キョウヘイ「さあ始まるザマスよ!」

トウヤ「行くでがんすー」

レッド「ふんがー……」

キョウヘイ「六年前ならギリギリ通じてたっすよね……」

レッド(ゆかいつーかい……)

683: ◆nIESo90.aY 2019/08/16(金) 22:17:55.33 ID:MkSNHfXx0
レッド「……おーぷにんぐも終わりました……」

キョウヘイ「さーて、次のゲストっすよ~」

トウヤ「せっかくの6周年だからね、見たい人を呼んでくださいねー」

レッド「……これ、どういう形式なの……?」

キョウヘイ「声しかわからないって点ではラジオとかと同じなんすかねえ」

トウヤ「後でお便り募集とかしてみちゃう?」

レッド「楽しそう……」

キョウヘイ「いいっすね~~! じゃ、次来てもらったゲストの人と一緒にお便り募集してみるっすよ!」

トウヤ「……慣れてるねぇ、キョウヘイ」

レッド「コガネシティとかでも……やってたもんね……」

次のゲスト 下1

685: ◆nIESo90.aY 2019/08/16(金) 23:03:08.36 ID:MkSNHfXx0
アクロマ「私ですよ…………」スッ

キョウヘイ「ぎゃあ!? ……アクロマぁ!!!!!!!!!!!!!」

アクロマ「キレキョウヘイくんありがとうございます!!!」

レッド「……きょーのげすとは……変態の人です……」

トウヤ「しっかり説明できたね、偉いよレッド」

レッド「……」ドヤ

アクロマ「素晴らしいですね!」

キョウヘイ「いやお前は言ったら駄目っすけどね!?」

キョウヘイ「……んじゃあ、この変態とお便り答えていきたいと思いま~す」

レッド「……何でもいいです……」

トウヤ「あて先はこちらー」

下1

キョウヘイ「わかりやすいっすねぇ……」

691: ◆nIESo90.aY 2019/08/16(金) 23:51:44.01 ID:MkSNHfXx0
トウヤ「こんばんはー、なるほどね、アローラかあ」

キョウヘイ「靴下????????」

レッド「……色々あったよね」

アクロマ「私にとっても色々ある地方でした……」

キョウヘイ「靴下ってなんすか、ちょっと」

レッド「……やっぱり、僕は……守り神のポケモンとの、出会いかな……」

トウヤ「なんだかんだで、仲間にしてきたもんね」

キョウヘイ「俺の靴下はあげないっすからね!!!!」

693: ◆nIESo90.aY 2019/08/16(金) 23:59:31.93 ID:MkSNHfXx0
キョウヘイ「俺の靴下っつったらちょープレミアもんなんすからね」

レッド「特に……カプ・コケコ……はじめてあったとき、びっくりした……」

トウヤ「ああ……あの時はびっくりしたよ」

キョウヘイ「俺、突然話に入りまーす! ステゴロで守り神と戦ったって、わりとっすよねぇ」

アクロマ「そもそも、ポケモンと人間が戦うという事自体驚きですが……

レッド「それは……故郷で、なれてたから……」

レッド「……今は、みんな……頼りになる、仲間……」

キョウヘイ「たまに、早朝に特訓してるっぽいっすもんね~……」

トウヤ「あはは……カプ・コケコの声はよく通るからねぇ」

レッド「……今度から、少し遠くで特訓する……」

アクロマ(ポケモンの声による目覚まし効果、種族差による違いとは)ハッ

694: ◆nIESo90.aY 2019/08/17(土) 00:04:41.44 ID:PZveV6oj0
レッド「……トウヤは……?」

トウヤ「僕? そうだねぇ……」

トウヤ「……アセロラちゃん写真集かな……」

キョウヘイ「そんな悟ったような顔しないでほしいすけど!?」

トウヤ「あれは素晴らしい一品だったからねぇ……あとレッドの幼女写真集かな」

レッド「…………」

アクロマ「……私、彼のこのような表情初めて見ました」コソコソ

キョウヘイ「そうなんすか? アレは軽蔑しつつも原因が自分だから何も言えない顔っすよ」

トウヤ「いやあ……いい旅だった……」

695: ◆nIESo90.aY 2019/08/17(土) 00:20:22.21 ID:PZveV6oj0
トウヤ「キョウヘイはどうだった?」

キョウヘイ「え~……まあ、色々あるっすけど」

キョウヘイ「……トウヤさんとガチでバトルしたことあったじゃないっすか。アレっすかね……」

レッド「……キョウヘイ、照れてる」

キョウヘイ「照れてませ~~~ん」

アクロマ「キョウヘイくん博士の私が言うのですから間違いありませんが、照れておりますよ」

キョウヘイ「るせ~~~~っ!!!」

トウヤ「キョウヘイ……そんな風に……思ってくれたなんて……ちょっとアホっぽいこと言ってごめんね」

キョウヘイ「ちょっとではないっす」

697: ◆nIESo90.aY 2019/08/17(土) 00:34:47.33 ID:PZveV6oj0
キョウヘイ「……お前は?

アクロマ「キョウヘイくんと出会った人は常に一番ですよ」

キョウヘイ「そういうのいいっすから」

レッド「……キョウヘイ、楽しそうだね……」コソ

トウヤ「なんだかんだ懐いてるからねぇ」コソコソ

アクロマ「ふむ、しかし本当なのです。キョウヘイくんとの思い出はどれも甲乙つけがたく」

アクロマ「ああ……最近の話ですが、別世界のキョウヘイくんを見た時と、その後のキョウヘイくんのデレが最高でした!!!」

キョウヘイ「オラ!!!!!!!!!!」ゴスッ

アクロマ「本望!!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「……別世界のキョウヘイ、見たかった……」

トウヤ「どんな子なんだろうね?」

698: ◆nIESo90.aY 2019/08/17(土) 00:42:33.14 ID:PZveV6oj0
レッド「……それじゃあ、今日はこの辺で……」

トウヤ「ちょっとのんびりしすぎちゃったねぇ」

キョウヘイ「終わりっすよオラ」

アクロマ「なんだかんだ最後までいさせてくれるんですね! 好きです!」

レッド「……ええと、明日……はおやすみで……明後日、更新です……」

トウヤ「もうすぐアローラリーグかあ……この旅も、長かったような短かったような……」

キョウヘイ「ま、振り返るとものすごーく濃い旅ではあったっすよねぇ」

アクロマ「私の出番も異様に多かったですからね!」

レッド「安価が…………」

キョウヘイ「なお、次の章からはアクロマが出にくくなってまーす」

アクロマ「はい!?!?!?」

トウヤ「レンジャーだもんね……っと、そろそろ終わろうか」

レッド「それでは、最後に……ごほん」

レッド「……ロックな、六周年……!」

ホミカ「今後もよろしく~~ッ!!」ギュイーン

おわり

699: ◆nIESo90.aY 2019/08/17(土) 00:43:29.58 ID:PZveV6oj0
おまけ

キョウヘイ「実際問題、俺の靴下ってどれくらい高く売れるんすかね」

コトネ「ちょっと内臓売ってきます」

ヒビキ「やめて!!!!!!!!!!!!!!!!」

704: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 22:02:23.34 ID:Bjq/BdU+0
ひさびさの本編です。はじめます。

705: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 22:07:59.07 ID:Bjq/BdU+0
キョウヘイ「前回のあらすじ! レッドさんが修行中っす!」

トウヤ「遅いねぇ、もう暗くなっちゃったのに……」

シルバー「ジョーイさんに頼んでロビーで待たせてもらっていますが……」

グリーン「……」

キョウヘイ「あ! あれレッドさんじゃないっすか?」

レッド「……あれ、みんな、なんで起きてるの……?」

トウヤ「こっちのセリフだよ。こんな遅くまで何処で修行してたの? 心配したよ……帰り道、大丈夫だった?」

レッド「……ごめんなさい……一応、送ってもらってきた……」スッ

キョウヘイ「へ? ……あ、ポケセンの前に白バイが……あ、行っちゃったっす」

シルバー(あれは……確かクチナシさんのバイク?)

レッド「……ふああ……ちょっと、疲れちゃったから……もう、寝る……」

706: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 22:13:42.42 ID:Bjq/BdU+0
キョウヘイ「よく見たらなんかぼろぼろっすもんね……? こりゃー激しい特訓だったみたいっすねぇ」

レッド「ん……すごい……特訓だった……」

レッド(本当に泣きそうになるとは思わなかった……悪タイプってすごい)

シルバー「それでは……明日に、リーグへ向かうんですよね」

レッド「そのつもり……起きて、ちょっと準備運動したら、かな……」

トウヤ「あんまり早く行ってもなんだから、ちょっとゆっくりめに行こうね」

レッド「うん……」

グリーン「……おい、レッド」

レッド「……?」

グリーン「お前、また強くなったのか?」

レッド「……なった、と思う……ううん、なった、よ」

グリーン「へっ、そーかよ。ま、すぐに俺が追いついちまうからな! 精々特訓してろよ」

レッド「ん……」コクリ

707: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 22:17:48.82 ID:Bjq/BdU+0
キョウヘイ「グリーンさん行っちゃったっすね……あれでも一番心配してたんすよ?」

トウヤ「心配っていうか……ずっと待ってくれてたんだよ。ここで」

レッド「……知ってる。緑は、そういうやつ……」

レッド「どう考えてるかも……多分、わかる……」

キョウヘイ「それならなんか言ってあげてもいーんじゃないっすかね? こう……見ててアレなんすよね……」

レッド「……緑の考えてる事、色々ひっくるめて……僕の答えは、ここでも頂点を取る事、だから」

レッド「明日……もう一度、話す」

トウヤ「そっか……二人がそれでいいなら、僕たちも何も言わないよ。ね、キョウヘイ?」

キョウヘイ「はあい、わかったっすよ! なんか二人のコミュニケーション……マジでマサラ人って感じっすね」

708: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 22:21:12.46 ID:Bjq/BdU+0
レッド「マサラ人って感じ、ってなに……?」

キョウヘイ「無骨っていうか武人じみてるっていうか……いや実際そうなんすけど……」

トウヤ「それじゃあ、僕たちも行こうか……シルバー、どうしたの?」

シルバー「! い、いえ。何でもありません。戻った事はジョーイさんに伝えておきますので、先に戻っていてください」

トウヤ「……わかった、ありがとうね。ほら二人とも、おしゃべりもいいけど行くよー」

キョウヘイ「おわ、わかったっすから背中押さないでくださいっすよぉ!」

レッド「……歩きながら寝ていい……?」

トウヤ「転んじゃうから駄目ー」

レッド「そんなあ……」


シルバー(……俺も、あの人に教えを乞えば、レッドさんに近付けるんだろうか)

シルバー(特訓の仕方も色々考えないとな……)

709: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 22:23:16.25 ID:Bjq/BdU+0


アローラ生活 12日目

レッド(……)

レッド(おはようございまあす)

レッド(今の時刻は6時……普段よりはいっぱい寝た、けど)

レッド(リーグに行くにはやっぱり早いよね……)

レッド(それじゃあ、準備体操という名の……寝起きドッキリだ!)

レッド(誰に何をしかけようかな……)

誰に 下1  何を 下3

713: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 22:48:30.93 ID:Bjq/BdU+0
レッド(なるほどね……)ゴソゴソ

レッド(作文は「ナナミおねえちゃんありがとう」のやつにしておこうかな)

レッド(え、なんで持ってるかって? 僕にもわからない)


~他の部屋~

レッド(あ、今回ミヅキとヨウとハウ同じ部屋なんだ……ごめんね、ハウ……)

レッド「……フーパ」

フーパ「おまかせおまかせ~!」つマイク

レッド「……ごほんごほん、あーあー、まいくてす……」キーーーン

レッド「はうりんぐ……まあいいや……『俺のナナミ姉ちゃん』」キーーーン

ミヅキ「うぎゃあ!!!!!!!!」

ヨウ「耳がァ!!!!!!!!」

ハウ「うるさ」

714: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 22:53:10.64 ID:Bjq/BdU+0
レッド「……『ナナミ姉ちゃんは、強くてかっこいい、自慢の姉ちゃんだ』……」

ミヅキ「えっえっレッドさん何? 音読? 朗読?」

ハウ「……なんかー、読んでるみたいだけどー……紙が少し古いねー」

レッド「『よく、隣のブルー姉ちゃんとイシツブテ合戦をしている』」

ヨウ「はっ! 年上センサー発動! こグリーンさんのお姉さまの事では!?」

ハウ「なんでわかるのー? 逆にすごいねー」

ヨウ「あ、ハウに褒められた! レアだ!」

レッド「『いっつもいい戦いをしている。なのになんで俺はレッドに勝てないんだろう』」

ミヅキ「ええっ悲しい……グリーンさん……」

レッド「まあ僕が強いから、なんだけど……『だから、一回イシツブテにゴローンを混ぜたら勝ったけどレッドに殴られた』」

レッド「……あ! そんなこともあった……本気で殴った……」

ハウ「ゴローンって、100キロ超えてたよねー。よく無事だったねー、当時のレッドー」

レッド「避けたから……」

715: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 22:57:28.88 ID:Bjq/BdU+0
レッド「……あ、そうだ……フーパ」

フーパ「れんぞくでおまかせー!」つ看板

レッド「……寝起きドッキリー、大成功ー……」

ミヅキ「えっこれドッキリだったんですか!??!?!?!?」

ヨウ「でも朝からびっくりしたので成功ですね!!!!!」

ハウ「まー、おれは巻き込まれたっぽいからー、複雑だけどー。二人の目覚ましにもなったしねー」

ハウ「せっかく早起きしたしー、おれは散歩でもしてこよーかなー……レッドはー?」

ミヅキ「……」ドキドキ

ヨウ「……」ドキドキ

レッド「……朝ごはん、とりあえず食べて……その後、どうしようかな……」

レッド「すぐ、いってもいいけど……もうちょっと、(寝起きドッキリで)遊んでから、っていうのも……」

1、すぐ行く(今回更新中にリーグへ)  2、寝起きドッキリで遊ぶ(次回更新でリーグへ)

下1

718: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 23:11:22.43 ID:Bjq/BdU+0
エーフィ「2がいい!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「わ……びっくりした……」

ミヅキ「エーフィさん! おはようございます! あっす!」

エーフィ「はっはっは、おはようおはよう」

ヨウ「はいはいはーい! 寝起きドッキリするならお供しまーす!」

ミヅキ「わたしもわたしも~~!」

ハウ「頑張ってねー」

ヨウ「え、ハウは行かないの~~?」

ハウ「めんどくさいことになるのが目に見えてるからねー、おれにはわかるんだー」

ミヅキ「綺麗な笑顔で去っていった……まさか彼の言葉が本当になるなんて 誰が予想していただろうか」

レッド「ドッキリは……バズーカでいっか……」

ヨウ「誰から行きますか~~~??」

下1 バズーカの威力はコンマ

722: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 23:25:35.16 ID:Bjq/BdU+0
レッド「……トウヤのとこ、いこう……」

ミヅキ「えっ目覚めトウヤさん見られるんですか!!!」

レッド「それが……確か、アクロマさんが、防止する機械作ったっていってたから……」

ヨウ「目覚めトウヤさんも好きだけど普段のトウヤさんも大好きなぼくに死角はなかったァ! 行きましょ~~!」

ミヅキ「ちょっと待ってよ~~、わたしも普段のトウヤさんだって大好きだもん~~!」

レッド「……僕も、行かなきゃ……あれ」

レッド(そういえば このバズーカ……いつのだっけ? まあ いっか……)

~トウヤの部屋~

レッド「ぐっどもーにんぐ……!」カチッ パフッ

レッド「……あれ」

ミヅキ「や、やさし~~!」

ヨウ「クラッカーですかね!? ……起きるかなあ、トウヤさん」

直下コンマ60以下で起きる  5以下で目覚める

726: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 23:34:21.67 ID:Bjq/BdU+0
トウヤ「……ぐう……」

レッド「……起きない……」

ミヅキ「やっぱクラッカーじゃ駄目でしたか~~……」

ヨウ「はっ、これは……ドッキリ大失敗というやつでは……!?」

レッド「…………」ムム

ミヅキ「確かに、驚かせるどころか起こすことすらできてませんもんね……って、レッドさん!?」

レッド「……トウヤ、起きて、トウヤ……!」ユサ

ミヅキ「エーフィさんっ、これはいったいどういう現象ですか!?」

エーフィ「これはね~、ドッキリ失敗が悔しいから起こすだけ起こしてやるの動きだね!」

レッド「トウヤ……ねえ、起きて……」

トウヤ「むにゃ……ふふ、かわいいこだね……」スヤ…

エーフィ「これは幼女の夢を見てるね、ゆめくいしたから間違いない! 吐いたけど」

ミヅキ「吐けるんですか!? って、レッドさん!?!?」

レッド「…………フーパ」

フーパ「おまかせ~!」つスピーカー

ヨウ「! 総員耳塞げーーーーーッ!!!」バッ

ミヅキ「サーーッ!!!」バッ

エーフィ「ふぃーーーー!」シュウン

レッド「……」スウッ

レッド「起きて、おにいちゃーーーーーーーーーーーんッ!!!!!!!!!!」キーーーーーーーーーーーーーン

727: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 23:36:49.46 ID:Bjq/BdU+0


トウヤ「」

レッド「……ごめん……」

ミヅキ「いえ、わたしたちは大丈夫なんですけど……」

ヨウ「トウヤさんは殉職なされました……敬礼!」

ミヅキ「」サッ

レッド「……トウヤ、ごめん、ゆっくり休んで……」

トウヤ「」

エーフィ「レッド、いつの間にハイパーボイス覚えてたの!?!? ビビったァ!!!」

ミヅキ「あ、エーフィさんへのドッキリは大成功ですね!」

レッド「あ……確かに……やった……」

次のターゲット 下1

729: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 23:42:49.78 ID:Bjq/BdU+0
レッド「じゃあ、次は……シルバーのとこ、行こう……」

ミヅキ「っしゃあ!!! 申し訳ありません、ガッツポーズが出てしまいました」

ヨウ「やったねミヅキ! あれっよく考えたら年上のお兄さんが寝起きに来てくれる展開神過ぎない? 味わえばよかった」

ミヅキ「あ、確かに!! だって、レッドさん達との旅も、たぶん、これで……」

ヨウ「……おわり…………待ってすっごく寂しくなってきた~~~~~~~~~~!!!!!!!!!」

ミヅキ「わたしも!!!!!!!!! ど~~しよ!?!?!?!?」

ヨウ「わかんない!!!!!! とりあえずドッキリさせよ!!!!!!!」

ミヅキ「応ッ!!!!!!!!!!!」

レッド「……二人とも? どうしたの……?」

ミヅキ「モニョアエアイ!!!!!!!!!!」

ヨウ「なんでもないです!!!!! 行きます!!!!!!!!!!」

730: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 23:46:55.51 ID:Bjq/BdU+0


シルバー「……」スヤ…

ミヅキ「し、姿勢が良い~~~ッ……」

ヨウ「微塵とも動きませんよ……寝相の神か?」

レッド「……大丈夫……この後爆発するから……」スッ

ミヅキ「何が大丈夫なのかはわかりませんけどいけますね!!!!(小声)」

ヨウ「ミヅキ、それどれだけ!つけても小声って着けとけば小さい声になる作戦!? 天才!!!!!!!(小声)」

レッド「……それじゃあ、さん、にー、いち、どーん……!」ドッカアアアン

ミヅキ「威力ゥ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロゴロ

ヨウ「格差が激しウワァ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!」ゴロゴロゴロ

下1コンマ90以下で目が覚める 小さい程目覚めが良い

732: ◆nIESo90.aY 2019/08/18(日) 23:55:43.37 ID:Bjq/BdU+0
シルバー「……?」ムクッ

レッド「!」

ミヅキ「えっ今の爆発でそんなゆっくり目が覚めちゃいます????」

ヨウ「ぼくたち部屋の隅まで転がっていったのに????」

シルバー「……、レッド、さん……?」キョロ

レッド「……ここだよ……おはよう、シルバー……」

ミヅキ「うっそ 眠くて目があんまり開いてないくらいの寝起き???」

ヨウ「この惨状で!? この部屋の惨状で!? シルバー……恐ろしい子!!!!!!」

ミヅキ「とりあえず距離の近さにわたしの心はフィーバータイム 確変です」

シルバー「レッドさん……おは、よう……ございま……」カクッ

レッド「! ……シルバー……眠い……?」

シルバー「……いえ、おき、ます……」

レッド「……ふふ、目、閉じちゃってる……」

ミヅキ「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヨウ(ミヅキ……この空間を邪魔しないために無音で死ぬなんて……!!!)

733: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 00:00:42.69 ID:7io5SCDN0
レッド「……ごめんね、起こしちゃって……もうちょっと、寝る……?」

シルバー「、いえ、おきます、レッドさん……」

レッド「……大丈夫? まだ、ちょっと早いから、寝てても……」

レッド(起こしたのは僕だけど……)

シルバー「いえ……せっかく、いちにちの初めに……レッドさんの声を聞けたので……」

シルバー「今日は、このまま、起きて……レッドさんと、いっしょにいたい……です」

ミヅキ「」

ヨウ(ミヅキ~~~~~~~~~~~~ッ!!!!!!! 殉職)

レッド「……、……」

エーフィ(これはしっかりしてて頼れる後輩が急にザ・後輩みたいな感じの顔を見せたのでびっくりしている顔だよ)テレパシー

ミヅキ「ッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヨウ(ミヅキ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

734: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 00:06:01.84 ID:7io5SCDN0
レッド「……どうしよう……でも、シルバー、眠そうだよ……?」

シルバー「……ねむいです……」

レッド「やっぱり……どうする……?」

シルバー「……れっどさ……」ギュウ

レッド「!」

ミヅキ「(';')」

エーフィ(えーとね 文字だけじゃ伝わらない部分を説明するよ! フィー!)

エーフィ(レッドはシルバーのベッドに腰掛けて起こしてたんだけど 寝てたシルバーが身を起こして抱き着きに行ったので)

エーフィ(次の新刊はこのネタで決まりだなあって僕は思っているところ!!!!!!!!!!!!!!!)

ヨウ(これは……いい雰囲気なのでは!? いつ脱出しよう……)

レッド「……ふふ、カビゴンみたい……いいよ、寝ても……」ポンポン

ヨウ(ま、ママ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!! ……じゃなくて!!!)

ヨウ(そこでポケモンに例えられちゃ駄目じゃ~~ん! あれっなんでミヅキじゃなくてぼくがフィーの解説してるんだろ?)

エーフィ(ミヅキが死んでるからじゃない?)

ミヅキ「(@_@)」

ヨウ(納得~~~)

735: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 00:12:01.92 ID:7io5SCDN0
シルバー「……でも、レッド、さん……」

レッド「なあに……どうしたの……?」

ヨウ(ママ………………)

シルバー「……ん、レッドさん……あれ、俺は……っ、レッドさん!?!?」

レッド「わ……びっくりした……起きた?」

シルバー「は、はい、完全に目が覚めました!! すみませんでした寝起きとはいえあのようなことを」フカブカ

ヨウ(綺麗な土下座すぎる……!! 見習わないと……)

レッド「ううん、僕が、起こしちゃったから……あ、シルバー……」

シルバー「はいッ!!!」

レッド「……今、僕がいて……びっくりした……?」

シルバー「え、は、はい。かなり驚きました(自分がしてしまったことも含めて)」

レッド「……なら、ドッキリ大成功……いえーい」スッ

シルバー「い、いえーい……?」パンッ

レッド「……♪」

シルバー(なんだかよくわからないが……朝からレッドさんと話せたし、だき、ついてしまったし)

シルバー(……最終的に、レッドさんが嬉しそうでよかった……)

ミヅキ「」

ヨウ「ミヅキ……オタクパワーを使い果たしてとうとう半角に………………」

741: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 22:37:08.09 ID:7io5SCDN0
キョウヘイ「おっはよーございまーっす! 今日の朝ごはん当番は俺っすよ!」

レッド「……やった……」

ハウ「おれがー、散歩中に取ってきたー、きのみもあるよー」

ヨウ「え!! ちょー豪華じゃ~~ん!!」

ハウ「レッドがー、リーグに挑む日だしねー。頑張ってもらわないとーーー」ジッ

ミヅキ(こっちへの圧……!!!!!)

シルバー「レッドさん、俺の分もどうぞ…………」

レッド「ありがとう……」

キョウヘイ(シルバー、何かやらかしたんすね……)

742: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 22:42:58.08 ID:7io5SCDN0
キョウヘイ「……ところで、トウヤさんはどうしたんすか?」

レッド「……」ピタッ

ミヅキ「それは……」

ヨウ「……悲しい、事件でした……」

キョウヘイ「……死んだんすね……まあ多分幼女関連でなんかしたんすよね? あとで起こしとくっすよ」

ミヅキ「冊子の良さがはんぱないですね!?」

キョウヘイ「慣れてるっすからね~。さあレッドさん、ガッツリ食べてガッツリバトルっすよ!」

レッド「うん……!」モグ

シルバー(速い……ッ!)

743: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 22:52:04.28 ID:7io5SCDN0


レッド「……」

キョウヘイ「準備終わったっすか?」

レッド「……うん、もう行ける……」

トウヤ「が、がんばってね……」フラ

レッド「あ……うん……ごめんね、さっき……」

トウヤ「大丈夫だよ……ここで応援してるからね」

レッド「……ありがとう」

シルバー「頑張ってください……!」

レッド「ありがとう……」

ハウ「応援してるねー、がんばれー」

レッド「うん……」

グリーン「おいレッド。今から当然の事言うけど笑うなよ」

レッド「……?」

グリーン「……勝てよ、絶対に」

レッド「……わかった。任せて」

744: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 22:59:08.26 ID:7io5SCDN0
~ラキナラマウンテン~

レッド「……山、だ」

レッド(少しだけ、セキエイ高原と似てるかも……)

レッド(でも、それにしては気温が……ん?)

レッド(ここ……何かがいたような跡がある……? 何かが暴れていったような……)キョロキョロ

レッド(……調べても、特に何もわからなさそう。今はいいかな……)

レッド(今はリーグに行かなくちゃ……見た感じ、トレーナーもたくさんいる)

エリートトレーナー「そこのキミ、リーグに行くんだろう? その前にバトルしていかないか?」

エリートトレーナー「そのまま、家に帰る事になるかもしれないけどね!」ポーン

エレキブル「ぶるるぅ……」

レッド「……こっちのセリフ」ポーン

フシギバナ「ばぁな……!」

745: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 23:05:25.72 ID:7io5SCDN0
レッド「……あれが、アローラリーグ……」

レッド「……」クルッ

レッド(この景色、この高さ……この空気。少し、ピリピリしてる)

レッド(でも、気分が高まってくる。同じだ、シロガネ山と……)

レッド(……いける。絶対に)

レッド「……ね、ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴか、ぴっかー!」

レッド「行こう……!」


746: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 23:08:29.84 ID:7io5SCDN0
~ポケモンリーグ~

レッド(……ここが、リーグ)

レッド(いかにも、山の中に作りましたって感じ……)

レッド(あとなんか新築の臭いがする)

レッド(……ここも、どこから挑むか選べるタイプの場所なんだ)

レッド(どっちから行こうかな……)

レッド「……迷ったら右、って……ジャンプで見た気がする……ごー!」ダッ

747: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 23:16:21.02 ID:7io5SCDN0
カヒリ「……よく来ましたね、あたしは四天王のカヒリです」

レッド「……」

レッド(風が強い……それに、なんだかこの人……ナギさんと雰囲気が似てるような……)

レッド「……飛行タイプ使い?」

カヒリ「! その通りです。どうやら、相当場を踏んだトレーナーのようですね」

レッド「……そのとーりです……」

カヒリ「ふふ……しかし、相性だけで倒されるほど甘いあたしではありません」

カヒリ「ゴルフもバトルも、大事なのは風向き! それを知り尽くしたあたしに勝てるでしょうか?」ポーン

エアームド「きしゃあ!」

レッド「……サンダース!」ポーン

サンダース「だーす!(エアームドって毛無いじゃねえか!!!)」

748: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 23:21:47.32 ID:7io5SCDN0
ドデカバシ「ぎゅー……」バタッ

カヒリ「ドデカバシ! ……よく頑張りましたね」シュウン

レッド「サンダース!」

サンダース「だーっす!」タタッ

レッド「うん……ありがとう、サンダース……」モフ シュウン

レッド(電気タイプのポケモンはもふると髪の毛がすごいことになる)

カヒリ「お見事でした……あなた、名前は?」

レッド「…………レッド、です」

カヒリ「! 聞いた事があります。カントー出身の伝説のトレーナーだと」

レッド(そういえば一部では伝説になっているんだったね)

カヒリ「それならば、まだあたしの力が届かないのも納得です……また、戦わせてください」

カヒリ「トレーニングを積んで、次はあなたを倒します!!」

レッド「……特訓は、大事だもんね……でも、あなたが特訓してる間、僕も強くなっていくから」

レッド「……簡単に倒せると、思わないでね……」

カヒリ「っ……言いますね。それが事実だとしたら、本当に恐ろしいトレーナーです」

カヒリ「いいでしょう! あなたがこの先に進む資格があることは十分に思い知りました」

カヒリ「進んでください。そして、チャンピオンの座を手にしてください……期待しています」

749: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 23:29:33.59 ID:7io5SCDN0


レッド「あと、三人……」

レッド(順番に行こう。ごー!)ダッ



レッド(くらっ)

レッド(そしてなんか鬼火)

レッド(あとなんか幽霊 絶対ゴーストタイプの四天王だ……)

レッド(……あれ、ゴーストタイプ?)

アセロラ「じゃじゃ~ん……アセロラちゃんだよ!」

レッド「わっ……四天王、だったの……?」

アセロラ「うん、偉い人に頼まれたの! だから、今はしまクイーンと兼業中!」

アセロラ「あのね……知ってたよ、レッドおにいちゃんがここにすぐ来るって。でも、ほんとにあっと言う間だったね!」

レッド「……戦うのが楽しくて、つい、どんどん進んじゃって……」

アセロラ「うんうん、結構わかるかも? でも、四天王としてはこういうしかないかなー」

アセロラ「……おまえのみちはここで途絶えるのだーーーッ!」バッ

ジュペッタ「じゅべべ!」バッ

レッド「! ……ギラティナ!」ポーン

ギラティナ「……ギギギ……」ズシン

アセロラ「わ! アセロラちゃんわかっちゃう、そのすんごいオーラ! えへへ、楽しいねー!」

レッド「……うん」

750: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 23:35:42.81 ID:7io5SCDN0
レッド「……ギラティナ、シャドーダイブ!」

ギラティナ「……ギガッ!」ドシーーン

シロデスナ「しゅ おおお……」サラサラ

アセロラ「あーーっ、シロデスナ! うう、お疲れ様ー……」シュウン

レッド「……ギラティナ、ありがとう」

ギラティナ「……」スリ シュウン

レッド「……」

アセロラ「……ねーねー、レッドおにいちゃん、その子とのバトル楽しかった?」

レッド「、うん……楽しかった、よ」

アセロラ「だよね! 今おにいちゃん、ちょっとにこっとしてたもん……えへへー、うれしいな!」

アセロラ「ゴーストタイプの子って、みんな、寂しがり屋なんだよ。だから、バトル大好きなの」

アセロラ「だから、バトルが強いひともいっぱい戦ってくれる人もだーいすき!」

レッド「……そう、なんだ……」

アセロラ「だからね、アセロラもレッドおにいちゃん大好きだよ! またバトルしてね!」

レッド「もちろん……またね」

アセロラ「残りふたり! がんばってねー!」

751: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 23:45:02.16 ID:7io5SCDN0
レッド(……楽しいバトルだったな)

レッド「三人目……頑張ろう」



レッド「……」

レッド(シンプル、だけどなんか無骨な雰囲気……これは、まさか)

ライチ「久しぶりだねぇ! 元気してたかい?」

レッド「……ライチさん」

ライチ「そう、あたしこそ四天王の一人、ライチさ! 岩タイプ使いの四天王っていうのも珍しいかもね」

レッド「……確かに、初めて見ました……」

ライチ「あたしは、岩タイプこそ四天王にぴったりだと思うんだけどねぇ……」

ライチ「硬く、強く、チャンピオンへ挑むトレーナーへの壁となる! どうだい、それっぽいだろう?」

レッド「……たしかに……挑戦し甲斐がある、気がする……」

ライチ「そうだろうそうだろう! ……さ、あんたも試してみるかい?」

ライチ「あたしたちを超えて! チャンピオンに挑んでみな!」ポーン

ダイノーズ「のーず……」ズシン

レッド「……超える。いくよ、相棒……!」ポーン

金コイキング「ここで俺を出すたァ分かってるじゃねえか! 流石相棒だぜ!」

ライチ「コイキング!? ……でも、ただのコイキングじゃないね! 舐めてかかるなんて真似はしないよ!」

レッド「その方が、嬉しい……です」

752: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 23:45:39.06 ID:7io5SCDN0


753: ◆nIESo90.aY 2019/08/19(月) 23:50:12.64 ID:7io5SCDN0
レッド「……撃って!」

金コイキング「任せろってんだ!! 喰らえ渾身の!! ハイドロカノンだァーーーーー!!!」バババババ

ルガルガン「がうう……!」バタッ

ライチ「ルガルガン! ……よく頑張ったね」シュウン

レッド「やったね……」スッ

金コイキング「あったりまえよ!」パシン

ライチ「それにしても、すごいコイキングだねぇ! こんな強いなんて、本当に驚いたよ」

レッド「……特訓、したから」

金コイキング「ま、俺がもともと強いってのもあったけどな! 昔は各地で大暴れして……」

レッド「自然に話に混ざらないで……」シュウン

ライチ「あっはっは! 面白いポケモンだねぇ……暴れ者だったのかい。それにしては、楽しそうにバトルしてたねぇ」

レッド「……わかり、ますか?」

ライチ「わかるさ! 楽しそうなのは、あんたがあの子の好きそうな戦い方をさせてるから、ってのもね」

レッド「……!」

ライチ「ちゃんと自分のポケモンの事が大好きなんだってわかる、良い戦いだったよ。さ、この後も頑張りな!」

レッド「……はい!」

754: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:03:49.55 ID:gi9LebPW0
レッド「次が、最後……」

レッド(がんばろう。ごー!)ダッ


レッド「……」

レッド(よりゴツイ……!! これは、多分……鋼タイプ……)

マーレイン「やあ、こんにちは。鋼タイプの四天王、マーレインです」

レッド「……こんにちは、レッドです……」

マーレイン「ああ、やっぱり。マサキくんに聞いていたとおりだ」

レッド「え……マサキの知り合い……?」

マーレイン「うん、実はアローラでのボックス管理をしていてね。そのよしみで知り合いなんだ」

マーレイン「マーくん……マーマネからも聞いていたよ。とても強いトレーナーが来たって」

レッド「……マーマネくん」

マーレイン「なんだか、その時には巫女さんだったって聞いてたから、女の子かと思っていたけど……」

レッド「……気のせいです! バトルしましょう!!」

マーレイン「わ、わかったよ! そうだね、せっかく四天王の間に来たんだから……よし」

マーレイン「友人に頼まれてなっていた四天王だけど、興味深いトレーナーと戦えるなら悪くないかもな……!」ポーン

クレッフィ「くっふぃふぃ~!」チャラッ

レッド「……ファイヤー!」ポーン

ファイヤー「……」キッ

マーレイン「ファイヤー! カントーに生息するという幻のポケモン……! うん、流石だね……!」

レッド「……」

755: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:11:23.74 ID:gi9LebPW0
レッド「とどめ……ファイヤー、もえつきる!」

ファイヤー「……ギャアーオ!!!」ボオッッッ

ダグトリオ「だ」「ぐ」「と……」バタッ

マーレイン「ダグトリオ……! お疲れ様、ありがとう」シュウン

レッド「……やったね、ファイヤー……」

ファイヤー「ぎゃおう!」バサッ

マーレイン「……きみは、マーくんやマサキくんの話していた通り、素晴らしいトレーナーだね」

マーレイン「強さだけじゃない。幻のポケモンのような、強い生き物を従えて。その強さだけじゃなく、美しさをより引き出す……」

マーレイン「ファイヤーの炎は、今まで戦ってきたポケモンのどの炎よりも綺麗だった」

レッド「……褒められたね、ファイヤー」

ファイヤー「……」キッ

レッド「睨まないの……」

マーレイン「はは、ふざけているわけじゃないんだ……見るものを、対峙するものを圧倒させる何かが君にはある」

マーレイン「だからこそ、沢山の人やポケモンが君の元へ集まるのかもしれない……」

レッド「……あれ、僕がポケモンたくさん持ってるって、なんで……」

マーレイン「マサキくんが話してたよ。たくさん連れてるのにボックスを使ってくれないってね……たまには彼とも遊んであげてくれるかい」

レッド「……善処します……」

756: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:15:13.74 ID:gi9LebPW0
レッド「……これで、全員……」

レッド「あとは……チャンピオンだけ……あ、エレベーター」

レッド(アローラで、一番高いところで戦うんだ……楽しそう……)



~チャンピオンの間~

レッド「…………」

レッド(空が近い……雲が目下にある……)

レッド(ここで、戦うんだ……ん、足音……が、ふたつ?)

???「ほっほっほ、よく来ましたな」

???2「四天王が敗れてしまったという事か」

???「ならばわれわれも戦うしかありますまい」

???2「なぜならわれわれはちゃにゅ……チャニュピョヌ……」

???「なんて?」

757: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:19:06.53 ID:gi9LebPW0
レッド「…………」

???2「あ~~~~っレッドさんの目が冷たい!!!」

???「わたしたちのハートがピンチ!! 謎の老人作戦やめよ!!!」

???2「了解!!!」バッ

ミヅキ「……こんにちは、レッドさん!!」

ヨウ「ぼくたちが……チャンピオンです!」

レッド「……チャンピオンが、二人?」

ミヅキ「それが、わたしたちほぼ同時に四天王を倒しまして」

ヨウ「当時のチャンピオン……ハウと、チャンピオン代理だったククイ博士を倒したんです」

ミヅキ「そのあとわたしたちで戦ったんですけど、何度戦っても引き分けで!」

ヨウ「決着がつくまで、ぼくたち二人がチャンピオンなんです!」

レッド「なるほど……バトルの、形式は?」

ミヅキ「わたしたちが三匹ずつ出して、挑戦者の方には六匹用意してもらいます」

ヨウ「かーらーの、ダブルバトルです! 新しいチャンピオンですよね~~!」

758: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:23:44.82 ID:gi9LebPW0
レッド「……うん、確かに、新しい形式……でも」

レッド「三匹ずつ、じゃなくていいよ……六匹全部、使って」

ミヅキ「え ……いいんですか?」

ヨウ「いくらレッドさんがポケモンいっぱい持ってるっていっても、リーグで使えるのは六匹までですよね?」

レッド「うん……それでも、勝つ自信があるから……」

ミヅキ「っ! ……へ、へへへ、面白いじゃァないですか……! 六対十二ィ~~!! やってやろォ~~じゃないですかァ!!」

ヨウ「ミヅキ!! 顔がジョジョの三下みたいになってる!! それ負けフラグ!!!」

ミヅキ「やっべネタ走り病が! ……ごほん、レッドさんが大丈夫なら、わたしたちはそれでもいいです!」

ヨウ「レッドさん相手だからって、手加減しませんからね!」

レッド「もちろん……二人の本気を……いや」

レッド「ゼンリョクを、見せて……!」 ヒュウウウウ

ミヅキ「あれ、雪……っていうか霰!? ここ雲の上なのに!?」

ヨウ「レッドさんスタンド能力者かなにか!?!?」

759: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:30:00.89 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「いくよっ、アブリボン!」ポーン

アブリボン「きゅう!」

ヨウ「がんばるぞ~ッ、ルージュラ!」ポーン

ルージュラ「るっじゅ~」チュパ

レッド「……いくよ。ファイヤー、ギラティナ……!」ポーン

ファイヤー「ギャアーーーオッ!!」キッ

ギラティナ「ギガガゴ……」ズシーン

ミヅキ「なんてプレッシャー……! ていうかゴツイ!!」

ヨウ「……でも戦わないと! いくぞルージュラ、ふぶき!」

ルージュラ「じゅら~!」ヒュウウ

ミヅキ「やるじゃんヨウ、霰をうまく利用してる!」

レッド「……ファイヤー、ねっぷう!」

ファイヤー「ギャオーウ!!」バサッッ

ルージュラ「じゅらっ!?」ジュワッ

ヨウ「うっそ、羽ばたきで全部溶かされた!? ルージュラ!」

ルージュラ「じゅ、ら……」バタッ

アブリボン「きゅうう……」バタッ

ミヅキ「へっへっへ範囲技……! どっちも炎タイプ抜群だったなあ……! ありがとうアブリボン!」シュウン

ヨウ「よっくがんばった!」シュウン

760: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:36:23.65 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「次は……よし、いいいいい! がんばって!!」ポーン

いいいいい(ミロカロス)「きょーーう!」スルッ

ヨウ「ヨワシ、がんばれ~~!!」ポーン

ヨワシ「……」ピチッ ゴゴゴゴ

ヨワシ(むれたすがた)「ギュオオ!!」ザバッ

レッド(……水タイプ。交代してもいいけど……)

ギラティナ「……」チラッ

レッド「……うん、わかってるよ……」

ミヅキ「あかん、あっちの強そうなのが動きそう!! その前に数を減らさないと……いいいいい、ハイドロカノン!」

いいいいい「きょーーーっ!」バババババ

ファイヤー「!」キッ

ヨウ「えっへっへ……やっぱ倒れませんよね! ヨワシ、アクアテール!」

レッド「……ファイヤー、引いて!」

ヨウ「逃がしませんよ~~~!! ぶちかましたれ~~~~!!!!」

ヨワシ「ギュオオオオ!!」ザバアアン

ファイヤー「……!」キッッッ

ヨウ「よし、効いてる!」

761: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:42:26.15 ID:gi9LebPW0
レッド「……」

ミヅキ「? ……あ!!!! やばいよヨウ!!!!! ヨワシの上!!!!」

ヨウ「へ? ……あ!!!!!!! うっそぉ!!!!!!」

レッド「……ギラティナ、シャドーダイブ!」

ギラティナ「グオオオッ!!!」ドシーン

ヨワシ「ぎゅ ぎゅお……」ピチピチ バタッ

ヨウ「……ぼくがヨワシを向かわせたのが、ちょーど着地地点だったって……そんなのある!?」

レッド「……ファイヤー、一旦戻って……」シュウン

ファイヤー「…」キッ

ミヅキ「ここで交代……うーむ、ヨウ!」

ヨウ「むむむむむ……おっけー!」

762: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:47:50.31 ID:gi9LebPW0
レッド「頑張って、サンダース……!」ポーン

サンダース「だあすッ!!」バチバチッ

ヨウ「いっけ~! シロナさん!!」ポーン

シロナ(ガブリアス)「がぶがぶぅ!!」

レッド(……シロナさん……なんだか戦いにくい)

ミヅキ「サンダースは任せた!」

ヨウ「おっけー! でも、一番速いのって、多分……」

レッド「……サンダース、十万ボルト!」

サンダース「だあああす!!!(毛並みの良いポケモン一匹もいねえじゃねえか!!!)」ビリビリビリ

いいいいい「きょーーう! ……きゅう」バタッ

ミヅキ「んん、お疲れさま……! 一矢報いた!」シュウン

ヨウ「シロナさんっ、すかさず地震!!」

シロナ「がぶぅ!!!」ゴゴゴ

レッド「サンダース!」

サンダース「だあす!」ピョンッ

ギラティナ「……」フワフワ

ヨウ「あ!!! あっちのポケモン浮いてる!!! しかもそのポケモンを足場代わりにした!?」

サンダース「……だ~す」ドヤ

763: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 00:56:09.59 ID:gi9LebPW0
ヨウ「ぐぬぬぬ~~~!! なんてドヤ顔!!!」

ミヅキ「直接叩き込むしかないか~~! 次のポケモンは……クワガノン! いけっ!」ポーン

色クワガノン「ブブブブブ」

レッド「……ギラティナ、ドラゴンテール」

ギラティナ「ギガ……!」ブンッ

色クワガノン「ブブブ」バシッ ドサッ

ミヅキ「瞬殺ゥ~~~~~~!?!?!?」

ミヅキ(……あれ、でもクワガノンを先に倒したってことは……後続に電気か虫に不利なポケモンが控えてる?)

レッド「サンダース、スピードスター……!」

サンダース「だあすッ!!」シュバババ

シロナ「が がぶぅ……!」フラフラ

レッド「……、きあいのタスキ……」

ヨウ「一撃が重いってわかってましたからね! スピードスターでこれは予想外だけど……」

ヨウ「やったれシロナさん!! げきりん!!」

シロナ「がぶぅぅぅッ!!」ゴオオッ

ギラティナ「……!」

764: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 01:05:35.21 ID:gi9LebPW0
ギラティナ「……ギガガ」

ヨウ「やっぱ倒れないか……!」

シロナ「……がぶ」バタッ

ヨウ「シロナさん!? ……そっか霰か!!!」

レッド「……」ジッ

ミヅキ「……っ、いくよイーブイ!」ポーン

イーブイ「ぶいっ!!」

ヨウ「……いくぞマッシブーン!」ポーン

マッシブーン「」ムキッ

レッド「……ギラティナ」

ギラティナ「……」スッ

ミヅキ「っ、消えた……!?」

ヨウ「なら足場がいないってことだ! 畳みかけるよ!」

レッド「……サンダース、でんじは!」

サンダース「だーすっ!」バチッ

マッシブーン「!」ビリッ

ヨウ「やべ マッシブーン……!」

ミヅキ「まだまだ! イーブイ、すてみタックル!!」

イーブイ「ぶいぶいぶいーー!!」

レッド(あのイーブイ、なにか……あれは、こだわりハチマキ)

レッド(……だとしたら、特性は……)

サンダース「だあすっ!? ……ぐるる」バチバチ フラッ

ミヅキ「適応力のイーブイちゃんです! 威力はすっごい……はずなんですけど……」

イーブイ「ぶ、ぶい~~……」フラフラ

ミヅキ「反動で倒れかけてる!!!!」

765: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 01:10:58.98 ID:gi9LebPW0
レッド「……」

サンダース「ぐるる、る……きゅう」バタッ

イーブイ「ぶい~~……」バタッ

ヨウ「や、やっと一匹撃破か~~!!」

ミヅキ「しかもとどめは霰が持っていくという……」

マッシブーン「……!」ビリビリ

ヨウ「マッシブーン! ……まあ、攻撃する相手がいないし……」

ミヅキ「あれ そういえばあの強そうなポケモン……どこに行ったんだろ?」

レッド「……そこだよ」スッ

ヨウ・ミヅキ「へ?」

ギラティナ「……」ズッ

マッシブーン「!」

ミヅキ「ひえ」

ヨウ「なんだあれ どこに繋がって……?」

レッド「……どこ、だろうね……ギラティナ、シャドーダイブ!」

ギラティナ「ギガガーーッ!!」ドシーーン

ヨウ「! マッシブーン……麻痺して避けられないんだ!」

マッシブーン「……」ムキッ バタッ

ヨウ「マッシブーン! ……ナイスポージング! 肩にマサラ人乗ってんのかい!!」シュウン

レッド「どんな掛け声……ギラティナ、戻って……」シュウン

766: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 01:16:42.65 ID:gi9LebPW0
レッド「……二人の実力、まだまだこんなものじゃないでしょ……」ポーン パシッ

ミヅキ「……っ」

ヨウ「……もちろんですっ!!」

レッド「もっと……もっと、楽しいバトルにしよう……!」ブンッ

エーフィ「ふぃー!」

ミヅキ「エーフィさん!? ……そういえばエーフィさんポケモンだ! 忘れてた!!」

ミヅキ「でも、それなら好都合……! いけっ、ガオガエン!!」

ガオガエン「……がおう!!!」ブンブンッ ボオッ

ヨウ「もう一匹のポケモンがどう来るか……!」

レッド「……いくよ、カプ・コケコ……!」ポーン

カプ・コケコ「……かぷぅーーーこっこ!!!」バチバチッ

ヨウ「! か、カプ・コケコ……!」

レッド「……ね。君たちの強さ……見せてくれるでしょ」

カプ・コケコ「……」ジッ

ヨウ「……! はいっ!! ぼくたち、強くなったんです!! いっけー相棒!」ポーン

アシレーヌ「きゅう……」ザババッ

767: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 01:22:25.55 ID:gi9LebPW0
レッド「……エーフィ!」

エーフィ「ふぃーっ!」パッ

ミヅキ「いま、何か……?」

ヨウ「よくわかんないけど、攻撃してこないならこっちのチャンス! アシレーヌ、やるぞ~~~っ!!」ピカッ

アシレーヌ「きゅう……!」キュイイン

レッド「! あれは……Zワザ……!」

ヨウ「歌えっアシレーヌ!! わだつみのシンフォニア!!!」

レッド(えっ技名かっこいい)

アシレーヌ「きゅう……きゅーーーーッ!!!」ザバアアアッ

ヨウ「ぼくたちの超超必殺技ですよ!! レッドさんのポケモンといえど避けられません!! さらばエーフィさん!」

レッド「……まともに当たってたら……僕の地球投げくらい痛かったかもね、エーフィ……」

エーフィ「ふぃ!?!?!?!?!?!?」

ヨウ「へ!?」

エーフィ「ふぃ! ……ぷるるっ、ふぃーっ!」ピョン

ヨウ「なんだってーーー!?」

ミヅキ「あ、さっきエーフィさんが使ってた技って……光の壁!?」

ヨウ「そ、そっかあ……! ぐうう~~、してやられた!!!」

768: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 01:28:47.12 ID:gi9LebPW0
レッド「……」ジッ

ミヅキ「! ……後悔しても知りませんよ! やるよ~~ガオガエン!!」ピカッ

ガオガエン「がおおおおおう!!!!」キュイイイン

ミヅキ「ハイパー!!!! ダーク!!!!! クラッシャーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

レッド(技名ゴツっ)

ガオガエン「がおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!」ダダダッ

エーフィ「ちょっ待こっちに来るの!? あっ悪タイプですか~……レッド! どうしよう!?」

レッド「……自爆しか」

エーフィ「できないよ!!!!!!!!!!!!!!!! ぐわーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」バタッッッ

レッド「……ありがとう、エーフィ……大丈夫、すぐ仇を討つからね……」

ミヅキ「えっ」

ヨウ「あ 地面がパチパチする!!!」

769: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 01:33:04.23 ID:gi9LebPW0
レッド「……お待たせ、カプ・コケコ」

カプ・コケコ「……」バチバチバチッ

ミヅキ「……あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヨウ「ぎゃあ!? どうしたのミヅキ!?」

ミヅキ「……カプ・コケコって、ほんとはすっごい素早いはずなんだよ、でもさっきまで動いてなかった」

ミヅキ「もしかして、今まで、じゅうでんしてたんじゃ……」

ヨウ「……あ」

レッド「……迎え撃つなら、全力で……カプ・コケコ! ほうでんッ!!」

カプ・コケコ「かぷぅーーーーーーーーーーこっこ!!!!!」ビリビリビリビリッ

ガオガエン「がおおおおう!?」

アシレーヌ「きゅうーー!?」

ミヅキ「ぐええっ……!? ま、眩しい!?!?」

ヨウ「これが島の守り神……! つっよ!!!!!」

770: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 01:41:46.01 ID:gi9LebPW0
レッド「……僕の、最後のポケモンは、カプ・コケコと……」ポーン

金コイキング「俺だぜ?」

ミヅキ「キエアアアアアアアアアアアアアシャベッタアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」

ヨウ「なんてオーラだ!?!? ……いやほんとに強いんだろ~な~~!!」

レッド「……うん。君たちの、最後のポケモンは……?」

ミヅキ「……いきます。ルナアーラっ!」ポーン

ルナアーラ「……マヒナペーアっ!」ギラッ

ヨウ「……よっし、いくぞソルガレオっ!」ポーン

ソルガレオ「ラリオーナっ!!」ゴオッ

レッド「……!」スッ

レッド(凄いオーラ……この二匹が、この地方の伝説のポケモン……)

レッド「……」チラッ

金コイキング「おうおうおう中々やりそうなやつらじゃねえかい!! やる気が出るってェもんよ!!」

カプ・コケコ「……かぷ……かぷぅーーーーーーっこ!!!!!」バチバチ

レッド「……だね……楽しくなってきた……!」

771: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 01:50:19.12 ID:gi9LebPW0
レッド(初めて見るポケモンは、タイプの見当がつかない……だから、一番強い技でぶつかる!)

レッド「コイキング、かみなり!」

金コイキング「おうおうおう任せろィ!! なんだか電気の調子も普段より良いからなァ!!!!」

カプ・コケコ「かぷっこ!!」

金コイキング「アンタのお陰か! そりゃァありがてえなッ!!!」ピシャーーーンッ

ルナアーラ「ぴいあッ! ……まひな!」

レッド「! ……硬い」

ミヅキ「それがルナアーラの強さです! ファントムガード……最初に受けるダメージが半減されます!」

レッド「……カプ・コケコ」

カプ・コケコ「……かぷっこ!」コクッ バチバチ

ミヅキ「! じゅうでん……ヨウ、当たる前に倒せる!?」

ヨウ「んん、光の壁の効果は続いてるから物理技で……そんでワンチャン倒せるような技……!」

ヨウ「……ソルガレオ、ストーンエッジ!!」

ソルガレオ「りおおおおうっ!」ドスッ

カプ・コケコ「かぷっ……こっこ!!」

ヨウ「当たった! けど……倒れない! 急所じゃなかったか!」

772: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 01:54:28.99 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「……カプ・コケコもだけど、コイキングも無視できない!」

ミヅキ「半減でこの威力、まともに喰らったら……う~~~んやばい!! ルナアーラ!」

ルナアーラ「まひぺ!」

ミヅキ「ガスっといこう!! シャドーレイ!!!」

ルナアーラ「……ペーア!!!」バッッッ

金コイキング「ウオーーー!?!?!? な なな なんじゃいその技はァ!?!?!? ビビった!!!!!!」

レッド「……ちょっと静かに……」

金コイキング「できるかーーい!! ってかお前ゴーストなのかよ!!!! 俺ァお化けってのがどーーーしても苦手でなァ!!!!!!」

ミヅキ「……! このコイキング、特性びびりですね!?」

金コイキング「だだだだだだだーーーーれがびびりじゃい!!!!」

レッド「そうだよ……」

金コイキング「相棒!?!??!?!?!?!!?」

773: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 02:03:52.21 ID:gi9LebPW0
ミヅキ(やっっっっばい あのコイキングはどんな技持ってるか予想できない)

ヨウ(ただでさえカプ・コケコは先制取れるってのに、わざわざ素早さを上げたってなると)

レッド「……コイキング、昨日教わったやつ、いけるよね」

金コイキング「まままままま任せろってんだ!!! そーれ守り神さん頑張れ頑張れ! アンタが大将!」ドンドン

金コイキング「土地神さんが、山のてっぺんで負けるって訳にゃあいかねえもんなァ! あーどっこい!」パフパフ

ミヅキ「あっ」

ヨウ「これは」

ミヅキ・ヨウ「……手助けだ~~~~~~~~~ッ!!!!!!!!!!」

レッド「……まだだよ」ピカッ

カプ・コケコ「かぷぅーーこっこ!!!!!!!」キイイン

レッド「……これが、僕達のゼンリョク……!」サッ

レッド「スパーキングギガボルト……!!」

カプ・コケコ「かぷぅーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」バチバチバチバチバチッ

ルナアーラ「まひなぺーっ!?」

ソルガレオ「ら り ぐおおおおおッ!?」

金コイキング「ぎゃあああああああああああああああああああッ!!!!!!!!」

774: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 02:07:09.30 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「…………」

ヨウ「…………」

レッド「……大丈夫?」

金コイキング「タスキがなかったら死んでたぜ……」

ミヅキ「はっ い、一瞬気絶してしまった」

ヨウ「ひょっ わ、わかる……」

レッド「……二人とも」

ミヅキ「はいッ!!!」

ヨウ「はいっ!!!」

レッド「……とっても、楽しいバトルだった……ありがとう」ニコッ

カプ・コケコ「かぷぅーこっこ!」クルクル ニコニコ

ミヅキ「あ……うびゃ……レッドさぁ~~~~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!!」

ヨウ「レッドしゃ~~~~~~~~~ん!!!!!! うお 結婚してください!!!!!!!!!!!!!」

レッド「それはちょっと……」

775: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 02:13:15.16 ID:gi9LebPW0
ミヅキ「……負けたの、とっても悔しいです!! わたしたち、ほんっとーに全力だったので!」

レッド「うん……伝わったよ……」

ヨウ「だけど、やりきったのもあるし、こう、ド正面からレッドさんとバトルできたのが嬉しくて」

レッド「うん……」

ミヅキ「嬉し泣きなんだか悔し泣きなんだか!! 自分でもわかりません~~~!!!」

ヨウ「ぼぐだぢもだのじがっだでず~~~~~~!!!!!!!」

レッド「よかった……嬉しい……」

ミヅキ「……レッドさん、このリーグ……っていうか、このバトルも含めて」

ヨウ「アローラ、どうでした? 楽しかったですか?」

レッド「うん……すっごく、楽しかったよ……」

レッド「色々、あったけど……新しい人や、ポケモンと出会って……」

レッド「たくさん、バトルして……僕は、また、強くなれた……」

レッド「……とても、いい場所だね……アローラは……」

ミヅキ「よ よ よかったあ~~~~~~~~~~~!!!!!!!! 嬉しいです~~~~~!!!!!!」

ヨウ「そうなんです!!! 素敵なところなんです!!! だがらまだぎでぐだざい~~~~~!!!!」

レッド「うん……もちろん……」

780: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 22:11:53.87 ID:gi9LebPW0
レッド「……それじゃ、戻ろっか……」

ヨウ「え! でも、チャンピオンのぼくたちに勝ったんですよ?」

ミヅキ「次のチャンピオンにはならないんですか???」

レッド(そういえばそうだった 他のとこで全部断ってたから忘れてたけど……)

レッド「……僕は、チャンピオンと……二人と戦いたかっただけだから、別に……」

レッド「アローラは……ずっといたら、溶けちゃいそうだし……辞退、します」

ヨウ「むむ、確かにそのほーがレッドさんっぽさはありますね~~~」

ミヅキ「この展開、薄い本で見ました!!! リアルだったんだなあ……流石フィーさん」

レッド「……だから、戻ろう……ポケモンセンターにも、いかないと……」

ヨウ「あ! たしかに!!!!! 急がなきゃ!!!!」

ミヅキ「そーでした!! ……あ、賞金……」

レッド「大丈夫……ここに来るまで、色んな人からぶんどったから……先に行ってていいよ」

ミヅキ「ありがとーございます!!! うお~~~~目の前が真っ白になるまで走るんだ!!!!」

781: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 22:19:32.20 ID:gi9LebPW0
レッド(……他のリーグよりも、ここは一番景色も居心地もいいけど)

レッド(目立つのは、やだな)

カプ・コケコ「……かぷぅーこっこ?」

レッド「……アローラは好きだよ。この山も。でも……」

レッド「強くなるには……静かで、邪魔の無い……シロガネ山の方が、いいから」

レッド「あ……そういえば、僕はこれから、カントーに帰るけど……みんなはどうしよう……」

カプ・テテフ「かぷっふ? てふてふ?」

カプ・ブルル「ぶるぅ……」フン

カプ・レヒレ「れひ……」

レッド(一緒に旅してきたのはいいけど、守り神、だし……ここから離れられない、かな)

カプ・コケコ「……かぷぅ~~~こっこ!!! かぷっこ!!」グルグル

カプ・テテフ「かぷぅ~ふふ!」ピョン

カプ・ブルル「……ぶるぅ!!」フンス

レッド「……一緒に、来てくれるの?」

カプ・コケコ「かぷっこ!」コク

782: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 22:23:36.04 ID:gi9LebPW0
レッド「……ありがとう。カプ・レヒレは、どうする……?」

カプ・レヒレ「れ、れひ……」

レッド「……来てくれたら、嬉しいな……楽しいバトルもあるって、知ってほしい、し……」

レッド「だめ、かな……?」スッ

カプ・レヒレ「!! か、かぷぅーれ!!」キュッ

レッド「! やった……あくしゅ……」

カプ・ブルル「ぶるぅ……」ハァ

カプ・コケコ「かぷっこ?」

カプ・テテフ「てふ~?」

レッド「……それじゃあ、みんな……これからも、よろしくね」

レッド「とりあえず、戻ろう……みんな、待ってるかも……」

783: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 22:28:14.19 ID:gi9LebPW0


~カプの村・ポケモンセンター~

レッド「……戻りました……」

トウヤ「レッド、おかえり」

キョウヘイ「おかえりなさ~~~いっす!!」

シルバー「おかえりなさい……!」

ハウ「はやかったねー」

グリーン「……で、どうだった?」

レッド「もちろん、勝った……楽しいバトルだったよ……」

グリーン「はっ、そうでなくっちゃな」

トウヤ「よかったね、レッド。楽しいなら、何よりだよ」

キョウヘイ「いや~~、これでアローラも攻略っすか! レッドさんの勢力もどんどん強くなってくっすねぇ!」

ハウ「勢力ってー……でもー、確かに―、制圧された感じはあるよねー」

シルバー(制圧とは……と思ったが 確かにカントーはそのような気配があるな……)

レッド「……あれ、ミヅキとヨウは……?」

トウヤ「ああ……二人はね、あっちで待ってるよ。いこっか」

784: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 22:33:56.02 ID:gi9LebPW0

レッド「……ねえ、グリーン」

グリーン「んだよ」

レッド「……アローラのチャンピオン、ミヅキとヨウなんだって」

グリーン「は!? どっちかはそうだろうと思ってたけどよ……チャンピオン二人ってマジかよ」

レッド「二人の決着がつくか、誰かが二人を倒すまで……二人がチャンピオンなんだって……」

グリーン「なるほどな……で、戦ってみてどう思った? あいつらを倒す奴は出てくるか?」

レッド「どうだろう……でも、二人とも、強かったから。なかなか、出てこないんじゃないかな……」

グリーン「へえ。お前にそう言わせるってなら中々だな」

レッド「……で、チャンピオンが二人なら、挑戦者が二人って言うのも、ありだと思って……」

グリーン「……」ピタッ

レッド「……二人が、もっと強くなったら……グリーン、僕と組んで、リーグに行こう」

グリーン「……しょうがねえな、いいぜ。ま、お前の全力のバトルに合わせられるのは俺くらいだからな」ニッ

レッド「……うん、そうだよ……だから、誘ったんだもん……」

グリーン「……お前、なんつーか……あれから素直だよな」

レッド「? あれから、って……?」

グリーン「前にエーフィが……いや、なんでもねえ。ほら、あいつらが待ってんだろ。さっさと行こうぜ」

レッド「……うん……」

785: ◆nIESo90.aY 2019/08/20(火) 22:39:50.98 ID:gi9LebPW0

ミヅキ「レッドさ~~~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!!」パンッ

ヨウ「チャンピオン撃破、おめでとうございま~~~~~~~~す!!!!!!!!!!」パパーンッ

ハウ「どんどんぱふぱふー」ドンッ

レッド「…………あ、ありがとう……」

ミヅキ「あれ!? 反応薄い!?」

ヨウ「クラッカーと小太鼓だけじゃ駄目だったか……!」

ハウ「小太鼓担当はおれだけどねー。なんで小太鼓なのー」ドンッ

レッド「いや……びっくりしちゃって……」

キョウヘイ「まあビビるっすよね。ザ・お疲れ様会場っすもん」

トウヤ「三人が頑張って準備してたんだよ。僕たちもちょっと手伝ったけど、主体は三人だ」

ミヅキ「まあ負けるだろうなとは思ってたんで……先だって準備しちゃいました!」

ヨウ「島巡りお疲れ様会でもありますからね~~~!!」

ハウ「ほらー、あれ渡さないのー?」

ミヅキ「あ、渡す渡す! ごほん、わたしたち三人のお小遣いを集結し、大都会ハウオリシティで買ってきた」

ヨウ「レッドさんへのプレゼントっていうか。チャンピオン賞品っていうか。アローラの思い出として持っててほしいものを」

ハウ「はーいこれー。あのふたりー、めちゃめちゃ悩んでたんだよー」スッ

レッド「……ありがとう」

ヨウ「まだ喋ってるのに~~~~~!!!! まあいいや、開けてみてください!!!」

レッド「う、うん……」

三人からのプレゼント 下1

787: ◆nIESo90.aY 2019/08/21(水) 00:01:33.55 ID:C5U5vnY00
レッド「……指輪? 綺麗……」

ハウ「アローラのー、伝統的なアクセサリーなんだー」

ミヅキ「アローラらしく、花が彫られてあるんですよ! それがすっごく綺麗なんです!」

ヨウ「アローラジュエリーって言って、結構人気のやつなんです! ライチさんとこで買ったんですよ~~」

レッド「……ありがとう、すごく嬉しい……」

ハウ「へへー、喜んでもらえてよかったー。おれもうれしいなー」

ミヅキ「指輪なら、身に着けてもらえるので……すぐにアローラでの旅を思い出せるかなって……ヴヴ……」

ヨウ「指輪受け取ってもらえたってことは実質ぼくとレッドさん結婚では????????」

ミヅキ「人が感傷に浸ってるじゃんかよぉ~~~~~~~!!!!!!!!!」

レッド「ふふ……でも、壊したら嫌だから……あ、そうだ」チャラ

レッド「メガリングを通してるチェーンに、一緒に通せば……失くさないし、バトル中でも思い出せるね……」

ミヅキ「ヴ…………ありがとうございます…………」

ヨウ「え!!!! あのメガリングと同列???? うれし…………結婚してください」

レッド「それはちょっと……」

788: ◆nIESo90.aY 2019/08/21(水) 00:05:53.17 ID:C5U5vnY00
レッド「……みてみて……指輪もらった……」

トウヤ「わあ、よかったねぇ。とっても似合ってるよ」

キョウヘイ「お~~、いいデザインのリングっすね! ちょー良いっすよ!」

レッド「……でしょ」ドヤ

シルバー「素敵ですレッドさん……!!!!!!」

レッド「ありがとう……」

グリーン「お前が指輪ねぇ。良いもん貰ったんなら、壊すんじゃねえぞ」

レッド「……わかってる……」

ミヅキ「供給 アア センキュウ」

ヨウ「ぼくたちが選んだ指輪をレッドさんがつけてる これはもう」

ハウ「結婚だとしたらだいぶ重婚になるけどねー」

789: ◆nIESo90.aY 2019/08/21(水) 00:09:39.79 ID:C5U5vnY00
レッド「……そうだ、僕からも、三人にお礼をしたい……ので」

レッド「これを進呈します……」スッ

ミヅキ「!!!!!!!!!」

ヨウ「これはッ……!!!!!!!!」

ハウ「どれどれー? わー、これがあの「何でも言うこと聞く券」ー?」

キョウヘイ「出た!! 俺もまだそれ使ってないんすよねぇ」

レッド「……何をすればいいか、難しくて……せっかくだし、今、使う……?」

ミヅキ「これがあれば」

ヨウ「なんでも」

ハウ「まー、内容によってはー、おれがボコすから安心してねー……あ、じゃー最初におれこれ使うー!」

レッド「うん……何が良い……?」

ハウ「どうしようかなー」

キョウヘイ「ハウなら安心っすね! 今から出てくるお願い事を二人は見習うように まだわかんないっすけど」

ハウ「んー、きーめた!」

下1

791: ◆nIESo90.aY 2019/08/21(水) 00:40:01.48 ID:C5U5vnY00
ハウ「なにかー、おいしいごはん作ってほしいー!」

レッド「……任せて」

ハウ「やったー、おれー、お腹空いてたんだー」

レッド「ここで失敗するわけにはいかない……自信あるやつを作ります……」

ハウ「なにつくるのー?」

レッド「……完成するまで、秘密……」

ハウ「たのしみー!」


ミヅキ「えっなにあのほのぼの空間……」

ヨウ「グワーーーッ一瞬持った邪悪な考えが浄化されていくーーッ!!」

トウヤ「かわいいね……」●REC

キョウヘイ「空気がふわふわしてんすよね……」

792: ◆nIESo90.aY 2019/08/21(水) 00:49:03.58 ID:C5U5vnY00
レッド「……この、謎の粉に……」

ハウ「わー、急に怪しくなってきたー」

レッド「……謎の液体を混ぜます……」

ハウ「これが牛乳だってのはー、流石にわかるー……」

レッド「……そして、焼くッ!!!」ポーン

エーフィ「ふぃ~~!」ミョンミョン

リザードン「ぐおおッ!!」ボオッ

ハウ「わー! サイコキネシスで浮かせて、火炎放射で燃やしたー!」

ハウ「ワイルドってレベルじゃないけどー、なんだか面白そー!」

レッド「でしょ……リザードン、ストップ!」

リザードン「ぐおうっ」フンッ

ハウ「……あ、このにおいー……ホットケーキー?」

レッド「そうです……結構、自信があります……」

ハウ「うんー! すっごい美味しそうー! ねーねー、食べていいー?」

レッド「いいよ……ハウのぶんしか焼いてないから、こっそり……」

ハウ「わかったー……! もぐ……おいしーー!」ニコー

レッド「……よかった……」

793: ◆nIESo90.aY 2019/08/21(水) 00:55:08.58 ID:C5U5vnY00
キョウヘイ「見たっすか、あの二人を」

ミヅキ「はい」

ヨウ「はい」

キョウヘイ「俺は思うんすよね……あれが……南国の少年少女とその先輩のあるべき姿なんじゃないかと」

キョウヘイ「それで? 二人は何をお願いしようとしたんしたっけ?」

ミヅキ「どなたかと……薄い本の資料用に×××××××××××××××」

ヨウ「ぼくは結婚を申し込もうとしました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「駄目っすね」

ミヅキ「はい」

ヨウ「はい」

794: ◆nIESo90.aY 2019/08/21(水) 01:05:21.16 ID:C5U5vnY00
キョウヘイ「まあレッドさんが何でもっつってるのもアレなんすけど」

キョウヘイ「もうちょっとこう……ないんすか!? その 欲望の塊を根こそぎぶつけるのは流石に駄目っす!!!!」

ミヅキ「え~~~!? ……ちょっとならいいですかね……?」

キョウヘイ「……まあ、ちょっとならいいんじゃないんすかね」

ヨウ「……結婚を前提にお付き合いとかは……」

シルバー「だ、駄目です!!」

ヨウ「えっ」

キョウヘイ「えっ」

シルバー「あっ」

ミヅキ(絶命)「」

シルバー「す、すみません、俺が口出ししていい事じゃないのに……」アワ

キョウヘイ「いや……気持ちはわかるっすよ」ポン

ヨウ「ごめんシルバー、ぼくちょっとテン上げしすぎてた……節度を守ったオタクになるよ」

798: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 22:13:04.95 ID:Ih4yQWCx0
キョウヘイ「前回のあらすじィ!!」

キョウヘイ「アローラ島巡りお疲れ様会のお礼に、レッドさんから何でもいう事聞く券がアローラ三人組に至急されたっす!」

キョウヘイ「ハウのお願い事はとても純粋だったっす さてどうする二人!!」

ヨウ「どうしようかな~~~……ぼくのキャラ性を失わない程度にヤバめなのがいいな」

ミヅキ「わたしもそのようなところで悩み申しております」

ヨウ「うーん、じゃあ五十音順でミヅキ先いってよ!!!」

ミヅキ「あ!!!! ヨウなんかあると五十音順出すのやめてよ~~!! まあいいけども!!!」

レッド「……決まった?」

ミヅキ「はい!!!!!!!!! わたしの欲望、それは…………」

ミヅキのお願い事 下1

800: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 22:44:04.19 ID:Ih4yQWCx0
ミヅキ「そこの4人とレッドさんのフィーの絡みが……レッドさん総受けがほしいです!!!!!!!」

レッド「…………え、ええと……」

キョウヘイ「自分の力だけじゃどうともできないからこっちを困った顔で見てるっすね……」

トウヤ「グリーンかシルバーは来るかなあと思ってたけど、僕とキョウヘイも呼ばれるとはびっくりだねぇ」

グリーン「なんで俺がそんなことしてやんなきゃなんねえんだよ。何でもするのはあくまでレッドだぜ」

シルバー「お、俺は……思うところがなくもないですが……」

ミヅキ「……お願いしますッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ズサーーー

キョウヘイ「わあ!? なんて綺麗なジャパニーズドゲザ!!!! グリーンさん、ここまでしてるんすよ! 11歳の女の子が!!」

グリーン「その年の子供がするお願いじゃねえだろ!? ……ああもうわかったっての!! 俺が悪いみてえじゃねえか!!」

トウヤ「あはは、よかったねぇミヅキ。大丈夫だって」

キョウヘイ「あ、俺あれ一度言ってみたかったんすよね。面を上げい!」

ミヅキ「ありがたき幸せェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ズボボ

シルバー「埋まった……」

801: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 22:47:37.92 ID:Ih4yQWCx0
キョウヘイ「で……俺たちはどーすればいいんすか?」

レッド「僕にも、わからない……ええと、ミヅキ……」

ミヅキ「そうですね~~……じゃあ、フィーとか一旦頭から無くして、自然な形でレッドさんを取り合ってもらっていいですか?」

ミヅキ「わたしはそれをミヅキ☆アイでフィーに自動変換して勝手に死にますので……」

レッド「ミヅキ☆アイ……」

グリーン「笑点みてえなフリだな……まあいいぜ、やってやろうじゃねえか」

シルバー「普段通りですね……ふ、普段通りに……」

キョウヘイ「自然体の演技っすか~、一番難しい注文っすけど……ま、俺なら余裕っすね!」

トウヤ「わかった。ここで演技の精度を高めるためにレッドにロリ服を着てほしいんだけど」

ミヅキ「う~~~ん……許可!」

トウヤ「やったーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

802: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 22:53:30.44 ID:Ih4yQWCx0
ミヅキ「いきます……よ~~~い、アクション!!!」

トウヤ「レッド~! やっぱりとっても似合ってるね、その服で僕と一緒にお買い物いかない?」

レッド「……お買い物……?」

トウヤ「うん、お買い物! そうだね……好きなお菓子を買ってあげるよ。なんでも……」

レッド「お菓子……!」パッ

トウヤ「喜んでくれて嬉しいな、それじゃあさっそk」

キョウヘイ「ピピーーーーーーーーーー!!!!!!! ロリコン警察っすよ!!!!!!」ゲシッ

キョウヘイ「駄目じゃないっすかレッドさん! 怪しい人にはついていかない!」

レッド「……ご、ごめん……」

キョウヘイ「わかってくれればいーんすよ! それよりレッドさん、いいおもちゃ見つけたんすよ! 一緒に遊びません?」

レッド「……おもちゃ……?」

キョウヘイ「そうっすよ、叩いたら面白い音が鳴るおもちゃを見つけたんす。壊してもいいんで、遊びにいきましょーよ」ニコ

レッド「……なんか面白そう、じゃあ……」

803: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 23:00:21.36 ID:Ih4yQWCx0
シルバー「ま、待ってくださいレッドさん!! 危険な香りがします!!」バッ

レッド「!」

キョウヘイ「げ、委員長」

シルバー「委員長……!? と、ともかく……レッドさんを危険な目に遭わせるわけにはいきません!」

レッド「心配してくれて、ありがとう……でも、大丈夫だよ……?」

シルバー「っ……た たしかに レッドさんは強くて可愛らしいですが……」グッッッ

レッド「……?」

シルバー「……い、行ってほしく、ないです……他の人のところに……」

レッド「……」

グリーン「おい、なにぎゃーぎゃー騒いでんだよ。おいレッド、修業行くぞ」

レッド「!」

キョウヘイ(あ!! グリーンさんずっこい)

トウヤ(良いセリフ取っていったねぇ)

グリーン「俺にとって、お前とバトルすんのが一番の修業になる……ってのはお前も知ってんだろ」

グリーン「ま、俺といい勝負できんのはお前くらいしかいねえしな!」

804: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 23:04:18.09 ID:Ih4yQWCx0
ミヅキ(カンペ)『ここで一人選んで』

キョウヘイ(乙女ゲームみたいな展開ってことっすね!?)

グリーン(レッドの服が服なだけにそう見えてもおかしくねえな)

トウヤ「ねぇレッド、僕と一緒に来て欲しいな。おんぶでも肩車でも、何でもしてあげる。駄目かな?」

キョウヘイ「ピッピーー!!(略) 自分で言うのもアレっすけど、俺と遊ぶのけっこー楽しいと思うっすよ! 行きましょ~~!!」

シルバー「れ、レッドさん! 俺と一緒にいてくれませんか……お願いしますッ!!」

グリーン「ったくよお……ま、お前は俺と行くよな。わかってんだぜ、お前の考えてることくらいよお!」

レッド(アピールタイムだった……一人選ぶのかあ……)

エーフィ(選んだ結果によってミヅキの新刊カプが決まるといっても過言ではない!!)

レッド(……誰のところに行こうかな……)

下1

806: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 23:13:06.95 ID:Ih4yQWCx0
レッド(ええと……)キョロ

シルバー「……」ジッ

レッド「……シルバー」スッ

シルバー「! れ、レッドさん……! ありがとうございます!! 俺は、俺は……ッ」

ミヅキ「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バッバッ

キョウヘイ(無言で死にながら花吹雪を……!? 流石っすミヅキ!!)

トウヤ「よかったねぇシルバー……うれし泣きするほどだったんだね……」

グリーン「ま、こいつが一番ガチだったもんな」

レッド「……うん……」

エーフィ「今年の冬はシルレ本が増える!(みらいよち)」

ミヅキ「そしてスペースが拡大され参加サークルも増える!!!(みらいよち)」

807: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 23:15:57.01 ID:Ih4yQWCx0
ヨウ「い いいなあミヅキ……そんなにも欲望を満たすなんて……!!」

キョウヘイ「一個前のレスから10分ほど経過したっす」

シルバー「す、すみません、なかなか落ち着けなくて……」

トウヤ「その間ちゃんと待ってて偉かったね、ヨウ」

ヨウ「えっへへへへへへありがとうございます!! 人の萌えの邪魔をしてはいけないので(家訓)」

レッド「……お待たせ。ヨウの番だよ……」

ヨウ「うっひょひょ~~~い!! ありがと~~~ございます!!!」

ヨウ「それじゃあ……えと、ど~しようかな……あれもこれもそれも……よし、きめた!」

ヨウのお願い事 下1

809: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 23:41:04.23 ID:Ih4yQWCx0
ヨウ「最後の思い出に……おにショタしてください!!!!!!!!!!」ドゲザ

レッド「……」チラ

キョウヘイ「めっちゃこっちを見てるっすね!!」

グリーン「わあったよ……」

シルバー「が、頑張ってください!」

トウヤ「レッド、大丈夫? なんか……ね、いける?」

レッド「大丈夫……」

レッド(普段イケメンな人がしてることをすればいいんだもんね)スタスタ

ヨウ「えっトップバッターレッドさん!? うっそ~~~もうときめいてしまう」

レッド「…………」スッ ドンッ

ヨウ「…………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ(あ 足で 壁ドン!?!?!? 足がなげえ!!!!!!!!!!)

トウヤ(いつの間にあんな技を……されて覚えたとかじゃないよね? ちょっと心配だなぁ)

シルバー「う"う"っ……か、かっこいい……」

ミヅキ「わかる、感涙」

810: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 23:46:05.72 ID:Ih4yQWCx0
レッド「……これで、いい?」

ヨウ「あ……顔が良い……ありがとう……ございます……」

ミヅキ「ヨウ~~~ッ!! 一発目から瀕死じゃん!!! いけんの!?!?」

キョウヘイ「はいはーい、次は俺っすよ! ヨーウーくんっ」

ヨウ「はい!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「……これから、俺と映画でも見に行かない? チケット、君の為に用意したんだ」キラキラ

ヨウ「あ"~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!! ちょっとチャラめの高嶺の花だけど気軽に接してくれる系お兄ちゃんありがとうございます!!」

キョウヘイ「よ よくわかったっすね演技テーマ!」

ヨウ「一応プロなんで……年上好きとして……」


811: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 23:50:17.54 ID:Ih4yQWCx0
グリーン「……よし、次俺な。おいヨウ、ちょっとこっち来い」

ヨウ「はい!!!!!!」ビュン

グリーン「いやはええな!! じゃ、じっとしてろよ」ヒョイ

キョウヘイ(で、出た……! マサラ人として鍛えられた腕力が可能にするお姫様抱っこ!!!!!!!!!)

ミヅキ(こんなんヨウ死んじゃうんじゃ……!)

ヨウ「…………」

グリーン「……おい、おい!? 死ぬのもはええな!?」

ミヅキ「燃え尽きた~~~~~~~~~ッ!!!!!! わかる わかるよヨウ!!!!!!!!!!!!」

トウヤ「えぇ……この後にやるの、ちょっとプレッシャーだなぁ」

レッド「……トウヤなら、大丈夫」

キョウヘイ「こんなかで一番おにいちゃんじゃないっすか! いけるっすよ!」

812: ◆nIESo90.aY 2019/08/23(金) 23:53:41.41 ID:Ih4yQWCx0
トウヤ「ヨウ、色々お疲れ様。どう、この旅は楽しかった?」

ヨウ「ハア……ハア……はい、楽しかったです……」

トウヤ「それはよかった。僕も、アローラはとっても楽しかったよ」

トウヤ「それも、頑張って案内をしてくれた三人のおかげだね。ありがとう」ナデ

ヨウ「…………ヴッ お おにいちゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!!!!!!!」バッ

トウヤ「お兄ちゃんだよ。よしよし」

ヨウ「ヒュアペオ…………」

グリーン「いやなんだよその鳴き声」

ミヅキ「では最後にヨウ ヨウにも誰か一人を選んでいただきます!!」

ヨウ「え? 無理くないですか? だってね…………みんな最高じゃん…………」

ミヅキ「頑張って!!! 選んで 選ぶんだヨウ!!!!」

ヨウ「ヴ……ヴヴ…………」

一番年下に刺さったで賞 下1

814: ◆nIESo90.aY 2019/08/24(土) 00:14:59.14 ID:0MahVC/u0
ヨウ「トウヤさん!!!!!!!!!!!! 結婚してください!!!!!!!!!!!!!!!!」

トウヤ「あはは、結婚はちょっと……いつか出会う合法ロリのためにとっておいてるから」

キョウヘイ「初耳なんすけど」

トウヤ「初めて言ったからね」

ヨウ「ふぅ、トウヤさんはこれで年下好きなのが恐ろしい所ですね……そこらのロリならころりですよ」

レッド(ロリだけに!?)ガタッ

グリーン「お前が考えてる事はわかるが、多分そこ意識して言ってないぜ」

ヨウ「あ そうだレッドさん!!! ちょ~~~楽しかったです!!!! ありがとうございました!!!!」

レッド「……それは、よかった……どういたしまして」

815: ◆nIESo90.aY 2019/08/24(土) 00:19:07.26 ID:0MahVC/u0
ハウ「あー、おわったー? おれもー、ホットケーキ食べ終わったよー」

キョウヘイ「んじゃ、パーティといきますか! 飲めや歌えやの大騒ぎっすよ!」

グリーン「茶かジュースしかねえけどな」

トウヤ「そうそう、レッドがリーグに行ってる間に色々作っておいたんだよ」

レッド「!」

シルバー「俺も微力ながら手伝いをさせていただきました。いい出来、かと」

レッド「偉いね……ありがとう……」

シルバー「あ いえ 勿体ないお言葉!!!!!!!」

キョウヘイ「ノリが従者なんすよねえ……」

ミヅキ「レッドさんを称える宴は遅くまで続いた……」

ヨウ「そして 夜が明けた! って続くやつだね!」

816: ◆nIESo90.aY 2019/08/24(土) 00:21:59.25 ID:0MahVC/u0

アローラ生活 最終日

レッド「……それじゃあ、三人とも……またね」

ミヅキ「お~~~~~~~~~~~いおいおいおいおいおい!!!!!!!!! また!!!!!!!!!!」

ヨウ「うぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!!!!!! またきてくださいね!!!!!!!」

ハウ「今度来た時はー、のんびりするといいよー。あ、おれとはバトルしてねー」

ミヅキ「わたしも!!!!!!!!」

ヨウ「ぼくも!!!!!!!!!!」

レッド「……うん、もちろん……」

キョウヘイ「達者にやるんすよ~」

トウヤ「また来るよ、元気でねぇ」

シルバー「……ものすごい号泣してますね」

グリーン「めちゃめちゃ別れを惜しまれてんな」

817: ◆nIESo90.aY 2019/08/24(土) 00:25:02.42 ID:0MahVC/u0
キョウヘイ「そんじゃ、帰りはどうするっすか? 俺のパワーで船を呼びます?」

レッド「……僕は、お世話になった人たちに、挨拶してから帰ろうかな……」

シルバー「お世話になった人、というと……しまキングなどですか」

レッド「うん……」

トウヤ「そうだね、それがいいんじゃないかな。チャンピオンを倒したって聞いたらみんな驚くよ」

グリーン「挨拶回り!? お前が!? ……立派になったなあ」シミジミ

レッド「うるさい……それじゃあ、みんなも……またね」

キョウヘイ「はあ~い、また遊びましょ~~!」

トウヤ「うん、またね。風邪とか引かないようにね」

グリーン「おう、じゃーな」

シルバー「はい、また……」

822: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 22:20:27.90 ID:RZ5ywWN00
レッド「……まず、メレメレ島……」

レッド(ラティのどっちかが一番速いけど、アローラって勝手に空を飛んだら怒られるんだっけ)

レッド「……リザードン、行こう」ポーン

リザードン「ぐあう!」バサッ


~メレメレ島~

レッド「……こんにちは」

ハラ「ふんっ! ……おや、久しぶりですな。と言っても十日ほどでしたか」

レッド「はい……その」

ハラ「はっはっは、何も言わずとも結構! ハウから連絡が来ております。それに……表情を見ればわかりますぞ」

レッド「…………」

ハラ「どうでしたかな、アローラは。楽しかったですかな?」

レッド「はい、もちろん……」

823: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 22:25:00.35 ID:RZ5ywWN00
ハラ「それはよかった。ハウも楽しんでいたようで……お世話になりましたな」

レッド「……いえ、ハウには……こちらこそ、お世話になって……」

ハラ「はっはっは……あの子は人を見る目がある子です。その子が、あなたを目標にしたいトレーナーだと言っていました」

ハラ「嬉しいことですな! 憧れを見つけ、子供は成長していくものです」

レッド(ハウが……ちょっと、嬉しいな)

レッド(きっと、「目標にしたいのはー、トレーナーとしての腕前だけだけどねー」とか 言ってそうだけど……)

ハラ「そちらはもう、故郷に帰られるのですかな?」

レッド「はい……挨拶が終わったら、そのつもりです……」

ハラ「そうですか……是非、またこちらに来てください。カプ・コケコを連れて」

カプ・コケコ「かぷっこ!?」

レッド「き、気付いてたんですか……!?」

ハラ「はっはっは、しまキングですからな!」

824: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 22:34:31.09 ID:RZ5ywWN00


~アーカラ島~

レッド「……ついた」

マオ「あ! ほんとにいた!」

スイレン「ね、言ったでしょ。釣り師の勘、すごいでしょ」

マオ「うんっ! レッド、久しぶり! チャンピオンに勝ったって聞いたよ、すごいじゃん!」

レッド「わ……あ、ありがとう……でも、どうしてその事を……?」

スイレン「釣り師の情報網、です……ふふん」エアークイッ

レッド(何かを思い出すような動き)

カキ「ライチさんから聞いたんだろう。あんまりマオをからかってやるな」

レッド「あ、そっか……ライチさん、四天王だったから……」

カキ「そういうことです。勝利、おめでとうございます」

レッド「ありがとう……」

マオ「スイレン~~~!」

スイレン「もー、ネタバラシしないでよ」

825: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 22:40:23.05 ID:RZ5ywWN00
レッド「……三人の試練、楽しかった」

レッド「お礼、言いたくて……ありがとう」

マオ「わ、いいのいいのお礼なんて! 私なんて、試練にかこつけてお手伝いしてもらってたし」

マオ「それに、すごいバトルだって見せてもらったし! こちらこそありがとう!」

レッド「……どういたしまして」

スイレン「わたしは、試練をあんなにさくっと攻略されてビックリもしましたけど、楽しかったです」

スイレン「釣りしましょうって約束、忘れてませんからね。また来てください、じゃないと……わたしから、遊びに行っちゃうかも」

レッド「……」パチ

スイレン「さて、これは釣りなのかそうじゃないのか……ふふ、どっちでしょう」

レッド「……難しい……」

カキ「こら、スイレン……ごほん、レッドさん。貴方の踊り、とても見事でした」

カキ「俺たちの踊りも、もっと進化します! その時は是非、見に来てください」

レッド「うん……マサラ式舞踊大会の時は、呼ぶね……」

826: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 22:46:52.00 ID:RZ5ywWN00


~コニコシティ~

レッド「……灯台」

カプ・テテフ「……? かぷっふ!」フヨフヨ

レッド「カプ・テテフ……? 待って……」タタッ

カプ・テテフ「! かぷぅーふ!」

「あはは、そんなにじゃれたら絡まっちゃうよ!」

レッド「……!」

女レッド「あ、久しぶり、"私"! もう三か月ぶりかな?」

レッド「ううん……まだ、十日も経ってない……けど、久しぶり」

女レッド「あれ、そうだっけ? ……ところで、私がここにいるってことは。もしかして、チャンピオンに勝ったの?」

レッド「……うん。よく、わかったね……」

女レッド「あはは、女の勘ってやつだったりして! ……まぁ、そうでもないと、ここには来られないと思ってたから」

女レッド「おめでとう、"私"! 次会う時は、本気でバトルしようね!」

レッド「もちろん……負けないからね」

カプ・テテフ「かぷっふ!」ポンッ

レッド「わ、花が……って、もう、いない……カプ・テテフのお見送りだったんだね……」

レッド(……"僕"は、僕より海風が似合うなぁ)

827: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 22:57:21.12 ID:RZ5ywWN00


~ウラウラ島~

レッド(順番的にここに来たけど、さっきまでいたんだよね)

レッド(ここなら……そうだ、報告しないと)


レッド「……こんにちは」

クチナシ「ん……お早い帰りだこと。昨日の今日でねぇ……」

アローラニャース「にゃご!」

レッド「久しぶり、ニャース……」ナデ

アローラニャース「ごろごろ……」

クチナシ「で? どうだったよ。ポケモンリーグは」

レッド「楽しかった……すっごく」

クチナシ「そーかい、そりゃよかったね。少しはおじさんのお陰だったりする?」

レッド「うん……ありがとう、ございました」ペコ

クチナシ「あー、冗談だって。ま、おじさんが役に立てたってんならよかったよ」

クチナシ「今度サカキに自慢してやるかね、赤い帽子の兄ちゃんに頼られたって」

レッド「……レッド、です」

クチナシ「ん?」

レッド「クチナシさん……僕の名前、ちゃんと呼んでないから……」

クチナシ「……はは、何を言うかと思ったら。はいはい、おじさんが悪かったって」

クチナシ「レッド、島巡りとリーグ挑戦お疲れさん。ま、暇になったらニャースたちに会いに来な。こいつらも喜ぶからさ」

アローラニャース「にゃーう!」

レッド「……うん」

828: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 23:04:08.84 ID:RZ5ywWN00

レッド「……どうしたの?」

カプ・ブルル「ぶるる……」スッ

レッド「わ、まって……」タタタッ


レッド「……ここは……スーパーの跡地……?」

カプ・ブルル「……」

アセロラ「あれ、こんなところで何してるの、チャンピオン……じゃないんだっけ」

レッド「わっ……うん、辞退した……」

アセロラ「えー、もったいない! アセロラちゃんは必死に四天王ゲット作戦を練ってるのにー」

レッド「……僕には、人の上に立つのは向いてない……よ」

カプ・ブルル「かぷぅぶるるっ」

レッド「……でしょ」

アセロラ「……確かに! しつれーだけど納得しちゃった! ていうか、カプ・ブルルと一緒にいるのにびっくり!」

レッド「……仲間、だから……でも、カプ・ブルルが、ここに来たいって……」

カプ・ブルル「かぷぅ……ぶるるっ!」

アセロラ「……わかるよ、きっと、この島を頼むぞーって言ってるんだよね! アセロラちゃんに任せて!」

アセロラ「クチナシおじさんはフラフラしてて頼りないし、アセロラちゃんがしっかりサポートするよ!」

レッド「頼りになるね……それじゃあ、またね」

カプ・ブルル「……ぶるるっ」

アセロラ「ばいばーい、また遊びに来てね!」

アセロラ(……レッドお兄ちゃんは、人の上に立つより、ポケモンの横にいるのが似合ってるね)

ミミッキュ「……」コソ

829: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 23:10:11.13 ID:RZ5ywWN00


~ポニ島~

レッド「……ついた」

マツリカ「へいへい、そこのリザードン使いのお兄さん、絵のモデルになってくれない?」

レッド「……マツリカ、さん」

マツリカ「お久しぶりー……そういえば、キャモメの噂で聞いたけど。チャンピオンになったんだっけ」

レッド「チャンピオンには勝ったけど、なってはない……」

レッド(アローラ、話が広がるのが速い)

マツリカ「あれ、そーだったんだ。ま、気持ちはわからないでもないけどね」

マツリカ「わたしも、どっかの金持ちのところで専属画家やるより、自由に絵を描いてたいもん」

レッド「……けっこう、そんな感じ、かも」

マツリカ「やりたいことをやる自由、ってやつ……よし、描けた。リザードン乗りの少年」

レッド(早っ)

マツリカ「ほら、良い顔してる。これはお土産にしてあげよう。それじゃーまたね」

レッド「……ありがとう、ございます」

830: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 23:14:19.25 ID:RZ5ywWN00


レッド「確か、この辺りに……」

ハプウ「ん? おお、レッド! 数日ぶりじゃの。聞いたぞ、チャンピオンに勝ったと!」

レッド「……はい」

ハプウ「流石じゃな、流石カプ・レヒレが見込んだトレーナーだけあるの」

レッド「え……なんで、そのこと……」

ハプウ「遺跡の方にな、書置きが残してあったんじゃ。レッドについていく、とな」

レッド「そうだったんだ……」

カプ・レヒレ「かぷーれ……」

ハプウ「なに、レッドのバトルの腕前を見たら文句は言えん! カプ・レヒレを頼んだぞ」

レッド「もちろん……」

カプ・レヒレ「……か、かぷ! かぷぅーれ!」

ハプウ「ん、どうなされた、カプ・レヒレ?」

レッド「……きっと、この島に何かあったら、飛んでくるって言ってる……」

カプ・レヒレ「れひ!」コクコク

レッド「その時には……僕も、協力するね」

ハプウ「なんと! それは嬉しいのう、この島は安泰じゃな!」

831: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 23:23:15.79 ID:RZ5ywWN00

~ポニの花園~

レッド「……」

レッド(やっぱり、ここは景色が綺麗だな)

レッド「……? あっち、何か……」

レッド「……穴?」

アローラコラッタ「? ……きゅう!?」ギュン

レッド(! コラッタが吸い込まれて……手を伸ばせばなんとか、)バッ グイッ

レッド「……?」

べむ「……べべのっむ!」ガシッ

レッド「……べむ、どうしたの……?」

べむ「べの、ののべむ、べのむ~~」クイクイ

レッド「でも……あ」

レッド(……何も、無くなってる)

べむ「べのの! べのっむ! べべのむ~~~!」

レッド「……うん、そうだね……帰ろうか」

832: ◆nIESo90.aY 2019/08/25(日) 23:38:46.57 ID:RZ5ywWN00

レッド「……荷物よし、お土産よし……」

レッド「それじゃあ……いくよ、ラティアス……!」ポーン

ラティアス「……」コク

レッド「よろしくね……」

ラティアス「!」キインッ ゴオッ



レッド(……上空からだと、四つの島が全部見える……あそこにある小さい島は、行かなかったけど)

レッド(アローラ……楽しかったな。でも、島巡りで結構忙しかった、かも)

レッド「……次、来た時は、いっぱい遊ぼう……」

ラティアス「……」チラ

レッド「もちろん、ラティアスも一緒に……みんなで、遊ぼうね……」

レッド(さようなら、南国……さようなら、アローラ!)


第十二章  多様性の南国! 個性豊かな仲間達! せーのでアローラ!     終わり

839: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 22:18:31.89 ID:MAem3gol0
キョウヘイ「これまでのあらすじ!」

キョウヘイ「思い立ってジョウト旅行をすることになった俺たち三人。暇そうだったジョウトリオに案内をお願いしたっす!」

キョウヘイ「せっかくだからとジョウトの端っこを旅していたところ、なんと!」

ハルカ「あたしが合流したかもー。久しぶりかもかも」

キョウヘイ「ってことっすね!」

コトネ(え??? 今キョウヘイさん私のネタ使ってくれた???? 光栄の極み)

アクロマ「私も途中で合流していますけどね!?!? スルーされてしまいました!!!」

レッド「……ところで、ここ、どこ……?」

ヒビキ「えっとー……それが、タウンマップに表示されてないんですよね」

シルバー「道があるということは、どこかに続いていると思うんですが」

トウヤ「前の町からまだそこまで歩いてないしねぇ」

840: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 22:23:25.21 ID:MAem3gol0
レッド「……あ、何か聞こえる……」

キョウヘイ「マジっすか!? 俺らには……風邪の音しか聞こえないっすけども」

アクロマ「ふむ? ではこのサーモグラフィー付双眼鏡を使えば……おや、向こうに人がいますね」

トウヤ「そうなの? 街があるのかな」

アクロマ「規模的には街というより村ですね!」

ハルカ「へー、タウンマップに乗ってない村……色々旅してきたけど、初めて見たかも」

シルバー「そうですね、現代では滅多にないかと……それに、今歩いている道も整備されていません」

ヒビキ「あ、わかった! それくらい人が滅多に来ない場所ってことだね」

レッド(まあマサラタウン近くも全然整備されてないんだけどね)

841: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 22:27:01.74 ID:MAem3gol0


~村~

キョウヘイ「……や、やべえ……映画のセットか? みたいな村っすね!?」

シルバー「ジョウトの伝統的な建築ではありますが……実用されているとは」

コトネ「私もはじめて見ました! ……ここでキョウヘイさんの映画撮られたら、ちょーカッコいいんだろうな~」

キョウヘイ「何言ってるんすかコトネ、俺はどこでだってカッコいいっすよ?」キラキラ

コトネ「きゃ~~~~~~~~~!!!!!!! そうです~~~~~~~~!!!!!」バッ

ヒビキ「わ!? コトネそのうちわ持ってきてたの!?」

トウヤ「あはは、賑やかだねぇ」

ハルカ「小っちゃい子はこれくらいがちょーどいいかも。ユウキもこんなんだったかも」

シルバー(ここまでうるさい子供がそうそういるのだろうか)

レッド「……」キョロ

シルバー「? ……レッドさん、どうしましたか?」

レッド「……ううん、なんでもない」

842: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 22:33:44.41 ID:MAem3gol0
トウヤ「それにしても……見たところ、村の人が住んでいるような家しかなさそうだね」

シルバー「畑などは見えますが……近くに森がありますし、主な産業は林業なのかもしれません」

キョウヘイ「流石シルバーっすね、よく見てるっす……商店もないとか、中々アナログタイプっすねぇ」

キョウヘイ(少し遠いとはいえ、道は整備すればいいし。こんな土地、どっかの企業が買ってショッピングモールとか建てそうっすけど)

キョウヘイ(……ま、ジョウトにも土地は沢山ありそーだし。ここに拘らなくてもいいのかもっすね)

アクロマ「しかし、せっかく来たのにこれですか。味気ないですね!」

コトネ「しーっ!! そういうこと大声で言ったら駄目ですって!!」

ハルカ「そうそう、前にあたしそれで村出禁にされたことあるかも」

シルバー(あるのか……)

レッド「んー……あ」

レッド「それじゃあ……この辺りについて、誰かに聞いてみるとか……」

トウヤ「それは良い考えだねぇ。誰か物知りそうな人は……」キョロ

1、駐在さんらしき人  2、木こりらしき人  3、おじいさん

下1

845: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 22:41:53.77 ID:MAem3gol0
トウヤ「あ、あの人はお巡りさんかな? 話を聞いてみようか」

ヒビキ「はいはい! じゃあ僕行ってきまーす!」タッ

キョウヘイ「ゆけ! 今のパーティ内でそこそこのコミュ力を持っているヒビキ!」

レッド(多分僕の五倍くらいある……)


ヒビキ「こんにちは!」

駐在さん「こんにちは……おや、この村の子じゃないな? 旅のトレーナーかい?」

ヒビキ「はい! 迷子になったらここについたんです! ここって、何か面白い所ありますかー?」

駐在さん「ははは、そうでもしないとここには着かないだろうな……そうだなぁ、森、くらいかな」

ヒビキ「森ですか?」

駐在さん「ああ、樹齢何百年の木がたくさんあって、昔からこの村となじみが深い……らしい」

駐在さん「俺もこの村には三年前に来たばかりでね、そこまで知っている訳じゃないけど」

ヒビキ「へ~~……おっきい木があるんですね! なんだか面白そう! 珍しいポケモンもいるかなぁ」

駐在さん「……そういえば。ポケモンといえば、昔から森には子供を攫うポケモンがいると言われているらしいんだ」

駐在さん「夜遅くにしか出ないというから、ただの言い伝えかもしれないけど。暗くなる前に出るんだぞ」

ヒビキ「はーい! でもだいじょーぶ、僕すっごい強いですから!」

846: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 22:45:28.57 ID:MAem3gol0
駐在さん「ははは、それは頼もしいな。だけど、何かあったら俺に言うようにな」

ヒビキ「はーい! ありがとうございました!」


キョウヘイ「コミュ力~~~……」

コトネ「ヒビキから出てるマイナスイオンにあてられて……相手も柔らかくなるってコトネ!!」

シルバー「……まぁ、あいつは力が抜けるような顔してるからな」

アクロマ「駐在さんも全く警戒していませんでしたね!」

ヒビキ「戻りましたー! かくかくしかじからしいです!!」

レッド「……森……」

トウヤ「へぇ、楽しそうだねぇ。森林浴、ってやつかな」

ハルカ「見どころを聞かれて森って答えるのは中々ヤバい村かも。そのうち少子高齢化で滅びるかも」

キョウヘイ「リアルな意見出さないで欲しいんすけど!?」

847: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 22:48:29.51 ID:MAem3gol0
アクロマ「暗くなる前には戻りたいところですが、一応大人がついていますから安心してくださいね」

キョウヘイ「そうっすね、頼りにしてるっすよトウヤさん」

トウヤ「あはは、ありがとね」

アクロマ「おや? ここに頼れる成人男性がいますよ? ほら見てくださいキョウヘイくん! このライトとか変形するんです!!」

キョウヘイ「頼れる成人男性は十四歳の事を追っかけ回したりしないっすからね!?」

シルバー「あまりにも正論ですね」

レッド「……何かあったら、僕がなんとかする」

ハルカ「まだまだ小っちゃい子が何言って……と思いきや、これが一番説得力あったりするかも」

レッド(今はヒビキとコトネがいるから そこまで小さくは見えていないはずなのだ)

848: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 22:52:58.72 ID:MAem3gol0


~森~

レッド「……で でかい……」

キョウヘイ「これは予想以上のスケールっすね!? 木の一本一本が でかい!!!」

コトネ「見て見てヒビキー! サイズがトトロだよ!」バッ

ヒビキ「ほんとだー! しがみつける!」バッ

トウヤ「凄いね……驚いたな。確かに、これなら観光名所にできそうだね」

ハルカ「確かにすごいかもー。でも、観光名所にはできないかも」

シルバー「そうなんですか?」

ハルカ「道が無いかも。獣道はあるけど、ほんとに獣と地元の木こりしか使ってない感じかも」

ハルカ「みんなも、迷子にならないよう気を付けるかも。目印もないから、戻れないかも」

レッド「……」スッ

シルバー(一歩だけ近付いてくるレッドさん可愛い……)

アクロマ「大丈夫です、いざという時は科学力でなんとかしましょう!」

ハルカ「あたしが旅知識披露したところだからちょっと静かにしてほしいかも」

849: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 22:56:59.17 ID:MAem3gol0
レッド「……」キョロ

キョウヘイ「……レッドさん? その何もない所を見てるのめっちゃ怖いんすけど??」

レッド「……大丈夫、何もいない……」

キョウヘイ「そうっすか? それならいいっすけど……森だから薄暗いし、ちょっと怖いんすよね~」

アクロマ「大丈夫ですキョウヘイくん!!!!!!!! 私がいますよ!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「うるせえ!!!!!」

レッド(……本当に、何もいない。小さいのも。なにも……)

レッド(おかしいな、森なら小さいのがうろうろしてるのに……)

シルバー「……レッドさん、どうしましたか?」

レッド「何でもない……あ、見て、大きいヨルノズクがいる」

シルバー「え……あ、本当ですね。あそこが巣なんでしょうか」

ヒビキ(シルバー、よかったね……嬉しそうで僕も嬉しい!!)

コトネ(レッドさん達が来るって聞いたとき、ガイドを申し出た甲斐があったってコトネ)ウンウン

850: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:01:51.90 ID:MAem3gol0
ハルカ「それにしても……飽きてきたかも」

シルバー「……早いですね」

ハルカ「最初に見た時は圧倒されるけど、代わり映えがしなさすぎるかも」

キョウヘイ「まあ、歩けど歩けど木っすからね~。川とかあればいいんすけど」

アクロマ「植物の様子や近くの地形からして、川はこの近辺には無さそうですねぇ」

レッド「……」キョロキョロ

ヒビキ「……あれ、なんだか暗くなってきました?」

コトネ「え? ……あれ、ほんとだ、今何時だっけ?」

シルバー「まだ午後三時のはずだが……」

アクロマ「ここは日光があまり入りませんし、少しの陰りでも暗く見えるのかもしれませんね」

ハルカ「それじゃ、そろそろ戻るかも。ヤバいポケモンとか来たらちょっとめんどくさいかも」

レッド「……」キョロ…

シルバー「……レッドさん? どうしたんですか?」

レッド「……トウヤは、どこ?」

851: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:07:15.37 ID:MAem3gol0


トウヤ(おかしいな、確かこの辺りから聞こえてきたはずなんだけど……)

トウヤ「……あ、」

女の子「ぐすっ……うわぁぁぁぁん!!」

トウヤ「やっぱり。お嬢さん、どうしたの? 何かあった?」

女の子「……あのね、死んじゃったの」ジッ

トウヤ(この子の視線の先は……小さな崖にあるほら穴。仲良しのポケモンでもいたのかな)

トウヤ「それは悲しいね……お墓でも作ってあげる? 僕も手伝うよ」

女の子「……いいの?」

トウヤ「うん。一人じゃ大変だろうからね……ああ、そうだ。僕はトウヤって言うんだ。お嬢さんは?」

女の子「……わたしは」

女の子「わたしは、ららって言うの……」

トウヤ「そっか、よろしくね、ららちゃん」

852: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:11:28.85 ID:MAem3gol0
トウヤ「ふぅ……こんなものかな」

らら「うん……ありがとう、おにいちゃん」

トウヤ「どういたしまして。 ……ああ、なんだか暗くなってきたね」

トウヤ「もう夕方になっちゃったかな……お家まで送っていくよ」

らら「……おうち」

トウヤ「ん? どうしたの?」

らら「おうち、わからない……」

トウヤ「えっ……それは、困ったねぇ。ここまでどうやって来たかもわからない?」

らら「……うん。 あ でも……行かなきゃいけない場所は、わかる」

らら「多分、お母さんも、そこにいる……」

トウヤ(家族旅行でもしていてはぐれちゃった、ってところかな……次の目的地はわかるとか?)

トウヤ「そっか、それじゃあ、それがどこかはわかる?」

らら「わかる……あっち」

トウヤ「それじゃあ、そこまで一緒に行こうかな。一人だと危ないからね」

853: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:14:15.09 ID:MAem3gol0
らら「……一緒に、いってくれるの?」

トウヤ「うん、暗くなってきたし……大きなポケモンが出たりしたら危ないからね」

らら「……うれしい、ありがとう」

トウヤ「どういたしまして。それじゃあ、行こっか」

らら「うん……」スッ

トウヤ「……そうだね、僕ともはぐれちゃったら大変だ」ギュッ

らら「……いっしょ」

トウヤ「そうだね……ん、ちょっと待って、電話みたいだ」

トウヤ「キョウヘイから……そういえば、何も説明しないで来ちゃったな。心配させてるかも」ピッ

854: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:18:59.59 ID:MAem3gol0
『あ!!! トウヤさ…………繋がっ……何して……』

トウヤ「もしもし? 電波が悪いみたいだね……ごめんね、ちょっと用事が出来ちゃって」

『え、……いって、き…………用事って…………』

トウヤ「用事っていうか、迷子の子を届けなくちゃいけないって言うか……」

らら「……ね、だれ?」

トウヤ「えっとね、僕のお友達だよ。一緒にここに来たんだ」

『…………』

トウヤ「……キョウヘイ、どうしたの? 切れちゃったかな」

らら「おともだち、いるの? どこ?」

トウヤ「今電話で……ああ、ええとね、少し遠くにいるんだよ。声だけ聞こえるんだ」

らら「?」

トウヤ(電話がわからないって、中々珍しい子だな……だけど、あの村の様子ならあり得るかも)

855: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:23:27.68 ID:MAem3gol0


キョウヘイ「ま~~~~ったく!!!!!! 何が頼れる大人っすか!!!! 迷子になってんじゃないっすか!!!!!!」

アクロマ「彼、自称はしていませんでしたけどね!」

ハルカ「まぁ、トウヤなら大丈夫そうかもだけど。ヤバい時以外はしっかりしてそーかも」

レッド「……ポケモンも、あんまり強くないし……変なのも、いないし」

ヒビキ「たのしー森でしたね!」

コトネ「ねー! さっき綺麗な花咲いてたんだよ!」

シルバー「よかったな」

キョウヘイ「この森って電波届くんすかね。電話したろ」ピッ

キョウヘイ「……あ!!! トウヤさんに繋がったっす。ちょっと、何してたんすか」

キョウヘイ「え、電波悪いって、普通に聞こえるっすよ。用事ってなんすか?」

キョウヘイ「ちょっ……、……」

アクロマ「キョウヘイくん、どうしました? 顔色が悪いですよ」

856: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:28:17.93 ID:MAem3gol0
キョウヘイ「……電話の向こうで、何か……」

レッド「……貸して」パッ

レッド「もしもし、トウヤ? 今どこにいるの」

『レッド? さっきいたところから少し離れたあたりにいるよ。そこまで離れていないから大丈夫』

『迷子の子がいたから、お母さんのところまで届けてくるね。大丈夫、すぐ戻るから……わ、ららちゃんちょっと待って』

『……  、      』

レッド「……!」

レッド「トウヤ、その子に優しくしちゃ駄目っ!! 、……」

ヒビキ「……ど、どうでした?」

レッド「切れた……ううん、切られた……」

レッド「……やられた」パタン

857: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:31:10.52 ID:MAem3gol0


『トウヤ、その子に』ブツンッ

トウヤ「わっ!? ……切れちゃった」

トウヤ「電波も圏外になっちゃった……後で怒られちゃうなぁ」

らら「……」ジッ

トウヤ「ああ……ごめんね、何でもないよ。今はお母さんのところに行くのが先だね」

らら「……ねぇ、おにいちゃん」

トウヤ「どうしたの?」

らら「なんで、わたしに優しくしてくれるの……?」

トウヤ「なんで、って……」

1、寂しそうだったから  2、知り合いに似てたから  3、小さい子には優しくするのが当然

下1 +隠しコンマ判定

859: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:41:02.80 ID:MAem3gol0
トウヤ「うーん……知り合いに似てたからかなぁ」

らら「……知り合い……?」

トウヤ「うん。さっき電話でも少し話した子なんだけどね」

トウヤ「僕の友達にも、少し無口な子がいるんだ。ららちゃんよりは大きい子なんだけど……髪の色とか、そっくりなんだ」

トウヤ「だから放っておけなかった、っていうのは少しあるかもね」

らら「そうなんだ……どんな感じなの?」

トウヤ「ええとね。無口で、その分色々考えてるのかと思えばそうでもない子で……でも、案外しっかりしてるんだ」

トウヤ「それでね、ポケモンがとても好きな子だよ。強いトレーナーなんだ」

らら「……トレーナー?」

トウヤ「トレーナーも知らない? ポケモンを戦わせて、一緒に強くなるのがトレーナーなんだ」

らら「へー……」

860: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:47:46.87 ID:MAem3gol0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


キョウヘイ「き、切られたって……どういうことっすか!?」

キョウヘイ「それに、あの声! あれなんなんすか! トウヤさんは何と一緒にいるんすか!?」

アクロマ「少し落ち着きましょう、キョウヘイくん。慌てても良い事はありませんよ」

キョウヘイ「……そう、っすけど」

コトネ「キョウヘイさん……」

キョウヘイ「……ん、そうっすね、もう大丈夫っす! 俺が慌ててちゃ駄目っすね」

ヒビキ「レッドさん、大丈夫ですか……?」

レッド「……ごめん、違和感には気付いてたのに……」

シルバー「い、一体……何が起こっているんですか?」

ハルカ「ただ事じゃないってのは理解できたかも。でも、詳しい情報が必要かも」

ハルカ「レッド、あたしも協力するから、まずはわかってることを教えてほしいかも」

レッド「……うん。でも、分かってたことも、一つだけ……ここには、小さい……いわゆる幽霊、がいなかった……」

レッド「普通、こういった森には……ゴーストタイプのポケモンくらい、いるはずなのに」

レッド「でも、いなかった……つまり、大きいのが一匹いるってことだったんだ……」

861: ◆nIESo90.aY 2019/08/27(火) 23:54:59.01 ID:MAem3gol0
キョウヘイ「……や、やっぱりホラー案件っすかぁ~~~~~~~~~~!!!!!!!」

アクロマ「非科学的ではありますが……続けてください」

レッド「……うん。何でトウヤがって思ったけど……トウヤ、言ってた」

レッド「迷子になった子を、送り届けてくるって……」

シルバー「つまり、その迷子というのが……」

レッド「……」コク

コトネ「ま、迷子……でも、なんで子供だと、トウヤさんを選ぶ理由になるんですか?」

ハルカ「確かにそうかも。逆にロリコンだし、近寄らないかも」

レッド「……トウヤは、優しいから。優しくされたら、嬉しいでしょ……」

レッド「それで、気に入られたら……連れていかれる、かもしれない……」

コトネ「っ……」

キョウヘイ「ど、どこに、っすか」

レッド「……ここじゃない、ところ。向こう側。裏側。やぶれた世界……」

レッド「言い方は、色々あるけど……どれだとしても、良くないところだよ……」

862: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 00:02:25.73 ID:48ITHJD10
ヒビキ「……そんな」

シルバー「何か、俺たちに出来ることは無いんでしょうか」

レッド「え、えっと……ちょっとまって……」

キョウヘイ「あ~~~レッドさんがキャパオーバーした……いっぱい喋ったっすもんね」

ハルカ「……そういえば、ここで子供が連れ去られたって言ってたかも?」

ヒビキ「は、はい! えっと、子供を連れ去るポケモンがいた、って言ってました」

ハルカ「相手が子供なら、同じ子供を連れ去ることもあったのかもしれないかも。それが村に伝わっているなら」

アクロマ「なるほど。村にはこの現象について知っている人がいるかもしれないと?」

ハルカ「……そういうことかも。全部言わせろかも」

シルバー「……では、二手に分かれた方がいいでしょうか。こちらで捜索する班と、村で調べる班に」

コトネ「私も賛成! 人数もそこそこいるし、その方がいい気がする!」

レッド「……あ、それなら……ヒビキは、探す方にいてほしい……僕も、探す方に入る」

ヒビキ「ほえっ 大丈夫です! 僕がんばりまーーす!」

ハルカ「わかったかも。それじゃあ、残りの班分けをどうするか、かも」

シルバー「残り人数的に……捜索班に二人、村調査班に三人を割り振ればいいですかね」

残りメンバーの班分け  下1

864: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 00:19:45.57 ID:48ITHJD10
コトネ「捜索班ですね! はいっ、頑張ります!! ねっマリルリ!」

マリルリ「りる~!」

コトネ(まだくさい!!)

シルバー「捜索班、ですか。わかりました、任せてください」

シルバー(よかった、レッドさんと同じ班だ……何かあった時に、サポート出来る)

ハルカ「調査班、了解かも。余所の人と話すのはまあ慣れてるし、お任せかも」

ハルカ「……流石に、今の状況ではフラフラしないから安心してほしいかも」

アクロマ「村の調査、ですか! 民俗学や考古学は専門外ですが、調べるという事自体には慣れていますよ!」

キョウヘイ「聞き込み班イェーーーーイ!!! ま、お任せあれっすよ! 俺に質問されて答えない奴はいないっす」

レッド「……いい感じの班分け」

ヒビキ「あ、捜索班の方、僕とコトネとシルバーとレッドさんだー! なんか嬉しいです!」

865: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 00:24:56.76 ID:48ITHJD10
キョウヘイ「今確認したら電波はバリ3だったんで、何かわかったら電話するっすよ」

レッド「わかった……」

ハルカ「探すのはいいけど、自分たちが迷子にならないように気を付けるかも」

ヒビキ「はい! 慎重に行かないとですね!」

アクロマ「ところで、霊現象が原因だそうですが。そちらが巻き込まれる心配は無いのですか?」

レッド「大丈夫……そのために、ヒビキにいてもらってるから」

ヒビキ「よくわかりませんけど、多分大丈夫です!」

シルバー(そういえば、以前宇宙でレッドさんが言っていたな……ヒビキの周りは大丈夫だと)

アクロマ「わかりました、ではこちらの班はお任せください。そちらもお気をつけて」

レッド「……」コク

レッド(……そうだ、この四人だと、僕が一番年上なんだ)

レッド(頑張らねば……)

866: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 00:25:32.51 ID:48ITHJD10
今日はここまで。トウヤ視点と他視点を切り替えて進めていきます。
次の更新は明日です。

868: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 22:01:42.32 ID:48ITHJD10
はじめます。

869: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 22:11:11.92 ID:48ITHJD10
トウヤ「……どんどん暗くなってきたねぇ」

らら「……森だから?」

トウヤ「そうかもしれないけど、それにしても……」

トウヤ(……少し、おかしいなぁ……こんな景色だったかな)

らら「大丈夫……向こうにいけば、すぐだよ……」

トウヤ「う、うん……」

らら「……ねぇ、おにいちゃん」

トウヤ「どうしたの?」

らら「……何か、お話が聞きたいな……」

トウヤ「お話かぁ……」

1、一人で旅をしていた時の話 2、今一緒に旅をしている仲間の話 3、好きなものの話

下1

871: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 22:20:13.88 ID:48ITHJD10
トウヤ「……そうだなぁ、これは僕が旅をしていたころの話なんだけど」

らら「旅……」

トウヤ「うん、もう二年も前の話だね。僕はあの時、ジャノビーと旅をしていて……」


らら「……へぇ、楽しそう……」

トウヤ「うん、すごく楽しかったな……そうだ、せっかくだし、僕のポケモン見てみる?」

らら「それじゃあ……外にでたら……見せて?」

トウヤ「わかった。楽しみにしててね」

らら「…………うん」

872: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 22:23:22.24 ID:48ITHJD10
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~捜索班~

レッド「……それじゃあ、捜索開始……」

シルバー「その前に一ついいでしょうか」

レッド「はい、なんでしょうシルバーくん……」

シルバー(シルバーくん…………)

ヒビキ「ときめいてる場合じゃないよシルバー!!」

シルバー「はっ すまない……ええと、俺は霊的現象についてあまり詳しくないので、説明をしていただきたいんですが」

レッド「……わかった。それhじゃあ……」スッ

873: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 22:33:27.73 ID:48ITHJD10
レッド「……これは、僕が感覚的にわかってる話で……今回は当てはまるけど、絶対こうって話じゃないってのは覚えてて……」

コトネ「はーい!」

レッド「いいお返事……それじゃ、この図を見てください……」カリカリ

レッド「……僕たちが普段、生きてるのが……ここ。トウヤが連れて行かれそうになってるのは……ここ」カリカリ

シルバー「なるほど、この二つは隣り合っているという訳ですか」

レッド「でも……すぐ行ける訳じゃない。どこかに、出入り口があるはず……」

ヒビキ「はいっ、質問です! それじゃあ、今から追いかければ間に合うんですか?」

レッド「それが……そこまで、簡単ではないのです……」

シルバー(敬語のレッドさん……)

ヒビキ「……そうなんですか?」

レッド「うん……今、トウヤは……ここにいるんだけど……僕達とは、少し違う位置にいる」

レッド「何て言えばいいかな……向こう側に、少しだけズレてるんだよ……」

シルバー「……座標がずれている、ということですか。姿すら見られないんですか?」

レッド「……うん。でも……痕跡とかは、見つかると思う……」

874: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 22:38:18.25 ID:48ITHJD10
コトネ「それじゃあ……ここがさっきの位置だとして、トウヤさんがどっちに行ったか探さないとですね!」

レッド「……」コク

シルバー(たくさん喋ったからか疲れていらっしゃる……俺たちが頑張らなければ)

ヒビキ「それじゃ、えっとえっと……僕たちはあっちがわに行ってたから、こっち側ですかね?」

コトネ「そのかのーせいは高いってコトネ!」

シルバー「そうだな。行きましょう、レッドさん」

レッド「……」コク

レッド「……少しの違和感でも、見逃さないようにしないと……」

下1 70以下で情報① 50以下で情報②

875: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 22:38:44.39 ID:48ITHJD10
あっ コンマ判定です…コンマ下

877: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 22:50:19.33 ID:48ITHJD10
ヒビキ「……あ! 何か落ちてますよ!」

コトネ「ほんとだ! ……あれ、これ、リュックじゃないですか?」

ヒビキ「しかもこれ トウヤさんのやつ、ですよ……」

レッド「……これ、中に……」バッ

モンスターボール「」コロコロコロ

シルバー「モンスターボールまで……つまり、今トウヤさんは何も持たずにいるということですか」

レッド「……はじき飛ばしたんだ……邪魔なものを……」

ヒビキ「そ、そんな……わあ!?」グラッ

レッド「!」パシッ

ヒビキ「あ、ありがとうございます……ここ、小っちゃい崖になってたんですね!」

レッド「危なかった……」

878: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 22:58:51.56 ID:48ITHJD10
シルバー「大丈夫か……ん、ここに何かありますよ」

コトネ「ほんとだ! ……穴?」

レッド「……小さい穴、だね」

シルバー「俺やレッドさんが屈んで、辛うじて入れるくらいですね……」

レッド(……トウヤは、入れなさそう。っていうか、入ろうともしないかな)

コトネ「……私たちなら、頑張れば入れそうですよ!」

シルバー「……どうしますか、レッドさん」

レッド(誰かが中に入って調べてみるかな……)

下1 誰が入ってみるか+シークレットコンマ判定 

880: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 23:10:44.48 ID:48ITHJD10
ヒビキ「……はい! 僕、行きます!」

レッド「……大丈夫?」

コトネ「そ、そーだよ、何がいるかわからないのに……」

ヒビキ「大丈夫! ほら、なんか守られてるって言ってたし……大丈夫だと思います!」

シルバー「……まあ、お前くらい能天気なほうがいいのかもな」

ヒビキ「なんだとー!? シルバーはすーぐそういう事言うんだから! 素直に任せたって言えばいいのに!」

シルバー「なっ お 俺はそこまで言ってないだろう!」

レッド「……それじゃあ、ヒビキ。何かあったら、すぐ出てきてね」

ヒビキ「はーいっ! 任せてくださーい!」


881: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 23:17:47.77 ID:48ITHJD10


ヒビキ「むむむ、結構きついなあ」

ヒビキ「……っと……あれ、なんだか広いところに出た!」

ヒビキ「ここは……っと、何かいる! ポケモンだ!」タタッ

ヒビキ「あれ、このポケモンは、何だろう……? は、はじめて見た……」

ヒビキ「すごい弱ってる……もしかして、もう……う、ううん、まだわかんないよね!」

ヒビキ「……あれ、こっちからは変なにおいがするなぁ」ゴソゴソ

ヒビキ「えっと……うっ、これ、まさか……」

882: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 23:25:55.29 ID:48ITHJD10
ヒビキ「……」ゴソゴソ

レッド「! どう、だった……?」

ヒビキ「えっと……まず、このポケモンがいました」ソッ

レッド「……この子、すごい、弱って……」

コトネ「ちょ、ちょっと待ってください! えっと、傷薬傷薬元気の欠片-っ!!」ゴソゴソ

シルバー「このポケモンの回復は俺たちに任せてください!」

レッド「……う、うん……でも、このポケモンは見たことない……」

シルバー「しかし、体のつくりはカントーにいる一般的なポケモンと同じようです」

レッド「……カントー、そうだ、カントーで見た事ある……」

ヒビキ「あの、レッドさん……」

レッド「……?」 

883: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 23:31:10.91 ID:48ITHJD10
レッド「……ついてきて、って……やっぱり、なにかあったの……?」

ヒビキ「はい……ちょっと、僕には難しいものが……これです」

レッド「……? これは……」

レッド(人……じゃない、この異臭は、死体……)

レッド(しかも、一人じゃない……何人も……それも、新しい死体から、ずっと古い白骨死体まで)

レッド「こんなものが……残っていたなんて」

ヒビキ「……レッドさん……」

レッド「……ありがとう、ヒビキ、教えてくれて……それに、取り乱さなくて、すごいね」ナデ

ヒビキ「えへへ……コトネは女の子だし、シルバーはちょっとアレだし……僕がしっかりしないとですからね!」

レッド(ちょっとアレ)

884: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 23:37:14.36 ID:48ITHJD10
ヒビキ「それにしても、レッドさん……この人達、関係あるんでしょうか」

レッド「……関係ない、ってことはないと思う……」

レッド「トウヤが、いなくなった場所に……いた、わけだから……」

ヒビキ「あの、ポケモンいましたよね! もしかして、あのポケモンが……」

レッド「……どうだろう、それにしては……小さいような……ん?」

レッド「この骨、だけ……形が違う」ヒョイ

ヒビキ(持ち上げた!? すごいなー)

レッド「……人の、骨じゃない。ポケモンの骨だ……」

ヒビキ「ポケモンまで攫ってたってことですかね!?」

レッド「……どうだろう……ん、シルバーが呼んでる……一回、戻ろう」

ヒビキ「はい!」

885: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 23:38:48.46 ID:48ITHJD10



レッド「……シルバー、ポケモンはどう……?」

シルバー「その事なんですが……」

下1コンマ 60以下で手当て成功

887: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 23:49:10.90 ID:48ITHJD10
シルバー「衰弱が激しいですが、なんとか一命はとりとめたようです」

レッド「……よかった……少し、見せて」

シルバー「はい。わかった事と言えば、このポケモンが雑食であり、死因は飢えと老衰だということです」

レッド「……飢え……?」

シルバー「はい。しばらく何も食べていなかったようです」

レッド(……おかしい、つい最近の遺体も残っていたのに……)

ポケモン「……が……」

レッド「!」

ポケモン「……が、らら……」スン

レッド(この骨に反応してる……あれ、この骨の形、小さいけど、まさか)

レッド「……ガラガラだ」

コトネ「え、ガラガラなんですか!? でも、骨を被ってないような……」

レッド「うん……この子は、きっと……親を亡くしたんじゃなくて……子を、亡くしたガラガラなんだ」スッ

ポケモン「がら……」ギュッ

ヒビキ「この骨……小さいカラカラの骨だったんですね!」

シルバー「そ、そんな事が……」

888: ◆nIESo90.aY 2019/08/28(水) 23:56:06.69 ID:48ITHJD10



~村~

ハルカ「やっぱり、森から出たら少し明るくなったかも」

アクロマ「単に日を遮るものがあるかどうか……という話ではなさそうですね!」

キョウヘイ「はぁ~~、なんだか肩が軽くなったような気すらするっすよ」

ハルカ「それじゃあ、あたし達はここで情報収集かも」

アクロマ「念のため、これ以上バラバラになることはやめておきますか」

キョウヘイ「賛成っす~~~……流石にここで一人にはなりたくないっすからね」

アクロマ「キョウヘイくんのことは私が守りますよ!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「さて、どこを調べに行くっすかね」

ハルカ「聞き出し方も重要かも」

アクロマ「スルーされてしまったのでとりあえずウインクでもしておきますか!」パチッ

キョウヘイ(無駄に上手いの腹立つっすね)

1、駐在さん 2、おじいさん 3、村で一番偉い感じの人 
下1 誰が聞くかも書く

893: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 00:10:00.71 ID:urYleF3m0
アクロマ「間を取って一緒に行きましょうか!!!!!」

キョウヘイ「俺一人で十分っすよ、相手はお偉いさんっすからね~」

ハルカ「ま、別に行かせてもいいと思うかも」

アクロマ「……私はここで待っていますね……」

キョウヘイ「はいはい」


キョウヘイ「こんにちは! 初めまして。俺はキョウヘイと言います」

村長「おお、よくいらっしゃいました……して、旅人さんが何用ですかな?」

キョウヘイ「それがですね、この森で起こっていることを知りたいんですよ」

村長「……森、ですか」

キョウヘイ「ええ、何も好奇心のみで聞いているわけじゃありません。こちらにも深い訳が……」

下1コンマ80以下で成功

895: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 00:22:59.17 ID:urYleF3m0
村長「そんなことが……わかりました、お話します」

キョウヘイ(よしよし……話がわかる人で良かったっす。強硬手段を使わなくて済んだっすね)

村長「以前から、この村では子供が行方不明になる事件が多々起きていました」

村長「村人は、それがポケモンによるものだと考え、そう言い伝えられてきたのですが……」

キョウヘイ「……違うんですか?」

村長「……ええ、貴方なら見てわかるでしょうが……この村は貧しい」

キョウヘイ(そりゃそうっすよね、経済が回っている様子も交易をしている様子もない……)

村長「だから、時代遅れではありますが……時々起こるのですよ、その……」

村長「……子捨てが……」

896: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 00:30:51.60 ID:urYleF3m0
キョウヘイ「……ま、まj 本当ですか」

村長「私もこの村の村長として認めたくはありません! しかし、事実なのです」

村長「跡継ぎである子供を残し、次男坊を捨ててしまうような家が、時折出てしまうのです」

キョウヘイ「……捨てる、って……森に、ですよね」

村長「ええ……こちらとしても、出来ることはないかと考えたのですが」

村長「昔から森に残っていた古びた社を建て直し、森で死んだ子供の為に建てたのです」

キョウヘイ「……社、ですか」

村長「はい……これが、地図です」

キョウヘイ(おお、森の地図……大分奥にあるんすね、その社って)

897: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 00:35:47.33 ID:urYleF3m0


キョウヘイ「……っつーことらしいっすよ」

ハルカ「……思ったよりハードかも」

アクロマ「なるほど、アナログな村だとは思っていましたが……まだそんな事が行われていたとは」

キョウヘイ「外との交流が無いって怖いっすねぇ……とりあえず、この地図のデータをレッドさんたちに送るっすよ」

ハルカ「あたしたちも、もう少し調べものをしたら向かったほうがいいかも」

キョウヘイ「これ以上、なんか気になる事あったっすか?」

ハルカ「新たな情報が出てきたから、それを詰めることは大事かも。社について、知ってる人がいるかも」

アクロマ「それはあり得る話ですね……もう少し聞き込みをしてみますか」

898: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 00:44:24.74 ID:urYleF3m0


レッド「……ん、何か届いた……地図?」

シルバー「見せてください……なるほど、この森の地図のようですね」

ヒビキ「……これ、どうやって見るの?」

コトネ「私もわかんない!」

シルバー「……道案内は任せてください。しかし、この奥にある印はなんでしょう?」

レッド「えっと……メールによると、古びた社がある、らしい……」

シルバー「……社、ですか。ええと、現在時点がここなので……」

シルバー「どうやら、入り口と社の中間地点がちょうど現在地のようですよ」

レッド「……」

899: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 00:52:20.49 ID:urYleF3m0
レッド「……急がないと」

シルバー「レッドさん?」

レッド「社がある、ってことは……何かがあるか、何かが起きた、ってことだから……」

シルバー「……お詳しいんですね」

ヒビキ「確かに、なんかレッドさんがすっごい物知りです!」

コトネ(ポケモン以外の事でこんなに喋るのは珍しいってコトネ!!)

レッド「そう……? あ、前、家にあった……お祖父ちゃんの資料とか、少し見てたから、かな……」

レッド(大半は理解できなかったから、今の知識もギラティナとかセレビィから教えてもらったんだけど……)

レッド「……それに、時間も……ほら、もう、夕方……」

ヒビキ「ほんとだ! さっきまで明るかったのに……」

レッド「……この時間は、色々と、曖昧になるから……」

レッド「向こう側とこちら側……ポケモンと人……自分と、それ以外」

レッド「……大丈夫かな」

900: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 00:56:42.21 ID:urYleF3m0


トウヤ「そういえば、ららちゃんって名前は可愛いね。お母さんがつけてくれたの?」

らら「……うん、多分……」

トウヤ「……多分?」

らら「お母さん、わたしたちのこと、みんな、ららって呼んでたから」

らら「らら、らら……って……だから、ららだよ」

トウヤ「たち、って……姉妹がいたの?」

らら「わかんない……、…」

トウヤ「? どうした、の……」

「あはは、何してるの? まさか誘拐? なんてね、こんな薄暗い森でそんな事してたら洒落にならないし」

「……二人とも、面白い顔してるね。驚いた? ま、驚くよね……初めまして、かな?」

トウヤ「……な、なんで……」

らら「……」サッ

「やだな、隠れないでよ。そんなに警戒しなくても、君は僕のタイプからはほど遠いからね。むしろ、そっちのお兄さんのが危険かもよ」

目覚めトウヤ「……ね、そうでしょ?」ニコ

901: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 00:57:13.57 ID:urYleF3m0
今日はここまで。明日も22時更新です。トウヤ視点から開始。

908: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 22:07:29.38 ID:urYleF3m0
目覚めトウヤ「それより、いつまでこんな場所をうろうろしているのかな? もう夕暮だよ」

目覚めトウヤ「もう少し早く戻っていれば、僕なんかと会わずに済んだのかもしれないのにね」

トウヤ「君には関係ないだろ。っていうか……なんで、僕の前に現れたんだ」

らら「……」

目覚めトウヤ「あはは、なんでだろうね? 詳しい原理は僕にもわからないけど。出ようと思ったら出られたって感じかな」

目覚めトウヤ「きっと、この場所でしか出来ないことだろうしね……出来ることはやっておいたほうがいいでしょ?」

トウヤ「何だそれ……ららちゃん、行こう。こんな奴に構っている暇はないからね」

らら「え、う、うん……」

目覚めトウヤ「待ってよ、行くって言ってもどこに? 自分じゃわかってないくせによく言うよ」

トウヤ「この子の母親のところに、だよ。この子が場所を知っているっていうなら、送り届けてあげないと」

らら「……」ギュッ

トウヤ「……大丈夫だよ」ニコ

909: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 22:15:59.26 ID:urYleF3m0


目覚めトウヤ「……へぇ、森の中で迷子に、ね。大変だったね」

らら「う、うん……」

目覚めトウヤ「だからといって、僕を……元の僕を巻き込まないでほしかったけど」

トウヤ「酷いことを言わないでもらえるかな。こんな小さい子を一人に出来る訳ないだろ……それに、なんでついてきてるんだ」

目覚めトウヤ「あはは、酷いのは君じゃないかな? 僕は君なんだから、同じ道を歩いたって何もおかしいことはないでしょ」

トウヤ「はぁ……」

らら「……おにいちゃんが、二人……」

トウヤ「まぁ、こっちも僕ではあるんだけど……別人みたいなものだから、あんまり気にしなくていいよ」

らら「……わたし、お母さんがいなくなってから、ずっと一人だったから……嬉しいよ」

トウヤ「ら、ららちゃん……大丈夫、もう一人じゃないからね」

目覚めトウヤ「……」

らら「……ねぇ、おにいちゃん……何か、お話して……」

トウヤ「そうだなぁ……」

1、森に生えてる植物の話 2、ポケモンの話 3、楽しかった町の話

下1+シークレットコンマ判定

912: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 22:26:17.18 ID:urYleF3m0
トウヤ「ららちゃん、あそこに生えている植物は知ってる?」

らら「ん、よく見るけど……あんまり知らない……」

トウヤ「あれはね、今はまだ小さいけど、秋になったら綺麗な花を咲かせるんだ」

らら「へー……見てみたかったな……」

トウヤ「秋に、またここに来たら見られるよ。その時は迷子にならないようにね」

らら「……うん……」

目覚めトウヤ「……君、そんな事言ったって、その子は……」

らら「……」ジッ

目覚めトウヤ「! 何かな、言いたい事があるなら……ッ!?」ズサーッ

トウヤ「わぁ!? ……何してるのかな」

目覚めトウヤ「はは、ちょっと転んじゃったみたいだね……足元が悪いなここは……」キッ

らら「……」ツーン

913: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 22:33:04.97 ID:urYleF3m0
トウヤ「ららちゃんが怖がるから、あんまり僕の姿で怖い顔しないでもらえるかな」

目覚めトウヤ「そんなに怖い顔をしていたつもりはないんだけどね」

トウヤ「自覚が無いなら尚更質が悪いよ」

らら「……わたし、こっちのおにいちゃんのほうが優しいから、すき」ギュ

トウヤ「本当? 嬉しいな」ニコニコ

目覚めトウヤ「あはは、そうやって良い恰好しては好みの子に近付くんだから。僕よりよっぽど卑怯じゃないかな?」

トウヤ「うるさいな、僕は君と違って変な事を考えているわけじゃないんだよ」

目覚めトウヤ「どうだかね」

らら「……?」

トウヤ「あぁ……ごめんね、何でもないよ。それじゃあ、行こうか。あの花はね……」

らら「うん……」

目覚めトウヤ「……どうしたものかな」ボソッ

914: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 22:33:55.68 ID:urYleF3m0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


村と森 どちらに視点を移すか

下1

916: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 22:43:51.75 ID:urYleF3m0


~森~

レッド「……急いだほうがいいかも」

シルバー「そうですね、暗くなったら探索も困難になります」

コトネ「このポケモンは、とりあえず抱っこしていきましょーか……森のポケモンですしね!」

ヒビキ「でも、なんでガラガラの巣に、あんなものが……」

レッド(……最初は、ガラガラが人を襲ったのかと思ったけど。そうだったら、もっと遺体が荒れてるよね)

レッド(それに、子供を亡くしているポケモンなら……人間の子供を、襲ったりなんてしない……)

レッド「……ここから、移動したなら……形跡が残ってるはず」

レッド「追いかけよう……」

下1コンマ 70以下で足跡を見つける 4以下で???

918: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 22:54:29.43 ID:urYleF3m0
レッド「……多分、この辺りに」

コトネ「あ、あったー! これじゃないですか!?」

レッド「! この足跡……トウヤのだ……よく見つけたね」

ヒビキ「うわー、ほんとだ! 僕、全然見つけられなかったよ!」

コトネ「えへへ、これも普段の追っかけの成果ですかね!」

シルバー(足跡から探して追跡しているのか……)

シルバー「……それは置いておいて。レッドさん、足跡が向かっている方向は、社の方角と間違いありません」

レッド「やっぱり……それなら、少し先回りしてみよう」

ヒビキ「はいっ!」

コトネ「わかりました!」

919: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 22:59:53.88 ID:urYleF3m0


らら「……ね、はやく行こう、おにいちゃん……」

トウヤ「あんまり急ぐと転んじゃうよ、さっきの誰かさんみたいに」

目覚めトウヤ「君ってそんなに嫌味なやつだったかな……ま、いいけど。お嬢さん」

らら「……なに」

目覚めトウヤ「そこの彼の言う通りだよ。転んだら大変だからって、優しさから言ってくれてるんだから」

目覚めトウヤ「ちゃんと言う事を聞いたほうがいいんじゃないかな?」ニコ

らら「……」トコトコ

目覚めトウヤ「……どうしたの?」

らら「……こっちのお兄ちゃん、嫌いっ!」ドンッ

目覚めトウヤ「わぁっ!?」ズサッ

トウヤ「! ら、ららちゃん、それは流石に……」

らら「お兄ちゃん、行こう……!」ギュッ ダッ

トウヤ「わ、待って待って!」

目覚めトウヤ「……」ムクッ

目覚めトウヤ「変なところで勘が良い。だから女児は嫌いなんだよね」

920: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 23:09:54.33 ID:urYleF3m0
目覚めトウヤ「参ったな……」ハァ

コトネ「あ、いました! ……って、あれ?」

レッド「……と、トウヤ……?」

目覚めトウヤ「! こんにちは、レッド。久しぶりだね」ニコ

シルバー「……ま、まさか」

レッド「……目覚めてる方の、トウヤ……?」

目覚めトウヤ「嬉しいな、すぐに僕だってわかってくれるようになったんだ? そう、僕だよ」

目覚めトウヤ「君たちと会えたんだから、もうあんなロリコン置いといて……あれ」スカッ

レッド「……触れない……」

ヒビキ「え!! ……ま、まさか、ゆーれーですか!? 僕たちにも見えるのに!」

目覚めトウヤ「不吉だな、まだ僕は死んでないよ……まだ、ね」

レッド「……このトウヤは、思念体、なのかな……力が、強くない」ペタペタ

目覚めトウヤ「そりゃ、こんな事初めてだから……って、あれ、レッドからは触れるんだね?」

レッド「まぁ……慣れてるから……」

目覚めトウヤ「そっか」ニコ…

レッド「だから……変な事したら、こう……」バキッ

目覚めトウヤ「……そっか……」

921: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 23:19:10.29 ID:urYleF3m0
シルバー「……それにしても、どうして貴方がここに? トウヤさんはどこですか?」

目覚めトウヤ「ああ、それならタイミングが悪かったね。ちょうど行っちゃったよ」

レッド「行っちゃったって……どこに?」

目覚めトウヤ「あっち。何があるかまでは知らないけどね。ただ……あの子供が案内してたから、いい場所じゃないと思うけど」

ヒビキ「え、子供がいたんですね! どんな子でしたか!?」

目覚めトウヤ「聞きたい? いいよ、君は可愛くて綺麗な目をしているから教えてあg」

レッド「……」バキッ

目覚めトウヤ「トウヤが手を繋いでいた子供だね、確かほら穴の前で会ったみたいだよ。名前は……らら、とか言ったかな」

コトネ「へー……わ、ど、どうしたの!?」

レッド「、コトネ……?」

コトネ「今、突然ガラガラが動き出して……何かを探してるみたいに……」

ガラガラ「が、らら……がららぁ……」

922: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 23:24:56.90 ID:urYleF3m0
レッド「……このガラガラと、その子供を会わせたら……何か、わかるかな」

シルバー「そう、なんですか?」

ヒビキ(あ、そっか、シルバーはあの穴にあるものを知らないんだっけ)

ヒビキ(……レッドさんは、あそこにいた子供が、トウヤさんと一緒にいる子と同じだって考えてるのかな)

目覚めトウヤ「ただの迷子にはどうしても……僕には見えなかったんだけどね、あの子。なのに……」

目覚めトウヤ「それに気付いているんだかいないんだか。あのロリコンはすぐついていっちゃってね」

レッド「……や、優しい、から、だと……」

シルバー(フォローを入れている……しかしちょっと苦しいです、レッドさん!)

目覚めトウヤ「レッドは優しいね、彼のフォローをするなんて。僕にも優しく接してくれないかな?」

レッド「……」

目覚めトウヤ「あはは、つれないね。ま、今は僕から触れないからつまらないし……あの体を取り返したら、また遊ぼう」

目覚めトウヤ「それまでは、大人しく君たちに協力するとしようかな」

ヒビキ「め、目覚めトウヤさんが仲間になったー!」

コトネ「頼れる保護者、ってコト……なのかなぁ?」

923: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 23:34:01.75 ID:urYleF3m0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

らら「……おにいちゃん、らら、もしかしたら……悪い子、なのかもしれない」

らら「それでも、おにいちゃんは、一緒にいってくれる……?」

トウヤ「……悪い子でも、一人でいたら寂しいのは同じだよ」

トウヤ「だから、僕はららちゃんと一緒に行くよ……君が、一人じゃなくなる場所までね」

らら「約束だよ、おにいちゃん、約束……」グスッ

トウヤ「うん。わかった……だから、泣かないで、ね?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

924: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 23:39:16.93 ID:urYleF3m0


~村~

ハルカ「それじゃあ、あたしたちは社について調べるかも」

キョウヘイ「ういっす! 社か~……どうやって調べたらいいっすかね?」

アクロマ「現地に赴き構造を調べる……というのとはまた別のアプローチですよね」

ハルカ「そうかも。村長の話によると、だいぶ昔のものらしいかも?」

キョウヘイ「たしか、そんな事を言ってた気がするっす」

ハルカ「それなら、昔のことを知っている人か、昔の文献が残っていそうな場所を調べればいいかも」

アクロマ「と言っても、ここに図書館なんてものはありそうにないですし……個人所有の記録を頼るしかないですかね」

キョウヘイ「一軒一軒当たるんすかぁ~~? めちゃめちゃ時間かかりそうっすけど……」

ハルカ「多分だけど、大きい蔵があるところに行けば記録くらいあるはずかも。まぁ……」

ハルカ「面倒ってなら、人に聞いた方が早いかも。ただ、正確じゃなくなるかもかも」

アクロマ「ふむ、どうしましょうか?」

キョウヘイ「んん、どっちにもメリットデメリットがあるんすねぇ……」

1、人に聞く(コンマ70以下で成功)  2、文献を探す(コンマ40以下で成功)

下1

926: ◆nIESo90.aY 2019/08/29(木) 23:51:43.13 ID:urYleF3m0
キョウヘイ「こんにちはー! 少し蔵の方を見せていただきたいんですが……」

村人「うちの蔵にあるのは斧くらいだよ」

キョウヘイ「……駄目っすね!! ノー・文献っす!!」

ハルカ「運が悪かったかも? これ以上はまた時間がかかるかも」

アクロマ「ここまで探して見つからないのですから、文献が残されていない可能性もありますね」

キョウヘイ「そんなことあるんすか?」

アクロマ「ええ、ありますとも。村が文化的でなければないほどに、記録というのは廃れていくものですからね!」

キョウヘイ「レッドさんから連絡はないっすし……他に気になる事がなければもう少し探してもいいかもっすけど」

ハルカ「そうかも。どうするかも? あたしは文献が気になるかも」

アクロマ「私はキョウヘイくんにどこまでもついていき、そしてアドバイスをするのみです!!!」

キョウヘイ「うーむ、とりあえずアクロマは声がうるせえっす」

アクロマ「ひどい!」

1、文献を探すリベンジ(コンマ40以下) 2、人に聞く(コンマ70以下) 3、他に気になる事。自由(判定はシークレット)

下1

928: ◆nIESo90.aY 2019/08/30(金) 00:06:14.97 ID:CiAo69yj0
キョウヘイ「斧の人~~~!!」

村人「失礼な。ま、わしは木こりだから間違ってはいないけどなぁ」

キョウヘイ「木こり、ってことはよく森に行くんすか?」

村人「そりゃあな、木こりだからな。森はわしの庭みたいなもんよ」

ハルカ「ふむふむ、それは凄いかも。それじゃあ、森の奥にある社っていうのも知ってるかも?」

村人「あんたたち、よく知ってるな。そういえばそんなものもあったよ、特に何があるってわけでもないけどな」

アクロマ「私たち、民俗学の研究でこちらに来ていまして。少しでもその社について情報を集めているのです」

村人「はー、確かにその恰好は研究者さんだわな。わかった、ちーと待てよ、今思い出すからな」

キョウヘイ(思いっきり理系みたいな恰好しているけどそれはいいんすね……)

村人「たしか、うちの爺さんが子供の頃はまだちゃんとした神社だったらしいんだがな」

村人「しばらくして、森の奥に近付く人もいなくなって……建物が残ってるだけだったんだけど、最近村長が立て直してたな」

村人「ったくよ、そんなことする金があるってんなら他にも出来ることがあんだろってのになあ……」

ハルカ「なるほど……ちなみに、そこは何を祀っている神社かも? 地方的に……ホウオウとかそこらへんかも?」

村人「いや、そういうのは聞いた事無いな……ああ、確か、大きな穴があって……そこは神聖な場所だから近付くなって言われてたな」

キョウヘイ「穴、っすか……」

アクロマ「神社にも穴はあるのですね」

キョウヘイ「オラァ!!!!!!!!!!」ゲシッ

アクロマ「すいません!!!!!!!!!!」バタッ

936: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 22:14:07.12 ID:APc7Mvik0

~森~

レッド「……ん、電話だ……」

シルバー「キョウヘイさんからですか?」

レッド「うん……」ピッ

キョウヘイ『もしもーし、そっちの調子はどうっすか?』

レッド「ん……順調……今、さっき言ってた社に向かってる……それと……」

キョウヘイ『それと?』

目覚めトウヤ「キョウヘイ? 久しぶりだね、君の姿が見えなくて寂しいな……今どこにいるの?」

キョウヘイ『ぎゃあ!!?!?!?!? ……アンタ、目覚めてる方のトウヤさんっすね!?!?』

目覚めトウヤ「へぇ、すぐに僕だってわかってくれたんだ……嬉しいな、キョウヘ いっ!?」

レッド「……………………」

目覚めトウヤ「……あはは、嫉妬させちゃったかな? ごめんねレッド……痛い!?」

キョウヘイ『いやこの人心強いな!?』

937: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 22:24:01.60 ID:APc7Mvik0
キョウヘイ『ていうか、なんでそっちのトウヤさんが……!? 本体も見つかったんすか!?』

レッド「そうじゃなくて……なんか、分離してた……」

キョウヘイ『分離……なんていうか、トウヤさんがヤバいことになってるってのはわかったっす』

レッド「うん……それで、そっちは何かわかった……?」

キョウヘイ『あ、そーだったそーだった、聞き込みの成果を報告しよーと思ったんすよ』

キョウヘイ『さっき言った社っすけど、なんか穴があるらしいんすよね。それが神聖なものなんだとか』

目覚めトウヤ「へぇ、社にも穴は」

キョウヘイ『それこないだやったっすから!!!!!!!!!!』

シルバー「穴、ですか……? どこかで聞いた事あるような」

ヒビキ「え!? シルバー何か知ってるの!?」

コトネ「最近、シルバーよく図書館に行ってたし……チームの頭脳担当、ってコトネ!」

シルバー「うるさい、今思い出そうとしてるだろ!」

ヒビキ「」パッ

コトネ「」パッ

938: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 22:31:23.06 ID:APc7Mvik0
レッド「……シルバー、どう……?」

シルバー「ええと……そうだ、思い出しました」

シルバー「穴をご神体とする社は、シンオウ地方に多く存在するんです。異界に繋がる穴、として」

シルバー「ギラティナの存在がそのような言い伝えを残したのだと思っていましたが、それが本当なら……」

レッド「ここの社の穴も……異界に繋がっているかもしれない……」

コトネ「そういうコトネ!!」

ヒビキ「それなら……早く止めなきゃ!」

キョウヘイ『おお、いい感じに目途が立った感じっすね! 俺たちはどうすりゃいいっすかね?』

キョウヘイ『ダッシュで行けば、地図もあるんでそっちには追いつけるっすけど。何か調べてほしいことがあれば調べるっすよ……って、わあ!』

ハルカ『よいしょ……そうかも、こっちには調査にぴったりな人材が揃ってるかも。そっちが社につくより早く調べちゃうかも』

キョウヘイ『携帯取らないでくださいっすよもー! で、どーするっすか?』

レッド「んー……」

1、合流してもらう  2、調べものをしてもらう(何を調べるかも)

940: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 22:51:55.67 ID:APc7Mvik0
レッド「ん……じゃあ……ここの村の人が、ギラティナを知っているか……」

レッド「その穴が、異界に関連するものか……確信が、欲しい……」

キョウヘイ『りょーかいっす! お任せあれっすよ!』

レッド「……お願い……それじゃあ、また……」ピッ

シルバー「とりあえず、トウヤさんをあの社に近付けないようにしないとですね」

目覚めトウヤ「走っていっちゃったとしても、所詮子供の速度だよ。急げば追いつくんじゃないかな」

レッド「……そういえば、見たんだよね、トウヤと一緒にいた子……どんな子だった……?」

目覚めトウヤ「うん? そうだね……レッド、君とよく似た子だったよ。僕にとってはレッドの方が好みだけどね」

レッド「……」

目覚めトウヤ「いや本当だよ、本当だからその手を下ろしてくれないかな……」

シルバー「目覚めているトウヤさんが協力しているのを見ると、こう……複雑ですね……」

目覚めトウヤ「あはは……普段は殴られたらすぐ入れ替わるから、いくらでも殴られていいんだけど。今は痛いからね」

941: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 23:03:44.47 ID:APc7Mvik0
レッド「……どういうところが、僕と似てるの……?」

目覚めトウヤ「髪の色と……あと、口数の多さかな。僕も少ししか見てないけど、無口な子に見えたよ。六歳くらいの子だったけどね」

レッド「んん……そうなんだ……僕と……」

ヒビキ「……だから、ですかね? トウヤさんが優しくしたのも」

コトネ「確かに、ともだちと似てる子には優しくしちゃうことあるかも」

レッド「…………」

シルバー「レッドさん……レッドさんが気に病むことでは……」

レッド「……! 閃いた!」

ヒビキ「な なんだってー!?」

レッド「トウヤ達と会った時に、どういう対処をしようか考えてて……」

コトネ「なるほど、ラスボス戦ってコトネ! どんな作戦か教えてください!」

942: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 23:14:35.81 ID:APc7Mvik0
レッド「一つ目……霊を殴る」

ヒビキ「し、シンプルーーっ!!」

目覚めトウヤ「なるほど、それはいい案だね。僕も殴られるたびに消えそうになっているよ」

コトネ「でも、相手が子供ならちょっと可哀想ですね……」

シルバー「そうだな……レッドさん、二つ目はなんですか?」

レッド「二つ目……ポケモンで倒す」

ヒビキ「引き続きシンプルーー!!」

目覚めトウヤ「なるほど、ポケモンの強さなら確実に倒せるし罪悪感も少ないね」

コトネ「で、でもやっぱり可哀想です!」

シルバー(やっぱりレッドさん、案外容赦ないところがあるな……好きだ……)

943: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 23:25:20.39 ID:APc7Mvik0
レッド「その三……説得」

ヒビキ「おお……ここで穏やかになりましたね!」

目覚めトウヤ「幽霊ということなら、何かしら未練があるということだしね。話し合いの余地はあるよ」

コトネ「さっきから目覚めてるトウヤさん、肯定しかしてませんね!?」

目覚めトウヤ「あはは、この方がいつもの調子が出てやりやすいかなって」

シルバー「いつもの調子、ですか」

目覚めトウヤ「普段の僕ってこんな感じじゃない?」

レッド「……言いたい事はわかるけど。次いきます……」

レッド「……その四、トウヤの方を説得」

シルバー「はっ……それがさっき閃いていた作戦ですね!?」

コトネ「えっえっどういうこと!?」

シルバー「恐らく……レッドさんが女児用の服を着てトウヤさんを説得するということだ」

レッド「……」コク

目覚めトウヤ「ええ……それはやめない? いつものレッドが一番可愛いよ」

ヒビキ「急に否定しはじめた!」

944: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 23:36:37.50 ID:APc7Mvik0
レッド「……他に、作戦思い浮かぶ人……」

目覚めトウヤ「うーん、幽霊は倒して元の僕は気絶させて記憶消すとか」

ヒビキ「この人、トウヤさんを乗っ取る気ですよ!!」

目覚めトウヤ「それに気付くなんて賢い子だね、何も考えられないようn 痛い!!」

レッド「……思い浮かぶ人」

シルバー「……先ほど助けたポケモンは利用できないでしょうか」

シルバー「どうやって利用するかは難しいところですが……」

レッド「んむ……」

シルバー(レッドさん……かわい)

目覚めトウヤ「可愛いね、レッド。そんなに口をとがらせて、キスしてほしいのk」

シルバー「滅!!!!!!」ブンッ

目覚めトウヤ「わあ!?!? お、お札!? シルバー、いつの間にそんな危険なものを……」

945: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 23:40:37.81 ID:APc7Mvik0
シルバー「以前図書館で文字だけは知っていたんです。そこにレッドさんに力を込めてもらいました」

レッド「……ちょっと、むんってやっただけだけど……」

シルバー「ちなみにこっちはヒビキバージョンです」ペラ

ヒビキ「僕もむんってやったんですよ!」

レッド「すごいね……」ナデ

ヒビキ「えへへー」

コトネ「でも、これはこれで対幽霊の武器になるってわかったってコトネ!」

目覚めトウヤ「はは、そういう言い方もできそうだね……それで、作戦はどうするのかな」

レッド「……どうしよう」

1、倒す 2、ポケモンで倒す 3、説得 4、トウヤを説得 5、その他

下1

949: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 23:49:16.43 ID:APc7Mvik0
レッド「……話し合い、してみよっか……」

ヒビキ「了解です!」

コトネ「わかりましたー!」

シルバー「はいっ!」

目覚めトウヤ「わかったよ……交渉役はどうする?」

レッド「……とりあえず、こういう事に慣れてる僕が担当するけど……」

レッド「みんなも、言いたい事があったり……効きそうな言葉があったら、言ってほしい……」

ヒビキ「わかりました! ……その子と会ってみないと、どんなことを言ってほしいかもわかんないですもんね」

目覚めトウヤ「そうだね。ま、僕は嫌われちゃったみたいだから手出ししないでおくよ」

レッド(……きっと、トウヤに意地悪したんだろうな。それなら、その子には嫌われちゃうよね)

950: ◆nIESo90.aY 2019/08/31(土) 23:56:50.84 ID:APc7Mvik0
レッド「……地図を見た限りだと、もうすぐ社についちゃう」

コトネ「え、でもトウヤさん達は見かけなかったですよ! もう行っちゃったんですかね~」

ヒビキ「そんなー、結構急いで走ったのに!」

目覚めトウヤ「みんな、お疲れ。もしかしたら、すれ違ったりしているかもしれないね」

シルバー「ですが、それらしき姿は見えませんでした……これが、座標がずれてるということか」

目覚めトウヤ「そう言う事だね。僕も本当はその辺りにいたんだけど……弾かれちゃったみたいなんだ」

レッド「弾かれた……どうやって……?」

目覚めトウヤ「どうって……こう、どんっと押されちゃってね、物理的に……そういえば、あの子は僕に触れたな。幽霊だからかな?」

ヒビキ「確かに、ゴーストタイプはゴーストタイプに効果抜群ですもんね!」

目覚めトウヤ「そうだね。そして、ゴーストタイプはノーマルタイプに触れない……悲しいことだね」スカッ

レッド(……やっぱり、力が強い子なんだな……)

951: ◆nIESo90.aY 2019/09/01(日) 00:04:13.20 ID:r7fdUski0
レッド「……、電話だ」ピッ

キョウヘイ『……もしもし! やっとつながったっす……なかなか……苦労したっすよ!』

レッド「……キョウヘイ、少し、繋がりにくいみたい……」

キョウヘイ『え! 大丈夫……聞こえてる、っすか?』

レッド「途切れ途切れだけど、大丈夫……何か、わかった……?」

キョウヘイ『はい! ……伝えられてるのは、穴から神が……』

キョウヘイ『一年の中で……夏の短い間……その穴は開かない、らしいっす』

レッド「……だいたいわかった、ありがとう……」

キョウヘイ『それはよかったっす! それじゃあ……村の方で……戻りを待ってるっすね』

レッド「任せて……」ピッ

ヒビキ「……繋がりにくかったですか?」

レッド「うん……近付いてるから、かな……」

目覚めトウヤ「少し聞こえたけど、その穴っていうのは期間限定で空いてるってことなんだね?」

レッド「そうみたい……」

目覚めトウヤ「へえ。そのタイミングで幽霊に誘われるなんて、僕も中々運が悪いんだね」ハァ

957: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 22:03:47.33 ID:4W6dSWkc0
ヒビキ「前回のあらすじーっ!」

シルバー「……目覚めトウヤさんを仲間に加えた俺たちは、冥界と繋がっているであろう穴がある社に向かっている」

シルバー「作戦も決定し、あとは当人たちと会うだけだ」

コトネ「ってコトネ!」

シルバー「ほとんど俺が言っているじゃないか! 全部俺に任せるんじゃない!」

ヒビキ「だってシルバーが一番説明上手なんだもーん!」

コトネ「私たち三人の中の代表ってコトネ!!」

シルバー「まったく……」

レッド(仲良しだなぁ)

目覚めトウヤ「レッド、そういえばなんだけど」スカッ

レッド(ほぼ毎回触るチャレンジしてくるのなんなんだろう)

目覚めトウヤ「結局、その穴っていうのはギラティナが関連しているってことでいいのかな? わかった、って言ってたけど」

レッド「うん……中から神様が出てくる、らしいんだけど……中から出るのも、神様っぽいのも……ギラティナくらいだから」

目覚めトウヤ「へぇ、それ以外の生物やポケモンはその……冥界にはいないんだね」

レッド「うん……」

958: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 22:14:23.33 ID:4W6dSWkc0
レッド「……きっと、穴に入る時に……姿が、見えるはず」

レッド「さっき決めた作戦……幽霊を説得……で、なんとか、頑張ろう……」

ヒビキ「おーーーっ!」

コトネ「はーーいっ!」

シルバー「わかりましたっ!」

目覚めトウヤ「はーい」

レッド「……それじゃ、ごー!」ダッ

ヒビキ「はやい!!!」ダッ

コトネ「ラストスパートってコトネ!!!」ダッ

シルバー「レッドさんはともかく、お前らは転ばないようにな」

目覚めトウヤ「シルバーはしっかり者で偉いね」

シルバー「滅!!!!!!!!!!」バッ

目覚めトウヤ「まだ普通のことしか言ってないのに!?」サッ

959: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 22:23:17.90 ID:4W6dSWkc0


~古びた社~

レッド「…………」

ヒビキ「つ、ついたー……うわ、ボロボロですね」

コトネ「ちょ、ちょっと怖いかもです……」

シルバー「見たところ、ゴーストポケモンなどもいないようですが……」

レッド「きっと……穴があるから、だと思う……」

レッド「ゴーストタイプの子は……引っ張られちゃうんじゃないかな……」

目覚めトウヤ「レッド、僕も少し引っ張られそうだから……手を繋いでいてくれないかな?」

レッド「…………」

目覚めトウヤ「あ、信じてないね? こればっかりは本当だよ。触ってもらう口実にできるなとは思ったけどね」

ヒビキ「言っちゃうんですねそれ……!」

960: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 22:29:48.52 ID:4W6dSWkc0
レッド「……少し、中に入ってくる……三人は、ここで待ってて……」ガシッ

目覚めトウヤ「レッドのことは僕に任せてね。触れないから何も出来ないけど」

コトネ「は、はい!」

シルバー「……わ、わかりました」

ヒビキ「えっとー……それ、襟伸びちゃうんじゃないですか?」

レッド「霊体だから、大丈夫だよ……」スタスタ

目覚めトウヤ「霊体でも首は絞められるんだけどね……はは」ズルズル

シルバー(引きずられていても目覚めているってわかるからすごいな……)


レッド「……この、紙……」

目覚めトウヤ「こっちの旧い言葉かな? 僕には読めないな……何て書いてあるかわかる?」

レッド「……わからない……」

目覚めトウヤ「はは、古語なんてそんなものだよね……おっと!?」

レッド「!」ガシッ

レッド「……やっぱり、トウヤを連れてきてよかった……」グッ

目覚めトウヤ「はは、僕が穴に引っ張られるから? こんな形でナビになるとはびっくりだね」

961: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 22:37:09.55 ID:4W6dSWkc0


レッド「……これが、穴……」

目覚めトウヤ「変わった形の縄で囲われてるね? ……底が見えないな。相当深いんだね」

レッド「…………」

目覚めトウヤ「……レッド? どうかした?」

レッド「! 何でもない……これ、やばそう……戻ろう」

目覚めトウヤ「入口で待ち伏せるってことだね。わかった」

レッド「……鳥居のあたりで、姿が見えるはず……」

レッド(ここまで……穴の近くに来ちゃえば、次元のずれなんて、あってないようなものだから……)

レッド(あの中にトウヤを入れる訳にはいかない……止めないと)

962: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 22:40:31.28 ID:4W6dSWkc0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

トウヤ「……あ、何か建物が見えてきたね」

らら「……あそこだよ」

トウヤ「え……でも、ほとんど壊れちゃってるように見えるけど」

らら「あそこだよ……大丈夫……」

らら「わたしには、わかる……あそこだよ……」

トウヤ「そう、なんだね……って、あれ」

ヒビキ「! き、来ましたよレッドさん!」

コトネ「手を繋いでる子……ほんとにまだ小っちゃいってコトネ……」

目覚めトウヤ「はは、さっきぶり。僕の方が早いなんて思わなかったんじゃないかな?」

レッド「…………」

トウヤ「み、みんな……?」

963: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 22:47:02.56 ID:4W6dSWkc0
らら「……」ギュウ

トウヤ「え、っと……そっちの僕はともかく、なんで四人がここに?」

ヒビキ「僕達、トウヤさんのことずっと探してたんですよ!」

コトネ「きゅーにいなくなっちゃうし! よくわかんないことになってるし!」

トウヤ「ご、ごめんね……すぐ戻るつもりではあったんだけど」

目覚めトウヤ「あはは、怒られてる。最年長が何をやってるんだか。こんな可愛い子たちほっといてさ」

トウヤ「……君には、その辺りを言われたくはないけど」

シルバー「……俺たちは、トウヤさんを連れ戻すために、ここで待っていたんです」

らら「…………」

トウヤ「連れ戻す、って……僕は、この子を送り届けるだけだよ」

レッド「……嘘。そんなつもりじゃ、ないでしょ……」

らら「……ねぇ、お兄ちゃん」クイ

トウヤ「、なにかな?」

らら「……あの人? ららと、似てるの……」

トウヤ「ああ……うん、そうだよ。やっぱりわかるんだねぇ」

らら「……」

964: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 22:54:24.00 ID:4W6dSWkc0
ヒビキ(……警戒されてますね!)コソコソ

コトネ(知らないお兄ちゃんお姉ちゃんがたくさんいるからかなー……)コソコソ

シルバー(それだけじゃないような気がするが……目覚めトウヤさんがいるからか?)コソコソ

目覚めトウヤ(いや、さっきはここまでじゃなかったと思うから……原因は君かな? レッド)コソコソ

レッド(……そうかもしれない。でも、説得する……!)コソコソ

ヒビキ(頑張ってくださーーい!)コソコソ

どんな感じで説得するか
1、「やめるんだ、田舎のお袋さんが泣いてるぞ」系 2、「トウヤは大切な人だから帰してほしい」系 3、「お前がやっていることは全て無駄だ」系 4、自由(具体的な方向性やセリフを添えて)

下1

966: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 23:33:52.30 ID:4W6dSWkc0
レッド「……トウヤを、連れて行く気、だったんでしょ……向こう側まで……」

らら「……うん」

トウヤ「え……向こう側って、何かな」

らら「……そこ、の、向こう側……」スッ

トウヤ「その建物の……?」

レッド「……穴の向こう。冥界……だよ」

らら「…………」

トウヤ「……えっと、どういうことかな」

らら「……だって、そこに、お母さんがいるから……わたしたちの、お母さんが……」

らら「それに……行かなきゃって、思ったの……いっしょに、いってくれる、よね……」

トウヤ「それって……まさか」

レッド「……駄目。トウヤは、連れて行っちゃだめ」

らら「……なんで……?」

レッド「僕の……僕たちの、大切な友達だから……離れ離れに、なりたくない」

レッド「……君なら、わかるでしょ……?」

らら「……」

トウヤ「レッド……」

直下コンマ70以下で説得成功

968: ◆nIESo90.aY 2019/09/02(月) 23:58:31.92 ID:4W6dSWkc0
らら「……大切な……」

レッド「……」コク

らら「……わたしたちの、お母さんも……ららの、お母さんも、いなくなっちゃって……」

らら「わたしたち、すっごく、寂しかった……」

レッド「……」

トウヤ「ららちゃん……」

らら「……今度は、ららが……寂しく、させちゃうところだったんだね……」

らら「おにいちゃん……」

トウヤ「……うん、何かな?」

らら「ここまで、一緒に来てくれて、ありがとう……寂しくなかった、よ……」

トウヤ「そっか……それなら、よかった」

969: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 00:07:25.98 ID:9DdC+HW50
らら「……ここからは、一人でいける……」

トウヤ「うん……さよなら、ららちゃん」

らら「……ばいばい」パッ スッ

トウヤ(! 浮いて、建物の向こうに……)

レッド「吸い込まれていってる……冥界に……」

ヒビキ「トウヤさーーーん!!!」バッ

トウヤ「わっ! ……ごめんね、心配かけて」

コトネ「ほんとに!! すっごい心配しましたよー!」

トウヤ「ごめんね……変わった子だなとは思ってたけど……あの子は、大丈夫なのかな」

レッド「……心配?」

トウヤ「うん……僕が見た限り、少し寂しがりやな普通の子だったから」

レッド「……じゃあ、お手伝い、してくる……あ、その前に」ガシッ

目覚めトウヤ「えっ」

トウヤ「えっ」

レッド「どりゃあ!!!!!」ブンッッッ

目覚めトウヤ「うわあああああ!!!」

トウヤ「わあああああ!?!?」スポン

シルバー「は、入った……!? こんな軽い効果音で!?」

970: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 00:13:42.46 ID:9DdC+HW50
レッド「……今は、普通のトウヤだと思うけど……気を付けて、見てて」

トウヤ「」キュウ

シルバー「わ、わかりました!」

コトネ「はい! ……あれ? あのポケモン……ガラガラがいない」

ヒビキ「え? どっか行っちゃったのかなぁ」


~社・奥~

レッド「……ガラガラ、本当に、いいの?」

ガラガラ「……が、らら……がら……」

レッド「……わかった……」スッ

レッド「……二人で、仲良くね」パッ

レッド「…………」

レッド「……戻ろう」

971: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 00:25:36.06 ID:9DdC+HW50


~森~

シルバー「それにしても……あの子は、一体何だったんでしょうか」

トウヤ「穴の前で泣いているのを見かけて、つい声をかけちゃったんだけど……」

コトネ「穴って、あの崖のあたりにあったやつですよね! 私たち、その辺りも見に行ったんですよ!」

トウヤ「そうだったの? そこにも何かあった?」

ヒビキ「……トウヤさん、ちょっと耳貸してください」 コソコソ

トウヤ「うんうん……えっ、そうだったの!?」

ヒビキ「そうなんです!!」コクコク

レッド(らら……って名前。ガラガラの鳴き声が、名前に聞こえたんだろうな……)

レッド「……急いで、戻ろう……キョウヘイたちが、待ってる……」

トウヤ「そっか、三人は村の方にいるんだね……わかった」

972: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 00:32:27.18 ID:9DdC+HW50


~村~

キョウヘイ「トウヤさん!!!!!!!!!!!!!!!!!」バッッッ

トウヤ「あいたっ……うん、ごめんね、キョウヘイ。心配させちゃったね」

キョウヘイ「死ぬほどしましたけど!?!?!?!?!?!?!?!?」

ハルカ「……さっきまで『トウヤさんならすぐ戻ってくるっすよ。そういう人っすもん』みたいなこと言ってたかも」

アクロマ「キョウヘイくんはそう言いながらも内心とても心配してしまうような子なのです」

ハルカ「だいぶ高次元で伝わりにくいツンデレかも……」

キョウヘイ「トウヤさんはそういうとこあるっすよ!! お人好しも大概にしてほしいっていうか~~~!!!」

トウヤ「あはは……今回ばかりはキョウヘイの言う通りだねぇ」

キョウヘイ「……そうやって殊勝に聞いててもお人好しは治らないんだって俺知ってるんすからね!!!!!!」

トウヤ「わ~~~泣かないでキョウヘイ! 気を付けるから! ね!!」

キョウヘイ「泣いてないっす!!!!!!!!!!!!!!」

アクロマ(キョウヘイくんの泣き顔ゲットです!)パシャ

ハルカ「ゲスがここにいるかも」

973: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 00:43:47.17 ID:9DdC+HW50
レッド「……この村からは、離れた方がいいかも……」

キョウヘイ「まぁ、そうっすねぇ……それに関しては賛成っす。アナログタイプすぎるのも怖いっすからね」

シルバー「そうなんですか? よくわかりませんが……レッドさんたちがそう言うのでしたら」

コトネ「逃げるが勝ちってコトネ!」

ヒビキ「また別の町を案内します! そうだ、コガネシティに新しいカフェができたんですよ!」

アクロマ「ふむ、ではカメラマンに徹するとしましょう!」

ハルカ「あ、あっちに何かあるかも」

キョウヘイ「こらァ!! 単独行動は禁止っすよ!!」

ハルカ「放浪癖に厳しい時代になったかも……ま、今回は言う事を聞いておくかも」

レッド「……」クルッ

レッド(まさか、こんなところに冥界への穴があるなんて)

モンスターボール「」ガタッ

レッド「大丈夫……大丈夫だよ、ギラティナ……」

レッド(今回は、大丈夫だった……誰もいなくならなかった……)

トウヤ「レッド、どうしたの?」

レッド「……なんでもない、すぐ行く……」


~おわり~

974: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 00:45:57.07 ID:9DdC+HW50
今日はここまで。ホラー編、ノーマルで生還エンドです。おめでとうございます(?)
明日からはレンジャー(バトナージ)編です。レギュラーは新キャラといつもの三人だけになる予定。

976: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 22:02:02.92 ID:9DdC+HW50
はじめます。

977: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 22:06:59.37 ID:9DdC+HW50

~シロガネ山~

レッド「…………」

レッド「…………」

レッド(おちつく……)

レッド(アローラから帰ってきてそこそこ経ったけど、やっぱりこの吹雪に慣れちゃったなぁ)

レッド(旅も楽しいんだけど、ここも落ち着く……)

レッド(今日はどうやって修業しようかな……)

978: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 22:15:11.53 ID:9DdC+HW50
レッド(む……足音)パッ

キョウヘイ「さっっっっぶ!!! こんちは~~~~っす」

トウヤ「ぜえ……はあ……ひ、久しぶり……」

レッド「! ふ、二人とも……?」

キョウヘイ「へっへへ~、俺たちがここに来るのって何だかんだ初めてっすね!」

トウヤ「話には聞いてたけど……ふう、すごいところに住んでるんだねえ……」

レッド「うん……えっと、どうしたの……?」

キョウヘイ「レッドさんに、ちょーっと頼みがあるんすよ」

レッド「……頼み……?」

キョウヘイ「俺たちと一緒に、アルミア地方に行ってほしいんすよ!」

979: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 22:22:06.26 ID:9DdC+HW50
レッド「……アルミア地方、って……?」

トウヤ「カントーからはそれなりに遠い地方だね、自然豊かな場所だって聞いた事があるよ」

キョウヘイ「そんで、そこにはポケモントレーナーがいないんすよ。代わりに、アルミア地方独特な……」

キョウヘイ「ポケモンレンジャー、って制度があるんすよ!」

レッド「……レンジャー……?」

キョウヘイ「そうっす! イッシュにいるようなのじゃなくて、もっと独特なアレらしいんすよ……俺も詳しくは知らないんすけど」

レッド「……なるほど……でも、なんでそこに……?」

キョウヘイ「それがっすね~、俺が番組の企画でポケモンレンジャーの資格取って働く~、みたいなのすることになって……」

トウヤ「一人だと不安だから、僕たちにも一緒に来て欲しいんだって」

キョウヘイ「うっ……お恥ずかしいけどそのとーりっす! 新天地でもお二人がいてくれたら心強いなーって……」

トウヤ「ポケモンレンジャーについて少し調べたけど、ポケモンと心を通わせて人を助ける職業なんだって」

トウヤ「レッドにもぴったりなんじゃないかなって僕は思うよ。どうかな?」

レッド「……うん、やってみたい……」

キョウヘイ「おっしゃ~~~~! レッドさんゲットっす!」

980: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 22:32:22.15 ID:9DdC+HW50
キョウヘイ「遠いのもあるっすし、出来ればすぐめに出発したいんすけど。大丈夫っすか?」

レッド「うん……あ、少し、待ってて」

トウヤ「大丈夫だけど、何かあったの?」

レッド「……ん、ちょっとね……」



~トキワシティ・ジム~

キョウヘイ「ここって……」

レッド「……うん」

グリーン「おし、次の挑戦者は……って、レッド!? どうしたんだよ、お前から来るなんて珍しいじゃねえか」

レッド「……これから、また旅に出るから……言っとこうと、思って……」

グリーン「……は? お前、それを俺に言うために、わざわざここに来たってのか?」

レッド「うん……言わないと、グリーン、心配するでしょ……」

グリーン「お、お前……!!! わ、わかった、気を付けろよ……!!!」

トウヤ(よかったね、グリーン……!)

981: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 22:38:21.58 ID:9DdC+HW50
グリーン「……ああ、そうだ、お前、どこに行くんだよ?」

レッド「えっと……アルミア地方、だった気がする……」

グリーン「アルミア地方……聞いた事があるぜ。あそこじゃあ、ポケモンバトルが出来ないらしいな」

レッド「! そ、そうなの……?」

キョウヘイ「そりゃあ、トレーナーがいないっすからね」

トウヤ「指示するトレーナーがいなければ、バトルは出来ないからねぇ」

レッド「……グリーン!」

グリーン「何だ? ……つっても、言いたい事はわかるけどな!」バッ ポーン

ピジョット「ぴじょーーーっ!」

レッド「うん……アルミア前、最後のバトル……!」ポーン

ピカチュウ「ぴっかーーー!」バチバチ

982: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 22:43:56.36 ID:9DdC+HW50



レッド「……やったね、ピカチュウ……!」

ピカチュウ「ぴっか!」タタタッ

グリーン「へへ、やっぱ強いな……流石だぜ。ま、お前がアルミア地方に行ってる間、俺は特訓を続けるぜ」

グリーン「お前が帰ってきたら、またバトルしろよ。そんときゃ俺が勝ってやる」

レッド「……」ニッ

キョウヘイ(楽しみにしてる、って顔っすね……)

トウヤ(真っ直ぐなライバル関係だなぁ……良い顔してる)

レッド「……行こう、二人とも……」

キョウヘイ「りょーかいっす! そんじゃーバイビーっす~」

トウヤ「わかった、行きは飛行機だから酔い止めを買っていこうね……あ、グリーン、バイビー」

グリーン「いやキョウヘイはともかくトウヤも言うのかよ!!!!!」

983: ◆nIESo90.aY 2019/09/03(火) 22:51:19.47 ID:9DdC+HW50


~飛行機~

放送『カントー発、アルミア行きの飛行機にお乗りいただきありがとうございます』

放送『カントーから起こしのトレーナーの皆様、アルミアでは空港の方にモンスターボールを預けていただきます』

放送『パソコン預かりシステムを応用した預かりシステムですので、セキュリティ面はご安心ください』

放送『それでは空の旅をお楽しみください』

キョウヘイ「飛行機でも移動も久しぶりっすねぇ」

トウヤ「アローラでは、船での移動が多かったもんね」

レッド「……高い……速い……ラティアスと、ラティオスみたい……」

キョウヘイ「レッドさんのほうは……空の旅楽しんでるみたいっすね、よかったよかった」

トウヤ「そうだねぇ……あれ、搭乗員さんがこっちに来るよ」

レッド「……?」

搭乗員「ただいま、小さいお子様向けにくじ引きのキャンペーンを行っております」

搭乗員「飛行タイプのポケモンのぬいぐるみが当たるチャンスですよ! どうですか?」

キョウヘイ「小さいお子様て! いやレッドさんはそこまで子供扱いされるのも」

レッド「やります……!!!」

キョウヘイ「いや やるんかい!」

当てたぬいぐるみ 下1

985: ◆nIESo90.aY 2019/09/04(水) 21:58:58.37 ID:uXNOqEpN0
搭乗員「おめでとうございま~~す! こちら1等、メガチルタリスの等身大ぬいぐるみで~~す!!」

レッド「や、やった……!」モフ

キョウヘイ「いやでかいっすね!? なんで等身大にしちゃったんすか!」

搭乗員「大きい方が嬉しいじゃないですか!」

キョウヘイ「そうかもしれないっすけども!」

トウヤ「よかったねぇレッド、これで手持ちポケモンがいなくても寂しくないね」

レッド「うん……!」

キョウヘイ(……そういや、レッドさんもチルタリス手持ちに入れてたっすもんね)

レッド「……でも、邪魔だからしまっておこう……」スッ

トウヤ「えっ今どうやったの???」

キョウヘイ「鞄の中にスッと入っていったっすね……」

987: ◆nIESo90.aY 2019/09/04(水) 22:08:07.75 ID:uXNOqEpN0



~空港~

レッド「……」ソワソワ

トウヤ「モンスターボールを預けると、なんだか落ち着かないね」

キョウヘイ「あの微妙な重みに慣れちゃってるっすもんね~~……」

レッド「……、誰か、こっち見てる……」

P「いやーよく来てくれたね!」

キョウヘイ「あ、プロデューサー!! 先回りしてたんすね!!」

P「そりゃあプロデューサーだからね。そっちの二人が一緒にレンジャーになるって子かい?」

レッド「……」ペコ

トウヤ「こんにちは、よろしくお願いします」

P「うんうん、画面映えする子達だね~! いいじゃんいいじゃん、それじゃあこれ」

キョウヘイ「これ……ハンディカメラっすか? あ、でも結構いいやつっすねぇ」

P「君たちには、これからこのカメラで記録を撮ってもらうよ。その映像を編集して放送するからネ」

988: ◆nIESo90.aY 2019/09/04(水) 22:14:22.79 ID:uXNOqEpN0
キョウヘイ「なるほどっすね~~。そんじゃあこのカメラは……撮影慣れしてるトウヤさん、お願いしていーっすか?」

トウヤ「うん、任せて。二人をかっこよく撮るからね」

P「それじゃあ君たちには、これからレンジャースクールに向かってもらおう」

レッド「……すくーる」

キョウヘイ「学校があるんすね、まぁ国家資格なら当然っすか」

P「そんなところさ。どうやら、つい先日レンジャースクールに入学した生徒たちがいるらしいんだ」

P「その子達と協力しながらレンジャースクールを卒業できたら……エモいよね」

キョウヘイ(視聴率のためにやれってことっすね……)

P「スクールに着いたら、君たちは他の生徒と同じ扱いとなる。頑張るんだぞ~」

トウヤ「はーい」

レッド「はぁい……」

キョウヘイ「そんじゃ、局が用意してくれたバスに乗って出発っすよ~!」

レッド「……なんか、アレ思い出す……」

トウヤ「あ~、笑っちゃ駄目なやつあったねぇ」

989: ◆nIESo90.aY 2019/09/04(水) 22:20:18.27 ID:uXNOqEpN0


~レンジャースクール~

ハジメ「……そろそろ来る頃だね、新入生が」

ハジメ「そして知る事になる……レンジャースクールの実態を!」

ヒトミ「いやアンタもこないだ来たばっかでしょ!! 何言ってんだっての!!!」バシッ

ハジメ「ああッ!! 素晴らしい殴打だよヒトミっ!!! やはり君のハリセンに敵うものはない!」

ヒトミ「気持ち悪い!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「門の前にこれまたやばそーな人達おりますけども」

トウヤ「これ笑っていいやつ?」

レッド(笑ったらあのハリセンでしばかれてしまうのかな……)

ヒトミ「ったく~~~……あ、あのバスもしかして! お~~~い!」

キョウヘイ「めちゃめちゃ無邪気に手を振られてしまったっす。振り返しておくっすよ」

トウヤ「思いっきり撮っちゃったけどいいのかなぁ、さっきのシーン……」

990: ◆nIESo90.aY 2019/09/04(水) 22:27:57.09 ID:uXNOqEpN0
キョウヘイ「こんにちは~~! 初めまして、俺はキョウヘイっす! これからお世話になるっすよ~」

トウヤ「同じくトウヤでーす。よろしくね……ああ、このカメラは気にしなくていいからね」

レッド「……レッド、です……よろしく……」ペコ

ヒトミ「うんうん、よろしく! アタシはヒトミ、アンタたちの少し先輩……って言っても、ほんの少しだけどね」

ヒトミ「これから一緒に頑張って、立派なレンジャーになってやろうっての!」グッ

キョウヘイ「お~、元気っすねぇ。楽しくやっていけそうっす!」

ハジメ「そしてオレが……ハジメ! 自己紹介っていうのはストレートなのが一番って聞いたことがある」

ハジメ「だから単刀直入に行こう!!! 罵ってくれ!!!!!!!」

レッド「……………………」

キョウヘイ「やっべ 変態っすね」

トウヤ「うわぁ」

991: ◆nIESo90.aY 2019/09/04(水) 22:33:52.59 ID:uXNOqEpN0
レッド「……えっと、なんで、そんな……?」

ハジメ「うん、これまた単刀直入にいこう。快感だからだ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「やべぇ~~~~!! ガチの人来ちゃったっすよ!」

トウヤ「どうする? 僕はちょっとそういうシュミはないんだけど……」

キョウヘイ「俺もないっすよ!!!」

ヒトミ「こらァ~~~~~~~~~~~ハジメェ!!!!!!! 困ってるでしょ、やめろってーの!!!!!」

レッド「……だ、誰がやる……?」

キョウヘイ「ええ じゃんけんでいきましょう」

トウヤ「うーん、親睦を深めるためだもんねぇ……」

ハジメ「やってくれるのか!?!?!?!?!? ありがとうわが友!!!!!!!!!!!」

ヒトミ「うるさいってーの!! ていうか、ほんとにこんなことしなくてもいいんだよ!?」

レッド「……仲良く、なりたいし……」

レッド(ああ、ここにブースターがいればなぁ……)

罵る人 下1  上手さはコンマ

993: ◆nIESo90.aY 2019/09/04(水) 22:45:16.78 ID:uXNOqEpN0
レッド「……負けた」

キョウヘイ「おっ、期待のエースにいったっすね」

トウヤ「レッドもなんだかんだ演技上手だしねぇ、楽しみにしてていいよ」

ハジメ「本当か!?!?!? テンション上がってきたぜ……!!」

レッド「ハードル上げないで……ごほん えーと……」

レッド「……うわ、気持ち悪い……話しかけないで……」

ハジメ「……うおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!」

ヒトミ「うわ うるさいってーの!!!!!!!!」

キョウヘイ「ど、どうしたんすか!?」

ハジメ「なんて素晴らしい罵倒……ここまでの使い手は初めて見たぞ!!! キミとは仲良くなれそうだ!!!!!!!!」

レッド(複雑すぎる)

994: ◆nIESo90.aY 2019/09/04(水) 22:47:40.88 ID:uXNOqEpN0
キョウヘイ「俺的にはもうやんないでほしいっすけどねー」

トウヤ「そうだねぇ……」

レッド「え……なんで……?」

キョウヘイ「俺たちは横で見てただけって言っても……こう、心にくるものがあるんすよ……」

トウヤ「うん……すごい……苦しくなっちゃうんだよね……」

レッド「ご、ごめん……」

ハジメ「不思議だな、ここまで素晴らしい罵倒はそうそう無いっていうのに!」

ヒトミ「罵倒に興奮してるほうがおかしいんだってーの!!!!!!!!」

995: ◆nIESo90.aY 2019/09/04(水) 22:55:18.44 ID:uXNOqEpN0
ハジメ「ふう、満足した……それじゃあ、早速来てくれ!」

ヒトミ「案内に戻るのが急すぎるってーの……ま、レンジャースクールに来たんだから、キャプチャを経験しないとね!」

レッド「……キャプチャ……?」

ハジメ「ふむ その様子だと、レンジャーについての知識もあまり無さそうだな?」

キョウヘイ「まぁ、成り行きで来ちゃったところはあるっすからねぇ」

ヒトミ「大丈夫、先生たちがしっかり教えてくれるから!」

トウヤ「楽しみだねぇ」

レッド「うん……」