えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSSをまとめています。

    氷菓

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/19(月) 18:02:07.82 ID:M5ZhyYheO
    奉太郎「里志、実はオレは千反田に告白しようと思っている」

    放課後、部室にはオレと里志の二人しかいない。

    オレは一番信頼できる親友に、募っていた思いを吐露した。

    里志は少し驚いたような表情を見せた。

    里志「あの奉太郎が告白!? 気は確かなのかい? 奉太郎?」

    奉太郎「オレだって人を好きになることぐらいある。お前も薄々分かっていたんじゃないか?」

    里志「……まあ、そうだけどさ」

    里志はオレから目線を逸らした。

    引用元: 奉太郎「千反田、最後はお前が選べ……」 



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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 17:52:09.02 ID:HTcwDbLhO
    える「……すみません。折木さんの思いには応えられません」

    それ以降の言葉は全く頭に入ってこなかった。

    正直、成功すると思っていた。

    今までの千反田のオレに対する態度はなんだったのか?

    単なるオレの勘違いだったのか?

    やはりオレには灰色がお似合いだということなのか?
    える「では……失礼します……」

    千反田は身を翻えすと、そのまま行ってしまった。

    引用元: 奉太郎「千反田、オレと付き合ってくれ」 


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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 12:59:46.54 ID:3nYlbJKZO
    える「そうですね。この3年間あっという間でした」
    まやか「もうセンターまで1ヶ月しかないもんね」

    まやか「それが終わったら自主登校でその一ヶ月後には卒業式だもんね」

    里志「ところでさあ皆はどこの大学受けるの?」

    まやか「私は漫画の専門学校」

    奉太郎「オレは神山大学かな。近いし」

    里志「ははっ奉太郎らしいや」

    里志「千反田さんは?」

    える「東京大学です」

    引用元: 奉太郎「もう卒業……か…」 



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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:14:17.77 ID:Qx4ueG7P0
    里志「古典部?意外だね。省エネ奉太郎が自ら部活動なんかに手を出すなんてさ。」

    奉太郎「ああ。姉貴の命令なんだ。断ればどうなるかわからない。」

    里志「あはは。それはこわいね。でも奉太郎、僕はもう手芸部に入ることにしてるし総務委員会にも入ってるから付き合ってあげられないよ。」

    奉太郎「子供じゃないんだ。部活ぐらい一人で入れる。というか姉貴の話じゃ、部員0で廃部寸前だそうだ。」

    里志「へえ。じゃあほんとに一人じゃないか。まあ学校に自分専用のフリースペースがあるというのも悪いもんじゃないよ。」

    里志「じゃ、奉太郎、悪いけど僕は手芸部に行くよ。」

    奉太郎「ああ。俺もとりあえず部室の確認がてら地学準備室に行ってみるよ。」

    引用元: 奉太郎「古典部には俺しかいないからな……。」 


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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/14(金) 05:34:32.75 ID:7Iy35H5l0
    える「お、折木さん」

    奉太郎「その経営的戦略眼についてだが、俺が修めるというのはどうだろう?」

    える「どうして急に下の名前……え?」

    奉太郎「……」

    える「折木さん、それって…その」

    奉太郎「結婚しよう、える」

    える「」

    引用元: 奉太郎「…なあ、える」 える「!?」 


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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 16:54:40.14 ID:hP4VAerz0

    千反田「おーれっきさんっ」キュッ

    折木「…なんだ」

    千反田「今日はとてもいい天気ですねっ」

    折木「そうだな」

    千反田「ここのところいっつもいいお天気ですねっ」

    折木「…そうだな」

    千反田「ふふふっ」スリスリ


    引用元: 折木「千反田が事あるごとに腕に抱き着いてくる」 


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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/07(金) 22:37:51.34 ID:mgcipvun0


    摩耶花「それってストーカーじゃない!」

    夕暮れの地学準備室―――我らが古典部の部室に、突如伊原の怒声が響き渡った。
    いや、本当は突如でも何でもないのだろうが、
    前後の話を全く聞いていなかったのでひどく唐突に聞こえた。
    俺は文庫本から視線を上げる。

    折木「急に大声を出すな。どうした?」

    える「!」

    摩耶花「はぁ?あんた聞いてなかったの?」

    伊原はあからさまな非難の眼差しを俺に向ける。
    それはつまり、いつも通りの表情で、ということだ。


    引用元: 折木「俺が過去になる前に」 


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    ドラマ 折木奉太郎(中村悠一) 千反田える(佐藤聡美) 福部里志(阪口大助) 伊原摩耶花(茅野愛衣) 入須冬実(ゆかな) 遠垣内将司(置鮎龍太郎) 十文字かほ(早見沙織)
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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/07(金) 03:12:52.90 ID:ANvQuVpr0
    える「またクラスの男の子に告白されてしまいました」

    折木「えっ」

    える「どうも、わたしの言動は男の子を期待させてしまうみたいです」

    折木「」

    引用元: える「困りました…」 


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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/07(金) 08:09:11.35 ID:EVuIMuyE0
    千反田「私、折木になります!結婚してください!」

    引用元: える「・・・になります」ほう「ん?」 


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    前回 奉太郎「神山市で殺人事件?」

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 20:18:45.93 ID:A+d8pujr0
    二日目

    引用元: 奉太郎「神山市で殺人事件……?」 


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    4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 00:04:40.41 ID:EZabPwQi0
    奉太郎「神山市で殺人事件?」

    里志「そ、ここら辺では知らない人は居ないと思っていたけど……」

    里志「省エネ主義の奉太郎は知らなくて当然だったかもね」

    確かに、ニュース等はほぼ見ていない。

    だが、朝の新聞くらいには眼を通している。

    単純に見逃していたのか……

    摩耶花「それにしても限度って物があるでしょ」

    摩耶花「毎日テレビでもやってるって言うのに……」

    摩耶花「ましてや殺人事件よ? 身の回りの情報を集めるくらいにはエネルギー使いなさいよ」

    伊原が呆れた様な顔をしてこちらを見る。

    奉太郎「しかしだな……いきなりそんな話をされても現実味が無いと言うか」

    奉太郎「第一、もう犯人の目星は警察も付いているんじゃ無いのか?」

    える「それが犯人に繋がる証拠はゼロなんです!」

    と、扉を開け勢いよく入ってきたのは古典部部長のお嬢様。

    える「警察も犯人の影すら掴めていないようです……」

    引用元: 奉太郎「神山市で殺人事件?」 


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    前回 入須「すまない、失礼する」

    7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/15(水) 00:29:48.84 ID:X1ez4HOJ0

    ・古典部部室

    奉太郎(二日続けて部室に誰も居ないと言う類稀な奇跡が起きたと思ったんだが…)

    奉太郎「…またですか、先輩」

    入須「随分不服そうだな」ガタッ

    奉太郎(またしれっと座ったな、この人)

    奉太郎(そういえば昨日も、この人のおかげで奇跡が泡と消えたんだったな)

    引用元: 入須「折木君、居るか?」 



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    7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 00:58:25.57 ID:nT6o4IIP0

    古典部部室

    奉太郎(千反田は家の用事、里志は手芸部、伊原は漫研)

    奉太郎(校舎内に於いて奇跡とも言える空間を確保できたと思ったんだが…)

    奉太郎「…何の用ですか、先輩」

    入須「用事がなくては来てはいけないのかな?」

    奉太郎「…いえ、そう言ったルールはありませんが…」

    引用元: 入須「すまない、失礼する」 


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    奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」 前編


     
    222: ◆2cupU1gSNo 2013/11/22(金) 19:54:15.10 ID:yRRc3bFN0


    「それで千反田がどうしたんだ。 
    なにか急用でもあるのか?」 


    「いえ、用は……ないんですけど……」 


    歯切れが悪い。 
    マラソン大会前後で大日向と千反田に起こったことを考えれば無理もない。 
    あの件はまだ大日向の胸の中に大きな翳を落としているのだろう。 
    それに関して俺にできそうなことは今のところない。 
    俺にできそうなのは、もしも、万が一、ほとんど存在しない可能性だろうが、 
    またいずれ大日向が古典部に関わろうと思えた時、その背中を軽く押してやることくらいだろう。 
    大日向にまだその意志がない以上、俺にはなにもできないのだ、まだ。 


    「用がないのに部室の前にいるってことは偵察でもしてるのか?」 


    「……はい」 


    冗談のつもりだったが、大日向は真面目な表情で頷いていた。 
    本当に偵察だったのか。 
    だがなんのために? 
    俺がそれを問うとまた大日向の表情が曇った。 
    そういえば大日向は表情がよく変わる、そういう喜怒哀楽の激しい後輩だった。 


    「偵察しているのは、千反田先輩です」 


    「千反田のなにを?」 


    「千反田先輩なんですけどね、一年生の間でも有名なんですよ? 
    ファンも結構いるみたいなんです、男子にも、女子にも。 
    だから自然と千反田先輩の噂は耳に入ってくるんです。 
    それに、ほら……」 


    「そうか、お前のクラスには里志の妹がいるんだったな」 


    「はい」 


    里志の妹。 
    下級生の女子でありながら、里志を遥かに超えた変人。 
    俺も何度かひどい目に遭わされたが、それは今は重要じゃない。 
    重要なのは里志の妹と大日向の仲がかなり良いということだ。 
    おそらくはまだ大日向の中では「友達」ではないのだろうが。 
    とにかく大日向が千反田の噂を耳にする機会は、 
    単なる一年生という立場の者よりも遥かに多いだろうことは想像に難くない。 


    「聞いたんです、あたし」 


    「なにを?」 


    「千反田先輩が軽音部でドラムを叩いたって。 
    それも一朝一夕でできるような叩き方じゃなかったって」 


    人の口に戸は立てられない。 
    とりあえず伊原が口止めしていたのだが、やはり誰かから漏れてしまったらしい。 
    まあ、当然か。 
    全く情報を与えていなかったはずの里志ですら、その当日に軽音部に顔を出したのだ。 
    当日から既にあちこちに知れ渡っていたということだ。 
    千反田がドラムを叩くというある意味センセーショナルな話題を、暇な生徒たちが放っておくわけがない。 


    「千反田先輩、ドラムなんて叩けたんですか?」

                                                                                                                引用元: 奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」
     
      
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    【奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」 後編】の続きを読む

    1: ◆2cupU1gSNo 2013/06/09(日) 18:24:36.09 ID:Zr8YYylw0


    序章 カチューシャとポニーテール


    1.六月二十五日


    夕暮れ迫る放課後の校舎。
    俺は決して軽やかとは言えない足取りで古典部の部室に向かう。
    別に部室までの移動時間を無駄だと感じているわけではない。
    高校一年の生活を無事……とは言えないかもしれないがとにかく終え、
    二年に進級して二ヶ月を経過したせいもあってか、俺はこの移動時間を多少は有効に使えるようになっていた。
    なんてことはない。
    単に移動中、読んでいる文庫本のあらすじを思い出しているだけのことだ。
    だが、それだけで億劫になりがちな移動も多少は悪くないと思える。
    多少の差ではあるが、部室までの果てしなく長い道程に考える事が全く無いよりはずっといいだろう。
    それに部室の椅子に腰を落ち着けてから、
    さてこの本はどんな展開だったか、と頭を捻るのはとてもエネルギー効率が悪い。
    ならば、省エネを心掛ける俺にとって、恐らくこれはベストな選択なのだろう。

    それでも、俺の足取りが軽やかでないのには当然ながら理由がある。
    我が古典部の部長、千反田えるのことだ。
    過去一年、数限りなくとまでは言わないが、千反田にはかなりの面倒事を持ち込まれた。
    本当に面倒なら無視してしまえばいいじゃないか、
    とは里志によく言われるのだが、俺にはそれが最善の策だとは思えない。
    一年にも渡る付き合いを経ても、あいつはまだ分かっていないのだ。
    あのお嬢様は分からないことを気にし始めると、完全な前後不覚に陥る。
    好奇心の獣と化した千反田を放置するなど、想像するだに後のことが恐ろしくなる。
    一度火の点いた千反田の好奇心を放置したが最後、
    数日後にはまず間違いなく二倍、いや三倍は面倒臭い事案になって、俺の下に舞い戻って来ることだろう。
    問題の先送りは決して事態を好転させないのだ。

    だとするならば、被害の少ない内にとにかく千反田を納得させる。
    それがいつの間にか俺の高校生活の処世術になっていたし、別にそれが嫌だというわけでもない。
    千反田も千反田でかなり特殊な例だとは思うが、
    千反田以上に面倒な人間を嫌でも相手にすることもいつかはあるだろう。
    例えば姉貴とか。
    それを思えば、千反田の好奇心に付き合う程度なら特に問題はない……はずだ。


    「とは言っても」


    古典部の部室。
    つまり地学講義室に辿り着いた俺は、横開きのドアに手を掛けてから小さく呟いた。
    誰に聞かせるつもりでもない言葉だ。
    強いて言えば自分に言い聞かせる言葉か。
    千反田の好奇心旺盛な姿には慣れてきた。
    たまに億劫になることもあるが、古典部の活動が嫌いなわけでもない。
    里志の弁ではないが、学内にプライベートスペースを持てている利点も大きい。
    だが、それでも、やはり俺は千反田の姿に戸惑っているのだろう。
    今の千反田の姿と素振りと様子に。
    だから俺の部室までの足取りは決して軽くなかったし、今現在も部室に入るのに躊躇してしまっているのだ。

    いっそ今日は部室に顔を出すのをやめておこうか。
    そんな考えが俺の中で頭をもたげてくる。
    しかしそれはさっき俺自身が考えていた通り、問題の先送りでしかない。
    問題の先送りは後々に巡り巡って俺の前に姿を現す。
    それくらいは俺にも分かっているのだ。

    一度だけ大きく溜息をつく。
    情けない事だが自分で自分が緊張しているのがよく分かった。
    だが、ここで考え込んでいても、それこそ問題の先送りにしかならない。
    俺は半ば諦念混じりに、軽く手に力を込めてドアをスライドさせる。
    西向きの窓から夕陽が見え、その眩しさに俺は目を細める事になった。
    その目を細めるという行為に、俺は妙な懐かしさを感じていた。
    つい二週間前まで、部室に誰かが来ている時には夕陽を目にする事がほとんどなかったからだ。

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370769875

    引用元: 奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」

     

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    5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:20:32.45 ID:1pmhkOcB0
    ある日の放課後、俺は一人で地学講義室にいた。

    一人で部室にいるのは特に珍しいことでもない。

    その内誰かが来るだろうし、来ないなら来ないでゆっくり読書ができる。

    これ幸いと俺はいつもの席に座り、読みかけのペーパーバックを開いた。

    最近はすっかり夏らしくなり、容赦ない日差しが外で部活動に勤しむ生徒たちを苦しめている。

    できることなら太陽が高いうちは外を出歩きたくないので、

    俺の古典部への出席率が高くなったのも自然の帰結だ。

    引用元: 奉太郎「千反田がラブレターをもらった?」 



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    2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/19(木) 00:22:49.79 ID:9mtCTMIXo
    久しぶりに目覚めがよかった。眠りが深かったんだろう。
    すっかり寒い季節になってしまったので、布団からでるのは億劫だった。時計の針は十一時を示していた。もうじき昼にもなる。ずっとこうしてはいられない。のっそりと立ち上がり、部屋のカーテンを開けて空を見上げた。どうやら今日は曇り空のようだ。どんよりとした灰色の雲が空一面に敷き詰められている。晴れていたら散歩にでも出かけようと思ったが、この空を見るとどうにも気が進まない。今日はせっかくの休日だ。家でゆっくりとしていよう。
    とりあえず目覚めの一杯にコーヒーでも飲もうと湯を沸かした。ポットを眺めていると、ふと先ほど見た雲の様子が頭に浮かんだ。その雲の色は、高校生だった頃の出来事を思い出させた。

    「灰色か……」

    引用元: 奉太郎「冬空を見上げて」 



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    5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:08:33.46 ID:U19VZ35Y0
    季節は夏真っ盛り。気温はゆうに三十度を超える猛暑だ。

    そんな暑さの中でわざわざ熱々のものを食べたいと言うつもりはない。

    暑い夏の昼に冷たいそうめん。実に理に適っている。

    しかし、だ。

    奉太郎「これでもう三日連続じゃないか。他に食材がないわけじゃないだろう」

    える「だめですよ折木さん。できるだけそうめんを消費するように、と供恵さんから言われたじゃないですか」

    奉太郎「でもなあ、さすがにこの三日の昼飯と晩飯が全部そうめんってのはいくらなんでも……」

    える「世の中には食べたくても食べられないで苦しんでいる方がたくさんいるんですよ。

       私たちは恵まれていることに感謝しないといけません」

    引用元: える「今日のお昼ご飯はそうめんですよ」 奉太郎「またか」 


     

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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/19(火) 23:49:34.88 ID:xomOHxzd0

    える「どうして止めるんですか折木さん!」

    折木「今出て行ったら死ぬぞ」

    える「でも田んぼが……」

    折木「落ち着け。無理に下校するなと学校側も言ってただろ」

    える「ですが、稲が!稲が倒れてしまったら……!!」

    折木「千反田」

    える「!」

    引用元: える「私、田んぼの様子が気になりますっ!」 折木「やめろ」 


     

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    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:24:15.04 ID:x52s1w4y0

    伏羲「のう、そこの眠そうな目をしたお主だ」

    折木「………」

    折木(ありのまま起こったことを話そう)

    折木(学校の帰りに妙なヤツに絡まれた)

    伏羲「分かっておるのだろう?無視するでない!」

    引用元: 伏羲「のう、そこのお主」 折木「」 


     

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    【伏羲「のう、そこのお主」 折木「」 (氷菓×封神演義)】の続きを読む

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/13(水) 17:10:07.44 ID:+eHV3iqF0

    伊原「人らしい感受性が死んでるアンタが最近の音楽なんて知ってるわけないし」

    折木「」

    伊原「かと言って頑なに歌わないのも面倒くさいから、
       童謡とか唱歌みたいな面白くもなんともない歌でさっさと流してお茶を濁すタイプよね」

    折木(こいつ、言わせておけば……)

    引用元: 伊原「折木ってカラオケに行って童謡とか歌うタイプよね」 折木「」 


     

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    【伊原「折木ってカラオケに行って童謡とか歌うタイプよね」 折木「」】の続きを読む

    1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/26(土) 21:26:47.28 ID:VfO7+EZN0
    ―――地学準備室(古典部部室)


    福部「………」

    折木「…………」ペラッ

    福部(ホータロー……今何て言った?)

    福部(幻聴……いや、聞き間違い?)

    引用元: 折木「えるたそ………」 福部「」 


     

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    2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/19(木) 00:22:49.79 ID:9mtCTMIXo
    久しぶりに目覚めがよかった。眠りが深かったんだろう。
    すっかり寒い季節になってしまったので、布団からでるのは億劫だった。時計の針は十一時を示していた。もうじき昼にもなる。ずっとこうしてはいられない。のっそりと立ち上がり、部屋のカーテンを開けて空を見上げた。どうやら今日は曇り空のようだ。どんよりとした灰色の雲が空一面に敷き詰められている。晴れていたら散歩にでも出かけようと思ったが、この空を見るとどうにも気が進まない。今日はせっかくの休日だ。家でゆっくりとしていよう。
    とりあえず目覚めの一杯にコーヒーでも飲もうと湯を沸かした。ポットを眺めていると、ふと先ほど見た雲の様子が頭に浮かんだ。その雲の色は、高校生だった頃の出来事を思い出させた。

    「灰色か……」


     

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    1: ◆KM6w9UgQ1k 2017/01/09(月) 18:30:21.64 ID:fiJYedV+0
     湯船に肩まで浸かり、深く息を吐き出す。

    一日の疲労の、最後の一滴までもその呼気に混ぜ吐き出してしまうように念入りに。

    一日一日がまさしく光陰矢の如く過ぎ去っていく。昨晩も風呂場で同じことを私は考えていた。

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1483954221

    引用元: あなたの物語を。トエル 『氷菓』 



     

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    1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/31(木) 22:48:38.23 ID:/XEspcUAO
    える「折木さん、折木さん。とりっくおあとり~と!」

    奉太郎「…そのかぼちゃ見覚えあるな、製菓研か?」

    える「はい!ハロウィンなのでお借りしました!」

    える「とりっく、おあ、とり~と」

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383227318

    引用元: える「とりっく おあ とり~と」 


     

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    1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/11/17(月) 22:23:30 ID:nxjjqxjs
    奉太郎「そうか、ならかほさん」

    かほ「うん?」

    奉太郎「なぜあなたは今俺の家の玄関にいるんだ?」

    かほ「それは折木君がいれてくれたからでしょ?」

    奉太郎「悪かった、言い方を変えよう、・・なんで俺の家に来たんだ。というかなぜ俺の家を知ってる」

    引用元: 奉太郎「十文字さんだっけか?」 かほ「かほでいいわよ」 

     

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    2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/06/06(金) 18:49:45 ID:anumyLrY
    える「……」

    奉太郎「……」ペラッ

    える「……」

    奉太郎「……」ペラッ

    える「……」

    奉太郎「……」ペラッ

    える(気まずいです……)

    引用元: 奉太郎「憧れのサラサラヘアー」

     

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    1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/05/24(金) 01:21:32 ID:jOhDlT1w
    える「……さん」

    奉太郎「ぅん……」

    える「折木さん! 折木さん!」

    奉太郎「ん、ん……」

    える「折木さん! 大丈夫ですか!」

    奉太郎「ち、千反田か?」

    える「良かったぁ。目が覚めました」

    奉太郎「あ、頭が痛い」 



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    【える「わ、私。気になり…ません」】の続きを読む

    1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/22(土) 03:46:20.27 ID:KkPVXjy10


    奉太郎「ああ、俺も好きだ、千反田」


    える「では、お付き合いいたしましょう、折木さん」


    奉太郎「そうだな、俺からも頼む。千反田、付き合ってくれ」


    える「ふふ、ではこれからよろしくお願いします」


    奉太郎「ああ、こちらこそよろしく頼む」



    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371840380

    引用元: える「折木さん、好きです」 

     

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    2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 17:39:00.46 ID:Sy2hxobt0


    ある日の放課後。地学準備室。


    古典部の部室にいるのは、俺と千反田だけ。


    今日も机を挟んで、向かい合わせで静かに読書をしている。

    引用元: 奉太郎「千反田の耳元でささやいてみる」 

     

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