名古屋市南区の名鉄線踏切で21日午前、電車にはねられた高齢の男女は、その後の南署の調べで、同市南区呼続元町、無職森田秀雄さん(91)と妻の喜三子さん(84)と確認された。

 喜三子さんに続き、秀雄さんも収容先の病院で外傷性ショックなどで死亡した。

 発表によると、2人は、近くの医院で診察を受けて帰宅する途中だったとみられる。電車の運転士によると、どちらかが踏切内で倒れ、もう1人が助けようとしていたらしい。

 近所の住民らによると、秀雄さんは目が不自由で、喜三子さんとともに週に1、2回、自宅から約200メートル離れた医院で診察を受けており、この日も2人そろって医院の方へ歩いて行ったという。

 現場には、2人の靴や喜三子さんの手押し車が残っていた。近所の女性(73)は「喜三子さんは足腰が弱く、いつも手押し車で歩いていた。『今度、孫娘が結婚する』と言って、楽しみにしていたのに」と涙ぐんだ。

 踏切は長さ9・5メートル、幅1・8メートル。名鉄によると、警報機と遮断機は正常に作動していたという。

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