1: 名も無き被検体774号+ 2012/01/24(火) 22:56:25.35 ID:da1OREXdO
貞子「この服も借りるぜ?あたし服これしか持ってねーからよ」

30分後

貞子「あーさっぱりした!井戸の中は臭いわグチャグチャだわでよ」

男「…」

貞子「ひょー瓶ビールあんじゃん?貰うぜ?」シュポンッ

グビグビ

貞子「っかー!!こりゃ死に返るわ!」

男「…」

貞子「あ?お前シャンプー替えろよ、あれ髪ゴワゴワするぞ?」

男「…」

貞子「お?科学くんやってんじゃん?」

男「お前テレビに帰れよ」



引用元: 貞子「よっ、ちょっと風呂借りるぜ?」 



12: ◆M8UyLqebDI 2012/01/25(水) 20:13:42.28 ID:mApjBV5xO
 


男「え?何?もうテレビから出てもいい設定になってんのね?」 

貞子「何だよそれ?」 

男「いやさ、いきなり人んちのテレビから出て来て、勝手にシャワーは使うわビールは飲むわ、非常識なおっさんだよこれ?」 

貞子「何言ってんだ?こんな仲間由紀恵似の美人に対しておっさんとか?」 

男「やってたからね!あの人やってたからね!」 

貞子「お?いいもん発見」 

男「あと何で幽霊がビール飲んだり、俺のプレミアムロールケーキを強奪してるんですか?」

13: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:15:49.91 ID:mApjBV5xO
貞子「お前そんな固い事ばっか言ってると、彼女出来ないよー」

男「うるさいっ!」

貞子「ははーん?」

男「…何だよ?」

貞子「いないんだな?」

男「うるさいな…」

貞子「まー気にするなよ、あと六日間、このあたしが一緒にいてやるから」

男「六日間っ!?」

貞子「おう、昨日お前ようつべ見ただろ?めんどくさいから今日来た」

男「またそっちの設定で…ん?待て!俺、昨日はお笑いしか見てないぞ!?心霊系は見てないはずだ!」

貞子「ガキ使の板尾の嫁で呪ってやった」

男「もう何も見れない…」

14: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:19:36.22 ID:mApjBV5xO
貞子「まあとにかく、お前はあたしが六日後に確実に殺してやるから、安心しろ?な?」

男「そのセリフで安心する奴いないだろ…」

男「あー…つーか何でまたこんな性格の奴が…予定ではツンデレかお嬢様口調だったのに…」

俺「それは挫折した」

男「えっ?」

貞子「えっ?」

佐藤「えっ?」

15: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:21:53.01 ID:mApjBV5xO
男「ねえ…もうポンスケ2袋も食べてるよ…?」

貞子「いーじゃねーか、井戸の中にはお菓子なんてないんだからよ」

男「……そっか…そうだよな…井戸にはお菓子もビールも…友達だっていないんだろうな…」

貞子「友達はいるぜ?呪い専門学校の友達が」

男「へーそれ何県にあるのか気になるわ」

16: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:24:12.95 ID:mApjBV5xO
貞子「カヤコや富江なんかが仲よかったなー」

男「ゴメンもうそこだけですごいこあい」

貞子「まっ何だ、あたしはあんま男友達いなかったし、ノブヒロさんくらいしか、だからこうやって話すのも、たまには、な?」

男「うあなんかまたこあいの来た」

貞子「まあ、そー言うわけだから、六日間よろしくな」

男「もうダメどっか行きたい…」

17: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:26:10.69 ID:mApjBV5xO
二日目



貞子「うわっ何これ!?すごいやっこい!?」

男「ふんわり食パンだよ」

貞子「すげー!こんなやっこいハムサンド、初めて食べたぜ」モグモグ

男「はあ…それ食べたら、家で大人しくしててよ?」

貞子「あれ?どっか行くのか?」

男「仕事だよ仕事…」

貞子「へー?何の仕事してんだ?」

男「居酒屋だよ」

貞子「それにしちゃ早くねーか?まだ昼前だぜ?」

男「仕込みとか、やる事は色々とあるんだよ」

貞子「ふーん…」ニヤリ

18: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:27:47.32 ID:mApjBV5xO
男「ちーす…」

従業員「あ、はざーす店長」

男「ざーす…」

従業員「どしたんすか店長?疲れてますね?」

男「まあ…色々と…」

女「あ、店長、おはようございます」

男「ああ、おはよう」

女「さっき予約の電話で、今日7時、四名様で飲み放題が入りました」

男「ああ、ホント?ボードにコースと名前入れておいてよ」

女「はーい」パタパタ

男「……」

20: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:30:37.95 ID:mApjBV5xO
従業員「どうします?」

男「Bコースだから、もう枝豆とサラダは仕込んで、ラップしよう。後は鍋材も用意しておこう」

従業員「じゃあ刺身と焼き物は従業員2さんで?」

男「だな、あ?今日つくねが切れてたよな…埋め合わせでおぼろ豆腐出そう」

従業員「女性3人みたいっすから、スピードもう一品で行けませんかね?」

男「男は一人か、タコワサ2とから揚げ2だな」

従業員「じゃあ焼きと揚げは従業員3さんで」

男「そうしよう」

22: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:32:16.27 ID:mApjBV5xO
夕方



男「じゃあ今日も一日、お願いしまーす」

全従業員「お願いしまーす」

女「あ、店長?」

男「何?女さん?」

女「来週のあれなんですけど…」

男「あ…ご飯の件…?」

女「返事遅れちゃったんですが…あの…よろしくお願いします…」

男「!?う…うん…」

女「じ…じゃあ…一日頑張りましょう!」パタパタ

男「うん!」

男(やった…やった!)

23: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:34:28.97 ID:mApjBV5xO
 
男「ほら、B-1のドリンク出てないよ!」

従業員「さーせん!」

男「まずドリンク!スピード出したら次サラダな!」

従業員2「刺身入りまーす」

男「はいよ!」

男「モモ肉足りない!すぐに流水!」

従業員「へーい!」

女「ご予約の山村様お見えでーす!」

男「いらっしゃいませー!
C卓用意してあるな!?」

従業員3「とっくです」

男「ラップ取って用意…」

貞子「よう?」

男「ええっ!?」

24: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:36:42.52 ID:mApjBV5xO
男「おまっ!?ええっ!?何してんの!?」

貞子「何って、飲みにきたんだろうが?」

男「いや俺たくさんホラー映画見てきたけど!居酒屋に飲みに来るフランクな幽霊初めて見たよ!?」

女「ご案内しまーす」

貞子「お?席そっちか?」

男「ちょ!?おい!?」

カヤコ「よろしくね」

富江「……」チラ

ノブヒロ「よろしく…」

男「……終わった…」

25: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:39:03.55 ID:mApjBV5xO
女「へええ、みなさんは店長の友達なんですか?」

貞子「まーな」

女「……」

女(このTシャツ…?)

女「あの…これ…?」

貞子「これ?ああ、あいつの借りてんだ」

女「!?」

カヤコ「……?」

女「…………」

カヤコ(ははぁん…)

カヤコ「前にみんなで遊んでたらね、この子が転んで服を汚してね、それっきり返してないみたいなのよ」

女「!?……そうだったんですかぁ…」ハァ

貞子「カヤコ、お前何…」

カヤコ「貞子…」ギロリ

貞子「!?」ビクッ

カヤコ「あ、わたし、ファジーネーブル追加ね」ニコッ

女「はいっ!かしこまりました!」

貞子「…なんだよ…?」

26: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:41:18.73 ID:mApjBV5xO
カヤコ「貞子…まったくあんたは鈍いわね…」

貞子「なんだよ?」

カヤコ「だからあんただけ男がいないのよ」

貞子「うるせーよ!だから何なんだよ!?」

カヤコ「さっきのあの子は、男君が好きなのよ」

貞子「マジでか!?」

カヤコ「当たり前でしょ?あの動揺の仕方、それに、普通は好きじゃない男のTシャツに気付くわけないでしょ?」

富江「……」コクコク

カヤコ「それからあんた、ノー  でしょ?」

貞子「あ、やべ…見えてんなあ?」

ノブヒロ「…いいですね…」

富江「…ウルセーロリコン…」ボソッ

28: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:43:21.02 ID:mApjBV5xO
カヤコ「だーかーら、あと六日だっけ?最期くらいいい目見させてあげましょうよ?」

ノブヒロ「…逆に残酷ですよね…」

富江「……シヌカラネ…」ボソッ

貞子「っつってもなあ…あたしにゃどうしたらいいかよ…」

カヤコ「何言ってんの?こんな美女三人もいるのよ?そうね…まずは…」

29: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:44:44.44 ID:mApjBV5xO
ありがとう



カヤコ「すみません、お手洗いはどちらかしら?」

女「あっ、どうも、ご案内します」

カヤコ「ありがとう」クスッ

女「……」スタスタ

カヤコ「ねえ?」スタスタ

女「はい?」スタスタ

カヤコ「前に男君が酔った時に、店に好きな子がいるって聞いたんだけど?」

女「!?」ピタッ

カヤコ「誰か知ってる?」

女「…さ…さあ…?」

カヤコ「そう…誰かは知らないけど…早めにあたしが貰っちゃおうかしら…?」

女「そっ!それは!」

カヤコ「なぁに?」

女「いえ…別に…」

カヤコ「……」クスクス

30: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:46:31.41 ID:mApjBV5xO
貞子「で?どうだった?」

ノブヒロ「早くアタックしないとカヤコさんに取られちゃうから焦らせて早めにくっつけよう作戦は?」

富江「……ナゲーヨ…」ボソッ

カヤコ「どうかしらねえ?奥手っぽいわよ」

貞子「でもよ、この作戦、男が遊んでるような奴に誤解されないよな?」

カヤコ「……」ピクッ

貞子「……おい…」

カヤコ「や…やーねえ!大丈夫よ!」

貞子「……ホントだな…?」

カヤコ「た…多分…」

富江「……キット…」ボソッ

ノブヒロ「…恐らく…」

31: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:48:24.60 ID:mApjBV5xO
貞子「あー今日は楽しかったぜー」

男「…」
貞子「よく飲んだわー、でもまだいけるな」シュポンッ

グビグビ

男「…」

貞子「…?何だよ?」

男「…」

貞子「ビールか?いいじゃねえかよ」

男「いや…さ…」

貞子「?」グビグビ

男「今日…さ…女さんに…何か言ったか…?」

貞子「!?」

32: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:49:45.98 ID:mApjBV5xO
貞子「な…何が…?」

男「……今日の夕方…食事の約束出来たのにさ…仕事終わってから、急にお前らの事を言われてさ…」

貞子「…うん…」

男「ダメになったんだ…」

貞子「……」

男「何か言ったのか!?何でそんな事するんだよ!?それも呪いの内に入ってんのか!?」

貞子「そんなんじゃ…」

男「いいよもう!!俺は寝る!!寝てる間に好きなだけ殺せよ!!」

貞子「…ちが…う…よ…」

貞子「……ちが…」

33: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 20:51:10.42 ID:mApjBV5xO
深夜



貞子「違うよ…」

貞子「……」

貞子「そんなつもり…なかったよ…」

貞子「くそっ…カヤコ…ダメだったじゃんか…」

貞子「あの時言われた通りに…家でおとなしくしとけばよかったな…」

貞子「……」ギュ

貞子「……ゴメンよ…」

貞子「……ゴメン…」

43: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:03:46.80 ID:mApjBV5xO
三日目



男「……」ガチャッ

貞子「仕事行くのか?」

男「……」

貞子「あっ…あの…頑張ってな…車に気をつけろよ」

男「……」バタンッ

貞子「…………何だよ…」キュ

富江「………」

貞子「うぉわあっ!?」

貞子「何だよ富江!?静かに横にいるなよな!!」

富江子「……ヨカッタネ…」ボソッ

貞子「…何がだよ?」

富江「……モウ…シンデモイイトオモッテルヨ…アノヒト……」ボソッ

貞子「~~っ!?」

44: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:05:08.45 ID:mApjBV5xO
貞子「…そんなのダメだ…嫌がる奴らを全力で殺さないと…あたしたちは永遠に浮かばれないって…」

富江「……」

貞子「学校でそう教わっただろ?だから…」

富江「……」

貞子「だから…あいつには幸せになってもらって…そこを全力でやらないと…」

富江「……スキニシナ…」ボソッ

貞子「えっ?」

富江「……アンタミタイナシロウトガ…ドコマデヤレルカ…ミテヤルヨ…」ボソッ

貞子「…富江……」

富江「……カヤコニハムリデモ……
アタシガツイテルカラナ……」ボソッ

貞子「……すまねえ…」

46: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:06:28.86 ID:mApjBV5xO
富江「…スガタケシタカ…?」ボソッ

貞子「ばっちりだぜ」

富江「……キノウキヅイタ…」ボソッ

貞子「…何をだ?」

富江「……アソコ……アノキッチンノオクニイル…アノオトコ……」ボソッ

貞子「……おう…」

富江「…アイツ…アノオンナ…ネラッテル…」ボソッ

貞子「マジか!?」

富江「……ウルセーヨ…」ボソッ

富江「……カエリニ…アイツニノリウツッテ…ヘンタイコウイヲサセテ…キラワセル…トイウサクセン…」ボソッ

富江「……ライバルヘラス…」ボソッ

貞子「…うまくいくかぁ?」

富江「ダイジョウブ…ヘンタイコウイノ…プロヲヨンデアル…」ボソッ

ノブヒロ「…そこでわたしの出番です…と?」

47: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:07:43.33 ID:mApjBV5xO
富江「……ワレナガラ…ナイスチョイスデスヨ…」ボソッ

貞子「すげえ…これ以上ない援軍だぜ…」

ノブヒロ「……何だろう?期待されてるのにすごい悲しい…」

富江「……ミツコチャン…ショウカイシテヤルカラ…」ボソッ

ノブヒロ「やります!」

貞子「うわあ…」

富江「……コノロリコン…」ボソッ

48: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:08:57.96 ID:mApjBV5xO
富江「……ウマクヤレヨ…」ボソッ

ノブヒロ「任せてくださいよ!!」

富江「……ウルセーヨ…」ボソッ

貞子「…頼むぜ……」

ノブヒロ「男さんはまだ仕事ですかね…?おっ?出てきた…では…」シュルンッ

従業員「!?」ビクンッ

女「?…どうしました?」

ノブ員「…ねえ…これからさ…いい事しない?」

富江「…コノバカ……」ボソッ

貞子「違う!!乗り移るのはそいつじゃねえ!!」

ノブ員「えっ?」

女「キャー!?」

49: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:10:41.10 ID:mApjBV5xO
従業員2「どうした!?」

女「あっ!?従業員2さん!何か従業員さんが…!!」

従業員2「お前…!?何やってんだ!?」

ノブ員「あ…いや…わたしは…」

男「どうした!?」ガチャッ

男「……!?」

女「ふえぇーん!怖かったよー従業員2さーん!」ギュッ

男「!?」

富江「……」

貞子「…くそっ…」

男「……」

従業員2「あ、何でもないですよ、店長」

従業員2「ほら、泣かないで、近くに俺の好きなお好み焼き屋があるからさ、そこで落ち着こう…?」

女「…」グスッ

女「……はい……」

男「………」

50: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:12:02.28 ID:mApjBV5xO
富江「……スマナイ…」ボソッ

貞子「くそっ…くそっ!!くそっ!!」

富江「……ノブヒロ…」ボソッ

ノブヒロ「…面目ない…」

貞子「…いいよもう…」

富江「……サダコ…」ボソッ

貞子「…あたしが人に頼り過ぎたんだよ…」

ノブヒロ「でも…貞子さんもよくやりましたよ…」

貞子「……そうかな…?」

富江「……ン?…」ボソッ

貞子「……あたし…まだ何もしてないよな?」

51: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:13:24.00 ID:mApjBV5xO
富江「……ソウダネ…」ボソッ

貞子「…今度はさ…あたしが頑張るよ!!」

富江「……ソウカ…」ボソッ

ノブヒロ「もう失敗はしません、だから好きな時に使ってください」

貞子「……ありがとうよ」

富江「……カヤコニモ…イッテオクカラ…」ボソッ

貞子「…恩に着るぜ…」

ノブヒロ「そんな…気にしないで下さい」

富江「……トモダチダロ…」ボソッ

52: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:14:46.18 ID:mApjBV5xO
カヤコ「んもーう!何よ?せっかくアメリカン幽霊と遊んでたのに!!」

貞子「カヤコ!!」ガバッ

カヤコ「……何よ…?」

富江「……ハナシヲキケ…」ボソッ

カヤコ「聞くけど…ちょ…貞子…頭上げてよ…」

貞子「上げねえ!カヤコ!あたしに料理を教えてくれよ!!」

カヤコ「…料理…?いいけど…それで、何で土下座してるのよ…?」

富江「……ダマレ…」ボソッ

53: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:16:23.34 ID:mApjBV5xO
貞子「頼むっ!!あいつは後一時間もしない内に帰ってくるんだ!!」

カヤコ「あいつ…って…男君の事?」

貞子「そうだよ!!あいつが帰ってくるまでに、何とかご飯を作りたい!!」

カヤコ「ハァ……」

富江「……ナンダ…?」

カヤコ「あんたら主婦舐めてんの?一時間?そんな時間で料理が出来るなんて、あんたらどんだけ天才なんですか?」

54: 名も無き被検体774号+ 2012/01/25(水) 22:18:16.02 ID:mApjBV5xO
カヤコ「いい?炊飯器でご飯炊くのとか、カップラーメン作るのとはワケが違うんですからね?」

貞子「…くっ…!!」

カヤコ「卵焼き一個習得するまで、一日かかると思ってもらわないとね!」

貞子「……わかった…」

カヤコ「……」

貞子「……頼む…後四日…いや…もうすぐ三日になるけど…」

貞子「……少しもでいいからさ…」

カヤコ「ふーむ…」ガチャッ

貞子「…料理を……教えてくれよ…」

カヤコ「…うわ、何にも入ってないじゃない、この冷蔵庫…」

貞子「…頼むよ……」

カヤコ「…いいけど…一つ条件があるの…貞子…」

貞子「何だ!?」

カヤコ「……お前…友達のあたしに…二度と土下座するなよな!!貞子!!」

70: ◆M8UyLqebDI 2012/01/26(木) 19:35:23.62 ID:D6yHNTcVO
カヤコ「そーじゃないんですけどぉ!?油が遅いから焦げるんですがあ!?」

貞子「こうかっ!?」

カヤコ「ほらあ!?向こう焦げてるよっ!?」

貞子「一旦皿に置いておくとかさ!?」

カヤコ「だしまき卵でそれは初めてですうっ!!」



カヤコ「だからあっ!!豚肉はそんなに火を通さなくてもいいのっ!!」

貞子「あっ!?野菜と一緒にするのか!?」

カヤコ「そうよっ!!」

貞子「これを片栗粉で…」

カヤコ「酢豚くらいまともに作ってよね!!」

71: 名も無き被検体774号+ 2012/01/26(木) 19:38:16.92 ID:D6yHNTcVO
貞子「…ダメだ…」ハァハァ

カヤコ「当たり前よ」

貞子「…くっ…今日はあいつに…何も作ってやれないのかよ…」

富江「……ソウカ…?」ボソッ

貞子「…なんだよ?」

ノブヒロ「男さん…もう帰ってきますね…」

カヤコ「分からない?あなたには、あなただけに出来る事があるでしょ?」

貞子「……?」

富江「……ニブイナ…」ボソッ

カヤコ「…今日はここまでよ…後は自分で考えてちょうだい」

72: 名も無き被検体774号+ 2012/01/26(木) 19:40:52.95 ID:D6yHNTcVO
貞子「…なんだよ…」

貞子「あたしだけに出来る事って何だよ…」

貞子「…やべえ…男が帰ってくる時間じゃん!?」

貞子「あたし何にもしてないっ!!」

貞子「どうしよう!?」

ガチャッ

貞子「……!?」

男「……」

貞子「……お…おう…あ…おか…えり…」

男「……」バタンッ

貞子「……」

男「……ただいま…」

貞子「!?…あ…の…」

男「……」

貞子「お…お…かえ…り…」

73: 名も無き被検体774号+ 2012/01/26(木) 19:42:20.87 ID:D6yHNTcVO
ガチャッ

男「……」シュポンッ

トクトクトクトク

グビグビグビグビグビグビ

貞子「おっ!?おいっ!?やめろよな!そんな飲み方はよ!!」

男「うるせーよ!!」

貞子「!?」ビクッ

男「もうやめてくれよ!」

貞子「……な…にが…?」

男「今日は従業員君がおかしくなって…途中記憶がないらしいんだ…」

男「またお前らだろ…?またお前らなんだろ!?」

貞子「それは…」

男「頼むからもうやめてくれよ…」グスッ

男「頼むから…殺すなら…俺以外には迷惑かけないでくれよ…」

貞子「……」

男「殺してもいいからさ…もう俺をみじめにさせないでくれ…頼む…」

74: 名も無き被検体774号+ 2012/01/26(木) 19:46:22.03 ID:D6yHNTcVO
四日目



カヤコ「だーかーら!!家庭用は違うの!!まずご飯をあっためてから卵を入れるのよ!!」

富江「……スパルタ…」ボソッ

ノブヒロ「…チャーハン一つで…すさまじい…」

貞子「おおっ!?ホントだっ!?パラパラだ!!」



カヤコ「違うっ!!マーガリンを塗ったパンを上に乗せて焼くのよっ!!」

貞子「おおぅっ!!こうすると下のパンにもっ!?」

ノブヒロ「トーストにも容赦がないっ…!?」

富江「……ナニガ?…」ボソッ

75: 名も無き被検体774号+ 2012/01/26(木) 19:49:06.13 ID:D6yHNTcVO
カヤコ「怒られたみたいね?」

貞子「…悪ぃーかよ…」?

富江「……カヤコ…」ボソッ

カヤコ「分かってるわよ、富江」

ノブヒロ「男のわたしから言わせてもらうと、みなさん余計なお世話ですよ」

富江「……ロリコンガ…」ボソッ

ノブヒロ「あーあ、そうですよ?自分はロリコンかも知れません」

富江「…ノブヒロ…?」ボソッ

ノブヒロ「ですがね?男ってのはね、みなさんが考えてるよりも、自分のプライドを持ってるんですよ」

ノブヒロ「女を取られたとか、邪魔されたとか…」

ノブヒロ「そんなんよりもね!!自分が相手に最期まで好きだと言えずに終わってしまう悔しさ!!」

ノブヒロ「あなたがた…分かりますか…?」

80: 名も無き被検体774号+ 2012/01/26(木) 21:48:51.18 ID:D6yHNTcVO
カヤコ「…そんなの…知らないわよ…」

ノブヒロ「でしょうね…」

貞子「だってよ…ダメなら仕方ねーだろ?」

ノブヒロ「それでは切り替えられないんですよ…男ってのは…」

ノブヒロ「一回好きになったら、キモいと思われる程好きなんです」

富江「……マジキモイ…」ボソッ

81: 名も無き被検体774号+ 2012/01/26(木) 21:50:08.89 ID:D6yHNTcVO
貞子「…よくわかんねえけどよ…」

カヤコ「まだやるの?」

貞子「うるせー!!」

富江「……」

貞子「ムカつく…」

カヤコ「あー…はいはい…」

貞子「幸せからどん底にしてやらないとよ…」

カヤコ「…じゃあ…早くやるわよ?」

貞子「…おう……」

富江「……バカ…」ボソッ

貞子「早くあいつ幸せにしてやろうぜ!!」

97: ◆M8UyLqebDI 2012/01/27(金) 19:30:28.75 ID:lW1RAKNcO
カヤコ「だーかーら、今日は、あたしは男君に振られて、店の女の子が好きだって言われた作戦で…」

貞子「だーかーら!!それが失敗なんだよ!!」

カヤコ「何がよ!?」

貞子「全部だよ!!」

カヤコ「じゃあどうしたらいいのよっ!?」

貞子「知らないよっ!!」

ノブヒロ「それよりも…料理の練習を…」

貞子「分かってるよ!!」

98: 名も無き被検体774号+ 2012/01/27(金) 19:32:31.37 ID:lW1RAKNcO
ガチャッ

貞子「お…おかえり…」

男「……」

貞子「…あ…のさ…」

男「……ん?」

貞子「サンドイッチ…作ってあんだ…」

男「……そうか…」

貞子「ハムサンドと…卵サンドなんだけど…」

男「……」

貞子「…あっ…!あのよ!迷惑だったら…捨てる…からさ…」

男「……」ドサッ

貞子「……だから…」

男「……」パクッ

99: 名も無き被検体774号+ 2012/01/27(金) 19:34:08.04 ID:lW1RAKNcO
貞子「……!?」

男「ん…うまい…」

貞子「~~っ!?」

男「後…何日だ…?」

貞子「なっ!?何が!?」

男「俺の寿命…」

貞子「えっ!あっ!今日入れて後二日…だけど…」

男「そうか…」パクッ

貞子「…なんだよ…」

男「…お前…料理出来たんだな…?」

貞子「あっ…あたしだってな!これくらいは出来るんだからな!!」

男「…はっ…」

貞子「…?」

男「あっはははは!」

100: 名も無き被検体774号+ 2012/01/27(金) 19:36:11.57 ID:lW1RAKNcO
貞子「どうしたんだよ…?」

男「いやな…もう、どうでもいいかなっ…てさ…」

貞子(くそ…富江の言った通りじゃねえか…)

男「もう…どうでもいいよ…好きにしてくれ…」

男「たかが女かも知れないけどさ…」

貞子(違う…)

男「何だろ?何かもうどうでもいいかな?って…」

貞子「違うだろ!?」

男「!?」

101: 名も無き被検体774号+ 2012/01/27(金) 19:43:23.83 ID:lW1RAKNcO
貞子「違う違う違う!!」

男「……」

貞子「お前はそんな、もうどうでもいいからで死ねる程強くない!!」

男「……でもさ…」

貞子「違う!!あたしが殺したいのはそんなお前じゃないんだよ!!」

貞子「幸せなお前なんだ!」

男「………」

貞子「そりゃ…邪魔しちゃったよ…」

貞子「…だけどさ…」

貞子「幸せにしたかったのは…ホントなんだよ…」

102: 名も無き被検体774号+ 2012/01/27(金) 19:48:23.54 ID:lW1RAKNcO
男「幸せに…か…」

貞子「そっ…そうだよ!」

男「さっきまでの俺の幸せって何かな?」

貞子「……」

男「分かんねえ?」

貞子「……」

男「女さんとご飯行って!デートして!!」

貞子「~っ!!」

男「それだけなんだよ!!それだけなんだよ!!」

貞子「……」

男「全部お前らに邪魔されてんだよ!!もう殺していいから…!!」

男「それまで俺の部屋から……頼むから…消えてくれよ……」

116: ◆M8UyLqebDI 2012/01/28(土) 11:24:48.19 ID:JhWADy6UO
 

富江「……チガウネ…」ボソッ

カヤコ「女子高生なら部屋に入れる変 とは違うもんねえ…」

ノブヒロ「呼んだ?」

富江「……ウルセーロリコン…」ボソッ

貞子「あいつは違う…

カヤコ「寝顔は可愛いのにねえ…」

貞子「あたし…変わるから…こいつに認めてもらうくらい…変わるから…」

富江「……フフッ…」

カヤコ「バカね…」

ノブヒロ「この人もう…」

カヤコ「ノブヒロ…黙ってなさい…」

ノブヒロ「……はい…」

117: 名も無き被検体774号+ 2012/01/28(土) 11:26:23.59 ID:JhWADy6UO
五日目



男「…むー…」

貞子「お…おはよう…」

男「…まだいたの?」

貞子「あ…あのさ…朝飯あるからさ…」

男「……」

貞子「ほら!鯵と、みそ汁だぜ!?」

男「……」ズズッ

貞子「……っ」

男「……ダシ入れた?」

貞子「えっ?」

男「……ダシ……入ってないだろ?」

118: 名も無き被検体774号+ 2012/01/28(土) 11:28:15.81 ID:JhWADy6UO
貞子「あ…」

男「…何で?」

貞子「……え?」

男「何でこんな事するの?」

貞子「あ…迷惑…か…?」

男「……迷惑…だな」ズズッ

貞子「……」

男「ん……マズイ…」ズズッ

貞子「あっ…あのさ…まずかったら…残してくれていいからな?」

男「……」ズズッ

119: 名も無き被検体774号+ 2012/01/28(土) 11:31:21.40 ID:JhWADy6UO
貞子「……」カチャカチャ

貞子(…全部食べた…)

貞子「そっ…そういやさ…そろそろ仕事の時間じゃねえか?」

男「…今日は休み…」

貞子「そっ…か…」カチャカチャ

男「……暇だな…」

貞子「えっ?」

男「…なあ?」

貞子「なっ!?…何…?」

男「ドライブでもするか?」

貞子「…………えっ?」

121: 名も無き被検体774号+ 2012/01/28(土) 12:32:29.20 ID:JhWADy6UO
貞子「あのさ…車持ってたんだな?」

男「ああ…店は近いからな、徒歩で充分…」

貞子(…ドライブ……ドライブだ!!)

カヤコ「あら?どうしたのかしら?」

貞子「カヤコ!?」

男「……」

カヤコ「あの…ごめんなさいね…男さん…」

富江「………サダコハナニモヤッテナイ…」ボソッ

ノブヒロ「…全部、わたし達三人がやった事なんです、男さん…」

貞子「みんな!?」

122: 名も無き被検体774号+ 2012/01/28(土) 12:34:14.39 ID:JhWADy6UO
男「……」

カヤコ「だから…って訳じゃないけど…貞子を許してあげてほしいの…」

富江「……ゴメン…」ボソッ

ノブヒロ「本当に申し訳ありません…」

貞子「ま…待ってよ!三人だけじゃないだろ!?」

カヤコ「いいのよ貞子」

貞子「よくねえよ!あたしが頼んだみたいなもんだったんだからよ!」

男「……はぁ…」

貞子「男?」

男「これからドライブ、五人乗れる、もういい…」

男「もういいから、適当に乗ってよ」

127: 名も無き被検体774号+ 2012/01/28(土) 20:01:57.71 ID:JhWADy6UO
カヤコ「何?何でこんなに進展してるの?」ボソッ

富江「……サァ?…」ボソボソッ

貞子「富江、ただでさえ聞き取れないから、更にボソッと言うのやめろ」ボソッ

ノブヒロ「でもまあよかったじゃないですか?ところで、席割は?」ボソッ

カヤコ「貞子は男さんの隣に決定ね」ボソッ

貞子「カヤコ!?」ボソッ

カヤコ「いーから」ボソッ

富江「……ノブヒロノトナリダケハシンデモイヤダ」ボソボソッ

カヤコ「死んでるわよ、あたしだって嫌よ?」ボソッ

ノブヒロ「泣くよ?」ボソッ

128: 名も無き被検体774号+ 2012/01/28(土) 20:04:38.58 ID:JhWADy6UO
男「まあうん、いい天気だ」

貞子「ドライブ日和だな」

男「ところでさ…?」

貞子「何?」

男「一人トランクにいるけど…大丈夫なの…?」

カヤコ「気にしないで」

富江「……オイテッテモヨカッタンダガナ…」ボソッ

ノブヒロ「あんまりだ」ニュッ

カヤコ「ノブヒロ!あんたシートをすり抜けて出て来ないでよね!」

ノブヒロ「息苦しいんですよ!!」

富江「……シテネーダロ…」ボソッ

ノブヒロ「気分的に!!」

129: 名も無き被検体774号+ 2012/01/28(土) 20:17:32.78 ID:JhWADy6UO
ノブヒロ「もう少しだけ出ますよ!?」ムニュ

富江「…………」

ノブヒロ「…あ?……」

富江「…………」

ノブヒロ「ちち違いますよ富江さん!」

富江「…………」

ノブヒロ「今のはほんのはずみで…!!」

富江「…………」

ノブヒロ「決してわざとお尻を触ったわけじゃ!!」

富江「………」プチンッ

カヤコ「避難してっ!!」

富江「てめえ何してくれてんだあああ!!ボケこらぁあああ!!」

ノブヒロ「ひいぃーあー!」
ガタンッガシャンドコッズドッゴキンッ

134: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:05:04.14 ID:nMi1mEwHO
富江「……イコウカ…」ボソッ

カヤコ「えらいコンパクトに梱包されたわね…」

貞子「…切れた富江…久しぶりに見た…」

男「……超不安…」

貞子「つかこれ、ドライブのくだりから、まだ出発してねーからな…」

カヤコ「と言うより、どこへ行くの?」

男「……寺巡り」

貞子「渋っ!?」

富江「……テラクライジャ……ジョウブツシネーヨ?……」ボソッ

男「…違うよ…昔から好きでね、お寺がさ」

貞子「まあいーじゃねえか!!行こうぜ!!」

カヤコ(あらまあ…はしゃいじゃって)

135: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:07:03.72 ID:nMi1mEwHO
貞子「いやー、たまには寺もいいもんだな?」

富江「……ケシキトカナ…」ボソッ

カヤコ「弱りに弱ったノブヒロが、危うく成仏しかけてたけどね」

富江「……チッ…シテネーノカヨ」ボソッ

貞子「次はどうする?」

男「そうだな…これで最後にしよう…次は…」

136: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:09:02.49 ID:nMi1mEwHO
貞子「おー!?見ろよ富江ー!!すげえぞ!!」

富江「……タシカニ…」ボソッ

カヤコ「今までよりも更に綺麗な景色ね」

ノブヒロ「いやー、心が洗われますね」

富江「……チッ…」ボソッ

男「ここはな、獨股山って言ってな、真言宗智山派の前山寺があるんだ」

富江「……ハジマッタ…」ボソッ

男「ここには、三重の塔に、未完成の完成の塔、ってのがあってな」

カヤコ「どっちだよ」

ノブヒロ「食い入るように聞いてるのは、貞子さんだけですね…」

男「くるみおはぎが絶品なんだよ」

富江「……マッテマシタ…」ボソッ

137: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:11:10.41 ID:nMi1mEwHO
男「こっちが本堂、あそこは自宅なんだ」

貞子「へー」

?「ぬああああー!!」

男「?」

ザザザザザッ!!

?「何とまがまがしい霊気じゃああああ!?」

カヤコ「…何よ?」

?「くあああ!?とんでもない悪霊が3.5人もおるではないかああっ!?」

富江「……0.5ハ…ゼッタイノブヒロダナ…」

?「祓いたまえ清めたまえ!フィアトフィアト!!」

富江「……エクソシストカヨ…」ボソッ

138: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:13:06.74 ID:nMi1mEwHO
ノブヒロ「この人…わたし達を祓おうとしてますよ?」

富江「……ヤルカ…」ボソッ

カヤコ「……任せて…」ザワッ

あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"

男「どうも、住職さん」

カヤコ「?」ピタッ

住職「おや?男君…?」

男「お久しぶりです」

住職「うむ、久しぶり…じゃなくってえ!?何この魔道に堕ちた霊をこんなに引き連れてぇっ!?」

男「いや…この四人は、そんなに悪い奴らじゃ…」

富江「……3.5ナ…プッ」ボソッ

住職「しかし…」

男「それより住職さん、おはぎ、五つ下さい」

富江「……4.5ナ…プッ」ボソッ

140: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:16:53.11 ID:nMi1mEwHO
 
貞子「うめーっ!!」

カヤコ「あらホントだわ」

富江「……ウマイ…」ボソッ

ノブヒロ「これは…」

男「な?うまいだろ?」

貞子「これちゃんと店出せばいいのにな?」

男「確かにな、でも、やっぱり町にある店より、ここが一番なんだよ」

貞子「そーだな」

カヤコ「でもこれ…ホントにおいしい」

貞子「なっ!なっ!?おかわりしていーか!?」

男「すいませーん、もう五つ下さーい」

富江「……4.5ナ…プッ」ボソッ

141: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:19:18.96 ID:nMi1mEwHO
貞子「あー、食った!」

カヤコ「貞子…6皿はさすがに食べ過ぎよ?」

ノブヒロ「まあでも、おいしかったですね」

富江「……ダナ…」ボソッ

男「よし…じゃあ今日はもう帰ろうか?」

貞子「えーっ!?」

カヤコ「貞子、ワガママ言わないの?」

貞子「ちぇー…」

男「あっ?住職さーん、ごちそうさまでしたー」

住職「……」チョイチョイ

男「ん?何だろ?みんな、先に行ってて」

貞子「ほーい」

142: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:22:26.80 ID:nMi1mEwHO
男「何です?住職さん?」

住職「うむ…ワシは男君が悪霊を3.5人、連れていると言ったな?」

男「?ええはい、多分、あの男性かと」

住職「いや違う、霊気としては、みんな同等の力があるじゃろう…」

男「はあ…」

住職「じゃが、あのTシャツの女の子だけは、悪霊として不完全なんじゃ」

男「貞子が?」

住職「うむ…元々不完全なのか…あるいは…」

男「……」

住職「悪霊ではなくなりつつ、あるのか…」

143: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:25:00.09 ID:nMi1mEwHO
貞子「何だった?」

男「ああ…お盆の催し物を手伝ってくれないか?…ってさ……」

貞子「ふうん」

男「それよりさ、今日は家でパーっとやんない?」

貞子「さんせー!」

カヤコ「あら?あたしたちもいいのかしら?」

男「もちろんさ」

富江「……ビールナ…」ボソッ

ノブヒロ「わたしはツナが四角くなって金色と銀色の包装紙に包まれたやつが食べたいです」

富江「……ウルセーロリコン…」ボソッ

144: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:27:07.57 ID:nMi1mEwHO
男「明日は副店長がいるから、夕方5時出勤なんだ」

貞子「マジか!?朝までやっちゃうか!?」

カヤコ「いいわねー」

ノブヒロ「お金は大丈夫なんですか?」

男「もう必要ないだろ」

ピタッ

貞子「……」

カヤコ「……」

富江「……」

ノブヒロ「……ツナ…」

145: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:29:03.06 ID:nMi1mEwHO
男「何だよ?そんな暗くなるなよな?」

貞子「でも…さ…」

カヤコ「うん…」

富江「……スマナイ…」ボソッ

ノブヒロ「……ツナ…」

男「いいんだよ…」

貞子「男…」



男「よし着いた、この店、酒が安いんだ、つまみも買って、隣の寿司屋でさらに…なんてどう?」

貞子「………そっ…」

カヤコ「?」

貞子「そうしよーぜ!?あたしイカ食いたい!!」

146: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:34:15.32 ID:nMi1mEwHO
カヤコ「貞子…?」

貞子「最期なんだ…最期くらい…何とか楽しませてやりたいんだ!!」

富江「……フン…」ボソッ

ノブヒロ「貞子さん、乗りましたよ」

貞子「みんな…」

カヤコ「はぁー…仕方ないわね…」

貞子「カヤコ…」

カヤコ「じゃあ今日は、散々飲ませていただきますからね?」

貞子「そう来なきゃ!!」

147: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:35:34.02 ID:nMi1mEwHO
飲みに飲んで

六日目



男「……ん…?」

男「もう3時か…」

男「あれ?みんなは?」

男「この散らかりっぷり…夢じゃないよな…?」

男「あー…頭いて…」

男「……ん?…」

男「…………」

男「……」ズズッ

男「……うん…」

男「ちゃんとダシ入ってる」

148: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:37:32.69 ID:nMi1mEwHO
男「ざーす」

従業員「ざーす」

女「おはようございます…」

男「?」

男「どうしたの?」

女「~~っ」ポロポロッ

男「ええっ!?」

女「店長~!!」ダキッ

男「どうしたの!?いったん事務所行こう!?」

149: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:38:51.61 ID:nMi1mEwHO
女「あたしもう従業員2さんと仕事したくないです…」

男「どうしたの?」

女「グスッ…先日…従業員2さんに…お好み焼き屋に連れてってもらった後…」

男「……うん…」

女「…うっ…ふええー!」

男「……」

女「あたし…やっぱり…店長が一番…」

?「ふざけんなよな!!」

150: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:40:48.81 ID:nMi1mEwHO
男「!?」

女「何っ!?」

?「てめえで勝手にくら替えしといて!!」

女「どっから声出てるのよっ!?」

?「厚かましいにもほどがあるんだよ!!」ゾッ

女「ひっ!?」

カヤコ「最初から認めればよかったのに…」ゾゾ

女「ひいっ!?」

富江「……ノロウゾ…?」ボソッ

女「ひあっ!?」

ノブヒロ「若くありませんねえ?」ズゾゾ

女「きいーやあああー!?」

男「やり過ぎだろ」

151: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:42:10.94 ID:nMi1mEwHO
ペシペシ

男「あー…起きないわ…」

貞子「いいんだよ!!」

富江「……コンナヤツ…」ボソッ

カヤコ「たぶん、誰でもいいんでしょ?」

ノブヒロ「わたしは圏外ですけどね」

富江「……ウルセーロリコン…」ボソッ

貞子「…でも…やっちまったな…

カヤコ「そうね…もう隠せないわね…」

男「ま、いいだろ」

貞子「男…?」

男「こうなったら…」

貞子「…何だよ?」

男「やるだけ…やっちまおうか?」

152: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:43:54.92 ID:nMi1mEwHO
キャー!ワーッ!

貞子「砂肝お待ち」ニュルンッ

お客「ギャーッ!?」

富江「……ビール…」ボソッ

お客「ふあー!?」

カヤコ「シーザーサラダ、待たせたわね」スルンッ

お客「あーむあー!?」

ノブヒロ「オレンジジュースお待たせ…」

お客「あんたうちの子をいやらしい目で見ないでよねっ!?」バシーンッ

ノブヒロ「ふぐあっ!?」

男「最期だ最期だー!!」

貞子「男!!」

男「楽しい…な?」

貞子「……ああ…!」

153: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:46:43.17 ID:nMi1mEwHO
最終日



男「楽しかったぜ?」

貞子「……うん…」

カヤコ「貞子…」

男「しんみりすんなよ」

貞子「男…」

カヤコ「あの…男さ…ん」

富江「……カヤコ…」ボソッ

カヤコ「分かったわよ…」

貞子「…男…」

男「…ああ…」

貞子「……すまない…」

男「ああ…」

男「事故でも病気でもなくさ…お前になら…」

貞子「……やめろよ…」

154: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:48:36.43 ID:nMi1mEwHO
カヤコ「……貞子…」

富江「……サダコ…」ボソッ

ノブヒロ「貞子さん…」

貞子「………」

カヤコ「これはルールよ…呪い殺しなさい…」

貞子「……あたしさ…」

貞子「もし…生きてたら…」

カヤコ「貞子、もしも、の話なんてやめなさい…」

貞子「…だってさ…やっと味噌汁作れたんだ…」

156: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:50:15.79 ID:nMi1mEwHO
男「…うまかったぞ…」

貞子「!?」

男「卵焼きも甘すぎなくてうまかった…」

貞子「……」

男「鯵は焼きすぎかな?」

貞子「……う…」

男「新しいシャンプー、よかっただろ?

貞子「……ううっ…」ポロッ

男「ポンスケ、たくさんあるから、持ってけよ?」

貞子「…やめろよ」ポロッ

男「楽しかったぞ…」

貞子「やめろよ!」グスッ

157: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:53:15.78 ID:nMi1mEwHO
男「……貞子…」

貞子「やめてよ…」

男「……いいから…」

カヤコ「貞子…」

貞子「……呪うぞ…」

富江「……サダコ…」

貞子「あたしの運命…」

ノブヒロ「貞子さん…」

貞子「……好きな男を殺さなくちゃいけない運命…」

男「……貞子…」

貞子「呪ってやる!!」

男「貞子…」

男「俺も…」

………ズンッ

158: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:55:30.38 ID:nMi1mEwHO
とんだ落ちこぼれね?

シロウトダカラナ…

でもあの人らしいですね

はーあ…でもまさかあそこで悪霊じゃなくなるなんてね?

バカダカラナ…

しかし…これでわたし達とは代わっちゃいましたね…

そうね…でも…

ソウダナ…

友達…ですよね…

159: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 05:57:24.87 ID:nMi1mEwHO
?「いやー!でもさ!?トリックは何なの!?」

?「トリックなんて、一切ないっすよ?」

?「トリックないのに!ここまでやれたの!?」

?「トリックあったら、ここまでやれないっすよ」

?「まあいいかー!」

?「これからも!心霊居酒屋!!繁盛させてね」



男「………」

男「そうしますよ」

男「ずっと…」

男「なっ?」




貞子「あったりめーよ!」



おしまい

175: 外伝 2012/01/29(日) 17:32:56.95 ID:nMi1mEwHO
みつこ「お兄ちゃんてロリコン?」

男「……いや…」

みつこ「なら何で、お兄ちゃんはこんな著しくこ汚いモノをあたしの目の前に晒してるの?」

男「うん…何かね…シャワー浴びてたらね…お湯が止まらなくなってね…」

みつこ「うん」

男「どうしようかな?って考えてたら、いきなり君が現れたんだよ…」

みつこ「ふーん、あ、後さあ、お兄ちゃんて、もしかしてチンピラ?」

男「…いや…違うよ…?」

みつこ「嘘だー?だってお兄ちゃんのチンはピラピラして…」

男「それ以上は言っちゃらめええぇえ!!」

176: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:34:15.59 ID:nMi1mEwHO
貞子「男!?どうした!?」
ガチャッ

貞子「!?」

男「あ…いや…なんか…」

貞子「変 !!」バタンッ

男「聞けよ、人の話…いや…この場合マジで…」

177: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:35:52.17 ID:nMi1mEwHO
みつこ「はい、富江ちゃんから誘われて来ました」

貞子「富江に?」

みつこ「はい、何でもノブヒロさんに紹介するとかなんとか」

男「うわあ…」

貞子「あ、あの約束生きてたんだ…」

男「でもホントに見た目子供だよ…ノブヒロさんて……」

貞子「ノブヒロさんは真正のアレだからなあ…」

男「アレかあ…」

みつこ「わたしは構いませんよ?もしそこに愛があれば、歳の差なんて」

男・貞子「ないと思う」

178: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:37:56.70 ID:nMi1mEwHO
富江「……ノブヒロ…」ボソッ

ノブヒロ「おや?これはご機嫌麗しゅう、富江さんじゃありませんか」

富江「……ヤクソク…ミツコチャン…」

ノブヒロ「みつこちゃん?」

富江「……アノヘンタイコウイノクダリノアレ…」ボソッ

ノブヒロ「……ああ!!マジですか!?」

富江「……ヤクソク…」ボソッ

179: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:38:57.15 ID:nMi1mEwHO
カヤコ「まずいわ…」

トシオ「どうしたんですか、お母さん?」

カヤコ「ああ、トシオは気にしなくていいわ」

トシオ「また貞子さんと何かあったんですか?」

カヤコ「貞子とは何もないわよ、ただ…」

トシオ「ただ?」

カヤコ「みつこちゃんとノブヒロが…」

トシオ「そこ聞いただけで何かヤバいですね」

180: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:40:05.19 ID:nMi1mEwHO
カコーン



富江「……ホンジツハオヒガラモヨク…」ボソッ

みつこ「えっ?」

貞子「聞こえねーよ…」

男「展開早くね?」

貞子「まあ…何かお見合いみたいになってんな…」

みつこ「まあいいわ、あなたがノブヒロさんね」

ノブヒロ「………」

男「何でノブヒロさんすでに満身創痍なの?」

貞子「さあ?」

181: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:41:04.31 ID:nMi1mEwHO
富江「……ホンジツハオヒガラモヨク…」ボソッ

男「デジャヴュ?」

貞子「何事もなかったかの様に仕切り直してるな…」

みつこ「改めて…はじめまして、みつこです」

ノブヒロ「……あ…」

男「あ、吹き返した」

貞子「さすがアレ…」

183: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:42:53.16 ID:nMi1mEwHO
カヤコ「……」プルルルル…

男「お?」ピリリリリ…

男「すんません、ちょっと外します」

貞子「あたしも」

男「カヤコさんからだ」

貞子「マジか!?貸せ!」

ピッ

貞子「カヤコか!?」

カヤコ「あれ!?貞子!?まあいいわ、そのお見合い、妨害…し……て……」

貞子「カヤコ?おいカヤコ!?」

ッツーッ…ツーッ…ツーッ

貞子「カヤコ…」

184: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:44:05.69 ID:nMi1mEwHO
男「何だって?」

貞子「分かんない、でも何か妨害しろって…」

男「カヤコさんが…よし…妨害しよう…」

貞子「お見合いを!?」

男「いやお見合いじゃねーし…」

貞子「でも…何だか気乗りしねーな…」

男「いいから、何だか…そうした方がいい…」

貞子「しゃーねーな…」

185: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:45:10.81 ID:nMi1mEwHO
みつこ「ノブヒロさんはあたしのどこが気に入ったんですか?」

ノブヒロ「若い所です!」

富江「……ロリコンメ…」ボソッ

みつこ「じゃああたしがおばさんだったら気に入らないんですかあ?」

ノブヒロ「えっ?」

みつこ「このままお付き合いして、あたしがおばさんになったら嫌いになるんですかあ?」

ノブヒロ「それは…」

186: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:47:10.83 ID:nMi1mEwHO
富江「……ジャア…アトハワカイヒトタチニマカセテ…」ボソッ

貞子「足して二で割ったら普通にいい年…」

男「しっ!」

富江「……イクゾ…」ボソッ

貞子「……うん…」



ノブヒロ「えー…と…」

みつこ「さて、邪魔物はいなくなりましたね」ニコッ

187: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:48:25.90 ID:nMi1mEwHO
みつこ「単刀直入に言いますね」ニコッ

ノブヒロ「はい…」

みつこ「あたし、見た目は子供だけど、中身は大人なんですよ」

ノブヒロ「はあ…」

みつこ「まあコ〇ナンみたいな感じですね」

ノブヒロ「いや、〇の位置おかしいですよ」

みつこ「もっとわかりやすく言うとエスター〇みたいな感じかな?」

ノブヒロ「〇の位置おかしい上に何かのボスになりそうですね」

188: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:50:36.60 ID:nMi1mEwHO
ノブヒロ「あの…つまり…どういう事ですか…?」

みつこ「つまりは」ニコッ

ノブヒロ「はい…」

ニコッ



みつこ「ロリコンキモい死ねよマジ何階段上がって来るって下がれよエクソシストやカヤコちゃんみたいに捻りがないんだよお前はうおおーじゃねえよそこだけボリューム下げないとうるせえんだよ耳袋って何て読むんだよこのやろう」



ノブヒロ「…………」

みつこ「……なんて事は言いませんが、わたし達、多分うまく行かないと思いますわ」

ノブヒロ「………………」

みつこ「では…残念ですが、今日はこれで」

パタンッ

ノブヒロ「…………………」

189: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:52:17.32 ID:nMi1mEwHO
みつこ「じゃあね、富江ちゃん」

富江「……ミツコ…?」ボソッ

みつこ「あの人、今なぜかボロ雑巾みたいになってるわよ?」

富江「……マタトンデモナクノノシッタンダロ…」ボソッ

みつこ「さてね?まあ…悪くはないんだけどね、わたし、オジさん好きだし」

富江「……」

みつこ「ま、親友の好きな男を取る真似なんてしませんよ」

富江「……ミツコ…」ボソッ

ザアアッ

みつこ「じゃあね富江ちゃん、もし今度会った時、進展してなかったら…」

ザザザザアアッ

みつこ「あのオジさん、永久に仄暗い水の底から…出してあげないわよ…」

ピチョンッ

富江「………」

190: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:54:55.33 ID:nMi1mEwHO
富江「……ノブヒロ…」ボソッ

ノブヒロ「………………」

富江「……オイ…」ボソッ

ノブヒロ「…………………」

富江「…………」

富江「おいっ!!」

ノブヒロ「!?」ビクッ

ノブヒロ「と……富江……さん……?」

富江「……フン…」ボソッ

富江「……イクゾ…」ボソッ

ノブヒロ「ううう~富江さぁん~」ボロボロッ

富江「………マッタク…」ボソッ

富江「……コンナヤツノ…」ボソッ

ノブヒロ「うええ~…」

富江「………ドコガイインダカ…」ボソッ

191: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:56:01.46 ID:nMi1mEwHO
カヤコ「さあ行くわよトシオ!!スティンガーとジャベリンは持った!?」

トシオ「でもお母さん、これ赤外線の…」

カヤコ「大丈夫!変 感知にしてあるから!」

トシオ(じゃあ下手するとお母さんもロックオンされそうだなあ…)

カヤコ「何か言った!?」

192: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:57:59.49 ID:nMi1mEwHO
貞子「あれ!?富江!?」

男「どうなったの?」

富江「……シッパイ…」ボソッ

貞子「なあんだ、じゃあ妨害する必要もなかったな」

男「でも何でカヤコさんは妨害を?」

チョイチョイ

貞子「ほら、あれ見ろよ」

男「?」

ノブヒロ「うええ~富江さん~一生着いて行きます~」

富江「……メイワクダナ…」ボソッ

ノブヒロ「ツナ~」

富江「……ホラ…イクゾ…」ボソッ

男「……ああ…」

貞子「なっ?」

男「そう言う事ね」

193: 名も無き被検体774号+ 2012/01/29(日) 17:58:56.56 ID:nMi1mEwHO
カヤコ「とーみえー!今行くからねー!」

トシオ「で?お母さん、みんなはどこに?」

カヤコ「知らないわよ!!」

トシオ「うわあ…」

カヤコ「とーみえー!」




おしまい