穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅧ 前編

517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 22:23:26.21 ID:mtt1QBiV0
【28日目 丑三つ時 発生の可能性が出現した!】


【☆ Θ ★ ― ―】(次でLast Shot)


今日は鶏肉の照り焼きトマトソース和えです



真姫「…」シュン


穂乃果(…)チラッ



 真姫 の 料理は あまり なくならない…



穂乃果「真姫ちゃん!」


・【台所】

・【物置】

・【おもちゃ部屋】

・【真姫の部屋】

・【自由以下略】


↓2

引用元: 穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅧ 


519: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 22:28:49.20 ID:FW8K3yOP0
おもちゃ部屋

522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 22:43:31.58 ID:mtt1QBiV0
【☆ Θ ★ ― ―】(次でLast Shot)


穂乃果「真姫ちゃん!」


穂乃果「何かして遊ぼうよ!」

真姫「何かって…何よ」


穂乃果「う~ん、宝探し?」


真姫「宝探しって…あのねぇ」


食事が終わり、沈んだ彼女を元気付けようと
頑張ってみる穂乃果、それにしてもお宝探しですか…


穂乃果「う~ん、駄目かな?それじゃあ
     かくれんぼにしようよ!隠れるところなら沢山あるよね!」


真姫「もう…子供じゃないんだから…」


穂乃果「えへへ…!」





真姫(…でも、ありがとう)


彼女の意図が分からない訳じゃない、心の中で小さくお礼を述べて
ふと、ある事を思い出す



真姫「宝探しにかくれんぼ、ね…それなら」


穂乃果「何かあるの?」





―――
――



【おもちゃ部屋】



真姫「もう、随分此処には来ていないわね」

穂乃果「ねぇねぇ!此処ってどんなお部屋?」ワクワク


この家に来てから何もかもが新鮮で
穂乃果からしたら初めて遊園地にでも来た子のような真新しさが
あるのでしょうね

真姫「小さい頃、色んな人に貰ったオモチャとかがあるのよ…」ガラッ


中へ入れば可愛らしい壁紙のお部屋がです
菜の花色の壁に白色の縦線が縞模様になるように
そして水色の水玉模様が散りばめられた、ファンシーなお部屋


シルバニアファミリーの小さなお家の模型、お人形さん
ジグソーパズルの山、色んなオモチャ達がそこにはありました

523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 22:51:44.81 ID:mtt1QBiV0


穂乃果「わぁ…!」キラキラ


真姫「懐かしいなぁ…」




童心の頃

まだ、本当に素直だった頃の自分を思い出す真姫



自分が着ていた可愛らしいドレスやお父さんが買ってきた
お姫様風の冠…



本当に懐かしい…


お化けの事なんて忘却の彼方へ…!
とは、まだいかないけど明るい気分になれた事に変わりはありません


真姫「…」スッ


隣の少女に寄り添うように肩へ凭れ掛かる
多分、いい歳して宝探しだかくれんぼだと
お馬鹿な事を言ってくれなければ真姫がこの部屋を訪れる事は
無かったかもしれない…




そして二人がお部屋を歩いていくとあるモノが目に止ります


ソレは…



『選択してください』



【お医者さんごっこセット】

【アイドル変身セット(マイク付き)】

【小さなピアノのオモチャ】

【ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲】

【一度も使った事の無い三輪車】

【おままごとセット】

↓4

527: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 22:53:10.66 ID:AdsW5Rfuo
ピアノ

529: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 23:12:40.56 ID:mtt1QBiV0

真姫「ぁ…」


それは小さなピアノのおもちゃでした…


真姫「…こんな所にあったんだ」


小さい頃は両手に抱えて運んでいた
今となっては片手で持ち上げられる思い出の品




――昔、初めてピアノの白い鍵盤に触れたき
         言いようのない感情を抱いた…


傷1つない綺麗な白と黒、それはきっと王女様とかすごく高貴な人だけが
触れる事を許される、そんな特別な存在なんだと思った


幼稚園に入ったばかりの真姫がそんな畏敬の念を抱いた日



…それは今思えば夢の始まりだったのかもしれない



真姫「…」クスッ




昔は大きな、でも今は小さな小さな宝物

それは今でも真姫の中に大きな、キラキラした宝を残している

憧れは夢に変わり、夢は捨てたくない目標に変わる

そして今、人生を大きく変える出会いへのきっかけともなった…




穂乃果「…ふふ、真姫ちゃん!
         たまには"宝さがし"も悪くないでしょ?」


真姫「…そうね、子供っぽいって言ったの
     取り消しても良いかもね」



穂乃果「それって音出るの?」

真姫「ちょっと待って…」


大きくなった…あの頃の自分から見れば…
小学6年生のお姉さんよりも大人のレディーになった自分の指を鍵盤へ…

~♪

指が鍵盤へ触れ、少しだけ古びたように感じる、でも懐かしい音…
それはまるで今の真姫へ「おかえり」と言っているようにも思えた

真姫「…ただいま、私の夢」

穂乃果「…何か曲を弾いてみてよ?」

真姫「ふふっ、ええ!」



真姫の顔 に 笑顔 が 戻ってきた!

530: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 23:26:46.48 ID:mtt1QBiV0
【☆ Θ ★ ☆ ―】(Last Shot)


真姫「♪~」

穂乃果「♪~♪」



小さな楽器と二人の少女の歌声が部屋の中に溢れる


真姫「こんな所ねっ!」クスッ


穂乃果「いい曲だね!」

μ'sの新しい楽曲…まだ曲の調整もあり
本格的な曲ではないソレを二人で歌う

Printemps用の新しい楽曲であるそれは初めてにしてはよく歌えた


もう夕闇は本格的な闇夜へと変わり空には半分に欠けたお月様が浮ぶ
少しだけ風が吹く夜のこと…

目の前には誰よりも愛おしい穂乃果が居る…




音楽室に篭りっぱなしだった自分、誰かに聴かせるでもない歌を
誰かに積極的に伝えるようになって行った自分


狭い世界から真姫を連れ出してくれた人、居場所をくれた人
気持ちを…伝えたい


もう夜も深いこの時刻…




【真姫の部屋】


・手を握って一緒に眠ろう?

・写真撮らない?

・ベッドの近くのぬいぐるみに触れてみる

・自由以下略




――の行動or発言

↓2 『誰が』『どう行動するか』お書きください

532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 23:28:01.13 ID:c6w72q7AO
START:DASHを歌った後、手を握って一緒に寝る

533: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 23:44:10.11 ID:mtt1QBiV0
【☆ Θ ★ ☆ ―】(Last Shot)




穂乃果「ねぇねぇ!もう一曲!」

真姫「明日は学校よ?もう寝なさい」ハァ…


真姫(…結局、告白なんて出来なかったわね…)



溜息を吐いた


明日は学校で早いから寝るのが普通でしょと
穂乃果に呆れたフリをして溜息を吐く

本当に呆れてるのは最後までヘタレだった自分へ、だ…


穂乃果「おねがぁい…後一曲だけ…」ウルウル


真姫「うっ…その上目遣いは反則よ…」カミノケ クルクル


真姫「…この一曲だけよ…?」



小さな鍵盤へ再び指を乗せる



♪~♪  ♪♪




  すぅ…!



真姫「I Say…!hey、hey、hey!START DASH!!」


一呼吸の後、真姫は言葉を発する

それは…まさしく"始まり"だった曲



♪~   ♪~


穂乃果「君も感じてるよね!始まりの鼓動♪」


―――
――




真姫「ふぅ…これで本当にお終い」パタンッ


穂乃果「お疲れ様!」


パジャマ姿の二人は一緒に1つのベッドへ潜り込み…





真姫「ちょっと待ってええええぇぇぇぇ!!!」

534:   2015/02/10(火) 23:55:24.26 ID:mtt1QBiV0

穂乃果「ほえ?どしたの?」

真姫「どしたのって!一緒のベッドで寝るの!?」


確かに一緒に寝ないかと言った

真姫の中では"一緒の部屋"で眠るというニュアンスで
同じ布団に入って同衾という意味では無かった

和木さんがこれからお布団を持ってくる筈じゃないの?
と穂乃果に訊いてみると…


穂乃果「あっ、ごめんごめん言い忘れてたね!」



「お嬢様へ、あえて布団は其方に運びません
              "一緒に"おやすみください♪」


穂乃果「だって!」


真姫(和木さぁぁぁぁん!?)


いや、たしかにいつまで経っても一向に来ないし
穂乃果一人を待たせて、自分だけ布団に入るのも悪い気はしたけど
これは完全に予想外…



ギュッ


真姫「ぇ、えっ…!?」


穂乃果「真姫ちゃんの手!温かいね!」


真姫「な、何言ってるのよっ!
    …穂乃果の方が温かいし」


穂乃果「冬だもんね~、こうして手を繋いで寝た方が温かいもんね!」

真姫「そ、ソウネ!!」




ばくんっ! ばくんっ!…


心拍数が上がる



今日一日で何回、心臓の動き乱れるんでしょうか?


真姫「…」ドキドキ



コンマ判定


00~33 穂乃果はもう寝ている

34~66 穂乃果は寝たフリをしている

67~99 お互い中々寝付けない

直下

535: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 23:56:44.33 ID:NtcKWme20
へい

539: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:08:26.91 ID:Rn7KSlwZ0
結果『33』

    穂乃果はもう寝ている…


真姫「…」



真姫「結局言えなかったなぁ…」


こんなにも近くに居るのに、手を伸ばせ居るどころか
触れてさえいるのに…



ただの一言

簡単な言葉一つ発せない…



真姫だけが眠れない…




真姫「…」スッ


切なさだけが残るこの胸…




真姫「私がどんな想いで居ると思っているのよ…」ぺちっ


穂乃果「~ん、ん、むにゃ…」


デコピンをしてみても、間の抜けた声で「痛いよ~」なんて帰ってこない
全く…この子は…



真姫「この真姫ちゃんをこんなに苦しめて…
     この罪は…本当に重いんだからね?」


本当によく眠る…


昔読んだ絵本に出てくるお姫様は運命の人にキスされるまで何が起きても
目覚めない…寝てる時のこの子は本当に静かで

昼間のはしゃぎっぷりが嘘のようで…



真姫「……穂乃果」


どんな防音加工をしても、耳を当てれば振動で音が伝わる事もある
でも心の壁だけは越えれない


――伝えられない想い

身体には触れているのに…
心と心の間にある一枚の壁だけは越えれない、伝えられない


540: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:13:51.95 ID:Rn7KSlwZ0





















          真姫「愛してる…」チュッ♡


















【☆ Θ ★ ☆ ☆ ☆】



☆×4

★×1



【コンマ判定】

00~24 【丑三つ時】に入る

25~99 「…ま、きちゃん…」

直下

541: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:14:18.84 ID:Anwdp/pAO
ほい

544: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:21:59.02 ID:Rn7KSlwZ0


――額に落ちた唇…ふわりと鼻腔を掠めた穂乃果の匂い

    いつも抱きつかれた時に嗅覚をくすぐる甘い匂い…







「ま、き…ちゃん…」







真姫の目が見開く




穂乃果「…い、今の」








言い逃れなんてできやしない
これは『ゲーム』じゃないんだ、都合が悪くなったらリセットもロードも
一切できやしない…




   ――だから


        ――逃げちゃいけない、本当の気持ちを伝えて欲しい






真姫「ほの、か…?」



閉め忘れたカーテンから月の光が入ってくる
天蓋付きのベッドに二人…



気がつけば時刻はもう夜中の0時20分

シンデレラなら魔法は解けてとっくに硝子の靴を落としている時間


夢でなんでもない現実の世界で魔法のような一瞬は今、始まった

545: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:28:03.29 ID:Rn7KSlwZ0

真姫「こ、これは…!違うっ!違うの!!」



真姫「違う違う違う!今のは違うの!!」



穂乃果「真姫ちゃん!」


真姫「っ!!」




意識の無い相手に口付けを落とす…

  こんな事、嫌われるに決まっている…!



真姫「…めん、なさい」




真姫「ごめんなさい…っ ごめんなさい…っ!
             お願い嫌わないで!」ポロポロ




悪い事をして親に怒られるのを怯えて待つ子供のように泣いた



穂乃果「…怒るわけ、ないよ」


真姫「―――」



真姫の発言or行動

直下

546: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:31:11.45 ID:rFGo1c7fo
激情に身を任せて穂乃果を抱きしめる

549: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 00:48:40.91 ID:Rn7KSlwZ0

真姫「どう、して…!っ」


穂乃果「んー、どうしてだろうね!」あはは…


こんな時でも能天気に笑っていられる彼女




  どうして笑えるの?

      どうして怒らないの?






  ―私を軽蔑しないの…?



真姫「…気持ち悪くないの?」


穂乃果「何が?」


心底不思議そうに問われる、立場的に怒っていい状況じゃないのは分かる
それでもそんな穂乃果に私は怒りを覚えて、つい声を荒げて叫ぶ


真姫「女の子にキスされて…!…っ同性にそういう目で見られてるのよ!
     普通だったら気持ち悪いって思わないの!」



真姫「…っ、ほっっんとうにっ!何で!!」ポロポロ



自分で言ってって更に泣けてきた

雪穂ちゃんに宣戦布告した時も同性愛を認める世界があると
穂乃果に伝えると言った

でもいざとなれば後込みして、そして
その度にあの光景がフラッシュバックする


穂乃果が【女の子同士の恋愛なんてありえない】そう拒絶した時を…




その台詞が自分に向けられて言い放たれる瞬間を想像して怖くなった
言えば今の関係が壊れる、きっと友達同士でさえ居られなくなる






 ――もう、この子の傍に居られない

         明るい笑顔も見られない

             世界が…色を失くしてしまう






気付けば穂乃果を抱きしめていた、強く
       二度と私から離れられないくらいに強く

550: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 01:14:16.60 ID:Rn7KSlwZ0


嫌だ、離したくない、この子だけは…!


穂乃果「真姫ちゃん…」



真姫「…!」ビクッ



 強く、多分痛いくらいに穂乃果の身体を抱きしめた
  そして私の頭上から聞こえてくるのは大好きな声、だけど今だけは
    今だけは一番聴きたくない声…


 どんな事を言われるんだろう…?振り払われるのかな…?




  怖かった



   本当に怖かった…






 穂乃果「あのね、確かに女の子同士の恋愛は…変、だと思う」







 穂乃果「…でも、今は正直、迷ってるんだ
            …本当に悪い事なのかなって?」








       真姫「…! それって…」




―  『私は貴女が好きでした…ずっとお慕いしていました』―
『貴女を…友人としてではない
              愛する人としてお慕いしていました』




―『諦めないよ、私は… 初めて好きになったから…』―
『だから…っ! 泣かんといて… 泣かないで、よ…っ!』




―『…私は、花陽は…っ! 穂乃果ちゃんの事が…っ!
              高坂穂乃果先輩が好きなんですっ!』―
『…私が穂乃果ちゃんを守ります、守って見せます』






…穂乃果は目を瞑って言うのよ

551: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 01:24:54.33 ID:Rn7KSlwZ0



    穂乃果「女の子同士の恋愛なんて、変だ、おかしい
         みんな口を揃えて言う…それは分かるよ…でも」



    穂乃果「これだけは、ハッキリ言えるんだ」








    穂乃果「その人が本気で誰かを好きになったって気持ちだけは
         おかしくなんて、ない」







    穂乃果「たとえ、誰に言われても誰かを好きでいて
         誰かを愛して…そんな想いだけは絶対に変じゃない」






    穂乃果「それだけは誰にも馬鹿にはできない
         誰かが貶したり、貶めたりして良い権利なんて無い」




 その時の穂乃果の目を私はよく知っている
いつだって私を夢中にさせた目だ


―――
――



      真姫「…」


     穂乃果「落ち着かない?」



 随分と泣き腫らした…きっと今、鏡を見れば酷い顔してるかもね…



  …お化けが映るかもしれないから鏡なんて見たくないけど




  真姫「…そっか、海未にも花陽にも、負けちゃったんだ…」



 あの3人の中で、私だけが出遅れてたんだ…
 海未、花陽も…それに希も…好きって気持ち、伝えたんだ…



 みんな、強すぎよ…


552: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 01:35:04.44 ID:Rn7KSlwZ0


  穂乃果「…まだ、誰にも答えは出してないんだ」


  穂乃果「海未ちゃんの告白も希ちゃんの想いにも…
        花陽ちゃんの勇気にも…何にも…」



  穂乃果「みんな、本当に真剣で…その想いだけは真っ直ぐで、さ」


  穂乃果「だから…女の子同士、だけど、軽蔑とか
          そういうのは…しないし、できない…」






   穂乃果「それをしたら、3人の想いを踏み躙るだけじゃなくなる
        もっと大切な物だって壊しちゃうと思う…」



    穂乃果「それは…きっと怖い事なんだと思うんだ」





           真姫「…」



    穂乃果「真姫ちゃんは…その穂乃果の事…」




          真姫「…ええ」




   真姫「まだ言ってなかったわね…だから、言わせて?」


553: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 01:43:01.81 ID:Rn7KSlwZ0



――私の…真姫ちゃんの一世一代の名場面


     大人になった後もお婆ちゃんになった後だって忘れない




   真姫「穂乃果…私は
           貴女の事が好き」




   真姫「世界で一番、愛してる…」




  穂乃果「…うんっ!」



 真姫「あの日、貴女が私の所に来てくれて…
     私をμ'sへ誘ってくれて…切欠こそはたったそれだけだった」


 真姫「でも段々、貴女に惹かれて
     次々と灰色だった私の世界に色をくれた…」





 真姫「…今、返事ができないのは分かってる
        だからこの返事はいつか…気持ちに整理がついた時に
        返して欲しいの…」








 私は、穂乃果の肩を掴む…
   天蓋付きのベッドの上で二人
       雲1つ無い夜空の月明かりに照らされて…




        真姫「私と恋人になってください…」




         穂乃果「………」




 返事は当然来ない



   そう…『今は』来ない


554: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 01:56:26.09 ID:Rn7KSlwZ0


  真姫「…///」


  穂乃果「…な、なんか、こうして面と
       向かって言われると恥ずかしいかなー//」あはは…




  真姫「なっ!それを言ったら私だって恥ずかしいわよっ!//」



   穂乃果「あ、うん…ごめん」あはは…



 真姫「まったく…」



時計の針は1時50分…明日は学校なのに…もうすぐ2時
夜更かしも良い所よね…






  穂乃果「約束する…いつか答えは出すから」



    真姫「うん…私、待ってる」




  『ごめんなさい』じゃない方の答えが来る事を望んで待つわよ…


     でも…ただ待つなんて私は嫌、だから…



          真姫「穂乃果…」


        穂乃果「なに――んっっ!?」



 今度は額なんかじゃない…ベタなドラマの中の恋人同士がするように…

  私と彼女の唇と唇を合わせる…腕を首の後ろに回して…




   真姫「…んっ」チュッ

   穂乃果「…っぷはぁ!」


   真姫「ふふ!舌まで入れちゃったわね//」

  穂乃果「…うぅ///息できないかと思ったじゃん…」


  あの3人に負けたくない…っ!ただ待つなんて嫌!だから

  こっちから穂乃果が『お願いです恋人にしてくださいっ』って
   言いたくなるくらいにメロメロにしちゃうんだからねっ!



  …舌を入れたときに舐めた穂乃果の歯…綺麗な歯並びだったわね//

555: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/11(水) 01:58:14.92 ID:Rn7KSlwZ0
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△
 『好感度変動』


    西木野 真姫 100/100  『依存度』00/100


   『ついに 真姫 が 告白 した…!』

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579: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 12:51:19.83 ID:dK2cbQrh0
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    みなさーん! ばれんたいんでー ですよー!

 えっ? りあじゅう ども は じぇいそん に ちぇーんそー で

 ばらされれば いいですって?


   うぷぷ…! さいかい しますか!


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現在【28日目】→【29日目】


 高坂 穂乃果 SP85/85

 西木野 真姫 SP24/24

☆アイテム
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【身代わり穂乃果人形】【辛口麻婆】【揚げ餃子】


★BADアイテム(かみ 行動不可時も使用可能)

 全消しドンッ☆


†アイテム

【虹色マカロン】 【27日】使用(残り6日)

【"お気に入りになった"リボン】【26日】使用(残り5日)

【熱意のブローチ】【25日目】使用(後2日)

【Wonderful Rush だワン!】【23日目】使用(後2日)


Θ【あびりてぃい】

【助けてぇ! ま眼 りぃでぃんぐしゅたいなあー】消費SP 15

【はぁみっとぱぁぷる】消費 "最大" SP 3

【<凛> R・S かみver】消費SP 15 (かみ行動不可、使用不可)





(真姫)【薬の知識】消費SP 8

580: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 12:55:52.46 ID:dK2cbQrh0



 ―――――


         ―――ガガッ




   『ぷれいやぁ』各位殿…贈り物がござい――ザザッす


  どうか、うけtギギギギ――ブツッ!





  コンマ判定…


 『甘いホワイトチョコ』→『――――』奇数

 【苦々しいビターチョコ】→【――――】偶数



ぞろ目…→〔―――〕


 00~33→1年生に対応…

 34~66→2年生+雪穂に対応

 67~99→3年生に対応…

↓2のコンマ

582: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 12:59:18.01 ID:QZm/TwQmO

583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:06:55.28 ID:dK2cbQrh0
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

          『インフォメーション』

          【現在のすてぇたす】

        高坂 穂乃果 SP 85/85

   同性愛に関して…6.8 【想いだけは踏み躙りたくない…〕

     料理LV…9【別に好きな人が出来た訳じゃないもん!】

     発見LV…9【この調子で希望も発見しましょう!】


         【好感度(高い順に発表)】


       ☆矢澤   にこ 100 依存-20
       ☆小泉   花陽 100 依存-20
       ☆絢瀬   絵里 100 依存度-20
       ☆東條   希  100 依存-20
       ☆高坂   雪穂 93 依存08【イライラメーター10/100】
       ☆園田   海未 91 依存-07
        星空   凛  100 依存00
        西木野  真姫 100 依存00
        理事長     91 依存00
        綺羅  ツバサ 75 依存00          
        南   ことり 41 依存00
        アルパカ(♀) 34
              【アイテム】☆

持ち物☆
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【身代わり穂乃果人形】×2【辛口麻婆】【揚げ餃子】


持ち物★

無し

持ち物‡

【虹色マカロン】(5日)
【"お気に入りになった"リボン】(4日)
【熱意のブローチ】(1日)
【【Wonderful Rush だワン!】(1日)
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  結果【01】

 皆様!アイテム欄に私から『ホワイトチョコ』をお送りします!

 すぐに使うも良し、後の為にとっておくのも可


 全ては皆様の判断にお任せいたします!




 『小さなホワイトチョコ』(ランクUR!!!)

 『げぇむ』中一度限りの使い捨てアイテム

  絆☆LV1→絆☆☆LV2へ上げるアイテム、ただそれだけの事


 ガガガッ    …ブチッ!
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584:   2015/02/14(土) 13:13:08.76 ID:dK2cbQrh0
【29日目】【朝】


真姫「ほら、起きなさい」ユサユサ


穂乃果「ん、んぅ……」パチッ




真姫と一夜を共にして朝を迎える高坂穂乃果
目覚めと共にすぐ近くにある彼女の顔はお寝坊さんの顔を愛おしく見る


真姫「さ、顔を洗いに行きましょう?」



穂乃果「はぁ~い」むにゃ…








穂乃果「…」



穂乃果「あっ!!!!」




真姫「? どうしたのよ」




穂乃果「―――」



1 た、大変だよぉ!ダイエット中なのに昨日豪華なご飯食べちゃった!

2 学校の鞄、持って来るの忘れてた!!

3 自由以下略

↓2

586: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:17:11.99 ID:FOFcppO+o
2

587: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:29:55.62 ID:dK2cbQrh0

穂乃果「学校の鞄持ってくるの忘れてた!!」


真姫「はぁ?昨日お泊りセットとか準備は大丈夫って訊いたじゃない」


穂乃果「お、お泊りセットは大丈夫だったけど
        学校の用意は忘れてたよぉ!!」あわわわ…!



この子はやっぱりお馬鹿なのかもしれない
やはり何処か抜けていた高坂穂乃果を見て真姫は溜息を吐き、そして…





ガシッ



穂乃果「へ?」


真姫「ほら、行きましょう?」


穂乃果「行くって?」


真姫「穂乃果の家よ、今から走って取りに行けば学校にも間に合うわ」




   真姫「だから、一緒に行きましょう?」ニコッ


  穂乃果「う…うんっ!//」ドキッ




もし彼女を日頃から知る者が見れば今日の真姫はよく笑うと言うだろう

いつもツンツンとした感じとは何処かが違う
少しだけ素直に感情を表現しているような…何処か吹っ切れた笑顔だろう




穂乃果(なんだろう…真姫ちゃんが今日はすごく可愛い気がする…
     いつも可愛いけどさ…)



真姫「ボーっとしないの!」


穂乃果「あっ、引っ張らないで!私も走れるから!」


二人は手を繋いだまま走ります

真姫が穂乃果をリードするように前へ、逆に引っ張られる穂乃果




よく逆の光景なら目にしますが、この構図は珍しい…




二人は元気よく西木野邸の門を飛び出したのです!

588: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:34:32.95 ID:dK2cbQrh0









            「えっ… あれって…」



      西木野邸を元気に跳び出して行った二人…

恋人ではない…のですがその様は見る人が見ればそう見えたでしょう…




  「真姫ちゃん!」

  「ふふ!早く行くわよ!」



 あはは…!  えへへ…!






「―――」






それを見ていた人は…


コンマ判定


00~33 真姫ママ

34~66 東條 希

67~99 綺羅 ツバサ


直下

589: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:35:48.76 ID:QZm/TwQmO
はい

590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:42:25.33 ID:dK2cbQrh0

ツバサ「…あれは西木野さんと…」


朝のジョギング中の綺羅ツバサは偶々この道を通っただけでした…

いつもと違うルート、いつもと違う道…




新しい何かを求めて今日は変えてみた…



その結果、彼女は何を見たか、何かを得たか?はたまた…


ツバサ(…)スタスタ


ツバサ「ここは…」




【西木野邸】



ツバサ(そういえば此処にある大きな家って
     病院のお医者様のご自宅たったわね…)






――あはは!負けないよ!

   ―あっ!ちょっと前を走るのは私よ!

―えっへへ~!真姫ちゃんには負けてらんないもんね!






ツバサ(…)




自分だってあんじゅや英玲奈とお泊りぐらいする
そう、これは友人同士にありがちな何てこと無い出来事だ



だが…

ツバサ(…少しだけ心苦しいわ)



【依存度変動】

綺羅 ツバサ 00→01

591: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:47:55.34 ID:dK2cbQrh0
【29日目】【朝】


穂乃果「はぁ~間に合ったよ」ぺたーん


机の上に身体を落とす穂乃果…そのまま居眠りしてしまうんじゃないかと
幼馴染ズが心配します


海未「穂乃果…お行儀が悪いですよ」


穂乃果「むぅ…朝から全力疾走したんだもん
      これぐらい大目に見てよ~」


海未「はぁ、仕方ないですね…特別ですよ?」



ダイエットメニューを課した身としては彼女が疲労するのも頷ける
今回ぐったりとしている理由はそれとは別であることを
海未は知る由もないのですが…



『行動選択』

【あびりてぃい】【アイテム】

・【アルパカ小屋】

・【花壇】

・【部室】

・【屋上】

・【生徒会室】

・【廊下】(ランダム)

↓2


593: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:49:47.64 ID:wVuYIrHE0
通常RS

594: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:54:35.99 ID:dK2cbQrh0
【29日目】【朝】【R・S】


SP85→70


穂乃果(うー、頭までガンガンしてきた…)

またいつもの頭痛だ、…と穂乃果がしかめっ面を作ってしまう
これでも一応アイドルです、人に見られないように机に
顔を埋めるようにしています

きっと周りには「あっ、高坂さんってば、また居眠りしてる」と
思われる事でしょうが…






『行動選択』

【あびりてぃい】【アイテム】

・【アルパカ小屋】(にこ)(理事長)

・【花壇】(希)

・【部室】(花陽)(海未)(真姫)

・【屋上】(ことり)(凛)

・【生徒会室】(絵里)

・【廊下】(ランダム)

直下

595: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:54:54.70 ID:FOFcppO+o
花壇

596: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 13:59:13.87 ID:dK2cbQrh0
【花壇】を選択



希「~♪」


穂乃果「希ちゃん!」


彼女は身を屈めて花壇を見ていました…
この寒い時期にお花達は咲いていません

ならば何を見ているのか?


穂乃果「―――」


1 どうして花壇を見ているの?

2 それって…お茶の缶?

3 自由以下略


↓2

598: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:00:51.38 ID:QZm/TwQmO
1

599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:20:35.81 ID:dK2cbQrh0

花壇には綺麗なお花は咲いていない…
かつては様々な色が此処にはあった、だが今あるのは…
命を感じる芽吹きではなく尽きて枯れてしまったモノ達


希「ん~、春を想像してたかな~」


穂乃果「春?」


希「なぁ、穂乃果ちゃんは、このお花達を見てどう思う?」

穂乃果「どうって…」


希「クラスの友達は枯れてしまってもう終わっちゃったんだって言うけど
  ウチはそうは思わんよ」



希「この子達は今はちょっと休んでるだけ、来年にはこの場所で
  また綺麗に咲くんだって言ったんよ」






希「…花は強いよ、どんな環境でもまた咲いて
   見てる人の心の支えになってくれて…」


希「頑張れって言ってはくれなくてもただ顔を見せてくれるだけで
   心配ないよって言ってくれる気がする」



もう…此処で3年間、花が咲いては枯れてまた咲いてと見てきた


来年の春にはきっと希は居なくなる
でもこの子達はその後もずっと此処で色んな子を見続ける



希「…」



希「ウチな、穂乃果ちゃんに逢えて本当に良かった思う」


希「えりちに会って、にこっちとも知り合って…」

希「ウチ等の好きな学校がなくなるかもって時に穂乃果ちゃん達が行動を
  起こして、それが切欠で9人が集まれた」


希「居てくれたから、9人集まれた
   居てくれたから奇跡が起きたんや、ってウチは思う」


穂乃果「え~、大袈裟だよ~!」あはは!


希「ふふっ!そうかなぁ」



この思い出深い花壇も学校もなくならなかったし
孤独だった子や夢を捨てかけた子…
なりたい自分になれなかった子も変われた

みんなを繋げてくれた…

本当にスピリチュアルなんよ?…言葉にこそ出さないが希は
横目で笑う少女を見ながら感謝を心で述べる

600: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:24:42.81 ID:dK2cbQrh0

希「今度、みんなでタイムカプセル埋めへん?」

穂乃果「タイムカプセル?」



希「そ!先生の許可貰って、花壇…は無理なら他の場所でええ
   そこに今の自分達の想いとか書いて
   それで数年後の大人になったウチ等が見て…!」



希「ふふ、きっと楽しいやろうね」



遠い未来、だけども近い未来の自分達が笑い合う姿が見える気がする


穂乃果「それ…良いかもねっ!」


希「せやろ?穂乃果ちゃんならどんなもの埋めておきたい?」


穂乃果「う~ん…」



穂乃果「―――」


穂乃果の発言

直下

601: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:26:02.76 ID:DC96aBK00
手紙…かな

602: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:34:14.93 ID:dK2cbQrh0

穂乃果「やっぱり手紙かな…?」


希「手紙かぁ…」

ある意味タイムカプセルの王道…ただ気になるのは
それを"誰に宛てる"かである



穂乃果「私は9人全員に思っている事を書いて送りたい」


穂乃果「未来の私…海未ちゃん、ことりちゃん
     真姫ちゃんや凛ちゃん、花陽ちゃんもにこちゃんも」



もちろん希ちゃんと絵里ちゃんにもだよ!と彼女は言います


希「数年後が楽しみやね!」

穂乃果「うん!」



【好感度は既に100/100の為変動しません】

【タイムカプセルフラグが立ちました】



持ち物☆
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【身代わり穂乃果人形】『小さなホワイトチョコ(一年生限定』
【辛口麻婆】【揚げ餃子】



【アイテムを渡しますか?】


直下

603: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:34:40.63 ID:FOFcppO+o
バウリンガル

605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:48:50.27 ID:dK2cbQrh0

穂乃果「あっ!これも埋めたいかな!」スッ【超高性能バウリンガル】


希「ん? 何それ?」


穂乃果「なんかゲームセンターで手に入れたおもちゃ
    動物さんとお話ができるらしいんだけど…
    やっぱりおもちゃだよね!あんまり当てにならないかなーって」




世代によって昔のタイムカプセルには色んな思い出を詰め込みます


マジックペンで落書きした河原の小石、ヨーヨー


たまごっちやビーダマン、プリクラ



この頃はこんなモノでたくさん遊んだ、友達を熱中した
そんな青春の1ページを詰め込む…


思い出は未来の自分へ向けて配達です…




穂乃果「前にもアルパカさんとおしゃべりできるかなって
     使ったんだけど…途中で壊れちゃって」



希「…途中で壊れた?」



穂乃果「うん、エラーって出て画面が壊れて」



希「…」




希「なぁ、穂乃果ちゃん、それウチにくれへん?」





穂乃果「えっ、これを?」




【▼△東條 希 絆LV1☆ 
 彼女に【超高性能バウリンガル】を渡します△▼】



希「ウチもアルパカさんとお喋りしたいんよ、動物とお話なんて
  スピリチュアルやん?」



穂乃果「良いよ!あげる!」つ【超高性能バウリンガル】


希「ありがとね~」


希と会話した後、穂乃果は花壇で希と別れました

606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:53:31.53 ID:dK2cbQrh0












――『フゥー!! フゥー!!』ガンッ! ガンッ!


    ― 凛『ア、アルパカさん…どうしたの!?』―

   ― 穂乃果『り、凛ちゃん!!花陽ちゃんを呼んで来て!』―









       ― アルパカ(黒)【】…ギロ ―




―凛『ひっ…!』
―穂乃果『ぅ…!』ギュッ―





















希(…カードが告げた訳やない…でもウチの感が告げるんや)


希(あそこは絶対何かがある…っ!)



希(当てにならんでもなんでもええ!これで…
   何か手がかりが掴めれば、穂乃果ちゃんを救えるかもしれへん――)



607: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:54:25.50 ID:dK2cbQrh0















             ―うぷぷ…!










        希「!」ビクッ



          

609: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/14(土) 14:56:19.12 ID:dK2cbQrh0


希「だ、誰!?」バッ






 シーン…





そこには だれも いない




希「」キョロキョロ








   シーン…







     シーン……










希(…気のせい?)



希「…」ブルッ


希(少し寒くなってきたかな…教室に戻ろう…)



617: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:10:57.58 ID:I0UfD/b50
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現在【29日目】


 高坂 穂乃果 SP70/85


☆アイテム
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【身代わり穂乃果人形】『小さなホワイトチョコ(1年生限定』
【辛口麻婆】【揚げ餃子】


★BADアイテム(かみ 行動不可時も使用可能)

 全消しドンッ☆


†アイテム

【虹色マカロン】 【27日】使用(残り5日)

【"お気に入りになった"リボン】【26日】使用(残り4日)

【熱意のブローチ】【25日目】使用(後1日)

【Wonderful Rush だワン!】【23日目】使用(後1日)


Θ【あびりてぃい】

【助けてぇ! ま眼 りぃでぃんぐしゅたいなあー】消費SP 15

【はぁみっとぱぁぷる】消費 "最大" SP 3

【<凛> R・S かみver】消費SP 15 (かみ行動不可時のみ使用不可)

618: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:19:19.22 ID:I0UfD/b50
【29日目】【朝Last】【R・S】


穂乃果「ふわぁ…」


夜更かしの後は睡魔が顔を覗かせる

移動教室から自分達の教室へと戻る中で窓からぼんやりと
木枯らしを眺める…秋から冬の初めにかけて見られる風物詩

しかし、ほぼ毎日のように見つめて居てはそれも飽きてしまう…



穂乃果「うぅー、眠いよぉ…」


風に揺れる木の枝、落ちそうで落ちない木の葉
柱時計の振り子のように単調な、それでいて見慣れた動きで
ひらひらと揺れているその様は見ていて更なる眠気を誘う





穂乃果「…」ウツラ ウツラ…


穂乃果「…ハッ! 今、立ったまま寝かけた…」



相当眠気やら疲労感が溜まってるのかもしれない
こんな時はあそこへ向かうのが一番です



あそこ、つまり…―――


『行動選択』

【あびりてぃい】【アイテム】

・【アルパカ小屋】(絆ありの人物)+(希△▼?)

・【食堂】(凛)

・【部室】(にこ)(真姫)

・【屋上】(花陽)(ことり)

・【生徒会室】(絵里)(海未)

・【廊下】(ランダム)

↓2

620: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:21:32.80 ID:kF7jyicJ0
ksk
安価なら屋上

622: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:28:30.19 ID:I0UfD/b50
【屋上】を選択



  ビュウウウウウウウウゥゥゥゥ…!


穂乃果「おぉぅ…風がすごい…」


身を切る寒さが吹き荒れる中、思わず両肩を抱きしめるようにしてしまう
寒気の中へ自身を放り込んで眠気をすっ飛ばす

眠気覚ましにしては少し荒治療な方法ですな




穂乃果(ん…?誰か居るの?)


ついつい、あまりの強風で目を閉じてしまう
風が吹いていなければ両目で目先の相手が誰かを見極めるのですが…
如何せん今は薄っすらと目蓋を開けて半目状態になるのがやっと



目に映る人は…


コンマ判定

00~33 ことり

34~66 花陽

67~99 二人とも


直下

623: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:28:44.31 ID:rbxYyqF50

624: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:34:03.91 ID:I0UfD/b50
結果【31】


ことり「寒いっ!」


穂乃果同様、吹き荒れる風をその身に受け震える南ことりでした



穂乃果(ことりちゃんかぁ…此処に何しにきたんだろう?)



扉から出て壁伝いに移動し影の方へ入る
そして、そこから「あの子、此処で何してるんだろう」と見てみた



ことり「お家の鍵、落としちゃうなんて…」


ことり「絶対にこの辺りだと思うんだけどなぁ…」





穂乃果(さっきから床を見てる? …よし!ここは!)



1 後ろから希ちゃん直伝わしわしMAXだよっ!
   (コンマが奇数なら成功)


2 とりあえず理由を尋ねる


3 自由以下略


↓2

627: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:35:12.19 ID:Sajiy5S0o
2

628: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:45:32.02 ID:I0UfD/b50

穂乃果「こーとりちゃん!」トテトテ


こういう時は何をしてるのか尋ねてみるのが一番手っ取り早い
そうと決まればすぐにでも行動へ移すのみ



ことり「穂乃果ちゃん!」


穂乃果「さっきから何してるの?」



ことり「あのね…今日ことりは此処で練習してたんだけど」



彼女はポツリポツリと話始めます


事の発端は…簡単に説明すればこうである






―理事長『ことり、今日から2日くらい家を空けるけど大丈夫かしら』

―ことり『どうしたの急に?』



―理事長『ふふ、西木野さんに高坂さんと一緒に泊りがけで
      温泉に行かないかって誘われたのよ』



学生時代の懐かしい友人からのお誘い、なんでも
"ウチの娘が友達をお泊りさせた"のを見て
自分も旧知の友と出かけたくなったとの事…


―理事長『鍵を預けておくから戸締りとか、色々任せても良い?』


―ことり(お母さんいつもお仕事頑張ってるもんね…)

―ことり『うん!たまにはお母さん楽しんで来て!』












ことり「って事があったの…」シュン


穂乃果「落とした鍵を拾わないとお家に入れないの?」

ことり「うん…」



穂乃果「―――」


穂乃果の発言or行動

直下

629: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:46:47.48 ID:r82sWnWU0
よかったら、ウチに泊まる?

630: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:54:14.07 ID:I0UfD/b50

穂乃果「よかったら、ウチに泊まる?」


ことり「穂乃果ちゃんのお家?」



幼稚園の頃は何度もお泊りしたし、よく幼馴染ズで
穂乃果の部屋にもお邪魔する

お正月なんかは穂乃果のお父さんのお手伝いで
御餅をケースに入れてお店に並べてみたり…


ある意味では勝手知ったるなんとやら…確かに泊まる分には良い



ことり「それは良いけど…私としては鍵を見つけたいかなぁ」


泊まりたい気持ちは十分ですが、自分の家の鍵を落としたまま放置は
色々と宜しくない【"見知らぬ誰か"が拾ってしまう】かもしれないし…




ことり「もう少し探してみて、それで見つからなかったら
     お願いしても良いかな?」


穂乃果「もちろん!困ってるなら見過ごせないもんね!」



その後、私も手伝うよ!と穂乃果も鍵の探索に加わりましたが…




鍵の探索結果

コンマが偶数なら発見

直下


631: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 20:54:40.51 ID:Q0qRB+eko
はい

632: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:08:36.60 ID:I0UfD/b50
結果【51】


ことり「…」チュン


穂乃果「元気だして?」ナデナデ…



屋上に並んで体育座り、見て分かる通り落ち込む友達をよしよし、と
撫でてあげる


穂乃果「ウチにおいでよ?美味しいお饅頭だってあるよ?」


ことり「あはは…ありがと、でも食べたら海未ちゃんに怒られちゃうよ」


穂乃果「うっ…そうだね…」



ことり「お母さんに電話して鍵屋さんを呼んでもらおうかな…」



街の鍵屋さん!確かお安いところでも2~3千円程度で
どうにかなった気がします…


普通の学生には手痛い出費かもしれませんが
南お嬢にとってはそれほどでもありませんでした…


理由? 簡単です、特に使い道の無いメイド喫茶のバイト代があるから

精々衣装作りの費用にする程度なのですが
μ'sの活動で誰か一人に負担を掛けるのは良しとしないという方針

だからことり専用の裁縫箱の中の針や糸、スクールアイドルの活動とは
何の関係もない趣味の衣装作成だったり


まぁ、無駄に溜まっていますね…

【本日 南ことり が お泊りに来ます】



【好感度変動】

南ことり 41→43



☆持ち物
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【身代わり穂乃果人形】『小さなホワイトチョコ(1年生限定』
【辛口麻婆】【揚げ餃子】

【アイテムをどうしますか?】

直下

633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:10:09.64 ID:ooI1wYe50
わたさない

634: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:20:55.53 ID:I0UfD/b50
【アイテムは渡しませんでした】


【29日目】【昼】【R・S】



穂乃果「」グウゥゥ…


海未「…」


教室…お手製鳥の唐揚げ弁当の乗った海未ちゃんの机の下から
ひょっこりと顔を出すように穂乃果が覗き込みます



穂乃果「…うぅ」グウウゥ…


海未「…い、いけません、貴女はダイエット中ですからね? 
    そんな目をしてもあげませんよ?」


穂乃果「海未ちゃぁん…」ウルウル


海未「うっ…」タジッ



 ほのか の あまえる こうげき!


 こうか は ばつぐんだ!




海未「だ、駄目です!これは貴女の為です!」

海未「コホン! 良いですか?そもそも人生というのは決して
   甘い物ではなく…時には困難もあり、それを耐え――」





  穂乃果「……どうしても、駄目?」シュン





海未「」


海未「くっ…!私は他所で食べますっ!」ダッ!


 うみちゃん は にげだした!


『行動選択』
【あびりてぃい】【アイテム】

・【保健室】(希)(絵里)(真姫)

・【食堂】(凛)(花陽)

・【部室】(にこ)(海未)

・【生徒会室】(ことり) (絵里)

・【廊下】(ランダム)

直下

635: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:21:23.27 ID:Sajiy5S0o
部室

637: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:27:19.77 ID:I0UfD/b50
【部室】を選択


 ごはんだよ おかずすくない つらいなぁ


小学生の頃、書いたような川柳が頭の中に溢れます


穂乃果はふらふらと廊下をジグザグに進みながら部室を目指します


そして戸を開ければ…


コンマ判定


00~33 にげだした 海未ちゃん!

34~66 にこ


67~99 にこ&海未


直下

638: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:27:47.13 ID:WMM3lksP0
ウミチャー

641: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:37:35.83 ID:I0UfD/b50
結果【13】


――ふ、ふふっ!




  ふふふふ!!!此処です!!此処ならきっと大丈夫な筈です!!



海未「まさか私が部室でお弁当を食べているなんて
             穂乃果も思わないでしょう!」



後ろから追って来る穂乃果を撒く為にわざわざ下駄箱の方へ行き
弓道部の方へ逃げたと見せかけたフェイントッッッ!!


今頃、彼女は弓道部に居ないなら中庭かなと
あちこちを探し回っている筈だと海未は勝利を確信したッ!



海未「ふぅ…それにしても先ほどは危ない所でした」



昔っから穂乃果は…こう、餌付けというか何というか
つい何かあげたくなる魅力のような物があるので困る

ことり然り、海未然り…というかμ'sメンバー全員が危ない

最近では見知らぬ後輩やら先輩やらも【ダッシューズ】とか
他にも【チーズケーキ】とか【白銀の砂時計】など…

色々とプレゼントしちゃうくらいなので本当に困る



海未「ですが、此処なら安心して食べれますね!」イタダキマス












    ドッ…!


              ドッ…!




お箸で今日の自信作である唐揚げを彼女は食べようとした…



そう…彼女は勝利を確信していた…





 相手が勝利を確信した時!既にソイツは負けている…ッッ!





642: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:48:10.74 ID:I0UfD/b50



  ――刹那ッ!


 海未は気配を感じ取る!



海未「…!」ピクッ!




海未(なっ…なんですかこの感じは…!)バッ!




 ほのか の あまえる こうげき!


 うみちゃんは にげだした!――――








   ……知らなかったのか?




    甘え状態の穂乃果からは 逃 げ 切 れ な い!! 




  ガチャッ!


穂乃果「おなか減ったよぉ…」グスッ…


結局、海未を見失った穂乃果は探す事を諦め、ぐぅぐぅ言うお腹を
抑えながら部室で時間を潰す事にした…

動く事は無駄なカロリーの消費…ひいては更なる空腹へと繋がるからだ




穂乃果「はぁ……今度からは太らないように気をつけよう…」ぺたーん


椅子に座り、テーブルの上にぺたーん…、と日向ぼっこ中の子猫のように
穂乃果は身を預ける…


ロッカー「」

穂乃果(このままお昼ねしようかな…)

ロッカー「」








ロッカー「」←の中に居る海未ちゃん(ど、どどど、どうして此処に!? 


643: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:54:23.32 ID:I0UfD/b50


穂乃果(…眠くなってきたかも)



ロッカー IN 海未ちゃん(くっ!完全に予想外です!)


特技に【道端でよく小銭を拾う】と掛ける程のラッキーガール


μ's内で希の次に運が良い…幸運の持ち主

穂乃果の運を甘く見たのが裏目でしたね…(白目)







穂乃果(…)ウトウト



ロッカー IN 海未ちゃん(穂乃果は今にも眠りそうな状況…
              ならば!手は一つ!!)






 バ レ ぬ よ う に 部 室 を 脱 出 す る 事!!ドンッ!





【ドキドキ海未ちゃん危機一髪】…開始ィ!!



↓1~4までで奇数が多ければ発見される事なく部室を出れる

ぞろ目が一度でもあれば矢澤にこ乱入

647: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 21:55:56.55 ID:jYz9NzQx0
wkwk

649: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 22:09:39.46 ID:I0UfD/b50

抜け脚、差し足、忍び足…


此処からの彼女は実に慎重だった…


海未「…」ソローリ コソコソ…



穂乃果「…すぅ、…すぅ」



海未(穂乃果は…完全に寝入ってますね)



穂乃果「…ぅ」


海未「!」



穂乃果「海未ちゃん…もう食べれないよー」えへへ…



どんな夢かは知りません、ですがその幸せそうな顔を見るに
悪夢でない事は確かでした…



海未「…全く、貴女の事ですから夢の中で私やことりから
    お弁当でも分けてもらっているのでしょうね…」




海未「…」


海未「私の手料理くらい…ダイエットが成功すればいくらでも
   食べさせてあげますよ」



窓から射す光に包まれ、うたた寝の穂乃果…
こんな時でもないなら彼女の頬に手を触れてみたい

風邪をひきますよ?と優しく上着(ブレザー)でもかけてあげたい



しかし、此処で誘惑に負けてはいけない

彼女は心を鬼にして自分を律し出口へと向かった…!








      バ ン ッ !!!



   にこ「にっこにっこにー☆あなたのハートににこにこにー
       笑顔届ける矢澤にこ!」


   穂乃果「ふにゃ?」パチッ

   海未「」


650: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 22:20:07.90 ID:I0UfD/b50


海未(に、にこおおおおおおぉぉぉ!?!?!?)


にこ「んー?何よ、折角にこが来たって言うのに
    アンタ達二人しかいない訳?」


穂乃果「…」

穂乃果「あーーーーー!!海未ちゃん!!!!」


海未(あぁ…もう、どうしてこうなるのですか…)


穂乃果「海未ちゃん、酷いよ!弓道部に行ったと思ったら
    何処にもいなかったんだもん!」


にこ「…なんか変なタイミングで来ちゃった?」



なんとなく事態を察したにこ、そして観念した海未

海未「うー…恨みますよにこ…」


にこ「わ、悪かったわよ…」


これは仕方ないとは分かっていても思わずにはいられなかった海未


穂乃果「海未ちゃん!罰として穂乃果に唐揚げ食べさせて!」


海未(何の罰ですか、何の)


ぷんぷん怒る穂乃果に心の中でツッコミを入れつつ
梃子でも動きそうに無い穂乃果を見て「1つだけですよ…と嘆く」
あげなければお昼休み中、ずっとおねだりされ続ける

それは海未の精神衛生上たいへん宜しくない


にこ「…」じーっ



 なんと! にこにー が 物欲しげな顔 で こちら を見ている!




海未「…」



 あげますか?


 はい

 いいえ



海未「…」


海未「はぁ…わかりましたよ…」


 ニアはい

  いいえ

652: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 22:36:06.63 ID:I0UfD/b50



海未「はい、穂乃果」ヒョイッ


穂乃果「~♪」アーン


お口を開けてお手製の唐揚げを一口!


穂乃果「んー、おいしいー♪」モグモグ


にこ「海未!にこにも頂戴!」


海未「はいはい」ヒョイ


にこ「…ん!」パクッ


差し出された唐揚げをパクッと頬張るにこ


にこ「…!中々美味しいじゃないの!」

海未「園田家の女として料理の一つもできねばなりませんからね」


最近、…特に最近、料理に力を入れ始めた海未ちゃん
時期的に言えばあの学園祭ライブ終了後ほど…


ええ、穂乃果に告白してからですね…




にこ「…言っちゃ悪いけど
    アンタは正直料理苦手なイメージがあったわ…」


海未「む…!どういう事です?」


にこ「いや、誤解しないで頂戴?アンタって基本真面目だけど
    融通が少し利かない所があるっていうかさ…」


にこ「だから料理とかでも想定外の事があれば
    あたふたして失敗しちゃうってイメージが
    ちょっとだけあったのよね…」



穂乃果「あー、それなんか分かるかも」



海未「穂乃果まで…」


もう…!ひどいです!とプンプン怒ってしまう海未
そして「ごめんごめん」と謝る二人

なんとも和やかな光景です



にこ「…にしても、そうね…アイドルたるもの、やっぱり―」ブツブツ


穂乃果「?どうしたの?」

隣で何かを考え込み、言葉を漏らすにこに声を掛けます

653: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 22:49:37.03 ID:I0UfD/b50

にこ「いや、思ったんだけどさ
    にこ達ってどれくらい料理できるのかなって…」




にこ「この時世よ?アイドルたるもの料理ができなきゃ駄目よ」



海未「そういう物なのですか?」ヒソヒソ

穂乃果「う~ん、穂乃果もよく分かんないけど
     テレビでもよく料理した事無い芸能人の人がお菓子作りとか
      お料理作る番組ってあるよね」ヒソヒソ



お菓子から料理まで…某1ヶ月を1万円で暮らすバラエティー番組でも
確かに料理スキルは必要といえば必要…




にこ「実は前から目をつけていた物があるのよ!」フフンッ!



そういうと彼女は部室のノートパソコンの電源を入れ、あるサイトを開く






       【商店街 お料理コンテスト!!】


      どなたでもお気軽にご参加ください!

 目指せ!新たなる天下の台所!あなたの腕が料理界を変える!

・参加メンバー 2~3人組み

・【6日目】の【夕】に開始



にこ「どうかしら?小規模なイベントだけど
    μ'sの知名度アップにも繋がると思うのよ」


ラブライブでA-RISEとの決戦を控えるμ's…
少しでも有利に運ぼうと思うのなら、こういう小さな一歩も必要ではある




穂乃果「へぇ…お料理コンテストかぁ」



穂乃果「―――」

海未「―――」

にこ「―――」


↓1 穂乃果の発言or行動


↓2 海未の発言or行動


↓3 にこの発言or行動

内容によっては1つ↓にさせていただきます…

654: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 22:50:52.03 ID:Sajiy5S0o
二人とも、一緒に出てみようよ!

655: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 22:51:37.52 ID:aIyPQN0AO
私達のホンキを見せてあげましょう

656: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 22:58:42.80 ID:vd8QZQPb0
私達だけでやる?
他のメンバーも呼ぶ?

657: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 23:15:46.17 ID:I0UfD/b50


参加メンバーは2~3人という項目を見て穂乃果が言います


穂乃果「二人とも!一緒に出てみようよ!」


にこの実力は言うまでもないし、海未の腕の良さも今回の件で分かった
正直、上位を狙えるだけの腕はあると確信できる


海未「ふふ!良いでしょう!私達の本気を見せてあげましょう!」


にこ「へぇ…強く出たわね?」


最初こそスクールアイドルの活動も「無理です!恥ずかし過ぎます!」と
よく逃げていた海未


弓道部の試合とも違い、見ず知らずの審査員に手料理を振舞うのです
気心の知れたμ's内の仲間とは違う…


てっきり自身無さげな返事でもくるかと思いましたが…そんな事も無く
(…穂乃果とにこに褒められて舞い上がってるからかもしれない)




にこ「で、どうする?私達だけでやるの?
    他のメンバーも呼ぶ?」


今さっき穂乃果が二人とも一緒に出てみよう、と言いましたが
別に【穂乃果、海未、にこ】のメンバーに拘る必要はない


そもそも【2~3人組み】と書かれている…
つまり μ'sは9人…なら3チームもしくは4チーム編成も可能である


そこで3人は今日の放課後、メンバーを全員集め
作戦会議を立てようというのでした…




【放課後<ダイエット>の時、イベント参加に関する会議を行います】


【好感度変動】


海未 91→93/100

にこ 100/100 既に100です




持ち物☆
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【身代わり穂乃果人形】『小さなホワイトチョコ(1年生限定』
【辛口麻婆】【揚げ餃子】


【アイテムをどうしますか?】


直下

658: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 23:16:19.97 ID:DwONTKRAO
渡さない

671: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:16:11.53 ID:KK3YJiG30
 
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

現在【29日目】


 高坂 穂乃果 SP70/85


☆アイテム
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【どろり超濃厚青汁】 【身代わり穂乃果人形】【辛口麻婆】【揚げ餃子】


★BADアイテム(かみ 行動不可時も使用可能)

 全消しドンッ☆


†アイテム

【虹色マカロン】 【27日】使用(残り5日)

【"お気に入りになった"リボン】【26日】使用(残り4日)

【熱意のブローチ】【25日目】使用(後1日)

【Wonderful Rush だワン!】【23日目】使用(後1日)


Θ【あびりてぃい】

【助けてぇ! ま眼 りぃでぃんぐしゅたいなあー】消費SP 15

【はぁみっとぱぁぷる】消費 "最大" SP 3

【<凛> R・S かみver】消費SP 15 (かみ行動不可、使用不可)


672: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:23:56.08 ID:KK3YJiG30
【29日目】【昼Last】【R・S】


お昼休みはウキウキ!Watching!と
アルパカを見つめて和む女子生徒達がアルパカ小屋へ集まる今日この頃

穂乃果「お料理大会かぁ…」


穂乃果「穂むらの新商品にお料理大会…
          うっ…お腹が減ってきた…」


海未ちゃんの唐揚げは絶品だった

でも一個だけではあまり胃は膨れないという…



『行動選択』

【あびりてぃい】【アイテム】

・【保健室】(希)(真姫)

・【アルパカ小屋】(凛)(花陽)(海未)

・【屋上】(にこ)(スクフェスモブ)

・【生徒会室】(理事長) (絵里)

・【廊下】(ランダム)

↓3

675: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:24:59.02 ID:6Xe2e3tAO
アパルカ小屋

678: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:29:28.65 ID:KK3YJiG30
【アルパカ小屋】を選択


穂乃果「人気だねぇ~」


遠目にアルパカを眺める女子生徒達を見つめる

ある者は携帯で写真を撮り

ある者はモフモフを撫で

ある者はスケッチするという…



穂乃果「んー、穂乃果はどうしよっかな…」


1 女子生徒達に混ざってアルパカと遊ぶ

2 ガチャろう!

3 μ'sメンバーを見かける

↓2

680: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:30:15.05 ID:JxwTAvxho
3

681: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:35:19.57 ID:KK3YJiG30


穂乃果が遠目に見ていた女子生徒の中には
彼女の見知った顔がある




穂乃果「あっ!――ちゃんだ!」


コンマ判定


00~33 凛

34~66 花陽

67~99 海未


直下

682: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:35:38.95 ID:/g7msM9z0

683: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:47:34.22 ID:KK3YJiG30
結果【95】


穂乃果「あっ!海未ちゃんだ! 珍しいね!」


海未「さっきぶりですね」

穂乃果「さっきはありがと!本当に美味しかったよ!」


毎日食べたいくらいかなーっと言おうとした彼女ですが
照れて顔を赤らめる海未に言葉を遮られます


海未「ほ、褒められるのは嬉しいのですが…//
   分かっているのですか?貴女は取った分のカロリーを
            消費しなければいけないのですよ?」



穂乃果「うっ…が、ガンバリマス…」


今日のトレーニングはハードモード決定ですね


メェー  メェー


穂乃果「此処も賑やかになってきたよね…」

海未「ええ、最初は一年生の教室も一クラスしかなかったのに
   来年には3クラスに増えるかもしれないのですよね」


穂乃果「ふふっ!真姫ちゃん達後輩がたくさんできるね!」


海未「そうですね、私達の3倍も後輩ができるのです
    少し羨ましいですね」


穂乃果「海未ちゃんもそう思う?だよね!だよね!
    凛ちゃんや花陽ちゃんみたいに素直な子達が来てくれて」
     それで色んなお話をしてお昼ご飯を一緒に食べて!」


来年にはやって来る新たな人間関係
きっと今以上に華やかな高校生活になるであろう後輩達を想います…


穂乃果(あとは…そうだなぁ、何を話そう)




穂乃果「―――」


穂乃果の発言or行動

↓2

686: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/16(月) 23:48:23.56 ID:7N6rl/ju0
今日ことりが泊まり来る事を話し、海未ちゃんもお泊りに誘う

688: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:05:00.30 ID:gS+OwgQ20

穂乃果「あっ!そうだ!海未ちゃん海未ちゃん!」

海未「はい?」





  穂乃果「あのね!今日、ことりちゃんをウチに泊めるの!」


   海未「ことりをですか?」



昨日、穂乃果が西木野邸にお泊りした

これがきっかけで真姫ママが理事長、穂乃果母と親友を連れて
温泉旅行へ行こうと言い出した訳であった…(園田家は多忙につき断念)


穂乃果「理事ちょ…ことりちゃんのお母さん、泊りがけでお出かけで
    それでお家の鍵を持ってたんだけど…
    ことりちゃん、どこかに落としちゃったみたいなの…」



海未「それは…!ちゃんと探したのですか!?」


穂乃果「うん…でも見つかんない」


海未「出来る限り早く、鍵はどうにかした方が良いかもしれませんね」


南家は仕事の関係上、大抵の場合ことりが一人で居る事が多い
理事長は学校が下校時刻を迎えようと残って書類と奮闘するし…

実質上、女高生が一人で家にいる事が多い状況だ
用心に越した事はない



穂乃果「それでね、ことりちゃん…やっぱり落ち込んでるだよね
     お母さんから鍵を預かってたのに落としちゃったって」


基本的にしっかりした子だが、人の子であることに変わりない
時々彼女もミスをしでかす事はある

喩えるなら生徒会予算案をうっかり会議前に通しちゃうような…
まるでそんな感じでうっかり何処かに鍵を落としたのだろう



穂乃果「海未ちゃんも…泊まってくれないかな
     ことりちゃんもその方が喜んでくれると思うの…」


1人より2人の方が安心する
昔みたく3人で川の字になって眠るのも悪くは無い


海未「…今日、ですか」


海未「―――」

絆LV1☆


コンマ判定

00~49+(10☆)→00~59 「ええ!私もお邪魔します!」

60~99 「ごめんなさい、今日は都合が…」

直下

689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:05:22.35 ID:ZGY6Im0po
hoi

692: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:15:02.65 ID:gS+OwgQ20
結果【35】


海未「ええ!私もお邪魔します!」

持つべきは親友、海未に話してよかったよ穂乃果は思います


穂乃果「さっすが海未ちゃん!いやー話して良かったよ!」


海未「この機会にお勉強会、後二人がちゃんと夕食を
   食べ過ぎてないかも見れますね」


穂乃果「うげっ…、そりゃないよぉ海未ちゃぁん…」


ヨヨヨ…っと大袈裟なリアクションを取った後二人で笑い合う

今日は穂乃ママもお出かけですが…その代わり友人二人がお泊まり
いつも以上に華やかになるでしょうね


穂乃果、雪穂、海未、ことり…美少女が4人も…




お父さんの肩身が狭くなりそうですけどね





【本日 海未ちゃん が お泊りに来ます】




【好感度は変動しませんでした…】


持ち物☆
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【どろり超濃厚青汁】【身代わり穂乃果人形】
『小さなホワイトチョコ(1年生限定』【辛口麻婆】【揚げ餃子】



【アイテムを渡しますか?】

直下

693: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:15:35.15 ID:EGu6JKgNo
渡さない

694: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:35:17.04 ID:gS+OwgQ20
【アイテムは渡しませんでした】


【29日目】【ダイエット!】【R・S】


穂乃果「」グッタリ

ことり「だ、大丈夫?」ぜぇ…ぜぇ…

凛「今日は穂乃果ちゃんだけやけにハードだにゃ…」


唐揚げの代価ですね、分かります

3人は着替え、部室へと向かいます

 9人全員が集まり、商店街で行われるイベントに
参加しようと話し合うからです


にこ「来たようね」


ことり「うん!」

凛「穂乃果ちゃん、着いたよ?」


穂乃果「あー、うん…着いたんだ」


右側を凛、左側をことり、一歩も動けない穂乃果を連行しながら
部室へ到達する…


にこ「さて、それじゃあ作戦会議を始めるわよ?」



【商店街のお料理コンテスト】

・参加は1チームにつき2~3名

・【6日目】の【夕】に開始



参加には景品があるらしい…その景品というのが…


1位 【人の心の光】

2位 【電話レンジ(仮)】

3位 【白パカチケット】


参加枠は7チーム…

【『攻』『防』式コンマ戦】


コンマの1桁目を『攻』 2桁目を『防御』とし
戦っていくルール

例)
   2人編成のチームなら判定を2度行う

1回目【23】

2回目『46』

この場合 攻撃力が1桁目の【2】『4』を合わせ『6】
     防御力を2桁目の【3】『6』を合わせ『9】とする

695: すこし説明が分かり難い…かな? 2015/02/17(火) 00:49:05.45 ID:gS+OwgQ20

攻撃力分の数値だけ相手のHPを攻撃
防御力分の数値÷1.5の値だけ受けるダメージを抑える

HPはチームメンバーの料理LVが高ければ高いほど高い


トーナメント方式で行われる大会で
【消耗したHPは次の試合を向かえる毎に10ポイントしか回復しない】

これは敵、味方、全てのチームに共通…


穂乃果達のチームですが9人いる仲間をどう振り分けても構いません
3チーム作るなり、4チームにするなり、1チームでも良い


【何処のチームにも所属しなかった子は試合終了毎に
  好きなチームのHPを回復させられる】


※穂乃果のチームが敗れたとしても他のμ'sチームが勝ち残り
 上位となればその景品は穂乃果へ送られます
 1チームのみ特化型の強化を施し、残りを回復に回すなり
 バランス型にするなり、考えからはそれぞれです


にこ「こんな感じかしら」


凛「」ポカーン

穂乃果「」ポカーン



絵里「二人とも理解できた?」


凛「う~ん、よく分かんないや!」

花陽「凛ちゃん…」





…チュートリアルを行った方が宜しいですか?

直下

696: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:51:24.14 ID:6RhD8ziAO
やらない

698: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:57:12.74 ID:gS+OwgQ20

穂乃果「むぅ…難しいね」


編成…何チーム作るのか…


仮に4チーム作ったなら7チーム中、敵となるのは3チーム
上位入賞&景品のチャンスではありますが、当然仲間同士の戦いで
無駄に消耗するというのもある…


ならば、此処は…


↓4 何チーム作りたいですか?

702: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 00:59:26.10 ID:irH8cSQ6O
2

708: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:26:59.12 ID:gS+OwgQ20
 

にこ「…バランスを考えて2チームってとこかしらね…」


希「それだと人数はどうするん?」


9人…内2チーム


とすれば3人は余り(回復役)…ですね


チームのHPは料理LVを全て足した数×1.75となります…

回復役が回復させられる数値は料理LV×1.5となります…




『矢澤にこ』 料理LV10

『高坂 穂乃果』料理Lv9

『小泉 花陽』 料理LV8

『南 ことり』 料理LV8

『絢瀬 絵里』 料理LV7

『園田 海未』 料理LV6

『東條 希』  料理Lv6

『星空 凛』  料理LV2

『西木野 真姫』料理LV1


Aチーム  Bチームで編成を行います


↓1~3 Aチーム(被ったら1つ↓)

↓4~6 Bチーム

709: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:28:07.33 ID:MXewF/bG0
ほのか

710: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:28:21.01 ID:ZGY6Im0po
にこ

711: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:28:42.21 ID:5oT2303h0
はなよ

712: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:29:25.77 ID:htHtatkY0
まきちゃん

713: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:29:38.58 ID:6RhD8ziAO
海未ちゃん

714: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:32:18.44 ID:+urDLCVi0
りん

719 2015/02/17(火) 01:45:35.96 ID:gS+OwgQ20

のぞにこえり「「「…」」」じーっ

ことり「海未ちゃん…」

花陽「ふぁ、ふぁいと…です」


海未「」



真姫「ちょっと!何が言いたいのよっ!!」


凛「そうにゃ!凛だってカップラーメンにお湯が入れられるもん!」




花陽「真姫ちゃん、お米は炊く前に何するか分かる?」


真姫「愚問ね、水で洗うんでしょ?
    そのまんま炊飯器にはいれないわよっ!」ムスッ


真姫「これでも医者の娘よ!食品を扱う際は
   食中毒に気をつけなきゃいけないくらい分かってるわよ!」


穂乃果「…ちなみに訊いて良いかな?」


真姫「なによ…」


穂乃果「洗うのってどんな風に?」

真姫「そんなの―――」


1 洗剤に決まってるじゃないの!菌なんてイチコロよ!

2 普通に水でお米を砥ぐんでしょ?馬鹿にしないで頂戴

3 自由以下略

直下(好感度に変動はないです)

720: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:47:23.00 ID:JN/kjabr0
2

722: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 01:56:39.55 ID:gS+OwgQ20

真姫「普通に水でお米を砥ぐんでしょ?馬鹿にしないで頂戴」

穂乃果「ば、馬鹿になんてしないよ~…」



花陽(ほっ…)



穂乃果「それじゃあ、このメンバーで行ってみようか!」



μ's「「「おおーーーーっ!!!」」」




結果

Aチーム【穂乃果、にこ、花陽】

Bチーム【真姫、海未、凛】


応援組み【ことり、絵里、希】



△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△



      短いですが、今回はここまで…

    次回は【2月17日19時】です…


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

735: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 19:44:22.77 ID:gS+OwgQ20
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


    これより『げぇむ』を再開いたします…!



チーム分散でアイテム総取り、に関して…


戦力を分ければ分ける程、勝機が少なく
何一つ得られないリスクも抱え込み、逆に言えば
そんな状態で勝ったからこその特権とも考えられます


今回はチーム分散型イベントの初試しという事もありました…




攻略対象がアイテムを使用する、に関して

これに関しましては使わない方向とさせていただきます…




なお、イベント戦に関してはモブ同士の戦いなど長引かない工夫を
考えています…おそらく、そこまで長いイベントにはならないかと…
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


現在【29日目】


 高坂 穂乃果 SP70/85


☆アイテム
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【どろり超濃厚青汁】【身代わり穂乃果人形】
『小さなホワイトチョコ(1年生限定』【辛口麻婆】【揚げ餃子】


★BADアイテム(かみ 行動不可時も使用可能)

 全消しドンッ☆


†アイテム

【虹色マカロン】 【27日】使用(残り5日)

【"お気に入りになった"リボン】【26日】使用(残り4日)

【熱意のブローチ】【25日目】使用(後1日)

【Wonderful Rush だワン!】【23日目】使用(後1日)


Θ【あびりてぃい】

【助けてぇ! ま眼 りぃでぃんぐしゅたいなあー】消費SP 15

【はぁみっとぱぁぷる】消費 "最大" SP 3

【<凛> R・S かみver】消費SP 15 (かみ行動不可時のみ使用不可)

736: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 19:51:28.42 ID:gS+OwgQ20
【29日目】【夕】【R・S】


【現在 ことり、海未と行動を共にしています】


雪穂「おかえり~…海未さん、ことりさんも!」



ことり「今日だけ泊めてもらうの」

海未「お邪魔しますね」



穂乃果「ゆきほー、お母さんは?」キョロキョロ


雪穂「んー、なんか温泉旅行に行くからって今日出てったんだよね」


穂乃果「もう行っちゃったんだ…」




『選択』

【アイテム】【あびりてぃい】

・【駅前】(ツバサ)(花陽)(真姫)

・【学校】(絵里)(希)

・【台所】

・【居間】(海未)(ことり)(雪穂)

・【公園】(にこ)(凛)

・【商店街】(ランダム)

↓2

738: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 19:53:18.80 ID:6RhD8ziAO
駅前

740: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:01:35.62 ID:gS+OwgQ20
【駅前】 【夕】~【夕Last】を消費


穂乃果「友情ノーチェンジ♪」~♪


買い物籠を片手に穂乃果はお買い物に出かけます
お母さんが居ないという事もあり
そして雪穂に伝言を頼んでいた模様です



『悪いけど今日の晩ご飯は穂乃果が作ってくれない?
  大変なら出前を取っても良いわよ?』


穂乃果「海未ちゃん達が来てるんだもん!
     せっかくなら腕によりを掛けてご馳走したいよっ!」


商店街で簡単に買うのではなく今日に至っては
駅前まで来て、デザートまで探しに来る気合の入れ方!



まぁ…ことりと穂乃果は食べれないのですがね



穂乃果「雪穂と海未ちゃん…またプリンを買おうかな…」





・【デートスポット】(真姫)

・【神社】

・【西木野総合病院】(花陽)

・【UTX学院前】(ツバサ)

・【その辺をぶらつく】(ランダム)

直下

741: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:02:08.22 ID:lZUKhSUe0
病院

742: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:08:42.46 ID:gS+OwgQ20
【西木野総合病院】を選択


穂乃果「…あっ、そういえば睡眠薬が切れてたんだ…」


夢見が悪く魘されていた彼女は何度か睡眠薬をもらっていました
ですが、最近はすっかり取りに行く事を忘れていた…


日々が忙しかったというのもありますからね



【西木野総合病院 入り口】


穂乃果「よっと!」ポフッ


少し大きめの椅子に座り、彼女は待ちます…
予約もなしに急に来てしまったけど迷惑だったかな?と考えながら




1 花陽と遭遇

2 【睡眠薬】入手

3 カウンセリングで最大SPを上げる

↓2


744: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:10:32.59 ID:6RhD8ziAO
2

746: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:20:22.78 ID:gS+OwgQ20

「高坂さん、どうぞ!」


穂乃果「はい!」


ナース姿が似合うお姉さんから【睡眠薬】をいただきます


穂乃果(…綺麗な人だなぁ、真姫ちゃんも着たりするのかなぁ)



看護婦、とはまた違うでしょうしナース服を着る機会が
あるかは分かりませんが、大人になって
それぞれ職についた皆を想像しながら帰路へと着きます



穂乃果(希ちゃんなら…お巫女さんだよね
     ことりちゃんはデザイナーさんとか…)




穂乃果「大人になったらかぁ…」



茜雲を見ながら彼女は歩いて行きます…すると

コンマ判定
↓3までで一度でもぞろ目があれば
 【睡眠薬】と一緒に【超強力睡眠薬】も入ってる

749: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:21:02.69 ID:t4wUcSJu0
はい

750: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:27:03.05 ID:gS+OwgQ20
【29日目】【夜】【R・S】


「「「ごちそうさまでした!」」」


海未「むー…」


ことり「どうしたの海未ちゃん?」


海未「まさか此処まで穂乃果が料理の腕を上げていたとは…」


ことり「うん、ちょっとだけ吃驚だね!」




何気に酷い事を言う幼馴染ズですが…二ヵ月ほど前には揚げ饅頭しか
作れなかった子ですし…



穂乃果「…二人ともなんか失礼な事言わなかった?」



海未「いえ、そのような事は…」ドキッ
ことり「そ、そうだよ!」アセアセ



『選択』

【アイテム】【あびりてぃい】

・【駅前】(ツバサEV有?)(希)(絵里)

・【台所】

・【居間】(海未)(ことり)

・【雪穂の部屋】

・【穂乃果の部屋】

・【公園】(にこ)(真姫)(凛)(花陽)

・【商店街】(ランダム)

↓3

753: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:28:29.41 ID:F0Ylql8w0
公園

755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:34:13.18 ID:gS+OwgQ20
【公園】を選択

穂乃果「星が綺麗…」


雲ひとつない夜空を見上げ、お月様を眺める
にっこり笑う三日月が此方を見下ろしているようです…



穂乃果「…ことりちゃん、鍵屋さんにお願いしたのは良いけど
    明日にならないと開けられないんだよね…」


穂乃果「…職員室とかに落し物で届いてないかな」



「何が届いてないって?」



穂乃果「?」クルッ


彼女の独り言を偶々通り掛かった子が聴いていたようです
振り返り、その子の顔を見れば…


コンマ判定


01~23 にこ

24~45 真姫

46~67 凛

68~89 花陽

それ以外+ぞろ目 更にもう一人追加

直下

756: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:34:39.78 ID:8luKTS2F0
ほい

758: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:38:40.93 ID:gS+OwgQ20
結果【78】

花陽「こんばんは」


穂乃果「こんばんは!」


振り返ればそこに居たのは小泉花陽でした
…ジャージ姿、ジョギング中でしたか?



穂乃果「ことりちゃんがお家の鍵を落としちゃって
     職員室に落し物として届いてないかなって」


花陽「お家の鍵を落としちゃったの?それは大変だよ!」


穂乃果「―――」


1 所でこんな時間にジョギング?

2 うん、鍵屋さんには頼んだらしいから鍵も変えてもらうかもって

3 自由以下略


直下

759: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:39:15.06 ID:ZGY6Im0po
2

761: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:48:35.55 ID:gS+OwgQ20

穂乃果「うん、それで開けてもらう為に鍵屋さんに電話して頼んだけど
     予約とか一杯で明日じゃないと駄目だって…」


穂乃果「一応、鍵も変えてもらうかもって話になったんだけどね…」


花陽「ええっと…それって高いのかな?」


穂乃果「んー、2万円くらいって言ってたかな」


花陽「2万円…」



メイド喫茶でのバイト代が無ければ手痛い出費である



穂乃果「アルバイトで貯まったお小遣いがあるから大丈夫って
    言ってたけどね」


花陽「そうなんだ…」


穂乃果「ねぇ、花陽ちゃん、その―――」


1 良ければ明日鍵を探すの手伝ってくれない?

2 ことりちゃんを励ましてあげて?

3 自由以下略

↓2

763: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:49:37.48 ID:tFhAZ8/30
1

764: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:54:19.90 ID:gS+OwgQ20

穂乃果「良ければ明日鍵を探すの手伝ってくれないかな?」


花陽「おやすい御用です!」ポンッ!


好きな人に頼られたという事もあってか、少しだけ誇らしげに
胸に手当てて、了承する小泉花陽

穂乃果「本当!それじゃあ、明日朝一番に屋上へ行って探そう!」


花陽「はいっ!」



【明日 【30日】の朝一番で花陽と屋上へ行く約束をしました!】





【 やくそく を すっぽかす のは 可能 です… うぷぷ】


【好感度は変動しません】



持ち物☆
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】×2
【どろり超濃厚青汁】【身代わり穂乃果人形】【睡眠薬】×2
『小さなホワイトチョコ(1年生限定』【辛口麻婆】【揚げ餃子】

【アイテムを渡しますか?】

直下

765: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 20:54:30.61 ID:ZGY6Im0po
ツバサのサイン

766: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:04:05.71 ID:gS+OwgQ20

穂乃果「花陽ちゃん!」

花陽「はい?」クルッ

家に帰ろうとする花陽を引き止め、鞄の中に入っていたものを渡します




穂乃果「はいっ!ツバサちゃんのサイン!」


花陽「!!!!!」


以前にも【ツバサのサイン】は渡しましたが
鑑賞用やら保存用やらいくつあっても困らないと語った…


きっとツバサも自分より好きで居てくれる子に貰われた方が良い筈



花陽「良いの!?」ガッ!


グッと乗り出すように肩を掴まれ、思わず後ずさる穂乃果



穂乃果「い、良いよ?
     あ、あと離してもらっても良いかな?ちょっと痛い…」



花陽「あ、ごめん…」バッ


穂乃果「喜んでくれたなら私も嬉しいかな」

ツバサちゃんも喜んでくれるよね!と心で付け加える




花陽「また貰っちゃって…本当に、ありがとうだけじゃ足りないよ」


花陽「あっ!私にできる事とかないかな?」


穂乃果「えっ…えーっと」


気持ちは嬉しいのですが、急に言われてもどうすれば
良いのか分かりません



穂乃果(う~ん、花陽ちゃんにして欲しい事…?)


1 凛ちゃん、と真姫ちゃんのお料理練習をさせよう!

2 アルパカ小屋でアルパカさんのお世話をやらせて?(☆LV1)

× …黒いアルパカさんを見張って?(☆LV2)

4 自由以下略

↓2

768: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:05:12.56 ID:RomUINdt0
2

771: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:11:53.57 ID:gS+OwgQ20

穂乃果「それならアルパカさんのお世話をさせて!」

花陽「アルパカさんのお世話?」


穂乃果「うん!」


花陽「良いよ!でもそんな事で良いの?」


そもそも、どうしてアルパカのお世話をしたいと言い出したのか?
どういった風の吹き回しか?


穂乃果「それは…! …あれ?なんでだろう?」


自分で言っといて理由が分からない、おかしな話である




花陽「ふふっ、おかしな穂乃果ちゃん」



穂乃果「あー、笑わないでよ、もう…!」



   あはは!  うふふ!



【学校で花陽と出会った後、ターン消費なしでアルパカに逢えます】


772: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:19:43.18 ID:gS+OwgQ20
【29日目】【夜Last】【R・S】


穂乃果「ほわぁ…」

ことり「…温かいねぇ」


海未「ええ…」


炬燵に入って3人でぬくぬくとしている所へ雪穂がやって来る


雪穂「お姉ちゃん、お風呂沸いたよ?」


穂乃果「あー、そうなんだー…海未ちゃん、ことりちゃん先良いよ」


海未「穂乃果こそ先に入ってきたらどうです?」


ことり「私も…もうしばらく炬燵から出たくないかな…」



炬燵の力はブラックホールの如く、吸い込んだモノを逃がさない


 ほのか 達は 炬燵に とらわれた!





パチッ!



穂乃果「…?」

海未「おや?」

ことり「はれ…?」


雪穂「炬燵のコンセント抜いといたから、早く入っといでよ!」


まるでお母さんのような妹に急かされる姉+年上の少女等であった…




『選択』

【アイテム】【あびりてぃい】

×【駅前】(【ダッシューズ】不足)

・【台所】

・【居間】(海未)(雪穂)(ほのパパ)

・【雪穂の部屋】(ことり&雪穂)

・【穂乃果の部屋】

・【公園】(絵里)(凛)(希)

・【携帯電話】(人物のみランダム)

↓2

774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:20:45.75 ID:ZGY6Im0po
雪穂の部屋 海未

777: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:26:30.99 ID:gS+OwgQ20
【雪穂の部屋】【海未を連れて行きます】


穂乃果「うーみちゃん!そろそろ寝よう!」

海未「ええ、ではことりを呼びに…」



二人は【雪穂の部屋】の前に来て扉を開けます、すると…



















ことり「みんなハートを打ち抜くぞ~、ラブアローシュート!」ばぁん!


雪穂「へぇ…海未さんにも可愛い一面が//」







海未「」




穂乃果(…よし、逃げよう)


隣に鬼が居る

穂乃果はそう思った



穂乃果「…」ソローリ



ガシッ



穂乃果「ひいっ!?」




ことり「う、海未ちゃん!?いつからそこに」ガタッ

雪穂「お、お姉ちゃんまで…」





海未「二人とも少しお話しましょう?後、今のを見ていた穂乃果も」ニコッ


これは酷いとばっちり

778: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:32:12.59 ID:gS+OwgQ20

海未「」ツーン


以前のように正座はさせられはしませんでした
が、「貴女達は何も見なかった
    ラブアローシュートなんて見てない良いですね?」と
 それはそれは怖い顔で言われましたとさ



ことり「海未ちゃんが口きいてくれないよぉ…」

穂乃果「すっごく恥ずかしがってたもんね…」

雪穂「どうするのさ…」



ひそひそ…  えー…! しっ!静かに…



穂乃果「…よしっ!」



穂乃果「海未ちゃん!」



ミッション!【海未ちゃんデレさせ作戦】開始!



海未「…なんです」ムスッ


穂乃果「―――」↓1

ことり「―――」↓2

雪穂「―――」↓3

782: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:47:32.84 ID:gS+OwgQ20



  ぎゅっ…!



海未「なぁ…っ!?」///



穂乃果「うーみちゃん♪」
ことり「えへへ~♪」
雪穂「海未さん♪」


3人同時に海未ちゃんに抱きつきます


なんという海未ちゃんハーレムッッッ!!
今ここに『れんあいげぇむ海未ver』が誕生したァー!(※嘘です)


海未「な、なんのちゅ、コホン、つもりですか!」


穂乃果「アイドル活動の為に苦手なことにも挑戦するなんて流石だよ」

短いスカートで脚を見せる事にも抵抗のあった彼女
 それでも自分達に付き合ってくれる事には本当に感謝してるし
立派だと思っている



穂乃果「穂乃果はそんな海未ちゃんが大好き!」

これは嘘偽りない本心である


ことり「私も大好きだよ?いつも凛々しくてカッコ良くて!
     でもたまに可愛い所も見せてくれて」


ほのこと「「大好きっ!」」


海未「…///」プルプル



雪穂「ふふ!私だってそうですよ、海・未・さ・ん…」フゥ…!


海未「ひぅん!?」


思わず変な声が出てしまう


海未「も、もう!3人ともやめてください!///」


穂乃果「あはは…ごめんごめん!でも私達が海未ちゃんの事
    好きなのは本当だよ?」ぎゅっ!

ことり「そうそう♪さっきだって「なんのつもり」って言おうとして
    噛んじゃって可愛かったよ?」ぎゅっ!

雪穂「そうそう!ウチのクラスでも
    そんな海未さんだからこそファンが多いんですからね?」



ほのことゆき「「「ねー!」」」

海未「うぅ…もう!本当になんですか!もうっ!//」


っと、怒りつつも、満更でもない顔の海未ちゃんであった

783: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:50:49.85 ID:gS+OwgQ20

『好感度変動』

南 ことり 43→45

高坂 雪穂 93 依存08【イライラメーター10/100】→【イライラメーター03/100】

☆園田   海未   93→94 依存-07



持ち物☆
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】【ツバサのサイン】
【どろり超濃厚青汁】【身代わり穂乃果人形】【睡眠薬】×2
『小さなホワイトチョコ(1年生限定』【辛口麻婆】【揚げ餃子】


【誰かにアイテムを渡しますか?】

直下

784: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 21:51:01.05 ID:DPEKmlop0
雪穂にツバサのサイン

785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:01:56.07 ID:gS+OwgQ20


海未とことりが先に寝室へ戻り、穂乃果だけが雪穂の部屋に残ります


穂乃果「この前は怒らせてごめんね?」


雪穂「本当だよ、こんな可愛い妹を怒らせるなんて
     全くお姉ちゃんも罪なお姉ちゃんだよ!」


舌をちろっと出して、おどけてみる雪穂

穂乃果「おおっと、そんな事言っちゃう?
     それならコレあげるの止めちゃおっかな~」


【ツバサのサイン】を持って言って見ます



雪穂「綺羅ツバサのサイン!?」


穂乃果「ゆっきーが怒ってるなら、罪なお姉ちゃんからの贈り物も
    欲しくないよね~♪」


雪穂「あ~、ごめんごめん!お姉ちゃんは罪でもなんでもないよっ」




穂乃果「もうっ、仕方ないな~、ゆっきーは」


雪穂「むぅ…何か悔しい…」



 あははは! おねえちゃんってば…クスッ



【雪穂のイライラメーターが消失した!】

【好感度変動】

93→94

786: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:03:14.12 ID:gS+OwgQ20




        …ホー ホー


                  …ホー ホー




787: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:12:20.52 ID:gS+OwgQ20


―何処かで梟が鳴いています


秋の空に浮ぶ三日月のお月様…それは真っ黒な夜空に浮ぶ口角のようで

流れる星は…見えない瞳が零した涙か

はたまた顔から抉れ落ちた眼球そのものか…





ただ、暗く

ただ、黒く

ただ、冷たい空に浮ぶ笑みが見下してきます…




穂乃果(…っ!)ブルッ





穂乃果(…な、に)





穂乃果(息が苦しい?…寒い?)


穂乃果「う…うぅん」





深夜の0時は過ぎ、夜は更に深くなる




温かい夢心地から…眠りから冷たい世界へ引き戻されそうになる…





▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



     …ギュッ


穂乃果(…!)





海未「…穂乃果」スゥ… スゥ…

ことり「穂乃果ちゃん…」スゥ… スゥ…


―まるで金縛りにあったみたいに動かせない身体
   でも誰かの寝息が聞こえる


 誰かが手を握って居てくれる…
温かいぬくもりを感じる

788: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:14:23.62 ID:gS+OwgQ20
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


海未☆LV1 △+20

ことり☆Lv0 △+05



00~25 △安らいで眠れる…

26~99 ▼【丑三つ時】



直下

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:14:56.29 ID:5oT2303h0
はい

794: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:27:24.28 ID:gS+OwgQ20
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
【29日目】【丑三つ時】【R・S】


穂乃果「…っ!」バッ!


―寒気がして目を開く




身体の芯まで冷えてしまうような感触



暖房は効いた暖かな部屋なのに…

さっきまであんなに温かい手の温もりを感じていたのに――



穂乃果「海未ちゃん…ことりちゃん?」














   ほのか の となりに だれも いない








     となりに だれも いない 





穂乃果「…嘘だ、さっきまで二人とも居た」


穂乃果「並んで…寝て、た」


・【これは悪い夢だよ…はやく逃げなきゃ】(眠る…コンマor【睡眠薬】

・【二人とも…何処に居るの?】(【依存度】)

・【視界がぼやける…(夢オチ…(?))】(???―-ガガッ)

↓3

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

797: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:28:16.14 ID:GJ/XhOi60
睡眠薬

800: 睡眠薬 △使用 2015/02/17(火) 22:36:04.49 ID:gS+OwgQ20
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

穂乃果「…っ!こんな、こんなの夢だ!」



―夢だ

 悪い夢だ、そうに決まってる!


目を瞑れば、明日の朝が来てお日様も昇って!


それで隣に海未ちゃんとことりちゃんが居て!


穂乃果におはようって言ってくれるんだっ!




夢だ


夢だ、夢だ、夢だ――っ!



夢だ夢だ夢だ

夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢











     ガリッ…










穂乃果「っ!」


穂乃果「う、うぁぁ……」



気付いたら腕を掻いていた

何度も何度も爪で引っ掻いて…掻き毟って


血がにじんで…


     ほのか  … オカシクナッチャッタノ…?

801: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:43:29.97 ID:gS+OwgQ20
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


穂乃果「…は、あはは」



なんで笑ってるんだろう?

 友達がいなくなって腕を掻いて血が出て、アレおかしいところが無いの
に笑いが止らないよどうしよう海未ちゃんことりちゃん何処に行ったの?




  コロッ…



穂乃果「ははは…?」




何か落ちてる




ああ今日病院でもらったくすりだ
ねむれなかったらのむやつだ



のもう




―――
――



 



▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲







――身体が動かなくなる、また金縛りにあったみたいに






▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



――でも…

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

――なんていうか…

△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△
――今度のは、いやな気分じゃない、怖いのから逃げれるみたいな…

802: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:49:46.15 ID:gS+OwgQ20




――のか



――穂乃果!おきてください!穂乃果!!!



――穂乃果ちゃん!お願い!目を覚まして!!








穂乃果「っぁ!」…ハッ!




目が覚めた時、そこには大好きな二人の顔があった




海未「穂乃果!良かった…貴女酷く魘されていたんですよ?」

ことり「穂乃果ちゃん…お水汲んできたから飲んで?すごい汗だよ…」




穂乃果「…海未ちゃん? ことりちゃん?」



穂乃果「…」



海未「? どうしたのですか?」

ことり「や、やっぱり何処か具合が悪いの?」オロオロ





 ―――ポタッ



穂乃果「…うっ …ひっぐ
        …怖かった…怖かった! 怖がっだよ"ぉ"」ダキッ!




海未「穂乃果…」
ことり「穂乃果ちゃん…」



穂乃果「二人が!二人が、いなぐなっでで…
    穂乃果一人だげが…グスッ!
     暗くて寒くて、何もできない何処にずっと一人で!」


海未「…大丈夫です、私達がついてますから」ギュッ

ことり「悪い夢を見てただけなんだよ…」ギュッ


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

803: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 22:57:25.25 ID:gS+OwgQ20
【丑三つ時】を回避しました…!
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

          『インフォメーション』

          【現在のすてぇたす】

        高坂 穂乃果 SP 70/85

   同性愛に関して…6.8 【想いだけは踏み躙りたくない…〕

     料理LV…9【別に好きな人が出来た訳じゃないもん!】

     発見LV…9【この調子で希望も発見しましょう!】


         【好感度(高い順に発表)】


       ☆星空   凛  100 依存-25
       ☆矢澤   にこ 100 依存-20
       ☆小泉   花陽 100 依存-20
       ☆絢瀬   絵里 100 依存度-20
       ☆東條   希  100 依存-20
       ☆園田   海未 94 依存-07
       ☆高坂   雪穂 94 依存08
        西木野  真姫 100 依存00
        理事長     91 依存00
        綺羅  ツバサ 75 依存-04          
        南   ことり 45 依存00
        アルパカ(♀) 34
              【アイテム】☆

持ち物☆
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】
【どろり超濃厚青汁】【身代わり穂乃果人形】【睡眠薬】
『小さなホワイトチョコ(1年生限定』【辛口麻婆】【揚げ餃子】

持ち物★

無し

持ち物‡

【虹色マカロン】(4日)
【"お気に入りになった"リボン】(3日)
【熱意のブローチ】復活!
【Wonderful Rush だワン!】復活!
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

  これより【29日】終了で【30日目】…【次の月】最終日を迎えます

 とりあえずこれだけは言わせてください…


  常時【R・S】をつけておくことをお薦めいたします…


 常に少EVの群がある…そう考えていただいて構いません…




 皆様のご健闘をお祈りいたします…

 ザザッ  ガガッ ガッ!   ブチッ!
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

805: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:09:25.55 ID:gS+OwgQ20
【次の月 最終日】【朝】


【R・S】の効果が切れた…



穂乃果「すぅ…すぅ…」



ことり「…」ナデナデ

海未「ずっと魘されましたね…」


ことり「うん」

海未「余程怖い夢、だったんですね…」



身体が動かなくなって
水底にいるような息苦しさを感じて
口は動かせず声も出せなくて


身体だけが氷みたいにつめたくなっていく…


やっと動かせるようになった頃には自分はおかしくなって
自傷行為を繰り返す…

明るい夢でないのは確かだ


ことり「…昔ね、友達がえっと…なんだっけ
     『なんとかボタン』って話してたの」

海未「?」

ことり「それを押すとお金が出てくるけど、一人ぼっちの空間で
    途方もない程居なきゃいけないっていうお話…だったかな」


海未「あー、一時期そんな話が流行ってましたね…」


ことり「全部が終わった時には苦しい事は
       全て忘れてるっていうんだけど…」チラッ


穂乃果「…二人とも…いなくなっちゃ嫌…」スゥ…


ことり「…暗くて寒いとこにずっと一人で居るのを覚えてるって
     きっと辛いんだろうね、少しの間だったとしても…」


時計は7時40分、早く支度しなければ学校に遅れそうだが…


穂乃果「…スゥ …スゥ」

海未「…もう少しだけ寝かせてあげましょうか?」ナデナデ

『行動選択』

【あびりてぃい】【アイテム】

・【アルパカ小屋】

・【弓道部】

・【部室】

・【屋上】

・【廊下】(ランダム)

↓2

807: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:10:48.95 ID:6RhD8ziAO
屋上

809: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:14:39.67 ID:gS+OwgQ20
【屋上】を選択


穂乃果「ふわぁ…」


花陽「おはよう!穂乃果ちゃん!」


穂乃果「んっ!…花陽ちゃん、おはよう!」


後ろから声を掛けられ、元気に挨拶をする後輩に目を擦りながら
おはよう、と返してあげる



穂乃果「それじゃあ一緒に探そう?」ニコッ


花陽「うんっ//」



コンマ判定

00~49 発見

50~99 見つからず

直下

810: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:14:59.22 ID:ZGY6Im0po
ほい

811: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:20:39.91 ID:gS+OwgQ20
結果【22】


キラッ…!



花陽「!」


花陽「穂乃果ちゃん!あそこ!」


屋上の柵の淵側に鍵はあった!
丁度、この時間帯だから日光が反射して見つけられたのですね…


穂乃果「あったぁ!あった!あった!」ピョンピョン!


穂乃果「ありがとう!花陽ちゃんのおかげだよっ!」ギュッ


花陽「えっ…そ、そんなことない、です//」


手を握り、喜びで飛跳ねる穂乃果、そして照れる花陽
そんな二人の元へ誰かが訪れます…それは


お好きなμ'sメンバーを一人どうぞ

↓3

814: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:22:26.93 ID:TVpEuotl0
ことり

816: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:35:09.13 ID:gS+OwgQ20

ことり「あっ!花陽ちゃん、穂乃果ちゃん…!その鍵っ!」


花陽「あ、これは―穂乃果「花陽ちゃんが見つけてくれたんだよ!」



花陽「ほ、穂乃果ちゃん!?」


ことり「花陽ちゃん!ありがとう!」ギュウ


花陽「はわわ!こ、ことりちゃん…!//」



穂乃果「いやー、流石は花陽ちゃんだよね!
     私じゃ見つかんなかったのにね~」あはは!


ことり「ダイエットが終わったら私たくさんマカロン作るから!
     その時一番に花陽ちゃんに食べさせるからね?」


花陽「あ、ありがとう」


若干ことりに押され気味の花陽、そしてそんな二人を遠目に
ほのぼのするな~、と微笑ましい目で見つめている穂乃果



Printempsは今日も癒しです




【好感度変動】

南 ことり 45→46


【依存度変動】

小泉 花陽 -20→-21






花陽「あの!丁度、アルパカさんに朝ご飯をあげようと思うんです!
   穂乃果ちゃん、それにことりちゃんも一緒にどうですか?」


ことり「アルパカさんにご飯?うん!私も行って見たい!」

穂乃果「それじゃあ!この3人で行こっか!」

当初の予定に1人加え、3人はアルパカ小屋へ向かいます

817: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:38:03.59 ID:gS+OwgQ20
【ターン消費なし】

【アルパカ小屋】


3人がアルパカ小屋に来てアルパカさんのお世話を
しようという事になりました



そこで彼女等は…


コンマ判定

00~33 白いアルパカの元へ

34~66 黒いあるぱかの元へ

67~99 バウリンガルを持った希を見かける

直下

818: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:38:24.80 ID:ZGY6Im0po
ほい

819: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:41:59.01 ID:gS+OwgQ20
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
結果【80】

穂乃果「あれ、希ちゃん?」




希「――」



遠目に見える、だけどあの姿は間違いなく東條希でした…

ただ、時折頭を抑えているような…



花陽「…そういえば昨日何回か【保健室】に来てたかな」

ことり「希ちゃん、頭痛いのかな?」


穂乃果「――」



1 ごめん!二人とも先に行ってて

2 みんなで希ちゃんの所に行こう!

直下

820: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:43:32.56 ID:YXSXKF7z0
1

822: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:52:16.46 ID:gS+OwgQ20
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▼▲

穂乃果「ごめん!二人とも先に行ってて?」


私は希ちゃんの所へ行くから、と穂乃果は駆け出します







――手に持ったバウリンガルの電源はONの状態

     液晶画面には何も映らない…



希「…アルパカさんの所に来てから一度も反応せぇへん…」

希「近くまで行って、鳴き声あげた所でも何も反応しなかった」


希「やっぱりただのおもちゃ…なんかなぁ」


希「…」


希(それはそうと…)

希(……なんやろう、ここんとこずっと誰かの声が聴こえる
                    ウチ…疲れてる?)



穂乃果「希ちゃん!」



希「!穂乃果ちゃん」


穂乃果「ねぇ、頭抑えてたけど大丈夫?」

希「えっ…あー見られてたん?なんや恥ずかしいなぁ…」


たはは…!と笑う希
まさか幻聴が聴こえるようになったとは言えない…



穂乃果「―――」

穂乃果の発言or行動


↓2(↓2のコンマがぞろ目ならバウリンガルに反応あり)

824: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:54:44.67 ID:ZGY6Im0po
何か…あったの?+Wonderful Rush だワン!を使って22

826: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:03:36.28 ID:CMyr1W8H0
SP50消費

SP70→20/85


穂乃果「誤魔化さないで?」

希「うっ…」


青い瞳が東條希をじっと見つめる…



穂乃果「何か…あったの?」


心配そうに揺れる青…
 その瞳は今、希だけを写す…


希「…別に何かあったわけじゃないんよ
    ただ、ちょっと疲れてるのかなって思えてな」



希「誰もいないのに、時々笑い声みたいなのが聴こえるんよ」


穂乃果「笑い声?」


希「そう、笑い声…」


希「…外に居ても家の中におっても…」



希「今だって…!」ピピピッ



手に持っていた機械から放たれるアラーム音
希はすぐに液晶画面を覗き込む…

そこにあったのは…


こんま判定

奇数 ▼

偶数 △

直下
*********************************

827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:04:49.28 ID:bcSVAdgA0

829: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:14:16.69 ID:CMyr1W8H0
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
(残り3)


希「っ!」



*********************************

   ザザッ…

  お願い―乃果ちゃんを助けてあげてく―さい


    黒いあるppかザザッに近づいてはいけま―ん



*********************************




希「…っ!」キョロキョロ


穂乃果「の、希ちゃん、どうしたの?」








*********************************


      黒い―るぱか、あ――は悪魔です

   きっと貴女達を―――事で――

     それこそが愉悦だ―― ガガッ!!!!



     ERROR!   ERROR!



*********************************





 パキッ!


希「うわっ!?」

穂乃果「わっ!?また壊れた!」


液晶画面はヒビが入り割れてしまう…


希(なんや…今の!)




穂乃果「はぁ~、やっぱりこれ不良品だよ…
     壊れて破片とは人に当たったら危険だよね…本当」


830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:18:13.37 ID:CMyr1W8H0
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
(残り2)


穂乃果「怪我とかない?」

希「ウチは平気やけど…」


穂乃果「無理しちゃ駄目だよ?疲れてるならちゃんとお休みするのも
    大切なんだからね?」


希「ははは…穂乃果ちゃんに無理しちゃ駄目って言われるなんてなぁ」

穂乃果「もう!みんなすぐにそう言うんだから!」


穂乃果「…でも元気になってくれて嬉しいよ
     希ちゃん、なんだかずっと思いつめた顔してたもの」



穂乃果「それじゃあ!穂乃果、もう行くね?」


そういってアルパカ小屋の方へ向かう穂乃果を希は…



希「穂乃果ちゃん!」



希「―――」

直下

831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:18:37.79 ID:UAhXbmmUo
行っちゃ駄目や

833: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:29:15.31 ID:CMyr1W8H0
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
(Last Shot)



希「駄目や!」ガシッ


――希は穂乃果の腕を掴み自分の方へ引き
     そしてそのまま彼女の身体を抱き寄せる


穂乃果「ふぇ!?」


希「あかん!あかんよ…!行っちゃ駄目なんやっ!」


穂乃果「で、でも…」


花陽とことりが先にアルパカさんの元へ行っています
自分も後ですぐに行くと言った手前です



希「頼む!行かんといて!」


先ほどのメッセージ…

あれが機械の誤作動かはたまた"何か"の声を聴き取ったのか

ただアレを見てから嫌な予感がする

これまで感じた事のない程の悪寒




今、彼女を行かせれば二度と帰ってこなくなる


暗くて、冷たくて動く事も声をあげる事さえも叶わない
そんな場所にいつか連れて行かれる、そんな気さえする



穂乃果「花陽ちゃんやことりちゃんが待ってるの…行かせて?」


希「―――」


(Last Shot)

↓2

835: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:30:50.05 ID:YJHtz9VAO
黒パカには近寄らん方がいい…
(バウリンガルに表示されてた事を言う)

838: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 00:43:35.90 ID:CMyr1W8H0



 希「今、あの機械に表示されとったのはな…
     黒いアルパカに近づいちゃあかん言う内容やった…」



 希「ウチの感が告げ取る、頼む行かないで欲しい」






 穂乃果「希ちゃん…」




 希「…二人にはウチから外せない用事が出来た言っとく
      だから…ウチをのいう事…」





     希「…私の言うことを信じてっ」





ここまで真剣に懇願するような顔をみせる希は初めてみた
以前、凛に身の回りのおかしな事を話した時

 あの黒いアルパカを怖いとは思った…たしかにあまり
お近づきになりたくないとは思ったが…



穂乃果「…希ちゃんが、そこまで言うなら…」



希「穂乃果ちゃん…」…パァ

それを聴いて安心した彼女は笑顔を見せる
そして「こんな突然のお願いを聴き入れてくれてありがとう」と
一声かけて、腕を開き抱きしめていた穂乃果を解放した…







【―---変動】


東條 希☆LV1 → ☆☆LV2


【絆LVが2になった! 今後会話終了後に行動を共にするが選べる!】


847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 15:58:59.81 ID:CMyr1W8H0
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


     遅れましたがこれより『げぇむ』を再開いたします!


▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

現在【30日目】


 高坂 穂乃果 SP20/85


☆アイテム
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】
【どろり超濃厚青汁】【身代わり穂乃果人形】【睡眠薬】
『小さなホワイトチョコ(1年生限定』【辛口麻婆】【揚げ餃子】

★BADアイテム(かみ 行動不可時も使用可能)

 全消しドンッ☆


†アイテム

【虹色マカロン】 【27日】使用(残り4日)

【"お気に入りになった"リボン】【26日】使用(残り3日)

【熱意のブローチ】

【Wonderful Rush だワン!】


Θ【あびりてぃい】

【助けてぇ! ま眼 りぃでぃんぐしゅたいなあー】消費SP 15

【はぁみっとぱぁぷる】消費 "最大" SP 3

【<凛> R・S かみver】消費SP 15 (かみ行動不可、使用不可)

848: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:05:23.00 ID:CMyr1W8H0
【次の月 最終日】【朝Last】


穂乃果「希ちゃん…そろそろ離して?」


希「嫌や」ギュッ


花陽達に用事ができたと伝えた後
しばらく穂乃果が何処かへ消えてしまわないようにと抱きしめる希



穂乃果(う~ん…今日はどうしたんだろう?)


そんな彼女に穂乃果は首を傾げるのでした


『行動選択』

【あびりてぃい】【アイテム】

・【アルパカ小屋】

・【音楽室】

・【生徒会室】

・【部室】

・【保健室】

・【廊下】(ランダム)

↓3

851: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:07:27.77 ID:UAhXbmmUo
通常RS

853: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:17:37.80 ID:CMyr1W8H0


   【R・S】使よガガガガガガltltッー ―



SP20→05


穂乃果「今日はどうしたの?」

希「……ちょっとだけ穂乃果ちゃんに
  甘えたくなっただけや変な事は何もないから…」ギュッ







穂乃果「あはは!希ちゃんは甘えん坊さ――ーっ!?」ズキッ


希「穂乃果ちゃん!? どないしたん!?」







  大容量 の じょうほう が 穂乃果 の

                のうない に おくられる!







穂乃果「…はぁっ!  …はぁっ!」ズキッ


穂乃果「あ…頭…痛い…っ!」


希「しっかりして!?保健室に行こう!?」



穂乃果「ま、まって…お、落ち着いてきた…か、ら」ズキズキ



『行動選択』

【あびりてぃい】【アイテム】

・【アルパカ小屋】(海未&希△or▼)

・【音楽室】(真姫EV▼△?)

・【生徒会室】(絵里△?)(理事長▼)

・【部室】(凛△?)(にこ△?)

・【保健室】(花陽▼)(ことり▼)

・【廊下】(ランダム【▼△増量)

↓3

856: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:18:51.33 ID:90xyMSzZ0
部室

857: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:26:37.29 ID:CMyr1W8H0


―視界がぼやける


  なんだかおかしい、同じ景色が2重にも3重にも重なって見える?





希「保健室に行かなくても大丈夫?」


穂乃果「保健室…」




 グニャアアアァ…



――視界がぼやけて保健室が見える?


…?


  保健室に誰かいる…花陽ちゃん? ことりちゃん?














       花陽「あ はっ !」

      ことり「アハハハハハハハハ!」




穂乃果「!」ビクッ





――駄目だ、保健室に行っちゃいけない…っ!




穂乃果「部室…」ボソッ


希「?」


穂乃果「こ、此処からなら部室が近いよねっ!
      痛いのも大分収まったし
     ちょっと部室で椅子に座ってるよ!」あはは!


希「ほ、本当に大丈夫なん?」

穂乃果「えっへへ~♪丈夫なのが私の取り得だもんね!」


――うん…それで良いんだよ

858: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:29:47.86 ID:CMyr1W8H0
【部室】


穂乃果「おーい…誰かいるー?」ガチャ



希と別れた後、穂乃果は独りで保健室…ではなく部室の扉を開けます



するとそこには彼女がいつものように座っていました…


その人は…



コンマ判定

00~33 矢澤にこ

34~66 星空凛

67~99 二人とも


直下

859: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:31:30.01 ID:UAhXbmmUo
ほい

860: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:35:49.32 ID:CMyr1W8H0
結果【01】


ノートパソコンに一番近い位置、そこが彼女の定位置だった


にこ「アンタ…酷い顔してるわよ」


穂乃果「にこちゃん…」



気付いてなかった…今の自分が汗でびっしょりで
少しだけ肩が震えている事

顔も少しだけ青ざめている事



にこ「…なんかあったでしょ?」


穂乃果「えっと…」



穂乃果「―――」


1 アルパカ小屋で希ちゃんが黒いアルパカに近づいちゃ駄目って

2 すごく頭が痛いの…もう収まったけど

3 にこちゃんの顔が見たくなった…周りが怖くて…

4 今日、すごく怖い夢みたの…

5 自由以下略


↓3

863: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:37:48.37 ID:dMxyDTmv0
今日、凄く嫌な予感がする

864: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:48:59.23 ID:CMyr1W8H0

穂乃果「きょ、今日ね…凄く嫌な予感がするの…」


希が感じた悪寒…それと同じかは知らないでも


今日はある意味、大きな分岐点なんじゃないか…
自分の一生が大きく左右される


このまま進めるのか、それとも道が途切れて落下し続け行くのか


穂乃果「だ、だからね…」ガタガタ



にこ「穂乃果!」



気付けば彼女が抱きしめていた


にこ「アンタ今日は誰かと常に一緒に居たほうが良いわ!」



絆☆LV2 東條希

絆☆LV1 矢澤にこ

絆☆LV1 小泉花陽

絆☆LV1 絢瀬絵里

絆☆LV1 園田海未

絆☆LV1 星空凛

絆☆LV1 高坂雪穂


にこ「今日の放課後…例の事知ってる子を全員集める!
    だから…怖がらなくいい皆傍に居るから」



穂乃果「にこちゃん…!」



【ダイエット終了後 絆持ち全員と話し合いが発生します】


持ち物☆
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】
【どろり超濃厚青汁】【身代わり穂乃果人形】【睡眠薬】
『小さなホワイトチョコ(1年生限定』【辛口麻婆】【揚げ餃子】


【アイテムをどうしますか?】

直下

865: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:49:42.39 ID:BceEboop0
わたさない

866: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:56:31.05 ID:CMyr1W8H0
【アイテムは渡しません】

【次の月 最終日】【昼】【R・S】


穂乃果(…まだ景色が重なって見える…)


今まではこんな事なかった…

でも今日だけは違った



まるで真っ白な画用紙に鉛筆で何回も何回も同じ位置に
円を描くように…物体の輪郭が二重三重といくつも見える

この現象は今日だけ?






『行動選択』

【あびりてぃい】【アイテム】

・【アルパカ小屋】(花陽EV有?)(凛EV有?)

・【音楽室】(絵里&真姫△?)

・【2年生の教室】(理事長▼?)

・【弓道部】(海未EV?)(ことりEV?)

・【屋上】(希&にこEV有?)

・【廊下】(ランダム【▼△増量)

↓ 2

868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 16:57:59.28 ID:UAhXbmmUo
屋上

869: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 17:01:23.19 ID:CMyr1W8H0
【屋上】を選択


※このレスのコンマが50以上なら穂乃果が来る




にこ「希、こんな所に呼び出してなんの用?」

希「なぁ、にこっち…にこっちは悪魔って信じる?」


にこ「なによ、いきなり…」

希「ウチの質問に答えてくれへん?」


にこ「―――」



にこの発言or行動

直下

870: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 17:07:54.35 ID:b9ti/96i0
いいわよ…穂乃果のことでしょ

872: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 17:16:34.80 ID:CMyr1W8H0

※このレスのコンマが75以下なら穂乃果が来る

3年間長い付き合いの希から唐突なこの質問
何故こんな質問をしたのか…なんとなく分かる



にこ「…いいわよ、穂乃果の事でしょ」


希「」コクッ


相手は黙って頷く


にこ「にこはそんなモン信じない…ってちょっと前なら言った」



にこ「でも今ならそんな馬鹿みたいな存在も信じられる」




にこ「希、アンタには言ってなかったけど
   前に花陽とμ'sのPV用にビデオ買ったじゃない?
    アレに…わけわかんない動画があったのよ…」



にこ「…事情を知ってる今だからこそアンタには説明しとく
    撮影記録は今よりずっと先の日付で…」




にこ「…」

希「にこっち?」




にこ「内容は…」




―――いやあぁぁぁっ!!止めて! 絵里ちゃんっ!!


 ――痛いっ! っぁ! はぁっ…っ! ぁぁああっ!



  ――信じ、てたのに…どうして…


      ―――にこ、ちゃん




にこ「…っ!」ギリッ

希「にこっち?」



にこ「絵里が…穂乃果に 的暴行をする…そんな内容よ」


希「…」


希「…は?」


873: 見事に穂乃果が来ない… 2015/02/18(水) 17:26:25.62 ID:CMyr1W8H0


希「に、にこっち…冗談でも言ってええ事と――「本当よ!」


にこ「絵里が…あの子を襲ってそして!」









    にこ「その後に私も…穂乃果を襲った」






希「にこ…」


思い出したくもない光景

砂嵐のようなノイズ混じりで、でも鮮明に見えてしまうあの映像


にこが南ことり、そして西木野真姫と3人で…
HAPP
信頼を寄せてくれた子を襲って穢して、汚して…



…汚したのは身体だけじゃない、二度と綺麗にならない程に心も穢した


その結果…



    映像の中の穂乃果は壊れた




    壊れて、瞳は光を映さなくなった



あのビデオの映像は遠い未来、でも近い未来のモノ



…もしかしたら【これから自分達が"そうして"しまう】かもしれない未来

そんなIFの可能性なんじゃないかと思えてしまう




自分達を繋いでくれた、孤独から救って、諦めかけた夢を見せてくれて
9人を繋いでくれた存在を…

それを自分で粉々に壊して行くそんなHAPPY ENDとは程遠い未来の可能性


にこ「あのビデオに限った事じゃないの!
    一ヶ月くらい前に部室であの子を…襲いそうになった!」


今だからこそ、今だからこそ希に懺悔しておく、やっと誰かに言える
【"使い込まれた"リボン】で穂乃果を襲ったこと…もしかしたら

映像の中にいた絵里…
あのポジションに居たのは矢澤にこだったかもしれない事

874: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 17:35:10.11 ID:CMyr1W8H0

にこ「…」

希「…」



にこ「穂乃果の身の回りで起きてるおかしな事…
    アンタも事情知ってる子の事は穂乃果から聴いてるでしょ?」


希「うん…」


にこ「絵里、海未、花陽、それに凛、後は雪穂ちゃん…」


希「逆に知らないのは真姫ちゃん、ことりちゃん…メンバーの大半は
   知っとるいう事やね…」



にこ「…ええ」


にこ「…ビデオの映像を直接見たのは花陽と雪穂ちゃんだけよ」



にこ「穂乃果から誰かに話したのはあるだろうけど…
    見せたってのは多分、ない…」



にこ「…」


にこ「にこの事…軽蔑した?」


希「するわけないやん」


にこ「…ありがとう」



にこ「…悪魔を信じるかどうか、だったわよね」


希「うん」


にこ「さっきも言ったけど、今ならそんなモンだって信じられる
   それで、此処に来てそんな話をするっていうからには…」


にこ「何か証拠でも掴んだって事でしょうね?」



希「―――」

希の発言or行動

↓2(コンマ25以上で穂乃果が来る)

876: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 17:39:57.87 ID:UAhXbmmUo
穂乃果と凛がアルパカ小屋で話をしてた時と、さっきのバウリンガルの事を話す

877: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 17:51:04.51 ID:CMyr1W8H0



希「…あんな、今からウチ馬鹿な事言うよ?」






希「茶色いアルパカさん居るやろ?あれが悪魔だって言ったら信じる?」




にこ「まず、そう思い立った理由を言いなさいよね」


希「穂乃果ちゃんが凛ちゃんに事情話そうとした時やった――」





――『フゥー!! フゥー!!』ガンッ! ガンッ!


       ― …ギロ ―




―凛『ひっ…!』
―穂乃果『ぅ…!』ギュッ―




希「あん時、明らかにアルパカが邪魔をしようとしてたように見えたんや
  それだけなら単なる偶然で終わらせられる…」



希「でもな…」スッ【壊れた超高性能バウリンガル】


にこ「?何よそれ」


希「動物とお話できる機械」


にこ「はぁ…?まさかそれに『私は悪魔です!』なんて表記されたとか
    言うんじゃないでしょうね?」


訝しげに矢澤にこが希を見る、半分正解ではあるが…


希「近いちゃ、近いなぁ……ウチが見たのはな―――」




 希 は にこに アルパカ小屋での出来事を話した!



にこ「…アンタのいう事が正しいとして、分かんない事がある」


にこ「その…警告? してきたのって誰なのよ?」


希「そこなんよ…問題は」


878: 今回は此処まで 2015/02/18(水) 17:59:05.38 ID:CMyr1W8H0

希「誰が何のために注意してくれたのか…イマイチ分からへん」

希「途中で壊れてもうたからな…」



希「もし、もしもコレがたくさんあればメッセージを
   送ってきた人が誰か分からへんかな…」


にこ「…望み薄じゃない?」


希「でもやらずにはいられへん、そやない?」


にこ「…今、私達にできる事、ね」






二人がそんな話をしていた時、戸は開かれ…




穂乃果「あれ、にこちゃんと希ちゃん、何話してるの?」



話題の人物登場という訳であった…


発言or行動

希「―――」↓1

にこ「―――」↓2

879: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 18:00:31.71 ID:kFd9KhDs0
ん?さっきの事でちょっとね

880: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 18:04:20.51 ID:7CpBCRw8O
たいしたことじゃないわ

890: 遅れましたがこれより再開いたします 2015/02/20(金) 11:51:21.16 ID:od2eoV1e0
▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼




      コレヨリ  ゲェム ヲ カイシ シマス    うぷぷ…





▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

891: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:03:12.38 ID:od2eoV1e0

希「ん?さっきの事でちょっとね」


穂乃果「さっきの事?」キョトン


目を丸くして二人が何のことを話していたのか考えます





…さっきの件、アルパカ小屋で【黒いアルパカは悪魔である】という
情報が『正体不明の"誰か"』から届いた話


碌に説明もせず『アルパカ小屋に行かないでくれ』としか話してないから
高坂穂乃果にとっては何の話か思い当たらない…


仮に思い当たっても精々アルパカ小屋に何かあった
(壁が壊れてるだとか、アルパカが風邪気味なのかな?等…)のかと
その程度の考えで、【悪魔が住んでる】とは思いもよらないかも…





にこ「…たしたことじゃないわ」


にこ「そんなことよりアンタ、お昼とか食べたの?」


にこ「今日は海未がスペシャルメニュー組むって言ってたわよ?」


穂乃果「うげ…それは…ちょっと…」


にこ「女の子が『うげ』とか言わないの!アイドルなんだから!」






希(にこっち…穂乃果ちゃんに詳しく言わん気?)ボソボソ


あえて…あえて『たいしたことない』『そんなことよりダイエットだ』と
話題を逸らす矢澤にこ



その心は…



にこ(…)


にこ(―――)ボソボソ




1 全員(☆絆持ち)が集まってから話すべきよ…

2 この子に余計な心労をかけさせちゃ不味いわ…きっと無茶する

3 自由以下略


↓2(Last Shot)


893: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:05:14.87 ID:ft6qKkG5o
1

895: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:14:34.35 ID:od2eoV1e0




にこ(全員が集まってから話すべきよ…)ボソボソ











 にこ(希…アンタなら少し考えれば分かるんじゃないかしら?)ボソ



 希(…)








 希(【悪魔】とやらは地獄耳かも分からないって事?)ボソ










  悪魔…それは"【童話】の世界"に数多く登場する怪物で
 大抵は人を超えた力を持っている

まぁ怪物である以上、当たり前といえばそうなのだが…


さて、そんな人知を超えた存在が本当に存在するなら此処で何かを話す
向こう側にとって不利になる情報を仲間(穂乃果)に伝達させるのは
快く思わないのではないか?




誰かに話そうものならば次はどんな手段を使ってでも妨害するのでは?





希(…)





       ― …ギロ ―



―凛『ひっ…!』
―穂乃果『ぅ…!』ギュッ―




希(…)

希(話すなら人が集まってから…たしかにその方がええのかもな)


896: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:23:37.45 ID:od2eoV1e0

穂乃果「むぅ…二人ともヒソヒソ話で何話してるのさぁ!」


仲間外れにされて怒る穂乃果に希は笑いかけます


希「あーごめんごめん!ちょっと真姫ちゃんと凛ちゃんの事で
   秘密の作戦会議をしとってなぁ」


にこ「そうそう、あの二人料理が壊滅的じゃない?
   だからぁ、このにこにーが手取り足取り教えてあげちゃうにこ!」



穂乃果「…むー、本当にそんな話?」


希「そうそう!」











希「あの二人はウチ等でなんとかするから穂乃果ちゃんは
   そやねぇ…花陽ちゃんとイベントでの打ち合わせとか
   するとええんやない?」



穂乃果「んー……分かった…」




どうにか誤魔化せた…



二人はほっと胸を撫で下ろす…
本当に人外の力を持つ怪物相手ならヒソヒソ話も当然筒抜けだろうし

もしかしたら人の心を覗いたり…


【人の心すら操れる】のかもしれない、それこそ
醜い嫉妬を植えつけるように人を歪めたり…



だとしたらコレも無意味な抵抗なのかもしれない…だが
やらずにはいられない…







【…フラグ――――】を回避


その代わり【―――フラグ】が立ちました…


897: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:32:45.26 ID:od2eoV1e0



   ザザザザザッ…

            ガガガ…  ピーーー


  ブチッ!

【次の月 最終日】【昼Last】【R・Sガガガガ】


穂乃果「花陽ちゃんと意見交換でもしてみる…かぁ」


穂乃果「あっ、でも真姫ちゃんや凛ちゃんと逢うのもいいかも!」



穂乃果「なんせ希ちゃんとにこちゃんから
     特別なお料理教室があるんだもんね!
    こっそり何言われるのか聴いちゃうのも良いかも♪」



ニシシッ!と子供が悪戯を思いついたような顔をして歩きます
乙女式おりょうり塾が始まったらコッソリと
料理のポイントを聴いちゃえ!




『行動選択』

【あびりてぃい】【アイテム】

・【アルパカ小屋】(―――EV?)

・【音楽室】(真姫)(海未)

・【2年生の教室】(理事長&ことりEV?)(穂乃果BAD?)

・【保健室】(凛EV?)(希)

・【生徒会室】(にこ)(絵里EV?)

・【廊下】(ランダム【▼△増量)

↓ 3

900: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:33:50.37 ID:3n89pNHf0
生徒会室

901: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:40:23.09 ID:od2eoV1e0
【生徒会室】を選択



ガコンッ!



コロコロ…【温かい緑茶】




穂乃果「あちち…、寒い日は温かいお茶だよね…」



キュッ…ポンッ!



穂乃果「ん……、やっぱり雪穂が入れてくれる方が美味しいけど」



たまには自販機のお茶も悪くないかな、と思いながら
校内へ戻ります…


わざわざ外の自販機で気になる銘柄のお茶を買ってくる…
海未ちゃんに見られたら、なんて言われるかな
「まぁ、お茶くらいなら…」と大目に見てもらえるかな?




「…ふぅ」




穂乃果「?」




「これで書類は全部ね…」



穂乃果(あれは…)



コンマ判定



00~33 生徒会の仕事中の絵里

34~66 部費UPの申請書を書き上げてドヤ顔のにこ

67~99 ↑が絵里に見せて見事、玉砕されるにこ(にこ&絵里)

直下

902: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:41:34.05 ID:6q27Gzeu0

903: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:54:33.82 ID:od2eoV1e0
結果【05】

絵里「…ふぅ」


生徒会室の扉は少しだけ開いていました



穂乃果「えーりちゃん!」ひょこっ!


絵里「あら、どうしたの?」



穂乃果「通りかかったら絵里ちゃんの声が聴こえたから来ただけ!」


絵里「ふふ、穂乃果らしいわね!」



人懐っこい笑顔、見えない耳と尻尾がぴょこぴょこ動いて見える
餌をあげたくなる雰囲気…



どうして、こう…この子は
保護欲というか庇護欲を刺激されるのかしら?
餌付けしたい…っていうか、頭撫でてモフモフしたい


などと…疲れた頭で少しだけ自分のやりたい事を考えてしまう絵里
最近夜中まで残って学校で色々と忙しかったから癒しが欲しいのでしょう


絵里(…ハッ!いけない、いけない…海未に餌をあげるなと言われてたわ)


ポケットから出しかけたカロリーメイトを仕舞い、平然を装う…
そして一方穂乃果はというと…


穂乃果「んー…」



穂乃果「―――」


1 それって部活の予算案?

2 絵里ちゃん少し疲れてる?ナデナデ

3 一緒にご飯食べよっ!

4 自由以下略

↓2

905: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 12:56:01.10 ID:q+1PcxxfO
2

906: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 13:06:27.05 ID:od2eoV1e0

穂乃果「絵里ちゃん、少し疲れてる?」ヒョイッ


絵里「…!ほ、穂乃果…ちょ、ちょっと近いわよ///」


穂乃果「皆から聴いてるよ?いつも遅くまで頑張ってるって」


絵里「ええ、まぁ…新生徒会長が決まらなかったからね」



【新生徒会長】…これが『正史』ならもっと早く決まっていましたが
本来なら行く筈の無かったUTX学院への出発…


立候補者が少ない事に合わせ…
『"推薦したかった人"にちゃんと生徒会長にならないか?』と
言わなかった事…

様々な要因が絡んで未だ絵里が引き続き生徒会長を続けているという始末

卒業式までにはちゃんと新しい会長を決めて引き継がせる予定らしいが…




穂乃果「絵里ちゃん!」ズイッ!

絵里「な、なにかしら?」




   スッ!




穂乃果「無理は良くないよ?」ナデナデ



絵里「…んっ!」



穂乃果「いつも皆の為に頑張ってくれるのは嬉しいよ?
     でも頑張りすぎて身体を壊したら元も子も無いもの…」ナデナデ


山頂アタックでの経験を活かし、珍しく穂乃果が注意をする…



穂乃果「?…ねぇ、絵里ちゃん 聴いてる?」


絵里(…ハラショー//)ホワーン



【絵里のテンションが上がった!(深い意味は無い)】






  ― 数分後… ―


絵里「コ、コホン…! 励ましてくれてありがとうね?」

穂乃果「どういたしまして♪」えへへ!


907: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 13:09:00.47 ID:od2eoV1e0


絵里「…ねぇ、穂乃果」

穂乃果「んー?なになに?」



絵里「―――」


1 貴女…生徒会長とか興味ない?

2 生徒会長に相応しい子って誰かしらね?…海未とか真姫?

3 『今度大切な事を話したいの…』(告白の場を近々、設けたい)

↓2

909: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 13:10:05.23 ID:ft6qKkG5o
3

911: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 13:22:59.18 ID:od2eoV1e0


絵里「あ、…その、ね」



穂乃果「?」





絵里「こ、今度…」




  あの夜…穂乃果と女子寮の同じ部屋の同じベッドの上で
                       言えなかった言葉







いつも回りから聡明な人だともてはやされ、大勢の前でも堂々としている
そう評価されて…


 だけど、たった一人の女の子に…たった一言も発せない



生徒会室であらゆる部の子達に見つめられる中ではっきりと声を出せる

数百人と全校生徒の集まる行動でのスピーチでも

新入生を呼び込むための人の集まるオープンキャンパスだって
多少の緊張はあれど、問題なく練りに練った文を読み上げられる…



それなのに…たった一人


 たった一人よ?



数百人の目線が交差する集中点のど真ん中は耐えられて

一人の澄んだ青い眼差しが耐え切れない…




 ヘタレ…


まさしくそんな言葉が似合うわ…

だから希にもよくからかわれる



だけど…!





  絵里「今度! またあの遊園地に行ってみない?」


あの日のように、観覧車で…

今度こそ、あの思い出の観覧車で穂乃果に告白しよう…!

今度こそリベンジするのよ…っ!

912: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 13:32:30.96 ID:od2eoV1e0

穂乃果「あの遊園地って…」


穂乃果「ああ!あの時のあそこだねっ!」ポンッ


思い出して手を叩く穂乃果



絵里「ええ!もうすぐラブライブ!での戦いが待っているわ
      だから…その…色々、貴女に言いたい事あるのよ…」



そう…手を差し伸べて本当にやりたい事をさせてくれた事

あんなに酷い事した私をμ'sに入れてくれた事


…浜辺で貴女の身体と心に深い傷を負わせてなお、許してくれた事




そして…私が本当に伝えたい …"想い"




絵里「日付は…そうね―――」


穂乃果「―――」





絢瀬 絵里 絆LV☆1

【依存度】
-20/100


1 『二日目』だね!分かったよ!


2▼△ 【三日目』?…ごめん、その日はことりちゃんと温泉に行くんだ


3 『四日目』?良いよ!行く行く!


↓3

915: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 13:35:26.00 ID:2KUQdsuAO
3

917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 13:42:31.97 ID:od2eoV1e0

穂乃果「【四日目】だね!良いよ!」

絵里「ええっ!【夕方】に駅前で!約束よ?」


穂乃果「もっちろん!」



【四日目】【夕】自動的に絵里告白EVが実行されます

彼女が伝えられるかヘタレるかは『ぷれいやぁ』のご采配次第です…





※ 学校(正確には【アルパカ小屋】)から少ししか離れてないので
  依存度の高いこに知られていない限りはそれほど危険じゃない




…学校からかなり離れ、なおかつ☆持ちの人が着いてこない
 【三日目】のとあるイベントは……










持ち物☆
【葛湯】【特製おにぎり】【ピロシキ】
【どろり超濃厚青汁】【身代わり穂乃果人形】【睡眠薬】
『小さなホワイトチョコ(1年生限定』【辛口麻婆】【揚げ餃子】


【アイテムをどうしますか?】


直下



918: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 13:43:13.97 ID:ft6qKkG5o
ピロシキ

920: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 13:51:18.49 ID:od2eoV1e0

穂乃果「あっ!お昼って食べた?」

絵里「いえ、まだよ」



今日の絵里ちゃんのお昼!

【カロリーメイト】





これは寂しい…

忙しすぎたからね…仕方ないね…





穂乃果「…」

絵里「…?」つ【カロリーメイト】



絵里「どうしたの?」イタダキマス…



    ダンッ!





       穂乃果「ぅ絵里ちゃん!!!」ズイッ!



        絵里「ひゃ、ひゃいっ!?」



テーブルに手を付いて身を乗り出す穂乃果


穂乃果「お昼がカロリーメイト一個なんて!そんなの駄目っ!」

絵里「え、え、…ええー?」オロオロ



穂乃果「お昼はちゃーんと!お腹いっぱい食べないと
     お腹がぐぅ!って泣くんだよ!?」


穂乃果「花陽ちゃんが言ってた!」プンプン!



かよちんが言ったなら正しい


穂乃果「それに…私だって!…私だって…うぅっ!」ジワッ


穂乃果「お腹いっぱい食べれないの辛いもん…」グスッ



絵里「ほ、穂乃果?え、えっと泣かないで?」オロオロ


穂乃果「だから!はい!これ食べて!
      そんなお昼じゃ駄目なんだよ!」つ【ピロシキ】

921: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/20(金) 14:00:32.77 ID:od2eoV1e0


絵里「こ、これは!!」



【ピロシキ】…!


【ピロシキ】じゃないか!!



絵里「ハラショー…」キラキラ


穂乃果「穂乃果の手作りだから…ロシアのと違って
     絵里ちゃんからしたらまだまだかもしれないけど!」



穂乃果「でも!」


穂乃果「私が頑張って作った手作りなの!だから食べて!」









絵里『まだまだなわけないじゃないっっっ!!!喜んで頂くわ!!!』

絵里『っていうか!
     毎朝、私のためにお味噌汁を作って欲しいくらいよ!!』






絵里「ありがとう…穂乃果」ニコッ


心の中の荒ぶるエリーチカを抑えながら
聡明かつ落ち着いた大人なお姉さんの笑顔でお礼を述べる

内心でエリーチカが歓喜狂乱の舞を踊ってますがね…




穂乃果「えへへ…絵里ちゃんに褒められた♪」


「絵里ちゃ!絵里ちゃ!褒めて~」と尻尾と耳をパタパタさせる
わんこの姿が見える…!


絵里「…今度は私もお返ししなくちゃね」

穂乃果「絵里ちゃんのお返し?楽しみにしてるね!」



【依存度変動】


-20 → -21/100


928: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 19:26:09.67 ID:1FOBMKPn0
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


      これより『げぇむ』を再開致します…


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現在【30日目】


 高坂 穂乃果 SP05/85


☆アイテム
【葛湯】【特製おにぎり】
【どろり超濃厚青汁】【身代わり穂乃果人形】【睡眠薬】
『小さなホワイトチョコ(1年生限定』【辛口麻婆】【揚げ餃子】


★BADアイテム(かみ 行動不可時も使用可能)

 全消しドンッ☆


†アイテム

【虹色マカロン】 【27日】使用(残り4日)

【"お気に入りになった"リボン】【26日】使用(残り3日)

【熱意のブローチ】

【Wonderful Rush だワン!】【30日目】使用(後7日)


Θ【あびりてぃい】

【助けてぇ! ま眼 りぃでぃんぐしゅたいなあー】消費SP 15

【はぁみっとぱぁぷる】消費 "最大" SP 3

【<凛> R・S かみver】消費SP 15








☆★ 告白した人 ☆★

『告白済み』

海未 希 花陽 真姫

(初めて身体を委ねた雪穂は "まだ"ノーカウント扱い)


― 絆持ちの人物 ―

東條 希 ☆☆
(BADアイテム&その他に多少抵抗できる)
(選択で穂乃果と行動を共にできる)

矢澤 にこ ☆
園田 海未 ☆
小泉 花陽 ☆
高坂 雪穂 ☆
星空 凛  ☆
(BADアイテム&その他に僅かながら抵抗できるかも)


932: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 19:38:03.29 ID:1FOBMKPn0
【30日目】【ダイエット→放課後へ】【R・S】



穂乃果「うぅ…今日はハード過ぎぃ」フラフラ

ことり「も、もう駄目かも…」


凛「二人とも頑張って…」クタクタ


比較的2人よりはまだ踏ん張れる凛ちゃん!
後輩に応援されるものの、昨日以上にハードなダイエットで
ふらふらな2年生組みであった…

先輩ェ…





海未「凛…此方へ来てください」


凛「にゃ?」


海未「凛は放課後も一人でトレーニングを続け、なおかつ
   穂乃果とことりよりも運動量が多く、元の体型に戻っています」


凛「! ということは…!」パァ…!


海未「ええ、放課後トレーニングの必要はありませんね」

凛「やった――」
海未「ただし、ラーメンは控える事」



凛「」




穂乃果「ええー、凛ちゃんだけ…」

ことり「うぅ…頑張ってたし、仕方ないよね…」


二人の顔から水分が床へと落ちていく…それが
汗なのか仲間が去っていく事の涙なのか良く分かりません




海未「凛…大事な話があります
    学校から帰ったらすぐに――へ来てください」ボソ

凛「えっ…何ていったの?よく聴こえないよ?」



海未「ですから―――」



絆☆持ちの集合場所とは…



【ミナリンスキーの喫茶店から誰かの自宅
        お好きな場を指定してください】


自由以下略

↓2

934: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 19:39:21.38 ID:BM/clgTJ0
神社

935: ごめん絵里も絆持ちだった… 2015/02/22(日) 19:51:04.77 ID:1FOBMKPn0
【神社】




神田明神――


そこに七人の少女が集まります

希、にこ、絵里、海未、花陽、凛、そして雪穂…



希「さて、何から話そうか…」


花陽「あ、あの…」スッ


輪になって今後についての話し合いを始めるところで花陽が
手をあげる…そして彼女は1つ提案する


花陽「穂乃果ちゃんは…此処に来るの?」


今回の議論すべき内容の重要人物の姿が見えない

海未「ええ、ただ…まだメニューを終えていないから後から来ると」


にこ「…はぁ、しょうがないわね
    それじゃあ、穂乃果が来るまでの間、このメンバーで
     情報の共有でもしときましょうか…」






【 ナニ ニ ツイテ ハナシマスカ? 】

(残り0/2)

・【アルパカ小屋の黒いアルパカは悪魔である】

・【バウリンガルに"何者"かがメッセージを送ってくる事】

・【BADアイテムは防げないのか?】(全メンバー 耐性 コンマ05上昇)

・【にこ がビデオカメラを持ったときに頭痛を覚えた事】


↓2

937: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 19:52:21.67 ID:p7ekYAkAO
黒パカは悪魔

938: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 20:06:02.09 ID:1FOBMKPn0

(残り 1/2)


――時刻は午後15:59…

 神社の石畳の上を木枯らしが待っていく…





希「じゃあ、まずはウチからやね」


希「これはにこっちにももう話した事なんや…」





【 アルパカ小屋の 黒いアルパカ は 悪魔である…】


 じょうほう を でんたつ しました ガガッ!


絵里「悪魔…」

凛「…っ」キュッ


無意識の内に凛は絵里の背へと隠れてしまう
悪魔という単語…けっして良い響きではない


凛と穂乃果が会話をしていた時のアルパカの様子
そして送られてきたあの謎のメッセージ…


正直な話たったこれだけ…

そう、これだけの情報でアルパカは悪魔という空想上の存在だと
決め付けるなどあまりにも馬鹿馬鹿しい話…

しかし、既に辻褄の合わないビデオの件
そして【爪切り】【リボン】…アレ等に触れ
我を忘れ、穂乃果に対して酷い事をしてしまった経験…


その"馬鹿馬鹿しいような話"が実際に現実に起こっている


希「花陽ちゃん!この事でどうしてもウチは確認したかった事がある」


花陽「は、はい!」


希「ウチが確認したい事…それは――」


【 『ぷれいやぁ』皆様、お考えの上でお発言をどうぞ…】

・アルパカに不審な点はなかった?脱走したとか…

・前にアルパカが火傷を負った件、あったやん…アレ、誰の仕業

・穂乃果ちゃんの頭痛…アルパカ小屋で起きたそうやね(【1日目】の件

・自由以下略

↓2

940: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 20:07:51.26 ID:Fbu7NODso
火傷

942: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 20:25:18.57 ID:1FOBMKPn0
【GOOD】

希「前にアルパカが火傷を負った事があったやん…」


希が言うアルパカが火傷したという件
それは白いアルパカが熱せられた鉄を
押し当てられたような火傷を顔に負うという事件でした


希「あれ、外から来た不審者がやった言うけど…本当かな?」



絵里「黒いアルパカがやった…そう言いたいの?」

希「ウチの感…やけどね」



こういう時、彼女の直感は嫌に当たる
それは絵里もにこもよく知っていた…


【最初の月】【十四日目】…あの日は学校は休校日で
しかし、部活動に励む生徒は大勢いた


雪穂「その話…お姉ちゃんから聴きました」



雪穂「ウチの学校でも噂になってて亜里沙もクラスの友達も
    お化けがやったんじゃないかって言ってて…」


凛「? なんでお化け?」


当然の疑問を凛は口にします
普通は"誰か"…そう【誰か】です

お化けなんて抽象的な物でなく、【人間】の仕業で物事は考えます


絵里(…ああ、そういえば)


雪穂「だって…明らかに変だって言われてますから
    それは―――」



絵里は当時の現場状況(人から聴いた話だけど)を思い出し
雪穂も噂話で気になった事を述べました



【凶器となる熱した鉄… 不可解な点の多いフライパン】



・調理部から1つだけ消えていたフライパンがアルパカ小屋の裏で発見

・焦げ目がついていて、加熱されたモノと見る



・大勢の生徒の目を掻い潜りどうやってアルパカ小屋まで運んだ?

・加熱は何処で行った?仮に調理部でやったなら
  部活動中の生徒が居る廊下や中庭を
   熱したフライパンを持ちながら移動という不審で目立つ行動の筈

・カセットコンロ等は何処にも無い

・フライパンには【指紋】等は付着していない…

943: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 20:32:27.50 ID:1FOBMKPn0

希「なぁ、花陽ちゃん、なんでウチがこんな事話したか分かる?」


花陽「え、えっと…」



希「このおかしな事件がもし、本当に黒いアルパカ…【悪魔】の仕業なら
  どうしてもう一匹のアルパカさんを狙ったのか?」



希「…なんでわざわざ、こんな人に目立つような真似してまでやったんか
   いつもアルパカを見ていた花陽ちゃんは、なんか、こう…」


希「思い当たる事とかない?」



花陽「あ、その…ごめんなさい…」







【 ナニ ニ ツイテ ハナシマスカ? 】

(残り1/2)


・【穂乃果が怖い夢をよく見るようになった…】

・【バウリンガルに"何者"かがメッセージを送ってくる事】new!!

・【BADアイテムは防げないのか?】(全メンバー 耐性 コンマ05上昇)

・【にこ がビデオカメラを持ったときに頭痛を覚えた事】

↓2


945: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 20:33:44.02 ID:s/ihI+Mh0
バウリンガル

947: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 20:49:52.41 ID:1FOBMKPn0
【excellent!!!】


希「う~ん…そこんとこがウチは引っ掛かるんやけどなぁ」


にこ(…)



にこ(…まさか)




にこ「希!」



にこ「アンタ、さっきのアレ持ってる?」


雪穂「あれ?」

海未「にこちゃん、何か分かったのですか?」



希「アレって……!」



背の低い親友が何を言わんとしているのか察した
矢澤にこの言うアレ…それは恐らく今も希のポケットに入ってる…


希「これの事?」スッ【壊れた超高性能バウリンガル】


花陽(あっ、前に穂乃果ちゃんと【ゲームセンター】で
    手に入れたのと同じ奴だ)



にこ「ねぇ、その機械にメッセージが来た事を話して頂戴っ!」



絵里「ちょっと待って!メッセージって何?何のこと?」



希「あ、ああ、話そう思っとたんやけど…」




【 "何者"かが送ってきた 忠告のメッセージ 】

 これ を はなしました !



海未「…」

海未「その人物…ですか?何故、そのようなメッセージを送ったか…」


海未「内容こそは私達への警告のようですが…
    一体どのよう理由から私達を手助けしているのですか?」


これに関しては当然新たな疑問が浮ぶ

何かしらの物事には理由がある

彼女等を助けるつもりかどうか知らない、しかし何の情報も持たず
ゼロからスタートする状況の少女等にこうして言葉を送ってきた

それは何故だ?

948: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 20:58:57.32 ID:1FOBMKPn0

にこ「…それが分かりゃ苦労しないわよ」




にこ「…」


にこ「あのさ、今からすんごく馬鹿な事言うわよ」


海未「馬鹿な事?」

凛「えっ、にこちゃんが今から馬鹿な事言うの?」


にこ「凛、何よその顔…にこが常に馬鹿な事言ってるって言いたいの?」


希「にこっち、話を逸らさんで言ってみ?」


にこ「…それじゃあ言うけど」




にこ「そのメッセージを送ったのって…」











時刻は16:05を指し示しています


少し遅れて遠くの方から鐘の音が聞こえてくる…
それは運命の音のように





  ―メッセージを送ったのは…"白いアルパカ"なんじゃないかしら―





希「もう一匹のアルパカさん…?」

絵里「にこ…」ハァ


にこ「な!なによ!そ、そりゃ
    にこだって馬鹿な事言ってるって思うわよ!」


にこ「でもそれだったら…無理矢理なこじつけかもしんないけど
    話合うじゃないっ!」



雪穂「どういう事情か知らないけど白いアルパカと黒いアルパカは
    対立していて、白い方は私達を助ける…」

雪穂「それで白い方が邪魔な黒いアルパカが攻撃したって感じですか?」


花陽「そ、それなら確かに合う気も…」



949: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 21:03:55.71 ID:1FOBMKPn0

にこ「確かめる方法だって無いし、にこの言った事が
   まるっきり大外れって事もあるかもしんないけど…」


にこ「正直、そんぐらいしか考えらんないわ」


海未「確認…する方法があれば…」


希「…せめて、せめて、この機械がもう1つあれば…」スッ



  ボロ…


希は【壊れたバウリンガル】を握り締め
      何もできない自分達の無力さを思い知る…








































           絵里「それ、私持ってるわよ」







1000: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/22(日) 21:39:23.82 ID:BM/clgTJ0
黒パカが下痢を起こして数日動けなくなる