1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:27:03 ZqMuew1g

ジジミン「アルミンやーアルミンやー」

アルミン「あっ!じいちゃんだ!じいちゃーん」


ジジミン「久しぶりじゃな。元気にしていたか?」


アルミン「えー?じいちゃん何言ってるんだよ。毎日顔 合わせてるじゃないか」


ジジミン「訓練も頑張ってるようじゃの。お前は体が弱 いんだから、無理はせんようにな」


アルミン「うん?訓練ってなんのこと?」


ジジミン「そんながんばり屋の孫には、ジジミンからご 褒美をやろう」


アルミン「えっ?なに、なに?本?」


ジジミン「起きたら分かるぞ。さあ起きるんじゃアルミ ン!」



進撃の巨人(30) (講談社コミックス)
諫山 創
講談社 (2019-12-09)
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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:29:35 ZqMuew1g

--------------



アルミン「………」パチッ




アルミン「……………う?」



.


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:31:45 ZqMuew1g

エレン「アルミンやっと起きたのかよ。早く支度しないと 朝礼に間に合わないぜ 」


アルミン「う、うー」


アルミン「あ…?」


エレン「今日の立体起動の訓練ってお前とだったよな。 ミカサの班なんて追い抜かしてやろうな!」


アルミン「う、……うあー。う?……あー?んう!うー! うー!?」

エレン「おい?どうしたんだよさっきから、うーとか あーとか言って。寝ぼけてんのか?」

アルミン「うー……」

エレン「アルミン?」


アルミン「うぁ…っ」ウルウル


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:36:20 ZqMuew1g

エレン「で、朝からずっとこんなんだ」

アルミン「うー」

ミカサ「アルミンが喋れなくなったって…」

ミカサ「風邪?」

アルミン「うぅ」ブンブン

エレン「熱もないしな」

ミカサ「何かの病気……それともエレンや私たちが見てな いうちに…誰かに酷いことをされて精神的に」


アルミン「んー」ブンブン

エレン「突然なんだそうだ」

ミカサ「エ、エレン。言葉が分かるの?」

エレン「いや、さっき筆談で聞いた。こいつ自身は喋ろうとしてるらしいが、言葉にならないらしい」


アルミン「うあー」シュン…


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:40:07 ZqMuew1g

ミカサ「アルミン落ち込まないで…これはそう…新手の風 邪かもしれないし」

アルミン「うー」


アルミン「うっうっうー」


ミカサ「何か言おうとしている」

エレン「なんだ?アルミン」

アルミン「うー……ああゃ…あー」

エレン「なんか赤ん坊みたいだな」


アルミン「うぁー」シュン…


6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:42:26 ZqMuew1g

サシャ「あ、アルミン……一体どうしちゃったんです か!?風邪こじせたんですか?」

アルミン「うー」ブンブン

ライナー「本当に話せなくなっちまったのか…」

サシャ「これ良かったら私の食べかけのパァンを!沢山 食べたら治るかもしれません!」

アルミン「う、う…」


ミカサ「待ってサシャ、もし喉に問題があるならパンは 乾燥している。のでよくない。アルミン、私のスープ を飲むといい」


サシャ「スープも大事ですけどパァンがなかったら死ん じゃいますよ?」


ミカサ「消化によくない」


アルミン「う、うう」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:44:19 ZqMuew1g

ライナー「おいおい、お前ら」


エレン「アルミンが困ってんだろうが…」


ミカサ「でも、原因が分からない」

サシャ「そうですよ。もしパァン不足病だったら…」


ライナー「アルミン、体の調子はどうだ?辛いところは あるか?」

アルミン「う」ブンブン


ライナー「とりあえず今死ぬって訳でもなさそうだし、 今日は1日様子見たらどうだ?下手に教官に報告して、 開拓地送りになるのは困るしな…」


アルミン「うあ」コクコク


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:45:37 ZqMuew1g

エレン「アルミン、何か変わったことがあったらちゃん と言えよ!」

アルミン「あー!」コクコク


エレン「あ…喋れないんだっけか……」


アルミン「うー」シュン…


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:49:02 ZqMuew1g

ミカサ「なんだったら、今日の訓練は休んで、医務室で寝てた方がい い」

アルミン「う?うあ!」ブンブン

エレン「大丈夫だってさ」

アルミン「う」コクコク

ミカサ「でも…!アルミン、倒れたら…」

エレン「アルミンが大丈夫っつってんだし、大丈夫なん だろ。余計なお世話は止めろよな」

アルミン「う!うー!」

エレン「な、なんでオレを睨むんだよ…」

サシャ「今日もエレンのデリカシーのなさは健在です ねぇ」


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:51:19 ZqMuew1g

---------------


メガネ教官「………で、あって巨人の弱点であるうなじを 削ぐには…そうだな――アルレルト訓練兵」

アルミン「うっ」

メガネ教官「答えてもらおうか」

アルミン「あ、あ……」


ミカサ「はい」

メガネ教官「どうした、アッカーマン訓練兵」

ミカサ「アルレルトは今日喉の調子が悪いそうです。の で、私が代わりに」

メガネ教官「そうか。それはお大事にな」

アルミン「あ…」



アニ「……」


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:53:38 ZqMuew1g


アニ「アルミn」

ミーナ「あーるーみーん!」

アルミン「う、うう?」


ミーナ「ええっ、本当に喋れないの?」


アニ「………………見てたよ。さっきの。どうしたの?」


エレン「どうしたもこうしたも、この通りだよ。今朝か ら突然喋れなくなっちまった」

アルミン「あぅう…」シュン…

ミーナ「風邪かな?」

アニ「話せないほど喉が荒れてるなら、痰も出たりして 苦しいと思うけど……どうなの?アルミン」

アルミン「うう」ブンブン


アニ「口…開けれる?大きく」


アルミン「あー」アーン


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:56:29 ZqMuew1g


アニ「別に赤くはなってないね……まさか、脳の病気の前 兆じゃないだろうね」

アルミン「う!?」ビクッ

アニ「あ、あぁ…ごめんなさい…。でもどこも痛くないな ら大丈夫でしょ」

ミカサ「アニ、アルミンはこうなった原因が解らなく て、ただでさえ不安。煽らないでほしい」

アニ「悪かったよ…」

エレン「お前って他人のこと心配できんだな」

アニ「……どういう意味か、今度の対人格闘訓練で聞いてあげ るよ」


ミカサ「アニ…」


アニ「はいはい…」


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 18:59:17 ZqMuew1g


ミーナ「不思議だなー。変なものでも食べた?」ぷにぷ に

アルミン「むうぅー」

ミーナ「ぶはっ!……なんか可愛いー」ぷにぷに

アルミン「うう!」


アニ「嬉しくないってさ」

ミカサ「ア、アニ……アルミンの言葉が分かるの…」

アニ「そんなわけないでしょ」


ミーナ「うっふっふ。ぎゅーってしてやろう。どれど れ」ぎゅうう


アルミン「うー!?うぅー!///」ジタバタ


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:02:08 ZqMuew1g


エレン「嫌がってるじゃねえか」

アニ「喜んでるんでしょ」


アルミン「うぅー///」ブンブン

アニ「どうだか」


アルミン「うぅ……あ…」

アニ「…………!」

アニ「わ、私はやらないよ」


アルミン「あぁうー///」ブンブン

アニ「どうだか」



ミカサ「会話している…?」

エレン「してるな」


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:03:45 ZqMuew1g


ミーナ「まあ困ったことがあったら言ってよね?この通 りアニが心配してるから、私も出来るだけ協力するよ」


アニ「…………………はぁ?何言ってんの……先行くよ」

ミーナ「あっ!待ってよー!じゃあねアルミン」ぷにぷ に


アルミン「うぅ……///」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:07:05 ZqMuew1g


アルミン「う、あう、え、え」グイグイ

エレン「ん?どうしたよ」

アルミン「う…あい……」

エレン「便所か?」

アルミン「うぁ」コクコク

ミカサ「迷子にならないよう気をつけて…知らない人には ついていっちゃダメ。ハンカチはある?」


エレン「何の心配だよ…アルミンは馬鹿じゃねぇんだぞ? 行ってこいよ。先に外行ってるぜ」

アルミン「う」コクコク


エレン「………立体起動訓練はオレと同じ班だからな? うっかり知らない奴のとこ行くなよ」

アルミン「ぁう………」

ミカサ「エレンも他人のこと言えない…」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:10:01 ZqMuew1g

------------

エレン「今日の立体起動訓練って…」


ミーナ「目的地までの時間と討伐数を競うって、さっき 言ってたの聞いてた?」

エレン「聞いてたよ!言いかけてたんだよ」

アルミン「ふふふ」

エレン「なんだよ笑うなよ!」

ミーナ「この地図だと最短ルートはこう…でしょ。でも[巨人]の位置なんて書いてないから…討伐数を稼ぐにも勘で行 くしかないよねー」

アルミン「う」コクコク


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:12:24 ZqMuew1g

エレン「よし!討伐はオレに任せろ!アルミンとミーナ は目的地までのルートを確保してくれよな」

ミーナ「ちょっと、私だって討伐数稼ぎたいんだけ ど?」

アルミン「うぁ…あ…うっうっ」

エレン「ん?何だ?また便所か?」

アルミン「う……うう」ブンブン

エレン「ペンある?」

ミーナ「あるわけないでしょ」


アルミン「………」シュン…


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:14:46 ZqMuew1g

-----------


エレン「くっそ!今ジャンの奴が追い抜いて行った ぞ!」

ミーナ「あ、エレン!そっちは遠回りになっちゃうで しょ!」

エレン「[巨人]が見つからねえんだ、仕方ねえだろ!」

アルミン「うぁ!あー!」

エレン「は!?なんだって!?」


アルミン「あぅ…う……」シュン…


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:19:47 ZqMuew1g

-------------


エレン「アルミン…そう気を落とすなって」

ミカサ「ええ、次の訓練のとき一緒にがんばろう」

アルミン「うう……」シュン…


エレン「とか言ってお前の班は一番成績良かったじゃ ねぇか…」

ミカサ「だから、次は私がアルミンと一緒にがんばる」

アルミン「あ…」


エレン「お前っ、そりゃオレじゃ力不足だって意味 か!?」


アルミン「あ、あ……」


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:22:33 ZqMuew1g


ミカサ「そんなことは言ってない。でも貴方は周りを見 ないで進んでしまうから」

エレン「はぁ!?」

アルミン「うう!うー!」

エレン「なんだよ!?ちょっと黙ってろ!」

アルミン「うぁ」

ミカサ「エレン!そんな言い方はない。貴方はいつもそ う」


エレン「いつも!?なにがいつもだ!前だっていつもいつも余計な口出しばっかりしやがって」


アルミン「う、うぅ……あ」




アルミン「うう」ダッ


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:25:06 ZqMuew1g

-------あーでもないこーでもない-----


エレン「ゼェ…ゼェ…ちくしょう」


エレン「……あれ?アルミンは?」


ミカサ「……!そういえば……ど、どこに……?」キョロキョロ


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:28:18 ZqMuew1g


-------------


アルミン「…………」←小石を蹴ってる


アルミン「……」シュン…


訓練兵「おーいアルミンくん」

訓練兵2「今日は一人ぼっちなのー?」

アルミン「うぁ……」ビクッ

訓練兵「ホントに喋れないんだねー大変だねー」

訓練兵2「いつも時間なくて構ってあげられなくてごめ んな?」


アルミン「あぅ…あ…」


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:31:03 ZqMuew1g


訓練兵「お前これからどーすんの?口聞けないようじゃ 兵士になんてなれねーよ?ただでさえ座学で持ってるだ けの劣等生がさ」

訓練兵2「こいつ座学もヤバイよ。さっき当てられて答え られなかったもんな」

訓練兵「あぁ、お前の居場所もうなくなっちゃったん だ」


アルミン「……………」


訓練兵2「何か言い返してみろよ!」


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:32:39 ZqMuew1g


訓練兵「口だけだったもんなー喋れないと困るよなー」


アルミン「………あ、」

訓練兵「ハッキリ言えよ!」バシッ

アルミン「ひゃ!」


エレン「お前ら何やってんだ!!」


訓練兵2「やべっ!エレンだ!」

訓練兵「行こーぜ!」




33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:34:28 ZqMuew1g


エレン「待ちやがれ!あいつら…!!」

アルミン「あ、う!うう!」ブンブン

エレン「はぁ!?なんだよ止めんなよ!アルミンのこと 馬鹿にしやがって、絶対許さねえ!」

アルミン「う、う」ブンブン

エレン「……っ。お前も今は口聞けねえんだから、ちょっ とはやり返せよ!」

アルミン「う……」


エレン「…………」



アルミン「うぅ……」ポロポロ


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:36:49 ZqMuew1g


エレン「………足、蹴られたところ見せてみろよ」

アルミン「うっ……うっ……ひぅ…」ポロポロ


エレン「腫れてんじゃねぇか……クソッあいつら…!」

アルミン「……うぅ……うっ」ブンブン


エレン「アルミン………」


エレン「ほら、乗れよ。医務室に連れていくから」

アルミン「うぅ」ブンブン

エレン「骨が折れてたらどうすんだよ!早くしろって」

アルミン「…………」ポロポロ

エレン「アルミン」


アルミン「うぁ………」もぞっ



36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:40:11 ZqMuew1g


エレン「くっそ……あいつら次何かしたら只じゃ置かね え」

アルミン「…………え、え」

エレン「なんだよ…ってぉわっ!くすぐってえ!」


アルミン「う、あ、う」クルクル←背中に文字を書いていま す


エレン「は?………喋れない…喋れなくなったから、 ………」


アルミン「ん……」クルクル


エレン「自分は……もう、必要……ない……?」


アルミン「う」コクコク


エレン「何言ってんだよ?そんな訳ねえだろ。あんなや つらの言うことなんか気にすんな」


アルミン「うぁ」ブンブン


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:44:43 ZqMuew1g


エレン「明日になったら治るかもしれねえし……治らない としても、お前は頭いいんだから、道なんていくらでも あるよ」

アルミン「う!」ブンブン

エレン「本を書いたっていいし、声がいらない仕事なん てたくさんあるだろ。技巧だって文字が書けりゃきっと 充分だ。アルミンを必要とする奴は絶対いる」

アルミン「うぅ!」ブンブン

エレン「オレらとの会話だって紙とペンがありゃ問題な いだろ?」


アルミン「うぅっ……うっ…うっ」ポロポロ


エレン「アルミン……」


38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:48:57 ZqMuew1g


--------------


ミカサ「許せない……やはり別々に探すべきではなかっ た」

エレン「あぁ。でも打撲で済んで安心したぜ」


ミカサ「エレン。そいつらもこの食堂の中にいるんで しょう?どいつなの教えて」

アルミン「うぁ」ブンブン

エレン「止めろよ。アルミンがいいって言ってんだろ。 やり返してやりてぇのはオレも同じだが……」


サシャ「だからって泣き寝入りなんて悔しくありません か!?」

ライナー「同感だな。卑怯な奴らめ、次がないとは言え ん」

ミーナ「なんなら女子全員でそいつらシカトするよ?」

アニ「私はやらないからね…」

ミカサ「今日は賑やか」


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 19:51:32 ZqMuew1g

クリスタ「アルミン!怪我したって本当なの?大丈夫な の!?」

アルミン「あぅあ…」コクコク

クリスタ「包帯が……そ、それに喋れないって…大丈夫な の!?」

アルミン「あ、あう//」コクコク


クリスタ「よかった……。大きな怪我じゃなくて……本当に よかった…!心配したんだよ…!」ウルウル

アルミン「あ、ぅ……//」


ライナー「クリスタ…やはり大天使」


アニ「(大したこと言ってないと思うけど)」


43 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:11:21 ZqMuew1g

ユミル「本当に話せないのかあ?おらおら、何か言って みろよ」ぷにぷに

アルミン「うぅー」

ミーナ「あ、私も私も」ぷにぷに

アルミン「やぁー」ブンブン

ミーナ「アルミンてば赤ちゃんみたーい」

サシャ「パァン食べやすくちぎってあげます!」

コニー「このまま赤ん坊になっちまったりして」

クリスタ「そ、そのときは皆で何とかする よ!アルミン、困ったことがあったら何でも言って ね?」

ライナー「クリスタ……やはり女神」


ミカサ「賑やか」

エレン「人望ってやつだろ」




45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:15:18 ZqMuew1g


ミーナ「照れるな照れるな。どれどれまたぎゅっとな、 してあげような」ぎゅうう

アルミン「むぅー!///」ジタバタ

ユミル「おいおい k「クソ女ァァアアア!」んなよぉ? ほれ私も弁上してやる」

アルミン「うぅー!///」ジタバタ

クリスタ「ユミルがやるならわ、私も…」

アルミン「ひっ…!?///」ジタバタ


ライナー「クリスタ……やはり聖母」


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:18:48 ZqMuew1g

アルミン「…………//////」

アニ「…………あんた、鼻血がでてるよ。ほらふいt」

ミカサ「大変。アルミン、こっちを向いて」フキフキ

アニ「…………」


アルミン「うぅー」


ミカサ「………」

ミカサ「……………アルミン」ぎゅうう



ジャン「!!!!」

マルコ「あ、白目になった」


48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:23:03 ZqMuew1g


アルミン「う?」

ミカサ「アルミン……私とエレンを、もっと頼って。ただ でさえ辛い状態…もう、危険な目には…合わせたくない」

アルミン「うぁ……」

エレン「ミカサの言う通りだ。オレらがちゃんと助けて やる」

アルミン「うぅ」ブンブン


ミカサ「どうして?アルミン………」ぎゅうう

アルミン「………///」





ジャン「!!!!!」

マルコ「ジャンの髪にニンジン刺せそうだな…」


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:26:05 ZqMuew1g


ジャン「おいマルコ……なんだありゃあ?」

マルコ「じゃがいもなんて余裕で刺さるよ」サクサク

ジャン「ミカサが…っミカサがっミカサにっ」

マルコ「女の子に抱き締めてもらえるなんて、ちょっと うらやましいよなぁ」


ジャン「な、な、なななんてまあんなことにチクショウ うらやましい金魚の糞のくせしてよぉ…!!」

マルコ「うまく喋れないのが、母性本能をくすぐってい るのかもしれないね。アルミン自身は複雑だと思うな」

ジャン「じゃあオレも喋れなくなれば…!」

マルコ「どうだろう。腐ってもジャンだからなー」


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:30:40 ZqMuew1g


ジャン「ミ、ミカサぁ!」

ミカサ「ジャン?なに?」

エレン「なんだよ?お前もアルミンを馬鹿にすんのか? あ゛?」

ジャン「アルミンになんざ用はねぇよ!」


ジャン「……ミカサ!」


ミカサ「だからなに?」


ジャン「……う、うぅー……あぅー」



52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:32:46 ZqMuew1g

ジャン「うーうっうっうー」


エレン「……………」


ミカサ「……………」


アルミン「……………」



ミカサ「…ジャンは心の病気なの?」


55 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:42:03 ZqMuew1g

サシャ「……何のつもりですか?ジャン」

クリスタ「いくらなんでも、真似するなんて酷いよ…!アルミンは困ってるのに!」ぎゅうう

アルミン「うぅ……///」

ミーナ「前からやな奴だと思ってたんだよね」ぎゅうう


アルミン「う……///」

アニ「いい加減離してあげれば?」


ライナー「お、オレもアルミンをぎゅっとするかな(クリスタごと)」

ユミル「ふん!!」

ライナー「ぐはぁっ!!」


56 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:47:58 ZqMuew1g

-------------------


ジャン「」

マルコ「ジャン……元気を出すんだ。ほら髪の芋を 食べて力をつけて、明日からまた頑張ろう」


ライナー「」

コニー「ライナァアー!!!」ユサユサ


ミカサ「エレン…私は男子寮には入れない…。だから、ア ルミンを…」

エレン「わーかってるよ!変な奴がいたらぶっ飛ばせば いいんだろ」

ミカサ「そんなことをしては問題になるかもしれない。 私はあなたも心配」

エレン「オレは大丈夫だっつーの。ほっとけよ」

ミカサ「自分を過信しているときが一番危ない。もし問 題が起きて教官にバレてからでは」

エレン「あ゛ー!うるせえうるせえ!!行くぞアルミ ン!」

アルミン「あぅあ」ヒラヒラ

ミカサ「おやすみなさい」ヒラヒラ


57 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:53:14 ZqMuew1g

----------


エレン「結局治んなかったなー。まあ一日目だしな」

アルミン「う…」シュン…

エレン「おいおい。そんな暗い顔すんなって。寝て起き たら治ってるかもしれねえんだし」

アルミン「うぅ、あ」コクコク


アルミン「…………………」シュン…


エレン「………アルミンっ!」がばっ
アルミン「うぁ!?」

エレン「へっへっへー。たまには一緒に寝ようぜ」

アルミン「う、うぅー」ブンブン

エレン「なんだよ水くせえ。ほら早くつめろよ」モソモ ソ

アルミン「うー」モソモソ

エレン「すげえ久しぶりだな」ぎゅうう

アルミン「う……う///」


58 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:56:21 ZqMuew1g


エレン「お前さあ……昼間に自分はもういらないって言っ てたけど…何でなんだ?」

アルミン「…………」シュン

エレン「何心配してんのか知らねえが、お前がいらない 人間のわけないだろ?現にオレやミカサはお前に何度も 助けられてきたんだから」

アルミン「うぅ」ブンブン

エレン「そんなことねぇよ…きっとこれからだって、オレ らはお前に助けてもらうと思う」

アルミン「うぅ」ブンブン


59 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 20:58:41 FBIoDz3E


エレン「だから……オレにもお前の力にならせてくれよ? お前、いつも自分一人で解決しようとするからさ…こんな 風に訳わかんねえ状況になった時くらい」

エレン「頼れ。甘えろよ」

アルミン「うぅ……」ブンブン

エレン「なんでそんなに意固地なんだよ… 。昔っからだ けど…」


アルミン「うぅ…うっ…」ポロポロ


60 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 21:01:08 FBIoDz3E

エレン「アルミン…もし兵士になれなくたって、一生会え なくなるわけじゃねえんだ。もちろん、教官に事情を話 さなきゃいけなくなったら、オレがうまくやって、お前 をここに置いといて貰えるよう頼むよ」

アルミン「うぁ…う…」ポロポロ

エレン「座学トップ逃すのは、惜しいはずだしな。きっ と大丈夫だよ」

アルミン「う……」ぎゅうう

エレン「……!」


アルミン「あ…ぅ……え、……えれ…」ぎゅうう

エレン「アルミン…今……。も、もう一回!」


61 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 21:03:06 FBIoDz3E

アルミン「えれ……えれぇ……あー」


エレン「ダメか……」

アルミン「ぅう…」シュン


エレン「あーチクショー!考えても仕方ねえ!」わしゃ わしゃ

アルミン「うー」

エレン「また明日な。おやすみ」ぎゅうう

アルミン「う」コクコク


62 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 21:16:49 FBIoDz3E

--------------


ジジミン「アルミンやーアルミンやー」

アルミン「あっ!じいちゃん!」


ジジミン「わしからのプレゼントはどうじゃったか の?」

アルミン「プレゼント?」

ジジミン「今日はいつもと違った一日だったろう?」


アルミン「……もしかしてじいちゃんだったの?僕を喋れ なくさせたのは。どうして……」


ジジミン「のう…アルミンや。お前は昔っから少し 内罰的なところがあるな?」

アルミン「え…?」


ジジミン「自分を役立たずだと思い込んで…エレンやミカ サに助けられるたびに、そんな自分が情けなくて消えて しまいたかったんじゃろ?」




64 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 21:21:36 FBIoDz3E


アルミン「うん…。僕はいつも、 二人の足を引っ張ってばかりだから」

ジジミン「だがエレンはお前に助けられたと言っておったな。それも何度も」

アルミン「…エレンは僕に優しいから…嘘をついて場を収めてくれたに過ぎないよ」


アルミン「僕はいつも…二人の力になれない…。それを今 日…ますます思い知った」ポロポロ


ジジミン「のう、アルミン。そうやって泣きながらの弱 音を聞くのはわしの役目じゃったな」


アルミン「うん…エレンと喧嘩したときも、父さん母さん に怒られたときも、じいちゃんが泣き止むまで抱き締め てくれた」

ジジミン「そうじゃの。しかしわしはもう死んでしまっ た」


アルミン「うん…」ポロポロ


65 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 21:24:08 FBIoDz3E


ジジミン「わしのときのように、誰かに甘えられなく て、気持ちを吐き出せなくて辛かったな?」

アルミン「そんなこと…っない…っ、よ」ポロポロ


ジジミン「言葉にできなくても、たまにはああやってエ レンに甘えるといい」

ジジミン「エレンやミカサはいつも一緒にいてくれる じゃろ?甘えたからって離れてしまうような子達じゃな いのはわしも知っておる」


アルミン「でも、でも……」ポロポロ


ジジミン「それに、あの二人以外にも友達がたくさんい るようじゃしな。わしは安心した…異端だと言われていた お前の周りに、あんなに人がいてな…」


66 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 21:31:27 FBIoDz3E


アルミン「じいちゃん…僕を誰かに甘えさせようとして… あんなことをしたの?」

ジジミン「はっはっはっ。ちやほやされとったのう」

アルミン「少しいじめられたけどね」


ジジミン「じゃが、振り返ってみればいい一日じゃったろ?」

アルミン「みんな優しかったからね…」


ジジミン「女の 子にいっぱいパ パ してもらってたしの、男の夢もか なったじゃろ?」


アルミン「…………」



70 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 21:56:58 FBIoDz3E


ジジミン「さて、そろそろ時間じゃ」

アルミン「えっ、もう行っちゃうの?」

ジジミン「これ以上帰りが遅くなると婆さんに夕飯作っ て貰えなくなるからのう」


アルミン「あっじいちゃん!父さん母さんは!?元気な の!?」

ジジミン「あぁ…息子らはの…桃源郷の桃食べ放題ツアー に二人だけ風船で行くとか抜かしての…飛行には成功した んじゃが遠くまで飛ばされて5日前から行方不明じゃ」

アルミン「そ、そうなんだ……」



72 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 21:59:56 FBIoDz3E


ジジミン「二度も死なんじゃろうし、その内ひょっこり 帰ってくるじゃろ」


アルミン「うん、じゃあ帰ってきたら伝えてくれる?」

アルミン「僕は…負けない。父さん母さん、そして僕の思 想が正しかったってことを、必ず世に知らしめるからっ て」


ジジミン「わかったよアルミン。元気でのう……」


アルミン「じいちゃんも元気でねー!」


73 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 22:06:54 FBIoDz3E

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アルミン「…………ぅ」パチッ



アルミン「……………………あ」




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74 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 22:07:31 FBIoDz3E

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アルミン「…………ぅ」パチッ



アルミン「……………………あ」




.


75 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 22:09:51 FBIoDz3E


エレン「おはようアルミン。今日も遅かったな。早く支 度しねえと朝礼に間に合わねえぞ」


アルミン「うん……おはよう」


エレン「!……アル、ミン?」


アルミン「……エレ、ン。……エレン」


エレン「お前、声が…!」

アルミン「うん…エレン…」ウルウル



エレン「アルミン……」


アルミン「……………っ」


76 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 22:12:30 FBIoDz3E

アルミン「エレーン!!!」ぎゅうう

エレン「アルミン!!!」ぎゅうう


ジャン「うるせェエ!!」

コニー「な、なんだ!?敵襲!?」

マルコ「ジャン歯みがき粉飛んだんだけど。汚いんだけど」


77 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 22:15:31 FBIoDz3E

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ミカサ「アルミンが話せるようになって、本当によかっ た」

アルミン「うん、心配かけてごめんね。ミカサ」

ミカサ「でも、原因はなんだったの」

エレン「そういやそうだな。やっぱり風邪だったのか? 心当たりねえのかよ、アルミン」

アルミン「うーん。あるといえば、あるけど…」

ミカサ「なに。誰かに何か言われたの」ズイッ

エレン「アルミンはまだ何も言ってねぇだろ!なんだ よ、教えろよアルミン!」


アルミン「んー……」


78 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/17(土) 22:19:34 FBIoDz3E

アルミン「内緒、かな」


エレン「は?なんで」


アルミン「うっうっうー」


アルミン「」クスクス





完。