歴史、戦争、地球環境、菜食、思想、哲学、人間、神、スピリチュアル、悟り…
あらゆる角度から生命、宇宙、そして万物についての「究極の疑問の答え」を探るブログ。

2014年12月


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人間は「忘れる動物」なのだが、実は人間の記憶はなくならず、生まれてから現在までの記憶は、すべて脳の中に刻み込まれているという説がある。

つまり、忘却している状態なだけであって、記憶が消去されたわけではないという事だ。
で、この論法でいくと、何かの拍子で忘却のタガが外れれば、すべての記憶は再生できるという事になる。
何気にすげぇ。

これはパソコンで例えると、たとえファイルを削除しても、実際はディスク上では消滅してはおらず、復活ツールなどを使えば一度削除したファイルでも復活できる、というのに似ている。
犯罪捜査などで、押収した証拠品のパソコンに対して、そんなことが行われたりするのだ。

話がそれたが、さて、本当に人間の記憶は「なくならない」のか?
「一度覚えたことは忘れない」ことは実験的に立証されたわけでもなく、現在の学会の定説でもないらしいので、にわかには鵜呑みにできないのだが、しかし実際、忘れたくても忘れられない「完全記憶力」を持つ人々も、ごく少数だが存在している。
もっとも、この種の人々は努力の結果忘れないカラダになったわけではなく、もともとそういう体質で、医学的には一種の病気(サヴァン症候群)として扱われることがあるらしい。
これは極論すると、忘却の機能がうまく働かない「記憶障害」に近いと思う。
まぁ単純に想像してみても、「忘れられない」という事は、日常生活で非常に大きな苦しみとなりうるだろうという事は、すぐわかる。
なんてったって、仕事でミスして丸々一時間怒鳴られたこと、ずっと一緒だと思っていた家族との別れ、がんばって告白したのにフラれたこと、道ばたで犬のウンコ踏んづけたこと、三年前の朝ごはんのメニュー、何から何まで丸ごと全部忘れられないのだから。

と、ここまでは一般論的な話だが、そこで思い出されるのが自分自身の記憶である。
実は、自分にも生まれて間もないころの記憶が、しっかりと残っているのだ。
一例をあげるとそれは、お風呂での記憶である。

その時、自分は両親の手でお風呂に入れられていて、お湯の中をぷかぷかと浮いていた。
そしてあまりの気持ちよさからか、思わず風呂の中でウンチをしてしまったのだ。
しかし、なぜか「やっちまった」ような感覚はなかった。
罪悪感などなく、まるで当然のように、あくびをするのとあまり変わらない意識でウンチしたのだ。

その時の、お湯にぷかりと浮かんでいる緑色っぽい自分のウンチ、自分を両側から見下ろして笑っている両親の顔、首を支えられている感触(たぶんまだ、首が座っていないのだ)、風呂のお湯が波立って揺れ、自分のカラダに打ち寄せる感覚…。
音声は覚えていない(無音として記憶している)のだが、映像と肌の感触は、はっきりと頭に焼き付いている。

そしていつぞや、物心ついてから両親に聞いてみたところ、その時の事は両親も覚えていて、それは自分がまだ1歳以下(ほとんど新生児)のときの出来事だという。

不思議である。
自分でも、なぜその場面が記憶に残っているのか、さっぱりわからないのだが、とにかく覚えている。
そして少なくとも、自分自身のはっきりとした記憶がある以上、生まれて一年以下だとしても「記録」はしっかりとされていると、結論付けるしかないのだ。

もしかしたら、生まれた瞬間の産声を上げた記憶すら、思い出せる人もいるかもしれない。
いや、仮に思い出せなくても引き出せないだけで、人間すべてがこの世に生れ出た時の記憶は持っているかもしれない。
そして、それらの「引き出せない」記憶の数々は、知らず知らずのうちに人生に作用し、影響を及ぼしているかもしれないのだ。

さて実は、自分はこの「お風呂の記憶」だけにとどまらず、幼かった頃に起こった数々の出来事を、今でもありありと思い浮かべることができる。
頭を思いきり叩かれた記憶、二の腕をギリギリとつねられた記憶、くやしくて流す涙をバカにされた記憶…。 

だから、子どもに対して虐待などしてはいけない。
「物心つく前」だと思って、ナメてかかってはいけない。

子どもは、忘れてはいないのだ。
どんなに小さい時の出来事であろうが、思い出せないだけで、記憶にはしっかりと刻まれている可能性がある。
そして、子どもに対してとった行動は、いいことも悪いことも全部含め、いずれほぼ同じ形で、親である自分自身に返ってくるだろう。

…除夜の鐘の音が聞こえる。
2014年ももうすぐ、終わりである。



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「一人一人、見ている世界は違う」
こんな事を言うと、ほとんどの場合「何を阿呆な」と思われるのだが、これは事実だ。

しかも、タネを明かせば実に当たり前のことである。
本当に一人一人、見え方は違うのだ。
どういうことか?

自分は以前メガネ屋で働いていたことがある。
メガネを作成する場合は、その人の視力を調べ、視力に合った度数のメガネレンズを用意する必要がある。
当然、度が合わないと、ちゃんと見えるメガネにならない。

メガネをつくる場合、まず店舗にある機械を「両目でのぞいてください」と言われることが多い。  
そしてその機械を通すと、その人の「近視」と「乱視」の度合いが、数値となってプリントされてくる。
一般的に、その数値が大きいほど「度が強い」事になるわけだ。

で、メガネをかける必要のない視力1.0以上の人でも、機械を通して見てみると、微妙に近視・遠視や、乱視がある(数値が0.00ではない)のが普通だ。
さらに、右目と左目でも、微妙に数値が違う。
両目とも、近視・乱視の数値が両方「0.00」であれば、メガネをつくる必要は全くないのだが、そんな人はまずいない。
そしてさらに、指の指紋が一人一人違うように、誰一人として「同じ数値を持つ人」はいないのである。

この「一人一人数値が違う」のは、眼球と水晶体の形が関わってくるのだが、まぁそれはさておき、めがねを作るという事は、原則「近視(遠視)」も「乱視」もない世界の見え方を、メガネを通して体験することに他ならない。

当然の話だが、普段の視力が1.0の人と、0.5の人、0.1の人の見ている世界は、それぞれまったく違う。
例えば、視力が0.1の人は、視力を矯正しなければ常に「ぼんやりとした」世界が目の前に展開されていて、仮に一生メガネを掛けないとすれば、その見え方がその人の「世界」であり、「常識」なのだ。
つまり、メガネやコンタクトレンズをつけなければ、一人ひとり見えている世界は実際に違うのである。
そして、世界の見え方が一人一人違う以上、同じ事象を見たときのとらえ方、考え方が違ってくるのも、十分考えられる事なのだ。    
   
「それは見え方の違いだけだ。視力を矯正すれば皆同じ世界が見えるのなら、真実の世界はやはり一つだろう」
と言われるかもしれない。

しかし、本当にそうだろうか?
本当に、見えている世界が「真実」なのか?
今まさに、自分の目に映し出されている世界は、網膜に映った「ありのままの世界」を、視神経を通して脳が「独自に解釈」している世界に過ぎないのだ。

例えば、人間の目には「盲点」がある。
盲点に当たる視界に入った物は「見えない」。
我々の視界は常に「一部欠けている」のである。
これは、眼球の構造からくるもので、どうしようもない。

しかし、その盲点を、普段我々は認識せず暮らしている。
そもそも、視界の一部が常に「欠けている」などと言われても、信じられない人がほとんどだろう。  
しかし実際、我々の視界は一部欠けており、欠けている部分は見えていないのだ。
では、なぜ普通に「見える」のか?

からくりは、意外に簡単だ。
どういう事かというと、つまり、これは脳が見えていない部分を「補正」しているのである。  
本当は「見えていない」 のだが、画像補正ソフトよろしく脳が映像を上手く処理して、「見えている」事にしているのだ。
実によくできた脳の機能だと思うのだが、だとしたら・・・、本当の世界は、網膜にどう映っているのだろうか?

盲点を調べるサイトは、色々ある。
画面上で手軽に実験できるサイトも多数あるので、 気になる方は「盲点 調べ方」で検索してみるといいだろう。



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12/26のアップデートにて追加された新艦娘、朝潮型駆逐艦「山雲」を、さっそくゲット。海域は1-5(鎮守府近海)。

<編成>
軽空 隼鷹改 Lv48 (Ju87C×2・流星・彩雲)  
駆逐 浦風改 Lv47 (三式水探×2・三式爆雷)
軽巡 那珂改 Lv35 (三式水探×2・三式爆雷)
航戦 扶桑改 Lv68 (瑞雲六三四×2・瑞雲×2) 

…という、割とレベル低めの艦隊だったが、見事ボスでS勝利し「山雲」ゲット。 

山雲ゲット1(画像クリックで拡大)


…と、思ったのもつかの間、この画面から母港に帰る前に(右下の「帰」ボタンをクリックする前に)、まさかのブルースクリーン発生。

画面が真っ青になり、強制的に再起動がかかったので
「もしかしたら、消えたかも…」
と思ってのだが、再起動後あらためてログインし、確認してみると…。
    

山雲ゲット2(画像クリックで拡大)

…ちゃんとゲットできてました。
つー事で「山雲」をゲットしたというより、艦娘をゲット後、母港に帰る前に、ちゃんとデータは保存されているということが、図らずも確認できちゃったというお話でした。

ちなみに「山雲」は、新年最初のメンテナンスまでは中盤以前の海域でもゲットできるようなので、欲しい提督は今のうちに掘っておくといいと思います。
おすすめ海域は、やっぱり1-5(鎮守府近海)。



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