Bloga enneagramica (ブロガ・エニアグラミカ)

IT革命の先にある社会の創造に貢献することを目的として、拙いながらも文章を紡いでおります。 (管理人:enneagram)

クイーンの「愛にすべてを」も「伝説のチャンピオン」も名曲だと思う

クイーンの「愛にすべてを」と「伝説のチャンピオン」がどんな歌なのか、楽譜を調べてみた。


どちらも6拍子の歌であった。


どちらも、分数コードや特殊なコードが頻出する。アレンジをしているのはブライアン・メイなのだろうと思う。


「愛にすべてを」は、5声のコーラスが採用され、「伝説のチャンピオン」には、長2度の転調がある。フレディ・マーキュリーは、優れた作曲家である。


今度、「バイシクル・レース」についても、楽譜を調べてみようと思う。


クイーンが創作する音楽は、いろいろ工夫された音楽である。


付記:「バイシクル・レース」は、5声のコーラスあり、めまぐるしい変拍子あり、大きな転調ありの、きわめて音楽的構築度の高い作品である。フレディ・マーキュリーの作曲家としての卓越は、とんでもないもので、中島みゆきなどまるっきり問題にならない水準を達成している。この点も報告しておく。

小飼弾氏の読書法

テレビで、小飼弾氏が読書している場面が映って、共演していた若い女の子が、「そんなに速く本を読んで、小飼さんは、内容が分かっているのですか」と質問したら、小飼さんは、「書物なんて言うのは、一冊の本で一行か二行心に残るところがあれば、それでもう収穫ありなんです」と回答した。読書なんていうのは、そんな取り組みでよいのかもしれない。もちろん、小飼さんだって、本当に重要な書物は、何回も熱心に読み直して、内容を全部頭の中に叩き込むような読み方をしているはずである。しかし、ほとんどの書物は、速読で、なんとなく読み飛ばしていれば、なにかしら情報を入手出来ているという程度で十分な内容しかないのであろう。


私なんかもある程度英語の本を読んでいるけれど、内容がしっかり読み取れているわけではなく、わからない単語の中から、意味を知っている単語を探し出しているだけみたいなものである。読書法としては、小飼流である。フランス語やドイツ語の本を読む場合も同様である。それでも、そういうのが全く無意味な読書というわけでもない。


いま、エドマンド・バークの「フランス革命についての省察」を英語の原書で読んでいるけれど、わからない単語がたくさん出てくる。それでも、これはミススペルだなという単語は、なんとなくわかる。そして、小飼流の速読に近い英語の書物の読書法でも、バークが、1688年のイギリスの名誉革命を極めて重視していること、バークが名誉革命を革命(revolution)ではなく、復古・復旧(restoration=維新)として認識していることくらいはわかる。この程度のことがわかるだけでも、読書した意味があると思う。日本語の翻訳で読んでもいいのだけれど、やはり、英語の原書で読むと、翻訳とは違う印象と感想を持つものである。そのうち、カントの「純粋理性批判」も英訳で読みたいと思っている。もちろん、読書法は、小飼式である。一行か二行心に残るところがあれば収穫ありである。


読書の上手な人は、読書で怠けることができる人である。そして、その怠け方が上手だと、読書能力が売り込みの能力に転化する。みんなに、小飼式読書法の習得をお勧めしたい。

ラテン語の成句の引用

セルバンテスの「ドン・キホーテ」の英訳を読んでも、バークの「フランス革命についての省察」の原書を読んでも、ラテン語の成句がたびたび出現する。セルバンテスもバークも古典の教養の持ち主だったのがわかる。


日本語の文章でも、古典の教養の持ち主の文章は、故事成語とか、短歌とか、俳句とか、漢詩の一節などの引用があることが多いものである。


こういう古典語の警句とか格言というのは、叡智の表現なのだと思う。現代語による表現は、理知の表現であろう。


理工系の作文で、古典の教養をひけらかす必要はないが、人文系の作文なら、古典の教養があったほうが、説得力が増すような気がする。ラテン語古典とか、漢文とか、サンスクリット古典とか、やはり、重要な知的財産なのだろうと思われる。

エドマンド・バークの基本的な考え方

いま、エドマンド・バークの「フランス革命についての省察」の英語の原書を読んでいる。それで、本文の前の解説を読んで知ったことを紹介しておこうと思った。


この本は、フランス革命が起こってから、ナポレオン独裁という形でフランス国内的には革命が事実上終結するまえに著作され、発表されたらしいが、刊行とともに、イギリス国内では、すぐにベストセラーになったらしい。ヨーロッパ大陸でも、ポーランドやオーストリアではずいぶん話題になり、ポーランドの貴族の中には、読後、バークに感謝状を贈った人さえいるそうである。ロシアの貴族の中にも、イギリスからこの本を取り寄せて熱心に読みふけった人が少数だがいたそうである。ただ、当時は、政治学の教科書、理論書として読まれたのではなく、フランス革命についての悲観的な未来予測本として話題になり、人気著作になっただけらしい。


バークの政治学についての考え方は、コンドルセやルソーの考え方を徹底的に排斥するところから出発するらしい。コンドルセという人は、政治学を、数学の一分野にする構想を持っていたそうである。ニュートンが力学を数学的に完結させたように、政治学も、同様に組織する考えを持っていたのがコンドルセらしい。ルソーは、権利の思想、特に自然権の思想を強調したが、バークは、権利というのは、社会的に時間をかけて形成獲得されたもので、所与の天賦の万人の権利などはないという考えの持ち主であった。


フランスのルソーや啓蒙思想家は、政治学を研究するための理念や哲学を出発点にし、重視するが、バークは、歴史や前例を、すなわち人間と人間性に関する事実を重んじた。バークにとっては、政治学にとって重要なのは、かつてどうだったか、いままでどうだったかであり、フランスの思想家たちのように、どういう風であるべきか、どういうことが可能かばかり考えるのは、社会破壊をもたらすと結論付けている。


バークの著書のはじめのほうに、政治的な神学者たちと神学的な政治思想家たちへの非難が記述されている。現実を調査することより、政治理念の構築にばかり熱中する政治家や政治思想家たちを、バークは軽蔑していた。


バークは、「フランス革命についての省察」のなかで、フランス革命を、フランスだけの事件でなく、全ヨーロッパの重大事、さらには、ヨーロッパだけでなく、全世界にとっての重大事件と判断していた。もちろん、災厄としてである。ロベスピエールのような幻視者の殺人狂は、フランス革命のような事件がない限り、社会的に浮上することがあり得ない人物であった。


いまのところ、バークの「フランス革命についての省察」を読んでみて、入手することのできた知識はこんなところである。これからも読み進めていって、読者に報告すべきことが見つかったら、その都度報告することにしたいと思っている。

春雨や風子って、なかなか哲人だなあ

春雨や風子ちゃんのツイッターサイトやブログはよく見ている。なかなか面白い。彼女に関心を持ったのは、新小岩で落語会を開いていることと、師匠の春雨や雷蔵師匠が東京都葛飾区出身であるのが理由である。まだ写真でしか見たことがないが、なかなかの美人である。


この人のつぶやきは、結構含蓄がある話が多い。いろいろな方面に問題意識を持っているのだろう。


大学では政治学を専攻し、大学卒業後は作家志望だったり、シンガーソングライターだったり、コメディアンをやってみたり、今は、落語家に落ち着いて、落語に情熱を傾けているようである。結婚したこともあり、離婚したこともあり、お子さんを育てていて、自分なんかより、奥深い人生経験を積み重ねている人みたいである。


この人の今後の立場は微妙である。兄弟子が本職の落語家とはいいがたい春雨や落雷先生で、弟弟子が、春雨や晴太君である。晴太君がいるから、風子ちゃんがどれほど卓越した落語家になっても、きっと、風子ちゃんは、春雨や雷蔵の名跡は、継承できないであろう。雷蔵師匠には、この人には気を使って、真打になってある水準に達したら、雷門の亭号の、なにかしらの名跡は襲名できるようにしてやってほしいと思う。


こういうことをいうと問題が大きいのだろうけれど、女性落語家がそれなりの立派な名跡を獲得するのは、現状極めて困難である。そんなわけで、自分の願望では、橘ノ双葉ちゃんには、真打昇進の時に、五代目小圓馬とまでは言わなくても、三遊亭のなにかしらの何代目かの名跡をできれば襲名してほしかった。前例ができれば、風子ちゃんも何かを名乗れる可能性が開けるし、川柳つくし師匠が将来、二代目川柳川柳を名乗るのもすんなりいくだろうし、古今亭菊千代師匠が古今亭圓菊を襲名することは現状できなくても、今後大きく成長できた時、弟子の古今亭駒子師匠が古今亭圓菊を名乗れるようになる可能性も開けると思うからである。女性落語家も、動機づけられるようにしないといけない。名跡というのは、古典芸能においては、現状、人気と実力だけではどうにもならない、エグゼクティブとしての肩書みたいなものである。女性も、落語という古典芸能の世界で、エグゼクティブに登用されるようにしないといけない。人気と実力がありさえすれば、だれでもが、初代林家三平や桂歌丸や柳家さん喬や春風亭小朝や春風亭昇太のように一代で大看板になれるというものではないのである。


話題が危ない方向にずれた。風子ちゃんの話に戻す。この人は、機転の利く人みたいである。落語ガールズをプロデュースしたのもこの人らしい。今後も注目したい人だし、次の新小岩落語会にはぜひ行きたいと思っている。
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