1: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 10:57:08.94 ID:Rbh2jDDi0
モバP「一番になるって言っただろ!?」

茜「そうです! 日本一のアイドルになるために頑張っているんです!」

モバP「世界行きたくないのか!!」

茜「世界……! 行きたいです! ゆくゆくは、世界一のアイドルになりたいです!」

茜「でも、今の私がそんなアイドルになれるんでしょうか……」

モバP「どうしてそこでやめるんだ、そこで!!」

茜「!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408759018

引用元: モバP「日本一になるって言っただろ? お前昔を思い出せよ!」 



4: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:01:22.67 ID:Rbh2jDDi0
モバP「人生思うようにいかないことばかりだ!」

モバP「でも、そこで頑張れば、必ずチャンスが来る!」

茜「……そうですね! そう、ボンバーです! 元気とボンバーがあれば何でもできる!」

モバP「だからこそ、もっと!」

茜「はい!」

モバP「熱くなれよおおおおおおおおおおおお!!」

茜「ボンバーーーーーーーーーーーー!!」

幸子「うるさいですよ! ちょっと!」

6: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:06:16.76 ID:Rbh2jDDi0
モバP「世間はさぁ……冷てぇよなぁ……」

茜「あぁっ、幸子ちゃん! プロデューサーがショック受けちゃったじゃないですか!」

幸子「だって、うるさいですし」

モバP「わかるわかる」

モバP「ストレス溜まってんだろ?」

幸子「そりゃあ、近場で二人が絶叫していればストレスくらい溜まりますよ! 事務所の中でくらい静かにしてください!」

7: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:07:36.93 ID:Rbh2jDDi0
モバP「声を出すって気持ちいいよね?」

茜「大声で、こうドカーンって感じになると、スッキリするんですよね!!」

モバP「そう! 出しちゃえ出しちゃえ!」

幸子「嫌ですよ、ボクそういう体育会系じゃないので」

茜「声を出す以外に発散できるんですか?」

幸子「もちろんです!」

8: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:09:33.19 ID:Rbh2jDDi0
幸子「前に言いませんでしたっけ? ノートの清書が趣味だって」

モバP「シャーペンは何使ってるの?」

幸子「え? ちょっと待ってください、今ポケットの中に……これですけど」

モバP「あっ! uniの……クルトガだね?」

モバP「クルトガは、書く度に芯がクルッて回るから、芯がいつも尖った状態なの」

モバP「細かい文字が続くから、ノートもスッキリ!」

幸子「ふふっ、さすがPさんですね! ボクのプロデューサーなだけあってよくわかっているじゃないですか!」

9: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:11:23.66 ID:Rbh2jDDi0
幸子「隣にノートを置いて、清書用のノートにゆっくりと内容を写すと、不思議と心が落ち着くんですよ」

茜「へぇー……叫ぶのが『動』なら、幸子ちゃんのは『静』の発散法ですね!」

幸子「まぁ、そこはカワイイこのボクですからね!」

モバP「ライアーライアー!」

幸子「な、なんですか」

モバP「君にもあるよ。パッションあるよ!」

幸子「パッション?」

モバP「情熱だよ~」

10: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:12:59.17 ID:Rbh2jDDi0
茜「もしかして……幸子ちゃんも『動』の発散法が向いていると!?」

幸子「えー……」

モバP「わかるだろ? この体からあふれる、熱い思いだよ!」

幸子「泣いたり叫んだりしてスッキリするっていうのはわかりますけど、毎度それをやるかって言われると……」

モバP「本気になれば、自分が変わる!」

幸子「ボクは今のままで充分です」

11: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:17:15.74 ID:Rbh2jDDi0
茜「今のまま!? ダメですよ幸子ちゃん!」

茜「たしかに、私達はCDデビューだってしています。けど! それじゃあダメなんです!」

茜「みんなに愛されるアイドルになるには、もっともっと頑張らないと!」

モバP「海見てみろよ!」

モバP「いつも変わってく、新しくなってんだよ!」

茜「高みを目指して、学び、変わりましょう!」

幸子「ボ、ボクはボクのペースで変わるので大丈夫です!」

12: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:19:29.66 ID:Rbh2jDDi0
茜「あ、海っていえば!」

モバP「ん!?」

茜「幸子ちゃん、泳ぎがあまりうまくないって聞きました!」

幸子「なっ! ど、どこでそれを……」

茜「プロデューサー!!」

幸子「いやいや、泳げないってわりと恥ずかしいんですから、あまり広めないでくださいよ」

モバP「くよくよすんなよ」

幸子「しょうがないですね。ボクはカワイイので、その噂を広めたPさんのことは特別に許してあげますから。ふふーん♪」

13: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:22:05.05 ID:Rbh2jDDi0
茜「変わりましょう!」

幸子「は?」

茜「一緒に特訓しましょう! 暑いですし、海に行って泳ぎの特訓をしましょう!」

モバP「そうだ!」

幸子「そんな急に泳げるようになりたいわけじゃないんですけど」

モバP「ぬるま湯なんかに浸かってんじゃねえよ!」

モバP「本気になれば、すべてが変わる!」

幸子「日本一のアイドルになるのに泳ぎが必要なんですかね?」

14: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:24:38.15 ID:Rbh2jDDi0
幸子「あ、わかりましたよ? Pさんはボク達の水着が見たいんですね?」

幸子「ふふーん♪ そうですよね、茜さんのナイスバディーに、ボクのセクシーさ。これは見たがっちゃいますよねー」

モバP「あはぁーん」

モバP「正直に言う……俺も水着が好きだ!」

茜「ふえっ!?」

幸子「そ、そんなにですか? ですよね、セクシーですもんね! ボクは罪深いなぁ!」

幸子(ここまでストレートに言ってくるとは思わなかった……ちょっと恥ずかしいかも……)

15: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:26:47.12 ID:Rbh2jDDi0
モバP「水泳……スイミングの良さって知っているか?」

モバP「水泳は、泳ぎながら自分の体をマッサージしてくる唯一のスポーツだよ」

茜「泳げるようになると、疲れますけど楽しいんですよね!」

モバP「わかるわかる」

モバP「スイミング……睡眠ぐぅ……って言うんだよ!」

幸子「そのギャグ言いたかっただけですよね?」

16: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:29:50.72 ID:Rbh2jDDi0
モバP「スイミングっていうのは意味が二つあるんだ」

モバP「泳ぐってことと泳ぐと疲れる……」

モバP「すると“睡眠ing”になるんだよ!!」

茜「本当だ! プロデューサーさんすごいです!」

幸子「どこがすごいのかわからないんですが……」

モバP「今日からみんなで、スイミング!!」

17: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:32:19.28 ID:Rbh2jDDi0
茜「幸子ちゃん! 私は今すっごい泳ぎたいです! やる気が満々です!」

モバP「俺もそうだぞ!」

幸子「はぁ……最近暑いですし、良いですよ別に」

幸子「その代わりに、カワイイこのボクが泳げるようになるまで、Pさんに付きっ切りで教えてもらわないといけませんね!」

モバP「大丈夫、どうにかなるって!」

モバP「Don't worry. Be happy.」

18: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:36:56.05 ID:Rbh2jDDi0
海水浴場


茜「海だーーーーーーーーーーーー!!!!」

モバP「静かだああああああああああああ!!!!」

幸子「うるさいんですよ!」

幸子「なんでまた人のいるところで叫ぶんですか! みんな見てますよ!」

モバP「焦らない焦らない」

21: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:41:02.21 ID:Rbh2jDDi0
茜「プロデューサー、これどうですかね? この水着!!」

モバP「おぉ~」

モバP「すごいんだ、ポヨーンだ」

茜「も、もう! どこ見ているんですか! えへへ……♪」

幸子「ふ……ふふーん! たしかに茜さんには負けますけど、かわいさではボクの方が上ですからね! ねぇ、Pさん?」

モバP「成長していますか?」

幸子「どこ見て言っているんですかそれは!!」

22: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:45:36.10 ID:Rbh2jDDi0
モバP「ミズノ、クリエーション! 今変ってるんです。スポーツだけじゃないんですよ」

モバP「もうファッション界のリーダーになりつつあるミズノでございます」

モバP「すばらしいですね~」

幸子「そうそう、ちゃんと見るべきところを見ているじゃないですか。まぁ、スクール水着ですけど」

茜「私はブランドとか気にしないで、とりあえず可愛ければ買っています!」

幸子「似合っていればそれで良いんですよ。茜さんはその水着似合ってますよ」

モバP「ゲキヤバでぇ~、すっげーイイカンジでぇ~」

茜「本当ですか? ありがとうございます!」

26: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:54:51.32 ID:Rbh2jDDi0
幸子「ボク的には一番アピールした部分はここですね。胸のここ」

モバP「崖っぷち!」

幸子「そうじゃなくて!!」

茜「あっ、ゼッケンですね!」

幸子「はい! どうですかこれ! この『幸子』の文字!」

幸子「ボクの手書きですよ。カワイイだけじゃなくてステキな文字も書けます。ボクってどこまでも万能ですよね~」

モバP「馬耳東風っていうのはね、人の言うことに全く耳を貸さず聞き流しちゃうことだよ」

幸子「いや聞いてくださいよ!」

27: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:57:11.71 ID:Rbh2jDDi0
茜「それでは、軽く準備運動をして海に入りましょう!」

幸子「準備運動って何なんでしょうね。そんなに重要なんですかこれ」

モバP「ルール守ってるか? 注意守ってるか?」

モバP「自分に返ってきちゃうのよ結局は!」

茜「そうですよ! 体をやわらかくしておかないと、間違いなくバタ足した時に足がつりますよ!!」

幸子「わかりましたよ。二人ともどうしてそこまで無駄に熱いんですか……」

28: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 11:59:54.39 ID:Rbh2jDDi0
茜「うーーーーーーーーーーーー! 我慢できません! プロデューサー、幸子ちゃん、ちょっと10kmほど泳いできます!!」

幸子「はい!? 10km!?」

茜「10kmくらい余裕です!」

モバP「何十kmも遠いところ歩けって言ってるわけじゃない!」

幸子「なるほど……いやいやいやいや!」

茜「パパっと泳いで来ますから、あとお願いします! ボンバーーーーーーーーーーーー!!」

幸子「行っちゃいましたね……」

29: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:03:06.76 ID:Rbh2jDDi0
幸子「ふー、茜さんが遠泳に行ってしまったので、ボクとPさんの二人だけになってしまいました」

幸子「カワイイボクとマンツーマンで泳げるなんて、本当にPさんは幸せ者ですね!」

幸子「でもボクの可愛さに免じて、少しくらいはやさしい練習内容にしても構わないんですよ!」

モバP「厳しくします」

幸子「えっ」

モバP「俺は本気だよ」

30: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:04:37.47 ID:Rbh2jDDi0
幸子「で、まず最初にバタ足の練習をすれば良いんですね?」

モバP「まずはウォーミングアーーーーップってことでしょ!」

幸子「バタ足くらい余裕ですね!」

モバP「不安でいっぱいなんじゃねえか?」

幸子「な、何を言っているんですか。このボクですよ? 当然、何でもできますよ!」

モバP「できるよできるよ」

幸子「ふふーん! ボクは輿水幸子ですからね、見ていてください!」

31: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:06:26.28 ID:Rbh2jDDi0
幸子「はぁ……はぁ……」

幸子「バタ足練習も……やり続けるとなかなか……疲れて……」

幸子「Pさん休憩しましょう! ね!」

モバP「気持ちの問題です気持ちの!」

幸子「実際に疲れているんです!」

モバP「積極的にポジティブにがんばれがんばれ!」

幸子「せ……精神論で泳ぎがうまくなるわけが……」

32: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:09:36.25 ID:Rbh2jDDi0
幸子(はっ! よく考えたら、バタ足に夢中で気付かなかったけど、Pさんの手をしっかり握っている!)

幸子(ど、どうしよう。意識したら急に恥ずかしくなってきた!)

幸子(でも……)

幸子(Pさんの手……大きくて温かいな……)

モバP「ひとつのところに集中でしょ!」

幸子「へあっ!? ふ、ふふーん! ボクは一生懸命に取り組んでいるつもりですよ!」

モバP「挑戦! チャレンジ! いいねぇ!!」

幸子「あっ」

33: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:11:39.65 ID:Rbh2jDDi0
幸子「ぜぇ……はぁ……う、ウォーミングアップで、ここまでやりますか普通……」

モバP「いやぁ、申し訳ない」

幸子「初心者なんですから、もう少しペース配分考えてください!」

モバP「何の意味も無いよね~」

幸子「こんなので泳ぎがうまくなるんでしょうか……」

モバP「すべての汗っていうのは、勝利に通じて行くんだぜ!」

幸子「泳げれば良いんですよ。何に勝つんですか」

モバP「考えているだけじゃ何も変わらないんだよ!?」

幸子「わかりましたから……もうちょっと休ませてください……」

34: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:13:53.60 ID:Rbh2jDDi0
茜「ふいーーーーーーーーーーーー! スッキリしました!」

幸子「あぁ、お疲れ様です……」

茜「途中から何kmくらい泳いだのかわからなくなっちゃったので、代わりにさっき砂浜を走ってきました!」

幸子「どれだけ体力あるんですか!?」

モバP「汗かくっていいよな!」

茜「はい! 海水浴は最高ですね!」

幸子「こんなに全力で海を楽しんでいる人、ボク初めて見ました」

35: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:17:02.98 ID:Rbh2jDDi0
茜「幸子ちゃんのほうはどうでしたか!?」

幸子「Pさんが本気出し過ぎてヘトヘトです」

茜「もう、プロデューサー! 幸子ちゃんは初心者なんですからゆっくり教えてあげないと!」

モバP「本気! 本気本気本気本気本気本気本気本気本気本気……基本!!」

モバP「ほら、本気が生きる基本なんだよ!」

モバP「僕はスーパーヴァームで、本気で運動する人を本気で応援していきます!」

茜「気持ちはわかりますけど、今回は幸子ちゃんのペースに合わせないと!」

36: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:19:42.93 ID:Rbh2jDDi0
幸子「あれだけやってウォーミングアップですから、本番がどうなることか……」

茜「でも、プロデューサーが一生懸命教えてくれたなら、間違いなく上達します!」

モバP「みんなから、うまくなったね~って言われますよ」

幸子「バタ足が?」

モバP「はっきり言いましょう! テニスだってそうですよ! どんな色んなグリップ世界中にいるんです。でも入ればオッケーなわけ!」

モバP「でも、基本だけは大切にしましょう!」

モバP「僕は、正しい基本の中に個性が生まれてくると思っています」

茜「そうですね! スポーツにおいて基本は何よりも大事ですよね!」

37: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:23:26.39 ID:Rbh2jDDi0
茜「それにしても、全力ボンバーで泳いだからお腹がすいて……あっ!」

モバP「うわぁ、良い香りがしてきた~……」

幸子「あそこの海の家からみたいですね。ニオイを嗅いだら、なんかボクもお腹が……」

茜「時間もそろそろお昼ですねプロデューサー!」

モバP「さあ行こう!」

茜「はい!」

幸子「ふふん! ボクのお腹が鳴る前に察してくれるとは……あ、ちょっと二人とも! 走って行くほどお腹減ってるんですか!?」

38: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:25:45.98 ID:Rbh2jDDi0
幸子「何にしましょうか」

茜「私は……」

モバP「俺はメロンパン!」

幸子「海の家にそんなの無いですよ!」

茜「じゃあ私はカレーパン!」

モバP「俺もカレーパンにしよ!」

幸子「海の家ですよ!?」

モバP「一人だけあんぱんだって良いじゃねえかよ!」

幸子「あんぱんもここには無いんです!」

39: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:27:41.40 ID:Rbh2jDDi0
モバP「うわぁ、すごい!」

モバP「まっすぐに……伸びた麺……!」

幸子「縮れてますけど」

茜「焼きそばですからね!」

モバP「食わせていただくぜ!」

40: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:31:16.05 ID:Rbh2jDDi0
茜「プロデューサーが海鮮焼きそば! 私がスイカとおにぎり!」

幸子「そしてボクがカレーです!!」

モバP「果物で一番好きなのはスイカ!」

茜「あ、プロデューサーも一口食べますか?」

モバP「かぶりついても大丈夫なの?」

幸子「分けてもらうなら少しくらい遠慮しないと、大人げないですよ」

幸子「あれ? そういえばスイカって果物? 野菜だったような……」

茜「どっちでも大丈夫です! おいしいですから!」

41: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:33:51.72 ID:Rbh2jDDi0
茜「幸子ちゃんのカレーもおいしそうですね!!」

幸子「レジャーな場で食べるカレーは本当においしいですからね!」

幸子「カレーを食べるボク……今最高に輝いていますね!」

モバP「このホタテ、一つに対して男性一日に必要なタウリンすべて入ってるんだよ!」

幸子「Pさんはそんなに海鮮焼きそば好きなんですか……」

茜「具だくさんですもんね!」

モバP「いっぱい入ってます!!」

42: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:37:26.15 ID:Rbh2jDDi0
幸子「茜さんはそれだけで大丈夫なんですか? 運動量から考えると、ちょっと足りないような……」

茜「大丈夫! お米の力で元気いっぱいになりますから!」

茜「それに、ほら……」

幸子「?」

茜「プロデューサーの前で、ガツガツと食べちゃうのは、その……ちょっとはしたないかなぁって」

モバP「何言ってんですかぁ!?」

茜「!」

幸子「!?」

43: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:40:31.86 ID:Rbh2jDDi0
モバP「強い心を持つ。そのためには心の根……しっかりとした根っこを作り上げることだ!」

モバP「もっと堂々としろよお前!」

モバP「自分らしさを感じられるよ?」

モバP「だったら!」

モバP「お米食べろ!!」

茜「プロデューサー……! はい! すいません、おにぎりあと五つ追加します!」

幸子(どういう励ましなんだろう今の……)

44: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:43:18.51 ID:Rbh2jDDi0
モバP「いやぁ~昼間っからビール飲みたいなぁ~」

茜「あれ、プロデューサーいつの間にお酒追加していたんですか!?」

幸子「泳ぐのにお酒飲むのはマズイんじゃ……」

モバP「……と思っているあなた」

モバP「カロリーゼロの、ノンアルコール! ノンアルコールだから、運転する時でも、スポーツのあとでも楽しめる!」

45: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:46:16.12 ID:Rbh2jDDi0
モバP「たくさん運動した後は、たくさん食べたいよね! そして、飲みたいよね! 大丈夫!」

モバP「カロリーゼロのノンアルコールビール、アサヒダブルゼロ! お昼休みにだって大丈夫!」

茜「ところで、ノンアルコールビールって私たちが飲んでも大丈夫なんでしょうか?」

幸子「仮に大丈夫でも、未成年アイドルが海でビールはちょっと印象的にダメだと思います」

茜「ですね!!」

モバP「はぁ~~~~~~」

モバP「のどごし! パラダイス!」


no title


46: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:49:49.61 ID:Rbh2jDDi0
茜「栄養も水分も取って、100%全力全開です!!」

茜「みなぎってきました! 幸子ちゃん、午前にプロデューサーからレッスン受けたから、午後からは私とやりましょう!」

幸子「あ、茜さんとですか……」

幸子(こ、これはヤバイ……茜さんの熱血水泳指導を受けたら、体が持たない!)

幸子「ボ、ボクは多少本気でもPさんのレッスンのほうが」

モバP「はい、お願いします」

幸子「んなーーーー!!!」

49: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:51:59.73 ID:Rbh2jDDi0
幸子「ボクと付きっ切りでやってくれるって言ったじゃないですかー!」

モバP「これから香川行って、うどん行かなきゃいけないのうどん」

幸子「今お昼ごはん食べたでしょう! 何でうどんなんですか!」

モバP「エネルギーだオラ!」

茜「さぁ! 幸子ちゃん行きましょう! ボンバーーーーーー!!!」

幸子「あああぁぁぁぁ~~……」

モバP「フレーフレー、あ・な・た!」

50: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:54:33.89 ID:Rbh2jDDi0
茜「簡単な泳ぎの基本はプロデューサーから教わりましたね!」

幸子「まぁ、一応は」

茜「わかりました! では、クロールの練習をしましょう!」

幸子「クロールというのはこう……腕の力で、グッ! って感じに水をかいて、バッ! という具合に息継ぎをして、足をダダダッ! ってするんです!!」

幸子「つ、つまりどういうことですか!?」

茜「あー、えっとー、実際にやってみましょう! 体を押さえてるので、グッ! と バッ! の練習しましょう!!」

51: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:56:25.61 ID:Rbh2jDDi0
数時間後


no title



モバP「良い夕焼けだよね~」

茜「遅くなりました!」

幸子「ぜぇ……はぁ……」

モバP「みんな元気ですかー!!」

茜「元気ですよー!!」

幸子「今それどころじゃ……ないです……」

52: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 12:59:20.01 ID:Rbh2jDDi0
モバP「ぼーっとしてんじゃないの今」

幸子「茜さんのトレーニングが、あまりにもボンバーだったので……」

モバP「焼酎飲めば、疲れが止まる!」

幸子「未成年ですよ!」

モバP「カロリーゼロのノンアルコール! アサヒダブルゼロがあるじゃないか!」

茜「いえ、ここは養命酒を飲みましょう!」

幸子「とりあえず休ませてください……」


no title



53: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 13:03:29.04 ID:Rbh2jDDi0
茜「プロデューサー! プロデューサー、聞いてください!」

茜「ここ数時間で、幸子ちゃんはぐぐっと泳げるようになったんですよ!」

茜「クロールとかもう完璧です! 次は平泳ぎにチャレンジしても良いと思います!」

モバP「おめでとう! おめでとう!!」

幸子「はぁはぁ……ありがとう……ございます……」

茜「幸子ちゃんは飲み込みが早いです! さすがです!」

幸子「ボクはカワイイですからね! 当然です!」

54: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 13:06:14.87 ID:Rbh2jDDi0
茜「これで幸子ちゃんも日本一、いや世界一のアイドルになれます!」

幸子「そうですね。もうなんか泳いで頭真っ白にしたら、日本一や世界一になれるような気がしてきました」

幸子「でもカワイイボクには、それじゃあ狭すぎますね。宇宙に可愛さを轟かせるくらいが、まあ妥当でしょう! ふふん!」

茜「宇宙一……!? なんてスケールの大きな……!」

茜「宇宙に轟くアイドル、なれるんでしょうか……」

モバP「できないこと、無理だって諦めているんじゃないですか」

茜「プロデューサー……」

モバP「ダメだダメだ! 諦めちゃダメだ!」

55: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 13:07:57.49 ID:Rbh2jDDi0
モバP「ダイヤって輝いてるよね」

モバP「何故ならば、ダイヤは自分の力……自然の力で思いっきり表現しているからです」

モバP「努力も一緒だと思う」

モバP「努力は誰のためにやっているんですか?」

茜「努力は……ファンの皆さんのためにですかね!」

幸子「そうですね。応援してくれる人達のためにやっているようなものですね!」

モバP「違う!!」

茜「!」

幸子「!?」

56: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 13:10:46.19 ID:Rbh2jDDi0
モバP「自分のため! 誰のためでもない!!」

モバP「自分の努力になれば、君の努力はダイヤになる!!」

茜「自分のための努力……!」

モバP「輝いてますか? 輝きたいと思ってますか?」

幸子「ボクは何もしてなくでもバンバン輝いてますよ! ふふーん!」

茜「私も、輝いている……とは思いますけど!」

モバP「だったら自分の考え、しっかりした基本っていうものを持ってごらん」

モバP「自分の強さに、気付くことが出来るよ!」

モバP「君はダイヤの原石だ!」

57: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 13:13:08.60 ID:Rbh2jDDi0
茜「プロデューサー……!」

幸子(あれ、Pさんがいつもより格好よく見える……)

モバP「全てポジティブに行動してごらん! ポジティブ! 積極的な言葉を出してってごらん!」

モバP「そう! そうすれば、どんなものに対しても立ち向かっていける!」

モバP「元気になれ! 明るくなれ! いつも、笑顔でいよう!!」

58: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 13:15:37.71 ID:Rbh2jDDi0
茜「もう、何か、燃えてきました!!」

茜「みんなと一緒なら、プロデューサーと一緒なら、今なら何でもできる気がします!!」

幸子「ふふん! Pさんがどうしてもって言うのなら、ボクも頑張るしかありませんね!」

幸子「世界にカワイイボクの存在をアピールしてみせますよ! もちろんPさんが、そばにいてくれたらの話ですが」

モバP「ずっとやってみろ! 必ず目標を達成できる!」

モバP「俺は、何があっても応援するよ!」

59: ◆CTtxy3Bv6A 2014/08/23(土) 13:17:34.64 ID:Rbh2jDDi0
茜「プロデューサー最高です! 今、モーレツに青春感じてます!」

茜「そうだ! 日も傾いていますし、このまま夕日に向かって走りましょう!」

幸子「えっ、どうしてそうなるんですか」

モバP「俺について来い!」

モバP「元気に、行こおおおおおおおお!!」

茜「ボンバーーーーーーーーーー!!」

幸子「いや、ねぇ、話について行けないんですけど!?」

モバP「また明日!」

幸子「また明日って何ですか! 現地解散する気ですか! Pさんが途中まで送ってくれないと帰れないんですよ! ちょ、ちょっと二人とも!!」




――fin――